JP7362063B2 - 捕虫シート - Google Patents

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Description

本発明は、捕虫シートに関する。
従来、紫外光を発する光源と捕虫用の粘着シートとを備え、紫外光により虫を誘引し、粘着シートにて虫を捕捉する捕虫器が用いられている。このような捕虫器は、基材シート、基材シートの少なくとも一方の面に形成された例えば黄色系色調の蛍光顔料を含む塗膜、及び塗膜上に設けられた粘着層を有する粘着シートを備えている(特許文献1を参照)。捕虫用の粘着には、虫を誘引する際に大量の紫外線が照射され、蛍光顔料で反射した紫外線に誘引された虫を粘着層で捕捉している。
特開平8-51909号公報
粘着シートの塗膜に含まれる蛍光顔料は、コスト及び製造方法の観点から一般的に有機顔料が使用される。蛍光有機顔料は、粒径が小さく紫外線の遮蔽特性が低い。このため、粘着シートの基材として使用されるプラスチックシートは、紫外線によって脆くなる懸念がある。
また、蛍光顔料を含む塗膜が形成された粘着シートは、例えば黄色系色調のように明度が高く、粘着シートに捕捉された虫が見えやすくなる。このため、粘着シートの交換時等に不快感が生じる場合がある。
本発明は、このような課題に鑑みて提案されたものであり、その目的は、紫外光による劣化の抑制性に優れ、捕捉された虫が視認しにくい捕虫シートを提供することにある。
本発明の一態様による補虫シートは、色彩を付与する顔料を含まない基材と、基材の少なくとも一方の面上の全面に、基材と密着するように設けられ、金属材料を含む反射層と、反射層の基材と反対側の面に設けられた粘着層と、を備え、反射層は、波長が330nm以上370nm以下の範囲の紫外光に対する平均反射率が45%以上であり、波長が290nm以上330nm以下の範囲の紫外光に対する平均透過率が0.7%以下であることを特徴とする。
本発明の他の態様による補虫シートは、紫外線吸収剤又は光安定剤を含み、色彩を付与する顔料を含まない樹脂材料で形成された基材と、基材の一方の面上の全面に、基材と密着するように設けられ金属材料を含む反射層と、基材の他方の面に設けられた粘着層と、を備え、反射層は、波長が330nm以上370nm以下の範囲の紫外光に対する平均反射率が45%以上であり、波長が290nm以上330nm以下の範囲の紫外光に対する平均透過率が0.7%以下であることを特徴とする。
本発明によれば、紫外光による劣化の抑制性に優れ、捕捉された虫が視認しにくい捕虫シートを提供することができる。
本発明の第一実施形態に係る捕虫シートの一構成例を示す断面図である。 本発明の第一実施形態に係る捕虫シートの反射層の一構成例及び光散乱の様子を示す断面図である。 本発明の第二実施形態に係る捕虫シートの一構成例を示す断面図である。 実施例におけるサンプル1からサンプル3の各シートにおける紫外光の平均透過率を示すグラフである。 実施例におけるサンプル1からサンプル3の各シートにおける紫外光の平均反射率を示すグラフである。 実施例におけるサンプル1からサンプル3の各シートにおける紫外光の拡散反射率を示すグラフである。 捕虫テスト後のサンプル2及びサンプル3の各シートにおける捕虫シートの外観を示す写真である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。以下に示す各実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための構成を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造等が下記のものに特定されるものでない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
1.第一実施形態
以下、第一実施形態に係る捕虫シート1の構成について、図1及び図2を用いて説明する。図1は、本実施形態に係る捕虫シート1の一構成例を示す断面図であり、図2は、捕虫シート1における光(紫外光)の反射の様子を模式的に示す断面図であり、入射光Liと反射光Lrの様子を模式的に示している。
<捕虫シートの構成>
図1に示すように、捕虫シート1は、基材10と、基材10の少なくとも一方の面に設けられた反射層20と、反射層20の基材10と反対側の面に設けられた粘着層30と、を備えている。
なお、図1において、捕虫シート1は、基材10と、反射層20と、粘着層30とが順に積層された構成とされているが、この構成に限られない。例えば、捕虫シート1は、基材10の両面にそれぞれ反射層20が設けられ、反射層20のそれぞれの表面に粘着層30が設けられた構成、即ち、粘着層30と、反射層20と、基材10と、反射層20と、粘着層30とがこの順に積層された構成であっても良い。
捕虫シート1では、粘着層30が形成された側の面(以下、捕虫シート1の表面と記載する場合がある)に対して紫外光が照射され、粘着層30を介して反射層20に到達した紫外光が反射層20で反射される。これにより、捕虫シート1の表面において紫外光が乱反射されて虫誘引効果を生じさせ、粘着層30にて虫を捕捉することが可能となる。
基材10は、反射層20及び粘着層30を支持する捕虫シートの基材となる層である。
反射層20は、基材10の少なくとも一方の面に設けられた金属材料を含む層であり、光源から照射された紫外光を反射することで、虫を誘引する虫誘引層として機能する。また、反射層20は、光源から照射された紫外光が基材10へ透過することを抑制し、基材10の劣化を抑制する層としても機能する。
粘着層30は、虫を捕捉する層である。また、粘着層30は、反射層20を保護する層としても機能する。
以下、上述した各層について詳細に説明する。
[基材]
基材10は、例えば樹脂材料により形成された樹脂シートである。基材10を形成する樹脂材料は、反射層20及び粘着層30を支持する基材としての剛性を損なわなければ、その種類に特に制限はない。基材10としては、例えばポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂等のポリオレフィン樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂等のポリエステル樹脂、ポリスチレン樹脂、塩化ビニル樹脂等の樹脂材料又はこれらの混合物で形成された樹脂フィルム又は樹脂シートが挙げられる。また、基材10は、これらの樹脂フィルム又は樹脂シートの積層体であっても良い。
基材10を構成する樹脂フィルム又は樹脂シートは、未延伸でもよいし、縦又は横の一軸方向、あるいは二軸方向に延伸処理された延伸フィルムであってもよい。基材10を構成する樹脂フィルム又は樹脂シートは、紫外線吸収剤、光安定剤、酸化防止剤、帯電防止剤、スリップ剤、アンチブロッキング剤等が含有されていてもよい。また、基材10は、プラスチックシート以外の材料、例えば、紙で形成されていても良い。
基材10の厚さは、特に制限はないが、100μm以上300μm以下程度であることが好ましく、150μm以上200μm以下であることがより好ましい。基材10の厚さが100μm以上である場合、基材10が紫外線に対する耐久性及び適度な剛性を有する点で好ましい。また、基材10の厚さが300μm以下である場合、基材10が適度な柔軟性を有する点で好ましい。
基材10は、反射層20との対向面にコロナ放電処理法、クロム酸酸化処理(湿式)、火炎処理、熱風処理、オゾン・プラズマ照射処理、易接着処理などを施してもよい。
これらの処理を施すことで、基材10の反射層20との対向面は、反射層20形成時に金属材料を含む塗工剤の濡れ特性が向上し、基材10に対する反射層20の密着性が向上する。
これらの表面処理法は、基材10の種類に応じて適宜選定されるが、反射層20との密着効果及び処理装置の操作性などの面から、コロナ放電処理法が好ましく用いられる。
また、基材10の反射層20との対向面にアンカー層やプライマー層を形成することで基材10に対する反射層20の密着性を向上させても良い。
また、基材10は、反射層20との対向面に凹凸形状が形成されていても良い。
基材に凹凸形状を形成する方法としては、例えばサンドブラスト法、溶剤処理法等が挙げられる。また、樹脂材料に炭酸カルシウムなどの添加剤を加えフィルム化した後に延伸することで添加剤に起因する凹凸が形成された基材を用いてもよい。
凹凸形状を有する基材を用いることで基材の凹凸形状が反射層20の表面にも反映され、反射層20の拡散反射性能を向上させることができ、虫誘引効果が生じる範囲を広げることが可能となる。
[反射層]
反射層20は、波長が330nm以上370nm以下の範囲の紫外光に対する平均反射率が45%以上であり、波長が290nm以上330nm以下の範囲の紫外光に対する平均透過率が0.7%以下であることが好ましく、波長が300nm以上320nm以下の範囲の紫外光に対する平均透過率が0.7%以下であることがより好ましい。
波長が330nm以上370nm以下の範囲の紫外光は、虫の走光性反応に優れた光である。このため、この波長範囲の紫外光に対する平均反射率が45%以上である反射層20は、虫誘引効果に優れるため好ましい。また、波長が290nm以上330nm以下の範囲の紫外光は、基材10に用いられる樹脂材料を劣化させやすい光であり、波長が300nm以上320nm以下の範囲の紫外光は、特にポリプロピレン樹脂を劣化させやすい光である。このため、この波長範囲の紫外光に対する平均透過率が0.7%以下である反射層20は、基材10の劣化抑制効果に優れるため好ましい。
光のエネルギーは波長が短いほど大きく、樹脂材料の光劣化は波長が短い紫外線によって生じる。290nmより波長の短い光はオゾン層によって吸収されるため、樹脂材料の光劣化は290nm以上400nm以下の紫外線によって生じる。樹脂材料を劣化させる紫外線の波長範囲は、樹脂材料の種類によって異なる。
各樹脂材料を劣化させる紫外線の最大波長は以下のとおりである:ポリエチレン300nm、ポリ塩化ビニル310nm、ポリスチレン318nm、ポリエステル325nm、ポリプロピレン310nm、塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体322nm以上364nm以下、ポリオキシメチレン300nm以上320nm以下、ポリカーボネート295nm、ニトロセルロース310nm、ポリメチルメタクリレート290nm以上315nm以下、熱可塑性樹脂290nm以上320nm以下、不飽和ポリエステル325nm
このような紫外線に対する平均反射率及び平均透過率を実現するために、反射層20は、金属材料を含んで構成されている。また、反射層20は、層の形成方法に応じて金属材料同士を結着する結着剤や、反射層形成時に用いた溶媒の残留物等の不純物を含んでいても良く、金属材料が樹脂材料に混合されていても良い。
反射層20に含まれる金属材料は、光源からの紫外線を反射させて虫誘引効果を発生させるとともに、基材10への紫外線の透過を抑制する機能を有する。金属材料としては、紫外光を反射する材料であれば特に限定されないが、アルミニウム(Al)、銀(Ag)、銅-亜鉛合金(真鍮、黄銅)等を用いることが好ましく、安価で紫外線に対する耐性が高い点でアルミニウム(Al)であることがより好ましい。
金属材料の形状は、紫外光を反射可能であれば良く、例えば粒状、薄片状である。金属材料の形状は、虫誘引効果を高める観点では、光の乱反射効果がより高い球状であることが好ましい。一方、反射層20の柔軟性や捕虫シート1の製造コストの観点では、金属材料の形状は、反射層を薄く形成可能なフレーク形状であることが好ましい。金属材料がフレーク形状である場合、金属材料の配向性がより低くなるように反射層20を形成することがより好ましい。光を乱反射させてより虫誘引効果を高めることができるためである。
一般に、フレーク形状のアルミニウム材料(以下、アルミニウムフレーク顔料という)には、リーフィングタイプ及びノンリーフィングタイプがあるが、虫誘引効果の観点でノンリーフィングタイプのアルミニウムフレーク顔料を用いることが好ましい。リーフィングタイプのアルミニウムフレーク顔料は、表面張力が小さいため塗料に含有される溶剤やバインダとの親和性が低く、塗膜の表層側に浮いてほぼ均一に配向し、紫外線を全反射させやすい。一方、ノンリーフィングタイプのアルミニウムフレーク顔料は、表面張力がそれほど小さくないため、塗料に含有される溶剤や結着剤との親和性が高い。このため、ノンリーフィングタイプのアルミニウムフレーク顔料は、塗膜の内部にランダムに配向した状態で分布し、紫外線を乱反射させやすい。
リーフィングタイプのアルミニウムフレーク顔料は、スチールボールなどの鋼製かつ球状の磨砕メディアを有するボールミルなどの磨砕装置を用い、ステアリン酸等の飽和脂肪酸等を粉砕助剤として、ミネラルスピリット、ソルベントナフサ等の有機溶媒中でアルミニウム粉末を湿式で磨砕することにより得られる。また、ノンリーフィングタイプのアルミニウムフレーク顔料は、上述した飽和脂肪酸等の代わりにオレイン酸などの不飽和脂肪酸等を粉砕助剤として用いて、同様の磨砕をすることにより得られる。
金属材料は、平均粒径が1μm以上40μm以下の金属粉末であることが好ましい。金属材料の平均粒径が1μm以上である場合、紫外線の反射及び基材10への透過抑制効果に優れるため好ましい。また、金属材料の平均粒径が40μm以下である場合、金属材料の反射層20を塗布法(詳しくは後述する)にて形成する際の塗工性に優れるため好ましい。
ここで、本実施形態において、平均粒径とは、モード径(再頻度粒子径)をいう。
また、金属材料がフレーク形状である場合、平均粒径(モード径)とは、長軸、短軸、厚さのうち、長軸部分の長さの平均をいう。
反射層20は、視覚濃度(Visual Density)が、0.35以上であることが好ましい。これにより、反射層20は、紫外線の平均反射率を向上させて虫誘引効果を高めるとともに、基材10への紫外線の平均透過率を低下させて基材10の劣化を抑制する。また、粘着シート捕虫シート1の明度を低くすることができるため、捕捉された虫の視認性を低下させることができる。
基材10に対する反射層20の金属材料の膜厚(金属材料塗布後の乾燥膜厚)は、0.5μm以上、25μm以下であることが好ましい。金属材料の膜厚を0.5μm以上とすることにより、金属材料による被覆率を向上させて虫誘引効果の向上、基材10の劣化抑制及び捕捉された虫の視認性の低下を図ることができる。
また、金属材料の膜厚を25μm以下とすることにより、反射層20の厚みを薄く形成することができる。これにより、反射層20は柔軟性が高く形成され、反射層20の損傷(クラックや金属材料の剥離)が生じにくくなるとともに、金属材料の使用量を抑制して製造コストの低減を図ることができる。
また、反射層20の膜厚については、金属材料を含む塗工剤の金属材料添加量(濃度:concentration)及び金属材料の粒径によって変動する。このため、膜厚の管理指標以外に、金属材料の視覚濃度(visual density)を指標として用いることもできる。金属材料の視覚濃度は、0.35以上であることが好ましい。視覚濃度が0.35以上であることにより、基材10に対する金属材料による被覆率を向上させて虫誘引効果を向上させることができ、基材10の劣化抑制及び捕捉された虫の視認性の低下を図ることができる。
例えば、フレーク形状の金属材料を含む塗工剤を用いてオフセット印刷方式で反射層20を形成する際に、塗工剤中の金属材料添加量が20重量%、金属材料の平均粒径(モード径)が6μm、塗工剤膜厚が1μmの場合には、0.6程度の視覚濃度が得られる。
反射層20は、例えば金属形状が結着剤により結着されて形成された層である。この場合、結着剤は、一般的な材料であればよく、例えばポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、エチレン-プロピレン-ジエンゴム(EPDM)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、ニトリルブタジエンゴム(NBR)、フッ素ゴム等の化学的及び物理的に安定な材料を用いることが好ましい。なお、粘着層30が紫外光に対する耐性に優れ、反射層20を保護する効果が高いことから、結着剤は必ずしも紫外光に対する耐性に優れる材料に限られない。
また、反射層20は、金属材料が混合された樹脂材料により形成された層であっても良い。この場合は、樹脂材料としては、例えば熱硬化型樹脂又は紫外線硬化型樹脂等が挙げられる。熱硬化型樹脂としては、一般的にエポキシ樹脂が用いられるが、常温で液状であれば特に限定するものではなく、フェノール樹脂、メラミン樹脂、不飽和ポリエステル、ポリイミドビスマレイドトリアジン樹脂、ポリシザラン等を挙げることができる。また、紫外線硬化型樹脂としては、例えばエポキシアクリレート系、ウレタンアクリレート系、ポリエステルアクリレート系、ポリオールアクリレート系のオリゴマー、ポリマーと単官能・2官能・あるいは多官能重合性(メタ)アクリル系モノマー、例えばテトラヒドロフルフリルアクリレート、2-ヒドロキシエチルアクリレート、2-ヒドロキシ-3-フェノキシプロピルアクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレート、ポリプロピレングリコールジアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリトリトールトリアクリレート、ペンタエリトリトールテトラアクリレートなどのモノマー、オリゴマー、ポリマーなどの混合物が挙げられる。
このような反射層20は、例えば、化学気相成長(CVD)法、スパッタ法又は塗布法により形成される。反射層20の形成方法に特に制限はなく、捕虫シート1の生産数量や使用形態によって、適切な形成方法を選択する必要がある。例えば、塗布法としては、オフセット方式、フレキソ方式、シルクスクリーン方式、グラビア方式が挙げられる。
[粘着剤層]
粘着層30は、合成粘着剤、天然粘着剤等の粘着剤が塗布されることにより形成された層である。合成粘着剤としては、アクリル系粘着剤、ポリブテン系粘着剤、ポリイソブチレン、スチレン-ブタジエンゴム粘着剤、ブチルゴム、クロロブレンゴム、塩ビ-酢ビ共重合体、塩化ゴム、ポリビニルブチラール等が挙げられる。天然粘着剤としては、天然ゴム、ゼラチン等が挙げられる。
また、粘着層30は、粘着剤に従来知られた各種の添加剤、誘引剤を混合しても良い。各種の添加剤、誘引剤としては、例えば、殺菌剤、殺黴剤、保存剤、酸化防止剤、紫外線防止剤、展着剤、キレート剤、増粘剤、誤食防止剤、香料(アセトインなど)、ハエ類の性フェロモン(例えば、(Z)-9-トリコセン)、あるいは他の誘引剤(例えば、フェニル酢酸メチル、フェニル酢酸エチル、フェニル酢酸プロピル、フェニル酢酸フェネチル等)等を用いることができる。さらに、ハエ等の虫の誘引活性を高めるために、誘引剤を色素により赤色系等に着色することも有効である。また、他の食餌誘引剤として、果実(メロン、バナナ、イチゴなど)及びその抽出物や加工品、醸造品(黒酢、みそ、しょうゆなど)、醸造酒(ビール、ワイン、日本酒、果実酒など)、蒸留酒(ウイスキー、焼酎、ウォッカなど)」が知られている。
<第一実施形態の効果>
以上説明した第一実施形態に係る捕虫シート1は、以下のような効果を有する。
(1)本実施形態に係る捕虫シート1は、金属材料を用いた反射層20を有している。このため、捕虫シート1は、基材10への紫外線の平均透過率を低下させ、基材10の成型の際に紫外線吸収剤、酸化防止剤などの紫外線劣化対策を必須とせずに基材10の劣化を抑制することができる。
(2)本実施形態に係る捕虫シート1は、明度の低い金属材料を用いた反射層20を有している。このため、捕虫シート1は、捕捉された虫の視認性を低下させることができる。したがって、捕虫シート1を、例えば店舗を利用する消費者の目に触れる場所に設置しても、見た目の不快さや不衛生な印象を与えることを抑制して消費者の購買行動の減衰を抑制できる可能性がある。
(3)本実施形態に係る捕虫シート1は、基材10の成型の際に紫外線吸収剤、酸化防止剤などの紫外線劣化対策を必須とせず、また、高価で明度の高い蛍光顔料を用いていない。このため、捕虫シート1は、低い製造コストで製造することができる。
2.第二実施形態
以下、第二実施形態に係る捕虫シート101の構成について、図3を用いて説明する。図3は、本実施形態に係る捕虫シート101の一構成例を示す断面図である。
<捕虫シートの構成>
図3に示すように、本実施形態に係る捕虫シート101は、基材110と、基材110の一方の面(図3中の基材110の下面)に設けられた反射層120と、基材110の他方の面(図3中の基材110の上面)に設けられた粘着層130と、を備えている。すなわち、捕虫シート101は、反射層120と、基材110と、粘着層130とがこの順に積層されて構成されている。
捕虫シート101では、粘着層130が形成された側の面に対して紫外光が照射され、粘着層130及び基材110を介して反射層120に到達した紫外光が、反射層120で反射される。これにより、捕虫シート101の粘着層130形成側面において紫外光が乱反射されて虫誘引効果を生じさせ、粘着層130にて虫を捕捉することが可能となる。
すなわち、本実施形態に係る捕虫シート101は、基材110、反射層120及び粘着層130の積層順が、第一実施形態に係る捕虫シート1の基材10、反射層20及び粘着層30の積層順と異なる点で、捕虫シート1と相違する。
本実施形態に係る捕虫シート101の反射層120及び粘着層130は、第一実施形態に係る捕虫シート1の基材10と同一であるため、説明を省略する。
本実施形態に係る捕虫シート101では、紫外光が基材110を透過する。このため、捕虫シート101の基材110は、第一実施形態に係る捕虫シート1の基材10とは異なり、樹脂材料に対して紫外線吸収剤又は光安定剤を含有することを必須とする。これ以外は、第一実施形態に係る捕虫シート1の基材10と同様である。
<第二実施形態の効果>
以上説明した第二実施形態に係る捕虫シート101は、第一実施形態と同様の効果を有する。
以下、実施例により、各実施形態に記載の捕虫シートをより詳細に説明する。
以下に示すように、3つの捕虫シートのサンプルを作製し、所定の波長領域の紫外光の透過率及び反射率を測定した。
[サンプル1]
炭酸カルシウムが高充填されたポリプロピレン樹脂で形成された基材を、サンプル1のシートとした。なお、サンプル1は、基材の両面に反射層及び粘着層、又はその他の層が一切形成されていない基材の単層シートとした。サンプル1のシートにおける視覚濃度は0.01であった。
[サンプル2]
サンプル1と同様の基材の一方の面に対してオフセット方式により蛍光黄色顔料インキを塗布して蛍光塗膜を形成した後、蛍光塗膜の表面にアクリル系粘着剤を塗布することにより、基材、蛍光塗膜及び粘着層が積層したサンプル2のシートを形成した。サンプル2のシートにおける視覚濃度は0.03であった。
[サンプル3]
サンプル1と同様の基材の一方の面に対してオフセット方式によりアルミニウムフレーク顔料インキを塗布して反射層を形成した後、反射層の表面にアクリル系粘着剤を塗布することにより、基材、反射層及び粘着層が積層したサンプル3のシートを形成した。サンプル3のシートにおける視覚濃度は0.5であった。
上述したサンプル1からサンプル3の各シートを用いて、以下の各評価を行った。
[分光特性の評価]
サンプル1からサンプル3の各シートの分光特性を評価するため、分光光度計(島津製作所製、紫外・可視・赤外分光光度計UV-3600)を用いて、紫外光の平均反射率(%)及びシート表面から裏面への紫外光の平均透過率(%)を測定した。なお、分光特性の評価において、紫外光の平均透過率は、基材を構成する樹脂材料が劣化しやすい波長域(290nm以上340nm以下)の紫外光を用いて測定を行った。また、紫外光の平均反射率は、虫誘引に効果のある波長域(290nm以上400nm以下)の紫外光を用いて測定を行った。
図4及び図5に、サンプル1からサンプル3の各シートの分光特性の評価結果を示す。図4に示すグラフは、横軸に波長(nm)、縦軸に透過率(%)を示し、図5に示すグラフは、横軸に波長(nm)、縦軸に反射率(%)を示す。
図4中、実線、破線おっよび一点鎖線で示すグラフは、サンプル1、サンプル2及びサンプル3の各シートにおける紫外線の平均透過率を示している。また、図5中、実線、破線おっよび一点鎖線で示すグラフは、サンプル1、サンプル2及びサンプル3の各シートにおける紫外線の平均反射率を示している。
[拡散反射特性の評価]
サンプル1からサンプル3の各シートの反射特性を評価するため、色差計(日本電色工業社製、分光変角色差計GC5000)を用いて、紫外光の拡散反射率(%)を測定した。測定方法は、-45度方向から光を入射し、-80度から80度方向の反射光の反射率(%)を測定した。
図6に、サンプル1からサンプル3の各シートの反射特性の評価結果を示す。図6に示すグラフは、横軸に反射角度(度)、縦軸に反射率(%)を示し、波長400nmでの反射率を示している。
また、以下の表1に、各サンプルの構成と、ポリプロピレン樹脂が光劣化しやすい波長領域(300nm以上320nm以下)の平均透過率及び虫誘引効果が高い波長領域(330nm以上370nm以下)の紫外光の平均反射率を示す。また、以下の表1に、各サンプルにおける、虫誘引効果が高い波長領域(400nm)での紫外光の反射特性及び捕えた虫の視認性を示す。拡散特性については、特性が高い順に「A」「B」「C」とした。
Figure 0007362063000001
(紫外光の透過について)
図4のグラフに示すように、基材のみで構成されたサンプル1のシートでは、2%~4.5%程度の紫外線が透過し、ポリプロピレン樹脂が光劣化しやすい波長領域(300nm以上320nm以下)では平均で3%程度の紫外線が透過していることが確認できた。
また、基材上に蛍光塗膜が設けられたサンプル2のシートでは、1%弱程度の紫外線が透過し、波長領域(300nm以上320nm以下)では平均で1%程度の紫外線が透過していることが確認できた。
一方、基材上に金属材料を含む反射膜が設けられたサンプル3のシートでは、0.3%以下の紫外線が透過し、波長領域(300nm以上320nm以下)では紫外線の平均透過率がほぼ0%であることが確認できた。これは、反射層に含まれるアルミフレーク顔料によって、紫外線が遮断されていることを示している。
(紫外光の反射について)
図5のグラフに示すように、基材のみで構成されたサンプル1のシートでは、測定に用いた紫外光の波長領域において反射率の偏りが少なく、虫誘引効果が高い波長領域(330nm以上370nm以下)では75%以上を反射していることが確認できた。
また、基材上に蛍光塗膜が設けられたサンプル2のシートでは、比較的波長の短い波長領域の紫外光で20%程度、比較的波長の長い波長領域の紫外光で60%程度の反射率が確認できた。これは、蛍光塗膜に含まれる蛍光黄色顔料の分子構造、光吸収特性によるものと考えられる。
一方、基材上に金属材料を含む反射層が設けられたサンプル3のシートでは、紫外線領域で偏りが少なく、概ね40%以上紫外線を反射していることが確認できた。これは、紫外光がアルミフレーク顔料の表面で正反射しているため、波長による吸収特性の影響を受けにくい構造となっているためであると考えられる。
また、表1に示すように、サンプル2とサンプル3とを比較すると、ポリプロピレン樹脂が光劣化しやすい波長領域(300nm以上320nm以下)の紫外光に対して、サンプル3の方が7倍ほど紫外光透過率を軽減できていることが分かった。
また、サンプル2とサンプル3とを比較すると、特に虫誘引効果が高い波長領域(330nm以上370nm以下)の紫外光に対して、サンプル2とサンプル3とはほぼ同等の反射率であることが分かった。
(紫外光の拡散特性について)
図6のグラフに示すように、基材のみで構成されたサンプル1のシートでは、塗工剤やインキを塗布して形成した反射層が形成されていないため、入射光に関係なく、反射光がほぼ全方位に均等に拡散している特性が確認できた。
また、基材上に蛍光塗膜が設けられたサンプル2のシートでは、蛍光塗膜界面での正反射成分が強くなる傾向を示していることが確認できた。これは、蛍光塗膜に含まれる蛍光黄色顔料が、顔料分子の結合による分光吸収特性を有しているためであると考えられる。また、顔料分子が粒状でありかつ形状が小さいため、溶媒に溶かして形成した蛍光黄色顔料インキを塗布して蛍光塗膜を形成した場合には、レベリング効果により、蛍光塗膜の平滑度が高くなることも理由として考えられる。
一方、基材上に金属材料を含む反射層が設けられたサンプル3のシートでは、サンプル2のシートと比較して、金属材料による金属光沢反射により反射光が散乱する傾向を示していることが確認できた。これは、反射層において色味を発する顔料が金属材料(アルミニウムフレーク顔料)そのものであるため、顔料分子の結合による分光吸収特性がほとんどないためであると考えられる。また、顔料粒子のサイズが一般的な顔料(例えば蛍光顔料)に比べて大きくなり、金属光沢による反射成分が強くなるとともに、塗膜のレベリング効果も低くなるため、サンプル2と比較して界面が乱れ反射層の平滑度が低くなることも理由として考えられる。
また、表1に示すように、視覚濃度が0.35以上である場合、捕えた虫の視認性が低くなる(虫が目立たない)ことが確認できた。
[捕虫性及び外観評価]
サンプル2及びサンプル3の各シートの捕虫性及び外観を評価するため、飛翔虫捕虫器(株式会社SHIMADA製、飛翔虫捕虫器Luics)を用いて捕虫テストを行った。飛翔虫捕虫器には、サンプル2のシート及びサンプル3のシートを、光源側に粘着層が位置するようにそれぞれセットした。捕虫テストは、株式会社SHIMADA社屋(滋賀県東近江市下中野町1050番地)の裏玄関に、2018年10月18日から10月22日の4日間の間飛翔虫捕虫器を配置し、捕虫数を目視にて観察することにより行った。なお、捕虫テストは、以下の期間A、期間B及び期間Cに分けて飛翔虫捕虫器を合計89時間配置して行った。
期間A:2018年10月18日17時から2018年10月19日10時まで(17時間)
期間B:2018年10月19日10時から2018年10月19日17時まで(7時間)
期間C:2018年10月19日17時から2018年10月22日10時まで(65時間)
以下の表2に、捕虫テストの期間と各期間の捕獲数の結果を示す。
Figure 0007362063000002
上述の捕虫テスト期間中、サンプル2の捕獲総数は253匹であった。一方、サンプル3の捕獲総数は391匹であり、アルミニウムフレーク顔料含む反射層を備えるサンプル3の方がサンプル2のシートよりも捕虫性能が高かった。
また、飛翔虫捕虫器にシートを設置した際の外観について確認した。サンプル2のシートは、紫外光照明によって蛍光塗膜中の蛍光黄色顔料が励起され、可視光領域で発光したため、目視では黄色く発光しているように見えた。このため、飛翔虫捕虫器から漏れる光は多く、比較的目立ちやすかった。また、図7(A)に示すように、サンプル2のシートは、蛍光塗膜によりシートの明度が高く捕虫された虫が目立ちやすかった。
一方、サンプル3のシートは、紫外光照明で照らされても蛍光成分を有していないため可視光領域での発光がなく、目視ではほんのり青みがかった光が見る程度であった。このため、飛翔虫捕虫器から漏れる光は少なく、比較的目立ちにくかった。また、図7(B)に示すように、サンプル3のシートは、アルミニウムフレーク顔料を含む反射層が形成されているため、シートの明度が低く濃い灰色のように見え、捕虫された虫が目立ちにくかった。
以上より、金属材料を含む反射層を有するサンプル3は、樹脂材料で構成された基材が光劣化しにくく、かつ虫誘引効果が高い捕虫シートであることが確認された。また、サンプル3は、捕捉した虫が目立ちにくい捕虫シートであり、かつサンプル3を設置した飛翔虫捕虫器から漏れる光が少ないことから飛翔虫捕虫器自体が目立ちにくいことが確認された。
以上、各実施形態により本発明の具体的な構成を説明したが、本発明の範囲は、図示され記載された例示的な実施形態に限定されるものではなく、本発明が目的とするものと均等な効果をもたらす全ての実施形態をも含む。さらに、本発明の範囲は、請求項により画される発明の特徴の組み合わせに限定されるものではなく、全ての開示されたそれぞれの特徴のうち特定の特徴のあらゆる所望する組み合わせによって画されうる。
本発明の捕虫シートは、製造コストが低く、紫外光劣化抑制性及び虫誘引効果に優れており、特に紫外線誘引型の捕虫器に好適に使用することができる。
1,101 捕虫シート
10,110 基材
20,120 反射層
30,130 粘着層

Claims (9)

  1. 色彩を付与する顔料を含まない基材と、
    前記基材の少なくとも一方の面上の全面に、前記基材と密着するように設けられ、金属材料を含む反射層と、
    前記反射層の前記基材と反対側の面に設けられた粘着層と、
    を備え、
    前記反射層は、波長が330nm以上370nm以下の範囲の紫外光に対する平均反射率が45%以上であり、波長が290nm以上330nm以下の範囲の紫外光に対する平均透過率が0.7%以下である捕虫シート。
  2. 紫外線吸収剤又は光安定剤を含み、色彩を付与する顔料を含まない樹脂材料で形成された基材と、
    前記基材の一方の面上の全面に、前記基材と密着するように設けられ、金属材料を含む反射層と、
    前記基材の他方の面に設けられた粘着層と、
    を備え、
    前記反射層は、波長が330nm以上370nm以下の範囲の紫外光に対する平均反射率が45%以上であり、波長が290nm以上330nm以下の範囲の紫外光に対する平均透過率が0.7%以下である捕虫シート。
  3. 前記金属材料は、平均粒径1μm以上40μm以下の金属粉末である
    請求項1又は2に記載の捕虫シート。
  4. 前記反射層の視覚濃度(Visual Density)が、0.35以上である
    請求項1から3のいずれか一項に記載の捕虫シート。
  5. 前記反射層の膜厚は、0.5μm以上、25μm以下である
    請求項1から4のいずれか一項に記載の捕虫シート。
  6. 前記金属材料は、フレーク形状である
    請求項1から5のいずれか1項に記載の捕虫シート。
  7. 前記金属材料は、ノンリーフィングタイプのアルミニウムフレーク顔料である
    請求項6に記載の捕虫シート。
  8. 前記金属材料は、球状である
    請求項1から5のいずれか1項に記載の捕虫シート
  9. 前記基材は、前記反射層との対向面に凹凸形状が形成されている
    請求項1からのいずれか1項に記載の捕虫シート。
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