JP7380879B2 - 通知装置、通知システム、通知方法及びプログラム - Google Patents

通知装置、通知システム、通知方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、安否情報を受け付けるサーバの負荷の増大を抑制可能な通知装置、通知システム、通知方法及び記憶媒体に関する。
地震や台風などの災害が生じた際に、ユーザが、自身の安否情報を識別情報(例えばユーザの電話番号)と紐づけてサーバに登録できる災害用伝言サービスがある。災害用伝言サービスの各ユーザは、識別情報を用いてサーバ内を検索することで、他のユーザの安否情報を確認することができる。特許文献1には、災害時に必要な情報を配布するためのシステムが開示されている。
災害用伝言サービスのサーバは、災害が発生した後に、ユーザからの安否情報の登録を受け付け始める。この際に、サーバは、安否情報の登録を受け付け始めたことをユーザに知らせるために、ユーザの通信端末へ通知を出力する。そして、通知を受信したユーザは、自身の安否情報をサーバに登録する。
特開2014-181959号公報
しかし、サーバが多数のユーザに対して通知を出力する場合、多数のユーザが、その通知に応じて安否情報をサーバに登録する。この場合、一時に大量の安否情報がサーバに登録されるため、サーバの負荷が増大するという問題があった。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、安否情報を受け付けるサーバの負荷の増大を抑制可能な通知装置、通知システム、通知方法及び記憶媒体を提供することを目的とする。
本発明の通知装置は、
災害の発生タイミングを取得する取得手段と、
前記発生タイミング以降に放棄呼が生じた端末を特定する特定手段と
受付手段が安否情報の受付を開始したことを示す通知を、複数の端末の内の前記特定された端末に、他の端末よりも先に送信する送信手段を備える。
また、本発明の通知装置は、
前述の通知装置と、
安否情報を受け付け可能な受付手段とを、備える。
また本発明の通知方法は、
災害の発生タイミングを取得し、
前記発生タイミング以降に放棄呼が生じた端末を特定し、
安否情報の受付が開始されたことを示す通知を、複数の端末の内の前記特定された端末に、他の端末よりも先に送信する。
また本発明の記憶媒体は、
災害の発生タイミングを取得する処理と、
前記発生タイミング以降に放棄呼が生じた端末を特定する処理と、
安否情報の受付が開始されたことを示す通知を、複数の端末の内の前記特定された端末に、他の端末よりも先に送信する処理とを
情報処理装置に実行させるプログラムを記憶する。
本発明によれば、安否情報を受け付けるサーバの負荷の増大を抑制可能な通知装置、通知システム、通知方法及び記憶媒体を提供することが可能である。
本発明の第1の実施形態における通知システムの構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態における通知システムを説明するための図である。 本発明の第1の実施形態における通知システムを説明するための図である。 本発明の第1の実施形態における通知システムの動作例を示すフローチャートである。 本発明の第2に実施形態における通知装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態における通知装置の動作例を示すフローチャートである。
<第1の実施形態>
第1の実施形態における通知システム1について、図1、図2、図3及び図4に基づき説明する。図1は、通知システム1の構成例を示すブロック図である。図2は、後述の放棄呼情報DB71を説明するための図である。また、図3は、後述の加入者情報DBを説明するための図である。また、図4は、通知システム1の動作例を示すフローチャートである。
通知システム1の構成について説明する。図1に示されるように、通知システム1は、端末10A、10B、基地局20A、20B、ネットワーク30、回線交換装置40、サーバ50、加入者管理装置60及び通知装置70を備える。
なお、以下の説明では、端末10A、10Bの各々を区別する必要がない場合、端末10A、10Bの各々を端末10と称する。また、基地局20A、20Bの各々を区別する必要がない場合、基地局20A、20Bの各々を基地局20と称する。
端末10について説明する。端末10は、基地局20及びネットワーク30を介して、他の端末10、回線交換装置40、サーバ50、加入者管理装置60及び通知装置70と接続可能である。
端末10は、他の端末10と接続することで、他の端末と通信することができる。また、端末10のユーザは、端末10をサーバ50と接続することで、サーバ50に自身の安否情報を登録することができる。この際、サーバ50には、ユーザの安否情報と共に、端末10の識別情報が登録される。ここでの識別情報とは、例えば、端末10の電話番号や、電話番号と関連付けられるIMSI(International Mobile Subscriber Identity)等の、端末10固有の識別子である。
また、端末10は、災害の発生時に通知装置70から、サーバ50が安否情報の受付を開始したことを通知される。この通知の内容は、端末10のディスプレイを介した表示や、端末10のスピーカを介した音声の出力によってユーザに伝えられる。端末10は、例えばスマートフォンや携帯電話である。
基地局20について説明する。基地局20は、端末10の通信を中継する一般的な基地局である。基地局20は、自身の位置情報(例えば、経度緯度等)を予め記憶している。基地局20は、端末10からの通信を中継する際に、自身の位置情報を端末10から出力された信号に重畳する。基地局20は、通話に限らず、一般的なデータ通信を中継する際にも自信の位置情報を重畳する。これにより、端末10と通信する機器は、端末10と通信する度に、基地局20の位置情報を取得することができる。
ネットワーク30は、基地局20、回線交換装置40、サーバ50、加入者管理装置60及び通知装置70間の通信を実現するネットワークである。
回線交換装置40は、呼出し元の端末10と呼出し先の端末10の通信経路を制御する。これにより、端末10間の通話が実現される。回線交換装置40は、標準化団体3GPPの策定したアーキテクチャーフレームワークIMS(IP Multimedia Subsystem)のCSCF(Call Session Control Function)に対応する。
回線交換装置40の動作例に基づいて、放棄呼の具体例について説明する。放棄呼とは、呼出し元の端末10が呼出し先の端末10に通話を要求したが、通話が成立しなかったという事象のことである。この例においては、端末10Aを呼出し元の端末とし、端末10Bを呼出し先の端末とする。端末10Aは、端末10Bとの通話を要求する発信メッセージを回線交換装置40に送信する。回線交換装置40は、発信メッセージを端末10Bに転送する。発信メッセージを受信した端末10Bは、端末10Aと通話する場合、応答メッセージを回線交換装置40に送信する。そして、回線交換装置40は、応答メッセージを端末10Aに転送する。この後、端末10A及び端末10は、通話を開始する。この場合、端末10A及び端末10Bは、放棄呼が生じた端末ではない。
一方で、発信メッセージを受信した端末10Bは、端末10Aと通話しない場合、応答メッセージを回線交換装置40に送信しない。回線交換装置40は、所定の時間、応答メッセージを受け付けない場合、端末10Aから端末10Bに対する発呼は、端末10Bによって放棄されたと判断する。また、回線交換装置40は、通話の要求の取り消しを示すメッセージを端末10Aから受信した場合に、端末10Aから端末10Bに対する発呼は、端末10Aによって放棄されたと判断する。回線交換装置40は、端末10A又は端末10Bによって発呼が放棄されたと判断した場合に、放棄呼が生じたことを検出する。そして、回線交換装置40は、放棄呼を検出した場合に、放棄された発呼の呼出し元の端末10A及び放棄された発呼の呼出し先の端末10Bの各々の識別情報を記憶する。また、回線交換装置40は、発呼が放棄されたと判断した時間を放棄呼が生じた時刻として記憶する。この場合、端末10A及び端末10Bは、放棄呼が生じた端末10である。
このように、放棄呼が生じた端末10とは、発信メッセージを受信した後で発呼を放棄した端末のことを指す。回線交換装置40は、放棄呼が生じる度に、呼出し元と呼出し先の端末10の識別情報と、放棄呼が生じた時刻とを、後述の放棄呼情報DB71に出力する。呼出し元と呼出し先の端末10の識別情報は、例えば、発信メッセージ内に含まれる。
サーバ50は、災害の発生時に、ユーザの安否情報を端末情報から受け付け始めるサーバである。サーバ50は、受け付けた安否情報を端末10の識別情報と対応づけて記憶する。災害用サービスのユーザは、サーバ50内を識別情報で検索することで、その識別情報を有する端末10のユーザの安否情報を確認することができる。サーバ50は、安否情報を受け付け可能な受付手段の一例である。
サーバ50は、外部のシステム(例えば、気象庁のホームページ)から災害が発生した時刻及び災害が発生した地域を取得する。更に、サーバ50は、取得した時刻及び地域を通知装置70に送信する。
加入者管理装置60は、一定の周期で端末10と通信することで、基地局20の位置情報を周期毎に取得するこができる。加入者管理装置60は、取得した基地局20の位置情報を、端末10の位置情報として取得する。このようにして、加入者管理装置60は、端末10の位置情報を所定の周期で取得できる。加入者管理装置60は、IMSにおけるHSS(Home Subscriber Server)に対応する。
通知装置70は、放棄呼情報DB71、加入者情報DB72、取得部73、特定部74及び送信部75を備える。なお、取得部73、特定部74及び送信部75は、取得手段、特定手段及び送信手段に対応する。
放棄呼情報DB71は、放棄呼が生じた端末10の識別情報を記憶している。放棄呼情報DB71には、回線交換装置40から出力された、呼出し元と呼出し先の端末10の両方の識別情報及び放棄呼が生じた時刻が記録されている。放棄呼情報DB71は、回線交換装置40と通信することによって、呼出し元と呼出し先の端末10の識別情報と、放棄呼が生じた時刻とを取得する。
図2を用いて、放棄呼情報DB71について説明する。図2は、放棄呼情報DB71が記憶する情報の例を示す図である。図2においては、端末10の識別情報として電話番号が用いられている。例えば、図2は、13時00分に、電話番号Aを有する端末10と電話番号Eを有する端末10とが接続されたものの、通話が開始されずに発呼が放棄されたことを示す。
加入者情報DB72は、災害用サービスに加入しているユーザの端末10が登録されている。具体的には、加入者情報DB72には、ユーザの端末10の識別情報が、端末10の位置情報と対応付けられた上で記憶されている。加入者情報DB72は、所定の周期で加入者管理装置60と通信することで、端末10の位置情報を周期毎に取得することができる。
図3を用いて、加入者情報DB72について説明する。図3は、加入者情報DB72が記憶する情報の例を示す図である。図3においては、識別情報として、電話番号が用いられている。例えば、図3は、電話番号C,Dの各々を有する端末10が地域B内に存在することを示す。
取得部73は、災害の発生時刻及び災害の発生地域をサーバ50から取得する。ここで、災害の発生時刻は、災害の発生タイミングともいう。言い換えると、取得部73は、災害の発生タイミングを取得する。
特定部74は、災害の発生タイミング以降に放棄呼が生じた端末10を特定する。具体的には、特定部74は、放棄呼情報DB(Data Base)71を参照することで、端末10のうち、発生タイミング以降に放棄呼が生じたものを特定する。
また、特定部74は、災害の発生地域に対応する通知領域を特定する。例えば、通知領域は、災害の発生地域と同一である。また、通知領域は、災害の発生地域及び災害の発生地域に隣接する地域の両方を含んでも良い。特定部74は、加入者情報DB72に登録されている位置情報が、通知領域内の位置を示す端末10を特定する。
例えば、取得部73は、災害の発生タイミングとして13時05分を取得し、災害の発生地域として地域A,Bを取得したとする。この場合、特定部74は、地域A、Bを通知領域として特定する。また、特定部74は、図2に示される放棄呼情報DB71から、13時05分以降に放棄呼が生じた、電話番号C,D,G,Hの各々を有する端末10を、放棄呼が生じた端末10として特定する。特定部74は、更に、図3に示される加入者情報DBに基づいて、位置情報が通知領域と一致する、電話番号A,C,D,Hを有する端末10を特定する。
特定部74は、特定された端末10に優先度を設定する。具体的には、特定部74は、放棄呼が生じた端末10に、放棄呼が生じていない端末よりも高い優先度を設定する。また、特定部74は、放棄呼が生じた端末10のうち、呼出し元の端末10に、呼出し先の端末10よりも高い優先度を設定する。
すなわち、特定部74は、通知領域内に位置し、災害の発生タイミング以降に電話を発信したが、通話が成立しなかった端末10に第1の優先度を設定する。また、特定部74は、通知領域内に位置し、災害の発生タイミング以降に電話を受信したが、通話が成立しなかった端末10に第2の優先度を設定する。また、特定部74は、通知領域内に位置し、災害の発生タイミング以降に放棄呼が生じていない端末10に第3の優先度を設定する。
なお、特定部74は、通知領域内に位置し、災害の発生タイミング以降に電話を受信したが、通話が成立しなかった端末10に第1の優先度を設定してもよい。この場合、特定部74は、通知領域内に位置し、災害の発生タイミング以降に電話を発信したが、通話が成立しなかった端末10に第2の優先度を設定する。
送信部75は、サーバ50が安否情報の受付を開始した旨の通知を、優先度にしたがって端末10に送信する。具体的には、送信部75は、第1の優先度が設定された端末10、第2の優先度が設定された端末10、第3の優先度が設定された端末10の順に通知を送信する。
以上、通知システム1の構成について説明した。次に図4を用いて通知システム1の動作例を説明する。なお、通知システム1の動作例の開始時点において、既に災害が発生しているものとする。また、放棄呼情報DB71は、図2に示される情報を、回線交換装置40から取得しているものとする。また、加入者情報DB72は、図3に示される情報を加入者管理装置60から取得しているものとする。
まず、取得部73は、サーバ50から、災害の発生時刻及び災害の発生地域を取得する(S101)。この動作例において、取得部73は、13時5分を災害の発生時刻として取得し、地域A、Bを災害の発生地域として取得したものとする。
取得部73は、取得した情報は異常であるかどうかを判断する(S102)。取得部73は、例えば、災害の発生時刻が現在時刻よりも後を指す場合、取得した情報が異常であると判断する。取得した情報が異常な場合(S102のYes)、送信部75は、情報が異常であることをサーバ50へ通知して動作を終了する(S103)。
取得した情報が異常でない場合(S102のNo)、特定部74は、災害の発生時刻以降に放棄呼が生じた端末10を特定する(S104)。この動作例において、特定部74は、放棄呼情報DB71から13時5分以降に生じた放棄呼の情報を抽出することにより、電話番号C,D,G,Hを有する端末10を放棄呼が生じた端末10として特定する。
特定部74は、通知領域内に位置する端末10を特定する(S105)。この動作例において、特定部74は、災害の発生地域である地域A,Bを通知領域として特定する。これにより、特定部74は、加入者情報DB72から、電話番号A,C,D,E,Hを有する端末10を特定する。
特定部74は、特定した端末10に優先度を設定する(S106)。具体的には、特定部74は、通知領域内に位置し、災害の発生タイミング以降に電話を発信したが、通話が成立しなかった端末10に第1の優先度を設定する。また、特定部74は、通知領域内に位置し、災害の発生タイミング以降に電話を受信したが、通話が成立しなかった端末10に第2の優先度を設定する。また、特定部74は、通知領域内に位置し、災害の発生タイミング以降に放棄呼が生じていない端末10に第3の優先度を設定する。
この動作例においては、特定部74は、電話番号C,Dの各々を有する端末10に第1の優先度を設定する(S106)。また、特定部74は、電話番号Hを有する端末10に第2の優先度を設定する。また、特定部74は、電話番号A,Eの各々を有する端末10に第3の優先度を設定する。
送信部75は、設定された優先度に基づいて、所定時間内に通知を出力する(S107)。この例においては、送信部75は、電話番号C,Dの各々を有する端末10、電話番号Hを有する端末10、電話番号A,Eの各々を有する端末10の順に、60秒間の間、通知を送信する。
送信部75は、優先度が設定された全ての端末10に通知を送信したかどうかを判断する(S108)。優先度が設定された全ての端末10に通知が送信された場合(S108のYes)、通知システム1は動作を終了する。
優先度が設定された全ての端末10に通知が送信されていない場合(S108のYes)、再度S104の処理を行う。この動作例においては、電話番号C,Dを有する端末10に通知を送信した一方で、電話番号A,E,Hの各々を有する端末に通知を出力できていないとする。この場合、再度S104からS108の処理が行われる。この際、S105処理においては、特定部74は、災害発生地域内に位置する端末10を再度特定する。また、S106の処理においては、既に通知が送信された電話番号C,Dを有する端末10には、優先度を設定しない。
以上、通知システム1の動作について説明した。
なお、通知システム1の説明において、加入者管理装置60は、基地局の位置情報を端末10の位置情報として取得すると述べたが、加入者管理装置60は、その他の位置情報を端末10の位置情報としても良い。例えば、加入者管理装置60は、回線交換装置40の位置情報や、加入者管理装置60自身の位置情報を端末10の位置情報として取得しても良い。
なお、通知システム1の説明において、S104及びS105の処理は、同時に実施されても良い。
なお、通知システム1の説明において、放棄呼情報DB71は、端末10で生じた放棄呼を記憶しているが、所定の呼出し時間以下の放棄呼は記憶しなくても良い。これにより、ワン切りや相手が存在しない電話番号への発呼を行った端末10を通知先に含めないことができる。
以上のように、通知システム1は、受付手段(上記の説明におけるサーバ50)、取得部73、特定部74及び送信部75を備える。受付手段(サーバ50)は、安否情報を受け付け可能である。取得部73は、災害の発生タイミングを取得する。特定部74は、災害の発生タイミング以降に放棄呼が生じた端末10を特定する。送信部75は、受付手段が安否情報の受付を開始したことを示す通知を、複数の端末10の内、特定された端末10に他の端末10よりも先に送信する。
端末10のユーザは、一般的に、通知を受けた後に安否情報を受付手段に登録し始める。通知システム1においては、複数の端末10のうち、放棄呼が生じた端末10に先に通知が出力されるため、放棄呼が生じた端末10のユーザは、その他の端末10のユーザよりも先に安否情報を登録し始める。これにより、通知システム1によれば、安否情報を受け付けるサーバの負荷の増大を抑制できる。また、放棄呼が生じた端末10は、自身の安否情報を他者に伝えることを失敗したユーザのものである場合がある。通知システム1においては、複数の端末10のうち、放棄呼が生じた端末10に先に通知が出力されるため、このようなユーザに対して優先的に通知をすることができる。
また、受付手段(サーバ50)は、端末10からの安否情報を端末10の識別情報と対応付けて受け付ける。これにより、災害用サービスの加入者は、受付手段内を端末10の識別情報で検索することで、所望のユーザの安否情報を確認することができる。
また、取得部73は、災害の発生地域を更に取得する。特定部74は、災害の発生地域に対応する位置に存在する端末10を特定する。送信部75は、予め登録されている複数の端末10のうち、災害が発生した位置に存在する端末に通知を送信する。これにより、通知システム1は、災害発生地域内や、災害発生地域の近くにいるユーザに、受付手段が安否情報の登録を受け付け始めたことを知らせることができる。
また、特定部74は、端末10が接続する基地局20の位置情報と、災害の発生地域に対応する位置を比較することで、災害の発生地域に対応する地域に存在する端末10を特定する。端末10が接続する基地局20は、端末10を所持するユーザの移動に伴って切り替わる。そのため、通知システム1においては、ユーザが移動したとしても、移動後のユーザの位置に応じて、端末10が災害の発生地域に対応する地域に存在するかどうかを判断できる。
また、送信部75は、所定の期間において通知を端末10に送信する。特定部74は、送信部75が通知を送信した後に、災害の発生地域に対応する位置に存在する端末10を再度特定する。このように、通知システム1においては、特定部74は、通知を端末10に送信する前及び送信した後において、少なくとも二回、災害の発生地域に対応する位置に存在する端末10を特定する。これにより、通知を送信している間に端末10を所持するユーザが移動したとしても、移動後の位置に基づいて、当該端末10が災害の発生地域に対応する位置に存在するかどうかを判断できる。
また、特定部74は、災害が発生した位置に存在し、災害の発生タイミング以降に生じた放棄呼の呼出し元である端末10に第1の優先度を設定する。また、特定部74は、災害が発生した位置に存在し、災害の発生タイミング以降に生じた放棄呼の呼出し先である端末10に第2の優先度を設定する。また、特定部74は、災害が発生した位置に存在し、災害が発生した発生タイミング以降に放棄呼が生じていない端末10に第3の優先度を設定する。また、送信部75は、第1の優先度が設定された端末10、第2の優先度が設定された端末10、第3の優先度が設定された端末10の順に、通知を送信する。
これにより、通知システム1は、放棄呼が生じていない端末10よりも先に、放棄呼が生じた端末10に通知を送信することができる。これにより、災害の発生後に通話できないために自身の安否情報の報告又は他者の安否情報の取得ができなかったユーザに、安否情報の登録の受付が開始されたことを優先的に通知できる。また、通知システム1は、放棄呼が生じた端末10のうち、呼出し先の端末10よりも先に、呼出し元の端末10に通知を出力することができる。これにより、災害の発生後に自身の安否情報の報告ができなかったユーザに、安否情報の登録の受付が開始されたことを優先的に通知できる。
以上、通知システム1について説明した。
<第2の実施形態>
第2の実施形態における通知装置2について図5及び図6を用いて説明する。図5に示されるように、通知装置2は、取得部3、特定部4及び送信部5を備える。
取得部3は、災害の発生タイミングを取得する。特定部4は、発生タイミング以降に放棄呼が生じた不図示の端末10を特定する。送信部5は、安否情報を受け付け可能な不図示の受付手段が安否情報の受付を開始したことを示す通知を、予め登録されている複数の端末の内の特定された端末10に、他の端末よりも先に送信する。
なお、取得部3、特定部4及び送信部5の各々は、第1の実施形態における通知システム1の取得部73、特定部74及び送信部75が備える機能の一部または全部を備えていても良い。以上、通知装置2の構成について説明した。
次に図6を用いて、通知装置2の動作例(通知方法)を説明する。図6は、通知装置2の動作を示すフローチャートである。なお、以下のS201~S202の処理を情報処理装置に実行させるプログラムが、記憶媒体に記憶されていても良い。
まず、取得部3は、災害の発生タイミングを取得する(S201)。取得部3は、例えば気象庁などのホームページから、災害の発生タイミングを取得する。
特定部4は、災害の発生タイミング以降に放棄呼が生じた端末10を特定する(S202)。例えば、特定部4は、不図示の回線交換機に記憶された端末10間の接続履歴を参照することで、放棄呼が生じた端末10を特定する。
送信部5は、端末10に通知を送信する。具体的には、送信部5は、予め登録されている複数の端末の内、S202で特定された端末に、他の端末よりも先に通知を送信する。この通知は、安否情報を受け付け可能な不図示の受付手段が安否情報の受付を開始したことを示す。
以上のように、通知装置2は、取得部3、特定部4及び送信部5を備える。取得部3は、災害の発生タイミングを取得する。特定部4は、災害の発生タイミング以降に放棄呼が生じた端末10を特定する。送信部5は、受付手段が安否情報の受付を開始したことを示す通知を、複数の端末10の内、特定された端末10に他の端末10よりも先に送信する。
端末10のユーザは、一般的に、通知を受けた後に安否情報を受付手段に登録し始める。通知装置2においては、複数の端末10のうち、放棄呼が生じた端末10に先に通知が出力されるため、放棄呼が生じた端末10のユーザは、その他の端末10のユーザよりも先に安否情報を登録し始める。これにより、通知装置2によれば、安否情報を受け付けるサーバの負荷の増大を抑制できる。また、放棄呼が生じた端末10は、自身の安否情報を他者に伝えることを失敗したユーザのものである場合がある。通知装置2においては、複数の端末10のうち、放棄呼が生じた端末10に先に通知が出力されるため、このようなユーザに対して優先的に通知をすることができる。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2020年6月9日に出願された日本出願特願2020-099830を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
1 通知システム
2、70 通知装置
3、73 取得部
4、74 特定部
5、75 送信部
10、10A、10B 端末
20、20A、20B 基地局
30 ネットワーク
40 回線交換装置
50 サーバ
60 加入者管理装置
71 放棄呼情報DB
72 加入者情報DB

Claims (9)

  1. 災害の発生タイミングを取得する取得手段と、
    前記発生タイミング以降に放棄呼が生じた端末を特定する特定手段と
    受付手段が安否情報の受付を開始したことを示す通知を、複数の端末の内の前記特定された端末に、他の端末よりも先に送信する送信手段を、備える通知装置。
  2. 前記受付手段は、前記端末からの安否情報を前記端末の識別情報と対応付けて受け付ける請求項1に記載の通知装置。
  3. 前記取得手段は、前記災害の発生地域を更に取得し、
    前記特定手段は、前記災害の発生地域に対応する通知領域に存在する端末を特定し、
    前記送信手段は、予め登録されている複数の端末のうち、前記通知領域に存在する前記端末に前記通知を送信する請求項1に記載の通知装置。
  4. 前記特定手段は、前記端末が接続する基地局の位置情報と、前記通知領域を比較することで、前記通知領域に存在する前記端末を特定する請求項3に記載の通知装置。
  5. 前記送信手段は、所定の期間において前記通知を前記端末に送信し、
    前記特定手段は、前記送信手段が前記通知を送信した後に、前記通知領域に存在する前記端末を再度特定する
    請求項3又は4に記載の通知装置。
  6. 前記特定手段は、
    前記通知領域に存在し、前記発生タイミング以降に生じた放棄呼の呼出し元である前記端末、
    前記通知領域に存在し、前記発生タイミング以降に生じた放棄呼の呼出し先である前記端末、
    前記通知領域に存在し、前記発生タイミング以降に放棄呼が生じていない前記端末、
    の順に、前記通知を送信する請求項3から5の何れか1項に記載の通知装置。
  7. 請求項1から6の何れか1項に記載の通知装置と、
    安否情報の登録を受け付ける前記受付手段と、を備える通知システム。
  8. 災害の発生タイミングを取得し、
    前記発生タイミング以降に放棄呼が生じた端末を特定し、
    安否情報の受付が開始されたことを示す通知を、複数の端末の内の前記特定された端末に、他の端末よりも先に送信する通知方法。
  9. 災害の発生タイミングを取得する処理と、
    前記発生タイミング以降に放棄呼が生じた端末を特定する処理と、
    安否情報の受付が開始されたことを示す通知を、複数の端末の内の前記特定された端末に、他の端末よりも先に送信する処理とを
    情報処理装置に実行させるプログラム。
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