JP7339415B1 - 業務システム用の権限管理システム - Google Patents
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Abstract
Description
近年では、複数の業務システムの利用権限を、まとめて管理可能な権限管理システムも開発されており、出願人も、以下の特許文献1に記載のシステムを開発している。
また、権限管理システムにおいて、複数のグループ会社を管理対象として、利用権限の設定を一括管理している場合、利用権限の設定内容の修正を会社毎に実施可能な機能の導入が求められていた。
当該構成によれば、標準ルールの設定に加えて、全ユーザのうち任意のグループを対象として、標準ルールよりも優先適用される個別ルールを設定可能に構成することで、人事イベントの発生に伴う利用権限の付与およびまたは剥奪の自由度を向上させることができる。
当該構成によれば、人事イベントの発生に伴う利用権限の付与およびまたは剥奪に関する設定を、各欄を視認しながらチェックまたは数字入力を行うだけで実施することができるため、設定作業がより簡単となり、また誤設定の恐れも低くなる。
当該構成によれば、人事イベントの発生に伴う利用権限の付与およびまたは剥奪に関する設定、特に兼務所属に伴う利用権限の新たな付与に関する設定を、各欄を視認しながらチェックまたは数字入力を行うだけで実施することができるため、設定作業がより簡単となり、また誤設定の恐れも低くなる。
当該構成によれば、人事イベントの種類(性質)に応じて適切なチェック欄または入力欄を表示することで、誤設定の恐れを低くし、設定作業の負担を軽減させることができる。
当該構成によれば、システム管理者によって、自社のルールに合わせた形に、人事イベントの種別や属性をカスタマイズすることができる。
本発明に係る権限管理システムAは、ネットワークを介して接続された1つ以上の業務システムBに対し、システム管理者Dによる権限情報の設定によって業務システムBの利用権限をユーザC毎に設定可能とするためのシステムである。本システムは、クラウドサーバ等の種々のサーバを用いて提供することができる。
本発明において「システム管理者D」とは、本発明に係る権限管理システムAでの権限設定の権限を有する者を指し、本発明に係る権限管理システムAを導入する会社に所属する社員や、当該会社から委託を受けた者などが含まれる。
本発明において「権限情報」とは、システム管理者Dによって設定される情報であり、各ユーザCに対し、各業務システムBの利用権限の可否や、当該利用権限の有効期間(開始日およびまたは終了日)などを特定する情報である。
本発明において、権限情報の構成および詳細は特段限定するものではない。
図1に示すように、本発明に係る権限管理システムAは、ネットワークを介して接続された1つ以上の業務システムBに対して、システム管理者Dによって設定された権限情報に基づいて業務システムBの利用権限をユーザC毎に設定する機能を有するものである。
また、本発明に係る権限管理システムAは、人事イベントの発生時における利用権限の設定の内容に修正を加えるための手段として、標準ルール設定部10、個別ルール設定部20および画面表示部30を少なくとも備えている。
各部は、サーバ、PC、スマートフォン、タブレットなどの情報処理装置にインストールされたプログラムによって実現することができる。
また、本発明に係る権限管理システムAは、互いに情報を送受信可能な複数の情報処理装置を適宜組み合わせて構成してもよい。
以下、各部の詳細について説明する。
標準ルール設定部10は、全ユーザCを対象として、人事イベントの発生時における、利用権限の剥奪およびまたは付与に関するルールである、標準ルールを設定する機能を有する。
標準ルールの入力は、システム管理者Dなどによって実施することができる。
標準ルールには、例えば以下のルール(剥奪可否ルール、猶予期間ルール、付与ルール)を含めることができる。
剥奪可否ルールは、人事イベント発生前にユーザCに付与済みの利用権限であって、かつ人事イベント発生後に剥奪予定の利用権限に対し、人事イベント発生後に予定通り当該利用権限を剥奪するか否かを設定するルールである。
本ルールは、例えば、人事イベントの発生後に、異動前の所属に伴い付与されていた利用権限を、異動後に剥奪するか否かを設定するために使用することができる。
利用権限を剥奪しない場合には、権限情報内の、利用権限を剥奪する業務システムBに対するユーザCの終了期間を、そのまま無期限設定にしておくイメージとなる。
猶予期間ルールは、前記<3.1>で説明した剥奪可否ルールにより、利用権限を剥奪すると設定した場合に、人事イベント発生時から利用権限の剥奪までの猶予期間を設定するルールである。
本ルールは、例えば、人事イベントの発生後に、異動前の所属に伴い付与されていた利用権限を異動後に剥奪する場合であっても、その剥奪時期を一定期間猶予させる必要がある場合に使用することができる。
人事イベント発生後、利用権限を直ちに剥奪したい場合には、猶予期間を0日と設定することにより、権限情報内の、利用権限を剥奪する業務システムBに対するユーザCの終了期間を人事イベント発生日としておくイメージとなる。
また、利用権限を人事イベント発生日から7日後に剥奪したい場合には、猶予期間を7日と設定することにより、権限情報内の、利用権限を剥奪する業務システムBに対するユーザCの終了期間を、人事イベント発生日から7日加えた日付としておくイメージとなる。
付与ルールは、人事イベント発生前にユーザCに未付与であって、かつ人事イベント発生後に新たに付与予定の利用権限に対し、人事イベント発生後に予定通り当該利用権限を付与するか否かを設定するルールである。
本ルールは、例えば、人事イベントの発生によって、所属部署や役職の兼務が発生した場合に、新たに追加される兼務に関する利用権限を付与するか否かを設定するために使用することができる。
例えば、利用権限を付与する場合には、当初の権限情報の通りに利用権限の付与が行われることになる。
一方、利用権限を付与しない場合には、権限情報内の利用権限を付与する予定だった業務システムBに対する、開始期間の項目に、人事イベントの発生日を設定するところを、そのまま空欄にしておくイメージとなる。
個別ルール設定部20は、全ユーザCのうち任意のグループを対象として、人事イベントの発生時における、利用権限の剥奪およびまたは付与に関するルールであって、且つ標準ルールよりも優先適用されるルールである、個別ルールを設定する機能を有する。
本発明において、任意のグループの区分け条件は、特段限定するものではなく、会社毎、部門毎、役職毎など、適宜設定することができる。
特に、複数のグループ会社を一括して権限管理している場合などは、会社毎に利用権限の設定に関するルールを変えるために、会社毎に個別ルールの設定を行う手法が考えられる。
個別ルールを適用する任意のグループの選択は、システム管理者Dによって実施することができる。
個別ルールの項目は本発明において特段限定するものではないが、前記した標準ルールと同じ項目に構成しておくと、システム管理者Dの理解が容易である点で好ましい。
また、個別ルールの条件入力は、前記した標準ルールと同様、システム管理者Dによって行うことができる。
画面表示部30は、システム管理者Dの使用端末に備えたディスプレイに、標準ルールおよびまたは個別ルールを、システム管理者Dによって設定可能な設定画面Eを表示する機能を有する。
この設定画面Eは、WEBブラウザによって表示される態様や、PC、スマートフォンおよびタブレットなどの情報処理端末にインストールされる専用のアプリケーションによって表示される態様などから適宜選択することができる。
図2に、設定画面Eのイメージを示す。
設定画面Eは、標準ルールを設定可能な標準ルール設定欄E1と、個別ルールを設定可能な個別ルール設定欄E2を具備している。
標準ルール設定欄E1には、利用権限の剥奪の有無を設定するための第1のチェック欄40と、第1のチェック欄40で利用権限の剥奪を行う場合に、剥奪までの猶予期間を入力するための猶予期間入力欄50と、利用権限の付与の有無を設定するための第2のチェック欄60を設けている。
本実施例では、利用権限の剥奪の有無を設定する種別として[異動(人事条件)]、[異動(個別設定)]、[出向]および[休職]の四種の種別を割り当てており、利用権限の付与の有無を設定する種別として[兼務所属]を割り当てている。
[異動(人事条件)]とは、人事イベントを司る、人事条件の設定によって異動することになったユーザCを対象とするものである。
[異動(個別設定)]とは、人事イベントを司る、人事条件の設定とは別に個別に設定された条件によって異動することになったユーザCを対象とするものである。
[出向]とは、人事イベントを司る、人事条件の設定によって出向することになったユーザCを対象とするものである。
[休職]とは、人事イベントを司る、人事条件の設定によって休職することになったユーザCを対象とするものである。
[兼務所属]とは、人事イベントを司る、人事条件の設定によって、所属の兼務(追加)が発生したユーザCを対象とするものである。
本実施例では、[出向]および「休職」の項目欄に、それぞれの種別編集画面Fに遷移するためのリンクボタン(第1のリンク70、第2のリンク80)を設けている。
図3は、[出向]の項目欄に設けた第1のリンク70を選択した際に、ポップアップ形式で表示される種別編集画面Fのイメージ図である。
図3に係る種別編集画面F内では、ユーザCの所属組織内で予め定められている出向区分の値を、[出向区分]の欄に入力し、[出向名]の欄に、出向区分の内容説明を入力する。図3では、「グループ内出向」と「その他」の二種の出向区分が設定されているイメージとなる。
このように、予め[出向]の種別に属するユーザCの範囲を設定しておき、人事イベントの発生によって入力された出向区分の値が設定されているユーザCに対し、標準ルールの設定に基づいて、利用権限の付与・剥奪設定が適用されることになる。
図4に係る種別編集画面F内では、ユーザCの所属組織内で予め定められている休職区分の値を、[休職区分]の欄に入力し、[休職名]の欄に、休職区分の内容説明を入力する。図4では、「病気・疾病休職等」と「自己都合休職」と「産休」の三種の出向区分が設定されているイメージとなる。
図3と同様、予め[休職]の種別に属するユーザCの範囲を設定しておき、人事イベントの発生によって入力された休職区分の値が設定されているユーザCに対し、標準ルールの設定に基づいて、利用権限の付与・剥奪設定が適用されることになる。
個別ルール設定欄E2には、前記した標準ルール設定欄E1とは別に、任意のグループ毎に、利用権限の付与剥奪に関する個別ルールを設定するための欄である。
本実施例では、任意のグループを会社単位としている。
個別ルール設定欄E2は、任意のグループを示す対象表示欄と、標準ルール設定欄E1と同様の第1のチェック欄40、猶予期間入力欄50、および第2のチェック欄60を設けており、追加した任意のグループ毎に個別ルール設定欄E2が追加されているイメージとなる。
新たな個別ルール設定欄E2を追加したい場合には、図2に示す設定画面Eにおいて、[会社選択]と表示されたリンクボタン(第3のリンク90)を選択し、ポップアップ形式で表示される、個別設定対象選択画面G(図5)で、追加したい任意のグループを選択する。
図5では、既に[××会社]を対象とした個別ルール設定欄E2を設けてある状態から、新たに[△△会社]を対象とした個別ルール設定欄E2を追加しようとしているイメージを示している。
なお、本発明では、個別ルール設定欄E2に対し、以下の構成を適宜追加してもよい。
(1)個別ルール設定欄E2を削除するためのボタン(削除ボタン)を設ける。
(2)削除した個別ルール設定欄E2について、背景色を変更した状態で、表示を残したままとする。
(3)個別ルール設定欄E2として、新たに[区分]の項目を設けておき、各個別ルール設定欄E2が追加(適用)されている状況か、削除(適用外)とされているかを視認可能とする。
(4)削除状態で表示されている個別ルール設定欄E2を回復させて再適用するためのボタン(削除解除ボタン)を設けておく。
次に、人事イベントの発生に伴う、システム担当者による権限情報の設定作業の流れについて説明する。
まず、ユーザC毎の利用権限の設定状況を説明し、順に、人事イベントの発生時のルール設定、人事イベント発生後の利用権限の設定状況を説明する。
本実施例では、権限情報を、「ユーザ情報」「権限グループ」「権限」「権限ルール」の四種の情報を組み合わせて構成している。
各情報の詳細は次の通りである。
ユーザ情報とは、ユーザC毎に属性(識別番号、氏名、所属会社、所属部署、役職、社員区分、等)を割り当てている情報である。
ユーザ情報の構成例を以下の表1に示す。
[表1]
例えば、識別番号001の甲は、X会社の人事部に所属する正社員であることが示されている。
権限グループ(項目名:権限グループ名)とは、ユーザCの属性を条件として、各ユーザCをグループ分けしてある情報である。
権限グループの構成例を以下の表2に示す。
例えば、権限グループ名を「全ユーザ(文書)」とする権限グループでは、何らの条件も加わっていないため、前記した表1のユーザC情報に含まれている全てのユーザCを対象とするグループであり、当該権限グループに設定する権限名が「全ユーザ権限」であることを示している。
また、権限グループ名を「X会社(人事部)」とする権限グループでは、条件1,2から、X会社の人事部に所属するユーザC(表1における甲および丁)を対象とするグループであり、当該権限グループに設定する権限名が「X会社人事部権限」であることを示している。
権限(項目名:権限名)とは、後述する権限ルールのうち、どの権限ルールを適用するかを示す情報である。
権限の構成例を以下の表3に示す。
例えば、権限名を「全ユーザ権限」とする権限には、権限ルール名を「文書システム(全ユーザ)」とする権限ルールが適用されている。
なお、表3では、権限毎に、それぞれ一つの権限ルールが適用されているが、本発明では、一つの権限に対し、複数の権限ルールを適用することもできる。
権限ルールとは、権限内容を示す情報である。
この権限内容には、対象とする業務システムBや、当該業務システムBにおける権限種別が含まれる。
権限種別は、業務システムBの種類によって、閲覧権限、申請権限、決裁権限など、種々の利用権限を含めることができる。
権限ルールの構成例を以下の表4に示す。
また、本実施例では、何れの権限ルールも、有効期間の開始日を2020年4月1日と設定し、有効期間の終了日は、実質的に無期限であることを意図する意味で、2999年3月31日と設定している。
上記の権限情報に基づいて、業務システムB毎に、各ユーザCの利用権限の付与状況を整理すると、以下の表5~表11の通りとなる。
[表5]
[表6]
[表7]
[表8]
[表9]
[表10]
2022年10月1日付けの人事イベントとして、以下を想定する。
[表11]
システム管理者Dは、以下の表12に倣って、図6に示すように標準ルール設定欄E1を設定することになる。
[表12]
システム管理者Dは、以下の表13,表14に倣って、図6に示すように個別ルール設定欄E2を設定することになる。
[表13]
[表14]
上記の通り設定された標準ルールおよび個別ルールによって、各ユーザCに適用されるルールは次の通りとなる。
各業務システムでの、各ユーザCに適用される利用権限の設定状況は、次の表16~表21の通りとなる。
[表16]
文書システムの利用権限に関しては、人事イベントの発生によって変更はない。
[表17]
X会社が利用する人事システムの利用権限では、表12に従って、甲に設定変更が発生する。
甲は、人事部から総務部への異動に伴い、利用権限が剥奪される予定であるところ、表12に示す通り、引き継ぎの猶予期間として7日間が設定されている。
よって、甲の終了日には、人事イベント発生日の前日(2022年9月30日)から7日間が加算された日(2022年10月7日)が設定される。
[表18]
X会社が利用する総務システムの利用権限では、表12に従って、甲、乙、丁に設定変更が発生する。
甲は、総務部への異動に伴い、新たに利用権限が設定されるため、甲の開始日には、人事イベント発生日(2022年10月1日)と終了日(2999年3月31日)が設定される。
また、乙は、総務部からY会社への出向に伴い、引き継ぎの猶予期間は無い状態であるため、乙の終了日には、人事イベント発生日の前日(2022年9月30日)が設定される。
また、丁は、総務部を新たに兼務することになり、新たに利用権限が設定されるため、甲の開始日には、人事イベント発生日(2022年10月1日)と終了日(2999年3月31日)が設定される。
[表19]
X会社が利用するCADシステムの利用権限では、表12に従って、丙に設定変更が発生する。
丙は、休職することになるため、丙の終了日には、人事イベント発生日の前日(2022年9月30日)が設定される。
[表20]
Y会社が利用する総務システムの利用権限では、表13に従って、設定変更が行われない。
より詳細には、休職する戊が設定変更の対象になり得るところ、表13では、休職時には利用権限の剥奪は行わない設定となっているため、戊に対する終了日の変更設定は行われない。
[表21]
Z会社が利用する演算システムの利用権限では、表14に従って、己に設定変更が発生する。
己は、技術部から人事部への異動に伴い、利用権限が剥奪される予定であるところ、引き継ぎの猶予期間として14日間が設定されている。
よって、己の終了日には、人事イベント発生日の前日(2022年9月30日)から14日間が加算された日(2022年10月14日)が設定される。
このように、本発明に係る権限管理システムAによれば、人事イベントの発生にあたり、利用権限の設定の内容の修正について、ベースとなる標準設定を適用しつつ、さらに任意のグループに対して個別設定を適用することが可能となる。その結果、利用権限の設定対象となるユーザに対する、利用権限の設定の内容修正をより柔軟に実施することが可能となる。
B:業務システム
C:ユーザ
D:システム管理者
10:標準ルール設定部
20:個別ルール設定部
30:画面表示部
E:設定画面
E1:標準ルール設定欄
E2:個別ルール設定欄
40:第1のチェック欄
50:猶予期間入力欄
60:第2のチェック欄
70:第1のリンク
80:第2のリンク
90:第3のリンク
F:種別編集画面
G:個別設定対象選択画面
Claims (4)
- ネットワークを介して接続された1つ以上の業務システムに対し、システム管理者からの入力による権限情報の設定によって、ユーザ毎に業務システムの利用権限を付与およびまたは剥奪可能な、権限管理システムであって、
システム管理者の使用端末に備えたディスプレイに、前記システム管理者からの入力によって、標準ルールおよびまたは個別ルールを設定するための設定画面を表示する機能を有する、画面表示部を少なくとも備え、
前記標準ルールは、全ユーザを対象として、人事イベントの発生時における、前記利用権限の剥奪およびまたは付与に関するルールであり、
前記個別ルールは、全ユーザのうち任意のグループを対象として、人事イベントの発生時における、前記利用権限の剥奪およびまたは付与に関するルールであって、且つ前記標準ルールよりも優先適用されるルールであり、
前記画面表示部は、
前記設定画面における、前記標準ルールおよびまたは前記個別ルールの設定欄に、人事イベントの種別毎に区分けされた、第1の人事イベント欄および第2の人事イベント欄を配置し、
前記第1の人事イベント欄には、
人事イベント発生前にユーザに付与済みであって、かつ人事イベント発生後に剥奪予定の利用権限に対し、人事イベント発生後に当該利用権限を剥奪するか否かを設定可能な、第1のチェック欄と、
前記第1のチェック欄によって前記利用権限を剥奪するとした場合の、人事イベント発生日から前記利用権限の剥奪までの猶予期間を設定可能な、猶予期間入力欄と、が配置されており、
前記第2の人事イベント欄には、
人事イベント発生前にユーザに未付与であって、かつ人事イベント発生後に新たに付与予定の利用権限に対し、人事イベント発生後に当該利用権限を付与するか否かを設定可能な、第2のチェック欄と、が配置されていることを特徴とする、
権限管理システム。 - 前記画面表示部は、
前記設定画面において、前記標準ルールおよびまたは前記個別ルールの設定欄に対し、
前記人事イベントの種別が、[異動]、[出向]または[休職]の場合に、前記第1の人事イベント欄を配置し、
前記人事イベントの種別が、[兼務所属]の場合に、前記第2の人事イベント欄を配置することを特徴とする、
請求項1に記載の権限管理システム。 - 前記画面表示部は、
前記設定画面において、前記人事イベントの種別が[出向]の項目に、種別編集画面を表示するためのリンクを設ける機能をさらに有し、
前記種別編集画面は、各ユーザに対し設定される人事イベントのうち[出向]の種別に属する範囲を特定するための情報である、出向区分および出向名を、前記システム管理者からの入力によって編集可能な編集欄が配置されていることを特徴とする、
請求項2に記載の権限管理システム。 - 前記画面表示部は、
前記設定画面において、前記人事イベントの種別が[休職]の項目に、種別編集画面を表示するためのリンクを設ける機能をさらに有し、
前記種別編集画面は、各ユーザに対し設定される人事イベントのうち[休職]の種別に属する範囲を特定するための情報である、休職区分および休職名を、前記システム管理者からの入力によって編集可能な編集欄が配置されていることを特徴とする、
請求項2に記載の権限管理システム。
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