JP7336688B2 - 歯ブラシシステム、および歯ブラシシステム用プログラム - Google Patents

歯ブラシシステム、および歯ブラシシステム用プログラム Download PDF

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Description

本開示は、歯磨きしている部位を推定することのできる歯ブラシシステムに関する。
従来、慣性センサを用いた歯ブラシの姿勢情報によって、歯磨き部位を推定する手法が存在する。歯磨き部位を特定することにより、口腔衛生に適した磨き方などを教示することができる。
一般に慣性センサのみを用いた磨き部位検知では、センサ出力が類似していると詳細な部位の判別が十分にできず、誤検知することがある。特に歯に対して頬側に歯ブラシが挿入されているか、舌側に挿入されているかの判別、左右のいずれに歯ブラシが挿入されているかの判別が困難である。
そこで誤検知を低減するために、慣性センサ以外の手段を併用することがある。たとえば特許文献1あるいは特許文献2は、カメラ、温度センサ、または距離センサを用いることにより歯磨き部位の判別精度が向上していることが記載されている。
また、特許文献3において、特許文献1あるいは特許文献2のように多数のセンサを併用すると汚れに弱いこと、配線の煩雑さを課題に挙げ、接触または近接を検知する手段によって構成の簡易化を図っている。
また、特許文献4は、スマートフォンやタブレットPCを想定した個人衛生デバイスに搭載されたカメラによって撮影された画像と歯ブラシに搭載された慣性センサを用いて、磨き部位検知を行う技術を開示している。
特開2009-240760号公報 特開2009-240759号公報 特開2011-139844号公報 特表2019-500632号公報
しかしながら、ブラシ部にセンサを搭載する従来技術では、歯ブラシの構造の複雑化は避けられない。また、いずれの文献に記載の技術でも歯ブラシが頬側に配置されているか舌側に配置されているかなどの正確な歯磨き部位の判定は困難である。
本開示は、歯磨き部位の高精度な検知が可能な歯ブラシシステムを提供する。
本開示における歯ブラシシステムは、歯を刷掃するブラシ部と、姿勢を検知する姿勢検知センサとを有する歯ブラシと、端末装置とを備える歯ブラシシステムであって、前記姿勢検知センサの出力に基づいて前記歯ブラシの姿勢を示す姿勢情報を生成する姿勢情報生成部と、カメラから取得する前記歯ブラシを口腔内に挿入した人の顔部が含まれた画像情報、および前記姿勢情報に基づいて、歯列における前記ブラシ部の当接部位を推定する推定部と、を備える。
本開示における歯ブラシシステムは、簡易な構成で歯磨き部位の判定を精度よく実現できる。
図1は、歯ブラシシステムの歯ブラシの側面と端末装置の正面と示した図である。 図2は、歯ブラシシステムの歯ブラシの正面と端末装置の正面と示した図である。 図3は、本開示における歯ブラシシステムの機能構成を示すブロック図である。 図4は、歯磨き中の顔部を含む画像情報のバリエーションを示す図である。 図5は、姿勢情報(ヨー角)の閾値判断による分類絞り込み手法を示すフローチャートである。 図6は、姿勢情報(ピッチ角とロール角)の閾値判断による分類手法を示すフローチャートである。 図7は、画像情報により頬側と判断された場合の姿勢情報に基づく推定部の推定方法を示すフローチャートである。 図8は、画像情報により舌側と判断された場合の姿勢情報に基づく推定部の推定方法を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が必要以上に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
以下、図を用いて、実施の形態を説明する。
[1-1.構成]
図1は、歯ブラシシステムの歯ブラシの側面と端末装置の正面と示した図である。図2は、歯ブラシシステムの歯ブラシの背面と端末装置の正面と示した図である。図3は、本開示における歯ブラシシステムの機能構成を示すブロック図である。歯ブラシシステム100は、口腔内における歯との位置関係を取得することができるシステムであって、歯ブラシ110と、端末装置150と、を備えている。
歯ブラシ110は、手に保持された状態で一部が口腔内に挿入され、歯を刷掃する器具であり、ハンドル部111と、軸部112と、ブラシ部113と、姿勢検知センサ120と、を備えている。本実施の形態の場合、歯ブラシ110は、さらに第一通信装置117と、姿勢情報生成部121を機能させる制御手段118と、を備えている。
ハンドル部111は、歯を刷掃する際に把持される部分であり、概略円筒形状を呈している。本実施の形態の場合、歯ブラシ110は、ブラシ部113が動力により駆動する電動歯ブラシであり、ハンドル部111の内側には、駆動手段119と、制御手段118と、電源部116と、を備えている。また、ハンドル部111の外周面には、手指によって操作することができる駆動スイッチ114が取り付けられている。
駆動手段119は、電動モータなどの回転アクチュエータ、電磁力、圧電素子、磁歪素子などを用いたリニアアクチュエータなどであり、ギアやリンクなどの機械要素によりブラシ部113を動作させる。
電源部116は、駆動手段119、姿勢検知センサ120、第一通信装置117などに電力を供給するバッテリーである。電源部116は、一次電池、二次電池、および商用電源の少なくとも一つが用いられる。
駆動スイッチ114は、ブラシ部113を駆動させるか否かを決定することができる装置である。本実施の形態の場合、駆動スイッチ114は、押しボタンスイッチであり、手指により操作されることで制御手段118を介して駆動手段119の動作のオンとオフとを決定することができる。
制御手段118は、情報の入出力を行うことにより歯ブラシ110の動作を司る装置である。本実施の形態の場合、制御手段118は、いわゆるSoC(System on a Chip)と称される装置であり半導体チップ上に歯ブラシ110の動作を制御するための機能が実装されている。なお、制御手段118は、単なる電気的接点、リレーなどアナログ的な制御装置であってもかまわない。
第一通信装置117は、端末装置150との間で情報通信を行うための装置である。本実施の形態の場合、第一通信装置117は、姿勢検知センサ120が検知した情報に基づき姿勢情報生成部121で判断された姿勢情報を送信することができるものとなっている。第一通信装置117の通信方法は、特に限定されるものではなく、有線通信、無線通信のいずれでもかまわないが、本実施の形態の場合ブルートゥース(登録商標)などによる無線通信が採用されている。なお、第一通信装置117は、制御手段118に組み込まれていてもかまわない。
姿勢検知センサ120は、ハンドル部111に取り付けられ、歯ブラシ110の姿勢を検知するセンサである。姿勢検知センサ120の種類や検知できる物理量の種類は特に限定されるものではなく、例えば加速度センサ、ジャイロセンサ、1軸、2軸あるいは3軸の加速度センサ、ジャイロセンサ、および地磁気センサなどを例示することができ、これらの少なくとも1つを備えていればよい。また、1つのユニットで位置、方位、加速度、および速度を検知することができる慣性センサを姿勢検知センサ120として採用してもかまわない。
姿勢情報生成部121は、姿勢検知センサ120の出力に基づいて歯ブラシ110の姿勢を示す姿勢情報を生成する処理部である。本実施の形態の場合、制御手段118にプログラムを実行させることにより姿勢情報生成部121が機能している。
軸部112は、ハンドル部111の軸方向(図中Z軸方向)において、ハンドル部111の端部から突出状に接続される棒状の部分である。歯ブラシ110により歯を刷掃する際には軸部112の少なくとも一部はブラシ部113と共に口腔内に挿入される場合がある。
ブラシ部113は、軸部112のハンドル部111と逆側の先端部分(図中Z+側端部)に接続され、軸部112の軸方向(図中Z軸方向)と交差する方向(図中Y軸方向)に延在する複数のブラシ毛を有する部分である。本実施の形態の場合、ブラシ部113は、ブラシ毛が基部材に植毛されて形成されたものであり、ハンドル部111から着脱可能である。
端末装置150は、歯ブラシ110との間で情報通信を行うことができる装置であり、プログラムを実行することにより情報処理を行う。端末装置150は、入力手段152と、表示手段153と、カメラ154と、推定部161を実現する処理部160と、第二通信装置151と、を備えている。端末装置150の種類は特に限定されるものではなく、歯ブラシ110専用の装置により処理部160を実現してもかまわない。また本実施の形態の場合のように、いわゆるスマートフォンなどの汎用の装置にプログラムを実行させることにより処理部160を実現してもかまわない。また、端末装置150は、携帯型、据え置き型のいずれでもよい。なお、歯ブラシシステム100は、複数台の端末装置150、複数台の歯ブラシ110をネットワークを介して接続するものでもかまわない。
第二通信装置151は、少なくとも歯ブラシ110との間で情報通信を行うための装置である。本実施の形態の場合、第二通信装置151は、姿勢検知センサ120がそれぞれ検出し姿勢情報生成部121が生成した姿勢情報を受信する。なお、端末装置150は、第二通信装置151を介して歯ブラシ110に情報を送信し、ブラシ部113の振動状態を変化させるなどを実行してもかまわない。
入力手段152は、いわゆるタッチパネルなどのマンマシンインターフェースである。本実施の形態の場合、入力手段152は、表示手段153の前面に設けられたタッチパネルである。なお、入力手段152はボリュームボタンなどの物理的な押しボタンなどでもかまわない。表示手段153は、液晶表示装置、有機EL表示装置などテキスト、画像、映像を視認可能に表示する装置である。
カメラ154は、歯ブラシ110を口腔内に挿入した人の顔部を撮像して画像情報を生成する。カメラ154の種類は特に限定されるものではなく、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ、またはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサと、イメージセンサに結像するレンズ系とを備える装置を例示することができる。本実施の形態の場合、カメラ154は、表示手段153が画像などを表示する側に存在する顔部を撮像するいわゆるインカメラである。
顔部とは、歯ブラシが挿入されている唇を含み、さらに頬、顎などを含む顔の部分である。さらに、顔部は、鼻、目、眉、額、耳、顎関節部、顔の輪郭などを含んでもよい。
処理部160は、プログラムを実行することにより各種処理部を実現する演算装置であり、本実施の形態の場合、プログラムを実行することにより推定部161を機能させている。
推定部161は、歯ブラシ110から送信される姿勢情報、およびカメラ154から得られる顔部を含む画像情報に基づき、歯列におけるブラシ部113の当接部位を推定する。なお、推定方法の詳細は後述する。
(動作例1)
以上のように構成された歯ブラシシステム100の動作を以下で説明する。図4は、歯磨き中の顔部を含む画像情報のバリエーションを示す図である。同図に示すように、推定部161は、カメラ154から取得した画像情報に基づき、頬の膨らんでいる位置、唇の状態、歯ブラシ110の姿勢などに基づき歯列におけるブラシ部113の当接部位を推定する。推定部161の推定方法は特に限定されるものではないが、例えば、図4のa~eに示す顔部を含む画像や右側にブラシ部113が挿入されている像の画像情報などであって、相互に異なる歯磨き中の状態の多数の画像情報とその時のブラシ部113の当節部位、歯ブラシ110の姿勢情報を教師情報としてディープラーニングなどの人工知能を育成しておき、育成済みの人工知能を用いてカメラ154から取得した画像情報、および姿勢情報からブラシ部113の当接部位を推定してもよい。
なお、推定する部位は、各歯について(1)上顎側/下顎側、(2)舌側/頬側/噛み合わせ側(臼歯の場合)を推定してもよい。また、歯の1本1本の位置を推定することが困難である場合、歯列を最左側/左側/中央/右側/最右側の5領域に区分して推定してもかまわない。
以上の様に、人工知能を用い、入力ベクトルとして姿勢情報、教師情報として姿勢情報、および上顎側/下顎側、舌側/頬側/噛み合わせ側、歯列における歯毎の位置、または最左側/左側/中央/右側/最右側の5領域を用いることで、歯磨き部位を精度よく推定することができる。
(動作例2)
推定部161は、カメラ154から取得した画像情報に含まれる唇、および頬の少なくとも一方の変形に基づきブラシ部113が舌側にあるか頬側にあるかを推定してもかまわない。具体的には、画像情報に基づき図4のa~cに示される唇や頬の状態であればブラシ部113は頬側に存在し、図4のd、eに示される唇や頬の状態であればブラシ部113は舌側に存在すると推定する。具体的には、推定部161は人工知能を用いて判定することが考えられる。この場合、画像情報を2つの状態に分類するだけであるため、人工知能の育成が容易になり、また育成済みの人工知能を用いた推定処理も容易になる。
なお、推定部161は、ブラシ部113が口腔外にあると推定してもかまわない。この場合、その後の処理を行わなくてもかまわない。
推定部161は、上記2分類の推定終了後、姿勢情報を所定の閾値で分類することによりブラシ部113が位置する歯列の部位を推定してもよい。
以下、閾値判断の一例を説明する。推定部161は、姿勢情報に含まれるピッチ角(Y軸周りの角度)、ヨー角(X軸周りの角度)、ロール角(Z軸周りの角度)に基づき図5、図6、図7、図8に示すような閾値判断を行って、ブラシ部113が当接している歯列の部位を推定してもかまわない。なお、図1、図2に示すX軸、Y軸、Z軸は、空間の3軸を示すものではなく、歯ブラシ110に固定された3軸を示している。従って、歯ブラシ110の姿勢が変化した場合、X軸、Y軸、Z軸は歯ブラシ110の姿勢に追従する。例えば、X軸、Y軸、Z軸の原点は歯ブラシ110の重心にあり、Z軸はハンドル部111、軸部112、ブラシ部113の並び方向、Y軸は、ブラシ部113のブラシ毛の延在方向、X軸は、Y軸、Z軸に直行する方向に固定される。
また、図5、図6、記載される第n範囲(nは整数)は予め設定された角度範囲を示しており、隣り合う数字が示す範囲は隣り合うものとして記載している。また、角度範囲は重複しないものとして記載している。
以上の動作例2によれば、画像に基づく推定を一部に止め、その他は閾値判断にて推定することで、推定処理の高速化を図ることができる。
(動作例3)
推定部161は、姿勢情報を用いてブラシ部113が噛み合わせ面にあるかの推定、およびブラシ部113が前側にあるか舌側にあるかの推定の少なくとも一方の推定をしてもかまわない。具体的には、姿勢情報に含まれるロール角に基づき、臼歯の噛み合わせにブラシ部113が当接しているか、中央舌側にブラシ部113が当接しているかを判定し、図5~図8の分類手順から省いておいてもよい。
動作例3によれば、動作例2において画像情報による噛み合わせあるいは中央舌側かの誤検出を除外することができ、処理の高速化、および精度の向上を図ることができる。
なお、本開示は、上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、本明細書において記載した構成要素を任意に組み合わせて、また、構成要素のいくつかを除外して実現される別の実施の形態を本開示の実施の形態としてもよい。また、上記実施の形態に対して本開示の主旨、すなわち、請求の範囲に記載される文言が示す意味を逸脱しない範囲で当業者が思いつく各種変形を施して得られる変形例も本開示に含まれる。
例えば、歯ブラシ110は、姿勢情報生成部121を備えることなく、端末装置150の処理部160が姿勢情報生成部121を機能させてもよい。
また、カメラ154は、歯ブラシ110、および端末装置150とは別体であって、例えば洗面所の鏡(スマートミラー)が備えるものでもかまわない。また、スマートミラーが端末装置150として機能してもかまわない。
本開示の装置とユーザとの間のユーザインタフェース(入力手段などと表記をする場合がある)は様々な実施の形態が考えられる。ユーザインタフェースは、入力インタフェースおよび出力インタフェースの両方またはいずれか一方を含むように構成してもよい。入力インタフェースは、ユーザが本開示の装置に対して情報を入力するために用いられる。出力インタフェースは、本開示の装置がユーザに対して情報を出力するために用いられる。入力インタフェースとしては様々な実施の形態が考えられる。例えば、機械式の操作部材類で入力インタフェースを構成してもよい。また、ディスプレイの上方に設置された透明板状の操作部材で入力インタフェースを構成してもよい。このような透明板状の操作部材は、接触式のものを用いることもできるし、非接触式のものを用いることもできる。また、カメラを用いてユーザの動作を撮影し、その動作を本開示の装置が認識することで、入力インタフェースとしてもよい。また、ユーザの発する音を本開示の装置が受信することで、入力インタフェースとしてもよい。このような構成としてはスマートスピーカなどが該当する。また、出力インタフェースとしても様々な実施の形態が考えられる。例えば、ディスプレイで出力インタフェースを構成してもよい。ディスプレイとしては、セグメント式の表示装置、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイなどのディスプレイを使用できる。また、LED等に用いて光を点灯または消滅することにより、出力インタフェースを構成してもよい。また、ディスプレイまたはプロジェクタなどで画像を表示することで、出力インタフェースを構成してもよい。また、本開示の装置が音を発することで、出力インタフェースを構成してもよい。また、本開示の装置がユーザの触覚に対して刺激をすることで、出力インタフェースを構成してもよい。また、ユーザインタフェースをいずれの場所に設けるかに関しても様々な実施の形態が考えられる。ユーザインタフェースは、本開示の装置に設けてもよいし、本開示の装置とは別体として設けてもよい。ユーザインタフェースを本開示の装置と別体として設ける場合は、ユーザインタフェースと本開示の装置との間を、有線または無線により通信可能とする。この場合、ユーザインタフェースと本開示の装置とを直接的に通信可能してもよいし、インターネットまたはアクセスポイントなどを介在させて間接的に通信可能としてもよい。また、無線で通信する場合、移動体通信方式で通信可能としてもよいし、その他の規格に準拠して通信可能としてもよい。さらに、無線で通信する場合、遠隔無線を用いてもよいし、近接無線を用いてもよい。
本開示における制御手段は、本開示における装置を制御できるものであればよい。発明の主題を表現する際に、本開示の装置を制御するものとして、制御手段の他にもコントローラまたは制御部またはそれらに類似する文言で表記する場合がある。制御手段は様々な態様で実現可能である。例えば、制御手段としてプロセッサを用いてもよい。制御手段としてプロセッサを用いれば、プログラムを格納している記憶媒体からプログラムをプロセッサに読み込ませ、プロセッサによりプログラムを実行することで、各種処理を実行することが可能となる。このため、記憶媒体に格納されたプログラムを変更することで処理内容を変更できるので、制御内容の変更の自由度を高めることができる。プロセッサとしては、例えば、CPU(Central Processing Unit)、及び、MPU(Micro-Processing Unit)などがある。記憶媒体としては、例えば、ハードディスク、フラッシュメモリ、及び、光ディスクなどがある。また、制御手段としてプログラムの書き換えが不可能なワイヤードロジックを用いてもよい。制御手段としてワイヤードロジックを用いれば、処理速度の向上に有効である。ワイヤードロジックとしては、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などがある。また、制御手段として、プロセッサとワイヤードロジックとを組み合わせて実現してもよい。制御手段を、プロセッサとワイヤードロジックとを組み合わせて実現すれば、ソフトウェア設計の自由度を高めつつ、処理速度を向上することができる。また、制御手段と、制御手段と別の機能を有する回路とを、1つの半導体素子で構成してもよい。別の機能を有する回路としては、例えば、A/D・D/A変換回路などがある。また、制御手段は、1つの半導体素子で構成してもよいし、複数の半導体素子で構成してもよい。複数の半導体素子で構成する場合、特許請求の範囲に記載の各制御を、互いに異なる半導体素子で実現してもよい。さらに、半導体素子と抵抗またはコンデンサなどの受動部品とを含む構成によって制御手段を構成してもよい。
本開示におけるコミュニケータは、本開示の装置と外部機器との通信を可能にするものであればよい。発明の主題を表現する際に、本開示の装置と外部機器との通信を可能にするものとして、コミュニケータの他にも通信手段または通信装置または送受信手段または送受信部またはそれらに類似する文言で表記する場合がある。コミュニケータは様々な態様で実現可能である。例えば、コミュニケータは、外部機器と有線で接続する態様であってもよいし、外部機器と無線で通信接続する態様であってもよい。本開示の装置と外部機器とを有線で接続するコミュニケータであれば、通信のセキュリティ性、及び、通信の安定性において有効である。有線接続のコミュニケータとしては、例えば、Ethernet(イーサネット:登録商標)規格に基づく有線LAN、または、光ファイバーケーブルを用いた有線接続などがある。無線接続のコミュニケータとしては、基地局等を介しての外部機器との無線接続、または、外部機器との直接無線接続などがある。基地局等を介しての外部機器との無線接続としては、例えば、WiFi(ワイファイ:登録商標)ルータと無線通信するIEEE802.11対応の無線LAN、第3世代移動通信システム(通称3G)、第4世代移動通信システム(通称4G)、IEEE 802.16対応のWiMax(ワイマックス:登録商標)、または、LPWA(Low Power Wide Area)などがある。本開示の装置と外部機器とを直接無線接続するコミュニケータを用いれば、通信のセキュリティ性の向上に有効であるとともに、WiFi(ワイファイ:登録商標)ルータなどの中継機器が存在しない場所でも、本開示の装置は外部機器と通信できる。本開示の装置と外部機器とを直接無線接続するコミュニケータとしては、例えば、Bluetooth(ブルートゥース:登録商標)による通信、ループアンテナを介したNFC(Near Field Communication)による通信、または、赤外線通信などがある。
なお、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、手動の歯ブラシ、電動の歯ブラシなどに、適用可能である。
100 歯ブラシシステム
110 歯ブラシ
111 ハンドル部
112 軸部
113 ブラシ部
114 駆動スイッチ
116 電源部
117 第一通信装置
118 制御手段
119 駆動手段
120 姿勢検知センサ
121 姿勢情報生成部
150 端末装置
151 第二通信装置
152 入力手段
153 表示手段
154 カメラ
160 処理部
161 推定部

Claims (3)

  1. 歯を刷掃するブラシ部と、姿勢を検知する姿勢検知センサとを有する歯ブラシと、端末装置とを備える歯ブラシシステムであって、
    前記姿勢検知センサの出力に基づいて前記歯ブラシの姿勢を示す姿勢情報を生成する姿勢情報生成部と、
    カメラから取得する画像情報に含まれる前記歯ブラシを口腔内に挿入した人の唇、および頬の少なくとも一方の変形、および前記姿勢情報に基づいて、歯列における前記ブラシ部の当接部位を推定する推定部と、を備え
    前記推定部は、
    画像に基づく推定を一部に止め、その他は姿勢情報に含まれるピッチ角、ヨー角、ロール角のそれぞれに対して閾値判断を行い、前記画像情報を用いることなく前記ブラシ部が当接している歯列の部位を推定す
    歯ブラシシステム。
  2. 前記推定部は、
    相互に異なる歯磨き中の状態の多数の前記画像情報とその時の前記ブラシ部の当接部位、および歯ブラシの姿勢情報を教師情報として育成された人工知能を用いて前記ブラシ部の当接部位を推定する
    請求項1に記載の歯ブラシシステム。
  3. 歯を刷掃するブラシ部と、姿勢を検知する姿勢検知センサとを有する歯ブラシと、端末装置とを備える歯ブラシシステム用のプログラムであって、
    前記姿勢検知センサの出力に基づいて前記歯ブラシの姿勢を示す姿勢情報を生成する姿勢情報生成部と、
    カメラから取得する画像情報に含まれる前記歯ブラシを口腔内に挿入した人の唇、および頬の少なくとも一方の変形、および前記姿勢情報に基づいて、歯列における前記歯ブラシの前記ブラシ部の当接部位を推定する推定部と、をコンピュータに機能させ
    前記推定部は、
    画像に基づく推定を一部に止め、その他は姿勢情報に含まれるピッチ角、ヨー角、ロール角のそれぞれに対して閾値判断を行い、前記画像情報を用いることなく前記ブラシ部が当接している歯列の部位を推定する
    歯ブラシシステム用プログラム。
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