JP7353462B2 - 通信制御装置および通信制御方法 - Google Patents

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Description

本開示は、車両間の情報共有の制御に関する。
自動運転技術が発展すると、搭乗者自身の運転負荷が低減するため、搭乗者は以前よりも車両内で娯楽を自由に楽しむことが可能となる。その結果、周辺車両間で情報を共有したいというニーズが生じる。情報共有の一例として、車両間で会話を行ったり、共通の音楽を再生したり、共通の映像を再生したりすることがある。本明細書において、周辺車両は、同じ道路を同一方向に走行している車両を指し、例えば150m以内など、互いの位置が所定の距離内にある車両を指す。
特許文献1には、車両ごとに構成された複数の車内LANシステムを無線LANユニットによってリンクすることにより、音声データまたは画像データなどを他車両から得て利用することが可能な技術を開示している。
特開2001-136190号公報
しかし、周辺車両との情報共有が無差別に行われると、搭乗者にとって素性の不明な相手と情報を共有することになるため、好ましくない。
本開示は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、車両間で情報を共有するにあたり、互いの車両の搭乗者が共有を希望する情報に限って情報共有を可能とする技術の提供を目的とする。
本開示の通信制御装置は、自動運転走行する複数の車両の夫々に搭載され、複数の車両の夫々に搭載された情報共有装置間の通信による情報共有を制御する通信制御装置である。通信制御装置は、自身を搭載する車両である対象車両の搭乗者が共有を希望する情報である共有情報の内容を表す第1プロファイル情報を含むフレンド申請を作成する申請部と、フレンド申請およびフレンド申請に対する応答情報を、対象車両の周辺を走行する車両である周辺車両の通信制御装置との間で通信する通信部と、通信部が他の通信制御装置から受信したフレンド申請を承認または不承認し、フレンド申請を承認する旨または承認しない旨の応答情報を作成する承認部と、承認部が承認したフレンド申請の送信元の車両と、承認する旨の応答情報の送信元の車両とをフレンド車両とし、対象車両の情報共有装置にフレンド車両の情報共有装置との間で共有情報の送受信を許可する許可部と、を備える。共有情報は、一つの情報共有装置から他の情報共有装置に送信されると、共有情報を受信した情報共有装置を搭載する車両の車室内に出力される。
本開示の技術によれば、車両間で送受信されるフレンド申請に第1プロファイル情報が含まれる。従って、フレンド申請の送信側は共有したい情報を限定してフレンド申請を行うことができ、フレンド申請の受信側は共有情報を確認した上でフレンド申請の承認を行うことができる。これにより、互いの車両の搭乗者が共有を希望する情報に限って情報共有が可能となる。本開示の目的、特徴、態様、および利点は、以下の詳細な説明と添付図面とによって、より明白となる。
実施の形態1の通信制御装置の構成図である。 実施の形態1の通信制御装置によるフレンド申請の送信に関するフローチャートである。 第1プロファイル情報の例を示す図である。 実施の形態1の通信制御装置によるフレンド申請の受信に関するフローチャートである。 実施の形態2の通信制御装置の構成図である。 実施の形態2の通信制御装置によるフレンド申請の送信に関するフローチャートである。 実施の形態2の通信制御装置によるフレンド申請の受信に関するフローチャートである。 フレンド申請の表示例を示す図である。 実施の形態2の変形例1の通信制御装置の構成図である。 実施の形態2の変形例1の通信制御装置の動作を示すフローチャートである。 連結走行の概念図である。 連結走行の概念図である。 第2プロファイル情報の例を示す図である。 第2プロファイル情報を含むフレンド申請の表示例を示す図である。 商用属性の第1プロファイル情報の例を示す図である。 商用属性の第1プロファイル情報を含むフレンド申請の表示例を示す図である。 複数の商用属性の第1プロファイル情報を含むフレンド申請の表示例を示す図である。 実施の形態3の通信制御装置の構成図である。 実施の形態3の通信制御装置のフレンド申請の送信に関するフローチャートである。 通信制御装置のハードウェア構成を示す図である。 通信制御装置のハードウェア構成を示す図である。
<A.実施の形態1>
<A-1.構成>
図1は、実施の形態1の通信制御装置101の構成を示す図である。図1において、通信制御装置101は車両Aに搭載されている。車両Aには、通信制御装置101の他に、情報共有装置21、通信装置22、および自動運転制御装置23が搭載されている。通信制御装置101は、情報共有装置21、通信装置22、および自動運転制御装置23と接続され、これらを利用可能に構成されている。図1は、車両Aと車両Bの間で情報共有を行うことを想定している。すなわち、車両Bは車両Aの周辺車両である。車両Bにも車両Aと同様に、通信制御装置101、情報共有装置21、通信装置22、および自動運転制御装置23が備えられている。車両A,Bにおけるこれらの構成は同様であるため、以下では特に言及しない限り、車両Aに搭載されている装置についての説明を行う。
自動運転制御装置23は車両Aの自動運転制御を行う。すなわち、車両Aは自動運転制御装置により自動運転が可能である。通信制御装置101は、自動運転が可能な車両間での情報共有の制御を対象とする。車両に要求される自動運転レベルは、情報共有装置21が車両A,B間で共有する情報に応じて異なる。例えば、共有する情報が音声会話または音楽である場合、搭乗者は情報の共有に聴覚のみを用いるため、車両に要求される自動運転レベルはレベル1である。また、共有する情報が映画またはゲーム等のように映像を含む場合、搭乗者は情報の共有に視覚を用いるため、車両に要求される自動運転レベルはレベル1である。なお、本明細書における自動運転レベルは、SAE(Society of Automotive Engineers) Internationalの定義に基づく。
通信制御装置101は、情報共有装置21に対して周辺車両、すなわち図1の例では車両Bの情報共有装置21との情報共有を許可するか否かを判断する。通信制御装置101が許可した場合にのみ、情報共有装置21は周辺車両の情報共有装置21と通信を行い、情報共有を行うことが可能となる。
情報共有装置21が行う情報共有とは、単に情報の送受信を行うだけではなく、他の情報共有装置21から受信した情報をリアルタイムで搭乗者に出力することを含む。搭乗者への情報の出力方法は、表示と音声のいずれでも良く、両方であっても良い。従って、情報共有装置21は、搭乗者への情報の出力方法に応じて、車両Aに搭載された出力装置としての表示装置またはスピーカを備えている。ここで、表示装置には、例えばLCD(liquid crystal display)、有機EL(electro-luminescence)ディスプレイ、またはHUD(head-up display)などが用いられる。
通信装置22は、他の車両に搭載された通信装置22との間で車々間通信を行う。上記では、情報共有装置21が周辺車両の情報共有装置21と通信を行うと述べたが、この通信は、夫々の車両に搭載された通信装置22を介して行われる。また、後に車両間で通信制御装置101が通信を行うことについて説明するが、この通信も夫々の車両に搭載された通信装置22を介して行われる。
通信制御装置101は、申請部11、通信部12、承認部13、および許可部14を備えている。以下の説明において、通信制御装置101が搭載されている車両のことを対象車両と呼び、対象車両の周辺を走行する車両を周辺車両と称する。図1の例では、車両Aの通信制御装置101について説明する場合、車両Aが対象車両となり、車両Bが周辺車両となる。反対に、車両Bの通信制御装置101について説明する場合、車両Bが対象車両となり、車両Aが周辺車両となる。
申請部11は、対象車両が自動運転走行を行っている間に、フレンド申請を作成する。フレンド申請とは、周辺車両に対し情報共有装置21間の情報共有を呼びかける情報である。フレンド申請には、対象車両の搭乗者が共有を希望する情報(以下、「共有情報」と称する)の内容を規定した第1プロファイル情報が含まれる。
通信部12は、通信装置22により周辺車両の通信制御装置101との間で通信を行う。具体的には、通信部12は、申請部11が作成したフレンド申請を周辺車両の通信制御装置101に送信し、送信したフレンド申請に対する応答情報を周辺車両の通信制御装置101から受信する。応答情報には、周辺車両がフレンド申請を承認する旨、または承認しない旨の情報が含まれる。また、通信部12は、周辺車両の通信制御装置101で作成されたフレンド申請を受信し、受信したフレンド申請に対する応答情報を周辺車両の通信制御装置101へ送信する。
承認部13は、通信部12が受信したフレンド申請の承認可否を判断し、フレンド申請を承認する旨、または承認しない旨の応答情報を作成する。
許可部14は、承認部13が承認したフレンド申請の送信元の周辺車両と、フレンド申請を承認する旨の応答情報の送信元の周辺車両とを、フレンド車両として登録する。そして、許可部14は対象車両の情報共有装置21に、フレンド車両の情報共有装置21との情報共有を許可する。
<A-2.動作>
図2は、フレンド申請の送信側の通信制御装置101の動作を示すフローチャートである。以下、図1の構成において車両Aから車両Bにフレンド申請が送信される場合を想定し、車両Aの通信制御装置101の動作を図2のフローチャートに沿って説明する。図2のフローにおいて、車両Aと車両Bはいずれも自動運転走行中であることを前提とする。
まず、申請部11は、第1プロファイル情報を含むフレンド申請を作成する(ステップS101)。
次に、通信部12が、ステップS101で申請部11が作成したフレンド申請を車両Bに送信する(ステップS102)。車両Bの通信制御装置101は、ステップS102で送信されたフレンド申請を取得し、後述する図3のフローに沿ってフレンド申請に対する応答情報を車両Aに送信する。その結果、車両Aの通信部12は、車両Bの通信制御装置101から応答情報を受信する(ステップS103)。そして、許可部14は、ステップS103で通信部が受信した応答情報に基づき、フレンド申請が承認されたか否かを判断する(ステップS104)。
ステップS104において、許可部14はフレンド申請が承認されたと判断すると、応答情報の送信元である車両Bをフレンド車両として登録し、車両Bとの情報共有を車両Aの情報共有装置21に許可する(ステップS105)。これにより、車両Aの情報共有装置21は車両Bの情報共有装置21と情報共有を行うことが可能となる。
一方、ステップS104において、許可部14はフレンド申請が承認されなかったと判断すると、通信制御装置101の処理は終了する。この場合、車両Bは車両Aのフレンド車両とならず、車両Aの情報共有装置21は車両Bの情報共有装置21と情報共有を行うことができない。
図3は、フレンド申請の受信側の通信制御装置101の動作を示すフローチャートである。以下、図1の構成において車両Aから車両Bにフレンド申請が送信される場合を想定し、車両Bの通信制御装置101の動作を図4のフローチャートに沿って説明する。
まず、通信部12は、車両Aの通信制御装置101からフレンド申請を受信したか否かを判断する(ステップS201)。通信部12はフレンド申請を受信するまでステップS201を繰り返す。通信部12がフレンド申請を受信すると(ステップS201でYes)、承認部13は、フレンド申請に含まれる第1プロファイル情報に基づきフレンド申請を承認するか否かを判断する(ステップS202)。
ステップS202において承認部13がフレンド申請を承認する場合、通信部12はフレンド申請を承認する旨の応答情報を車両Aへ送信する(ステップS203)。また、許可部14は、フレンド申請の送信元である車両Aをフレンド車両として登録し、車両Aとの情報共有を車両Bの情報共有装置21に許可する(ステップS204)。これにより、車両Bの情報共有装置21は車両Aの情報共有装置21と情報共有を行うことが可能となる。そして、通信制御装置101の処理はステップS201に戻る。
ステップS202において承認部13がフレンド申請を承認しない場合、通信部12はフレンド申請を承認しない旨の応答情報を車両Aへ送信する(ステップS205)。この場合、車両Aは車両Bのフレンド車両とならず、車両Bの情報共有装置21は車両Aの情報共有装置21と情報共有を行うことができない。そして、通信制御装置101の処理はステップS201に戻る。
フレンド申請を受信した通信制御装置101は、フレンド申請に含まれる第1プロファイル情報に基づき、フレンド申請を承認するか否かを判断する。図4は、第1プロファイル情報の例を示している。図4の例は、情報共有装置21がチャットまたは音声会話を実現する機器であり、共有情報がチャット情報または会話の音声である場合を想定しており、第1プロファイル情報は会話の内容を表している。例えば、IDがPrf1(1)の第1プロファイル情報は、会話の内容が「音楽」であることを表している。すなわち、この第1プロファイル情報を含むフレンド申請は、「音楽」について会話しようと提案するフレンド申請である。従って、フレンド申請の送信側の通信制御装置101は、対象車両の搭乗者が共有を希望する情報の内容に合致する第1プロファイル情報をフレンド申請に含めることにより、対象車両の搭乗者の希望に沿った情報共有を提案するフレンド申請を行うことができる。
また、フレンド申請の受信側の通信制御装置101は、受信したフレンド申請に含まれる第1プロファイル情報に基づきフレンド申請の承認判断をする。従って、第1プロファイル情報が受信側の車両の搭乗者が共有を望む情報に合致する場合に、フレンド申請を承認することができる。従って、通信制御装置101によれば、情報を共有する各車両の搭乗者が共有を望む情報について情報を共有することができる。
実施の形態1の通信制御装置101は、自動運転走行する複数の車両A,Bの夫々に搭載され、複数の車両A,Bの夫々に搭載された情報共有装置21間の通信による情報共有を制御する。各通信制御装置101は、申請部11、通信部12、承認部13、および許可部14を備える。申請部11は、自身を搭載する車両である対象車両の搭乗者が共有を希望する情報である共有情報の内容を表す第1プロファイル情報を含むフレンド申請を作成する。通信部12は、フレンド申請およびフレンド申請に対する応答情報を、対象車両の周辺を走行する車両である周辺車両の通信制御装置101との間で通信する。承認部13は、通信部12が他の通信制御装置101から受信したフレンド申請を承認または不承認し、承認する旨または承認しない旨の応答情報を作成する。許可部14は、承認部13が承認したフレンド申請の送信元の車両と、承認する旨の応答情報の送信元の車両とをフレンド車両とし、対象車両の情報共有装置21にフレンド車両の情報共有装置21との間で共有情報の送受信を許可する。共有情報は、一つの情報共有装置21から他の情報共有装置21に送信されると、共有情報を受信した情報共有装置21を搭載する車両の車室内に出力される。従って、通信制御装置101によれば、情報を共有する各車両の搭乗者が共有を望む情報について情報を共有することができる。
実施の形態1の通信制御装置方法は、自動運転走行する複数の車両A,Bの夫々に搭載された通信制御装置101が複数の車両A,Bの夫々に搭載された情報共有装置21間の通信による情報共有を制御する。実施の形態1の通信制御装置方法において、各通信制御装置101は、自身を搭載する車両である対象車両の搭乗者が共有を希望する情報である共有情報の内容を表す第1プロファイル情報を含むフレンド申請を作成し、フレンド申請およびフレンド申請に対する応答情報を、対象車両の周辺を走行する車両である周辺車両の通信制御装置101との間で通信し、他の通信制御装置101から受信したフレンド申請を承認または不承認し、フレンド申請を承認する旨または不承認する旨の応答情報を作成し、自身が承認したフレンド申請の送信元の車両と、自身が送信したフレンド申請を承認する旨の応答情報の送信元の車両とをフレンド車両とし、対象車両の情報共有装置21にフレンド車両の情報共有装置21との間で共有情報の送受信を許可する。共有情報は、一つの情報共有装置21から他の情報共有装置21に送信されると、共有情報を受信した情報共有装置21を搭載する車両の車室内に出力される。
<B.実施の形態2>
<B-1.構成>
図5は、実施の形態2の通信制御装置102Aの構成を示す図である。通信制御装置102Aの構成は、実施の形態1の通信制御装置101の構成と同様である。図5において、通信制御装置102Aは車両Aに搭載されている。車両Aには、通信制御装置102Aの他に、情報共有装置21、通信装置22、自動運転制御装置23、操作装置24および表示装置25が搭載されている。通信制御装置102Aは、情報共有装置21、通信装置22、自動運転制御装置23、操作装置24および表示装置25と接続され、これらを利用可能に構成されている。車両Bにも車両Aと同様に、通信制御装置101、情報共有装置21、通信装置22、自動運転制御装置23、操作装置24および表示装置25が備えられている。車両A,Bにおけるこれらの構成は同様であるため、以下では特に言及しない限り、車両Aに搭載されている装置についての説明を行う。
操作装置24は、通信制御装置102Aに対する搭乗者の入力操作を受け付ける入力インタフェースであり、例えば機械的なスイッチ、タッチパネル、または音声入力装置などによって実現される。
表示装置25は、LCD(liquid crystal display)、有機EL(electro-luminescence)ディスプレイ、またはHUD(head-up display)等である。ここで、表示装置25は、通信制御装置102Aが他の通信制御装置102Aからフレンド申請を受信した場合に、そのフレンド申請に含まれる第1プロファイル情報を搭乗者に提示する装置の一例である。第1プロファイル情報の搭乗者に対する提示は、表示に代えて音声によって行われても良いし、表示と音声の両方で行われても良い。この場合、車両に搭載されたスピーカが通信制御装置102Aの承認部13に接続される。また、表示装置25は、情報共有装置21が共有情報を搭乗者に出力するための表示装置を有する場合に、当該表示装置と同一であっても良い。
<B-2.動作>
車両Aから車両Bへフレンド申請を送信する場合を想定する。この場合、車両Aの通信制御装置102Aの動作は図6のフローチャートに示すものとなる。図6のフローチャートは、図2のフローチャートにおいてステップS101をステップS101AとステップS101Bに置き換えたものである。まず、申請部11は操作装置24から搭乗者による第1プロファイル情報の入力操作を待機する(ステップS101A)。搭乗者は、操作装置24を操作し、周辺車両との共有を希望する情報の内容を第1プロファイル情報として入力する。例えば、選択可能な第1プロファイル情報のリストが表示装置25に表示され、搭乗者がリストから所望の第1プロファイル情報を選択することにより、第1プロファイル情報を入力しても良い。搭乗者が入力する第1プロファイル情報は1つでも複数でも良い。第1プロファイル情報の入力操作があれば、申請部11は、入力された第1プロファイル情報を含むフレンド申請を作成し(ステップS101B)、通信制御装置102Aの処理はステップS102に移行する。ステップS102以降の処理は実施の形態1と同様である。このように、申請部11は、対象車両の搭乗者の操作入力に基づき、フレンド申請に含める第1プロファイル情報を定める。これにより、対象車両の搭乗者が希望する情報に限って共有を提案するフレンド申請が作成される。
次に、車両Aからフレンド申請を受信した車両Bの通信制御装置102Aの動作を説明する。この場合、車両Bの通信制御装置102Aの動作は図7のフローチャートに示すものとなる。図7のフローチャートは、図3のフローチャートにおいてステップS202をステップS202AとステップS202Bに置き換えたものである。通信部12が車両Aからフレンド申請を受信すると(ステップS201でYes)、承認部13はフレンド申請に含まれる第1プロファイル情報を表示装置25に表示させる(ステップS202A)。
図8は、ステップS202Aにおいて表示装置25が表示するフレンド申請の承認画面の一例である。承認画面には、「ワゴン車Xさんからフレンドの要望があります。内容は釣りです。承認されますか?」というメッセージが表示される。ここで、「釣り」が第1プロファイル情報に相当する。なお、「ワゴン車X」は、フレンド申請の送信元の車両の識別情報である。車両の識別情報は第1プロファイル情報と共にフレンド申請に含められても良いが、必須ではない。承認画面には、「YES」、「NO」のボタンが表示されている。搭乗者は第1プロファイル情報を確認した上で、「YES」、「NO」いずれかのボタンを押下することにより、フレンド申請の承認可否の意思を入力することができる。すなわち、図8の例では表示装置25と操作装置24がタッチパネルとして一体的に構成されている。搭乗者が「YES」のボタンを押下すると、承認部13はフレンド申請の承認操作ありと判断し(ステップS202BでYes)、通信制御装置102Aの処理はステップS203へ移行する。
搭乗者が「NO」のボタンを押下した場合、またはいずれのボタンも一定期間内に押下しなかった場合、承認部13はフレンド申請の承認操作なしと判断し(ステップS202BでNo)、通信制御装置102Aの処理はステップS205へ移行する。このように、承認部13は、対象車両の搭乗者の操作入力に基づき、通信部12が他の通信制御装置102Aから受信したフレンド申請の承認可否を判断する。
<B-3.変形例1>
図9は、実施の形態2の変形例1の通信制御装置102Bの構成図である。図7は、車両A,B間での情報共有を想定している。通信制御装置102Bは、通信制御装置102Aの構成に加えて自動運転部15を備えている。その他の点で、通信制御装置102Bは通信制御装置102Aと同様である。
図10は、フレンド申請の送信側となる通信制御装置102Bの動作を示すフローチャートである。図10のフローは、図6のフローのステップS105の後に連結走行制御処理(ステップS106)を追加したものである。許可部14が応答情報の送信元である車両Bとの情報共有を情報共有装置21に許可した後(ステップS105)、自動運転部15は、車両Aが車両Bと連結走行するよう自動運転制御装置23に指示する(ステップS106)。
上記では、フレンド申請の送信側の車両Aが連結走行制御を行うことについて説明した。しかし、連結走行制御は、フレンド申請の受信側の車両Bが行っても良いし、車両A,Bが共同して行っても良い。
図11は、車両Aから車両B,Cにフレンド申請が送信される様子を示している。ここで、車両B,Cは車両Aの周辺車両であり、車両A,B,Cは自動運転車両である。車両B,Cにおいて車両Aからのフレンド申請が承認され、フレンド申請を承認する旨の応答情報が車両B,Cから車両Aに送信される。その後、図12に示すように、車両A,B,Cは連結自動走行を行う。
<B-4.変形例2>
変形例1では、フレンド申請の承認後にフレンド車両と連結自動走行が行われることについて説明した。逆に、通信制御装置102Bは対象車両と連結走行中の周辺車両に限定して、フレンド申請を送信しても良い。すなわち、通信部12は、対象車両が連結走行中の他の車両に搭載された他の通信制御装置102Bとの間で、フレンド申請およびフレンド申請に対する応答情報を送受信する。この場合、通信部12は自動運転部15から、連結走行中の周辺車両の情報を取得し、取得した情報を用いて連結走行中の周辺車両へフレンド申請を送信することが可能である。
<B-5.変形例3>
フレンド申請は、第1プロファイル情報に加えて第2プロファイル情報を含んでも良い。第2プロファイル情報は、対象車両の搭乗者が情報共有のために使用を希望する情報共有装置21の種別を表す情報である。図13に第2プロファイル情報の例を示す。図13の例では、IDがPrf2(1)の第2プロファイル情報は、機器が「音声通話」であることを表している。これは、音声通話に用いられる機器により情報共有が行われることを示している。また、IDがPrf2(3)の第2プロファイル情報は、機器が「音楽再生」であることを表している。これは、音楽再生に用いられる機器により情報共有が行われることを示している。
フレンド申請の送信側の車両の搭乗者は、第1プロファイル情報と同様、操作装置24によってフレンド申請に含めるべき第2プロファイル情報を指定することが可能である。指定される第2プロファイル情報は一つでも複数でも良い。申請部11は、ユーザが指定した第1プロファイル情報と第2プロファイル情報を含むフレンド申請を作成し、当該フレンド申請が通信部12から送信される。
フレンド申請を受信した通信制御装置102Aでは、承認部13が第1プロファイル情報と第2プロファイル情報を表示装置25に表示させる。この場合、表示装置25は、まず図8に示した承認画面を表示し、搭乗者が「YES」ボタンを押下するなどの承認操作を行った場合に、図14に示すような第2プロファイル情報の選択画面を表示しても良い。図14の選択画面では、どの機器を承認しますか?というメッセージと共に、第2プロファイル情報が選択可能な機器として表示される。フレンド申請の受信側の車両の搭乗者は、図14の選択画面から承認したい機器を選択する。例えば、搭乗者が「音声」ボタンを選択すると、音声通話を行う機器が第2プロファイル情報として選択される。そして、通信部12は、選択された第2プロファイル情報を応答情報に含めて、フレンド申請の送信元の通信制御装置102Aに送信する。許可部14は、選択された第2プロファイル情報で定められた機器を用いた情報共有を、情報共有装置21に許可する。
また、フレンド申請の送信元の通信制御装置102Aでは、受信した応答情報に含められている第2プロファイル情報で定められた機器を用いた情報共有を、情報共有装置21に許可する。
上記では、図8に示したフレンド申請の承認画面の後に第2プロファイル情報の選択画面が表示されることについて説明した。しかし、フレンド申請に含まれる第1プロファイル情報と第2プロファイル情報とが搭乗者に同時に提示されても良い。
<B-6.変形例4>
第1プロファイル情報は、フレンド申請の送信側の搭乗者が共有を希望する情報の内容を表したものである。ここで、フレンド申請の送信側の搭乗者が共有を希望する情報は、商用属性の情報であっても良い。すなわち、第1プロファイル情報は商用属性であっても良い。図15は、商用属性の第1プロファイル情報を例示している。例えば、IDがPrf1(1)の第1プロファイル情報は、「広告内容、音楽配信」を表し、IDがPrf1(2)の第1プロファイル情報は、「広告内容、映像配信」を表している。
図16は、商用属性の第1プロファイル情報を含むフレンド申請を受信した車両の表示装置25に表示される承認画面の例を示している。この承認画面で搭乗者が「YES」を選択すると、フレンド申請の送信側の情報共有装置21からフレンド申請の受信側の情報共有装置21へ広告用の映画の映像が配信され、当該映像が車室内の表示装置に表示される。
図17は、複数の商用属性の第1プロファイル情報を含むフレンド申請を受信した車両の表示装置25に表示される承認画面の例を示している。図17の承認画面において、「映画XX」の広告内容と「映画YY」の広告内容が第1プロファイル情報に相当する。この承認画面を見た搭乗者が、いずれかの第1プロファイル情報を選択すると、選択した第1プロファイル情報に対応する特典映像が、フレンド申請の送信側の情報共有装置21からフレンド申請の受信側の情報共有装置21へ配信され、当該特典映像が車室内の表示装置に表示される。
<C.実施の形態3>
<C-1.構成>
図18は、実施の形態3の通信制御装置103の構成を示す図である。通信制御装置103は、実施の形態1の通信制御装置101の構成に加えて記憶部16を備えている。車両Aには、通信制御装置103の他に、情報共有装置21、通信装置22および自動運転制御装置23が搭載されている。通信制御装置103は、情報共有装置21、通信装置22、自動運転制御装置23と接続され、これらを利用可能に構成されている。車両Bにも車両Aと同様に、通信制御装置101、情報共有装置21、通信装置22および自動運転制御装置23が備えられている。車両A,Bにおけるこれらの構成は同様である。
記憶部16は、搭乗者が他車両との共有を希望する情報の内容を表す第1プロファイル情報を承認プロファイル情報として記憶する。
申請部11は、記憶部16から承認プロファイル情報を取得し、承認プロファイル情報を含むフレンド申請を作成する。言い換えれば、申請部11は、記憶部16が記憶する承認プロファイル情報をフレンド申請に含める第1プロファイル情報とする。従って、通信制御装置103によれば、申請部11がフレンド申請を作成する際に搭乗者が第1プロファイル情報を入力する必要がない。
承認部13は、通信部12が他の通信制御装置103からフレンド申請を受信すると、受信したフレンド申請に含まれる第1プロファイル情報が、記憶部16に記憶されている承認プロファイル情報と一致するか否かを判断する。承認部13は、両者が一致する場合にフレンド申請を承認し、両者が一致しない場合にフレンド申請を承認しない。従って、通信制御装置103によれば、フレンド申請の承認可否を判断するために、第1プロファイル情報を搭乗者に提示して承認可否の操作入力を受け付ける必要がない。
<C-2.動作>
図19は、通信制御装置103の申請部11によるフレンド申請の作成処理を示すフローチャートである。図19のフローチャートは、図2のフローチャートのステップS101の詳細を示すものである。まず、申請部11は、対象車両の周辺車両がいるか否かを判断する(ステップS301)。ここで、申請部11は、例えば自動運転部15から対象車両の自動運転に用いられる情報を取得し、当該情報から周辺車両の有無を判断する。周辺車両がいなければ申請部11はフレンド申請を作成しない。申請部11は、周辺車両が現れるまでステップS301を繰り返す。ステップS301において、申請部11は周辺車両がいると判断すると、記憶部16から承認プロファイル情報を取得し、承認プロファイル情報を含むフレンド申請を作成する(ステップS302)。
なお、上記では、申請部11が承認プロファイル情報を用いてフレンド申請を作成することと、承認部13が承認プロファイル情報を用いてフレンド申請の承認可否を判断することについて説明した。しかし、申請部11と承認部13のうちいずれか一方は、実施の形態2と同様に搭乗者の操作入力に基づきフレンド申請の作成または承認可否の判断を行っても良い。
<D.ハードウェア構成>
上述した通信制御装置101,102A,102B,103における、申請部11、通信部12、承認部13、許可部14、自動運転部15、および記憶部16は、図20に示す処理回路81により実現される。すなわち、処理回路81は、申請部11、通信部12、承認部13、許可部14、自動運転部15、および記憶部16(以下、「申請部11等」と称する)を備える。処理回路81には、専用のハードウェアが適用されても良いし、メモリに格納されるプログラムを実行するプロセッサが適用されても良い。プロセッサは、例えば中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSP(Digital Signal Processor)等である。
処理回路81が専用のハードウェアである場合、処理回路81は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものが該当する。~部等の各部の機能それぞれは、複数の処理回路81で実現されてもよいし、各部の機能をまとめて一つの処理回路で実現されてもよい。
処理回路81がプロセッサである場合、申請部11等の機能は、ソフトウェア等(ソフトウェア、ファームウェアまたはソフトウェアとファームウェア)との組み合わせにより実現される。ソフトウェア等はプログラムとして記述され、メモリに格納される。図21に示すように、処理回路81に適用されるプロセッサ82は、メモリ83に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。すなわち、通信制御装置101,102A,102B,103は、処理回路81により実行されるときに、自身を搭載する車両である対象車両の搭乗者が共有を希望する情報である共有情報の内容を表す第1プロファイル情報を含むフレンド申請を作成し、フレンド申請およびフレンド申請に対する応答情報を、対象車両の周辺を走行する車両である周辺車両の通信制御装置との間で通信するステップと、他の通信制御装置から受信したフレンド申請を承認または不承認するステップと、フレンド申請を承認する旨または不承認する旨の応答情報を作成するステップと、自身が承認したフレンド申請の送信元の車両と、自身が送信したフレンド申請を承認する旨の応答情報の送信元の車両とをフレンド車両とするステップと、対象車両の情報共有装置にフレンド車両の情報共有装置との間で共有情報の送受信を許可するステップと、が結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ83を備える。換言すれば、このプログラムは、申請部11等の手順または方法をコンピュータに実行させるものである。ここで、メモリ83には、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)などの、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、HDD(Hard Disk Drive)、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD(Digital Versatile Disk)及びそのドライブ装置等、または、今後使用されるあらゆる記憶媒体であってもよい。
以上、申請部11等の各機能が、ハードウェア及びソフトウェア等のいずれか一方で実現される構成について説明した。しかしこれに限ったものではなく、申請部11等の一部を専用のハードウェアで実現し、別の一部をソフトウェア等で実現する構成であってもよい。例えば申請部11については専用のハードウェアとしての処理回路でその機能を実現し、それ以外についてはプロセッサ82としての処理回路81がメモリ83に格納されたプログラムを読み出して実行することによってその機能を実現することが可能である。
以上のように、処理回路は、ハードウェア、ソフトウェア等、またはこれらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。なお、記憶部16は、メモリ83から構成されるが、それらは単一のメモリ83から構成されてもよいし、それぞれが個別のメモリから構成されてもよい。
なお、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。上記の説明は、すべての態様において、例示である。例示されていない無数の変形例が想定され得るものと解される。
11 申請部、12 通信部、13 承認部、14 許可部、15 自動運転部、16 記憶部、21 情報共有装置、22 通信装置、23 自動運転制御装置、24 操作装置、25 表示装置、81 処理回路、82 プロセッサ、83 メモリ、101,102A,102B,103 通信制御装置。

Claims (10)

  1. 自動運転走行する複数の車両の夫々に搭載され、前記複数の車両の夫々に搭載された情報共有装置間の通信による情報共有を制御する通信制御装置であって、
    自身を搭載する前記車両である対象車両の搭乗者が共有を希望する情報である共有情報の内容を表す第1プロファイル情報を含むフレンド申請を作成する申請部と、
    前記フレンド申請および前記フレンド申請に対する応答情報を、前記対象車両の周辺を走行する前記車両である周辺車両の前記通信制御装置との間で通信する通信部と、
    前記通信部が他の前記通信制御装置から受信した前記フレンド申請を承認または不承認し、前記フレンド申請を承認する旨または承認しない旨の前記応答情報を作成する承認部と、
    前記承認部が承認した前記フレンド申請の送信元の前記車両と、承認する旨の前記応答情報の送信元の前記車両とをフレンド車両とし、前記対象車両の前記情報共有装置に前記フレンド車両の前記情報共有装置との間で前記共有情報の送受信を許可する許可部と、を備え、
    前記共有情報は、一つの前記情報共有装置から他の前記情報共有装置に送信されると、前記共有情報を受信した前記情報共有装置を搭載する前記車両の車室内に出力される、
    通信制御装置。
  2. 前記申請部は、前記対象車両の搭乗者の操作入力に基づき、前記フレンド申請に含める前記第1プロファイル情報を定める、
    請求項1に記載の通信制御装置。
  3. 自動運転走行する複数の車両の夫々に搭載され、前記複数の車両の夫々に搭載された情報共有装置間の通信による情報共有を制御する通信制御装置であって、
    自身を搭載する前記車両である対象車両の搭乗者が共有を希望する情報である共有情報の内容を表す第1プロファイル情報を含むフレンド申請を作成する申請部と、
    前記フレンド申請および前記フレンド申請に対する応答情報を、前記対象車両の周辺を走行する前記車両である周辺車両の前記通信制御装置との間で通信する通信部と、
    前記通信部が他の前記通信制御装置から受信した前記フレンド申請を承認または不承認し、前記フレンド申請を承認する旨または承認しない旨の前記応答情報を作成する承認部と、
    前記承認部が承認した前記フレンド申請の送信元の前記車両と、承認する旨の前記応答情報の送信元の前記車両とをフレンド車両とし、前記対象車両の前記情報共有装置に前記フレンド車両の前記情報共有装置との間で前記共有情報の送受信を許可する許可部と、
    前記対象車両の搭乗者が共有を希望する前記共有情報の内容を表す前記第1プロファイル情報を承認プロファイル情報として格納する記憶部と、を備え、
    前記申請部は前記承認プロファイル情報を前記フレンド申請に含める前記第1プロファイル情報と
    前記共有情報は、一つの前記情報共有装置から他の前記情報共有装置に送信されると、前記共有情報を受信した前記情報共有装置を搭載する前記車両の車室内に出力される、
    信制御装置。
  4. 前記承認部は、前記通信部が他の前記通信制御装置から受信した前記フレンド申請に含まれる前記第1プロファイル情報を前記対象車両に搭載された出力装置に出力し、前記対象車両の搭乗者の操作入力に基づき、前記通信部が他の前記通信制御装置から受信した前記フレンド申請の承認可否を判断する、
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の通信制御装置。
  5. 前記承認部は、前記通信部が他の前記通信制御装置から受信した前記フレンド申請に含まれる前記第1プロファイル情報が前記記憶部に格納された前記承認プロファイル情報と一致する場合に、前記通信部が他の前記通信制御装置から受信した前記フレンド申請を承認する、
    請求項3に記載の通信制御装置。
  6. 前記対象車両に搭載され前記対象車両の自動運転を制御する自動運転制御装置に、自動運転を指示する自動運転部をさらに備え、
    前記自動運転部は、前記対象車両が前記フレンド車両と連結走行するよう前記自動運転制御装置に指示する、
    請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の通信制御装置。
  7. 前記対象車両は他の前記車両と連結走行し、
    前記通信部は、前記対象車両が連結走行中の他の前記車両に搭載された他の前記通信制御装置との間で、前記フレンド申請および前記フレンド申請に対する応答情報を送受信する、
    請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の通信制御装置。
  8. 前記申請部は、前記対象車両の搭乗者が前記共有情報の共有のために使用を希望する前記情報共有装置の種別を表す第2プロファイル情報を含む前記フレンド申請を作成する、
    請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の通信制御装置。
  9. 前記共有情報は商用属性の情報である、
    請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の通信制御装置。
  10. 自動運転走行する複数の車両の夫々に搭載された通信制御装置が前記複数の車両の夫々に搭載された情報共有装置間の通信による情報共有を制御する通信制御方法であって、
    各前記通信制御装置は、
    自身を搭載する前記車両である対象車両の搭乗者が共有を希望する情報である共有情報の内容を表す第1プロファイル情報を含むフレンド申請を作成し、
    前記フレンド申請および前記フレンド申請に対する応答情報を、前記対象車両の周辺を走行する前記車両である周辺車両の前記通信制御装置との間で通信し、
    他の前記通信制御装置から受信した前記フレンド申請を承認または不承認し、
    前記フレンド申請を承認する旨または不承認する旨の前記応答情報を作成し、
    自身が承認した前記フレンド申請の送信元の前記車両と、自身が送信した前記フレンド申請を承認する旨の前記応答情報の送信元の前記車両とをフレンド車両とし、
    前記対象車両の前記情報共有装置に前記フレンド車両の前記情報共有装置との間で前記共有情報の送受信を許可し、
    前記共有情報は、一つの前記情報共有装置から他の前記情報共有装置に送信されると、前記共有情報を受信した前記情報共有装置を搭載する前記車両の車室内に出力される、
    通信制御方法。
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