JP7380899B2 - 無線通信システム、電界強度制御方法、ソフトウェア無線機、および電界強度制御用プログラム - Google Patents

無線通信システム、電界強度制御方法、ソフトウェア無線機、および電界強度制御用プログラム Download PDF

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Description

この開示は、無線通信システム、電界強度制御方法、ソフトウェア無線機、および電界強度制御用プログラムに係り、特に、微弱無線局の規定を満足するように電界強度を制御する上で好適な無線通信システム、電界強度制御方法、ソフトウェア無線機、および電界強度制御用プログラムに関する。
特許文献1には、通信相手の電力消費の無駄を抑制できる無線通信装置が開示されている。この装置は、通信相手から受信した電波の電界強度を検出し、その値が予め設定されている基準範囲内にあるかを判定する。また、この装置は、相手方から受信する電波の電界強度が基準範囲内に収まるように、通信相手に対して送信出力の変更を指示する。その結果、特許文献1に記載の装置は、通信に用いられる電波の電界強度を制御可能なシステムを実現している。
日本特開2007-259055号公報
日本国においては、無線装置を、無線局としての届出が不要な微弱無線局として用いる場合、無線装置から3mの距離における電界強度を、総務省の規定により定められている許容値以下に抑える必要がある。
特許文献1に記載の装置は、通信相手からの電波の受信電界強度に応じて、送信出力の変更を指示する。つまり、この装置は、通信相手の送信電力値、アンテナ利得、および通信相手との離隔距離が不明な状態で、通信相手の送信出力の増減を指示する。
この場合、通信相手の送信電力値そのものは、制御の対象とならず、必然的に、その通信相手から3m離れた位置での電界強度も制御の対象とはならない。このため、特許文献1に記載の技術を微弱無線局に適用した場合、通信相手から送出される電波の電界強度を、微弱無線局に許容される電界強度の許容値以下に確実に収めることはできない。
本開示は、ソフトウェア無線技術を活用して、通信相手から送出される電波の電界強度が無線局に許容される規定以下となるように送信電力を制御することで、無線局に課された規定を満足させ得る無線通信システムを提供することを第1の目的とする。
また、本開示は、ソフトウェア無線技術を活用して、通信相手から送出される電波の電界強度が無線局に許容される規定以下となるように送信電力を制御することで、無線局に課された規定を満足させ得る送信電力制御方法を提供することを第2の目的とする。
また、本開示は、ソフトウェア無線技術を活用して、通信相手から送出される電波の電界強度が無線局に許容される規定以下となるように送信電力を制御することで、無線局に課された規定を満足させ得るソフトウェア無線機を提供することを第3の目的とする。
また、本開示は、ソフトウェア無線技術を活用して、通信相手から送出される電波の電界強度が無線局に許容される規定以下となるように送信電力を制御することで、無線局に課された規定を満足させ得る送信電力制御用プログラムを提供することを第4の目的とする。
第1の態様は、上記の目的を達成するため、ソフトウェアの変更により再構成が可能な無線通信用のハードウェアリソースと、前記ハードウェアリソースを無線通信に対応させるためのソフトウェアを格納したメモリと、前記メモリに格納されているソフトウェアを用いて前記ハードウェアリソースを再構成する制御部と、無線信号を授受するアンテナとを備えるソフトウェア無線機を活用した無線通信システムであって、前記ソフトウェア無線機は、前記アンテナの利得と周波数との関係であるアンテナ利得情報を記憶した第1のメモリ領域と、無線局について規定された電界強度の許容値と周波数との関係である許容値情報を記憶した第2のメモリ領域とを備え、前記制御部は、通信に用いる通信方式および周波数帯を選択する選択処理と、前記通信方式および前記周波数帯を用いる通信回線を構成する処理と、無線局が満たすべき許容値Rと比較する電界強度を測定すべき位置として規定されている距離だけ前記アンテナから離れた位置で、前記周波数帯において生ずる規定距離伝搬損失Lを算出する処理と、前記第1のメモリ領域から、前記アンテナが前記周波数帯で示す利得Gを読み出す利得読み出し処理と、前記第2のメモリ領域から、前記周波数帯における許容値Rを読み出す処理と、P = R - G + L に従って送信電力Pの上限値を算出する処理と、を実行することが望ましい。
また、第2の態様は、ソフトウェアの変更により再構成が可能な無線通信用のハードウェアリソースと、前記ハードウェアリソースを無線通信に対応させるためのソフトウェアを格納したメモリと、前記メモリに格納されているソフトウェアを用いて前記ハードウェアリソースを再構成する制御部と、無線信号を授受するアンテナとを備えるソフトウェア無線機を活用した電界強度制御方法であって、前記アンテナの利得と周波数との関係であるアンテナ利得情報を第1のメモリ領域に格納するステップと、無線局について規定された電界強度の許容値と周波数との関係である許容値情報を第2のメモリ領域に格納するステップと、通信に用いる通信方式および周波数帯を選択するステップと、前記通信方式および前記周波数帯を用いる通信回線を構成するステップと、無線局が満たすべき許容値Rと比較する電界強度を測定すべき位置として規定されている距離だけ前記アンテナから離れた位置で、前記周波数帯において生ずる規定距離伝搬損失Lを算出するステップと、前記第1のメモリ領域から、前記アンテナが前記周波数帯で示す利得Gを読み出すステップと、前記第2のメモリ領域から、前記周波数帯における許容値Rを読み出すステップと、P = R - G + L に従って送信電力Pの上限値を算出するステップと、を含むことが望ましい。
また、第3の態様は、ソフトウェアの変更により再構成が可能な無線通信用のハードウェアリソースと、前記ハードウェアリソースを無線通信に対応させるためのソフトウェアを格納したメモリと、前記メモリに格納されているソフトウェアを用いて前記ハードウェアリソースを再構成する制御部と、無線信号を授受するアンテナとを備えるソフトウェア無線機であって、前記アンテナの利得と周波数との関係であるアンテナ利得情報を記憶した第1のメモリ領域と、無線局について規定された電界強度の許容値と周波数との関係である許容値情報を記憶した第2のメモリ領域とを備え、前記制御部は、通信に用いる通信方式および周波数帯を選択する選択処理と、前記通信方式および前記周波数帯を用いる通信回線を構成する処理と、無線局が満たすべき許容値Rと比較する電界強度を測定すべき位置として規定されている距離だけ前記アンテナから離れた位置で、前記周波数帯において生ずる規定距離伝搬損失Lを算出する処理と、前記第1のメモリ領域から、前記アンテナが前記周波数帯で示す利得Gを読み出す利得読み出し処理と、前記第2のメモリ領域から、前記周波数帯における許容値Rを読み出す処理と、P = R - G + L に従って送信電力Pの上限値を算出する処理と、を実行することが望ましい。
また、第4の態様は、送信電力制御用プログラムであって、コンピュータに、第3の態様に係るソフトウェア無線機の機能を実現させるためのプログラムを含むことが望ましい。
第1乃至第4の態様によれば、ソフトウェア無線技術を活用して、様々な通信方式および周波数帯を活用して良好な通信をユーザに提供することができる。そして、使用する周波数帯毎に、電界強度が無線局に課された許容値R以下となるように送信電力Pを設定することができる。このため、これらの態様によれば、無線局の規定を満足させながら、質の高い通信をユーザに提供することができる。
日本国総務省が微弱無線局について定めている電界強度の許容値を示す。 本開示の実施の形態1のソフトウェア無線機の構成を示す図である。 図2に示すソフトウェア無線機の内部に構成される要素を説明するためのブロック図である。 図3に示すソフトウェア無線機で実行される処理の内容を説明するためのフローチャートである。 本開示の実施の形態2のソフトウェア無線機の構成を示す図である。 図5に示すソフトウェア無線機の内部に構成される要素を説明するためのブロック図である。 図6に示すソフトウェア無線機で実行される処理の内容を説明するためのフローチャートである。
実施の形態1.
[微弱無線局]
図1は、日本国総務省が微弱無線局について定めている電界強度の許容値を示す。図1は、具体的には、微弱無線局が満たすべき電界強度の許容値が以下の通りであることを定めている。
322MHz以下の周波数帯:500μV/m
322MHzから10GHzまでの周波数帯:35μV/m
10GHzから150GHzまでの周波数帯:35~500μV/m
150GHz以上の周波数帯:500μV/m
日本国では、3m離れた位置における電界強度が上記の許容値以下である無線装置は、免許が不要な微弱無線局として使用することが認められている。本実施形態では、様々な周波数帯を利用した通信を確立することができ、かつ、それら複数の周波数帯において、微弱無線局の許容値に関する要求を確実に満たすことのできる無線装置を開示する。
[実施の形態1の構成]
図2は、本開示の実施の形態1の無線通信システムに使用するソフトウェア無線機10の構成を示す。図2に示すように、ソフトウェア無線機10はアンテナ12に接続されており、アンテナ12を介して他の無線装置と無線通信を行うことができる。
アンテナ12は、広帯域の周波数に対応しており、様々な周波数帯で無線信号を授受することができる。アンテナ利得Gは、一般に無線通信に使用する周波数に応じて変化する。本実施形態で用いるアンテナ12も、使用する周波数に応じて利得が変化する特性を有している。
ソフトウェア無線機10は、ソフトウェアによって再構成が可能なハードウェアを備えている。本実施形態では、必要に応じてソフトウェアを変更することにより、無線通信に利用する通信方式(WiFi(登録商標)方式、LTE方式等)および周波数帯を変更することができる。
図2に示すように、ソフトウェア無線機10は、FPGA(Field Programmable Gate Array)14を備えている。FPGA14は、ソフトウェアの書き換えにより、様々な論理回路の構成をプログラムできるデバイスである。ソフトウェア無線機10において、FPGA14は、通信により伝送されるベースバンド信号を処理するベースバンド処理部として機能する。FPGA14は、一般的なコンピュータやDSP(Digital Signal Processor)に置き換えてもよい。
ソフトウェア無線機10は、AD/DAコンバータ16、並びにRFフロントエンド部18を備えている。AD/DAコンバータ16およびRFフロントエンド部18は、アンテナ12とFPGA12との間で高周波信号を処理する。
ソフトウェア無線機10は、更に、制御部20を備えている。制御部20は、各種のインターフェースを備えると共にCPU、メモリ等を内蔵している。制御部20は、メモリ内に格納されているプログラムに沿って処理を進めることにより、FPGA14、AD/DAコンバータ16、およびRFフロントエンド部18を制御する。制御部20は、具体的には、ソフトウェア無線機10に対する要求を検知し、その要求に対応するハードウェアの再構成等を行う。
ソフトウェア無線機10は、ソフトウェアを変更してハードウェアリソースを再構成することにより、通信方式を変更することができる。図2に示す例では、ソフトウェア無線機10に、三つの通信方式A~Cに対応するハードウェアが構成されている。
ソフトウェア無線機10は、また、通信に使用する周波数帯や、周波数帯の幅を変更することができる。図2に示す例では、ソフトウェア無線機10の枠内に、「通信方式A」~「通信方式C」と記された三つの矩形枠22、24、26が示されている。これらの矩形枠22、24、26は、ソフトウェア無線機10内に構成された通信回線の周波数帯を表している。
具体的には、矩形枠22、24、26の図中上下方向の位置は、「周波数帯」の高低を表している。また、矩形枠22、24、26の上下幅は、夫々の周波数帯の「幅」を表してる。つまり、図2に示す三つの矩形枠22、24、26は、以下の三つの事象を図示している。
1.ソフトウェア無線機10内に、ハードウェアリソースの再構成により、矩形枠22、24、26の夫々に対応する三つの通信回線が準備されていること。以下、便宜上それらを「通信回線22、24、26」と称する。
2.通信回線22、24、26は、夫々異なる周波数帯を用いており、その周波数帯は、通信回線22→24→26の順で低くなること。
3.通信回線22、24、26の周波数帯幅は、全て同じであること。
ソフトウェア無線機10は、外部の機器等から有線で供給されるデータや音声信号を、通信回線22,24,26を介して送信し、また、アンテナ12が受信した無線信号を通信回線22,24,26を介してデータや音声信号に変換することができる。
ソフトウェア無線機10は、内蔵するメモリに、アンテナ利得情報28を格納している。アンテナ利得情報28には、使用が想定されている複数のアンテナ夫々についての、利得Gと周波数との関係が含まれている。
ソフトウェア無線機10は、また、内蔵するメモリに、許容値情報30を格納している。許容値情報30には、図1に示す許容値の情報、つまり、無線装置から3mの距離における電界強度の許容値と周波数との関係が含まれている。
[実施の形態1の特徴]
ソフトウェア無線機10を微弱無線局として使用するためには、アンテナ12から3m離れた位置での電界強度を、図1に示す許容値以下に抑える必要がある。アンテナ12の利得は、上記の通り通信に用いる周波数によって変化する。また、3m距離での電界強度は、アンテナ12の利得によって変化する。このため、様々な周波数帯で、微弱無線局として許容される最大出力を得るためには、通信に用いる周波数に応じて送信出力を適宜変化させる必要がある。
上記の要求を満たすために、本実施形態のソフトウェア無線機10は、以下に記す1~12の条件を満たす。
1.ソフトウェア無線機10は、ユーザによる情報入力を可能とするための入力インターフェースを備える。
2.ユーザは、入力インターフェースを介して、通信方式および周波数帯の組合せを指定することができる。この指定がなされた場合、ソフトウェア無線機10は、指定された通信方式および周波数帯に対応する通信回線を構成する。
3.ユーザは、入力インターフェースを介して、伝送容量および伝送品質を指定することができる。この指定がなされた場合、ソフトウェア無線機10は、指定された伝送容量および伝送品質を具現化する通信方式および周波数帯を探索し、探索の結果に対応する通信回線を構成する。
4.アンテナ利得情報28から、ソフトウェア無線機10に装着されたアンテナ12に関する利得Gの情報を抽出し、更に、その情報を参照して、通信に使用される周波数に対してアンテナ12が示す利得Gを読み出す。
5.通信に使用される周波数においてアンテナ12から3m離れた位置で生ずる伝搬損失Lを、公知の自由空間伝搬損失の式に従って算出する。
6.許容値情報30から、通信に使用される周波数における電界強度の許容値Rを読み出す。
7.以下の関係式に基づいて、微弱無線局の条件を満たすための送信電力Pを算出する。尚、本開示の説明に用いる式はdB表記による計算式である。
P = R - G + L ・・・(1)
アンテナ12から3m離れた位置での電界強度R3は、送信電力Pに利得Gを加えた値から、3mの位置での伝搬損失Lを減じた値であるから、次式で表すことができる。
R3 = P + G - L ・・・(2)
微弱無線局としての条件を満たすためには、R3をR以下に抑える必要がある。そして、R3をRに入れ替えて上記(2)式をPについて整理すると、上記(1)式が得られる。従って、上記(1)式によれば、微弱無線局の条件を満たす最大の送信電力Pを算出することができる。
8.微弱無線局の条件を満たす送信電力Pが算出されたら、その計算の前提である通信方式および周波数帯を用いて通信を実施する。
[実施の形態1の具体的構成]
図3は、上記の機能を実現するために図2に示すソフトウェア無線機10の内部に構成される要素を説明するためのブロック図である。
図3に示すように、ソフトウェア無線機10は、電波送信部32を備えている。電波送信部32は、外部機器等から有線で提供されるデータ等を、送信信号に変調して送信電力Pでアンテナ12に供給する。
送信電力Pの指令は、送信電力算出部34から電波送信部32に与えられる。送信電力算出部34は、以下の処理により送信電力Pを算出する。
1.アンテナ利得情報28から、通信に使用する周波数でのアンテナ12の利得Gを読み出す。
2.許容値情報30から、通信に使用する周波数における電界強度の許容値Rを読み出す。
3.3m伝搬損失算出部36から、通信に使用する周波数で、アンテナ12から3m離れた位置において生ずる伝搬損失(以下、「3m伝搬損失L」とする)を読み出す。
4.上記(1)式に、許容値R、利得G、3m伝搬損失Lを代入して、送信電力Pを算出する。
3m伝搬損失算出部36は、自由空間伝搬損失の式に従って、通信に使用する周波数で生ずる3m伝搬損失Lを算出する。
通信に使用する周波数は、回線情報選択部38において選択される。回線情報選択部38は、無線通信に用いる通信回線の条件、具体的には、その通信回線で用いる通信方式および周波数帯の組み合わせを選択する。回線情報選択部38には、ユーザにより回線情報40が入力される。ユーザは、回線情報40として、通信方式と周波数帯との組み合わせを直接入力することができる。この場合、回線情報選択部38は、入力された通信方法および周波数帯を、通信に使用するものとして選択する。
ユーザは、また、通信方式や周波数帯に代えて、伝送容量や伝送品質を回線情報40として入力することもできる。この場合、回線情報選択部38は、入力された伝送容量や伝送品質を満たす通信方式と周波数帯との組み合わせを探索し、探索の結果得られた通信方式および周波数帯を、通信に用いるものとして選択する。これにより、通信に対するユーザの要求に応える通信回線が設定される。
図4は、図3に示す各機能を実現させるためにソフトウェア無線機10の制御部20において実行される処理のフローチャートである。図3に示すルーチンでは、先ず、ユーザにより入力された回線情報40に従って、通信方式と、通信に用いる周波数帯とが選択される(ステップ100)。
次に、選択された周波数におけるアンテナ12の利得Gが、アンテナ利得情報28から読み出される(ステップ102)。
次いで、選択された周波数を持つ無線信号に、アンテナ12から3m離れた位置で生ずる3m伝搬損失Lが算出される(ステップ104)。
更に、許容値情報30から、通信に用いられる周波数で認められている電界強度の許容値Rが読み出される(ステップ106)。
以上の処理が終わると、上記(1)式に従って、送信電力P(=R-G+L)が算出される(ステップ108)。これにより、3m位置での電界強度を許容値Rと一致させる送信電力P、つまり微弱無線局の要求を満たす最大の送信電力Pが算出される。
送信電力Pが算出されると、以後、ステップ100で選択した通信方式および周波数帯を用いる通信回線で、送信電力Pでの通信が開始される(ステップ110)。
以上説明した通り、本実施形態の無線通信システムでは、ソフトウェア無線機10が、ソフトウェアを書き換えることにより、ユーザの要求に応える通信回線を適宜構成することができる。そして、ソフトウェア無線機10は、その通信回線の周波数帯で微弱無線局の条件を満たす最大の送信電力Pを算出し、その送信電力Pで通信を開始する。このため、本実施形態のシステムによれば、ソフトウェア無線機10を微弱無線局として効率的に稼働させつつ、ユーザが求める良好な品質の通信を適切に提供することができる。
実施の形態2.
次に、図5乃至図7を参照して本開示の実施の形態2について説明する。
図5は、本実施形態の無線通信システムで用いられるソフトウェア無線機50の構成を説明するための図である。尚、図5において、図2に示す要素と同一の要素については、共通する符号を付してその説明を省略または簡略する。
本実施形態のソフトウェア無線機50は、アンテナモジュール52を備えている。アンテナモジュール52は、実施の形態1のアンテナ12と同様に広帯域の周波数に対応していると共に、周波数に応じた利得Gを示す特性を有している。アンテナモジュール52にはメモリが内蔵されている。このメモリには、アンテナモジュール52の利得Gと周波数との関係がアンテナ利得情報54として格納されている。
ソフトウェア無線機50は、実施の形態1のソフトウェア無線機10の場合と同様のハードウェア構成により実現されている。本実施形態では、ソフトウェア無線機50が内蔵するメモリに、上記のアンテナ利得情報54が転送される。以下、この転送によりソフトウェア無線機50に格納される情報を、「アンテナ利得情報56」とする。ソフトウェア無線機50は、アンテナ利得情報56を参照することで、通信に使用する周波数においてアンテナモジュール52が示す利得Gを検知することができる。
[実施の形態2の特徴]
図6は、図5に示すソフトウェア無線機50の内部に構成される主要な要素を説明するためのブロック図である。図6に示す構成は、以下の三点を除いて図3に示す構成と同様である。
1.アンテナ12がアンテナモジュール52に変更されている点、
2.アンテナモジュール52に格納されているアンテナ利得情報54が、アンテナモジュール52の近傍に示されている点、および
3.アンテナ利得情報28がアンテナ利得情報56に置き換えられている点。
尚、図6において図3に示す要素と同じ要素については、共通する符号を付して、その説明を省略または簡略する。
上記の通り、アンテナ利得情報56は、アンテナモジュール52に格納されたアンテナ利得情報54が転送されてきたものである。本実施形態において、送信電力算出部34は、電界強度の許容値Rを許容値情報30から読み出し、3m伝搬損失Lを3m伝搬損失算出部36から読み出すと共に、アンテナモジュール52が示す利得Gをアンテナ利得情報56から読み出す。そして、それらを上記(1)式に代入して、微弱無線局として許容される最大の送信電力P(=R-G+L)を算出する。
図7は、上記の機能を実現させるためにソフトウェア無線機50の制御部20が実行する処理のフローチャートである。図7に示すフローチャートは、ステップ102がステップ112に置き換えられている点を除いて、図4に示すフローチャートと同様である。以下、図7に示すステップのうち、図4に示すステップと同様のステップについては、共通する符号を付してその説明を省略または簡略する。
図7に示すルーチンでは、ステップ100の処理に続いて、選択された周波数におけるアンテナモジュール52の利得Gが、アンテナ利得情報56から読み出される(ステップ112)。
以後、ステップ104および106で、使用する周波数における3m伝搬損失Lおよび許容値Rが夫々読み出され、ステップ108で、送信電力P(=R-G+L)が算出される。
以上説明した通り、本実施形態のソフトウェア無線機50は、実施の形態1のソフトウェア無線機10と同様に、微弱無線局に許容される最大の送信電力Pを算出することができる。このため、本実施形態の無線通信システムによれば、実施の形態1の場合と同様に、ソフトウェア無線機50を微弱無線局として効率的に稼働させつつ、ユーザが求める良好な品質の通信を適切に提供することができる。
[実施の形態1または2の変形]
ところで、上述した実施の形態1および2では、日本国における微弱無線局の規定を前提に、無線装置から3m離れた位置での電界強度を許容値R以下に抑えることとしている。しかしながら、微弱無線局の規定が異なる場合は、その3mを、その規定に応じた他の距離として実施の形態1の場合と同様の処理を行うこととしてもよい。
また、上述した実施の形態1および2では、送信電力Pの算出を適用する対象を微弱無線局に限定しているが、本開示はこれに限定されるものではない。本開示に係る技術は、微弱無線局に限らず、無線局に対して電界強度に許容値が設けられている場合に、広く適用することが可能である。
また、上述した実施の形態1および2では、ユーザには、通信方式と周波数帯の組み合わせを入力する選択肢と、伝送容量および伝送品質を入力する選択肢とが与えられているが、ユーザに提供できる選択肢はこれらに限定されるものではない。例えば、通信方式と周波数帯の一方だけの入力を求めて、他方は、基準の伝送容量および伝送品質が満たされるように決定することとしてもよい。また、伝送容量と伝送品質の一方だけの入力を求めて、他方については基準値を当てはめて通信方式および周波数帯を探索することとしてもよい。
また、上述した実施の形態1および2では、ソフトウェア無線機10、50が、送信電力Pの算出後に通信を開始することとしている。この機能は、ソフトウェア無線機10、50を微弱無線局として用いる場合には、送信電力Pが定まるまでは通信の開始を禁止する機能に変更してもよい。
また、上述した実施の形態1および2では、ソフトウェア無線機10、50が、ステップ108で算出した送信電力Pで通信を開始することとしているが、本開示はこれに限定されるものではない。例えば、送信電力Pを通信に用いる送信電力の上限値と位置付けて、ソフトウェア無線機10、50は、所望の伝送品質が得られる限りにおいて、より小さな送信電力を用いることとしてもよい。
また、上述した実施の形態2では、アンテナモジュール52のメモリに格納されているアンテナ利得情報54を、ソフトウェア無線機50のメモリに転送し、ソフトウェア無線機50に格納されたアンテナ利得情報56を送信電力Pの算出に用いることとしている。しかしながら、本開示はこれに限定されるものではなく、アンテナモジュール52に格納されているアンテナ利得情報54を、直接送信電力Pの算出に用いることとしてもよい。
10、50 ソフトウェア無線機
12 アンテナ
28、54、56 アンテナ利得情報
30 許容値情報
34 送信電力算出部
36 3m伝搬損失算出部
52 アンテナモジュール
L 距離3mの位置での伝搬損失
R 電界強度の許容値
P 送信電力
G 利得

Claims (8)

  1. ソフトウェアの変更により再構成が可能な無線通信用のハードウェアリソースと、前記ハードウェアリソースを無線通信に対応させるためのソフトウェアを格納したメモリと、前記メモリに格納されているソフトウェアを用いて前記ハードウェアリソースを再構成する制御部と、無線信号を授受するアンテナとを備えるソフトウェア無線機を活用した無線通信システムであって、
    前記ソフトウェア無線機は、
    前記アンテナの利得と周波数との関係であるアンテナ利得情報を記憶した第1のメモリ領域と、
    無線局について規定された電界強度の許容値と周波数との関係である許容値情報を記憶した第2のメモリ領域とを備え、
    前記制御部は、
    通信に用いる通信方式および周波数帯を選択する選択処理と、
    前記通信方式および前記周波数帯を用いる通信回線を構成する処理と、
    無線局が満たすべき許容値Rと比較する電界強度を測定すべき位置として規定されている距離だけ前記アンテナから離れた位置で、前記周波数帯において生ずる規定距離伝搬損失Lを算出する処理と、
    前記第1のメモリ領域から、前記アンテナが前記周波数帯で示す利得Gを読み出す利得読み出し処理と、
    前記第2のメモリ領域から、前記周波数帯における許容値Rを読み出す処理と、
    P = R - G + L に従って送信電力Pの上限値を算出する処理と、
    を実行する無線通信システム。
  2. 前記第1のメモリ領域は、前記ソフトウェア無線機に内蔵されるメモリに設けられており、
    当該第1のメモリ領域には、使用が想定されている複数のアンテナ夫々についての利得と周波数との関係を含むアンテナ利得情報が格納されており、
    前記利得読み出し処理は、前記ソフトウェア無線機に装着されたアンテナが前記周波数帯で示す利得Gを前記第1のメモリ領域から読み出す処理を含む請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 前記アンテナは、アンテナモジュールの一部として設けられており、
    当該アンテナモジュールは、前記第1のメモリ領域を含むメモリを備えている請求項1に記載の無線通信システム。
  4. 前記ソフトウェア無線機は、ユーザによる入力を受け付ける入力インターフェースを備え、
    前記選択処理は、
    前記入力インターフェースを介して、通信方式および周波数帯の指定を受け付ける処理と、
    指定された通信方式および周波数帯を、通信に用いるものとして選択する処理と、
    を含む請求項1乃至3の何れか1項に記載の無線通信システム。
  5. 前記ソフトウェア無線機は、ユーザによる入力を受け付ける入力インターフェースを備え、
    前記選択処理は、
    前記入力インターフェースを介して、伝送容量および伝送品質の指定を受け付ける処理と、
    指定された伝送容量および伝送品質を満たす通信方式および周波数帯を探索する処理と、
    前記探索の結果得られた通信方式および周波数帯を、通信に用いるものとして選択する処理と、
    を含む請求項1乃至4の何れか1項に記載の無線通信システム。
  6. ソフトウェアの変更により再構成が可能な無線通信用のハードウェアリソースと、前記ハードウェアリソースを無線通信に対応させるためのソフトウェアを格納したメモリと、前記メモリに格納されているソフトウェアを用いて前記ハードウェアリソースを再構成する制御部と、無線信号を授受するアンテナとを備えるソフトウェア無線機を活用した電界強度制御方法であって、
    前記アンテナの利得と周波数との関係であるアンテナ利得情報を第1のメモリ領域に格納するステップと、
    無線局について規定された電界強度の許容値と周波数との関係である許容値情報を第2のメモリ領域に格納するステップと、
    通信に用いる通信方式および周波数帯を選択するステップと、
    前記通信方式および前記周波数帯を用いる通信回線を構成するステップと、
    無線局が満たすべき許容値Rと比較する電界強度を測定すべき位置として規定されている距離だけ前記アンテナから離れた位置で、前記周波数帯において生ずる規定距離伝搬損失Lを算出するステップと、
    前記第1のメモリ領域から、前記アンテナが前記周波数帯で示す利得Gを読み出すステップと、
    前記第2のメモリ領域から、前記周波数帯における許容値Rを読み出すステップと、
    P = R - G + L に従って送信電力Pの上限値を算出するステップと、
    を含む電界強度制御方法。
  7. ソフトウェアの変更により再構成が可能な無線通信用のハードウェアリソースと、前記ハードウェアリソースを無線通信に対応させるためのソフトウェアを格納したメモリと、前記メモリに格納されているソフトウェアを用いて前記ハードウェアリソースを再構成する制御部と、無線信号を授受するアンテナとを備えるソフトウェア無線機であって、
    前記アンテナの利得と周波数との関係であるアンテナ利得情報を記憶した第1のメモリ領域と、
    無線局について規定された電界強度の許容値と周波数との関係である許容値情報を記憶した第2のメモリ領域とを備え、
    前記制御部は、
    通信に用いる通信方式および周波数帯を選択する選択処理と、
    前記通信方式および前記周波数帯を用いる通信回線を構成する処理と、
    無線局が満たすべき許容値Rと比較する電界強度を測定すべき位置として規定されている距離だけ前記アンテナから離れた位置で、前記周波数帯において生ずる規定距離伝搬損失Lを算出する処理と、
    前記第1のメモリ領域から、前記アンテナが前記周波数帯で示す利得Gを読み出す利得読み出し処理と、
    前記第2のメモリ領域から、前記周波数帯における許容値Rを読み出す処理と、
    P = R - G + L に従って送信電力Pの上限値を算出する処理と、
    を実行するソフトウェア無線機。
  8. コンピュータに、請求項7に記載のソフトウェア無線機の機能を実現させるためのプログラムを含む電界強度制御用プログラム。
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