JP7353372B2 - 家畜用飼料又は家畜用サプリメント、家畜の消化器系疾患治療中又は消化器系疾患治療後の体調回復促進剤、並びに家畜の消化器系疾患治療中又は消化器系疾患治療後の体調回復を促進する方法 - Google Patents

家畜用飼料又は家畜用サプリメント、家畜の消化器系疾患治療中又は消化器系疾患治療後の体調回復促進剤、並びに家畜の消化器系疾患治療中又は消化器系疾患治療後の体調回復を促進する方法 Download PDF

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Description

本発明は、サラシアを含む、家畜用飼料又は家畜用サプリメントに関する。本発明はさらに、サラシアを含む、家畜の消化器系疾患治療中又は消化器系疾患治療後の体調回復促進剤に関する。本発明はさらに、サラシアを投与することを含む、家畜の消化器系疾患治療中又は消化器系疾患治療後の体調回復を促進する方法に関する。
馬や牛、豚などの家畜は、飼育中のストレスにより消化器系疾患等を発症し、発育や健康維持に影響を与えることが問題となっている。特に競走馬では、輸送や抗菌剤投与、トレーニングやレースによるストレスが多く、便秘や下痢、胃潰瘍などの消化器系疾患に悩まされる例が多い。その中でも胃潰瘍は、競走馬では発症率が70~90%であることが知られており、深刻な問題となっている。
胃潰瘍治療薬として、オメプラゾール、ラニチジン、シメチジンなどがある。上記の中でも、プロトンポンプ阻害薬であるオメプラゾールが最も有効とされており、世界的にも用いられている。プロトンポンプ阻害薬は、胃酸分泌を阻害することにより胃液の酸度を低下させ、粘膜への酸性障害による胃潰瘍を改善することが知られている。馬におけるプロトンポンプ阻害薬の効果は、胃の上半分の「無腺部」と呼ばれる部位には有効であるが、胃の下半分の「腺部」では限定的であり、無腺部が完治しても体調が完全に回復しないことが多い。
家畜の日常飼育中でのストレス軽減による、下痢症などの消化器系疾患を予防・治療する手段については、乳酸菌製剤を摂取させる方法が知られている。特許文献1には、牛、豚や馬などの哺乳動物のストレスを軽減するとともに、下痢症や胃潰瘍などの消化器系疾患を予防及び治療することができるラクトバチルス(Lactobacillus)属微生物およびその微生物を含有する乳酸菌製剤が記載されている。特許文献1では、下痢症や胃潰瘍などの消化器系疾患を予防・治療することに対して、ストレス軽減の効果しか確認されていない。また、特許文献2には、抗生物質投与の副作用による下痢等の消化管障害の予防及び改善に有効である飼料用添加剤、及びそれを含む飼料が記載されている。特許文献2においては、下痢等の消化管障害の予防及び改善に有効であることに対して、腸内フローラ形成促進効果、下痢の改善効果しか確認されていない。また、その効果は、抗生物質投与の副作用による下痢等と限定的である。
また、特許文献3には、サラシア属植物、サラシア属植物抽出物、及びサラシア属植物粉砕物の少なくとも一種を含有する、家畜におけるラクトバチルス属細菌の増殖促進のために使用される家畜用飼料又は家畜用サプリメントが記載されている。
特開2009-100692号公報 特開2004-357528号公報 国際公開WO2018/043706号公報
これまでの所、家畜の消化器系疾患の治療中又は治療後の体調を回復促進する方法については報告されていない。本発明が解決しようとする課題は、家畜の消化器系疾患治療中又は消化器系疾患治療後に体調回復を促進することができる家畜用飼料又は家畜用サプリメント、家畜の消化器系疾患治療中又は消化器系疾患治療後の体調回復促進剤、及び家畜の消化器系疾患治療中又は消化器系疾患治療後の体調回復を促進する方法を提供することである。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、消化器系疾患の治療中又は治療後の家畜にサラシアを摂取させることによって、体調回復の促進効果が認められることを見出し、本発明を完成するに至った。本発明によれば以下の発明が提供される。
[1] サラシア属植物、サラシア属植物抽出物、及びサラシア属植物粉砕物の少なくとも一種を含有する、家畜の消化器系疾患治療中又は消化器系疾患治療後の体調回復促進のために使用される家畜用飼料又は家畜用サプリメント。
[2] 体調回復促進が、体重増加、ボディコンディション、外観、及び毛艶のうちの一つ以上の回復促進である、[1]に記載の家畜用飼料又は家畜用サプリメント。
[3] 消化器系疾患の症状が改善される、[1]又は[2]に記載の家畜用飼料又は家畜用サプリメント。
[4] 消化器系疾患が胃潰瘍である、[1]から[3]の何れか一に記載の家畜用飼料又は家畜用サプリメント。
[5] 消化器系疾患治療が、プロトンポンプ阻害薬の投与である、[1]から[4]の何れか一に記載の家畜用飼料又は家畜用サプリメント。
[6] サラシア属植物、サラシア属植物抽出物、及びサラシア属植物粉砕物の少なくとも一種を含有する、家畜の消化器系疾患治療中又は消化器系疾患治療後の体調回復促進剤。
[7] 体調回復促進が、体重増加、ボディコンディション、外観、及び毛艶のうちの一つ以上の回復促進である、[6]に記載の体調回復促進剤。
[8] 消化器系疾患の症状が改善される、[6]又は[7]に記載の体調回復促進剤。
[9] 消化器系疾患が胃潰瘍である、[6]から[8]の何れか一に記載の体調回復促進剤。
[10] 消化器系疾患治療が、プロトンポンプ阻害薬の投与である、[6]から[9]の何れか一に記載の体調回復促進剤。
[11] サラシア属植物、サラシア属植物抽出物、及びサラシア属植物粉砕物の少なくとも一種を家畜に投与することを含む、家畜の消化器系疾患治療中又は消化器系疾患治療後の体調回復を促進する方法。
[12] 体調回復促進が、体重増加、ボディコンディション、外観、及び毛艶のうちの一つ以上の回復促進である、[11]に記載の方法。
[13] 消化器系疾患の症状が改善される、[11]又は[12]に記載の方法。
[14] 消化器系疾患が胃潰瘍である、[11]から[13]の何れか一に記載の方法。
[15] 消化器系疾患治療が、プロトンポンプ阻害薬の投与である、[11]から[14]の何れか一に記載の方法。
本発明による家畜用飼料又は家畜用サプリメント、家畜の消化器系疾患治療中又は消化器系疾患治療後の体調回復促進剤、及び家畜の消化器系疾患治療中又は消化器系疾患治療後の体調回復を促進する方法によれば、家畜の消化器系疾患治療中又は消化器系疾患治療後の体調回復を促進することができる。
以下に、本発明の実施の形態について説明する。
本発明による家畜用飼料又は家畜用サプリメント、及び本発明による家畜の消化器系疾患治療中又は消化器系疾患治療後の体調回復促進剤は、サラシア属植物、サラシア属植物抽出物、及びサラシア属植物粉砕物の少なくとも一種を含有する。
<家畜>
家畜とは、一般的には、ヒト以外のほ乳類及び鳥類であって、ヒトにより飼育されるものを意味する。本発明における家畜とは、鳥類及びペットを除いた家畜であり、具体的には、馬(軽種馬、中間種馬、重種馬)、豚、牛(乳牛、肉牛)、羊、ヤギなどを挙げることができる。家畜は、草食動物であることが好ましい。
本発明における家畜は、好ましくは馬であり、より好ましくは軽種馬である。軽種馬とは、馬の種別であり、一般的にはアラブ、サラブレッド、アングロアラブ、アラブ系種、及びサラブレッド系種を意味する。本発明における家畜は、特に好ましくはサラブレッドである。なお、サラブレッドなどの馬は、競走馬だけでなく、飼育中の若い馬、引退後の乗馬用の馬、または食肉用の馬でもよい。
<サラシア属植物、サラシア属植物の抽出物、及びサラシア属植物の粉砕物>
サラシア属植物は、主としてスリランカ、インド及び東南アジア地域に自生するデチンムル科の植物である。サラシア属植物の具体例としては、サラシア・レティキュラータ(Salacia reticulata)、サラシア・オブロンガ(Salacia oblonga)、サラシア・プリノイデス(Salacia prinoides)、サラシア・キネンシス(Salacia chinensis)、サラシア・ラティフォリア(Salacia latifolia)、サラシア・ブルノニアーナ(Salacia burunoniana)、サラシア・グランディフローラ(Salacia grandiflora)、サラシア・マクロスペルマ(Salacia macrosperma)から選ばれる一種類以上の植物が挙げられる。サラシア属植物としては、サラシア・レティキュラータ(Salacia reticulata)、サラシア・オブロンガ(Salacia oblonga)、及びサラシア・キネンシス(Salacia chinensis)から選ばれる少なくとも一種の植物であることが好ましい。
本発明においては、サラシア属植物、サラシア属植物抽出物、及びサラシア属植物粉砕物の少なくとも一種を使用すればよいが、好ましくはサラシア属植物を使用することができる。サラシア属植物としては、サラシア属植物の根、幹、葉、花、果実等の可食部をそのまま使用することができる。
本明細書において、サラシア属植物の抽出物、及びサラシア属植物の粉砕物とは、サラシア属植物の根、幹、葉、花、果実等の可食部の抽出物及び/又は粉砕物、並びに上記抽出物及び/又は粉砕物の乾燥物を包含する意味で用いられる。本明細書において、乾燥物とは、乾燥粉末(エキス末)でもよい。上記したサラシア属植物の抽出物及び/又は粉砕物を調製する際には、サラシア属植物の一種類以上の部位を混合して使用してもよい。家畜の摂取効率を高める観点から、サラシア属植物の抽出物としては、より好ましくは、根、及び幹から選ばれる部位から抽出した抽出物を乾燥して得られるエキス末が用いられる。
乾燥粉末(エキス末)は、好ましくは、サラシア属植物の可食部等を溶媒によって抽出し、上記で得られた抽出物を乾燥させることによって得ることができる。
抽出に用いる溶媒としては、水、アルコール、又はケトン等が挙げられ、これらを2種以上混合した混合溶媒を用いてもよい。
アルコールとしては、メタノール、又はエタノール等が挙げられ、エタノールが好ましい。
ケトンとしては、アセトン、メチルエチルケトン、又はシクロヘキサン等が好ましい。
上記の中でも、水、アルコール、水とアルコールとの混合溶媒、又は水とケトンとの混合溶媒が好ましく、水、アルコール、又は水とアルコールとの混合溶媒がより好ましく、50℃~98℃の熱水、エタノール、又は水とエタノールとの混合溶媒がさらに好ましい。
水とアルコールとの混合溶媒におけるアルコール含有量は、30質量%~90質量%が好ましく、40質量%~70質量%がより好ましい。
抽出物を乾燥して、乾燥粉末(エキス末)を得る際の乾燥方法は、特に制限はなく、公知の乾燥方法、例えば、噴霧乾燥、凍結乾燥等の方法が挙げられる。
サラシア属植物の抽出液は精製処理をしてもよく、例えば、活性炭、イオン交換樹脂や合成樹脂などの吸着剤による処理、向流分配処理などが挙げられる。
<家畜用飼料又は家畜用サプリメント>
本発明の第一の側面によれば、サラシア属植物、サラシア属植物抽出物、及びサラシア属植物粉砕物の少なくとも一種を含有する、家畜用飼料又は家畜用サプリメントが提供される。本発明の家畜用飼料又は家畜用サプリメントは、消化器系疾患治療中又は治療後の家畜における体調を回復するために使用するものである。消化器系疾患治療及び体調の回復については、本明細書中において後記する。
本発明の家畜用飼料は、家畜の種類に応じて通常使用される基本飼料に、サラシア属植物、サラシア属植物抽出物、及びサラシア属植物粉砕物の少なくとも一種を配合することにより製造することができる。
基本飼料としては、各家畜に対して従来から給与されている飼料であればよい。競走馬などの馬の場合には、牧草類、燕麦などの穀類、豆類(大豆など)、及び油粕などが挙げられるが、特に限定されない。複数の素材を配合した配合飼料を使用することもできる。
配合飼料としては、例えば、以下のような配合飼料を使用することができる。
燕麦、ふすま、トウモロコシ、大豆粕、大麦、アルファルファ、ビタミン及びミネラルを配合した飼料;
燕麦、ふすま、アルファルファミール、トウモロコシ、小麦粉、コーングルテンフィード、大豆油粕を主原料に、ビタミン、ミネラル及びハーブ等を配合した飼料;
トウモロコシ、大麦、燕麦、小麦粉、大豆、ふすま、大豆粕、菜種粕、糖蜜、植物油を主原料に、ビタミン、ミネラル及びハーブ等を配合した飼料;
燕麦、ふすま、大麦、トウモロコシ、小麦粉、大豆油粕、大豆、糖蜜、ビタミン・ミネラル、ハーブ等の通常の原料の他に、コエンザイムQ10、カルノシン、大豆ペプチドを配合した飼料:
トウモロコシ、大麦、小麦粉、大豆、米ぬか、ふすま、大豆粕、菜種粕、黒ひまわり、糖蜜、植物油を主原料に、ビタミン、ミネラル及びハーブ等を配合した飼料;
燕麦と混ぜて給与することを前提として、大豆、黒ヒマワリ、大豆粕、コーングルテンミール、糖蜜、トウモロコシ、ビートパルプを主原料にタンパク質、ビタミン、ミネラルを配合した飼料;並びに
トウモロコシ、大麦、加熱処理大豆、黒ひまわり種子、燕麦、大豆粕、菜種粕、ビートパルプ等を配合した飼料。
本発明の家畜用飼料は、必要に応じて、強化剤、品質改良剤、抗生物質、抗菌剤、酵素、防黴剤、抗酸化剤、着色剤、甘味料、香料などの添加剤を含んでいてもよい。
本発明の家畜用飼料における「サラシア属植物、サラシア属植物抽出物、及びサラシア属植物粉砕物の少なくとも一種」の含有量は特に限定されないが、一般的には1質量%~50質量%であり、好ましくは2質量%~40質量%であり、より好ましくは3質量%~30質量%であり、さらに好ましくは5質量%~20質量%である。
家畜用サプリメントとは、健康の保持、回復又は増進、あるいは病気の予防又は改善などを目的として、家畜の飼料に添加して飼料とともに食べさせるものである。本発明の家畜用サプリメントは、特に、競走馬(サラブレッド)用サプリメントとすることが好ましい。
本発明の家畜用サプリメントとしては、サラシア属植物、サラシア属植物抽出物、及びサラシア属植物粉砕物の少なくとも一種それ自体のみを使用してもよいし、サラシア属植物、サラシア属植物抽出物、及びサラシア属植物粉砕物の少なくとも一種に対してさらに他の成分を配合したものでもよい。
上記の他の成分としては、例えば、ミネラル酵母、フラボノイド、ポリフェノール、及び免疫賦活作用を有する経口物質等が挙げられるが、特に限定されない。上記の他の成分としては、具体的には、特開2015-127340号公報の段落番号0023~0038に記載された成分を挙げることができる。
本発明の家畜用サプリメントには、さらに、ビタミン、ビタミン様物質、タンパク質、アミノ酸、油脂、有機酸、炭水化物、植物由来原料、動物由来原料、食品用添加物、及び医薬品用添加物から選択される一種以上等、経口摂取可能な成分を適宜含有させてもよい。
本発明の家畜用サプリメントは、各種の担体、例えば賦形剤、滑沢剤、安定剤、分散剤、結合剤、希釈剤、香味料、甘味料、風味剤、及び着色剤から選択される一種以上の添加物を用いて調製することができ、好ましくは経口投与剤として調製してもよい。
本発明の家畜用サプリメントの形態は、本発明の効果を奏するものである限り、特に制限されず、例えば、錠剤、丸剤、顆粒剤、細粒剤、咀嚼剤、カプセル剤(ハードカプセル、ソフトカプセルに充填されたもの)、液剤、チュアブル剤の形態であってもよい。
本発明の家畜用サプリメントにおける「サラシア属植物、サラシア属植物抽出物、及びサラシア属植物粉砕物の少なくとも一種」の含有量は特に限定されないが、一般的には10質量%~100質量%であり、好ましくは20質量%~100質量%であり、より好ましくは50質量%~100質量%であり、さらに好ましくは70質量%~100質量%であり、特に好ましくは90質量%~100質量%であり、最も好ましくは100質量%である。即ち、「サラシア属植物、サラシア属植物抽出物、及びサラシア属植物粉砕物の少なくとも一種」をそのまま本発明の家畜用サプリメントとして用いることが最も好ましい。
<家畜の消化器系疾患治療中又は消化器系疾患治療後の体調回復の促進>
本発明の第二の側面によれば、サラシア属植物、サラシア属植物抽出物、及びサラシア属植物粉砕物の少なくとも一種を含有する、家畜の消化器系疾患治療中又は消化器系疾患治療後の体調回復促進剤が提供される。
消化器系疾患としては、胃潰瘍、疝痛などが挙げられる。
消化器系疾患治療としては、プロトンポンプ阻害薬、又はH2受容体拮抗薬などの投与を挙げることができる。
プロトンポンプ阻害薬としては、オメプラゾール、ランソプラゾール、ラベプラゾール、エソメプラゾール、ボノプラザンなどを挙げることができる。
H2受容体拮抗薬としては、ラニチジン、シメチジン、ファモチジン、ロキサチジン、ニザチジン、ラフチジンなどを挙げることができる。
消化器系疾患治療の具体例を以下に記載するが、これに限定されるものではない。
馬の胃潰瘍の治療に1回につき体重1kg当たりオメプラゾールとして4mg(ペースト製剤として10.7mg)を、1日1回28日間を限度に経口投与する。その後馬の胃潰瘍の再発率の低下及び胃潰瘍の悪化の軽減に、継続して1回につき体重1kg当たりオメプラゾールとして1mg(ペースト製剤として2.7mg)を、1日1回28日間を限度に経口投与する。本剤は 25kg単位で目盛りが設定されたシリンジ容器により、体重575kg迄の馬に対して、オメプラゾールを100mgの単位で投薬できるように設計されている。
本剤を馬の胃潰瘍の治療を目的にオメプラゾールとして4mg/kgの用量で投薬する場合には、体重の目盛りにリングの矢印を合わせる。本剤を馬の胃潰瘍の再発率の低下及び胃潰瘍の悪化の軽減を目的にオメプラゾールとして1mg/kgの用量で投薬する場合には、実体重の1/4重量に応じた目盛りにリングの矢印を合わせる。体重が25kgの倍数にならない場合には、1目盛り繰り上げた目盛りに設定する。
本発明による家畜の消化器系疾患治療中又は治療後の体調回復の促進効果については、例えば、以下の方法により確認することができる。
消化器系疾患の治療を開始して一定期間後に、体調の回復が見られない家畜に対して、所定量の本発明による家畜用飼料又は家畜用サプリメントを一定期間摂取させる。家畜用飼料又は家畜用サプリメント摂取による、体重、ボディコンディション、外観(体のハリ)、毛艶の変化を評価し、体調回復の有無を確認する。
また、本発明によれば、好ましくは、消化器系疾患の症状も改善される。
本発明による家畜の消化器系疾患治療中又は消化器系疾患治療後の体調回復促進剤としては、サラシア属植物、サラシア属植物抽出物、及びサラシア属植物粉砕物の少なくとも一種それ自体のみを使用してもよいし、サラシア属植物、サラシア属植物抽出物、及びサラシア属植物粉砕物の少なくとも一種に対してさらに他の成分を配合したものでもよい。
上記の他の成分としては、例えば、ミネラル酵母、フラボノイド、ポリフェノール、及び免疫賦活作用を有する経口物質等が挙げられるが、特に限定されない。上記の他の成分としては、具体的には、特開2015-127340号公報の段落番号0023~0038に記載された成分を挙げることができる。
本発明による家畜の消化器系疾患治療中又は消化器系疾患治療後の体調回復促進剤には、さらに、ビタミン、ビタミン様物質、タンパク質、アミノ酸、油脂、有機酸、炭水化物、植物由来原料、動物由来原料、飼料添加物、及び動物医薬品用添加物から選択される一種以上等、経口摂取可能な成分を適宜含有させてもよい。
本発明による家畜の消化器系疾患治療中又は消化器系疾患治療後の体調回復促進剤は、各種の担体、例えば賦形剤、滑沢剤、安定剤、分散剤、結合剤、希釈剤、香味料、甘味料、風味剤、及び着色剤から選択される一種以上の添加物を用いて調製することができ、好ましくは経口投与剤として調製してもよい。
本発明による家畜の消化器系疾患治療中又は消化器系疾患治療後の体調回復促進剤の形態は、本発明の効果を奏するものである限り、特に制限されず、例えば、錠剤、丸剤、顆粒剤、細粒剤、咀嚼剤、カプセル剤(ハードカプセル、ソフトカプセルに充填されたもの)、液剤、チュアブル剤の形態であってもよい。
本発明による家畜の消化器系疾患治療中又は消化器系疾患治療後の体調回復促進剤における「サラシア属植物、サラシア属植物抽出物、及びサラシア属植物粉砕物の少なくとも一種」の含有量は特に限定されないが、一般的には10質量%~100質量%であり、好ましくは20質量%~100質量%であり、より好ましくは50質量%~100質量%であり、さらに好ましくは70質量%~100質量%であり、特に好ましくは90質量%~100質量%であり、最も好ましくは100質量%である。即ち、「サラシア属植物、サラシア属植物抽出物、及びサラシア属植物粉砕物の少なくとも一種」をそのまま本発明による家畜の消化器系疾患治療中又は消化器系疾患治療後の体調回復促進剤として用いることが最も好ましい。
<家畜の消化器系疾患治療中又は消化器系疾患治療後の体調回復を促進する方法>
本発明による家畜用飼料又は家畜用サプリメント、並びに本発明による家畜の消化器系疾患治療中又は消化器系疾患治療後の体調回復促進剤は、家畜を投与対象とし、家畜に経口的に投与することができる。
即ち、本発明の第三の側面によれば、サラシア属植物、サラシア属植物抽出物、及びサラシア属植物粉砕物の少なくとも一種を家畜に投与することを含む、家畜の消化器系疾患治療中又は消化器系疾患治療後の体調回復を促進する方法が提供される。
家畜の消化器系疾患治療中又は消化器系疾患治療後の体調回復の促進については、本明細書中上記した通りである。
サラシア属植物、サラシア属植物抽出物、及びサラシア属植物粉砕物の少なくとも一種を家畜に投与する方法は特に限定されないが、経口的に投与、即ち、家畜に経口的に摂取させればよい。
本発明による家畜用飼料又は家畜用サプリメント、又は本発明による家畜の消化器系疾患治療中又は消化器系疾患治療後の体調回復促進剤を、家畜に投与する場合、「サラシア属植物、サラシア属植物抽出物、及びサラシア属植物粉砕物の少なくとも一種」の一日摂取量又は投与量は、0.1mg/kg/日以上が好ましく、0.5mg/kg/日以上がより好ましく、1.0mg/kg/日以上がさらに好ましく、2.0mg/kg/日以上がさらに一層好ましく、4.0mg/kg/日以上が特に好ましい。サラシア属植物の抽出物及び/又は粉砕物の一日摂取量又は投与量の上限は特に限定されないが、一般的には、2000mg/kg/日以下であり、好ましくは1000mg/kg/日以下である。
<サラシア属植物、サラシア属植物抽出物、及びサラシア属植物粉砕物の用途>
さらに本発明によれば、家畜の消化器系疾患治療中又は消化器系疾患治療後の体調回復のために使用される飼料又はサプリメントの投与を含む家畜の飼育において使用するための、サラシア属植物、サラシア属植物抽出物、及びサラシア属植物粉砕物の少なくとも一種が提供される。
さらに本発明によれば、家畜の消化器系疾患治療中又は消化器系疾患治療後の体調回復を促進する処置において使用するための、サラシア属植物、サラシア属植物抽出物、及びサラシア属植物粉砕物の少なくとも一種が提供される。
さらに本発明によれば、家畜の消化器系疾患治療中又は消化器系疾患治療後の体調回復促進のために使用される家畜用飼料又は家畜用サプリメントの製造のための、サラシア属植物、サラシア属植物抽出物、及びサラシア属植物粉砕物の少なくとも一種の使用が提供される。
さらに本発明によれば、家畜の消化器系疾患治療中又は消化器系疾患治療後の体調回復促進剤の製造のための、サラシア属植物、サラシア属植物抽出物、及びサラシア属植物粉砕物の少なくとも一種の使用が提供される。
上記した各発明における好ましい態様は、本明細書中において上記した通りである。
本発明を以下の実施例によりさらに説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
実施例1:
サラシア・レティキュラータ(Salacia reticulata)の幹の部分を粉砕後、98℃の熱水による抽出工程、及び活性炭を用いた精製処理工程(国際公開WO2019/065396号公報の実施例を参照)を経て得られた液を噴霧乾燥し、得られたサラシアエキス末にデキストリンを添加して造粒し、サラシア抽出顆粒を作製した。得られたサラシア抽出顆粒におけるサラシノール含有量は0.07質量%であった。
プロトンポンプ阻害薬による治療(本明細書の段落0037に記載の通り、1回につき体重1kg当たりオメプラゾールとして4mg(ペースト製剤として10.7mg)を、1日1回経口投した)を施し、1週間後に体調の回復が見られなかった2歳~5歳のサラブレッド10頭(体重:407kg~535kg)(サラシア摂取群:下記表のA~J)に、治療を続けながら作製したサラシア抽出顆粒を1日あたり16g摂取させ、体調の回復度合いを評価した。また、サラシア抽出顆粒を摂取させないサラブレッド8頭をコントロール群(下記表のK~R)とした。
[評価]
<体重>
サラシア抽出顆粒の摂取前、摂取2週間後及び4週間後の体重を測定し、5kg以上の体重増加が見られたかどうかを確認した。
<ボディコンディション>
サラシア抽出顆粒の摂取前、摂取2週間後及び4週間後のボディコンディションスコアを評価し、1以上の評価上昇が見られたかどうかを確認した。評価は以下の基準に沿って実施した。
1:削痩
2:非常に痩せている
3:痩せている
4:少し痩せている
5:普通
6:少し肉付きが良い
7:肉付きが良い
8:肥満
<外観(体のハリ)、及び毛艶>
サラシア抽出顆粒の摂取前、摂取2週間後及び4週間後の外観(体のハリ)、毛艶を観察・評価し、外観は1以上、毛艶は2以上の評価上昇が見られたかどうかを確認した。評価は以下の基準に沿って実施した。
1:極めて悪い
2:かなり悪い
3:悪い
4:やや悪い
5:普通
6:やや良い
7:良好
8:かなり良好
9:極めて良好
<胃潰瘍>
サラシア抽出顆粒の摂取前、摂取2週間後及び4週間後に胃内視鏡検査を実施し、胃潰瘍の状態(グレード)が良化したかどうかを確認した。胃内視鏡検査は、4時間絶食(飲水制限はなし)後に実施した。グレード分類は以下の基準に沿って実施した。
(無腺部)
グレード0:粘膜上皮は完全であり、充血や角化もない
グレード1:粘膜上皮は完全であるが、充血がある
グレード2:小さく浅い潰瘍が5個以下
グレード3:浅い潰瘍が5個以上、かつ/又は浅い潰瘍が1個
グレード4:明らかに深い潰瘍が2個以上
(腺部)
グレード0:粘膜上皮は完全であり、充血はない
グレード1:粘膜上皮は完全であるが、発赤かつ、又は角化が見られる
グレード2:潰瘍が1個以上
評価の結果を表1及び2に示す。
A~J及びK~Rの欄の数値は、上記評価の結果(評価の変化)を示す。
「頭数」の欄の数値は、試験開始前と比較して評価が上昇した頭数を示す。
「割合」の欄の数値は、試験開始前と比較して評価が上昇した頭数の割合を示す。
表1に示す結果から、サラシア抽出顆粒は、消化器系疾患治療中又は治療後の体調回復を顕著に増加させる効果があることが証明された。
表2に示す結果から、サラシア抽出顆粒は、胃潰瘍症状が良化する頭数を増加させる効果があることが証明された。
本発明は、家畜の消化器系疾患治療中又は消化器系疾患治療後の体調回復促進に利用できる。

Claims (9)

  1. サラシア属植物、サラシア属植物抽出物、及びサラシア属植物粉砕物の少なくとも一種を含有する、家畜の消化器系疾患治療中又は消化器系疾患治療後の体調回復促進のために使用される家畜用飼料又は家畜用サプリメントであって、
    家畜が馬であり、消化器系疾患が胃潰瘍であり、消化器系疾患治療が、プロトンポンプ阻害薬の投与である、家畜用飼料又は家畜用サプリメント。
  2. 体調回復促進が、体重増加、ボディコンディション、外観、及び毛艶のうちの一つ以上の回復促進である、請求項1に記載の家畜用飼料又は家畜用サプリメント。
  3. 消化器系疾患の症状が改善される、請求項1又は2に記載の家畜用飼料又は家畜用サプリメント。
  4. サラシア属植物、サラシア属植物抽出物、及びサラシア属植物粉砕物の少なくとも一種を含有する、家畜の消化器系疾患治療中又は消化器系疾患治療後の体調回復促進剤であって、
    家畜が馬であり、消化器系疾患が胃潰瘍であり、消化器系疾患治療が、プロトンポンプ阻害薬の投与である、体調回復促進剤。
  5. 体調回復促進が、体重増加、ボディコンディション、外観、及び毛艶のうちの一つ以上の回復促進である、請求項に記載の体調回復促進剤。
  6. 消化器系疾患の症状が改善される、請求項4又はに記載の体調回復促進剤。
  7. サラシア属植物、サラシア属植物抽出物、及びサラシア属植物粉砕物の少なくとも一種を家畜に投与することを含む、家畜の消化器系疾患治療中又は消化器系疾患治療後の体調回復を促進する方法であって、
    家畜が馬であり、消化器系疾患が胃潰瘍であり、消化器系疾患治療が、プロトンポンプ阻害薬の投与である、方法。
  8. 体調回復促進が、体重増加、ボディコンディション、外観、及び毛艶のうちの一つ以上の回復促進である、請求項7に記載の方法。
  9. 消化器系疾患の症状が改善される、請求項7又は8に記載の方法。
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