JP7362438B2 - システム、システムの制御方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本開示は、システム、システムの制御方法、及びプログラムに関する。
印刷装置により紙等の記録媒体(以降では、「シート」とも称する)に対して印刷が行われた印刷物の搬送中に、検品装置によって当該印刷物の検査を可能とした印刷システムが知られている。シート(例えば、印刷物)の検査では、検品装置により搬送されたシートの画像が読み取られ、読み取られた画像に対して画像解析が施されることで、当該画像解析の結果に基づきシートが正常であるか否かが判定される。検品装置は、例えばバーコードや罫線の欠け、画像抜け、印刷不良、ページ抜け、色ずれなどを検出する。こうして搬送されたシートが欠陥シートであると判定された場合には、当該欠陥シートは正常シートとは別の排紙先に排紙される。このような仕組みにより、欠陥シートが正常シートの束に混入するような事態の発生が防止される。例えば、特許文献1には、検品装置によってシートの検査を可能とした印刷システムの一例が開示されている。
特開2010-42521号公報
ところで、印刷システムには、束を区切るための挿入紙(以下、「仕切り紙」とも称する)を、それぞれが指定された部数のシートを含む束と束との間に挿入する機能を有するものがある。このような機能は、例えば、切手などの印刷物を一定部数の束ごとに分けて出荷が行われる場合に利用される。
一般的には、印刷装置による画像形成の工程が複数あり、シートに対して画像形成が行われて検品装置に搬送されるまでの間にある程度の時間がかかる傾向にある。そのため、印刷システムでは、複数枚のシートを搬送路に流して画像形成の工程を並列処理することで、印刷処理全体の生産性を向上させる場合がある。このような印刷システムは、特定の部数のシートごとに仕切り紙を挿入する場合には、例えば、印刷指示が出されたシートの数が特定数に達するたびに、ただちに仕切り紙の搬送開始を指示することで、シート間への当該仕切り紙の挿入を行う。このような状況下で、例えば、搬送中のシートが検品装置により欠陥と判定され、正常シートとは別の搬送先に排紙されると、欠陥シートの数だけ束に含まれるシートの数が不足することとなる。このような場合には、例えば、ユーザ(オペレータ)により、欠陥シートの数だけ別途用意された正常シートが束に補充されることで、特定の部数の正常シートの束が作成されることとなり、ユーザの手間が増加する場合がある。
本発明は上記の問題を鑑み、仕切り紙により区切られた印刷物の束の生成に係るユーザの手間をより好適な態様で低減可能とすることを目的とする。
本発明のシステムは、複数枚の記録シートに印刷された検品対象の画像を読取手段によって読み取り、前記読み取られた画像が正常であるか否かを判定する判定手段と、前記正常であると判定された記録シートの枚数が所定枚数に達すると、正常であると判定された前記所定枚数の記録シートの直後に、挿入紙を挿入して出力するように制御する制御手段と、を有することを特徴とする
本発明によれば、仕切り紙により区切られた印刷物の束の生成に係るユーザの手間をより好適な態様で低減することが可能となる。
画像形成システムのシステム構成を示した図である。 画像形成システムを構成する装置のハードウェア構成を示した図である。 画像形成装置のメカ断面図である。 検品装置の起動時に表示される画面の一例である。 正解画像の登録画面の一例である。 正解画像の読み取り結果に応じて表示される画面の一例である。 仕切り紙に関する設定画面の一例である。 仕切り紙画像の読み取り結果に応じて表示される画面の一例である。 仕切り紙に関する設定情報の指定を受け付ける表示画面の一例である。 印刷物の検品に係る設定画面の一例である。 検品結果の確認画面の一例である。 印刷物の検品の開始後に表示される画面の一例である。 印刷物の検品の開始後に表示される画面の一例である。 印刷物の検品に係る指示を受け付ける表示画面の一例である。 外部コントローラの処理の一例を示したフローチャートである。 印刷装置の処理の一例を示したフローチャートである。 検品装置の処理の一例を示したフローチャートである。 外部コントローラの処理の一例を示したフローチャートである。 印刷装置の処理の一例を示したフローチャートである。 検品装置の処理の一例を示したフローチャートである。 外部コントローラの処理の一例を示したフローチャートである。 印刷装置の処理の一例を示したフローチャートである。 検品装置の処理の一例を示したフローチャートである。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<システム構成>
図1を参照して、本実施形態に係る画像形成システムのシステム構成の一例について説明する。画像形成システムは、画像形成装置101と、外部コントローラ102とを備える。画像形成装置101と外部コントローラ102とは、内部LAN(Local Area Network)105とビデオケーブル106とを介して通信可能に接続されている。外部コントローラ102は、外部LAN104を介して端末装置103と通信可能に接続されており、端末装置103から外部コントローラ102に対して印刷指示等の各種指示が送信される。
端末装置103は、例えば、PC(Personal Computer)等の情報処理装置により実現され得る。端末装置103には、印刷データを外部コントローラ102で処理可能な印刷記述言語に変換する機能を有するプリンタドライバがインストールされている。これにより、ユーザは、端末装置103で動作する各種アプリケーションから上記プリンタドライバを介して印刷指示を行うことが可能となる。プリンタドライバは、ユーザから(もしくは、ユーザから指示を受けたアプリケーションから)印刷指示を受けると、当該印刷指示に基づき、外部コントローラ102に対して印刷データを送信する。外部コントローラ102は、端末装置103から印刷データを受信すると、当該印刷データに対してデータ解析やラスタライズ等の処理を実行し、当該処理後の画像データを画像形成装置101に送信したうえで、画像形成装置101に対して印刷指示を行う。
画像形成装置101は、外部コントローラ102から印刷指示を受けると、外部コントローラ102から送信された印刷データに基づき、紙等の記録媒体に対して当該印刷データに応じた画像を印刷し、当該記録媒体に対して当該画像が印刷された印刷物を出力する。なお、本実施形態では、記録媒体として紙が使用されるものとする。
次いで、画像形成装置101について説明する。画像形成装置101は、複数の異なる機能を有する装置が相互に接続されることで構成されてもよく、これにより、例えば、製本等の複雑な印刷処理を実行することも可能となる。例えば、図1に示す例では、画像形成装置101は、印刷装置107と、インサータ108と、検品装置109と、スタッカ110と、フィニッシャ111と、が接続されることで構成されている。
印刷装置107は、給紙部から搬送される用紙に対してトナーを用いて画像を形成する。給紙部は、例えば、印刷装置107の下部に設けられている。ここで、印刷装置107が、用紙に対してトナーを用いて画像を形成するための構成及び動作原理について説明する。
印刷装置107は、光源から射出されるレーザ光等の光線を、画像データに応じて変調したうえで、変調後の当該光線をポリゴンミラー等の回転多面鏡により反射して走査光として感光ドラムに照射する。これにより感光ドラム上には静電潜像が形成される。光線により感光ドラム上に形成された静電潜像は、トナーによって現像され、転写ドラムに張り付けられた用紙にトナー像が転写される。このような一連の画像形成プロセスが、画像形成に用いられる色のトナーごとに順次実行される。なお、本実施形態では、画像形成に用いられる色ごとのトナーとして、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及びブラック(K)のトナーが利用され、これにより上記画像形成プロセスに基づき、用紙上にフルカラー画像が形成されるものとする。
印刷装置107は、画像が形成された転写ドラム上の用紙を定着器に搬送する。定着器は、ローラーやベルト等を含み、ローラー内にハロゲンヒータ等の熱源を内蔵しており、トナー像が転写された用紙上のトナーを、熱と圧力によって溶解して用紙に定着させる。
インサータ108は、印刷装置107において用紙に画像が印刷されたうえで搬送された印刷物の用紙群に対して、任意の位置に他の用紙を挿入することが可能である。
検品装置109は、搬送された用紙(例えば、印刷物)に印刷された画像を読み取り、あらかじめ登録された正解画像と比較することで、当該用紙に印刷された画像が正常か否かを判定する。
スタッカ110は、容量に応じた数の用紙等のシートを積載可能に構成されている。本実施形態に係る画像形成装置101では、比較的容量の大きいスタッカが適用される。
フィニッシャ111は、搬送された用紙等のシートに対してフィニッシング処理を施す。フィニッシング処理としては、例えば、ステイプル、パンチ、及び中綴じ製本等が挙げられる。フィニッシャ111は、フィニッシング処理を施したシートを排紙トレイに排紙する。
なお、図1に示すシステム構成はあくまで一例であり、必ずしも本実施形態に係る画像形成システムのシステム構成を限定するものではない。具体的な一例として、画像形成装置101を外部LAN104に接続することで、端末装置103から画像形成装置101に対して、当該画像形成装置101が処理可能な印刷データを送信可能な構成であってもよい。この場合には、外部コントローラ102で実行されるデータ解析やラスタライズ等の処理を、画像形成装置101が実行してもよい。
また、画像形成装置101、外部コントローラ102、及び端末装置103それぞれの間で各種情報やデータ(例えば、印刷指示や印刷データ)を送受信することが可能であれば、これらの装置を接続するネットワークの種別は特に限定はされない。具体的な一例として、上記ネットワークは、LANに限らず、例えば、インターネット、専用線、または、WAN(Wide Area Network)等により構成されていてもよい。また、上記ネットワークは、有線のネットワークにより構成されていてもよいし、無線のネットワークにより構成されていてもよい。また、上記ネットワークは、複数のネットワークを含んでもよく、一部のネットワークとして、他のネットワークと異なる種別のネットワークが適用されてもよい。また、上述した各装置間の通信が論理的に確立されていればよく、上記ネットワークの物理的な構成は特に限定されない。具体的な一例として、上述した各装置間のうち少なくとも2以上の装置間の通信が他の通信装置等により中継されてもよい。
<ハードウェア構成>
図2を参照して、画像形成装置101を構成する各装置と、外部コントローラ102と、端末装置103と、のそれぞれのハードウェア構成の一例について説明する。なお、画像形成装置101は、図1に示すように、印刷装置107と、インサータ108と、検品装置109と、スタッカ110と、フィニッシャ111と、が接続されることで構成されているものとする。
(印刷装置107)
印刷装置107のハードウェア構成について説明する。印刷装置107は、通信I/F217、LANI/F218、ビデオI/F220、HDD(Hard Disk Drive)221、CPU222、メモリ223、操作部224、及び表示部225を含む。また、印刷装置107は、原稿露光部226、レーザ露光部227、作像部228、定着部229、及び給紙部230を含む。印刷装置107に含まれるこれらの構成要素は、システムバス231を介して接続される。
通信I/F217は、印刷装置107を、通信ケーブル255を介して、インサータ108、検品装置109、スタッカ110、及びフィニッシャ111等のような画像形成装置101を構成する他の装置と接続するための通信インタフェースである。これにより、印刷装置107は、画像形成装置101を構成する他の装置との間で、それぞれの装置の制御のための通信を行うことが可能となる。
LANI/F218は、印刷装置107を、内部LAN105を介して外部コントローラ102に接続するための通信インタフェースである。これにより、印刷装置107は、外部コントローラ102との間で、印刷指示や印刷データ等の伝送に係る通信を行うことが可能となる。
ビデオI/F220は、印刷装置107を、ビデオケーブル106を介して外部コントローラ102と接続するための通信インタフェースである。これにより、印刷装置107は、外部コントローラ102との間で、画像データ等の伝送に係る通信を行うことが可能となる。
HDD221は、各種プログラムや各種データを記憶する記憶装置である。
CPU222は、HDD221に記憶されたプログラムをメモリ223に展開して実行することで、画像処理に係る制御や印刷に係る制御を包括的に行う。
メモリ223は、CPU222が各種処理を実行する際に対応するプログラムの展開や、画像データの一時的な記憶を行うためのワークエリアとして用いられる。
操作部224は、ユーザからの各種設定の入力や操作の指示を受け付ける。
表示部225は、各種情報を表示することで、当該情報をユーザに提示する。表示部225は、例えば、ディスプレイ等のような出力装置により実現され得る。表示部225には、例えば、画像形成装置101の設定情報や、印刷ジョブの処理状況等の情報が表示される。
原稿露光部226は、コピー機能やスキャン機能が使用される際に、原稿の読み取りに係る処理を実行する。具体的な一例として、原稿露光部226は、読み取りの対象となる領域に載置された用紙に対して露光ランプからの光を照射し、CCD(Charge-Coupled Device)カメラ等の撮像部で当該用紙を撮像することで原稿データの読み取りを行う。
レーザ露光部227は、トナー像を転写するために感光ドラムに対してレーザ光を照射するための一次帯電や、レーザ露光を行うための装置である。レーザ露光部227は、まず感光ドラム表面を均一なマイナス電位に帯電させる一次帯電を行う。次いで、レーザ露光部227は、レーザドライバによってレーザ光を、ポリゴンミラーで反射角度を調節しながら感光ドラムに照射する。これによりレーザ光が照射された部分のマイナス電荷が中和され、感光ドラム上に静電潜像が形成される。
作像部228は、用紙に対してトナーを転写するための装置であり、現像ユニット、転写ユニット、及びトナー補給部等により構成され、感光ドラム上のトナーを用紙に転写する。現像ユニットは、現像シリンダーからマイナスに帯電したトナーを感光ドラム表面の静電潜像に付着させることで、静電潜像を可視像化する。転写ユニットは、一次転写ローラーにプラス電位を印加して感光ドラム表面のトナーを転写ベルトに転写する一次転写と、二次転写外ローラーにプラス電位を印加して転写ベルト上のトナーを用紙に転写する二次転写と、を行う。
定着部229は、用紙上のトナーを熱と圧力で用紙に溶解固着するための装置であり、加熱ヒーター、定着ベルト、及び加圧ベルト等で構成される。
給紙部230は、用紙を給紙するための装置であり、ローラーや各種センサー等により用紙の給紙動作及び搬送動作を制御する。
(インサータ108)
インサータ108のハードウェア構成について説明する。インサータ108は、通信I/F232、CPU233、メモリ234、給紙制御部235を含む。インサータ108に含まれるこれらの構成要素は、システムバス236を介して接続される。
通信I/F232は、インサータ108を、通信ケーブル255を介して印刷装置107と接続するための通信インタフェースである。これにより、インサータ108は、印刷装置107との間で、それぞれの装置の制御のための通信を行うことが可能となる。
CPU233は、メモリ234に格納された制御プログラムに応じて、給紙に係る各種制御を行う。
メモリ234は、制御プログラムが記憶された記憶装置である。
給紙制御部235は、CPU233からの指示に基づき、ローラーとセンサーを制御して、インサータ108の給紙部や印刷装置107から搬送された用紙の給紙及び搬送を制御する。
(検品装置109)
検品装置109のハードウェア構成について説明する。検品装置109は、通信I/F237、CPU238、メモリ239、撮像部240、表示部241、及び操作部242を含む。インサータ108に含まれるこれらの構成要素は、システムバス243を介して接続される。
通信I/F238は、検品装置109を、通信ケーブル255を介して印刷装置107と接続するための通信インタフェースである。これにより、検品装置109は、印刷装置107との間で、それぞれの装置の制御のための通信を行うことが可能となる。
CPU238は、メモリ239に格納された制御プログラムに応じて、印刷物の検品に係る各種制御を行う。
メモリ239は、制御プログラムが記憶された記憶装置である。
撮像部240は、CPU238の指示に基づき、搬送された用紙を撮像する。
CPU238は、撮像部240によって撮像された画像と、メモリ239に記憶された正解画像と、を比較し、印刷された画像が所定の条件を満たすか否かを判定することで、当該印刷された画像が正常か否かを判断する。
表示部241は、各種情報を表示することで、当該情報をユーザに提示する。表示部241には、例えば、検品結果や設定画面等が表示される。
操作部242は、ユーザからの各種設定の入力や操作の指示を受け付ける。操作部242は、例えば、検品装置109の設定変更に係る指示や、正解画像の登録に係る指示等を受け付ける。
(スタッカ110)
スタッカ110のハードウェア構成について説明する。スタッカ110は、通信I/F244、CPU245、メモリ246、及び排紙制御部247を含む。スタッカ110に含まれるこれらの構成要素は、システムバス248を介して接続される。
通信I/F244は、スタッカ110を、通信ケーブル255を介して印刷装置107と接続するための通信インタフェースである。これにより、スタッカ110は、印刷装置107との間で、それぞれの装置の制御のための通信を行うことが可能となる。
CPU245は、メモリ246に格納された制御プログラムに応じて、排紙に係る各種制御を行う。
メモリ246は、制御プログラムが記憶された記憶装置である。
排紙制御部247は、CPU245からの指示に基づき、搬送された用紙をスタックトレイ、エスケープトレイ、または後続のフィニッシャ111に搬送する制御を行う。
(フィニッシャ111)
フィニッシャ111のハードウェア構成について説明する。フィニッシャ111は、通信I/F249、CPU250、メモリ251、排紙制御部252、及びフィニッシング処理部253を含む。フィニッシャ111に含まれるこれらの構成要素は、システムバス254を介して接続される。
通信I/F249は、フィニッシャ111を、通信ケーブル255を介して印刷装置107と接続するための通信インタフェースである。これにより、フィニッシャ111は、印刷装置107との間で、それぞれの装置の制御のための通信を行うことが可能となる。
CPU250は、メモリ251に格納された制御プログラムに応じて、フィニッシングや排紙に係る各種制御を行う。
メモリ251は、制御プログラムが記憶された記憶装置である。
フィニッシング処理部253は、CPU251からの指示に基づき、ステイプルやパンチ、中綴じ製本等のフィニッシング処理を実行する。
(外部コントローラ102)
外部コントローラ102のハードウェア構成について説明する。外部コントローラ102は、CPU208、メモリ209、HDD210、操作部211、表示部212、LANI/F213、LANI/F214、及びビデオI/F215を含む。外部コントローラ102に含まれるこれらの構成要素は、システムバス216を介して接続される。
HDD210は、各種プログラムや各種データを記憶する記憶装置である。HDD210には、例えば、印刷処理等の動作に係るプログラムやデータ等が記憶される。
CPU208は、HDD210に記憶されたプログラムやデータに基づき、端末装置103からの印刷データの受信、RIP処理、及び画像形成装置101への印刷データの送信等に関する処理を包括的に実行する。
メモリ209は、CPU208が各種処理を実行する際に対応するプログラムの展開や、データの一時的な記憶を行うためのワークエリアとして用いられる。
操作部211は、ユーザからの外部コントローラ102の操作に係る各種指示を受け付ける。操作部211は、例えば、キーボード等のような入力装置により実現され得る。
表示部212は、各種情報を表示することで、当該情報をユーザに提示する。表示部212は、例えば、ディスプレイ等のような出力装置により実現され得る。表示部212には、例えば、外部コントローラ102で実行されるアプリケーション等に関する情報が、静止画像や動画像の映像信号により表示される。
LANI/F213は、外部コントローラ102を、外部LAN104を介して端末装置103と接続するための通信インタフェースである。これにより、外部コントローラ102は、端末装置103との間で、印刷指示や印刷データ等の伝送に係る通信を行うことが可能となる。
LANI/F214は、外部コントローラ102を、内部LAN105を介して画像形成装置101と接続するための通信インタフェースである。これにより、外部コントローラ102は、画像形成装置101との間で、印刷指示等の伝送に係る通信を行うことが可能となる。
ビデオI/F215は、外部コントローラ102を、ビデオケーブル106を介して画像形成装置101と接続するための通信インタフェースである。これにより、外部コントローラ102は、画像形成装置101との間で、印刷データ等の伝送に係る通信を行うことが可能となる。
(端末装置103)
端末装置103のハードウェア構成について説明する。端末装置103は、CPU201、メモリ202、HDD203、操作部204、表示部205、及びLANI/F206を含む。端末装置103に含まれるこれらの構成要素は、システムバス207を介して接続される。
HDD203は、各種プログラムや各種データを記憶する記憶装置である。HDD203には、例えば、印刷処理等の動作に係るプログラムやデータ等が記憶される。
CPU201は、HDD203に記憶されたプログラムやデータに基づき、印刷データの作成や、他の装置(例えば、外部コントローラ102や画像形成装置101等)に対する印刷指示を実行する。また、CPU201は、システムバス207に接続されている各構成要素の動作を包括的に制御する。
メモリ202は、CPU201が各種処理を実行する際に対応するプログラムの展開や、データの一時的な記憶を行うためのワークエリアとして用いられる。
操作部204は、ユーザからの端末装置103の操作に係る各種指示を受け付ける。操作部204は、例えば、キーボード等のような入力装置により実現され得る。
表示部205は、各種情報を表示することで、当該情報をユーザに提示する。表示部205は、例えば、ディスプレイ等のような出力装置により実現され得る。表示部205には、例えば、端末装置103で実行されるアプリケーション等に関する情報が、静止画像や動画像の映像信号により表示される。
なお、上述した構成はあくまで一例であり、必ずしも画像形成装置101を構成する各装置と、外部コントローラ102と、端末装置103と、のそれぞれのハードウェア構成を限定するものではない。
例えば、外部コントローラ102と画像形成装置101との間で印刷に利用される各種情報や各種データを送受信することが可能であれば、これらの装置間を接続するネットワークの種別は特に限定されない。具体的な一例として、外部コントローラ102と画像形成装置101との間の接続にビデオケーブルのみが用いられてもよい。この場合には、外部コントローラ102から画像形成装置101への印刷指示についても、ビデオケーブルを介して伝送されることとなる。
また、メモリ202、209、223、234、239、246、及び251のそれぞれは、データやプログラム等を保持することが可能な記憶装置であればよい。具体的な一例として、これらのメモリとして、揮発性のRAM(Random Access Memory)、内蔵HDD、外付けHDD、及びUSBメモリにより実現されてもよい。また、上述したメモリのうち、情報やデータの記録や更新が行われないメモリについては、不揮発性のROM(Read Only Memory)により実現することも可能である。
<印刷に係る機械的な構成>
図3に示す画像形成装置101のメカ断面図を参照して、画像形成装置101の機械的な構成について、特に、印刷に係る部分に着目して説明する。なお、図3では、主に、印刷に係る各種処理が実行される際に動作する構成要素について図示しており、その他の構成要素については図示を省略している。
(印刷装置107)
印刷装置107は、シート(用紙)に印刷して画像を形成する装置(すなわち、印刷を行う装置)である。印刷装置107は、給紙デッキ301及び302と、シート搬送パス303と、現像ステーション304~307と、中間転写ベルト308と、定着ユニット311と、を備える。また、印刷装置107は、シート搬送パス312、314、及び315と、第二定着ユニット313と、シート反転パス316と、両面搬送パス317と、を備える。
給紙デッキ301及び302は、収容されたシートの最上位のシート一枚を分離し、シート搬送パス303へ搬送する。現像ステーション304~307は、カラー画像を形成するために、それぞれY、M、C、Kの有色トナーを用いてトナー像を形成する。現像ステーション304~307により形成されたトナー像は、中間転写ベルト308に一次転写される。中間転写ベルト308は、図3における時計回りの方向に回転する。そして、中間転写ベルト308に一次転写されたトナー像は、二次転写位置309において、シート搬送パス303から搬送されてきたシートへと二次転写される。
表示部225は、画像形成装置101による印刷に係る処理の状況や、印刷に係る設定についての各種情報を表示する。
定着ユニット311は、トナー像をシートへ定着させるためユニットである。定着ユニット311は、加圧ローラーと加熱ローラーとを備え、各ローラーの間を通過するシートに転写されたトナーを溶融して当該シートに圧着させることで、シートにトナー像を定着させる。定着ユニット311を通過したシートは、シート搬送パス312を介して、印刷装置107から当該シートを出力するシート搬送パス315に搬送される。
一方で、シートの種類に応じて定着のためにさらに溶融及び圧着が行われる場合がある。この場合には、定着ユニット311を通過したシートは、シート搬送パス312から分岐した他のシート搬送パス(図3におけるシート搬送パス312の上部に位置する搬送パス)を介して、第二定着ユニット313へと搬送される。第二定着ユニット313は、定着ユニット311と同様に、トナー像をシートへ定着させるためユニットである。第二定着ユニット313を通過したシートは、シート搬送パス314を介して、印刷装置107から当該シートを出力するシート搬送パス315に搬送される。
また、印刷装置107がシートの両面に対して印刷を行う画像形成モードで動作している場合には、シート搬送パス312または314を介して搬送されるシートは、シート反転パス316へと搬送され、シート反転パス316において反転される。シート反転パス316で反転されたシートは、両面搬送パス317へ搬送され、二次転写位置309において2面目の画像転写(トナー像の二次転写)が行われる。
(インサータ108)
インサータ108は、給紙される一連のシート群に対して、任意の位置に所望のシート(以下、「挿入シート」とも称する)を挿入する。インサータ108は、インサータトレイ321と、シート搬送パス322と、を備える。
インサータトレイ321に載置された挿入シートは、シート搬送パス322を介して、給紙されたシートを搬送する搬送パスに合流するように搬送される。これにより、印刷装置107から搬送される一連のシート群に対して、任意の位置に挿入シートを挿入させて、挿入シートが挿入された一連のシート群を後続装置へと搬送させることが可能となる。
(検品装置109)
インサータ108を通過したシートは検品装置109へ搬送される。検品装置109は、カメラ331及び332と、シート搬送パス333と、を備える。カメラ331及び332は、シート搬送パス333をはさんで互いに対抗するように支持されており、シート搬送パス333を介して搬送されるシートのうち互いに異なる面を読み取るための撮像装置である。本実施形態では、カメラ331がシートの上面を読み取る撮像装置であり、カメラ332が当該シートの下面を読み取る撮像装置であるものとする。
検品装置109は、シート搬送パス333に搬送されたシートが所定に位置に到達したタイミングで、カメラ331及び332を利用してシートの各面に印刷された画像を読み取る。これにより、検品装置109は、シートの各面から読み取った画像を、あらかじめ登録された正解画像と比較することで、読み取った画像が正常であるか否か(換言すると、正しく印刷が行われているか否か)を判断することが可能となる。
表示部241には、検品装置109による検品に係る各種情報(例えば、検品結果に応じた情報等)が表示される。
(スタッカ110)
スタッカ110は、容量に応じた数のシートを積載可能に構成されている。本実施形態に係る画像形成装置101は、スタッカ110として、比較的容量の大きいスタッカが適用される。スタッカ110は、スタックトレイ341と、シート搬送パス344、345、347、及び348と、エスケープトレイ346と、反転部349と、を備える。
検品装置109を通過したシートは、シート搬送パス344を介してスタッカ110に入力され、シート搬送パス345を経由してスタックトレイ341に積載される。
エスケープトレイ346は、検品装置109によって欠陥シートと判定されたシートを排出するために使用される排紙トレイである。エスケープトレイ346へシートを搬送する場合には、対象となるシート(例えば、欠陥シートと判定されたシート)は、シート搬送パス344及び347を介してエスケープトレイ346へと搬送される。
また、スタッカ110の後段に位置するフィニッシャ111へシートを搬送する場合には、対象となるシートは、シート搬送パス348を介して後段処理装置(フィニッシャ111)へと搬送される。
反転部349は、シートを反転するためのユニットであり、対象となるシートをスタックトレイ341に積載する場合に使用される。入力されたシートの向きと出力時点でのシートの向きとが一致するように、対象となるシートをスタックトレイ341に積載する場合には、反転部349においてシートが反転されたうえで当該シートがスタックトレイ341に積載される。エスケープトレイ346や後続のフィニッシャ111にシートが搬送される場合には、積載時にフリップせずにそのままシートが排出されるため、反転部349での反転動作が行われない。
(フィニッシャ111)
フィニッシャ111は、ユーザによる機能の指定に応じて、搬送されたシートに対してフィニッシング処理を施す。具体的な一例として、フィニッシャ111は、ステイプル(1個所・2箇所綴じ)、パンチ(2穴・3穴)、及び中綴じ製本等のフィニッシング機能を有する。フィニッシャ111は、排紙トレイ351及び352と、シート搬送パス353、354、及び357と、処理部355と、中綴じ処理部356と、中綴じ製本トレイ358と、を備える。
フィニッシャ111に給紙されたシートに対してステイプル等のフィニッシング処理が施されない場合には、対象となるシートは、シート搬送パス353を介して排紙トレイ351に出力される。
これに対して、フィニッシャ111に給紙されたシートに対してステイプル等のフィニッシング処理が施される場合には、対象となるシートは、シート搬送パス354を介して処理部355に搬送される。処理部355は、搬送されたシートに対して、ユーザから指定されたフィニッシング機能に応じたフィニッシング処理を施す。そして、処理部355においてフィニッシング処理が施されたシートは、排紙トレイ352に出力される。
排紙トレイ351及び352のそれぞれは昇降可能に支持されている。そのため、例えば、排紙トレイ351を下降させることで、処理部355によりフィニッシング処理が施されたシートを排紙トレイ351に積載させることも可能である。
中綴じ製本が指定された場合には、例えば、中綴じ処理部356において、シート中央にステイプル処理が施された後に、当該シートが二つ折りされることで製本が行われる。製本後のシート(以下、「中綴じ製本束」とも称する)は、シート搬送パス357を介して製本トレイ358に出力される。中綴じ製本トレイ358は、例えば、ベルトコンベア構成になっており、中綴じ製本トレイ358に積載された中綴じ製本束は、図3の左方向に向けて搬送される。
<表示画面>
図4~図13を参照して、検品装置109が印刷物の検品に係る指示をユーザから受け付けるために、ユーザに提示される表示画面の一例について説明する。図4~図13に示す各表示画面は、検品装置109のCPU238の指示に基づき、所定の出力先に表示される。本実施形態では、図4~図13に示す表示画面は、検品装置109の表示部241に表示されるものとする。
検品装置109は、あらかじめ設定された検査項目に従い、搬送されたシートから読み取った画像(以下、「シート画像」とも称する)を、あらかじめ設定された正解画像と比較することで、シート画像の検査を行う。画像の比較方法としては、例えば、画像位置ごとの画素値を比較する方法、エッジ検出に基づく物体の位置を比較する方法、OCR(Optical Character Recognition)により抽出された文字データを比較する方法等が挙げられる。また、検査項目としては、例えば、画像の色合い、画像の濃度、スジやカスレ、印刷抜け等が挙げられる。
(メインの設定画面)
図4は、検品装置109の起動時に表示部241に表示される画面の一例である。
表示領域401には、正解画像が登録されていないため、印刷物の検品を開始するために正解画像の登録をユーザに促すメッセージが表示されている。
表示領域402には、正解画像が登録されている場合に、当該正解画像が表示される。図4に示す例では、正解画像が未登録のため、未登録である旨を示す情報が表示されている。表示領域402には、正解画像以外にも、仕切り紙の設定等のような印刷物の検品に係る設定に関する情報が表示されてもよい。
ボタン403は、正解画像の登録画面の呼び出しに係る指示をユーザから受け付けるボタンである。正解画像は、検品装置109が、搬送されたシート(印刷物)から読み取った画像との比較の対象とする画像であり、あらかじめ目視により正常に印刷されたことが確認されたシートから検品装置109が読み取った画像が使用される。
ボタン404は、仕切り紙に関する設定画面の呼び出しに係る指示をユーザから受け付けるボタンである。仕切り紙から読み取られた画像が正常画像と比較されることで、仕切り紙が欠陥シートと判定されて排紙先が切り替わると、複数部数の成果物(印刷物)を所定の部数ごとに仕切るための仕切り紙が、正常シートと判定された成果物と同じ排紙先に排紙されなくなる。そのため、仕切り紙を含む印刷ジョブの検品が行われる場合には、上記仕切り紙に関する設定画面により仕切り紙に関する設定情報を登録しておくとよい。これにより、搬送されたシートが仕切り紙と判定された場合に、検品を行わずに正常シートと同じ排紙先に仕切り紙が排紙されるように、検品装置109を動作させることが可能となる。
ボタン405は、印刷物の検品に係る設定画面の呼び出しに係る指示をユーザから受け付けるボタンである。印刷物の検品に係る設定画面は、検品の項目や検品の精度(例えば、正解画像との差異がどの程度であれば欠陥画像と判断するか等)に関する設定情報の指定を受け付ける画面である。ユーザは、当該設定画面を介して、検品目的に応じた検品の項目や検品の精度を指定することが可能である。
ボタン406は、検品結果の確認画面の呼び出しに係る指示をユーザから受け付けるボタンである。ユーザは、当該確認画面を介して、過去に行われた検品の内容や検品の結果を確認することが可能である。
ボタン407は、検品の開始に係る指示をユーザから受け付けるボタンである。検品装置109は、ボタン407を介して検品の開始に係る指示が受け付けられると、搬送されたシートからの画像(シート画像)の読み取りと、読み取ったシート画像の検査と、を開始する。
(正解画像の登録画面)
図5は、正解画像の登録画面の一例を示している。具体的には、図5(a)は、正解画像の登録に係る設定情報の指定をユーザから受け付ける画面の一例を示している。また、図5(b)は、正解画像の読み取り中に表示される画面の一例を示している。
まず、図5(a)について説明する。図4に示すボタン403が押下されることで、図5(a)に示す表示画面が、検品装置109の表示部241に表示される。
設定領域501は、検品を行う印刷ジョブの1部あたりの用紙枚数に関する設定情報の指定をユーザから受け付けるための設定領域である。1部あたりの用紙枚数が2枚以上の印刷ジョブを検品の対象とする場合には、設定領域501に対して1部あたりの用紙枚数に関する設定情報の指定が行われることで、検品装置109に対して複数枚の画像を正解画像として登録することが可能となる。
設定領域502は、検品の対象とするシートの面に関する設定情報の指定をユーザから受け付けるための設定領域である。具体的には、設定領域502は、搬送されるシートの各面のうち、「両面」、「表面のみ」、及び「裏面のみ」のうちいずれを検品の対象とするかの指定を受け付けることが可能である。検品の対象とするシートの面に関する設定情報は、必ずしも印刷が行われるシートの面に関する設定情報と一致していなくてもよい。具体的な一例として、片面のみに印刷が行われた場合においても、両面を検品の対象とすることで、印刷が行われていない面にゴミが付着していないことを検査することも可能である。
ボタン503は、正解画像の登録の開始に係る指示をユーザから受け付けるボタンである。検品装置109は、ボタン503が押下されたことを検出すると、その後に搬送されたシートの画像を読み取り、読み取った画像を正解画像として登録する。
次いで、図5(b)について説明する。図5(a)に示すボタン503が押下されると、図5(b)に示す表示画面が、検品装置109の表示部241に表示される。図5(b)に示す表示画面は、設定領域501を介して指定された枚数のシートの読み取りが完了するまで表示される。
ボタン504は、正解画像の読み取りの中止に係る指示をユーザから受け付けるボタンである。検品装置109は、ボタン504が押下されたことを検出すると、正解画像の読み取りに係る処理を中止する。この場合には、正解画像の登録が行われず、検品装置109の表示部421には、図5(a)に示す表示画面が改めて表示される。
図6は、正解画像の読み取りが完了した後に、正解画像の読み取り結果に応じて検品装置109の表示部421に表示される画面の一例を示している。具体的には、図6(a)は、正解画像の登録に係る指定をユーザから受け付ける画面の一例を示している。また、図6(b)は、正解画像に対する検品スキップエリアの設定に係る指示をユーザから受け付ける画面の一例を示している。なお、検品スキップエリアについては、詳細を別途後述する。
まず、図6(a)について説明する。図5(a)に示すボタン503が押下されることで正解画像の読み取りが行われると、当該正解画像の読み取りの完了後に、図6(a)に示す表示画面が、検品装置109の表示部241に表示される。
表示領域601は、検品装置109が読み取ったシートの画像が表示される領域である。
切り替えボタン602は、検品装置109が複数枚のシートの画像を読み取った場合に、表示領域601への表示対象とするシートの画像の切り替えに係る指示をユーザから受け付けるボタンである。
切り替えボタン603は、検品装置109がシートの両面の画像を読み取った場合(すなわち、表と裏の両面が検品の対象となる場合)に、表示領域601への表示対象とする面(表面または裏面)の画像の切り替えに係る指示をユーザから受け付けるボタンである。
ボタン604は、検品スキップエリアの設定に係る指示をユーザから受け付けるボタンである。バリアブル印刷(VDP、Variable Data Printing)等のように、1部ごとに特定エリアの印刷内容を変える印刷が行われる場合がある。具体的には、部ごとに異なるIDを印刷する場合や、住所や名前等の情報の印刷内容を部ごとに変更するような場合等が、1部ごとに特定エリアの印刷内容を変える印刷が行われる場合の一例に相当する。このような場合には、上記特定エリアに対して検品スキップエリアを設定することで、検品装置109に当該特定エリアを検品の対象から除外させることが可能である。
ボタン605は、表示領域601に表示された画像を正解画像として登録するための指示をユーザから受け付けるボタンである。検品装置109は、ボタン605が押下されたことを検出すると、正解画像として、表示領域601に表示された画像の登録を行う。検品装置109は、正解画像の登録が完了すると、図4に示す表示画面を表示部421に改めて表示させる。
ボタン606は、正解画像の読み取りのキャンセルに係る指示をユーザから受け付けるボタンである。検品装置109は、ボタン606が押下されたことを検出すると、正解画像の登録を行わずに、図4に示す表示画面を表示部421に改めて表示させる。
次いで、図6(b)について説明する。図6(a)に示すボタン604が押下されると、図6(b)に示す表示画面が、検品装置109の表示部241に表示される。
領域611は、検品スキップエリアを示す領域である。
設定領域612は、領域611が設定される正解画像上の位置の変更に係る指示をユーザから受け付ける設定領域である。
設定領域613は、領域611の大きさの変更に係る指示をユーザから受け付ける設定領域である。
ボタン614は、検品スキップエリアの登録に係る指示をユーザから受け付けるボタンである。検品装置109は、ボタン614が押下されたことを検出すると、検品スキップエリアとして、表示領域601に表示された正解画像上に設定された領域611の登録を行う。検品装置109は、検品スキップエリアの登録が完了すると、図6(a)に示す表示画面を表示部421に改めて表示させる。
ボタン615は、登録済みの検品スキップエリアに加えて、更に別の検品スキップエリアの登録に係る指示をユーザから受け付けるボタンである。検品装置109は、ボタン615が押下されたことを検出すると、登録済みの検品スキップエリアの情報を保持したうえで、新たに別の検品スキップエリアの登録に係る指示を受け付ける。これにより、複数の検品スキップエリアを登録することが可能となる。
ボタン616は、検品スキップエリアの設定のキャンセルに係る指示をユーザから受け付けるボタンである。検品装置109は、ボタン616が押下されたことを検出すると、検品スキップエリアの登録を行わずに、図6(a)に示す表示画面を表示部421に改めて表示させる。
(仕切り紙に関する設定画面)
図7は、仕切り紙に関する設定画面の一例を示している。具体的には、図7(a)は、仕切り紙の画像(以下、「仕切り紙画像」とも称する)の登録に係る設定情報の指定をユーザから受け付ける画面の一例を示している。また、図7(b)は、仕切り紙画像の読み取り中に表示される画面の一例を示している。
まず、図7(a)について説明する。図4に示すボタン404が押下されることで、図7(a)に示す表示画面が、検品装置109の表示部241に表示される。
設定領域701は、仕切り紙の登録枚数に関する設定情報の指定をユーザから受け付けるための設定領域である。仕切り紙の判定方法が異なる複数種類の仕切り紙の登録を行う場合には、設定領域701に対して登録対象となる仕切り紙の枚数に関する設定情報の指定が行われることで、検品装置109に対して、複数種類の仕切り紙画像を登録することが可能となる。
設定領域702は、仕切り紙の判断条件を含む読み取り面に関する設定情報の指定をユーザから受け付けるための設定領域である。具体的には、設定領域702は、仕切り紙の各面のうち、「両面」、「表面のみ」、及び「裏面のみ」のうちいずれを読み取りの対象とするかの指定を受け付けることが可能である。
ボタン703は、仕切り紙画像の読み取りの開始に係る指示をユーザから受け付けるボタンである。検品装置109は、ボタン703が押下されたことを検出すると、その後に搬送されたシートの画像を読み取り、読み取った画像を仕切り紙画像として登録する。
次いで、図7(b)について説明する。図7(a)に示すボタン703が押下されると、図7(b)に示す表示画面が、検品装置109の表示部241に表示される。図7(b)に示す表示画面は、設定領域701を介して指定された枚数のシートの読み取りが完了するまで表示される。
ボタン711は、仕切り紙画像の読み取りの中止に係る指示をユーザから受け付けるボタンである。検品装置109は、ボタン711が押下されたことを検出すると、仕切り紙画像の読み取りに係る処理を中止する。この場合には、仕切り紙画像の登録が行われず、検品装置109の表示部421には、図7(a)に示す表示画面が改めて表示される。
図8は、仕切り紙画像の読み取りが完了した後に、仕切り紙画像の読み取り結果に応じて検品装置109の表示部421に表示される画面の一例を示している。
表示領域801は、検品装置109が読み取ったシートの画像が表示される領域である。
切り替えボタン802は、検品装置109が複数枚のシートの画像を読み取った場合に、表示領域801への表示対象とするシートの画像の切り替えに係る指示をユーザから受け付けるボタンである。
切り替えボタン803は、検品装置109がシートの両面の画像を読み取った場合に、表示領域801への表示対象とする面(表面または裏面)の画像の切り替えに係る指示をユーザから受け付けるボタンである。
ボタン804は、仕切り紙の判定条件の登録に係る指示をユーザから受け付けるボタンである。仕切り紙は、検品装置109により欠陥シートとして判定され排紙先の切り替えが行われる事態の発生を防止するために、バーコード等のような仕切り紙であることを検品装置109が判断可能な情報(例えば、マーク等)が印刷される。ボタン804が押下されることで表示される画面(図9(a)を参照して後述する表示画面)では、上記に例示したような、検品装置109が仕切り紙であることを判断するための条件を登録することが可能である。
ボタン805は、仕切り紙を識別するための仕切り紙IDの位置の登録に係る指示をユーザから受け付けるボタンである。仕切り紙で区切られた複数部の印刷物の束ごとに、検品結果を表示するために、各仕切り紙には異なるIDが印刷される。これにより、検品装置109は、仕切り紙IDの読み取り結果に応じて、仕切り紙で区切られた複数の束それぞれを識別して、束ごとに検品結果をユーザに提示することが可能となる。ボタン805が押下されることで表示される画面(図9(b)を参照して後述する表示画面)では、仕切り紙に印刷されたIDの仕切り紙上における位置を登録することが可能である。
ボタン806は、仕切り紙に関する設定情報の登録に係る指示をユーザから受け付けるボタンである。検品装置109は、ボタン806が押下されたことを検出すると、図9(a)及び図9(b)を参照して後述する表示画面において指定された情報を、仕切り紙に関する設定情報として登録する。検品装置109は、仕切り紙に関する設定情報の登録が完了すると、図4に示す表示画面を表示部421に改めて表示させる。
ボタン807は、仕切り紙に関する設定情報の登録のキャンセルに係る指示をユーザから受け付けるボタンである。検品装置109は、ボタン807が押下されたことを検出すると、仕切り紙に関する設定情報の登録を行わずに、図4に示す表示画面を表示部421に改めて表示させる。
図9は、検品装置109により読み取りが行われた仕切り紙について、仕切り紙に関する設定情報の指定をユーザから受け付けるための表示画面の一例を示している。具体的には、図9(a)は、仕切り紙の判定条件の登録に係る指示をユーザから受け付ける画面の一例を示している。また、図9(b)は、仕切り紙IDの位置の登録に係る指示をユーザから受け付ける画面の一例を示している。
まず、図9(a)について説明する。図8に示すボタン804が押下されると、図9(a)に示す表示画面が、検品装置109の表示部241に表示される。
領域901は、読み取りが行われたシートが仕切り紙か否かの判定の対象とする仕切り紙判定エリアを示す領域である。
設定領域902は、領域901が設定される仕切り紙画像上の位置の変更に係る指示をユーザから受け付ける設定領域である。
設定領域903は、領域901の大きさの変更に係る指示をユーザから受け付ける設定領域である。
設定領域904は、検品装置109が仕切り紙と判断する要素の指定をユーザから受け付ける設定領域である。設定領域904は、検品装置109が仕切り紙と判断する要素として、「バーコード」、「QRコード(登録商標)」、及び「画像」のいずれかの指定を受け付けることが可能である。検品装置109は、設定領域904を介して指定された要素に応じて、仕切り紙判定エリアの読み取り結果に応じて搬送されたシートが仕切り紙か否かを判定する方法を選択的に切り替える。
例えば、検品装置109は、設定領域904に対して「バーコード」または「QRコード」が指定されている場合には、仕切り紙判定エリアからバーコードまたはQRコードを検出し、当該バーコードまたは当該QRコードを読み取る。この場合には、検品装置109は、バーコードまたはQRコードの読み取り結果に応じて、搬送されたシートが仕切り紙か否かを判定する。
他の一例として、検品装置109は、設定領域904に対して「画像」が指定されている場合には、仕切り紙判定エリアの画像を読み取り、あらかじめ登録された仕切り紙を示す画像と比較することで、搬送されたシートが仕切り紙か否かを判定する。
ボタン905は、仕切り紙判定条件の登録に係る指示をユーザから受け付けるボタンである。検品装置109は、ボタン905が押下されたことを検出すると、仕切り紙判定エリアとして、表示領域801に表示された正解画像上に設定された領域901の登録を行い、かつ設定領域904に指定された仕切り紙と判断するための要素の登録を行う。検品装置109は、仕切り紙判定条件の登録が完了すると、図8に示す表示画面を表示部421に改めて表示させる。
ボタン906は、仕切り紙判定条件の登録のキャンセルに係る指示をユーザから受け付けるボタンである。検品装置109は、ボタン906が押下されたことを検出すると、仕切り紙判定条件の登録(例えば、仕切り紙判定エリアの登録)を行わずに、図8に示す表示画面を表示部421に改めて表示させる。
次いで、図9(b)について説明する。図8に示すボタン805が押下されると、図9(b)に示す表示画面が、検品装置109の表示部241に表示される。
領域911は、仕切り紙IDの読み取りの対象とする仕切り紙ID識別エリアを示す領域である。
設定領域912は、領域911が設定される仕切り紙画像上の位置の変更に係る指示をユーザから受け付ける設定領域である。
設定領域913は、領域911の大きさの変更に係る指示をユーザから受け付ける設定領域である。
ボタン914は、仕切り紙IDの登録に係る指示をユーザから受け付けるボタンである。検品装置109は、ボタン914が押下されたことを検出すると、仕切り紙ID識別エリアとして、表示領域801に表示された正解画像上に設定された領域911の登録を行う。検品装置109は、仕切り紙IDの登録が完了すると、図8に示す表示画面を表示部421に改めて表示させる。
ボタン915は、仕切り紙IDの登録のキャンセルに係る指示をユーザから受け付けるボタンである。検品装置109は、ボタン915が押下されたことを検出すると、仕切り紙IDの登録(例えば、仕切り紙ID識別エリアの登録)を行わずに、図8に示す表示画面を表示部421に改めて表示させる。
(印刷物の検品に係る設定画面)
図10は、印刷物の検品に係る設定画面の一例を示している。図4に示すボタン405が押下されることで、図10に示す表示画面が、検品装置109の表示部241に表示される。
設定領域1001は、印刷物の検品に係る検品レベルの指定をユーザから受け付ける設定領域である。検品レベルは、印刷物の検品に係る精度の高さの指標を示しており、検品レベルが高いほど印刷物の検品に係る精度が高くなる。また、検品装置109は、印刷物の検品に係る精度が高いほど、読み取り画像を正常画像と判定するための条件がより厳しくなる。具体的には、検品装置109は、印刷物の検品に係る精度が高いほど、正解画像と読み取り画像との間のよりわずかな差の検出結果に基づき、当該読み取り画像を欠陥画像と判断する。
設定領域1002は、印刷物の検品に係る検品種別の指定をユーザから受け付ける設定領域である。設定領域1002は、印刷物の検品の対象として指定可能な検査項目の一覧を提示し、当該一覧のうち少なくとも一部の検査項目の指定を受け付ける。例えば、図10に示す例では、設定領域1002には、指定可能な検査項目の一覧として、「位置」、「色合い」、「濃度」、「スジ」、及び「抜け」が提示されている。また、図10に示す例では、設定領域1002に提示された検査項目の一覧のうち、「位置」、「色合い」、「スジ」、及び「抜け」が検品の対象として指定されている。この場合には、検品装置109は、検査項目の一覧のうち「位置」、「色合い」、「スジ」、及び「抜け」を印刷物の検品の対象として、「濃度」については印刷物の検品の対象から除外する。
ボタン1003は、設定領域1001及び1002に指定された設定情報の反映に係る指示をユーザから受け付けるボタンである。検品装置109は、ボタン1003が押下されたことを検出すると、設定領域1001及び1002に指定された設定情報の反映を行う。検品装置109は、印刷物の検品に係る設定情報の反映が完了すると、図4に示す表示画面を表示部421に改めて表示させる。
(検品結果の確認画面)
図11は、検品結果の確認画面の一例を示している。図4に示すボタン406が押下されることで、図11に示す表示画面が、検品装置109の表示部241に表示される。
表示領域1101は、検品が行われたジョブ全体の属性や、検品の結果に応じた情報が表示される領域である。
表示領域1102は、仕切り紙ごとの検品結果(換言すると、仕切り紙で区切られた束ごとの検品結果)に応じた情報が表示される領域である。表示領域1102に提示される仕切り紙IDは、図9(b)に示す表示画面を介して指定された仕切り紙ID識別エリアの読み取り結果に応じた情報である。また、表示領域1102には、仕切り紙IDごとに、当該仕切り紙IDに対応する束に含まれるシートのうち、正常画像と判断されたシートの枚数と、欠陥画像と判断されたシートの枚数と、が表示される。なお、検品装置109は、各仕切り紙IDに対応する束として、当該仕切り紙IDに対応する仕切り紙と、当該仕切り紙IDの直前または直後の仕切り紙IDに対応する仕切り紙と、の間の一連のシートの束を認識すればよい。
設定領域1103は、検品結果の表示対象とするジョブの切り替えに係る指示をユーザから受け付ける設定領域である。図11に示す例では、検品結果の履歴が保持されている9つのジョブのうち、1つ目のジョブが設定領域1103に指定されている。そのため、表示領域1101及び1102には、当該1つ目のジョブについて検品結果に応じた情報が表示されている。設定領域1103には、「前のジョブ」ボタン及び「次のジョブ」ボタンが表示されている。「前のジョブ」ボタンは、検品結果の表示対象のジョブの直前のジョブを、新たに検品結果の表示対象として設定するための指示をユーザから受け付けるボタンである。また、「次のジョブ」ボタンは、検品結果の表示対象のジョブの直後のジョブを、新たに検品結果の表示対象として設定するための指示をユーザから受け付けるボタンである。
ボタン1104は、検品結果の確認の完了に係る指示をユーザから受け付けるボタンである。検品装置109は、ボタン1104が押下されたことを検出すると、図4に示す表示画面を表示部421に改めて表示させる。
(検品開始後の表示画面)
図12及び図13は、印刷物の検品が開始された後に表示される表示画面の一例を示している。具体的には、図12(a)は、検品対象となる印刷物から読み取られた画像が正常画像と判定された場合に表示される画面の一例を示している。また、図12(b)は、検品対象となる印刷物から読み取られた画像が欠陥画像と判定された場合に表示される画面の一例を示している。また、図13は、搬送されたシートが仕切り紙と判定された場合に表示される画面の一例を示している。図12(a)、図12(b)、及び図13それぞれに示す表示画面は、図4に示すボタン407が押下されて検品が開始された後に、搬送されたシートから読み取られた画像の検品結果に応じて、検品装置109の表示部241に表示される。
まず、図12(a)について説明する。
表示領域1201は、検品装置109が搬送されたシートから読み取った画像が提示される。検品装置109に対してシートが順次搬送される場合には、検品装置109が当該シートから読み取った画像のうち最新の画像(換言すると、検品装置109が直前に読み取った画像)が表示領域1201に表示される。
表示領域1202は、表示領域1201に表示された読み取り画像と正解画像と比較結果に応じた情報(すなわち、搬送されたシートの検品結果に応じた情報)が表示される表示領域である。図12(a)に示す例では、読み取り画像が正常画像と判定されたため、表示領域1202に当該判定の結果を示す情報として「判定結果:OK」と表示されている。
ボタン1203は、印刷物の検品の終了に係る指示をユーザから受け付けるボタンである。検品装置109は、ボタン1203が押下されたことを検出すると、印刷物の検品に係る処理を終了し、図4に示す表示画面を表示部421に改めて表示させる。
ボタン1204は、ジョブ全体についての検品結果の確認画面の表示に係る指示をユーザから受け付けるボタンである。検品装置109は、ボタン1204が押下されたことを検出すると、図11に示す表示画面を表示部421に表示させる。
次いで、図12(b)について説明する。
図12(b)に示す例では、表示領域1201に表示された読み取り画像中にスジ1215が検出されたため、読み取り画像が欠陥画像と判定されている。そのため、表示領域1202に当該判定の結果を示す情報として「判定結果:NG」と表示されており、NGと判定された要因としてスジ1215が検出されたことと、スジ1215が検出された位置と、があわせて表示されている。
次いで、図13について説明する。
図13に示す例では、表示領域1201に表示された読み取り画像中にバーコード1325が検出されたため、直前に搬送されたシート(すなわち、表示領域1201に表示された読み取り画像が読み取られたシート)が仕切り紙と判定されている。そのため、表示領域1202には、検品がスキップされたことを示す情報として「判定:スキップ」が表示されている。
(検品ジョブの設定画面)
次いで、図14を参照して、外部コントローラ102が検品装置109による印刷物の検品に係る指示をユーザから受け付けるために、ユーザに提示される表示画面の一例について説明する。図14に示す表示画面は、外部コントローラ102のCPU208の指示に基づき、所定の出力先に表示される。本実施形態では、図14に示す表示画面は、外部コントローラ102の表示部212に表示されるものとする。なお、本実施形態において、検品ジョブとは、印刷装置107により印刷された印刷物(シート)に対する検品装置109による検品が伴う印刷ジョブに相当する。
図14は、検品ジョブの設定画面の一例である。検品装置109に対する、正解画像のシート、仕切り紙に関する設定のためのシート、及び検品対象のシートそれぞれの搬送に係る指示は、外部コントローラ102から行われてもよい。この場合には、図14に示す表示画面が外部コントローラ102の表示部212に表示され、当該表示画面を介してユーザからの上記各種指示の受け付けが行われる。なお、以降の説明では、仕切り紙に関する設定のためのシートを、便宜上「設定用の仕切り紙」とも称する。
設定領域1401は、ジョブごとの検品の対象となるシート(印刷物)の部数の指定をユーザから受け付ける設定領域である。図14に示す例では、ジョブごとに1000部の印刷物が印刷されるため、ジョブごとの検品の対象となるシートの部数として1000部が指定されている。
設定領域1402は、仕切り紙が挿入される間隔の指定をユーザから受け付ける設定領域である。図14に示す例では、検品結果が正常と判定された印刷物が50部出力されるごとに仕切り紙の挿入が行われるように指定されている。
設定領域1403は、検品ジョブの排紙先の指定をユーザから受け付ける設定領域である。図14に示す例では、排紙先として「大容量スタッカ(スタッカ110)」が指定されており、検品において欠陥画像と判定された場合における排紙先として「エスケープトレイ(エスケープトレイ346)」が指定されている。
ボタン1404は、画像形成装置101に対して検品ジョブを1部だけ印刷させるための指示をユーザから受け付けるボタンである。
例えば、図5(a)に示すボタン503が押下されることで検品装置109に対して正解画像の登録開始が指示された後に、ボタン1404が押下されることで、外部コントローラ102が、画像形成装置101に対して検品ジョブの1部印刷を指示したものとする。この指示に基づき、正解画像の登録に係る処理として、印刷装置107による印刷処理と、検品装置109による正解画像の読み取りに係る処理と、が実行される。
ボタン1405は、正解画像の読み取りの対象とするシートの給紙をインサータ108から行う場合に、インサータ108からの給紙の指示をユーザから受け付けるボタンである。ボタン1405は、例えば、既に印刷済みのシート(印刷物)を正解画像の登録に使用するために、当該シートをインサータ108から給紙する場合に使用される。
具体的な一例として、印刷処理と正解画像の登録に係る処理とが一連の処理として実行させずに、ユーザの目視により印刷物の確認が行われた後に、当該印刷物が正解画像の登録に利用される場合に、インサータ108から当該印刷物の給紙が行われる。この場合には、正解画像の登録に利用される印刷物がインサータ108のインサータトレイ321に載置された状態で、ボタン1405が押下されると、当該印刷物がインサータ108に給紙されて検品装置109に搬送される。
正解画像の登録が行われる場合に、印刷装置107の給紙部230から給紙が行われてもよい。しかしながら、印刷装置107の給紙部230から給紙が行われる場合には、シートが定着ユニット311及び第二定着ユニット313を通過することで加圧や加熱が行われるため、当該シートに印刷された画像が変形する場合がある。このような状況を鑑み、印刷済みの印刷物を正解画像の登録に利用する場合には、インサータ108から給紙を行うことで、定着ユニット311や第二定着ユニット313を介さずに当該印刷物(シート)を検品装置109に搬送することが可能となる。
ボタン1406は、仕切り紙の設定に関する指示をユーザから受け付けるボタンである。具体的な一例として、外部コントローラ102は、ボタン1406が押下されたことを検出した場合に、図7及び図8を参照して説明した例と実質的に同様の表示画面を表示部212に表示させてもよい。そのうえで、外部コントローラ102は、当該表示画面を介して仕切り紙の設定に関する各種指示をユーザから受け付けてもよい。これにより、例えば、検品装置109が搬送されたシートを仕切り紙と判断するための要素(例えば、バーコードやQRコード等)や、当該要素が印刷された位置等の指定をユーザから受け付けることが可能となる。また、仕切り紙ごとに異なる仕切り紙IDの有無や、当該仕切り紙IDの位置等の指定をユーザから受け付けることも可能となる。
ボタン1407は、設定用の仕切り紙の印刷に係る指示をユーザから受け付けるボタンである。外部コントローラ102は、ボタン1407が押下されたことを検出すると、ボタン1406が押下されることで表示される表示画面を介したユーザからの指示に応じた仕切り紙の設定に基づき、画像形成装置101に対して仕切り紙の印刷を指示する。これにより、印刷装置107において、検品装置109が搬送されたシートを仕切り紙と判断するための要素(例えば、バーコードやQRコード等)がシートに印刷され、当該シートが検品装置109に搬送される。
例えば、図7に示すボタン703が押下されることで検品装置109に仕切り紙画像の読み取りの開始が指示された後に、ボタン1407が押下され、外部コントローラ102からの指示を受けて印刷装置107により設定用の仕切り紙が印刷されたものとする。この場合には、印刷装置107により印刷された設定用の仕切り紙が検品装置109に搬送され、検品装置109において当該設定用の仕切り紙の読み取りが行われる。これにより、ユーザは、図8に示す表示画面を介して、設定用の仕切り紙の読み取り結果に応じた仕切り紙画像を確認し、仕切り紙判定条件の登録や、仕切り紙IDの位置の登録に係る各種指示を行うことが可能となる。
ボタン1408は、検品ジョブの印刷開始に係る指示をユーザから受け付けるボタンである。外部コントローラ102は、ボタン1408が押下されたことを検出すると、図14に示す表示画面を介して指定された設定情報に基づき、検品ジョブを画像形成装置101に送信する。これにより、画像形成装置101に送信された検品ジョブが、印刷装置107に投入される。
例えば、図4に示すボタン407が押下されることで検品装置109に検品開始が指示された後に、ボタン1408が押下されることで外部コントローラ102に検品ジョブの印刷開始が指示されたものとする。この場合には、外部コントローラ102は、画像形成装置101に対して印刷データを送信し、印刷されたシート(印刷物)の検品を指示する。印刷装置107は、外部コントローラ102か送信された印刷データに基づきシートへの印刷を行い、印刷後のシート(印刷物)を検品装置109に搬送する。また、検品装置109は、印刷装置107から搬送されたシート(印刷物)の画像を読み取り、読み取り結果に応じた画像に基づき当該シートの検品に係る処理(例えば、読み取り画像が正常画像か否かの判定)を実行する。
なお、図14に示す表示画面の出力先は、必ずしも外部コントローラ102の表示部212には限定されない。例えば、図14に示す表示画面が、端末装置103の表示部205に表示されてもよい。この場合には、端末装置103のCPU201は、外部LAN104を介して外部コントローラ102から、図14に示す表示画面を表示させるための情報を取得し、当該情報に基づき当該表示画面を表示部205に表示させてもよい。また、この場合には、CPU201は、表示画面を介して受け付けたユーザからの指示に応じた情報を、外部LAN104を介して外部コントローラ102に送信すればよい。
なお、図4~図14を参照して上述した例はあくまで一例であり、必ずしも本実施形態に係る画像形成システムにおいてユーザに提示される表示画面を限定するものではない。例えば、画像形成装置101が備えていない機能については、当該機能に対応する表示画面や、当該表示画面の呼び出しに係るボタン等のコンポーネントが設けられていなくてもよい。
<処理>
図15~図23を参照して、本実施形態に係る画像形成システムの処理の一例について説明する。
(正解画像の登録に係る処理)
図15に示す処理ついて説明する。図15は、正解画像の登録が行われる場合における、外部コントローラ102の処理の流れの一例を示したフローチャートである。図15に示す処理は、外部コントローラ102において、CPU208が、HDD210に記憶されたプログラムをメモリ209に展開して実行することで実現される。
S1501において、外部コントローラ102は、印刷ジョブの1部の印刷に係る指示を受け付けたか否かを判定する。S1501の処理は、例えば、図14に示す表示画面において、印刷ジョブの1部の印刷に係る指示に対応したボタン1404が押下されたか否かの判定に相当する。
外部コントローラ102は、S1501において、印刷ジョブの1部の印刷に係る指示を受け付けたと判定した場合には、処理をS1502に進める。S1502において、外部コントローラ102は、画像形成装置101に対して、1部の印刷データを送信し、印刷の実行を指示する。そして、外部コントローラ102は、図15に示す一連の処理を終了する。
一方で、外部コントローラ102は、S1501において、印刷ジョブの1部の印刷に係る指示を受け付けていないと判定した場合には、処理をS1503に進める。S1503において、外部コントローラ102は、インサータ108からの給紙に係る指示を受け付けたか否かを判定する。S1503の処理は、例えば、図14に示す表示画面において、インサータ108からの正解画像の読み取りの対象とするシートの給紙の指示に対応したボタン1405が押下されたか否かの判定に相当する。
外部コントローラ102は、S1503において、インサータ108からの給紙に係る指示を受け付けたと判定した場合には、処理をS1504に進める。S1504において、外部コントローラ102は、画像形成装置101に対して、正解画像の読み取りの対象とするシートの給紙をインサータ108から行うように指示する。そして、外部コントローラ102は、図15に示す一連の処理を終了する。
一方で、外部コントローラ102は、S1503において、インサータ108からの給紙に係る指示を受け付けていないと判定した場合には、処理をS1501に進める。この場合には、S1501から図15に示す一連の処理が改めて実行される。
図16に示す処理について説明する。図16は、正解画像の登録が行われる場合における、印刷装置107の処理の一例を示したフローチャートである。図16に示す処理は、印刷装置107において、CPU222が、HDD221に記憶されたプログラムをメモリ223に展開して実行することで実現される。
S1601において、印刷装置107は、外部コントローラ102からの印刷指示を待ち受け、外部コントローラ102から印刷指示が送信されると、当該印刷指示を受け付ける。この際に、印刷装置107は、所定の契機で、外部コントローラ102から印刷指示を受け付けたか否かを判定する。なお、上記印刷指示は、図15におけるS1502またはS1504の処理において、外部コントローラ102から画像形成装置101に対して送信される印刷指示に相当する。
印刷装置107は、S1601において印刷指示を受け付けていないと判定した場合には、引き続き外部コントローラ102からの印刷指示を待ち受ける。
一方で、印刷装置107は、S1601において印刷指示を受け付けたと判定した場合には、処理をS1602に進める。S1602において、印刷装置107は、外部コントローラ102から受信したジョブの印刷を行う。外部コントローラ102から送信されるジョブには、印刷対象となる画像データに加えて、給紙先や排紙先を示す情報等が含まれる。印刷装置107は、外部コントローラ102から受信したジョブの内容に応じて、通信ケーブル255を介して、インサータ108、検品装置109、スタッカ110、及びフィニッシャ111の動作を制御する。
そして、印刷装置107は、図16に示す一連の処理を終了する。
図17に示す処理について説明する。図17は、正解画像の登録が行われる場合における、検品装置109の処理の一例を示したフローチャートである。図17に示す処理は、検品装置109において、CPU238が、メモリ239に記憶されたプログラムを展開して実行することで実現される。
S1701において、検品装置109は、印刷物の検品に関する設定情報を取得する。S1701において取得される設定情報には、例えば、図5(a)に示す表示画面を介して指定された1部あたりの用紙枚数や検品を行う面等に関する情報が含まれる。
S1702において、検品装置109は、用紙(シート)の搬送を待ち受ける。この際に、検品装置109は、所定の契機で、印刷装置107から用紙が搬送されたか否かを判定する。
検品装置109は、S1702において、用紙が搬送されていないと判定した場合には、引き続き印刷装置107からの用紙の搬送を待ち受ける。
一方で、検品装置109は、S1702において、用紙が搬送されたと判定した場合には、処理をS1703に進める。S1703において、検品装置109は、搬送された用紙の画像をカメラ331及び332を使用して読み取り、メモリ239に記憶させる。また、検品装置109は、メモリ239に記憶させた画像を、図6(a)に示す表示画面の表示領域601に表示させる。
S1704において、検品装置109は、S1701で取得した設定情報において指定された用紙枚数分の画像の読み取りが完了したか否かを判定する。
検品装置109は、S1704において、指定された用紙枚数分の画像の読み取りが完了していないと判定した場合には、処理をS1702に進める。
一方で、検品装置109は、S1704において、指定された用紙枚数分の画像の読み取りが完了したと判定した場合には、図17に示す一連の処理を終了する。
(仕切り紙画像の登録に係る処理)
図18に示す処理について説明する。図18は、仕切り紙画像の登録が行われる場合における、外部コントローラ102の処理の流れの一例を示したフローチャートである。図18に示す処理は、外部コントローラ102において、CPU208が、HDD210に記憶されたプログラムをメモリ209に展開して実行することで実現される。
S1801において、外部コントローラ102は、設定用の仕切り紙の印刷に係る指示を受け付けたか否かを判定する。S1801の処理は、例えば、図14に示す表示画面において、設定用の仕切り紙の印刷に係る指示に対応したボタン1407が押下されたか否かの判定に相当する。
外部コントローラ102は、S1801において、設定用の仕切り紙の印刷に係る指示を受け付けていないと判定した場合には、引き続き設定用の仕切り紙の印刷に係る指示を待ち受ける。
一方で、外部コントローラ102は、S1801において、設定用の仕切り紙の印刷に係る指示を受け付けたと判定した場合には、処理をS1802に進める。S1802において、外部コントローラ102は、画像形成装置101に対して設定用の仕切り紙の印刷を指示し、図18に示す一連の処理を終了する。
S1802において外部コントローラ102が送信する印刷指示には、例えば、仕切り紙の画像データが含まれる。仕切り紙の画像データは、例えば、図14のボタン1406が押下されることで表示される表示画面を介して指定された仕切り紙の設定に関する情報に基づき、外部コントローラ102により生成される。当該画像データは、例えば、図8に示す表示画面の表示領域801に表示された仕切り紙画像のように、検品装置109が搬送されたシートが仕切り紙か否かを判断するための要素(例えば、バーコードやQRコード等)や仕切り紙IDが含まれる。
図19に示す処理について説明する。図19は、仕切り紙画像の登録が行われる場合における、印刷装置107の処理の一例を示したフローチャートである。図19に示す処理は、印刷装置107において、CPU222が、HDD221に記憶されたプログラムをメモリ223に展開して実行することで実現される。
S1901において、印刷装置107は、外部コントローラ102からの印刷指示を待ち受け、外部コントローラ102から印刷指示が送信されると、当該印刷指示を受け付ける。この際に、印刷装置107は、所定の契機で、外部コントローラ102から印刷指示を受け付けたか否かを判定する。なお、上記印刷指示は、図18におけるS1802の処理において、外部コントローラ102から画像形成装置101に対して送信される印刷指示に相当する。
印刷装置107は、S1901において印刷指示を受け付けていないと判定した場合には、引き続き外部コントローラ102からの印刷指示を待ち受ける。
一方で、印刷装置107は、S1901において印刷指示を受け付けたと判定した場合には、処理をS1902に進める。S1902において、印刷装置107は、外部コントローラ102から受信したジョブの印刷を行う。また、印刷装置107は、外部コントローラ102から受信したジョブの内容に応じて、通信ケーブル255を介して、インサータ108、検品装置109、スタッカ110、及びフィニッシャ111の動作を制御する。
そして、印刷装置107は、図19に示す一連の処理を終了する。
図20に示す処理について説明する。図20は、仕切り紙画像の登録が行われる場合における、検品装置109の処理の一例を示したフローチャートである。図20に示す処理は、検品装置109において、CPU238が、メモリ239に記憶されたプログラムを展開して実行することで実現される。
S2001において、検品装置109は、仕切り紙に関する設定情報を取得する。S2001において取得される設定情報には、例えば、図7(a)に示す表示画面を介して指定された仕切り紙の登録枚数や仕切り紙の読み取り面等に関する情報が含まれる。
S2002において、検品装置109は、用紙(シート)の搬送を待ち受ける。この際に、検品装置109は、所定の契機で、印刷装置107から用紙が搬送されたか否かを判定する。
検品装置109は、S2002において、用紙が搬送されていないと判定した場合には、引き続き印刷装置107からの用紙の搬送を待ち受ける。
一方で、検品装置109は、S2002において、用紙が搬送されたと判定した場合には、処理をS2003に進める。S2003において、検品装置109は、搬送された用紙の画像をカメラ331及び332を使用して読み取り、メモリ239に記憶させる。また、検品装置109は、メモリ239に記憶させた画像を、図8に示す表示画面の表示領域801に表示させる。
S2004において、検品装置109は、S2001で取得した設定情報において指定された仕切り紙の登録枚数分の画像の読み取りが完了したか否かを判定する。
検品装置109は、S2004において、指定された仕切り紙の登録枚数分の画像の読み取りが完了していないと判定した場合には、処理をS2002に進める。
一方で、検品装置109は、S2004において、指定された仕切り紙の登録枚数分の画像の読み取りが完了したと判定した場合には、図20に示す一連の処理を終了する。
(印刷物の検品に係る処理)
図21に示す処理について説明する。図21は、印刷物の検品が行われる場合における、外部コントローラ102の処理の流れの一例を示したフローチャートである。図21に示す処理は、外部コントローラ102において、CPU208が、HDD210に記憶されたプログラムをメモリ209に展開して実行することで実現される。検品装置109は、図14に示す表示画面における印刷開始の指示を受け付けるボタン1408が押下されたことを検出した場合に、図21に示す一連の処理の実行を開始する。
S2101において、外部コントローラ102は、ユーザからの印刷指示を受け付けた場合(図14に示すボタン1408が押下されたことを検出した場合)に、ジョブの部数及び仕切り紙の枚数に関する設定情報を取得する。なお、変数Xには、ジョブの部数が設定される。また、変数Yには、仕切り紙により仕切られる束に含まれるシートの部数が設定される。すなわち、図21に示す例では、ジョブの部数をXとし、仕切り紙がY部ごとに挿入されるように設定情報の指定が行われたものとする。X及びYのそれぞれには1以上の整数が設定され、かつX≧Yの関係が成り立つものとする。
S2102において、外部コントローラ102は、検品結果が未確定の印刷物を含む印刷指示が既に行われている一連の印刷物の部数を表すカウンタIと、検品結果が正常と判定された印刷物の部数を表すカウンタJと、のそれぞれを0で初期化する。
S2103において、外部コントローラ102は、カウンタIをインクリメントする(例えば、カウンタIに対してI+1の値を代入する)。
S2104において、外部コントローラ102は、印刷装置107(換言すると、画像形成装置101)に対して、I部目の印刷を指示する。
S2105において、外部コントローラ102は、カウンタIの値が変数Yに設定された値で割り切れるか、またはカウンタIの値が変数Xに設定された値と等しいかの判定を行う。
外部コントローラ102は、S2105において、カウンタIの値が変数Yに設定された値で割り切れず、かつカウンタIの値が変数Xに設定された値と等しくないと判定した場合には、処理をS2103に進める。この場合には、S2103においてカウンタIのインクリメントが行われることで、S2104において次の部の印刷が行われる。
一方で、外部コントローラ102は、S2105において、カウンタIの値が変数Yに設定された値で割り切れるか、またはカウンタIの値が変数Xに設定された値と等しいと判定した場合には、処理をS2106に進める。この場合には、外部コントローラ102が、次に印刷装置107に対して、通常の印刷(印刷対象となる印刷物の印刷)に係る指示と、仕切り紙の印刷に係る指示と、のいずれを行うかは、印刷が実行中の用紙の検品結果に応じて決定される。
そのため、S2106において、外部コントローラ102は、検品装置109(換言すると、画像形成装置101)による検品結果の通知を待ち受ける。この際に、外部コントローラ102は、所定の契機で、検品装置109から検品結果が通知されたか否かを判定する。なお、S2106の処理が、検品装置109から印刷物が所定の条件を満たすか否かの検品の結果に応じた情報を取得する取得処理の一例に相当する。
外部コントローラ102は、S2106において、検品装置109から検品結果が通知されていないと判定した場合には、引き続き検品装置109による検品結果の通知を待ち受ける。
外部コントローラ102は、S2106において、検品装置109から検品結果が通知されたと判定した場合には、処理をS2107に進める。S2107において、外部コントローラ102は、検品装置109から通知された検品結果がOKか否かを確認する。
外部コントローラ102は、S2107において、検品装置109から通知された検品結果がNGであることを確認した場合には、処理をS2112に進める。S2112において、外部コントローラ102は、カウンタIをデクリメントし(例えば、変数Iに対してI-1の値を代入し)、処理をS2103に進める。
一方で、外部コントローラ102は、S2107において、検品装置109から通知された検品結果がOKであることを確認した場合には、処理をS2108に進める。S2108において、外部コントローラ102は、カウンタJをインクリメントする(例えば、カウンタJに対してJ+1の値を代入する)。
S2109において、外部コントローラ102は、カウンタJの値が変数Yに設定された値で割り切れるか否かを判定する。
外部コントローラ102は、S2109において、カウンタJの値が変数Yに設定された値で割り切れないと判定した場合には、処理をS2113に進める。S2113において、外部コントローラ102は、カウンタJの値が変数Xに設定された値と等しいか否かを判定する。
外部コントローラ102は、S2113において、カウンタJの値が変数Yに設定された値と等しくないと判定した場合には、処理をS2106に進める。この場合には、外部コントローラ102は、S2106において、検品装置109からの次の検品結果の通知を待ち受けることとなる。
一方で、外部コントローラ102は、S2113において、カウンタJの値が変数Yに設定された値と等しいと判定した場合には、一連の部数の印刷が完了したものと判断し、図21に示す一連の処理を終了する。
また、外部コントローラ102は、S2109において、カウンタJの値が変数Yに設定された値で割り切れると判定した場合には、処理をS2110に進める。S2110において、外部コントローラ102は、印刷装置107に対して仕切り紙の印刷を指示する。
S2110において外部コントローラ102が印刷装置107に送信する印刷指示には、例えば、仕切り紙の画像データが含まれる。仕切り紙の画像データは、例えば、図14のボタン1406が押下されることで表示される表示画面を介して指定された仕切り紙の設定に関する情報に基づき、外部コントローラ102により生成される。当該画像データは、例えば、図8に示す表示画面の表示領域801に表示された仕切り紙画像のように、検品装置109が搬送されたシートが仕切り紙か否かを判断するための要素(例えば、バーコードやQRコード等)や仕切り紙IDが含まれる。また、上記印刷指示には、例えば、ジョブに関する情報や、印刷済みの印刷物(シート)の部数に関する情報等が含まれてもよい。
なお、本実施形態では、仕切り紙IDとして、ジョブや仕切り紙ごとに異なるIDが設定されるものとする。これにより、図11に示す表示画面の表示領域1102に対して、仕切り紙ごとの検品結果(換言すると、仕切り紙で区切られた束ごとの検品結果)に応じた情報を提示することが可能となる。
S2103~S2110、S2112、及びS2113の処理として示したように、外部コントローラ102は、検品結果がOKと判定された印刷物(シート)の数が変数Xに設定された部数に達するまで印刷装置107に対して印刷物の印刷を指示する。この際に、外部コントローラ102は、検品結果がNGと判定された印刷物(すなわち、所定の条件を満たさない印刷物)を検出した場合には、印刷装置107に対して、印刷物の印刷を改めて指示する。このような構成により、検品結果がNGと判定された印刷物の数に応じて、印刷装置107に対して、改めて印刷の指示が行われる印刷物の数が制御される。
そして、外部コントローラ102は、検品結果がOKと判定された印刷物の数が変数Xに設定された部数に達した場合に、印刷装置107に対する印刷物の印刷の指示を停止する。これにより、印刷装置107からの印刷物の出力が抑制される。そのうえで、外部コントローラ102は、印刷装置107に対して仕切り紙の印刷を指示する。
以上のような一連の処理が実行されることで、検品結果がOKと判定された印刷物(すなわち、所定の条件を満たす印刷物)が特定の数だけ出力された後に、当該特定の数の印刷物に次いで仕切り紙が出力されることとなる。すなわち、S2103~S2110、S2112、及びS2113の処理が、所定の条件を満たす印刷物が所定数に達した場合に印刷装置からの印刷物の出力を抑制し、所定数の印刷物に次いで挿入紙が出力されるように制御する制御処理の一例に相当する。
S2111において、外部コントローラ102は、カウンタJの値が変数Xに設定された値と等しいか否かを判定する。
外部コントローラ102は、S2111において、カウンタJの値が変数Yに設定された値と等しくないと判定した場合には、処理をS2103に進める。
一方で、外部コントローラ102は、S2111において、カウンタJの値が変数Yに設定された値と等しいと判定した場合には、一連の部数の印刷が完了したものと判断し、図21に示す一連の処理を終了する。
図22に示す処理について説明する。図22は、印刷物の検品が行われる場合における、印刷装置107の処理の流れの一例を示したフローチャートである。図22に示す処理は、印刷装置107において、CPU222が、HDD221に記憶されたプログラムをメモリ223に展開して実行することで実現される。
S2201において、印刷装置107は、外部コントローラ102からの印刷指示を待ち受け、外部コントローラ102から印刷指示が送信されると、当該印刷指示を受け付ける。この際に、印刷装置107は、所定の契機で、外部コントローラ102から印刷指示を受け付けたか否かを判定する。なお、上記印刷指示は、図21におけるS2104またはS2110の処理において、外部コントローラ102から画像形成装置101に対して送信される印刷指示に相当する。
印刷装置107は、S2201において印刷指示を受け付けていないと判定した場合には、引き続き外部コントローラ102からの印刷指示を待ち受ける。
一方で、印刷装置107は、S2201において印刷指示を受け付けたと判定した場合には、処理をS2202に進める。S2202において、印刷装置107は、外部コントローラ102から受信したジョブの印刷を行う。また、印刷装置107は、外部コントローラ102から受信したジョブの内容に応じて、通信ケーブル255を介して、インサータ108、検品装置109、スタッカ110、及びフィニッシャ111の動作を制御する。
そして、印刷装置107は、図22に示す一連の処理を終了する。
図23に示す処理について説明する。図23は、印刷物の検品が行われる場合における、検品装置109の処理の一例を示したフローチャートである。図23に示す処理は、検品装置109において、CPU238が、メモリ239に記憶されたプログラムを展開して実行することで実現される。
S2301において、検品装置109は、印刷物の検品の終了に係る指示を受け付けたか否かを判定する。S2301の処理は、例えば、図12(a)に示す表示画面において、印刷物の検品の終了に係る指示に対応したボタン1203が押下されたか否かの判定に相当する。
検品装置109は、S2301において、印刷物の検品の終了に係る指示を受け付けたと判定した場合には、図23に示す一連の処理を終了する。
一方で、検品装置109は、S2301において、印刷物の検品の終了に係る指示を受け付けていないと判定した場合には、処理をS2302に進める。S2302において、検品装置109は、用紙(シート)の搬送を待ち受ける。この際に、検品装置109は、所定の契機で、印刷装置107から用紙が搬送されたか否かを判定する。
検品装置109は、S2302において、自身に対して用紙が搬送されていないと判定した場合には、処理をS2301に進める。
一方で、検品装置109は、S2302において、自身に対して用紙が搬送されたと判定した場合には、処理をS2303に進める。S2303において、検品装置109は、搬送された用紙の画像をカメラ331及び332を使用して読み取り、メモリ239に記憶させる。また、検品装置109は、メモリ239に記憶させた画像を、図12(a)に示す表示画面の表示領域1201に表示させる。
S2304において、検品装置109は、S2303において読み取った画像に仕切り紙を示すバーコードが印刷されているか否かを判定する。なお、検品装置109が読み取った画像に基づき、判定の対象となる用紙が仕切り紙か否を判断する条件については、図9(a)に示す表示画面を介して受け付けた指示に基づき決定される。そのため、検品装置109は、バーコードに限らず、例えば、用紙の読み取り結果に応じた画像に、仕切り紙を示すQRコードや画像データが印刷されているか否かに応じて、判定の対象となる用紙が仕切り紙か否かを判断してもよい。
検品装置109は、S2304において、読み取った画像に仕切り紙を示すバーコードが印刷されていると判定した場合には、処理をS2311に進める。S2311において、検品装置109は、仕切り紙に印刷されている仕切り紙IDの読み取りを行う。なお、S2311において読み取られた仕切り紙IDは、例えば、図11に示す表示画面において、表示領域1102に対して仕切り紙ごとの検品結果(換言すると、仕切り紙で区切られた束ごとの検品結果)に応じた情報を表示させるために使用される。
S2312において、検品装置109は、印刷装置107に対して、対象となるシート(仕切り紙と判断した用紙)がスタッカ110のスタックトレイ341に排紙されるように指示する。そして、検品装置109は、処理をS2301に進める。
一方で、検品装置109は、S2304において、読み取った画像に仕切り紙を示すバーコードが印刷されていないと判定した場合には、処理をS2305に進める。S2305において、検品装置109は、S2303において読み取った画像と正解画像との比較を行う。S2305において比較の対象となる項目については、図10に示す表示画面において設定領域1001に指定された検品レベルや、設定領域1002に指定された検品種別に応じて決定される。
S2306において、検品装置109は、S2305における比較結果に基づき、読み取った画像が正常画像(検品OK)と欠陥画像(検品NG)とのいずれに該当するかを判定する。
検品装置109は、S2306において、読み取った画像が正常画像(検品OK)と判定した場合には、処理をS2307に進める。S2307において、検品装置109は、表示部241に検品結果がOKであることを示す情報を表示させる。例えば、図12(a)に示す表示画面は、S2307において表示部241に表示される画面の一例である。
S2308において、検品装置109は、印刷装置107に対して、対象となるシート(検品OKと判定した用紙)がスタッカ110のスタックトレイ341に排紙されるように指示する。なお、S2308において検品装置109により指定される排紙先は、図14に示す表示画面の設定領域1403に対して指定された排紙先に基づく。印刷装置107は、検品装置109からの上記指示に基づき、搬送される用紙をスタックトレイ341に排紙するようにスタッカ110に指示する。
S2313において、検品装置109は、印刷装置107に対して検品結果がOKであることを通知する。印刷装置107は、検品装置109から通知された検品結果に応じた情報(すなわち、検品結果がOKであることを示す情報)を、内部LAN105を介して外部コントローラ102に送信する。
そして、検品装置109は、処理をS2301に進める。
検品装置109は、S2306において、読み取った画像が欠陥画像(検品NG)と判定した場合には、処理をS2309に進める。S2309において、検品装置109は、表示部241に検品結果がNGであることを示す情報を表示させる。例えば、図12(b)に示す表示画面は、S2309において表示部241に表示される画面の一例である。
S2310において、検品装置109は、印刷装置107に対して、対象となるシート(検品NGと判定した用紙)がスタッカ110のエスケープトレイ346に排紙されるように指示する。なお、S2310において検品装置109により指定される排紙先は、図14に示す表示画面の設定領域1403に対して指定された検品において欠陥画像と判定された場合における排紙先に基づく。印刷装置107は、検品装置109からの上記指示に基づき、搬送される用紙をエスケープトレイ346に排紙するようにスタッカ110に指示する。
S2314において、検品装置109は、印刷装置107に対して検品結果がNGであることを通知する。印刷装置107は、検品装置109から通知された検品結果に応じた情報(すなわち、検品結果がNGであることを示す情報)を、内部LAN105を介して外部コントローラ102に送信する。
そして、検品装置109は、処理をS2301に進める。
以上のような処理が実行されることで、検品結果がOKと判定された用紙がスタックトレイ341に排紙される。この際に、スタックトレイ341に排紙された用紙(すなわち、検品OKの用紙)の束は、同様にスタックトレイ341に排紙された仕切り紙により区切られる。また、図21に示すS2107及びS2112の処理により、検品結果がNGとなったシートの数だけ補充印刷が行われるため、特定の部数の正常と判定されたシートの束を作成することが可能となる。
<その他の実施例>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記録媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、上述した実施形態では、印刷物の検品に係る設定情報の指定を、検品装置109の表示部241に表示された表示画面(例えば、図4~図13に示す表示画面)を介してユーザから受け付ける場合の一例について説明した。一方で、本実施形態に係る画像形成システムにおける、印刷物の検品に係る設定情報の指定の受け付けに係る構成や処理は、必ずしも上述した例には限定されない。具体的には、外部コントローラ102、印刷装置107、検品装置109、及び端末装置103のうちの少なくともいずれかを介して、印刷物の検品に係る設定情報の指定が受け付けられてもよい。これは、外部コントローラ102の表示部212に表示された表示画面(例えば、図14に示す表示画面)を介した印刷指示の受け付けについても同様である。
101 画像形成装置
102 外部コントローラ
107 印刷装置
109 検品装置

Claims (11)

  1. 複数枚の記録シートに印刷された検品対象の画像を読取手段によって読み取り、前記読み取られた画像が正常であるか否かを判定する判定手段と、
    前記正常であると判定された記録シートの枚数が所定枚数に達すると、正常であると判定された前記所定枚数の記録シートの直後に、挿入紙を挿入して出力するように制御する制御手段と、
    を有することを特徴とするシステム。
  2. 前記制御手段は、前記読取手段によって挿入紙を読み取ると、前記判定手段による判定が行われないように制御することを特徴とする、請求項1に記載のシステム。
  3. 画像が正常であると判定された記録シートと前記挿入紙とを第一のトレイに排紙し、画像が正常ではないと判定された記録シートを第二のトレイに排紙するように制御する排紙制御手段を有することを特徴とする、請求項1または2に記載のシステム。
  4. 前記挿入紙は、コード化された情報が付加されていることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシステム。
  5. 前記読取手段は、印刷手段によって画像が印刷され、かつ搬送路を通って搬送された記録シートを読み取ることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシステム。
  6. システムの制御方法であって、
    複数枚の記録シートに印刷された検品対象の画像を読取手段によって読み取り、前記読み取られた画像が正常であるか否かを判定する判定ステップと、
    前記正常であると判定された記録シートの枚数が所定枚数に達すると、正常であると判定された前記所定枚数の記録シートの直後に、挿入紙を挿入して出力するように制御する制御ステップと、
    を含むことを特徴とする制御方法。
  7. 前記制御ステップは、前記読取手段によって挿入紙が読み取られると、前記判定ステップにおいて判定が行われないように制御することを特徴とする、請求項6に記載の制御方法。
  8. 画像が正常であると判定された記録シートと前記挿入紙とを第一のトレイに排紙し、画像が正常ではないと判定された記録シートを第二のトレイに排紙するように制御する排紙制御ステップを含むことを特徴とする、請求項6または7に記載の制御方法。
  9. 前記挿入紙は、コード化された情報が付加されていることを特徴とする、請求項6乃至8のいずれか1項に記載の制御方法。
  10. 前記読取手段は、印刷手段によって画像が印刷され、かつ搬送路を通って搬送された記録シートを読み取ることを特徴とする、請求項6乃至9のいずれか1項に記載の制御方法。
  11. コンピュータを、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のシステムとして機能させるためのプログラム。
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