JP7338264B2 - 情報処理装置、及び情報処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置、及び情報処理方法に関する。
従来、電子機器に用いるファームウェアをアップデートする際には、対象機器がベンダーサーバからネットワークを介してアプリケーションプログラミングインタフェースAPIのバージョンを取得していた。
ここで、アプリケーションプログラミングインタフェースとは、ソフトウェアコンポーネントが互いにやりとりするのに使用するインタフェースの仕様であり、サブルーチン、データ構造、オブジェクトクラス、変数などが含まれる。
一方、ネットワークに接続されていない機器に対して、ネットワークに接続せずに単体でファームウェアもしくはアプリケーションソフトウエアをアップデートする場合がある。この際、ファームウェアとアプリケーションソフトウエアとの間で利用できる適切なアプリケーションプログラミングインタフェースAPI(Application Programing Interface)のバージョンの組み合わせが発生する。
特許文献1には、適切なAPIバージョンを更新する目的で、ベンダーサーバからネットワークを介してAPIバージョンを取得する構成が開示されている。
詳しくは、特許文献1には、プリンタが印刷サービスを利用するシステムにおいて、印刷サービスを適切に利用できるファームウェアがプリンタにダウンロードされる仕組みを提供することを目的として、印刷システムは、印刷サービス装置に画像形成装置の情報が登録される際、または印刷サービス装置に既に登録済みの画像形成装置の情報が更新される際、画像形成装置にインストールされているファームウェアが印刷サービス装置に対応しているか否かを判定し、対応していないと判定された場合、配信サーバが配信している画像形成装置のファームウェアの中に印刷サービス装置に対応しているファームウェアが存在するか否かを判定し、存在すると判定された場合、配信サーバから対象のファームウェアが画像形成装置に配信されたことに応じて、配信されたファームウェアのインストールを行うという技術が開示されている。
従来、ファームウェアとアプリケーションソフトウエアとの間で利用できるアプリケーションプログラミングインタフェースAPIのバージョンが不適切な組み合わせになった場合、本来利用すべき適切なAPIバージョンを利用できないという問題があった。
また、特許文献1にあっては、ネットワークに接続されていない機器に対して、ネットワークに接続せずに単体でファームウェアもしくはアプリケーションソフトウエアのアップデートを行った場合に、適切なAPIバージョンを利用できないという問題は解消できていない。
本発明の一実施形態は、上記に鑑みてなされたもので、その目的は、アプリケーションプログラミングインタフェースのバージョン情報を管理するためのバージョン管理部を追加することで、ネットワークを介さずに、単体でファームウェアやアプリケーションソフトウエアのアップデートを行った場合でも、適切なアプリケーションプログラミングインタフェースのバージョンを利用することにある。
上記課題を解決するたに、請求項1記載の発明は、第1プログラムにより所定の機能を実現する情報処理装置であって、前記第1プログラムが利用するアプリケーションプログラミングインタフェースのバージョン情報を管理するバージョン管理部を備え、前記バージョン管理部は、前記第1プログラムが更新可能か否かを判定する判定部と、前記判定部による判定結果が更新可能である場合に、更新後の第1プログラムが利用可能なアプリケーションプログラミングインタフェースに係る第2プログラムのバージョン情報を表示するメッセージ表示部と、前記第1プログラム、及び更新後の第1プログラムが利用可能なアプリケーションプログラミングインタフェースに係る第2プログラムを更新する更新部と、を備え、前記判定部は、バージョン情報リストを参照して、前記第1プログラムのバージョン情報に対応する第2プログラムのバージョン情報を抽出して、抽出結果に応じて前記第1プログラムが更新可能か否かを判定することを特徴とする。

本発明によれば、アプリケーションプログラミングインタフェースのバージョン情報を管理するためのバージョン管理部を追加することで、ネットワークを介さずに、単体でファームウェアやアプリケーションソフトウエアのアップデートを行った場合でも、適切なアプリケーションプログラミングインタフェースのバージョンを利用することができる。
本発明の一実施形態に係わる情報処理装置に適用可能な画像形成装置の一例である複合機のハードウェア構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係わる情報処理装置に適用可能な画像形成装置の一例である複合機のソフトウェア構成を示す図である。 従来の情報処理装置の基本シーケンスを示すフローチャートである。 従来のパッケージファイルを構成するそれぞれのファイルを示す図である。 従来のプログラムのアップデートファイルを構成するそれぞれのデータを示す図である。 本発明の一実施形態に係わる情報処理装置に表示される更新確認画面の構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係わる情報処理装置に適用可能な画像形成装置の一例である複合機のソフトウェア構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係わる情報処理装置の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係わる情報処理装置の基本シーケンスを示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係わるバージョン管理部のアップデートファイルを構成するそれぞれのデータを示す図である。 本発明の一実施形態に係わるバージョン情報リストを構成するそれぞれのデータを示す図である。 本発明の一実施形態に係わる情報処理装置に表示される更新実行確認画面(その1)の構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係わる情報処理装置に表示される更新実行確認画面(その2)の構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係わる情報処理装置に表示される更新実行確認画面(その3)の構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係わる情報処理装置が搭載された他の複合機(MFP)のハードウェア構成図である。
以下、本発明を図面に示した実施の形態により詳細に説明する。
本発明は、アプリケーションプログラミングインタフェースのバージョン情報を管理するためのバージョン管理部を追加することで、ネットワークを介さずに、単体でファームウェアやアプリケーションソフトウエアのアップデートを行った場合でも、適切なアプリケーションプログラミングインタフェースのバージョンを利用するために、以下の構成を有する。
すなわち、本発明の情報処理装置は、第1プログラムにより所定の機能を実現する情報処理装置であって、第1プログラムが利用するアプリケーションプログラミングインタフェースのバージョン情報を管理するバージョン管理部を備え、バージョン管理部は、第1プログラムが更新可能か否かを判定する判定部と、判定部による判定結果が更新可能である場合に、更新後の第1プログラムが利用可能なアプリケーションプログラミングインタフェースに係る第2プログラムのバージョン情報を表示するメッセージ表示部と、第1プログラム、及び更新後の第1プログラムが利用可能なアプリケーションプログラミングインタフェースに係る第2プログラムを更新する更新部と、を備えることを特徴とする。
以上の構成を備えることにより、アプリケーションプログラミングインタフェースのバージョン情報を管理するためのバージョン管理部を追加することで、ネットワークを介さずに、単体でファームウェアやアプリケーションソフトウエアのアップデートを行った場合でも、適切なアプリケーションプログラミングインタフェースのバージョンを利用することができる。
上記記載の本発明の特徴について、以下の図面を用いて詳細に解説する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
上記の本発明の特徴に関して、以下、図面を用いて詳細に説明する。
<複合機(MFP)のハード構成>
図1は、本発明の一実施形態に係わる情報処理装置に適用可能な画像形成装置の一例である複合機(MFP)9のハードウェア構成を示す図である。
図1に示すように、複合機(MFP)9はハードウェア構成として、本体部10と操作部を備えている。
本体部10は、本体制御部50を動作させるCPU12、RAM14、ROM16、SDカード19を読み取るためのSDスロット18、パッケージファイルを展開して保存するHDD20、更新に関する情報(APIバージョンなど)を保存するNVRAM22を備えている。
操作部30は、操作制御部を動作させるCPU32、RAM34、ROM36、機器の情報を表示したりユーザが機器を操作したりするための操作パネル38を備えている。
<複合機(MFP)のソフトウェア構成>
図2は、本発明の一実施形態に係わる情報処理装置に適用可能な画像形成装置の一例である複合機(MFP)のソフトウェア構成を示す図である。
複合機(MFP)9は、図2に示すように本体部10と操作部30から構成され、本体部10は本体制御部50、アプリケーションソフトウエアとしてコピー52、スキャナ54、プリンタ56、FAX58、ネットワークサービス60で構成される。
操作部30は、操作制御部72、操作部アプリケーションソフトウエア74で構成される。
また、本体部10と操作部30との間には、SmartSDKと呼ばれるWebAPI形式のI/FであるAPI80が介在して、両者間の通信が行われる。
なお、SmartSDK(登録商標)は、複合機の各機能をWebAPI形式のI/Fを介して利用するアプリケーションを開発するための開発キットソフトウエアである。
なお、本体制御部50は、機器を動作させるためのアプリケーションソフトウエア以外のシステムの動作を受け持ち、具体的にはカーネル、SCS、OUSなどのサービス層で構成される。
上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(digital signal processor)、FPGA(field programmable gate array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
なお、本体部10は、通信機能を備えた装置であれば、画像形成装置に限られない。本体部10は、例えば、PJ(Projector:プロジェクタ)、IWB(Interactive White Board:相互通信が可能な電子式の黒板機能を有する白板)、デジタルサイネージ等の出力装置、HUD(Head Up Display)装置、産業機械、撮像装置、集音装置、医療機器、ネットワーク家電、自動車(Connected Car)、ノートPC(Personal Computer)、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、ゲーム機、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラ、ウェアラブルPCまたはデスクトップPC等であってもよい。
<従来の基本シーケンス>
図3は、従来の情報処理装置の基本シーケンスを示すフローチャートである。
まず、本体部10に設けられたSDスロット18に更新対象となるパッケージファイル(図4)、もしくは単体に用いるアップデートファイル(図5)が保存されたSDカード19を挿入する。
ステップS5では、電源をオンして機器を起動させると、本体制御部50はSDカード19にアップデートファイルが保存されていることを検知して、SDカード19からアップデートファイルを取得して、RAM14もしくはHDD20に解凍して展開する。
ステップS10では、本体制御部50は、パッケージファイル(図4)を用いてアップデートする場合、RAM14もしくはHDD20に展開されたパッケージファイル情報からバージョン情報を読み取って、パッケージ更新可能か否かの判定を行い、APIバージョンなどのバージョン情報をNVRAM22に保存する。
次に、ステップS15では、本体制御部50は、それぞれのプログラムのアップデートファイルのヘッダ情報からファイルが不正でないか否かを確認して、更新可能か否か判定する。
ネットワークに接続せずに単体でアップデートする場合、パッケージ情報から情報の取得は行わず、単にそれぞれのプログラムの更新可能か否か判定する。
なお、パッケージバージョンが同一である場合、またはアップデートファイルが不正である場合には更新しない。
ステップS20では、本体制御部50は、ネットワークに接続せずに単体で更新が可能である場合、更新実行確認画面(図6)を表示する。
ステップS25では、本体制御部50は、更新実行確認画面に表示された「実行」ボタンB1が選択されたか、「キャンセル」ボタンB3が選択されたか判定する。ユーザが「実行」ボタンB1を選択した場合に、更新処理を開始する。一方、「キャンセル」ボタンB3が選択された場合には、更新処理を行わない。
ステップS30では、本体制御部50は、ネットワークに接続せずに単体で更新が開始された場合、バージョン情報(部番、バージョンなど)がNVRAM22に保存され、パッケージ更新であるときに、パッケージファイル情報(APIバージョンなど)がNVRAM22に保存される。
その後、ステップS35では、本体制御部50は、更新処理が開始すると、更新対象となるモジュールを更新する。すなわち、本体制御部50は、RAM14もしくはHDD20に展開したアップデートファイルを用いて、更新対象が本体制御部50または本体アプリケーションソフトウエアである場合に、本体ROM16を書き換える。
一方、更新対象が操作制御部72及び操作部アプリケーションソフトウエア74である場合に、操作制御部72は、RAM14もしくはHDD20に展開したアップデートファイルを用いて、操作部30に設けられたROM36を書き換える。
ステップS40では、本体制御部50は、更新対象となるアップデートファイルが残っているか否かを判定する。更新対象となるアップデートファイルが残っている場合、ステップS35に戻り、次のアップデートファイルの更新を行う。
ステップS45では、本体制御部50は、すべてのアップデートファイルの更新が完了した場合に、更新のアップデートファイルが完了したこと表す完了メッセージを操作パネルに表示して、ユーザに通知する。
<パッケージファイルの構成>
図4は、従来のパッケージファイルを構成するそれぞれのファイルを示す図である。
パッケージファイルは、パッケージファイル情報、本体制御部用アップデートファイル、スキャナ用アップデートファイル、プリンタ用アップデートファイル、FAX用アップデートファイル、ネットワークサービス用アップデートファイル、操作制御部用アップデートファイル、操作部アプリ用アップデートファイル等から構成されている。
パッケージファイル情報は、パッケージバージョン、更新対象情報、APIバージョン等から構成されている。
<プログラムのアップデートファイルの構成>
図5は、従来のプログラムのアップデートファイルを構成するそれぞれのデータを示す図である。
プログラムのアップデートファイルは、ヘッダ情報、アップデート用のプログラムデータから構成されている。
ヘッダ情報は、部番、バージョンから構成されている。
<更新確認画面>
図6は、本発明の一実施形態に係わる情報処理装置に表示される更新確認画面の構成を示す図である。
更新確認画面には、本体制御部バージョンとして、「old1.00」を「NEW1.01」に、かつコピーバージョンとして、「old1.00」を「NEW1.01」に「アップデート実行しますか?」というメッセージを示している。
更新確認画面の下部には、「実行」ボタンB1、「キャンセル」ボタンB3を備えている。
<複合機(MFP)のハード構成>
図7は、本発明の一実施形態に係わる情報処理装置に適用可能な画像形成装置の一例である複合機(MFP)のソフトウェア構成を示す図である。
本実施形態は、ネットワークを介さずに単体でファームウェアやアプリケーションソフトウエアのアップデートを行った場合でも、適切なAPIバージョンを利用できるというものである。
APIバージョンを管理するためのプログラムであるバージョン管理部90を追加してインストールしておき、このプログラムを更新することで最新のAPIバージョンを取得する仕組みを構築する。
判定部92は、バージョン情報リストを参照して、第1プログラムのバージョン情報に対応する第2プログラムのバージョン情報を抽出して、抽出結果に応じて第1プログラムが更新可能か否かを判定する。
バージョン情報リストは、バージョン管理部90の更新時に合わせて更新される。
APIバージョンは、モジュールの更新(バージョンダウンも含む)時に、本体制御部50がモジュールのバージョンを通知して、APIバージョンを更新して、NVRAM22に保存する。
プログラム(アプリケーションソフトウエア、本体制御部50など)をアップデートするときに、合わせてバージョン管理部90を更新する。
この際、バージョン管理部90のプログラムの更新が漏れてしまうという問題があるため、バージョン管理部90が更新対象となっていない場合には、バージョン管理部90の更新を促すメッセージを表示する。
<機能ブロック>
図8は、本発明の一実施形態に係わる情報処理装置の機能ブロック図である。
バージョン管理部90は、判定部92、メッセージ表示部94、更新部96を備えている。
判定部92は、第1プログラムが更新可能か否かを判定する。なお、第1プログラムとは、当該第1プログラムにより所定の機能を実現するものであり、本実施形態によれば、第1プログラムはパッケージファイルに含まれている。パッケージファイルは、パッケージファイル情報、本体制御部用アップデートファイル、スキャナ用アップデートファイル、プリンタ用アップデートファイル、FAX用アップデートファイル、ネットワークサービス用アップデートファイル、操作制御部用アップデートファイル、操作部アプリ用アップデートファイル等から構成されている。
判定部92は、バージョン情報リストを参照して、第1プログラムのバージョン情報に対応する第2プログラムのバージョン情報を抽出して、抽出結果に応じて第1プログラムが更新可能か否かを判定する。
判定部92は、第1プログラムに係る更新ファイルのヘッダ情報を参照して、ヘッダ情報に含まれる部番、及び/又はバージョン情報が不正である場合に、更新ファイルが不正であると見なして更新しない。
メッセージ表示部94は、判定部92による判定結果が更新可能である場合に、更新後の第1プログラムが利用可能なアプリケーションプログラミングインタフェースに係る第2プログラムのバージョン情報を表示する。
メッセージ表示部94は、第1プログラムを更新する前に、第2プログラムが更新対象となっていない場合には、第2プログラムの更新を促すメッセージを表示する。
メッセージ表示部94は、第1プログラムに係る更新前のバージョン情報、及び更新後のバージョン情報を表示するとともに、第2プログラムに係る更新前のバージョン情報、及び更新後のバージョン情報を表示する。
メッセージ表示部94は、第1プログラムに係る更新ファイルが更新可能である場合に、第1プログラムの更新後のバージョンを用いて更新実行確認画面を生成して、更新実行確認画面を表示する。
メッセージ表示部94は、第2プログラムに係るバージョン情報リストに基づいて、更新後に利用できる第2プログラムに係るバージョン情報を表示する。
メッセージ表示部94が用いるバージョン情報リストは、第2プログラムに係るバージョン情報と、第2プログラムに係るバージョン情報に対応する第1プログラムに係るバージョン情報とを含む。
更新部96は、第1プログラム、及び更新後の第1プログラムが利用可能なアプリケーションプログラミングインタフェースに係る第2プログラムを更新する。
<基本シーケンス>
図9は、本発明の一実施形態に係わる情報処理装置の基本シーケンスを示すフローチャートである。
まず、情報処理装置の本体SDスロット18にSDカード19を挿入する。
なお、SDカード19には、更新対象となる単体用のプログラムのアップデートファイル(図5)と、バージョン管理部90のアップデートファイル(図10)が保存されている。
ステップS105では、機器を起動させると、本体制御部50はSDカード19にアップデートファイルが保存されていることを検知して、プログラムのアップデートファイル及びバージョン管理システムのアップデートファイルをSDカード19からRAM14もしくはHDD20に解凍して展開する。
以下、バージョン管理部90の動作について説明する。
ステップS110では、バージョン管理部90は、RAM14もしくはHDD20に展開した更新ファイルが更新可能か否かを判定する。すなわち、更新ファイルのヘッダ情報を参照して、ヘッダ情報に含まれる部番、バージョンが不正である場合、アップデートファイルが不正であると見なして更新しない。
ステップS115では、バージョン管理部90は、更新が可能である場合に、更新対象となるプログラムの更新後のバージョンを取得(確認)する。
ステップS120では、バージョン管理部90は、バージョン管理部90のバージョン情報リスト(図11)から更新後に利用できるAPI(SmartSDK)バージョンを取得(確認)する。
ステップS125では、バージョン管理部90は、ステップS115において取得した更新後のバージョンを用いて更新実行確認画面を生成して、この更新実行確認画面を表示する。
次に、ステップS130では、バージョン管理部90は、ステップS120において取得した更新後に利用できるAPIバージョンを表示する(図12)。
ステップS135では、バージョン管理部90は、更新実行確認画面に表示された「実行」ボタンB21が選択されたか、「キャンセル」ボタンB3が選択されたか判定する。ユーザが「実行」ボタンB1を選択した場合に、更新処理を開始する。一方、「キャンセル」ボタンB3が選択された場合には、更新処理を行わない。
ステップS140では、バージョン管理部90は、更新処理が開始すると、更新対象となるモジュールを更新する。すなわち、バージョン管理部90は、RAM14もしくはHDD20に展開したアップデートファイルを用いて、更新対象が本体制御部50または本体プログラム(バージョン管理システム含む)である場合に、本体ROMを書き換える。
一方、更新対象が操作制御部72及び操作部アプリケーションソフトウエア74である場合に、操作制御部は、RAM14もしくはHDD20に展開したアップデートファイルを用いて、操作部30に設けられたROM36を書き換える。
ステップS145では、バージョン管理部90は、更新対象となるアップデートファイルが残っているか否かを判定する。更新対象となるアップデートファイルが残っている場合、ステップS140に進み、次のアップデートファイルの更新を行う。
ステップS150では、バージョン管理部90は、すべてのアップデートファイルの更新が完了した場合に、更新のアップデートファイルが完了したこと表す完了メッセージを操作パネルに表示して、ユーザに通知する。
<バージョン管理部のアップデートファイル>
図10は、本発明の一実施形態に係わるバージョン管理部のアップデートファイルを構成するそれぞれのデータを示す図である。
バージョン管理部90のアップデートファイルは、ヘッダ情報、バーコード情報リスト、アップデート用のプログラムデータから構成されている。ヘッダ情報は、部番、バージョンから構成されている。
本発明では、アップデートファイルにバージョン情報リスト(図11)を含むことが特徴である。
<バージョン情報リスト>
図11は、本発明の一実施形態に係わるバージョン情報リストを構成するそれぞれのデータを示す図である。
バージョン情報リストには、例えば、リスト1、リスト2、リスト3、・・・が含まれている。
バージョン管理部90は、このバージョン情報リストを参照して、現在利用できるAPIバージョンを判断する。
リスト1には、本体制御部:1.01、ネットワークサービス:1.00、操作制御部:1.00、・・・API:1.00、が保存されている。
リスト2には、本体制御部:1.01、ネットワークサービス:1.01、操作制御部:1.01、・・・API:1.01、が保存されている。
リスト3には、本体制御部:1.01、ネットワークサービス:1.01、操作制御部:1.02、・・・API:1.02、が保存されている。
<更新実行確認画面(その1)>
図12は、本発明の一実施形態に係わる情報処理装置に表示される更新実行確認画面(その1)の構成を示す図である。
ユーザは、この更新実行確認画面を参照して、現在利用できるAPIバージョンを判断する。
更新実行確認画面には、本体制御部バージョンとして、「old1.00」を「NEW1.01」に、・・・コピーバージョンとして、「old1.00」を「NEW1.01」に、APIバージョンとして、「old1.00」を「NEW1.01」に「アップデート実行しますか?」というメッセージを示している。
更新実行確認画面の下部には、「実行」ボタンB11、「キャンセル」ボタンB13を備えている。
この更新実行確認画面を採用する場合、ステップS125において、図12に示す更新実行確認画面を表示する。
<更新実行確認画面(その2)>
図13は、本発明の一実施形態に係わる情報処理装置に表示される更新実行確認画面(その2)の構成を示す図である。
図13に示す内容は、アップデート対象にバージョン管理部90が含まれていないことをユーザに確認させ、かつアップデートを実行するか否かをユーザに問い合わせるためにある。
「アップデート対象にバージョン管理部90が含まれていません
最新のAPIを利用できない可能性がありますが、アップデートを実行しますか?」と表示する。
図13に示す例では、アップデート対象にバージョン管理部が含まれていない。バージョン管理部90がアップデートされない場合、当該MFPに最新のAPIバージョン情報が記憶されてないことを意味する。このため、アップデート時にバージョン管理部90が含まれていない場合には、最新のAPIバージョンが利用できない可能性があることをユーザに伝えるメッセージを表示する。
<更新実行確認画面(その3)>
図14は、本発明の一実施形態に係わる情報処理装置に表示される更新実行確認画面(その3)の構成を示す図である。
図14に示す内容は、アップデート対象に最新のバージョン管理部90が含まれていることをユーザに確認させ、かつアップデートを実行するか否かをユーザに問い合わせるためにある。
「最新のSmartSDKが公開されています。
このままアップデートを開始する場合は実行を選択して下さい
最新のSmartSDKを利用する場合はアップデートを中断して下記プログラムをアップデートしてください」と表示する。
さらに、「本体制御部:1.02
最新のAPIバージョン:1.02」と表示する。
バージョン管理部90のアップデート時に、バージョン管理部90が最新のAPIバージョンにならない場合や、最新のAPIバージョンを利用するために必要なプログラムの更新を促す更新実行確認画面(図14)を表示する。
<複合機>
図15は、本発明の一実施形態に係わる情報処理装置が搭載された他の複合機(MFP)のハードウェア構成図である。図15に示されているように、MFP(Multifunction Peripheral/Product/Printer)9は、コントローラ910、近距離通信回路920、エンジン制御部930、操作パネル940、ネットワークI/F950を備えている。
これらのうち、コントローラ910は、コンピュータの主要部であるCPU901、システムメモリ(MEM-P)902、ノースブリッジ(NB)903、サウスブリッジ(SB)904、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)906、記憶部であるローカルメモリ(MEM-C)907、HDDコントローラ908、及び、記憶部であるHD909を有し、NB903とASIC906との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス921で接続した構成となっている。
これらのうち、CPU901は、MFP9の全体制御を行う制御部である。NB903は、CPU901と、MEM-P902、SB904、及びAGPバス921とを接続するためのブリッジであり、MEM-P902に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCI(Peripheral Component Interconnect)マスタ及びAGPターゲットとを有する。
MEM-P902は、コントローラ910の各機能を実現させるプログラムやデータの格納用メモリであるROM902a、プログラムやデータの展開、及びメモリ印刷時の描画用メモリなどとして用いるRAM902bとからなる。なお、RAM902bに記憶されているプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、CD-R、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
SB904は、NB903とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。ASIC906は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGPバス921、PCIバス922、HDD908およびMEM-C907をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。このASIC906は、PCIターゲットおよびAGPマスタ、ASIC906の中核をなすアービタ(ARB)、MEM-C907を制御するメモリコントローラ、ハードウェアロジックなどにより画像データの回転などを行う複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)、並びに、スキャナ部931及びプリンタ部932との間でPCIバス922を介したデータ転送を行うPCIユニットとからなる。なお、ASIC906には、USB(Universal Serial Bus)のインタフェースや、IEEE1394(Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)のインタフェースを接続するようにしてもよい。
MEM-C907は、コピー用画像バッファ及び符号バッファとして用いるローカルメモリである。HD909は、画像データの蓄積、印刷時に用いるフォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。HD909は、CPU901の制御にしたがってHD909に対するデータの読出又は書込を制御する。AGPバス921は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレータカード用のバスインタフェースであり、MEM-P902に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレータカードを高速にすることができる。
また、近距離通信回路920には、近距離通信回路920aが備わっている。近距離通信回路920は、NFC、Bluetooth(登録商標)等の通信回路である。
更に、エンジン制御部930は、スキャナ部931及びプリンタ部932によって構成されている。また、操作パネル940は、現在の設定値や選択画面等を表示させ、操作者からの入力を受け付けるタッチパネル等のパネル表示部940a、並びに、濃度の設定条件などの画像形成に関する条件の設定値を受け付けるテンキー及びコピー開始指示を受け付けるスタートキー等からなる操作パネル940bを備えている。コントローラ910は、MFP9全体の制御を行い、例えば、描画、通信、操作パネル940からの入力等を制御する。スキャナ部931又はプリンタ部932には、誤差拡散やガンマ変換などの画像処理部分が含まれている。
なお、MFP9は、操作パネル940のアプリケーション切り替えキーにより、ドキュメントボックス機能、コピー機能、プリンタ機能、およびファクシミリ機能を順次に切り替えて選択することが可能となる。ドキュメントボックス機能の選択時にはドキュメントボックスモードとなり、コピー機能の選択時にはコピーモードとなり、プリンタ機能の選択時にはプリンタモードとなり、ファクシミリモードの選択時にはファクシミリモードとなる。
また、ネットワークI/F950は、通信ネットワーク100を利用してデータ通信をするためのインタフェースである。近距離通信回路920及びネットワークI/F950は、PCIバス922を介して、ASIC906に電気的に接続されている。
<まとめ>
従来、ネットワークを介してAPIバージョンを取得していた。
これに対して、本発明は、ファームウェアをアップデートするに際して、利用できるAPIバージョンを判断するバージョン管理部90を備えることで、アップデート時にバージョン管理部90も対象としてアップデートすることで、ネットワークを介さずに単体でバージョンアップしたときにも、バージョン管理部90が適切なバージョンを判断することを特徴としている。
これにより、スタンドアローン環境にある単体でも、バージョンアップ時に適切なAPI(SmartSDK)を利用することができる。
<本実施形態の態様例の作用、効果のまとめ>
<第1態様>
本態様の情報処理装置は、第1プログラムにより所定の機能を実現する情報処理装置であって、第1プログラムが利用するアプリケーションプログラミングインタフェースのバージョン情報を管理するバージョン管理部90を備え、バージョン管理部90は、第1プログラムが更新可能か否かを判定する判定部92と、判定部92による判定結果が更新可能である場合に、更新後の第1プログラムが利用可能なアプリケーションプログラミングインタフェースに係る第2プログラムのバージョン情報を表示するメッセージ表示部94と、第1プログラム、及び更新後の第1プログラムが利用可能なアプリケーションプログラミングインタフェースに係る第2プログラムを更新する更新部96と、を備えることを特徴とする。
本態様によれば、アプリケーションプログラミングインタフェースのバージョン情報を管理するためのバージョン管理部を追加することで、ネットワークを介さずに、単体でファームウェアやアプリケーションソフトウエアのアップデートを行った場合でも、適切なアプリケーションプログラミングインタフェースのバージョンを利用することができる。
<第2態様>
本態様の判定部92は、バージョン情報リストを参照して、第1プログラムのバージョン情報に対応する第2プログラムのバージョン情報を抽出して、抽出結果に応じて第1プログラムが更新可能か否かを判定することを特徴とする。
本態様によれば、バージョン情報リストを参照して、第1プログラムのバージョン情報に対応する第2プログラムのバージョン情報を抽出して、抽出結果に応じて第1プログラムが更新可能か否かを判定することで、第1プログラムのバージョン情報に対応した適切なアプリケーションプログラミングインタフェースのバージョンを利用することができる。
<第3態様>
本態様の判定部92は、第1プログラムに係る更新ファイルのヘッダ情報を参照して、ヘッダ情報に含まれる部番、及び/又はバージョン情報が不正である場合に、更新ファイルが不正であると見なして更新しないことを特徴とする。
本態様によれば、第1プログラムに係る更新ファイルのヘッダ情報に含まれる部番、及び/又はバージョン情報が不正である場合に、更新ファイルが不正であると見なして更新しないことで、不適切なファイルのバージョンを更新することを回避することができる。
<第4態様>
本態様のメッセージ表示部94は、第1プログラムを更新する前に、第2プログラムが更新対象となっていない場合には、第2プログラムの更新を促すメッセージを表示することを特徴とする。
本態様によれば、第1プログラムを更新する前に、第2プログラムが更新対象となっていない場合には、第2プログラムの更新を促すメッセージを表示することで、適切な第2プログラムであるアプリケーションプログラミングインタフェースのバージョンの更新を促すことができる。
<第5態様>
本態様のメッセージ表示部94は、第1プログラムに係る更新前のバージョン情報、及び更新後のバージョン情報を表示するとともに、第2プログラムに係る更新前のバージョン情報、及び更新後のバージョン情報を表示することを特徴とする。
本態様によれば、第1プログラムに係る更新前のバージョン情報、及び更新後のバージョン情報を表示するとともに、第2プログラムに係る更新前のバージョン情報、及び更新後のバージョン情報を表示することで、更新前と更新後の第1プログラム、及び第2プログラムを目視確認することができる。
<第6態様>
本態様のメッセージ表示部94は、第1プログラムに係る更新ファイルが更新可能である場合に、第1プログラムの更新後のバージョンを用いて更新実行確認画面を生成して、更新実行確認画面を表示することを特徴とする。
本態様によれば、第1プログラムに係る更新ファイルが更新可能である場合に、第1プログラムの更新後のバージョンを用いて更新実行確認画面を生成して、更新実行確認画面を表示することで、更新実行確認画面に表示される第1プログラムの更新後のバージョンを目視確認することができる。
<第7態様>
本態様のメッセージ表示部94は、第2プログラムに係るバージョン情報リストに基づいて、更新後に利用できる第2プログラムに係るバージョン情報を表示することを特徴とする。
本態様によれば、第2プログラムに係るバージョン情報リストに基づいて、更新後に利用できる第2プログラムに係るバージョン情報を表示することで、更新後に利用できる第2プログラムに係るバージョン情報を目視確認することができる。
<第8態様>
本態様のメッセージ表示部94が用いるバージョン情報リストは、第2プログラムに係るバージョン情報と、第2プログラムに係るバージョン情報に対応する第1プログラムに係るバージョン情報とを含むことを特徴とする。
本態様によれば、バージョン情報リストは、第2プログラムに係るバージョン情報と、第2プログラムに係るバージョン情報に対応する第1プログラムに係るバージョン情報とを含むことで、第2プログラムに係るバージョン情報に対応する第1プログラムに係るバージョン情報をバージョン情報リストにより確認することができる。
<第9態様>
本態様の第1プログラムは、ファームウェア、又はアプリケーションソフトウエアであることを特徴とする。
本態様によれば、第1プログラムとしてファームウェア、又はアプリケーションソフトウエアをアップデートするとともに、適切なアプリケーションプログラミングインタフェースのバージョンを利用することができる。
<第10態様>
本態様の情報処理方法は、第1プログラムにより所定の機能を実現する情報処理装置による情報処理方法であって、第1プログラムが利用するアプリケーションプログラミングインタフェースのバージョン情報を管理するバージョン管理ステップを備え、バージョン管理ステップは、第1プログラムが更新可能か否かを判定する判定ステップと、判定ステップによる判定結果が更新可能である場合に、更新後の第1プログラムが利用可能なアプリケーションプログラミングインタフェースに係る第2プログラムのバージョン情報を表示するメッセージ表示ステップと、第1プログラム、及び更新後の第1プログラムが利用可能なアプリケーションプログラミングインタフェースに係る第2プログラムを更新する更新ステップと、を実行することを特徴とする。
第9態様の作用、及び効果は第1態様と同様であるので、その説明を省略する。
9…MFP、10…本体部、12…CPU、14…RAM、16…ROM、16…本体ROM、18…本体SDスロット、20…HDD、22…NVRAM、30…操作部、32…CPU、34…RAM、36…ROM、38…操作パネル、50…本体制御部、52…コピー、54…スキャナ、56…プリンタ、58…FAX、60…ネットワークサービス、72…操作制御部、74…操作部アプリケーションソフトウエア、80…API、90…バージョン管理部、92…判定部、94…メッセージ表示部、96…更新部、100…通信ネットワーク、901…CPU、902a…ROM、902b…RAM、903…NB、906…ASIC、908…HDD、908…HDDコントローラ、909…HD、910…コントローラ、920…近距離通信回路、920a…近距離通信回路、921…AGPバス、921…バス、922…PCIバス、930…エンジン制御部、931…スキャナ部、932…プリンタ部、940…操作パネル、940a…パネル表示部、940b…操作パネル
特開2014-232512公報

Claims (9)

  1. 第1プログラムにより所定の機能を実現する情報処理装置であって、
    前記第1プログラムが利用するアプリケーションプログラミングインタフェースのバージョン情報を管理するバージョン管理部を備え、
    前記バージョン管理部は、
    前記第1プログラムが更新可能か否かを判定する判定部と、
    前記判定部による判定結果が更新可能である場合に、更新後の第1プログラムが利用可能なアプリケーションプログラミングインタフェースに係る第2プログラムのバージョン情報を表示するメッセージ表示部と、
    前記第1プログラム、及び更新後の第1プログラムが利用可能なアプリケーションプログラミングインタフェースに係る第2プログラムを更新する更新部と、を備え
    前記判定部は、バージョン情報リストを参照して、前記第1プログラムのバージョン情報に対応する第2プログラムのバージョン情報を抽出して、抽出結果に応じて前記第1プログラムが更新可能か否かを判定することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記判定部は、前記第1プログラムに係る更新ファイルのヘッダ情報を参照して、前記ヘッダ情報に含まれる部番、及び/又はバージョン情報が不正である場合に、前記更新ファイルが不正であると見なして更新しないことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記メッセージ表示部は、
    前記第1プログラムを更新する前に、前記第2プログラムが更新対象となっていない場合には、前記第2プログラムの更新を促すメッセージを表示することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  4. 前記メッセージ表示部は、前記第1プログラムに係る更新前のバージョン情報、及び更新後のバージョン情報を表示するとともに、前記第2プログラムに係る更新前のバージョン情報、及び更新後のバージョン情報を表示することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  5. 前記メッセージ表示部は、前記第1プログラムに係る更新ファイルが更新可能である場合に、前記第1プログラムの更新後のバージョンを用いて更新実行確認画面を生成して、前記更新実行確認画面を表示することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  6. 前記メッセージ表示部は、前記第2プログラムに係るバージョン情報リストに基づいて、更新後に利用できる前記第2プログラムに係るバージョン情報を表示することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  7. 前記メッセージ表示部が用いる前記バージョン情報リストは、前記第2プログラムに係るバージョン情報と、前記第2プログラムに係るバージョン情報に対応する第1プログラムに係るバージョン情報とを含むことを特徴とする請求項記載の情報処理装置。
  8. 前記第1プログラムは、ファームウェア、又はアプリケーションソフトウエアであることを特徴とする請求項1乃至の何れか一項記載の情報処理装置。
  9. 第1プログラムにより所定の機能を実現する情報処理装置による情報処理方法であって、
    前記第1プログラムが利用するアプリケーションプログラミングインタフェースのバージョン情報を管理するバージョン管理ステップを備え、
    前記バージョン管理ステップは、
    前記第1プログラムが更新可能か否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップによる判定結果が更新可能である場合に、更新後の第1プログラムが利用可能なアプリケーションプログラミングインタフェースに係る第2プログラムのバージョン情報を表示するメッセージ表示ステップと、
    前記第1プログラム、及び更新後の第1プログラムが利用可能なアプリケーションプログラミングインタフェースに係る第2プログラムを更新する更新ステップと、を実行し、
    前記判定ステップは、バージョン情報リストを参照して、前記第1プログラムのバージョン情報に対応する第2プログラムのバージョン情報を抽出して、抽出結果に応じて前記第1プログラムが更新可能か否かを判定することを特徴とする情報処理方法。
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