JP7349658B2 - 路面情報提供システム、路面情報提供方法および灯体 - Google Patents

路面情報提供システム、路面情報提供方法および灯体 Download PDF

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Description

本発明は、道路の路面状態に関する路面情報を提供する路面情報提供システム、路面情報提供方法、および、路面状態を検出するセンサを備える灯体に関する。
夜間照明として、道路に照明光を照射する街路灯が知られている(例えば、特許文献1)。
特開2017-059414号公報
特許文献1に記載された街路灯のように、道路に照明光を照射することで通行人の安全性を高めることができる。しかしながら、道路に照明光を照射するだけでは、道路を利用する人の安全性を高めることが不十分な場合がある。
そこで、本発明は、道路を利用する人の安全性を高めることができる路面情報提供システム等を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る路面情報提供システムは、道路地図を含む地図情報をネットワークを通じて提供するサーバと、道路の脇に設置された複数の照明装置と、を備え、前記照明装置は、道路の脇に設置された支柱体に支持される筐体と、前記筐体に設けられる光源と、前記筐体に設けられ、前記道路の路面状態を検出するセンサと、前記筐体に設けられ、前記センサで検出した前記道路の路面状態に関する路面情報を前記サーバに送信する通信部と、を有し、前記サーバは、前記通信部から送信された前記道路の路面状態に関する路面情報を取得し、前記地図情報に前記路面情報を反映して提供し、前記センサは、前記筐体において前記光源よりも前記道路の中央側に配置される。
本発明の一態様に係る路面情報提供方法は、道路の脇に設置された複数の照明装置を用いて路面情報を提供する方法であって、前記照明装置は、前記道路の脇に設置された支柱体に支持される筐体と、前記筐体に設けられる光源と、前記筐体に設けられ、前記道路の路面状態を検出するセンサと、前記筐体に設けられ、前記センサで検出した前記道路の路面状態に関する路面情報を外部へ送信する通信部と、を有し、前記センサは、前記筐体において前記光源よりも前記道路の中央側に配置されており、前記路面情報を提供する方法は、前記通信部から送信された前記道路の路面状態に関する路面情報を取得するステップと、道路地図を含む地図情報に前記路面情報を反映するステップと、前記路面情報が反映された前記地図情報をネットワークを通じて提供するステップとを含む。
本発明の一態様に係る灯体は、道路の脇に設置された支柱体に支持される筐体と、前記筐体に設けられる光源と、前記筐体に設けられ、前記道路の路面状態を検出するセンサと、前記筐体に設けられ、前記センサで検出した前記道路の路面状態に関する路面情報を外部機器に送信する通信部とを備え、前記センサは、前記筐体において前記光源よりも前記道路の中央側に配置される。
本発明に係る路面情報提供システム等によれば、道路を利用する人の安全性を高めることができる。
図1は、実施の形態に係る路面情報提供システムを示す概略図である。 図2は、実施の形態に係る路面情報提供システムの機能構成を示すブロック図である。 図3は、実施の形態に係る灯体を斜め下から見た図である。 図4は、実施の形態に係る灯体が備えるセンサの検出エリアを示す図である。 図5は、実施の形態に係る路面情報提供システムのサーバが取得する路面情報の一例を示す図である。 図6は、実施の形態に係る路面情報提供システムにて提供される地図情報の一例を示す図である。 図7は、実施の形態に係る路面情報提供システムにて提供される地図情報の他の一例を示す図である。 図8は、実施の形態に係る路面情報提供方法を示すフローチャートである。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の一形態に係る実現形態を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。本発明の実現形態は、現行の独立請求項に限定されるものではなく、他の独立請求項によっても表現され得る。
なお、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略または簡略化される場合がある。
(実施の形態)
[1.路面情報提供システムの構成]
本実施の形態に係る路面情報提供システムの構成について、図1~図7を参照しながら説明する。
図1は、実施の形態に係る路面情報提供システム1を示す概略図である。
路面情報提供システム1は、道路90を利用する人に道路90の路面状態に関する路面情報Riを提供するシステムである。図1に示されるように、路面情報提供システム1は、路面情報Riを提供するサーバ50と、ネットワーク40を介してサーバ50に接続されている複数の照明装置10とを備える。各照明装置10には、道路90の路面状態を検出するセンサ26が設けられている。センサ26は、道路90の路面状態として、例えば道路90の積雪状態または凍結状態を検出する。なお図1には、道路90を利用する人が所持する通信端末60も示されている。
照明装置10は、道路90に照明光を照射する装置であり、例えば、街路灯、防犯灯などの屋外の照明装置である。照明装置10は、公園、駐車場、集合住宅の敷地内または工場の敷地内等の道路に設置されていてもよい。
照明装置10は、道路90の脇に設置される支柱体30と、支柱体30に設けられている灯体20とを備える。
支柱体30は、柱状の部材であり、例えば、配電線が設けられた電柱、街路灯の柱、防犯カメラ取付用の柱である。支柱体30は、L字状またはT字状の形状を有していてもよい。支柱体30は、道路90に沿って所定の間隔、例えば20m以上50m以下の間隔で複数配置されており、灯体20も上記と同じ所定の間隔で複数配置されている。図1に示す支柱体30は、歩道の脇に設置されているが、歩道と車道との間、すなわち車道の脇に設置されていてもよい。また、支柱体30は、歩道の外側に設置されていてもよい。
図2は、路面情報提供システム1の機能構成を示すブロック図である。図3は、実施の形態に係る灯体20を斜め下から見た図である。
図2に示されるように、灯体20は、光源21と、通信部22と、制御部25と、センサ26とを備えている。光源21、通信部22およびセンサ26のそれぞれは、制御部25に接続されている。
図3に示されるように、灯体20は、収容ケースである筐体29を有している。光源21、通信部22、制御部25およびセンサ26は、筐体29の内部または筐体29の外表面に設けられる。筐体29は、例えば、リング状部材および締結部材等によって支柱体30に固定される。筐体29は、支柱体30の上側の位置、例えば、道路90の路面91から4.5m以上15m以下の位置に設けられる。筐体29は、例えば直方体状の形状であり、支柱体30から道路90の中央側に突出するように、支柱体30に設けられる。筐体29は、金属または樹脂等の材料により形成されている。
光源21は、道路90の視認性を高めるために、灯体20周辺の道路90に照明光を出射する。光源21としては、例えば、白色光を発する、LED(Light Emitting Diode)発光モジュール、蛍光灯および白熱灯等が挙げられる。例えば、光源21がLED発光モジュールである場合、光源21は、基板上に複数のLED素子が実装された発光モジュールである。光源21は、照明光を拡散させるため、光拡散性のレンズまたは透光カバーを備えていてもよい。光源21は、予め設定されているタイムスケジュール等に従って点灯および消灯が制御される。
センサ26は、道路90の路面状態を検出する検出器である。センサ26は、道路90の路面状態の良し悪しを検出し、また、道路90の積雪状態および凍結状態の少なくとも一方の状態を検出する。センサ26は、例えば、赤外線センサ、レーザセンサおよび超音波センサの少なくとも1つである。
センサ26として赤外線センサを用いた場合、赤外線の反射波の周波数スペクトルの違いによって、路面91の乾燥、湿潤、積雪、凍結などの状態を検出することができる。センサ26としてレーザセンサを用いた場合、レーザの反射光の輝度比の違いによって、路面91の乾燥、湿潤などの状態を検出することができる。センサ26として、超音波センサを用いた場合、超音波の反射波を測定することによって、路面91の積雪の高さ、凍結膜の高さなどを検出することができる。
各センサ26は、図1に示されるように、道路90に沿って設置された複数の支柱体30のそれぞれに対応して設けられる。また、センサ26は、路面状態を検出しやすいように、路面91と向き合うように配置される。具体的には、センサ26は、赤外線、レーザまたは超音波などの探知波の出射面が路面91側に位置するように、筐体29の下側に設けられる。また、センサ26は、上から見て光源21と重ならないように、光源21の隣に配置される(図3参照)。また、センサ26は、道路90の路面状態を検出しやすいように、光源21よりも道路90の中央側に配置される。なお、センサ26は、光源21の隣であれば、道路90の中央と反対側に配置されてもよい。
図4は、灯体20が備えるセンサ26の検出エリアD1を示す図である。
図4に示されるように、複数のセンサ26は、道路90に沿って隣り合うように配置され、道路90に沿って隣り合う2つのセンサ26の検出エリアD1の一部は、互いに重なっている。また、複数のセンサ26は、道路90を挟んで対向するように配置され、道路90を挟んで対向する2つのセンサ26の検出エリアD1の一部は、互いに重なっている。路面情報提供システム1では、道路90上の路面領域を漏れなく検出できるように複数のセンサ26が配置されている。なお、図4に示されている検出エリアD1の形状は、路面91の上から見て楕円状になっているが、それに限られず、円形状であってもよいし矩形状であってもよい。
センサ26は、常時稼働することで道路90の路面状態を常時検出する。なお、センサ26は、時刻、季節または外気温度に応じて稼働しない時間帯を有するように、制御部25によって制御されてもよい。また、センサ26は、検出エリアD1内を走査して検出するための走査機構(図示省略)に取り付けられ、検出エリアD1内において積雪状態または凍結状態となっている領域および位置を細かく検出可能であってもよい。
図2に示されるように、通信部22は、インターネット等のネットワーク40を介してサーバ50と通信する通信モジュールである。通信部22とサーバ50との通信は、有線通信または無線通信である。通信部22は、筐体29内のうち、光源21およびセンサ26よりも上方、または、光源21およびセンサ26から見て道路90の中央と反対側に配置される(図3参照)。なお通信部22は、必ずしも筐体29内に設けられている必要はなく、筐体29の外部、例えば、支柱体30の内部に設けられていてもよい。
制御部25は、光源21およびセンサ26を制御する回路である。制御部25は、時計回路(図示省略)を有しており、タイムスケジュール等の時間情報に基づき、光源21を点灯または消灯させる。なお、制御部25も、光源21およびセンサ26よりも上方、または、光源21およびセンサ26から見て道路90の中央の反対側に配置される。
また、制御部25は、光源21およびセンサ26に電力を供給する電源回路25aを有している。すなわち、光源21およびセンサ26は、支柱体30から灯体20に引き込まれた配電線、および、配電線に接続された共通の電源を用いて電力が供給される。
制御部25は、マイクロプロセッサ、メモリおよびメモリに格納されたプログラムなどによって実現される。メモリには、センサ26のMACアドレス(Media Access Control address)、または、灯体20の通信アドレスなどの識別情報が記憶されている。また、メモリには、センサ26の検出エリアD1の位置情報、または、支柱体30の位置情報が記憶されている。位置情報は、例えば、緯度および経度で表される情報である。制御部25は、センサ26で検出した道路90の路面状態に関する路面情報Riを、通信部22およびネットワーク40を介してサーバ50に送信する。
図5は、路面情報提供システム1のサーバ50が取得する路面情報Riの一例を示す図である。路面情報Riには、路面状態に関する情報、路面状態を検出した日時情報、センサ26の識別情報、および、センサ26の検出エリアD1の位置情報が含まれている。また、路面情報Riには、灯体20の識別情報および支柱体30の位置情報が含まれていてもよい。
サーバ50は、照明装置10が設けられている場所とは異なる場所、例えば、ビルなどの建物の内部に設置される外部機器である。サーバ50は、道路地図を含む地図情報Miを、ネットワーク40を通じて提供する。サーバ50は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、および、メモリ等を備えたコンピュータである。サーバ50のメモリには、地図情報Miが予め保存されている。また、サーバ50のメモリには、センサ26の識別情報と、センサ26の検出エリアD1の位置情報とが対応づけられて記憶されている。なお、サーバ50のメモリには、灯体20の識別情報と支柱体30の位置情報とが対応づけられて記憶されていてもよい。
サーバ50は、通信部22を介して路面情報Riを取得し、サーバ50に保存されている地図情報Miに路面情報Riを重畳することで、地図情報Miに路面情報Riを反映する。そして、サーバ50は、路面情報Riが反映された地図情報Miを、ネットワーク40を通じて提供する。
通信端末60は、ネットワーク40を介してサーバ50に接続されている。通信端末60は、例えばスマートフォン、スマートウォッチ、タブレット端末、PC(パーソナルコンピュータ)等の端末である。通信端末60には、地図情報Miを閲覧するためのアプリケーションソフトがインストールされている。通信端末60は、ネットワーク40を通じて、路面情報Riが反映された後の地図情報Miを取得し、この地図情報Miを画面61に表示する。
図6は、路面情報提供システム1にて提供される地図情報Miの一例を示す図である。図7は、路面情報提供システム1にて提供される地図情報Miの他の一例を示す図である。
図6の通信端末60の画面61には、積雪状態または凍結状態となっている道路90上の領域が表示されている。図7の通信端末60の画面61には、路面状態が悪くなっている道路90上の領域が表示されている。なお、それぞれの画面61には、路面状態を検出した位置および日時に関する情報も表示されている。
地図情報Miを見た人は、これから通る道路90、すなわち現在地から目的地までの経路の路面状態の良し悪し、または、道路90が積雪状態および凍結状態となっているか否かを把握することができる。これにより道路90を利用する人は、例えば、路面状態が悪い道路90を回避したり、滑りにくい靴を選んだり、自転車を利用せずに歩いて行くことを選択したりすることができる。この路面情報提供システム1によれば、道路90を利用する人の安全性を高めることができる。
[2.路面情報提供方法]
次に、実施の形態に係る路面情報提供方法について説明する。
まず、道路地図を含む地図情報Miが、サーバ50に予め保存されている。サーバ50は、予め保存された地図情報Miをネットワーク40を介して提供できる状態にある。また、通信端末60には、地図情報Miを閲覧するためのアプリケーションソフトがインストールされている。
ここで、道路90に沿って配置された複数のセンサ26は、道路90の路面状態を検出する(ステップS11)。センサ26は、例えば、道路90の路面状態を常時検出する。灯体20は、センサ26で検出した道路90の路面状態に関する路面情報Riを、ネットワーク40を介してサーバ50に送信する。
サーバ50は、上記の路面情報Riを灯体20から取得する(ステップS12)。この路面情報Riの取得は、常時実行される。なお、路面情報Riの取得は、サーバ50の情報要求に対して灯体20が応えるようにして、所定の時間間隔で、例えば15分に1回の頻度で実行されてもよい。
次に、サーバ50は、保存されていた地図情報Miに路面情報Riを重畳することで反映する(ステップS13)。そして、サーバ50は、路面情報Riが反映された後の地図情報Miを、ネットワーク40を通じて提供する(ステップS14)。この地図情報Miに対する路面情報Riの書き込みは、常時実行されてもよいし、所定の時間間隔で実行されてもよい。
これらのステップS11~S14が繰り返し実行されることで、通信端末60は、ネットワーク40を介してタイムリーに地図情報Miを取得することができる。これによれば、道路90を利用する人が道路90の路面状態を事前に把握することができる。これにより、道路90を利用する人の安全性を高めることができる。
[3.効果等]
本実施の形態に係る路面情報提供システム1は、道路地図を含む地図情報Miをネットワーク40を通じて提供するサーバ50と、道路90の脇に設置された支柱体30に支持され、道路90の路面状態を検出するセンサ26とを備える。サーバは50、センサ26が検出した道路90の路面状態に関する路面情報Riを取得し、地図情報Miに路面情報Riを反映して提供する。
これによれば、これから道路90を利用する人が、道路90の路面状態を知ることができるので、道路90の路面状態に応じた対策、例えば、長靴を履く、迂回路を探す、自転車で行くのを諦めるなどの予防対策をとることができる。これにより、道路90を利用する人の安全性を高めることができる。
また、サーバ50は、センサ26の検出エリアD1の位置に関する情報を有していてもよい。
これによれば、路面情報Riを地図情報Miに正確に反映することができる。これにより、道路90を利用する人の安全性を高めることができる。
また、センサ26は、道路90に沿って設置された複数の支柱体30のそれぞれに対応して設けられていてもよい。
これによれば、複数の場所における道路90の路面情報Riを地図情報Miに反映することができる。これにより、広範囲にわたり道路90を利用する人の安全性を高めることができる。
また、複数のセンサ26は、道路90に沿って配置され、道路90に沿って隣り合う2つのセンサ26の検出エリアD1の一部は、互いに重なっていてもよい。
このように、2つの検出エリアD1の一部が互いに重なっていることで、道路90上における路面領域の検出漏れを抑制することができる。これにより、道路90を利用する人の安全性を高めることができる。
また、複数のセンサ26は、道路90を挟んで対向するように配置され、道路90を挟んで対向する2つのセンサ26の検出エリアD1の一部は、互いに重なっていてもよい。
このように、2つの検出エリアD1の一部が互いに重なっていることで、道路90上における路面領域の検出漏れを抑制することができる。これにより、道路90を利用する人の安全性を高めることができる。
また、センサ26は、検出エリアD1の路面状態として、道路90の積雪状態および凍結状態の少なくとも一方の状態を検出してもよい。
このように、センサ26が道路90の積雪状態または凍結状態を検出することで、積雪状態または凍結状態に関する路面情報Riを地図情報Miに反映することができる。これにより、道路90を利用する人の安全性を高めることができる。
また、センサ26は、検出エリアD1のうち、積雪状態または凍結状態となっている位置を検出してもよい。
これによれば、積雪状態または凍結状態となっている位置を正確に地図情報Miに反映することができる。これにより、道路90を利用する人の安全性を高めることができる。
また、路面情報提供システム1は、さらに、センサ26に接続された制御部25と、制御部25に接続された通信部22とを備え、サーバ50は、制御部25および通信部22を介して路面情報Riを取得してもよい。
これによれば、サーバ50が、制御部25および通信部22を介して路面情報Riを適宜取得することができ、路面情報Riを地図情報Miに適宜反映することができる。これにより、道路90を利用する人の安全性を高めることができる。
また、路面情報提供システム1は、さらに、照明光を出射する光源21を備え、光源21およびセンサ26は、共通の電源が用いられてもよい。
これによれば、支柱体30から灯体20に引き込まれた光源21用の配電線を用いて、センサ26に電力を供給することができる。これにより、路面情報提供システム1を簡易に導入することができる。
また、路面情報提供システム1は、さらに、支柱体30に支持される筐体29を備え、センサ26は、筐体29を介して支柱体30に支持され、道路90の路面91と向き合っていてもよい。
これによれば、センサ26が道路90の路面状態を正確に検出することができるので、路面情報Riを地図情報Miに正確に反映することができる。これにより、道路90を利用する人の安全性を高めることができる。
また、センサ26は、赤外線センサであってもよい。
これによれば、センサ26が道路90の乾燥、湿潤、積雪、凍結を正確に検出することができるので、路面情報Riを地図情報Miに正確に反映することができる。これにより、道路90を利用する人の安全性を高めることができる。
本実施の形態に係る路面情報提供方法は、道路に沿って配置された複数のセンサ26が検出した道路90の路面状態に関する路面情報Riを取得するステップと、道路地図を含む地図情報Miに路面情報Riを反映するステップと、路面情報Riが反映された地図情報Miを、ネットワーク40を通じて提供するステップとを含む。
これによれば、これから道路90を利用する人が、道路90の路面状態を知ることができるので、道路90の路面状態に応じた予防対策をとることができる。これにより、道路90を利用する人の安全性を高めることができる。
本実施の形態に係る灯体20は、道路90の脇に設置された支柱体30に支持される筐体29と、筐体29に設けられる光源21と、筐体29に設けられ、道路90の路面状態を検出するセンサ26と、筐体29に設けられ、センサ26で検出した道路90の路面状態に関する路面情報Riをサーバ50に送信する通信部22とを備える。
これによれば、これから道路90を利用する人が、サーバ50から提供される路面情報Riを知ることができるので、路面情報に応じた予防対策をとることができる。これにより、道路90を利用する人の安全性を高めることができる。
(その他の実施の形態)
以上、実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
本実施の形態では、灯体20が1つのセンサ26を備えている例を示したが、それに限られず、灯体20は複数のセンサ26を備えていてもよい。また、センサ26は、灯体20に設けられるのでなく、支柱体30に固定されてもよい。
また、通信端末60が地図情報Miを取得するのは、屋内でも屋外でもよい。例えば、通信端末60は、GPS(Global Positioning System)機能を用いて自機の現在地を取得し、現在地を含む地図情報Miを取得してもよい。
なお、上記実施の形態において、各構成要素は、専用のハードウェアで構成されるか、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPUまたはプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスクまたは半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
また、上記実施の形態において、特定の処理部が実行する処理を別の処理部が実行してもよい。また、複数の処理の順序が変更されてもよいし、複数の処理が並行して実行されてもよい。
なお、本発明の包括的または具体的な態様は、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータ読み取り可能なCD-ROMなどの記録媒体で実現されてもよい。また、本発明の包括的または具体的な態様は、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたは記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、又は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
1 路面情報提供システム
20 灯体
21 光源
22 通信部
25 制御部
26 センサ
29 筐体
30 支柱体
40 ネットワーク
50 サーバ
60 通信端末
90 道路
91 路面
D1 検出エリア
Mi 地図情報
Ri 路面情報

Claims (13)

  1. 道路地図を含む地図情報をネットワークを通じて提供するサーバと、
    道路の脇に設置された複数の照明装置と、
    を備え、
    前記照明装置は、
    道路の脇に設置された支柱体に支持される筐体と、
    前記筐体に設けられる光源と、
    前記筐体に設けられ、前記道路の路面状態を検出するセンサと、
    前記筐体に設けられ、前記センサで検出した前記道路の路面状態に関する路面情報を前記サーバに送信する通信部と、を有し、
    前記サーバは、前記通信部から送信された前記道路の路面状態に関する路面情報を取得し、前記地図情報に前記路面情報を反映して提供し、
    前記センサは、前記筐体において前記光源よりも前記道路の中央側に配置される
    路面情報提供システム。
  2. 前記サーバは、前記センサの検出エリアの位置に関する情報を有している
    請求項1に記載の路面情報提供システム。
  3. 前記センサは、前記道路に沿って設置された複数の前記支柱体のそれぞれに対応して設けられている
    請求項2に記載の路面情報提供システム。
  4. 複数の前記センサは、前記道路に沿って配置され、
    前記道路に沿って隣り合う2つの前記センサの前記検出エリアの一部は、互いに重なっている
    請求項3に記載の路面情報提供システム。
  5. 複数の前記センサは、前記道路を挟んで対向するように配置され、
    前記道路を挟んで対向する2つの前記センサの前記検出エリアの一部は、互いに重なっている
    請求項3または4に記載の路面情報提供システム。
  6. 前記センサは、前記検出エリアの前記路面状態として、前記道路の積雪状態および凍結状態の少なくとも一方の状態を検出する
    請求項2~5のいずれか1項に記載の路面情報提供システム。
  7. 前記センサは、前記検出エリアのうち、前記積雪状態または前記凍結状態となっている位置を検出する
    請求項6に記載の路面情報提供システム。
  8. さらに、前記センサに接続された制御部と、前記制御部に接続された通信部とを備え、
    前記サーバは、前記制御部および前記通信部を介して前記路面情報を取得する
    請求項1~7のいずれか1項に記載の路面情報提供システム。
  9. さらに、照明光を出射する光源を備え、
    前記光源および前記センサは、共通の電源が用いられる
    請求項1~8のいずれか1項に記載の路面情報提供システム。
  10. さらに、前記支柱体に支持される筐体を備え、
    前記センサは、前記筐体を介して前記支柱体に支持され、前記道路の路面と向き合っている
    請求項1~8のいずれか1項に記載の路面情報提供システム。
  11. 前記センサは、赤外線センサである
    請求項1~10のいずれか1項に記載の路面情報提供システム。
  12. 道路の脇に設置された複数の照明装置を用いて路面情報を提供する方法であって、
    前記照明装置は、
    前記道路の脇に設置された支柱体に支持される筐体と、
    前記筐体に設けられる光源と、
    前記筐体に設けられ、前記道路の路面状態を検出するセンサと、
    前記筐体に設けられ、前記センサで検出した前記道路の路面状態に関する路面情報を外部へ送信する通信部と、を有し、
    前記センサは、前記筐体において前記光源よりも前記道路の中央側に配置されており、
    前記路面情報を提供する方法は、
    前記通信部から送信された前記道路の路面状態に関する路面情報を取得するステップと、
    道路地図を含む地図情報に前記路面情報を反映するステップと、
    前記路面情報が反映された前記地図情報をネットワークを通じて提供するステップと
    を含む路面情報提供方法。
  13. 道路の脇に設置された支柱体に支持される筐体と、
    前記筐体に設けられる光源と、
    前記筐体に設けられ、前記道路の路面状態を検出するセンサと、
    前記筐体に設けられ、前記センサで検出した前記道路の路面状態に関する路面情報を外部機器に送信する通信部と
    を備え、
    前記センサは、前記筐体において前記光源よりも前記道路の中央側に配置される
    灯体。
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