JP7364234B2 - 薬剤仕分装置および注射薬払出システム - Google Patents

薬剤仕分装置および注射薬払出システム Download PDF

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Description

本発明は、薬剤を回収するための薬剤容器を備える薬剤仕分装置および注射薬払出システムに関するものである。
一度払い出された後、回収されてきた薬剤を形状毎に整理して配置する薬剤仕分装置が知られている。
このような薬剤仕分装置においては、トレイ上に載置された薬剤を撮影し、画像認識によって形状を判断した上で各薬剤の形状に合わせて配置位置を変更する装置が知られている(例えば特許文献1、2等参照)。
特開2011-10768号公報 特開2018-138199号公報
このような薬剤仕分装置において、画像認識によって薬剤の形状を判断するときには、容器に載置された薬剤の有無や、形状が正しく認識できているかどうかを確認することが求められている。
しかしながら、例えば形状が正しく認識されたときに予め登録されている薬剤とは形状が異なってしまっている場合や、薬剤の使用期限が合わない場合等、薬剤を不良品として管理するべき場合があることがよく知られている。
しかしながら、通常の仕分装置を用いた場合には、薬剤を仕分ける際に容器の底面への衝突が生じてしまう虞がある。
以上のような課題を解決するべく、本発明は、上部が開放された薬剤を保管するための薬剤容器であって、前記薬剤を保管するための平坦部と、当該薬剤容器の端部に側壁に沿って設けられ、前記薬剤を上方から載置するための載置部と、前記載置部から前記平坦部までを接続するなだらかな傾斜部と、を有する薬剤容器と、複数の薬剤の形状の判定を行う第1読取部と、前記薬剤の撮影を行うことで前記薬剤の情報を読み取る第2読取部と、載置された前記薬剤を前記第1読取部へと移送する第1移送手段と、前記第2読取部から前記薬剤を移送させる第2移送手段と、前記第2移送手段によって移動した当該薬剤を収容容器へと収納する第3移送手段と、を有し、前記第1読取部または前記第2読取部の何れかにおいて前記薬剤が所定の条件を満たさないときには、前記第3移送手段が前記薬剤を不良品として前記薬剤容器の前記載置部へと移送するとともに、前記薬剤の長手方向が前記側壁に沿うように載置することを特徴とする。
本発明によれば、薬剤の仕分けをより正確に行うことができる。
薬剤仕分装置の構成の一例を示す図である。 薬剤仕分装置における形状判定部の構成の一例を示す図である。 薬剤仕分装置の構成を上面側から見た一例を示す図である。 期限読取部の構成の一例を示す図である。 制御部の構成の一例を示す図である。 薬剤が返納される際の動作の一例を示す図である。 容器の形状判定部への移動の一例を示す図である。 形状判定部における形状判定の比較例を示す図である。 図8に示した比較例について正しく形状判定がなされた例を示す図である。 薬剤が返納される際の動作の一例を示す図である。 期限読取部における読取動作の一例を示す図である。 第2移送手段および第3移送手段の動作の一例を示す図である。 第3移送手段の動作の一例を示す図である。 収容トレイの薬剤載置部の形状を示す斜視図である。 薬剤の形状の一例を表す図である。 図15に示した形状の薬剤における期限読取部での動作の一例を示す図である。 回収用トレイの構成の一例を示す図である。 図17に示した回収用トレイの動作の一例を示す図である。 注射薬払出システムの構成の一例を示す図である。 図19に示した実施態様における薬剤仕分装置の動作の一例を示す図である。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、容器50に載置された薬剤1を、所定の形状毎に移送先へと搬送することで薬剤の仕分けを行う薬剤仕分装置100の構成例を示す図である。
薬剤仕分装置100は、複数の薬剤1が載置される容器50と、容器50が当該位置に移動されたときに薬剤1の形状の判定を行う第1読取部たる形状判定部10と、薬剤1が当該位置に移動された時に薬剤1の使用期限等の情報を読み取る第2読取部たる期限読取部20と、容器50に載置された薬剤1を期限読取部20へと移送する第1移送手段60と、後述するように形状判定部10において容器50を揺動する揺動手段51と、を有している。
また、薬剤仕分装置100は、期限読取部20の近傍に配置され、期限読取部20に載置された薬剤1に当接して押し出すように駆動される押出部30と、押出部30により押し出された薬剤1を移送する第2移送手段70と、第2移送手段70によって移送された薬剤1を移送先たる収容トレイ110に配置するためのロボットアームたる第3移送手段80と、これらの各部を制御するための制御基板たる制御装置としての制御部90と、を有している。
容器50は、例えば図2(a)に示すように、複数の薬剤1が雑多に配置されたトレイ状のプラスチック容器である。
薬剤1は例えば、一度払い出しされたものの、使用されることなく返納された注射薬等のアンプルである。使用者は、かかる返納された薬剤1を容器50に入った状態で、薬剤仕分装置100の前面側から、図1のように各棚に複数並べて配置することができる。
形状判定部10は、容器50上に配置された薬剤1を撮影する撮影手段たるカメラ11と、カメラ11によって撮影された画像から、薬剤1の形状を判断するための画像認識部12と、を有している。
カメラ11は、図1で示されたように容器50の所定の取付位置の上方に配置され、容器50内に載置された薬剤1を撮影可能な撮影手段として機能する。
画像認識部12は、カメラ11と接続された制御部であって、カメラ11によって撮影された画像から薬剤1の形状を読み取るとともに、当該薬剤1の形状が、予め登録された複数の形状パターン(例えば、注射器に用いられるアンプル形状やプラアンプル形状等)のうちの何れに合致するのかを検討して判別する。画像認識部12は例えば、カメラ11によって撮影される図2(b)に示されたような容器50を上方から見た画像から、図2(b)の破線で示すように薬剤1の領域を抽出し、当該抽出された薬剤1と予め登録された形状パターンとの合致率を検討し、合致率が閾値を超えたときに薬剤1が当該形状であると判断する方法をとっても良いし、その他の画像認識方法を用いるとしても良い。
揺動手段51は、容器50を振動あるいは回動させることで、薬剤1を転がして移動させ、画像認識部12における薬剤1の形状の把握を行いやすくするための揺動手段である。揺動手段51は薬剤1の載置面に対して平行に、例えば図2におけるXY平面に平行に揺動させるような駆動部材たるモーターを備えた板状部材であって良い。あるいは、揺動手段51は、Z方向に上下動させることで揺動させるものであっても良い。
薬剤1が互いに重なり合う等して画像認識部12が正しい形状を把握できなかった場合にも、揺動手段51によって容器50を揺動させることで、重なり合った薬剤1が互いに分離して個々の薬剤として正しく認識されたり、あるいはカメラ11の撮影範囲外にあった薬剤1が揺動によって容器50の撮影範囲内へと移動して認識可能となったりする。
ここで例えばカメラ11の撮影範囲外にある場合とは、薬剤1が容器50の側壁面付近にあって画像認識部12が容器50と薬剤1との境界を正しく認識できないような場合を含む。
第1移送手段60は、画像認識部12が正しく形状を認識できた薬剤1を、容器50から取り出して移送するための吸着式のピックアップユニットであり、本実施形態ではノズル61とソレノイドバルブ62とを有している。
第1移送手段60は、画像認識部12から、図3に示すように薬剤1の容器50上の位置を把握すると、当該位置へ向かってXYZ3軸の各方向に移動して薬剤1を吸着する。第1移送手段60は、ノズル61の先端に薬剤1を吸着した態様で、期限読取部20の所定の位置へと薬剤1を移送して配置する。
期限読取部20は、図3に示すように、薬剤仕分装置100の前後方向に延びた一対のローラ21、22と、図4に示すようにローラ21、22の上方に配置されて薬剤1の表面から有効期限等の文字情報を読み取る2つのカメラ23、24を有している。
期限読取部20はまた、ローラ21、22上であって、最も後方側に設けられた後側読取位置25と、後側読取位置25よりも前側に配置され、互いに同一の直線上に配置された前側読取位置26とを有している。
ローラ21、22の最も後方側の端部には、ローラ21、22とは干渉しないようにかつ前方側に押出されることで薬剤1に当接しながら押圧するための押出部30が設けられている。
押出部30は、後側読取位置25に配置された薬剤1を、後側から押圧することで前側読取位置26に向けて押し出すようにして移動させる。このように、後側読取位置25から前側読取位置26へと至る直線方向が、押出部30の進行方向たる押し出し方向である。
後側読取位置25の上方にはカメラ23が、後側読取位置25に配置された薬剤1の側面に焦点が合うように後側読取位置25に向けて配置されている。
前側読取位置26の上方には、カメラ24が、前側読取位置26に配置された薬剤1の側面に焦点が合うように前側読取位置26に向けて配置されている。
前側読取位置26の薬剤1と当接する下部には、かかる薬剤1を下方から支持する支持部である受け部71が設けられている。
第2移送手段70は、後述するように、押出部30により押し出された薬剤1が受け部71に到達したことを条件として、期限を読み取った後に自身がY方向軸を中心にXZ平面に自由に移動することで薬剤1を第3移送手段80のロボットアームが届く範囲内へと移動させるピックアップモジュールである。言い換えると第2移送手段70は、前側読取位置26において薬剤1を下方から支持する受け部71と、かかる受け部71を回動させる回動手段とによって構成されている。
第3移送手段80は、第2移送手段70の受け部71が回動した後、受け部71上に載置された薬剤1を掴んで、収容トレイ110へと運ぶロボットアームである。
第3移送手段80は例えば、期限読取部20と形状判定部10とによって読み取られた薬剤1の期限や形状の情報に基づいて、制御部90によって、薬剤1を複数ある収容トレイ110のうち、何段目のどの位置に配置するかを制御される。
制御部90は、薬剤仕分装置100の各部を制御する制御ユニットであって、例えばコンピューター制御を行うための制御端末として機能する。
制御部90は、本実施形態においては図5に示すように薬剤1の形状を判断する画像認識部12と、薬剤1の期限や形状に基づいてNG品として処理するためのNG判定部91と、期限内の薬剤1を何れの収容トレイ110に配置するかを判断する整列判定部92と、を有している。
このような構成を用いて、容器50に投入された払い出し済みの薬剤1を所望の収容トレイ110に載置する際の動作について、図6のフロー図に基づいて説明する。
まず、複数の薬剤1を容器50に入れた状態で、薬剤仕分装置100の所定の位置に容器50を配置する(ステップS101)。
ステップS101においては、図7(a)~(d)に示すように、揺動手段51を備え、仕分装置100の奥側に備えられたエレベーターユニット52が、アーム53を伸ばして仕分装置100の前面側に置かれた容器50を保持した状態で引き込み、上昇することで形状判定部10に相当する位置に容器50を移動させる構成を用いた。しかしながら、かかる構成に限定されるものではなく、容器50を保持してカメラ11の撮影範囲内に移動させる構成であればどのような移動方法であっても良い。
容器50が形状判定部10にあることを条件として、カメラ11が、容器50と薬剤1とを撮影し(ステップS102)、ステップS102で取得した1枚目の画像データから画像認識部12が薬剤1の形状を判断する(ステップS103)。
ステップS103において、形状が既知のものであった場合には、かかるステップS103の形状判定結果に基づいて、画像認識部12は薬剤1の形状を仮判定した上で、揺動手段51を用いて容器50を揺動させる(ステップS104)。
ステップS104において揺動させた後に、再度カメラ11を用いて2枚目の画像データを取得する(ステップS105)。
画像認識部12は、ステップS105で取得された2枚目の画像データから取得された形状判定結果が、ステップS102で撮影された1枚目の画像データから取得されたステップS103の形状判定結果と一致するかどうかを検討する(ステップS106)。
このように、ステップS106は、揺動を行ったステップS104の前後において、形状判定結果が一致するかどうかを検証する。
ステップS106において、形状判定結果が揺動の前後で一致する場合とは、1枚目の画像データから取得された画像認識結果と、2枚目の画像データから取得された画像認識結果とが等しいことを意味している。すなわち、薬剤1の形状を正しく認識できている可能性が高い。
他方、例えば画像認識部12が薬剤1の形状を判断できなかった場合には、1枚目と2枚目とで薬剤1の形状が一致しないはずである。
また、例えばステップS102において、図8に比較例として破線で囲って例示するように、薬剤同士が重なり合って2つの薬剤を1つの薬剤として認識してしまうことがありうる。なお図8における破線は、画像認識部12による薬剤1の認識範囲を仮想的に示したものである。図8に示すように重なり合う2つの薬剤1を一体として認識してしまった場合には、ステップS104の揺動によって、薬剤1同士が離れると予想される。従ってステップS105で取得された2枚目の画像データは、図9に例示するように2つの薬剤1が別体として認識されるので1枚目の画像データと完全一致はしないものと推測できる。
このように、画像認識部12は、ステップS106によって揺動の前後での画像データあるいは画像データから認識される薬剤1の形状判定結果とを比較し、一致した場合には仮判定された薬剤1の形状判定結果を正しいものと判定し、一致しない場合には、再度ステップS104の揺動ステップから繰り返す。
このとき、2枚目の画像データを「1枚目の画像データ」すなわち、「揺動前の画像データ」として、3枚目の画像データを「2枚目の画像データ」すなわち、「揺動後の画像データ」として扱うことで、繰り返し揺動ステップの前後での画像データの比較を行うことができる。
さて、かかる判定ステップたるステップS106において、揺動前後での薬剤1の形状判定結果が一致したときには、NG判定部91により、薬剤1の形状が正しく判定できるかどうかがチェックされる(ステップS107)。具体的には、画像認識部12が把握した薬剤1の形状判定結果が、予め保管された形状データと一致しているかどうかについて判断される。
ステップS107において画像認識部12が薬剤1の形状を正しく判定していることが確定したときには、第1移送手段60を用いて薬剤1を期限読取部20の後側読取位置25へと搬送し(ステップS200)、次の薬剤について順次ステップS101から処理を繰り返す。あるいは、容器50内に未だ形状判定結果が決定されていない薬剤1が残っている場合には、それらの薬剤1に対して処理を継続する。
他方、ステップS106において、揺動前後での薬剤1の形状判定結果が一致するにも拘らず、薬剤1の形状が予め保管された形状データと一致しない場合には、かかる薬剤1は、NG判定部91によってNG品であると判断されて(ステップS107のNo)、NGトレイ120へと搬送される(ステップS108)。かかるNG判定された場合の薬剤1の移送については後述する。
さて、ステップ200において、薬剤1が期限読取部20へと搬送された場合について図10を用いて続いて説明する。
期限読取部20は、本実施形態では図4に示して既に述べたように、薬剤仕分装置100の前後方向に延びた一対のローラ21、22と、ローラ21、22の上方に配置されて薬剤1の表面から有効期限等を含む文字情報を読み取る2つのカメラ23、24を有している。
まず、制御部90は、第1移送手段60によって運ばれてきた薬剤1について、回転しやすい形状であるか否かの判断を行う(ステップS201)。具体的には、薬剤1が回転させやすいバイアルやアンプル形状である場合にはステップS202へ、引っ掛かりがあるために回転させ難いプラアンプル形状の場合にはステップS210へと移行する。
薬剤1が回転しやすいアンプル形状であった場合について、まず説明する。
第1移送手段60によって薬剤1がローラ21、22の間に図11(a)の様に後側読取位置25に載置され、第1移送手段60が退避すると、ローラ21、22が同一方向に回転して、カメラ23がかかる薬剤1の周方向側面を合成したパノラマ画像として撮影する(撮影ステップS202)。
ステップS202において、図11(b)のようにローラ21、22が回転すると、かかる回転によって薬剤1が従動回転する。このときカメラ23には薬剤1の側面が回転していくように見えるから、側面のうち任意の位置に記載された薬剤1のバーコード及び使用期限等の情報Qが読み取られる(読取ステップS203)。なお、ここではカメラ23によって薬剤1に記載されたバーコードや使用期限を画像認識によって読み取る方法を用いたが、かかる方法に限定されるものではない。また制御部90は、読取ステップS203において期限読取部20によって読み取られた薬剤1のバーコードから、薬剤仕分装置100内または薬剤仕分装置100外部に保存されている薬品マスタデータ内にある薬剤のデータと照合することで、薬剤1の種類を特定することができる。
読取ステップS203において薬剤1のバーコードと使用期限とが読み取られると、制御部90は、押出部30を用いて図11(c)に示すように押し出し方向に向けて、即ち後側読取位置25から前側読取位置26へ向けて押し出される(ステップS204)。
なお、本実施形態ではかかる押し出し方向はローラ21、22の延びた方向に沿った方向、すなわち薬剤仕分装置100の前方に向かう方向である。
前側読取位置26の下部には、ローラ21、22の略延長線上に第2移送手段70の受け部71が設けられており、図11(d)に示すように薬剤1が押出部30によって最も前まで押し出されると、薬剤1は受け部71上に位置することとなる。
第2移送手段70は、図11(d)のように受け部71上に薬剤1が配置されたことを条件として、図12(a)~(c)に示すように受け部71ごと移動して、薬剤1を第3移送手段80の可動範囲内へと移送する(ステップS300)。
制御部90の整列判定部92は、読取ステップS203において読み取られたバーコード等の情報から、薬剤1を収容トレイ110のどこに載置するかの判定を行う(ステップS301)。
ステップS301においては、整列判定部92が例えば期限読取部20が読み取った薬剤1のバーコードから特定された薬剤1の種類や、薬品毎に任意に設定されたS、M、Lの各サイズに基づいて、薬剤1の移動先を決定する。読取ステップS203からの薬剤1の特定と、ステップS204、ステップS300に述べるような薬剤1の移送とは、内部的には並行して行われ、順番が前後しても良いが、説明の簡素化を目的として図10に示す順番で説明を行った。
第3移送手段80は、ロボットアームであり、図12(c)、(d)のように受け部71上の薬剤1をピックアップするとともに、XY方向の移動とZ方向の移動により、重ねられた収容トレイ110の所定の位置に薬剤1を載置する(ステップS302)。
かかる収容トレイ110の「所定の位置」は例えば、薬剤1のバーコードから、整列判定部92内または薬剤仕分装置100外部に保存されている薬品マスタ内にある薬剤のデータを照合し、読み取られた薬剤1の大きさ、例えばS、M、Lの各サイズに基づいて決定されても良いし、薬剤1の種類や形状によって置く場所を変えても良い。
本実施形態では例えば、収容トレイ110は、図13、図14に示すように、薬剤1のアンプル形状のサイズ(S、M、Lの各サイズ)に合わせて、断面がV字の谷形状となっている受け羽根111と、切り欠き112とが交互に形成された収容部を有している。
なお、図13(a)において一点鎖線で囲んだA部分の拡大斜視図を図14として示している。
整列判定部92は、薬剤1をSサイズの収容トレイ110の左上に載置するときには、図13(b)に示すように切り欠き112によって挟まれた位置に薬剤1を把持した状態の第3移送手段80を挿入し、アーム状のチャック81を開いて、所定の位置へと戻る。
このように、アンプル形状の薬剤1は、収容トレイ110において切り欠き112によって挟まれた位置に載置される。本実施形態では切り欠き112は、第3移送手段80のチャック81が入り込みやすいように設けられた空隙部である。
当然ながら、薬剤1をチャック81によってピッキングするときには、薬剤1の重心に近い部分をチャック81で挟持する方が安定するから、薬剤1の中心部分は、図13、図14に示した収容トレイ110の切り欠き112に挟まれた部分に載置されることが好ましい。なお、収容トレイ110の形状は、かかる構成に限定されるものではない。ただし、収容トレイ110の形状は薬剤1の保管時の転がり等を防ぐことができる構成であればより望ましい。
さて次に、薬剤1がステップS201において、回転し難いプラアンプル形状であると判定された場合について述べる。
このとき、第1移送手段60は、アンプル形状のときと同様に、後側読取位置25に向けて薬剤1を搬送する(ステップS210)。
プラアンプル形状は、図15に示すように連なった1まとまりの中から1つを切り出した形状であって、切り出し部分のバリ等がつかえてしまってローラ21、22の回転に従動し難いことが知られている。
そのため、制御部90は、画像認識部12が薬剤1をプラアンプル形状であると判断したときには、後側読取位置25に載置されたプラアンプル形状の薬剤1を、図16(a)のように押出部30によって前側読取位置26に向かって押し出す(ステップS211)。
このとき、当然ながら薬剤1は後側読取位置25を通過することとなるが、カメラ23を動作させる必要はない。
押出部30によって前側読取位置26まで押し出された薬剤1は、図16(b)に示すようにその先端が突き当て部31に突き当てられる。また、図16(c)はステップS212におけるカメラ24が撮影する画像の一例を示す図である。
突き当て部31に薬剤1が当接すると、当然ながら押出部30にかかる圧力が変化するから、制御部90は押圧部30に備えられた圧力検知手段の圧力変化をもって薬剤1が突き当て部31と押出部30とによって挟持されたことを検知可能である。
押出部30は、図16(c)に示すように薬剤1に当接した部分を、押し出し方向を中心軸とする周方向に回転させることで、薬剤1を突き当て部31との間で挟み込みながら回転させるとともに、カメラ24を用いてかかる周方向側面の画像を撮影する(ステップS212)。
ステップS212に示したように押出部30は、突き当て部31との間で薬剤1を挟持することで薬剤1を固定するとともに、押出部30の回転によって薬剤1の側面に記載された薬剤1の情報を読み取ることができる。
ステップS212において、押出部30が回転すると、かかる回転によって薬剤1が回転する。このときカメラ24には薬剤1の側面が回転していくように見えるから、側面に記載された薬剤1のバーコード及び使用期限等の情報Qが読み取られる(読取ステップS213)。なお、ここではステップS203と同様にカメラ24によって薬剤1に記載されたバーコードや使用期限を画像認識によって読み取る方法を用いたが、かかる方法に限定されるものではない。
前側読取位置26において、薬剤1のバーコードや使用期限等が読み取られると、第2移送手段70は、既に説明したように受け部71ごと回動して、薬剤1を第3移送手段80の可動範囲内へと移送する(ステップS300)。
ステップS300以降は、アンプル形状であっても、プラアンプル形状、バイアル形状の何れであっても、第3移送手段80を用いて所定の収容トレイ110に載置される構成に変わりはないので、重複する説明については省略する。
さて、ステップS106において、揺動前後での薬剤1の形状判定結果が一致するにも拘らず、薬剤1の形状が予め保管された形状データと一致しない場合や、ステップS203、S212において薬剤1が使用期限を超過している場合などには、かかる薬剤1は、NG判定部91によってNG品であると判断される。
かかるNG判定について説明する。
NGトレイ120は、図17に示すように、薬剤1を投下される載置部121と、載置部121からなだらかな傾斜部122で接続され、薬剤1を保管する平坦部123と、傾斜部122の下部に取り付けられた緩衝材124と、を有する薬剤容器である。
NGトレイ120は上部が開放された箱型の容器であって、載置部121、傾斜部122、平坦部123がNGトレイ120の側壁で囲まれている。
ステップS108において薬剤1をNG品としてNGトレイ120へと搬送するときには、まず第1移送手段60が、薬剤1を後側読取位置25へと移動する。
制御部90は、NG判定の出た薬剤1である場合には、図11や図16で示したように押出部30によって薬剤1を移動させ、第2移送手段70を用いて第3移送手段80の可動範囲へと移送する。
制御部90は、かかる移送の間に、NGトレイ120を-X方向に図18に示すようにスライド移動させる。
第3移送手段80は、かかるNG判定の薬剤1を載置部121に載置する。
このとき、載置部121近傍では、第3移送手段80のZ方向への移送を緩やかにすることで、さらに薬剤1の破損などを抑止することができるので好ましい。
かかる載置部121は、図17に示したように、NGトレイ120の右端部に設けられており、NGトレイ120の断面を見たときに、平坦部123よりも上部側に配置されている。
載置部121に乗せられた薬剤1は、傾斜部122に沿って平坦部123へと誘導されて、図17に示すように平坦部123に保持されていくこととなる。
平坦部123は、NGトレイ120の底面を構成する部材の一部であって、薬剤1が傾斜部122から移動してきた時に、転がってきた薬剤1を保管する薬剤保管部として機能する。
傾斜部122は、本実施形態では平坦部123と載置部121とを結ぶ直線状の柔らかな素材で形成されたスロープであり、NGトレイ120の底面である平坦部123と、傾斜部122の下面との間には、シート状の緩衝材124が配置される。なお、緩衝材124は例えばシリコンシートやその他樹脂材料の他、ゴム素材を用いても良い。また、緩衝材124を平坦部123上にも設けることとしても良い。
このように緩衝材124が配置されることとすれば、第1移送手段60、第2移送手段70、第3移送手段80によって移送され、載置部121へと落下した薬剤1が平坦部123へと転がっていく際の衝撃を和らげ、薬剤1の破損を防ぐ効果がある。
また、傾斜部122の形状を、直線状ではなく、滑らかな曲線状のスロープとしても良い。
ステップS108においてNGトレイ120へと移送された薬剤1は、このように載置部121上で第3移送手段80から離間して落下すると、載置部121、傾斜部122を経て平坦部123へと格納される。
操作者は、このように、使用期限が切れていたり、形状が不明であったりする薬剤1をNG品としてNGトレイ120へと移送することができる。NGトレイ120は、薬剤仕分装置100から取り外すことができるから、操作者はかかるNG品が出た際には、NGトレイ120を取り出して中身を確認し、廃棄や保管など、適切な処理を行う。
なお、本実施形態では薬剤仕分装置100の構成上、第1移送手段60、第2移送手段70、第3移送手段80の3つの移送手段を用いて薬剤1をNGトレイ120へと搬送する構成としたが、かかる構成に限定されるものではない。
このように、本実施形態では、薬剤容器たるNGトレイ120と、複数の薬剤1の形状の判定を行う形状読取部10と、薬剤1の撮影を行うことで薬剤の情報を読み取る期限読取部20と、容器50に載置された薬剤1を形状読取部へと移送する第1移送手段60と、期限読取部20から薬剤1を移送させる第2移送手段70と、第2移送手段70によって移動した当該薬剤を収容トレイ110へ収納する第3移送手段80と、を有し、形状読取部または期限読取部の何れかにおいて薬剤1が使用期限や形状などの所定の条件を満たさないときには、第3移送手段80が薬剤1を不良品としてNGトレイ120へと移送する。
かかる構成により、返納される薬剤1に何かしらの異常があったときには、NGトレイ120に保管される。
さて、薬剤仕分装置100は、収容トレイ110に載置された薬剤1を第3移送手段80を用いて払い出す注射薬払出システムの一部としても動作させることが可能である。
図19にかかる注射薬払出システム300の概略構成について示す。
注射薬払出システム300は、例えば上位装置500から通信によって送られた処方箋データや電子カルテ等の情報に従って、必要な薬剤を払出トレイ310に払い出す自動払い出し装置として機能する。
注射薬払出システム300は、本実施形態では払出トレイ310の移送経路に沿って一列になる配置で右から左へトレイ供給装置320と、帳票発行装置330と、薬剤仕分装置100と、輸液払出装置350とトレイ収納装置360とを並べた一連のシステムである。
払出トレイ310はトレイ供給装置320からトレイ収納装置360へ移送される間に、払出トレイ310に対して帳票331と注射薬等の薬剤1と輸液2とが順次投入されるようになっている。そのような一連の動作を自動制御するため、マイクロプロセッサ等からなるコントローラ390も備わっている。コントローラ390は、適宜な入力装置や他のコンピュータ例えば上位装置500で示すような処方オーダーエントリシステムから処方箋データ又は処方箋データから派生した調剤指示箋データや注射指示箋データを得て、かかるデータに基づいて制御指令の生成やデータの抽出等を行うとともに、指令やデータを注射薬払出システム300を構成する各装置へ送出するようになっている。
払出トレイ310は、例えば金属や硬質プラスチック製の上面が開放された箱状の容器であって、通常は空の状態でトレイ供給装置320に搭載されている。払出トレイ310は、トレイ供給装置320から排出されると、注射薬払出システム300の下方に各装置を貫くように連結して配置された搬送路340を通じてトレイ収納装置360へと搬送される。払出トレイ310は各装置において内部に薬剤1や輸液2、処方箋データまたは調剤指示箋データや注射指示箋データを示す帳票331等が投入された後、トレイ収納装置360の所定の位置へと載置される。
帳票発行装置330は、帳票331を出力するためのプリンタ332と、かかるプリンタ332から印刷・出力された帳票331を対応する払出トレイ310に送出するための送出装置333とを備えており、印刷した帳票331に対応する払出トレイ310が到達した時に、下方にある当該払出トレイ310に向けて帳票331が載置されるように送り出す。
薬剤払出装置100は、既に第1の実施形態として述べたように、収容トレイ110上に返納された薬剤1が整列して配置されており、制御部90によって薬剤1の位置は管理されている。
そこで、例えば返納されてきた薬剤1の中に、まだ使用期限内であって、新たに流れてきた処方箋データに必要な薬剤1が何れかの収容トレイ110内にあった場合には、第3移送手段80が、払出トレイ310に向けてかかる薬剤1を払いだすことが可能である。
このような具体的な動作について説明する。
図20には、仮に払出の対象となる薬剤1が最上段から4段目に保管されている場合の薬剤払出装置100の動作を例として示す。
まず、図20(a)に示すように制御部90が記憶されているデータから薬剤1の位置を確認すると、図20(b)に示すように、第3移送手段80の移動とともに、複数が重ねて積載されている収容トレイ110が上から3段目と4段目との間で上下に分断して持ち上げられる。本実施形態では収容トレイ110をZ方向に移動するために、3段目の収容トレイ110の下方にピンを挿入して持ち上げるリフター113を設けた態様を示すが、かかる構成に限定されるものではない。
第3移送手段80は、このように開いた状態の上から4段目の収容トレイ110のうち、薬剤1が位置する所定のX-Y座標に移動し、チャック81に薬剤1を挟み込んで移動する。
第3移送手段80のアーム部分が収容トレイ110の動作範囲から出ると、リフター113が下降して収容トレイ110が重ねられた状態に戻るとともに、第3移送手段80が、薬剤1を把持した状態で再下端まで下降する。
薬剤仕分装置100において搬送路340の一部を構成する部分には、払出トレイ310を上方へと持ち上げるためのトレイ昇降ユニット341が設けられている。
トレイ昇降ユニット341は、第3移送手段80が再下端まで移動したときに、薬剤1が払出トレイ310に入るような高さまで払出トレイ310を上昇させ、第3移送手段80が、薬剤1を払いだす最中には、かかる上昇を維持している。
すなわち仮に帳票331に記載された薬剤1が複数、薬剤払出装置100に保管されている場合等には、図20(c)に示した状態で第3移送手段80が必要な薬剤1を全て払い出すまで、上昇状態を維持している。
全ての薬剤の払い出しを終えると、トレイ昇降ユニット341は払出トレイ310を下降させるとともに、搬送路340に沿って移送する。その他、上位装置500からの指令に基づいて、流れてきた払出トレイ310に、保管されている薬剤1があった場合には、上述の様に払い出しを繰り返すことで、払出トレイ310に薬剤1を供給することができる。
本実施形態では、第2読取部20は、互いに同一の直線状に配置された前側読取位置26と、後側読取位置25とを備えている。また、本実施形態の薬剤仕分装置100は、後側読取位置25に配置された薬剤1を、当該薬剤に当接して押し出すように駆動される押出部30を有している。
また本実施形態において、第2読取部20は、画像認識部12によって判定された薬剤1の形状に基づいて、薬剤1のバーコード等の情報を前側読取位置26において読み取るか、後側読取位置25において読み取るかを変更する。
かかる構成により、薬剤1が回転させやすい形状のときには、ローラ21、22による従動回転でバーコード等の情報を読み取ることができるので、高速に薬剤1のバーコード等の情報を読み取ることができる。
また本実施形態では、第2読取部20は、後側読取位置25において薬剤1に下側から当接し薬剤1を回転させるローラ21、22を有している。
かかる構成によれば、ローラ21、22による従動回転でバーコード等の情報を読み取ることができるので、高速に薬剤1のバーコード等の情報を読み取ることができる。
また本実施形態では、第2読取部20は、前側読取位置26において、薬剤1が突き当たる突き当て部31を有し、押出部30は、突き当て部31との間で薬剤1を挟持することで薬剤1を固定するとともに、押出部30の回転によって薬剤1の側面に記載された薬剤の情報を読み取る。
かかる構成により、薬剤1が回転させやすい形状のときには、ローラ21、22による従動回転でバーコード等の情報を読み取ることができて、回転させ難い形状のときには、押出部30と突き当て部31とで挟持可能な前側読取位置26において回転させることができる。
このように2つの読取位置を併用することによって、薬剤1の形状に寄らず正確な情報を読み取ることができる。
また本実施形態では、前側読取位置26において薬剤1の下部を支持する受け部71を有し、受け部71は押出部30の進行方向に対して直交する方向に移動することで薬剤1を移送する第2移送手段70を構成する。
かかる構成により、前側読取位置26においてバーコード等の情報を読み取った後、速やかに第3移送手段80によって収容トレイ110に移送することができるので、薬剤仕分の高速化に寄与する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された内で適宜変更等が可能である。
例えば、期限読取部20において読み取られる情報Qは、上述の実施例ではGS1コードを含むバーコードや、使用期限等の情報としたが、その他の刻印や薬品名等を含んだ文字情報を読み取るものであっても良い。
また、画像認識による文字情報の読取については、実施例ではOCR等を用いるがその他の方法でも良い。
10 第1読取部(形状判定部)
20 第2読取部(期限読取部)
21、22 ローラ
23、24 カメラ
25 後側読取位置
26 前側読取位置
50 容器
51 揺動手段
60 第1移送手段
70 第2移送手段
71 支持部(受け部)
80 第3移送手段
81 チャック
100 薬剤仕分装置
120 薬剤容器(NGトレイ)
121 載置部
122 傾斜部
123 平坦部
124 緩衝材

Claims (4)

  1. 上部が開放された薬剤を保管するための薬剤容器であって、
    前記薬剤を保管するための平坦部と、
    当該薬剤容器の端部に側壁に沿って設けられ、前記薬剤を上方から載置するための載置部と、
    前記載置部から前記平坦部までを接続するなだらかな傾斜部と、
    を有する薬剤容器と、
    複数の薬剤の形状の判定を行う第1読取部と、
    前記薬剤の撮影を行うことで前記薬剤の情報を読み取る第2読取部と、
    載置された前記薬剤を前記第1読取部へと移送する第1移送手段と、
    前記第2読取部から前記薬剤を移送させる第2移送手段と、
    前記第2移送手段によって移動した当該薬剤を収容容器へと収納する第3移送手段と、
    を有し、
    前記第1読取部または前記第2読取部の何れかにおいて前記薬剤が所定の条件を満たさないときには、前記第3移送手段が前記薬剤を不良品として前記薬剤容器の前記載置部へと移送するとともに、前記薬剤の長手方向が前記側壁に沿うように載置することを特徴とする薬剤仕分装置
  2. 請求項1に記載の薬剤仕分装置であって、
    前記薬剤容器の前記傾斜部の下部に取り付けられた緩衝材を有することを特徴とする薬剤仕分装置
  3. 請求項1または2に記載の薬剤仕分装置であって、
    前記薬剤容器は当該薬剤仕分装置内部にスライド移動可能に保持され、
    前記第1読取部または前記第2読取部の何れかにおいて前記薬剤が所定の条件を満たさないときには、前記薬剤容器が前記第3移送手段の可動範囲までスライド移動することを特徴とする薬剤仕分装置。
  4. 請求項1乃至3の何れか1つに記載の薬剤仕分装置を有する注射薬払出システム。
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