JP7363001B2 - 室圧制御装置及びプログラム - Google Patents
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Description
請求項4の室圧制御装置は、請求項1~3の何れか1項に記載の室圧制御装置において、前記所定閾値は、前記室と隣接する室に対して正圧の状態が維持される値である。
請求項6の室圧制御装置は、室圧の制御対象とする室に対して空気を供給する給気系統に設けられ、設けられた系統における圧力及び風量の少なくとも一方を検出する検出部と、前記給気系統とは別途設けられ、前記室の内部に圧縮空気を供給する供給部と、前記検出部による検出結果が所定の閾値未満の場合に、前記検出結果に対応する圧縮空気供給量をデータベースから読み出して、前記供給部に対して所定量の圧縮空気を前記室の内部に供給させる制御を行う制御部と、を備える。
請求項7の室圧制御装置は、室圧の制御対象とする室に対して空気を供給する給気系統に設けられ、設けられた系統における圧力及び風量の少なくとも一方を検出する検出部と、前記給気系統とは別途設けられ、前記室の内部に圧縮空気を供給する供給部と、前記検出部による検出結果から前記室に供給する圧縮空気量を算出する演算式を用いて、前記室の内部の圧力が所定閾値を下回らないように、前記供給部に対して所定量の圧縮空気を前記室の内部に供給させる制御を行う制御部と、を備える。
図1には、本発明の実施形態に係る室圧制御システム80の全体構成が示されている。室圧制御システム80は、室Aの内部の圧力(以下、「室圧」と称す)を所定の範囲内に維持するための空気調和設備である。室圧制御システム80は、室圧制御装置10、差圧センサ20、給気側圧力センサ22、モーターダンパ24及び供給部30を含んで構成されている。なお、図1においては錯綜を避けるため、室圧制御装置10と、差圧センサ20、給気側圧力センサ22、モーターダンパ24及び供給部30との接続線については図示を省略する。
ここで、室圧制御システム80における各部の構成を説明する前に、室Aの室圧を所定の範囲内に維持する圧力制御方法について概略を説明する。室Aは例えばクリーンルーム(清浄度を確保したい空間)とされ、室Aの外部空間から微粒子や微生物等のエアロゾルやガスが侵入し難いように室圧を制御することが好ましい。すなわち、室Aは室Aの外部空間に対して正圧、換言すると、室Aの室圧は室Aの外部空間の圧力より高く維持することが求められている。
室圧制御装置10は、差圧センサ20及び給気側圧力センサ22から取得した情報に基づいて、モーターダンパ24及び供給部30を制御する装置である。室圧制御装置10の構成の詳細については後述する。
差圧センサ20は、室Aの内部と室Aの外部空間の一例である屋外空間との「差圧」を検知するセンサである。差圧センサ20によって検知された「差圧」は、室圧制御装置10に送信される。
給気側圧力センサ22は、本発明における検出部の一例であり、室圧の制御対象とする室(本実施形態においては室A)に対して空気を供給する給気系統92、及び室Aから空気を排出する排気系統94の少なくとも一方に設けられ、設けられた系統における圧力を検出する。
モーターダンパ24は、室Aに開口する給気ダクト92A及び排気ダクト94Aに各々設置されたモーターダンパである。なお、給気ダクト92Aに設置されたモーターダンパ24をモーターダンパ24Aと称し、排気ダクト94Aに設置されたモーターダンパ24をモーターダンパ24Bと称す。
供給部30は、室Aに開口する圧縮空気供給経路96に設置された圧縮空気供給装置である。供給部30は、エア電磁弁32及びエア供給装置34を備えて構成されている。室圧制御装置10の制御によって、エア供給装置34が圧縮空気を生成し、さらにエア電磁弁32が開放されると、室Aに圧縮空気が供給される。
図2には、室圧制御装置10の電気的な構成を示すブロック図が示されている。室圧制御装置10は、CPU(Central Processing Unit:プロセッサ)11、一時記憶領域としてのメモリ12、不揮発性の記憶部13、キーボードとマウス等の入力部14、液晶ディスプレイ等の表示部15、媒体読み書き装置16(R/W)及び通信インタフェース(I/F)部18を備えている。CPU11、メモリ12、記憶部13、入力部14、表示部15、媒体読み書き装置16及び通信I/F部18はバスB1を介して互いに接続されている。媒体読み書き装置16は、記録媒体17に書き込まれている情報の読み出し及び記録媒体17への情報の書き込みを行う。
図3に示す予測部11Aは、給気側圧力センサ22から送信された「給気側圧力」を検出する。そして検出結果(給気側圧力)に基づいて、室Aの室圧が所定閾値を下回ることを予測する。
図3に示す制御部11Bは、予測部11Aによって室Aの室圧が所定閾値を下回ることが予測された場合、供給部30に対して所定量の圧縮空気を室Aの内部に供給させる制御を行う。
図4を参照して、本実施形態に係る基本情報データベース13Bについて説明する。基本情報データベース13Bには、給気側圧力値J1、J2、…(Pa)と、室Aの室圧予測値K1、K2、…(Pa)と、圧縮空気供給量L1、L2、…(m3/s)と、が関連付けられて記憶されている。なお、給気側圧力値J1、J2、…、室Aの室圧予測値K1、K2、…及び圧縮空気供給量L1、L2、…は、何れも室圧制御システム80で制御対象としている系に応じて予め定めた具体的数値である。
次に、図5を参照して、本実施形態に係る室圧制御システム80の作用を説明する。ユーザからの入力部14を介した実行指示等に応じて、室圧制御装置10のCPU11が室圧制御プログラム13Aを実行することにより、図5に示す室圧制御処理が実行される。
なお、上記実施形態においては、室Aの室圧を図7(A)に示す所定の閾値[PA-ΔPa](Pa)以上の範囲内に維持する方法の一例について説明したが、本発明の実施形態はこれに限らない。
11A 予測部
11B 制御部
13A 室圧制御プログラム
22 給気側圧力センサ(検出部)
30 供給部
92 給気系統
94 排気系統
A 室
Claims (7)
- 室圧の制御対象とする室に対して空気を供給する給気系統、及び前記室から空気を排出する排気系統の少なくとも一方に設けられ、設けられた系統における圧力及び風量の少なくとも一方を検出する検出部と、
前記給気系統とは別途設けられ、前記室の内部に圧縮空気を供給する供給部と、
前記検出部による検出結果に対応する前記室の室圧予測値をデータベースから読み出して、前記室の内部の圧力が所定閾値を下回ることを予測する予測部と、
前記予測部によって前記室の内部の圧力が所定閾値を下回ることが予測された場合、前記供給部に対して所定量の圧縮空気を前記室の内部に供給させる制御を行う制御部と、
を備えた室圧制御装置。 - 前記予測部は、前記室の内部の圧力が前記所定閾値を下回る場合の減圧量を更に予測し、
前記所定量は、前記予測部によって予測された前記減圧量に相当する量である、
請求項1に記載の室圧制御装置。 - 前記予測部は、前記室の内部の圧力が前記所定閾値を下回るタイミングを更に予測し、
前記制御部は、前記供給部に対して、前記予測部によって予測されたタイミングで前記圧縮空気を前記室の内部に供給させる制御を行う、
請求項1又は請求項2に記載の室圧制御装置。 - 前記所定閾値は、前記室と隣接する室に対して正圧の状態が維持される値である、
請求項1~3の何れか1項に記載の室圧制御装置。 - コンピュータを、
室圧の制御対象とする室に対して空気を供給する給気系統、及び前記室から空気を排出する排気系統の少なくとも一方に設けられ、設けられた系統における圧力及び風量の少なくとも一方を検出する検出部による検出結果に対応する前記室の室圧予測値をデータベースから読み出して、前記室の内部の圧力が所定閾値を下回ることを予測する予測部と、
前記予測部によって前記室の内部の圧力が所定閾値を下回ることが予測された場合、前記給気系統とは別途設けられ、前記室の内部に圧縮空気を供給可能とされた供給部に対して所定量の圧縮空気を前記室の内部に供給させる制御を行う制御部と、
として機能させるためのプログラム。 - 室圧の制御対象とする室に対して空気を供給する給気系統に設けられ、設けられた系統における圧力及び風量の少なくとも一方を検出する検出部と、
前記給気系統とは別途設けられ、前記室の内部に圧縮空気を供給する供給部と、
前記検出部による検出結果が所定の閾値未満の場合に、前記検出結果に対応する圧縮空気供給量をデータベースから読み出して、前記供給部に対して所定量の圧縮空気を前記室の内部に供給させる制御を行う制御部と、
を備えた室圧制御装置。 - 室圧の制御対象とする室に対して空気を供給する給気系統に設けられ、設けられた系統における圧力及び風量の少なくとも一方を検出する検出部と、
前記給気系統とは別途設けられ、前記室の内部に圧縮空気を供給する供給部と、
前記検出部による検出結果から前記室に供給する圧縮空気量を算出する演算式を用いて、前記室の内部の圧力が所定閾値を下回らないように、前記供給部に対して所定量の圧縮空気を前記室の内部に供給させる制御を行う制御部と、
を備えた室圧制御装置。
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