JP7365914B2 - 開閉装置 - Google Patents
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Description
空間を仕切るようにして閉鎖動作する開閉体と、前記開閉体における幅方向の端部側を囲んで開閉方向へ案内するガイドレールと、前記ガイドレールを支持するようにして不動部位に固定されるガイドレール支持部材とを備えた開閉装置において、前記ガイドレール支持部材には、前記ガイドレールの開閉体厚さ方向への傾動に伴い、開閉体厚さ方向へ変形する変形許容部が設けられ、前記変形許容部は、開閉体厚さ方向の空隙であることを特徴とする開閉装置。
第一の特徴は、空間を仕切るようにして閉鎖動作する開閉体と、前記開閉体における幅方向の端部側を囲んで開閉方向へ案内するガイドレールと、前記ガイドレールを支持するようにして不動部位に固定されるガイドレール支持部材とを備えた開閉装置において、前記ガイドレール支持部材には、前記ガイドレールの開閉体厚さ方向への傾動に伴い、開閉体厚さ方向へ変形する変形許容部が設けられている(図1~図4参照)。
ここで、前記空隙には、物体間の隙間や、スリット状やその他の形状の貫通孔等を含む。
次に、上記特徴を有する具体的な実施態様について、図面に基づいて詳細に説明する。
また、「開閉体開閉方向」とは、開閉体が空間を仕切ったり開放したりするためにスライドする方向を意味する。
また、「開閉体幅方向内側」とは、開閉体幅方向に沿って開閉体の内側へ向かう方向側を意味する。例えば、向かって右側のガイドレールを基準にすると、開閉体幅方向内側は、左方向側になる。
また、「開閉体厚さ方向内側」とは、開閉体厚さ方向に沿って開閉体の厚みの中央部へ向かう方向側を意味する。
抜け防止部材14は、開閉体本体11の幅方向端部から横幅方向の外側へ突出し、その突端側に開閉体厚さ方向へ拡がった部分を一体に有する。
このガイドレール20は、ガイドレール本体21と、このガイドレール本体21内で抜け防止部材14が抜け出ないように掛合する掛合部22と、ガイドレール本体21の開閉体厚さ方向の一方側と他方側の外面にそれぞれ一体的に固定されるとともに開閉体幅方向の内側寄りでガイドレール支持部材30に接続される接続片部23,24とを有する。
前壁部21aと後壁部21bは、その何れか一方が屋内側に位置し、他方が屋外側に位置するように設けられる。
なお、図中、符号20bは、開口部20aに沿って上下方向へ連続するようにガイドレール20に装着された緩衝材である。
この掛合部22は、後述する変形許容部Aの変形に伴ってガイドレール20が傾動する際に、このガイドレール20と一体的に傾動する。
この掛合部22における開閉体幅方向外側の壁部には、多光軸センサ50の光線(光路)を通過させるための貫通孔22bが設けられる。
この鍔部23aは、ガイドレール支持部材30に重ね合わせられ、ボルトやネジ、リベット等の止着具によって止着され固定される。
この接続片部24は、開閉体幅方向内側(図2によれば左側)に、開閉体厚さ方向に沿ってガイドレール20から離れる方向へ突出する鍔部24aを有する。
また、接続片部24は、ガイドレール本体21よりも開閉体幅方向外側(図2によれば右側)へ延設され、その延設部分に、後述する変形許容部Aに係合する係合部24bを有する。
また、同ガイドレール20は、ガイドレール支持部材30に対し開閉方向の一方側(例えば上方側)から差し込むようにして嵌め合わせることも可能である。
このガイドレール支持部材30は、ガイドレール20の一部を、中空部を介在して囲む横断面凹状に形成され、前記中空部に多光軸センサ50を設けている。このガイドレール支持部材30は、躯体開口部内縁や壁面等の不動部位に、ネジやボルト、リベット、溶接、嵌合等によって不動に固定される。特に、図2に示す一例では、第一支持部材31の後壁部31b側が、不動部位に固定される。
各光路は、ガイドレール20及び掛合部22等に設けられた貫通孔21c1,22bを通過して開閉体幅方向へわたる。
この多光軸センサ50は、前記多数の光路の少なくとも一部が遮られるのを感知した場合に、その感知信号を収納部40の制御回路(図示せず)に送信し、開閉機43を適宜に制御する。
なお、図示例以外の他例としては、この多光軸センサ50を単光軸のセンサに置換することが可能である。
図4に示すように、強風等に起因して開閉体10に対し開閉体厚さ方向の押圧力Pが加わると、開閉体10は、横幅方向の端部側を、ガイドレール20の開口縁(緩衝材20b)に当接して、ガイドレール20の開口部20a側を開閉体厚さ方向の一方へ押圧する。
すると、ガイドレール20は、ガイドレール支持部材30を変形させながら、開口部20a側を押圧力Pの方向に沿って回動させるようにして傾動する。
その上、ガイドレール20をガイドレール支持部材30に取り付ける際の作業性を、空隙sによって、向上することもできる。
なお、上記実施態様によれば、ガイドレール支持部材30に対し一か所の変形許容部Aを設けたが、他例としては、ガイドレール支持部材30に対し複数の変形許容部を設けることも可能である。
この場合、変形許容部を第一支持部材31側に複数設けた態様や、変形許容部を第二支持部材32側に複数設けた態様、変形許容部を第一支持部材31と第二支持部材32の両側に設けた態様等とすることが可能である。
具体的に説明すれば、図5に示すように、上記開閉装置1から接続片部23及び第二支持部材32を省き、第一支持部材31を第一支持部材31’に置換することが可能である。
第一支持部材31’は、上記第一支持部材31における開閉体厚さ方向の寸法を拡大して、内部に多光軸センサ50を配設している。
そして、この第一支持部材31’は、凸状部31dを開閉体幅方向において接続片部24の係合部24bに接するとともに、同凸状部31dと係合部24bの間に空隙s’を確保している。
この態様においても、上記開閉装置1と同様に、空隙s’を変形代と機能させ、意図しない部分の変形や破損を防ぐことができる。その上、ガイドレール20をガイドレール支持部材30に取り付ける際の作業性を、空隙s’によって向上することができる。
10:開閉体
20:ガイドレール
22:掛合部
23,24:接続片部
30:ガイドレール支持部材
31,31’:第一支持部材
31d:凸状部
32:第二支持部材
32d:凹状部
40:収納部
50:多光軸センサ(光軸センサ)
A:変形許容部
s,s’:空隙
Claims (7)
- 空間を仕切るようにして閉鎖動作する開閉体と、前記開閉体における幅方向の端部側を囲んで開閉方向へ案内するガイドレールと、前記ガイドレールを支持するようにして不動部位に固定されるガイドレール支持部材とを備えた開閉装置において、
前記ガイドレール支持部材には、前記ガイドレールの開閉体厚さ方向への傾動に伴い、開閉体厚さ方向へ変形する変形許容部が設けられ、
前記変形許容部は、開閉体厚さ方向の空隙であることを特徴とする開閉装置。 - 空間を仕切るようにして閉鎖動作する開閉体と、前記開閉体における幅方向の端部側を囲んで開閉方向へ案内するガイドレールと、前記ガイドレールを支持するようにして不動部位に固定されるガイドレール支持部材とを備えた開閉装置において、
前記ガイドレール支持部材には、前記ガイドレールの開閉体厚さ方向への傾動に伴い、開閉体厚さ方向へ変形する変形許容部が設けられ、
前記ガイドレール支持部材は、前記ガイドレールにおける開閉体厚さ方向の一方側に接続された第一支持部材と、前記ガイドレールにおける開閉体厚さ方向の他方側に接続された第二支持部材とを備え、
前記変形許容部は、前記第一支持部材と前記第二支持部材とを、前記ガイドレールよりも開閉体幅方向外側で、開閉体厚さ方向の空隙を有するように嵌め合わせてなることを特徴とする開閉装置。 - 前記変形許容部は、前記第一支持部材と前記第二支持部材のうちの一方から開閉体幅方向内側へ突出する凸状部と、該凸状部に対し、開閉体幅方向内側から嵌り合う凹状部とを具備し、これら凸状部と凹状部の間に前記空隙を有することを特徴とする請求項2記載の開閉装置。
- 空間を仕切るようにして閉鎖動作する開閉体と、前記開閉体における幅方向の端部側を囲んで開閉方向へ案内するガイドレールと、前記ガイドレールを支持するようにして不動部位に固定されるガイドレール支持部材とを備えた開閉装置において、
前記ガイドレール支持部材には、前記ガイドレールの開閉体厚さ方向への傾動に伴い、開閉体厚さ方向へ変形する変形許容部が設けられ、
前記ガイドレールは、開閉体厚さ方向の少なくとも一方側の外面に、開閉体幅方向の内側寄りで前記ガイドレール支持部材に接続される接続片部を有し、
前記接続片部は、前記ガイドレールよりも開閉体幅方向外側へ延設され、前記変形許容部に対し、開閉体幅方向及び開閉体厚さ方向に接触又は近接して嵌り合っていることを特徴とする開閉装置。 - 空間を仕切るようにして閉鎖動作する開閉体と、前記開閉体における幅方向の端部側を囲んで開閉方向へ案内するガイドレールと、前記ガイドレールを支持するようにして不動部位に固定されるガイドレール支持部材とを備えた開閉装置において、
前記ガイドレール支持部材には、前記ガイドレールの開閉体厚さ方向への傾動に伴い、開閉体厚さ方向へ変形する変形許容部が設けられ、
前記ガイドレール支持部材は、前記ガイドレールの一部を、中空部を介在して囲むように設けられ、前記中空部には、前記開閉体の閉鎖方向側に開閉体幅方向へわたる光路を形成する光軸センサが設けられていることを特徴とする開閉装置。 - 前記変形許容部は、前記ガイドレール支持部材を部分的に開閉体厚さ方向へ変形するように設けられていることを特徴とする請求項1~5何れか1項記載の開閉装置。
- 前記ガイドレール内には、開閉体の幅方向端部側の抜け止め部材に掛合する掛合部が設けられ、前記掛合部は、前記変形許容部の変形に伴って前記ガイドレールと一体的に傾動するように設けられていることを特徴とする請求項1~6何れか1項記載の開閉装置。
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