JP7375115B2 - データ処理装置及びそのプログラム、データ処理システム - Google Patents

データ処理装置及びそのプログラム、データ処理システム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、購買データを提供するための処理装置及びそのプログラムとデータ処理システムに関する。
スーパーマーケット又はコンビニエンスストア、飲食店などの小売店では、消費者が購入した商品のデータは、一般にPOS(Point Of Sales)端末によって決済されると、レシートとして客に提供される。一方、小売店では、POS端末が決済した商品のデータは、店舗のサーバ、あるいは、複数の店舗の情報を管理する本部のサーバに購買データとして蓄積される。サーバは、各消費者の購買データから、商品毎の売上実績を管理する。また、サーバは、蓄積された購買データを分析する。その分析結果に基づいて、各消費者のニーズに適合した販売計画が作成されたり、適切な販促サービスが消費者に提供されたりする(参考文献1)。このような購買データを活用し、事業に役立てたいという事業者がある。しかし、小売店が自社で蓄積した購買データを消費者に無断で第三者の事業者に提供することは、プライバシー等の問題からできない。
このような事情から、消費者の購買データをその消費者の承認の上で外部の業者に提供できるシステムの構築が求められている。
特開2014‐182750号公報
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、消費者の購買データをその消費者の承認の上で第三者である外部の業者に提供できるデータ処理装置、制御方法、及びデータ処理システムを提供しようとするものである。
一実施形態において、データ処理装置は、通信部と、第1記憶部と、第2記憶部と、制御部とを備える。第1記憶部は、消費者を識別する第1識別情報と、当該第1識別情報に関連付けられた当該消費者の端末の第1宛先情報と、少なくとも当該第1識別情報及び当該第1宛先情報のいずれかと関連付けられた販売店における当該消費者による取引単位の購買データとを記憶する。第2記憶部は、消費者の購買データの提供を要求する要求者を特定する事業者ID及び事業者名の少なくとも一方を含む第2識別情報と、当該要求者へ情報を送るための宛先を示す第2宛先情報とを含む要求者データを記憶する。制御部は、第2識別情報を含み、消費者の購買データの提供を要求する要求データを取得した後、第1記憶部が記憶する購買データのなかから、第1宛先情報あるいは当該第1宛先情報に関連する第1識別情報の少なくともいずれかに関連付けられた購買データを抽出し、抽出した1以上の購買データのなかから要求データに含まれる第2識別情報が示す要求者へ提供を行う1以上の購買データを第1宛先情報の端末によって特定させる購買データのリストを当該第1宛先情報へ通信部を介して送信する。
本実施形態における購買データ処理システムの概略構成を示すブロック図。 消費者データベースに記憶されるレコードの主要なデータ構造を示す模式図。 購買データベースに記憶されるレコードの主要なデータ構造を示す模式図。 事業者データベースに記憶されるレコードの主要なデータ構造を示す模式図。 情報端末の要部構成を示すブロック図。 センタサーバの要部構成を示すブロック図。 購買データ処理プログラムに従ったセンタサーバのプロセッサの主要な情報処理手順を示す流れ図。 購買データ提供プログラムに従った情報端末のプロセッサの主要な情報処理手順を示す流れ図。 購買データの転送依頼に対する認否を問い合わせる画像の一例を示す模式図。 購買履歴リスト画像の一例を示す模式図。 購買データ画像の一例を示す模式図。 絞込テーブルの一例を示す模式図。 第2の実施形態において、購買データ処理プログラムに従ったセンタサーバのプロセッサの情報処理手順の一部を示す流れ図。
以下、消費者(顧客)の購買データをその消費者の承認の上で外部の業者に提供する購買データ処理システムの実施形態について、図面を用いて説明する。
本実施形態の購買データ処理システムは、会員登録制の所定のサービスに会員登録した消費者が、同サービスに加盟している小売店(販売店)で商品を購入した場合に蓄積される取引単位の購買データを、他の事業者からの依頼に応じて当該事業者へ提供する。
[第1の実施形態]
図1は、本実施形態における購買データ処理システム1の概略構成を示すブロック図を示す。購買データ処理システム1は、センタサーバ11と、情報端末12と、ネットワーク13とを含む。情報端末12は、会員登録制の所定のサービスに会員登録した消費者がそれぞれ所有する端末を示す。各情報端末12は、無線通信を利用してネットワーク13に接続される。ネットワーク13は、センタサーバ11と各情報端末12とを、双方向通信自在に接続する。ネットワーク13は、例えばインターネットである。
センタサーバ11は、データ処理装置として機能する。センタサーバ11は、ネットワーク2を介して複数のPOS(Point Of Sales)端末3と接続する。POS端末3は、所定のサービスに加盟している小売店に設置される。POS端末3は、店舗サーバ等を介してネットワーク2に接続されていてもよい。ネットワーク2は、例えばイントラネットである。ネットワーク2は、インターネットでもよい。
POS端末3は、消費者によって購入された商品の販売データを登録処理する。そしてPOS端末3は、登録処理した商品の販売データを基に、取引単位の購買データを生成する。なお、店舗サーバ(不図示)やセンタサーバ11が、POS端末3が登録処理した商品の販売データに基づいて、購買データを生成してもよい。購買データは、消費者によって購入された商品の商品コード、分類コード、商品名、価格、点数、金額等の購買商品データを含む。また購買データは、店舗名、取引日時、取引金額等の取引識別データも含む。因みに、商品コードは、商品固有のコードであり、商品毎に一意の商品コードが設定される。分類コードは、商品の分類を識別するコードである。商品の分類は、例えば肉類、鮮魚、野菜、果物、乳製品、生活雑貨等のように大まかな分類でもよいし、例えば肉類については牛肉、豚肉、鶏肉等の細かな分類でもよい。分類毎に一意の分類コードが設定される。
またPOS端末3は、ユーザIDの読取装置を備える。ユーザIDは、所定のサービスに会員登録した消費者を識別する固有の識別情報である。ユーザIDは、例えば消費者が所定のサービスに会員登録する際に、消費者に提供される会員カードにバーコードの形態で印刷される。この場合、バーコードスキャナがユーザIDの読取装置となる。ユーザIDは、例えば消費者が所定のサービスに会員登録する際に、消費者に提供されるICカード(会員カード)のメモリチップに記憶される。この場合、ICカードリーダがユーザIDの読取装置となる。なお、ユーザIDを保持する媒体とその読取装置とは、上記のものに限定されるものではない。
センタサーバ11には、ネットワーク13を介して複数の事業者システム4が接続される。各事業者システム4は、第三者である事業者毎に構築されたコンピュータシステムを示す。事業者システム4は、ネットワーク13を介してセンタサーバ11に購買データの提供を依頼する機能と、ネットワーク13を介して情報端末12から提供される購買データを受信する機能とを有する。
センタサーバ11は、消費者データベース51、購買データベース52及び事業者データベース53を有する。消費者データベース51は、所定のサービスに会員登録した各消費者に関するデータのレコードを記憶する。購買データベース52は、取引単位で生成される購買データのレコードを記憶する。事業者データベース53は、購買データの提供を要求する各事業者に関するデータのレコードを記憶する。
図2は、消費者データベース51に記憶されるレコードR1の主要なデータ構造を示す模式図を示す。ユーザIDは、消費者を識別する識別情報であり、例えば、会員番号等であってよい。端末アドレスは、ユーザIDに関連付けて記憶される。レコードR1は、ユーザID、端末アドレス、ポイント等のデータ項目を含む。端末アドレス(宛先情報)は、センタサーバ11が、ユーザIDで特定される消費者が所有する情報端末12、あるいは、情報端末12にインストールされている後述のアプリケーションソフトウェア(購買データ提供プログラム)に対して通知、あるいはデータ通信を行うために必要な情報である。端末アドレスは、例えば、情報端末12に設定されたネットワーク13上の通信アドレス、情報端末12にインストールされたアプリケーションに関連付けられる固有のID(アプリケーションID)、デバイス情報、あるいはメールアドレス等を含む。端末アドレスは、例えば、情報端末12に所定のアプリケーションがインストールされた後、当該アプリケーションの初回の起動時にセンタサーバ11に登録される。また、端末アドレスとしてアプリケーションIDを用いる場合、アプリケーションIDは、ユーザIDを用いてもよいし、異なるIDを用いてもよい。センタサーバ11は、端末アドレスを用いることで、その端末アドレスに関連する情報端末12と、ネットワーク13を介してデータ通信を行う。ポイントは、対応するユーザIDで特定される消費者に対して付与されるサービスポイントの累積値である。ポイントは、店舗等で消費者が商品等を購入する際に利用することができる。
図3は、購買データベース52に記憶されるレコードR2の主要なデータ構造を示す模式図を示す。レコードR2は、ユーザIDと、購買データとを関連付けて記憶する。購買データは、取引識別データと、購買商品データとを含む。購買商品データは対応するユーザIDで識別される消費者が購入した商品の数だけレコードR2に含まれる。各POS端末3で生成された取引識別データ及び購買商品データは、そのPOS端末3で読み取られたユーザIDとともに、ネットワーク2を介してセンタサーバ11に送信され、購買データベース52に保存される。購買データベース52に保存されたレコードR2は、例えば、一定期間が経過すると削除される。この場合、購買データベース52は、最新の一定期間内に販売店で商品を購入した消費者の購買データ(取引識別データ、購買商品データ)を保存する。なお、購買データの保存期間は特に限定されるものではない。本実施の形態では、消費者データベース51及び購買データベース52によって、ユーザIDと、購買データと、端末アドレスとが関連付けて保存される。なお、レコードR1及びレコードR2は、1つのレコードとして、ユーザIDと購買データと端末アドレスとを関連付けて記憶してもよい。
図4は、事業者データベース53に記憶されるレコードR3の主要なデータ構造を示す模式図を示す。レコードR3は、事業者ID、事業者名、転送先アドレス等のデータ項目を含む。事業者IDは、事業者毎に設定された一意のコードである。事業者名は、対応する事業者IDで識別される事業者の名称である。転送先アドレスは、対応する事業者IDで特定される事業者の事業者システム4に設定されたネットワーク13上の通信アドレスである。センタサーバ11及び情報端末12は、転送先アドレスを用いることで、その転送先アドレスに関連する事業者システム4に、ネットワーク13を介してデータを転送できる。
図5は、情報端末12の要部構成を示すブロック図を示す。情報端末12は、コントローラと、このコントローラに接続された各ユニットとを備える。コントローラは、CPU又はMPUからなるプロセッサ121と、メインメモリ122とを備える。情報端末は補助記憶デバイス123、タッチパネル124、無線ユニット125、システム伝送路126を有する。システム伝送路126は、アドレスバス、データバス等を含む。情報端末12は、プロセッサ121と上記の各構成要素とを、システム伝送路126で接続することによって、コンピュータとして機能する。情報端末12は、例えば、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、あるいはタブレット端末などを含む。
プロセッサ121は、上記コンピュータの中枢部分に相当する。プロセッサ121は、オペレーティングシステムやアプリケーションプソフトウェアに従って、情報端末12としての各種の機能を実現するべく各部を制御する。
メインメモリ122は、上記コンピュータの主記憶部分に相当する。メインメモリ122は、不揮発性のメモリ領域と揮発性のメモリ領域とを含む。メインメモリ122は、不揮発性のメモリ領域ではオペレーティングシステムやアプリケーションソフトウェアを記憶する。メインメモリ122は、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ121によってデータが適宜書き換えられるワークエリア等として使用する。
補助記憶デバイス123は、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。例えばEEPROM(Electric Erasable Programmable Read-Only Memory)、HDD(Hard Disc Drive)、SSD(Solid State Drive)等が補助記憶デバイス123として使用される。
タッチパネル124は、情報端末12のユーザインターフェースである。タッチパネル124は、情報端末12の入力デバイス及び表示デバイスとして機能する。なお、入力デバイス及び表示デバイスはタッチパネル124に限定されるものではない。例えば入力デバイスとしてキーボードを備え、表示デバイスとしてディスプレイを備えた情報端末であってもよい。
無線ユニット(通信I/F)125は、ネットワーク13上にある基地局との間で所定の通信プロトコルに従い無線でデータ通信を行う。無線ユニット125は、例えば、Bluetooth(登録商標)、IEEE802.15、IEEE802.11、IEEE802.3等を含む。無線ユニット125は、第2通信部として機能する。
情報端末12は、購買データを第三者の業者へ提供するためのアプリケーションソフトウェア、いわゆる購買データ提供プログラムを、補助記憶デバイス123にインストールしている。この購買データ提供プログラムによる情報端末12の動作については、後述する。
図6は、センタサーバ11の要部構成を示すブロック図を示す。センタサーバ11は、コントローラと、コントローラに接続された各ユニットを備える。コントローラは、CPU又はMPUからなるプロセッサ111と、メインメモリ112とを備える。センタサーバ11は、補助記憶デバイス113、時計114、第1の通信インターフェース(I/F)115、第2の通信インターフェース(I/F)、システム伝送路117を有する。システム伝送路117は、アドレスバス、データバス等を含む。センタサーバ11は、プロセッサ111と、上記の各構成要素とを、システム伝送路117で接続することによって、コンピュータとして機能する。
プロセッサ111、メインメモリ112及び補助記憶デバイス113は、前述した情報端末12のプロセッサ121、メインメモリ122及び補助記憶デバイス123と同等である。すなわちプロセッサ111は、上記コンピュータの中枢部分に相当し、メインメモリ112は、上記コンピュータの主記憶部分に相当し、補助記憶デバイス113は、上記コンピュータの補助記憶部分に相当する。
時計114は、現在の日付及び時刻を計時する。第1の通信I/F115は、ネットワーク2を介して接続されるPOS端末3と通信を行うインターフェースである。第2の通信I/F116は、ネットワーク13を介して接続される情報端末12又は事業者システム4と通信を行うインターフェースである。第1の通信I/F115及び第2の通信I/F116は、無線又は有線の規格として、例えば、Bluetooth(登録商標)、IEEE802.15、IEEE802.11、IEEE802.3、IEEE1284などを含む。第1の通信I/F115及び第2の通信I/F116は、通信部として機能する。
センタサーバ11は、購買データを第三者に提供するための処理の一部を実行するアプリケーションソフトウェア、いわゆる購買データ処理プログラムを、メインメモリ112又は補助記憶デバイス113にインストールしている。そこで次に、この購買データ処理プログラムによるセンタサーバ11の動作について説明する。
図7は、購買データ処理プログラムに従ったプロセッサ111の主要な処理手順を示す流れ図を示す。なお、図7に示すとともに以下に説明する処理の内容は一例である。同様な結果を得ることが可能であるならば、その処理手順及び処理内容は特に限定されるものではない。
購買データ処理プログラムが起動すると、プロセッサ111は、Act1として購買データの要求コマンドの有無を判断する。
第三者である事業者システム4において、購買データを収集する必要が生じた場合、事業者システム4は、センタサーバ11に購買データの要求コマンドを送信する。要求コマンドは、当該事業者システム4の事業者を特定する事業者ID、事業者名のうちの少なくともいずれかが含まれる。事業者システム4から送信された購買データの要求コマンドは、ネットワーク13を介してセンタサーバ11にて受信される。
プロセッサ111は、第2の通信I/F116を介して購買データの要求コマンドの受信を検知した場合(Act1にてYES)、要求コマンドに含まれる事業者ID、又は事業者名に基づき、事業者データベース53を検索する(Act2)。プロセッサ111は、例えば、要求コマンドに含まれる事業者IDと、事業者データベース53に保存された事業者IDとが一致した場合、事業者IDが一致するレコードR3を読み込み、そのレコードR3のデータ(事業者名、転送先アドレス等)を読出し、メインメモリ112の所定エリアに記憶させる。一方、事業者データベース53の情報から、要求コマンドに含まれる事業者ID又は事業者名のいずれも見つからなかった場合、プロセッサ111は、当該要求コマンドが新規の事業者によるものであると判断し、当該要求コマンドに含まれる事業者ID、事業者名、転送先アドレスを抽出し、事業者データベース53に登録する。プロセッサ111は、さらに要求コマンドに含まれる事業者ID、事業者名、転送先アドレスをメインメモリ112の所定エリアに記憶させる。
Act3において、プロセッサ111は、消費者データベース51を検索してレコードR1を順次読込み、各レコードR1の端末アドレス(宛先情報)に基づいて、依頼通知コマンドを送信するように第2の通信I/F116を制御する。この制御により、第2の通信I/F116は、各レコードR1の端末アドレスをそれぞれ宛先とする依頼通知コマンドをネットワーク13を介して送信する。依頼通知コマンドは、第三者である他の事業者による消費者の購買データの提供の要求に対し、消費者が当該事業者に自身の購買データを提供することについて承認するか、否認するかを確認するための確認データである。依頼通知コマンドは、消費者の購買データの提供を要求する事業者を示す識別情報として、例えば、メインメモリ112に記憶された事業者名を含む。依頼通知コマンドは、さらに購買データの提供先として、事業者の転送先アドレスを含んでよい。
上記依頼通知コマンドは、端末アドレスに対応する情報端末12に受信される。依頼通知コマンドを受信した情報端末12では、図8の流れ図に示す手順の処理が実行される。この処理は、購買データ提供プログラムに基づいて実行される。なお、図8に示すとともに以下に説明する処理の内容は一例である。同様な結果を得ることが可能であるならば、その処理手順及び処理内容は特に限定されるものではない。
情報端末12のプロセッサ121は、Act21として依頼通知コマンドを待ち受ける。プロセッサ121は、無線ユニット125を介してセンタサーバ11から依頼通知コマンドを受信すると(Act21にてYES)、受信した依頼通知コマンドに基づいて、消費者自身の購買データの転送の要求に対する認否を問い合わせる画像SC1(図9を参照)をタッチパネル124に表示させる(Act22)。
図9は、画像SC1の一表示例である。画像SC1は、購買データの転送要求を承認するか、あるいは否認するかを問い合わせるメッセージM1と、承認するときに消費者がタッチする「する」ボタンB1と、否認するときに消費者がタッチする「しない」ボタンB2と、を含む。メッセージM1の{XXXX}の部分には、依頼通知コマンドに含まれる事業者名が表示される。
画像SC1を確認した消費者は、依頼元である事業者名の事業者に購買データを提供するか否かを判断する。そして提供する場合には「する」ボタンB1を選択し、提供しない場合には「しない」ボタンB2を選択する。
プロセッサ121は、Act23として消費者による承認又は否認の入力を待ち受ける。プロセッサ121は、「しない」ボタンB2が入力されたと判断した場合(Act23にてNO)、購買データの提供の要求に対して否認を示す否認データを含む応答コマンドをセンタサーバ11に送信するように無線ユニット125を制御する(Act38)。この制御により無線ユニット125は、依頼通知コマンドに送信元アドレスとして含まれるセンタサーバ11の通信アドレスを宛先とする応答コマンドを送信する。
一方、プロセッサ121は、「する」ボタンB1が入力されたと判断した場合(Act23にてYES)、Act24として購買データの提供の要求に対して承認を示す承認データを含む応答コマンドをセンタサーバ11に送信するように無線ユニット125を制御する(Act24)。この制御により無線ユニット125は、依頼通知コマンドに送信元アドレスとして含まれるセンタサーバ11の通信アドレスを宛先とする応答コマンドを送信する。
依頼通知コマンドの送信を制御したセンタサーバ11のプロセッサ111は、Act4として依頼通知コマンドを送信した情報端末12からの応答コマンドを待ち受ける。プロセッサ111は、第2の通信I/F116を介して情報端末12からの応答コマンドを受信する毎に(Act4にてYES)、Act5以降の処理を繰り返し実行する。
すなわちプロセッサ111は、Act5として承認データを含む応答コマンドを受信したのか否認データを含む応答コマンドを受信したのかを確認する。プロセッサ111は、否認データを受信したと判断した場合(Act5にてNO)、否認データを回答した情報端末12に対する処理を終了する。
プロセッサ111は、承認データを受信したと判断した場合には(Act5にてYES)、購買履歴リストの表示データを作成する(Act6)。すなわちプロセッサ111は、承認データに送信元アドレスとして含まれる情報端末12の端末アドレスに基づいて、購買データベース52の購買データを抽出する。例えば、プロセッサ111は、端末アドレスに関連するユーザIDに基づいて、購買データベース52を検索する。プロセッサ111は、検索対象のユーザIDが関連付けられた購買データを全て抽出し、抽出した購買データの取引識別データを例えば取引日時の順に並べて購買履歴リストの表示データを作成する。なお、購買データが情報端末12の端末アドレスに関連付けられて保存されている場合には、プロセッサ111は、端末アドレスに基づいて、関連付けられた購買データを抽出してもよい。
プロセッサ111は、Act7として購買履歴リストの表示データが作成されたことを通知するように第2の通信I/F116を制御する。この制御により、第2の通信I/F116は、承認データに送信元アドレスとして含まれる情報端末12の端末アドレスに基づいて、購買履歴リストの通知コマンドをネットワーク13を介して送信する。この通知コマンドには、Act6の処理で作成された購買履歴リストの表示データに関連付けられた情報が含まれる。情報は、例えば購買履歴リストの表示データのリソース場所を特定するURL(Uniform Resource Locator)である。上記購買履歴リストの通知コマンドは、通知コマンドの宛先である端末アドレスに対応する情報端末12が受信する。なお、プロセッサ111は、購買履歴リストの表示データを情報端末12に送信するように第2の通信I/F116を制御してもよい。
情報端末12のプロセッサ121は、Act25において、購買履歴リストの表示データの通知コマンドを受信したかを判断する。プロセッサ121は、無線ユニット125を介して購買履歴リストの表示データの通知コマンドを受信すると(Act25にてYES)、その通知コマンドに含まれる情報に関連付けられた購買履歴リストの画像SC2(図10を参照)をタッチパネル124に表示させる(Act26)。
図10は、画像SC2の一表示例である。画像SC2には、取引識別データの店舗名、取引日時、取引金額からなる購買履歴リストLSTが表示される。また、購買履歴リストLSTの各行に対応付けて、チェックボックスCB1~CB5と、詳細ボタンB31~B35とが表示される。さらに、送信ボタンB4が表示される。
画像SC2を確認した消費者は、取引識別データ毎に、そのデータで特定される購買データを事業者に提供してよいか否かを判断する。そして提供してよいデータについては、チェックボックスCB1~CB5を選択してチェックを入れる。提供してよいか判断が付かない取引識別データが有るときは、消費者はその取引識別データに対応付けられた詳細ボタンB31~B35を選択する。
タッチパネル124に画像SC2を表示させたプロセッサ121は、Act27として送信ボタンB4が選択されたか否かを確認する。送信ボタンB4が選択されていない場合(Act27にてNO)、プロセッサ121は、Act28として詳細ボタンB31~B35が選択されたか否かを確認する。詳細ボタンB31~B35が選択されていない場合(Act28にてNO)、プロセッサ121は、Act27に戻る。ここにプロセッサ121は、Act27及びAct28において、送信ボタンB4が選択されるか詳細ボタンB31~B35が選択されるのを待ち受ける。
この待ち受け状態において、詳細ボタンB31~B35が選択されたことを検知すると(Act28にてYES)、プロセッサ121は、Act29としてその詳細ボタンB31~B35が対応付けられた取引識別データで識別される購買データの詳細要求をセンタサーバ11に送信するように無線ユニット125を制御する。この制御により無線ユニット125は、センタサーバ11の通信アドレスを送信先とする詳細要求コマンドを送信する。詳細要求コマンドには、選択された詳細ボタンB31~B35に関連付けられた取引識別データが含まれる。
購買履歴リストの通知コマンドを情報端末12に送信したセンタサーバ11のプロセッサ111は、Act8として通知先の情報端末12からの応答コマンドを待ち受ける。そして、第2の通信I/F116を介して情報端末12からの応答コマンドを受信すると(Act8にてYES)、プロセッサ111は、Act9としてその応答コマンドが詳細要求コマンドであるか否かを確認する。そして詳細要求コマンドの場合(Act9にてYES)、プロセッサ111は、Act10として購買データの表示データを作成する。すなわちプロセッサ111は、詳細応答コマンドに含まれる取引識別データで購買データベース52を検索し、取引識別データが一致するレコードR2を取得する。そしてプロセッサ111は、そのレコードR2の購買データに基づいて、購買データの表示データを作成する。
プロセッサ111は、Act11として購買データの表示データが作成されたことを通知するように第2の通信I/F116を制御する。この制御により、第2の通信I/F116は、詳細要求コマンドに送信元アドレスとして設定されていた情報端末12の端末アドレスに基づいて、購買データの表示データの通知コマンドをネットワーク13を介して送信する。この通知コマンドには、Act10の処理で作成された購買データの表示データに関連付けられた情報が含まれる。情報は、例えば購買データの表示データのリソース場所を特定するURLである。購買データの表示データを通知したプロセッサ111は、Act8に戻る。そして情報端末12からの次の応答コマンドを待ち受ける。なお、プロセッサ111は、購買データの表示データを情報端末12に送信するように第2の通信I/F116を制御してもよい。
詳細要求コマンドを送信した情報端末12のプロセッサ121は、Act30として購買データの表示データの通知コマンドを待ち受ける。無線ユニット125を介して購買データの表示データの通知コマンドを受信すると(Act30にてYES)、プロセッサ121は、Act31としてその通知コマンドに含まれる情報に関連付けられた購買データの画像SC3(図11を参照)をタッチパネル124に表示させる。
図11は、画像SC3の一表示例である。画像SC3には、購買データに含まれる取引識別データの店舗名、取引日時、取引金額と、同購買データに含まれる購買商品データの商品名、価格及び点数が表示される。また、確認ボタンB5が表示される。
画像を確認した消費者は、確認ボタンB5にタッチする。
プロセッサ121は、Act32として確認ボタンB5が選択されるのを待ち受ける。そして確認ボタンB5が選択されたことを検知すると(Act32にてYES)、プロセッサ121は、Act26に戻る。すなわちプロセッサ121は、購買履歴リストの画像SC2をタッチパネル124に再度表示させる。
一方、購買履歴リストの画像SC2を確認し、事業者に提供してよいと判断した購買データのチェックボックスCB1~CB5にチェックを入れた消費者は、送信ボタンB4を選択する。
Act27及びAct28の待ち受け状態において、送信ボタンB4が選択されたことを検知すると(Act27にてYES)、プロセッサ121は、Act33として事業者に提供することが許可された購買データの有無を確認する。具体的にはプロセッサ121は、いずれかのチェックボックスCB1~CB5にチェックが入っているか否かを確認する。全てのチェックボックスCB1~CB5にチェックが入っていない場合、事業者に提供することが許可された購買データはない。この場合(Act33にてNO)、プロセッサ121は、Act38として否認データを含む応答コマンドをセンタサーバ11に送信するように無線ユニット125を制御する。この制御により無線ユニット125は、購買取引リストの画像の通知コマンドに送信元アドレスとして設定されていたセンタサーバ11の通信アドレスを送信先とする応答コマンドを送信する。
これに対し、少なくとも1つのチェックボックスCB1~CB5にチェックが入っている場合、そのチェックボックスCB1~CB5に関連付けられた取引識別データを含む購買データを事業者に提供することが許可されている。この場合(Act33にてYES)、プロセッサ121は、Act34として購買データの要求応答をセンタサーバ11に送信するように無線ユニット125を制御する。この制御により無線ユニット125は、センタサーバ11の通信アドレスを送信先とする購買データの要求応答コマンドを送信する。この要求応答コマンドには、チェックが入っているチェックボックスCB1~CB5に関連付けられた取引識別データが含まれる。
Act9において、情報端末12からの応答コマンドが詳細要求コマンドでないとき(Act9にてNO)、プロセッサ111は、Act12として購買データの要求応答コマンドであるか否かを確認する。購買データの要求応答コマンドでもない場合、すなわち否認データを含む応答コマンドの場合には(Act12にてNO)、プロセッサ111は、コマンド送信先の情報端末12に対する情報処理を終了する。
一方、購買データの要求応答コマンドである場合には(Act12にてYES)、プロセッサ111は、Act13としてその要求応答コマンドに含まれる消費者によって選択された全ての取引識別データに基づいて購買データベース52を検索する。プロセッサ111は、同じ取引識別データが含まれるレコードR2を抽出し、そのレコードの購買データ、すなわち取引識別データと購買商品データとを取得する。また、プロセッサ111は、Act14としてメインメモリ122に記憶した転送先アドレスを取得する。そして、プロセッサ111は、購買データベース52から取得した購買データと転送先アドレスとを、要求応答コマンドの送信元である情報端末12宛に送信するように第2の通信I/F116を制御する。この制御により、第2の通信I/F116は、要求応答コマンドの送信元である情報端末12とネットワークを介して回線を接続し、購買データベース52から取得した購買データと転送先アドレスとを当該情報端末12に送信する。なお、購買データの提供先としての事業者の転送先アドレスは、Act3の依頼通知コマンド、あるいは、Act7、Act11の通知コマンド、Act15の購買データの少なくともいずれかとともに、情報端末12へ送信されていればよい。
Act15の処理を終えることにより、プロセッサ111は、購買データ処理プログラムに従った情報処理を終了する。
さて、購買データの要求応答コマンドを送信した情報端末12のプロセッサ121は、Act35として購買データの受信が開始することを待ち受ける。プロセッサ121は、無線ユニット125を介して購買データがダウンロードされると(Act35にてYES)、その購買データとともにダウンロードされた転送先アドレスを取得する(Act36)。そしてプロセッサ121は、Act37としてこの転送先アドレスで識別される事業者システム4に、購買データを転送するように無線ユニット125を制御する。すなわちプロセッサ121は、転送先アドレスに基づいて、購買データを送信するように無線ユニット125を制御する。購買データは、情報端末12からネットワーク13を介して転送先アドレスを宛先情報とする事業者システム4に送信される。したがって、センタサーバ11に購買データの要求コマンドを送信した事業者システム4は、消費者が承認した購買データを、当該消費者の情報端末12を介して取得することができる。
なお、Act37の処理を終えることにより、プロセッサ121は、購買データ提供プログラムに従った情報処理を終了する。
このように、センタサーバ11は、第1記憶部として購買データベース52及び消費者データベース51を有し、第2記憶部として事業者データベース53を有している。そしてセンタサーバ11のプロセッサ111は、消費者の購買データの提供を要求する要求データを取得した場合に、要求データが示す要求に対する認否を確認する依頼通知コマンド(確認データ)を端末アドレスに基づいて送信する。プロセッサ111は、依頼通知コマンドを送信した情報端末12から、購買データの提供を行うことを示す承認データを含む応答コマンドを取得した場合、端末アドレスあるいは当該端末アドレスに関連するユーザIDの少なくともいずれかに関連づけられた購買データを、当該端末アドレスに基づいて送信する。さらに、プロセッサ111は、情報端末12に送信されるいずれかの通知コマンド、又は情報端末12に送信される購買データの少なくともいずれかとともに、当該購買データの転送先としての事業者の宛先情報を送信する。
一方、各情報端末12は、消費者を識別する第1情報(第1識別情報)と販売店における当該消費者による取引単位の購買データとを関連付けて記憶する第1記憶部(購買データベース52及び消費者データベース51)と、消費者の購買データの提供を要求する要求者を特定する第2情報(第2識別情報)と当該要求者へ情報を送るための宛先を示す第2宛先情報とを記憶する第2記憶部(事業者データベース53)とを備えたデータ処理装置(センタサーバ11)と通信する情報端末装置であって、通信部と、表示部と、前記データ処理装置から、第2情報で示される要求者から、前記第1情報と関連付けられた購買データの提供を要求された旨を示す確認データを取得した場合に、当該要求に対する認否を入力するための確認画面を前記表示部に表示させ、前記確認画面を介して入力された承認あるいは否認の情報を含む応答コマンドを、前記通信部を介して前記データ処理装置へ送信し、前記応答コマンドとして、承認の情報を送信した場合に、前記データ処理装置から、前記第1情報と関連付けられた購買データを受信し、前記通信部を介して受信する前記確認データ、又は前記購買データの少なくともいずれかとともに、当該購買データの転送先としての前記第2宛先情報を取得し、取得した前記購買データを、前記第2宛先情報に基づいて、前記通信部を介して転送する制御部と、を備える。
したがって、センタサーバ11と情報端末12、あるいは購買データ処理システム1によれば、消費者の購買データをその消費者の承認の上で事業者システム4に提供することができる。
ところで、センタサーバ11のプロセッサ111は、Act5及びAct6の処理で説明したように、承認データを含む応答コマンドを送信した情報端末12宛てに、当該情報端末12に係る消費者の識別コードに関連付けられた購買データのリスト、いわゆる購買履歴リストを送信する。そしてプロセッサ111は、Act12乃至Act15の処理で説明したように、購買履歴リストのなかから当該情報端末12で選択された1乃至複数の購買データを当該情報端末12宛に送信する。
したがって、消費者の購買データのうち、その消費者が転送を承認した購買データだけを選択的に事業者システム4に提供することができる。すなわち消費者は、例えば事業者システム4を構築している事業者によって購買データを取捨選択し、その事業者システム4に転送することができる。
なお、第1の実施の形態では、事業者システム4からの要求コマンドをネットワーク13を介して取得する例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、要求コマンドに代えて、センタサーバ11のオペレータが、例えば、電話やファクス等を介して、購買データの提供の依頼を受け付けた場合、オペレータがセンタサーバ11の事業者データベース53に新規に事業者ID等を登録してもよい。この場合、センタサーバ11のプロセッサ111は、Act3以降の処理を同様に実行することができる。
[第2の実施形態]
第2の実施形態は、事業者が要求する購買データについて、ターゲティングによる絞り込み機能を備えた購買データ処理システムについて説明する。
なお、この第2の実施形態においても、購買データ処理システムのハードウェア構成は第1の実施形態と共通である。したがって、図1乃至図6は第2の実施形態でも使用し、共通する部分には同一の符号を付して、その詳しい説明は省略する。また、購買データ処理プログラムに従ったプロセッサ111の情報処理手順は、Act4以降の処理が第1の実施形態と共通である。また、購買データ提供プログラムに従ったプロセッサ121の情報処理手順は、全て第1の実施形態と共通である。したがって、図7乃至図11についても第2の実施形態で使用し、共通する部分には同一の符号を付して、その詳しい説明は省略する。
さて、第2の実施形態が第1の実施形態と異なる点は、事業者システム4からセンタサーバ11へと送信される購買データの要求コマンドに、購買データを絞り込むための絞込情報を含む点と、この要求コマンドを受信したプロセッサ111の情報処理手順のうち、Act1乃至Act4までの手順である。以下、一例として、要求コマンドが、絞込テーブル60(図12を参照)を選択的に含む形態について説明する。
図12は、絞込テーブル60の一例を示す模式図を示す。絞込テーブル60は、項目欄61と、フラグ欄62と、データ欄63とに区分されている。そして項目欄61には、購買データを構成する取引識別データ又は購買商品データの項目がそれぞれセットされる。フラグ欄62には、対応する項目を絞り込み条件とするか否かを識別する1ビットのフラグFがセットされる。因みに本実施形態では、フラグFが“1”のとき絞り込み条件とD、“0”のとき絞り込み条件としない。データ欄63には、対応する項目が絞り込み条件である場合に、絞り込みを行うテキストデータがセットされる。
例えば、2016年1月1日から2016年1月15日までに取引された購買データをターゲットとする場合、絞込テーブル60の項目「取引日付」に対応したフラグFを“1”にセットする。また、項目「取引日付」に対応したデータ欄63に、日付データ「20160101:20160115」をセットする。
例えば、乳製品を購入した取引の購買データをターゲットとする場合、絞込テーブル60の項目「分類」に対応したフラグFを“1”にセットする。また、項目「分類」に対応したデータ欄63に、乳製品の分類コード「99」をセットする。
ところで、分類コードは、販売店によって異なる場合が想定される。そこで本実施形態では、センタサーバ11において、分類毎に一意の分類コードを設定しておく。そしてその分類コードに、各販売店の同一分類の分類コードをその販売店の店舗名とともに関連付けた変換テーブルを用意する。こうすることにより、例えば購買データに含まれる取引識別データの店舗名と購買商品データの分類コードとの組み合わせで変換テーブルを検索し、その組合せに関連付けられた分類コードを、同購買商品データに係る商品の分類コードとすることができる。
事業者は、事業者システム4を活用して、自らのターゲティングに合わせて絞込テーブル60を作成する。そして絞込テーブル60を作成し終えたならば、事業者は、購買データの収集を指令する。そうすると、事業者システム4からセンタサーバ11に購買データの要求コマンドが送信される。この要求コマンドには、当該事業者システム4の事業者を特定する事業者IDとともに絞込テーブル60が含まれる。なお、絞込テーブル60を作成しないで購買データの収集を指令した場合には、第1の実施形態と同様に、要求コマンドには事業者IDが含まれ、絞込テーブル60は含まれない。あるいは、デフォルトとして全ての項目に対応したフラグFが“0”にリセットされている絞込テーブル60が含まれる。
事業者システム4から送信された購買データの要求コマンドは、ネットワーク13を介してセンタサーバ11にて受信される。
図13は、購買データ処理プログラムに従ったプロセッサ111の主要な処理手順を示す流れ図を示す。購買データ処理プログラムが起動すると、プロセッサ111は、Act1として購買データの要求コマンドを待ち受ける。プロセッサ111は、第2の通信I/F116で購買データの要求コマンドを受信したことを検知した場合(Act1にてYES)、要求コマンドに含まれる事業者IDで事業者データベース53を検索する(Act2)。プロセッサ111は、事業者IDが一致するレコードR3を読み込み、そのレコードR3のデータ(事業者名、転送先アドレス等)をメインメモリ112の所定エリアに記憶させる。
プロセッサ111は、Act41として絞り込み条件が設定されているか否かを確認する。要求コマンドに絞込テーブル60が含まれていない場合、あるいはデフォルトの絞込テーブル60が含まれている場合、絞り込み条件が設定されていない。絞り込み条件が設定されていない場合(Act41にてNO)、プロセッサ111は、第1の実施形態で説明した図7のAct3の処理へと進む。そして以後は、Act3以降の処理を、第1の実施形態と同様に実行する。
これに対し、要求コマンドにデファルト以外の絞込テーブル60が含まれている場合には、絞り込み条件が設定されている。絞り込み条件が設定されている場合(Act41にてYES)、プロセッサ111は、Act42として購買データベース52に記憶されている購買データを、絞り込み条件によって絞り込む。すなわちプロセッサ111は、購買データベース52のレコードR2を順次読出す。そしてプロセッサ111は、そのレコードR2に含まれる絞り込み条件項目のデータを取得し、絞り込み条件を満足するか否かを確認する。プロセッサ111は、絞り込み条件を満足する購買データのレコードR2を全て抽出する。
プロセッサ111は、Act43として対象消費者を検出する。すなわちプロセッサ111は、購買データベース52から抽出したレコードR2のユーザIDで消費者データベース51を検索する。そしてプロセッサ111は、同一のユーザIDがセットされたレコードR1を対象消費者のレコードR1として全て検出する。
プロセッサ111は、図7のAct3の処理へと進む。ただしこのときは、消費者データベース51から検出されたレコードR1の端末アドレスをそれぞれ宛先として依頼通知コマンドを送信するように、第2の通信I/F116を制御する。それ以後の手順は、第1の実施形態と同様である。
このように第2の実施形態において、プロセッサ111は、Act41及びAct42の処理で説明したように、事業者システム4からの購買データの要求に対して絞り込み条件があるとき、購買データベース52に記憶された購買データからその絞り込み条件に合致する購買データを抽出し、抽出した購買データに関連付けられた消費者の情報端末12宛に依頼通知コマンド(確認データ)を送信する。
したがって、第2の実施形態の購買データ処理システム1によれば、事業者が要求する購買データについて、ターゲティングによる絞り込みを行うことができる。なお、要求コマンドは、絞込テーブル60のデータ形式に限定される必要はない。すなわち、プロセッサ111が要求コマンドに従って、依頼通知コマンドを送信する情報端末12を絞り込むための情報が含まれていれば良い。必要に応じて、プロセッサ111が要求コマンドに従って、絞込テーブル60を生成し、事業者IDと関連付けて事業者データベース53に保存してもよい。
以下、実施形態の変形例について説明する。
第1の実施形態において、画像SC2のチェックボックスCB1~CB5には、対応する取引識別データで特定される購買データを事業者に提供してよい場合にチェックを入れるようにしたがこれに限定されるものではない。事業者に提供したくない購買データの取引識別データに対応したチェックボックスCB1~CB5にチェックを入れるように指定もよい。この場合、プロセッサ121は、図8のAct33において、全てのチェックボックスCB1~CB5にチェックが入っている場合、事業者に提供することが許可された購買データはないとして以後の処理を実行する。これに対し、少なくとも1つのチェックボックスCB1~CB5にチェックが入っていない場合、そのチェックボックスCB1~CB5に関連付けられた取引識別データを含む購買データを事業者に提供することが許可されているとして以後の処理を実行すればよい。
第1の実施形態において、図9乃至図11を用いて説明した画像SC1,SC2,SC3は、あくまでも一例である。同様の機能を有する画像であれば、そのレイアウト等は問わない。
この他、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
通信部と、
消費者を識別する第1識別情報と、当該第1識別情報に関連付けられた当該消費者の端末の第1宛先情報と、少なくとも当該第1識別情報及び当該第1宛先情報のいずれかと関連付けられた販売店における当該消費者による取引単位の購買データと、を記憶する第1記憶部と、
消費者の購買データの提供を要求する要求者を特定する第2識別情報と、当該要求者へ情報を送るための宛先を示す第2宛先情報とを含む要求者データを記憶する第2記憶部と、
消費者の購買データの提供を要求する要求データを取得した場合に、当該要求データが示す要求に対する認否を確認する確認データを、前記第1宛先情報に基づいて前記通信部を介して送信し、
前記確認データを送信した前記第1宛先情報の端末から、購買データの提供を行うことを示す承認データを取得した場合、当該第1宛先情報あるいは当該第1宛先情報に関連する前記第1識別情報の少なくともいずれかに関連付けられた前記購買データを、当該第1宛先情報に基づいて、前記通信部を介して送信し、
前記通信部を介して送信される前記確認データ、又は前記購買データの少なくともいずれかとともに、当該購買データの転送先としての前記第2宛先情報を送信する制御部と、を備えるデータ処理装置。
[C2]
前記制御部は、
前記第1宛先情報の端末から前記承認データを受信した場合、当該第1宛先情報の端末の消費者に関連する前記購買データのリストを送信し、
前記第1宛先情報の端末によって前記購買データのリストから選択された1以上の購買データを示す選択データを受信した場合、該当する購買データを、前記通信部を介して当該第1宛先情報に送信する、[C1]記載のデータ処理装置。
[C3]
前記確認データは、消費者の購買データの提供を要求する要求者を示す前記第2識別情報を含む、[C1]記載のデータ処理装置。
[C4]
前記要求データが絞り込み条件を含む場合、前記制御部は、当該絞り込み条件に基づいて、前記第1記憶部が記憶する購買データから当該絞り込み条件に該当する購買データを抽出し、
抽出した購買データに関連する前記第1宛先情報へ前記確認データを送信する、[C1]乃至[C3]のうちいずれか一記載のデータ処理装置。
[C5]
消費者の端末と、当該端末と通信を行うデータ処理装置と、を含み、
前記データ処理装置は、
通信部と、
消費者を識別する第1識別情報と、当該消費者の端末の宛先を示す第1宛先情報と、少なくとも当該第1識別情報及び当該第1宛先情報のいずれかと関連付けられた販売店における当該消費者による取引単位の購買データと、を記憶する第1記憶部と、
消費者の購買データの提供を要求する要求者を特定する第2識別情報と、当該要求者へ情報を送るための宛先を示す第2宛先情報とを含む要求者データを記憶する第2記憶部と、
消費者の購買データの提供を要求する要求データを取得した場合、当該要求データが示す要求に対する認否を確認する確認データを、前記第1宛先情報に基づいて、前記通信部を介して送信し、
前記確認データを送信した前記第1宛先情報の端末から、購買データの提供を行うことを示す承認データを含む応答データを取得した場合、当該第1宛先情報あるいは当該第1宛先情報に関連する前記第1識別情報の少なくともいずれかに関連づけられた前記購買データを、当該第1宛先情報に基づいて前記通信部を介して送信し、
前記通信部を介して送信される前記確認データ、又は前記購買データの少なくともいずれかとともに、当該購買データの転送先としての前記第2宛先情報を送信する制御部と、を備え、
前記端末は、
第2通信部と、
前記第2通信部を介して受信した前記確認データに基づき、購買データの提供の要求に対し承認するか否認するかを選択する選択部と、
前記選択部による選択の結果に応じて、購買データの提供の要求に対して承認を示す承認データ又は否認を示す否認データを含む応答データを前記第2通信部を介して前記データ処理装置に送信し、
前記データ処理装置から購買データを受信した場合に、当該購買データを、当該購買データとともに受信した前記第2宛先情報に転送する制御部と、を備えるデータ処理システム。
[C6]
消費者を識別する第1情報と、当該消費者の端末の宛先を示す第1宛先情報と、販売店における当該消費者による取引単位の購買データとを関連付けて記憶する第1記憶部と、
消費者の購買データの提供を要求する要求者を特定する第2識別情報と、当該要求者へ情報を送るための宛先を示す第2宛先情報とを記憶する第2記憶部と、を備えたデータ処理装置の制御方法であって、
消費者の購買データの提供を要求する要求データを取得した場合に、当該要求データが示す要求に対する認否を確認する確認データを、通信部を介して前記第1宛先情報へ送信し、
前記確認データが送信された前記第1宛先情報の端末から、購買データの提供を行うことを示す承認データあるいは購買データの提供を行わないことを示す否認データを含む応答データを受信したかを判断し、
受信した前記応答データが前記承認データを含む場合、前記応答データを送信した端末の前記第1宛先情報に関連する消費者の購買データを前記第1記憶部から抽出し、
抽出した前記購買データと、当該購買データを転送するための前記第2宛先情報とを、前記第1宛先情報へ送信する、制御方法。
1…購買データ処理システム、2,13……ネットワーク、3…POS端末、4…事業者システム、11…センタサーバ、12…情報端末、51…消費者データベース、52…購買データベース、53…事業者データベース、60…絞込テーブル、111,121…プロセッサ、112,122…メインメモリ、113,123……補助記憶デバイス、114…時計、115…第1の通信インターフェース(I/F)、116…第2の通信インターフェース(I/F)、124…タッチパネル、125…無線ユニット。

Claims (5)

  1. 通信部と、
    消費者を識別する第1識別情報と、当該第1識別情報に関連付けられた当該消費者の端末の第1宛先情報と、少なくとも当該第1識別情報及び当該第1宛先情報のいずれかと関連付けられた販売店における当該消費者による取引単位の購買データと、を記憶する第1記憶部と、
    消費者の購買データの提供を要求する要求者を特定する事業者ID及び事業者名の少なくとも一方を含む第2識別情報と、当該要求者へ情報を送るための宛先を示す第2宛先情報とを含む要求者データを記憶する第2記憶部と、
    消費者の購買データの提供を要求する前記第2識別情報を含む要求データを取得した後、前記第1記憶部が記憶する購買データのなかから、前記第1宛先情報あるいは当該第1宛先情報に関連する前記第1識別情報の少なくともいずれかに関連付けられた購買データを抽出し、
    抽出した1以上の前記購買データのなかから前記要求データに含まれる前記第2識別情報が示す要求者へ提供を行う1以上の購買データを前記第1宛先情報の端末によって特定させる前記購買データのリストを当該第1宛先情報へ前記通信部を介して送信する制御部と、
    を備えるデータ処理装置。
  2. 前記要求データが絞り込み条件を含む場合、前記制御部は、当該絞り込み条件に基づいて、前記第1記憶部が記憶する購買データのなかから当該絞り込み条件に該当する購買データを抽出する、
    請求項1記載のデータ処理装置。
  3. 前記制御部は、前記購買データのリストとともに、当該購買データの転送先としての前記第2宛先情報を、前記第1宛先情報へ送信する、
    請求項1又は2記載のデータ処理装置。
  4. 消費者の端末と、当該端末と通信を行うデータ処理装置と、を含み、
    前記データ処理装置は、
    通信部と、
    消費者を識別する第1識別情報と、当該第1識別情報に関連付けられた当該消費者の端末の第1宛先情報と、少なくとも当該第1識別情報及び当該第1宛先情報のいずれかと関連付けられた販売店における当該消費者による取引単位の購買データと、を記憶する第1記憶部と、
    消費者の購買データの提供を要求する要求者を特定する事業者ID及び事業者名の少なくとも一方を含む第2識別情報と、当該要求者へ情報を送るための宛先を示す第2宛先情報とを含む要求者データを記憶する第2記憶部と、
    消費者の購買データの提供を要求する前記第2識別情報を含む要求データを取得した後、前記第1記憶部が記憶する購買データのなかから、前記第1宛先情報あるいは当該第1宛先情報に関連する前記第1識別情報の少なくともいずれかに関連付けられた購買データを抽出し、
    抽出した1以上の前記購買データのなかから前記要求データに含まれる前記第2識別情報が示す要求者へ提供を行う1以上の購買データを前記第1宛先情報の端末によって特定させる前記購買データのリストを当該第1宛先情報へ前記通信部を介して送信する制御部と、を備え、
    前記端末は、
    表示部と、
    第2通信部と、
    前記データ処理装置から購買データのリストを受信した場合に当該リストを前記表示部に表示させ、当該リストの購買データのなかから前記第2識別情報が示す要求者へ提供を行う1以上の購買データを特定させる制御部と、を備えるデータ処理システム。
  5. 消費者を識別する第1識別情報と、当該第1識別情報に関連付けられた当該消費者の端末の第1宛先情報と、少なくとも当該第1識別情報及び当該第1宛先情報のいずれかと関連付けられた販売店における当該消費者による取引単位の購買データと、を記憶する第1記憶部、及び、消費者の購買データの提供を要求する要求者を特定する事業者ID及び事業者名の少なくとも一方を含む第2識別情報と、当該要求者へ情報を送るための宛先を示す第2宛先情報とを含む要求者データを記憶する第2記憶部と、通信部とを備えたデータ処理装置のコンピュータに、
    消費者の購買データの提供を要求する前記第2識別情報を含む要求データを取得した後、前記第1記憶部が記憶する購買データのなかから、前記第1宛先情報あるいは当該第1宛先情報に関連する前記第1識別情報の少なくともいずれかに関連付けられた購買データを抽出する機能、及び、
    抽出した1以上の前記購買データのなかから前記要求データに含まれる前記第2識別情報が示す要求者へ提供を行う1以上の購買データを前記第1宛先情報の端末によって特定させる前記購買データのリストを当該第1宛先情報へ前記通信部を介して送信する機能、を実現させるためのプログラム。
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