JP7327686B2 - 無線通信装置、ru選択装置、方法、及びプログラム - Google Patents

無線通信装置、ru選択装置、方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本開示は、無線通信装置、RU選択装置、方法、及びコンピュータ可読媒体に関する。
MU OFDMA(Multi-User Orthogonal Frequency Division Multiple Access)は、周波数スペクトルがより狭いサブチャネルに分割される媒体アクセス技術である。固定時間に量子化されたこれらのサブチャネルは、リソースユニット(RU:Resource Unit)と呼ばれる。802.11xx規格では、OFDMAは、高密度(多数の無線通信デバイス)環境の通信効率を向上させるために使用される。各無線通信局は、各アップリンク通信サイクルにおいて、サブチャネルをランダムに選択する。しかし、ランダム選択は高い衝突率(コリジョンレート)をもたらし、それにより全体のスループットを劣化させる。
自律資源分割や半分散ランダムアクセス法などの方法が、全体的スループットを改善するために提案されている。これらの方法は、特許文献1及び非特許文献1に開示されている。パターン化されたリソース割り当てなどの他のアプローチは、特許文献1に開示されている。特許文献2では、追加のグループ指定フィールドが物理レイヤ(PHY:physical layer)ヘッダに追加される。各ステーションは、グループ指定フィールド値に基づいて(RUの)所定のパターンで送信する。
米国特許出願公開第2019/0230046号明細書 米国特許第9743393号明細書
O.Naparstek and K.Cohen,"Deep multi-user reinforcement learning for distributed dynamic spectrum access",eprint arXiv:1704.02613, Apr. 2017
特許文献2に開示された方法にもかかわらず、それは、802.11PHYヘッダを修正し、無線通信装置が既存の802.11装置と公平かつ効率的に相互動作できないようにする。さらに、標準802.11デバイスが存在する場合、これらの方法は、低スループット問題を完全に除去することはできない。
特許文献1における自律的資源分割法は、各ステーションに資源を一元的に割り当てることにより低スループット問題を軽減する。これは効果的ではあるが、ユーザ数と負荷条件が動的であるため、ほとんどのWLANアプリケーションには一元的割り当ては適していない。
非特許文献1における半分散ランダム媒体アクセス法は、RUを選択するためにニューラルネットワークに基づくアプローチを使用する。この方法では、無線環境を学習するために中央サーバに定期的なデータ(ニューラルネットワークの重み)が必要であり、それによって追加のオーバーヘッドとネットワークインフラストラクチャ要件が追加される。さらに、この方法は、ステーションが移動する動的無線ネットワークには適していない。
従って、本開示の目的の1つは、複数のステーションが同時にかつ完全に分散された様式で媒体にアクセスすることができる無線ネットワークにおいて高い全体的スループットを達成することができる無線通信装置、RU選択装置、RU選択方法、及びコンピュータ可読媒体を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明は、無線通信装置を提供する。無線通信装置は、無線通信装置とアクセスポイントとの間の無線通信に使用される各リソースユニット(RU:resource unit)内でエネルギーが検出されたか否かを示すキャリアセンシングデータを生成し、アクセスポイントから確認応答信号を受信するように構成された物理レイヤモジュール、無線通信装置からアクセスポイントにデータを送信するために使用されるRUを決定するように構成されたRU選択モジュール、及び、RU選択モジュールによって決定されたRUを使用してデータを送信するように構成されたメディアアクセス制御レイヤモジュールを有する。RU選択モジュールは、前記物理レイヤモジュールから得られたキャリアセンシングデータ及び確認応答信号に基づいてデバイス状態情報を生成するように構成されたデータ処理ユニット、前記デバイス状態情報から、無線通信局と他の無線通信局との相互作用を表す特徴を抽出し、該抽出した特徴に基づいて、RUごとに、送信に成功した確率を表すスコアを生成するように構成された特徴抽出及びスコアリングユニット、前記特徴抽出及びスコアリングユニットによって生成されたスコアの予測精度に関するフィードバックを提供するための報酬を計算するように構成された報酬計算ユニット、及び前記特徴抽出及びスコアリングユニットによって生成されたスコアに基づいてデータを送信するために使用されるRUを決定し、デバイス状態情報及び報酬を含む経験をメモリユニットに格納し、前記特徴抽出及びスコアリングユニットのパラメータを前記メモリユニットに格納された経験に基づいて更新するように構成されたコントローラを有する。
さらに、本開示は、無線通信装置に用いられるリソースユニット(RU:resource unit)選択装置を提供する。RU選択装置は、前記無線通信装置とアクセスポイントとの間の無線通信に使用される各RUにおいてエネルギーが検出されたか否かを示すキャリアセンシングデータと、前記アクセスポイントから受信した確認応答信号とに基づいて、デバイス状態情報を生成するように構成されたデータ処理ユニット、前記デバイス状態情報から、無線通信局と他の無線通信局との相互作用を表す特徴を抽出し、該抽出した特徴に基づいて、RUごとに、送信に成功した確率を表すスコアを生成するように構成された特徴抽出及びスコアリングユニット、前記特徴抽出及びスコアリングユニットによって生成されたスコアの予測精度に関するフィードバックを提供するための報酬を計算するように構成された報酬計算ユニット、及び、前記特徴抽出及びスコアリングユニットによって生成されたスコアに基づいてデータを送信するために使用されるRUを決定し、デバイス状態情報及び報酬を含む経験をメモリユニットに格納し、特徴抽出及びスコアリングユニットのパラメータを前記メモリユニットに格納された経験に基づいて更新するように構成されたコントローラを有する。
さらに、本開示は、無線通信装置におけるリソースユニット(RU:resource unit)選択方法を提供する。RU選択方法は、前記無線通信装置とアクセスポイントとの間の無線通信に使用される各RUにおいてエネルギーが検出されたか否かを示すキャリアセンシングデータと、前記アクセスポイントから受信した確認応答信号とに基づいてデバイス状態情報を生成し、前記デバイス状態情報から、無線通信局と他の無線通信局との相互作用を表す特徴を抽出し、前記抽出された特徴に基づいて、RUごとに、送信に成功した確率を表すスコアを生成し、前記スコアの予測精度に関するフィードバックを提供するための報酬を計算し、生成されたスコアに基づいてデータを送信するために使用されるRUを決定し、前記デバイス状態情報と前記報酬とを含む経験をメモリユニットに保存し、前記メモリユニットに記憶された経験に基づいて、前記特徴の抽出、及び前記スコアの生成に使用されるパラメータを更新することを含む。
本開示は、プロセッサにより実行されるプログラムを格納する非一時的なコンピュータ可読媒体を提供する。プログラムは、プロセッサに、無線通信装置とアクセスポイントとの間の無線通信に使用される各RUにおいてエネルギーが検出されたか否かを示すキャリアセンシングデータと、前記アクセスポイントから受信した確認応答信号とに基づいてデバイス状態情報を生成し、前記デバイス状態情報から、無線通信局と他の無線通信局との相互作用を表す特徴を抽出し、前記抽出された特徴に基づいて、RUごとに、送信に成功した確率を表すスコアを生成し、前記スコアの予測精度に関するフィードバックを提供するための報酬を計算し、前記生成されたスコアに基づいてデータを送信するために使用されるRUを決定し、前記デバイス状態情報と前記報酬を含む経験をメモリユニットに保存し、前記メモリユニットに記憶された経験に基づいて、前記特徴の抽出、及び前記スコアの生成に使用されるパラメータを更新する処理をプロセッサに実行させるためのプログラムを格納する、ことを実行させる。
本開示に係る無線通信装置、RU選択装置、RU選択方法、及びコンピュータ可読媒体は、複数のステーションが同時に完全に分散された様式で媒体にアクセスできる無線ネットワークにおいて高い全体的スループットを達成することができる。
図1は、無線通信ネットワークを模式的に示すブロック図である。 図2は、チャネル帯域幅をリソースユニット分布の例に分割する例を示す図である。 図3は、トリガフレームを使用して1以上の無線通信装置によるマルチユーザアップリンク通信を開始する例示的な動作を示すタイミング図である。 図4Aは、本開示の一実施形態に係る無線通信装置を示すブロック図である。 図4Bは、本開示の一実施形態に係るRU選択ユニットの構成要素を示すブロック図である。 図5は、無線通信装置による媒体アクセス及びリソースユニット選択方法を示すフローチャートである。 図6Aは、RU選択フェーズの動作を示すフローチャートである。 図6Bは、RU選択フェーズに関連するRU選択モジュールの一部を示すブロック図である。 図7は、特徴抽出及びスコアリングユニットにおける特徴の抽出及びスコアの生成を概略的に示す図である。 図8Aは、経験蓄積フェーズの動作を示すフローチャートである。 図8Bは、経験蓄積フェーズに関連するRU選択モジュールの一部を示すブロック図である。 図9は、RUの分類を概略的に示す図である。 図10Aは、チャネル状態情報の一例を示す図である。 図10Bは、時間が異なるインスタンスにおけるM=3のデバイス状態情報の一例を示す図である。 図11Aは、更新フェーズの動作を示すフローチャートである。 図11Bは、更新フェーズに関連するRU選択モジュールの一部を示すブロック図である。 図12は、アクティブなステーションの総数に対するステーション当たりの平均スループットの変化を示すグラフである。 図13は、アクティブなステーションの総数に対するステーションあたりの平均チャネルアクセス遅延の変化を示すグラフである。 図14は、アクティブなステーションの総数に対するステーションあたりの衝突率の変化を示すグラフである。 図15は、デバイスの構成例を示すブロック図である。
以下、本開示の実施の形態を図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本開示の一実施形態に係る無線通信ネットワークを示す。無線通信ネットワーク100は、アクセスポイント(AP:access point)101と、無線通信機能を有する、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、プリンタ、携帯デジタルデバイス等の複数の無線通信局(STA:station)102-1~102-nとを含む。なお、STA102-1からSTA102-nは、区別する必要がない場合には、総称してSTA102とも呼ばれ得る。
図2にチャネル帯域幅をリソースユニット(RU:Resource Unit)に分割した例を示す。図2には、4種類のRU構成201-1~201-4が例として示されている。図2に示されるように、チャネル帯域幅200を分割することができる方法は複数ある。RU構成は、図2に示される構成に特に限定されない。他のRU構成を実装することもできる。
RU構成201-4の場合、チャネル帯域幅200は9個のRU202-1~202-9に分割される。なお、RU202-1~202-9は、区別する必要がない場合には、総称してRU202とも呼ばれ得る。本実施形態では、チャネル帯域幅及びそのRU構成は、AP101によって決定される。AP101は、任意の既知のアルゴリズムを使用してRU構成を決定することができる。STA102は、RU構成選択がAP101によってどのように実行されるかには関与しない。
図3にマルチユーザアップリンク通信開始シーケンスの一例を示す。シーケンス300は、トリガフレーム(TF-R)、RU302A~302C、及びマルチACK(確認応答)パケット303を含む。MU-OFDMA通信は、図3に示されるように、AP101がTF-R301を送信することにより開始される。TF-R301は、利用可能なRU、その構成、及び合計フレーム時間に関する情報を含む。
各STA102は、後述する分散方式でデータを送信するRUを選択する。1つのRUが1つのSTAによって選択される場合、それは成功と呼ばれる。1つのRUが複数のSTAによって選択される場合、それは衝突と呼ばれる。1つのRUが何れのSTAによっても選択されない場合、それはアイドルと呼ばれる。図3では、STA102-1(STA1)がRU302A(RU1)を選択し、STA102-2及び102-3(STA2及びSTA3)がRU302B(RU2)を選択するものとする。RU303C(RU3)はSTAによって選択されていない。この場合、RU302Aは成功、RU302Bは衝突、RU302Cはアイドルと呼ばれる。
STAによる送信の後に、AP101がマルチACKパケット303を続いて送信する。マルチACKパケット303は、各RUにおける成功又は失敗(衝突またはその他の理由による)を示す。以降、衝突やSNR(Signal to Noise Ratio)の低下、マルチパスの影響などによるパケット伝送の失敗も同様に扱われる。シーケンス300の全体が連続して繰り返される。
図4Aは、STA102の例示的な概略構造を示す。STA102は、アンテナアレイ121-1~121-n、RU選択モジュール122、802.11ベースのPHYレイヤモジュール123、MACレイヤモジュール124、及びアプリケーションレイヤモジュール125とを含む。アプリケーションレイヤモジュール125は、パケット送信中にMACレイヤモジュール124にデータを送信する。アプリケーションレイヤモジュール125は、パケット受信中にMACレイヤモジュール124からデータを受信する。なお、以降のブロック図に示される各矢印は、信号の流れの一例を示しているが、信号の流れが特定の方向に限定されることを意図したものではない。
PHYレイヤモジュール123は、1以上のアンテナ121を介してAP101(図1を参照)にデータを送信する。PHYレイヤモジュール123は、各RUにおいてエネルギーが検出されたか否かを示すキャリアセンシングデータを生成する。キャリアセンシングデータは、利用可能な各RUにおける独立したエネルギー検出の結果を示す。キャリアセンシングデータは、例えば、利用可能な各RU内のエネルギー検出値を含む。
PHYレイヤモジュール123は、TF-R301及びマルチACKパケット303(図3を参照)を受信する。マルチACKパケットは、ACK信号データを含む。ACK信号データは、利用可能な各RUにおける、無線ネットワーク内の任意のSTAによる送信の成功又は失敗を含む。図3の場合、ACK信号データは、RU1での送信が成功したことを示す情報を含む。PHYレイヤモジュール123は、キャリアセンシングデータ及びACK信号データをRU選択モジュール122に出力する。
MACレイヤモジュール124は、特に、無線媒体アクセスを管理する。具体的には、MACレイヤモジュール124は、PHYレイヤモジュール123及びアプリケーションレイヤモジュール125からの入力に基づいて、無線メディアアクセスを制御し、いつデータを送信するかを制御する。MACレイヤモジュール124は、データの送信を決定すると、RU選択モジュール122に割り込み信号を送信する。MACレイヤモジュール124は、RU選択モジュールから、STAがデータを送信すべきRUのインデックスを受信する。MACレイヤモジュール124は、RU選択モジュールから受信したRUのインデックスが示すRUを使用してデータを送信する。
図4Bは、RU選択モジュール122の構成要素の一例を示す。RU選択モジュール122は、データ処理ユニット401、特徴抽出及びスコアリングユニット402、報酬計算ユニット403、コントローラ404、及びメモリユニット405を含む。データ処理ユニット401は、キャリアセンシングデータ及びACK信号データを処理してデバイス状態情報を生成する。特徴抽出及びスコアリングユニット402は、デバイス状態情報から特徴及びパターンを抽出し、伝送成功の可能性について各RUをスコア付け又は評価する。
報酬計算ユニット403は、特徴抽出及びスコアリングユニット402が生成するスコアの予測精度に関するフィードバックを提供するための報酬を計算する。報酬計算ユニット403は、デバイス状態情報の変化に基づいて、特徴抽出及びスコアリングユニット402にフィードバックを提供する。報酬計算ユニットは、特徴抽出及びスコアリングユニット402の性能を表す報酬を計算する。
メモリユニット405は、デバイスの状態情報やデバイスの動作(アクション)を含む過去の経験(experience)を記憶する。ここで、デバイスの動作とは、STA102がデータを送信したRUのインデックスを指す。例えば、STA102がRU3においてデータを送信する場合、装置の動作は3である。メモリユニット405は、デバイス状態情報、パケットが送信されるRUのインデックス、パケット送信後に更新されたデバイス状態情報、及び報酬の集合(ensemble)を経験として記憶してもよい。メモリユニット405は、固定サイズのバッファであってもよい。メモリユニット(バッファー)が容量に達すると、新しい経験に対応するために最も古い経験が削除される。
コントローラ(セントラルコントローラ)404は、RU選択モジュール122の異なる動作を管理する。コントローラ404は、特徴抽出及びスコアリングユニット402によって生成されたスコアに基づいて、データを送信するために使用されるRUを決定する。コントローラ404は、メモリユニット405に記憶された経験に基づいて、特徴抽出及びスコアリングユニット402のパラメータを更新する。
RU選択モジュール122の動作は、3つのフェーズに分けられる。
1.RU選択フェーズ
2.経験蓄積フェーズ
3.更新フェーズ
次に、各フェーズの動作について説明する。
本実施形態では、各STAは、標準IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)OFDMAベースのCSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access/Collision Avoidance)プロトコルに従ってデータを送信するタイミングを決定する。RU選択モジュール122は、RU選択フェーズにおいて、STAがデータを送信すべきRUのインデックスを決定する。本開示の1つの目的は、標準IEEE802.11OFDMAベースのCSMA/CAプロトコルの時間に関連する態様を変更せずに、データを送信するRUを決定することである。
図5は、媒体アクセスとRU選択方法を示す。MACレイヤモジュール124は、まず、その送信バッファが空であるか否かをチェックする(ステップA1)。送信バッファが空でない場合、MACレイヤモジュール124は、コンテンションウィンドウ(CW:contention window)からバックオフ値をランダムに選択する(ステップA2)。MACレイヤモジュール124は、TF-Rフレームを継続的にチェックする(ステップA3)。PHYレイヤモジュール123からTF-Rフレームを受信すると、MACレイヤモジュール124は、そのバックオフ値が0以下であるか否かをチェックする(ステップA4)。バックオフカウンタ値がゼロより大きい場合、MACレイヤモジュール124は、利用可能なRUの数だけバックオフカウンタを減少させる(ステップA5)。利用可能なRUは、受信したTF-Rフレームによって示される。
バックオフカウンタが0以下になると、MACレイヤモジュールは、RU選択モジュール122に割込みを送信する(ステップA6)。RU選択モジュール122は、データパケットがSTA102によって送信されるRUのインデックスを決定する。MACレイヤモジュールは、RU選択モジュール122からRUのインデックス(RUインデックス)を受信する。RU選択モジュール122の動作は後述する。RUインデックスで示されるRUにおいて、STA102からAP101にパケットが送信される(ステップA7)。
次に、PHYレイヤモジュール123は、APから受信した送信パケットのACK信号を確認する(ステップA8)。PHYレイヤモジュール123がACK信号を受信すると、RU選択モジュール122が更新される(ステップA9)。MACレイヤモジュール124は、コンテンションウィンドウサイズをCWminにリセットする(ステップA10)。その後、処理はステップA1に戻る。
PHYレイヤモジュール123がACK信号を受信しなかった場合、RU選択モジュール122が更新され(ステップA11)、その後、MACレイヤモジュール124はコンテンションウィンドウのサイズを倍にする(ステップA12)。MACレイヤモジュール124は、コンテンションウィンドウサイズが最大値CWmaxより大きいか否かをチェックする(ステップA13)。競合ウィンドウがCWmaxより大きいと判定された場合、MACレイヤモジュールは、コンテンションウィンドウサイズをCWmaxに設定する(ステップA14)。その後、処理はステップA1に戻る。ステップA13において、競合ウィンドウがCWmaxより大きくないと判定された場合、ステップA1に戻る。
以下、RU選択モジュール122の動作について説明する。まず、RU選択フェーズの動作について説明する。図6Aは、RU選択フェーズの動作を示し、図6Bは、RU選択フェーズに関連するRU選択モジュールの一部を示す。RU選択フェーズは、図5のステップA6でMACレイヤモジュール124から送信された割込み信号を受信することによって開始される。RU選択モジュール122のコントローラ404は、最新のデータ送信においてデータ処理ユニット401によって生成されたデバイス状態情報を、現在のデバイス状態情報として記憶する。
コントローラ404は、MACレイヤモジュール124から割込みを受信する(ステップB1)。コントローラ404は、現在のデバイス状態情報を、特徴抽出及びスコアリングユニット402に送信する。デバイス状態情報は、Nを利用可能なRUの数とし、Mをシステムハイパーパラメータとして、N×Mアレイである。現在のデバイス状態情報は、STA102による過去のM回の送信における各RUのチャネルアクティビティに関する情報を含む。デバイス状態情報の構成は後述する。以下、現在のデバイス状態情報は、簡略化のために現在の状態と呼ぶことがある。特徴抽出及びスコアリングユニット402は、現在の状態から特徴を抽出し(ステップB2)、畳み込みニューラルネットワーク(CNN:Convolutional Neural Network)を用いて利用可能なRUごとにスコアを生成する(ステップB3)。
図7は、特徴抽出及びスコアリングユニット402における特徴の抽出及びスコアの生成を概略的に示す。特徴抽出及びスコアリングユニット402で使用されるCNNは、特徴抽出レイヤ802及びRUスコアリングレイヤ803を含む。特徴抽出レイヤは、無線通信チャネルにおけるSTAと他のSTAとの相互作用を理解する1以上の畳み込み層を含む。特徴抽出レイヤ802は、現在の状態801から特徴を抽出する。抽出した特徴は、無線通信チャネルにおけるSTAと他のSTAとの相互作用を表す。RUスコアリングレイヤは、全結合層を含む。RUスコアリングレイヤ803は、抽出された特徴に基づいて各RUに対してスコア804を生成する。スコアは、送信が成功する可能性を示す。
ステップB3で生成されたスコアは、コントローラ404に返送される。コントローラ404は、εグリーディー法(ε-greedy policy)に従ってRUを選択する(ステップB4)。ステップB4において、コントローラは、(1-ε)の確率で、スコアが最も高いRUを選択する。コントローラ404は、確率εで、任意のRUをランダムに選択する。εは、システムハイパーパラメータであり、その値はSTAの移動度に基づいて選択される。εの値は、0より大きく1より小さい。コントローラ404は、選択されたRUのインデックスをMACレイヤモジュール124に返送する(ステップB5)。コントローラ404は、このRUの値を記憶する。STA102は、図5のステップA7において、選択されたRUにおいてパケットを送信する。STA102は、送信の成功又は失敗に基づいて、AP101からACK信号を受信する。
次に、経験蓄積フェーズを説明する。経験蓄積フェーズは、STAの経験の集計と格納とを含む。図8Aは、経験蓄積フェーズの動作を示す。図8Bは、経験蓄積フェーズに関連するRU選択モジュールの一部を示す。経験蓄積フェーズは、キャリアセンシングデータ及びACK信号情報がPHYレイヤモジュール123から受信されたときに開始される。
RU選択モジュール122において、データ処理ユニット401は、PHYレイヤモジュール123からキャリアセンシングデータ及びACK信号情報を受信する(ステップC1)。データ処理ユニット401は、受信したキャリアセンシングデータとACK信号とに基づいて、STAの次の状態を算出する(ステップC2)。別の言い方をすれば、データ処理ユニット401は、受信したキャリアセンシングデータとACK信号とに基づいて更新された状態を計算する。
ステップC2において、データ処理ユニット401は、キャリアセンシングデータとACK信号とを用いて、各RUの状態(チャネルアクティビティ)を「成功(Success)」、「失敗(Failure)」、又は「アイドル(Idle)」に分類する。図9は、RUの分類を概略的に示す。キャリアセンシングデータは、各RUの独立したエネルギー検出と考えられる。データ処理ユニット401は、RUにおいてエネルギーが検出されなかった場合、そのRUをIdle(アイドル)600Aとして分類する。データ処理ユニット401は、RUにおいてエネルギーが検出され、かつACK信号がそのRU上での送信が成功であることを示す場合、そのRUをSuccess(成功)600Bとして分類する。データ処理ユニット401は、RUにおいてエネルギーが検出されたが、AP101からACK信号が受信されなかった場合、RUをFailure(失敗)600Cとして分類する。
データ処理ユニット401は、RUの分類結果を集約する。以前のすべての送信における分類されたRUの集合は、チャネル状態情報と呼ばれる。図10Aは、チャネル状態情報の一例を示す。図10Aでは、利用可能なRU(N)の数は7に等しい。STAは、時刻t=1、5、7、8、12、13、及び17でデータを送信するものとする。例えば、t=1の場合、RU1及びRU2はFailureとして分類され、RU3及びRU4はIdleとして分類され、RU5~RU7はSuccessとして分類される。
任意の時点におけるデバイス状態情報は、最近のM回の送信のみを考慮したチャネル状態情報のサブセットである。図10Bは、時間の異なるインスタンスにおけるM=3のデバイス状態情報の一例を示す。図10Bにおいて、デバイス状態情報702Aはt=8におけるデバイス状態情報であり、デバイス状態情報702Bはt=12におけるデバイス状態情報であり、デバイス状態情報702Aはt=13におけるデバイス状態情報である。
データ処理ユニット401は、STAがデータを送信するたびに、M×Nアレイの最も左の(最も古い)列を除去し、最も右の列に新しい列を追加することによって、デバイス状態情報を更新する。なお、t=9からt=12(図10A参照)の間では送信は実施されていない。t=9~t=11におけるデバイス状態情報は、t=12におけるデバイス状態情報と同じであるとする。
図8A及び8Bに戻り、データ処理ユニット401は、更新されたデバイス状態情報を報酬計算ユニット403及びコントローラ404に送信する。報酬計算ユニット403は、更新されたデバイス状態情報に基づいてデバイスに報酬を与える(ステップC3)。ステップC3において、報酬計算ユニット403は、更新されたデバイス状態情報において、Successに分類されたRUの総数、Failuresに分類されたRUの総数、及びIdleに分類されたRUの総数に基づいて報酬を算出する。例えば、報酬計算ユニット403は、デバイス状態情報のSuccessごとに+1を、Failureごとに-1を、Idleごとに0を割り当てる。総報酬はM×Nアレイにおける全RUに対する属性値の合計と考えられる。
コントローラ404は、データ処理ユニット401からデバイス状態情報を取得し、報酬計算ユニット403から計算された報酬を取得する。コントローラ404は、以前に記憶された(現在の)デバイス状態情報、記憶されたRUインデックス、データ処理ユニット401から得られた更新されたデバイス状態情報、及び計算された報酬をタプルにコンパイルする。以下の説明では、タプルは「経験(experience)」とも呼ばれ得る。コントローラ404は、経験をメモリユニット405に固定容量で記憶する(ステップC4)。メモリユニット405は、容量に達すると、STAの最も古い経験を削除する。コントローラ404は、記憶されたデバイス状態情報を新たなデバイス状態情報で更新する(ステップC5)。
さらに、更新フェーズについて説明する。更新フェーズは、蓄積された経験に基づいてCNNを定期的に更新することを含む。図11Aは更新フェーズの動作を示し、図11Bは更新フェーズに関連するRU選択モジュールの一部を示す。例えば、更新されたフェーズは、STAが所定回数データを送信した後に、コントローラ404によって毎回開始される。
更新フェーズでは、コントローラ404は、メモリユニット405からの経験のバッチをランダムにサンプリングする(ステップD1)。特徴抽出及びスコアリングユニット402は、サンプルバッチ内の経験のそれぞれにおける現在のデバイス状態情報から特徴を抽出する(ステップD2)。特徴抽出及びスコアリングユニット402は、現在のデバイス状態情報から抽出された特徴に基づいてRUごとにスコアを算出する(ステップD3)。特徴抽出及びスコアリングユニット402は、サンプルバッチ内の経験のそれぞれにおいて、更新されたデバイス状態情報から特徴を抽出する(ステップD4)。特徴抽出及びスコアリングユニット402は、更新されたデバイス情報から抽出された特徴に基づいてRUごとにスコアを算出する(ステップD5)。
コントローラ404は、全てのサンプリングされた経験における、現在のデバイス状態情報と、更新されたデバイス状態情報とから得られるスコアの差を累積誤差として算出する(ステップD6)。コントローラ404は、各経験にコンパイルされた、計算された累積誤差及び報酬に基づいて、特徴抽出及びスコアリングユニット402におけるCNNモデルを、確率的勾配降下法を用いて更新する(ステップD7)。
本発明者は、本実施形態の効果を確認するためにシミュレーションを行った。シミュレーションでは、単一のAPと複数のステーションを持つネットワークを想定する。さらに、シミュレーションは、すべてのステーションがデータバックログされている、すなわち、送信すべきデータを常に有していると仮定する。シミュレーションは、アップリンクデータに対して実施した。
シミュレーションにおける通信ネットワークのパラメータを以下に示す。
ステーションの数[1,50]
利用可能なRU=9
OFDMAフレーム継続時間=120μs
SIFS(Short Inter Frame Space)=10μs
DIFS(DCF (Distributed Coordination Function) Inter Frame Space)=28μs
パケットサイズ=100バイト
ACKサイズ=32バイト
トリガーフレームサイズ=32バイト
OFDMAデータレート=6.7Mbps
CSMA/CAデータレート=52Mbps
CNNの更新に使用される深層強化学習パラメータを示す。
学習レート=0.01
ディスカウント係数=0.9
イプシロン=0.1
バッチサイズ=32
経験再生バッファサイズ=500
チャンネルヒストリ(Channel History)=20
DDQN(Double Deep Q Network)更新頻度=16
図12から図14は、シミュレーション結果を示す。図12に、全稼動局数に対するステーションあたりの平均スループットの変化を示す。図12において、グラフAは本実施形態を表し、グラフはODFMAを表し、グラフCはCSMA/CAを表し、グラフDは理論上の最大値を表す。スループットは、以下の式で定義される。
スループット=総データ送信回数/総所要時間
このように、本実施形態は、CSMA/CAの3倍のスループットを実現する。
図13は、ステーションごとの平均チャネルアクセス遅延の変化を局数別に示す。図13において、グラフAは本実施形態を表し、グラフはODFMAを表し、グラフCはCSMA/CAを表す。チャネルアクセス遅延は、データがSTAの送信バッファに到着してから実際に正常に送信されるまでの時間として定義される。このように、本実施形態では、CSMA/CAよりも62%低いチャネルアクセス遅延を実現している。
図14は、全てのアクティブなステーション数に対するステーションごとの衝突率の変化を示す。図14において、グラフAは本実施形態を表し、グラフはODFMAを表し、グラフCはCSMA/CAを表す。衝突率は以下の式で定義される。
Collision Rate=コリジョンパケット数/成功したパケット数
このように、本実施形態では、CSMA/CAよりも57%低い衝突率を実現している。
本実施形態は、アクセスポイントが制御する領域において無線ネットワーク監視が可能な環境における無線通信システムに適用可能である。本実施形態は、全体的なスループットを向上させる全体的なチャネル利用率を改善するために使用することができる。さらに、本実施形態は、STAが変化する無線ネットワークに自律的に動的に適応する手段を提供する。さらに、本実施形態は、誰もが公平な媒体アクセス機会を有する標準802.11ステーションとの互換性を確保する。
なお、上述の実施形態において、RU選択モジュール122は、1以上のプロセッサを有する装置によって実施することができる。図15は、デバイスの構成例を示す。コンピュータ装置150は、プロセッサ160、及びメモリ170を含む。メモリ170は、揮発性メモリ、及び/又は不揮発性メモリを含む。メモリ170は、プロセッサ160上で実行されるソフトウェア(プログラム)を、例えば不揮発性メモリに格納する。プロセッサ160は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等である。データ処理ユニット401、特徴抽出及びスコアリングユニット402、報酬計算ユニット403、及びコントローラ404の機能は、プロセッサ160が、メモリ170からロードされたプログラムに従って動作することで実現され得る。プロセッサ160は、装置110の外部メモリからプログラムをロードしてもよい。
上記プログラムは、任意のタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体を用いて格納され、装置150に供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記憶媒体を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、又はハードディスクなどの磁気記録媒体、例えば光磁気ディスクなどの光磁気記録媒体、CD(compact disc)、又はDVD(digital versatile disk)などの光ディスク媒体、及び、マスクROM(read only memory)、PROM(programmable ROM)、EPROM(erasable PROM)、フラッシュROM、又はRAM(random access memory)などの半導体メモリを含む。また、プログラムは、任意のタイプの一時的なコンピュータ可読媒体を用いてコンピュータ300に供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバなどの有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
本開示は、実施形態を参照して説明したが、これに限定されるものではない。本開示の範囲内で当業者に理解される種々の変更を、本開示の構成、及び詳細に加えることができる。
例えば、上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
[付記1]
無線通信装置であって、
無線通信装置とアクセスポイントとの間の無線通信に使用される各リソースユニット(RU:resource unit)内でエネルギーが検出されたか否かを示すキャリアセンシングデータを生成し、アクセスポイントから確認応答信号を受信するように構成された物理レイヤモジュール、
無線通信装置からアクセスポイントにデータを送信するために使用されるRUを決定するように構成されたRU選択モジュール、及び
RU選択モジュールによって決定されたRUを使用してデータを送信するように構成されたメディアアクセス制御レイヤモジュールを備え、
前記RU選択モジュールは、
前記物理レイヤモジュールから得られたキャリアセンシングデータ及び確認応答信号に基づいてデバイス状態情報を生成するように構成されたデータ処理ユニット、
前記デバイス状態情報から、無線通信局と他の無線通信局との相互作用を表す特徴を抽出し、該抽出した特徴に基づいて、RUごとに、送信に成功した確率を表すスコアを生成するように構成された特徴抽出及びスコアリングユニット、
前記特徴抽出及びスコアリングユニットによって生成されたスコアの予測精度に関するフィードバックを提供するための報酬を計算するように構成された報酬計算ユニット、及び、
前記特徴抽出及びスコアリングユニットによって生成されたスコアに基づいてデータを送信するために使用されるRUを決定し、デバイス状態情報及び報酬を含む経験をメモリユニットに格納し、前記特徴抽出及びスコアリングユニットのパラメータを前記メモリユニットに格納された経験に基づいて更新するように構成されたコントローラを有する、無線通信装置。
[付記2]
前記RUは、直交周波数分割多元接続(OFDMA:orthogonal frequency division multiple access)のサブチャネルである、付記1に記載の無線通信装置。
[付記3]
前記キャリアセンシングデータは、利用可能な各RUにおける独立したエネルギー検出の結果を示し、前記確認応答信号は、各マルチユーザのアップリンクデータ送信の最後に前記アクセスポイントによって送信される、付記1又は2に記載の無線通信装置。
[付記4]
前記経験は、前記デバイス状態情報と、パケットが送信されるRUのインデックスと、パケット送信後に更新されたデバイス状態情報と、報酬との集合を含む、付記1から3何れか1項に記載の無線通信装置。
[付記5]
前記データ処理ユニットは、各RUの状態を成功、失敗、又はアイドルに分類し、前記無線通信装置の所定回数の過去のデータ送信における利用可能なRUの前記分類した状態に基づいて、前記デバイス状態情報を生成する、付記1から4何れか1項に記載の無線通信装置。
[付記6]
前記報酬計算ユニットは、前記データ処理ユニットがデータ送信後に生成したデバイス状態情報において、成功と分類された前記RUの総数と、失敗と分類された前記RUの総数と、アイドルと分類された前記RUの総数とに基づいて、前記特徴抽出及びスコアリングユニットの性能を表す報酬を算出する、付記5に記載の無線通信装置。
[付記7]
前記特徴抽出及びスコアリングユニットは、畳み込みニューラルネットワーク(CNN:convolutional neural network)を用いて特徴を抽出し、前記スコアを生成する、付記1から6の何れか1項に記載の無線通信装置。
[付記8]
前記CNNは、無線通信チャネルにおける前記無線通信装置と他の無線通信装置との相互作用を理解する1つ以上の畳み込み層を含み、前記特徴抽出及びスコアリングユニットは、前記1つ以上の畳み込み層を使用して特徴を抽出する、付記7に記載の無線通信装置。
[付記9]
前記CNNは、全結合層を含み、前記特徴抽出及びスコアリングユニットは、前記全結合層を用いて前記スコアを生成する、付記7又は8に記載の無線通信装置。
[付記10]
前記メモリユニットには、前記無線通信装置の過去の所定回数のデータ送信の経験が記憶されている、付記1から9の何れか一項に記載の無線通信装置。
[付記11]
前記メモリユニットは、固定サイズのバッファであり、前記バッファが容量に達すると、新しい経験を記憶するために、最も古い経験が削除される、付記1から10何れか1項に記載の無線通信装置。
[付記12]
前記MACレイヤモジュールは、前記無線通信装置が送信するデータを有するとき、前記コントローラに割込み信号を送信し、前記コントローラは、前記割込み信号が受信されるとき、前記RUの選択を開始する、付記1から11何れか1項に記載の無線通信装置。
[付記13]
前記コントローラは、εグリーディー法(ε-greedy policy)に従って、データ送信に使用されるRUを選択する、付記1から12何れか1項に記載の無線通信装置。
[付記14]
前記コントローラは、前記メモリユニットから前記経験のバッチをサンプリングし、推定されるスコアと実際のスコアとの間の誤差を計算し、前記計算された誤差に基づいて前記特徴抽出及びスコアリングユニットのパラメータを更新する、付記1から13何れか1項に記載の無線通信装置。
[付記15]
無線通信装置に用いられるリソースユニット(RU:resource unit)選択装置であって、
前記無線通信装置とアクセスポイントとの間の無線通信に使用される各RUにおいてエネルギーが検出されたか否かを示すキャリアセンシングデータと、前記アクセスポイントから受信した確認応答信号とに基づいて、デバイス状態情報を生成するように構成されたデータ処理ユニット、
前記デバイス状態情報から、無線通信局と他の無線通信局との相互作用を表す特徴を抽出し、該抽出した特徴に基づいて、RUごとに、送信に成功した確率を表すスコアを生成するように構成された特徴抽出及びスコアリングユニット、
前記特徴抽出及びスコアリングユニットによって生成されたスコアの予測精度に関するフィードバックを提供するための報酬を計算するように構成された報酬計算ユニット、及び、
前記特徴抽出及びスコアリングユニットによって生成されたスコアに基づいてデータを送信するために使用されるRUを決定し、デバイス状態情報及び報酬を含む経験をメモリユニットに格納し、特徴抽出及びスコアリングユニットのパラメータを前記メモリユニットに格納された経験に基づいて更新するように構成されたコントローラを備えるRU選択装置。
[付記16]
前記RUは、直交周波数分割多元接続(OFDMA:orthogonal frequency division multiple access)のサブチャネルである、付記15に記載のRU選択装置。
[付記17]
前記キャリアセンシングデータは、利用可能な各RUにおける独立したエネルギー検出の結果を示し、前記確認応答信号は、各マルチユーザアップリンクデータ送信の最後に前記アクセスポイントによって送信される、付記15又は16に記載のRU選択装置。
[付記18]
無線通信装置におけるリソースユニット(RU:resource unit)選択方法であって、
前記無線通信装置とアクセスポイントとの間の無線通信に使用される各RUにおいてエネルギーが検出されたか否かを示すキャリアセンシングデータと、前記アクセスポイントから受信した確認応答信号とに基づいてデバイス状態情報を生成し、
前記デバイス状態情報から、無線通信局と他の無線通信局との相互作用を表す特徴を抽出し、
前記抽出された特徴に基づいて、RUごとに、送信に成功した確率を表すスコアを生成し、
前記スコアの予測精度に関するフィードバックを提供するための報酬を計算し、
生成されたスコアに基づいてデータを送信するために使用されるRUを決定し、
前記デバイス状態情報と前記報酬とを含む経験をメモリユニットに保存し、
前記メモリユニットに記憶された経験に基づいて、前記特徴の抽出、及び前記スコアの生成に使用されるパラメータを更新するRU選択方法。
[付記19]
無線通信装置とアクセスポイントとの間の無線通信に使用される各RUにおいてエネルギーが検出されたか否かを示すキャリアセンシングデータと、前記アクセスポイントから受信した確認応答信号とに基づいてデバイス状態情報を生成し、
前記デバイス状態情報から、無線通信局と他の無線通信局との相互作用を表す特徴を抽出し、
前記抽出された特徴に基づいて、RUごとに、送信に成功した確率を表すスコアを生成し、
前記スコアの予測精度に関するフィードバックを提供するための報酬を計算し、
前記生成されたスコアに基づいてデータを送信するために使用されるRUを決定し、
前記デバイス状態情報と前記報酬を含む経験をメモリユニットに保存し、
前記メモリユニットに記憶された経験に基づいて、前記特徴の抽出、及び前記スコアの生成に使用されるパラメータを更新する処理をプロセッサに実行させるためのプログラムを格納する非一時的なコンピュータ可読媒体。
101 AP
102 STA
121 アンテナ
122 RU選択モジュール
123 PHYレイヤモジュール
124 MACレイヤモジュール
125 アプリケーションモジュール
401 データ処理ユニット
402 特徴抽出及びスコアリングユニット
403 報酬計算ユニット
404 コントローラ
405 メモリユニット

Claims (10)

  1. 無線通信装置であって、
    無線通信装置とアクセスポイントとの間の無線通信に使用される各リソースユニット(RU:resource unit)内でエネルギーが検出されたか否かを示すキャリアセンシングデータを生成し、アクセスポイントから確認応答信号を受信するように構成された物理レイヤモジュール、
    無線通信装置からアクセスポイントにデータを送信するために使用されるRUを決定するように構成されたRU選択モジュール、及び
    RU選択モジュールによって決定されたRUを使用してデータを送信するように構成されたメディアアクセス制御レイヤモジュールを備え、
    前記RU選択モジュールは、
    前記物理レイヤモジュールから得られたキャリアセンシングデータ及び確認応答信号に基づいてデバイス状態情報を生成するように構成されたデータ処理ユニット、
    前記デバイス状態情報から、無線通信局と他の無線通信局との相互作用を表す特徴を抽出し、該抽出した特徴に基づいて、RUごとに、送信に成功した確率を表すスコアを生成するように構成された特徴抽出及びスコアリングユニット、
    前記特徴抽出及びスコアリングユニットによって生成されたスコアの予測精度に関するフィードバックを提供するための報酬を計算するように構成された報酬計算ユニット、及び、
    前記特徴抽出及びスコアリングユニットによって生成されたスコアに基づいてデータを送信するために使用されるRUを決定し、デバイス状態情報及び報酬を含む経験をメモリユニットに格納し、前記特徴抽出及びスコアリングユニットのパラメータを前記メモリユニットに格納された経験に基づいて更新するように構成されたコントローラを有する、無線通信装置。
  2. 前記RUは、直交周波数分割多元接続(OFDMA:orthogonal frequency division multiple access)のサブチャネルである、請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記キャリアセンシングデータは、利用可能な各RUにおける独立したエネルギー検出の結果を示し、前記確認応答信号は、各マルチユーザのアップリンクデータ送信の最後に前記アクセスポイントによって送信される、請求項1又は2に記載の無線通信装置。
  4. 前記経験は、前記デバイス状態情報と、パケットが送信されるRUのインデックスと、パケット送信後に更新されたデバイス状態情報と、報酬との集合を含む、請求項1から3何れか1項に記載の無線通信装置。
  5. 前記コントローラは、前記メモリユニットから前記経験のバッチをサンプリングし、推定されるスコアと実際のスコアとの間の誤差を計算し、前記計算された誤差に基づいて前記特徴抽出及びスコアリングユニットのパラメータを更新する、請求項1から何れか1項に記載の無線通信装置。
  6. 無線通信装置に用いられるリソースユニット(RU:resource unit)選択装置であって、
    前記無線通信装置とアクセスポイントとの間の無線通信に使用される各RUにおいてエネルギーが検出されたか否かを示すキャリアセンシングデータと、前記アクセスポイントから受信した確認応答信号とに基づいて、デバイス状態情報を生成するように構成されたデータ処理ユニット、
    前記デバイス状態情報から、無線通信局と他の無線通信局との相互作用を表す特徴を抽出し、該抽出した特徴に基づいて、RUごとに、送信に成功した確率を表すスコアを生成するように構成された特徴抽出及びスコアリングユニット、
    前記特徴抽出及びスコアリングユニットによって生成されたスコアの予測精度に関するフィードバックを提供するための報酬を計算するように構成された報酬計算ユニット、及び、
    前記特徴抽出及びスコアリングユニットによって生成されたスコアに基づいてデータを送信するために使用されるRUを決定し、デバイス状態情報及び報酬を含む経験をメモリユニットに格納し、特徴抽出及びスコアリングユニットのパラメータを前記メモリユニットに格納された経験に基づいて更新するように構成されたコントローラを備えるRU選択装置。
  7. 前記RUは、直交周波数分割多元接続(OFDMA:orthogonal frequency division multiple access)のサブチャネルである、請求項に記載のRU選択装置。
  8. 前記キャリアセンシングデータは、利用可能な各RUにおける独立したエネルギー検出の結果を示し、前記確認応答信号は、各マルチユーザアップリンクデータ送信の最後に前記アクセスポイントによって送信される、請求項又はに記載のRU選択装置。
  9. 無線通信装置におけるリソースユニット(RU:resource unit)選択方法であって、
    前記無線通信装置とアクセスポイントとの間の無線通信に使用される各RUにおいてエネルギーが検出されたか否かを示すキャリアセンシングデータと、前記アクセスポイントから受信した確認応答信号とに基づいてデバイス状態情報を生成し、
    前記デバイス状態情報から、無線通信局と他の無線通信局との相互作用を表す特徴を抽出し、
    前記抽出された特徴に基づいて、RUごとに、送信に成功した確率を表すスコアを生成し、
    前記スコアの予測精度に関するフィードバックを提供するための報酬を計算し、
    生成されたスコアに基づいてデータを送信するために使用されるRUを決定し、
    前記デバイス状態情報と前記報酬とを含む経験をメモリユニットに保存し、
    前記メモリユニットに記憶された経験に基づいて、前記特徴の抽出、及び前記スコアの生成に使用されるパラメータを更新するRU選択方法。
  10. 無線通信装置とアクセスポイントとの間の無線通信に使用される各RUにおいてエネルギーが検出されたか否かを示すキャリアセンシングデータと、前記アクセスポイントから受信した確認応答信号とに基づいてデバイス状態情報を生成し、
    前記デバイス状態情報から、無線通信局と他の無線通信局との相互作用を表す特徴を抽出し、
    前記抽出された特徴に基づいて、RUごとに、送信に成功した確率を表すスコアを生成し、
    前記スコアの予測精度に関するフィードバックを提供するための報酬を計算し、
    前記生成されたスコアに基づいてデータを送信するために使用されるRUを決定し、
    前記デバイス状態情報と前記報酬を含む経験をメモリユニットに保存し、
    前記メモリユニットに記憶された経験に基づいて、前記特徴の抽出、及び前記スコアの生成に使用されるパラメータを更新する処理をプロセッサに実行させるためのプログラ
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