JP7349073B2 - エレベータの運行制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エレベータにおけるかごの運行を制御するエレベータの運行制御装置に関する。
エレベータの運行制御装置を有するエレベータとして、特許文献1に記載のエレベータが知られている。エレベータは、例えば2つの昇降路と3つのかごを備え、3つのかごのうちの1つのかごが昇降方向のみならず昇降路間を横移動できるように構成され、これら3つのかごの移動を制御する制御部を備えている。そして、制御部は、1つのかごが昇降路間を移動する時に、他のかごと干渉しないように互いのかごの移動を制御する(例えば、特許文献1の図6参照)。具体的には、制御部は、かごが時々刻々と変化する位置を、昇降路の上端位置に備える昇降ロープを巻き上げる巻上機モータの回転数を検出するエンコーダからの検出信号に基づいて検出している。
特開2016-121021号公報
特許文献1に記載のようなエレベータでは、落雷等による停電や、エンコーダと制御部との間での信号の送受信の不調等により、検出位置がずれてしまい、かごの位置が実際の位置と大きく異なる場合が発生することがある。また、エンコーダでは、基準位置に対する相対位置を測定するので、かごの昇降路内における絶対位置の検出ができず、かごの位置が実際の位置とずれるおそれもある。昇降路間を移動している1つのかごの検出位置が実際の位置とずれていると、他のかごの位置と干渉したり、乗場に停止できなかったりして、エレベータのかごを適切に運行できなくなる虞があった。
そこで、本発明は、エレベータの移動路を移動する移動体の検出位置が実際の位置とずれていたとしても適切に移動体を停止させることができるエレベータの運行制御装置を提供することを目的とする。
本発明のエレベータの運行制御装置は、かごを含む1又は複数の移動体と、該移動体が内部を移動可能な移動路と、を備えるエレベータに設けられるとともに、前記移動体の運行を制御するエレベータの運行制御装置であって、前記移動体の移動を停止させる停止制御手段を備え、該停止制御手段は、前記移動路に設けられる被検出部と、前記移動体に設けられ、前記被検出部との距離を非接触で検知可能な検出部と、制御部と、を備え、該制御部は、前記被検出部を操作することにより、前記被検出部が前記検出部に検出される検出可能状態、及び、前記被検出部が前記検出部に検出されない検出不能状態、を切り替える検出切替制御と、前記検出部が前記検出可能状態にある前記被検出部との距離が基準値未満であることを検知した場合に、前記基準値未満の検出がされた前記検出部が設けられる前記移動体を停止させる停止制御と、を実行する。
かかる構成によれば、制御部は、移動体に設けられた検出部と検出状態の被検出部の距離が基準値未満になると移動体を停止させるので、検出可能状態の被検出部の手前で移動体を停止させることができる。よって、移動体の検出位置が実際のかご位置とずれていたとしても停止制御手段によって移動体を停止させることができるので、適切に移動体を停止させることができる。
また、前記被検出部は、前記検出切替制御によって前記移動体の移動軌跡に対して出退可能であり、前記検出可能状態の前記被検出部は、前記移動体の移動軌跡に対して進出した進出状態であり、前記検出不能状態の前記被検出部は、前記移動体の移動軌跡から退避した退避状態であり、前記被検出部は、前記進出状態で前記移動体が当たると退避方向に移動し、前記移動体の通過を許容することもできる。
かかる構成によれば、被検出部は移動体が当たると退避方向に移動するので、移動体が被検出部に衝突して被検出部に力がかかったときに、該力によって被検出部が破損することを抑制できる。
また、前記移動体は複数設けられ、前記停止制御手段は、前記移動体が当たることで前記進出状態の前記被検出部が退避方向に移動したことを検知する退避検知手段を備え、前記制御部は、前記移動体が当たることで前記進出状態の前記被検出部が退避したことを前記退避検知手段が検知したときにすべての前記移動体を停止させる緊急停止制御を実行するよう構成することもできる。
かかる構成によれば、検出部の不良などにより移動体が被検出部に衝突した場合に、全ての移動体を停止させるので、移動体同士が衝突することを未然に抑制できる。
また、前記移動体は複数設けられ、前記移動路は、複数の前記移動体が内部を移動可能な少なくとも2本の昇降路と、該少なくとも2本の昇降路間を連通し、前記移動体が移動可能な横移動部と、を備え、前記被検出部は、前記かごが前記横移動部を介して前記昇降路間を移動する移動軌跡上に設けられ、前記制御部は、前記横移動部が連通する一の昇降路から他の昇降路に前記かごが移動不可である場合に前記被検出部を前記検出可能状態とし、前記横移動部が連通する一の昇降路から他の昇降路に前記移動体が移動可能である場合に前記被検出部を前記検出不能状態とするよう構成することもできる。
かかる構成によれば、移動体が昇降路間を移動可能なエレベータにおいて、横移動部を含んで移動する移動体を検出可能状態の被検出部の手前で移動体を停止させることができる。よって、移動体の検出位置が実際の位置とずれていたとしても停止制御手段によって移動体を停止させることができるので、適切に移動体を停止させることができる。
本発明によれば、エレベータの移動路を移動する移動体の検出位置が実際の位置とずれていたとしても適切に移動体を停止させることができるエレベータの運行制御装置を得ることができる。
本発明の一実施形態に係るエレベータの運行制御装置が適用されるエレベータの概要を示す図である。 同エレベータの運行制御装置の構成を示すブロック図である。 同エレベータの運行制御装置を示す平面図である。 同エレベータの運行制御装置を示す斜視図である。 同エレベータの運行制御装置を示す正面図である。 他実施形態のエレベータの運行制御装置を示す概要図である。 他実施形態のエレベータの運行制御装置を示す平面図である。 他実施形態のエレベータの運行制御装置を示す斜視図である。
本発明の一実施形態に係るエレベータの運行制御装置10について図1乃至図5を参照して説明する。
はじめに、本エレベータの運行制御装置10が設けられるエレベータEについて図1を参照して説明する。図1は、前記エレベータEの基本構成を示している。このエレベータEは、隣り合うように配置される複数(図1では2つ)の昇降路A,B、及び、各昇降路間を連通する横移動部C(本実施形態では、昇降路A,Bの間の空間)を有する移動路と、複数の昇降路A,Bを縦移動(上下移動)する又は横移動部Cを横移動する複数の移動体8と、移動体8の運行を制御するエレベータの運行制御装置10(図2参照)と、を備える。本実施形態で移動体8は、複数(本実施形態では5つ)の昇降駆動装置2~6と、複数(本実施形態では3つ)のかごK1~K3と、を含む。エレベータの運行制御装置10は、すべての移動体8の移動についての制御をする移動制御部12と、すべての移動体8を群管理する群管理部13と、を備える制御部11を有する。(図2参照)。かごK1,K2,K3は、前方に乗り降りするための開閉可能な単数又は複数の扉を備える。図1において、図の左右方向を左右方向(又は横方向)とし、図の上下方向を上下方向(又は縦方向)とし、紙面の貫通方向を前後方向として以下において説明する。尚、かごK1~K3の個数は、複数の昇降路A,Bの数に対して少なくとも1つ多い個数とすることが好ましい。図1では、2つの昇降路A,Bが近接した状態で隣り合うように配置されているが、昇降路A,B間に所定の距離を空けて昇降路A,Bを隣り合うように配置してもよい。昇降路A,B間に所定の距離を空けて昇降路A,Bを隣り合うように配置する場合には、横移動部Cは、実体のある連結部分としての通路として構成される。
各昇降路A又はBには、上下方向に延びる左右一対のガイドレール1,1と、ガイドレール1,1に案内されて昇降可能な複数(図1では5つ)の第1~第5昇降駆動装置2~6と、を備えている。これら第1~第5昇降駆動装置2~6の昇降は、エレベータの運行制御装置10の制御部11(詳しくは移動制御部12)により制御される。
各昇降駆動装置2~6は、かごK1~K3に結合又は離脱可能に構成されるとともに、図示していない駆動部を備えていて、駆動部を駆動させることによって、結合されたかごK1~K3をガイドレール1,1に沿って昇降させるように構成している。なお、昇降駆動装置は、かごK1~K3が結合していない状態でも昇降路A,B内を移動可能である。他の実施形態として、各昇降駆動装置2~6は、かごK1~K3に結合又は離脱可能に構成されるとともに、図示していない吊りロープに連結され、該吊りロープを巻き上げる巻上機(図示せず)の駆動により、結合されたかごK1~K3をガイドレール1,1に沿って昇降できるように構成してもよい。この実施形態では、かごK1~K3を昇降させるための昇降駆動装置2~6を設けているが、昇降駆動装置2~6を省略し、かごK1~K3を縦横自走式に構成してもよい。具体的には、かごK1~K3をガイドレール1,1に沿って昇降させるための昇降用駆動部をかごK1~K3に備えて、昇降用駆動部を駆動させることによって、かごK1~K3をガイドレール1,1に沿って昇降させるように構成し、かごK1~K3を横移動させるための横駆動装置9AをかごK1~K3に備えて、横駆動装置9Aを駆動させることによって、特定の階又は任意の階で隣り合う昇降路A,B間を移動できるように形成された横移動部Cを含む移動通路DをかごK1~K3が移動できるように構成する。
本実施形態の昇降駆動装置2~6は、前面に、後方に凹となる凹部2A~6Aを備える。凹部2A~6Aは、上下方向において、前方の幅が狭く、後方の幅が広い窪みである。また、凹部2A~6Aは、左右方向に沿って、昇降駆動装置2~6の左端から右端までにわたって延びるように設けられる。このような昇降駆動装置2~6は、凹部2A~6Aによって横移動部Cを含む移動通路Dを形成する。具体的には、隣接する昇降路A,Bに位置する昇降駆動装置2~6(本実施形態では第1昇降駆動装置2と第4昇降駆動装置5)が横並びになった際(昇降路A,B内で同じ高さに位置した場合に)に、横並びになった昇降駆動装置2~6のそれぞれの凹部2A~6Aによって隣接する昇降路A,B間の横移動部Cを含むように延びる1本の移動通路Dが形成される。また、凹部2A~6Aの内壁には、後述する退避状態の被検出部15を格納可能な格納空間を有する格納部7が形成される(図5参照)。
各かごK1の後面には、昇降駆動装置2,3,4,5,6の前面の凹部2A,3A,4A,5A,6Aのそれぞれに横方向から係合する係合部9を備えている。凹部2A,3A,4A,5A,6Aに係合部9が係合した状態で係合部9が横方向(左右方向)に移動することができるように、横駆動装置9Aを備えている。この横駆動装置9Aは、固定側となる昇降駆動装置2,3,4,5,6の凹部2A,3A,4A,5A,6A側にリニアガイド(リニアモータの一次側)を設けるとともに、可動側となる係合部9側にリニアモータの二次側を設けている。そして、リニアモータを駆動することにより、係合部9が凹部2A,3A,4A,5A,6Aに沿って横方向に移動することで、一方の昇降路Aから隣り合う他方の昇降路BへかごK1が移動できるように構成している。なお、係合部9に駆動用車輪を設けて、駆動用車輪をモータにより駆動することにより係合部9が凹部2A,3A,4A,5A,6Aに沿って横方向に移動することで、一方の昇降路Aから隣り合う他方の昇降路BへかごK1が移動できるように構成してもよい。
図1では、左側の昇降路Aに3つの第1~第3昇降駆動装置2,3,4を備え、右側の昇降路Bに2つの第4~第5昇降駆動装置5,6を備えている。図1では、最下方に位置しているかごK1が一方(左側)の昇降路Aから隣り合う他方(右側)の昇降路Bへ移動している途中の状態を示し、他方(右側)の昇降路Bへの移動が完了すると、右側の昇降路Bを上昇して左側の昇降路AのかごK2を追い越してかごK2の上方に位置している昇降駆動装置4に移動するように構成されている。具体的に、かごK1は、横駆動装置9Aによって、左側の昇降路Aに位置している第1昇降駆動装置2から、第1昇降駆動装置2と隣り合う第4昇降駆動装置5に向かって横移動する。ここで、かごK1の横移動は、第1昇降駆動装置2と第4昇降駆動装置5の凹部2A,5Aによって形成される横移動部Cを含む移動通路Dに沿って係合部9が移動することによってなされる。
図2に示すように、上記のようなエレベータEに設けられるエレベータの運行制御装置10は、移動体8を移動させる制御をする制御部11を有する。制御部11は、各移動体8の移動を制御する移動制御部12と、複数のかごK1~K3の移動について群管理を行う群管理部13と、移動体8の移動量を検出するエンコーダ14と、を備える。エンコーダ14は、昇降駆動装置2~6及び横駆動装置9Aの駆動量を検出して昇降駆動装置2~6及び横駆動装置9Aに移動量を検出することで、かごK1~K3の移動量を検出する。また、エンコーダ14は、検出した移動体8の移動量を移動制御部12に出力する。移動制御部12は、各移動体8の移動についての制御を行う。具体的に、移動制御部12は、エンコーダ14からの出力を考慮しつつかごK1~K3が結合した昇降駆動装置2~6及び横駆動装置9A(リニアモータ)を制御して駆動させることで、かごK1~k3の昇降路A,B内の移動及び横移動部Cにおける移動を制御する。群管理部13は、複数のかごK1~K3の移動について群管理をする。具体的に、群管理部13は、エレベータE全体の輸送効率やエネルギー効率を考慮して、乗場呼びに対して割り当てるかごK1~K3を選択する制御をする。
また、エレベータの運行制御装置10は、各移動体8を停止させる制御をする停止制御手段を有する。停止制御手段は、移動路に設けられる被検出部15と、移動体8に設けられ、被検出部15との距離を非接触で検知する検出部16と、被検出部15及び移動体8を制御する制御部11と、制御部11の制御によって、被検出部15を移動させる切替手段17と、を含む。
検出部16は、被検出部15との距離を検出可能な部位であり、例えば距離センサである。具体的に、検出部16は、被検出部15にレーザ光を照射して、照射したレーザ光の反射光によって被検出部15との距離を検出可能である。図3及び図4に示すように、本実施形態の検出部16は、かごK1~K3に設けられ、具体的には、かごK1~K3の係合部9の左右両側面に設けられる。また、本実施形態の検出部16は、係合部9から横移動部Cを含む移動通路Dの延伸方向に沿って光を照射可能である。
被検出部15は、移動体8の移動軌跡(本実施形態では係合部9の移動軌跡)に対して出退可能な部材である。図4に示すように、本実施形態の被検出部15は、板状体であり、具体的には、検出部16が照射したレーザ光を反射可能な反射面18を有する。また、被検出部15は、検出部16が検出可能な検出可能状態と検出不能な検出不能状態とを切り替え可能に構成されている。本実施形態で、被検出部15は、移動体8の移動軌跡に対して出退することで、反射面18が検出部16の照射するレーザ光の軌跡に対して出退可能し、検出部16が検出可能な状態と検出不能な状態とを切り替える。即ち、被検出部15は、移動体8の移動軌跡に対して進出した進出状態と、移動体8の移動軌跡から退避した退避状態と、を切り替え可能であり、進出状態のときには検出可能状態となり、退避状態のときには検出不能状態となる。本実施形態の被検出部15は、横移動するかごK1~K3の移動軌跡に対して出退可能である。
図3乃至図5に示すように、本実施形態の被検出部15は、横移動部Cを含む移動通路Dに設けられている。具体的に、被検出部15は、各昇降駆動装置2~6の凹部2A~6Aに設けられている。また、被検出部15は、凹部2A~6Aの左右方向において、隣接する昇降路A,B側の端部に設けられている。
図5に示すように、切替手段17は、被検出部15を駆動させ、被検出部15を検出可能状態又は検出不能状態に切り替える。具体的に、切替手段17は、被検出部15を駆動させるための駆動力を供給する動力部19と、動力部19及び被検出部15を連結する連結軸部20と、を備え、動力部19が連結軸部20を回動させることで、連結軸部20に連結された被検出部15を回動させて、被検出部15を進出状態又は退避状態に切り替える。本実施形態の切替手段17は、昇降駆動装置2~6の内部に設けられ、具体的には、凹部2A~6Aの上方に設けられる。また、本実施形態の連結軸部20は、凹部2A~6Aの上部で前後方向に延びる軸である。切替手段17は、制御部11の制御によって駆動し、具体的には、制御部11が連結軸部20を回動させ、連結軸部20に連結された被検出部15が、横移動部Cを含む移動通路Dにおける移動体8(具体的にはかごK1~K3)の移動軌跡上に位置する状態(検出可能状態)と凹部2A~6Aの内壁に設けられる格納部7に格納される状態(検出不能状態)とを切り替える。本実施形態で被検出部15が横移動部Cを含む移動通路Dにおける移動体8の移動軌跡上に位置する状態の時には、反射面18が移動体8の移動軌跡に直交する。また、切替手段17は、移動体8の移動軌跡上に位置する状態(検出可能状態)において、検出部16の検出不良などにより被検出部15にかごK1~K3が当たった際に、かごK1~K3が当たった力によって被検出部15か格納部7の内部に格納された状態(検出不能状態)に移動可能なように被検出部15を保持する。例えば、検出可能状態では、被検出部15を重力により重下させ、連結軸部20の回動を許容した状態とすることができる。よって、移動体8が被検出部15に当たった場合に、連結軸部20が回動し、被検出部15は移動体8から逃げるように移動できるので、移動体8が被検出部15に当たることで被検出部15が損傷することを抑制できる。
また、切替手段17は、検出可能状態の被検出部15に移動体8が当たり退避方向に移動したことを検知する退避検知手段(図示しない)を有する。退避検知手段は、連結軸部20の回動を検知する動力部19に内蔵されたセンサであり、連結軸部20が動力部19以外の力を受けて回動したことを検知する。退避検知手段は、被検出部15が横移動部Cを含む移動通路Dに進出した状態から横移動部Cを含む移動通路Dから退避する状態に切り替わる程度に連結軸部20が回動したことを検知したときに、群管理部13が送信した切替手段17に対する指示との照合をして、移動体8が当たることで進出状態の被検出部15が退避方向に移動したことを検知し、群管理部13に被検出部15が検出可能状態から検出不能状態に切り替わったことを検知した情報を出力する。
制御部11は、移動制御部12と群管理部13とを含む。本実施形態で、群管理部13は、被検出部15を検出可能状態又は検出不能状態に切り替える検出切替制御を実行し、移動制御部12は、検出部16が検出した被検出部15との距離に応じて移動体8の移動を停止させる停止制御を実行する。また、本実施形態の制御部11は、退避検知手段が、移動体8が当たることで進出状態の被検出部15が退避したことを検知した場合に、全ての移動体8の移動を停止する緊急停止制御を実行する。
群管理部13は検出切替制御を実行する。検出切替制御は、被検出部15を検出可能状態及び検出不能状態を切り替える制御であり、具体的には、切替手段17の動力部19を制御して被検出部15が横移動部Cを含む移動通路Dの移動体8の移動軌跡上に位置する状態と格納部7に格納される状態を切り替える制御である。群管理部13は、移動体8同士の衝突の可能性を考慮して検出切替制御を実行する。本実施形態では、一のかごK1が横移動した際に、他のかごK2,K3と衝突するおそれがあるか否かを判断し、衝突の可能性がない場合に被検出部15を検出不能状態に切り替える。例えば、群管理部13は、一のかごK1が横移動しようとする場合に、他のかごK2,K3が一のかごK1と横並びになるおそれがない場合に、衝突の可能性がないと判断する。本実施形態の群管理部13は、一のかごK1が横移動する必要がある場合において、該かごK1が横移動した際に、他のかごK2,K3と衝突するおそれがあるか否かを判断し、被検出部15を検出不能状態に切り替える。また、群管理部13は、かごK1~K3が横移動する必要がない場合又は一のかごK1が横移動した際に、他のかごK2,K3と衝突するおそれがある場合には、被検出部15を検出可能状態にする。即ち、群管理部13は、かごK1~K3の横移動を許可する場合にのみ、被検出部15を検出不能状態とし、それ以外の場合には被検出部15を検出可能状態にする。
移動制御部12は、検出部16の検出に基づいて移動体8の移動を停止させる停止制御を実行する。停止制御は、検出部16の検出に基づいて移動体8の移動を停止させる制御である。具体的に、停止制御では、検出部16が被検出部15との距離が基準値以下であると検知した場合に、基準値未満となった検出部16が設けられる移動体8の移動を停止させる。また、停止制御では、検出部16が被検出部15との距離が基準値以下であると検知した場合に、移動体8の被検出部15に近づく方向への移動を停止させる。本実施形態の停止制御では、かごK1~K3が横移動部Cを含む移動通路Dに沿って横移動する際に、検出部16が被検出部15までの距離を検出し、検出した距離が基準値未満である場合に、かごK1~K3の横移動を停止させる。さらに、停止制御では、移動体8を、移動方向基準で被検出部15の手前側で停止させる。具体的に、停止制御では、検出部16が検出した被検出部15との距離を参照して、移動体8が検出部16よりも手前で停止できるように移動体8を制動する。例えば、検出部16と被検出部15が通常のブレーキをかけた場合の制動距離よりも十分に離れている場合には、移動制御部12は移動体8に通常のブレーキをかけ、検出部16と被検出部15が通常のブレーキをかけた場合の制動距離よりも近い場合には、移動制御部12は移動体8に通常のブレーキよりも強いブレーキをかける。また、検出部16と被検出部15の距離が、移動体8にブレーキをかけたとしても被検出部15の手前で停止できない程度に近い場合に、移動制御部12は、移動体8の動力を遮断し、かつ、機械式ブレーキ(図示しない)によって、移動体8を制動することもできる。このような構成によれば、被検出部15に不具合が生じた場合にも、確実に移動体8同士が衝突することを抑制できる。
群管理部13及び移動制御部12は、緊急停止制御を実行する。緊急停止制御は、群管理部13が退避検知手段から移動体8が当たることで進出状態の被検出部15が退避方向に移動したことを検知した情報を受信した場合に実行される。即ち、緊急停止制御は、群管理部13が切替手段17に進出状態の被検出部15を退避状態に切り替える指示をしていないにもかかわらず、進出状態の被検出部15が退避方向に移動したことを検知した場合に実行される。緊急停止制御が実行されると、群管理部13は、移動制御部12に対してすべての移動体8(かごK1~K3の横駆動装置9A及び昇降駆動装置2~6)の移動を停止する指令を送信し、移動制御部12は、群管理部13からの指令に基づいてすべての移動体8の移動を停止させる。
以上のような構成のエレベータの運行制御装置10によれば、制御部11は、移動体8に設けられた検出部16と検出状態の被検出部15の距離が基準値未満になると移動体8を停止させるので、検出可能状態の被検出部15の手前で移動体8を停止させることができる。よって、移動体8の検出位置(エンコーダ14により検出された位置)が実際の位置とずれていたとしても停止制御手段によって移動体8を停止させることができるので、適切に移動体8を停止させることができる。
また、被検出部15は移動体8が当たると退避するので、移動体8が被検出部15に衝突して被検出部15に力がかかったときに、該力によって被検出部15が破損することを抑制できる。
さらに、検出部16の不良などにより移動体8が被検出部15に衝突した場合に、全ての移動体8を停止させるので、移動体8同士が衝突することを未然に抑制できる。
また、移動体8が昇降路A,B間を移動可能なエレベータEにおいて、横移動部Cを含んで移動する移動体8を検出可能状態の被検出部15の手前で移動体8を停止させることができる。よって、移動体8の検出位置が実際の位置とずれていたとしても停止制御手段によって移動体8を停止させることができるので、適切に移動体8を停止させることができる。
また、被検出部15は、かごK1~K3が横移動部Cを含む移動通路Dに沿って横移動することができる場合にのみ検出不能状態となるように構成されるので、移動体8同士の衝突を確実に抑制できる。
さらに、制御部11は、複数のかごK1~K3の運行を群管理する群管理部13と、各かごK1~K3の移動を制御する移動制御部12と、を備え、群管理部13は、検出切替制御を実行し、移動制御部12は、停止制御を実行するので、群管理部13と移動制御部12とを備える制御部11を有するエレベータEにおいて、群管理部13と移動制御部12の間で信号の送受信の不調などがあった場合にも、移動制御部12によって、検出部16及び被検出部15に応じて移動体8の移動を確実に停止させることができるので、移動体8の衝突を抑制できる。
以上、本発明の実施形態について一例を挙げて説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えることができる。
例えば、昇降路を1本のみ有するエレベータEにも適用できる。このような場合には、例えば、昇降路A内における乗場の位置に被検出部15を設け、乗場にかごK1~K3が停止するように制御するために本発明を適用することができる。
また、かごK1~K3が昇降駆動装置2~6に結合又は分離して移動する場合について説明したが、このような構成に限らず、かごK1~K3がワイヤに吊り下げられて移動するいわゆるロープ式エレベータとして構成したり、油圧式エレベータとして構成したりすることもできる。
さらに、被検出部15は反射面18を有する板状体であり、板状体を駆動させて検出可能状態と検出不能状態とを切り替える場合について説明したが、このような構成に限らない。例えば、被検出部15を、通電により透過率を調整可能な材料で構成し、透過率を変化させることで、検出部16が検知可能な状態と検知不能な状態とを切り替えるように構成することもできる。このような構成を採用する場合には、被検出部15を移動体8の移動軌跡外に配置することができる。
また、検出部16は、レーザ距離センサとして構成される場合について説明したが、超音波センサ、カメラ(画像認識)、ミリ波レーダー、LiDAR(Laser Imaging Detection and Ranging)等の、被検出部15との距離を検出可能な種々の手段を採用できる。
さらに、移動制御部12は、検出部16と被検出部15の距離が基準値以下になった場合に移動体8の移動を停止させる場合について説明したが、このような構成に限らず、例えば、被検出部15が進出状態であるにもかかわらず検出部16が被検出部15を検出できない場合に移動体8を停止させるように制御することもできる。このような構成によれば、被検出部15に不具合が生じた場合等(例えば引っ掛かった場合)に移動体8の移動を停止させることができるので、移動体8同士が衝突することを抑制できる。また、上記の構成において、被検出部15が進出状態であるにもかかわらず検出部16が被検出部15を検出できない場合に、移動制御部12は、移動体8の動力を遮断し、かつ、機械式ブレーキ(図示しない)によって、移動体8を制動することもできる。このような構成によれば、被検出部15に不具合が生じた場合等にも、確実に移動体8同士が衝突することを抑制できる。
また、被検出部15は、凹部2A~6Aに設けられる場合について説明したが、このような構成に限らない。例えば、被検出部15を移動体8が昇降移動する際の移動軌跡上に設けることもできる。このような構成によれば、昇降移動の際の移動体8同士の衝突を抑制できる。
さらに、図6に示すように、横方向に伸びる凹部6Aを備え、横移動部Cを含む移動通路Dを形成可能な昇降駆動装置6と、凹部を有さない昇降駆動装置4,5と、を備えるエレベータEに本発明を適用することもできる。このような構成の場合には、例えば、凹部を有さない昇降駆動装置4,5が昇降路A,Bの側方を移動し、凹部6Aを有する昇降駆動装置6が昇降路A,Bの後方を移動するように構成することで、昇降駆動装置4,5,6が衝突することを抑制できる。
また、図6に示すように、停止制御手段は、かごK1~K3(移動体8)の上面及び下面に設けられる反射板21を備え、検出部16は、反射板21及び被検出部15の両方との距離を検出可能に構成し、制御部11は、検出部16が検出した反射板21又は被検出部15との距離が基準値以下となった場合に、基準値以下となった検出部16が設けられるかごK1~K3(移動体8)の移動を停止することもできる。このような構成を採用すれば、上方又は下方のかごK1~K3(移動体8)との距離を検出部16により把握し、上方又は下方のかごK1~K3(移動体8)との距離が基準値以下になった場合にかごK1~K3(移動体8)の移動が停止されるので、エンコーダ14の出力等に不調がある場合でもエレベータEの移動路内での移動体8の衝突をさらに抑制できる。また、昇降路A,Bの上端及び下端にも反射板21を設けることもできる。このような構成を採用した場合には、昇降路A,Bの上端及び下端に移動体8が衝突することを抑制できる。
さらに、図7及び図8に示すように、実体のある連結部分としての横移動部Cに沿って移動可能な1又は複数(例えば2台)のかごK1,K2を設け、横移動部Cの中途部分には、1又は複数(例えば2つ)開閉可能なゲート22を備えることもできる。各ゲート22が開放されることによって、かごK1,K2はゲート22の外側(例えばゲート22の外側に設けられる昇降路や横移動部C)へ移動できるように構成されている。ゲート22は、例えば、群管理部13からの指示信号に基づいて開閉される。各ゲート22の開閉は、スライド式、揺動式、回転式等、設置する場所の状況に応じて決められる。このようなゲート22は、閉じた状態の時には、横移動部Cの移動体8の移動軌跡に対して進出した進出状態となり、開いた状態の時には、横移動部Cの移動体8の移動軌跡から退避した退避状態となる。
図7及び図8に示す形態において、ゲート22の横移動部Cと直交する方向に延びる内面は、被検出部15として構成されることもできる。具体的に、ゲート22の横移動部Cと直交する方向に延びる内面を反射面18として構成し、ゲート22の開閉によって、検出部16がゲート22の横移動部Cと直交する方向に延びる内面を検出可能な状態(検出可能状態)と検出不能な状態(検出不能状態)を切り替えるように構成することもできる。このような構成によれば、移動路の途中を閉鎖するゲート22に対して、移動体8が衝突することを防止できる。
また、図7及び図8に示す形態において、被検出部15に加え、移動体8(かごK1)の横駆動装置9Aに反射板21を設け、他の移動体8(かごK2)の検出部16で反射板21を検出可能なように構成することもできる。このような構成によれば、被検出部15が退避状態の場合において、横移動部Cにおける移動体8同士(かごK1とかごK2)の衝突を防止できる。
1…ガイドレール、2~6…昇降駆動装置、2A~6A…凹部、7…格納部、8…移動体、9…係合部、9A…横移動装置、10…エレベータの運行制御装置、11…制御部、12…移動制御部、13…群管理部、14…エンコーダ、15…被検出部、16…検出部、17…切替手段、18…反射面、19…動力部、20…連結軸部、21…反射板、22…ゲート、A,B…昇降路、C…横移動部、D…移動通路

Claims (4)

  1. かごを含む1又は複数の移動体と、該移動体が内部を移動可能な移動路と、を備えるエレベータに設けられるとともに、前記移動体の運行を制御するエレベータの運行制御装置であって、
    前記移動体の移動を停止させる停止制御手段を備え、
    該停止制御手段は、
    前記移動路に設けられる被検出部と、
    前記移動体に設けられ、前記被検出部との距離を非接触で検知可能な検出部と、
    制御部と、を備え、
    該制御部は、
    前記被検出部を操作することにより、前記被検出部が前記検出部に検出される検出可能状態、及び、前記被検出部が前記検出部に検出されない検出不能状態、を切り替える検出切替制御と、
    前記検出部が前記検出可能状態にある前記被検出部との距離が基準値未満であることを検知した場合に、前記基準値未満の検出がされた前記検出部が設けられる前記移動体を停止させる停止制御と、を実行するエレベータの運行制御装置。
  2. 前記被検出部は、前記検出切替制御によって前記移動体の移動軌跡に対して出退可能であり、
    前記検出可能状態の前記被検出部は、前記移動体の移動軌跡に対して進出した進出状態であり、
    前記検出不能状態の前記被検出部は、前記移動体の移動軌跡から退避した退避状態であり、
    前記被検出部は、前記進出状態で前記移動体が当たると退避方向に移動し、前記移動体の通過を許容する請求項1に記載のエレベータの運行制御装置。
  3. 前記移動体は複数設けられ、
    前記停止制御手段は、前記移動体が当たることで前記進出状態の前記被検出部が退避方向に移動したことを検知する退避検知手段を備え、
    前記制御部は、前記移動体が当たることで前記進出状態の前記被検出部が退避したことを前記退避検知手段が検知したときにすべての前記移動体を停止させる緊急停止制御を実行する請求項2に記載のエレベータの運行制御装置。
  4. 前記移動体は複数設けられ、
    前記移動路は、複数の前記移動体が内部を移動可能な少なくとも2本の昇降路と、該少なくとも2本の昇降路間を連通し、前記移動体が移動可能な横移動部と、を備え、
    前記被検出部は、前記かごが前記横移動部を介して前記昇降路間を移動する移動軌跡上に設けられ、
    前記制御部は、前記横移動部が連通する一の昇降路から他の昇降路に前記かごが移動不可である場合に前記被検出部を前記検出可能状態とし、前記横移動部が連通する一の昇降路から他の昇降路に前記移動体が移動可能である場合に前記被検出部を前記検出不能状態とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のエレベータの運行制御装置。
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