JP7378999B2 - 撮像装置、撮像方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

撮像装置、撮像方法、プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、フォーカス位置の異なる複数の画像を撮像する撮像装置に関するものである。
デジタルカメラなどの撮像装置からの距離が互いに大きく異なる複数の被写体を撮像する場合や、奥行き方向に長い被写体を撮像する場合に、被写界深度が足りないために被写体の一部にしかピントを合わせられない場合がある。これを解決するため、ピント位置の異なる、画角の重なる複数の画像を撮像し、各画像から合焦領域のみを抽出して1枚の画像に合成し、撮像領域全体に合焦している合成画像を生成する、所謂、深度合成の技術が知られている。
特開平10―290389号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術を用いては、ユーザが合成に用いる画像の領域を選ぶことができないので、合成画像のピンボケの領域を調整するのは難しい。
本発明は、上記の課題を鑑みてなされたものであり、ピント位置が異なる複数の画像を用いて深度合成を行うとき、合成に用いる画像の領域を簡単かつ正確に選べる撮像装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本願発明は、フォーカス位置を変更しながら撮像を行い、画像を取得する撮像手段と、前記撮像手段が前記撮像を行うときのフォーカス位置を取得する取得手段と、前記撮像手段がプレ撮像を行って取得したプレ撮像の画像と、前記取得手段が取得した前記プレ撮像の画像のフォーカス位置と、に関する表示を行う表示手段と、前記表示手段の前記表示に基づいて、ユーザが本撮像に用いられる前記フォーカス位置を指定する指定手段と、前記撮像手段が、前記本撮像に用いられる前記フォーカス位置において前記撮像を行って取得した複数の本撮像の画像に対して合成を行う合成手段と、を有することを特徴とする撮像装置を提供する。
本発明の構成によれば、深度合成を行うとき、合成に用いる領域を簡単に選ぶ撮像装置を提供することができる。
本発明の実施形態におけるデジタルカメラの構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態における撮像を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態におけるプレ撮像を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態における深度合成のためのパラメータの設定を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態における表示部の表示の一例を示すための図である。 本発明の実施形態における本撮像を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態における別装置で深度合成を行う一例を説明するための図である。 本発明の実施形態におけるピーキングの表示の一例を説明するための図である。
以下では、添付の図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1は、本実施形態におけるデジタルカメラ100の構成例を示すブロック図である。
図1において、シャッター101は絞り機能を備えるシャッターである。バリア102は、デジタルカメラ100の、撮像レンズ103を含む撮像系を覆うことにより、撮像レンズ103、シャッター101、撮像部22を含む撮像系の汚れや破損を防止する。撮像レンズ103はズームレンズ、フォーカスレンズを含むレンズ群である。ストロボ90は、撮像時に発光させることにより低照度シーンでの撮像や逆光シーンでの撮像時に照度を補うことができる。センサー21は光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子である。
撮像部22は、A/D変換処理機能や撮像駆動用の同期信号を発生するSSG回路、画像データに対して、前処理、輝度積分を施す回路を備えている。SSG回路では、タイミング発生器から撮像駆動用のクロックを受け、水平及び、垂直同期信号を発生する。前処理回路では、入力画像を行単位で輝度積分回路に入力し、撮像データに必要となるチャネル間のデータ補正等の処理を行う。輝度積分回路では、RGB信号から輝度成分を混合生成し、入力画像を複数領域に分割し、領域毎に輝度成分を生成する。
AF評価値検出部23は、さまざまな方式があるが、ここではコンパクトデジタルカメラにおいて従来から多く採用されてきた、コントラスト検出方式を例に挙げる。予め設定された評価領域(いわゆるAF枠)内に入力される画像信号の輝度成分について水平方向のフィルタ処理を施し、コントラストをあらわす所定周波数を抽出しながら最大値を選択し、垂直方向に積分演算を行うことでAF評価値を算出する。撮像レンズ103の内、フォーカスレンズを至近から無限遠の範囲で動かしながら、このAF評価値を算出し、もっともコントラストの高い位置でフォーカスレンズを停止させるように制御を行っている。
フォーカスレンズの停止位置はAF枠内の被写体までの合焦位置であり、この合焦位置をもとに距離情報を取得することができる。
AF評価値は、撮像部22からシステム制御部50に出力され、システム制御部はこのAF評価値に基づきAF(オートフォーカス)処理を行う。
画像処理部24は、撮像部22出力となるデジタル出力を受信する回路を備え、受信した撮像部出力データに対して信号処理、顔検出、縮小、ラスタブロック変換及び、圧縮を施す回路を含む画像処理部である。信号処理回路では、撮像部22の出力データに色キャリア除去、アパーチャー補正、ガンマ補正処理等を行って輝度信号を生成する。同時に、色補間、マトリックス変換、ガンマ処理、ゲイン調整等を施して色差信号を生成し、メモリ制御部15にYUV形式の画像データを形成する。縮小回路では、信号処理回路の出力を受けて、入力される画素データの切り出し、間引き及び、線形補間処理等を行い、水平垂直方向に画素データの縮小処理を施す。それを受けて、ラスタブロック変換回路では、縮小回路で変倍されたラスタスキャン画像データをブロックスキャン画像データに変換する。こうした一連の画像処理は、メモリ制御部15がバッファメモリとして用いられて実現される。圧縮回路は、バッファメモリでブロックスキャンデータに変換したYUV画像データを圧縮方式に従って圧縮する。
さらに、画像処理部24では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理が行われ、得られた演算結果に基づいてシステム制御部50が露光制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAE(自動露出)処理、EF(フラッシュ自動調光発光)処理が行われる。画像処理部24では更に、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
撮像部22の出力データは、画像処理部24及びメモリ制御部15を介して、或いは、メモリ制御部15を介してメモリ32に直接書き込まれる。メモリ32は、撮像部22によって取得およびA/D変換された画像データや、画像処理部24により生成される表示部28に表示するための画像データを格納するが、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像および音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。また、メモリ32は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。
D/A変換器13は、画像処理部24で生成されてメモリ制御部15に記憶された画像データを表示用画像に変換して表示部28に転送する再生回路である。D/A変換器13では、YUV形式の画像データを輝度成分信号Yと変調色差成分Cとに分離し、D/A変換を行ったアナログ化されたY信号にLPFを施す。また、D/A変換を行ったアナログC信号にBPFを施して変調色差成分の周波数成分のみを抽出する。こうして生成された信号成分とサブキャリア周波数に基づいて、Y信号とRGB信号に変換生成して、表示部28に出力される。このように、撮像素子からの画像データを逐次処理して表示することによってライブビュー(LV)表示が実現される。
不揮発性メモリ56は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばフラッシュメモリ等が用いられる。不揮発性メモリ56には、システム制御部50の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここでいう、プログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのプログラムのことである。
システム制御部50は、デジタルカメラ100全体を制御する。前述した不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。52はシステムメモリであり、RAMが用いられる。システムメモリ52には、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等を展開する。また、システム制御部はメモリ32、D/A変換器13、表示部28等を制御することにより表示制御も行う。
システムタイマー53は各種制御に用いる時間や、内蔵された時計の時間を計測する計時部である。
モード切り替えスイッチ60、第1シャッタースイッチ64、第2シャッタースイッチ62、操作部70はシステム制御部50に各種の動作指示を入力するための操作手段である。
モード切り替えスイッチ60は、システム制御部50の動作モードを静止画記録モード、動画記録モード、再生モード等のいずれかに切り替える。静止画記録モードに含まれるモードとして、オート撮像モード、オートシーン判別モード、マニュアルモード、深度合成モード、その他撮像シーン別の撮像設定となる各種シーンモード、プログラムAEモード、カスタムモード等がある。モード切り替えスイッチ60で、静止画撮像モードに含まれるこれらのモードのいずれかに直接切り替えられる。あるいは、モード切り替えスイッチ60で静止画撮像モードに一旦切り換えた後に、静止画撮像モードに含まれるこれらのモードのいずれかに、他の操作部材を用いて切り替えるようにしてもよい。同様に、動画撮像モードにも複数のモードが含まれていてもよい。第1シャッタースイッチ6は、デジタルカメラ100に設けられたシャッター釦61の操作途中、いわゆる半押し(撮像準備指示)でONとなり第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理等の動作を開始する。
第2シャッタースイッチ62は、シャッター釦61の操作完了、いわゆる全押し(撮像指示)でONとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部50は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像部22からの信号読み出しから記録媒体200に画像データを書き込むまでの一連の撮像処理の動作を開始する。
操作部70の各操作部材は、表示部28に表示される種々の機能アイコンを選択操作することなどにより、場面ごとに適宜機能が割り当てられ、各種機能釦として作用する。機能釦としては、例えば終了釦、戻る釦、画像送り釦、ジャンプ釦、絞込み釦、属性変更釦等がある。例えば、メニュー釦が押されると各種の設定可能なメニュー画面が表示部28に表示される。利用者は、表示部28に表示されたメニュー画面と、上下左右の4方向釦やSET釦とを用いて直感的に各種設定を行うことができる。
操作部70にはコントローラーホイール73が含まれ、コントローラーホイール73は回転操作可能な操作部材であり、方向釦と共に選択項目を指示する際などに使用される。コントローラーホイール73を回転操作すると、操作量に応じて電気的なパルス信号が発生し、このパルス信号に基づいてシステム制御部50はデジタルカメラ100の各部を制御する。このパルス信号によって、コントローラーホイール73が回転操作された角度や、何回転したかなどを判定することができる。なお、コントローラーホイール73は回転操作が検出できる操作部材であればどのようなものでもよい。例えば、ユーザの回転操作に応じてコントローラーホイール73自体が回転してパルス信号を発生するダイヤル操作部材であってもよい。また、タッチセンサよりなる操作部材で、コントローラーホイール73自体は回転せず、コントローラーホイール73上でのユーザの指の回転動作などを検出するものであってもよい(いわゆる、タッチホイール)。
電源制御部80は、電池検出回路、DC-DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池残量の検出を行う。また、電源制御部80は、その検出結果及びシステム制御部50の指示に基づいてDC-DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各部へ供給する。
電源部40は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。記録媒体I/F18は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体200とのインターフェースである。記録媒体200は、撮像された画像を記録するためのメモリカード等の記録媒体であり、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される。上述したデジタルカメラ100では中央1点AFや顔AFを用いた撮像が可能である。
中央1点AFとは撮像画面内の中央位置1点に対してAFを行うことである。顔AFとは顔検出機能によって検出された撮像画面内の顔に対してAFを行うことである。また、撮像画面内から主被写体を検出し、主被写体に対してAFを行うこともできる。
主被写体検出機能について説明する。システム制御部50はライブビュー表示あるいは再生表示される画像データを画像処理部24に送る。システム制御部50の制御下で画像処理部24は、画像中の特徴量、例えば色情報から、隣接した画素で色情報が近いものをグルーピングして領域分割し、被写体情報としてメモリ32に記憶する。その後、画像処理部は、グルーピングされた領域中で領域面積が大きい領域を主被写体として判定する。
以上のようにライブビュー表示あるいは再生表示される画像データを画像解析して、画像データの特徴量を抽出して被写体情報を検出することが可能である。本実施形態では画像中の色情報から主被写体を検出しているが、画像中のエッジ情報や距離情報から主被写体の検出を行ってもよい。
<深度合成モードの動作>
次に本実施形態における深度合成モードについて説明する。深度合成モードへの切り替えは、前述したモード切り替えスイッチ60を操作することにより、行うことができる。
本実施形態における深度合成モードでは、光軸方向でのフォーカス位置を変えながら複数枚の撮像を行い、各画像から合焦領域のみを抽出して1枚の画像に合成する。
合成に必要十分な画像を取得するため、合成対象となる、至近側のフォーカス位置、無限遠側のフォーカス位置を決める必要がある。(至近側から順に撮像するため、至近側のフォーカス位置を開始位置、無限遠側のフォーカス位置を終了位置とも呼ぶ)さらに各撮像間のフォーカスレンズの移動量となるフォーカスステップも重要である。フォーカスステップが適切でないと、合成画像の画質低下や、合成にかかる時間の増加にもなりうる。
本実施形態では、最適な開始位置、終了位置、フォーカスステップの各合成パラメータを求めるために、本撮像前に、プレ撮像として、フォーカスシフト動画撮像を実施する。プレ撮像で撮像された動画を参照しながら、各合成パラメータを決定した上で、本撮像を行うワークフローとなっている。そのため、プレ撮像と本撮像で画角が変わらないようにするため、三脚等で固定して撮像するのが好ましい。
図2は、本実施形態における撮像を説明するためのフローチャートである。
ステップS201で、システム制御部50は、プレ撮像のための初期設定(たとえば、露出)を行う。次にステップS202では、撮像部22がプレ撮像を行う。ステップS203では、表示部28はプレ撮像で記録した動画を再生し、操作部70や表示部28はユーザからの指示を受け、システム制御部50は、深度合成のパラメータを設定する。ステップS204では、撮像部が本撮像を行う。ステップS205で、画像処理部24は深度合成を行う。以下では、ステップS202ないしS205での処理を詳細に説明する。
<プレ撮像>
図3は、本実施形態におけるプレ撮像を説明するためのフローチャートである。
ステップS301で、システム制御部50は、フォーカスステップSTを設定する。図3のフローでは、システム制御部50は、レンズ103を駆動できる最小のフォーカスステップSTminを設定する。
ステップS301での設定において、フォーカスステップを極力細かく設定することが好ましい。ただし、記録媒体200の容量などの制限により、フォーカスステップを多少荒くしてもよい。
ステップS302で、システム制御部50は、撮像の開始のフォーカスレンズ位置を設定する。図3のフォローでは、フォーカス位置を至近側に置かせるフォーカスレンズ位置FlPosNearをフォーカスレンズ位置として設定する。
ステップS303で、システム制御部50は、フォーカスレンズをステップS302で設定した位置FlPosNearまで動かす。
ステップS304で、システム制御部50は、フォーカスレンズの位置FlPosと設定した無限遠側の位置FlPosfarと比較する。FlPosがFlPosfarより近ければステップS305に進み、FlPosがFlPosfarより遠ければステップS308に進む。
ステップS305で、撮像部22がステップS303で設定した位置で撮像する。そして、ステップS306で、記録媒体200がステップS305で撮像部22が撮像した画像、および距離情報を一時記録する。ここでいう距離情報とは、ステップS303での位置FlPosのことである。
ステップS307で、システム制御部50は、FlPosの値をフォーカスステップSTだけ増やす。そしてフローがステップS303まで戻る。
ステップS308で、システム制御部50は、ステップS305で撮像した画像を圧縮し、記録媒体200に動画として記録する。ステップS308での処理の目的は、記録するデータのサイズを小さくすることであり、必要でなければステップS308での処理がなくてもよい。
以上は、プレ撮像の処理についての説明であった。解像感の高い合成画像を得るために、プレ撮像の処理において、なるべくフォーカスステップを狭く、フォーカスレンジを広くとることが重要である。ただし、データ量を削減するために、フォーカスステップ、フォーカスレンジを適宜に調整してもよい。また、ステップS308で動画を作るとき、圧縮率を容量に応じて調整してもよい。
<深度合成のためのパラメータの設定>
次に、システム制御部50は、深度合成のためのパラメータの設定を行う。
図4は、本実施形態における深度合成のためのパラメータの設定を説明するためのフローチャートである。
ステップS401で、システム制御部50は、ステップS202でのプレ撮像で取得された動画を読み込む。
ステップS402で、表示部28は、次に先頭フレームとなる画像をデコードし、表示する。ステップS403で、表示部28は、動画再生パネルを表示する。
図5は、本実施形態における表示部の表示の一例を示すための図である。図5に示した例では、プレ撮像の後の深度合成のためのパラメータの設定のためのパネルが表示されている。図5に示したパネルは、通常動画再生時のパネルとほぼ同様であるが、深度合成のためのパラメータの設定のため、一部ボタン・アイコンなどが追加されている。
図5において、動画再生パネル502の背景には、再生中の動画のフレーム画像501(最初は先頭フレーム、その後は一時停止された時のフレーム)が表示されている。動画再生パネル502は画面下部に表示される、ボタン・アイコン群を含んだダイアログからなり、ボタン511は動画再生パネル502を終了時に使用する戻るボタン、ボタン512は動画再生開始を指示する再生ボタンである。ボタン512は動画再生中に押下された場合はその時点で一時停止動作となる。ボタン513はフレーム送りを指示するフレーム送りボタン、ボタン514はフレーム戻しを指示するフレーム戻しボタンである。ボタン515は押下している間逆方向に再生(巻き戻し)を行う巻き戻しボタン、ボタン516は押下している間早送りを行う早送りボタンである。ボタン517はフレーム送り・フレーム戻し操作時のフレームスキップ量を調節するためのフレームスキップ数変更ボタンであり増減のため上下2個のボタンから構成されている。ボタン518は画像の拡大指示を受け付けるための拡大ボタン、ポインタ520は現フレームのフォーカスレンズの合焦位置までの距離を表す距離ポインタ、ボタン521は表示中のフレームを開始フレームに指定するための開始フレームボタン、ボタン524は表示中のフレームを最終フレームに指定するための終了フレームボタンである。
ここでボタン512が押下されると、表示されているフレーム画像501の位置から動画の再生が開始され、停止指示がなければ再生開始前に表示していたフレーム画像501が含まれる1シーンの動画の再生が継続する。なお、動画再生パネル502に含まれる各ボタンの表示位置をタッチすること、あるいは各ボタンを操作部70に含まれる4方向ボタンで選択した状態でSETボタンを押下することを、「ボタンを押下する」とも呼ぶ。
ステップS404では、システム制御部50は、入力待ちの状態となり、何らかの入力があるとステップS405へ進み、ステップS404での入力が戻るボタン511の押下による終了指示かを判定する。終了指示ならばステップS429へ進み、終了指示でないならばステップS407へ進む。
ステップS407では、システム制御部50は、ステップS404での入力がボタン512押下による再生開始指示であるか判定し、再生開始指示ならばステップS408へ進み、現フレームから動画の再生を開始する。
動画再生時には、画像を順次デコード・表示サイズにリサイズしたものを表示部28に表示する。プレ撮像時に記憶した距離情報も参照し、動画再生パネル502内のポインタ520として表示する。動画再生中も入力は受け付けられるため、再生を開始したら、ステップS404へ戻り入力待ちの状態となる。
また、ステップS407で再生開始指示でないならばステップS409へ進み、システム制御部50は、ステップS404での入力がフレーム送り指示又はフレーム戻し指示であるか判定する。そして、フレーム送り指示又はフレーム戻し指示ならばステップS410へ進み、システム制御部50は、現在表示しているフレームの次又は前のフレームを表示する。その後、ステップS404へ戻り入力待ちの状態となる。
一方、ステップS409でフレーム送り指示又はフレーム戻し指示でないならばステップS411へ進み、システム制御部50は、ステップS404での入力がボタン517押下によるフレームスキップ数変更指示であるか判定する。フレームスキップ数とはフレーム送りもしくはフレーム戻し時にスキップするフレーム数のことを指す。最小単位は1フレームでもよいが、1フレームで変化するフォーカスステップ幅は微小であるため、必ずしも画面上で確認できるわけではない。このような場合を鑑み、ボタン517を押下し、フレームスキップ数を大きめにした後、フレーム送り/フレーム戻しを行う方法によって、画面上での合焦位置の変化の確認がしやすい。
最終に、表示中のフレームスキップ数で、画面上での合焦位置変化が連続的であることが確認できれば、指定したフレームスキップ数、すなわちフォーカスステップ幅で本撮像を行えば良いことになる。つまりフレームスキップ数を増加しても合焦位置変化が連続的で不自然さがなければ、その分、本撮像枚数を削減することができ、データ量の削減だけのみならず、合成にかかる時間を大幅に短縮することができる。
フレームスキップ数は、S408での再生処理時に適用するようにしても良い。上述のような構成で深度確認時の動画再生にかかる時間を短縮することが可能である。
ステップS411において、フレームスキップ数変更があった場合には押下したボタンに応じて、ステップ412に進み、フレームスキップ数を増減させる。次に、ステップS404へ戻り入力待ちの状態となる。フレームスキップ数の変更時には、同時にフォーカスステップ幅も同じ値を設定する。以上の操作により、最終に設定したフレームスキップ数と同値のフォーカスステップ幅を本撮像時のパラメータとして組み込むことができる。フレームスキップ数に変更がなければ、ステップS413へ進み、システム制御部50は、ステップS404での入力がボタン518押下による画像拡大指示であるか判定する。次に、画像拡大指示ならばステップS414へ進み、システム制御部50は、再生時点でのピーク位置を中心とした画像拡大処理を行い、表示する。次に、ステップS404へ戻り入力待ちの状態となる。
ステップS413において、画像拡大指示でないならばステップS415へ進み、システム制御部50は、ステップS404での入力がボタン519押下による開始フレーム指示であるか判定する。次に、開始フレーム指示ならばステップS416へ進み、システム制御部50は、現フレームを開始フレームに指定する処理を行い、動画再生パネル502上の開始フレーム位置を示す開始位置マーク522を指定距離位置に移動する。次に、ステップS404へ戻り入力待ちの状態となる。
ステップS415において、開始フレーム指示でないならばステップS417へ進み、システム制御部50は、ステップS404での入力がボタン524の押下による終了フレーム指示であるか判定する。次に、終了フレーム指示ならばステップS418へ進み、システム制御部50は、現フレームを終了フレームに指定する処理を行い、動画再生パネル502上の終了フレーム位置を示す終了位置マーク523を指定距離位置に移動する。次に、ステップS404へ戻り入力待ちの状態となる。
ステップS417において、終了フレーム指示でないならばステップS419へ進み、システム制御部50は、ステップS404での入力がボタン519押下による一時停止指示であるか判定する。次に、一時停止指示ならばS420へ進み、システム制御部50は、動画再生中であればステップS420で一時停止処理を行う。次に、ステップS404へ戻り入力待ちの状態となる。
ステップS419において、一時停止指示でないならばステップS404へ戻り入力待ちの状態となる。
ステップS429において、システム制御部50は、動画再生パネルを非表示にする。ステップS430において、本フロー内で指定したフォーカスステップ(ST)、開始フレームのフォーカスレンズ位置(FlPos=FlPosNear)、終了フレームのフォーカスレンズ位置(FlPosFar)をパラメータが記録され、フローが終了する。
以上に述べたように、プレ撮像で取得した動画を参照し、パラメータを設定することができる。動画の解像度は撮像される静止画と比べて低くても、ポインタが表示されることにより、距離情報の差などを正確に確認できる。また、ユーザの操作によって拡大表示ができるという点で、フォーカス位置の変化もより明確に確認できる。また、深度合成パラメータを設定するフローは再生状態で行うため、ライブビュー表示中に比べて消費電力が少なく済むというメリットもある。
<本撮像>
図6は、本実施形態における本撮像を説明するためのフローチャートである。
ステップS601で、システム制御部50は、撮像部22や画像処理部24、表示部28などを制御してライブビュー表示を行わせるとともに、撮像部22から取得した情報に基づいて、露出などの初期設定を行う。
ステップS602で、システム制御部50は、フォーカスレンズの位置をステップS430で設定したフォーカスレンズ位置FlPos(=FlPosNear)に動かす。
ステップS603で、システム制御部50は、ステップS602でのフォーカスレンズ位置FlPosとステップS430で設定したフォーカスレンズ位置FlPosFarと比較する。FlPosFlPosFarであれば、フローが終了する。FlPosFlPosFarであれば、フローがステップS604に進む。
ステップS604で、撮像部22が撮像を行う。
ステップS605で、フォーカスレンズ位置FlPosをフォーカスステップSTだけ増やす。次にステップS602に戻る。
<深度合成>
最後に、ステップS205で、画像処理部24は、本撮像で撮像部22が取得した画像に対して合成を行う。
深度合成の方法の一例について説明する。まず、システム制御部50は、合成の対象となる2つの画像の位置のずれ量を算出する。算出方法の一例は、以下に述べる。まず、システム制御部50は、片方の画像に、複数のブロックを設定する。システム制御部50は、各々のブロックのサイズが同じになるように設定することが好ましい。次に、システム制御部50は、もう片方の画像に、設定したそれぞれのブロックと同じ位置に、該ブロックよりも広い範囲を、探索範囲を設定する。最後に、システム制御部50は、もう片方の画像のそれぞれの探索範囲に、最初に設定したブロックとの輝度の差分絶対値和(Sum of Absolute Difference、以下、SADをいう)が最小となる対応点を算出する。システム制御部50は、最初に設定したブロックの中心と前述した対応点から、位置のずれをベクトルとして算出する。システム制御部50は、前述する対応点の算出において、SADのほかに、差分二乗和(Sum of Squared Difference、以下SSDをいう)や正規化相互相関(Normalized Cross Correlation、以下NCCをいう)などを用いてもよい。
次に、システム制御部50は位置のずれ量から変換係数を算出する。システム制御部50は、変換係数として、例えば射影変換係数を用いる。ただし、変換係数として射影変換係数だけに限定するわけではなく、アフィン変換係数や水平垂直シフトのみの簡略化した変換係数を用いてもよい。
たとえば、システム制御部50は、(式1)に示した式を用いて変形を行うことができる。
Figure 0007378999000001
(式1)では、(x´,y´)は変形を行った後の座標を示し、(x,y)は変形を行う前の座標を示す。
次に、画像処理部24は、位置合わせを行った後のそれぞれの画像に対してコントラスト値を算出する。コントラスト値の算出方法の一例としては、たとえば、まず、画像処理部24は、それぞれの画素の色信号Sr、Sg、Sbから、下記の(式2)を用いて輝度Yを算出する。
Y=0.299Sr+0.587Sg+0.114Sb・・・(式2)
次に、3×3の画素の輝度Yの行列Lに、下記の(式3)ないし(式5)に示したように、ソーベルフィルタを用いてコントラスト値Iを算出する。
Figure 0007378999000002
Figure 0007378999000003
Figure 0007378999000004
また、上述のコントラスト値の計算方法は一例にすぎず、たとえば、使用するフィルタをラプラシアンフィルタ等のエッジ検出フィルタや所定の帯域を通過するバンドパスフィルタを用いることも可能である。
次に、画像処理部24は、合成マップを生成する。合成マップの生成方法としては、画像処理部24は、それぞれの画像の同じ位置にある画素のコントラスト値を比較し、コントラスト値の最も高い画素の合成比率を100%とし、同じ位置にあるほかの画素の合成比率を0%とする。画像処理部24は、こうした合成比率の設定を、画像のすべての位置に対して行う。
最後に、画像処理部24は、合成マップに従い画素の置き換えを行い、合成画像を生成する。なお、このようにして算出した合成比率に対して、隣接画素間で合成比率が0%から100%に変化(あるいは100%から0%に変化)すると、合成境界での不自然さが目立つようになる。そのため、合成マップに対して所定の画素数(タップ数)を持つフィルタをかけ、隣接画素間で合成比率が急激に変化しないようにする。
なお、以上の記載では、デジタルカメラ100がすべての処理を行うように説明したが、これに限らない。たとえば、ステップS205での深度合成の処理を別の画像処理装置で行ってもよい。
図7は、本実施形態における別装置で深度合成を行う一例を説明するための図である。図7は、デジタルカメラ100、深度合成パラメータ指定を行うための情報機器70、撮像対象70(バスの模型)を示している。図7に示したような構造により、デジタルカメラ100を触らずにパラメータを設定することができ、さらに遠隔操作ができれば、デジタルカメラ100を触らずにすべての操作を情報機器70で行うことができる。
また、本実施形態では、表示部28がピーキングを表示するピーキング機能を設けることもできる。ピーキング機能は、画像のコントラストなどの情報に基づいて、フォーカスが合っている部分を強調するように画像に網掛けパターンや色付きエッジ等を重畳表示するものであり、ピーキング機能が画像処理部24にて処理される。
図8は、本実施形態におけるピーキングの表示の一例を説明するための図である。図8では、プレ撮像の後、表示部28がピーキングの情報とプレ撮像で取得された動画とともに表示している様子を示している。領域801は、ピーキングが表示されている箇所を示している。システム制御部50は、動画を再生すると、合焦位置に応じてピーキングの表示箇所もあわせて変更する。
ピーキングに関する情報はステップS306で取得された距離情報から生成し、撮像画像に付加されたものであってもよい。
一方で、ピーキングに関する情報を撮像画像とは別にデータとして保存しておくことにもメリットがある。ピーキングの色や強度を状況によって変えたい場合や、現フレームのピーキング情報だけでなく、次のフレームのピーキング情報も合わせて表示したい場合などに自由に付加することができ、深度合成パラメータの指定がしやすくなる。
なお、プレ撮像の時に記録する動画の解像度としては、前述のように静止画よりも低い解像度で記録するように説明してきた。ただし、ピーキングに関する情報の抽出をより高精度に行うために、センサー21の駆動モードは間引きや加算のない全画素読み出しを行うように構成してもよい。
以上のような構成であれば、プレ撮像の後の動画再生時のピーキングをより正確に表示することができる。
本実施形態によれば、プレ撮像で取得された画像をユーザに表示し、パラメータを設定させることで、合成に用いる画像の領域を簡単かつ正確に選ぶことができる。
(そのほかの実施形態)
以上の実施形態は、デジタルカメラでの実施をもとに説明したが、デジタルカメラに限定するものではない。たとえば、撮像素子が内蔵した携帯機器などで実施してもよく、画像を撮像することができるネットワークカメラなどでもよい。
なお、本発明は、上述の実施形態の1つ以上の機能を実現するプログラムを、ネットワークまたは記憶媒体を介してシステムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読み出し作動させる処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 デジタルカメラ
103 撮像レンズ
22 撮像部
50 システム制御部

Claims (14)

  1. フォーカス位置を変更しながら撮像を行い、画像を取得する撮像手段と、
    前記撮像手段が前記撮像を行うときのフォーカス位置を取得する取得手段と、
    前記撮像手段がプレ撮像を行って取得したプレ撮像の画像と、前記取得手段が取得した前記プレ撮像の画像のフォーカス位置と、に関する表示を行う表示手段と、
    前記表示手段の前記表示に基づいて、ユーザが本撮像に用いられる前記フォーカス位置を指定する指定手段と、
    前記撮像手段が、前記本撮像に用いられる前記フォーカス位置において前記撮像を行って取得した複数の本撮像の画像に対して合成を行う合成手段と、を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記複数の本撮像の画像は、少なくとも一部の画角が重なることを特徴とする請求項1
    に記載の撮像装置。
  3. 前記撮像手段が、前記本撮像と前記プレ撮像とで、同じ前記フォーカス位置で前記撮像を行うとき、撮像の画角と絞りとに関する設定が同じであることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記指定手段が、前記本撮像の開始のフォーカス位置と終了のフォーカス位置とフォーカスステップとを指定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記指定手段は、前記表示手段が前記プレ撮像で取得した画像を表示するときのスキップ数に基づいて、前記フォーカスステップを指定することを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記フォーカス位置は、光軸方向でのフォーカス位置であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記プレ撮像に用いられる前記フォーカス位置は、前記本撮像に用いられる前記フォーカス位置を含むことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記表示手段は、前記取得手段が前記プレ撮像で取得した前記フォーカス位置に応じてピーキングに関する情報を表示することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 前記表示手段は、前記撮像手段が前記プレ撮像で取得した前記画像と、該画像の前記フォーカス位置に応じるピーキングに関する情報を表示することを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
  10. 前記ピーキングに関する情報は、該画像のコントラスト値から得られることを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
  11. 前記表示手段は、前記プレ撮像で得られる画像を、動画として再生することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の撮像装置。
  12. フォーカス位置を変更しながら撮像を行い、画像を取得する撮像ステップと、
    前記撮像ステップにおいて前記撮像を行うときのフォーカス位置を取得する取得ステップと、
    前記撮像ステップにおいてプレ撮像を行って取得したプレ撮像の画像と、前記取得ステップにおいて取得した前記プレ撮像の画像のフォーカス位置と、に関する表示を行う表示ステップと、
    前記表示ステップにおける前記表示に基づいて、ユーザが本撮像に用いられる前記フォーカス位置を指定する指定ステップと、
    前記撮像ステップにおいて、前記本撮像に用いられる前記フォーカス位置において前記撮像を行って取得した複数の本撮像の画像に対して合成を行う合成ステップと、を有することを特徴とする撮像方法。
  13. 撮像装置をコンピュータに動作させるコンピュータのプログラムであって、
    フォーカス位置を変更しながら撮像を行い、画像を取得する撮像ステップと、
    前記撮像ステップにおいて前記撮像を行うときのフォーカス位置を取得する取得ステップと、
    前記撮像ステップにおいてプレ撮像を行って取得したプレ撮像の画像と、前記取得ステップにおいて取得した前記プレ撮像の画像のフォーカス位置と、に関する表示を行う表示ステップと、
    前記表示ステップにおける前記表示に基づいて、本撮像に用いられる前記フォーカス位置の指定をユーザから受け付ける受付ステップと、
    前記撮像ステップにおいて、前記本撮像に用いられる前記フォーカス位置において前記撮像を行って取得した複数の本撮像の画像に対して合成を行う合成ステップと、を行わせることを特徴とするプログラム。
  14. 請求項13に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み出し可能な記録媒体。
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