JP7330020B2 - 携帯可能電子装置、icカード及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、携帯可能電子装置、ICカード及びプログラムに関する。
ICカードなどの携帯可能電子装置には、生体認証を行うための認証用データを生成するため、センサなどを通じて指紋画像などの生体情報を取得するものがある。そのような携帯可能電子装置は、複数の生体情報に基づいて認証用データを生成することがある。
従来、携帯可能電子装置は、ユーザが指などをセンサに接触させ続けていると、同一の生体情報を複数取得してしまう。携帯可能電子装置は、そのような場合に、適切に認証用データを生成することができないという課題がある。
特開2000-182025公報
上記の課題を解決するため、効果的に複数の生体情報を取得することができる携帯可能電子装置、ICカード及びプログラムを提供する。
実施形態によれば、上位装置からのコマンドを実行する携帯可能電子装置は、センサと、プロセッサと、を備える。センサは、生体情報を取得する。プロセッサは、前記センサに、認証に用いるテンプレートを生成するための第1の生体情報を取得させ、前記第1の生体情報を取得させた後に、前記センサに、前記テンプレートを生成するための第2の生体情報を取得させ、前記第1の生体情報と前記第2の生体情報との類似度が第1の閾値を超えていると、前記第2の生体情報が前記テンプレートを生成するために用いる生体情報として不適当であることを示す信号を出力する。
図1は、第1の実施形態に係るICカード処理システムの構成例を示すブロック図である。 図2は、第1の実施形態に係るICカードの動作例を示すフローチャートである。 図3は、第2の実施形態に係るICカードの他の動作例を示すフローチャートである。
以下、実施形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態について説明する。
実施形態に係るICカードは、ユーザから取得した指紋の画像(指紋画像)を用いて認証処理を行う。即ち、ICカードは、予め登録された認証用データ(テンプレート)と取得した指紋画像とを比較して認証処理を行う。
また、ICカードは、自身に設置されるセンサを通じてユーザから指紋画像を取得し、テンプレートを生成する。ICカードは、テンプレートを生成するため、同一の指から複数回、指紋画像を取得する。ICカードは、取得した複数の指紋画像に基づいてテンプレートを生成し、自身に登録する。
図1は、実施形態に係るICカード処理システム100の構成例を示す。図1が示すように、ICカード処理システム100は、上位装置1及びICカード2(携帯可能電子装置)などを備える。上位装置1は、ICカード2と通信可能に接続する。なお、ICカード処理システム100は、図1が示すような構成の他に必要に応じた構成を具備したり、ICカード処理システム100から特定の構成が除外されたりしてもよい。
上位装置1は、ICカード処理システム100全体を制御する。上位装置1は、接触又は非接触でICカード2に接続する。上位装置1は、ICカード2に対して電力を供給することでICカード2を活性化させる。また、上位装置1は、ICカード2に種々のコマンドを送信することで、ICカード2に種々の動作を実行させる。
ここでは、上位装置1は、ICカード2に、テンプレートを登録させるコマンドを送信する。即ち、上位装置1は、ICカード2に、複数の指紋画像を取得させ、複数の指紋画像に基づいてテンプレートを生成させ、生成したテンプレートを格納させる。
上位装置1は、リーダライタ11などを備える。
リーダライタ11は、ICカード2とデータを送受信するためのインターフェース装置である。リーダライタ11は、ICカード2の通信方式に応じたインターフェースにより構成される。たとえば、ICカード2が接触型のICカードである場合、リーダライタ11は、ICカード2のコンタクト部と物理的かつ電気的に接続するための接触部などにより構成される。
また、ICカード2が非接触型のICカードである場合、リーダライタ11は、ICカード2との無線通信を行うためのアンテナ及び通信制御部などにより構成される。リーダライタ11では、ICカード2に対する電源供給、クロック供給、リセット制御、データの送受信が行われるようになっている。
このような機能によってリーダライタ11は、上位装置1による制御に基づいてICカード2に対する電源供給、ICカード2の活性化(起動)、クロック供給、リセット制御、種々のコマンドの送信、及び送信したコマンドに対する応答(レスポンス)の受信などを行なう。
ICカード2は、上位装置1からのコマンドに従って動作する。ICカード2は、コマンドに対するレスポンスを上位装置1に送信する。
ICカード2は、プラスチックなどで形成されたカード状の本体Cを有する。ICカード2は、本体C内にモジュールM、指紋センサ27及び表示部28を内蔵する。モジュールMは、ICチップCa、通信部25及びMPU26が接続された状態で一体的に形成され、ICカード2の本体C内に埋設される。
図1が示すように、ICカード2は、モジュールM、指紋センサ27及び表示部28などを備える。モジュールMは、ICチップCa、通信部25及びMPU26などを備える。ICチップCaは、プロセッサ21、ROM22、RAM23及びNVM24などを備える。プロセッサ21は、データバスなどを介してROM22、RAM23、NVM24、通信部25、MPU26及び表示部28に接続する。MPU26は、データバスなどを介して指紋センサ27に接続する。
なお、ICカード2は、図1が示すような構成の他に必要に応じた構成を具備したり、ICカード2から特定の構成が除外されたりしてもよい。
プロセッサ21は、ICカード2全体の制御を司る制御部として機能する。プロセッサ21は、ROM22又はNVM24に記憶される制御プログラム及び制御データに基づいて種々の処理を行う。たとえば、プロセッサ21は、ROM22に記憶されているプログラムを実行することにより、ICカード2の動作制御又はICカード2の運用形態に応じた種々の処理を行う。
たとえば、プロセッサ21は、プログラムを実行することにより、ICカード2内の各部の制御及び情報処理を実現するプロセッサであればよい。
なお、プロセッサ21がプログラムを実行することにより実現する各種の機能のうちの一部は、ハードウエア回路により実現されるものであっても良い。この場合、プロセッサ21は、ハードウエア回路により実行される機能を制御する。
ROM22は、予め制御用のプログラム及び制御データなどを記憶する不揮発性のメモリである。ROM22は、製造段階で制御プログラム及び制御データなどを記憶した状態でICカード2に組み込まれる。即ち、ROM22に記憶される制御プログラム及び制御データは、予めICカード2の仕様などに応じて組み込まれる。
RAM23は、揮発性のメモリである。RAM23は、プロセッサ21の処理中のデータなどを一時的に格納する。たとえば、RAM23は、計算用バッファ、受信用バッファ及び送信用バッファとして機能する。計算用バッファは、プロセッサ21が実行する種々の演算処理の結果などを一時的に保持する。受信用バッファは、通信部25を介してリーダライタ11から受信するコマンドデータなどを保持する。送信用バッファは、通信部25を介してリーダライタ11へ送信するメッセージ(レスポンスデータ)などを保持する。
NVM24は、フラッシュROMなどのデータの書き込み及び書換えが可能な不揮発性のメモリにより構成される。NVM24は、ICカード2の運用用途に応じて制御プログラム、アプリケーション及び種々のデータを格納する。例えば、NVM24では、プログラムファイル及びデータファイルなどが作成される。作成された各ファイルは、制御プログラム及び種々のデータなどが書き込まれる。
通信部25は、リーダライタ11とデータを送受信するためのインターフェースである。即ち、通信部25は、リーダライタ11を通じて上位装置1とデータを送受信するためのインターフェースである。
ICカード2が接触型のICカードとして実現される場合、通信部25は、リーダライタ11と物理的かつ電気的に接触して信号の送受信を行うための通信制御部とコンタクト部とにより構成される。たとえば、ICカード2は、コンタクト部を介してリーダライタ11からの動作電源及び動作クロックの供給を受けて活性化される。
ICカード2が非接触型のICカードとしての実現される場合、通信部25は、リーダライタ11との無線通信を行うための変復調回路などの通信制御部とアンテナとにより構成される。たとえば、ICカード2は、アンテナ及び変復調回路などを介してリーダライタ11からの電波を受信する。ICカード2は、その電波から図示しない電源部により動作電源及び動作クロックを生成して活性化する。
指紋センサ27は、ユーザの指から指紋画像を取得する。指紋センサ27は、テンプレートを生成するための指紋画像を取得する。たとえば、指紋センサ27は、CCDセンサなどを備える。また、指紋センサ27は、電気容量の変化を検出するセンサなどを備えるものであってもよい。指紋センサ27は、指紋画像をMPU26に送信する。
MPU26(Micro Processing Unit)は、指紋センサ27からの指紋画像を処理する。MPU26は、指紋センサ27からの指紋画像から特徴点情報(特徴点の座標及び特徴量など示す情報)を抽出する。MPU26は、抽出した特徴点情報をプロセッサ21に送信する。
また、MPU26は、指紋センサ27からの指紋画像の照合処理を行う。即ち、MPU26は、指紋画像同士の類似度を算出する。MPU26は、算出した類似度をプロセッサ21に送信する。ここでは、類似度は、高いほど指紋画像同士の類似性が高いことを示す指標である。
たとえば、MPU26は、各指紋画像の特徴点情報を抽出する。MPU26は、所定のアルゴリズムに従って、指紋画像同士の類似度として、抽出した特徴点情報同士の類似度を算出する。MPU26は、算出した類似度をプロセッサ21に送信する。
また、MPU26は、テンプレートと指紋画像との照合処理を行う。たとえば、MPU26は、テンプレートと指紋画像との類似度を算出しプロセッサ21に送信してもよい。また、MPU26は、照合の成否をプロセッサ21に送信してもよい。
表示部28は、プロセッサ21からの制御に従って種々の情報を表示する。たとえば、表示部28は、プロセッサ21からの制御に従って点灯するライト(たとえば、LED(Light Emitting Diode)ライト)などであってもよい。また、表示部28は、ディスプレイなどであってもよい。
次に、ICカード2が実現する機能について説明する。ICカード2が実現する機能は、プロセッサ21がROM22又はNVM24などに格納されるプログラムを実行することで実現される。
まず、プロセッサ21は、指紋センサ27が取得した各指紋画像の特徴点情報を取得する機能を有する。
複数の指紋画像は、同一の指の指紋画像である。即ち、複数の指紋画像は、互いに指を置く角度又は位置などが異なる指紋画像である。
ここでは、ICカード2は、リーダライタ11にセットされ上位装置1とデータを送受信可能な状態となっているものとする。
上位装置1は、リーダライタ11を通じて、テンプレートを登録させるコマンドをICカード2に送信する。
ICカード2のプロセッサ21は、通信部25を通じて当該コマンドを受信する。当該コマンドを受信すると、プロセッサ21は、指紋センサ27に指紋画像を取得させる。たとえば、プロセッサ21は、MPU26などを通じて、指紋センサ27を起動する。
ここで、ユーザは、指紋センサ27に所定の指を置くものとする。
指紋センサ27は、ユーザの所定の指から指紋画像を取得する。指紋センサ27は、取得した指紋画像をMPU26に送信する。
MPU26は、指紋センサ27から指紋画像を取得する。MPU26は、取得した指紋画像から特徴点情報を抽出する。MPU26は、抽出した特徴点情報をプロセッサ21に送信する。
プロセッサ21は、MPU26から指紋画像の特徴点情報を取得する。
指紋画像の特徴点情報を取得した後に、プロセッサ21は、再び上記の動作を繰り返す。プロセッサ21は、上記の動作を繰り返すことで、複数の指紋画像の特徴点情報を取得する。
また、プロセッサ21は、指紋センサ27に取得された指紋画像(第2の生体情報)と、過去に指紋センサ27に取得された指紋画像(第1の生体情報)とが一致するか判定する機能を有する。
たとえば、プロセッサ21は、今回取得された指紋画像(第2の生体情報)と、直前に取得された指紋画像(第1の生体情報)とが一致するか判定する。
まず、プロセッサ21は、MPU26に両指紋画像の類似度を算出させる。たとえば、プロセッサ21は、今回取得された指紋画像と直前に取得された指紋画像とをMPU26に入力して、類似度を算出させる。プロセッサ21は、MPU26から算出された類似度を取得する。
類似度を取得すると、プロセッサ21は、類似度が所定の閾値(第1の閾値)を超えているか判定する。類似度が第1の閾値を超えていると、プロセッサ21は、両指紋画像が一致すると判定する。また、類似度が第1の閾値以下であると、プロセッサ21は、両指紋画像が一致しないと判定する。
また、プロセッサ21は、両指紋画像が一致すると判定すると、(例えば、第1の閾値として95%以上等の高類似度で一致すると判定すると)、今回取得された指紋画像がテンプレートを生成するために用いる指紋画像として不適当であることを示す信号を出力する機能を有する。なお、今回取得された指紋画像がテンプレートを生成するために用いる指紋画像として不適当であることを示す信号は、直接不適当を示す信号でなくても、結果として、若しくは間接的に不適当であることを示す信号であってもよい。
プロセッサ21は、上記のように両指紋画像が一致すると判定すると、今回取得された指紋画像がテンプレートを生成するために用いる指紋画像として不適当であることを示す信号を出力する(結果として、若しくは間接的に示す信号を出力してもよい。)。たとえば、プロセッサ21は、上位装置1に、当該信号を含むレスポンスを送信する。
また、プロセッサ21は、エラーとしてユーザに指の置き方を変更することを指示する情報を表示部28に表示する。たとえば、表示部28がLEDライトから構成される場合、プロセッサ21は、所定のLEDライトを点灯、消灯又は点滅させる。また、表示部28がディスプレイから構成される場合、プロセッサ21は、所定のメッセージを表示部28に表示させてもよい。
また、プロセッサ21は、上記のように両指紋画像が一致すると判定した場合、テンプレートを生成するための特徴点情報として、今回取得された指紋画像の特徴点情報を用いない。プロセッサ21は、今回取得された指紋画像の特徴点情報を削除してもよい。
また、プロセッサ21は、両指紋画像が一致しないと判定すると(例えば、第1の閾値として95%以下等の類似度で一致しないと判定すると)、テンプレートを生成するための特徴点情報として、今回取得された指紋画像の特徴点情報を適度にばらついたサンプルの一つとして用いる。また、プロセッサ21は、1つの指紋画像の取得に成功したことを示す情報を出力してもよい。たとえば、プロセッサ21は、当該情報を示す情報を表示部28に表示する。たとえば、表示部28がLEDライトから構成される場合、プロセッサ21は、所定のLEDライトを点灯、消灯又は点滅させる。また、表示部28がディスプレイから構成される場合、プロセッサ21は、所定のメッセージを表示部28に表示させてもよい。
なお、プロセッサ21は、両指紋画像の類似度が第1の閾値よりも低い第2の閾値以下である場合、(たとえば、両指紋画像が第2の閾値として60%以下等の低類似度で一致すると判定すると)、今回取得された指紋画像がテンプレートを生成するために用いる指紋画像として不適当であることを示す信号を出力するようにしてもよい。当該信号は、直接不適当を示す信号でなくても、結果として、あるいは間接的に不適当であることを示す信号であってもよい。たとえば、プロセッサ21は、ユーザが他の指を指紋センサ27に置いたと判断して、エラーとして、同一の指を指紋センサ27に置くことを指示する情報を出力してもよい。また、この場合、プロセッサ21は、テンプレートを生成するための特徴点情報として、今回取得された指紋画像の特徴点情報を用いない。即ち、プロセッサ21は、類似度が第1の閾値から第2閾値の間である場合に、テンプレートを生成するための特徴点情報として、今回取得された指紋画像の特徴点情報を用いてもよい。
また、プロセッサ21は、複数の特徴点情報に基づいてテンプレートを生成する機能を有する。
プロセッサ21は、テンプレートを生成するために取得した特徴点情報の個数をカウントする。即ち、プロセッサ21は、過去に取得した指紋画像と一致しなかった指紋画像の特徴点情報の個数をカウントする。
当該個数が所定の閾値に達すると、プロセッサ21は、過去に取得した指紋画像と一致しなかった、つまり、多少のばらつきをもって収集した複数の指紋画像の特徴点情報に基づいてテンプレートを生成する。即ち、プロセッサ21は、所定のアルゴリズムに従って、複数の特徴点情報からテンプレートを生成する。なお、プロセッサ21は、複数の特徴点情報のそれぞれからテンプレートを生成してもよい。
テンプレートを生成すると、プロセッサ21は、生成したテンプレートを登録する。たとえば、プロセッサ21は、生成したテンプレートを認証用データとしてMPU26に格納する。
テンプレートを格納すると、プロセッサ21は、通信部25を通じて、テンプレートの登録が完了したことを示すレスポンスを上位装置1に送信する。
次に、ICカード2の動作例について説明する。
図2は、ICカード2の動作例について説明するためのフローチャートである。
ここでは、ICカード2は、リーダライタ11にセットされ上位装置1とデータを送受信可能な状態となっているものとする。
まず、ICカード2のプロセッサ21は、通信部25を通じて、テンプレートを登録させるコマンドを上位装置1から受信したか判定する(S11)。テンプレートを登録させるコマンドを上位装置1から受信していないと判定すると(S11、NO)、プロセッサ21は、S11に戻る。
テンプレートを登録させるコマンドを上位装置1から受信したと判定すると(S11、YES)、プロセッサ21は、テンプレートを生成するための特徴点情報の個数のカウンタnをリセット(n=0)する(S12)。
ここで、ユーザは、所定の指を指紋センサ27に置くものとする。
nをリセットすると、プロセッサ21は、指紋センサ27及びMPU26などを通じて、指紋画像を取得し当該指紋画像の特徴点情報を取得する(S13)。特徴点情報を取得すると、プロセッサ21は、n=0であるか判定する(S14)。
n=0でないと判定すると(S14、NO)、プロセッサ21は、MPU26を用いて、今回取得した指紋画像と過去に取得した指紋画像とを照合する(S15)。n=0であると判定した場合(S14、YES)、又は、両指紋画像が一致しないと判定した場合(S16、NO)、プロセッサ21は、1つの指紋画像の取得に成功したことを示す情報を表示部28に表示する(S17)。
1つの指紋画像の取得に成功したことを示す情報を表示部28に表示すると、プロセッサ21は、nをインクリメントする(S18)。nをインクリメントすると、プロセッサ21は、nが所定の閾値に達したか判定する(S19)。
例えば、高い類似率が得られたことにより両指紋画像が一致すると判定すると(S16、YES)、プロセッサ21は、エラーを表示部28に表示する(S20)。
nが所定の閾値に達していないと判定した場合(S19、NO)、又は、エラーを表示部28に表示した場合(S20)、プロセッサ21は、S13に戻る。
nが所定の閾値に達したと判定すると(S19、YES)、プロセッサ21は、テンプレートを生成するためのn個の特徴点情報に基づいて、テンプレートを生成する(S21)。テンプレートを生成すると、プロセッサ21は、生成したテンプレートをMPU26に格納する(S22)。
生成したテンプレートをMPU26に格納すると、プロセッサ21は、通信部25を通じて、テンプレートの登録が完了したことを示すレスポンスを上位装置1に送信する(S23)。レスポンスを上位装置1に送信すると、プロセッサ21は、動作を終了する。
なお、プロセッサ21は、今回取得した指紋画像と、過去に取得した各指紋画像とが一致するか判定してもよい。この場合、プロセッサ21は、今回取得した指紋画像と一致する指紋画像が1つ以上存在する場合、エラー等、今回取得された指紋画像がテンプレートを生成するために用いる指紋画像として不適当であることを示す信号を出力してもよい。また、プロセッサ21は、今回取得した指紋画像と一致する指紋画像が1つ以上存在する場合、テンプレートを生成するための特徴点情報として、今回取得した指紋画像の特徴点情報を用いなくともよい。
また、プロセッサ21は、特徴点情報に基づかずに、テンプレートを生成してもよい。たとえば、プロセッサ21は、テンプレートとして、複数の指紋画像を用いた機械学習によるネットワークを生成してもよい。また、プロセッサ21は、複数の指紋画像からパターンを抽出し、テンプレートとしてパターンを示す情報を生成してもよい。
また、テンプレートは、過去の指紋画像と一致しないと判定された複数の指紋画像であってもよい。
テンプレートの内容及び生成方法は、特定の構成に限定されるものではない。
また、ICカード2は、指紋画像以外の生体情報を取得するものであってもよい。たとえば、ICカード2は、生体情報として、静脈又は光彩などの画像を取得するものであってもよい。ICカード2が取得する生体情報は、特定の構成に限定されるものではない。
また、プロセッサ21は、MPU26の機能(又は、機能の一部)を実現するものであってもよい。また、MPU26は、プロセッサ21の機能の一部を実現するものであってもよい。
以上のように構成されたICカードは、取得した指紋画像が過去に取得した指紋画像と一致する場合、テンプレートとして適当なばらつきを反映させられないために、取得された指紋画像がテンプレートを生成するために用いる指紋画像として不適当であることを示す信号(直接不適当を示す信号でなくても、結果として、若しくは間接的に不適当であることを示す信号を含む。)を出力する。そのため、ICカードは、ユーザが指を指紋センサから離さずに連続して指紋画像を入力した場合、指の置き方を変更することをユーザに指示することができる。とりわけ、非接触式のICカードにおいては、指紋を複数、連続で採取する場合、指紋画像が一致しやすい傾向がある。これは、非接触式ICカードの場合、指紋採取の際、指をセンサから一度離して、もう一度指をセンサにあてがう動作を比較的行いにくいためである。その結果、一致した指紋画像を採取してしまいやすく、上記ICカードは、そのときにエラーとなるので、ユーザに知らせる有効な手段を有することとなる。
また、従来、プロセッサは、指の置き方が変更されたことを検出するためには、指紋センサから指紋画像をリアルタイムで取得し指紋センサから指が離れたことを検知する必要がある。
他方、実施形態に係るICカードは、上記の動作によって、指紋センサから指が離れたことを検知しなくとも、指の置き方が異なる指紋画像を取得することができる。
よって、ICカードは、テンプレートを生成するための複数の生体情報を効果的に取得することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係るICカード処理システム100について説明する。
第2の実施形態に係るICカード処理システム100のICカード2は、1つの指紋画像の特徴点情報を取得するごとにレスポンスを上位装置1に送信する点で上記のICカード2と異なる。従って、その他の点については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
上位装置1及びICカード2の構成は、第1の実施形態のそれらと同様であるため説明を省略する。
上位装置1は、リーダライタ11を通じて、テンプレートを生成するための1つの指紋画像を取得させるコマンドをICカード2に送信する。
また、上位装置1は、リーダライタ11を通じて、1つの指紋画像の取得に成功したことを示すレスポンスをICカード2から受信する。この場合、上位装置1は、1つの指紋画像の取得に成功したことを示す情報を表示部などに表示してもよい。
また、上位装置1は、リーダライタ11を通じて、1つの指紋画像の取得に失敗したことを示すレスポンスをICカード2から受信する。この場合、上位装置1は、1つの指紋画像の取得に失敗したことを示す情報を表示部などに表示してもよい。また、上位装置1は、指を置き直すことを指示する情報を表示部などに表示してもよい。
また、ICカード2のプロセッサ21は、テンプレートを生成するための1つの指紋画像を取得させるコマンドを受信すると、指紋センサ27及びMPU26などを通じて指紋画像を取得し当該指紋画像の特徴点情報を取得する。
また、プロセッサ21は、今回取得された指紋画像と過去に取得された指紋画像とが一致しない場合、通信部25を通じて、1つの指紋画像の取得に成功したことを示すレスポンスを上位装置1に送信する。この場合、プロセッサ21は、1つの指紋画像の取得に成功したことを示す情報を出力してもよい。
また、プロセッサ21は、今回取得された指紋画像と過去に取得された指紋画像とが一致する場合、通信部25を通じて、1つの指紋画像の取得に失敗したことを示すレスポンスを上位装置1に送信する。この場合、プロセッサ21は、エラーとしてユーザに指の置き方を変更することを指示する情報を表示部28に表示してもよい。
次に、ICカード2の動作例について説明する。
図3は、ICカード2の動作例について説明するためのフローチャートである。
ここでは、ICカード2は、リーダライタ11にセットされ上位装置1とデータを送受信可能な状態となっているものとする。
まず、ICカード2のプロセッサ21は、テンプレートを生成するための特徴点情報の個数のカウンタnをリセット(n=0)する(S31)。nをリセットすると、プロセッサ21は、通信部25を通じて、テンプレートを生成するための1つの指紋画像を取得させるコマンドを上位装置1から受信したか判定する(S32)。
テンプレートを生成するための1つの指紋画像を取得させるコマンドを上位装置1から受信していないと判定すると(S32、NO)、プロセッサ21は、S32に戻る。
テンプレートを生成するための1つの指紋画像を取得させるコマンドを上位装置1から受信したと判定すると(S32、YES)、プロセッサ21は、指紋センサ27及びMPU26などを通じて、指紋画像を取得し当該指紋画像の特徴点情報を取得する(S33)。特徴点情報を取得すると、プロセッサ21は、n=0であるか判定する(S34)。
n=0でないと判定すると(S34、NO)、プロセッサ21は、MPU26を用いて、今回取得した指紋画像と過去に取得した指紋画像とを照合する(S35)。n=0であると判定した場合(S34、YES)、又は、両指紋画像が一致しないと判定した場合(S36、NO)、プロセッサ21は、1つの指紋画像の取得に成功したことを示す情報を表示部28に表示する(S37)。
1つの指紋画像の取得に成功したことを示す情報を表示部28に表示すると、プロセッサ21は、通信部25を通じて、1つの指紋画像の取得に成功したことを示すレスポンスを上位装置1に送信する(S38)。
1つの指紋画像の取得に成功したことを示すレスポンスを上位装置1に送信すると、プロセッサ21は、nをインクリメントする(S39)。nをインクリメントすると、プロセッサ21は、nが所定の閾値に達したか判定する(S40)。
両指紋画像が一致すると判定すると(S36、YES)、プロセッサ21は、エラーを表示部28に表示する(S41)。エラーを表示部28に表示すると、プロセッサ21は、通信部25を通じて、1つの指紋画像の取得に失敗したことを示すレスポンスを上位装置1に送信する(S42)。
nが所定の閾値に達していないと判定した場合(S40、NO)、又は、1つの指紋画像の取得に失敗したことを示すレスポンスを上位装置1に送信した場合(S42)、プロセッサ21は、S32に戻る。
nが所定の閾値に達したと判定すると(S40、YES)、プロセッサ21は、テンプレートを生成するためのn個の特徴点情報に基づいて、テンプレートを生成する(S43)。テンプレートを生成すると、プロセッサ21は、生成したテンプレートをMPU26に格納する(S44)。
生成したテンプレートをMPU26に格納すると、プロセッサ21は、動作を終了する。
なお、プロセッサ21は、テンプレートをMPU26に格納した場合、通信部25を通じて、テンプレートの登録が完了したことを示すレスポンスを上位装置1に送信してもよい。
また、ICカード2が指紋画像を取得するごとに、ICカード2と上位装置1との通信が切断されるものであってもよい。即ち、ユーザは、ICカード2が指紋画像を取得するごとに、ICカード2を上位装置1から離してもよい。
以上のように構成されるICカードは、指紋画像を取得するごとにレスポンスを上位装置に送信する。そのため、上位装置は、指紋画像の取得状況を管理することができる。たとえば、上位装置は、ICカードが指紋画像の取得に失敗した場合に、ユーザに対して指を置き直すことを指示することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…上位装置、2…ICカード、11…リーダライタ、21…プロセッサ、22…ROM、23…RAM、24…NVM、25…通信部、26…MPU、27…指紋センサ、28…表示部、100…ICカード処理システム。

Claims (9)

  1. 上位装置からのコマンドを実行する携帯可能電子装置であって、
    生体情報を取得するセンサと、
    前記センサに、認証に用いるテンプレートを生成するための第1の生体情報を取得させ、
    前記第1の生体情報を取得させた後に、前記センサに、前記テンプレートを生成するための第2の生体情報を取得させ、
    前記第1の生体情報と前記第2の生体情報との類似度が第1の閾値を超えていると、前記第2の生体情報が前記テンプレートを生成するために用いる生体情報として不適当であることを示す信号を出力する、
    プロセッサと、
    を備える携帯可能電子装置。
  2. 前記プロセッサは、前記類似度が前記第1の閾値以下である場合、前記第1の生体情報及び前記第2の生体情報に基づいて、前記テンプレートを生成する、
    請求項1に記載の携帯可能電子装置。
  3. 表示部を備え、
    前記プロセッサは、前記類似度が前記第1の閾値を超えていると、エラーを前記表示部に表示する、
    請求項1又は2の何れか1項に記載の携帯可能電子装置。
  4. 前記プロセッサは、前記類似度が前記第1の閾値を超えていると、前記第2の生体情報をテンプレート生成に用いず、前記第1の閾値よりも低く設定した第2の閾値よりも、前記類似度が低い場合にも、前記第2の生体情報をテンプレート生成に用いない、
    請求項1乃至3の何れか1項に記載の携帯可能電子装置。
  5. 前記上位装置とデータを送受信する通信部を備え、
    前記プロセッサは、前記類似度が前記第1の閾値を超えていると、前記通信部を通じて、生体情報の取得に失敗したことを示すレスポンスを前記上位装置に送信する、
    請求項1乃至4の何れか1項に記載の携帯可能電子装置。
  6. 前記生体情報は、指紋画像である、
    請求項1乃至5の何れか1項に記載の携帯可能電子装置。
  7. 上位装置からのコマンドを実行する携帯可能電子装置であって、
    生体情報を取得するセンサと、前記センサに、認証に用いるテンプレートを生成するための第1の生体情報を取得させ、前記第1の生体情報を取得させた後に、前記センサに、前記テンプレートを生成するための第2の生体情報を取得させ、前記第1の生体情報と前記第2の生体情報との類似度が第1の閾値を超えていると、前記第2の生体情報が前記テンプレートを生成するために用いる生体情報として不適当であることを示す信号を出力する、プロセッサと、を備えるモジュールと、
    前記モジュールを内蔵した本体と、
    を備える携帯可能電子装置。
  8. 上位装置からのコマンドを実行するICカードであって、
    生体情報を取得するセンサと、
    前記センサに、認証に用いるテンプレートを生成するための第1の生体情報を取得させ、
    前記第1の生体情報を取得させた後に、前記センサに、前記テンプレートを生成するための第2の生体情報を取得させ、
    前記第1の生体情報と前記第2の生体情報との類似度が第1の閾値を超えていると、前記第2の生体情報が前記テンプレートを生成するために用いる生体情報として不適当であることを示す信号を出力する、
    プロセッサと、
    を備えるICカード。
  9. プロセッサによって実行されるプログラムであって、
    前記プロセッサに、
    生体情報を取得するセンサに、認証に用いるテンプレートを生成するための第1の生体情報を取得させる機能と、
    前記第1の生体情報を取得させた後に、前記センサに、前記テンプレートを生成するための第2の生体情報を取得させる機能と、
    前記第1の生体情報と前記第2の生体情報との類似度が第1の閾値を超えていると、前記第2の生体情報が前記テンプレートを生成するために用いる生体情報として不適当であることを示す信号を出力する機能と、
    を実現させるプログラム。
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