JP7341114B2 - 放射線監視システム、および放射線監視方法 - Google Patents
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Description
図1~図3は、実施の形態1にかかる放射線監視システム、あるいは放射線監視方法について説明するためのものであり、図1は放射線監視システムの基本的な構成を説明するためのブロック図、図2は放射線監視システムのうち、放射線モニタごとに設けられた信号処理部の構成を示すブロック図、図3は放射線監視システムの動作、つまり、放射線監視方法について説明するためのフローチャートである。
上記実施の形態1においては、関連モニタの指示上昇の有無により、モニタに異常があったか否かを区別できる構成について説明した。本実施の形態2においては、モニタ異常が、ノイズによるものか検出部自体に異常が発生(故障)したのかを区別するため、チェック用線源を追加した構成について説明する。
上記実施の形態1では、ある放射線モニタから警報信号が発せられた場合に、操作端末が関連する放射線モニタの指示上昇の有無により、指示値増大の原因がモニタ異常によるものか、放射線量によるかを判定する例について説明した。さらに、実施の形態2では、チェック用線源を用いて指示上昇の有無を確認し、「検出部の故障」と「ノイズによる指示上昇」とを区別できるように構成した例について説明した。本実施の形態3では、チェック用線源のエネルギーを考慮し、多重波高分析によって、「検出部の故障」と「ノイズによる指示上昇」とをより精密に区別できるように構成した例について説明する。
上記実施の形態1~3では、ある放射線モニタからの警報信号を受信した際に、真に放射線量が増大したのか、あるいはモニタに不具合があったかを区別する構成、あるいは方法について説明した。さらに、実施の形態2、3においては、モニタ不具合の原因がノイズであるのか、点検を要する検出部の異常にあるかを区別するため、チェック用線源を用いる構成について説明した。
実施の形態4では複数操作端末からの同一モニタ操作の防止として、操作端末および各信号処理部にその機能を追加した例について説明した。本実施の形態5では、操作端末間で操作状況の情報をやり取りすることにより、複数操作端末による同一放射線モニタ操作を防止する構成について説明する。
Claims (8)
- 放射線を検出する検出部と前記検出部から出力された信号を処理する信号処理部とを有し、前記検出部が監視対象の施設内に分散配置された複数の放射線モニタ、
前記複数の放射線モニタを、それぞれの検出部の配置の関連性に基づき、関連モニタとしてグループ分けした関連性データを保存する関連性データベース、
前記検出部それぞれで検出可能な放射線の放出・停止を自在に切替制御できるチェック用線源、
前記複数の放射線モニタのうちの一のモニタから線量の異常上昇を示す警報信号を取得した際、前記一のモニタに対応する関連モニタからの信号を確認する関連モニタ信号確認部、および
前記関連モニタでの指示上昇が確認できた場合は、前記一のモニタは正常と判定し、
前記関連モニタでの信号上昇が確認できなかった場合は、前記異常上昇の原因がノイズまたはモニタ故障によるモニタ異常であると判定し、かつ前記一のモニタに対応した前記チェック用線源を放出に切り替え、前記一のモニタの線量が上昇しなかった場合は、前記原因はモニタ故障であると区別する警報原因分析部、
を備えたことを特徴とする放射線監視システム。 - 前記複数の放射線モニタそれぞれの信号処理部には、前記検出部から出力された信号を多重波高分析してエネルギースペクトルを出力する多重波高分析部が設けられ、
前記警報原因分析部は、前記モニタ異常であると判定して前記チェック用線源を放出に切り替えた際に、前記一のモニタの線量が上昇した場合に、さらに、そのときに出力された前記エネルギースペクトルのピークエネルギーを算出し、算出したピークエネルギーが許容範囲に入っていなかった場合には、前記原因はモニタ故障であると区別する、ことを特徴とする請求項1に記載の放射線監視システム。 - 前記警報原因分析部は、前記ピークエネルギーが許容範囲に入っていた場合に、さらに、前記エネルギースペクトルのバックグラウンド収量を算出し、前記バックグラウンド収量が設定値を超えた場合には、前記原因はモニタ故障であると区別する、ことを特徴とする請求項2に記載の放射線監視システム。
- 前記警報原因分析部は、前記複数の放射線モニタからの信号に基づき、対象設備の放射線の状態を監視するための情報を提示する複数の操作端末それぞれに設けられ、
前記複数の操作端末のうち、ある操作端末が前記放出への切り替え操作を実行している際、前記切り替え操作の実行対象のチェック用線源に対応する放射線モニタの前記信号処理部は、他の操作端末からの操作を拒否するように設定される、
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の放射線監視システム。 - 前記警報原因分析部は、前記複数の放射線モニタからの信号に基づき、対象設備の放射線の状態を監視するための情報を提示する複数の操作端末それぞれに設けられ、
前記複数の操作端末のうち、ある操作端末が前記放出への切り替え操作を実行している際、前記切り替え操作の実行対象のチェック用線源に対応する放射線モニタに対して原因分析操作を実行している情報を他の操作端末に対して発信し、
前記他の操作端末それぞれは、前記情報が解除されるまでの間、前記対応する放射線モニタへの操作が実施できなくなることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の放射線監視システム。 - 放射線を検出する検出部と前記検出部から出力された信号を処理する信号処理部とを有し、前記検出部が監視対象の施設内に分散配置された複数の放射線モニタを用いた放射線監視方法であって、
前記複数の放射線モニタを、それぞれの検出部の配置の関連性に基づき、関連モニタとしてグループ分けする関連付けステップ、
前記複数の放射線モニタのうちの一のモニタから線量の異常上昇を示す警報信号を取得した際、前記一のモニタに対応する関連モニタからの信号を確認する関連モニタ信号確認ステップ、および
前記関連モニタでの指示上昇が確認できた場合は、前記一のモニタは正常と判定し、前記関連モニタでの信号上昇が確認できなかった場合は、前記異常上昇の原因がノイズまたはモニタ故障によるモニタ異常であると判定する一次判定ステップと、前記モニタ異常と判定した際、前記一のモニタに対応したチェック用線源から放射線を放出させ、前記一のモニタの線量が上昇しなかった場合は、前記原因はモニタ故障であると区別する二次判定ステップと、を有する警報原因分析ステップ、
を含むことを特徴とする放射線監視方法。 - 前記二次判定ステップには、
前記一のモニタの前記検出部から出力された信号を多重波高分析してエネルギースペクトルを出力する多重波高分析ステップと、
前記モニタ異常であると判定して前記チェック用線源を放出に切り替えた際に、前記一のモニタの線量が上昇した場合に、さらに、そのときに出力された前記エネルギースペクトルのピークエネルギーを算出し、算出したピークエネルギーが許容範囲に入っていなかった場合には、前記原因はモニタ故障であると区別する再分析ステップと、をさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の放射線監視方法。 - 前記再分析ステップには、
前記ピークエネルギーが前記許容範囲に入っている場合に、前記エネルギースペクトルのバックグラウンド収量を算出し、前記バックグラウンド収量が設定値を超えた場合には、前記原因はモニタ故障であると区別するステップ、を含むことを特徴とする請求項7に記載の放射線監視方法。
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