JP7359481B1 - 情報処理装置、方法、プログラム、およびシステムの生産方法 - Google Patents
情報処理装置、方法、プログラム、およびシステムの生産方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7359481B1 JP7359481B1 JP2022198140A JP2022198140A JP7359481B1 JP 7359481 B1 JP7359481 B1 JP 7359481B1 JP 2022198140 A JP2022198140 A JP 2022198140A JP 2022198140 A JP2022198140 A JP 2022198140A JP 7359481 B1 JP7359481 B1 JP 7359481B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nft
- crypto
- vault
- distributed ledger
- asset
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
Description
特許文献1の技術は、NFTの保有によりユーザに副次的な経済的恩恵をもたらす可能性はあるが、NFTそのものの用途を拡張するものではない。
情報処理システムの構成について説明する。図1は、本実施形態の情報処理システムの構成を示すブロック図である。
クライアント装置10及び分散型台帳システム50は、ネットワークNW(例えば、インターネット又はイントラネット)を介して接続される。
・金庫室から他のウォレットへの暗号資産の譲渡
・他のウォレットから金庫室への暗号資産の譲受
・NFTへの暗号資産の関連付け
・NFTに対する暗号資産の関連付けの解除
・NFTに対する暗号資産の関連付け状態の把握
クライアント装置の構成について説明する。図2は、本実施形態のクライアント装置の構成を示すブロック図である。
・OS(Operating System)のプログラム
・情報処理を実行するアプリケーション(例えば、ウェブブラウザ)のプログラム
・情報処理において参照されるデータベース
・情報処理を実行することによって得られるデータ(つまり、情報処理の実行結果)
・CPU(Central Processing Unit)
・GPU(Graphic Processing Unit)
・ASIC(Application Specific Integrated Circuit)
・FPGA(Field Programmable Array)
入力デバイスは、例えば、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル、又は、それらの組合せである。
出力デバイスは、例えば、ディスプレイ21、スピーカ、又は、それらの組合せである。
分散型台帳システムの構成について説明する。図3は、本実施形態の分散型台帳システムの構成を示す図である。
具体的には、いずれかのノードコンピュータ55は、記録すべき暗号資産またはトークンのトランザクションに関するデータを取得する。ノードコンピュータ55は、取得したデータを含むブロックを作成し、ブロックチェーンに追加する。ノードコンピュータ55は、追加したブロックの情報を他のノードコンピュータ55へ送信する。他のノードコンピュータ55は、受信したブロックの正しさを検証し、検証に成功すると、ブロックチェーンに当該ブロックを追加する。ノードコンピュータ55は、例えば、連結されるブロックの数(承認数)に従ってブロックチェーンを確定する。これにより、分散型台帳システム50を構成する複数のノードコンピュータ55に亘って、同一の分散型台帳が保存されることになる。なお、保存されるデータは、適宜に暗号化される。
本実施形態の一態様について説明する。図4は、ウォレットに保有されている暗号資産による決済の説明図である。図5は、本実施形態の一態様の説明図である。
本実施形態の情報処理について説明する。
なお、以降の説明では、分散型台帳システム50が何らかの処理を実行する旨の説明をする場合があるが、かかる処理は実際には分散型台帳システム50を構成する少なくとも1つのノードコンピュータによって実行されることになる。
本実施形態の入金処理について説明する。図6は、本実施形態の入金処理のフローチャートである。
具体的には、クライアント装置10は、現在ログイン中のウォレットに保有されているNFTの情報を分散型台帳システム50に問い合わせる。なお、クライアント装置10は、ウォレットにログインしていない場合には、問い合わせに先立って、ユーザにウォレットへのログインを要求してもよい。クライアント装置10は、ウォレットに保有されているNFTの情報を分散型台帳システム50に問い合わせる。分散型台帳システム50は、要求に応じて、NFTの情報をクライアント装置10へ送信する。クライアント装置10は、NFTの情報をユーザに提示する。一例として、クライアント装置10は、NFTの情報に基づく画面をディスプレイ21に表示する。
・NFTに対応するデジタルコンテンツ(例えば、サムネイル画像のような縮小版を含み得る)
・コントラクトアドレス
・トークンID
・トークン規格
・金庫室において関連付けられている暗号資産の残高の有無
具体的には、クライアント装置10は、ステップS210において提示した情報に対して、ユーザからいずれかのNFTを選択するための指示を受け付ける。クライアント装置10は、金庫室において、選択されたNFTに関連付けられている暗号資産の情報を分散型台帳システム50に問い合わせる。
具体的には、分散型台帳システム50は、ステップS211においてクライアント装置10によって送信された問い合わせを受信する。分散型台帳システム50は、受信した問い合わせに応じて、金庫室において、ユーザによって選択されたNFTに関連付けられている暗号資産の情報をクライアント装置10へ送信する。
具体的には、クライアント装置10は、ステップS250において分散型台帳システム50によって送信された情報を受信する。クライアント装置10は、受信した情報を提示する。一例として、クライアント装置10は、暗号資産の情報に基づく画面をディスプレイ21に表示する。
具体的には、クライアント装置10は、ステップS212において提示した情報に対して、ユーザから、選択中のNFTに関連付けられるいずれかの銘柄の暗号資産について、入金を行うための指示を受け付ける。ここで、入金とは、ソースにある暗号資産を、ソースから金庫室に移転し、かつ当該金庫室において入金対象のNFTに新たに関連付けることを意味する。ソースとは、NFTに入金される暗号資産の出所を意味し、例えばウォレットまたは金庫室において暗号資産と関連付けられている他のNFTであり得る。なお、ソースが金庫室において暗号資産と関連付けられている他のNFTである場合には、NFTの移転は不要である(つまり、入金対象となる暗号資産が関連付けられるNFTの情報を書き換えるだけでよい)。
具体的には、分散型台帳システム50は、クライアント装置10からの入金要求に応じて取引を実行する。第1例として、分散型台帳システム50は、クライアント装置10がログイン中のウォレットから、入金対象として指定されたNFTへ、入金数量分の指定銘柄の暗号資産を移転(譲渡)する取引(換言すれば、ログイン中のウォレットから金庫室に暗号資産を移転し、かつ当該金庫室において、指定されたNFTに当該暗号資産を関連付ける取引)を実行する。第2例として、分散型台帳システム50は、ソースとして指定された他のNFTから、入金対象として指定されたNFTへ、入金数量分の指定銘柄の暗号資産を移転する取引(換言すれば、金庫室において、他のNFTに対する暗号資産の関連付けを解除するとともに、指定されたNFTに当該暗号資産を関連付ける取引)を実行する。
本実施形態の出金処理について説明する。図7は、本実施形態の出金処理のフローチャートである。図8は、本実施形態の出金処理において表示される画面例を示す図である。図9は、本実施形態の出金処理において表示される画面例を示す図である。
具体的には、クライアント装置10は、現在ログイン中のウォレットに保有されているNFTの情報を分散型台帳システム50に問い合わせる。なお、クライアント装置10は、ウォレットにログインしていない場合には、問い合わせに先立って、ユーザにウォレットへのログインを要求してもよい。クライアント装置10は、ウォレットに保有されているNFTの情報を分散型台帳システム50に問い合わせる。分散型台帳システム50は、NFTの情報をクライアント装置10へ送信する。クライアント装置10は、NFTの情報をユーザに提示する。一例として、クライアント装置10は、かかるNFTの情報に基づく画面をディスプレイ21に表示する。
図8の画面は、オブジェクトJ20~J23,J24a~J24dを含む。
オブジェクトJ21は、ウォレットに保有されている暗号資産の管理(例えば、残高確認、または入出金)を行うためのUI(User Interface)を表示する。一例として、オブジェクトJ21は、ウォレットに保有されている暗号資産の情報を表示し、当該暗号資産に対する管理を行うためのユーザ指示を受け付ける。暗号資産の情報は、暗号資産の銘柄を示す情報と、暗号資産の残高を示す情報とを含む。
具体的には、クライアント装置10は、ステップS310において提示した情報に対して、ユーザからいずれかのNFTを選択するための指示(例えば、オブジェクトJ24a~J24d(図8)のいずれかの選択)を受け付ける。クライアント装置10は、金庫室において、選択されたNFTに関連付けられている暗号資産の情報を分散型台帳システム50に問い合わせる。
具体的には、分散型台帳システム50は、ステップS311においてクライアント装置10によって送信された問い合わせを受信する。分散型台帳システム50は、受信した問い合わせに応じて、金庫室において、ユーザによって選択されたNFTに関連付けられている暗号資産の情報を問い合わせる。分散型台帳システム50は、暗号資産の情報をクライアント装置10へ送信する。
具体的には、クライアント装置10は、ステップS330において分散型台帳システム50によって送信された情報を受信する。クライアント装置10は、受信した情報を提示する。一例として、クライアント装置10は、暗号資産の情報に基づく画面をディスプレイ21に表示する。
図9の画面は、オブジェクトJ20~J23,J30,J31a~J31c,J32~J33を含む。
具体的には、クライアント装置10は、ステップS312において提示した情報に対して、ユーザから、選択中のNFTに関連付けられるいずれかの銘柄の暗号資産について、出金を行うための指示を受け付ける。ここで、出金とは、金庫室において出金対象のNFTに関連付けられている暗号資産を、宛先に移転することを意味する。宛先とは、出金対象のNFTに関連付けられる暗号資産の行き先を意味し、例えばウォレットまたは金庫室において暗号資産と関連付けられている他のNFTであり得る。
具体的には、分散型台帳システム50は、クライアント装置10からの出金要求に応じて取引を実行する。第1例として、分散型台帳システム50は、出金対象のNFTから、宛先として指定されたウォレットへ、出金数量分の指定銘柄の暗号資産を譲渡する取引を実行する。第2例として、分散型台帳システム50は、出金対象のNFTから、宛先として指定された他のNFTへ、出金数量分の指定銘柄の暗号資産を譲渡する取引を実行する。
以上説明したように、本実施形態のクライアント装置10は、ウォレットに保有されている少なくとも1つのNFT(Non-Fungible Token)を提示し、少なくとも1つのNFTのいずれかである対象NFTをユーザからの指示に応じて選択する。他方、分散型台帳システム50は、スマートコントラクトによって定義された金庫室において、NFTに関連付けて暗号資産を管理し、対象NFTを保有するウォレットのユーザからの要求に応じて、対象NFTに関連付けられている暗号資産の情報を出力する。クライアント装置10は、金庫室において対象NFTに関連付けられている暗号資産の情報を提示する。これにより、ウォレットのユーザは、当該ウォレットに保有されているNFTに対し、金庫室において関連付けられている暗号資産の情報を確認し、資産管理を行うことができる。
本実施形態の変形例について説明する。
変形例1について説明する。変形例1は、例えば実店舗における決済時に、金庫室においてNFTに関連付けられている暗号資産を使用可能とする例である。
情報処理システムの構成について説明する。図10は、変形例1の情報処理システムの構成を示すブロック図である。
クライアント装置10及びサーバ30は、ネットワークNWを介して接続される。
クライアント装置10及び分散型台帳システム50は、ネットワークNWを介して接続される。
サーバ30及び分散型台帳システム50は、ネットワークNWを介して接続される。
決済端末70及びサーバ30は、ネットワークNWを介して接続される。
決済端末70及び分散型台帳システム50は、ネットワークNWを介して接続される。
・通信インタフェースによる無線通信(例えばNFC(Near-field communication))
・カメラによるコード情報(例えば、QRコード(登録商標)などの二次元コード)の読み取り
・ディスプレイへのコード情報の表示
決済端末70は、クライアント装置10と同様のハードウェアを備えることができる。
・通信インタフェース14による無線通信(例えばNFC(Near-field communication))
・カメラ(入力デバイスの一例)によるコード情報の読み取り
・ディスプレイ21へのコード情報の表示
サーバの構成について説明する。図11は、本実施形態のサーバの構成を示すブロック図である。
・OSのプログラム
・情報処理を実行するアプリケーションのプログラム
・情報処理において参照されるデータベース
・情報処理の実行結果
・CPU
・GPU
・ASIC
・FPGA
入力デバイスは、例えば、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル、又は、それらの組合せである。
出力デバイスは、例えば、ディスプレイである。
変形例1の情報処理について説明する。図12は、変形例1の決済処理のフローチャートである。
変形例1の決済処理は、特定アプリのUI上でいずれかのNFTを選択したことに応じて開始する。
具体的には、クライアント装置10は、金庫室において、選択されたNFTに関連付けられている暗号資産の情報をサーバ30に問い合わせる。
具体的には、サーバ30は、ステップS410においてクライアント装置10によって送信された問い合わせを受信する。サーバ30は、受信した問い合わせに応じて、必要に応じて分散型台帳システム50に、金庫室において、ユーザによって選択されたNFTに関連付けられている暗号資産の情報を問い合わせ、サーバ30が関知していない入出金の情報(例えば、本実施形態の入金処理または出金処理の結果)を反映するようにデータベースを更新する。分散型台帳システム50は、暗号資産の情報をサーバ30へ送信する。サーバ30は、暗号資産の情報をクライアント装置10へ送信する。
具体的には、クライアント装置10は、ステップS430においてサーバ30によって送信された情報を受信する。クライアント装置10は、受信した情報を提示する。一例として、クライアント装置10は、暗号資産の情報に基づく画面をディスプレイ21に表示する。
具体的には、クライアント装置10は、ステップS411において提示した情報に対して、ユーザから、選択中のNFTに関連付けられるいずれかの銘柄の暗号資産により、決済を行うための指示を受け付ける。クライアント装置10は、ユーザ指示の受け付けに応じて、決済情報を外部装置(例えば決済端末70)に出力する。第1例として、決済を行うための指示の後に、ユーザがクライアント装置10を決済端末70に近づけると、例えばNFCによりクライアント装置10から決済端末70へ決済情報が伝送される。第2例として、決済を行うための指示の後に、クライアント装置10はディスプレイ21に決済情報を表すコード情報を表示し、ユーザがディスプレイ21を決済端末70の読み取り手段に近づける。
具体的には、決済端末70は、ステップS412においてクライアント装置10から出力された決済情報を取得する。一例として、決済端末70は、受信信号または読み取り画像の復号処理を行う。
具体的には、決済端末70は、ステップS470において取得した決済情報に基づいて決済要求を生成する。決済要求は、ユーザが選択したNFTを特定可能な情報と、決済に用いられる暗号資産の銘柄および出金数量を特定可能な情報と、ユーザが当該NFTに関連付けられた暗号資産を処分する権限があることを示す情報と、決済に係る暗号資産の譲受するためのNFTを特定可能な情報とを含み得る。決済端末70は、決済要求をサーバ30へ送信する。
具体的には、サーバ30は、ステップS471において決済端末70によって送信された決済要求を受信する。サーバ30は、決済要求の受信に応じて、分散型台帳システム50に取引の実行を要求する。サーバ30は、前述のオーナーアドレスを用いることで、ユーザの指定したNFTに金庫室において関連付けられている暗号資産にユーザに代わってアクセスする。例えば、サーバ30は、金庫室においてユーザが選択したNFTに関連付けられている暗号資産を、上記所定のウォレットに移転する取引の実行を分散型台帳システム50に要求する。分散型台帳システム50は、要求に応じて取引を実行する。
記憶装置11は、ネットワークNWを介して、クライアント装置10と接続されてもよい。ディスプレイ21は、クライアント装置10に内蔵されてもよい。記憶装置31は、ネットワークNWを介して、サーバ30と接続されてもよい。
10 :クライアント装置
11 :記憶装置
12 :プロセッサ
13 :入出力インタフェース
14 :通信インタフェース
21 :ディスプレイ
30 :サーバ
31 :記憶装置
32 :プロセッサ
33 :入出力インタフェース
34 :通信インタフェース
50 :分散型台帳システム
70 :決済端末
Claims (15)
- コンピュータを、
前記コンピュータがログインしているウォレットに保有されている少なくとも1つのNFT(Non-Fungible Token)を提示する手段、
前記少なくとも1つのNFTのいずれかである対象NFTをユーザからの指示に応じて選択する手段、
前記コンピュータとは異なる分散型台帳システムによって実行されるスマートコントラクトによって定義された金庫室において前記対象NFTに関連付けられている暗号資産の情報を、当該対象NFTの選択に応じて、前記分散型台帳システムに問い合わせる手段、
前記問い合わせにより取得した前記対象NFTに関連付けられている暗号資産の情報を提示する手段、
として機能させ、
前記金庫室は、暗号資産をNFTに関連付けて保有し、
前記分散型台帳システムは、金庫室に保有されている暗号資産へのアクセスを当該暗号資産に関連付けられたNFTを保有するウォレットのユーザ以外のユーザに対して制限し、
前記金庫室に対する暗号資産の出し入れは、前記分散型台帳システムによって実行される、
プログラム。 - 前記コンピュータを、前記ウォレットに保有されている暗号資産を前記金庫室に移転するとともに、指定されたNFTへ当該暗号資産を関連付けることを前記分散型台帳システムに要求する手段、として機能させる、
請求項1に記載のプログラム。 - 前記要求する手段は、さらに、前記指定されたNFTに関連付けられた暗号資産をロック期間に亘ってロック状態とすることを前記分散型台帳システムに要求する、
請求項2に記載のプログラム。 - 前記コンピュータを、前記対象NFTに関連付けられている暗号資産の、指定されたウォレットへの移転を前記分散型台帳システムに要求する手段、として機能させる、
請求項1に記載のプログラム。 - 前記コンピュータを、前記金庫室における前記対象NFTに対する暗号資産の関連付けを解除するとともに、当該金庫室において指定されたNFTへの当該暗号資産を関連付けることを前記分散型台帳システムに要求する手段、として機能させる、
請求項1に記載のプログラム。 - 前記暗号資産の情報を提示する手段は、前記対象NFTに関連付けられている暗号資産のそれぞれの銘柄および残高に関する情報を提示する、
請求項1に記載のプログラム。 - 前記暗号資産の情報を提示する手段は、前記対象NFTに対応するデジタルコンテンツを、前記対象NFTに関連付けられている暗号資産の情報とともに提示する、
請求項1に記載のプログラム。 - 前記コンピュータを、決済手段を選択可能に構成されたアプリケーションのUI(User Interface)上で、前記ユーザからの指示に応じて前記対象NFTが選択された場合に、当該対象NFTに関連付けられている暗号資産による決済の実行に必要な情報を外部装置に出力し、または外部装置から取得することで、決済を開始する手段、として機能させる、
請求項1に記載のプログラム。 - 分散型台帳システムを構成するコンピュータを、
前記分散型台帳システムによって実行されるスマートコントラクトによって定義された金庫室に対する暗号資産の出し入れを実行する手段、
前記金庫室に保有されている暗号資産をNFT(Non-Fungible Token)に関連付ける手段、
前記NFTのいずれかである対象NFTを保有するウォレットにログインしている、前記分散型台帳システムとは異なるコンピュータからの要求に応じて、前記対象NFTに関連付けられている暗号資産の情報を出力する手段
として機能させ、
前記暗号資産の出し入れを実行する手段は、前記金庫室に保有されている暗号資産へのアクセスを当該暗号資産に関連付けられたNFTを保有するウォレットのユーザ以外のユーザに対して制限する、
プログラム。 - 前記コンピュータを、前記ウォレットのユーザからの要求に応じて、前記ウォレットに保有されている暗号資産を、前記金庫室に移転し、かつ当該金庫室において当該ユーザによって指定されたNFTへ当該暗号資産を関連付ける手段、
として機能させる請求項9に記載のプログラム。 - 前記関連付ける手段は、前記ウォレットのユーザからの要求に応じて、さらに、前記指定されたNFTに関連付けられた暗号資産をロック期間に亘ってロック状態とする、
として機能させる請求項10に記載のプログラム。 - 前記コンピュータを、前記ウォレットのユーザからの要求に応じて、前記対象NFTに関連付けられている暗号資産を、当該ユーザによって指定されたウォレットへ移転する手段、
として機能させる請求項9に記載のプログラム。 - 前記コンピュータを、前記ウォレットのユーザからの要求に応じて、前記金庫室における前記対象NFTに対する暗号資産の関連付けを解除し、当該ユーザによって指定されたNFTに当該暗号資産を関連付ける手段、
としてさらに機能させる請求項9に記載のプログラム。 - 分散型台帳システムを構成する情報処理装置であって、
前記分散型台帳システムによって実行されるスマートコントラクトによって定義された金庫室に対する暗号資産の出し入れを実行する手段、
前記金庫室に保有されている暗号資産をNFT(Non-Fungible Token)に関連付ける手段と、
前記NFTのいずれかである対象NFTを保有するウォレットにログインしている、前記分散型台帳システムとは異なるコンピュータからの要求に応じて、前記対象NFTに関連付けられている暗号資産の情報を出力する手段と
を具備し、
前記暗号資産の出し入れを実行する手段は、前記金庫室に保有されている暗号資産へのアクセスを当該暗号資産に関連付けられたNFTを保有するウォレットのユーザ以外のユーザに対して制限する、
情報処理装置。 - 分散型台帳システムを構成するコンピュータが、
前記分散型台帳システムによって実行されるスマートコントラクトによって定義された金庫室に対する暗号資産の出し入れを実行するステップと、
前記金庫室に保有されている暗号資産をNFT(Non-Fungible Token)に関連付けるステップと、
前記NFTのいずれかである対象NFTを保有するウォレットにログインしている、前記分散型台帳システムとは異なるコンピュータからの要求に応じて、前記対象NFTに関連付けられている暗号資産の情報を出力するステップと
を実行し、
前記暗号資産の出し入れを実行するステップでは、前記金庫室に保有されている暗号資産へのアクセスを当該暗号資産に関連付けられたNFTを保有するウォレットのユーザ以外のユーザに対して制限する、
方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022198140A JP7359481B1 (ja) | 2022-12-12 | 2022-12-12 | 情報処理装置、方法、プログラム、およびシステムの生産方法 |
JP2023156363A JP2024084122A (ja) | 2022-12-12 | 2023-09-21 | 情報処理装置、方法、プログラム、およびシステムの生産方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022198140A JP7359481B1 (ja) | 2022-12-12 | 2022-12-12 | 情報処理装置、方法、プログラム、およびシステムの生産方法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023156363A Division JP2024084122A (ja) | 2022-12-12 | 2023-09-21 | 情報処理装置、方法、プログラム、およびシステムの生産方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP7359481B1 true JP7359481B1 (ja) | 2023-10-11 |
JP2024083998A JP2024083998A (ja) | 2024-06-24 |
Family
ID=88242146
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022198140A Active JP7359481B1 (ja) | 2022-12-12 | 2022-12-12 | 情報処理装置、方法、プログラム、およびシステムの生産方法 |
JP2023156363A Pending JP2024084122A (ja) | 2022-12-12 | 2023-09-21 | 情報処理装置、方法、プログラム、およびシステムの生産方法 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023156363A Pending JP2024084122A (ja) | 2022-12-12 | 2023-09-21 | 情報処理装置、方法、プログラム、およびシステムの生産方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JP7359481B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7490916B1 (ja) | 2024-02-02 | 2024-05-28 | 株式会社Synquery | 情報処理装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022536447A (ja) | 2019-04-29 | 2022-08-17 | セキュレンシー、インコーポレイテッド | 分散台帳プラットフォームでデジタル流動性トークンを管理するためのシステム、方法、及び記憶媒体 |
JP2022549951A (ja) | 2019-09-26 | 2022-11-29 | ヤクブ シリフカ,ルカシュ | スマートコントラクトアーキテクチャを有する分散台帳貸し付けシステム並びにその方法 |
JP2022550924A (ja) | 2018-11-02 | 2022-12-06 | ヴェローナ ホールディングス エスイーズィーシー | トークン化プラットフォーム |
-
2022
- 2022-12-12 JP JP2022198140A patent/JP7359481B1/ja active Active
-
2023
- 2023-09-21 JP JP2023156363A patent/JP2024084122A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022550924A (ja) | 2018-11-02 | 2022-12-06 | ヴェローナ ホールディングス エスイーズィーシー | トークン化プラットフォーム |
JP2022536447A (ja) | 2019-04-29 | 2022-08-17 | セキュレンシー、インコーポレイテッド | 分散台帳プラットフォームでデジタル流動性トークンを管理するためのシステム、方法、及び記憶媒体 |
JP2022549951A (ja) | 2019-09-26 | 2022-11-29 | ヤクブ シリフカ,ルカシュ | スマートコントラクトアーキテクチャを有する分散台帳貸し付けシステム並びにその方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7490916B1 (ja) | 2024-02-02 | 2024-05-28 | 株式会社Synquery | 情報処理装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2024084122A (ja) | 2024-06-24 |
JP2024083998A (ja) | 2024-06-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7385706B2 (ja) | ブロックチェーンに登録されたデジタルアセットを分配する方法及び自律計算エージェント | |
US20230153808A1 (en) | Expedited virtual currency transaction system | |
EP3438903B1 (en) | Hierarchical network system, and node and program used in same | |
JP6199518B1 (ja) | プライベートノード、プライベートノードにおける処理方法、及びそのためのプログラム | |
US20220230175A1 (en) | Method to be executed by computer system, and computer system | |
JP6364132B2 (ja) | ブロックチェーン取引記録のシステムおよび方法 | |
EP3439231A1 (en) | Private node, processing method for private node, and program for same | |
EP3200138A1 (en) | Digital asset conversion | |
CA3019849A1 (en) | Digital asset account management | |
KR20190028517A (ko) | 트랜잭션 장치에 의한 디지털 자산 분산 | |
JP2001290945A (ja) | 現金自動預払機を用いた金融取引方法、金融取引メニューの表示方法、現金自動預払機の利用システム、現金自動預払機、および中継センター | |
CN105531730A (zh) | 用于启用工具证书的***、方法和计算机程序产品 | |
JP7359481B1 (ja) | 情報処理装置、方法、プログラム、およびシステムの生産方法 | |
WO2020157711A2 (en) | Digital asset management systems and methods | |
WO2018192931A1 (en) | Delivery versus payment mechanism | |
JP6409115B1 (ja) | 自動仕訳サーバおよび自動仕訳プログラム | |
TWI646487B (zh) | 具權限分級和避免重複執行的智能合約執行系統及其方法 | |
JP2019079502A (ja) | アイテム取引システム及びアイテム取引プログラム | |
US20210004791A1 (en) | Guaranteeing server and method for transaction on blockchain | |
JP5484823B2 (ja) | カードレス決済のための情報処理装置、カードレス決済システム、カードレス決済方法、キャッシュレス決済方法およびプログラム | |
EP4115304A1 (en) | Method and system for providing a service node within a blockchain | |
JP2007047999A (ja) | 証券決済残高管理システム及び証券決済残高管理プログラム | |
JP7241581B2 (ja) | システム及びプログラム | |
KR20230059109A (ko) | 클라우드 환경 기반의 디지털 금고 제공 방법 및 시스템 | |
JP7506812B1 (ja) | 情報処理装置及び情報処理方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20221212 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20221212 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230316 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230605 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230822 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230921 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7359481 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |