JP7329004B2 - 電極板の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電極板の製造方法に関する。
従来、電極板として、集電箔の表面上に電極層を有する電極板が知られている。このような電極板の製造方法としては、例えば、特許文献1に開示されている方法が知られている。
特開2020-68113号公報
まず、堆積層形成工程において、集電箔の表面上に、溶媒を含むことなく、活物質粒子及びバインダ粒子が堆積した堆積層を形成する。具体的には、対向して回転するAロールとBロールとを有し、集電箔をAロールとBロールとの間隙に通すようにしてBロールによって集電箔を搬送する装置を用いて、溶媒を含むことなく電極活物質粒子とバインダ粒子とが混合された混合粉体を、集電箔の表面に配置する。詳細には、AロールとBロールによって搬送される集電箔との間に電位差を生じさせた状態で、Aロールの外周面に混合粉体を連続的に供給して、Aロールの外周面に供給された混合粉体と集電箔との間に電位差を生じさせ、混合粉体と集電箔との間に働く静電気力によって、混合粉体を、Aロールの外周面から集電箔の表面へ移動させて、Bロールによって搬送される集電箔の表面に混合粉体を連続的に配置する。これにより、集電箔の表面上に、溶媒を含むことなく、活物質粒子及びバインダ粒子が堆積した堆積層を形成する。
その後、熱プレス工程において、熱プレス装置の一対の熱プレス部によって、集電箔の表面上に堆積層を有する堆積層付き集電箔を加熱圧縮して、集電箔の表面上に電極層を形成する。具体的には、一対の熱プレス部である一対のホットロール(第1ホットロールと第2ホットロール)の間に、堆積層付き集電箔を通す(熱ロールプレスする)ことによって、堆積層を厚み方向に圧縮しつつ堆積層に含まれるバインダ粒子を軟化または溶融させて、軟化または溶融したバインダ粒子によって、活物質粒子同士を結着させると共に堆積層を集電箔の表面に結着させる。これにより、堆積層が電極層となり、集電箔の表面上に電極層が形成される。
ところで、上述の製造方法では、熱プレス工程において、堆積層付き集電箔を加熱圧縮して集電箔の表面上に電極層を形成したとき、電極層(堆積層)の表面に存在する軟化または溶融したバインダ粒子によって堆積層の表面の粘着力が高まり、電極層の表面が熱プレス部(堆積層の表面が接触する第1ホットロール)に接着(付着)することがあった。そして、電極層の表面が熱プレス部(堆積層の表面が接触する第1ホットロール)から離間するとき、電極層の一部が、集電箔の表面上から脱離(剥離)して、熱プレス装置の熱プレス部(堆積層の表面が接触する熱プレス部)に付着(転写)してしまうことがあった。また、電池の充放電特性を良好にすることが可能な電極板が求められていた。
本発明は、かかる現状に鑑みてなされたものであって、「電極層の一部が、集電箔の表面上から脱離(剥離)して、熱プレス装置の熱プレス部に付着(転写)してしまうこと」を低減することができる電極板の製造方法、及び、電池の充放電特性を良好にすることが可能な電極板を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、集電箔の表面上に電極層を有する電極板の製造方法において、前記集電箔の表面上に、溶媒を含むことなく、複数の活物質粒子及び複数のバインダ粒子が堆積した堆積層を形成する堆積層形成工程と、熱プレス装置の一対の熱プレス部によって、前記集電箔の表面上に前記堆積層を有する堆積層付き集電箔を加熱圧縮して、前記集電箔の表面上に前記電極層を形成する熱プレス工程と、を備え、前記熱プレス工程前の前記堆積層は、前記集電箔側に位置する第1堆積層と、前記堆積層の表面をなす第2堆積層とを有し、前記堆積層形成工程では、前記堆積層として、前記第2堆積層における前記バインダ粒子の含有率が前記第1堆積層における前記バインダ粒子の含有率よりも低い前記堆積層を形成する電極板の製造方法である。
上述の製造方法では、堆積層形成工程において、集電箔の表面上に、溶媒を含むことなく、複数の活物質粒子及び複数のバインダ粒子が堆積した堆積層を形成する。なお、堆積層は、集電箔側に位置する第1堆積層と、堆積層の表面をなす第2堆積層とを有する。第1堆積層としては、例えば、集電箔の表面に接触する層を挙げることができる。また、第2堆積層としては、例えば、第1堆積層の表面上に堆積し、堆積層の表面をなす層を挙げることができる。
さらに、上述の製造方法では、その後、熱プレス工程において、熱プレス装置の一対の熱プレス部によって、集電箔の表面上に堆積層を有する堆積層付き集電箔を加熱圧縮して、集電箔の表面上に電極層を形成する。なお、熱プレス工程では、堆積層を厚み方向に圧縮しつつ、軟化または溶融したバインダ粒子によって、活物質粒子同士を結着させると共に堆積層を集電箔の表面に結着させる。これにより、堆積層が電極層となり、集電箔の表面上に電極層が形成される。
ところで、上述の製造方法では、堆積層形成工程において、第2堆積層(堆積層の一部であって堆積層の表面をなす層)におけるバインダ粒子の含有率が第1堆積層(堆積層の一部であって集電箔側に位置する層)におけるバインダ粒子の含有率よりも低い堆積層を形成する。従って、熱プレス工程では、堆積層のうちバインダ粒子の含有率が相対的に低い第2堆積層が、熱プレス装置の熱プレス部に接触することになる。これにより、熱プレス工程において、堆積層の表面が熱プレス部に接着(付着)し難くなるので、「電極層の一部が、集電箔の表面上から脱離(剥離)して、熱プレス装置の熱プレス部に付着(転写)してしまうこと」を低減することができる。
なお、熱プレス装置としては、例えば、一対のホットロール(第1ホットロールと第2ホットロール)を有し、第1ホットロールと第2ホットロールとの間に堆積層付き集電箔を通すことによって、堆積層付き集電箔を加熱圧縮する(熱ロールプレスする)熱プレス装置を挙げることができる。この熱プレス装置の一対の熱プレス部は、第1ホットロールと第2ホットロールである。
また、熱プレス装置として、一対の熱板(第1熱板と第2熱板)を有し、第1熱板と第2熱板との間に堆積層付き集電箔を挟んで加熱圧縮する熱プレス装置を挙げることができる。この熱プレス装置の一対の熱プレス部は、第1熱板と第2熱板である。また、堆積層及び電極層には、活物質粒子及びバインダ粒子に加えて、アセチレンブラックなどの導電粒子が含まれていても良い。
さらに、前記の電極板の製造方法であって、前記堆積層形成工程では、前記第1堆積層として、溶媒を含むことなく前記活物質粒子の表面に前記活物質粒子よりも小径の前記バインダ粒子が複数結合した第1複合粒子、からなる前記第1堆積層を形成し、前記第2堆積層として、前記活物質粒子、及び、溶媒を含むことなく前記第1複合粒子に含まれる前記バインダ粒子の数よりも少数の前記バインダ粒子が前記活物質粒子の表面に結合した第2複合粒子、の少なくともいずれかからなる前記第2堆積層を形成する電極板の製造方法とすると良い。
上述の製造方法では、堆積層形成工程において、第1堆積層として、活物質粒子の表面に活物質粒子よりも小径のバインダ粒子が複数結合した第1複合粒子からなる第1堆積層を形成する。さらに、第2堆積層として、複数の活物質粒子(バインダ粒子が結合していない活物質粒子)、及び、第1複合粒子に含まれるバインダ粒子の数よりも少数のバインダ粒子が活物質粒子の表面に結合した第2複合粒子、の少なくともいずれかからなる第2堆積層を形成する。従って、第2堆積層に含まれる活物質粒子の周囲に存在するバインダ粒子の数は、第1堆積層に含まれる活物質粒子の周囲に存在するバインダ粒子の数よりも少なくなる。
従って、熱プレス工程では、堆積層のうち活物質粒子の周囲に存在するバインダ粒子の数が相対的に少ない第2堆積層が、熱プレス装置の熱プレス部に接触することになる。これにより、熱プレス工程において、熱プレス部に接触する活物質粒子が熱プレス部に接着(付着)し難くなるので、「電極層の一部が、集電箔の表面上から脱離(剥離)して、熱プレス装置の熱プレス部に付着(転写)してしまうこと」を低減することができる。
なお、第1複合粒子及び第2複合粒子は、溶媒(液体)を含むことなく、活物質粒子の表面に活物質粒子よりも小径のバインダ粒子が複数結合した粒子である。詳細には、第1複合粒子及び第2複合粒子は、活物質粒子の表面に、少なくともバインダ粒子が複数結合している粒子であり、バインダ粒子の他にアセチレンブラックなどの導電粒子が、活物質粒子の表面に結合した粒子であっても良い。
また、集電箔と、複数の活物質粒子及び複数のバインダ粒子を有し、前記集電箔の表面上に形成された電極層と、を備える電極板であって、前記電極層は、前記集電箔側に位置する第1電極層と、当該電極層の表面をなす第2電極層とを有し、前記第2電極層における前記バインダ粒子の含有率が、前記第1電極層における前記バインダ粒子の含有率よりも低い電極板とするのが好ましい
上述の電極板では、電極層は、集電箔側に位置する第1電極層と、電極層の表面をなす第2電極層とを有する。第1電極層としては、例えば、集電箔の表面に接触する層を挙げることができる。また、第2電極層としては、例えば、第1電極層の表面上に位置し(積層され)、電極層の表面をなす層を挙げることができる。
さらに、上述の電極板では、電極層におけるバインダ粒子の含有率は、電極層の表面をなす第2電極層のほうが、集電箔側に位置する第1電極層よりも低くなっている。このように、電極層の表面側のバインダ粒子含有率を低くすることで、電池の充放電特性を良好にすることが可能となる。例えば、上述の電極板をリチウムイオン二次電池の電極板(正極板または負極板)として用いた場合は、電極層の表面においてリチウムイオンの出入り(挿入及び脱離)を阻害するバインダ粒子が少ないため、電極層の表面におけるリチウムイオンの出入り(挿入及び脱離)がし易くなる。これにより、リチウムイオン二次電池の充放電特性が良好になる。
さらに、前記の電極板であって、前記電極層は、前記活物質粒子よりも小径の前記バインダ粒子によって、複数の前記活物質粒子同士が結着してなり、前記第2電極層に含まれる前記活物質粒子の周囲に存在する前記バインダ粒子の数が、前記第1電極層に含まれる前記活物質粒子の周囲に存在する前記バインダ粒子の数よりも少ない電極板とすると良い。
上述の電極板の電極層では、活物質粒子よりも小径のバインダ粒子によって、複数の活物質粒子同士が結着している。そして、この電極層では、第2電極層(電極層の表面をなす層)に含まれる活物質粒子の周囲に存在するバインダ粒子の数が、第1電極層(集電箔側に位置する層)に含まれる活物質粒子の周囲に存在するバインダ粒子の数よりも少ない。
このように、電極層の表面側の活物質粒子の周囲に存在するバインダ粒子の数を少なくすることで、電池の充放電特性を良好にすることが可能となる。例えば、上述の電極板をリチウムイオン二次電池の電極板(正極板または負極板)として用いた場合は、電極層の表面に存在する活物質粒子においてリチウムイオンの出入り(挿入及び脱離)を阻害するバインダ粒子が少ないため、電極層の表面におけるリチウムイオンの出入り(挿入及び脱離)がし易くなる。これにより、リチウムイオン二次電池の充放電特性が良好になる。
実施形態にかかる電極板の断面概略図である。 図1のB部拡大図である。 図1のC部拡大図である。 実施形態にかかる電極板の製造方法を説明する図である。 第1複合粒子の断面概略図である。 活物質粒子の断面概略図である。 実施形態にかかる電極板の製造方法を説明する他の図である。 実施形態にかかる電極板の製造方法を説明する他の図である。 実施形態にかかる電極板の製造方法を説明する他の図である。
以下、本発明を具体化した実施形態について、図面を参照しつつ説明する。本実施形態は、リチウムイオン二次電池の負極板、及び、リチウムイオン二次電池の負極板の製造に、本発明を適用したものである。すなわち、本実施形態では、電極板として、リチウムイオン二次電池の負極板を例示し、電極板の製造方法として、リチウムイオン二次電池の負極板の製造方法を例示する。
まず、実施形態にかかる負極板100について説明する。負極板100は、第1表面110bと第2表面110cを有する集電箔110と、この集電箔110の表面(第1表面110b)上に形成された電極層120とを有する(図1参照)。電極層120は、複数の活物質粒子121及び複数のバインダ粒子122を有する。この電極層120は、集電箔110側に位置する第1電極層120Aと、電極層120の表面125をなす第2電極層120Bとを有する。第1電極層120A及び第2電極層120Bは、それぞれ、複数の活物質粒子121及び複数のバインダ粒子122を有する。
なお、本実施形態では、第1電極層120Aは、集電箔110の表面(第1表面110b)に接触する層であり、第2電極層120Bは、第1電極層120Aの表面上に位置する(積層された)層である。また、本実施形態では、集電箔110として、厚みが8μmの銅箔を用いている。また、活物質粒子121として、粒径が10μmの黒鉛粒子を用いている。また、バインダ粒子122として、粒径が100~200nmのPVDF粒子を用いている。
本実施形態の負極板100では、電極層120におけるバインダ粒子122の含有率は、電極層120の表面125をなす第2電極層120Bのほうが、集電箔110側に位置する第1電極層120Aよりも低くなっている。このように、電極層120において、表面125側(表面125)のバインダ粒子122の含有率を低くすることで、リチウムイオン二次電池の充放電特性を良好にすることが可能となる。具体的には、電極層120の表面125においてリチウムイオンの出入り(挿入及び脱離)を阻害するバインダ粒子122が少ないため、電極層120の表面125におけるリチウムイオンの出入り(挿入と脱離)がし易くなる。これにより、リチウムイオン二次電池の充放電特性が良好になる。
より具体的には、本実施形態にかかる負極板100の電極層120では、活物質粒子121よりも小径のバインダ粒子122によって、複数の活物質粒子121同士が結着している。そして、この電極層120では、図2と図3を比較するとわかるように、第2電極層120B(電極層120の表面125をなす層)に含まれる活物質粒子121の周囲に存在するバインダ粒子122の数が、第1電極層120A(集電箔110側に位置する層)に含まれる活物質粒子121の周囲に存在するバインダ粒子122の数よりも少ない。詳細には、第2電極層120Bに含まれる活物質粒子121の表面に付着しているバインダ粒子122の数が、第1電極層120A(集電箔110側に位置する層)に含まれる活物質粒子121の表面に付着しているバインダ粒子122の数よりも少ない。なお、図2は、図1のB部拡大図であり、第1電極層120Aの拡大断面図である。また、図3は、図1のC部拡大図であり、第2電極層120Bの拡大断面図である。
このように、電極層120の表面125に位置する活物質粒子121の周囲に存在するバインダ粒子122の数を少なくすることで、リチウムイオン二次電池の充放電特性を良好にすることが可能となる。具体的には、電極層120の表面125に存在する活物質粒子121の周囲(活物質粒子121の表面)に、リチウムイオンの出入り(挿入及び脱離)を阻害するバインダ粒子122が少ないため、電極層120の表面125におけるリチウムイオンの出入り(挿入及び脱離)がし易くなる。これにより、リチウムイオン二次電池の充放電特性が良好になる。
次に、実施形態にかかる負極板100の製造方法について説明する。まず、堆積層形成工程において、集電箔110の表面(第1表面110b)上に、溶媒を含むことなく、活物質粒子121及びバインダ粒子122が堆積した堆積層130を形成する(図8参照)。具体的には、厚みが8μmの銅箔からなる集電箔110を用意し、図4に示すように、集電箔110の第1表面110b上に、厚みが1mmで直径25mmの貫通孔10bを有する樹脂板10を載置する。
次いで、樹脂板10の貫通孔10b内に複数の第1複合粒子123を投入(充填)して、集電箔110の第1表面110b上に、複数の第1複合粒子123からなる第1堆積層130Aを形成する(図4参照)。なお、第1複合粒子123は、図5に示すように、溶媒(液体)を含むことなく、活物質粒子121の表面に活物質粒子121よりも小径のバインダ粒子122が複数結合した粒子である。本実施形態では、活物質粒子121として、粒径が10μmの黒鉛粒子(例えば、アモルファスコートグラファイト粒子)を用いている。また、バインダ粒子122として、粒径が100~200nmのPVDF粒子を用いている。第1複合粒子123は、例えば、複数の活物質粒子121と複数のバインダ粒子122とを攪拌混合して、活物質粒子121の表面に複数のバインダ粒子122を結合させることによって得ることができる。
次に、図7に示すように、第1堆積層130Aの表面上に複数の活物質粒子121(バインダ粒子122が結合していない活物質粒子121、図6参照)を振り掛けて、第1堆積層130Aの表面上に、複数の活物質粒子121からなる第2堆積層130Bを形成する。これにより、集電箔110の第1表面110b上に、溶媒を含むことなく、活物質粒子121及びバインダ粒子122が堆積した堆積層130が形成される(図7参照)。堆積層130は、集電箔110側に位置する第1堆積層130Aと、堆積層130の表面135をなす第2堆積層130Bとを有する。
なお、本実施形態では、第1堆積層130Aは、集電箔110の表面(第1表面110b)に接触する層であり、第2堆積層130Bは、第1堆積層130Aの表面上に堆積した層である。また、本実施形態では、第1堆積層130Aの厚みを1.0mm、第2堆積層130Bの厚みを10~20μmとしている。その後、樹脂板10を取り外すことで、集電箔110の第1表面110b上に堆積層130を有する堆積層付き集電箔100Aが得られる(図8参照)。
ところで、本実施形態では、前述のように、複数の第1複合粒子123(活物質粒子121の表面に複数のバインダ粒子122が結合した粒子)によって第1堆積層130Aを形成しており、複数の活物質粒子121(バインダ粒子122が結合していない活物質粒子121)によって第2堆積層130Bを形成している。これにより、本実施形態では、堆積層形成工程において、第2堆積層130B(堆積層130の表面135をなす層)におけるバインダ粒子122の含有率が、第1堆積層130A(集電箔110側に位置する層)におけるバインダ粒子122の含有率よりも低い堆積層130が形成される。
その後、熱プレス工程において、熱プレス装置50の一対の熱プレス部(第1熱板20と第2熱板30)によって、集電箔110の第1表面110b上に堆積層130を有する堆積層付き集電箔100Aを厚み方向に加熱圧縮して、集電箔110の第1表面110b上に電極層120を形成する(図9参照)。詳細には、第1熱板20を堆積層130の表面135に接触させると共に、第2熱板30を集電箔110の第2表面110cに接触させる態様で、第1熱板20と第2熱板30の間に堆積層付き集電箔100Aを挟んで、堆積層付き集電箔100Aを厚み方向に加熱圧縮する。
なお、本実施形態では、第1熱板20及び第2熱板30の温度を180℃に設定し、この第1熱板20及び第2熱板30によって、堆積層付き集電箔100Aに対して5トンの圧縮荷重を加えることで、堆積層付き集電箔100Aを厚み方向に加熱圧縮している。
この熱プレス工程では、堆積層130を厚み方向(図9において上下方向)に圧縮しつつ堆積層130に含まれるバインダ粒子122を軟化または溶融させて、軟化または溶融したバインダ粒子122によって、活物質粒子121同士を結着させると共に堆積層130を集電箔110の第1表面110bに結着させる。これにより、堆積層130が電極層120となり、集電箔110の第1表面110b上に電極層120が形成されて、図1に示す負極板100が作製される。
ところで、本実施形態の製造方法では、堆積層形成工程において、第2堆積層130B(堆積層130の表面135をなす層)におけるバインダ粒子122の含有率が、第1堆積層130A(集電箔110側に位置する層)におけるバインダ粒子122の含有率よりも低い堆積層130を形成する。従って、後の熱プレス工程では、堆積層130のうちバインダ粒子122の含有率が相対的に低い第2堆積層130Bが、熱プレス部(本実施形態では、第1熱板20)に接触することになる。これにより、熱プレス工程において、堆積層130の表面135が熱プレス部(第1熱板20)に接着(付着)し難くなるので、「電極層120の一部が、集電箔110の表面上から脱離(剥離)して、熱プレス装置50の熱プレス部(第1熱板20)に付着してしまうこと」を低減することができる。
詳細には、本実施形態の製造方法では、堆積層形成工程において、第1堆積層130Aとして、活物質粒子121の表面にバインダ粒子122が複数結合した第1複合粒子123からなる第1堆積層130Aを形成する。さらに、第2堆積層130Bとして、複数の活物質粒子121(バインダ粒子122が結合していない活物質粒子121)からなる第2堆積層130Bを形成する。従って、第2堆積層130Bに含まれる活物質粒子121の周囲に存在するバインダ粒子122の数(量)は、第1堆積層130Aに含まれる活物質粒子121の周囲に存在するバインダ粒子122の数(量)よりも少なくなる。
従って、熱プレス工程では、堆積層130のうち活物質粒子121の周囲に存在するバインダ粒子122の数(量)が相対的に少ない第2堆積層130Bが、熱プレス部(第1熱板20)に接触することになる。これにより、熱プレス工程において、熱プレス部(第1熱板20)に接触する活物質粒子121が熱プレス部(第1熱板20)に接着(付着)し難くなるので、「電極層120の一部が、集電箔110の表面上から脱離(剥離)して、熱プレス部(第1熱板20)に付着してしまうこと」を低減することができる。
上述のようにして作製した負極板100は、その後、正極板及びセパレータと組み合わされて、電極体を形成する。次いで、この電極体に端子部材を取り付けた後、電池ケース内に電極体及び電解液を収容する。これにより、リチウムイオン二次電池が完成する。
<製造方法の評価>
前述した実施形態の製造方法によって、4つの負極板100をそれぞれ作製したところ、いずれの負極板100を作製したときも、「電極層120の一部が、集電箔110の表面上から脱離(剥離)して、熱プレス部(第1熱板20)に付着(転写)してしまうこと」が生じなかった。
一方、比較形態の製造方法によって、4つの負極板をそれぞれ作製した。本比較形態では、堆積層形成工程において、活物質粒子121の表面にバインダ粒子122が複数結合した第1複合粒子123のみによって、集電箔110の第1表面110b上に堆積層を形成した。これにより、第2堆積層(堆積層の表面をなす層)におけるバインダ粒子122の含有率が、第1堆積層(集電箔110側に位置する層)におけるバインダ粒子122の含有率と同等である堆積層を形成した。
従って、比較形態では、堆積層の表面をなす第堆積層におけるバインダ粒子122の含有率が、実施形態よりも高くなる。詳細には、比較形態では、第2堆積層130Bに含まれる活物質粒子121の周囲に存在するバインダ粒子122の数(量)が、実施形態よりも多くなる。その後、実施形態と同様の熱プレス工程を行って、4つの負極板を作製したところ、このうちの3つの負極板を作製したときに、「電極層120の一部が、集電箔110の表面上から脱離(剥離)して、熱プレス部(第1熱板20)に付着(転写)してしまうこと」が発生した。
以上の結果より、実施形態の製造方法によれば、「電極層120の一部が、集電箔110の表面上から脱離(剥離)して、熱プレス部(第1熱板20)に付着(転写)してしまうこと」を低減することができるといえる。その理由は、実施形態では、比較形態とは異なり、堆積層形成工程において、第2堆積層130B(堆積層130の表面135をなす層)におけるバインダ粒子122の含有率が、第1堆積層130A(集電箔110側に位置する層)におけるバインダ粒子122の含有率よりも低い堆積層130を形成するからである。
また、実施形態の製造方法により製造した負極板100は、比較形態の製造方法により製造した負極板に比べて、リチウムイオン二次電池の充放電特性を良好にすることができる。その理由は、実施形態の製造方法により製造した負極板100では、電極層120におけるバインダ粒子122の含有率は、電極層120の表面125をなす第2電極層120Bのほうが、集電箔110側に位置する第1電極層120Aよりも低くなるからである。これにより、電極層120の表面125におけるリチウムイオンの出入り(挿入及び脱離)がし易くなるので、リチウムイオン二次電池の充放電特性が良好になる。
以上において、本発明を実施形態に即して説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更して適用できることはいうまでもない。
例えば、実施形態では、電極板の製造方法として、負極板100の製造方法を例示した。しかしながら、本発明は、負極板のみならず、正極板の製造方法にも適用することができる。なお、正極板を製造する場合、第1複合粒子として、活物質粒子の表面にバインダ粒子と導電粒子が結合した複合粒子を用いると良い。
また、実施形態では、電極層120を、集電箔110の片面(第1表面110b)のみに形成する例を示したが、集電箔110の両面(第1表面110bと第2表面110c)に形成するようにしても良い。すなわち、本発明は、集電箔の片面(第1表面)に電極層を有する電極板のみならず、集電箔の両面(第1表面及び第2表面)に電極層を有する電極板、及びその製造方法に適用することができる。なお、集電箔110の両面に電極層120を形成する場合は、前述のように、堆積層形成工程において集電箔110の第1表面110bに堆積層130を形成し、熱プレス工程を行って、集電箔110の第1表面110bに電極層120を有する片面積層電極板を作製した後、当該片面積層電極板の集電箔110の第2表面110cにも堆積層130を形成し、その後、熱プレス工程を行うようにすると良い。
また、実施形態では、集電箔として、矩形状にカットされた枚葉型(短冊状)の集電箔110を用い、一対の熱プレス部として一対の熱板(第1熱板20と第2熱板30)を有する熱プレス装置50を用いて、枚葉型(短冊状)の負極板100を作製した。しかしながら、本発明は、集電箔として長尺帯状の集電箔を用い、一対の熱プレス部として一対のホットロール(第1ホットロールと第2ホットロール)を有する熱プレス装置を用いて、長尺帯状の負極板を作製する場合にも適用することができる。例えば、長尺帯状の集電箔を長手方向に搬送しつつ、集電箔の表面上に堆積層(第1堆積層と第2堆積層)を形成し、その後、一対のホットロールによって熱プレス工程を行うようにしても良い。
また、実施形態では、第2堆積層として、活物質粒子121からなる第2堆積層130Bを形成した。しかしながら、本発明では、第2堆積層として、第1複合粒子123に含まれるバインダ粒子122の数よりも少数のバインダ粒子122が活物質粒子121の表面に結合した第2複合粒子(複数の第2複合粒子)からなる第2堆積層を形成するようにしても良い。あるいは、複数の活物質粒子121と複数の前記第2複合粒子からなる第2堆積層を形成するようにしても良い。
20 第1熱板(熱プレス部)
30 第2熱板(熱プレス部)
50 熱プレス装置
100 負極板(電極板)
100A 堆積層付き集電箔
110 集電箔
110b 第1表面(表面)
120 電極層
120A 第1電極層
120B 第2電極層
125 表面
121 活物質粒子
122 バインダ粒子
123 第1複合粒子
130 堆積層
130A 第1堆積層
130B 第2堆積層

Claims (2)

  1. 集電箔の表面上に電極層を有する電極板の製造方法において、
    前記集電箔の表面上に、溶媒を含むことなく、複数の活物質粒子及び複数のバインダ粒子が堆積した堆積層を形成する堆積層形成工程と、
    熱プレス装置の一対の熱プレス部によって、前記集電箔の表面上に前記堆積層を有する堆積層付き集電箔を加熱圧縮して、前記集電箔の表面上に前記電極層を形成する熱プレス工程と、を備え、
    前記熱プレス工程前の前記堆積層は、前記集電箔側に位置する第1堆積層と、前記堆積層の表面をなす第2堆積層とを有し、
    前記堆積層形成工程では、前記堆積層として、前記第2堆積層における前記バインダ粒子の含有率が前記第1堆積層における前記バインダ粒子の含有率よりも低い前記堆積層を形成する
    電極板の製造方法。
  2. 請求項1に記載の電極板の製造方法であって、
    前記堆積層形成工程では、
    前記第1堆積層として、溶媒を含むことなく前記活物質粒子の表面に前記活物質粒子よりも小径の前記バインダ粒子が複数結合した第1複合粒子、からなる前記第1堆積層を形成し、
    前記第2堆積層として、前記活物質粒子、及び、溶媒を含むことなく前記第1複合粒子に含まれる前記バインダ粒子の数よりも少数の前記バインダ粒子が前記活物質粒子の表面に結合した第2複合粒子、の少なくともいずれかからなる前記第2堆積層を形成する
    電極板の製造方法。
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