JP7381017B2 - 動画登録配信システム及び動画登録配信方法 - Google Patents

動画登録配信システム及び動画登録配信方法 Download PDF

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Description

本発明は、動画登録配信システム及び動画登録配信方法に関する。
従来より、ユーザーが、QRコード(登録商標)やバーコード等の二次元コードを端末装置で読み取り、二次元コードで指定されたアドレス(例えば、URL)へアクセスすることで、アドレスのウェブページを閲覧するシステムが存在する。
例えば、特開2006-155026号公報(特許文献1)には、登録用の2次元コードと、これに対応する配布用の2次元コードとを有する携帯電話を活用した動画視聴システムが開示されている。この動画視聴システムでは、登録用の2次元コードを携帯電話の2次元コードリーダーで読み取り、ホストサーバにアクセスするステップと、ホストサーバに配布用の2次元コードに対応した動画を登録するステップと、配布用の2次元コードを携帯電話の2次元コードリーダーで読み取り、動画を視聴するステップとを含む。これにより、配布用の2次元コードを年賀状や名刺等に印刷等すれば、そこから、携帯電話で動画を視聴することが出来るため、より一層親近感を与えることが出来、動画を利用して様々な演出効果を奏することが出来るとしている。
又、特開2008-225863号公報(特許文献2)には、初回登録ステップと、印刷媒体作製ステップと、動画登録ステップと、動画コンテンツ配信ステップとを備える動画コンテンツ配信方法が開示されている。初回登録ステップは、ユーザーが、インターネット接続端末を用いて運営者のサーバ上の初回登録用サイトに接続してユーザーの所定情報を登録し、ユーザーの専用サイトを運営者サーバ上に作成する。印刷媒体作製ステップは、運営者又はユーザーが、専用サイトへの接続情報を含む二次元コードを付した印刷媒体を作製する。動画登録ステップは、ユーザーが、撮影した撮影動画を、インターネット接続端末を用いて運営者サーバに送信し、専用サイトに登録する。動画コンテンツ配信ステップは、印刷媒体をユーザーから受け取った受取人が、インターネット接続機能及び二次元コード読取機能を有する携帯端末を用い、印刷媒体中の二次元コードを読み取ることで専用サイトに接続するとともに、少なくとも運営者サーバが専用サイトに登録されている撮影動画に広告サーバに登録されている広告動画を組み合わせた状態の動画コンテンツを受取人の携帯端末に配信する。これにより、印刷媒体を受け取った友人等のみが閲覧可能であり、不特定多数に公開する一般的なwebサイトよりも親密性、機密性、セキュリティ面に優れるとしている。又、運営者は広告動画に係る広告スポンサーより宣伝広告料を得ることが出来、ユーザーは無料でサイト設置を行なうことが出来、受取人は興味ある内容のコンテンツを取得出来、広告スポンサーは必ず閲覧される状態で広告動画を配信出来るといった、運営者・ユーザー・受取人・広告スポンサーの四者に相互にメリットをもたらすビジネスモデルを展開出来るとしている。
又、特開2014-216729号公報(特許文献3)には、少なくともwebアドレスがエンコードされた二次元コード及びユーザーIDを印刷した一対のカードと、当該二次元コードを読み取り可能な携帯型情報端末と、サーバ装置とを備えた動画配信システムが開示されている。携帯型情報端末は、一方のカードに印刷された登録用の二次元コードにエンコードされたウェブアドレスを通じてサーバに動画ファイルを送信する動画ファイル送信手段と、他方のカードに印刷された受信用の二次元コードにエンコードされたウェブアドレスを通じてサーバに登録された動画ファイルを受信する受信手段と、受信した動画ファイルを配信する配信手段を有する。サーバは、動画ファイルの登録処理手段と、動画ファイルの制御処理手段と、登録処理又は制御処理後によって作成、保存された配信ファイルの配信処理手段を有する。例えば、新郎・新婦と披露宴列席者との間で、動画配信が行われるシステムであって、一対のカードのうちの一方に記載された登録用の二次元コードを、新郎・新婦側が携帯電話やスマートファン等の携帯型情報端末で読み取り、予め動画を送りたい相手毎に撮影された動画を、ユーザーIDと共に、サーバに登録しておく。他方のカードは披露宴の席に、例えば、席札として配布されており、列席者は受信用の二次元コードを携帯電話やスマートファン等の携帯型情報端末で読み取り、エンコードされたウェブアドレスを通じてユーザーIDを入力することで、自分向けに予め録画された動画を受信し、ダウンロードし、配信する。これにより、披露宴において新郎新婦が中座しているときなどの余興を提供でき、しかも列席者ごとに宛てられた、個別的なメッセージ動画を配信可能であり、心のこもった歓待が可能となるとしている。又、他にも年賀状や、名刺、礼状、その他様々なカード類を利用して、様々な場面における新規で、心のこもったおもてなしが可能となるとしている。
又、実用新案登録第3214926号公報(特許文献4)には、非公開のデータ蓄積部と、公開データ編集部と、公開データ保存部とを備える葬儀用の会員データ管理装置が開示されている。非公開のデータ蓄積部は、インターネットを介して会員の端末装置から送られる会員個人のデータを蓄積する。公開データ編集部は、会員の死亡確認後すみやかに、非公開のデータ蓄積部のデータを、非公開データと公開データとに種別分けする入力命令を受け付ける。公開データ保存部は、該公開データ編集部を介して公開データを第三者に対して公開可能な状態で保存する。該公開データ保存部に格納したデータは、会員の葬儀参列者に提供する二次元閲覧コードを介してアクセス可能とする。これにより、葬儀事業者の会員が自らの意思に基づいて表現/作成した自分自身のデータを、会員の死後、葬儀参列者が、携帯端末等を介して容易に閲覧出来るとしている。
又、特開2007-174227号公報(特許文献5)には、携帯端末からネットワークを介して送信されたユーザーIDを識別し、ユーザーIDに関連づけられてデータベースに保存されている動画データをネットワークを介して携帯端末に配信することのできる動画配信システムが開示されている。動画配信システムは、2次元バーコードシールを介した動画配信システムであって、アクセスデータ管理手段と、ユーザデータ管理手段と、データ受信手段と、データ配信手段とを備える。アクセスデータ管理手段は、撮像手段を備えた携帯端末により、少なくともwebアドレス及び各複数シールの組ごとのユーザーIDをエンコードした2次元バーコードが印刷された2次元バーコードシールの表面を撮像し、デコードすることにより得られるwebアドレスが割り当てられているとともに、携帯端末から2次元バーコードから得られたユーザーIDがネットワークを介して送信されてきたときに、該ユーザーIDに関連づけられたユーザー情報がデータベースに保存されているかどうかを確認する。ユーザデータ管理手段は、ユーザーIDに関連づけられたユーザー情報がデータベースに登録されていない場合に、携帯端末からネットワークを介して入力されたユーザー情報をユーザーIDと関連づけてデータベースに保存する。データ受信手段は、ユーザデータ管理手段がユーザー情報をユーザーIDと関連づけてデータベースに保存した後、携帯端末からネットワークを介して送信された動画データを受信して、ユーザーIDと関連づけてデータベースに保存する。データ配信手段は、ユーザー情報及び動画データがデータベースに保存されている場合に、携帯端末からの要求に応じて、2次元バーコードから得られたユーザーIDにより特定される動画データをデータベースから読み出して、要求のあった携帯端末にネットワークを介して配信する。これにより、ユーザーは2次元バーコードシールを入手し、携帯端末により表面を撮像して動画配信システムにアクセスすれば、動画配信の準備を極めて容易に行うことができるとしている。又、サービスに対する対価が必要であれば、2次元バーコードシールを有料で頒布すればよいので、最も煩雑で個人情報漏洩の可能性も高い支払い方法についての手続を省略することができるとしている。更に、配信を受けようとする場合には、ユーザーがさまざまな箇所にシールを貼付しさえすれば、知人や不特定の他人が2次元バーコードシールの表面を撮像して手軽に配信を受けることができ、広範囲の人からの頻繁なアクセスが期待できるとしている。
特開2017-98760号公報(特許文献6)には、第1ユーザーが利用する第1ユーザー端末に、ネットワークを介して接続されるコンテンツ管理サーバを備えたコンテンツ管理システムが開示されている。コンテンツ管理サーバは、媒体関連データ記憶手段と、第1データ受信手段と、媒体判定手段と、コンテンツ管理手段とを備える。媒体関連データ記憶手段は、コンテンツを関連付けることが可能な媒体のそれぞれに対応する媒体関連データが、コンテンツと媒体との関連付けが行われる前に既に記憶されている。第1データ受信手段は、媒体から取得された第1データを、第1ユーザー端末から受信する。媒体判定手段は、媒体が正規のものであると判定するための条件として、第1データから得たコードが、媒体関連データ記憶手段に記憶されている媒体関連データの1つと一致することを含む。コンテンツ管理手段は、第1ユーザー端末から提供される第1ユーザーの登録指示に応じて、第1ユーザーにより指定されたコンテンツを、第1データから得たコードと一致した媒体関連データに対応する媒体に関連付けるよう制御する。コンテンツ管理システムは、媒体は物理的形状を有する媒体であって、かつ、コンテンツが関連付けられていない状態で第1ユーザーに提供される。これにより、コンテンツ提供者が、予め所定の識別データが付与されているカードを所定のコンテンツに紐付けることができるとしている。又、カードに付与されている識別データがカードに表示されている(含まれている)コードに埋め込まれている場合に、カードの偽造を効果的に防止することができるとしている。
特開2006-155026号公報 特開2008-225863号公報 特開2014-216729号公報 実用新案登録第3214926号公報 特開2017-98760号公報 特開2007-174227号公報
近年、スマートフォン等の携帯端末装置の普及と、携帯端末装置によるキャッシュレス決済の拡大により、二次元コードの利用が身近になっている。例えば、携帯端末装置には、二次元コードの読取機能を備えていることが通常であり、ユーザーが、商品やウェブサイトに表示された二次元コードを携帯端末装置で読み取ることで、二次元コードから読み取られたアドレスに簡単にアクセスすることが出来る。又、キャッシュレス決済では、ユーザーが、携帯端末装置に専用のアプリをダウンロードして、店舗で商品を購入して、支払う際に、アプリで表示させた二次元コードをレジで読み取らせることで、簡単に決済することが出来る。
一方、第5世代(5G)対応の通信ネットワークの整備により、通信速度の高速化が図られ、YouTube(登録商標)、Facebook(登録商標)、dailymotion(登録商標)、Tik Tok(登録商標)等の動画登録配信サービスが登場してきている。これらにより、携帯端末装置で視聴する動画がより身近になってきている。
ここで、ユーザーが、二次元コードを利用して動画ファイルを他のユーザーに視聴してもらう場合、動画ファイルを作成した後に、ウェブページにアップロードし、ウェブページのアドレスに基づいて所定のソフトウェアで二次元コードを生成する。そのため、二次元コードを得るためには、先に動画ファイルを作成する必要があり、アップロードしたウェブページのアドレスを二次元コードに変えるには、所定のソフトウェアが必要であり、一般的なユーザーでは、手間が掛かる。
又、二次元コードが先に生成されている場合、ユーザーは、専用のアプリをダウンロードした上で、アプリを使って、予め作成された二次元コードを読み取って、当該二次元コードのウェブページのアドレスにアクセスし、アプリで、当該ウェブページに動画ファイルをアップロードする。その後、ユーザーがその二次元コードを他のユーザーに知らせることで、他のユーザーが、上述と同様の専用のアプリをダウンロードした上で、アプリを使って二次元コードを読み取って、当該二次元コードのウェブページのアドレスにアクセスし、アプリで、当該ウェブページの動画ファイルを閲覧する。そのため、ユーザーでも他のユーザーでも、専用のアプリをダウンロードする必要があり、気軽に動画ファイルをアップロードしたり閲覧したりすることが出来ないという課題がある。又、専用のアプリでは、例えば、ユーザー認証のために、ユーザーIDとパスワードとの設定を必要とする場合もあり、ユーザーにとって手間が掛かったり、煩わしかったりするという課題がある。
特許文献1-4に記載の技術では、いずれも先に動画ファイルを作成する必要があるため、いずれも先に動画ファイルを作成する必要があるため、ユーザーにとって手間が掛かるという課題がある。又、特許文献5に記載の技術では、二次元バーコードシールにユーザーIDの関連付けと、ユーザーIDへのユーザー情報の関連付けが必要となり、ユーザーにとって手間が掛かるという課題がある。又、特許文献6に記載の技術では、媒体から取得された第1データのコードが媒体関連データと一致する場合に、コンテンツの関連付けを可能とするため、媒体毎にコードの設定が必要となり、システム側にとって負担が掛かるという課題がある。
そこで、本発明は、前記課題を解決するためになされたものであり、専用のアプリを必要とせず、ユーザー設定やユーザー認証をすることなく、ユーザーが一つの二次元コードを利用して、動画ファイルを手軽に登録したり他人に視聴させたりすることが可能な動画登録配信システム及び動画登録配信方法を提供することを目的とする。
本発明に係る動画登録配信システムは、データベースと、出力制御部と、判定制御部と、登録制御部と、切替制御部と、配信制御部と、を備える。データベースは、ウェブサーバにおいて、ウェブサイトのアドレスと、動画ファイルを登録可能なストリーミングサーバの記憶領域を指定する指定情報と、当該動画ファイルの登録の可否を示すフラグと、を関連付けている。出力制御部は、前記ウェブサーバにおいて、前記アドレスに対応する二次元コードを出力する。判定制御部は、ユーザーの端末装置が前記二次元コードに対応するアドレスにアクセスすると、前記ウェブサーバにおいて、前記データベースにおいて、当該アクセスされたアクセスアドレスに関連付けられたフラグが、前記動画ファイルの登録を示す登録フラグか、前記動画ファイルの不登録を示す不登録フラグかを判定する。登録制御部は、前記ウェブサーバにおいて、前記判定の結果、前記フラグが前記不登録フラグの場合、前記アクセスした端末装置のブラウザに、前記アクセスアドレスに関連付けられた指定情報のストリーミングサーバの記憶領域に動画ファイルをアップロード可能な所定の登録用ウェブページを表示させることで、当該端末装置のブラウザから、前記ストリーミングサーバの記憶領域への動画ファイルの登録を受け付ける。切替制御部は、前記ウェブサーバにおいて、前記動画ファイルが前記ストリーミングサーバの記憶領域に登録されると、前記データベースにおいて、前記記憶領域を指定する指定情報に関連付けられたフラグを、前記不登録フラグから前記登録フラグに切り替える。配信制御部は、前記ウェブサーバにおいて、前記判定の結果、前記フラグが前記登録フラグの場合、前記アクセスした端末装置のブラウザに、前記アクセスアドレスに関連付けられた指定情報のストリーミングサーバの記憶領域に登録された動画ファイルを配信可能な所定の配信用ウェブページを表示させることで、当該端末装置のブラウザから、前記ストリーミングサーバの記憶領域の動画ファイルの配信を受け付け、当該端末装置のブラウザに当該動画ファイルを配信させる。
本発明に係る動画登録配信方法は、データベースを備える動画登録配信システムの動画登録配信方法であって、出力制御ステップと、判定制御ステップと、登録制御ステップと、切替制御ステップと、配信制御ステップと、を備える。動画登録配信方法の各ステップは、動画登録配信システムの各部に対応する。
本発明によれば、専用のアプリを必要とせず、ユーザー設定やユーザー認証をすることなく、ユーザーが同一の二次元コードを利用して、動画ファイルを手軽に登録したり他人に視聴させたりすることが可能となる。
本発明の実施形態に係る動画登録配信システムの一例を示す概略図である。 本発明の実施形態に係る動画登録配信システムの機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係る動画登録配信方法の実行手順を示すための第一のフローチャートである。 本発明の実施形態に係る動画登録配信方法の実行手順を示すための第二のフローチャートである。 データベースの一例を示す概念図(図5A)と、サーバの付属のメモリの記憶領域とストリーミングサーバのメモリの記憶領域の一例を示す概念図(図5B)と、である。 データベースのアドレスから二次元コードが出力される際の一例を示す概念図(図6A)と、ユーザーBが二次元コードのアドレスにアクセスする場合の一例を示す概念図(図6B)と、である。 データベースのアクセスアドレスに対応するフラグが不登録フラグの場合の一例を示す概念図(図7A)と、ユーザーAが動画ファイルを登録する場合の一例を示す概念図(図7B)と、である。 登録用ウェブページのカウント表示がカウント完了表示になる場合と編集キーが設けられた場合の一例を示す概念図(図8A)と、動画ファイルがアップロードされる場合と、動画ファイルのサイズが許可サイズを超えた場合の一例を示す概念図(図8B)と、である。 データベースのフラグが登録フラグに切り替わる場合と完了メッセージが表示された場合の一例を示す概念図(図9A)と、ユーザーCが二次元コードのアドレスにアクセスする場合の一例を示す概念図(図9B)と、である。 データベースのアクセスアドレスに対応するフラグが登録フラグの場合の一例を示す概念図(図10A)と、ユーザーCが動画ファイルを配信する場合の一例を示す概念図(図10B)と、である。 本発明の実施形態に係る動画登録配信システムの活用例を示す概念図である。 削除時間の超過により、動画ファイルが削除され、フラグが不登録フラグに切り替わる場合の一例を示す概念図(図12A)と、有効期限が設定される場合の一例を示す概念図(図12B)と、である。 データベースのアドレスが他の新たなアドレスに変更される場合の一例を示す概念図(図13A)と、Webサーバの他の利用方法の一例を示す概念図(図13B)と、である。 菓子に二次元コードを出力した場合の利用方法の一例を示す概念図(図14A)と、同一の二次元コードを二つの媒体のそれぞれに出力した場合の利用方法の一例を示す概念図(図14B)と、である。
以下に、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
本発明に係る動画登録配信システム1は、図1に示すように、端末装置10と、二次元コード11と、端末装置10と通信可能なウェブサーバ12と、を備えている。
端末装置10は、画面を表示する表示部(出力部)と、ユーザーの操作により所定の指示の入力を受け付ける受付部(入力部)と、無線通信用の通信部と、データを記憶させる記憶部と、各部を制御する制御部と、を備えている。端末装置10の通信部は、ネットワーク13を介してウェブサーバ12と無線通信可能である。端末装置10は、例えば、タッチパネル付きの携帯端末装置(スマートフォン)、タブレット型端末装置、携帯用のノートパソコン等である。又、端末装置10には、インターネット上のウェブページの情報を画面上に表示するためのブラウザが予め設けられており、端末装置10がネットワーク13を介してウェブサーバ12にアクセスする場合は、端末装置10のブラウザがインターフェイスとなって、ウェブサーバ12の画面を表示する。
二次元コード11は、QRコード(登録商標)やバーコードを含む。二次元コード11は、ウェブサーバ12のウェブページのアドレスが情報として埋め込まれる。二次元コード11は、動画登録配信用のウェブページを提供するユーザーAによりウェブサーバ12のウェブページのアドレスに基づいて所定のソフトウェアで生成され、紙やシートに印刷されたり、端末装置10の画面に表示されたりする。又、二次元コード11は、二次元コード11を購入して動画ファイルを提供するユーザーBにより動画ファイルの登録に使用される。更に、二次元コード11は、ユーザーBから提供されたユーザーCにより動画ファイルの閲覧に使用される。
ウェブサーバ12(htmlサーバ)は、ウェブページを表示させるためのコンピュータ等であり、基本的に、無線及び有線通信用の通信部と、データを蓄積する記憶部と、各部を制御する制御部と、を備えている。ウェブサーバ12は、ネットワーク13を経由して端末装置10とデータの送受信をする。ウェブサーバ12は、動画ファイルの登録や配信を行うストリーミングサーバ12aに接続されており、ストリーミングサーバ12aのインターフェイス的な役割を有する。ストリーミングサーバとは、動画ファイルのストリーミング配信を主機能とするサーバを意味する。ストリーミングとは、ネットワークを通じて映像や音声などのマルチメディアデータを視聴する際に、データを受信しながら同時に再生を行なうことを言う。
ネットワーク13は、端末装置10と、ウェブサーバ12とのそれぞれに通信可能に接続される。ネットワーク13は、Wifi(登録商標)アクセスポイントを介したLAN(Local Area Network)の他、無線基地局を介したWAN(Wide Area Network)、第3世代(3G)の通信方式、LTEなどの第4世代(4G)の通信方式、第5世代(5G)以降の通信方式、Bluetooth(登録商標)、特定小電力無線方式等の無線通信ネットワークを含む。
端末装置10と、ウェブサーバ12とは、図示しないCPU、ROM、RAM、HDD、SSD等を内蔵しており、CPUは、例えば、RAMを作業領域として利用し、ROM、HDD、SSD等に記憶されているプログラムを実行する。又、後述する各部についても、CPUがプログラムを実行することで当該各部を実現する。
次に、図2-図4を参照しながら、本発明の実施形態に係る構成及び実行手順について説明する。
先ず、二次元コード11を介して動画登録配信用のウェブページを提供するユーザーAが、端末装置10を操作し、ウェブサーバ12にアクセスして、ウェブサイトのアドレス(ネットワーク上の指定情報)と、動画ファイルを登録可能なストリーミングサーバ12aの記憶領域を指定する指定情報と、当該動画ファイルの登録の可否を示すフラグと、を関連付けたデータベースを作成する(図3:S101)。
ここで、データベースの構成に特に限定は無い。例えば、図5Aに示すように、データベース500には、ウェブサイトのアドレス501と、ストリーミングサーバ12aの記憶領域の指定情報502と、フラグ503とが関連付けて記憶されている。ここで、データベース500は、テーブル形式で構成されているが、他の構成であっても構わない。
ユーザーAは、例えば、ストリーミングサーバ12aの記憶領域を所定の容量毎に分割し、分割された記憶領域毎に指定情報(例えば、ストリーミングサーバ12aのフォルダ名やアドレス等)を作成し、各指定情報毎にウェブサイトのアドレス501a(例えば、「www.abc」)を作成する。作成されるアドレス501aは、唯一無二の固有の情報となる。
又、端末装置10がネットワーク13を介してアクセスするウェブサーバ12のウェブサイトのアドレス501aが「www.abc」である場合、ユーザーAは、当該アドレス501aに、ストリーミングサーバ12aの記憶領域の指定情報502a(例えば、「abc」)を関連付けて記憶させる。
ここで、指定情報502が指定する記憶領域の構成に特に限定は無い。例えば、図5Bに示すように、ウェブサーバ12に通信可能に接続された、動画ファイルの配信用のストリーミングサーバ12aのメモリの記憶領域12bを挙げることが出来る。
又、フラグ503は、動画ファイルの登録の可否を示すが、現時点では、指定情報502の記憶領域に未だ動画ファイルが登録されていないため、ユーザーAは、全ての指定情報502に対して、動画ファイルの不登録を示す不登録フラグ503a(例えば、「0」)を設定する。
さて、データベース500の作成が完了すると、ユーザーAは、データベース500のアドレス501のうち、特定のアドレス501a(「www.abc」)を指定し、指定したアドレス501a(「www.abc」)を埋め込んだ二次元コード11の出力をサーバ12に指示する。すると、ウェブサーバ12の出力制御部201は、ウェブページのアドレスに基づいて所定のソフトウェアを用いて二次元コードを出力する(図3:S102)。
ここで、出力制御部201の出力方法に特に限定は無い。例えば、図6Aに示すように、ユーザーAが、データベース500において、特定のアドレス501(「www.abc」)を指定して、指定したアドレス501を二次元コードに変換するための変換キーをウェブサーバ12に入力する。すると、ウェブサーバ12の出力制御部201は、アドレス501(「www.abc」)に基づいて所定のソフトウェアで二次元コード11を生成する。ここで、二次元コード11は、ウェブページのアドレス501に1対1で対応する。
又、出力制御部201の出力形態に特に限定は無い。例えば、ユーザーAが、二次元コード11の出力形態(例えば、紙Pや画面Dなど)をウェブサーバ12に入力することで、出力制御部201は、入力された二次元コード11の出力形態に応じて、生成した二次元コード11を紙Pに印刷したり、端末装置10の画面Dに表示したりして、出力する。
さて、二次元コード11の出力が完了すると、ユーザーAは、出力された二次元コード11を、動画ファイルを登録したいユーザーBに提供する。ここで、二次元コード11の提供方法に特に限定は無い。二次元コード11が、商品用のチラシPに印刷された場合は、ユーザーAは、商品とともに動画ファイル用のチラシPをユーザーBに販売する。二次元コード11が印刷される紙Pは、チラシの他に、オリジナルカードや名刺、履歴書、プレゼントカード等を挙げることが出来る。又、二次元コード11が、マスキングテープPに印刷された場合は、ユーザーAは、動画ファイル用のマスキングテープPをユーザーBに販売する。二次元コード11が、商品用の画面Dに表示された場合は、ユーザーAは、動画ファイル用の画面DをユーザーBに電子メールで送信する。
さて、ユーザーBが、二次元コード11を提供されると、動画ファイルを登録するために、提供された二次元コード11を読み取る。ここで、二次元コード11が紙Pに印刷された場合は、ユーザーBが、図6Bに示すように、端末装置10の二次元コード11の読取機能を使って二次元コード11を読み取る。この読取機能は、通常、端末装置10に予め設けられている。又、二次元コード11が画面D(例えば、ブラウザ上のウェブページ)に表示された場合は、ユーザーBが、端末装置10に表示された画面Dの二次元コード11を指定することで、二次元コード11を読み取る。この画面Dを介して二次元コード11を指定して読み取る読取機能も、端末装置10に予め設けられている場合がある。そして、端末装置10が、二次元コード11を読み取ると、二次元コード11からアドレス501a(「www.abc」)を取得し、ブラウザ10aを起動させることで、端末装置10のブラウザ10aがアドレス501aを指定する。
次に、ユーザーBは、端末装置10のブラウザ10aで、ネットワーク13を介して、アドレス501aのウェブページにアクセスすると、図7Aに示すように、ウェブサーバ12の判定制御部202は、ウェブページのアドレス501aへの端末装置10のアクセスを検知する(図3:S103)。
そして、端末装置10のアクセスが検出されると、判定制御部202は、当該アクセスされたアドレス501a(以下、アクセスアドレスという。)に関連付けられたフラグ503aが、動画ファイルの登録を示す登録フラグか、動画ファイルの不登録を示す不登録フラグかを判定する(図3:S104)。
ここで、判定制御部202の判定方法に特に限定は無い。例えば、図7Aに示すように、端末装置10のアクセスが検出されると、判定制御部202は、データベース500を参照し、端末装置10がアクセスしたアクセスアドレス501a(ここでは、「www.abc」)を特定し、特定したアクセスアドレス501aに関連付けられたフラグ503aを参照する。
ここで、フラグ503には、登録フラグを示す「1」か、不登録フラグを示す「0」のいずれかが設定されるが、現時点では、アクセスアドレス501aに関連付けられた指定情報502aのストリーミングサーバ12aの記憶領域12bには、動画ファイルは登録されていない。そのため、アクセスアドレス501aに関連付けられたフラグ503aには、不登録フラグの「0」が設定されている。そこで、判定制御部202は、アクセスアドレス501aのフラグ503aは不登録フラグであると判定する(図3:S104NO)。
判定の結果、フラグ503aが不登録フラグの場合、ウェブサーバ12の登録制御部203は、アクセスした端末装置10のブラウザ10aに、アクセスアドレス501a(「www.abc」)に関連付けられた指定情報502a(「abc」)のストリーミングサーバ12aの記憶領域12bに動画ファイルをアップロード可能な所定の登録用ウェブページを表示させることで、当該端末装置10のブラウザ10aから、ストリーミングサーバ12aの記憶領域12bへの動画ファイルの登録を受け付ける(図3:S105)。
このように、端末装置10がアクセスしたアクセスアドレス501aに対応する指定情報502a(「abc」)のストリーミングサーバ12aの記憶領域12bに動画ファイルが存在しない場合は、端末装置10のブラウザ10aに登録用ウェブページを表示させることで、ユーザーBに動画ファイルの登録を促すことが可能となる。又、ユーザーBは、専用のアプリをダウンロードすることなく、更に、ユーザー設定やユーザー認証をすることなく、端末装置10のブラウザ10aを介して動画ファイルの登録が可能となるため、ユーザーBの操作性を向上させることが出来る。
ここで、登録制御部203の登録方法に特に限定は無い。例えば、図7Bに示すように、登録制御部203は、アクセスアドレス501a(「www.abc」)に対応して、動画ファイルの登録用ウェブページ700を出力して、アクセスした端末装置10のブラウザ10aに登録用ウェブページ700を表示させる。
登録用ウェブページ700の構成に特に限定は無いが、例えば、図7Bに示すように、録画開始用のスタートキー701と、録画の注意事項702(例えば、「T秒以内に録画をストップしてください。」とが表示される。注意事項702の「T秒」は、指定情報502a(「abc」)のストリーミングサーバ12aの記憶領域12bに登録(記憶)可能な動画ファイルの配信時間(撮影時間)に対応し、適宜設定される。このように、登録用ウェブページ700を簡単な構成とすることで、ユーザーBの操作性を更に向上させることが出来る。尚、スタートキー701や注意事項702の他に、異なる機能のキーやメッセージを適宜表示するよう構成しても構わない。
そして、ユーザーBは、端末装置10のブラウザ10aで登録用ウェブページ700を見て、スタートキー701を選択すると、登録制御部203は、スタートキー701の選択を受け付けて、動画を撮影するための撮影キー703(例えば、「ビデオを撮る」キー)と、端末装置10のフォルダ内の動画ファイルを選択するため選択キー704(例えば、「フォトライブラリ」キー)と、端末装置10のブラウザ10aで動画ファイルを取得するための取得キー705(例えば、「ブラウザ」キー)とを登録用ウェブページ700に表示させる。
ここで、ユーザーBが、撮影キー703を選択すると、登録制御部203は、端末装置10のカメラを起動させ、動画撮影を開始させる。ユーザーBが、端末装置10のカメラで、所定の時間(例えば、「T秒」)だけ動画を撮影して、動画ファイルを作成すると、登録制御部203は、作成された動画ファイル706を登録用ウェブページ700に表示させるとともに、動画の撮り直しのための撮り直しキー707と、動画ファイルの許可を示すOKキー708とを表示させる。ここで、ユーザーBが、撮り直しキー707を選択することで、動画の撮り直しが可能となる。
又、ユーザーBが、選択キー704を選択すると、登録制御部203は、端末装置10のフォルダ内の動画ファイルを選択可能に表示させるため、ユーザーBが、特定の動画ファイルを選択することで、登録制御部203は、選択された動画ファイル706と、撮り直しキー707と、OKキー708とを登録用ウェブページ700に表示させる。更に、ユーザーBが、取得キー705を選択すると、登録制御部203は、ブラウザ10aを使ってネットワーク13上で動画ファイルを取得可能に表示させるため、ユーザーBが、ネットワーク13上の特定の動画ファイルを取得することで、登録制御部203は、取得された動画ファイル706と、撮り直しキー707と、OKキー708とを登録用ウェブページ700に表示させる。このようにして、端末装置10のカメラを利用して動画ファイルを作成したり、既に作成した動画ファイルを選択したり、ネットワーク上にある動画ファイルを取得したりすることが出来る。
ここで、撮影キー703が選択された場合、動画ファイルの配信時間を制限するために、例えば、図8Aに示すように、登録制御部203は、端末装置10のカメラを起動させるとともに、カメラで撮影された撮影動画800と、カウント表示801(例えば、「後、T秒で終了」)とを登録用ウェブページ700に表示させる。そして、登録制御部203は、「T秒」のカウントを完了すると、撮影を完了させるとともに、カウント完了表示802(例えば、「T秒経ちました。」)とを登録用ウェブページ700に表示させる。このように、動画撮影とともにカウント表示を行うことで、ユーザーBは、カウント表示801を見ながら、所定の配信時間で動画の撮影を完了させることが可能となる。
又、動画の撮影又は動画ファイルの取り込みの際に、登録制御部203は、動画を編集するための編集キーを登録用ウェブページ700に表示させて、ユーザーBによる動画の編集を可能にしても良い。編集キーは、例えば、図8Aに示すように、動画にスタンプを設けるためのスタンプキー803や動画中の人物像に動物の恰好をさせるためのアニマルキー804を挙げることが出来る。編集キーは、その他に、例えば、文字や数字を入力するためのキーボードキーであっても良い。このように、動画の編集を可能にすることで、ユーザーBの独自の動画ファイルを登録することが可能となる。尚、これらの機能は、ブラウザ10a上で行える機能を前提とする。
ここで、動画ファイルが取り込まれた後、ユーザーBが、登録用ウェブページ700の動画ファイル706を見ながら、OKキー708を選択すると、登録制御部203は、OKキー708の選択を受け付けて、例えば、図8Bに示すように、登録の確認事項805(例えば、「動画をアップロードします。よろしいですか?」)と、キャンセルキー806と、OKキー807とを登録用ウェブページ700に表示させる。これにより、ユーザーBに動画ファイルの登録の最終確認を行わせることが可能となる。
さて、ユーザーBが、確認事項805を見ながら、OKキー807を選択すると、登録制御部203は、OKキー708の選択を受け付けて、取り込んだ動画ファイルをアップロード(登録)の対象とする(図3:S106)。
ここで、登録制御部203が指定情報502a(「abc」)のストリーミングサーバ12aの記憶領域12bへアップロード(登録)する前に、対象の動画ファイルのサイズが所定の許可サイズ以下か否かを判定する(図3:S107)。
ここで、登録制御部203の判定方法に特に限定は無い。動画ファイルのサイズとして、例えば、動画ファイルの配信時間やデータ容量を挙げることが出来る。動画ファイルのサイズが配信時間の場合は、登録制御部203は、取得した動画ファイルのサイズとして配信時間を算出し、算出した配信時間が所定の許可時間以内かどうかを判定する。又、動画ファイルのサイズがデータ容量の場合は、登録制御部203は、取得した動画ファイルのサイズとしてデータ容量を算出し、算出したデータ容量が所定の許可容量以内かどうかを判定する。
判定の結果、動画ファイルのサイズが許可サイズを超える場合、例えば、配信時間が許可時間を超えたり、又は、データ容量が許可容量を超えたりした場合、登録制御部203は、取得した動画ファイルはストリーミングサーバ12aの記憶領域12bに登録することが出来ないと判定し(図3:S107NO)、登録用ウェブページ700にエラーメッセージを表示させる。
ここで、エラーメッセージの構成に特に限定は無いが、例えば、図8Bに示すように、登録用ウェブページ700に、エラーメッセージ808(例えば、「動画のサイズが許可サイズを超えています。撮り直してください。」)と、前の画面に戻るためのOKキー809とが表示される。これにより、ユーザーBに動画ファイルのサイズが許可サイズを超えていることを知らせることが可能となる。又、ストリーミングサーバ12aの記憶領域12bの容量を超える動画ファイルの登録を事前に判定することで、容量を超える動画ファイルが登録されそうになって、後から、エラー表示になる等、ユーザーの時間のロスが生じることを防止することが出来る。
ここで、ユーザーBがエラーメッセージ808を見ながら、OKキー809を選択すると、登録制御部203は、S105に戻り、再度、ユーザーBに動画ファイルの登録を促す。これにより、アップロード出来ないような配信時間が長い動画ファイルやデータ容量が大きい動画ファイルの登録を不可することが可能となる。
一方、判定の結果、動画ファイルのサイズが許可サイズ以下の場合、例えば、配信時間が許可時間以内であったり、又は、データ容量が許可容量以内であったりした場合、登録制御部203は、取得した動画ファイルは登録することが出来ると判定し(図3:S107YES)、取得した動画ファイルを、アクセスアドレス501aに関連付けらえた指定情報502aのストリーミングサーバ12aの記憶領域12bに登録する(記憶させる)(図3:S109)。尚、動画ファイルのサイズが許可サイズ以下の場合は、配信時間が許可時間以内であり、且つ、データ容量が許可容量以内であると好ましい。これにより、サイズが許可サイズ以内の動画ファイルを確実に登録することが可能となる。
ここで、登録制御部203の登録方法に特に限定は無い。例えば、登録制御部203は、ストリーミングサーバ12aの記憶領域12cを指定して、動画ファイルをストリーミングサーバ12bに送信することで、ストリーミングサーバ12aが動画ファイルを受信して、記憶領域12cに動画ファイルを登録する。これにより、ユーザーBは、登録用ウェブページ700を介して動画ファイルを簡単に登録することが出来る。又、ユーザーBは、専用のアプリをダウンロードする必要もなく、ユーザー設定やユーザー認証も不要であり、手間が掛かることもない。
尚、登録される動画ファイルのサイズに特に制限を設けない場合は、登録制御部203は、S107を省略し、S106からS109に移行しても構わない。
さて、動画ファイルが登録されると、ウェブサーバ12の切替制御部204は、データベース500において、ストリーミングサーバ12aの記憶領域12bを指定する指定情報502aに関連付けられたフラグ503aを、不登録フラグから登録フラグに切り替える(図3:S110)。
ここで、切替制御部204の切替方法に特に限定は無い。例えば、図9Aに示すように、動画ファイルFが、指定情報502a(「abc」)のストリーミングサーバ12aの記憶領域12bに登録されると、切替制御部204は、データベース500を参照し、動画ファイルFが登録された記憶領域12bの指定情報502a(「abc」)を特定し、特定した指定情報502aに関連付けられたフラグ503aを参照する。
ここで、フラグ503aには、現時点では、不登録フラグの「0」が設定されているため、切替制御部504は、フラグ503aの不登録フラグの「0」を登録フラグの「1」に切り替える(書き換える)。これにより、動画ファイルが登録されたことを記録することが出来る。
フラグ503aの切替が完了すると、切替制御部204は、端末装置10のブラウザ10aにおいて、登録用ウェブページ700に完了メッセージを表示させる。
ここで、完了メッセージの構成に特に限定は無いが、例えば、図9Aに示すように、登録用ウェブページ700に、完了メッセージ900(例えば、「動画をアップロードしました。もう一度このページを表示すると、アップした動画を確認できます。」)が表示される。これにより、端末装置10のブラウザ10aを介して、ユーザーBに動画ファイルの登録の完了と、次にアクセスした際の状況を知らせることが可能となる。
さて、ユーザーBが、二次元コード11に対して動画ファイルの登録を完了すると、ユーザーCに動画ファイルを閲覧させるために、その二次元コード11をユーザーCに提供する。ユーザーBの提供方法に特に限定は無いが、例えば、図9Bに示すように、二次元コード11が紙Pに印刷されている場合は、ユーザーAは、その紙PをユーザーCに提供すれば良い。又、二次元コード11がブラウザ10aの画面Dに表示される場合は、ユーザーBは、画面DをユーザーCに電子メールで送信すれば良い。
さて、ユーザーCが、二次元コード11を提供されると、動画ファイルを閲覧するために、提供された二次元コード11を読み取る。ここで、二次元コード11の読取方法は、上述と同様である。この場合は、既に、S101のデータベース500の作成と、S102の二次元コード11の出力は完了しているため、これらの処理は省略される。例えば、図9Bに示すように、ユーザーCが、端末装置10で二次元コード11を読み取ると、端末装置10は、二次元コード11からアドレス501a(「www.abc」)を取得する。ここで、二次元コード11は、同一であるため、ユーザーCは、ユーザーBが端末装置10で取得したアドレスと同一のアドレス(「www.abc」)を取得することになる。
そして、ユーザーCは、図10Aに示すように、端末装置10のブラウザ10aで、取得したアドレス501aを指定し、ネットワーク13を介して、アドレス501aのウェブページにアクセスすると、サーバ12の判定制御部202は、ウェブページのアドレス501aへの端末装置10のアクセスを検知する(図3:S103)。
次に、ウェブサーバ12の判定制御部202は、データベース500において、当該アクセスされたアクセスアドレス501aに関連付けられたフラグ503aが、動画ファイルの登録を示す登録フラグか、動画ファイルの不登録を示す不登録フラグかを判定する(図3:S104)。
ここで、判定制御部202は、図10Aに示すように、データベース500を参照し、端末装置10がアクセスしたアクセスアドレス501a(ここでは、「www.abc」)を特定し、特定したアクセスアドレス501aに関連付けられたフラグ503aを参照する。
現時点では、アクセスアドレス501aに関連付けられたフラグ503aには、登録フラグの「1」が設定されている。そこで、判定制御部202は、アクセスアドレス501aのフラグ503aは登録フラグであると判定する(図3:S104YES)。
判定の結果、フラグ503aが登録フラグの場合、ウェブサーバ12の配信制御部205は、アクセスした端末装置10のブラウザ10aに、アクセスアドレス501a(「www.abc」)に関連付けられた指定情報502a(「abc」)のストリーミングサーバ12aの記憶領域12bに登録された動画ファイルを配信可能な所定の配信用ウェブページを表示させることで、当該端末装置10のブラウザ10aから、ストリーミングサーバ12bの動画ファイルの配信を受け付ける(図3:S111)。このように、端末装置10がアクセスしたアクセスアドレス501aに対応する指定情報502a(「abc」)のストリーミングサーバ12aの記憶領域12bに動画ファイルが存在する場合は、端末装置10のブラウザ10aに配信用ウェブページを表示させることで、ユーザーCに動画ファイルの配信を促すことが可能となる。又、ユーザーCは、専用のアプリをダウンロードすることなく、ユーザー設定やユーザー認証も不要で、端末装置10のブラウザ10aを介して動画ファイルの閲覧が可能となるため、ユーザーCの操作性を向上させることが出来る。
ここで、配信制御部205の配信方法に特に限定は無い。例えば、図10Bに示すように、配信制御部205は、アクセスアドレス501a(「www.abc」)に対応して、動画ファイルの配信用ウェブページ1000を出力して、アクセスした端末装置10に配信用ウェブページ1000を表示させる。
配信用ウェブページ1000の構成に特に限定は無いが、例えば、図10Bに示すように、指定情報502a(「abc」)のストリーミングサーバ12aの記憶領域12bの動画ファイルを配信可能な動画配信領域1001が表示される。この動画配信領域1001は、配信用ウェブページ1000を介して、ストリーミングサーバ12aの記憶領域12bと接続される。このように、配信用ウェブページ1000を簡単な構成とすることで、ユーザーCに動画ファイルの閲覧だけをさせることが可能となる。又、ユーザーCは、ユーザー設定やユーザー認証をすることなく、配信用ウェブページ1000を介して動画ファイルを配信させることが出来るために、ユーザーCの操作性を更に向上させることが出来る。尚、ブラウザ10a上で行える機能を前提として、動画配信領域1001の他に、異なる機能のキーやメッセージを適宜表示するよう構成しても構わない。
ここで、フラグ503の切替により、一つの二次元コード11で、ウェブページを介して動画ファイルの登録と動画ファイルの配信とを切り替えることが可能となる。そのため、ユーザーBもユーザーCも、専用のアプリをダウンロードすることなく、更に、ユーザー設定やユーザー認証をすることなく、端末装置10のブラウザ10aを介して、一つの二次元コード11で、動画ファイルの登録と閲覧とを済ませることが可能となり、ユーザーBとユーザーCの手間や煩わしさを解消することが出来る。
さて、ユーザーCが、配信用ウェブページ1000を見ながら、動画配信領域1001の配信キー1001aを選択すると、配信制御部205は、図10Bに示すように、動画ファイルの配信を受け付けて、当該ストリーミングサーバ12aから動画ファイルを配信させる(図3:S112)。これにより、ユーザーCは、端末装置10のブラウザ10aで動画ファイルを簡単に閲覧することが可能となる。
ここで、配信制御部205は、ストリーミングサーバ12aに、記憶領域12bの動画ファイルを配信するように指示し、ストリーミングサーバ12aは、当該動画ファイルを配信用ウェブページ1000の動画配信領域1001に動画ファイルを配信する。ストリーミングサーバ12aによる動画ファイルのストリーミング配信により、動画ファイルを端末装置10に全て記憶させる必要が無く、ユーザーCも端末装置10のブラウザ10aで素早く動画ファイルを視聴することが可能となる。
動画ファイルの配信が完了すると、配信制御部205は、図10Bに示すように、配信用ウェブページ1000の動画配信領域1001に繰り返しキー1001bを表示させる。ユーザーCが、繰り返しキー1001bを選択することで、配信制御部205は、動画ファイルを再度配信させ、動画ファイルを繰り返し閲覧することが出来る。
さて、本発明の作用効果について、具体的に説明する。例えば、図11に示すように、ユーザーAが、ストリーミングサーバ12aの記憶領域12bの指定情報502a(「abc」)に関連付けられたアドレス501a(「www.abc」)に対応する二次元コード11を生成し、ステッカーや手紙、名刺、履歴書、プレゼントカード、マスキングテープなどの紙Pに印刷して、文具店等の店舗で販売する。
次に、ユーザーBが、二次元コード11が印刷された紙Pを購入し、端末装置10のブラウザ10aで二次元コード11に対応するアドレス501a(「www.abc」)にアクセスする。
ここで、最初の時点では、アドレス501a(「www.abc」)に関連付けられたフラグ503aは不登録フラグの「0」が設定されているため、ウェブサーバ12は、登録用ウェブページを端末装置10のブラウザ10aに表示して、動画ファイルの登録を促す。ユーザーBは、ユーザーCに送りたいメッセージ等を示す動画ファイルを作成して、端末装置10のブラウザ10aの登録用ウェブページを介して、動画ファイルFを指定情報502a(「abc」)のストリーミングサーバ12aの記憶領域12bに登録する。ここまで、専用のアプリは不要であり、煩わしいユーザー設定やユーザー認証は無い。ウェブサーバ12は、指定情報502a(「abc」)に関連付けられたフラグ503aの不登録フラグの「0」を登録フラグの「1」に切り替える。
そして、ユーザーBは、二次元コード11が印刷された紙Pを、例えば、プレゼントに付けて、ユーザーCに送る。ユーザーCは、二次元コード11が印刷された紙Pを受け取ると、端末装置10のブラウザ10aで二次元コード11に対応するアドレス501a(「www.abc」)にアクセスする。ここで、ユーザーCが端末装置10でアクセスしたアドレス501a(「www.abc」)は、ユーザーBと同一である。
すると、今度は、アドレス501a(「www.abc」)に関連付けられたフラグ503aは登録フラグの「1」が設定されているため、ウェブサーバ12は、配信用ウェブページを端末装置10のブラウザ10aに表示して、動画ファイルの配信を促す。ユーザーCは、端末装置10のブラウザ10aの配信用ウェブページで動画ファイルを配信することが可能であり、同様に、専用のアプリは不要であり、煩わしいユーザー設定やユーザー認証は無い。指定情報502a(「abc」)のストリーミングサーバ12aの記憶領域12bから動画ファイルFが配信され、ユーザーCは、ユーザーBからのメッセージを簡単に確認することが出来る。ここで、紙Pがプレゼントカードであれば、ユーザーBやユーザーCには、例えば、家族や友人が想定される。又、紙Pが名刺や履歴書であれば、ユーザーBは、名刺提供者や応募者が想定され、ユーザーCは、名刺受領者や公募者が想定される。
このように、一つの二次元コード11を用いて、端末装置10のブラウザ10aに表示されるウェブページを介して、動画ファイルの登録と配信を適切に切り替えることが出来るため、動画ファイルの普及とともに二次元コード11の流通を促進することが可能となる。又、ユーザーAにとっては、動画ファイルが存在しない、指定情報502のストリーミングサーバ12aの記憶領域12bを二次元コード11として販売することが出来るため、二次元コード11を動画ファイルの活用ツールとして提供することが可能となる。更に、ユーザーAは、動画ファイルの登録と配信について、専用のアプリを開発する必要が無く、且つ、ユーザーBとユーザーCによるユーザー設定やユーザー認証も不要とすることから、ユーザー情報の管理をしなくても良く、システムの運用が極めて楽になる。
二次元コード11を印刷する紙Pは、例えば、メッセージカードやアニメのキャラクターシール、アイドルやタレントのメッセージシール、ミュージシャンの演奏シーンシール、一般商品や高級ブランド品等のメーカーのコマーシャルシール、徘徊老人用のアイデンティティシール等、様々な分野や目的にでも適用することが出来る。
特に、二次元コード11を紙Pに印刷する場合、例えば、紙Pに繰り返し印刷される図柄毎に異なる二次元コード11を印刷する差し込み印刷を行うことで、各図柄の紙Pであっても、それぞれ異なる二次元コード11を出力することが出来るため、紙Pを受け取ったユーザーB毎に異なる指定情報502のストリーミングサーバ12aの記憶領域12bを活用して、動画ファイルをユーザーCに閲覧させることが可能となる。
このように、ユーザーBがユーザーCに動画を提供したい場合に、端末装置10のブラウザ10aを介して同一の二次元コード11で動画ファイルの登録と配信を完結することが出来るため、動画普及のための最適なツールとなる。
ところで、本発明は、フラグ503aが登録フラグに切り替えられた時点からの経過時間tが所定の削除時間tdを超過すると、当該フラグ503aに関連付けられた指定情報502aのストリーミングサーバ12aの記憶領域12bに登録された動画ファイルFを削除するとともに、データベース500において、フラグ503aを、登録フラグから不登録フラグに切り替える削除制御部206を更に備えると好ましい。これにより、ストリーミングサーバ12aの記憶領域12bに動画ファイルFが登録されて、フラグ503aが登録フラグに切り替わったとしても、その後に、所定の削除時間tdが経過すれば、動画ファイルFが自動的に削除され、フラグ503aが不登録フラグに自動的に切り替わる。そのため、ユーザーB、ユーザーCによる新たな動画ファイルFの登録を可能とするとともに、記憶領域12bの容量が同一の動画ファイルFで常時占有されることを防止することが出来る。例えば、ユーザーBから動画ファイルを送られたユーザーCが、新たに動画ファイルを登録し、二次元コード11をユーザーBに送り返すことで、動画ファイルのやり取りも可能になる。尚、ここで、削除時間tdは、例えば、動画ファイルFの配信の有効期限を意味する。
具体的には、S110において、フラグ503aが登録フラグの「1」に切り替わると、削除制御部206は、フラグ503aが登録フラグの「1」に切り替えられた時点からの経過時間tの計測を開始する(図4:S201)。
そして、削除制御部206は、計測した経過時間tが削除時間tdを超過するか否かを判定する(図4:S202)。
判定の結果、経過時間tが削除時間tdを超過しない場合は(図4:S202NO)、削除制御部206は、S201に戻って、経過時間tの計測を継続する(図4:S201)。
一方、判定の結果、経過時間tが削除時間tdを超過した場合は(図4:S202YES)、削除制御部206は、図12Aに示すように。経過時間tの計測を開始した時点のフラグ503aに関連付けられた指定情報502a(「abc」)のストリーミングサーバ12aの記憶領域12bに登録された動画ファイルFを削除する(図4:S203)。
次に、削除制御部206は、データベース500において、動画ファイルFを削除した記憶領域12bの指定情報502a(「abc」)に関連付けられたフラグ503aを、登録フラグの「1」から不登録フラグの「0」に切り替える(図4:S204)。これにより、二次元コード11のアドレス501a(「www.abc」)に関連付けられた指定情報502a(「abc」)のストリーミングサーバ12aの記憶領域12bとフラグ503aとを、最初の状態に戻すことが出来る。
ここで、削除時間tdは、適宜設定されるが、ユーザーAが、特定の削除時間tdを一律に設定しても良いし、ユーザーBが、動画ファイルの登録の際に、削除時間tdを任意に設定しても良い。
例えば、S110において、切替制御部204が、端末装置10のブラウザ10aを介して、登録用ウェブページ700に完了メッセージ900を表示させる際に、図12Bに示すように、有効期限(削除時間)を設定するための有効期限設定キー1200を表示させる。
ユーザーBが、有効期限設定キー1200を選択すると、削除制御部206は、端末装置10のブラウザ10aを介して、登録用ウェブページ700に設定メッセージを表示させる。
ここで、設定メッセージの構成に特に限定は無いが、例えば、図12Bに示すように、登録用ウェブページ700に、設定メッセージ1201(例えば、「有効期限を設定してください。」)と、有効期限毎に設けられた有効期限キー1202とが表示される。有効期限キー1202は、例えば、「1カ月」キー1202aと、「6カ月」キー1202bと、「1年」キー1202cを挙げることが出来る。
ここで、「1カ月」キー1202aは、無料と設定されるが、「6カ月」キー1202bは、「A円」の金額が設定され、「1年」キー1202cは、「A円」以上の「B円」の金額が設定される。つまり、有効期限が長く設定される程、金額が高くなる。
ユーザーBが、「1カ月」キー1202aを選択すると、削除制御部206は、「1カ月」キー1202aに対応する時間を削除時間として設定する。又、ユーザーBが、「6カ月」キー1202b、又は「1年」キー1202cを選択すると、削除制御部206は、端末装置10のブラウザ10aを介して、登録用ウェブページ700から決済用ウェブページに移行し、ユーザーBが、決済用ウェブページで決済処理を実行すると、削除制御部206は、「6カ月」キー1202b、又は「1年」キー1202cに対応する時間を削除時間として設定する。このように、ユーザーBが、削除時間に応じた金額で決済を行うことで、ユーザーBがユーザーCに同一の動画ファイルを長い期間にわたって閲覧してもらうことが可能となる。
又、他の設定メッセージとして、例えば、図12Bに示すように、登録用ウェブページ700に、設定メッセージ1203(例えば、「動画に広告表示を許可することで、有効期限を延長することが出来ます。」)と、広告表示を許可しないための「広告なし」キー1204aと、広告表示を許可するための「広告あり」キー1204bが表示される。
ここで、「広告なし」キー1204aは、「1カ月」が設定され、「広告あり」キー1204bは、「6カ月」が設定される。
ユーザーBが、「広告なし」キー1204aを選択すると、削除制御部206は、「広告なし」キー1204aに対応する時間(「1カ月」)を削除時間として設定する。一方、ユーザーBが、「広告あり」キー1204bを選択すると、削除制御部206は、「広告あり」キー1204bに対応する時間(「6カ月」)を削除時間として設定する。「広告あり」キー1204bが選択された場合、配信制御部205が、端末装置10のブラウザ10aを介して、ストリーミングサーバ12aから、動画ファイルを配信させる際に、所定の広告動画ファイルも同時にウェブページの一部の場所に配信させる。このように、ユーザーBが広告動画ファイルの配信を許可することで、ユーザーBがユーザーCに動画ファイルを長い期間にわたって閲覧してもらうことが可能となる。一方、ユーザーAにとっては、ストリーミングサーバ12aの記憶領域12bの長期利用で費用が掛かる部分を、広告動画ファイルの配信希望の会社を呼び込んで、当該会社に負担させるように構成することが出来るため、システムの運営をし易くすることが出来る。尚、上述の削除時間の設定は、一例であり、適宜設計変更可能である。
ところで、本発明は、動画ファイルFがストリーミングサーバ12aの記憶領域12bから削除されると、データベース500において、当該動画ファイルFが削除された記憶領域12bの指定情報502aに関連付けらえたアドレス501aを、他の新たなアドレスに変更する変更制御部207を更に備えると好ましい。これにより、一度、二次元コード11で動画ファイルFが登録した後に削除された場合は、当該二次元コード11を二度と利用することが出来ないようにすることが出来るため、二次元コード11は使い切りとなり、ユーザーAは、ユーザーBによる二次元コード11の購入を促すことが可能となる。更に、ストリーミングサーバ12aの記憶領域12bの容量が動画ファイルFで永久的に占有されることを防止することが可能であり、ストリーミングサーバ12aの記憶領域12bを多くのユーザーに利用してもらうことが出来る。尚、この場合の削除時間tdは、二次元コード11の利用の有効期限を意味する。
具体的には、S204において、動画ファイルFが削除されたストリーミングサーバ12aの記憶領域12bの指定情報502a(「abc」)に関連付けられたフラグ503aが、登録フラグの「1」から不登録フラグの「0」に切り替わると、変更制御部207は、不登録フラグに切り替わったフラグ503aに関連付けられたアドレス501a(「www.abc」)を変更するか否かを判定する(図4:S205)。
ここで、アドレス501aの変更の判定方法に特に限定は無い。例えば、図13Aに示すように、ユーザーAが、アドレス501a(「www.abc」)を作成する際に、データベース500のアドレス501aにアドレスフラグ504aを関連付けて記憶させる。アドレスフラグ504aには、当該アドレス501aに対応して、変更フラグ(例えば、「1」)、又は、不変更フラグ(例えば、「0」)を予め設定しておき、変更制御部207が、アドレス501aに関連付けられたアドレスフラグ504aが、変更フラグか不変更フラグかを判定する。
判定の結果、フラグが、不変更フラグ(「0」)の場合(図4:S205NO)、変更制御部207は、アドレス501a(「www.abc」)を変更せずに、処理を完了する。この場合は、動画ファイルFが削除された後であっても、同一のユーザーが二次元コード11を繰り返し利用して、新たな動画ファイルFを登録し、配信させることが可能となる。
一方、フラグが、変更フラグ(「1」)の場合(図4:S205YES)、変更制御部207は、図13Aに示すように、アドレス501a(「www.abc」)と異なる他の新たなアドレス1300a(例えば、「www.def」)を生成し、データベース500において、アドレス501a(「www.abc」)を、生成した他の新たなアドレス1300a(「www.def」)に変更する(書き換える)(図4:S206)。生成された他の新たなアドレス1300aは、変更前のアドレス501aと重複することのない唯一無二の固有の情報となる。これにより、データベース500において、変更前のアドレス501a(「www.abc」)及び二次元コード11は、指定情報502a(「abc」)及びフラグ503aと関連付かなくなり、変更前のアドレス501a(「www.abc」)に対応する二次元コード11を端末装置10で読み取ったとしても、変更前のアドレス501a(「www.abc」)は無効となり、端末装置10のブラウザ10aを介して、動画ファイルの登録及び配信が出来なくなる。一方、データベース500において、変更後のアドレス1300a(「www.def」)は、指定情報502a(「abc」)及びフラグ503aと関連付くため、ユーザーAが、変更後のアドレス1300a(「www.def」)を埋め込んだ二次元コード14の出力をウェブサーバ12に指示することで、出力制御部201は、変更後のアドレス1300a(「www.def」)に基づいて他の新たな二次元コード14を出力することが可能となる。他の新たな二次元コード14は、従前の二次元コード11と同様の利用方法で、動画ファイルの登録及び配信を行うことが出来るのである。指定情報502a(「abc」)のストリーミングサーバ12aの記憶領域12bを利用することが出来る二次元コードは、従前の二次元コード11ではなく、他の新たな二次元コード14になり、他の新たな二次元コード14に対応する変更後のアドレス1300a(「www.def」)が有効となる。
ところで、本発明のウェブサーバ12は、図13Bに示すように、特定のアドレス501a(「www.abc」)のウェブページを介して、指定情報502a(「abc」)のストリーミングサーバ12aの記憶領域12bと連結するよう構成したが、ユーザーAによるウェブサーバ12の設定により、特定のアドレス501a(「www.abc」)のウェブページを、YouTube(登録商標)等の動画登録配信サービスの動画サイトのウェブページに連結したり、特定のHPのウェブページに連結したりしても構わない。これにより、二次元コード11の利用方法の幅を広げることが可能となる。
又、本発明の実施形態は、二次元コード11を紙Pや画面Dに出力するように利用したが、他の利用方法としても構わない。例えば、図14Aに示すように、ユーザーAが、二次元コード11を、食品(例えば、チョコレートやクッキー等の菓子S)に出力(印刷)する。二次元コード11の出力方法は、可食用のインク等でなされる。次に、ユーザーAが、二次元コード11を菓子Sとして販売し、ユーザーBは、菓子Sを購入して、菓子Sに出力された二次元コード11を端末装置10で読み取って、端末装置10のブラウザを介して、登録用ウェブページで動画ファイルFを登録する。そして、ユーザーBが、菓子SをそのままユーザーCに渡したり、菓子SをケーキにトッピングしてケーキをユーザーCにプレゼントしたりする。ユーザーCは、菓子Sの二次元コード11を端末装置10で読み取って、端末装置10のブラウザを介して、配信用ウェブページで動画ファイルFを配信させる。このように、菓子Sに二次元コード11を出力して普及することで、二次元コード11を介して動画ファイルFの登録と配信を手軽に普及させることが出来る。
又、他の利用方法として、例えば、ユーザーAは、二次元コード11を二つの媒体(例えば、紙Pと菓子S)のそれぞれに出力して、二つの媒体をセットにして、ユーザーBに提供する。ユーザーBは、二つの媒体のうち、一方の媒体(例えば、紙P)の二次元コード11を端末装置10で読み取って、端末装置10のブラウザを介して、登録用ウェブページで動画ファイルFを登録する。ここで、一方の媒体の二次元コード11に動画ファイルFが登録されれば、二つの媒体のうち、他方の媒体(例えば、菓子S)の二次元コード11を読み取れば、動画ファイルFの配信が可能になる。そこで、ユーザーBは、他方の媒体(菓子S)をユーザーCに提供し、ユーザーCは、菓子Sの二次元コード11を端末装置10で読み取って、端末装置10のブラウザを介して、配信用ウェブページで動画ファイルFを配信させる。このように、同じ二次元コード11を異なる二つの媒体にそれぞれ出力して、一方の媒体を動画ファイルFの登録用に利用し、他方の媒体を動画ファイルFの配信用に利用することで、二次元コード11を介して動画ファイルFの登録と配信を更に簡単に普及させることが出来る。尚、同一の二次元コード11が出力される媒体の数に限定は無く、例えば、ユーザーBが、複数のユーザーに、同一の二次元コード11が出力された媒体をそれぞれ提供することで、複数のユーザーのぞれぞれに動画ファイルFを配信させるように構成しても良い。このように、二次元コード11付きの媒体の提供により、端末装置10のブラウザにより動画ファイルFを手軽に視聴することが出来ることも相俟って、より多くのユーザーに動画ファイルFを飛躍的に視聴させることが可能となる。
又、本発明の実施形態では、動画登録配信システム1が各部を備えるよう構成したが、当該各部を実現するプログラムを記憶媒体に記憶させ、当該記憶媒体を提供するよう構成しても構わない。当該構成では、プログラムを装置に読み出させ、当該装置が各部を実現する。その場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の作用効果を奏する。さらに、各部が実行するステップをハードディスクに記憶させる方法として提供することも可能である。
以上のように、本発明に係る動画登録配信システム及び動画登録配信方法は、プレゼントに限らず、メッセージや宣伝広告等のあらゆる分野に有用であり、専用のアプリを必要とせず、ユーザー設定やユーザー認証をすることなく、ユーザーが一つの二次元コードを利用して、動画ファイルを手軽に登録したり他人に視聴させたりすることが可能な動画登録配信システム及び動画登録配信方法として有効である。
1 動画登録配信システム
10 端末装置
11 二次元コード
12 サーバ
13 ネットワーク
201 出力制御部
202 判定制御部
203 登録制御部
204 切替制御部
205 配信制御部
206 削除制御部
207 変更制御部

Claims (4)

  1. ウェブサーバにおいて、ウェブサイトのアドレスと、動画ファイルを登録可能なストリーミングサーバの記憶領域を指定する指定情報と、当該動画ファイルの登録の可否を示すフラグと、を関連付けたデータベースと、
    前記ウェブサーバにおいて、前記アドレスに対応する二次元コードを出力する出力制御部と、
    ユーザーの端末装置が前記二次元コードに対応するアドレスにアクセスすると、前記ウェブサーバにおいて、当該アクセスされたアクセスアドレスに関連付けられたフラグが、前記動画ファイルの登録を示す登録フラグか、前記動画ファイルの不登録を示す不登録フラグかを判定する判定制御部と、
    前記ウェブサーバにおいて、前記判定の結果、前記フラグが前記不登録フラグの場合、前記アクセスした端末装置のブラウザに、前記アクセスアドレスに関連付けられた指定情報のストリーミングサーバの記憶領域に動画ファイルをアップロード可能な所定の登録用ウェブページを表示させることで、前記ユーザーに専用のアプリをダウンロードさせることなく、ユーザー設定又はユーザー認証をさせることなく、当該端末装置のブラウザから、前記ストリーミングサーバの記憶領域への動画ファイルの登録を受け付ける登録制御部と、
    前記ウェブサーバにおいて、前記動画ファイルが前記ストリーミングサーバの記憶領域に登録されると、前記データベースにおいて、前記記憶領域を指定する指定情報に関連付けられたフラグを、前記不登録フラグから前記登録フラグに切り替える切替制御部と、
    前記ウェブサーバにおいて、前記判定の結果、前記フラグが前記登録フラグの場合、前記アクセスした端末装置のブラウザに、前記アクセスアドレスに関連付けられた指定情報のストリーミングサーバの記憶領域に登録された動画ファイルを配信可能な所定の配信用ウェブページを表示させることで、当該端末装置のブラウザから、前記ストリーミングサーバの記憶領域の動画ファイルの配信を受け付け、当該ストリーミングサーバから当該動画ファイルを配信させる配信制御部と、
    を備える動画登録配信システム。
  2. 前記フラグが前記登録フラグに切り替えられた時点からの経過時間が所定の削除時間を超過すると、当該フラグに関連付けられた指定情報のストリーミングサーバの記憶領域に登録された動画ファイルを削除するとともに、前記データベースにおいて、前記フラグを、前記登録フラグから前記不登録フラグに切り替える削除制御部
    を更に備える
    請求項1に記載の動画登録配信システム。
  3. 前記動画ファイルが前記記憶領域から削除されると、前記データベースにおいて、当該動画ファイルが削除されたストリーミングサーバの記憶領域の指定情報に関連付けらえたアドレスを、他の新たなアドレスに変更する変更制御部
    を更に備える
    請求項2に記載の動画登録配信システム。
  4. ウェブサーバにおいて、ウェブサイトのアドレスと、動画ファイルを登録可能なストリーミングサーバの記憶領域を指定する指定情報と、当該動画ファイルの登録の可否を示すフラグと、を関連付けたデータベースを備える動画登録配信システムの動画登録配信方法であって、
    前記ウェブサーバにおいて、前記アドレスに対応する二次元コードを出力する出力制御ステップと、
    ユーザーの端末装置が前記二次元コードに対応するアドレスにアクセスすると、前記ウェブサーバにおいて、当該アクセスされたアクセスアドレスに関連付けられたフラグが、前記動画ファイルの登録を示す登録フラグか、前記動画ファイルの不登録を示す不登録フラグかを判定する判定制御ステップと、
    前記ウェブサーバにおいて、前記判定の結果、前記フラグが前記不登録フラグの場合、前記アクセスした端末装置のブラウザに、前記アクセスアドレスに関連付けられた指定情報のストリーミングサーバの記憶領域に動画ファイルをアップロード可能な所定の登録用ウェブページを表示させることで、前記ユーザーに専用のアプリをダウンロードさせることなく、ユーザー設定又はユーザー認証をさせることなく、当該端末装置のブラウザから、前記ストリーミングサーバの記憶領域への記憶領域における動画ファイルの登録を受け付ける登録制御ステップと、
    前記ウェブサーバにおいて、前記動画ファイルが前記ストリーミングサーバの記憶領域に登録されると、前記データベースにおいて、前記記憶領域を指定する指定情報に関連付けられたフラグを、前記不登録フラグから前記登録フラグに切り替える切替制御ステップと、
    前記ウェブサーバにおいて、前記判定の結果、前記フラグが前記登録フラグの場合、前記アクセスした端末装置のブラウザに、前記アクセスアドレスに関連付けられた指定情報のストリーミングサーバの記憶領域に登録された動画ファイルを配信可能な所定の配信用ウェブページを表示させることで、当該端末装置のブラウザから、前記ストリーミングサーバの記憶領域の動画ファイルの配信を受け付け、当該ストリーミングサーバから当該動画ファイルを配信させる配信制御ステップと、
    を備える動画登録配信方法。
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