JP7339621B2 - 加熱処理用トレー - Google Patents

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Description

本発明は、例えば調理済みの食品を、気密性・遮光性を有した袋に収容して密封・包装した、いわゆるレトルトパウチ食品に、殺菌等の加熱処理を施す際に用いられる金属製の加熱処理用トレーに関するものである。
例えば、レトルトパウチ食品に殺菌等の加熱処理を施すには、一枚の金属製の加熱処理用トレーに、処理対象物たるレトルトパウチ食品を複数、規則的に載せ、更にこのトレーを複数段、積み重ねた状態で、レトルト釜とも称される密閉可能なレトルト殺菌装置内に収納し、適宜の時間、蒸気や熱水等に晒して、レトルトパウチ食品等の処理対象物に、所望の殺菌処理を行うようにしている。
また加熱処理用トレーには、板厚方向に、蒸気や熱水等の加熱媒体を通過させるための通気孔が、多数開口されており、これにより処理対象物は、加熱媒体と効率的に接触し、均一に高温雰囲気に晒される。なお、加熱処理用トレーは、このように食品・食材を対象とすることが多いため、通常、ステンレス製の板材で形成される。
そして、このような加熱処理用トレーにも各種の改善・工夫が試みられている(例えば特許文献1・2参照)。
ところで、この種の加熱処理用トレーの載置面には、上述したように、通気孔が多数、開口されており、例えば従来、直径10mm程度の大きさの円孔が開口されていた。
しかし、処理対象物は、必ずしも外装体がレトルトパウチのような丈夫なものだけではなく、例えば油揚げ等、外装体自体が極めて薄いフィルム状のものも存在し、これを通常の加熱処理用トレーに載せて加熱処理した場合には、薄い外装体に、加熱処理に伴う変形ジワが発生してしまい、商品価値を著しく損ねてしまうことがあった。このような変形ジワは、消費者が購入する際に、直接、目視する外観となるため、最悪の場合には商品として出荷できない事態となっていた。
なお、このような変形ジワが発生するのは、蒸気や熱水等の加熱媒体が、通気孔部分で、通気孔が開口されていない部分に比べて、多く通過してしまい、薄いフィルム状の包装体に収容された処理対象物の場合には、部分的に温度差が生じ、このために薄いフィルム状の外装体が変形したものと考えられた。すなわち、外装体が薄いフィルム状の処理対象物の場合には、全体が均一に加熱されず、そのために変形ジワが生じると考えられた。
そのため、上記通過孔として、既存のサイズの他に、これよりも小さいサイズの通気孔を多数開け、処理対象物を全体的に均一に加熱処理できる試みがなされた。因みに、小さい通気孔のサイズは、直径4mm程度であり、これを便宜上、小さな通気孔とし、一方、既存の通気孔を大きな通気孔とする。
このような対策によって外装体が薄いフィルム状の処理対象物であっても、これを均一に加熱処理することができ、変形ジワの発生を防ぐことができた。
しかしながら、一例として図3に示すように、加熱処理用トレー2′に大きな通気孔21L′と、小さな通気孔21S′とを開口すると、加熱処理用トレー自体の剛性が低下することは否めず、載置する処理対象物Wの数等によっては、その重量によって、特にトレー中央部が大きく垂れ下がる現象が生じた。
ここで、実際のレトルト殺菌装置による殺菌処理は、段積みされた加熱処理用トレー1′の間隙からノズルNを差し込むようにし、このノズルNから蒸気や熱水などの加熱媒体Hを、ほぼ水平に噴出するような処理形態が採られており、例えば加熱処理用トレー1′の四隅から加熱媒体Hを中央に向けて噴き付けるようにしている。
この際、上述したように、処理対象物Wの重みで、加熱処理用トレー1′が垂れ下がった場合には、この垂れ下がりによって加熱媒体Hの噴出が阻害され(邪魔され)、垂れ下がりが大きいトレー中央部に載置される処理対象物Wは、加熱媒体Hとの接触が阻まれるようになり、殺菌処理自体が偏ったり、部分的に殺菌が不充分な部位が生じたりするという新たな問題が生じた。もちろん、これは加熱処理用トレー1′の垂れ下がりが特に大きくなるトレー中央部において顕著となっていた。
なお、このような加熱処理用トレー1′の垂れ下がりによる問題は、外装体が薄いフィルム状の処理対象物Wだけの問題ではなく、また加熱処理用トレー1′に大小の通気孔21L′・21S′を開口した場合の問題だけではなかった。すなわち、従来のように大きな通気孔21L′だけを開口した加熱処理用トレー1′においても、処理対象物Wたるレトルトパウチ食品の一個当たりの重量が大きい場合には、加熱処理用トレー1′に載せる処理対象物Wの総重量も相応に大きくなることから、垂れ下がりが生じる傾向はあり、この垂れ下がりを防止する根本的な解決策が望まれていた。もちろん載置面積が大きな加熱処理用トレー1′の場合には、処理対象物Wの一個当たりの重量が変わらなくても、より多くの処理対象物Wが載置されるため、同様の問題が生じていた。
特開平11-206353号公報 実開平6-72819号公報
本発明は、このような背景を認識してなされたものであって、加熱処理用トレーに、新たな通気孔を開口した場合や、処理対象物の個々の重量が嵩んだ場合、あるいは加熱処理用トレーが大きな載置面積を有する場合等において生じていた載置面の垂れ下がりの問題を防止するようにした新規な加熱処理用トレーの開発を技術課題としたものである。
すなわち請求項1記載の加熱処理用トレーは、
食品・食材が収容された処理対象物を載せ、加熱雰囲気中で支持するための金属製の加熱処理用トレーであって、
この加熱処理用トレーは、平面視、矩形状を成し、載置面には、その全域にわたり多数の通気孔が形成されるとともに、載置面には対向辺間にわたって複数の補強突部が設けられ、且つ載置面を取り囲む外周側には、枠状の周囲フレームを具えるものであり、
また前記補強突部は、載置面を構成する部材自体を凹凸させることによって形成され、載置面に補強突部段差が付与されて成り、
なお且つこの補強突部段差が、周囲フレームに突き当たる部位では、補強突部段差が存在しない応力除去弱化部が形成されるものであり、
更にこの応力除去弱化部は、当該突き当たり部位から載置面の内側に向けて切欠き状に形成された応力除去用スリットであることを特徴として成るものである。
また請求項記載の加熱処理用トレーは、前記請求項1記載の要件に加え、
前記補強突部は、載置面上部から載置面の板厚寸法と同じ高さ寸法分、上方に突出するように形成されていることを特徴として成るものである。
これら各請求項記載の発明の構成を手段として前記課題の解決が図られる。
まず請求項1記載の発明によれば、処理対象物を載せる載置面には、対向辺間にわたって複数の補強突部が形成されるため、載置面の剛性を強化することができ、たとえ処理対象物の個々の重量が嵩張っても、この重量によって載置面が垂れ下がってしまうことを防止でき、処理対象物を均一に加熱処理することができる。
また本発明によれば、補強突部は、載置面を構成する部材そのものをプレス加工等で凹凸させることにより形成される。このため補強突部として載置面とは別の部材を用意する必要がなく、これらを別途、接合する加工等も省略することができる。また、別部材を用いないため、加熱処理用トレーの従来の製造工程を大幅に変更することなく、採用することができる。
また本発明によれば、補強突部段差が、周囲フレームに突き当たる部位では、スリット状の応力除去弱化部が形成されるため、当該部位で、載置面の端縁部を上向きに立ち上げる加工が、確実に且つ正確に行える。
また請求項記載の発明によれば、補強突部は、載置面上部たる基準面から載置面の板厚寸法と同じ高さ寸法分、上方に突出するように形成されている。すなわち、補強突部は、載置面の板厚程度の立ち上げ寸法に抑えられており、このため補強突部を載置面に無理なく形成することができる。
また、上下の載置面同士に挟まれた空間は、加熱処理中、処理対象物を収める収納空間となるが、補強突部の突出寸法が板厚程度に抑えられると、この収納空間が大きく狭められることがなく、格別、設計変更・仕様変更を行うことなく、従来と同じ処理対象物を加熱処理することができる。
本発明の加熱処理用トレーを段積み状態でレトルト殺菌装置内に収容し、加熱処理用トレーに載せた処理対象物を殺菌処理する様子を示す正面図(a)、並びに一基の加熱処理用トレーを拡大して示す斜視図(b)、並びに本図(b)におけるI-I線断面図(c)である。 加熱処理用トレーの平面図及び正面図(a)、並びに本図(a)におけるII-II線断面図(b)である。 従来の問題点を示す図であって、処理対象物を載せた加熱処理用トレーが垂れ下がる様子を示す加熱処理用トレーの正面断面図である。
本発明を実施するための形態は、以下の実施例に述べるものをその一つとするとともに、更にその技術思想内において改良し得る種々の手法をも含むものである。
なお説明にあたっては、加熱処理用トレー1の説明に先立ち、まず加熱処理の概略から説明する。因みに、ここでは加熱処理として殺菌、特に蒸気による殺菌を例に挙げて説明する。より詳細には、加熱媒体Hとなる高温・高圧の蒸気を、レトルトパウチ食品や包装食品などの処理対象物Wに均一に作用させて殺菌する場合について説明する。
処理対象物Wを殺菌するにあたっては、一例として図1(a)に示すように、レトルト釜とも称されるレトルト殺菌装置Rが適用され、この内部に処理対象物Wを収納した状態で適宜の時間、加熱媒体Hに晒し、殺菌処理を行うものである(いわゆるバッチ処理)。
またレトルト殺菌装置R内に収納される処理対象物Wの荷姿について説明すると、一例として図1(b)に示すように、平面視、矩形状を成す金属製の加熱処理用トレー1に、多数の処理対象物Wが規則的に並べられ、この加熱処理用トレー1を下から上に適宜の間隔を隔てて、複数段積層するような状態で収納する。なお、一つの加熱処理用トレー1に多数の処理対象物を規則的に並べるように載せるのは、一回の殺菌処理(一回のバッチ処理)で、より多くの処理対象物Wを殺菌処理するためである。
また、加熱処理用トレー1は、通気構造を具えるものであり、この通気構造によって、加熱媒体Hが処理対象物Wを効率的に加熱殺菌するように構成されており、通気構造の具体的構成は後述する。
また処理対象物Wとしては、調理済みの食品を、気密性・遮光性を有した丈夫な袋に入れて密封した、いわゆるレトルトパウチ食品が代表的であるが、例えば油揚げのように適宜の下処理を施した食品・食材を薄いプラスチックフィルム製の外装体に収容した包装食品も挙げられ、本実施例では、主にこのような包装食品を想定している。もちろん、処理対象物Wとしては、これら以外にも、缶やビン等に充填・密閉されたボトル飲料等の食品も挙げることができる。
また加熱媒体Hとしては、蒸気の他に熱水も挙げられ、このような加熱媒体Hを、密閉したレトルト殺菌装置R内で処理対象物Wに、均一に作用させて、加熱・殺菌等の所望の処理を行うものである。
以下、本発明の加熱処理用トレー1について説明する。
加熱処理用トレー1は、上述したように高温雰囲気となるレトルト殺菌装置R内において処理対象物Wを支持するためのトレーであり、ステンレス等の金属素材で形成されるのが一般的である。
この加熱処理用トレー1は、例えば図1(b)・図2(a)に示すように、平面視、矩形状に形成され、多数の処理対象物Wを載せるための載置面2と、この載置面2の外周側を枠状に取り囲む周囲フレーム3とを具えて成る。
載置面2は、略偏平の板状に形成される一方、周囲フレーム3は、載置面2の板厚方向に張り出すように形成され、これは剛性を確保するためである。
また加熱処理用トレー1が、平面視、矩形状を呈することから、周囲フレーム3も四辺で形成される。より具体的には、周囲フレーム3は、一対の横辺3Hと、一対の縦辺3Vとで構成される。ここで横辺3Hとは、例えば図2の平面図に上下方向に配置された一対の辺を指すものであり、縦辺3Vとは、上記図2において左右方向に配置された一対の辺を指す。なお、この縦辺3Vと横辺3Hという名称は、説明の都合上、便宜的に付しただけに過ぎず、実際には入れ替わっても構わない。すなわち、いずれか一方の対向辺同士を「横」とすれば、もう一方の対向辺同士が「縦」となる。
以下、載置面2と周囲フレーム3とについて更に詳細に説明する。
載置面2は、一例として板厚2mmのステンレス製の板材によって形成される。ここで、本実施例では、載置面2を形成するステンレス板材の外周端縁をそれぞれ上向きに立ち上げ形成して、前記周囲フレーム3の少なくとも一部を形成するようにしている。すなわち、本実施例では、載置面2と周囲フレーム3とを、全く別の部材で形成するのではなく、載置面2の外周端縁を適宜上方に折り曲げることで周囲フレーム3の少なくとも一部を構成しており、これにより載置面2ひいては加熱処理用トレー1の強度保持・変形防止等を図るようにしている。なお、周囲フレーム3は、このような強度アップの他、段積み時の積み重ねをガイドする作用も担うが、これについては後述する。
また載置面2には、板厚方向に通気孔21が多数開口され、これが上記通気構造を実現している。なお、本実施例では、大径と小径の二種の通気孔21が開口されており、これらを区別する場合には、大径の方を「大きな通気孔21L」とし、小径の方を「小さな通気孔21S」として区別する。因みに、大きな通気孔21Lは、従来から載置面2に開口されている通気孔21であり、小さな通気孔21Sは、処理対象物Wの外装体が薄いフィルム状の包装食品である場合に、このものを均一に加熱処理するために開口された新たな通気孔21である。
また通気孔21は、載置面2だけでなく、例えば図1(b)に示すように、立ち上げ状に形成された周囲フレーム3にも形成され得る。
更に、通気孔21の開口形成自体は、金型を適用したパンチングプレスによる打ち抜き加工によって形成することができ、この開口加工は、例えばステンレス板材から載置面2の出発素材をブランク取りした後に別途行うことができる。しかしながら、プレスの加工能力や載置面2の出発素材の大きさ等にもよるが、載置面2の出発素材をブランク取りする際に、併せて通気孔21も開口形成することができるのでれば、これらを一回のプレス加工で同時に行うことが好ましい。
そして、本発明では、載置面2に補強突部22が形成されるものであり、この補強突部22は、載置面2を部分的に上方に突出させるように形成したものである。
この補強突部22は、載置面2の上部に載置された処理対象物Wによって、載置面2が垂れ下がることを防止するためのものであり、加熱処理用トレー1の対向辺間にわたって複数、並列状に設けられ、言わば幅広のリブ状を呈する。
ここで、本実施例では、一例として図1・図2に示すように、当該補強突部22は、横方向に設けられている。つまり補強突部22は、対向する縦辺3V間にわたって、横辺3Hに沿うように設けられている。
また、この補強突部22も、上記通気孔21と同様、金型を適用したプレス加工によって形成することができる。なお、これは載置面自体を加工して補強突部22を形成する加工手法であり、その場合には、別途、補強突部22として別部材を用意する必要がなく、また、これらを接合する必要もなく、極めて合理的に補強突部22を形成することができる。もちろん、補強突部22の加工も、載置面2のブランク取り時に同時に加工できるのであれば、併せて加工することが好ましい。
また本実施例では、補強突部22が、横辺3Hに沿って横方向に形成されるため、加熱処理用トレー1の垂れ下がりは、特に図1・図2に示すように、横方向の撓みを効果的に防止することができる。もちろん横辺3Hには、上向きの立ち上げ(後述する横辺立壁部31)やこの端部から水平方向に連続して張り出すフラット部(後述する横辺フラット部32)が形成され、これも横方向の撓み防止に寄与する。
因みに、加熱処理用トレー1の垂れ下がり、とりわけ縦方向の撓みは、後述する側端補強材36や縦辺3Vに形成される上向きの立ち上げ(後述する縦辺立壁部35)によって防止される。
なお、載置面2を構成する加熱処理用トレー1と、通気孔21とは、図2(a)の平面図が、実際の形態(比率)をほぼ再現した一例であって、図1(b)の斜視図は、両者の関係を誇張したものである。そのため図1(b)の斜視図は、加熱処理用トレー1と通気孔21との比率等が実際の態様とは相違するが、これは載置面2の形状、換言すれば補強突部22の形状を分かり易く示すためである。
また、載置面2に補強突部22を形成したことによって、当該載置面2には、凹凸が出現するものであり、これを補強突部段差23とする。
この補強突部段差23は、一例として載置面2の板厚寸法に設定される(ここでは2mm)。すなわち補強突部22が形成されていない載置面2の上部を基準面2Sとすれば、補強突部22の上面たる補強突部段差23は、この基準面2Sから板厚寸法の2mm上方に位置するように設けられる。逆に言えば、載置面2の上部たる基準面2Sは、補強突部22の上面から板厚寸法の2mm下方に位置するように設けられる。このように載置面2は、補強突部22によって板厚寸法分、凹凸状態に形成される。ここで図1(c)において、載置面2において補強突部22が形成されていない部位に付した符号「t」は、載置面2の板厚を示しており、補強突部22が形成された部位に付した符号「t」は、補強突部段差23が載置面2の板厚寸法に設定されることを示している。
また、載置面2における四方の各端縁は、上述したように、上向きに立ち上げ状態に形成され、周囲フレーム3たる四辺の一部を構成している。すなわち、載置面2の各端縁を立ち上げ状に折り返すことによって、周囲フレーム3の少なくとも一部を、載置面2と一体で形成するようにしている。従って、補強突部段差23が周囲フレーム3に突き当たる端部付近、つまり本実施例では縦辺3V付近でも、載置面2の端縁が上向きに立ち上げ形成されるが、この立ち上げ部分に補強突部段差23があると、この立ち上げ加工の際、板材たる載置面2に負荷が掛かり過ぎ、材である載置面2が大きく歪むなどの変形をきたしてしまう。このように、補強突部段差23が周囲フレーム3に突き当たる端部付近にまで存在すると、この補強突部段差23の形状保持性能によって、所望通りの立ち上げ加工が極めて行い難く、スムーズな折り曲げ加工が行えない。
このため、本発明では、補強突部段差23が周囲フレーム3たる縦辺3Vに当接する端部では、補強突部段差23を部分的に除去するようにし、ここを応力除去弱化部24としている。より詳細には、本発明では、応力除去弱化部24として、補強突部段差23が縦辺3Vに当接する部位で、載置面2の内側に向けて切欠き状の応力除去スリットを形成している。そして、このような応力除去弱化部24を設けることによって、当該部位での端縁立ち上げ加工が円滑に且つ確実に行えるようにしている。
なお、応力除去弱化部24としての切欠きを形成する加工も、金型を適用したプレス加工で形成することができ、例えば載置面2のブランク取り時に併せて形成できるのであれば、同時に形成することが好ましい。
次に、周囲フレーム3について説明する。
周囲フレーム3は、上述したように、矩形状の載置面2を枠状に取り囲む四辺で構成され、このものは便宜上、一対の横辺3Hと、一対の縦辺3Vとに区別できる。
また周囲フレーム3の四辺は、載置面2から四方に延展するように連続して一体的に立ち上げられた垂直部を具える。
以下、横辺3Hと縦辺3Vとについて説明する。
横辺3Hは、一例として図1(c)に示すように、載置面2の端縁から略垂直上向きとなるように連続状に立ち上げられた横辺立壁部31と、これに続いて略水平に延伸するように形成された横辺フラット部32とを具えて成る。
また縦辺3Vは、一例として図2(a)の拡大断面図に示すように、載置面2の端縁から略垂直上向きとなるように連続状に立ち上げられた縦辺立壁部35を具え、この縦辺立壁部35に、断面「コ」字状のチャンネル材が別途接合されて成る。このチャンネル材は、載置面2とは別の部材で形成され、縦辺3Vひいては載置面2の側端部を補強する部材であるため、これを側端補強材36とする。ここで図中符号361は、側端補強材36の「コ」字状断面における立壁部であり、また符号362は上側フラット部、符号363は下側フラット部である。
側端補強材36は、縦辺3Vを構成する一部材であり、補強突部22に対し直交方向に設けられるため、上述したように載置面2の垂れ下がり、とりわけ縦方向の撓みを防止する作用を担う(図1・図2参照)。もちろん、縦辺立壁部35も縦方向の撓み防止に寄与する。
また、載置面2の縦辺立壁部35と側端補強材36とを接合するにあたっては、例えば図2(a)の拡大断面図に示すように、互いの垂直部同士、つまり縦辺立壁部35と立壁部361とを面合わせ状態に対向配置して接合するものであり、例えばボルト・ナットによる接合や溶接等による接合手法が採り得る。
また、側端補強材36は、上側フラット部362が、横辺フラット部32や縦辺立壁部35の上端よりも上方位置に形成される。これにより加熱処理用トレー1を段積み状態とした際、つまり上下の側端補強材36同士を当接させた際に、上下の横辺フラット部32間に間隙が形成されるようになる。そして、この間隙から加熱媒体Hを噴射するノズルNを差し込むものである(図1(b)の斜視図参照)。因みにノズルNは、例えば上記図1に示すように、加熱処理用トレー1の四隅から中央に向けて差し込まれ、このノズルNから加熱媒体Hが噴出される。
また側端補強材36の上側フラット部362は、加熱処理用トレー1において最も高い位置で外側に張り出す部位であるため、加熱処理用トレー1を段積みする際や、この段積み状態から個々にばらす際などの持ち手(被保持部)にもなる。すなわち、このような作業は、通常、ハンドリングマシンによって自動的に行われるものであり、上側フラット部362を、上記のような構成とすることで加熱処理用トレー1のハンドリング保持が確実に行え、加熱処理用トレー1を目的の場所に正確に移送することができる。
また、横辺3Hの横辺フラット部32には、一例として図1・図2に示すように、当接体38が立設されており、このものは加熱処理用トレー1を段積みした際に、当接体38同士が当接するよう設けられる。これにより段積み時における加熱処理用トレー1の垂れ下がり、とりわけ横辺フラット部32付近の撓みを効果的に防止することができる。
当接体38は、上記図1・図2に示すように、比較的短寸の丸棒状に形成されており、一辺に二カ所、つまり一基の加熱処理用トレー1において計四カ所設けられる。
また縦辺3Vの側端補強材36、より詳細には上側フラット部362の両端部には、一例として図1・図2に示すように、上向きのガイドピン39が立設されている。また、このガイドピン39の下方、本実施例では下側フラット部363には、上記ガイドピン39が嵌まるピン孔39hが開口されている。
このガイドピン39とピン孔39hとは、複数の加熱処理用トレー1を段積みした際、下側に位置する加熱処理用トレー1のガイドピン39が、上側に位置する加熱処理用トレー1のピン孔39hに嵌まるようになっている。すなわち、ガイドピン39やピン孔39hは、加熱処理用トレー1を段積みする際のガイドとなり、またガイドピン39をピン孔39hに差し込むことによって、より安定した段重ね状態が得られるようになっている。なお、ガイドピン39の上方先端部が全周、面取りされているのは、このような差し込みを行い易くするためである。
本発明の加熱処理用トレー1は、以上のような基本構造を有するものであって、以下、この加熱処理用トレー1を用いた加熱処理の態様について説明する。
(1)処理対象物を加熱処理用トレーに載置
加熱処理を行うにあたっては、まず加熱処理用トレー1の載置面2に、多数の処理対象物Wを規則的に並べるように載置する。これにはローダーと称される装置が適用され、自動的に載置作業が行われる。
多数の処理対象物Wを載せた載置面2には、当然、処理対象物Wの全重量が掛かるが、本発明では載置面2に補強突部22が形成されているため、載置面2が下方に垂れ下がることは、ほとんどないものである。もちろん、載置面2の垂れ下がりが防止されるのは、横辺立壁部31や横辺フラット部32、あるいは縦辺立壁部35や側端補強材36も寄与するが、これらの部材は、載置面2の周囲に形成されることから、載置面2の中央部における垂れ下がりは、主に補強突部22によって防止される。
(2)加熱処理用トレーの段積み 包装体を載せたトレーを順次、段積み 段重ね
その後、処理対象物Wを載せた加熱処理用トレー1を段重ね状態に積み重ねる。この際、本実施例では、その前に積んだ下側の加熱処理用トレー1のガイドピン39に、これから積む上側の加熱処理用トレー1のピン孔を嵌め込むようにして段積み作業が行われる。このためガイドピン39とピン孔39hが、積み重ねる加熱処理用トレー1の位置決め作用を担うことになり、段積み作業そのものが効率的に行える。すなわち、例えば段積みの際、単に下側に位置する加熱処理用トレー1の上側フラット部362に、上側に位置する加熱処理用トレー1の上側フラット部362を載せるように積み上げるだけでは、少しずつ載せる位置がずれていっただけでも、最終的に最上部に位置する加熱処理用トレー1は、最下部に位置する加熱処理用トレー1から大きくずれてしまうことがあり、荷姿として極めて不安定な状態となり、最悪の場合には倒れてしまうことも想定される。しかしながら、本実施例では、ガイドピン39とピン孔39hとが、積み上げ時において上下に位置する加熱処理用トレー1同士の位置決めとなるため、このような事態を防止することができる。因みに、加熱処理用トレー1は、例えば17段程度段積みされる。
また、ガイドピン39とピン孔39hを利用した段積みは、ガイドピン39がピン孔39hに掛止した状態であるため、処理中もズレを生じることがなく、安定した段積み状態が継続して得られるものである。
また段積み状態では、一例として図1(a)に示すように、横辺フラット部32に立設された当接体38同士が上下方向で当接し合い、あたかも一本の柱のような状態を呈する。これにより、段積み状態における加熱処理用トレー1の垂れ下がり、とりわけ横辺3H付近の撓み(つまり横方向の撓み)が効果的に防止される。
(3)レトルト殺菌装置への搬入
その後、段積みされた加熱処理用トレー1を、レトルト殺菌装置R内に搬入するが、この搬入にあたっては、例えばコンベヤを適用して自動搬入することができる。また例えば前述した段積み作業を適宜の台車上で行った場合には、この台車を人力などで押し込んで、レトルト殺菌装置R内に搬入することも可能である。もちろん各加熱処理用トレー1に処理対象物Wを並べるように載せたものから、順次、レトルト殺菌装置R内に段積みして行く態様も採り得る。
なお、レトルト殺菌装置R内に搬入される加熱処理用トレー1の荷姿としては、例えば10~20段程度の加熱処理用トレー1を段積みしたブロック状のものを、レトルト殺菌装置R内で直列に複数並べるような配置が可能である。
因みに、レトルト殺菌装置Rには、例えば前後に開閉自在の扉が設けられており、前方の扉を開けて、ここから処理対象物Wがレトルト殺菌装置R内に収納される。もちろん、搬入後は、レトルト殺菌装置Rの扉、例えば上述した前方の扉は閉鎖され、処理空間内は密閉状態とされる。
(4)加熱処理
その後、密閉したレトルト殺菌装置R内で蒸気等の加熱媒体Hを処理対象物Wに満遍なく均一に作用させ、殺菌等の適宜の加熱処理を行う。
この際、本実施例では、上記図1(b)に示すように、段積みした加熱処理用トレー1の間隙、より詳細には横辺フラット部32の間隙からノズルNを差し込み、加熱媒体Hを適宜の時間、例えば数時間から十数時間、噴射する。なお、上記図1(b)では、ノズルNを加熱処理用トレー1の四隅から中央に向けて差し込み、加熱媒体Hも中央向きに噴出するように図示しているが、ノズルNの差し込み位置等は処理対象物Wや処理条件等によって適宜変更することができる。
そして、本発明では、補強突部22等が形成されているため、上述したように多数の処理対象物Wを載せた加熱処理用トレー1(載置面2)の垂れ下がりが防止される。特に、トレー中央部では、従来、大きく撓むことがあったが、本発明では、当該部位での大きな垂れ下がりが防止できるため、ノズルNから噴射された加熱媒体Hは、載置面2に阻害されることなく、処理対象物Wに満遍なく均一に作用し、ムラなく処理対象物Wを加熱処理することができる。
(5)レトルト殺菌装置からの搬出
以上のようにして所定の加熱処理が終了したら、処理対象物Wを載せた加熱処理用トレー1をレトルト殺菌装置Rから搬出する。
この際、例えばレトルト殺菌装置Rの後方側の扉を開けて、ここから加熱処理用トレー1を段積みしたブロック状のまま、各ブロック毎に取り出す。因みに、処理後の処理対象物Wや加熱処理用トレー1をレトルト殺菌装置Rから取り出す装置はアンローダーと称される。
なお、このようなレトルト殺菌装置Rは、一つの搬送ラインに対し並列状に複数列、配置するようにすれば、より多くの処理能力が得られる。
(6)段ばらし・個別取り出し
その後、レトルト殺菌装置Rから搬出した、段積みブロック状の加熱処理用トレー1を一段ずつにばらし(いわゆる段ばらし)、各加熱処理用トレー1から殺菌処理済みの処理対象物Wを取り出す。なお、処理対象物Wは、その後、例えば出荷のための箱詰め工程等に送られる。
〔他の実施例〕
本発明は以上述べた実施例を一つの基本的な技術思想とするものであるが、更に次のような改変が考えられる。
まず、上述した基本の実施例では、一対の縦辺3Vの間にわたって補強突部22を形成、つまり横辺3Hに沿うように補強突部22を形成した。これは横辺3Hが縦辺3Vに対し長いたことに起因する。しかしながら、横辺3Hと縦辺3Vの長さが、ほとんど変わらない場合等には、補強突部22は、どちらに形成しても構わず、例えば補強突部22を、一対の横辺3H間にわたって形成すること、つまり縦辺3Vに沿うように形成することも可能である。もちろん、その場合には、側端補強材36は、当該補強突部22に直交するように、横辺3Hに設けることが好ましく、このような構成によって、トータルで加熱処理用トレー1の垂れ下がりを効果的に抑えることができる。
また、先に述べた基本の実施例では、縦辺3Vは、載置面2の端縁を上向きに立ち上げ形成した縦辺立壁部35に、別部材である側端補強材36を接合して形成したが、例えば縦辺立壁部35のみ、あるいは横辺3Hと同様の構成、すなわち縦辺立壁部35の上部から連続してフラット部を外側に張り出すように形成して、縦方向の撓みが防止できれば、別部材である側端補強材36は、必ずしも設ける必要はない。この場合には、載置面2を枠状に取り囲む周囲フレーム3が、実際には載置面2と同じ出発素材(いわゆる一枚モノ)で形成することができる。
また、本実施例では、加熱処理用トレー1の通気構造として、載置面2に二種類の大きさの通気孔21を開口したが、通気孔自体は、従来の通気孔21、すなわち本実施例における大きな通気孔21Lのみでも構わない。
これは、冒頭の〔背景技術〕で述べたように、従来のような大きな通気孔21Lだけを開口した加熱処理用トレー1においても、レトルトパウチ食品(処理対象物W)の一個当たりの重量が大きくなれば、加熱処理用トレー1に載せる処理対象物Wの総重量も相応に大きくなり、補強突部22を形成しないと垂れ下がりが生じる可能性があるためである。もちろん加熱処理用トレー1の載置面積が大きくなった場合でも、補強突部22を形成しないと垂れ下がりが生じる可能性があるため、補強突部22を設ける本発明は、このような載置面積が大きい加熱処理用トレー1においても効果的な対策である。
1 加熱処理用トレー
2 載置面
2S 基準面
3 周囲フレーム

21 通気孔
21L 大きな通気孔
21S 小さな通気孔
22 補強突部
23 補強突部段差
24 応力除去弱化部

3H 横辺
31 横辺立壁部
32 横辺フラット部

3V 縦辺
35 縦辺立壁部
36 側端補強材
361 立壁部
362 上側フラット部
363 下側フラット部

38 当接体
39 ガイドピン
39h ピン孔

H 加熱媒体
N ノズル
R レトルト殺菌装置
W 処理対象物

Claims (2)

  1. 食品・食材が収容された処理対象物を載せ、加熱雰囲気中で支持するための金属製の加熱処理用トレーであって、
    この加熱処理用トレーは、平面視、矩形状を成し、載置面には、その全域にわたり多数の通気孔が形成されるとともに、載置面には対向辺間にわたって複数の補強突部が設けられ、且つ載置面を取り囲む外周側には、枠状の周囲フレームを具えるものであり、
    また前記補強突部は、載置面を構成する部材自体を凹凸させることによって形成され、載置面に補強突部段差が付与されて成り、
    なお且つこの補強突部段差が、周囲フレームに突き当たる部位では、補強突部段差が存在しない応力除去弱化部が形成されるものであり、
    更にこの応力除去弱化部は、当該突き当たり部位から載置面の内側に向けて切欠き状に形成された応力除去用スリットであることを特徴とする加熱処理用トレー。
  2. 前記補強突部は、載置面上部から載置面の板厚寸法と同じ高さ寸法分、上方に突出するように形成されていることを特徴とする、請求項記載の加熱処理用トレー。
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