JP7360251B2 - 感知器 - Google Patents

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本発明は、感知器に関する。
従来、煙が流入するチャンバと、チャンバを遮光するためにチャンバの周囲に設けられているラビリンスとを備える火災感知器が知られていた(例えば、特許文献1参照)。この火災感知器は、チャンバに流入した気体であって、火源で発生した煙を含む気体中の煙の濃度を検出することにより、火災を判定していた。
特開2011-248547号公報
ところで、一般的に、火源の種類又は位置等に応じて、煙を含む気体の移動速度が変動することがあるので、比較的遅い流速の気流が火災感知器に到達する場合があった。この場合、火災感知器に到達した気体の勢いが不足しているために、チャンバ内への気体の流入が例えばラビリンス等に阻害されてしまい、チャンバ内への気体の流入が遅れてしまい、火災を迅速に判定することが困難となる可能性があった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、火災を迅速に判定することが可能な感知器を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の感知器は、感知器であって、検出対象である煙又はガスを含む気体が流入する検出空間と、前記検出空間に流入した前記検出対象を検出する検出手段と、前記検出手段及び前記検出空間を収容する収容手段と、前記収容手段の内部に設けられているものであって、前記気体の前記検出空間への流入を促進するべく、前記収容手段の外部から前記収容手段の内部の前記検出空間に向かう気流を発生する気流発生手段と、を備え、前記気流発生手段は、前記気体の前記検出空間への流入を促進するために前記検出空間の内部の気体を冷却する冷却体、を含み、前記感知器には、当該冷却体により冷却される前記検出空間の内部の気体の温度を所定温度に制御する制御部、が設けられた。
請求項1に記載の感知器によれば、収容手段の外部から収容手段の内部の検出空間に向かう気流を発生することにより、例えば、検出空間への検出対象の流入を促進することができるので、火災を迅速に判定することが可能な感知器を提供することができる。
実施の形態1に係る感知器の斜視図である。 感知器の底面図である。 感知器の側面図である。 図2のA―A矢視断面図である。 図4において気流を例示した図である。 実施の形態2に係る感知器の断面図である。 図6において気流を例示した図である。
以下に、本発明に係る感知器の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
〔実施の形態の基本的概念〕
まずは、実施の形態の基本的概念について説明する。実施の形態は、概略的に、検出空間と、検出手段と、収容手段と、気流発生手段とを備える感知器に関するものである。
ここで、「感知器」とは、監視領域の異常を判定する機器であり、具体的には、設置対象物の設置面に取り付けられる機器であって、設置面と対向する取付面を有する機器であり、例えば、監視領域の検出対象を検出することにより、火災、ガス漏れ等の異常を判定する機器である。この「感知器」は、例えば、煙感知器、熱感知器、火災感知器、及びガス漏れ感知器等を含む概念である。また、「監視領域」とは、感知器による監視の対象となっている領域であり、具体的には、一定の広がりを持った空間であって、屋内あるいは屋外の空間であって、例えば、建物の廊下、階段、又は部屋等の空間を含む概念である。また、「設置面」とは、感知器が設置される設置対象物の面であって、例えば、天井における監視領域側の面(つまり、天井の下面)、壁における監視領域側の面(つまり、壁の室内側面)等が挙げられる。また、「取付面」とは、感知器に設けられている面であって、具体的には、設置面と対向した状態で当該設置面に取り付けられる面である。また、「検出対象」とは、感知器による検出の対象であり、具体的には、監視領域の異常に関連するものであり、例えば、煙、熱、炎、及び一酸化炭素等の有毒ガス等を含む概念である。
また、「検出空間」とは、検出対象が流入する空間であり、煙感知器又は火災感知器においては例えば、感知器の外部から遮光されている空間である。また、「検出手段」とは、検出空間に流入した検出対象を検出する手段であり、例えば、発光手段と受光手段とを備える手段である。「発光手段」とは、検出光を発光する手段であり、例えば、発光ダイオード等を含む概念である。「受光手段」とは、発光手段から発光された検出光に基づく光を受光する手段であり、例えば、フォトダイオード等を含む概念である。「発光手段から発光された検出光に基づく光」とは、発光手段から発光された検出光が検出空間に流入した検出対象により散乱されることで生じる光である散乱光、又は、発光手段から発光された検出光が検出空間内で反射されることで生じる反射光等を含む概念である。
また、「収容手段」とは、少なくとも、検出手段及び検出空間を収容するものであり、例えば、感知器の外形を構成するものである。
また、「気流発生手段」とは、収容手段の内部に設けられているものであって、検出対象の検出空間への流入を促進するべく、収容手段の外部から収容手段の内部の検出空間に向かう気流を発生するものであり、例えば、収容手段の外部から収容手段の内部の検出空間に向かう気流を発生するためのポンプ、及び、収容手段の外部から収容手段の内部の検出空間に向かう気流を発生するために収容手段の内部を冷却する冷却体を含む概念である。
以下に示す実施の形態1、2では、「感知器」が「火災感知器」であり、「監視領域」が「建物の部屋」であり、「検出対象」が「煙(具体的には、煙の粒子)」である場合について説明する。そして、実施の形態1では、「気流発生手段」が「冷却体」である場合について説明し、実施の形態2では、「気流発生手段」が「ポンプ」である場合について説明する。
(実施の形態1)
初めに、実施の形態1について説明する。この実施の形態においては、「気流発生手段」が「冷却体」である場合について説明する。
(構成)
まず、本実施の形態に係る感知器の構成について説明する。図1は、本実施の形態に係る感知器の斜視図であり、図2は、感知器の底面図であり、図3は、感知器の側面図であり、図4は、図2のA―A矢視断面図である。なお、説明の便宜上、図3及び図4については、図1のリブ33が省略されており、また、不図示の防災受信機からの電力の供給をうけるための電源線、及び、当該防災受信機に対して火災を報知するための信号である火災信号を送信するための通信線が省略されている(後述する図5、図6及び図7についても同様とする)。また、以下の説明では、各図に示すX―Y―Z方向が互いに直交する方向であり、具体的には、Z方向が鉛直方向であって、X方向及びY方向が鉛直方向に対して直交する水平方向であるものとして、例えば、Z方向を高さ方向、あるいは、取付面11と略直交する方向と称し、+Z方向を上側(平面、あるいは、筐体3における取付面11側)と称し、-Z方向を下側(底面、あるいは、筐体3における取付面11の反対側)と称して説明する。また、以下の「X―Y―Z方向」に関する用語については、図示の感知器100において、各構成品の相対的な位置関係(又は、方向)等を説明するための便宜的な表現であることとし、図4の検出空間4の中心位置を基準として、XY平面に沿って検出空間4から離れる方向を「外側又は端側」と称し、検出空間4に近づく方向を「内側又は中央側」と称して、以下説明する。
これら各図に示す感知器100は、監視領域の煙を検出することにより、火災を判定する機器であり、具体的には、図4に示すように、監視領域の天井面である設置面900に取り付けて用いられるものであり、例えば、取付ベース1、裏板2、筐体3、検出空間4、支持部5、防虫網6、回路部7、及び冷却体8を備える。
(構成-取付ベース)
取付ベース1は、設置面900に対して、裏板2及び筐体3を取り付けるための取付手段である。この取付ベース1の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、設置面900と対向する面である取付面11を備えているものであって、裏板2と設置面900との間において、裏板2及び設置面900に対して公知の固定手段(例えば、ねじあるいは嵌合構造等)によって固定されているものである。
(構成-裏板)
裏板2は、煙を含む気体(以下、単に「気体」)を誘導する誘導手段であり、例えば、筐体3との間に外部流出側流路F1を形成するものである。ここで、「外部流出側流路」F1とは、気体を誘導する誘導手段であり、具体的には、検出空間4の気体を感知器100の外部に流出させるための流路である。この裏板2の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、筐体3と同径の円盤形状を呈しているものであり、スペーサ21を挟んで筐体3に対して公知の固定手段(例えば、ねじあるいは接着剤等)によって固定されており、また、取付ベース1に対して公知の固定手段(例えば、ねじあるいは嵌合構造等)によって固定されているものである。
(構成-筐体)
筐体3は、検出空間4、支持部5、防虫網6、回路部7、及び冷却体8(以下、「検出空間4、支持部5、防虫網6、回路部7、及び冷却体8」を「収容対象」とも称する)を収容する収容手段である。筐体3の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、本体部31、遮光部32、及び図1のリブ33を備えているものである。
(構成-筐体-本体部)
図4の本体部31は、収容対象を収容するものであり、例えば、高さ方向(Z方向)における上側(+Z方向)に設けられている円筒状部分であって裏板2と同径の円筒状部分と、この円筒状部分から下側(-Z方向)に向かうにつれて小径となっているテーパ状部分とによって形成されているものである。また、本体部31は、筐体側流入開口311、筐体側流出開口312、及び傾斜面313を備えているものである。筐体側流入開口311は、気体を誘導する誘導手段であり、具体的には、感知器100の外部の気体を検出空間4に流入させるためのものであり、例えば、本体部31の下側(-Z方向)の面の、XY平面に平行な方向における中心に設けられているものである。筐体側流出開口312は、検出空間4の気体を誘導する誘導手段であり、検出空間4の気体を感知器100の外部に流出させるためのものであり、例えば、本体部31の上側(-Z方向)の面の、XY平面に平行な方向における中心に設けられているものである。傾斜面313は、気体を誘導する誘導手段であり、具体的には、感知器100の外部の気体を検出空間4に流入させるためのものであり、例えば、本体部31のテーパ状部分に設けられているものである。
(構成-筐体-遮光部)
遮光部32は、検出空間4の外側からの光を遮光する遮光手段であり、また、気体を誘導する誘導手段であり、誘導手段としては例えば、筐体3との間に流入側流路F2を形成するものである。ここで、「流入側流路」F2とは、気体を誘導する誘導手段であり、具体的には、感知器100の外部の気体を検出空間4に流入させるための流路である。この遮光部32は、例えば、本体部31における円筒状部分より小径であり、且つ、当該本体部31のテーパ状部分における下側(-Z方向)の端部よりも僅かに大径となっている円盤形状を呈しているものであって、図1のリブ33を介して本体部31に固定されているものであり、図4の対向面321を備えているものである。ここで、「対向面」321は、気体を誘導する誘導手段であり、具体的には、感知器100の外部の気体を検出空間4に流入させるためのものであって、例えば、XY平面に平行な方向において遮光部32の端側から中央側に向かうにつれて、上側(+Z方向)に向かって***しているものである。このように、対向面321を有する遮光部32が設けられているので、感知器100においては、従来の不図示のラビリンスを省略することができ、検出空間4への気体の流入特性を向上させることが可能となっている。
(構成-筐体-リブ)
図1のリブ33は、筐体3全体の強度を補強する補強手段であり、また、気体を誘導する誘導手段であり、誘導手段としては具体的には、感知器100の外部の気体を検出空間4に流入させるためのものである。リブ33は、筐体側流入開口311を基準に放射状に設けられている平板形状を呈しているものであり、複数設けられているものである。
(構成-検出空間)
図4の検出空間4は、気体が流入する空間である。検出空間4の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、取付面11に沿う方向(XY平面に平行な方向)において、筐体3の略中央側に設けられている空間であり、筐体3の一部、後述する素子支持部52、及び後述する回路基板71によって取り囲まれている空間である。なお、「取付面11に沿う方向(XY平面に平行な方向)において、筐体3の略中央側」とは、筐体3の内部の位置であり、具体的には、取付面11に沿う方向における筐体3の中心を基準に、取付面11に沿う方向における所定半径(例えば、取付面11に沿う方向における筐体3の幅の6分の1~8分の1等)以内の位置に対応する概念である。
(構成-支持部)
支持部5は、回路部7を支持する支持手段である。支持部5の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、基板支持部51、及び素子支持部52を備えているものである。
(構成-支持部-基板支持部)
基板支持部51は、筐体3に対して後述する回路基板71を支持する支持手段であり、また、気体を誘導する誘導手段であり、誘導手段としては具体的には、内部流出側流路F3を形成するものである。ここで、「内部流出側流路」F3とは、気体を誘導する誘導手段であり、具体的には、検出空間4の気体を感知器100の外部に流出させるための流路である。この基板支持部51は、例えば、後述する基板側流出開口711よりも大径である内径を有する円筒形状を呈しているものであり、本体部31の上側(+Z方向)の面と後述する回路基板71との間において、本体部31の上側(+Z方向)の面及び回路基板71に対して公知の固定手段(例えば、ねじあるいは接着剤等)によって固定されているものである。
(構成-支持部-素子支持部)
素子支持部52は、筐体3に対して後述する発光部72及び受光部73を支持する支持手段であり、また、検出空間4を区画する区画手段であり、また、気体を誘導する誘導手段である。この素子支持部52は、例えば、筐体側流入開口311及び後述する基板側流出開口711よりも大径である内径を有する円筒形状を呈しているものであり、発光部72及び受光部73が装着されているものであって、本体部31の下側(-Z方向)の面と後述する回路基板71との間において、本体部31の下側(-Z方向)の面及び回路基板71に対して公知の固定手段(例えば、ねじあるいは接着剤等)によって固定されているものである。
(構成-防虫網)
防虫網6は、検出空間4に虫が進入するのを防止する防虫手段であり、また、検出空間4に対して気体を流入させる流入手段である。防虫網6の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、流入側防虫網61、及び流出側防虫網62を備えているものである。
(構成-防虫網-流入側防虫網)
流入側防虫網61は、検出空間4の外部から内部に、流入側防虫網61自身の小孔を介して気体が流入するのを許容する一方で、検出空間4に虫が入ることを防止するものであり、例えば、全体としては筐体側流入開口311よりも大径のものであり、当該筐体側流入開口311を覆うように設けられているものである。
(構成-防虫網-流出側防虫網)
流出側防虫網62は、内部流出側流路F3を介して検出空間4の内部から外部に、流出側防虫網62自身の小孔を介して気体が流出するのを許容する一方で、内部流出側流路F3を介して検出空間4に虫が入ることを防止するものであり、例えば、全体としては筐体側流出開口312よりも大径のものであり、当該筐体側流出開口312を覆うように設けられているものである。
(構成-回路部)
回路部7は、検出対象である煙を検出することにより火災を判定するための電気回路を形成する回路手段である。回路部7の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、回路基板71、発光部72、及び受光部73を備えているものである。
(構成-回路部-回路基板)
回路基板71は、感知器100の各素子が実装される実装手段であり、例えば、全体としてXY平面に沿ってひろがっており、支持部5によって支持されて固定されているものである。また、回路基板71は、基板側流出開口711を備えているものである。基板側流出開口711は、気体を誘導する誘導手段であり、具体的には、検出空間4の気体を、内部流出側流路F3を介して感知器100の外部に流出させるためのものであり、例えば、基板支持部51の内径及び素子支持部52の内径よりも小径であり、XY平面に平行な方向における回路基板71の中心に設けられているものである。
(構成-回路部-発光部)
発光部72は、検出空間4に流入した煙を検出するための検出手段であり、具体的には、煙を検出するための光である検出光を検出空間4に向かって発光する発光手段である。発光部72の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、発光ダイオード等を備えるものである。
(構成-回路部-受光部)
受光部73は、検出空間4に流入した煙を検出するための検出手段であり、具体的には、検出空間4で発生した散乱光を受光する受光手段である。受光部73の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、フォトダイオード等を備えるものである。
(構成-冷却体)
冷却体8は、気流発生手段であり、具体的には、筐体3の外部から筐体3の内部の検出空間4に向かう気流を発生するために筐体3の内部を冷却するものであり、例えば、筐体3の外部から検出空間4に向かう気流を発生するために検出空間4を冷却するものである。この冷却体8の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、ペリチェ素子(あるいは、ペルチェ素子)を含む任意の冷却手段等を備えるものであり、また、冷却体側流出開口811を備えるものであり、また、検出空間4の内部において回路基板71に対して公知の固定手段(例えば、ねじあるいは接着剤等)によって固定されているものである。冷却体側流出開口811は、気体を誘導する誘導手段であり、具体的には、検出空間4の気体を、内部流出側流路F3を介して感知器100の外部に流出させるためのものであり、例えば、基板側流出開口711の径に対応する径であり、XY平面に平行な方向における冷却体8の中心に設けられているものである。
(気体の誘導)
次に、このように構成された、感知器100における気体の誘導について説明する。図5は、図4において気流を例示した図である。なお、この図5の矢印Af1は、煙を含む気体の流れる方向(つまり、気流の方向)についての、所定の実験又はシミュレーション等の結果に基づく、気流の方向を例示するものである(図7の矢印Af2も同様とする)。感知器100は、筐体3の外部のあらゆる方向からの気体を、高さ方向(Z方向)において、下側(-Z方向)から検出空間4に流入させた後に、上側(+Z方向)から流出させるように誘導することができるが、ここでは、例えば、図5の矢印Af1に沿って誘導する場合について説明する。また、感知器100の電源をオンした場合に、冷却体8にも電源が供給されて、冷却体8が検出空間4の冷却を開始するものとして、感知器100の電源をオンして冷却体8による冷却が開始した後の、気体の誘導について説明する。
監視領域で火災が発生した場合、当該火災に基づく熱気流によって、図5の感知器100の外部の気体(煙を含む気体)は、矢印Af1が示すように、設置面900に沿って(あるいは、設置面900と平行に)感知器100に向かって移動した後、流入側流路F2、筐体側流入開口311、及び流入側防虫網61の小孔を介して、検出空間4に誘導される。詳細には、気体は、筐体3の傾斜面313に沿って本体部31側から遮光部32側に誘導された後、遮光部32の対向面321及び図1のリブ33に沿って、図5の検出空間4側に誘導される。特に、この場合、冷却体8が検出空間4を冷却しているので、火災発生前から検出空間4の内部にある気体の温度(以下、内部気体)と、火災発生後に矢印Af1に沿って誘導される煙を含む気体(以下、誘導気体)の温度との差が増大することになり、例えば高温の気体が上昇し低温の気体が下降するという一般的な気体の性質に基づいて、誘導気体が内部気体に向かう方向の気流が発生し、誘導気体が内部気体を押しのけて下側(-Z方向)から上側(+Z方向)に向かって移動することになり、つまり、誘導気体の検出空間4への流入が促進されることになる。
この後、検出空間4に誘導された気体は、矢印Af1に示すように、冷却体側流出開口811、基板側流出開口711、内部流出側流路F3、流出側防虫網62の小孔、筐体側流出開口312、外部流出側流路F1を介して、感知器100の外部に誘導される。
(火災の判定)
次に、このように構成された、感知器100における火災の判定について説明する。感知器100の回路基板71の不図示の制御部(例えば、CPU等)は、公知の手法と同様にして、火災を判定する。すなわち、当該制御部は、発光部72及び受光部73を用いて煙の濃度を検出した上で、検出した煙の濃度に基づいて火災を判定する。
(実施の形態1の効果)
このように本実施の形態によれば、筐体3の外部から筐体3の内部の検出空間4に向かう気流を発生することにより、例えば、検出空間4への煙の流入を促進することができるので、火災を迅速に判定することが可能な感知器100を提供することができる。
また、気流を発生するために冷却する冷却体8を備えることにより、筐体3の外部から筐体3の内部の検出空間4に向かう気流を確実に発生させることができる。また、例えば、羽根を回転させて空気を送るファンであって、羽根の回転開始時に比較的大量の電力を消費するファンとは異なり、比較的少量の電力にて冷却体8による冷却を開始することが可能であるので、感知器100の消費電力を低減することができる。また、気流発生のために駆動系(例えば、ファンにおける羽根等)が不要となるので、静音性に優れた感知器100を提供することが可能となる。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2について説明する。この実施の形態においては、「気流発生手段」が「ポンプ」である場合について説明する。実施の形態2の構成は、特記する場合を除いて実施の形態1の構成と略同一であり、実施の形態1の構成と略同一の構成についてはこの実施の形態1で用いたのと同一の符号を必要に応じて付して、その説明を省略する。
(構成)
まず、本実施の形態に係る感知器の構成について説明する。図6は、本実施の形態に係る感知器の断面図である。なお、図6のポンプ9については、説明の便宜上、簡略的に矩形にて図示されている(図7も同様とする)。図6の感知器100Aは、実施の形態1の図4の感知器100において、冷却体8の代わりにポンプ9を設けたものである。
図6の感知器100Aは、例えば、取付ベース1、裏板2、筐体3、検出空間4、支持部5、防虫網6、回路部7、及びポンプ9を備える。
(構成-ポンプ)
ポンプ9は、気流発生手段であり、具体的には、筐体3の外部から筐体3の内部の検出空間4に向かう気流を発生するものである。このポンプ9の具体的な種類や構成は任意であるが、例えば、公知のマイクロポンプを含む任意のポンプを用いることもできるが、ここでは、例えば、少なくとも不図示のダイヤフラムと不図示の圧電素子と不図示のポンプ筐体とを備えるマイクロポンプを用いる場合について説明する。なお、ダイヤフラムは、圧電素子の振動によって当該圧電素子と共に振動する振動手段であり、また、圧電素子は、交流電圧が印加された場合に振動する振動手段であり、例えば、ダイヤフラムに固定されているものであり、また、ポンプ筐体は、これらの圧電素子及びダイヤフラムを収容する収容手段であり、例えば、一つの方向(ここでは、図6の下側(-Z方向)から上側(+Z方向)へ向かう方向)への気流を発生するための手段(例えば、逆止弁等)を備えているものである。
(動作)
次に、このように構成された感知器100Aの動作について説明する。具体的には、ポンプ9の動作について説明する。例えば、感知器100Aの電源をオンした場合に、ポンプ9の不図示の圧電素子に交流電圧が供給されて、当該圧電素子及び不図示のダイヤフラムが振動を開始するものとして、感知器100Aの動作について説明する。
例えば、感知器100Aの電源をオンした場合に、圧電素子及びダイヤフラムの振動が開始し、この振動により、検出空間4において、下側(-Z方向)から上側(+Z方向)に向かう気流が発生することになる。
この後、例えば、感知器100Aの電源をオフして、ポンプ9の圧電素子への交流電圧の供給が停止された場合、圧電素子及びダイヤフラムの振動が停止し、前述の気流の発生が終了することになる。
(気体の誘導)
次に、このように構成された、感知器100Aにおける気体の誘導について説明する。図7は、図6において気流を例示した図である。感知器100Aは、筐体3の外部のあらゆる方向からの気体を、高さ方向(Z方向)において、下側(-Z方向)から検出空間4に流入させた後に、上側(+Z方向)から流出させるように誘導することができるが、ここでは、例えば、図7の矢印Af2に沿って誘導する場合について説明する。また、感知器100Aの電源をオンすることにより、ポンプ9の圧電素子及びダイヤフラムが振動を開始した後の、気体の誘導について説明する。
監視領域で火災が発生した場合、当該火災に基づく熱気流によって、図7の感知器100Aの外部の気体(煙を含む気体)は、矢印Af2が示すように、設置面900に沿って(あるいは、設置面900と平行に)感知器100Aに向かって移動した後、実施の形態1の場合と同様に、流入側流路F2、筐体側流入開口311、及び流入側防虫網61の小孔を介して、検出空間4に誘導される。特に、この場合、ポンプ9の動作によって、検出空間4において下側(-Z方向)から上側(+Z方向)に向かう気流が発生しているので、誘導気体の検出空間4への流入が促進されることになる。
この後、検出空間4に誘導された気体は、矢印Af2に示すように、感知器100Aの外部に誘導される。
(実施の形態2の効果)
このように本実施の形態によれば、気流を発生するためのポンプ9を備えることにより、例えば、筐体3の外部から筐体3の内部の検出空間4に向かう気流を確実に発生させることができる。また、例えば、羽根を回転させて空気を送るファンであって、羽根の回転開始時に比較的大量の電力を消費するファンとは異なり、比較的少量の電力にてポンプ9を起動することが可能であるので、感知器100Aの消費電力を低減することができる。
〔実施の形態に対する変形例〕
以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
(解決しようとする課題や発明の効果について)
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、上述の内容に限定されるものではなく、発明の実施環境や構成の詳細に応じて異なる可能性があり、上述した課題の一部のみを解決したり、上述した効果の一部のみを奏したりすることがある。
(分散や統合について)
また、上述した構成は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散や統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、任意の単位で機能的または物理的に分散又は統合して構成できる。
(検出空間について)
また、実施の形態1では、図4の検出空間4が、取付面11に沿う方向(XY平面に平行な方向)において、筐体3の略中央側に設けられている場合について説明したが、これに限らない。例えば、検出空間4を、取付面11に沿う方向(XY平面に平行な方向)において、筐体3の端側に設けてもよい。ここで、「取付面11に沿う方向(XY平面に平行な方向)において、筐体3の端側」とは、筐体3の内部の位置であり、具体的には、前述の「取付面11に沿う方向(XY平面に平行な方向)において、筐体3の略中央側」以外の位置であって、取付面11に沿う方向における筐体3の中心を基準に、取付面11に沿う方向における所定半径(例えば、取付面11に沿う方向における筐体3の幅の6分の1~8分の1等)よりも離れた位置に対応する概念である。より詳細には、検出空間4を図4において図面左側のみに設けたり、図面右側のみに設けたり、あるいは、図面左側及び図面右側の両方に合計2個設けてもよい。この場合、検出空間4以外の要素についても、適宜位置を変更してもよい。そして、検出空間4を図4において、図面左側のみに設けた場合、あるいは、図面右側のみに設けた場合、検出空間4が、取付面11に沿う方向において、筐体3の端側に設けられていることにより、例えば、筐体3の内部における部品の実装スペースを一か所にまとめることができるので、比較的広い実装スペースを確保することができ、部品の実装性に優れた感知器100を提供することができる。
(裏板及び取付ベースについて)
また、実施の形態1の図4の裏板2を、設置面900に直接取り付けられるよう構成した上で、取付ベース1を省略してもよい。この場合、裏板2における上側(+Z方向)の面が「取付面」に相当する。また、実施の形態1の図4の取付ベース1を省略せずに、裏板2を省略した上で、取付ベース1を筐体3に対してスペーサ21を挟んで固定してもよい。
(筐体の内部構成について)
また、実施の形態1の図4の各支持部5の内径を任意に変更した上で、筐体側流入開口311、基板側流出開口711、又は筐体側流出開口312の位置又は大きさを任意に変更してもよい。具体的には、筐体側流入開口311、基板側流出開口711、及び筐体側流出開口312が、高さ方向(Z方向)において一直線に並ばないように配置してもよい。
(感知器の取り付けについて)
また、実施の形態1では、図4の感知器100を監視領域の天井である設置面900に取り付けて用いる場合について説明したが、これに限らない。例えば、感知器100を監視領域の壁に取り付けて用いてもよい。
(公知の構成の適用について)
また、実施の形態1の図4の感知器100について、公知の感知器の構成を含むように改造等行ってもよい。例えば、感知器100が不図示の防災受信機との間で無線通信を行うための改造、あるいは、感知器100に電池を設けて当該電池の電力を用いて感知器100が動作するための改造等を含む任意の改造を行ってもよい。
(冷却体について)
また、実施の形態1の図4の検出空間4に温度センサを設けて、回路基板71の不図示の制御部が、温度センサの検出結果を参照して、検出空間4の温度が所定の温度となるように冷却体8を制御してもよい。ここで、「所定の温度」とは、予め定められた温度であり、具体的には、検出空間4への空気の流入を促進するのに効果的な温度であり、例えば、実験又はシミュレーション等によって求めた温度を用いることができる。
(ポンプについて)
また、実施の形態2の図6のポンプ9の不図示の圧電素子を、感知器100Aの不図示のスピーカ用としても機能する、ポンプ9及びサウンダ(警報音出力手段)に兼用としてもよい。具体的には、感知器100Aが火災の発生を検出した場合に、圧電素子の振動に基づく警報音が出力されるように構成してもよい。例えば、感知器100Aを遮音性に優れた部材にて形成し、音出力開口を感知器100Aに設けた上で、感知器100Aが火災の発生を検出していない場合に、回路基板71の不図示の制御部が、音出力開口を閉じて常時発音しているサウンダの音を遮音し、感知器100Aが火災の発生を検出した場合に、回路基板71の不図示の制御部が、音出力開口を閉じて常時発音しているサウンダの音を外部に出力して警報を行ってもよい。
(冷却体及びポンプの位置及び個数)
実施の形態1の冷却体8及び実施の形態2のポンプ9については、検出空間4への気体の流入を促進できる限りにおいて、検出空間4の任意の位置に任意の個数設けてもよい。
(特徴について)
また、実施の形態1及び2の特徴及び変形例の特徴を任意に組合わせてもよい。具体的には、実施の形態1及び2の特徴を組み合わせて、冷却体8及びポンプ9の両方を備える感知器を構成してもよい。また、実施の形態1又は2の特徴、あるいは、変形例の特徴を従来の感知器(例えば、特許文献1参照)に適用してもよい。
(付記)
付記1の感知器は、検出対象が流入する検出空間と、前記検出空間に流入した前記検出対象を検出する検出手段と、前記検出手段及び前記検出空間を収容する収容手段と、前記収容手段の内部に設けられているものであって、前記検出対象の前記検出空間への流入を促進するべく、前記収容手段の外部から前記収容手段の内部の前記検出空間に向かう気流を発生する気流発生手段と、を備える
付記2の感知器は、付記1に記載の感知器において、前記気流発生手段は、前記気流を発生するためのポンプを備える。
付記3の感知器は、付記1又は2に記載の感知器において、前記気流発生手段は、前記気流を発生するために前記収容手段の内部を冷却する冷却体を備える。
(付記の効果)
付記1に記載の感知器によれば、収容手段の外部から収容手段の内部の検出空間に向かう気流を発生することにより、例えば、検出空間への検出対象の流入を促進することができるので、火災を迅速に判定することが可能な感知器を提供することができる。
付記2に記載の感知器によれば、気流を発生するためのポンプを備えることにより、例えば、収容手段の外部から収容手段の内部の検出空間に向かう気流を確実に発生させることができる。また、例えば、羽根を回転させて空気を送るファンであって、羽根の回転開始時に比較的大量の電力を消費するファンとは異なり、比較的少量の電力にてポンプを起動することが可能であるので、感知器の消費電力を低減することができる。
付記3に記載の感知器によれば、気流を発生するために冷却する冷却体を備えることにより、収容手段の外部から収容手段の内部の検出空間に向かう気流を確実に発生させることができる。また、例えば、羽根を回転させて空気を送るファンであって、羽根の回転開始時に比較的大量の電力を消費するファンとは異なり、比較的少量の電力にて冷却体による冷却を開始することが可能であるので、感知器の消費電力を低減することができる。また、気流発生のために駆動系(例えば、ファンにおける羽根等)が不要となるので、静音性に優れた感知器を提供することが可能となる。
1 取付ベース
2 裏板
3 筐体
4 検出空間
5 支持部
6 防虫網
7 回路部
8 冷却体
9 ポンプ
11 取付面
21 スペーサ
31 本体部
32 遮光部
33 リブ
51 基板支持部
52 素子支持部
61 流入側防虫網
62 流出側防虫網
71 回路基板
72 発光部
73 受光部
100 感知器
100A 感知器
311 筐体側流入開口
312 筐体側流出開口
313 傾斜面
321 対向面
711 基板側流出開口
811 冷却体側流出開口
900 設置面
Af1 矢印
Af2 矢印
F1 外部流出側流路
F2 流入側流路
F3 内部流出側流路

Claims (1)

  1. 感知器であって、
    検出対象である煙又はガスを含む気体が流入する検出空間と、
    前記検出空間に流入した前記検出対象を検出する検出手段と、
    前記検出手段及び前記検出空間を収容する収容手段と、
    前記収容手段の内部に設けられているものであって、前記気体の前記検出空間への流入を促進するべく、前記収容手段の外部から前記収容手段の内部の前記検出空間に向かう気流を発生する気流発生手段と、を備え
    前記気流発生手段は、前記気体の前記検出空間への流入を促進するために前記検出空間の内部の気体を冷却する冷却体、を含み、
    前記感知器には、当該冷却体により冷却される前記検出空間の内部の気体の温度を所定温度に制御する制御部、が設けられた、
    感知器。
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