JP7351648B2 - 複合プラント - Google Patents

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Description

本開示は、COタービンプラントを備える複合プラントに関する。
近年、高効率なタービンとして、高濃度のCOを含む高温高圧の流体を作動流体とするCOタービンの実現に向けた検討が行われている。特許文献1には、COを含む流体をCOタービンで膨張させて動力を得るとともにCOを含む排気を循環させるCOタービンプラントが開示されている。
特開2013-177893号公報
ところで、特許文献1に記載の構成のようにCOを含む流体をCOタービンプラントで循環させる場合、燃焼器で燃料を燃焼させることにより増加した分のCOを閉サイクルの外部に排出する必要がある。
しかしながら、特許文献1には、COタービンプラントから排出されたCOの活用に関する知見は何ら開示されていない。
上述の事情に鑑みて、本発明の少なくとも一実施形態は、COタービンプラントからCOを回収して有効活用できる複合プラントを提供することを目的とする。
(1)本発明の少なくとも一実施形態に係る複合プラントは、
COタービンプラントを備える複合プラントであって、
前記COタービンプラントは、
を酸化剤として用いて燃料を燃焼させてCO及びHOを含む流体を発生させるように構成された燃焼器と、
前記燃焼器で発生したCO及びHOを含む流体によって駆動するように構成されたCOタービンと、
前記COタービンを通過した前記流体からHOを除去するための凝縮器と、
前記COタービン及び前記凝縮器を通過したCOを前記燃焼器に戻すための第1リターンラインと、
を含み、
前記複合プラントは、
COを用いて少なくとも1種の有機化合物を合成するように構成された有機化合物合成装置を含む有機化合物合成プラントと、
前記第1リターンラインから分岐して前記有機化合物合成装置に接続するCO供給ラインと、
を更に備える。
上記(1)に記載の複合プラントによれば、第1リターンラインから分岐して有機化合物合成装置に接続するCO供給ラインが設けられているため、COタービンプラントから回収した高濃度のCOを原料として有効活用して有機化合物合成装置で少なくとも1種の有機化合物を合成することができる。したがって、複合プラントの全体効率を向上することができる。また、COタービンプラントから排出されたCOをCOタービンプラントに隣接する有機化合物合成プラントで有機化合物の合成に使用することで、COタービンプラントから回収したCOの運搬や保管に要するコストを削減することができる。
(2)幾つかの実施形態では、上記(1)に記載の複合プラントにおいて、
前記COタービンプラントは、COを貯蔵するためのCO貯蔵タンクを含み、
前記CO貯蔵タンクは、前記第1リターンライン又は前記CO供給ラインに接続される。
上記(2)に記載の複合プラントによれば、CO貯蔵タンクが第1リターンライン又はCO供給ラインに接続されているため、COタービンプラントの起動時にCO貯蔵タンクからリターンラインを介して燃焼器にCOを供給することが可能となり、COタービンプラントを速やかに起動することができる。これにより、有機化合物合成プラントも速やかに起動することができる。また、有機化合物合成プラントにおける有機化合物合成プロセスの停止時に第1リターンラインからCOをCO貯蔵タンクに一時保管することができる。
(3)幾つかの実施形態では、上記(1)又は(2)に記載の複合プラントにおいて、
前記有機化合物合成プラントは、Hを生成するためのH生成装置と、前記H生成装置で生成したHを前記有機化合物合成装置に供給するためのH供給ラインと、を含む。
上記(3)に記載の複合プラントによれば、COタービンプラントから排出されたCOとH生成装置からH供給ラインを介して供給されたHとを原料として有機化合物を合成することができる。
(4)幾つかの実施形態では、上記(3)に記載の複合プラントにおいて、
前記H生成装置は、HOを電気分解してHを生成するための電気分解装置であり、前記複合プラントは、前記電気分解装置で発生したOを前記燃焼器に供給するためのO供給ラインを更に備える。
上記(4)に記載の複合プラントによれば、有機化合物の原料としてのHを電気分解装置で発生させる際にHとともに発生した高濃度のOを、COタービンプラントの燃焼器において燃料を燃焼させるために使用することができる。これにより、燃焼器で使用する高濃度のOの全量を空気分離器で空気から抽出する場合と比較して、高濃度のOを空気から抽出するためのエネルギーを低減することができる。したがって、複合プラントの全体効率を向上することができる。
(5)幾つかの実施形態では、上記(3)に記載の複合プラントにおいて、
前記H生成装置は、天然ガス等からHを膜分離する膜分離装置である。Hを膜分離して、あとに残ったCO等の成分は有機化合物合成プラントに供給され、原料に利用することができる。なお、天然ガス等からHを分離する膜として、高分子膜を用いることができる。
(6)幾つかの実施形態では、上記(3)に記載の複合プラントにおいて、
前記複合プラントは、Hを貯蔵するためのH貯蔵タンクを更に備え、
前記H貯蔵タンクは、前記H供給ラインに接続される。
有機化合物合成プラントは、H貯蔵タンクを設けることにより、有機化合物合成プラント停止時にもH生成装置を運転し、生成されたHをH貯蔵タンクに貯蔵することができる。有機化合物合成プラントの運転を再開するときには、H貯蔵タンクから、貯蔵されていたHを、H供給ラインを介して有機化合物合成設備に供給することができ、有機化合物合成プラントの運転を直ちに再開することができる。
(7)幾つかの実施形態では、上記(4)に記載の複合プラントにおいて、
前記複合プラントは、Oを貯蔵するためのO貯蔵タンクを更に備え、
前記O貯蔵タンクは、前記O供給ラインに接続される。
有機化合物合成プラントは、有機化合物の合成が化学反応である以上、COタービンプラントと比較して急激な負荷変動に対応しにくい。このため、上記(5)に記載のようにO供給ラインに接続されたO貯蔵タンクを設けることにより、COタービンプラントの負荷変動に対して有機化合物合成プラントから燃焼器へのOの供給量を追従させることができ、高濃度のOを空気から抽出するためのエネルギーを低減することができる。したがって、複合プラントの全体効率を向上することができる。
(8)幾つかの実施形態では、上記(1)乃至(7)の何れかに記載の複合プラントにおいて、
前記COタービンプラントは、前記COタービンに連結された発電機を含む。
上記(8)に記載の複合プラントによれば、燃焼器で発生させた高濃度のCO及びHOから高効率でエネルギー(電力)を回収することができる。
(9)幾つかの実施形態では、上記(4)の何れかに記載の複合プラントにおいて、
前記COタービンプラントは、前記COタービンに連結された発電機を含み、
前記複合プラントは、前記発電機から前記電気分解装置に電力を供給するための電力ラインを更に備える。
上記(9)に記載の複合プラントによれば、COタービンに連結された発電機から得られた電力を用いて有機化合物の原料となるHを生成することができる。
(10)幾つかの実施形態では、上記(1)乃至(9)の何れかに記載の複合プラントにおいて、
前記有機化合物合成プラントは、前記有機化合物の合成に伴い生じる反応熱を回収するための熱交換部を含み、
前記複合プラントは、
前記COタービンプラントで使用される第1流体を前記熱交換部に供給するための第1流体供給ラインと、
前記熱交換部での熱交換により前記反応熱を回収した前記第1流体を前記COタービンプラントに戻すための第2リターンラインと、
を更に備える。
上記(10)に記載の複合プラントによれば、有機化合物の合成に伴い生じる反応熱を回収した第1流体を第2リターンラインを介してCOタービンプラントに戻すことができるため、上記反応熱を有効活用してCOタービンプラントの効率を向上することができる。また、有機化合物合成装置では、CO供給ラインから供給されたCOにより反応系を冷却することができるため、有機化合物の合成を促進することができる。したがって、複合プラントの全体効率を向上することができる。
(11)幾つかの実施形態では、上記(10)に記載の複合プラントにおいて、
前記複合プラントは、前記有機化合物合成装置で合成された前記有機化合物のうち少なくとも1種を前記燃焼器に供給するための有機化合物供給ラインを更に備える。
上記(11)に記載の複合プラントによれば、有機化合物合成装置で合成された有機化合物のうち少なくとも1種を燃焼器に供給して燃料として使用することができるため、複合プラントの全体効率を向上することができる。
(12)幾つかの実施形態では、上記(11)に記載の複合プラントにおいて、
前記有機化合物合成プラントは、前記有機化合物合成装置で合成された前記有機化合物を貯蔵するための有機化合物貯蔵タンクを含む。
上記(12)に記載の複合プラントによれば、COタービンプラントから排出されるCOを有機化合物合成装置で有機化合物に変換して有機化合物貯蔵タンクで貯蔵し、例えば数か月後(又は数時間後、数日後等)に燃焼器で燃料として使用してCOタービンを駆動することができる。このため、COタービンに発電機が連結されている場合には、大容量且つ長時間の発電のタイムシフトが可能となる。
本発明の少なくとも一つの実施形態によれば、COタービンプラントから排出されたCOを有効活用した複合プラントが提供される。
本発明の一実施形態に係る複合プラントの全体構成を示す模式図である。 本発明の他の実施形態に係る複合プラントの全体構成を示す模式図である。
以下、添付図面を参照して本発明の幾つかの実施形態について説明する。ただし、実施形態として記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
(複合プラントの全体構成)
図1は、一実施形態に係る複合プラントの全体構成を示す模式図である。
図1に示すように、複合プラント2は、COタービンプラント4及び有機化合物合成プラント6を備える。
図1に示す例示的なCOタービンプラント4は、亜臨界COタービンコンバインドサイクル発電プラントとして構成されており、O製造装置8、燃焼器10、COタービン12、発電機14、蒸気タービンシステム16、凝縮器18、コンプレッサ20、及びCO貯蔵タンク22を含む。蒸気タービンシステム16は、廃熱回収ボイラ(HRSG : Heat Recovery Steam Generator)34、蒸気タービン36、発電機38、復水器40、及びポンプ42を有する。
図1に示す有機化合物合成プラント6は、COタービンプラント4に隣接して設けられており、電気分解装置24、有機化合物合成装置26、有機化合物貯蔵タンク28、及び分離精製装置30を含む。
(COタービンプラント4の詳細構成及び周辺構成)
図1に示すように、O製造装置8は、空気からOを分離することで高濃度のOを製造する。O製造装置8で製造されたOは、O製造装置8と燃焼器10とを接続するO供給ライン32を介して燃焼器10に供給される。
燃焼器10は、O製造装置8から供給されるOを酸化剤として用いて燃料ガスを燃焼させて、CO及びHO(水蒸気)を含む混合ガス(流体)を発生させる。燃焼器10は、電気分解装置24から供給されるOも燃料ガスの燃焼に利用可能に構成されており、分離精製装置30から供給される有機化合物としてのジメチルエーテル(DME)も上記燃料ガスとともに燃焼可能に構成されている。また、燃焼器10には第1リターンライン48を介してCOが供給される。燃焼器10に供給されたCOと燃焼器10で発生したCOと燃焼器10で発生したHOとを含む混合ガスは、燃焼器10とCOタービン12とを接続する混合ガス供給ライン33を介してCOタービン12に供給される。
COタービン12は、燃焼器10から供給されたCO及びHOを含む混合ガスを作動流体として回転し、COタービン12に連結された発電機14を駆動する。
COタービン12を出たCO及びHOを含む混合ガスは、COタービン12と廃熱回収ボイラ34とを接続する混合ガス供給ライン35を介して廃熱回収ボイラ34に供給され、廃熱回収ボイラ34にて蒸気タービンシステム16を循環する水との熱交換により循環する水を加熱して蒸気を発生させる。
廃熱回収ボイラ34で発生した蒸気は蒸気タービン36に供給される。蒸気タービン36は、廃熱回収ボイラ34から供給された蒸気を作動流体として回転し、蒸気タービン36に連結された発電機38を駆動する。蒸気タービン36を出た蒸気は、復水器40内で冷却されて復水(凝縮水)となる。
復水器40を出た復水(COタービンプラント4で使用される第1流体)は、ポンプ42で昇圧されて、ポンプ42と有機化合物合成装置26が有する熱交換部27とを接続する復水供給ライン44(第1流体供給ライン)を介して熱交換部27に供給される。
復水供給ライン44を介して熱交換部27に供給された復水は、後述するジメチルエーテルの合成(発熱反応)及びメタノールの合成(発熱反応)に伴い生じる反応熱を熱交換部27で回収することで加熱される。熱交換部27での熱交換により上記反応熱を回収した復水は、熱交換部27と廃熱回収ボイラ34とを接続する第2リターンライン46を介してCOタービンプラント4に戻されて、廃熱回収ボイラ34に供給される。
COタービン12及び廃熱回収ボイラ34を通過したCO及びHOを含む混合ガスは、廃熱回収ボイラ34と凝縮器18とを接続する混合ガスライン37を介して凝縮器18に供給され、凝縮器18にて冷却されてHO(凝縮水)を除去される。
凝縮器18と燃焼器10とは、凝縮器18を通過した高濃度のCOを燃焼器10に戻すための第1リターンライン48を介して接続されており、第1リターンライン48には凝縮器18を通過したCOガスを昇圧するためのコンプレッサ20が設けられている。コンプレッサ20は、凝縮器18を通過したCOを昇圧して燃焼器10に供給可能に構成されている。
第1リターンライン48には、COを貯蔵するためのCO貯蔵タンク22が接続されている。CO貯蔵タンク22は、第1リターンライン48を流れるCOを貯蔵可能に構成されており、貯蔵しているCOを第1リターンライン48に供給可能に構成されている。
(有機化合物合成プラント6の詳細構成及び周辺構成)
電気分解装置24は、HOを電気分解してOとHを発生させる。電気分解装置24は、電力ライン50を介して発電機14と接続されており、電力ライン50は発電機14が発電した電力を電気分解装置24に供給可能に構成されている。電力ライン50は電力系統に連系しており、電気分解装置24は、発電機14が発電した電力及び電力系統からの電力をHOの電気分解に利用することができる。
電気分解装置24は、O供給ライン52を介して燃焼器10に接続されており、電気分解装置24で発生したOは、O供給ライン32と合流するO供給ライン52を介して燃焼器10に供給される。O供給ライン52にはOを貯蔵するためのO貯蔵タンク54が接続されている。O貯蔵タンク54は、O供給ライン52を流れるOを貯蔵可能に構成されており、貯蔵しているOをO供給ライン52に供給可能に構成されている。電気分解装置24で発生したHは、H供給ライン56を介して有機化合物合成装置26に供給される。H供給ライン56に接続されたH貯蔵タンク70は、H供給ライン56を流れるHを貯蔵可能に構成されており、貯蔵しているHをH供給ライン56に供給可能に構成されている。H貯蔵タンクを設置することで、有機化合物合成プラント6停止時にも電気分解装置24を運転し、生成したHを貯蔵しておくことができる。
有機化合物合成装置26には、第1リターンライン48から分岐したCO供給ライン58とH供給ライン56とが合流した上で接続している。有機化合物合成装置26には、電気分解装置24で発生したHがH供給ライン56を介して供給されるとともに、コンプレッサ20で昇圧された高濃度のCOがCO2タービンプラント4からCO供給ライン58を介して供給される。
有機化合物合成装置26は、電気分解装置24からH供給ライン56を介して供給されたHとCOタービンプラント4からCO供給ライン58を介して供給されたCOとを用いて、有機化合物としてのジメチルエーテル及びメタノール(MeOH)を合成するとともに副生水を生成する。なお、有機化合物合成装置26におけるジメチルエーテルの合成の反応温度は、例えば220℃~280℃であってもよく、圧力は5MPa~10MPaであってもよい。
有機化合物合成装置26で生成されたジメチルエーテル、メタノール及び副生水は、有機化合物合成プラント6内に設けられた有機化合物貯蔵タンク28に貯蔵される。有機化合物貯蔵タンク28から出たジメチルエーテル、メタノール及び副生水は、分離精製装置30に供給されて、分離精製装置30にて蒸留によりジメチルエーテルが分離精製されて抽出される。
分離精製装置30にて分離精製されて抽出されたジメチルエーテルは、分離精製装置30と燃焼器10とを接続するジメチルエーテル供給ライン60(有機化合物供給ライン)を介して燃焼器10に供給され、燃焼器10にて燃料として使用される。分離精製装置30で得られたメタノールは、燃焼器10に燃料として供給してもよいし、例えば自動車用の燃料として販売してもよい。
なお、COタービンプラント4を流れる流体の温度及び圧力は上述した説明及び以下の説明から逸脱しない範囲であれば特に限定されないが、一例を示すと、例えば混合ガス供給ライン33において2.7MPa及び1100℃、混合ガス供給ライン35において0.1MPa及び635℃、混合ガス供給ライン37において0.1MPa及び50℃、第1リターンライン48において0.1MPa及び20℃程度である。
以上に示した構成によれば、第1リターンライン48から分岐して有機化合物合成装置26に接続するCO供給ライン58が設けられているため、COタービンプラント4から回収した高濃度のCOを原料として有効活用して有機化合物合成装置26でジメチルエーテル及びメタノールを合成することができる。したがって、複合プラント2の全体効率を向上することができる。また、COタービンプラント4から排出されたCOをCOタービンプラント4に隣接する有機化合物合成プラント6で有機化合物合成プロセスに使用することで、COタービンプラント4から回収したCOの運搬や保管に要するコストを削減することができる。
また、CO貯蔵タンク22が第1リターンライン48に接続されているため、COタービンプラント4の起動時(COガスタービンコンバインドサイクルの起動時)にCO貯蔵タンク22から第1リターンライン48を介して燃焼器10にCOを供給することが可能となり、COタービンプラント4を速やかに起動することができる。これにより、有機化合物合成プラント6も速やかに起動することができる。また、有機化合物合成プラント6における有機化合物合成プロセスの停止時に第1リターンライン48からCOを一時保管することができる。また、有機化合物合成プロセスの停止中でもCOタービンプラント4の運転が可能である。
また、電気分解装置24で発生したOを燃焼器10に供給するためのO供給ライン52が設けられているため、ジメチルエーテル及びメタノールの原料としてのHを電気分解装置24で発生させる際にHとともに発生した高濃度のOを、COタービンプラント4の燃焼器10において燃料を燃焼させるために使用することができる。これにより、O製造装置8における空気から高濃度のOを抽出するためのエネルギーを低減することができる。したがって、複合プラント2の全体効率を向上することができる。
また、有機化合物合成プラント6は、有機化合物の合成が化学反応である以上、COタービンプラント4と比較して急激な負荷変動に対応しにくい。このため、上記のようにO供給ライン52に接続されたO貯蔵タンク54を設けることにより、COタービンプラント4の負荷変動に対して有機化合物合成プラント6から燃焼器10へのOの供給量を追従させることができ、O製造装置8における空気から高濃度のOを抽出するためのエネルギーを低減することができる。したがって、複合プラント2の全体効率を向上することができる。
また、COタービン12に連結された発電機14から電気分解装置24に電力を供給するための電力ライン50が設けられているため、COタービン12の駆動により得られた電力を用いてジメチルエーテル及びメタノールの原料となるHを生成することができる。また、発電機14で発電した電力を電力系統に供給して売電してもよく、売電価格を考慮して売電するか有機化合物合成プロセスで使用するかを決定してもよい。
また、ジメチルエーテルの合成及びメタノールの合成に伴い生じる反応熱を熱交換部27で回収した復水を、第2リターンライン46を介してCOタービンプラント4に戻して、廃熱回収ボイラ34に供給することができるため、上記反応熱を有効活用してCOタービンプラント4の効率を向上することができる。また、有機化合物合成装置26では、復水供給ライン44から供給された復水により反応系を冷却することができるため、ジメチルエーテルの合成及びメタノールの合成を促進することができる。したがって、複合プラント2の全体効率を向上することができる。
また、有機化合物合成装置26で合成されたジメチルエーテルを燃焼器10に供給して燃料として使用することができるため、COタービンプラント4における燃焼器10で使用する燃料の消費量を低減することができる。これにより、複合プラント2の全体効率を向上することができ、COタービンプラント4における燃料購入費用を削減することができる。
また、COタービンプラント4から排出されるCOとCOタービン12に連結された発電機14により発電された電力とを、有機化合物合成プロセスでメタノール及びジメチルエーテルに変換して有機化合物貯蔵タンク28で貯蔵し、例えば数か月後(又は数時間後、数日後等)に燃焼器10で燃料として使用してCOタービン12を駆動して発電を行うことで、大容量且つ長時間の発電タイムシフトが可能となる。
図2は、他の実施形態に係る複合プラント2の全体構成を示す模式図である。
図1に示す複合プラント2では、COタービンプラント4は亜臨界COタービンコンバインドサイクル発電プラントとして構成されているのに対し、図2に示す複合プラント2では、COタービンプラント4は、アラム・サイクル(allam cycle)と称される超臨界COタービン発電プラントとして構成されている。図2に示す実施形態において、図1に示した実施形態の各構成と共通の符号は、特記しない限り図1に示した複合プラント2の各構成と同様の構成を示すものとし、説明を省略する。
図2に示す複合プラント2では、図1に示した蒸気タービンシステム16の代わりに再生熱交換器62が設けられている。
図2に示す構成において、COタービン12を出たCO及びHOを含む流体は、再生熱交換器62に供給され、再生熱交換器62にて冷却される。COタービン12及び再生熱交換器62を通過したCO及びHOを含む流体は、凝縮器18に供給され、凝縮器18にて冷却されてHO(凝縮水)を除去される。
凝縮器18と燃焼器10とは、凝縮器18を通過した高濃度のCOを燃焼器10に戻すための第1リターンライン48を介して接続されており、第1リターンライン48には凝縮器18を通過したCOを昇圧するためのポンプ64(コンプレッサ及び冷却器を含んでいてもよい。)が設けられている。
図2に示す構成では、第1リターンライン48は、以下で説明するようにCO供給ライン66(第1流体供給ライン)及び第2リターンライン68を含む。
凝縮器18を出た高濃度のCO(COタービンプラント4で使用される第1流体)は、ポンプ64で昇圧されて、ポンプ64と有機化合物合成装置26が有する熱交換部27とを接続するCO供給ライン66(第1流体供給ライン)を介して熱交換部27に供給される。
CO供給ライン66を介して熱交換部27に供給された高濃度のCOを含む流体は、ジメチルエーテルの合成(発熱反応)及びメタノールの合成(発熱反応)に伴い生じる反応熱を熱交換部27で回収することで加熱される。熱交換部27での熱交換により上記反応熱を回収した高濃度のCOを含む流体は、熱交換部27と再生熱交換器62とを接続する第2リターンライン68を介してCOタービンプラント4に戻されて、再生熱交換器62に供給される。
第2リターンライン68を介して再生熱交換器62へ供給された高濃度のCOを含む流体は、COタービンを出たCO及びHOを含む流体との再生熱交換器62での熱交換によって加熱され、燃焼器10に供給される。
図2に示す構成においても、COタービンプラント4を流れる流体の温度及び圧力は上述した説明及び以下の説明から逸脱しない範囲であれば特に限定されないが、一例を示すと、例えば混合ガス供給ライン33において30MPa及び1150℃、混合ガス供給ライン35において3MPa及び780℃、混合ガス供給ライン37において3MPa及び60℃、第1リターンライン48のうちポンプ64の上流側において3MPa及び20℃、第1リターンライン48のうちポンプ64の下流側において30MPa及び55℃、第1リターンライン48のうち再生熱交換器62の下流側において30MPa及び770℃程度である。
図2に示す構成においても、第1リターンライン48から分岐して有機化合物合成装置26に接続するCO供給ライン58が設けられているため、COタービンプラント4から回収した高濃度のCOを原料として有効活用して有機化合物合成装置26でジメチルエーテル及びメタノールを合成することができる。したがって、複合プラント2の全体効率を向上することができる。また、COタービンプラント4から排出されたCOをCOタービンプラント4に隣接する有機化合物合成プラント6で有機化合物合成プロセスに使用することで、COタービンプラント4から回収したCOの運搬や保管に要するコストを削減することができる。
また、図2に示す構成では、CO貯蔵タンク22がCO供給ライン58に接続されているため、COタービンプラント4の起動時(アラム・サイクルの起動時)にCO貯蔵タンク22からCO供給ライン58及び第1リターンライン48を介して燃焼器10にCOを供給することが可能となり、COタービンプラント4を速やかに起動することができる。これにより、有機化合物合成プラント6も速やかに起動することができる。また、有機化合物合成プラント6における有機化合物合成プロセスの停止時に第1リターンライン48からCOを一時保管することができる。また、有機化合物合成プロセスの停止中でもCOタービンプラント4の運転が可能である。
また、図2に示す構成によれば、図1に示す構成により得られる上述の他の効果についても同様に得ることができる。
本発明は上述した実施形態に限定されることはなく、上述した実施形態に変形を加えた形態や、これらの形態を適宜組み合わせた形態も含む。
例えば、上述した実施形態では、Hを生成するH生成装置として、電気分解装置を用いたが、H生成装置は、電気分解装置の他に、天然ガス等からHを膜分離する膜分離装置などであってもよい。膜分離装置によってHを膜分離した後に残った、COなどの成分は、有機化合物合成プラントに供給され、原料に利用することができる。
また、例えば、有機化合物合成プラント6が合成する有機化合物は、上述したジメチルエーテルやメタノールに限定されず、例えばメタン等であってもよく、COを用いて合成できる有機燃料又は原料であればよい。
また、有機化合物供給ラインとしてのジメチルエーテル供給ライン60は、有機化合物合成装置26によって合成した有機化合物のうちのジメチルエーテルのみを燃焼器10に供給するように構成されていたが、有機化合物供給ラインは、メタノールのみを燃焼器10に供給してもよく、ジメチルエーテルとメタノールの両方を燃焼器10に供給してもよい。
2 複合プラント
4 COタービンプラント
6 有機化合物合成プラント
8 O製造装置
10 燃焼器
12 COタービン
14 発電機
16 蒸気タービンシステム
18 凝縮器
20 コンプレッサ
22 CO貯蔵タンク
24 電気分解装置
26 有機化合物合成装置
27 熱交換部
28 有機化合物貯蔵タンク
30 分離精製装置
32 O供給ライン
33,35,37 混合ガス供給ライン
34 廃熱回収ボイラ
36 蒸気タービン
38 発電機
40 復水器
42 ポンプ
44 復水供給ライン(第1流体供給ライン)
46 第2リターンライン
48 第1リターンライン
50 電力ライン
52 O供給ライン
54 O貯蔵タンク
56 H供給ライン
58 CO供給ライン
60 ジメチルエーテル供給ライン(有機化合物供給ライン)
62 再生熱交換器
64 ポンプ
66 CO供給ライン(第1流体供給ライン)
68 第2リターンライン
70 H貯蔵タンク

Claims (11)

  1. COタービンプラントを備える複合プラントであって、
    前記COタービンプラントは、
    を酸化剤として用いて燃料を燃焼させてCO及びHOを含む流体を発生させるように構成された燃焼器と、
    前記燃焼器で発生したCO及びHOを含む流体によって駆動するように構成されたCOタービンと、
    前記COタービンを通過した前記流体からHOを除去するための凝縮器と、
    前記COタービン及び前記凝縮器を通過したCO であるCO ガスを昇圧するためのコンプレッサと、
    前記コンプレッサで昇圧されたCO ガスを前記燃焼器に戻すための第1リターンラインと、
    を含み、
    前記複合プラントは、
    COを用いて少なくとも1種の有機化合物を合成するように構成された有機化合物合成装置を含む有機化合物合成プラントと、
    前記第1リターンラインから分岐して前記有機化合物合成装置に接続するCO供給ラインと、
    を更に備え、
    前記COタービンプラントは、COを貯蔵するためのCO貯蔵タンクを含み、
    前記CO貯蔵タンクは、前記CO タービンプラントの起動時に貯蔵しているCO ガスを前記燃焼器に供給可能なように、前記第1リターンラインに接続された、
    複合プラント。
  2. 前記有機化合物合成プラントは、Hを生成するためのH生成装置と、前記H生成装置で生成したHを前記有機化合物合成装置に供給するためのH供給ラインと、を含む請求項1に記載の複合プラント。
  3. 前記H生成装置は、HOを電気分解してHを生成するための電気分解装置であり、前記複合プラントは、前記電気分解装置で生成したOを前記燃焼器に供給するためのO供給ラインを更に備える、請求項2に記載の複合プラント。
  4. 前記H生成装置は、天然ガス等からHを膜分離する膜分離装置である、請求項2に記載の複合プラント。
  5. 前記複合プラントは、Hを貯蔵するためのH貯蔵タンクを更に備え、
    前記H貯蔵タンクは、前記H供給ラインに接続された、請求項2に記載の複合プラント。
  6. 前記複合プラントは、Oを貯蔵するためのO貯蔵タンクを更に備え、
    前記O貯蔵タンクは、前記O供給ラインに接続された、請求項3に記載の複合プラント。
  7. 前記COタービンプラントは、前記COタービンに連結された発電機を含む、請求項1乃至6の何れか1項に記載の複合プラント。
  8. 前記COタービンプラントは、前記COタービンに連結された発電機を含み、
    前記複合プラントは、前記発電機から前記電気分解装置に電力を供給するための電力ラインを更に備える、請求項3に記載の複合プラント。
  9. 前記有機化合物合成プラントは、前記有機化合物の合成に伴い生じる反応熱を回収するための熱交換部を含み、
    前記複合プラントは、
    前記COタービンプラントで使用される第1流体を前記熱交換部に供給するための第1流体供給ラインと、
    前記熱交換部での熱交換により前記反応熱を回収した前記第1流体を前記COタービンプラントに戻すための第2リターンラインと、
    を更に備える、請求項1乃至8の何れか1項に記載の複合プラント。
  10. 前記複合プラントは、前記有機化合物合成装置で合成された前記有機化合物のうち少なくとも1種を前記燃焼器に供給するための有機化合物供給ラインを更に備える、請求項9に記載の複合プラント。
  11. 前記有機化合物合成プラントは、前記有機化合物合成装置で合成された前記有機化合物を貯蔵するための有機化合物貯蔵タンクを含む、請求項10に記載の複合プラント。
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