JP7339727B2 - ユーザ装置、制御装置、及び通信制御方法 - Google Patents

ユーザ装置、制御装置、及び通信制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、ユーザ装置、制御装置、及び通信制御方法に関する。
3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、次世代、すなわち第5世代(5G)の移動通信システムである5GS(5G System)のシステムアーキテクチャについての検討が開始されており、新しい手続きや新しい機能のサポートについて議論が行われている(非特許文献1及び非特許文献2参照)。さらに、EPSでサポートされていたCIoT(Cellular IoT)のための機能(制御信号の効率化やスモールデータ、SMS等のユーザデータの効率的な通信を実現するためのシグナリングの最適化等)を5GSでサポートするための議論も始められている(非特許文献3参照)。
3GPP TS 23.501 v15.1.0 (2018-03); Technical Specification Group Services and System Aspects; System Architecture for the 5G System; Stage 2 (Release 15) 3GPP TS 23.502 v15.1.0 (2018-03); Technical Specification Group Services and System Aspects; Procedures for the 5G System; Stage 2 (Release 15) 3GPP TR 23.724 v0.2.0 (2018-03); Technical Specification Group Services and System Aspects; Study on Cellular IoT support and evolution for the 5G System (Release 16)
5GS(5G System)では、多種多様なサービスを提供するために、新たなコアネットワークである5GC(5G Core Network)が検討されている。さらに、EPS(Evolved Packet System)でサポートしている、CIoT(Cellular IoT)のための機能(制御信号の効率化やスモールデータ、SMS等のユーザデータの効率的な通信を実現するためのシグナリングの最適化等)も検討し始めている。
尚、5GSでは、ネットワーク主導の設定更新手続き等の新しい手続きや、複数の種類のセッションサービス継続やLADN(Local Area Data Network)への接続等の新しい機能がサポートされている。しかし、EPSでサポートしているCIoTのための機能を5GSで実現する際、新しい手続きや新しい機能をどのように用いて、EPSでサポートしているCIoTのための機能を5GSで実現するかは明確になっていない。さらに、新しい手続きであるネットワーク主導の設定更新手続きにおいても、ユーザ装置の状態をどのように変更するかが明確になっていない。
本発明は、以上のような事情を鑑みてなされたものであり、その目的は、5GSにおけるCIoTのための機能の実現方法と、ネットワーク主導で、ユーザ装置の状態を変更する手続きの実現方法とを提供することである。
本発明の一実施形態のユーザ装置は、制御部と送受信部と記憶部とを備え、前記記憶部が、第1のLADN (Local area data network) 情報を記憶していて、さらに、前記制御部が、前記第1のLADN情報に基づいたLADNのためのPDUセッションを確立している状態で、前記送受信部は、コアネットワークから、情報Aと情報Bとを含む設定更新コマンドメッセージを受信し、前記制御部は、記憶部に記憶している前記第1のLADN情報を無効化し、前記情報Aを前記記憶部に記憶し、前記記憶部に記憶した前記情報Aを有効化し、登録手続きを開始し、前記登録手続きにおいて、前記送受信部は、前記コアネットワークに、情報Cを含む登録要求メッセージを送信し、前記制御部は、前記コアネットワークと、前記PDUセッションを含むPDUセッションの状態を同期し、さらに、前記PDUセッションの状態の同期に基づいて、前記PDUセッションを解放し、前記情報Aは、第2のLADN情報であり、前記情報Bは、登録手続きの実行の要求を示す情報であり、前記情報Cは、前記PDUセッションの状態を示す情報であり、前記第1のLADN情報と、前記第2のLADN情報とは異なる情報であることを特徴とする。
本発明の一実施形態の制御装置は、制御部と送受信部と記憶部とを備え、ユーザ装置が、第1のLADN (Local area data network) 情報を記憶していて、さらに、前記第1のLADN情報に基づいたLADNのためのPDUセッションを確立している状態で、前記送受信部は、前記ユーザ装置に、情報Aと情報Bとを含む設定更新コマンドメッセージを送信し、前記ユーザ装置から、情報Cを含む登録要求メッセージを受信し、前記制御部は、前記登録要求メッセージの受信に基づいて、前記PDUセッションを含むPDUセッションの状態を同期し、前記PDUセッションの状態の同期に基づいて、前記PDUセッションを解放し、前記情報Aは、第2のLADN情報であり、前記情報Bは、登録手続きの実行の要求を示す情報であり、前記情報Cは、前記PDUセッションの状態を示す情報であり、前記第1のLADN情報と、前記第2のLADN情報とは異なる情報であることを特徴とする。
本発明の一実施形態のユーザ装置の通信制御方法は、第1のLADN (Local area data network) 情報を記憶するステップと、前記第1のLADN情報に基づいたLADNのためのPDUセッションを確立するステップと、コアネットワークから、情報Aと情報Bとを含む設定更新コマンドメッセージを受信するステップと、記憶している前記第1のLADN情報を無効化するステップと、前記情報Aを記憶するステップと、前記憶した前記情報Bを有効化するステップと、登録手続きを開始するステップと、登録手続きにおいて、前記コアネットワークに、情報Cを含む登録要求メッセージを送信するステップと、前記コアネットワークと、前記PDUセッションを含むPDUセッションの状態を同期するステップと、前記PDUセッションの状態の同期に基づいて、前記PDUセッションを解放するステップとを備え、前記情報Aは、第2のLADN情報であり、前記情報Bは、登録手続きの実行の要求を示す情報であり、前記情報Cは、前記PDUセッションの状態を示す情報であり、前記第1のLADN情報と、前記第2のLADN情報とは異なる情報であることを特徴とする。
本発明の一実施形態の制御装置の通信制御方法は、ユーザ装置に、第1のLADN (Local area data network) 情報を送信するステップと、前記第1のLADN情報に基づいたLADNのためのPDUセッションを確立するステップと、前記ユーザ装置に、情報Aと情報Bとを含む設定更新コマンドメッセージを送信するステップと、前記ユーザ装置から、情報Cを含む登録要求メッセージを受信するステップと、前記登録要求メッセージの受信に基づいて、前記PDUセッションを含むPDUセッションの状態を同期するステップと、前記PDUセッションの状態の同期に基づいて、前記PDUセッションを解放するステップとを備え、前記情報Aは、第2のLADN情報であり、前記情報Bは、登録手続きの実行の要求を示す情報であり、前記情報Cは、前記PDUセッションの状態を示す情報であり、前記第1のLADN情報と、前記第2のLADN情報とは異なる情報であることを特徴とする。
本発明によれば、5GSがネットワーク主導の設定更新手続きや、複数の種類のセッションサービス継続をサポートしている場合でも、5GSで、CIoTのための機能を使用することが可能となる。さらに、本発明によれば、ネットワーク主導で、ユーザ装置の状態が変更された場合においても、コネクションを適切に管理することが可能となる。
移動通信システム(EPS/5GS)の概略を説明する図である。 移動通信システム(EPS/5GS)の詳細構成を説明する図である。 UEの装置構成を説明する図である。 5GSにおけるアクセスネットワーク装置(gNB)の構成を説明する図である。 5GSにおけるコアネットワーク装置(AMF/SMF/UPF)の構成を説明する図である。 登録手続きを説明する図である。 PDUセッション確立手続きを説明する図である。 UE設定更新手続きを説明する図である。
図面を参照しながら、本発明を実施する為の最良の形態について、説明する。
[1. システムの概要]
まず、図1は、各実施形態で使用される移動通信システム1の概略を説明する為の図であり、図2は、その移動通信システム1の詳細構成を説明する為の図である。
図1には、移動通信システム1は、UE_A10、アクセスネットワーク_A80、コアネットワーク_A90、PDN(Packet Data Network)_A5、アクセスネットワーク_B120、コアネットワーク_B190、DN(Data Network)_A6により構成されることが記載されている。
以下では、これらの装置・機能について、UE、アクセスネットワーク_A、コアネットワーク_A、PDN、アクセスネットワーク_B、コアネットワーク_B、DN等のように、記号を省略して記載する場合がある。
また、図2には、UE_A10、E-UTRAN80、MME40、SGW35、PGW-U30、PGW-C32、PCRF60、HSS50、5G AN120、AMF140、UPF130、SMF132、PCF160、UDM150等の装置・機能、及びこれらの装置・機能を互いに接続するインターフェースが記載されている。
以下では、これらの装置・機能について、UE、E-UTRAN、MME、SGW、PGW-U、PGW-C、PCRF、HSS、5G AN、AMF、UPF、SMF、PCF、UDM等のように、記号を省略して記載する場合がある。
尚、4GシステムであるEPS(Evolved Packet System)は、アクセスネットワーク_A及びコアネットワーク_Aを含んで構成されるが、さらにUE及び/又はPDNが含まれても良い。また、5Gシステムである5GS(5G System)は、UE、アクセスネットワーク_B及びコアネットワーク_Bを含んで構成されるが、さらにDNが含まれても良い。
UEは、3GPPアクセス(3GPPアクセスネットワーク、3GPP ANとも称する)及び/又はnon-3GPPアクセス(non-3GPPアクセスネットワーク、non-3GPP ANとも称する)を介して、ネットワークサービスに対して接続可能な装置である。UEは、携帯電話やスマートフォン等の無線通信が可能な端末装置であってよく、EPSにも5GSにも接続可能な端末装置であってよい。UEは、UICC(Universal Integrated Circuit Card)やeUICC(Embedded UICC)を備えてもよい。尚、UEのことをユーザ装置と表現してもよいし、端末装置と表現してもよい。
また、アクセスネットワーク_Aは、E-UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)及び/又は無線LANアクセスネットワークに対応する。E-UTRANには、1以上のeNB(evolved Node B)45が配置される。尚、以下では、eNB45は、eNBのように記号を省略して記載する場合がある。また、複数のeNBがある場合は、各eNBは、例えばX2インターフェースにより、互いに接続されている。また、無線LANアクセスネットワークには、1以上のアクセスポイントが配置される。
また、アクセスネットワーク_Bは、5Gアクセスネットワーク(5G AN)に対応する。5G ANは、NG-RAN(NG Radio Access Network)及び/又はnon-3GPP アクセスネットワークで構成される。NG-RANには、1以上のgNB(NR NodeB)122が配置される。尚、以下では、gNB122は、eNBのように記号を省略して記載する場合がある。gNBは、NR(New Radio)ユーザプレーンと制御プレーンをUEに提供するノードであり、5GCに対してNGインターフェース(N2インターフェース又はN3インターフェースを含む)を介して接続するノードである。すなわち、gNBは、5GSのために新たに設計された基地局装置であり、4GシステムであるEPSで使用されていた基地局装置(eNB)とは異なる機能を有する。また、複数のgNBがある場合は、各gNBは、例えばXnインターフェースにより、互いに接続している。
また、以下では、E-UTRANやNG-RANは、3GPPアクセスと称することがある。また、無線LANアクセスネットワークやnon-3GPP ANは、non-3GPPアクセスと称することがある。また、アクセスネットワーク_Bに配置されるノードを、まとめてNG-RANノードとも称することがある。
また、以下では、アクセスネットワーク_A、及び/又はアクセスネットワーク_B、及び/又はアクセスネットワーク_Aに含まれる装置、及び/又はアクセスネットワーク_Bに含まれる装置は、アクセスネットワーク、又はアクセスネットワーク装置と称する場合がある。
また、コアネットワーク_Aは、EPC(Evolved Packet Core)に対応する。EPCには、例えば、MME(Mobility Management Entity)、SGW(Serving Gateway)、PGW(Packet Data Network Gateway)-U、PGW-C、PCRF(Policy and Charging Rules Function)、HSS(Home Subscriber Server)等が配置される。
また、コアネットワーク_Bは、5GC(5G Core Network)に対応する。5GCには、例えば、AMF(Access and Mobility Management Function)、UPF(User Plane Function)、SMF(Session Management Function)、PCF(Policy Control Function)、UDM(Unified Data Management)等が配置される。
また、以下では、コアネットワーク_A、及び/又はコアネットワーク_B、コアネットワーク_Aに含まれる装置、及び/又はコアネットワーク_Bに含まれる装置は、コアネットワーク、又はコアネットワーク装置と称する場合がある。
コアネットワーク(コアネットワーク_A及び/又はコアネットワーク_B)は、アクセスネットワーク(アクセスネットワーク_A及び/又はアクセスネットワーク_B)と、PDN及び/又はDNとを接続した移動体通信事業者(Mobile Network Operator; MNO)が運用するIP移動通信ネットワークの事であってもよいし、移動通信システム1を運用、管理する移動体通信事業者の為のコアネットワークでもよいし、MVNO(Mobile Virtual Network Operator)、MVNE(Mobile Virtual Network Enabler)等の仮想移動通信事業者や仮想移動体通信サービス提供者の為のコアネットワークでもよい。
また、図1では、PDNとDNが同一である場合が記載されているが、異なっていても良い。PDNは、UEに通信サービスを提供するDN(Data Network)であってよい。尚、DNは、パケットデータサービス網として構成されてもよいし、サービス毎に構成されてもよい。さらに、PDNは、接続された通信端末を含んでもよい。従って、PDNと接続する事は、PDNに配置された通信端末やサーバ装置と接続する事であってもよい。さらに、PDNとの間でユーザデータを送受信する事は、PDNに配置された通信端末やサーバ装置とユーザデータを送受信する事であってもよい。尚、PDNのことをDNと表現してもよいし、DNのことをPDNと表現してもよい。
また、以下では、アクセスネットワーク_A、コアネットワーク_A、PDN、アクセスネットワーク_B、コアネットワーク_B、DNの少なくとも一部、及び/又はこれらに含まれる1以上の装置を、ネットワーク又はネットワーク装置と呼称する場合がある。つまり、ネットワーク及び/又はネットワーク装置が、メッセージを送受信する、及び/又は手続きを実行するということは、アクセスネットワーク_A、コアネットワーク_A、PDN、アクセスネットワーク_B、コアネットワーク_B、DNの少なくとも一部、及び/又はこれらに含まれる1以上の装置が、メッセージを送受信する、及び/又は手続きを実行することを意味する。
また、UEは、アクセスネットワークに接続することができる。また、UEは、アクセスネットワークを介して、コアネットワークと接続する事ができる。さらに、UEは、アクセスネットワーク及びコアネットワークを介して、PDN又はDNに接続する事ができる。すなわち、UEは、PDN又はDNとの間で、ユーザデータを送受信(通信)する事ができる。ユーザデータを送受信する際は、IP(Internet Protocol)通信だけでなく、non-IP通信を用いてもよい。
ここで、IP通信とは、IPを用いたデータ通信の事であり、IPパケットにより、データの送受信が行われる。IPパケットは、IPヘッダとペイロード部で構成される。ペイロード部には、EPSに含まれる装置・機能や、5GSに含まれる装置・機能が送受信するデータが含まれてよい。また、non-IP通信とは、IPを用いないデータ通信の事であり、IPパケットの構造とは異なる形式により、データの送受信が行われる。例えば、non-IP通信は、IPヘッダが付与されていないアプリケーションデータの送受信によって実現されるデータ通信でもよいし、マックヘッダやEthernet(登録商標)フレームヘッダ等の別のヘッダを付与してUEが送受信するユーザデータを送受信してもよい。
[2. 各装置の構成]
次に、各実施形態で使用される各装置(UE、及び/又はアクセスネットワーク装置、及び/又はコアネットワーク装置)の構成について、図を用いて説明する。尚、各装置は、物理的なハードウェアとして構成されても良いし、汎用的なハードウェア上に構成された論理的な(仮想的な)ハードウェアとして構成されても良いし、ソフトウェアとして構成されても良い。また、各装置の持つ機能の少なくとも一部(全部を含む)が、物理的なハードウェア、論理的なハードウェア、ソフトウェアとして構成されても良い。
尚、以下で登場する各装置・機能内の各記憶部(記憶部_A340、記憶部_A440、記憶部_B540、記憶部_A640、記憶部_B740)は、例えば、半導体メモリ、SSD(Solid State Drive)、HDD(Hard Disk Drive)等で構成されている。また、各記憶部は、出荷段階からもともと設定されていた情報だけでなく、自装置・機能以外の装置・機能(例えば、UE、及び/又はアクセスネットワーク装置、及び/又はコアネットワーク装置、及び/又はPDN、及び/又はDN)との間で、送受信した各種の情報を記憶する事ができる。また、各記憶部は、後述する各種の通信手続き内で送受信する制御メッセージに含まれる識別情報、制御情報、フラグ、パラメータ等を記憶することができる。また、各記憶部は、これらの情報をUE毎に記憶してもよい。また、各記憶部は、5GSとEPSとの間のインターワークをした場合には、5GS及び/又はEPS内に含まれる装置・機能との間で送受信した制御メッセージやユーザデータを記憶することができる。このとき、N26インターフェースを介して送受信されたものだけでなく、N26インターフェースを介さずに送受信されたものも記憶することができる。
[2.1. UEの装置構成]
まず、UE(User Equipment)の装置構成例について、図3を用いて説明する。UEは、制御部_A300、アンテナ310、送受信部_A320、記憶部_A340で構成されている。制御部_A300、送受信部_A320、記憶部_A340は、バスを介して接続されている。送受信部_A320は、アンテナ310と接続している。
制御部_A300は、UE全体の動作・機能を制御する機能部である。制御部_A300は、必要に応じて、記憶部_A340に記憶されている各種プログラムを読み出して実行する事により、UEにおける各種の処理を実現する。
送受信部_A320は、アンテナを介して、アクセスネットワーク内の基地局装置(eNB又はgNB)と無線通信する為の機能部である。すなわち、UEは、送受信部_A320を用いて、アクセスネットワーク装置、及び/又はコアネットワーク装置、及び/又はPDN、及び/又はDNとの間で、ユーザデータ及び/又は制御情報を送受信することができる。
図2を参照して詳細に説明すると、UEは、送受信部_A320を用いることにより、LTE-Uuインターフェースを介して、E-UTRAN内の基地局装置(eNB)と通信することができる。また、UEは、送受信部_A320を用いることにより、5G AN内の基地局装置(gNB)と通信することができる。また、UEは、送受信部_A320を用いることにより、N1インターフェースを介してAMFとNAS(Non-Access-Stratum)メッセージの送受信をすることができる。ただし、N1インターフェースは論理的なものであるため、実際には、UEとAMFの間の通信は、5G ANを介して行われる。
記憶部_A340は、UEの各動作に必要なプログラム、ユーザデータ、制御情報等を記憶する為の機能部である。
[2.2. gNBの装置構成]
次に、gNBの装置構成例について、図4を用いて説明する。gNB は、制御部_B500、アンテナ510、ネットワーク接続部_B520、送受信部_B530、記憶部_B540で構成されている。制御部_B500、ネットワーク接続部_B520、送受信部_B530、記憶部_B540は、バスを介して接続されている。送受信部_B530は、アンテナ510と接続している。
制御部_B500は、gNB全体の動作・機能を制御する機能部である。制御部_B500は、必要に応じて、記憶部_B540に記憶されている各種プログラムを読み出して実行する事により、gNBにおける各種の処理を実現する。
ネットワーク接続部_B520は、gNBが、AMF及び/又はUPFと通信する為の機能部である。すなわち、gNBは、ネットワーク接続部_B520を用いて、AMF及び/又はUPFとの間で、ユーザデータ及び/又は制御情報を送受信することができる。
送受信部_B530は、アンテナ510を介して、UEと無線通信する為の機能部である。すなわち、gNBは、送受信部_B530を用いて、UEとの間で、ユーザデータ及び/又は制御情報を送受信することができる。
図2を参照して詳細に説明すると、5G AN内にあるgNBは、ネットワーク接続部_B520を用いることにより、N2インターフェースを介して、AMFと通信することができ、N3インターフェースを介して、UPFと通信することができる。また、gNBは、送受信部_B530を用いることにより、UEと通信することができる。
記憶部_B540は、gNBの各動作に必要なプログラム、ユーザデータ、制御情報等を記憶する為の機能部である。
[2.3. AMFの装置構成]
次に、AMFの装置構成例について、図5を用いて説明する。AMFは、制御部_B700、ネットワーク接続部_B720、記憶部_B740で構成されている。制御部_B700、ネットワーク接続部_B720、記憶部_B740は、バスを介して接続されている。AMFは、制御プレーンを扱うノードであってよい。
制御部_B700は、AMF全体の動作・機能を制御する機能部である。制御部_B700は、必要に応じて、記憶部_B740に記憶されている各種プログラムを読み出して実行する事により、AMFにおける各種の処理を実現する。
ネットワーク接続部_B720は、AMFが、5G AN内の基地局装置(gNB)、及び/又はSMF、及び/又はPCF、及び/又はUDM、及び/又はSCEFと接続する為の機能部である。すなわち、AMFは、ネットワーク接続部_B720を用いて、5G AN内の基地局装置(gNB)、及び/又はSMF、及び/又はPCF、及び/又はUDM、及び/又はSCEFとの間で、ユーザデータ及び/又は制御情報を送受信することができる。
図2を参照して詳細に説明すると、5GC内にあるAMFは、ネットワーク接続部_A620を用いることにより、N2インターフェースを介して、gNBと通信することができ、N8インターフェースを介して、UDMと通信することができ、N11インターフェースを介して、SMFと通信することができ、N15インターフェースを介して、PCFと通信することができる。また、AMFは、ネットワーク接続部_A620を用いることにより、N1インターフェースを介して、UEとNASメッセージの送受信をすることができる。ただし、N1インターフェースは論理的なものであるため、実際には、UEとAMFの間の通信は、5G ANを介して行われる。また、AMFは、N26インターフェースをサポートする場合、ネットワーク接続部_A620を用いることにより、N26インターフェースを介して、MMEと通信することができる。
記憶部_B740は、AMFの各動作に必要なプログラム、ユーザデータ、制御情報等を記憶する為の機能部である。
尚、AMFは、N2インターフェースを用いたRANとの制御メッセージを交換する機能、N1インターフェースを用いたUEとのNASメッセージを交換する機能、NASメッセージの暗号化及び完全性保護を行う機能、登録管理(Registration management; RM)機能、接続管理(Connection management; CM)機能、到達可能性管理(Reachability management)機能、UE等の移動性管理(Mobility management)機能、UEとSMF間のSM(Session Management)メッセージを転送する機能、アクセス認証(Access Authentication、Access Authorization)機能、セキュリティアンカー機能(SEA; Security Anchor Functionality)、セキュリティコンテキスト管理(SCM; Security Context Management)機能、N3IWF(Non-3GPP Interworking Function)に対するN2インターフェースをサポートする機能、N3IWFを介したUEとのNAS信号の送受信をサポートする機能、N3IWFを介して接続するUEの認証する機能等を有する。
また、登録管理では、UEごとのRM状態が管理される。RM状態は、UEとAMFとの間で同期がとられていてもよい。RM状態としては、非登録状態(RM-DEREGISTERED state)と、登録状態(RM-REGISTERED state)がある。RM-DEREGISTERED状態では、UEはネットワークに登録されていないため、AMFにおけるUEコンテキストが、そのUEに対する有効な位置情報やルーティング情報を持っていない為、AMFはUEに到達できない状態である。また、RM-REGISTERED状態では、UEはネットワークに登録されているため、UEはネットワークとの登録が必要なサービスを受信することができる。尚、RM状態は、5GMM状態(5GMM state)と表現されてもよい。この場合、RM-DEREGISTERED状態は、5GMM-DEREGISTERED状態と表現されてもよいし、RM-REGISTERED状態は、5GMM-REGISTERED状態と表現されてもよい。
言い換えると、5GMM-REGISTEREDは、各装置が、5GMMコンテキストを確立した状態であってもよいし、PDUセッションコンテキストを確立した状態であってもよい。尚、各装置が5GMM-REGISTEREDである場合、UE_A10は、ユーザデータや制御メッセージの送受信を開始してもよいし、ページングに対して応答してもよい。さらに、尚、各装置が5GMM-REGISTEREDである場合、UE_A10は、初期登録のための登録手続き以外の登録手続き、及び/又はサービス要求手続きを実行してもよい。
さらに、5GMM-DEREGISTEREDは、各装置が、5GMMコンテキストを確立していない状態であってもよいし、UE_A10の位置情報がネットワークに把握されていない状態であってもよいし、ネットワークがUE_A10に到達不能である状態であってもよい。尚、各装置が5GMM-DEREGISTEREDである場合、UE_A10は、登録手続きを開始してもよいし、登録手続きを実行することで5GMMコンテキストを確立してもよい。
また、接続管理では、UEごとのCM状態が管理される。CM状態は、UEとAMFとの間で同期がとられていてもよい。CM状態としては、非接続状態(CM-IDLE state)と、接続状態(CM-CONNECTED state)がある。CM-IDLE状態では、UEはRM-REGISTERED状態にあるが、N1インターフェースを介したAMFとの間で確立されるNASシグナリング接続(NAS signaling connection)を持っていない。また、CM-IDLE状態では、UEはN2インターフェースの接続(N2 connection)、及びN3インターフェースの接続(N3 connection)を持っていない。一方、CM-CONNECTED状態では、N1インターフェースを介したAMFとの間で確立されるNASシグナリング接続(NAS signaling connection)を持っている。また、CM-CONNECTED状態では、UEはN2インターフェースの接続(N2 connection)、及び/又はN3インターフェースの接続(N3 connection)を持っていてもよい。
さらに、接続管理では、3GPPアクセスにおけるCM状態と、non-3GPPアクセスにおけるCM状態とで分けて管理されてもよい。この場合、3GPPアクセスにおけるCM状態としては、3GPPアクセスにおける非接続状態(CM-IDLE state over 3GPP access)と、3GPPアクセスにおける接続状態(CM-CONNECTED state over 3GPP access)とがあってよい。さらに、non-3GPPアクセスにおけるCM状態としては、non-3GPPアクセスにおける非接続状態(CM-IDLE state over non-3GPP access)と、non-3GPPアクセスにおける接続状態(CM-CONNECTED state over non-3GPP access)とがあってよい。尚、非接続状態はアイドルモード表現されてもよく、接続状態モードはコネクテッドモードと表現されてもよい。
尚、CM状態は、5GMMモード(5GMM mode)と表現されてもよい。この場合、非接続状態は、5GMM非接続モード(5GMM-IDLE mode)と表現されてもよいし、接続状態は、5GMM接続モード(5GMM-CONNECTED mode)と表現されてもよい。さらに、3GPPアクセスにおける非接続状態は、3GPPアクセスにおける5GMM非接続モード(5GMM-IDLE mode over 3GPP access)と表現されてもよいし、3GPPアクセスにおける接続状態は、3GPPアクセスにおける5GMM接続モード(5GMM-CONNECTED mode over 3GPP access)と表現されてもよい。さらに、non-3GPPアクセスにおける非接続状態は、non-3GPPアクセスにおける5GMM非接続モード(5GMM-IDLE mode over non-3GPP access)と表現されてもよいし、non-3GPPアクセスにおける接続状態は、non-3GPPアクセスにおける5GMM接続モード(5GMM-CONNECTED mode over non-3GPP access)と表現されてもよい。尚、5GMM非接続モードはアイドルモード表現されてもよく、5GMM接続モードモードはコネクテッドモードと表現されてもよい。
また、AMFは、コアネットワーク_B内に1以上配置されてもよい。また、AMFは、1以上のNSI(Network Slice Instance)を管理するNFでもよい。また、AMFは、複数のNSI間で共有される共有CPファンクション(CCNF; Common CPNF(Control Plane Network Function))でもよい。
尚、N3IWFは、UEが5GSに対してnon-3GPPアクセスを介して接続する場合に、non-3GPPアクセスと5GCとの間に配置される装置及び/又は機能である。
[2.4. SMFの装置構成]
次に、SMFの装置構成例について、図5を用いて説明する。SMFは、制御部_B700、ネットワーク接続部_B720、記憶部_B740で構成されている。制御部_B700、ネットワーク接続部_B720、記憶部_B740は、バスを介して接続されている。SMFは、制御プレーンを扱うノードであってよい。
制御部_B700は、SMF全体の動作・機能を制御する機能部である。制御部_B700は、必要に応じて、記憶部_B740に記憶されている各種プログラムを読み出して実行する事により、SMFにおける各種の処理を実現する。
ネットワーク接続部_B720は、SMFが、AMF、及び/又はUPF、及び/又はPCF、及び/又はUDMと接続する為の機能部である。すなわち、SMFは、ネットワーク接続部_B720を用いて、AMF、及び/又はUPF、及び/又はPCF、及び/又はUDMとの間で、ユーザデータ及び/又は制御情報を送受信することができる。
図2を参照して詳細に説明すると、5GC内にあるSMFは、ネットワーク接続部_A620を用いることにより、N11インターフェースを介して、AMFと通信することができ、N4インターフェースを介して、UPFと通信することができ、N7インターフェースを介して、PCFと通信することができ、N10インターフェースを介して、UDMと通信することができる。
記憶部_B740は、SMFの各動作に必要なプログラム、ユーザデータ、制御情報等を記憶する為の機能部である。
SMFは、PDUセッションの確立・修正・解放等のセッション管理(Session Management)機能、UEに対するIPアドレス割り当て(IP address allocation)及びその管理機能、UPFの選択と制御機能、適切な目的地(送信先)へトラフィックをルーティングする為のUPFの設定機能、NASメッセージのSM部分を送受信する機能、下りリンクのデータが到着したことを通知する機能(Downlink Data Notification)、AMF経由でN2インターフェースを介してANに送信される、AN特有の(ANごとの)SM情報を提供する機能、セッションに対するSSCモード(Session and Service Continuity mode)を決定する機能、ローミング機能等を有する。
[2.5. UPFの装置構成]
次に、UPFの装置構成例について、図5を用いて説明する。UPFは、制御部_B700、ネットワーク接続部_B720、記憶部_B740で構成されている。制御部_B700、ネットワーク接続部_B720、記憶部_B740は、バスを介して接続されている。UPFは、制御プレーンを扱うノードであってよい。
制御部_B700は、UPF全体の動作・機能を制御する機能部である。制御部_B700は、必要に応じて、記憶部_B740に記憶されている各種プログラムを読み出して実行する事により、UPFにおける各種の処理を実現する。
ネットワーク接続部_B720は、UPFが、5G AN内の基地局装置(gNB)、及び/又はSMF、及び/又はDNと接続する為の機能部である。すなわち、UPFは、ネットワーク接続部_B720を用いて、5G AN内の基地局装置(gNB)、及び/又はSMF、及び/又はDNとの間で、ユーザデータ及び/又は制御情報を送受信することができる。
図2を参照して詳細に説明すると、5GC内にあるUPFは、ネットワーク接続部_A620を用いることにより、N3インターフェースを介して、gNBと通信することができ、N4インターフェースを介して、SMFと通信することができ、N6インターフェースを介して、DNと通信することができ、N9インターフェースを介して、他のUPFと通信することができる。
記憶部_B740は、UPFの各動作に必要なプログラム、ユーザデータ、制御情報等を記憶する為の機能部である。
UPFは、intra-RAT mobility又はinter-RAT mobilityに対するアンカーポイントとしての機能、DNに相互接続するための外部PDUセッションポイントとしての機能(つまり、DNとコアネットワーク_Bとの間のゲートウェイとして、ユーザデータを転送する機能)、パケットのルーティング及び転送する機能、1つのDNに対して複数のトラフィックフローのルーティングをサポートするUL CL(Uplink Classifier)機能、マルチホーム(multi-homed)PDUセッションをサポートするBranching point機能、user planeに対するQoS (Quality of Service) 処理機能、上りリンクトラフィックの検証機能、下りリンクパケットのバッファリング、下りリンクデータ通知(Downlink Data Notification)をトリガする機能等を有する。
また、UPFは、IP通信及び/又はnon-IP通信の為のゲートウェイでもよい。また、UPFは、IP通信を転送する機能を持ってもよく、non-IP通信とIP通信を変換する機能を持っていてもよい。さらに複数配置されるゲートウェイは、コアネットワーク_Bと単一のDNを接続するゲートウェイでもよい。尚、UPFは、他のNFとの接続性を備えてもよく、他のNFを介して各装置に接続してもよい。
尚、ユーザプレーン(user plane)は、UEとネットワークとの間で送受信されるユーザデータ(user data)のことである。ユーザプレーンは、PDNコネクション、又はPDUセッションを用いて送受信されてもよい。さらに、EPSの場合、ユーザプレーンは、LTE-Uuインターフェース、及び/又はS1-Uインターフェース、及び/又はS5インターフェース、及び/又はS8インターフェース、及び/又はSGiインターフェースを用いて送受信されてもよい。さらに、5GSの場合、ユーザプレーンは、UEとNG RANとの間のインターフェース、及び/又はN3インターフェース、及び/又はN9インターフェース、及び/又はN6インターフェースを介して送受信されてもよい。以下、ユーザプレーンは、U-Planeと表現されてもよい。
さらに、制御プレーン(control plane)は、UEの通信制御等を行うために送受信される制御メッセージのことである。制御プレーンは、UEとMMEとの間のNAS (Non-Access-Stratum)シグナリングコネクションを用いて送受信されてもよい。さらに、EPSの場合、制御プレーンは、LTE-Uuインターフェース、及びS1-MMEインターフェースを用いて送受信されてもよい。さらに、5GSの場合、制御プレーンは、UEとNG RANとの間のインターフェース、及びN2インターフェースを用いて送受信されてもよい。以下、制御プレーンは、コントロールプレーンと表現されてもよいし、C-Planeと表現されてもよい。
さらに、U-Plane(User Plane; UP)は、ユーザデータを送受信する為の通信路でもよく、複数のベアラで構成されてもよい。さらに、C-Plane(Control Plane; CP)は、制御メッセージを送受信する為の通信路でもよく、複数のベアラで構成されてもよい。
[2.6. その他の装置及び/又は機能の説明]
次に、その他の装置及び/又は機能について説明を行う。
PCFは、ポリシールールを提供する機能等を有する。
また、UDMは、認証情報処理(Authentication credential processing)機能、ユーザ識別処理機能、アクセス認証機能、登録/移動性管理機能、加入者情報の管理(subscription management)機能等を有する。
また、PCRFは、PGW及び/又はPDNに接続されており、データ配送に対するQoS管理を行う機能等を有する。例えば、UE_A10とPDN間の通信路のQoSの管理を行う。さらに、PCRFは、各装置がユーザデータを送受信する際に用いるPCC(Policy and Charging Control)ルール、及び/又はルーティングルールを作成、及び/又は管理する装置でもよい。
また、HSSは、MME及び/又はSCEFに接続されており、加入者情報の管理を行う機能等を有する。HSSの加入者情報は、例えばMMEのアクセス制御の際に参照される。さらに、HSSは、MMEとは異なる位置管理装置と接続されていてもよい。
また、SCEFは、DN及び/又はPDNとMMEとHSSとに接続されており、DN及び/又はPDNとコアネットワーク_Aとを繋ぐゲートウェイとしてユーザデータの転送を行う中継装置としての機能等を有する。尚、SCEFは、non-IP通信の為のゲートウェイでもよい。さらに、SCEFは、non-IP通信とIP通信を変換する機能を持っていてもよい。また、こうしたゲートウェイはコアネットワーク_Aに複数配置されてよい。SCEFはコアネットワークの外側に構成されてもよいし、内側に構成されてもよい。
[3. 各実施形態で用いられる用語・識別情報、手続きの説明]
各実施形態で、少なくとも1つは用いられる用語・識別情報、手続きを予め説明する。
[3.1. 各実施形態で用いられる用語・識別情報の説明]
まず、各実施形態で用いられる、専門性の高い用語や、手続きで使用される識別情報について、予め説明する。
ネットワークとは、アクセスネットワーク_B、コアネットワーク_B、DNのうち、少なくとも一部を指す。また、アクセスネットワーク_B、コアネットワーク_B、DNのうち、少なくとも一部に含まれる1以上の装置を、ネットワーク又はネットワーク装置と称してもよい。つまり、ネットワークがメッセージの送受信及び/又は処理を実行するということは、ネットワーク内の装置(ネットワーク装置、及び/又は制御装置)がメッセージの送受信及び/又は処理を実行することを意味してもよい。逆に、ネットワーク内の装置がメッセージの送受信及び/又は処理を実行するということは、ネットワークがメッセージの送受信及び/又は処理を実行することを意味してもよい。
また、SM(セッションマネジメント)メッセージ(NAS (Non-Access-Stratum) SMメッセージとも称する)は、SMのための手続きで用いられるNASメッセージであってよく、AMF_A240を介してUE_A10とSMF_A230の間で送受信される制御メッセージであってよい。さらに、SMメッセージには、PDUセッション確立要求メッセージ、PDUセッション確立受諾メッセージ、PDUセッション完了メッセージ、PDUセッション拒絶メッセージ、PDUセッション変更要求メッセージ、PDUセッション変更受諾メッセージ、PDUセッション変更応答メッセージ等が含まれてもよい。また、SMのための手続きには、PDUセッション確立手続きが含まれてもよい。
また、5GS(5G System)サービスは、コアネットワーク_B190を用いて提供される接続サービスでよい。さらに、5GSサービスは、EPSサービスと異なるサービスでもよいし、EPSサービスと同様のサービスでもよい。
また、non 5GSサービスは、5GSサービス以外のサービスでよく、EPSサービス、及び/又はnon EPSサービスが含まれてもよい。
また、シングルレジストレーションモードは、UE_A10が、N1モードとS1モードが利用可能な場合に、5GMM状態とEMM状態に対して、共通の登録状態を維持するモードである。
また、デュアルレジストレーションモードは、UE_A10が、N1モードとS1モードが利用可能な場合に、5GMM状態とEMM状態とを独立して登録状態を維持するモードである。尚、UE_A10は、デュアルレジストレーションモードの場合、N1モードのみでネットワークに登録(つまり5GCだけに登録)されていてもよいし、S1モードのみでネットワークに登録(EPCだけに登録)されていてもよいし、N1モードとS1モードの両方でネットワークに登録(5GCとEPCの両方に登録)されていてもよい。
また、5GSとEPCとのインターワークするために、5GCとEPC NASの両方をサポートするUEは、シングルレジストレーションモード、又はデュアルレジストレーションモードで動作することができる。
また、S1モードは、UE_A10に対して、E-UTRANを介したEPCへのアクセスを許可したモードである。言い換えると、S1モードは、S1インターフェースを用いたメッセージの送受信が実行されるモードであってもよい。尚、S1インターフェースは、S1-MMEインターフェース及びS1-Uインターフェースで構成されて良い。
また、N1モードは、UE_A10に対して、5Gアクセスネットワークを介した5GCへのアクセスを許可したモードである。言い換えると、N1モードは、N1インターフェースを用いたメッセージの送受信が実行されるモードであってもよい。
また、APN(Access Point Name)は、コアネットワーク及び/又はPDN等の外部ネットワークを識別する識別情報でよい。さらに、APNは、コアネットワークA_90を接続するPGW_A30/UPF_A235等のゲートウェイを選択する情報として用いることもできる。
また、TFT(Traffic Flow Template)とは、TFTは、EPSベアラと関連づけられた全てのパケットフィルターを示す。TFTは送受信するユーザデータの一部を識別する情報であり、UE_A10は、TFTによって識別されたユーザデータを、TFTに関連付けたEPSベアラを用いて送受信する。さらに言い換えると、UE_A10は、TFTによって識別されたユーザデータを、TFTに関連づけたRB(Radio Bearer)を用いて送受信する。また、TFTは、送受信するアプリケーションデータ等のユーザデータを適切な転送路に対応づけるものでもよく、アプリケーションデータを識別する識別情報でもよい。また、UE_A10は、TFTで識別できないユーザデータを、デフォルトベアラを用いて送受信してもよい。また、UE_A10は、デフォルトベアラに関連付けられたTFTを予め記憶しておいてもよい。
また、PDN(Packet Data Network)タイプとは、PDNコネクションのタイプを示すものであり、IPv4、IPv6、IPv4v6、non-IPがある。IPv4が指定された場合、IPv4を用いてデータの送受信を行う事を示す。IPv6が指定された場合は、IPv6を用いてデータの送受信を行う事を示す。IPv4v6が指定された場合は、IPv4又はIPv6を用いてデータの送受信を行う事を示す。non-IPが指定された場合は、IPを用いた通信ではなく、IP以外の通信方法によって通信する事を示す。
また、EPSベアラは、UEとPGWとの間で確立される論理的な通信路であり、PDNコネクションを構成する通信路である。EPSベアラには、デフォルトベアラ(デフォルトEPSベアラとも称する)と、デディケイテッドベアラ(デディケイテッドEPSベアラとも称する)とがある。
また、デフォルトベアラとは、PDNコネクションの中で最初に確立されるEPSベアラであり、1つのPDNコネクションの中で1つしか確立することができない。デフォルトベアラは、TFT(Traffic Flow Template)に対応付けられていないユーザデータの通信に用いることができるEPSベアラである。
また、デディケイテッドベアラとは、PDNコネクションの中でデフォルトベアラが確立された後に確立されるEPSベアラであり、1つのPDNコネクションの中で1以上の確立することができる。デディケイテッドベアラは、TFTに対応付けられているユーザデータの通信に用いることができるEPSベアラである。
また、PDU(Protocol Data Unit/Packet Data Unit)セッションとは、PDU接続性サービスを提供するDNとUEとの間の関連性として定義することができるが、UEと外部ゲートウェイとの間で確立される接続性であってもよい。UEは、5GSにおいて、アクセスネットワーク_B及びコアネットワーク_Bを介したPDUセッションを確立することにより、PDUセッションを用いて、DNとの間のユーザデータの送受信を行うことができる。ここで、この外部ゲートウェイとは、UPF、SCEF等であってよい。UEは、PDUセッションを用いて、DNに配置されるアプリケーションサーバー等の装置と、ユーザデータの送受信を実行する事ができる。
尚、各装置(UE、及び/又はアクセスネットワーク装置、及び/又はコアネットワーク装置)は、PDUセッションに対して、1以上の識別情報を対応づけて管理してもよい。尚、これらの識別情報には、DNN、TFT、PDUセッションタイプ、アプリケーション識別情報、NSI識別情報、アクセスネットワーク識別情報、及びSSC modeのうち1以上が含まれてもよいし、その他の情報がさらに含まれてもよい。さらに、PDUセッションを複数確立する場合には、PDUセッションに対応づけられる各識別情報は、同じ内容でもよいし、異なる内容でもよい。
また、DNN(Data Network Name)は、コアネットワーク及び/又はDN等の外部ネットワークを識別する識別情報でよい。さらに、DNNは、コアネットワークB190を接続するPGW_A30/UPF_A235等のゲートウェイを選択する情報として用いることもできる。さらに、DNNは、APN(Access Point Name)に相当するものでもよい。
また、PDU(Protocol Data Unit/Packet Data Unit)セッションタイプは、PDUセッションのタイプを示すものであり、IPv4、IPv6、Ethernet、Unstructuredがある。IPv4が指定された場合、IPv4を用いてデータの送受信を行うことを示す。IPv6が指定された場合は、IPv6を用いてデータの送受信を行うことを示す。Ethernetが指定された場合は、Ethernetフレームの送受信を行うことを示す。また、Ethernetは、IPを用いた通信を行わないことを示してもよい。Unstructuredが指定された場合は、Point-to-Point(P2P)トンネリング技術を用いて、DNにあるアプリケーションサーバー等にデータを送受信することを示す。P2Pトンネリング技術としては、例えば、UDP/IPのカプセル化技術を用いても良い。尚、PDUセッションタイプには、上記の他にIPが含まれても良い。IPは、UEがIPv4とIPv6の両方を使用可能である場合に指定する事ができる。
また、ネットワークスライス(NS)とは、特定のネットワーク能力及びネットワーク特性を提供する論理的なネットワークである。UE及び/又はネットワークは、5GSにおいて、ネットワークスライス(NWスライス; NS)をサポートすることができる。
また、ネットワークスライスインスタンス(NSI)とは、ネットワーク機能(NF)のインスタンス(実体)と、必要なリソースのセットで構成され、配置されるネットワークスライスを形成する。ここで、NFとは、ネットワークにおける処理機能であって、3GPPで採用又は定義されたものである。NSIはコアネットワーク_B内に1以上構成される、NSの実体である。また、NSIはNST(Network Slice Template)を用いて生成された仮想的なNF(Network Function)により構成されてもよい。ここで、NSTとは、要求される通信サービスや能力(capability)を提供する為のリソース要求に関連付けられ、1以上のNFの論理的表現である。つまり、NSIとは、複数のNFにより構成されたコアネットワーク_B190内の集合体でよい。また、NSIはサービス等によって配送されるユーザデータを分ける為に構成された論理的なネットワークでよい。NSには、1以上のNFが構成されてよい。NSに構成されるNFは、他のNSと共有される装置であってもよいし、そうでなくてもよい。UE、及び/又ネットワーク内の装置は、NSSAI、及び/又はS-NSSAI、及び/又はUE usage type、及び/又は1以上のNSI ID等の登録情報、及び/又はAPNに基づいて、1以上のNSに割り当てられることができる。尚、UE usage typeは、NSIを識別するための使用される、UEの登録情報に含まれるパラメータ値である。UE usage typeはHSSに記憶されていてよい。AMFはUE usage typeに基づきSMFとUPFを選択してもよい。
また、S-NSSAI(Single Network Slice Selection Assistance Information)は、NSを識別するための情報である。S-NSSAIは、SST(Slice/Service type)のみで構成されてもよいし、SSTとSD(Slice Differentiator)の両方で構成されてもよい。ここで、SSTとは、機能とサービスの面で期待されるNSの動作を示す情報である。また、SDは、SSTで示される複数のNSIから1つのNSIを選択する際に、SSTを補間する情報であってもよい。S-NSSAIは、PLMNごとに特有な情報であってもよいし、PLMN間で共通化された標準の情報であってもよい。また、ネットワークは、デフォルトS-NSSAIとして、UEの登録情報に1以上のS-NSSAIを記憶してもよい。尚、S-NSSAIがデフォルトS-NSSAIである場合において、UEが登録要求メッセージにおいて有効なS-NSSAIをネットワークに送信しないときは、ネットワークは、UEに関係するNSを提供してもよい。
また、NSSAI(Network Slice Selection Assistance Information)は、S-NSSAIの集まりである。NSSAIに含まれる、各S-NSSAIはアクセスネットワーク又はコアネットワークがNSIを選択するのをアシストする情報である。UEはPLMNごとにネットワークから許可されたNSSAIを記憶してもよい。また、NSSAIは、AMFを選択するのに用いられる情報であってよい。
また、SSC(Session and Service Continuity) modeは、5Gシステム(5GS)において、システム、及び/又は各装置がサポートするセッションサービス継続(Session and Service Continuity)のモードを示すものである。より詳細には、UE_A10とUPFとの間で確立されたPDUセッションがサポートするセッションサービス継続の種類を示すモードであってもよい。なお、SSC modeはPDUセッション毎に設定されるセッションサービス継続の種類を示すモードであってもよい。さらに、SSC modeは、SSC mode 1、SSC mode 2、SSC mode 3の3つのモードから構成されていてもよい。尚、PDUセッションに対応づけられたSSC modeは、PDUセッションが存続している間は、変更されなくてもよい。
また、SSC mode 1は、ネットワークが、UE_A10に提供する接続性サービスを維持するモードである。尚、PDUセッションに対応づけられたPDUセッションタイプが、IPv4又はIPv6である場合、セッションサービス継続の際に、IPアドレスは維持されてもよい。
さらに、SSC mode 1は、UE_A10がネットワークに接続する際に用いるアクセステクノロジーに関わらず、同じUPFが維持され続けるセッションサービス継続のモードであってもよい。より詳細には、SSC mode 1は、UE_A10のモビリティが発生しても、確立しているPDUセッションのPDUセッションアンカーとして用いられるUPFを変更せずに、セッションサービス継続を実現するモードであってもよい。
また、SSC mode 2は、ネットワークが、UE_A10に提供された接続性サービスと、対応するPDUセッションとを解放するモードである。尚、PDUセッションに対応づけられたPDUセッションタイプが、IPv4又はIPv6である場合、セッションサービス継続の際に、UE_A10に割り当てられたIPアドレスは解放されてもよい。
さらに、SSC mode 2は、UPFのサービングエリア内でのみ、同じUPFが維持され続けるセッションサービス継続のモードであってもよい。より詳細には、SSC mode 2は、UE_A10がUPFのサービングエリア内にいる限り、確立しているPDUセッションが用いるUPFを変更せずに、セッションサービス継続を実現するモードであってもよい。さらに、SSC mode 2は、UPFのサービングエリアから出るような、UE_A10のモビリティが発生した場合に、確立しているPDUセッションが用いるUPFを変更して、セッションサービス継続を実現するモードであってもよい。
ここで、UPFのサービングエリアとは、1つのUPFがセッションサービス継続機能を提供することができるエリアであってもよいし、UE_A10がネットワークに接続する際に用いるRATやセル等のアクセスネットワークのサブセットであってもよい。さらに、アクセスネットワークのサブセットとは、1又は複数のRAT、及び/又はセルから構成されるネットワークであってもよい。
また、SSC mode 3は、接続性が消失しないことを、ネットワークが担保しつつ、ユーザプレーンの変更がUE_A10に明らかになるモードである。尚、SSC mode 3の場合、よりよい接続性サービスを実現するために、前のコネクションが切断される前に、新しいPDUセッションアンカーポイントを通るコネクションは確立されてもよい。さらに、PDUセッションに対応づけられたPDUセッションタイプが、IPv4又はIPv6である場合、PDUセッションアンカーの移転のセッションサービス継続の際に、IPアドレスは維持されなくてもよい。
さらに、SSC mode 3は、UE_A10とUPFとの間で確立されたPDUセッション、及び/又は通信路を切断する前に、同じDNに対して、新たなUPFを介した新たなPDUセッション、及び/又は通信路を確立することを許可するセッションサービス継続のモードであってもよい。さらに、SSC mode 3は、UE_A10がマルチホーミングになることを許可するセッションサービス継続のモードであってもよい。さらに、SSC mode 3は、複数のPDUセッション、及び/又はPDUセッションに対応づけられたUPFを用いたセッションサービス継続が許可されたモードであってもよい。言い換えると、SSC mode 3の場合、各装置は、複数のPDUセッションを用いてセッションサービス継続を実現してもよいし、複数のUPFを用いてセッションサービス継続を実現してもよい。
ここで、各装置が、新たなPDUセッション、及び/又は通信路を確立する場合、新たなUPFの選択は、ネットワークによって実施されてもよいし、新たなUPFは、UE_A10がネットワークに接続した場所に最適なUPFであってもよい。さらに、複数のPDUセッション、及び/又はPDUセッションが用いるUPFが有効である場合、UE_A10は、アプリケーション、及び/又はフローの通信の新たに確立されたPDUセッションへの対応づけを、即座に実施してもよいし、通信の完了に基づいて実施してもよい。
また、デフォルトSSC modeは、特定のSSC modeが定まらない場合に、UE_A10及び/又はネットワークが用いるSSC modeである。具体的には、デフォルトSSC modeは、アプリケーションからのSSC modeの要求がない場合、及び/又はアプリケーションに対してSSC modeを決めるためのUE_A10のポリシーがない場合に、UE_A10が用いるSSC modeであってもよい。また、デフォルトSSC modeは、UE_A10からのSSC modeの要求がない場合に、ネットワークが用いるSSC modeであってもよい。
なお、デフォルトSSC modeは、加入者情報、及び/又はオペレータポリシー、及び/又はUE_A10のポリシーに基づいて、PDN_A5毎に設定されていてもよいし、UE_A10、及び/又は加入者毎に設定されていてもよい。さらに、デフォルトSSC modeは、SSC mode 1、SSC mode 2又はSSC mode 3を示す情報であってもよい。
また、CIoT 5GS optimizationは、スモールデータやSMS (Short Message Service) の効率的な通信をサポートする為のCIoT(Cellular IoT)のための機能である。ここで、CIoT EPS optimizationは、5Gシステムである5GSにおいて提供される機能であってよい。CIoT 5GS optimizationには、control plane CIoT 5GS optimizationとuser plane CIoT 5GS optimizationとHeader compression for control plane CIoT 5GS optimizationとがあってよい。さらに、CIoT 5GS optimizationには、5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationが含まれてもよい。
尚、CIoT 5GS optimizationのサポートとは、control plane CIoT 5GS optimization、user plane CIoT 5GS optimization、Header compression for control plane 5GS EPS optimization、5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationの内の1つ以上がサポートされていることを意味してよい。さらに、CIoT 5GS optimizationの使用とは、control plane CIoT 5GS optimization、user plane CIoT 5GS optimization、Header compression for control plane CIoT 5GS optimization、5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationの内の1つ以上が使用されることを意味してもよい。さらに、CIoT 5GS optimizationのサポートとは、カバレッジ拡張、及び/又はカバレッジ拡張の利用制限がサポートされることを意味してもよい。さらに、CIoT 5GS optimizationの使用とは、カバレッジ拡張が使用されることを意味してもよいし、カバレッジ拡張の利用が制限されることを意味してもよい。
さらに、EPSにおけるCIoT EPS optimizationと、5GSにおけるCIoT 5GS optimizationとは、同じ機能をサポートしてもよいし、異なる機能をサポートしてもよい。さらに、5GSにおけるCIoT EPS optimizationには、5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationで提供される機能が含まれてよい。
尚、EPSと5GSにおいてCIoT EPS optimizationとCIoT 5GS optimizationは同一の機能として提供してもよい。この場合、各実施形態で説明するCIoT EPS optimization及びCIoT 5GS optimizationは、同一の名称として読み替え、提供されてもよい。ここで、この同一の名称は、CIoT optimizationであってもよいし、CIoT EPS optimizationであってもよいし、CIoT 5GS optimizationであってもよい。
また、control plane CIoT 5GS optimizationは、コントロールプレーン上で、MME、又はAMFを介したユーザデータの効率的な通信を可能とするためのシグナリング最適化 (signaling optimization) のための機能である。ここで、control plane CIoT 5GS optimizationは、5Gシステムである5GSにおいて提供される機能であってよい。さらに、control plane CIoT 5GS optimizationでは、IPデータの通信を行う場合は、ヘッダ圧縮 (header compression) 機能も使用可能である。この場合、UE、及びネットワークは、control plane CIoT 5GS optimizationのためのヘッダ圧縮(Header compression for control plane CIoT EPS optimization) のサポートを示す情報を、control plane CIoT 5GS optimizationのサポートを示す情報とともに送受信してもよい。さらに、UEがIoTのためのRATに接続している場合、control plane CIoT 5GS optimizationは必須の機能であってよい。
尚、control plane CIoT 5GS optimizationのサポートとは、コントロールプレーンを介したユーザデータの通信がサポートされていることを意味してもよいし、ユーザデータを送受信するためのユーザプレーン無線ベアラ(user plane radio bearer)の確立を必要としない、ユーザデータの送受信がサポートされていることを意味してもよい。さらに、control plane CIoT 5GS optimizationの使用とは、コントロールプレーンを介したユーザデータの通信を行うことを意味してもよいし、ユーザプレーン無線ベアラを確立せずに、ユーザデータを送受信することを意味してもよい。
さらに、EPSにおけるcontrol plane CIoT EPS optimizationと、5GSにおけるcontrol plane CIoT 5GS optimizationとは、同じ機能であってもよいし、異なる機能であってもよい。
尚、EPSと5GSにおいてcontrol plane CIoT EPS optimizationとcontrol plane CIoT 5GS optimizationは同一の機能として提供してもよい。この場合、各実施形態で説明するcontrol plane CIoT EPS optimization及びcontrol plane CIoT 5GS optimizationは、同一の名称として読み替え、提供されてもよい。ここで、この同一の名称は、control plane CIoT optimizationであってもよいし、control plane CIoT EPS optimizationであってもよいし、control plane CIoT 5GS optimizationであってもよい。
また、user plane CIoT 5GS optimizationは、ユーザプレーン上で、ユーザデータの効率的な通信を可能とするためのシグナリング最適化 (signaling optimization) のための機能である。ここで、user plane CIoT 5GS optimizationは、5Gシステムである5GSにおいて提供される機能であってよい。
尚、user plane CIoT 5GS optimizationのサポートとは、ユーザデータを送受信するためのユーザプレーン無線ベアラ、及びN3インターフェースを用いたデータ通信がサポートされていて、さらに、NAS (Non-Access Stratum) シグナリングのサスペンド、レジュームがサポートされていることを意味してもよい。言い換えると、user plane CIoT 5GS optimizationのサポートとは、サービス要求手続き(Service request procedure)を必要としない、アイドルモードからコネクテッドモードへの遷移がサポートされていることを意味してもよい。さらに、user plane CIoT 5GS optimizationの使用とは、NASシグナリングのサスペンド、レジュームを行うことを意味してもよいし、サービス要求手続きを必要としない、アイドルモードからコネクションモードへの遷移を行うことを意味してもよい。
さらに、EPSにおけるuser plane CIoT EPS optimizationと、5GSにおけるuser plane CIoT 5GS optimizationとは、同じ機能であってもよいし、異なる機能であってもよい。さらに、5GSにおけるuser plane CIoT 5GS optimizationは、5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationで提供される機能と、同等の機能であってもよいし、異なる機能であってもよい。
尚、EPSと5GSにおいてuser plane CIoT EPS optimizationとuser plane CIoT 5GS optimizationは同一の機能として提供してもよい。この場合、各実施形態で説明するuser plane CIoT EPS optimization及びuser plane CIoT 5GS optimizationは、同一の名称として読み替え、提供されてもよい。ここで、この同一の名称は、user plane CIoT optimizationであってもよいし、user plane CIoT EPS optimizationであってもよいし、user plane CIoT 5GS optimizationであってもよい。
また、Header compression for control plane CIoT 5GS optimizationは、ヘッダ圧縮機能のことである。ここで、ヘッダ圧縮機能は、IPプロトコルのヘッダのサイズが圧縮される機能であってよい。ここで、Header compression for control plane CIoT 5GS optimizationは、5Gシステムである5GSにおいて提供される機能であってよい。さらに、ヘッダ圧縮機能は、RObust Header Compression (ROHC)等のフレームワークによって実現されてもよい。さらに、ヘッダ圧縮機能の設定情報は、PDUセッション確立手続きで設定されてもよく、PDUセッション更新手続き(PDU session modification procedure)で再設定されてもよい。
尚、Header compression for control plane CIoT 5GS optimizationは、control plane CIoT 5GS optimizationがサポートされた場合に、サポートされている機能であってもよい。さらに、Header compression for control plane CIoT 5GS optimizationは、control plane CIoT 5GS optimizationに対応づけられたPDUセッションのPDUセッションタイプがIPv4、IPv6、又はIPの場合に、利用可能な機能であってよい。
尚、Header compression for control plane CIoT 5GS optimizationのサポートとは、ヘッダ圧縮機能を用いたユーザデータの通信がサポートされていることを意味してもよい。さらに、Header compression for control plane CIoT 5GS optimizationの使用とは、ヘッダ圧縮機能を用いたユーザデータの通信を行うことを意味してもよい。
さらに、EPSにおけるHeader compression for control plane CIoT EPS optimizationと、5GSにおけるHeader compression for control plane CIoT 5GS optimizationとは、同じ機能であってもよいし、異なる機能であってもよい。
尚、EPSと5GSにおいてHeader compression for control plane CIoT EPS optimizationとHeader compression for control plane CIoT 5GS optimizationは同一の機能として提供してもよい。この場合、各実施形態で説明するHeader compression for control plane CIoT EPS optimization及びHeader compression for control plane CIoT 5GS optimizationは、同一の名称として読み替え、提供されてもよい。ここで、この同一の名称は、Header compression for control plane CIoT optimizationであってもよいし、Header compression for control plane CIoT EPS optimizationであってもよいし、Header compression for control plane CIoT 5GS optimizationであってもよい。
また、5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationは、RRCレイヤが非有効化(inactive)な状態にも関わらず、NASレイヤの状態がコネクティッド状態であることを示す状態である。言い換えると、5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationは、NASシグナリングコネクション、及び/又はNASシグナリングコネクションのコンテキストを維持しつつ、無線ベアラが解放された状態である。
尚、5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationのサポートとは、RRCレイヤが非有効化になったことを示す通知を下位レイヤから受けた場合でも、NASレイヤの状態をコネクティッド状態に維持することがサポートされていることを意味してもよい。さらに、5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationの使用とは、RRCレイヤが非有効化になったことを示す通知を下位レイヤから受けた場合でも、NASレイヤの状態をコネクティッド状態に維持することを意味してもよい。
さらに、5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationのサポートとは、user plane CIoT 5GS optimizationがサポートされていることを意味してもよい。さらに、5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationの使用とは、user plane CIoT 5GS optimizationが使用されることを意味してもよい。
また、カバレッジ拡張 (enhanced coverage) は、無線基地局によって提供されるカバレッジエリアを拡大させる機能である。カバレッジ拡張を使用した場合、UEは、従来よりも広いエリアにおいて、ネットワークとの間で通信を実施することができる。逆に、カバレッジ拡張の利用が制限された場合、UEは、カバレッジ拡張をすることができず、従来通りのエリアにおいて、ネットワークとの間で通信を実施することができる。尚、カバレッジ拡張には、モードAとモードBがあってよい。
本実施形態におけるトラッキングエリアは、コアネットワークが管理する、UE_A10の位置情報で表すことが可能な単数又は複数の範囲である。トラッキングエリアは、複数のセルで構成されもよい。さらに、トラッキングエリアは、ページング等の制御メッセージがブロードキャストされる範囲でもよいし、UE_A10がハンドオーバー手続きをせずに移動できる範囲でもよい。さらに、トラッキングエリアは、ルーティングエリアでもよいし、ロケーションエリアでもよいし、これらと同様のものであればよい。以下、トラッキングエリアはTA(Tracking Area)であってもよい。
本実施形態におけるTAリストは、ネットワークがUE_A10に割り当てた一又は複数のTAが含まれるリストである。なお、UE_A10は、TAリストに含まれる一又は複数のTA内を移動している間は、トラッキングエリア更新手続きを実行することなく移動することができてよい。言い換えると、UE_A10は、TAリストは、UE_A10がトラッキングエリア更新手続きを実行することなく移動できるエリアを示す情報群であってよい。尚、TAリストは、一又複数のTAI (Tracking area identity) で構成されるTAIリストと表現されてもよく、以下、TAIリストは、TAリストを指してもよい。
LADNとは、特定の場所においてのみUEが接続可能なDNであり、特定のDNN(つまりLADN DNN)に対する接続性を提供するものである。
LADN情報は、LADNに関連する情報である。LADN情報は、UEが利用可能な特定のLADNを示す情報であってもよい。LADN情報には、LADN DNNと、LADN service area informationとが含まれてよい。LADN DNNは、LADNを示す情報であってもよく、LADNとして扱われるDNを示す情報であってもよく、LADNに対してPDUセッションを確立する際に用いるDNNであってよい。さらに、LADN service area informationは、LADN service areaを示す情報であってよい。さらに、LADN service area informationは、トラッキングエリアのセットとして提供されてもよいし、TAI (Tracking area identity) listとして提供されてもよい。尚、LADN service areaは、LADNに対するPDUセッションの確立が可能なエリアであってよいし、LADNへの接続が可能なエリアであってもよい。
LADNのためのPDUセッション(PDU session for LADN) は、LADNに関連づけられたDNNに対応づけられたPDUセッションである。LADNのためのPDUセッションは、LADNに対して確立されるPDUセッションであってよい。言い換えると、UEとLADNとの間に確立されるPDUセッションであってもよいし、UEとLADNとの間のユーザデータ通信に用いられるPDUセッションであってもよい。尚、LADNのためのPDUセッションは、LADN service areaにおいてのみ確立可能なPDUセッションであってもよい。
NB-IoT (Narrowband IoT) は、帯域が制限されたRAT(Radio Access Technology)である。NB-IoTは、IoT端末に通信サービスを提供するためのRATであってもよいし、機能の一部が制限されたRATであってもよい。さらに、NB-IoTは、E-UTRANを構成するRATであってもよい。尚、NB-IoT以外のE-UTRANを構成するRATは、WB-E-UTRANであってよい。さらに、NB-IoTを用いて、コアネットワーク、及び/又はDNと接続するUEのモードをNB-N1モードと表現してよい。逆に、さらに、NB-IoT以外のRATを用いて、コアネットワーク、及び/又はDNと接続するUEのモードをWB-N1モードと表現してもよい。
第1の識別情報は、UEのCIoT 5GS optimizationの要求を示す情報である。第1の識別情報は、PNB-CIoTビット (Preferred CIoT network behaviour) であってもよい。なお、PNB-CIoTビットは、control plane CIoT 5GS optimizationを示すビットでもよいし、control plane CIoT 5GS optimizationの要求を示すビットでもよい。さらに、PNB-CIoTビットは、user plane CIoT 5GS optimizationを示すビットでもよいし、user plane CIoT 5GS optimizationの要求を示すビットでもよい。さらに、PNB-CIoTビットは、追加更新タイプ情報要素 (Additional update type information element) を構成するビットでもよい。
さらに、第1の識別情報は、UEの設定、及び/又はUEの状態、及び/又はユーザポリシー、及び/又はアプリケーションの要求に基づいて、選択、決定される情報であってもよい。
第2の識別情報は、UEがcontrol plane CIoT 5GS optimizationをサポートするか否かを示す情報である。第2の識別情報は、CP CIoTビット (Control plane CIoT 5GS optimization) であってもよい。なお、CP CIoTビットは、control plane CIoT 5GS optimizationをサポートすることを示すビット (Control plane CIoT 5GS optimization supported) でもよい。さらに、CP CIoTビットは、5GでのUEの能力を示す、5GMM能力情報要素 (5GMM capability information element) を構成するビットでもよい。
さらに、第2の識別情報は、UEの設定、及び/又はUEの状態、及び/又はユーザポリシー、及び/又はアプリケーションの要求に基づいて、選択、決定される情報であってもよい。
第3の識別情報は、UEがuser plane CIoT 5GS optimizationをサポートするか否かを示す情報である。第3の識別情報は、UP CIoTビット (User plane CIoT 5GS optimization) であってもよい。なお、UP CIoTビットは、user plane CIoT 5GS optimizationをサポートすることを示すビット (User plane CIoT 5GS optimization supported) でもよい。さらに、UP CIoTビットは、5GでのUEの能力を示す、5GMM能力情報要素 (5GMM capability information element) を構成するビットでもよい。
さらに、第3の識別情報は、UEの設定、及び/又はUEの状態、及び/又はユーザポリシー、及び/又はアプリケーションの要求に基づいて、選択、決定される情報であってもよい。
第4の識別情報は、UEがユーザプレーンの通信路を用いたデータ通信をサポートするか否かを示す情報である。第4の識別情報は、UEが、gNBとUPFとの間のインターフェースであるN3インターフェースを用いたデータ通信をサポートすることを示す情報であってもよい。さらに、第4の識別情報は、N3 dataビット (N3 data transfer) であってもよい。なお、N3 dataビットは、N3インターフェースを用いたデータ通信をサポートすることを示すビット (N3 data transfer supported) でもよい。さらに、N3 dataビットは、5GでのUEの能力を示す、5GMM能力情報要素 (5GMM capability information element) を構成するビットでもよい。
さらに、第4の識別情報は、UEの設定、及び/又はUEの状態、及び/又はユーザポリシー、及び/又はアプリケーションの要求に基づいて、選択、決定される情報であってもよい。
第5の識別情報は、UEがHeader compression for control plane CIoT 5GS optimizationをサポートするか否かを示す情報である。第5の識別情報は、HC-CP CIoTビット (Header compression for control plane CIoT 5GS optimization) であってもよい。なお、HC-CP CIoTビットは、Header compression for control plane CIoT 5GS optimizationをサポートすることを示すビット (Header compression for control plane CIoT 5GS optimization supported) でもよい。さらに、HC-CP CIoTビットは、5GでのUEの能力を示す、5GMM能力情報要素 (5GMM capability information element) を構成するビットでもよい。
さらに、第5の識別情報は、UEの設定、及び/又はUEの状態、及び/又はユーザポリシー、及び/又はアプリケーションの要求に基づいて、選択、決定される情報であってもよい。
第6の識別情報は、UEがカバレッジ拡張(enhanced coverage) の利用制限をサポートするか否かを示す情報である。言い換えると、第6の識別情報は、UEがカバレッジ拡張の利用をサポートするか否かを示す情報であってもよい。さらに、第6の識別情報は、RestrictECビット (Restriction on use of enhanced coverage support) であってもよい。なお、RestrictECビットは、カバレッジ拡張の利用制限をサポートすることを示すビット (Restriction on use of enhanced coverage supported) でもよい。さらに、RestrictECビットは、5GでのUEの能力を示す、5GMM能力情報要素 (5GMM capability information element) を構成するビットでもよい。
さらに、第6の識別情報は、UEの設定、及び/又はUEの状態、及び/又はユーザポリシー、及び/又はアプリケーションの要求に基づいて、選択、決定される情報であってもよい。
第7の識別情報は、UEが5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationをサポートするか否かを示す情報である。第7の識別情報は、UEが、下位レイヤからの通知に基づいて、5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationと5GMM-CONNECTED modeとの間を遷移できることを示す能力情報であってもよい。
尚、第7の識別情報は、第3の識別情報と同じ意味を示す識別情報であってもよい。さらに、第3の識別情報と第7の識別情報が同じ意味を示す場合、第3の識別情報と第7の識別情報の内、どちらか一方のみが送受信されてもよい。
さらに、第7の識別情報は、UEの設定、及び/又はUEの状態、及び/又はユーザポリシー、及び/又はアプリケーションの要求に基づいて、選択、決定される情報であってもよい。
第8の識別情報は、UEが要求するNSSAIである。第8の識別情報は、一又複数のS-NSSAIで構成される情報であってよい。さらに、第8の識別情報は、第1から7の識別情報が示す機能の内、1以上の機能をサポートするNSIに対応づけられた、一又複数のS-NSSAIを含む情報であってもよい。
さらに、第8の識別情報は、各S-NSSAIと、第1から7の識別情報が示す各機能との対応づけの情報を含んでもよい。さらに、第8の識別情報は、各NSIが、第1から7の識別情報が示す機能の内、どの機能をサポートするかを示す情報を含んでもよい。
さらに、第8の識別情報は、UEの設定、及び/又はUEの状態、及び/又はユーザポリシー、及び/又はアプリケーションの要求に基づいて、選択、決定される情報であってもよい。
第9の識別情報は、UEがマルチプルユーザプレーン無線ベアラをサポートするか否かを示す情報である。第9の識別情報は、multipleDRBビット (Multiple DRB support) であってもよい。なお、multipleDRBビットは、マルチプルユーザプレーン無線ベアラをサポートすることを示すビット (Multiple DRB not supported) でもよい。さらに、multipleDRBビットは、5GでのUEの能力を示す、5GMM能力情報要素 (5GMM capability information element) を構成するビットでもよい。
さらに、第9の識別情報は、UEが、現在接続しているRAT (Radio Access Technology) において、QoS処理をサポートするか否かを示す情報であってもよい。さらに、第9の識別情報は、UEが、現在接続しているRATにおいて、control plane CIoT 5GS optimizationを使用している際に、ユーザプレーン無線ベアラの確立をサポートするか否かを示す情報であってもよい。尚、現在接続しているRATは、NB-IoTであってもよいし、NB-IoT以外のRATでもよい。
さらに、第9の識別情報は、UEの設定、及び/又はUEの状態、及び/又はユーザポリシー、及び/又はアプリケーションの要求に基づいて、選択、決定される情報であってもよい。
第10の識別情報は、UEがデディケイテッドベアラの確立をサポートするか否かを示す情報である。第10の識別情報は、デディケイテッドベアラの確立をサポートすることを示すビットでもよい。さらに、第10の識別情報は、5GでのUEの能力を示す、5GMM能力情報要素 (5GMM capability information element) を構成するビットでもよい。
さらに、第10の識別情報は、UEが、現在接続しているRATにおいて、複数のDRB、及び/又はデディケイテッドベアラの確立をサポートするか否かを示す情報であってもよいし、QoS処理をサポートするか否かを示す情報であってもよい。尚、現在接続しているRATは、NB-IoTであってもよいし、NB-IoT以外のRATでもよい。
さらに、第10の識別情報は、UEの設定、及び/又はUEの状態、及び/又はユーザポリシー、及び/又はアプリケーションの要求に基づいて、選択、決定される情報であってもよい。
第21の識別情報は、UEのCIoT 5GS optimizationの要求が受諾されたことを示す情報である。第21の識別情報は、ANB-CIoTビット (Accepted CIoT network behaviour) であってもよい。なお、ANB-CIoTビットは、control plane CIoT 5GS optimizationを示すビットでもよいし、control plane CIoT 5GS optimizationの要求を示すビットでもよい。さらに、ANB-CIoTビットは、user plane CIoT 5GS optimizationを示すビットでもよいし、user plane CIoT 5GS optimizationの要求を示すビットでもよい。さらに、ANB-CIoTビットは、追加更新結果情報要素 (Additional update result information element) を構成するビットでもよい。
さらに、第21の識別情報は、ネットワークによって、受信した第1から3の識別情報の内、一つ以上の識別情報、及び/又はNSIに対応づけられた情報、及び/又はネットワークの能力情報、及び/又はオペレータポリシー、及び/又はネットワークの状態、及び/又はユーザの登録情報等に基づいて、選択、決定される情報であってもよい。
第22の識別情報は、ネットワークがcontrol plane CIoT 5GS optimizationをサポートするか否かを示す情報である。第22の識別情報は、CP CIoTビット (Control plane CIoT 5GS optimization) であってもよい。なお、CP CIoTビットは、control plane CIoT 5GS optimizationをサポートすることを示すビット (Control plane CIoT 5GS optimization supported) でもよい。さらに、CP CIoTビットは、5GSネットワーク機能サポート情報要素 (5GS network feature support information element) を構成するビットでもよい。さらに、CP CIoTビットは、5Gでのネットワークの能力を示す、5GMMネットワーク機能サポート情報要素 (5GMM network feature support information element) を構成するビットでもよい。さらに、第22の識別情報は、ネットワークが、control plane CIoT 5GS optimizationの使用を受諾したことを示す情報でもよい。
さらに、第22の識別情報は、ネットワークによって、受信した第1から3の識別情報の内、一つ以上の識別情報、及び/又はNSIに対応づけられた情報、及び/又はネットワークの能力情報、及び/又はオペレータポリシー、及び/又はネットワークの状態、及び/又はユーザの登録情報等に基づいて、選択、決定される情報であってもよい。
第23の識別情報は、ネットワークがuser plane CIoT 5GS optimizationをサポートするか否かを示す情報である。第23の識別情報は、UP CIoTビット (User plane CIoT 5GS optimization) であってもよい。なお、UP CIoTビットは、user plane CIoT 5GS optimizationをサポートすることを示すビット (User plane CIoT 5GS optimization supported) でもよい。さらに、UP CIoTビットは、5GSネットワーク機能サポート情報要素 (5GS network feature support information element) を構成するビットでもよい。さらに、UP CIoTビットは、5Gでのネットワークの能力を示す、5GMMネットワーク機能サポート情報要素 (5GMM network feature support information element) を構成するビットでもよい。さらに、第23の識別情報は、ネットワークが、user plane CIoT 5GS optimizationの使用を受諾したことを示す情報でもよい。
さらに、第23の識別情報は、ネットワークによって、受信した第1から3の識別情報の内、一つ以上の識別情報、及び/又はNSIに対応づけられた情報、及び/又はネットワークの能力情報、及び/又はオペレータポリシー、及び/又はネットワークの状態、及び/又はユーザの登録情報等に基づいて、選択、決定される情報であってもよい。
第24の識別情報は、ネットワークがユーザプレーンの通信路を用いたデータ通信をサポートするか否かを示す情報である。第24の識別情報は、ネットワークが、gNBとUPFとの間のインターフェースであるN3インターフェースを用いたデータ通信をサポートすることを示す情報であってよい。さらに、第24の識別情報は、N3 dataビット(N3 data transfer) であってもよい。なお、N3 dataビットは、N3インターフェースを用いたデータ通信をサポートすることを示すビット (N3 data transfer supported) でもよい。さらに、N3 dataビットは、5Gでのネットワークの能力を示す、5GMMネットワーク機能サポート情報要素 (5GMM network feature support information element) を構成するビットでもよい。さらに、第24の識別情報は、ネットワークが、N3インターフェースを用いたデータ通信を受諾したことを示す情報でもよい。
さらに、第23の識別情報、及び/又は第24の識別情報は、ネットワークが、control plane CIoT 5GS optimizationを用いたユーザデータ通信を使用している際に、ユーザプレーンの通信路を確立することを示す識別情報であってもよいし、ユーザプレーンの通信路の確立が実行可能であることを示す識別情報であってもよい。
さらに、第24の識別情報は、ネットワークによって、受信した第4の識別情報、及び/又はNSIに対応づけられた情報、及び/又はネットワークの能力情報、及び/又はオペレータポリシー、及び/又はネットワークの状態、及び/又はユーザの登録情報等に基づいて、選択、決定される情報であってもよい。
第25の識別情報は、ネットワークがHeader compression for control plane CIoT 5GS optimizationをサポートするか否かを示す情報である。第25の識別情報は、HC-CP CIoTビット (Header compression for control plane CIoT 5GS optimization) であってもよい。なお、HC-CP CIoTビットは、Header compression for control plane CIoT 5GS optimizationをサポートすることを示すビット (Header compression for control plane CIoT 5GS optimization supported) でもよい。さらに、HC-CP CIoTビットは、5GSネットワーク機能サポート情報要素 (5GS network feature support information element) を構成するビットでもよい。さらに、HC-CP CIoTビットは、5Gでのネットワークの能力を示す、5GMMネットワーク機能サポート情報要素 (5GMM network feature support information element) を構成するビットでもよい。さらに、第25の識別情報は、ネットワークが、Header compression for control plane CIoT 5GS optimizationの使用を受諾したことを示す情報でもよい。
さらに、第25の識別情報は、ネットワークによって、受信した第5の識別情報、及び/又はNSIに対応づけられた情報、及び/又はネットワークの能力情報、及び/又はオペレータポリシー、及び/又はネットワークの状態、及び/又はユーザの登録情報等に基づいて、選択、決定される情報であってもよい。
第26の識別情報は、ネットワークがカバレッジ拡張の利用を制限しているか否かを示す情報である。言い換えると、第26の識別情報は、ネットワークがカバレッジ拡張の利用を許可しているか否かを示す情報であってもよい。さらに、第26の識別情報は、RestrictECビット (Restriction on enhanced coverage) であってもよい。なお、RestrictECビットは、カバレッジ拡張の利用が制限されていることを示すビット(Use of enhanced coverage is restricted) でもよいし、カバレッジ拡張の利用が制限されていないことを示すビット (Use of enhanced coverage is not restricted) でもよい。さらに、RestrictECビットは、5Gでのネットワークの能力を示す、5GMMネットワーク機能サポート情報要素 (5GMM network feature support information element) を構成するビットでもよい。さらに、第26の識別情報は、ネットワークが、カバレッジ拡張の使用を受諾したことを示す情報でもよい。
さらに、第26の識別情報は、ネットワークによって、受信した第26の識別情報、及び/又はNSIに対応づけられた情報、及び/又はネットワークの能力情報、及び/又はオペレータポリシー、及び/又はネットワークの状態、及び/又はユーザの登録情報等に基づいて、選択、決定される情報であってもよい。
第27の識別情報は、ネットワークが5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationをサポートするか否かを示す情報である。第27の識別情報は、ネットワークが、下位レイヤからの通知に基づいた、5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationと5GMM-CONNECTED modeとの間のUEの遷移を管理できることを示す能力情報であってもよい。さらに、第27の識別情報は、ネットワークが、5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationへの使用を受諾したことを示す情報でもよい。
尚、第27の識別情報は、第23の識別情報と同じ意味を示す識別情報であってもよい。さらに、第23の識別情報と第27の識別情報が同じ意味を示す場合、第23の識別情報と第27の識別情報の内、どちらか一方のみが送受信されてもよい。
さらに、第27の識別情報は、ネットワークによって、受信した第7の識別情報、及び/又はNSIに対応づけられた情報、及び/又はネットワークの能力情報、及び/又はオペレータポリシー、及び/又はネットワークの状態、及び/又はユーザの登録情報等に基づいて、選択、決定される情報であってもよい。
第28の識別情報は、ネットワークが受諾したNSSAIである。第28の識別情報は、一又複数のS-NSSAIで構成される情報であってよい。さらに、第28の識別情報は、第22から27の識別情報が示す機能の内、1以上の機能をサポートするNSIに対応づけられた、一又複数のS-NSSAIを含む情報であってもよい。さらに、第28の識別情報は、第22から27の識別情報が示す機能の内、1以上の機能の使用が受諾されたNSIに対応づけられた、一又複数のS-NSSAIを含む情報であってもよい。
さらに、第28の識別情報は、各S-NSSAIと、第22から27の識別情報が示す各機能との対応づけの情報を含んでもよい。さらに、第28の識別情報は、第22から27の識別情報が示す機能の内、各NSIがどの機能をサポートするかを示す情報を含んでもよいし、各NSIに対してどの機能の使用が受諾されたかを示す情報を含んでもよい。
さらに、第28の識別情報は、ネットワークによって、受信した第8の識別情報、及び/又はNSIに対応づけられた情報、及び/又はネットワークの能力情報、及び/又はオペレータポリシー、及び/又はネットワークの状態、及び/又はユーザの登録情報等に基づいて、選択、決定される情報であってもよい。
尚、UEがIoT端末の場合、第28の識別情報が示すNSSAIに含まれるS-NSSAIは、1つのみであってよい。言い換えると、UEがIoT端末の場合、第28の識別情報には、単一のS-NSSAIが含まれてもよい。
第29の識別情報は、ネットワークがマルチプルユーザプレーン無線ベアラをサポートするか否かを示す情報である。第29の識別情報は、multipleDRBビット (Multiple DRB support) であってもよい。なお、multipleDRBビットは、マルチプルユーザプレーン無線ベアラをサポートすることを示すビット (Multiple DRB not supported) でもよい。さらに、multipleDRBビットは、5GSネットワーク機能サポート情報要素 (5GS network feature support information element) を構成するビットでもよい。さらに、multipleDRBビットは、5Gでのネットワークの能力を示す、5GMMネットワーク機能サポート情報要素 (5GMM network feature support information element) を構成するビットでもよい。さらに、第29の識別情報は、ネットワークが、マルチプルユーザプレーン無線ベアラの使用を受諾したことを示す情報でもよい。
さらに、第29の識別情報は、ネットワークが、現在接続しているRATにおいて、QoS処理をサポートするか否かを示す情報であってもよい。さらに、第29の識別情報は、ネットワークが、現在接続しているRATにおいて、control plane CIoT 5GS optimizationを使用している際に、ユーザプレーン無線ベアラの確立をサポートするか否かを示す情報であってもよい。
さらに、第29の識別情報は、ネットワークが、現在接続しているRATにおいて、QoS処理の使用を受諾したことを示す情報でもよい。さらに、第29の識別情報は、ネットワークが、現在接続しているRATにおいて、control plane CIoT 5GS optimizationを使用している際に、ユーザプレーン無線ベアラの確立を受諾したことを示す情報でもよい。尚、現在接続しているRATは、NB-IoTであってもよいし、NB-IoT以外のRATでもよい。
さらに、第29の識別情報は、ネットワークによって、受信した第9の識別情報、及び/又はNSIに対応づけられた情報、及び/又はネットワークの能力情報、及び/又はオペレータポリシー、及び/又はネットワークの状態、及び/又はユーザの登録情報等に基づいて、選択、決定される情報であってもよい。
第30の識別情報は、ネットワークがデディケイテッドベアラの確立をサポートするか否かを示す情報である。第30の識別情報は、デディケイテッドベアラの確立をサポートすることを示すビットでもよい。さらに、第30の識別情報は、5GSネットワーク機能サポート情報要素 (5GS network feature support information element) を構成するビットでもよい。さらに、第30の識別情報は、5Gでのネットワークの能力を示す、5GMMネットワーク機能サポート情報要素 (5GMM network feature support information element) を構成するビットでもよい。さらに、第30の識別情報は、ネットワークが、デディケイテッドベアラの使用を受諾したことを示す情報でもよい。
さらに、第30の識別情報は、UEが、現在接続しているRATにおいて、複数のDRB、及び/又はデディケイテッドベアラの確立をサポートするか否かを示す情報であってもよいし、QoS処理をサポートするか否かを示す情報であってもよい。
さらに、第30の識別情報は、ネットワークが、現在接続しているRATにおいて、複数のDRB、及び/又はデディケイテッドベアラの確立を受諾したことを示す情報でもよいし、QoS処理の使用を受諾したことを示す情報であってもよい。尚、現在接続しているRATは、NB-IoTであってもよいし、NB-IoT以外のRATでもよい。
さらに、第30の識別情報は、ネットワークによって、受信した第10の識別情報、及び/又はNSIに対応づけられた情報、及び/又はネットワークの能力情報、及び/又はオペレータポリシー、及び/又はネットワークの状態、及び/又はユーザの登録情報等に基づいて、選択、決定される情報であってもよい。
第31の識別情報は、LADN (Local Area Data Network) 情報である。第31の識別情報は、ネットワークが許可したLADN情報であってよく、有効であるLADN情報であってもよい。さらに、第31の識別情報は、UEが接続しているレジストレーションエリアにおいて、LADN service areaが存在する場合に送受信される情報であってもよい。
さらに、第31の識別情報は、ネットワークによって、ネットワークの能力情報、及び/又はオペレータポリシー、及び/又はネットワークの状態、及び/又はユーザの登録情報等に基づいて、選択、決定される情報であってもよい。
第41の識別情報は、確立を要求している通信路が、control plane CIoT 5GS optimizationのみが利用可能な通信路であることを示す情報である。第41の識別情報は、確立を要求している通信路が、ユーザプレーンの通信路にマッピングすることができない通信路であることを示す情報であってもよい。さらに、第41の識別情報は、確立を要求している通信路が、control plane CIoT 5GS optimizationの使用が不可能になった場合に、解放される通信路であることを示す情報であってもよい。さらに、第41の識別情報は、各装置が、確立を要求している通信路に対応づけたユーザデータ通信を、ユーザプレーンの通信路にマッピングすることができないことを示す情報であってもよい。尚、前記通信路は、PDUセッションであってよい。
さらに、第41の識別情報は、UEの設定、及び/又はUEの状態、及び/又はユーザポリシー、及び/又はアプリケーションの要求に基づいて、選択、決定される情報であってもよい。
第42の識別情報は、UEが要求するS-NSSAIである。第42の識別情報は、第22から27の識別情報が示す機能の内、1以上の機能の使用が受諾されたNSIに対応づけられたS-NSSAIであってもよい。
さらに、第42の識別情報は、第21から第28の識別情報、及び/又はUEの設定、及び/又はUEの状態、及び/又はユーザポリシー、及び/又はアプリケーションの要求に基づいて、選択、決定される情報であってもよい。
第43の識別情報は、SSC modeを示す情報である。第43の識別情報は、UE_A10が要求するSSC modeを示す情報であってもよい。より詳細には、第43の識別情報は、UE_A10が要求する、本手続きにおいて確立されるPDUセッションに対応づけられるSSC modeを示す情報であってもよい。なお、第43の識別情報は、SSC mode 1を示す情報であってもよいし、SSC mode 2を示す情報であってもよいし、SSC mode 3を示す情報であってもよい。
さらに、第43の識別情報は、第21から第28の識別情報、及び/又はUEの設定、及び/又はUEの状態、及び/又はユーザポリシー、及び/又はアプリケーションの要求に基づいて、選択、決定される情報であってもよい。
第51の識別情報は、確立される通信路が、control plane CIoT 5GS optimizationのみが利用可能な通信路であることを示す情報である。第51の識別情報は、確立される通信路が、ユーザプレーンの通信路にマッピングすることができない通信路であることを示す情報であってもよい。さらに、第51の識別情報は、確立される通信路が、control plane CIoT 5GS optimizationの使用が不可能になった場合に、解放される通信路であることを示す情報であってもよい。さらに、第51の識別情報は、各装置が、確立される通信路に対応づけたユーザデータ通信を、ユーザプレーンの通信路にマッピングすることができないことを示す情報であってもよい。尚、前記通信路は、PDUセッションであってよい。
さらに、第51の識別情報は、ネットワークによって、受信した第41の識別情報、及び/又はNSIに対応づけられた情報、及び/又はネットワークの能力情報、及び/又はオペレータポリシー、及び/又はネットワークの状態、及び/又はユーザの登録情報等に基づいて、選択、決定される情報であってもよい。
第52の識別情報は、ネットワークによって選択されたS-NSSAIである。第52の識別情報は、ネットワークによって使用を許可されたNSIに対応づけたS-NSSAIであってもよい。さらに、第52の識別情報は、第22から27の識別情報が示す機能の内、1以上の機能の使用が受諾されたNSIに対応づけられたS-NSSAIであってもよい。
さらに、第52の識別情報は、ネットワークによって、受信した第42の識別情報、及び/又はNSIに対応づけられた情報、及び/又はネットワークの能力情報、及び/又はオペレータポリシー、及び/又はネットワークの状態、及び/又はユーザの登録情報等に基づいて、選択、決定される情報であってもよい。
また、第53の識別情報は、SSC modeを示す情報である。第53の識別情報は、ネットワークによって選択されたSSC modeを示す情報であってもよい。より詳細には、第53の識別情報は、ネットワークが選択した、本手続きにおいて確立されるPDUセッションに対応づけられるSSC modeを示す情報であってもよい。なお、選択されたSSC modeは、SSC mode 1であってもよいし、SSC mode 2であってもよいし、SSC mode 3であってもよい。さらに、選択されたSSC modeは、APN単位、及び又はPDNタイプ単位で定まるSSC modeであってもよいし、デフォルトSSC modeであってもよい。
さらに、第53の識別情報は、ネットワークによって、受信した第43の識別情報、及び/又はNSIに対応づけられた情報、及び/又はネットワークの能力情報、及び/又はオペレータポリシー、及び/又はネットワークの状態、及び/又はユーザの登録情報等に基づいて、選択、決定される情報であってもよい。
第61の識別情報は、新しいCIoT 5GS optimizationの情報である。第61の識別情報は、使用しているCIoT 5GS optimizationの変更が必要であることを示す情報であってもよい。さらに、第61の識別情報は、変更後のCIoT 5GS optimizationを示す情報であってもよい。さらに、第61の識別情報は、現在使用しているCIoT 5GS optimizationとは異なるCIoT 5GS optimizationを示す情報であってもよい。言い換えると、第61の識別情報は、以前に送受信した第21の識別情報が示すCIoT 5GS optimizationとは異なるCIoT 5GS optimizationを示す情報であってもよい。尚、CIoT 5GS optimizationは、control plane CIoT 5GS optimizationであってもよいし、user plane CIoT 5GS optimizationであってもよい。
さらに、第61の識別情報は、ネットワークによって、以前に送受信した第1から3の識別情報、及び第21から23の識別情報,第21から23の識別情報の内、一つ以上の識別情報、及び/又はNSIに対応づけられた情報、及び/又はネットワークの能力情報、及び/又はオペレータポリシー、及び/又はネットワークの状態、及び/又はユーザの登録情報等に基づいて、選択、決定される情報であってもよい。さらに、第61の識別情報は、第21の識別情報が示す情報と同様の情報であってもよい。
第62の識別情報は、新しいcontrol plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報である。第62の識別情報は、control plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報の更新が必要であることを示す情報であってもよい。さらに、第62の識別情報は、更新後のcontrol plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報であってもよい。さらに、第62の識別情報は、現在のcontrol plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報とは異なるcontrol plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報であってもよい。言い換えると、第62の識別情報は、以前に送受信した第22の識別情報が示すcontrol plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報とは異なるcontrol plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報であってもよい。尚、control plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報は、control plane CIoT 5GS optimizationをサポートすることを示す情報であってもよいし、control plane CIoT 5GS optimizationをサポートしないことを示す情報であってもよい。
さらに、第62の識別情報は、ネットワークによって、以前に送受信した第1から3の識別情報、及び第21から23の識別情報の内、一つ以上の識別情報、及び/又はNSIに対応づけられた情報、及び/又はネットワークの能力情報、及び/又はオペレータポリシー、及び/又はネットワークの状態、及び/又はユーザの登録情報等に基づいて、選択、決定される情報であってもよい。さらに、第62の識別情報は、第22の識別情報が示す情報と同様の情報であってもよい。
第63の識別情報は、新しいuser plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報である。第63の識別情報は、user plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報の更新が必要であることを示す情報であってもよい。さらに、第63の識別情報は、更新後のuser plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報であってもよい。さらに、第63の識別情報は、現在のuser plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報とは異なるuser plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報であってもよい。言い換えると、第63の識別情報は、以前に送受信した第23の識別情報が示すuser plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報とは異なるuser plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報であってもよい。尚、user plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報は、user plane CIoT 5GS optimizationをサポートすることを示す情報であってもよいし、user plane CIoT 5GS optimizationをサポートしないことを示す情報であってもよい。
さらに、第63の識別情報は、ネットワークによって、以前に送受信した第1から3の識別情報、及び第21から23の識別情報の内、一つ以上の識別情報、及び/又はNSIに対応づけられた情報、及び/又はネットワークの能力情報、及び/又はオペレータポリシー、及び/又はネットワークの状態、及び/又はユーザの登録情報等に基づいて、選択、決定される情報であってもよい。さらに、第63の識別情報は、第23の識別情報が示す情報と同様の情報であってもよい。
第64の識別情報は、新しいユーザプレーンの通信路を用いたデータ通信のサポート情報である。第64の識別情報は、ユーザプレーンの通信路を用いたデータ通信のサポート情報の更新が必要であることを示す情報であってもよい。さらに、第64の識別情報は、更新後のユーザプレーンの通信路を用いたデータ通信のサポート情報であってもよい。さらに、第64の識別情報は、現在のユーザプレーンの通信路を用いたデータ通信のサポート情報とは異なるユーザプレーンの通信路を用いたデータ通信のサポート情報であってもよい。言い換えると、第64の識別情報は、以前に送受信した第24の識別情報が示すユーザプレーンの通信路を用いたデータ通信のサポート情報とは異なるユーザプレーンの通信路を用いたデータ通信のサポート情報であってもよい。尚、ユーザプレーンの通信路を用いたデータ通信のサポート情報は、ユーザプレーンの通信路を用いたデータ通信をサポートすることを示す情報であってもよいし、ユーザプレーンの通信路を用いたデータ通信をサポートしないことを示す情報であってもよい。
さらに、第64の識別情報は、ネットワークによって、以前に送受信した第4の識別情報、及び/又は第24の識別情報、及び/又はNSIに対応づけられた情報、及び/又はネットワークの能力情報、及び/又はオペレータポリシー、及び/又はネットワークの状態、及び/又はユーザの登録情報等に基づいて、選択、決定される情報であってもよい。さらに、第64の識別情報は、第24の識別情報が示す情報と同様の情報であってもよい。
第65の識別情報は、新しいHeader compression for control plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報である。第65の識別情報は、Header compression for control plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報の更新が必要であることを示す情報であってもよい。さらに、第65の識別情報は、更新後のHeader compression for control plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報であってもよい。さらに、第65の識別情報は、現在のHeader compression for control plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報とは異なるHeader compression for control plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報であってもよい。言い換えると、第65の識別情報は、以前に送受信した第25の識別情報が示すHeader compression for control plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報とは異なるHeader compression for control plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報であってもよい。尚、Header compression for control plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報は、Header compression for control plane CIoT 5GS optimizationをサポートすることを示す情報であってもよいし、Header compression for control plane CIoT 5GS optimizationをサポートしないことを示す情報であってもよい。
さらに、第65の識別情報は、ネットワークによって、以前に送受信した第5の識別情報、及び/又は第25の識別情報、及び/又はNSIに対応づけられた情報、及び/又はネットワークの能力情報、及び/又はオペレータポリシー、及び/又はネットワークの状態、及び/又はユーザの登録情報等に基づいて、選択、決定される情報であってもよい。さらに、第65の識別情報は、第25の識別情報が示す情報と同様の情報であってもよい。
第66の識別情報は、新しいカバレッジ拡張の制限情報である。第66の識別情報は、カバレッジ拡張の制限情報の更新が必要であることを示す情報であってもよい。さらに、第66の識別情報は、更新後のカバレッジ拡張の制限情報であってもよい。さらに、第66の識別情報は、現在のカバレッジ拡張の制限情報とは異なるカバレッジ拡張の制限情報であってもよい。言い換えると、第66の識別情報は、以前に送受信した第26の識別情報が示すカバレッジ拡張の制限情報とは異なるカバレッジ拡張の制限情報であってもよい。尚、カバレッジ拡張の制限情報は、カバレッジ拡張の利用が制限されていることを示す情報であってもよいし、カバレッジ拡張の利用が制限されていないことを示す情報であってもよい。
さらに、第66の識別情報は、カバレッジ拡張の利用制限のサポート情報の更新が必要であることを示す情報であってもよい。第66の識別情報は、更新後のカバレッジ拡張の利用制限のサポート情報であってもよい。さらに、第66の識別情報は、現在のカバレッジ拡張の利用制限のサポート情報とは異なるカバレッジ拡張の利用制限のサポート情報であってもよい。言い換えると、第66の識別情報は、以前に送受信した第16の識別情報が示すカバレッジ拡張の利用制限のサポート情報とは異なるカバレッジ拡張の利用制限のサポート情報であってもよい。尚、カバレッジ拡張の利用制限のサポート情報は、カバレッジ拡張の利用制限をサポートすることを示す情報であってもよいし、カバレッジ拡張の利用制限をサポートしないことを示す情報であってもよい。
さらに、第66の識別情報は、ネットワークによって、以前に送受信した第6の識別情報、及び/又は第26の識別情報、及び/又はNSIに対応づけられた情報、及び/又はネットワークの能力情報、及び/又はオペレータポリシー、及び/又はネットワークの状態、及び/又はユーザの登録情報等に基づいて、選択、決定される情報であってもよい。さらに、第66の識別情報は、第26の識別情報が示す情報と同様の情報であってもよい。
第67の識別情報は、新しい5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationのサポート情報である。第67の識別情報は、5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationのサポート情報の更新が必要であることを示す情報であってよい。さらに、第67の識別情報は、更新後の5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationのサポート情報であってもよい。さらに、第67の識別情報は、現在の5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationのサポート情報とは異なる5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationのサポート情報であってもよい。言い換えると、第67の識別情報は、以前に送受信した第27の識別情報が示す5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationのサポート情報とは異なる5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationのサポート情報であってもよい。尚、5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationのサポート情報は、5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationをサポートすることを示す情報であってもよいし、5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationをサポートしないことを示す情報であってもよい。
尚、第67の識別情報は、第63の識別情報と同じ意味を示す識別情報であってもよい。さらに、第63の識別情報と第67の識別情報が同じ意味を示す場合、第63の識別情報と第67の識別情報の内、どちらか一方のみが送受信されてもよい。
さらに、第67の識別情報は、ネットワークによって、送受信した第7の識別情報、及び/又は第27の識別情報、及び/又はNSIに対応づけられた情報、及び/又はネットワークの能力情報、及び/又はオペレータポリシー、及び/又はネットワークの状態、及び/又はユーザの登録情報等に基づいて、選択、決定される情報であってもよい。さらに、第67の識別情報は、第27の識別情報が示す情報と同様の情報であってもよい。
第68の識別情報は、新しいLADN情報である。第68の識別情報は、LADN情報の更新が必要であることを示す情報であってよい。さらに、第68の識別情報は、更新後のLADN情報であってもよい。さらに、第68の識別情報は、現在のLADN情報とは異なるLADN情報であってもよい。言い換えると、第68の識別情報は、以前に送受信した第31の識別情報が示すLADN情報とは異なるLADN情報であってもよい。第68の識別情報は、LADN DNNが更新されたことを示す情報であってもよいし、LADN service areaが更新されたことを示す情報であってもよい。
さらに、第68の識別情報は、ネットワークによって、以前に送受信した第11の識別情報、及び/又は第31の識別情報、及び/又はNSIに対応づけられた情報、及び/又はネットワークの能力情報、及び/又はオペレータポリシー、及び/又はネットワークの状態、及び/又はユーザの登録情報等に基づいて、選択、決定される情報であってもよい。さらに、第68の識別情報は、第31の識別情報が示す情報と同様の情報であってもよい。
第69の識別情報は、レジストレーション手続きの実行が要求されているか否かを示す情報である。第69の識別情報は、REDビット(Registration requested) であってもよい。REDビットは、レジストレーション手続きの実行が要求されていることを示すビット (registration requested) であってもよいし、レジストレーション手続きの実行が要求されていないことを示すビット (registration not requested) であってもよい。さらに、REDビットは、設定更新インディケーション情報要素 (Configuration update indication) を構成するビットであってもよい。さらに、第69の識別情報は、ネットワークが、本手続きの完了後のレジストレーション手続きの実行を必要としていることを示す情報であってもよい。
さらに、第69の識別情報は、ネットワークによって、第61から68の識別情報の内、一つ以上の識別情報、及び/又はNSIに対応づけられた情報、及び/又はネットワークの能力情報、及び/又はオペレータポリシー、及び/又はネットワークの状態、及び/又はユーザの登録情報等に基づいて、選択、決定される情報であってもよい。
尚、UEは、第61から68の識別情報の内、1以上の識別情報と共に、第69の識別情報を受信した場合、レジストレーション手続きを開始してもよい。
[3.2. 各実施形態で用いられる手続きの説明]
次に、各実施形態で用いられる手続きについて説明する。尚、各実施形態で用いられる手続きには、登録手続き(Registration procedure)、PDUセッション確立手続き(PDU session establishment procedure)、UE設定更新手続き(Generic UE configuration update procedure)が含まれる。以下、各手続きについて説明していく。
尚、各実施形態では、図2に記載されているように、HSSとUDM、PCFとPCRF、SMFとPGW-C、UPFとPGW-Uが、それぞれ同一の装置(つまり、同一の物理的なハードウェア、又は同一の論理的なハードウェア、又は同一のソフトウェア)として構成されている場合を例にとって説明する。しかし、本実施形態に記載される内容は、これらが異なる装置(つまり、異なる物理的なハードウェア、又は異なる論理的なハードウェア、又は異なるソフトウェア)として構成される場合にも適用可能である。例えば、これらの間で、直接データの送受信を行ってもよいし、AMF、MME間のN26インターフェースを介してデータを送受信してもよいし、UEを介してデータを送受信してもよい。
[3.2.1.登録手続き]
まず、登録手続き (Registration procedure) について、図6を用いて説明する。登録手続きは、5GSにおける手続きである。以下、本手続きとは登録手続きを指す。登録手続きは、UEが主導してアクセスネットワーク_B、及び/又はコアネットワーク_B、及び/又はDNへ登録する為の手続きである。UEは、ネットワークに登録していない状態であれば、例えば、電源投入時等の任意のタイミングで本手続きを実行することができる。言い換えると、UEは、非登録状態(RM-DEREGISTERED state)であれば任意のタイミングで本手続きを開始できる。また、各装置(特にUEとAMF)は、登録手続きの完了に基づいて、登録状態(RM-REGISTERED state)に遷移することができる。
さらに、登録手続きは、ネットワークにおけるUEの位置登録情報を更新する、及び/又は、UEからネットワークへ定期的にUEの状態を通知する、及び/又は、ネットワークにおけるUEに関する特定のパラメータを更新する為の手続きであってもよい。
UEは、TAを跨ぐモビリティをした際に、登録手続きを開始してもよい。言い換えると、UEは、保持しているTAリストで示されるTAとは異なるTAに移動した際に、登録手続きを開始してもよい。さらに、UEは、実行しているタイマーが満了した際に本手続きを開始してもよい。さらに、UEは、PDUセッションの切断や無効化が原因で各装置のコンテキストの更新が必要な際に登録手続きを開始してもよい。さらに、UEは、UEのPDUセッション確立に関する、能力情報、及び/又はプリファレンスに変化が生じた場合、登録手続きを開始してもよい。さらに、UEは、定期的に登録手続きを開始してもよい。さらに、UEは、UE設定更新手続きの完了に基づいて、登録手続きを開始してもよい。尚、UEは、これらに限らず、任意のタイミングで登録手続きを実行することができる。
まず、UEは、5G AN(又はgNB)を介して、AMFに登録要求(Registration request)メッセージを送信することにより(S800)(S802)(S804)、登録手続きを開始する。具体的には、UEは、登録要求メッセージを含むRRCメッセージを、5G AN(又はgNB)に送信する(S800)。尚、登録要求メッセージは、NASメッセージである。また、RRCメッセージは、UEと5G AN(又はgNB)との間で送受信される制御メッセージであってよい。また、NASメッセージはNASレイヤで処理され、RRCメッセージはRRCレイヤで処理される。尚、NASレイヤはRRCレイヤよりも上位のレイヤである。
ここで、UEは、少なくとも第1から10の識別情報の内、1つ以上の識別情報を、登録要求メッセージ及び/又はRRCメッセージに含めて送信することができるが、これらとは異なる制御メッセージ、例えば、RRCレイヤよりも下位のレイヤ(例えば、MACレイヤ、RLCレイヤ、PDCPレイヤ)の制御メッセージに含めて送信してもよい。尚、UEは、これらの識別情報を、送信することで、UEが各機能をサポートしていることを示してもよいし、UEの要求を示してもよい。さらに、これらの識別情報の2以上の識別情報は、1以上の識別情報として構成されてもよい。尚、各機能のサポートを示す情報と、各機能の使用の要求を示す情報は、同じ識別情報と送受信されてもよいし、異なる識別情報として送受信されてもよい。
UEは、第1の識別情報、及び/又は第2の識別情報を送信することで、control plane CIoT 5GS optimizationの使用の要求を示してもよい。この場合、第1の識別情報は、control plane CIoT 5GS optimizationを示す情報であってよい。さらに、第2の識別情報は、control plane CIoT 5GS optimizationのサポートを示す情報であってよい。
さらに、UEは、第1の識別情報、及び/又は第3の識別情報、及び/又は第4の識別情報を送信することで、user plane CIoT 5GS optimizationの使用の要求を示してもよい。この場合、第1の識別情報は、user plane CIoT 5GS optimizationを示す情報であってよい。さらに、第3の識別情報は、user plane CIoT 5GS optimizationのサポートを示す情報であってよい。さらに、第4の識別情報は、ユーザプレーンの通信路を用いたデータ通信のサポートを示す情報であってよい。
さらに、UEは、第5の識別情報を送信することで、Header compression for control plane CIoT 5GS optimizationの使用の要求を示してもよい。この場合、第5の識別情報は、Header compression for control plane CIoT 5GS optimizationのサポートを示す情報であってよい。
さらに、UEは、第6の識別情報を送信することで、カバレッジ拡張の利用制限の使用の要求を示してもよい。この場合、第6の識別情報は、カバレッジ拡張の利用制限のサポートを示す情報であってもよい。
さらに、UEは、第7の識別情報を送信することで、5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationの使用の要求を示してもよい。この場合、第7の識別情報は、5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationのサポートを示す情報であってもよい。
さらに、UEは、第8の識別情報を送信することで、第8の識別情報が示すNSSAI、及び/又は第8の識別情報に含まれるS-NSSAIの使用を要求してもよいし、使用を要求するNSSAIを示してもよい。
さらに、UEは、第9の識別情報、及び/又は第10の識別情報を送信することで、現在接続しているRATにおいて、複数のユーザプレーン無線ベアラの確立、及び/又はQoS処理の実施をサポートしていることを示してもよい。さらに、UEは、第9の識別情報、及び/又は第10の識別情報を送信することで、複数のユーザプレーン無線ベアラの確立、及び/又はQoS処理の実施が可能な状態への遷移を要求してもよい。この場合、第9の識別情報は、マルチプルユーザプレーン無線ベアラをサポートすることを示す情報であってよい。さらに、第10の識別情報は、デディケイテッドベアラの確立をサポートすることを示す情報であってよい。尚、現在接続しているRATは、NB-IoTであってもよいし、NB-IoT以外のRATでもよい。さらに、QoS処理とは、ユーザデータ通信に、複数のQoSレベルを用いることを意味してもよい。
また、UEは、登録要求メッセージにSMメッセージ(例えば、PDUセッション確立要求メッセージ)を含めて送信することで、又は登録要求メッセージとともにSMメッセージ(例えば、PDUセッション確立要求メッセージ)を送信することで、登録手続き中にPDUセッション確立手続きを開始してもよい。
5G AN(又はgNB)は、登録要求メッセージを含むRRCメッセージを受信すると、登録要求メッセージを転送するAMFを選択する(S802)。尚、5G AN(又はgNB)は、登録要求メッセージ及び/又はRRCメッセージに含まれる情報に基づいて、AMFを選択することができる。5G AN(又はgNB)は、受信したRRCメッセージから登録要求メッセージを取り出し、選択したAMFに、登録要求メッセージを転送する(S804)。
AMFは、登録要求メッセージを受信した場合、第1の条件判別を実行することができる。第1の条件判別とは、ネットワーク(又はAMF)がUEの要求を受諾するか否かを判別するためのものである。AMFは、第1の条件判別が真の場合、図6の(A)の手続きを開始するのに対し、第1の条件判別が偽の場合、図6の(B)の手続きを開始する。
尚、第1の条件判別は、登録要求メッセージの受信、及び/又は登録要求メッセージに含まれる各識別情報、及び/又は加入者情報、及び/又はネットワークの能力情報、及び/又はオペレータポリシー、及び/又はネットワークの状態、及び/又はユーザの登録情報、及び/又はAMFが保持するコンテキスト等に基づいて、実行されてもよい。例えば、UEの要求をネットワークが許可する場合、第1の条件判別は真であり、UEの要求をネットワークが許可しない場合、第1の条件判別は偽でよい。また、UEの登録先のネットワーク、及び/又はネットワーク内の装置が、UEの要求する機能をサポートしている場合、第1の条件判別は真であり、UEの要求する機能をサポートしていない場合、第1の条件判別は偽でよい。さらに、送受信される識別情報が許可される場合、第1の条件判別は真であり、送受信される識別情報が許可されない場合、第1の条件判別は偽でよい。尚、第1の条件判別の真偽が決まる条件は前述した条件に限らなくてもよい。
まず、第1の条件判別が真の場合について説明する。AMFは、図6の(A)の手続きにおいて、まず第4の条件判別を実行することができる。第4の条件判別は、AMFがSMFとの間でSMメッセージの送受信を実施するか否かを判別するためのものである。
尚、第4の条件判別は、AMFがSMメッセージを受信したか否かに基づいて実行されてよい。また、第4の条件判別は、登録要求メッセージにSMメッセージが含まれているかに基づいて、実行されてもよい。例えば、AMFがSMメッセージを受信した場合、及び/又は登録要求メッセージにSMメッセージが含まれていた場合、第4の条件判別は真であってよく、AMFがSMメッセージを受信しなかった場合、及び/又は登録要求メッセージにSMメッセージが含まれていなかった場合、第4の条件判別は偽であってよい。尚、第4の条件判別の真偽が決まる条件は前述した条件に限らなくてもよい。
AMFは、第4の条件判別が真の場合には、SMFを選択し、選択されたSMFとの間でSMメッセージの送受信を実行するのに対し、第4の条件判別が偽の場合には、それらを実行しない(S806)。また、AMFは、第4の条件判別が真の場合であっても、SMFから拒絶を示すSMメッセージを受信した場合には、図6の(A)の手続きを中止する場合がある。このとき、AMFは、図6の(B)の手続きを開始することができる。
尚、AMFは、S806において、SMFとの間でSMメッセージの送受信を行う際に、登録要求メッセージで受信した識別情報をSMFに通知することができる。SMFは、AMFとの間で、SMメッセージの送受信によって、AMFから受信した識別情報を取得することができる。
次に、AMFは、登録要求メッセージの受信、及び/又はSMFとの間のSMメッセージの送受信の完了に基づいて、登録要求メッセージに対する応答メッセージとして、5G AN(又はgNB)を介して、UEに登録受諾(Registration accept)メッセージを送信する(S808)。例えば、第4の条件判別が真の場合、AMFは、UEからの登録要求メッセージの受信に基づいて、登録受諾メッセージを送信してもよい。また、第4の条件判別が偽の場合、AMFは、SMFとの間のSMメッセージの送受信の完了に基づいて、登録受諾メッセージを送信してもよい。尚、登録受諾メッセージは、N1インターフェース上で送受信されるNASメッセージであるが、UEと5G AN(gNB)間はRRCメッセージに含まれて送受信される。
AMFは、登録受諾メッセージに少なくとも第21から31の識別情報の内、1つ以上の識別情報を含めて送信してもよい。尚、AMFは、これらの識別情報を送信することで、ネットワークが各機能をサポートしていることを示してもよいし、UEの要求が受諾されたことを示してもよい。さらに、これらの識別情報の2以上の識別情報は、1以上の識別情報として構成されてもよい。尚、各機能のサポートを示す情報と、各機能の使用の要求を示す情報は、同じ識別情報と送受信されてもよいし、異なる識別情報として送受信されてもよい。
AMFは、第21の識別情報、及び/又は第22の識別情報を送信することで、control plane CIoT 5GS optimizationの使用の受諾を示してもよい。この場合、第21の識別情報は、control plane CIoT 5GS optimizationを示す情報であってよい。さらに、第22の識別情報は、control plane CIoT 5GS optimizationのサポートを示す情報であってよい。
さらに、AMFは、第21の識別情報、及び/又は第23の識別情報、及び/又は第24の識別情報を送信することで、user plane CIoT 5GS optimizationの使用の受諾を示してもよい。この場合、第21の識別情報は、user plane CIoT 5GS optimizationを示す情報であってよい。さらに、第23の識別情報は、user plane CIoT 5GS optimizationのサポートを示す情報であってよい。さらに、第24の識別情報は、ユーザプレーンの通信路を用いたデータ通信のサポートを示す情報であってよい。
さらに、AMFは、第25の識別情報を送信することで、Header compression for control plane CIoT 5GS optimizationの使用の受諾を示してもよい。この場合、第25の識別情報は、Header compression for control plane CIoT 5GS optimizationのサポートを示す情報であってよい。
さらに、AMFは、第26の識別情報を送信することで、カバレッジ拡張の利用を制限することを示してもよい。この場合、第26の識別情報は、カバレッジ拡張の利用が制限されていることを示す情報であってもよい。
さらに、AMFは、第27の識別情報を送信することで、5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationの使用の受諾を示してもよい。この場合、第27の識別情報は、5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationのサポートを示す情報であってもよい。
さらに、UEは、第28の識別情報を送信することで、受信した第8の識別情報が示すNSSAI、及び/又は第8の識別情報に含まれるS-NSSAIの使用の要求が受諾されたことを示してもよいし、使用の要求が受諾されたNSSAIをUEに通知してもよい。
さらに、AMFは、第29の識別情報、及び/又は第30の識別情報を送信することで、現在接続しているRATにおいて、ネットワークが、複数のユーザプレーン無線ベアラの確立、及び/又はQoS処理の実施をサポートしていることを示してもよい。さらに、AMFは、第29の識別情報、及び/又は第30の識別情報を送信することで、複数のユーザプレーン無線ベアラの確立、及び/又はQoS処理の実施が可能な状態への遷移の要求が受諾されたことを示してもよい。この場合、第29の識別情報は、マルチプルユーザプレーン無線ベアラをサポートすることを示す情報であってよい。さらに、第30の識別情報は、デディケイテッドベアラの確立をサポートすることを示す情報であってよい。尚、現在接続しているRATは、NB-IoTであってもよいし、NB-IoT以外のRATでもよい。
さらに、AMFは、第31の識別情報を送信することで、ネットワークが、LADNをサポートしていることを示してもよいし、LADNへの接続を許可していることを示してもよい。さらに、AMFは、第31の識別情報を送信することで、LADNへの接続において利用可能なDNNの一覧、及び/又はLADNへの接続が可能であるエリアを、UEに通知してもよい。
尚、AMFは、第21から31の識別情報の内、どの識別情報を登録受諾メッセージに含めるかを、受信した各識別情報、及び/又は加入者情報、及び/又はネットワークの能力情報、及び/又はオペレータポリシー、及び/又はネットワークの状態、及び/又はユーザの登録情報、及び/又はAMFが保持するコンテキスト等に基づいて、選択、決定してもよい。
また、AMFは、登録受諾メッセージにSMメッセージ(例えば、PDUセッション確立受諾メッセージ)を含めて送信するか、又は登録受諾メッセージとともにSMメッセージ(例えば、PDUセッション確立受諾メッセージ)を送信することができる。ただし、この送信方法は、登録要求メッセージの中にSMメッセージ(例えば、PDUセッション確立要求メッセージ)が含められており、かつ、第4の条件判別が真の場合に、実行されてもよい。また、この送信方法は、登録要求メッセージとともにSMメッセージ(例えば、PDUセッション確立要求メッセージ)を含められており、かつ、第4の条件判別が真の場合に、実行されてもよい。AMFは、このような送信方法を行うことにより、登録手続きにおいて、SMのための手続きが受諾されたことを示すことができる。
また、AMFは、受信した各識別情報、及び/又は加入者情報、及び/又はネットワークの能力情報、及び/又はオペレータポリシー、及び/又はネットワークの状態、及び/又はユーザの登録情報、及び/又はAMFが保持するコンテキスト等に基づいて、登録受諾メッセージを送信することで、UEの要求が受諾されたことを示してもよい。
さらに、AMFは、登録受諾メッセージに、UEの一部の要求が拒絶されたことを示す情報を含めて送信してもよいし、UEの一部の要求が拒絶されたことを示す情報を送信することで、UEの一部の要求が拒絶された理由を示してもよい。さらに、UEは、UEの一部の要求が拒絶されたことを示す情報を受信することで、UEの一部の要求が拒絶された理由を認識してもよい。尚、拒絶された理由は、AMFが受信した識別情報が示す内容が許可されていないことを示す情報であってもよい。
UEは、5G AN(gNB)介して、登録受諾メッセージを受信する(S808)。UEは、登録受諾メッセージを受信することで、登録要求メッセージによるUEの要求が受諾されたこと、及び登録受諾メッセージに含まれる各種の識別情報の内容を認識することができる。
UEは、さらに、登録受諾メッセージに対する応答メッセージとして、登録完了メッセージを、5G AN(gNB)介して、AMFに送信することができる(S810)。尚、UEは、PDUセッション確立受諾メッセージ等のSMメッセージを受信した場合は、登録完了メッセージに、PDUセッション確立完了メッセージ等のSMメッセージを含めて送信してもよいし、SMメッセージを含めることで、SMのための手続きが完了したことを示してもよい。ここで、登録完了メッセージは、N1インターフェース上で送受信されるNASメッセージであるが、UEと5G AN(gNB)間はRRCメッセージに含まれて送受信される。
AMFは、5G AN(gNB)介して、登録完了メッセージを受信する(S810)。また、各装置は、登録受諾メッセージ、及び/又は登録完了メッセージの送受信に基づき、図6の(A)の手続きを完了する。
次に、第1の条件判別が偽の場合について説明する。AMFは、図6の(B)の手続きにおいて、登録要求メッセージに対する応答メッセージとして、5G AN(gNB)を介して、UEに登録拒絶(Registration reject)メッセージを送信する(S812)。ここで、登録拒絶メッセージは、N1インターフェース上で送受信されるNASメッセージであるが、UEと5G AN(gNB)間はRRCメッセージに含まれて送受信される。
尚、AMFは、登録拒絶メッセージを送信することで、登録要求メッセージによるUEの要求が拒絶されたことを示してもよい。さらに、AMFは、登録拒絶メッセージに拒絶された理由を示す情報を含めて送信してもよいし、拒絶された理由を送信することで拒絶された理由を示してもよい。さらに、UEは、UEの要求が拒絶された理由を示す情報を受信することで、UEの要求が拒絶された理由を認識してもよい。尚、拒絶された理由は、AMFが受信した識別情報が示す内容が許可されていないことを示す情報であってもよい。
UEは、5G AN(gNB)介して、登録拒絶メッセージを受信する(S812)。UEは、登録拒絶メッセージを受信することで、登録要求メッセージによるUEの要求が拒絶されたこと、及び登録拒絶メッセージに含まれる各種の識別情報の内容を認識することができる。また、UEは、登録要求メッセージを送信した後、所定の期間が経過しても、登録拒絶メッセージを受信しない場合には、UEの要求が拒絶されたことを認識してもよい。各装置は、登録拒絶メッセージの送受信に基づき、本手続き中の(B)の手続きを完了する。
尚、図6の(B)の手続きは、図6の(A)の手続きを中止した場合に開始される場合もある。図6の(A)の手続きにおいて、第4の条件判別が真の場合、AMFは、登録拒絶メッセージに、PDUセッション確立拒絶メッセージ等の拒絶を意味するSMメッセージを含めて送信してもよいし、拒絶を意味するSMメッセージを含めることで、SMのための手続きが拒絶されたことを示してもよい。その場合、UEは、さらに、PDUセッション確立拒絶メッセージ等の拒絶を意味するSMメッセージを受信してもよいし、SMのための手続きが拒絶されたことを認識してもよい。
各装置は、図6の(A)又は(B)の手続きの完了に基づいて、登録手続きを完了する。尚、各装置は、図6の(A)の手続きの完了に基づいて、UEがネットワークに登録された状態(RM_REGISTERED state)に遷移してもよいし、図6の(B)の手続きの完了に基づいて、UEがネットワークに登録されていない状態(RM_DEREGISTERED state)を維持してもよいし、UEがネットワークに登録されていない状態へ遷移してもよい。また、各装置の各状態への遷移は、登録手続きの完了に基づいて行われてもよく、PDUセッションの確立に基づいて行われてもよい。
さらに、各装置は、登録手続きの完了に基づいて、登録手続きで送受信した情報に基づいた処理を実施してもよい。例えば、UEの一部の要求が拒絶されたことを示す情報を送受信した場合、UEの要求が拒絶された理由を認識してもよい。さらに、各装置は、UEの要求が拒絶された理由に基づいて、再度本手続きを実施してもよいし、コアネットワーク_Bや別のセルに対して登録手続きを実施してもよい。
さらに、UEは、登録手続きの完了に基づいて、登録受諾メッセージ、及び/又は登録拒絶メッセージとともに受信した識別情報を記憶してもよいし、ネットワークの決定を認識してもよい。
例えば、UEは、第21の識別情報、及び/又は第22の識別情報を受信した場合、control plane CIoT 5GS optimizationの使用が受諾されたと認識してもよい。この場合、第21の識別情報は、control plane CIoT 5GS optimizationを示す情報であってよい。さらに、第22の識別情報は、control plane CIoT 5GS optimizationのサポートを示す情報であってよい。
さらに、UEは、第21の識別情報、及び/又は第23の識別情報、及び/又は第24の識別情報を受信した場合、user plane CIoT 5GS optimizationの使用が受諾されたと認識してもよい。この場合、第21の識別情報は、user plane CIoT 5GS optimizationを示す情報であってよい。さらに、第23の識別情報は、user plane CIoT 5GS optimizationのサポートを示す情報であってよい。さらに、第24の識別情報は、ユーザプレーンの通信路を用いたデータ通信のサポートを示す情報であってよい。
さらに、UEは、第25の識別情報を受信した場合、Header compression for control plane CIoT 5GS optimizationの使用が受諾されたと認識してもよい。この場合、第25の識別情報は、Header compression for control plane CIoT 5GS optimizationのサポートを示す情報であってよい。
さらに、UEは、第26の識別情報を受信した場合、カバレッジ拡張の利用が制限されていることを認識してもよい。この場合、第26の識別情報は、カバレッジ拡張の利用が制限されていることを示す情報であってもよい。
さらに、UEは、第27の識別情報を受信した場合、5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationの使用が受諾されたと認識してもよい。この場合、第27の識別情報は、5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationのサポートを示す情報であってもよい。
さらに、UEは、第28の識別情報を受信した場合、登録要求メッセージに含めて送信した第8の識別情報が示すNSSAI、及び/又は第8の識別情報に含まれるS-NSSAIの使用の要求が受諾されたことを認識してもよい。さらに、UEは、第28の識別情報を受信した場合、使用の要求が受諾されたNSSAI、及び/又はS-NSSAIを、認識してもよいし、コンテキストに記憶してもよい。
さらに、UEは、第29の識別情報、及び/又は第30の識別情報を受信した場合、現在接続しているRATにおいて、ネットワークが、複数のユーザプレーン無線ベアラの確立、及び/又はQoS処理の実施がサポートされていることを認識してもよい。さらに、UEは、第29の識別情報、及び/又は第30の識別情報を受信した場合、複数のユーザプレーン無線ベアラの確立、及び/又はQoS処理の実施が可能な状態への遷移の要求が受諾されたことを認識してもよい。この場合、第29の識別情報は、マルチプルユーザプレーン無線ベアラをサポートすることを示す情報であってよい。さらに、第30の識別情報は、デディケイテッドベアラの確立をサポートすることを示す情報であってよい。尚、現在接続しているRATは、NB-IoTであってもよいし、NB-IoT以外のRATでもよい。
さらに、UEは、第31の識別情報を受信した場合、ネットワークが、LADNをサポートしていることを認識してもよいし、LADNへの接続が許可されたことを認識してもよい。さらに、UEは、第31の識別情報を受信した場合、LADNへの接続において利用可能なDNNの一覧、及び/又はLADNへの接続が可能であるエリアを、認識してもよいし、コンテキストに記憶してもよい。
[3.2.2. PDUセッション確立手続き]
次に、DNに対してPDUセッションを確立するために行うPDUセッション確立手続き (PDU session establishment procedure) の概要について、図7を用いて説明する。PDUセッション確立手続きは、5GSにおける手続きである。以下、本手続きとはPDUセッション確立手続きを指す。PDUセッション確立手続きは、各装置がPDUセッションを確立する為の手続きである。尚、各装置は、PDUセッション確立手続きを、登録手続きが完了して登録状態となった任意のタイミングで開始することができる。また、各装置は、PDUセッション確立手続きを、登録手続きの中で実行することができてもよい。また、各装置は、PDUセッション確立手続きの完了に基づいて、PDUセッションを確立してもよい。尚、各装置は、PDUセッション確立手続きを複数回実行することにより、複数のPDUセッションを確立することができる。
さらに、UEは、control plane CIoT 5GS optimizationが使用可能な場合、control plane CIoT 5GS optimizationが使用可能なPDUセッションを確立するために、PDUセッション確立手続きを開始してもよい。
さらに、UEは、user plane CIoT 5GS optimizationが使用可能な場合、user plane CIoT 5GS optimizationが使用可能なPDUセッションを確立するために、PDUセッション確立手続きを開始してもよい。
さらに、UEは、control plane CIoT 5GS optimizationが使用可能で、さらに、user plane CIoT 5GS optimization、及び/又はユーザプレーンの通信路を用いたデータ通信が使用可能な場合、ユーザプレーン無線ベアラを確立するための手続きの実行が可能なPDUセッションを確立するために、PDUセッション確立手続きを開始してもよい。尚、ユーザプレーン無線ベアラを確立するための手続きはサービス要求手続き(service request procedure)であってもよい。尚、ユーザプレーン無線ベアラを確立するための手続きはサービス要求手続きであってもよい。
さらに、UEは、control plane CIoT 5GS optimization、及び/又はHeader compression for control plane CIoT 5GS optimizationが使用可能な場合、ヘッダ圧縮機能が使用可能なPDUセッションを確立するために、PDUセッション確立手続きを開始してもよい。
さらに、UEは、LADNへの接続が可能であるエリアに位置している場合、及び/又はLADN service areaに位置している場合、LADNのためのPDUセッションを確立するために、PDUセッション確立手続きを開始してもよい。言い換えると、UEは、LADN service areaの外に位置している場合、LADNのためのPDUセッションを確立するためのPDUセッション確立手続きの実行が禁止されていてもよい。
まず、UEは、5G AN(gNB)及びAMFを介して、SMFにPDUセッション確立要求(PDU session establishment request)メッセージを含むNASメッセージを送信することにより(S900)(S902)(S904)、PDUセッション確立手続きを開始する。
具体的には、UEは、N1インターフェースを介して、5G AN(gNB)を介して、AMFに、PDUセッション確立要求メッセージを含むNASメッセージを送信する(S900)。
ここで、UEは、少なくとも第41から44の識別情報の内、1つ以上の識別情報を、PDUセッション確立要求メッセージ及び/又はNASメッセージに含めて送信することができるが、これらとは異なる制御メッセージ、例えば、RRCレイヤよりも下位のレイヤ(例えば、MACレイヤ、RLCレイヤ、PDCPレイヤ)の制御メッセージに含めて送信してもよい。これらの識別情報は、これらのメッセージに含められることで、UEの要求を示してもよい。また、これらの識別情報の2以上の識別情報は、1以上の識別情報として構成されてもよい。
UEは、第41の識別情報を送信することで、control plane CIoT 5GS optimizationのみが利用可能なPDUセッションの確立の要求を示してもよい。UEは、第42の識別情報を送信することで、S-NSSAIに対応づけられたPDUセッションの確立の要求を示してもよい。
ここで、UEは、保持しているS-NSSAIから、適切なS-NSSAIを選択し、第42の識別情報に設定してもよい。具体的には、UEは、CIoT 5GS optimizationの使用が可能なPDUセッションの確立を要求する場合、CIoT 5GS optimizationがサポートされたS-NSSAI、及び/又は前記機能の使用が受諾されたS-NSSAIを選択し、第42の識別情報に設定してもよい。尚、S-NSSAIの選択はこれらに限らなくてもよい。
また、UEは、UEが接続を要求するDNに対応するDNNをPDUセッション確立要求メッセージに含めることができる。尚、UEは、CIoT 5GS optimizationの使用が可能なPDUセッションの確立を要求する場合、CIoT 5GS optimizationがサポートされたDNN、及び/又は前記機能の使用が受諾されたDNNを選択し、選択したDNNをPDUセッション確立要求メッセージに含めてもよい。
また、UEは、LADNのためのPDUセッションの確立を要求する場合、LADN DNNをDNNとして選択し、選択したDNNをPDUセッション確立要求メッセージに含めて送信してもよい。この場合、UEは、記憶しているLADN情報の中からDNNを選択してもよい。尚、記憶しているLADN情報は、登録手続き、及び/又はUE設定更新手続きで、ネットワークから受信した上布尾であってもよいし、予めUEに設定された情報であってもよい。
また、UEは、PDUセッションIDを生成して、PDUセッション確立要求メッセージに含めることができる。また、UEは、PDUセッションを確立する目的を示す要求タイプ(request type)をPDUセッション確立要求メッセージに含めることができる。要求タイプとしては、初期要求(initial request)、既存のPDUセッション(existing PDU session)、初期緊急要求(initial emergency request)がある。initial requestは、新たな非緊急用のPDUセッションを確立することを要求する場合に指定される。existing PDU sessionは、3GPPアクセスとnon-3GPPアクセスの間の非緊急用のPDUセッションのハンドオーバーや、EPSから5GSへのPDNコネクションの転送を行う際に指定される。initial emergency requestは、新たな緊急用のPDUセッションを確立することを要求する場合に指定される。
また、UEは、確立を要求するPDUセッションのタイプを示すPDUセッションタイプを指定することができる。PDUセッションタイプとしては、上述の通り、IPv4、IPv6、IP、Ethernet、Unstructuredのいずれかを指定することができる。また、UEは、確立を要求するPDUセッションのSSCモードをPDUセッション確立要求メッセージに含めることができる。
さらに、UEは、control plane CIoT 5GS optimization、及び/又はHeader compression for control plane CIoT 5GS optimizationをサポートしている場合、ヘッダ圧縮機能の設定情報(Header compression configuration IE)をPDUセッション確立要求メッセージに含めてもよい。より詳細には、UEは、PDUセッションタイプがIPv4、IPv6、IPのいずれかの場合で、さらに、control plane CIoT 5GS optimization、及び/又はHeader compression for control plane CIoT 5GS optimizationをサポートしている場合、ヘッダ圧縮機能の設定情報をPDUセッション確立要求メッセージに含めてもよい。
言い換えると、UEは、PDUセッションタイプがIPv4、IPv6、IPのいずれかに設定されていて、さらに、control plane CIoT 5GS optimization、及び/又はHeader compression for control plane CIoT 5GS optimizationのサポートを登録要求メッセージで示している場合、ヘッダ圧縮機能の設定情報をPDUセッション確立要求メッセージに含めてもよい。
さらに、UEは、UEがcontrol plane CIoT 5GS optimization、及び/又はHeader compression for control plane CIoT 5GS optimizationをサポートしている場合、さらに、ヘッダ圧縮機能の設定情報(Header compression configuration IE)をPDUセッション確立要求メッセージに含めてもよい。より詳細には、UEは、PDUセッションタイプがIPv4、IPv6、IPのいずれかの場合で、さらに、UEがcontrol plane CIoT 5GS optimization、及び/又はHeader compression for control plane CIoT 5GS optimizationをサポートしている場合、第42の識別情報に加え、さらに、ヘッダ圧縮機能の設定情報をPDUセッション確立要求メッセージに含めてもよい。
言い換えると、UEは、PDUセッションタイプがIPv4、IPv6、IPのいずれかに設定されていて、さらに、UEのcontrol plane CIoT 5GS optimization、及び/又はHeader compression for control plane CIoT 5GS optimizationのサポートを登録要求メッセージで示している場合、さらに、ヘッダ圧縮機能の設定情報をPDUセッション確立要求メッセージに含めてもよい。
逆に、UEは、PDUセッションタイプがIPv4、IPv6、IPのいずれでもない場合か、Uがcontrol plane CIoT 5GS optimization、及び/又はHeader compression for control plane CIoT 5GS optimizationをサポートしていない場合、ヘッダ圧縮機能の設定情報をPDUセッション確立要求メッセージに含めなくてもよい。
さらに、UEは、第43の識別情報を送信することで、第43の識別情報が示すSSC modeのPDUセッションの確立を要求してもよいし、確立されるPDUセッションに対応づけられたSSC modeを要求してもよい。尚、第43の識別情報が示す情報SSC modeは、「SSC mode 1」、「SSC mode 2」又は「SSC mode 3」のいずれかであってよい。
さらに、UEは、control plane CIoT 5GS optimizationが使用可能な場合、SSC mode 1を設定した第43の識別情報を送信してもよい。さらに、UEは、control plane CIoT 5GS optimizationが使用可能な場合であっても、SSC mode 2、又はSSC mode 3が設定された第43の識別情報を送信してもよい。さらに、UEは、control plane CIoT 5GS optimizationが使用可能な場合、第43の識別情報の送信を省略してもよい。
AMFは、PDUセッション確立要求メッセージを含むNASメッセージを受信する(S900)と、NASメッセージからPDUセッション確立要求メッセージを取り出すとともに、PDUセッション確立要求メッセージの転送先としてSMFを選択する(S902)。尚、AMFは、PDUセッション確立要求メッセージ及び/又はNASメッセージに含まれる各識別情報、及び/又は加入者情報、及び/又はネットワークの能力情報、及び/又はオペレータポリシー、及び/又はネットワークの状態、及び/又はユーザの登録情報、及び/又はAMFが保持するコンテキスト等に基づいて、転送先のSMFを選択してもよい。
AMFは、選択したSMFに、N11インターフェースを介して、PDUセッション確立要求メッセージを転送する(S904)。
SMFは、PDUセッション確立要求メッセージを受信(S904)すると、PDUセッション確立要求メッセージに含まれる各種の識別情報を認識する。そして、SMFは、第3の条件判別を実行する。第3の条件判別は、SMFが、UEの要求を受諾するか否かを判断する為のものである。第3の条件判別において、SMFは第3の条件判別が真であるか偽であるかを判定する。SMFは、第3の条件判別が真の場合、図7の(A)の手続きを開始し、第3の条件判別が偽の場合、図7の(B)の手続きを開始する。
尚、第3の条件判別は、PDUセッション確立要求メッセージ、及び/又はPDUセッション確立要求メッセージに含まれる各識別情報、及び/又は加入者情報、及び/又はネットワークの能力情報、及び/又はオペレータポリシー、及び/又はネットワークの状態、及び/又はユーザの登録情報、及び/又はSMFが保持するコンテキスト等に基づいて、実行されてもよい。例えば、UEの要求をネットワークが許可する場合、第3の条件判別は真でよい。また、UEの要求をネットワークが許可しない場合、第3の条件判別は偽でよい。さらに、UEの接続先のネットワーク、及び/又はネットワーク内の装置が、UEが要求する機能をサポートしている場合、第3の条件判別は真でよく、UEが要求する機能をサポートしていない場合、第3の条件判別は偽でよい。さらに、送受信される識別情報が許可される場合、第3の条件判別は真であり、送受信される識別情報が許可されない場合、第3の条件判別は偽でよい。尚、第3の条件判別の真偽が決まる条件は前述した条件に限らなくてもよい。
次に、第3の条件判別が真の場合のステップ、すなわち図7の(A)の手続きの各ステップを説明する。SMFは、PDUセッションの確立先のUPFを選択し、選択したUPFに、N4インターフェースを介して、セッション確立要求メッセージを送信し(S906)、図7の(A)の手続きを開始する。
ここで、SMFは、PDUセッション確立要求メッセージの受信に基づいて取得した各識別情報、及び/又は加入者情報、及び/又はネットワークの能力情報、及び/又はオペレータポリシー、及び/又はネットワークの状態、及び/又はユーザの登録情報、及び/又はSMFが保持するコンテキスト等に基づいて、1以上のUPFを選択してもよい。尚、複数のUPFが選択された場合、SMFは、各々のUPFに対してセッション確立要求メッセージを送信してもよい。
UPFは、N4インターフェースを介して、SMFからセッション確立要求メッセージを受信し(S906)、PDUセッションのためのコンテキストを作成する。さらに、UPFは、セッション確立要求メッセージを受信、及び/又はPDUセッションのためのコンテキストの作成に基づいて、N4インターフェースを介して、SMFにセッション確立応答メッセージを送信する(S908)。
SMFは、セッション確立要求メッセージに対する応答メッセージとして、N4インターフェースを介して、UPFからセッション確立応答メッセージを受信する(S908)。SMFは、PDUセッション確立要求メッセージの受信、及び/又はUPFの選択、及び/又はセッション確立応答メッセージの受信に基づいて、UEに割り当てるアドレスのアドレス割り当てを行ってよい。
SMFは、PDUセッション確立要求メッセージの受信、及び/又はUPFの選択、及び/又はセッション確立応答メッセージの受信、及び/又はUEに割り当てるアドレスのアドレス割り当ての完了に基づいて、AMFを介して、UEにPDUセッション確立受諾(PDU session establishment accept)メッセージを送信する(S910)(S912)。
具体的には、SMFは、N11インターフェースを介して、AMFにPDUセッション確立受諾メッセージを送信すると(S910)、PDUセッション確立要求メッセージを受信したAMFは、N1インターフェースを介して、UEにPDUセッション確立受諾メッセージを含むNASメッセージを送信する(S912)。尚、PDUセッション確立受諾メッセージは、NASメッセージであり、PDUセッション確立要求に対する応答メッセージであってよい。また、PDUセッション確立受諾メッセージは、PDUセッションの確立が受諾されたことを示すことができる。
ここで、SMF及びAMFは、PDUセッション確立受諾メッセージを送信することで、PDUセッション確立要求によるUEの要求が受諾されたことを示してもよい。
SMF及びAMFは、PDUセッション確立受諾メッセージに、少なくとも第51から53の識別情報の内、1つ以上の識別情報を含めて送信してもよい。尚、SMF及びAMFは、これらの識別情報を送信することで、ネットワークが各機能をサポートしていることを示してもよいし、UEの要求が受諾されたことを示してもよい。さらに、これらの識別情報の2以上の識別情報は、1以上の識別情報として構成されてもよい。尚、各機能のサポートを示す情報と、各機能の使用の要求を示す情報は、同じ識別情報と送受信されてもよいし、異なる識別情報として送受信されてもよい。
SMF及びAMFは、第51の識別情報を送信することで、control plane CIoT 5GS optimizationのみが利用可能なPDUセッションの確立の受諾を示してもよい。SMF及びAMFは、第52の識別情報を送信することで、S-NSSAIに対応づけられたPDUセッションの確立の受諾を示してもよい。
ここで、SMF及びAMFは、受信した第42の識別情報が示すS-NSSAI、又は保持しているS-NSSAIから、適切なS-NSSAIを選択し、第52の識別情報に設定してもよい。具体的には、SMF及びAMFは、CIoT 5GS optimizationの使用が可能なPDUセッションの確立を受諾する場合、CIoT 5GS optimizationがサポートされたS-NSSAI、及び/又は前記機能の使用が受諾されたS-NSSAIを選択し、第52の識別情報に設定してもよい。尚、S-NSSAIの選択はこれらに限らなくてもよい。
さらに、SMF及びAMFは、第53の識別情報を送信することで、第53の識別情報が示すSSC modeのPDUセッションが確立されることを示してもよいし、確立されるPDUセッションに対応づけられたSSC modeを示してもよい。さらに、SMF及びAMFは、第53の識別情報を送信することで、第43の識別情報で示されたSSC modeのPDUセッションの確立の要求が受諾されたことを示してもよい。尚、第53の識別情報が示すSSC modeは、「SSC mode 1」、「SSC mode 2」又は「SSC mode 3」のいずれかであってよい。
ここで、SMFは、第43の識別情報を受信した場合、加入者情報、及び/又はSMFの設定情報に基づいて、第43の識別情報で示されたSSC modeを、確立されるPDUセッションに対応づけられたSSC modeとして決定してもよい。さらに、SMFは、第43の識別情報を受信しなかった場合、デフォルトSSC mode、及び/又はSMFの設定情報に関連づけられたSSC modeを、確立されるPDUセッションに対応づけられたSSC modeとして決定してもよい。さらに、SMFは、確立されるPDUセッションに対応づけられたSSC modeを第53の識別情報に設定してもよい。
さらに、SMFは、control plane CIoT 5GS optimizationが使用可能な場合、SSC mode 1を、確立されるPDUセッションに対応づけられたSSC modeとして決定してもよい。この場合、第53の識別情報は、SSC mode 1を示す情報であってよい。さらに、SMFは、control plane CIoT 5GS optimizationが使用可能な場合であっても、SSC mode 2又はSSC mode 3を、確立されるPDUセッションに対応づけられたSSC modeとして決定してもよい。この場合、第53の識別情報は、SSC mode 2又はSSC mode 3を示す情報であってよい。さらに、SMFは、control plane CIoT 5GS optimizationが使用可能な場合、確立されるPDUセッションには、SSC modeを適応しないことを決定してもよい。この場合、第53の識別情報には任意のSSC modeが設定されてもよいし、第53の識別情報の送受信が省略されてもよい。
尚、SMF及びAMFは、少なくとも第51から53の識別情報の内、どの識別情報をPDUセッション確立受諾メッセージに含めるかを、受信した各識別情報、及び/又は加入者情報、及び/又はネットワークの能力情報、及び/又はオペレータポリシー、及び/又はネットワークの状態、及び/又はユーザの登録情報、及び/又はAMFが保持するコンテキスト等に基づいて、選択、決定してもよい。
また、SMF及びAMFは、UEの接続を許可したDNに対応するDNNをPDUセッション確立受諾メッセージに含めることができる。尚、確立されるPDUセッションがLADNのためのPDUセッションである場合、SMF及びAMFは、LADN DNNをPDUセッション確立受諾メッセージに含めてもよい。
また、SMF及びAMFは、選択した、及び/又は許可したPDUセッションIDをPDUセッション確立受諾メッセージに含めることができる。また、SMF及びAMFは、選択した、及び/又は許可したPDUセッションのタイプを示すPDUセッションタイプを指定することができる。PDUセッションタイプとしては、上述の通り、IPv4、IPv6、IP、Ethernet、Unstructuredのいずれかを指定することができる。また、SMF及びAMFは、選択した、及び/又は許可したPDUセッションのSSCモードをPDUセッション確立受諾メッセージに含めることができる。
さらに、SMF及びAMFは、承認されたQoSルール群をPDUセッション確立受諾メッセージに含めることができる。尚、承認されたQoSルール群には一又複数のQoSルールが含まれてよい。さらに、本手続きにおいて、QoSフロー、及び/又はユーザプレーン無線ベアラが複数確立される場合、承認されたQoSルール群には複数のQoSルールが含まれてもよい。逆に本手続きにおいて、QoSフロー、及び/又はユーザプレーン無線ベアラが1つのみ確立される場合、承認されたQoSルール群には1つのQoSルールが含まれてもよい。
言い換えると、SMF及びAMFは、登録手続きにおいて、第29の識別情報、及び/又は第30の識別情報を送受信した場合、複数のQoSルールを承認されたQoSルール群に含めて送信してもよい。逆に、SMF及びAMFは、登録手続きにおいて、第29の識別情報、及び/又は第30の識別情報を送受信しなかった場合、1つのQoSルールを承認されたQoSルール群に含めて送信してもよい。尚、承認されたQoSルール群に、複数のQoSルールが入るか否かの決定はこれらに限らなくもよい。
さらに、SMF、及び/又はAMFは、ヘッダ圧縮機能の設定情報がPDUセッション確立要求メッセージに含まれている場合、ヘッダ圧縮機能の設定情報をPDUセッション確立受諾メッセージに含めて送信してもよい。
さらに、SMFは、PDUセッション確立受諾メッセージに、UEの一部の要求が拒絶されたことを示す情報を含めて送信してもよいし、UEの一部の要求が拒絶されたことを示す情報を送信することで、UEの一部の要求が拒絶された理由を示してもよい。さらに、UEは、UEの一部の要求が拒絶されたことを示す情報を受信することで、UEの一部の要求が拒絶された理由を認識してもよい。尚、拒絶された理由は、SMFが受信した識別情報が示す内容が許可されていないことを示す情報であってもよい。
UEは、N1インターフェースを介して、AMFからPDUセッション確立受諾メッセージを含むNASメッセージを受信(S912)すると、AMFを介してSMFにPDUセッション確立完了メッセージを送信する(S914)(S916)。UEは、PDUセッション確立受諾メッセージを受信することで、PDUセッション確立要求によるUEの要求が受諾されたことを検出することができる。
具体的には、UEは、N1インターフェースを介して、AMFにPDUセッション確立完了メッセージを送信する(S914)。AMFは、UEからPDUセッション確立完了メッセージを受信すると、N11インターフェースを介して、SMFにPDUセッション確立完了メッセージを送信する(S916)。
尚、AMFがSMFに送信するPDUセッション確立完了メッセージは、S910でSMFからAMFに送信されたPDUセッション確立受諾メッセージに対する応答メッセージであってよい。また、PDUセッション確立完了メッセージは、NASメッセージであってよい。また、PDUセッション確立完了メッセージは、PDUセッション確立手続きが完了することを示すメッセージであればよい。
SMFは、N11インターフェースを介して、AMFからPDUセッション確立完了メッセージを受信すると(S916)、第2の条件判別を実行することができる。第2の条件判別は、送受信されるN4インターフェース上のメッセージの種類を決定する為ものである。第2の条件判別が真の場合、SMFは、N4インターフェースを介して、UPFにセッション変更要求メッセージを送信すると(S918)、その応答メッセージとして、UPFから送信されるセッション変更受諾メッセージを受信する(S920)。第2の条件判別が偽の場合、SMFは、N4インターフェースを介して、UPFにセッション確立要求メッセージを送信すると(S918)、その応答メッセージとして、UPFから送信されるセッション変更受諾メッセージを受信する(S920)。
尚、第2の条件判別は、PDUセッションのためのN4インターフェース上のセッションが確立されているか否かに基づいて、実行されてもよい。例えば、PDUセッションのためのN4インターフェース上のセッションが確立されている場合、第2の条件判別は真であってよく、PDUセッションのためのN4インターフェース上のセッションが確立されていない場合、第2の条件判別は偽であってよい。尚、第2の条件判別の真偽が決まる条件は前述した条件に限らなくてもよい。
各装置は、PDUセッション確立完了メッセージの送受信、及び/又はセッション変更応答メッセージの送受信、及び/又はセッション確立応答メッセージの送受信に基づいて、PDUセッション確立手続き中の(A)の手続きを完了する。本手続中の(A)の手続きが完了したとき、UEは、DNに対するPDUセッションが確立している状態にいる。
次に、PDUセッション確立手続き中の(B)の手続きの各ステップを説明する。SMFは、AMFを介して、UEにPDUセッション確立拒絶(PDU session establishment reject)メッセージを送信する(S922)(S924)。具体的には、SMFは、N11インターフェースを介して、AMFにPDUセッション確立拒絶メッセージを送信する(S922)。AMFは、N11インターフェースを介して、SMFからPDUセッション確立要求メッセージを受信すると(S922)、N1インターフェースを用いて、UEにPDUセッション確立拒絶メッセージを送信する(S924)。
尚、PDUセッション確立拒絶メッセージは、NASメッセージであってよい。また、PDUセッション確立拒絶メッセージは、PDUセッションの確立が拒絶されたことを示すメッセージであればよい。
ここで、SMFは、PDUセッション確立拒絶メッセージを送信することで、PDUセッション確立要求によるUEの要求が拒絶されたことを示してもよい。さらに、SMFは、PDUセッション確立拒絶メッセージに拒絶された理由を示す情報を含めて送信してもよいし、拒絶された理由を送信することで拒絶された理由を示してもよい。さらに、UEは、UEの要求が拒絶された理由を示す情報を受信することで、UEの要求が拒絶された理由を認識してもよい。尚、拒絶された理由は、SMFが受信した識別情報が示す内容が許可されていないことを示す情報であってもよい。
UEは、PDUセッション確立拒絶メッセージを受信することで、PDUセッション確立要求によるUEの要求が拒絶されたこと、及びPDUセッション確立拒絶メッセージに含まれる各種の識別情報の内容を認識することができる。
各装置は、図7の(A)又は(B)の手続きの完了に基づいて、PDUセッション確立手続きを完了する。尚、各装置は、図7の(A)の手続きの完了に基づいて、PDUセッションが確立された状態に遷移してもよいし、図7の(B)の手続きの完了に基づいて、PDUセッション確立手続きが拒絶されたことを認識してもよいし、PDUセッションが確立されていない状態に遷移してもよい。さらに、UEは、図7の(A)の手続きが完了することで、確立したPDUセッションを用いて、DNと通信することができる。
さらに、各装置は、PDUセッション確立手続きの完了に基づいて、PDUセッション確立手続きで送受信した情報に基づいた処理を実施してもよい。例えば、各装置は、UEの一部の要求が拒絶されたことを示す情報を送受信した場合、UEの要求が拒絶された理由を認識してもよい。さらに、各装置は、UEの要求が拒絶された理由に基づいて、再度本手続きを実施してもよいし、別のセルに対してPDUセッション確立手続きを実施してもよい。
さらに、UEは、PDUセッション確立手続きの完了に基づいて、PDUセッション確立受諾メッセージ、及び/又はPDUセッション確立拒絶メッセージとともに受信した識別情報を記憶してもよいし、ネットワークの決定を認識してもよい。
例えば、UEは、第51の識別情報を受信した場合、control plane CIoT 5GS optimizationのみが利用可能なPDUセッションの確立が受諾されたと認識してもよい。さらに、UEは、第52の識別情報を受信した場合、S-NSSAIに対応づけられたPDUセッションの確立が受諾されたと認識してもよい。
また、UEは、第41の識別情報を含むPDUセッション確立要求メッセージの応答として、PDUセッション確立拒絶メッセージを受信した場合、control plane CIoT 5GS optimizationのみが利用可能なPDUセッションの確立が、拒絶されたことを認識してもよいし、不可能であることを認識してもよい。
さらに、UEは、第42の識別情報を含むPDUセッション確立要求メッセージの応答として、PDUセッション確立拒絶メッセージを受信した場合、第42の識別情報が示すS-NSSAIに対応づけられたPDUセッションの確立が、拒絶されたことを認識してもよいし、不可能であることを認識してもよい。
さらに、UEは、PDUセッション確立拒絶メッセージを受信した場合、第41の識別情報を含まないPDUセッション確立要求メッセージをネットワークに送信してもよいし、以前に送信した第42の識別情報が示すS-NSSAIとは異なるS-NSSAIを示す第42の識別情報を含むPDUセッション確立要求メッセージをネットワークに送信してもよい。
さらに、UEは、ユーザプレーン無線ベアラを確立するための手続きの実行が可能なPDUセッションを確立した場合、前記PDUセッションのユーザプレーン無線ベアラを確立するために、サービス要求手続きを開始してもよい。
さらに、UEは、第53の識別情報を受信した場合、第53の識別情報が示すSSC modeのPDUセッションが確立されることを認識してもよいし、確立されるPDUセッションに対応づけられたSSC modeを、認識してもよい。さらに、UEは、第53の識別情報を受信した場合、第53の識別情報が示すSSC modeを、確立されるPDUセッションのコンテキストに記憶してもよい。さらに、UEは、第53の識別情報を受信した場合、第43の識別情報で示されたSSC modeのPDUセッションの確立の要求が受諾されたことを認識してもよい。
さらに、UEは、第53の識別情報を受信しなかった場合、確立されるPDUセッションにSSC modeが適応されないこと認識してもよい。さらに、UEは、第53の識別情報を受信した場合であっても、control plane CIoT 5GS optimizationが使用可能な場合、第53の識別情報を無視してもよいし、確立されるPDUセッションのコンテキストからSSC modeを削除してもよい。
尚、UEは、control plane CIoT 5GS optimizationが使用可能な場合であっても、第53の識別情報で示されるSSC modeが、確立されるPDUセッションに対応づけられたSSC modeであることを認識してもよいし、第53の識別情報で示されるSSC modeを、確立されるPDUセッションのコンテキストに記憶してもよい。
さらに、UEは、LADN DNNを受信した場合、LADNのためのPDUセッションが確立されることを認識してもよいし、確立されるPDUセッションをLADN DNNのためのPDUセッションと扱ってもよいLADN DNNを確立されるPDUセッションのコンテキストに記憶してもよいし、確立されるPDUセッションをLADN DNNのためのPDUセッションと扱ってもよい。
さらに、UEは、複数のQoSルールが含まれた承認されたQoSルール群を受信した場合、確立されるPDUセッションにおいて、QoS処理が実行可能であることを認識してもよい。さらに、UEは、UEは、複数のQoSルールが含まれた承認されたQoSルール群を受信した場合、本手続きにおいて、複数のQoSフローが確立されることを認識してもよいし、複数のユーザプレーン無線ベアラが確立されることを認識してもよい。逆に、UEは、1つのQoSルールが含まれた承認されたQoSルール群を受信した場合、本手続きにおいて、1つのQoSフローが確立されることを認識してもよいし、1つのユーザプレーン無線ベアラが確立されることを認識してもよい。
[3.2.3. UE設定更新手続き]
次に、UE設定更新手続き (Generic UE configuration update procedure)について、図8を用いて説明する。以下、UE設定更新手続きは本手続きとも称する。本手続きは、コアネットワークが、UEの設定情報を更新するための手続きである。本手続きは、ネットワークに登録されたUEに対してネットワークが主導して実行するモビリティマネジメントのための手続きであってよい。
さらに、AMF等のコアネットワーク内の装置は、ネットワークの設定の更新、及び/又はオペレータポリシーの更新に基づいて本手続きを開始してもよい。尚、本手続きのトリガは、UEのモビリティの検出であってもよいし、UE、及び/又はアクセスネットワーク、及び/又はコアネットワークの状態変化の検出であってもよいし、ネットワークスライスの状態変化であってもよい。さらに、本手続きのトリガは、DN、及び/又はDNのアプリケーションサーバーからの要求の受信であってもよいし、ネットワークの設定の変化であってもよいし、オペレータポリシーの変化であってもよい。さらに、本手続きのトリガは、実行しているタイマーの満了であってもよい。尚、コアネットワーク内の装置が本手続きを開始するトリガはこれらに限らない。言い換えると、本手続きは、前述の登録手続き及び/又はPDUセッション確立手続きが完了した後の任意のタイミングで実行されてよい。さらに、本手続きは、各装置が5GMMコンテキストを確立した状態、及び/又は各装置が5GMM接続モードである状態であれば、任意のタイミングで実行されてよい。
また、各装置は、本手続き中に、UEの設定情報を変更するための識別情報、及び/又はUEが実行している機能を停止又は変更するための識別情報を含んだメッセージを送受信してもよい。さらに、各装置は、本手続きの完了に基づいて、ネットワークが指示する設定に、設定情報を更新してもよいし、ネットワークが指示する挙動を開始してもよい。
UEは、本手続きによって送受信される制御情報を基に、UEの設定情報を更新してもよい。さらに、UEは、UEの設定情報の更新に伴って、実行している機能を停止してもよいし、新たな機能を開始してもよい。言い換えると、コアネットワーク内の装置は、本手続きを主導すること、さらには本手続きの制御メッセージ及び制御情報をUEに送信することより、これらの制御情報を用いて識別可能なUEの設定情報を、UEに更新させてもよい。さらに、コアネットワーク内の装置は、UEの設定情報を更新させることで、UEが実行している機能を停止させてもよいし、UEに新たな機能を開始させてもよい。
まず、AMFは、5G AN(又はgNB)を介してUEに、設定更新コマンド(Configuration update command) メッセージを送信することにより (S1000)、UE設定更新手続きを開始する。
AMFは、登録受諾メッセージに少なくとも第61から69の識別情報の内、1つ以上の識別情報を含めて送信してもよい。尚、AMFは、これらの識別情報を送信することで、新しいUEの設定情報を示してもよいし、UEの設定情報の更新を要求してもよい。さらに、これらの識別情報の2以上の識別情報は、1以上の識別情報として構成されてもよい。尚、各機能のサポートを示す情報と、各機能の使用の要求を示す情報は、同じ識別情報と送受信されてもよいし、異なる識別情報として送受信されてもよい。
AMFは、第61の識別情報を送信することで、新しいCIoT 5GS optimizationの情報を示してもよいし、UEが記憶しているCIoT 5GS optimizationの情報の無効化を示してもよい。さらに、AMFは、第61の識別情報を送信することで、現在使用しているCIoT 5GS optimizationの更新が必要であることを示してもよいし、現在使用しているCIoT 5GS optimizationの変更を要求してもよいし、変更後のCIoT 5GS optimizationを示してもよい。
さらに、AMFは、第62の識別情報を送信することで、新しいcontrol plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報を示してもよいし、UEが記憶しているcontrol plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報の無効化を示してもよい。さらに、AMFは、第62の識別情報を送信することで、control plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報の変更を要求してもよいし、変更後のcontrol plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報を示してもよい。
さらに、AMFは、第63の識別情報を送信することで、新しいuser plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報を示してもよいし、UEが記憶しているuser plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報の無効化を示してもよい。さらに、AMFは、第63の識別情報を送信することで、user plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報の変更を要求してもよいし、変更後のuser plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報を示してもよい。
さらに、AMFは、第64の識別情報を送信することで、新しいユーザプレーンの通信路を用いたデータ通信のサポート情報を示してもよいし、UEが記憶しているユーザプレーンの通信路を用いたデータ通信のサポート情報の無効化を示してもよい。さらに、AMFは、第64の識別情報を送信することで、ユーザプレーンの通信路を用いたデータ通信のサポート情報の変更を要求してもよいし、変更後のユーザプレーンの通信路を用いたデータ通信のサポート情報を示してもよい。
さらに、UEは、第61の識別情報、及び/又は第62から64の識別情報の内1以上の識別情報を送信することで、現在使用しているCIoT 5GS optimizationの変更が必要であることを示してもよいし、現在使用しているCIoT 5GS optimizationを識別情報が示すCIoT 5GS optimizationに変更することを要求してもよい。
具体的には、AMFは、第61の識別情報、及び/又は第62の識別情報を送信することで、現在使用しているCIoT 5GS optimizationをcontrol plane CIoT 5GS optimizationに変更することを要求してもよい。この場合、第61の識別情報は、control plane CIoT 5GS optimizationを示す情報であってよい。さらに、第62の識別情報は、control plane CIoT 5GS optimizationのサポートを示す情報であってよい。
さらに、AMFは、第61の識別情報、及び/又は第63の識別情報、及び/又は第64の識別情報を送信することで、現在使用しているCIoT 5GS optimizationをuser plane CIoT 5GS optimizationに変更することを要求してもよい。この場合、第61の識別情報は、user plane CIoT 5GS optimizationを示す情報であってよい。さらに、第63の識別情報は、user plane CIoT 5GS optimizationのサポートを示す情報であってよい。さらに、第64の識別情報は、ユーザプレーンの通信路を用いたデータ通信のサポートを示す情報であってよい。
さらに、AMFは、第65の識別情報を送信することで、新しいHeader compression for control plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報を示してもよいし、UEが記憶しているHeader compression for control plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報の無効化を示してもよい。さらに、AMFは、第65の識別情報を送信することで、Header compression for control plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報の変更を要求してもよいし、変更後のHeader compression for control plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報を示してもよい。
さらに、AMFは、第66の識別情報を送信することで、新しいカバレッジ拡張の利用制限の情報を示してもよいし、UEが記憶しているカバレッジ拡張の利用制限の情報の無効化を示してもよい。さらに、AMFは、第66の識別情報を送信することで、カバレッジ拡張の利用制限の情報の変更を要求してもよいし、変更後のカバレッジ拡張の利用制限の情報を示してもよい。尚、カバレッジ拡張の利用制限の情報は、カバレッジ拡張の利用が制限されているか否かを示す情報であってもよいし、カバレッジ拡張の利用制限のサポート情報であってもよい。
さらに、AMFは、第67の識別情報を送信することで、新しい5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationのサポート情報を示してもよいし、UEが記憶している5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationのサポート情報の無効化を示してもよい。さらに、AMFは、第67の識別情報を送信することで、5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationのサポート情報の変更を要求してもよいし、変更後の5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationのサポート情報を示してもよい。
さらに、AMFは、第68の識別情報を送信することで、新しいLADN情報を示してもよいし、UEが記憶しているLADN情報の無効化を示してもよい。さらに、AMFは、第68の識別情報を送信することで、LADN情報の変更を要求してもよいし、変更後のLADN情報を示してもよい。
さらに、AMFは、第68の識別情報を送信することで、LADNへの接続において利用可能なDNNの一覧の更新を要求してもよいし、更新後のLADNへの接続において利用可能なDNNの一覧を示してもよい。さらに、AMFは、第68の識別情報を送信することで、LADNへの接続が可能であるエリアの更新を要求してもよいし、更新後のLADNへの接続が可能であるエリアを示してもよい。
さらに、AMFは、第69の識別情報を送信することで、レジストレーション手続きの実行が必要であることを示してもよい。さらに、AMFは、第61から68の識別情報の内の1つ以上の識別情報に加え、さらに、第69の識別情報を送信することで、レジストレーション手続きの実行を要求してもよいし、各情報の再交渉が必要であることを示してもよい。さらに、AMFは、第61から68の識別情報の内の1つ以上の識別情報を設定更新コマンドメッセージに含める場合に、第69の識別情報も設定更新コマンドメッセージに含めて送信してもよい。
尚、AMFは、第61から69の識別情報の内、どの識別情報を設定更新コマンドメッセージに含めるかを、受信した各識別情報、及び/又は加入者情報、及び/又はネットワークの能力情報、及び/又はオペレータポリシー、及び/又はネットワークの状態、及び/又はユーザの登録情報、及び/又はAMFが保持するコンテキスト等に基づいて、選択、決定してもよい。
また、AMFは、受信した各識別情報、及び/又は加入者情報、及び/又はネットワークの能力情報、及び/又はオペレータポリシー、及び/又はネットワークの状態、及び/又はユーザの登録情報、及び/又はAMFが保持するコンテキスト等に基づいて、設定更新コマンドメッセージを送信することで、UEの設定情報の更新の要求を示してもよい。
UEは、5G AN(gNB)介して、設定更新コマンドメッセージを受信する(S1000)。UEは、設定更新コマンドメッセージ、及び/又は設定更新コマンドメッセージに含まれる識別情報に基づいて、UEの設定情報を更新してもよい。さらに、UEは、設定更新コマンドメッセージに含まれる識別情報に基づいて、設定更新コマンドメッセージに対する応答メッセージとして、設定更新完了(Configuration update complete)メッセージを、5G AN(gNB)介して、AMFに送信してもよい(S1002)。
AMFは、UEが設定更新コマンドメッセージを送信した場合、5G AN(gNB)介して、設定更新完了メッセージを受信する(S810)。また、各装置は、設定更新コマンドメッセージ、及び/又は設定更新完了メッセージの送受信に基づき、本手続きを完了する。
さらに、各装置は、本手続きの完了に基づいて、本手続きで送受信した情報に基づいた処理を実施してもよい。例えば、設定情報に対する更新情報を送受信した場合、各装置は、設定情報を更新してもよい。さらに、登録手続きの実行が必要であることを示す情報を送受信した場合、UEは、本手続きの完了に基づいて、登録手続きを開始してもよい。
さらに、UEは、本手続きの完了に基づいて、設定情報コマンドメッセージとともに受信した識別情報を記憶してもよいし、ネットワークの決定を認識してもよい。
例えば、UEは、第61の識別情報を受信することで、第61の識別情報が示す情報が、新しいCIoT 5GS optimizationの情報であることを認識してもよいし、新しいCIoT 5GS optimizationの情報が有効であることを認識してもよい。さらに、UEは、第61の識別情報を受信することで、新しいCIoT 5GS optimizationの情報を記憶してもよいし、記憶していたCIoT 5GS optimizationの情報が無効であると認識してもよい。尚、CIoT 5GS optimizationの情報は、使用しているCIoT 5GS optimizationを示す情報であってよい。さらに、UEは、第61の識別情報を受信することで、新しいCIoT 5GS optimizationの情報を有効化してもよいし、記憶していたCIoT 5GS optimizationの情報を無効化してもよい。
さらに、UEは、第62の識別情報を受信することで、第62の識別情報が示す情報が、新しいcontrol plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報であることを認識してもよいし、新しいcontrol plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報が有効であることを認識してもよい。さらに、UEは、第62の識別情報を受信することで、新しいcontrol plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報を記憶してもよいし、記憶していたcontrol plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報が無効であると認識してもよい。さらに、UEは、第62の識別情報を受信することで、新しいcontrol plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報を有効化してもよいし、記憶していたcontrol plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報を無効化してもよい。
さらに、UEは、第63の識別情報を受信することで、第63の識別情報が示す情報が、新しいuser plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報であることを認識してもよいし、新しいuser plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報が有効であることを認識してもよい。さらに、UEは、第63の識別情報を受信することで、新しいuser plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報を記憶してもよいし、記憶していたuser plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報が無効であると認識してもよい。さらに、UEは、第63の識別情報を受信することで、新しいuser plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報を有効化してもよいし、記憶していたuser plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報を無効化してもよい。
さらに、UEは、第64の識別情報を受信することで、第64の識別情報が示す情報が、新しいユーザプレーンの通信路を用いたデータ通信のサポート情報であることを認識してもよいし、新しいユーザプレーンの通信路を用いたデータ通信のサポート情報が有効であることを認識してもよい。さらに、UEは、第64の識別情報を受信することで、新しいユーザプレーンの通信路を用いたデータ通信のサポート情報を記憶してもよいし、記憶していたユーザプレーンの通信路を用いたデータ通信のサポート情報が無効であると認識してもよい。さらに、UEは、第64の識別情報を受信することで、新しいユーザプレーンの通信路を用いたデータ通信のサポート情報を有効化してもよいし、記憶していたユーザプレーンの通信路を用いたデータ通信のサポート情報を無効化してもよい。
さらに、UEは、第61の識別情報、及び/又は第62から64の識別情報の内1以上の識別情報を受信することで、現在使用しているCIoT 5GS optimizationの変更が必要であることを認識してもよいし、現在使用しているCIoT 5GS optimizationを受信した識別情報が示すCIoT 5GS optimizationに変更してもよい。
具体的には、UEは、第61の識別情報、及び/又は第62の識別情報を受信することで、現在使用しているCIoT 5GS optimizationをcontrol plane CIoT 5GS optimizationに変更してもよい。この場合、第61の識別情報は、control plane CIoT 5GS optimizationを示す情報であってよい。さらに、第62の識別情報は、control plane CIoT 5GS optimizationのサポートを示す情報であってよい。
さらに、UEは、第61の識別情報、及び/又は第63の識別情報、及び/又は第64の識別情報を受信することで、現在使用しているCIoT 5GS optimizationをuser plane CIoT 5GS optimizationに変更してもよい。この場合、第61の識別情報は、user plane CIoT 5GS optimizationを示す情報であってよい。さらに、第63の識別情報は、user plane CIoT 5GS optimizationのサポートを示す情報であってよい。さらに、第64の識別情報は、ユーザプレーンの通信路を用いたデータ通信のサポートを示す情報であってよい。
さらに、UEは、第65の識別情報を受信することで、第65の識別情報が示す情報が、新しいHeader compression for control plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報であることを認識してもよいし、新しいHeader compression for control plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報が有効であることを認識してもよい。さらに、UEは、第65の識別情報を受信することで、新しいHeader compression for control plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報を記憶してもよいし、記憶していたHeader compression for control plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報が無効であると認識してもよい。さらに、UEは、UEは、第65の識別情報を受信することで、新しいHeader compression for control plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報を有効化してもよいし、記憶していたHeader compression for control plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報を無効化してもよい。
さらに、UEは、第66の識別情報を受信することで、第66の識別情報が示す情報が、新しいカバレッジ拡張の利用制限の情報であることを認識してもよいし、新しいカバレッジ拡張の利用制限の情報が有効であることを認識してもよい。さらに、UEは、第66の識別情報を受信することで、新しいカバレッジ拡張の利用制限の情報を記憶してもよいし、記憶していたカバレッジ拡張の利用制限の情報が無効であると認識してもよい。さらに、UEは、UEは、第66の識別情報を受信することで、新しいカバレッジ拡張の利用制限の情報を有効化してもよいし、記憶していたカバレッジ拡張の利用制限の情報を無効化してもよい。
尚、カバレッジ拡張の利用制限の情報は、カバレッジ拡張の利用が制限されているか否かを示す情報であってもよいし、カバレッジ拡張の利用制限のサポート情報であってもよい。つまり、UEは、第66の識別情報を受信することで、第66の識別情報に基づいて、カバレッジ拡張の利用が制限されている状態に遷移してもよいし、カバレッジ拡張の利用が制限されていない状態に遷移してもよい。
さらに、UEは、第67の識別情報を受信することで、第67の識別情報が示す情報が、新しい5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationのサポート情報であることを認識してもよいし、新しい5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationのサポート情報が有効であることを認識してもよい。さらに、UEは、第67の識別情報を受信することで、新しい5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationのサポート情報を記憶してもよいし、記憶していた5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationのサポート情報が無効であると認識してもよい。さらに、UEは、UEは、第67の識別情報を受信することで、新しい5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationのサポート情報を有効化してもよいし、記憶していた5GMM-CONNECTED mode with RRC inactive indicationのサポート情報を無効化してもよい。
さらに、UEは、第68の識別情報を受信することで、第68の識別情報が示す情報が、新しいLADN情報であることを認識してもよいし、新しいLADN情報が有効であることを認識してもよい。さらに、UEは、第68の識別情報を受信することで、新しいLADN情報を記憶してもよいし、記憶していたLADN情報が無効であると認識してもよい。さらに、UEは、UEは、第67の識別情報を受信することで、新しい新しいLADN情報を有効化してもよいし、記憶していた新しいLADN情報を無効化してもよい。
さらに、UEは、第68の識別情報を受信することで、LADNへの接続において利用可能なDNNの一覧を、第68の識別情報が示すLADNへの接続において利用可能なDNNの一覧に変更してもよい。さらに、UEは、第68の識別情報を受信することで、LADNへの接続が可能であるエリアを、第68の識別情報が示すLADNへの接続が可能であるエリアに変更してもよい。
さらに、UEは、第69の識別情報を受信することで、レジストレーション手続きの実行が必要であることを認識してもよい。さらに、UEは、第61から68の識別情報の内の1つ以上の識別情報に加え、さらに、第69の識別情報を受信することで、本手続きの完了後に、レジストレーション手続きを開始してもよいし、レジストレーション手続きを実行することで、UEとネットワークとの間で各情報を再交渉してもよい。さらに、UEは、第61から68の識別情報の内の1つ以上の識別情報に加え、さらに、第69の識別情報を受信することで、設定更新完了メッセージをAMFに送信してもよいし、
以上の手続きにおいて、ネットワーク主導のセッションマネジメント要求メッセージの送受信により、コアネットワーク内の装置は、UEに対して、UEが既に適用している設定情報の更新を指示することができるし、UEが実行している機能の停止又は変更を指示することができる。
[4. 第1の実施形態]
次に、第1の実施形態について説明する。以下、第1の実施形態を、本実施形態と称する。本実施形態では、UEは、第1から4の手続きの中から手続きを選択し、実行する。
具体的には、UEは、CIoT 5GS optimizationをサポートしている場合、第1の手続き、及び/又は第3の手続きを実行してもよい。さらに、UEは、CIoT 5GS optimizationをサポートしていて、さらに、アクセスネットワークのRATがNB-IoTである場合、及び/又はUEのモードがNB-N1モードである場合、第2の手続きを実行してもよい。
また、UEは、LADNへのアクセスをサポートしている場合、第4の手続きを実行してもよい。さらに、UEは、CIoT 5GS optimizationと、LADNへのアクセスとをサポートしている場合、第1の手続きと第4の手続きとの両方の手続きを実行してもよい。以上により、本実施形態の手続きは完了する。
尚、第1から4の手続きの内、複数の手続きを実行する場合、手続きAで説明する登録手続きと、手続きBで説明する登録手続きとは、同一の登録手続きとして実行されてもよい。さらに、この場合、手続きAで説明するPDUセッション確立手続きと、手続きBで説明するPDUセッション確立手続きとは、同一のPDUセッション確立手続きとして実行されてもよい。さらに、手続きAが第1の手続きで、手続きBが第4の手続きの場合、手続きAで説明するUE設定更新手続きと、手続きBで説明するUE設定更新手続きとは、同一のUE設定更新手続きとして実行されてもよい。
さらに、手続きAが第1の手続きの場合、手続きBは、第2の手続きであってもよいし、第3の手続きであってもよいし、第4の手続きであってもよい。さらに、手続きAが第1の手続きの場合、手続きBは、第2の手続きと第3の手続きを組み合わせた手続きであってもよい。さらに、手続きAが第2の手続きの場合、手続きBは第3の手続きであってよい。
[4.1 第1の手続き]
次に、第1の手続きについて、図を用いて説明する。第1の手続きでは、UEは、登録手続きを行う。次に、UEは、PDUセッション確立手続きを行うことにより、PDUセッションを確立し、DNとの間で、PDUセッションを用いた通信を行うことができる状態へ遷移する。次に、UEは、コアネットワークが開始したUE設定更新手続きにより、UEの設定情報を更新する。尚、UEは、UE設定更新手続きの完了後に、再度、登録手続きを開始してもよい。さらに、各装置は、UE設定更新手続きにおいて、使用している機能を変更してもよい。以上により、本手続きは完了する。
さらに、本手続きでは、各装置は、登録手続きにおいて、UEとネットワークとの間で、CIoT 5GS optimizationのサポート情報、及び/又はCIoT 5GS optimizationの優先情報を交換してよいし、使用するCIoT 5GS optimizationを交渉してもよい。さらに、本手続きでは、各装置は、登録手続きにおいて、UEとネットワークとの間で、カバレッジ拡張の利用制限の情報を交換してよいし、カバレッジ拡張の利用制限の有無を交渉してもよい。
さらに、各装置は、PDUセッション確立手続きにおいて、登録手続きで交換した情報を基に、UEとネットワークとの間で、CIoT 5GS optimizationがサポートされたPDUセッションを確立してもよい。尚、CIoT 5GS optimizationがサポートされたPDUセッションは、control plane CIoT 5GS optimizationが使用可能なPDUセッションであってよく、user plane CIoT 5GS optimizationが使用可能なPDUセッションであってもよい。さらに、CIoT 5GS optimizationがサポートされたPDUセッションは、Header compression for control plane CIoT 5GS optimizationが使用可能なPDUセッションであって。
さらに、各装置は、UE設定更新手続きにおいて、UEが記憶しているCIoT 5GS optimizationのサポート情報、及び/又はCIoT 5GS optimizationの優先情報を更新してもよいし、使用するCIoT 5GS optimizationを変更してもよい。さらに、各装置は、UE設定更新手続きにおいて、UEが記憶しているカバレッジ拡張の利用制限の情報を更新してもよいし、カバレッジ拡張の利用制限の有無を変更してもよい。尚、使用するCIoT 5GS optimization、及び/又はカバレッジ拡張の利用制限の変更は、UE設定更新手続き完了後に実行される登録手続きにおいて、実施されてもよい。さらに、使用するCIoT 5GS optimization、及び/又はカバレッジ拡張の利用制限の変更を、UE設定更新手続きで実施するか、UE設定更新手続き完了後に実行される登録手続きで実施するかは、第69の識別情報の送受信によって決定されてもよい。
詳細には、コアネットワークは、UE設定更新手続きにおいて、UEが記憶しているCIoT 5GS optimizationの優先情報を更新する場合、第61の識別情報を設定更新コマンドメッセージに含めてUEに送信してもよい。さらに、コアネットワークは、UE設定更新手続きにおいて、UEが記憶しているcontrol plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報を更新する場合、第62の識別情報を設定更新コマンドメッセージに含めてUEに送信してもよい。さらに、コアネットワークは、UE設定更新手続きにおいて、UEが記憶しているuser plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報を更新する場合、第63の識別情報を設定更新コマンドメッセージに含めてUEに送信してもよい。さらに、コアネットワークは、UE設定更新手続きにおいて、UEが記憶しているユーザプレーンの通信路を用いたデータ通信のサポート情報を更新する場合、第64の識別情報を設定更新コマンドメッセージに含めてUEに送信してもよい。
さらに、コアネットワークは、UE設定更新手続きにおいて、使用するCIoT 5GS optimizationを、user plane CIoT 5GS optimizationからcontrol plane CIoT 5GS optimizationに変更する場合、第61の識別情報、及び/又は第62の識別情報を設定更新コマンドメッセージに含めてUEに送信してもよい。
さらに、コアネットワークは、UE設定更新手続き完了後に、UEが登録手続きを開始することで、使用するCIoT 5GS optimizationを、user plane CIoT 5GS optimizationからcontrol plane CIoT 5GS optimizationに変更する場合、第61の識別情報、及び/又は第62の識別情報と共に、第69の識別情報を設定更新コマンドメッセージに含めてUEに送信してもよい。
さらに、コアネットワークは、UE設定更新手続きにおいて、使用するCIoT 5GS optimizationを、control plane CIoT 5GS optimizationからuser plane CIoT 5GS optimizationに変更する場合、第61の識別情報、及び/又は第63の識別情報、及び/又は第64の識別情報を設定更新コマンドメッセージに含めてUEに送信してもよい。
さらに、コアネットワークは、UE設定更新手続き完了後に、UEが登録手続きを開始することで、使用するCIoT 5GS optimizationを、control plane CIoT 5GS optimizationからuser plane CIoT 5GS optimizationに変更する場合、UEに第61の識別情報、及び/又は第63の識別情報、及び/又は第64の識別情報と共に、第69の識別情報を設定更新コマンドメッセージに含めてUEに送信してもよい。
さらに、UEは、UE設定更新手続きにおいて、第61の識別情報を受信した場合、UEが記憶しているCIoT 5GS optimizationの優先情報を更新してもよい。さらに、UEは、UE設定更新手続きにおいて、第62の識別情報を受信した場合、UEが記憶しているcontrol plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報を更新してもよい。さらに、UEは、UE設定更新手続きにおいて、第63の識別情報を受信した場合、UEが記憶しているuser plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報を更新してもよい。さらに、UEは、UE設定更新手続きにおいて、第64の識別情報を受信した場合、UEが記憶しているユーザプレーンの通信路を用いたデータ通信のサポート情報を更新してもよい。
さらに、UEは、user plane CIoT 5GS optimizationが使用されていて、さらに、UE設定更新手続きにおいて、第61の識別情報、及び/又は第62の識別情報を受信し、第69の識別情報を受信しなかった場合、CIoT 5GS optimizationの優先情報、及び/又はcontrol plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報の更新に基づいて、使用するCIoT 5GS optimizationを、user plane CIoT 5GS optimizationからcontrol plane CIoT 5GS optimizationに変更してもよい。
さらに、UEは、user plane CIoT 5GS optimizationが使用されていて、さらに、UE設定更新手続きにおいて、第61の識別情報、及び/又は第62の識別情報と共に、第69の識別情報を受信した場合、UE設定更新手続き完了後に、使用するCIoT 5GS optimizationを変更するために、登録手続きを開始してもよい。この場合、UEは、UE設定更新手続きにおいて受信、及び/又は更新した情報を、登録要求メッセージに含めて送信してもよい。さらに、UEは、登録手続きの実行に基づいて、使用するCIoT 5GS optimizationを、user plane CIoT 5GS optimizationからcontrol plane CIoT 5GS optimizationに変更してもよい。
さらに、UEは、使用するCIoT 5GS optimizationのcontrol plane CIoT 5GS optimizationへの変更に基づいて、確立していたPDUセッションを解放してもよいし、確立していたPDUセッションを解放するための手続きを実行してもよい。さらに、UEは、使用するCIoT 5GS optimizationのcontrol plane CIoT 5GS optimizationへの変更に基づいて、確立していたPDUセッションをcontrol plane CIoT 5GS optimizationが使用可能なPDUセッションに変更してもよいし、確立していたPDUセッションをcontrol plane CIoT 5GS optimizationが使用可能なPDUセッションに変更するための手続きを実行してもよい。尚、確立していたPDUセッションは、user plane CIoT 5GS optimizationが使用可能なPDUセッションであってよい。
さらに、UEは、使用するCIoT 5GS optimizationが、control plane CIoT 5GS optimizationに変更された後、PDUセッション確立手続きを実行することで、control plane CIoT 5GS optimizationが使用可能なPDUセッションを確立してもよい。
さらに、UEは、control plane CIoT 5GS optimizationが使用されていて、さらに、UE設定更新手続きにおいて、第61の識別情報、及び/又は第63の識別情報、及び/又は第64の識別情報を受信し、第69の識別情報を受信しなかった場合、CIoT 5GS optimizationの優先情報、及び/又はcontrol plane CIoT 5GS optimizationのサポート情報の更新に基づいて、使用するCIoT 5GS optimizationを、control plane CIoT 5GS optimizationからuser plane CIoT 5GS optimizationに変更してもよい。
さらに、UEは、control plane CIoT 5GS optimizationが使用されていて、さらに、UE設定更新手続きにおいて、第61の識別情報、及び/又は第63の識別情報、及び/又は第64の識別情報と共に、第69の識別情報を受信した場合、使用するCIoT 5GS optimizationを変更するために、登録手続きを開始してもよい。この場合、UEは、UE設定更新手続きにおいて受信、及び/又は更新した情報を、登録要求メッセージに含めて送信してもよい。さらに、UEは、登録手続きの実行に基づいて、使用するCIoT 5GS optimizationを、control plane CIoT 5GS optimizationからuser plane CIoT 5GS optimizationに変更してもよい。
さらに、UEは、使用するCIoT 5GS optimizationのuser plane CIoT 5GS optimizationへの変更に基づいて、確立していたPDUセッションを解放してもよいし、確立していたPDUセッションを解放するための手続きを実行してもよい。さらに、UEは、使用するCIoT 5GS optimizationのuser plane CIoT 5GS optimizationへの変更に基づいて、確立していたPDUセッションをuser plane CIoT 5GS optimizationが使用可能なPDUセッションに変更してもよいし、確立していたPDUセッションをuser plane CIoT 5GS optimizationが使用可能なPDUセッションに変更するための手続きを実行してもよい。尚、確立していたPDUセッションは、control plane CIoT 5GS optimizationが使用可能なPDUセッションであってよい。
さらに、UEは、使用するCIoT 5GS optimizationが、user plane CIoT 5GS optimizationに変更された後、PDUセッション確立手続きを実行することで、user plane CIoT 5GS optimizationが使用可能なPDUセッションを確立してもよい。
さらに、コアネットワークは、UE設定更新手続きにおいて、UEが記憶しているカバレッジ拡張の利用制限の情報を更新する場合、第66の識別情報を設定更新コマンドメッセージに含めてUEに送信してもよい。
さらに、コアネットワークは、UE設定更新手続きにおいて、カバレッジ拡張の利用制限の有無を変更する場合、第66の識別情報を設定更新コマンドメッセージに含めてUEに送信してもよい。
さらに、コアネットワークは、UE設定更新手続き完了後に、UEが登録手続きを開始することで、カバレッジ拡張の利用制限の有無を変更する場合、第66の識別情報と共に第69の識別情報を設定更新コマンドメッセージに含めてUEに送信してもよい。
さらに、UEは、UE設定更新手続きにおいて、第66の識別情報を受信した場合、UEが記憶しているカバレッジ拡張の利用制限の情報を更新してもよい。
さらに、UEは、カバレッジ拡張が制限されていて、さらに、UE設定更新手続きにおいて、第66の識別情報を受信し、第69の識別情報を受信しなかった場合、カバレッジ拡張が制限されていない状態へ遷移してもよい。
さらに、UEは、カバレッジ拡張が制限されていて、さらに、UE設定更新手続きにおいて、第66の識別情報と共に、第69の識別情報を受信した場合、UE設定更新手続き完了後に、カバレッジ拡張の利用制限の有無を変更するために、登録手続きを開始してもよい。この場合、UEは、UE設定更新手続きにおいて受信、及び/又は更新した情報を、登録要求メッセージに含めて送信してもよい。さらに、UEは、登録手続きの実行に基づいて、カバレッジ拡張が制限されていない状態へ遷移してもよい。
さらに、UEは、カバレッジ拡張が制限されていない状態への遷移に基づいて、UEは、カバレッジ拡張の使用を開始してもよい。さらに、UEは、カバレッジ拡張が制限されていない状態への遷移後、新しいカバレッジにおいて、ネットワークと通信してもよい。
さらに、UEは、カバレッジ拡張が制限されていないで、さらに、UE設定更新手続きにおいて、第66の識別情報を受信し、第69の識別情報を受信しなかった場合、カバレッジ拡張の利用制限の情報の更新に基づいて、カバレッジ拡張が制限されている状態へ遷移してもよい。
さらに、UEは、カバレッジ拡張が制限されていないで、さらに、UE設定更新手続きにおいて、第66の識別情報と共に、第69の識別情報を受信した場合、UE設定更新手続き完了後に、カバレッジ拡張の利用制限の有無を変更するために、登録手続きを開始してもよい。この場合、UEは、UE設定更新手続きにおいて受信、及び/又は更新した情報を、登録要求メッセージに含めて送信してもよい。さらに、UEは、登録手続きの実行に基づいて、カバレッジ拡張が制限されている状態へ遷移してもよい。
さらに、UEは、カバレッジ拡張が制限されている状態への遷移に基づいて、UEは、カバレッジ拡張の使用を中止してもよい。さらに、UEは、カバレッジ拡張が制限されている状態への遷移後、新しいカバレッジにおいて、ネットワークと通信してもよい。さらに、UEは、カバレッジ拡張が制限されている状態への遷移後、カバレッジの再検索、及び再選択を実施してもよい。
上記によって、各装置は、本手続きを実行することにより、本手続きの目標を達成することができる。言い換えると、コアネットワークは、本手続きを実行することにより、コアネットワーク主導で、本手続きの目標を達成することができてもよい。さらに、コアネットワークは、本手続きを実行することにより、UEのトリガを必要とせずに、本手続きの目標を達成することができてもよい。さらに、各装置は、本手続きを実行することにより、非登録手続き(De-registration procedure)を実行することなく、本手続きの目標を達成することができてもよい。尚、UEのトリガは、UEからコアネットワークに送信される要求メッセージであってよい。例えば、UEからコアネットワークに送信される要求メッセージは、登録要求メッセージであってよく、サービス要求メッセージであってよい。
ここで、本手続きの目的とは、UEが記憶しているCIoT 5GS optimizationのサポート情報、及び/又はCIoT 5GS optimizationの優先情報を更新することであってよく、使用するCIoT 5GS optimizationを変更することであってもよい。さらに、本手続きの目的とは、UEが記憶しているカバレッジ拡張の利用制限の情報を更新することであってもよく、カバレッジ拡張の利用制限を変更することであってもよい。
尚、上記で説明した登録手続きは、3.2.1章で説明した登録手続きである。さらに、上記で説明したPDUセッション確立手続きは、3.2.2章で説明したPDUセッション確立手続きである。さらに、上記で説明したUE設定更新手続きは、3.2.3章で説明したUE設定更新手続きである。
[4.2. 第2の手続き]
次に、第2の手続きについて、図を用いて説明する。第2の手続きでは、UEは、登録手続きを行う。次に、UEは、PDUセッション確立手続きを行うことにより、PDUセッションを確立し、DNとの間で、PDUセッションを用いた通信を行うことができる状態へ遷移する。以上により、本手続きは完了する。
さらに、本手続きでは、各装置は、登録手続きにおいて、UEとネットワークとの間で、CIoT 5GS optimizationのサポート情報、及び/又はCIoT 5GS optimizationの優先情報を交換してよいし、使用するCIoT 5GS optimizationを交渉してもよい。
さらに、本手続きでは、各装置は、登録手続きにおいて、UEとネットワークとの間で、QoS処理の実施のサポート情報を交換してもよい。さらに、各装置は、PDUセッション確立手続きにおいて、登録手続きで交換した情報を基に、UEとネットワークとの間で、QoS処理の実施がサポートされたPDUセッションを確立してもよい。尚、QoS処理の実施のサポート情報は、マルチプルユーザプレーン無線ベアラのサポート情報であってもよく、デディケイテッドベアラの確立のサポート情報であってよい。さらに、本手続きでは、第1の手法、又は第2の手法で、前記事項を実現してもよい。
まず、第1の手法では、UEは、NB-IoTでのQoS処理をサポートする場合、登録手続きにおいて、第9の識別情報を登録要求メッセージに含めてコアネットワークに送信してもよい。さらに、コアネットワークは、NB-IoTでのQoS処理をサポートする場合、登録手続きにおいて、第29の識別情報を登録要求メッセージに含めてUEに送信してもよい。
尚、第1の手法の場合、各装置は、第9の識別情報、及び/又は第29の識別情報を送受信することで、NB-IoTにおいても、CPからUPへの切替え手続きが可能であることに加え、QoSの処理が可能であることを認識してもよいし、複数のユーザプレーン無線ベアラが確立可能であることを認識してもよいし、単一のPDUセッションにおいて、複数のQoSフローが確立可能であることを認識してもよい。
さらに、第1の手法の場合、各装置は、使用するCIoT 5GS optimizationの種類によって、CPからUPへの切替え手続きが可能であるか、QoSの処理が可能であるかを識別してもよい。例えは、control plane CIoT 5GS optimizationを使用する場合、CPからUPへの切替え手続きが可能であることを認識してもよい。さらに、各装置は、user plane CIoT 5GS optimizationを使用する場合、QoSの処理が可能であることを認識してもよい。
逆に、各装置は、第9の識別情報、及び/又は第29の識別情報と共に送受信した別の情報を基に、CPからUPへの切替え手続きが可能であるか、QoSの処理が可能であるかを識別してもよい。尚、前記別の情報は、CPからUPへの切替え手続きとQoSの処理のいずれか一方が可能であることを示す情報であってもよいし、両方が可能であることを示す情報であってもよい。
次に、第2の手法では、UEは、NB-IoTでのQoS処理をサポートする場合、登録手続きにおいて、第9の識別情報とは別に第10の識別情報を登録要求メッセージに含めてコアネットワークに送信してもよい。さらに、コアネットワークは、NB-IoTでのQoS処理をサポートする場合、登録手続きにおいて、第29の識別情報とは別に第30の識別情報を登録要求メッセージに含めてUEに送信してもよい。
尚、第2の手法の場合、各装置は、第10の識別情報、及び/又は第30の識別情報を送受信することで、NB-IoTにおいても、QoSの処理が可能であることを認識してもよいし、複数のユーザプレーン無線ベアラが確立可能であることを認識してもよいし、単一のPDUセッションにおいて、複数のQoSフローが確立可能であることを認識してもよい。
尚、CPからUPへの切替え手続きとは、control plane CIoT 5GS optimizationを使用している状態において、一又複数のPDUセッションに対して、ユーザプレーン無線ベアラが確立される手続きであってよい。さらに、CPからUPへの切替え手続きは、UEがサービス要求(Service Request)メッセージをコアネットワークに送信し、サービス要求メッセージを受信したコアネットワークが主導して、ユーザプレーン無線ベアラを確立することで実現される手続きであってもよい。尚、サービス要求メッセージは、UEとコアネットワークの間で送受信されるNASメッセージであってよい。さらに、サービス要求メッセージには、ユーザプレーン無線ベアラの確立の要求を示す情報が含まれてもよい。
さらに、QoSの処理とは、一又複数のQoSフロー、及び/又はユーザデータ無線ベアラを確立し、ユーザデータ通信において、一又複数のQoSレベルを用いたユーザデータの送受信を実施する処理であってよい。尚、2本目以降のQoSフロー、及び/又はユーザデータ無線ベアラの確立は、PDUセッションの確立時に実施するPDUセッション確立手続きの実行時であってもよいし、PDUセッションの確立後に実施するPDUセッション変更(PDU session modification)手続きの実行時であってもよい。これらの場合、PDUセッション確立手続きで送受信されるPDUセッション確立受諾メッセージ、及び/又はPDUセッション変更手続きで送受信されるPDUセッション変更コマンド(PDU session modification command)メッセージには、複数のQoSルールが含まれたQoSルール群を示す情報が含まれてもよい。
さらに、UEは、CPからUPへの切替え手続きが可能であると認識した場合、上位層からの要求に基づいて、CPからUPへの切替え手続きを実行してもよい。尚、上位層からの要求とは、ユーザプレーン無線ベアラを用いてユーザデータの送受信することの要求であってよい。
さらに、UEは、QoSの処理が可能であると判断した場合、PDUセッション確立を実行することで、QoS処理がサポートされたPDUセッションを確立してもよい。さらに、UEは、前記PDUセッションを用いることで、NB-IoTにおいても、複数のQoSレベルを用いたユーザデータの通信を実施してもよい。さらに、UEは、QoSの処理が可能であると判断した場合、PDUセッション変更手続きを実行することで、前記PDUセッションに対応づけられたQoSルールを更新してもよい。
上記によって、各装置は、本手続きを実行することにより、本手続きの目標を達成することができる。ここで、本手続きの目的とは、NB-IoTでのQoSの処理を実現することであってよい。さらに、本手続きの目的は、CPからUPへの切替え手続きの実行が可能であるか否かを識別と共に、NB-IoT におけるQoSの処理が可能であるか否かを識別することであってもよい。
具体的には、UEは、第1の手法を用いた本手続きを実行することにより、UEの状態が、状態1であるか、状態2であるかを識別してもよい。また、UEは、第2の手法を用いた本手続きを実行することにより、UEの状態が、状態1であるか、状態2であるか、状態3であるかを識別してもよい。
尚、状態1は、CPからUPへの切替え手続きの実行が可能であり、さらに、NB-IoT におけるQoSの処理が可能である状態のことである。状態2は、CPからUPへの切替え手続きの実行が不可能であり、さらに、NB-IoT におけるQoSの処理が不可能である状態のことである。状態3は、状態2は、CPからUPへの切替え手続きの実行が可能であり、さらに、NB-IoT におけるQoSの処理が不可能である状態のことである。
さらに、CPからUPへの切替え手続きと、NB-IoT におけるQoSの処理とが、独立して実行可能である場合、UEは、第2の手法を用いた本手続きを実行することにより、UEの状態が、状態1であるか、状態2であるか、状態3であるか、状態4であるかを識別してもよい。尚、状態3は、状態2は、CPからUPへの切替え手続きの実行が不可能であり、さらに、NB-IoT におけるQoSの処理が可能である状態のことであってよい。
ここで、CPからUPへの切替え手続きが可能な状態とは、上記で説明した、CPからUPへの切替え手続きの実施が可能な状態のことである。さらに、CPからUPへの切替え手続きが不可能な状態とは、上記で説明した、CPからUPへの切替え手続きの実施が不可能な状態のことである。
さらに、QoSの処理が可能である状態は、上記で説明したQoSの処理の実施が可能な状態のことである。さらに、QoSの処理が可能である状態は、一又は複数のQoSフローが確立可能な状態であってよく、一又は複数のユーザデータ無線ベアラが確立可能な状態であってよい。さらに、QoSの処理が不可能である状態は、上記で説明したQoSの処理の実施が不可能な状態のことである。さらに、QoSの処理が不可能である状態は、2本以上のQoSフローを確立することができない状態であってよく、2本以上のユーザデータ無線ベアラを確立することができない状態であってよい。言い換えると、QoSの処理が不可能である状態は、QoSフローを1本のみ確立可能な状態であってよく、ユーザデータ無線ベアラを1本のみ確立可能な状態であってよい。
尚、上記で説明した登録手続きは、3.2.1章で説明した登録手続きである。さらに、上記で説明したPDUセッション確立手続きは、3.2.2章で説明したPDUセッション確立手続きである。
[4.3. 第3の手続き]
次に、第3の手続きについて、図を用いて説明する。第3の手続きでは、UEは、登録手続きを行う。次に、UEは、PDUセッション確立手続きを行うことにより、PDUセッションを確立し、DNとの間で、PDUセッションを用いた通信を行うことができる状態へ遷移する。以上により、本手続きは完了する。
さらに、本手続きでは、各装置は、登録手続きにおいて、UEとネットワークとの間で、CIoT 5GS optimizationのサポート情報、及び/又はCIoT 5GS optimizationの優先情報を交換してよいし、使用するCIoT 5GS optimizationを交渉してもよい。さらに、各装置は、PDUセッション確立手続きにおいて、登録手続きで交換した情報を基に、UEとネットワークとの間で、CIoT 5GS optimizationがサポートされたPDUセッションを確立してもよい。さらに、本手続きでは、各装置は、PDUセッション確立手続きにおいて、確立されるPDUセッションに対応づけられるSSC modeを交渉してもよい。
尚、本手続きでは、使用するCIoT 5GS optimizationは、control plane CIoT 5GS optimizationであってよい。さらに、CIoT 5GS optimizationがサポートされたPDUセッションは、control plane CIoT 5GS optimizationがサポートされたPDUセッションであってよい。さらに、本手続きでは、第1の手法、又は第2の手法、又は第3の手法、又は第4の手法で、前記事項を実現してもよい。
まず、第1の手法では、UEは、control plane CIoT 5GS optimizationを使用している場合、PDUセッション確立手続きにおいて、SSC mode 1を示す第43の識別情報をPDUセッション確立要求メッセージに含めてコアネットワークに送信してもよい。さらに、コアネットワークは、PDUセッション確立要求メッセージの受信に基づいて、SSC mode 1を示す第53の識別情報をPDUセッション確立受諾メッセージに含めてUEに送信してもよい。尚、第1の手法の場合、各装置は、確立されるPDUセッションに対応づけられたSSC modeが、SSC mode 1であることを認識してもよいし、SSC mode1に対応づけられたPDUセッションを確立してもよい。
次に、第2の手法では、UEは、control plane CIoT 5GS optimizationを使用している場合、任意のSSC modeを示す第43の識別情報をPDUセッション確立要求メッセージに含めてコアネットワークに送信してもよいし、第43の識別情報を含まないPDUセッション確立要求メッセージをコアネットワークに送信してもよい。さらに、コアネットワークは、第43の識別情報を受信した場合、受信した第43の識別情報を無視してもよい。さらに、コアネットワークは、PDUセッション確立要求メッセージの受信に基づいて、PDUセッションに対応づけられるSSC modeを、新たに選択しなくてもよい。さらに、コアネットワークは、PDUセッション確立要求メッセージの受信に基づいて、第53の識別情報を含まないPDUセッション確立受諾メッセージをUEに送信してもよいし、任意のSSC modeを示す第53の識別情報をPDUセッション確立受諾メッセージに含めてUEに送信してもよい。尚、第2の手法の場合、各装置は、送受信した第53の識別情報を無視してもよい。さらに、第2の手法の場合、各装置は、確立されるPDUセッションに対応づけられたSSC modeが、予め設定されたSSC modeであることを認識してもよいし、予め設定されたSSC modeに対応づけられたPDUセッションを確立してもよい。尚、予め設定されたSSC modeは、事前に、UEとネットワークとの間で、決定されているSSC modeであってよい。例えば、予め設定されたSSC modeは、SSC mode 1であってもよい。
次に、第3の手法では、UEは、control plane CIoT 5GS optimizationを使用している場合、任意のSSC modeを示す第43の識別情報をPDUセッション確立要求メッセージに含めてコアネットワークに送信してもよいし、第43の識別情報を含まないPDUセッション確立要求メッセージをコアネットワークに送信してもよい。さらに、コアネットワークは、第43の識別情報を受信した場合、受信した第43の識別情報を無視してもよい。さらに、コアネットワークは、PDUセッション確立要求メッセージの受信に基づいて、PDUセッションに対応づけられるSSC modeを選択しなくてもよい。さらに、コアネットワークは、PDUセッション確立要求メッセージの受信に基づいて、任意のSSC modeを示す第53の識別情報をPDUセッション確立受諾メッセージに含めてUEに送信してもよい。尚、第3の手法の場合、各装置は、確立されるPDUセッションにはSSC modeが対応づけられないことを認識してもよいし、送受信した第53の識別情報を無視してもよいし、確立されるPDUセッションのコンテキストからSSC modeを削除してもよい。
次に、第4の手法では、UEは、control plane CIoT 5GS optimizationを使用している場合においても、適切なSSC modeを示す第43の識別情報をPDUセッション確立要求メッセージに含めてコアネットワークに送信してもよい。さらに、コアネットワークは、第43の識別情報が示すSSC modeが有効であるか否かを判断した後、第43の識別情報と同じSSC modeを示す第53の識別情報をPDUセッション確立受諾メッセージに含めてUEに送信してもよい。尚、第4の手法の場合、各装置は、確立されるPDUセッションに対応づけられたSSC modeは、第53の識別情報が示すSSC modeであることを認識してもよいし、第53の識別情報が示すSSC modeに対応づけられたPDUセッションを確立してもよい。
さらに、UEは、SSC mode 1のPDUセッションを確立した場合、TAを跨ぐ移動においても、前記PDUセッションを維持し続けてもよい。さらに、UEは、SSC mode 2のPDUセッションを確立した場合、前記PDUセッションのアンカーを切替える場合に、前記PDUセッションを切断した後に、新しいPDUセッションを確立することで、サービス継続を実現してもよい。さらに、UEは、SSC mode 3のPDUセッションを確立した場合、前記PDUセッションのアンカーを切替える場合に、前記PDUセッションを切断する前に、新しいPDUセッションを確立することで、サービス継続を実現してもよい。さらに、UEは、SSC modeに対応づけられないPDUセッションを確立した場合、TAを跨ぐ移動において、PDUセッションを解放してもよい。さらに、UEは、SSC modeに対応づけられないPDUセッションを確立した場合、PDUセッションを維持し続けてもよい。
尚、コアネットワークは、第43の識別情報が示すSSC modeが有効であるか否かを判断において、control plane CIoT 5GS optimizationを使用している状況で、第43の識別情報が示すSSC modeが有効ではないと判断した場合、サポートされていないことを示す理由値 (Not supported SSC mode) を含むPDUセッション拒絶メッセージをUEに送信してもよい。この場合、UEは、PDUセッション拒絶メッセージの受信後に、control plane CIoT 5GS optimizationの使用を止めるために、登録手続きを開始してもよい。また、UEは、PDUセッション拒絶メッセージの受信後に、以前に送信したSSC mode以外のSSC modeを示す第43の識別情報を含むPDUセッション確立要求メッセージをコアネットワークに送信してもよい。
上記によって、各装置は、本手続きを実行することにより、本手続きの目標を達成することができる。ここで、本手続きの目的とは、control plane CIoT 5GS optimizationが使用されている場合における、PDUセッションに対応づけられたSSC modeを選択することであってよい。
具体的には、UEは、第1の手法を用いた本手続きを実行することにより、確立されるPDUセッションのSSC modeがSSC mode 1であることを認識してもよいし、SSC mode 1に対応づけられたPDUセッションを確立してもよい。また、UEは、第2の手法を用いた本手続きを実行することにより、確立されるPDUセッションのSSC modeが、予め設定されたSSC modeであることを認識してもよいし、予め設定されたSSC modeに対応づけられたPDUセッションを確立してもよい。また、UEは、第3の手法を用いた本手続きを実行することにより、SSC modeに対応づけられないPDUセッションを確立してもよい。また、UEは、第4の手法を用いた本手続きを実行することにより、確立されるPDUセッションのSSC modeを認識してもよいし、SSC mode 1、SSC mode 2、又はSSC mode 3に対応づけられたPDUセッションを確立してもよい。
尚、上記で説明した登録手続きは、3.2.1章で説明した登録手続きである。さらに、上記で説明したPDUセッション確立手続きは、3.2.2章で説明したPDUセッション確立手続きである。
[4.4. 第4の手続き]
次に、第4の手続きについて、図を用いて説明する。第4の手続きでは、UEは、登録手続きを行う。次に、UEは、PDUセッション確立手続きを行うことにより、PDUセッションを確立し、DNとの間で、PDUセッションを用いた通信を行うことができる状態へ遷移する。次に、UEは、コアネットワークが開始したUE設定更新手続きにより、UEの設定情報を更新する。尚、UEは、UE設定更新手続きの完了後に、再度、登録手続きを開始してもよい。さらに、各装置は、UE設定更新手続きにおいて、使用している機能を変更してもよい。以上により、本手続きは完了する。
さらに、本手続きでは、各装置は、登録手続きにおいて、UEとネットワークとの間で、LADN情報を交換してよい。さらに、各装置は、PDUセッション確立手続きにおいて、登録手続きで交換した情報を基に、UEとネットワークとの間で、LADNのためのPDUセッションを確立してもよい。
さらに、各装置は、UE設定更新手続きにおいて、UEが記憶しているLADN情報を更新してもよいし、LADNのためのPDUセッションの状態を変更してもよい。尚、LADNのためのPDUセッションの状態の変更は、UE設定更新手続き完了後に実行される登録手続きにおいて、実施されてもよい。さらに、LADNのためのPDUセッションの状態の変更を、UE設定更新手続きで実施するか、UE設定更新手続き完了後に実行される登録手続きで実施するかは、第69の識別情報の送受信によって決定されてもよい。例えば、コアネットワークは、LADN情報に含まれるLADNへの接続が可能であるエリアを示す情報が更新される場合に、第69の識別情報を設定更新コマンドメッセージに含めてUEに送信してもよい。詳細には、コアネットワークは、LADN情報の更新に基づいて、現在UEが位置してTAが、LADNへの接続が可能であるエリアに含まれなくなった場合に、第69の識別情報を設定更新コマンドメッセージに含めてUEに送信してもよい。尚、第69の識別情報を設定更新コマンドメッセージに含める条件は、これらに限らなくよい。
詳細には、コアネットワークは、UE設定更新手続きにおいて、UEが記憶しているLADN情報を更新する場合、第68の識別情報を設定更新コマンドメッセージに含めてUEに送信してもよい。
さらに、コアネットワークは、UE設定更新手続きにおいて、LADNのためのPDUセッションの状態を変更する場合、第68の識別情報を設定更新コマンドメッセージに含めてUEに送信してもよい。
さらに、コアネットワークは、UE設定更新手続き完了後に、UEが登録手続きを開始することで、LADNのためのPDUセッションの状態を変更する場合、第68の識別情報と共に第69の識別情報を設定更新コマンドメッセージに含めてUEに送信してもよい。
さらに、UEは、UE設定更新手続きにおいて、第68の識別情報を受信した場合、LADN情報を更新してもよい。
さらに、UEは、LADNのためのPDUセッションを確立していて、さらに、UE設定更新手続きにおいて、第68の識別情報を受信し、第69の識別情報を受信しなかった場合、LADN情報の更新に基づいて、LADNのためのPDUセッションの状態を変更してもよい。
さらに、UEは、LADNのためのPDUセッションを確立していて、さらに、UE設定更新手続きにおいて、第68の識別情報と共に、第69の識別情報を受信した場合、UE設定更新手続き完了後に、LADNのためのPDUセッションの状態を変更するために、登録手続きを開始してもよい。この場合、UEは、UE設定更新手続きにおいて受信、及び/又は更新した情報を、登録要求メッセージに含めて送信してもよい。さらに、UEは、登録手続きの実行に基づいて、LADNのためのPDUセッションの状態を変更してもよい。
さらに、UEは、LADNのためのPDUセッションを確立していて、さらに、LADN情報の更新に伴って、現在UEが位置してTAが、LADNへの接続が可能であるエリアに含まれなくなった場合、UE設定更新手続き完了後に、LADNのためのPDUセッションの状態を変更するために、登録手続きを開始してもよい。この場合、UEは、UE設定更新手続きにおいて受信、及び/又は更新した情報を、登録要求メッセージに含めて送信してもよい。さらに、UEは、PDUセッションの状態をネットワークと同期するために、登録要求メッセージをコアネットワークに送信してもよいし、登録要求メッセージを送信することで、登録手続きを開始してもよい。さらに、UEは、確立しているPDUセッションの状態を示す情報を登録要求メッセージに含めて送信してもよい。さらに、LADNのためのPDUセッションの状態を示す情報を、PDUセッションの状態を示す情報に含めて送信してもよい。さらに、UEは、登録手続きの実行に基づいて、PDUセッションの状態をコアネットワークと同期してもよいし、LADNのためのPDUセッションの状態を変更してもよい。
尚、LADNのためのPDUセッションの状態の変更は、各装置が、LADNのためのPDUセッションを解放することを意味してもよいし、LADNのためのPDUセッションのユーザプレーンリソースを無効化することを意味してもよい。この場合、UEは、ネットワーク主導のPDUセッション解放手続き(PDU session release procedure)を実行することで、LADNのためのPDUセッションを解放してもよい。さらに、UEは、下位レイヤからの通知に基づいて、PDUセッションのユーザプレーンリソースが無効化されたと認識してもよいし、PDUセッションのユーザプレーンリソースを無効化してもよい。尚、LADNのためのPDUセッションの状態の変更は、UEとコアネットワークとの間のPDUセッションの状態の同期に基づいて実施されてもよいし、PDUセッションの状態が同期された後に実施されてもよい。
さらに、UEは、LADN情報が更新された後、LADNのためのPDUセッションを確立するための手続きPDUセッション確立手続きの開始が禁止されていてもよい。さらに、UEは、LADNのためのPDUセッションを変更するためのPDUセッション変更手続き(PDU session modification procedure)の開始が禁止されていてもよい。
上記によって、各装置は、本手続きを実行することにより、本手続きの目標を達成することができる。言い換えると、コアネットワークは、本手続きを実行することにより、コアネットワーク主導で、本手続きの目標を達成することができてもよい。さらに、コアネットワークは、本手続きを実行することにより、UEのトリガを必要とせずに、本手続きの目標を達成することができてもよい。さらに、各装置は、本手続きを実行することにより、非登録手続き(De-registration procedure)を実行することなく、本手続きの目標を達成することができてもよい。尚、UEのトリガは、UEからコアネットワークに送信される要求メッセージであってよい。例えば、UEからコアネットワークに送信される要求メッセージは、登録要求メッセージであってよく、サービス要求メッセージであってよい。
ここで、本手続きの目的とは、UEが記憶しているLADN情報を更新することであってよく、LADNのためのPDUセッションの状態を変更することであってもよい。
尚、上記で説明した登録手続きは、3.2.1章で説明した登録手続きである。さらに、上記で説明したPDUセッション確立手続きは、3.2.2章で説明したPDUセッション確立手続きである。さらに、上記で説明したUE設定更新手続きは、3.2.3章で説明したUE設定更新手続きである。
[5. 変形例]
本発明に関わる装置で動作するプログラムは、本発明に関わる実施形態の機能を実現するように、Central Processing Unit(CPU)等を制御してコンピュータを機能させるプログラムであっても良い。プログラムあるいはプログラムによって取り扱われる情報は、一時的にRandom Access Memory(RAM)等の揮発性メモリあるいはフラッシュメモリ等の不揮発性メモリやHard Disk Drive(HDD)、あるいはその他の記憶装置システムに格納される。
尚、本発明に関わる実施形態の機能を実現する為のプログラムをコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録しても良い。この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する事によって実現しても良い。ここでいう「コンピュータシステム」とは、装置に内蔵されたコンピュータシステムであって、オペレーティングシステムや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータが読み取り可能な記録媒体」とは、半導体記録媒体、光記録媒体、磁気記録媒体、短時間動的にプログラムを保持する媒体、あるいはコンピュータが読み取り可能なその他の記録媒体であっても良い。
また、上述した実施形態に用いた装置の各機能ブロック、または諸特徴は、電気回路、たとえば、集積回路あるいは複数の集積回路で実装または実行され得る。本明細書で述べられた機能を実行するように設計された電気回路は、汎用用途プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、またはその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェア部品、またはこれらを組み合わせたものを含んでよい。汎用用途プロセッサは、マイクロプロセッサでもよいし、従来型のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであっても良い。前述した電気回路は、デジタル回路で構成されていてもよいし、アナログ回路で構成されていてもよい。また、半導体技術の進歩により現在の集積回路に代替する集積回路化の技術が出現した場合、本発明の一又は複数の態様は当該技術による新たな集積回路を用いる事も可能である。
なお、本願発明は上述の実施形態に限定されるものではない。実施形態では、装置の1例を記載したが、本願発明は、これに限定されるものではなく、屋内外に設置される据え置き型、または非可動型の電子機器、たとえば、AV機器、キッチン機器、掃除・洗濯機器、空調機器、オフィス機器、自動販売機、その他生活機器等の端末装置もしくは通信装置に適用出来る。
以上、この発明の実施形態に関して図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。また、本発明は、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。また、上記各実施形態に記載された要素であり、同様の効果を奏する要素同士を置換した構成も含まれる。
1 移動通信システム
5 PDN_A
6 DN_A
10 UE_A
30 PGW-U
32 PGW-C
35 SGW
40 MME
45 eNB
50 HSS
60 PCRF
80 アクセスネットワーク_A(E-UTRAN)
90 コアネットワーク_A
120 アクセスネットワーク_B(5G AN)
122 gNB
130 UPF
132 SMF
140 AMF
150 UDM
160 PCF
190 コアネットワーク_B

Claims (4)

  1. ユーザ装置であって、
    前記ユーザ装置は、制御部と送受信部と記憶部とを備え、
    前記記憶部が、第1のLADN (Local area data network) 情報を記憶していて、前記制御部が、前記第1のLADN情報に基づいたLADNのためのPDU(protocol data unit)セッションを確立している状態で、
    前記送受信部は、コアネットワークから、情報Aと情報Bとを含む設定更新コマンドメッセージを受信し、
    前記制御部は、
    前記記憶部に記憶している前記第1のLADN情報を無効化し、
    前記情報Aを前記記憶部に記憶し、
    前記記憶部に記憶した前記情報Aを有効化し、
    登録手続きを開始し、
    前記登録手続きにおいて、
    前記送受信部は、前記コアネットワークに、情報Cを含む登録要求メッセージを送信し、
    前記制御部は、
    前記コアネットワークと、前記PDUセッションを含むPDUセッションの状態を同期し、
    さらに、前記PDUセッションの状態の同期に基づいて、前記PDUセッションを解放し、
    前記PDUセッションの確立前に実行する登録手続きにおいて、
    前記送受信部は、前記コアネットワークから、情報Dを含む第1の登録受諾メッセージを受信し、
    前記制御部は、前記情報Dを前記記憶部に記憶し、
    前記情報Aは、第2のLADN情報であり、
    前記情報Bは、前記登録手続きの実行の要求を示し、
    前記情報Cは、前記PDUセッションの状態を示し、
    前記情報Dは、前記第1のLADN情報であり、
    前記第1のLADN情報と、前記第2のLADN情報とは異なる
    ことを特徴とするユーザ装置。
  2. 制御装置であって、
    前記制御装置は、制御部と送受信部と記憶部とを備え、
    ユーザ装置が、第1のLADN (Local area data network) 情報を記憶していて、さらに、前記第1のLADN情報に基づいたLADNのためのPDU(protocol data unit)セッションを確立している状態で、
    前記送受信部は、前記ユーザ装置に、情報Aと情報Bとを含む設定更新コマンドメッセージを送信し、
    登録手続きにおいて、
    前記送受信部は、前記ユーザ装置から、情報Cを含む登録要求メッセージを受信し、
    前記制御部は、
    前記登録要求メッセージの受信に基づいて、前記PDUセッションを含むPDUセッションの状態を前記ユーザ装置と同期し、
    前記PDUセッションの状態の同期に基づいて、前記PDUセッションを解放し、
    前記PDUセッションの確立前に実行する登録手続きにおいて、前記送受信部は、前記ユーザ装置に、情報Dを含む第1の登録受諾メッセージを送信し、
    前記情報Aは、第2のLADN情報であり、
    前記情報Bは、前記登録手続きの実行の要求を示し、
    前記情報Cは、前記PDUセッションの状態を示し、
    前記情報Dは、前記第1のLADN情報であり、
    前記第1のLADN情報と、前記第2のLADN情報とは異なる
    ことを特徴とする制御装置。
  3. ユーザ装置の通信制御方法であって、
    前記ユーザ装置が、第1のLADN (Local area data network) 情報を記憶していて、さらに、前記ユーザ装置が、前記第1のLADN情報に基づいたLADNのためのPDU(protocol data unit)セッションを確立している状態で、
    コアネットワークから、情報Aと情報Bとを含む設定更新コマンドメッセージを受信するステップと、
    前記ユーザ装置に記憶している前記第1のLADN情報を無効化するステップと、
    前記情報Aを前記ユーザ装置に記憶するステップと、
    前記ユーザ装置に記憶した前記情報Aを有効化するステップと、
    登録手続きを開始するステップと、
    前記登録手続きにおいて、
    前記コアネットワークに、情報Cを含む登録要求メッセージを送信するステップと、
    前記コアネットワークと、前記PDUセッションを含むPDUセッションの状態を同期するステップと、
    前記PDUセッションの状態の同期に基づいて、前記PDUセッションを解放するステップと
    前記PDUセッションの確立前に実行する登録手続きにおいて、
    前記コアネットワークから、情報Dを含む第1の登録受諾メッセージを受信するステップと、
    前記情報Dを記憶するステップとを備え、
    前記情報Aは、第2のLADN情報であり、
    前記情報Bは、前記登録手続きの実行の要求を示し、
    前記情報Cは、前記PDUセッションの状態を示し、
    前記情報Dは、前記第1のLADN情報であり、
    前記第1のLADN情報と、前記第2のLADN情報とは異なる
    ことを特徴とするユーザ装置の通信制御方法。
  4. 制御装置の通信制御方法であって、
    ユーザ装置が、第1のLADN (Local area data network) 情報を記憶していて、さらに、前記第1のLADN情報に基づいたLADNのためのPDU(protocol data unit)セッションを確立している状態で、
    前記ユーザ装置に、情報Aと情報Bとを含む設定更新コマンドメッセージを送信するステップと、
    登録手続きにおいて、
    前記ユーザ装置から、情報Cを含む登録要求メッセージを受信するステップと、
    前記登録要求メッセージの受信に基づいて、前記PDUセッションを含むPDUセッションの状態を前記ユーザ装置と同期するステップと、
    前記PDUセッションの状態の同期に基づいて、前記PDUセッションを解放するステップと
    前記PDUセッションの確立前に実行する登録手続きにおいて、前記ユーザ装置に、情報Dを含む第1の登録受諾メッセージを送信するステップとを備え、
    前記情報Aは、第2のLADN情報であり、
    前記情報Bは、前記登録手続きの実行の要求を示し、
    前記情報Cは、前記PDUセッションの状態を示し、
    前記情報Dは、前記第1のLADN情報であり、
    前記第1のLADN情報と、前記第2のLADN情報とは異なる
    ことを特徴とする制御装置の通信制御方法。
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