JP7338232B2 - 書見台 - Google Patents

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Description

本発明は、書類の閲覧に用いられる書見台に関する。
従来から、書類を天板等の載置面に対して起立した姿勢に保持させ得るようにした書見台が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
ここで、特許文献1(図1)には、立て具に関する従来技術が開示されている。この立て具は、本体(20)と支持部(21)との接続部分(A)が上向きに凸をなすように湾曲した形態をなしている。
かかる立て具における本体(20)の形状は、接続部分(A)の形態に起因して、前向きに凸をなすように湾曲した形態になり易い。そのため、本体に裏当て支持された閲覧すべき書類も、本体(20)の形態に沿うように変形し前向きに凸をなすように湾曲した形態になり易い。このようなものであると、閲覧すべき書類の左右両端部が、使用者の閲覧に適した方向を向き難いという不具合が生ずる。
実用新案登録第3132400号公報
本発明は、以上のような事情に着目してなされたものであり、書類全体を使用者に閲覧し易い姿勢に支持し得るように構成された書見台を提供することにある。
すなわち、本発明は次の構成をなしている。
請求項1に係る発明は、書類を天板等の載置面に対して起立した姿勢に支持させ得る書見台であって、前記書類を保持し得る書類保持体と、この書類保持体を前記載置面に対して起立した姿勢に支持させ得る支持体とを備えてなり、前記支持体が、前記書類保持体に対して左右両側部から左右方向中央部に向かうに連れて下方に位置するように接続した接続部を有しているものであり、前記書類保持体と前記支持体との境界部分に連通孔が設けられたものであり、前記接続部が、前記連通孔の左右に対をなして設けられており、前記支持体が、前記書類保持体から前記載置面に向かって延出した本体部分と、この本体部分の下端から前方に延出し前記書類保持体と係り合って前記本体部分の姿勢を保持し得る姿勢保持部分とを備えたものであり、前記姿勢保持部分における先端縁の一部が、前記連通孔に係り合うように構成されている書見台である。
請求項2に係る発明は、書類を天板等の載置面に対して起立した姿勢に支持させ得る書見台であって、前記書類を保持し得る書類保持体と、この書類保持体を前記載置面に対して起立した姿勢に支持させ得る支持体とを備えてなり、前記支持体が、前記書類保持体に対して左右両側部から左右方向中央部に向かうに連れて下方に位置するように接続した接続部を有しているものであり、前記支持体が、前記書類保持体から前記載置面に向かって延出した本体部分と、この本体部分の下端から前方に延出し前記書類保持体と係り合って前記本体部分の姿勢を保持し得る姿勢保持部分とを備えたものであり、前記姿勢保持部分が、非使用状態において前記書類保持体の前面側を覆い得る位置に移動し得るものである書見台である。
請求項3に係る発明は、書類を天板等の載置面に対して起立した姿勢に支持させ得る書見台であって、前記書類を保持し得る書類保持体と、この書類保持体を前記載置面に対して起立した姿勢に支持させ得る支持体とを備えてなり、前記支持体が、前記書類保持体に対して左右両側部から左右方向中央部に向かうに連れて下方に位置するように接続した接続部を有しているものであり、前記支持体が、前記書類保持体から前記載置面に向かって延出した本体部分と、この本体部分の下端から前方に延出し前記書類保持体と係り合って前記本体部分の姿勢を保持し得る姿勢保持部分とを備えたものであり、前記姿勢保持部分が、前記本体部分の下端から前方に延出し下面が前記載置面に添接し得る載置面添接部と、この載置面添接部の前端から上方に延出し前面が前記書類保持体の背面に添接し得る書類保持体添接部とを備えたものである書見台である。
請求項4に係る発明は、前記書類保持体の少なくとも上部が後方に向かって凸をなすように湾曲した形状をなしている請求項1、2又は3記載の書見台である。
ここで、「非使用状態」とは、書見台が、書類保持体を載置面に対して起立した姿勢に支持させない状態をいう。
請求項に記載の発明は、前記書類保持体が、前記書類の背面側を支持し得る板状をなす書類保持体本体と、この書類保持体本体に取り付けられ前記書類を部分的に収容可能な書類収容空間を形成し得るポケット部材とを備えたものであり、前記ポケット部材における一方の側部が開放されている請求項1、2、3、4又は5記載の書見台である。
請求項に記載の発明は、前記書類保持体が、前記書類の縁部を係止し得る係止部を備えている請求項1、2、3、4又は5記載の書見台である。
以上説明したように本発明によれば、書類全体を使用者に閲覧し易い姿勢に支持し得るように構成された書見台を提供することができる。
本発明の一実施形態を示す斜視図。 同実施形態における正面図。 同実施形態における背面図。 同実施形態における平面図。 同実施形態における右側面図。 図3におけるX-X線概略端面図。 同実施形態の非使用状態を示す概略側面図。 他の実施形態を示す図5対応の概略右側面図。
以下、本発明の一実施形態を、図1~7を参照して説明する。
書見台Aは、閲覧すべき書類Pを、天板等の載置面Fに対して起立した姿勢に支持させ得るものである。書見台Aは、書類Pを保持し得る書類保持体1と、書類保持体1を載置面Fに対して起立した姿勢に支持させ得る支持体2とを備えたものである。
書見台Aは、図1~6に示すように、書類Pを使用者の閲覧に適した起立姿勢に支持し得る使用状態(J)と、図7に示すように、書類Pを閲覧しない場合等の不使用時において書棚等に収納するのに好適な非使用状態(K)とを採り得るものである。
以下、書見台Aの各構成について詳述する。
書類保持体1は、使用状態(J)において、書類Pを後傾した起立姿勢に支持し得るものである。書類保持体1は、書類Pの背面側に配された板状をなす書類保持体本体11と、書類保持体本体11の前側に取り付けられ書類保持体本体11と協働して書類Pを部分的に収容可能な書類収容空間spを形成し得るポケット部材12とを備えたものである。
書類保持体本体11は、書類Pの背面側に位置し当該書類Pを裏当て支持し得るものである。書類保持体本体11は、正面視において横長の略矩形板状をなしている。この実施形態では、書類保持体本体11は、合成樹脂により製造されている。書類保持体本体11は、横長A4サイズの書類Pの全体を裏当て支持し得る所定の大きさに設定されている。
書類保持体本体11は、略矩形板状をなす前板材111と、前板材111の背面側における上部領域に添設された後板材112とを備えている。後板材112は、前板材111に対してスポット溶接により接着されている。すなわち、後板材112は、前板材111に重なり合った状態が維持されている。前板材111の前面には、スポット溶接に伴って形成された複数の溶接穴hが配列されている。
なお、この実施形態では、書類保持体本体11を構成する後板材112は、支持体2と一体に連設されている。支持体2については後で詳述する。
書類保持体本体11は、前面側の左右方向中央部における上部に書類Pの上縁部を係止し得る係止部Bを備えている。係止部Bは、前板材111にスリットCを形成することにより設けられた片持ち片状のものである。書類保持体1に保持された書類Pの上縁部は、係止部Bの弾性変形を利用して、係止部Bと当該係止部Bの近傍に位置する前板材111の構成部分との間に挟まれ得るものとなっている。書類保持体本体11に設けられた係止部Bが書類Pを係止することにより、当該書類Pは書類保持体本体11に対して位置ずれし難いものとなる。
書類保持体本体11の上部は、図4に示すように、使用状態(J)において、後方に向かって凸をなすように湾曲した形状をなしている。すなわち、書類保持体本体11は、両側部が中央部よりも前に位置するように湾曲した形状をなしている。
換言すれば、書類保持体本体11は、使用状態(J)において、両側部が中央部よりも前に位置する湾曲形状をなす湾曲形状部Wを備えている。湾曲形状部Wは、非使用状態(K)ではフラットな形態をなしている。
ポケット部材12は、書類Pを書類保持体本体11によって背面側から支持し得る所定位置に配設するためのものである。ポケット部材12は、上部が開放されているとともに一方の側部たる左側部(正面視における左側の側部)が開放された形態をなしている。
ポケット部材12は、書類Pの下端縁を支持し得る底壁部121と、底壁部121の前端縁から上方に延出した前壁部122と、前壁部122の右側端縁と書類保持体本体11における前板材111の右側端縁との間を繋ぐ右側壁部123とを備えたものである。
ポケット部材12は、書類保持体本体11と協働して書類Pの一部を収容し得るように囲まれた書類収容空間spを形成している。前壁部122の上端縁eは左側に向かって漸次下方に位置するように傾斜しており、書類Pを出し入れし易い構成をなしている。
書類保持体1は、ポケット部材12の左側部が開放された形態をなしている。このように構成された書類保持体1は、仮に書類保持体本体11よりも幅寸法が大きな書類P(例えば、A3サイズの用紙等)であっても、当該書類Pを書類保持体本体11の前に配設し得るものとなる。
支持体2は、使用状態(J)において書類保持体1を載置面Fに対して起立させ得る姿勢を採り得るものであり、非使用状態(K)において書類保持体1を載置面Fに対して起立した姿勢に支持しない姿勢を採り得るものとなっている。
支持体2は、図3に示すように、書類保持体1に線状に接続した接続部Sを有している。支持体2は、接続部Sを支点にして書類保持体1に対して相対移動し得るものである。支持体2は、使用状態(J)において書類保持体1を後傾姿勢に支持し得るものである。
支持体2は、書類保持体1から載置面Fに向かって斜め下後方に延出した本体部分21と、本体部分21の下端から前方に延出し書類保持体1と係り合って本体部分21の姿勢を保持し得る姿勢保持部分22とを備えたものである。
本体部分21は、使用状態(J)において前傾姿勢をなしている。支持体2の本体部分21は、上端縁に書類保持体本体11を構成する後板材112に接続する接続部Sを備えている。この実施形態では、後板材112と支持体2とは、単一の合成樹脂製シート材により一体に作られている。そして、後板材112と支持体2の本体部分21とが接続部Sにより折り曲がり得るようになっている。
図3に示すように、本体部分21は、書類保持体本体11に対し、左右方向両端部から左右方向中央部に向かうに連れて下方に位置するように接続した接続部Sを有している。すなわち、接続部Sは、書類保持体1の外側部から左右方向中央部に向かうに連れて漸次下方に位置するように接続している。換言すれば、接続部Sは、下方に向かうに連れて漸次書類保持体本体11の左右方向両側部から左右方向中央部に位置するように接続している。
接続部Sは、谷折り線を構成する溝状をなしている。接続部Sの下には、当該接続部Sに沿うように補助溝mが設けられている。補助溝mと接続部Sとが協働することにより、本体部分21は後板材112に対して曲がり易くなっている。
なお、図3等に示すように、後板材112と本体部分21との間における左右両側端部には、曲げ応力の集中を回避させ後板材112に対して本体部分21が相対移動し易いようにし得るL字状をなすスリットLが設けられている。
書類保持体本体11を構成する後板材112と支持体2を構成する本体部分21との境界部分における左右方向中央部には、連通孔Gが設けられている。連通孔Gは、左右方向に延びた長孔状のものである。連通孔Gは、背面視において全体として下向きに凸をなすように湾曲した形態をなしている。接続部Sは、連通孔Gの左右に対をなして設けられている。
接続部Sは、連通孔Gを挟んで左右対称形状をなしている。連通孔Gの左右に配された接続部Sは、それぞれ下方に凸をなすように湾曲しているとともに外側の端部が内側の端部よりも上に位置するように傾いた姿勢をなしている。後で詳述するように、連通孔Gには、姿勢保持部分22が係わり合うようになっている。
姿勢保持部分22は、使用状態(J)において、本体部分21の下端から前方に延出し下面が載置面Fに添接又は対面し得る載置面添接部221と、載置面添接部221の前端から上方に延出し前面が書類保持体1の背面すなわち書類保持体本体11の背面に添接又は対面し得る書類保持体添接部222とを備えたものである。
姿勢保持部分22は、図7に示すように、非使用状態(K)において、書類保持体1の前面側を覆い得る位置に移動し得るものである。すなわち、非使用姿勢(K)では、載置面添接部221と書類保持体添接部222とが協働して略平板状の姿勢を採り、書類保持体1の前側を覆うように位置し得るものとなっている。
姿勢保持部分22の先端縁stの一部は、使用姿勢(J)において、連通孔Gに係り合うように構成されている。図3、及び、図6に示すように、書類保持体添接部222における上端縁たる先端縁stの左右方向中央部分が、連通孔Gに係合し得るものとなっている。
換言すれば、書類保持体添接部222の上端部が、連通孔Gに下から上に向かって差し込まれるように構成されている。これにより姿勢保持部分22は、書類保持体1に対して好適に位置決めされ、書見台A全体の姿勢が安定し得るものとなっている。なお、図6は、図3におけるX-X線端面図であるが、ポケット部材12については図示を省略している。
なお、姿勢保持部分22における先端縁stの一部を連通孔Gに係り合わせ得る構成を採ることにより、姿勢保持部分22の先端縁stが書類保持体本体11を構成している前板材111と後板材112との間に介入し難いものとなり、前板材111と後板材112との接続を損ねることも好適に抑制され得るものとなっている。
以上に述べた構成をなす書見台Aは、使用姿勢(J)を採る際に、支持体2の本体部分21が前傾姿勢を採ることになる。本体部分21が前傾姿勢を採ることに伴って、接続部Sを介して接続している書類保持体本体11の上部は、後方に向かって凸をなすように湾曲する可撓変形が惹き起こされることになる。
つまり、書見台Aが非使用状態(K)から使用状態(J)に遷移する際に、支持体2の本体部分21が、書類保持体本体11に添接していた姿勢から書類保持体本体11に対して傾斜した姿勢に遷移する。当該本体部分21の遷移に連動して、可撓性を有した書類保持体本体11の上部は、フラットな形態から両側部が中央部よりも前に位置するように湾曲した形態に変形することになる。
以上説明したように、本実施形態に係る書見台Aは、書類Pを天板等の載置面Fに対して起立した姿勢に支持させ得るものである。そして、書類Pを保持し得る書類保持体1と、書類保持体1を載置面Fに対して起立した姿勢に支持させ得る支持体2とを備えている。支持体2が、書類保持体1に対し、左右方向両端部から左右方向中央部に向かうに連れて下方に位置するように接続した接続部Sを有している。
このため、書類P全体を使用者に閲覧し易い姿勢に支持し得るように構成された書見台Aを提供することができるものとなる。
つまり、支持体2の接続部Sが、左右方向両端部から左右方向中央部に向かうに連れて下方に位置するように書類保持体1に対して接続しているため、書類保持体1は後方に向かって凸をなすように湾曲した形態を採りやすいものとなっている。この結果、書類保持体1に保持された書類Pも、書類保持体1と同様の姿勢すなわち後方に向かって凸をなすように湾曲した形態になり易い。そして、書類保持体1と同様の姿勢をなした書類Pは、前面側の両側部が内方を向きやすくなり、使用者に閲覧し易いものとなる。
しかも、書類保持体1が湾曲した形態を採り得るものとなっているため、平板状のものと比較して折れ曲がり難い構造となっている。このため、本実施形態における書見台Aは、支持体2の接続部Sの形態により書類保持体1に対する湾曲変形が惹起されたものとなり、全体的な強度の向上に資するものとなっている。
書類保持体1の上部が後方に向かって凸をなすように湾曲した形状をなしている。このため、書類保持体1の下部は支持体2と係りやすいように比較的フラットな形態を維持しつつ、所期の目的を達成し得し得るものとなっている。
書類保持体1と支持体2との境界部分に連通孔Gが設けられたものであり、接続部Sが、連通孔Gの左右に対をなして設けられている。そして、支持体2が、書類保持体1から載置面Fに向かって延出した本体部分21と、この本体部分21の下端から前方に延出し書類保持体1と係り合って本体部分21の姿勢を保持し得る姿勢保持部分22とを備えたものである。姿勢保持部分22における先端縁stの一部が、連通孔Gに係り合うように構成されている。
このため、姿勢保持部分22が書類保持体1に対して好適に位置決めされることになり、支持体2全体の姿勢が安定し得るものとなっている。特に、この実施形態では、姿勢保持部分22の先端縁stの一部を連通孔Gに係り合わせ得る構成を採ることにより、姿勢保持部分22の先端縁stが書類保持体本体11の前板材111と後板材112との間に入り込み難い。そのため、書類保持体本体11を構成する前板材111と後板材112との接続を損ね難いものとなっている。
姿勢保持部分22が、非使用状態(K)において書類保持体1の前面側を覆い得る位置に移動し得るものである。このため、姿勢保持部分22は、非使用状態(K)において、書類保持体1の前面側を好適にカバーし得るものとなっている。しかも、書見台Aを、使用しないときには、ファイルに近似したコンパクトな形態を採り得るものとなっているため、収納時に好適である。すなわち、書見台Aの姿勢保持部分22は、非使用状態(K)において、書類保持体1の前面側を好適にカバーし得るものとなっているため、書棚等に収納し易いフラットな形態を採り得るものとなっている。
姿勢保持部分22が、本体部分21の下端から前方に延出し下面が載置面Fに添接し得る載置面添接部221と、載置面添接部221の前端から上方に延出し前面が書類保持体1の背面に添接し得る書類保持体添接部222とを備えたものである。
このため、姿勢保持部分22が、本体部分21と協働して書類保持体1を好適に支持し得るものとなっている。
書類保持体1が、書類Pの背面側を支持し得る板状をなす書類保持体本体11と、この書類保持体本体11に取り付けられ書類Pを部分的に収容可能な書類収容空間spを形成し得るポケット部材12とを備えたものであり、ポケット部材12における一方の側部が開放されている。
このため、書見台Aは、書類保持体本体11よりも幅寸法が大きな書類Pであっても無理なく好適に支持し得るものとなっている。なお、この実施形態では、ポケット部材12の左側部が開放されている。このため、非使用状態(K)の書見台Aを縦長姿勢にした場合であっても、ポケット部材12の右側壁部123が底壁として機能して書類Pの落下を好適に抑制し得るものとなっている。
すなわち、使用者は、非使用状態(K)において書見台Aを縦長姿勢に90°回転させ、本体部分21と姿勢保持部分22との境界部分を背表紙のように扱い得る。このとき、使用者は、背表紙のように扱う境界部分を通常のファイルのように使用者から見て左側に位置させる傾向が高い。このため、本実施形態に係る構成のものであれば、非使用状態(K)において書類保持体1に保持させた書類Pを落下させにくく使い勝手に優れたものとなる。
書類保持体1が、書類Pの縁部を係止し得る係止部Bを備えている。このため、係止部Bにより係止された書類Pは、書類保持体1に対して位置ずれし難いものとなっている。
なお、本発明は、以上に詳述した実施形態に限られるものではない。
支持体は、種々の態様を採用することができるものであり、上述した実施形態に示すものに限られないのはもちろんのことである。
例えば、図8の例に示すように、支持体2の姿勢保持部分22を構成したものであってもよい。なお、図8において、上述した実施形態と同一又は相当する構成については同一の符号を付して説明することとする。
すなわち、図8に示される他の実施形態の支持体2は、姿勢保持部分22が、使用状態(J)において、本体部分21の下端から前上方に延出し本体部分21よりも前傾姿勢をとる前傾延出部221’と、前傾延出部221’の上端から下前方に延出し前面が書類保持体1の背面すなわち書類保持体本体11の背面に添接又は対面し得る書類保持体添接部222とを備えたものである。このようなものであっても、書見台Aを、無理なく使用状態(J)に姿勢保持することができるため、所期の目的を達成し得るものとなる。
書類保持体本体は、上述した実施形態に示すような前板材と後板材とを重ね合わせた構成のものでなくてもよく、可撓性を有した一枚の板状の部材により書類保持体本体を構成したものであってもよい。
支持体を、接続部を構成する蝶番を介して書類保持体に取り付けるように構成したものであってもよい。
前板材と後板材とは、スポット溶接により接着されたものに限られないのはもちろんのことである。例えば、書類保持体本体が前板材と後板材とを接着剤により接着することにより構成されたものであってもよい。
支持体の接続部は、左右に対をなしたものでなくてもよく、例えば、書類保持体に対して、下向きに凸をなすように湾曲した形態に接続しているものであってもよい。また、支持体の接続部は、線状に連続したものに限られるものではなく、間欠的なものであってもよい。換言すれば、接続部は、全体として、書類保持体に対し左右方向中央部に向かうに連れて下方に位置するように接続した形態を採っているものであれば所期の目的を達成し得るものである。
書類とは、閲覧すべき対象となり得るものであればどのようなものであってもよいのはもちろんのことである。例えば、書類の大きさや形状は、書見台に支持され得るものであればどのようなものであっても構わない。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
A…書見台
1…書類保持体
2…支持体
11…書類保持体本体
12…ポケット部材
21…本体部分
22…姿勢保持部分
S…接続部

Claims (6)

  1. 書類を天板等の載置面に対して起立した姿勢に支持させ得る書見台であって、
    前記書類を保持し得る書類保持体と、この書類保持体を前記載置面に対して起立した姿勢に支持させ得る支持体とを備えてなり、
    前記支持体が、前記書類保持体に対して左右両側部から左右方向中央部に向かうに連れて下方に位置するように接続した接続部を有しているものであり、
    前記書類保持体と前記支持体との境界部分に連通孔が設けられたものであり、
    前記接続部が、前記連通孔の左右に対をなして設けられており、
    前記支持体が、前記書類保持体から前記載置面に向かって延出した本体部分と、この本体部分の下端から前方に延出し前記書類保持体と係り合って前記本体部分の姿勢を保持し得る姿勢保持部分とを備えたものであり、
    前記姿勢保持部分における先端縁の一部が、前記連通孔に係り合うように構成されている書見台。
  2. 書類を天板等の載置面に対して起立した姿勢に支持させ得る書見台であって、
    前記書類を保持し得る書類保持体と、この書類保持体を前記載置面に対して起立した姿勢に支持させ得る支持体とを備えてなり、
    前記支持体が、前記書類保持体に対して左右両側部から左右方向中央部に向かうに連れて下方に位置するように接続した接続部を有しているものであり、
    前記支持体が、前記書類保持体から前記載置面に向かって延出した本体部分と、この本体部分の下端から前方に延出し前記書類保持体と係り合って前記本体部分の姿勢を保持し得る姿勢保持部分とを備えたものであり、
    前記姿勢保持部分が、非使用状態において前記書類保持体の前面側を覆い得る位置に移動し得るものである書見台。
  3. 書類を天板等の載置面に対して起立した姿勢に支持させ得る書見台であって、
    前記書類を保持し得る書類保持体と、この書類保持体を前記載置面に対して起立した姿勢に支持させ得る支持体とを備えてなり、
    前記支持体が、前記書類保持体に対して左右両側部から左右方向中央部に向かうに連れて下方に位置するように接続した接続部を有しているものであり、
    前記支持体が、前記書類保持体から前記載置面に向かって延出した本体部分と、この本体部分の下端から前方に延出し前記書類保持体と係り合って前記本体部分の姿勢を保持し得る姿勢保持部分とを備えたものであり、
    前記姿勢保持部分が、前記本体部分の下端から前方に延出し下面が前記載置面に添接し得る載置面添接部と、この載置面添接部の前端から上方に延出し前面が前記書類保持体の背面に添接し得る書類保持体添接部とを備えたものである書見台。
  4. 前記書類保持体の少なくとも上部が後方に向かって凸をなすように湾曲した形状をなしている請求項1、2又は3記載の書見台。
  5. 前記書類保持体が、前記書類の背面側を支持し得る板状をなす書類保持体本体と、この書類保持体本体に取り付けられ前記書類を部分的に収容可能な書類収容空間を形成し得るポケット部材とを備えたものであり、
    前記ポケット部材における一方の側部が開放されている請求項1、2、3又は4記載の書見台。
  6. 前記書類保持体が、前記書類の縁部を係止し得る係止部を備えている請求項1、2、3、4又は5記載の書見台。
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