JP7321615B1 - 獣医療支援システム、獣医療支援プログラム、獣医療支援方法 - Google Patents

獣医療支援システム、獣医療支援プログラム、獣医療支援方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが健康管理を行っている動物の健康改善を実現すること。【解決手段】獣医師が指定した、動物の健康状態の維持又は改善に繋がる介入方法を記憶する推奨介入情報記憶部と、前記介入方法をユーザに通知する通知部と、前記動物に対して前記介入方法を実行したか否かを確認して前記獣医師に提示する個別健康状態取得部と、を備える。【選択図】図1

Description

本開示は、獣医療支援システム、獣医療支援プログラム、獣医療支援方法に関する。
ペットの健康に関するレコメンド情報を飼主に提案する技術が開示されている。
特開2020-5557号公報
上述した技術は、ペットから客観的に得られる情報、特に検知しやすい***に関する情報を基に、健康改善に繋がるレコメンドを行うものである。***の状況から予測可能な健康状態に関してはレコメンドをすることができるが、***の状況からでは予測不可能な健康状態に関しては、効果的なレコメンドを行えるものではない。
そこで、本開示は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザ(飼主、飼育者等)が健康管理を行っている動物の健康改善のための効果的な介入を実現することである。
本開示によれば、獣医師が指定した、動物の健康状態の維持又は改善に繋がる介入方法を記憶する推奨介入情報記憶部と、前記介入方法をユーザに通知する通知部と、前記動物に対して前記介入方法を実行したか否かを確認して前記獣医師に提示する個別健康状態取得部と、を備える。
本開示によれば、ユーザが健康管理を行っている動物の健康改善を実現することができる。
本実施形態に係る通知支援システムの全体構成例を示す図である。 同実施形態に係るサーバ装置1を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示す図である。 同実施形態に係るサーバ装置1のソフトウェア構成例を示す図である。 同実施形態に係るユーザ情報記憶部131に記憶される情報の構成例を示す図である。 同実施形態に係る個別健康状態情報記憶部132に記憶される情報の構成例を示す図である。 同実施形態に係る獣医関係者情報記憶部133に記憶される情報の構成例を示す図である。 同実施形態に係る推奨介入情報記憶部134に記憶される情報の構成例を示す図である。 同実施形態に係るサーバ装置1における一連の制御に係るフローチャート図である。
本発明の実施形態の内容を列記して説明する。本発明の一実施形態は、以下のような構成を備える。
[項目1]
獣医師が指定した、動物の健康状態の維持又は改善に繋がる介入方法を記憶する推奨介入情報記憶部と、
前記介入方法をユーザに通知する通知部と、
前記動物に対して前記介入方法を実行したか否かを確認して前記獣医師に提示する個別健康状態取得部と、
を備えることを特徴とする獣医療支援システム。
[項目2]
前記動物に向けた前記介入方法が必要な理由についての入力を前記獣医師から受け付ける受付部をさらに備え、
前記推奨介入情報記憶部はさらに、前記理由を前記動物及び前記介入方法に対応付けて記憶し、
前記通知部は、前記動物に対応する前記介入方法と前記理由とを併せて通知すること、
を特徴とする、項目1に記載の獣医療支援システム。
[項目3]
前記推奨介入情報記憶部はさらに、前記介入方法を実施するべきタイミングを前記介入方法に対応付けて記憶し、
前記通知部は、前記タイミング又は前記タイミングから所定時間前に、前記介入方法を通知すること、
を特徴とする、項目1または2に記載の獣医療支援システム。
[項目4]
獣医師が指定した、動物の健康状態の維持・改善に繋がる介入方法と、前記介入方法を提示する提示条件を記憶するステップと、
前記介入方法をユーザにリマインドするステップと、
前記動物に対して前記介入方法を実行したか否かを確認して前記獣医師に提示するステップと、
をコンピュータに実行させるための獣医療支援プログラム。
[項目5]
獣医師が指定した、動物の健康状態の維持・改善に繋がる介入方法と、前記介入方法を提示する提示条件を記憶するステップと、
前記介入方法をユーザにリマインドするステップと、
前記動物に対して前記介入方法を実行したか否かを確認して前記獣医師に提示するステップと、
を備えることを特徴とする、獣医療支援方法。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
本実施形態のサーバ装置1は、動物の種類や品種の健康状態に応じて、推奨される介入方法をユーザに提示する。また、ユーザから新たに動物の健康状態に関する情報を取得した場合に、その情報を元に、ユーザに提示する、動物への介入を選択する。
==概要==
図1はサーバ装置1の全体構成を示す図である。図1に示すように、健康支援システムは、サーバ装置1、ユーザ端末3、センサデバイス4、獣医関係者端末5を含む。サーバ装置1は、ネットワーク2を介してユーザ端末3、センサデバイス4、獣医関係者端末5と接続される。ユーザ端末3、センサデバイス4、獣医関係者端末5は1台だけ示してあるが、これ以上存在してもよいことは言うまでもない。また、ユーザ端末3、センサデバイス4、獣医関係者端末5の具体的な機器は、携帯端末およびパーソナルコンピュータに限定されず、例えば、スマートフォン、タブレットコンピュータ、ウェアラブル端末、その他の電子機器であってもよい。
==ユーザ端末3==
ユーザ端末3は、サーバ装置1による健康管理の対象となる動物の飼育を行っている人(ユーザ)が操作するコンピュータである。ユーザ端末3は、たとえば、スマートフォンやタブレットコンピュータ、パーソナルコンピュータなどである。ユーザは、たとえばユーザ端末3で実行されるアプリケーションやWebブラウザによりサーバ装置1にアクセスすることができる。
==センサデバイス4==
センサデバイス4は、動物のバイタルデータを取得するセンサを有するコンピュータである。本開示のシステムにとって容認できるセンサは多岐に渡るが、動物の身体との連続性がありかつ当該身体に付着されるセンサと、動物の身体から遠隔するセンサとの双方を含み得る。可能なセンサは、加速度計、RFIDセンシング、抵抗、容量、誘導及び磁気センサ、反射センサ、赤外センサ、ビデオモニタリング、圧力及び応力センサ、経皮的酸素圧力センサ、経皮的CO2センサ、ハイドレーションセンサ、pHセンサ、超音波センサ、リモート光学分光センサ及びレーザドップラーフローセンサ、GPS、カメラなどを含んでもよい。なお、前述したセンサを搭載するユーザ端末3が、センサデバイス4を兼ねていてもよい。
==獣医関係者端末5==
獣医関係者端末5は、前記動物の健康に関する相談をする獣医師、動物看護師、トリマー、トレーナー、動物病院関係者などの獣医関係者が操作するコンピュータである。獣医関係者端末5は、たとえば、スマートフォンやタブレットコンピュータ、パーソナルコンピュータなどである。獣医関係者は、たとえば獣医関係者端末5で実行されるアプリケーションやWebブラウザによりサーバ装置1にアクセスすることができる。
以下、サーバ装置1の構成について説明する。
図2は、本実施形態のサーバ装置1のハードウェア構成例を示す図である。サーバ装置1は、CPU101、メモリ102、記憶装置103、通信インタフェース104、入力装置105、出力装置106を備える。CPU101は、サーバ装置1全体の動作を制御し、各要素間におけるデータの送受信の制御、及びアプリケーションの実行及び認証処理に必要な情報処理等を行う演算装置である。例えばCPU101は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサであり、記憶装置103に格納されメモリ102に展開されたプログラム等を実行して各情報処理を実施する。メモリ102は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性記憶装置で構成される主記憶と、フラッシュメモリまたはHDD(Hard Disc Drive)等の不揮発性記憶装置で構成される補助記憶と、を含む。メモリ102は、CPU101のワークエリア等として使用され、また、サーバ装置1の起動時に実行されるBIOS(Basic Input/Output System)、及び各種設定情報等を格納する。記憶装置103は、各種のデータやプログラムを記憶する、例えばハードディスクドライブやソリッドステートドライブ、フラッシュメモリなどである。通信インタフェース104は、ネットワーク2に接続するためのインタフェースであり、例えばイーサネット(登録商標)に接続するためのアダプタ、公衆電話回線網に接続するためのモデム、無線通信を行うための無線通信機、シリアル通信のためのUSB(Universal Serial Bus)コネクタやRS232Cコネクタなどである。入力装置105は、たとえばキーボードやマウス、タッチパネル、ボタン、マイクロフォンなどを通じてデータの入力を受け付ける装置である。出力装置106は、データを出力する、たとえばディスプレイやプリンタ、スピーカなどを備える。
図3は、サーバ装置1の機能構成を示すブロック図である。図3に示すように、サーバ装置1は、ユーザ情報取得部111と、個別健康状態情報取得部112と、獣医関係者情報取得部113と、介入情報提示部114と、の各処理部と、ユーザ情報記憶部131と、個別健康状態情報記憶部132と、獣医関係者情報記憶部133と、推奨介入情報記憶部134と、アドバイス情報記憶部135と、を含んで構成される。
なお、上記各機能部は、サーバ装置1が備えるCPU101が記憶装置103に記憶されているプログラムをメモリ102に読み出して実行することにより実現され、上記各記憶部は、サーバ装置1が備えるメモリ102および記憶装置103が提供する記憶領域の一部として実現される。
ここで、本実施の形態において、ユーザ情報記憶部131と、個別健康状態情報記憶部132と、獣医関係者情報記憶部133と、推奨介入情報記憶部134と、の各記憶部のデータ構成について示す。
ユーザ情報記憶部131は、ユーザに関する情報(ユーザ情報)を記憶する。ユーザ情報には、ユーザが飼育する動物に関する情報を含めることができる。ユーザ情報記憶部131は、ユーザ情報取得部111が受け付けた、図4に一例を示すユーザ情報を記憶する。図4に例を示すように、当該ユーザ情報は、一例として、ユーザID、氏名、電話番号・メールアドレス、住所、緊急連絡先、飼育する動物に関する情報、かかりつけ医(名前、連絡先、予約用URL、オンライン通話ツール等の情報を含み、獣医関係者情報記憶部133に記憶される獣医関係者情報と紐付けてもよい)などの情報などを含む。
個別健康状態情報記憶部132は、動物の健康状態に関する情報(個別健康状態情報)を記憶する。個別健康状態情報記憶部132は、個別健康状態情報取得部112が受け付けた、図5に一例を示す個別健康状態情報を記憶する。図5に例を示すように、当該個別健康状態情報は、動物情報と、バイタル情報と、回答情報と、を含む。当該動物情報は、動物の名前、動物種、年齢、身長、体重、現在罹っている病気・症状、家族に同様の病気・症状があるか、アレルギーの有無、アレルギーの種類、駐車や飲み薬への反応、メスにおいては妊娠・授乳の有無、などの情報や、その他獣医療機関における診療結果を記述したカルテ等に含まれる問診結果、診断結果などの情報(カルテ情報)を含む。当該バイタル情報は、動物のバイタル情報であり、動物の状態を客観的に示す情報である。当該バイタル情報は、一例として、血圧、脈拍、発汗、睡眠、活動量などの情報を含むが、これらに限定されない。当該回答情報は、ユーザ端末3から取得した、各種質問の項目への回答の情報である。
獣医関係者情報記憶部133は、獣医関係者情報取得部113が受け付けた、動物病院などの動物の健康に関する相談ができる獣医関係者や施設に関する情報を記憶する。図6に例を示すように、当該獣医関係者情報は、名前、所属組織、連絡先、住所、営業時間、専門、対応可能な動物などの情報などを含む。
推奨介入情報記憶部134は、動物の健康状態に対応して、動物が行うことを推奨する行動(介入)と、推奨する理由を記憶する。この理由は、獣医関係者端末5が獣医師から入力を受け付けてサーバ装置1に送信し、サーバ装置1は、この理由を受け付ける理由受付部を備えることができる。理由受付部は、動物に対応付けて推奨介入と理由を推奨介入情報記憶部134に登録することもできる。当該健康状態は、前記回答情報、前記バイタル情報、前記動物情報を含む。図7に例を示すように、推奨介入情報は、前記動物情報においては病状の内容や検査結果に対応した推奨介入と理由、回答においては、各項目への回答内容に対応した推奨介入と理由、バイタル情報においては、血糖値などの数値や、当該数値が一般的に高め、普通、低めなどのどの範疇に入るかを判定した内容に対応した推奨介入と理由などを含む。なお、動物種の中でも更に品種ごとに、前記回答情報、前記バイタル情報、前記動物情報に紐づけて、推奨介入方法と理由を記憶しても良い。更に、当該推奨介入方法を実施するべきタイミングや、介入方法を提示する提示条件をあわせて記憶しても良い。なお、当該推奨介入情報は、動物の個体ごとに記憶されていてもよく、この場合、サーバ装置1は、獣医関係者端末5から、推奨介入方法の変更を受付けてもよい。また、サーバ装置1は、前記個別健康状態情報記憶部132に含まれるカルテ情報から当該個体に対して獣医関係者が設定した推奨介入方法、禁止事項、注意事項などの情報をもとに、当該推奨介入情報記憶部134の情報を変更しても良い。
なお、介入とは、健康に関する様々な事象に影響を与える要因(健康の保持増進につながる行動、及び医療における傷病の予防、診断又は治療のための投薬、検査等を含む。)の有無、又は程度を制御する行為(通常の診療を超える医療行為であって、研究目的で実施するものを含む。)をと定義される。本開示においては、食事、運動、睡眠、服薬、介助などを含むが、これらに限定されない。また、本開示においては、特にことわりがない限り、介入という言葉は、動物に対する上述した行為も含まれる。
以上がサーバ装置1のデータ構成についての説明である。
ここで、本実施の形態において、ユーザ情報取得部111と、個別健康状態情報取得部112と、獣医関係者情報取得部113と、介入情報提示部114と、の各処理部の機能について示す。
ユーザ情報取得部111は、ネットワーク2を介して、ユーザ端末3から、前記ユーザ情報を取得し、ユーザ情報記憶部131に記憶する。当該送受信における通信は、有線、無線のいずれでもよく、また、互いの通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルを用いてもよい。なお、ユーザ情報は、獣医関係者が、当該ユーザへのヒアリングやアンケート等で回収した情報を、ネットワーク2を介して、獣医関係者端末5から入力してもよい。更に、ユーザ情報は、サーバ装置1を用いて事業を行う事業者が、当該ユーザへのヒアリングやアンケート等で回収した情報をサーバ装置1に直接入力してもよいし、ネットワーク2を介して、事業者の端末から入力してもよい。
個別健康状態情報取得部112は、ネットワーク2を介して、ユーザ端末3から、健康状態に関する情報を取得し、個別健康状態情報記憶部132に記憶する。当該送受信における通信は、有線、無線のいずれでもよく、また、互いの通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルを用いてもよい。
個別健康状態情報取得部112は、ユーザ端末3に対し、健康状態を判定するための質問項目(以下、項目)と、各項目に回答を入力する回答フォームなどを提示する。当該項目は、「ご飯を食べましたか。」などの、はい・いいえを選択するものや、「どの程度ご飯を食べましたか。多め、普通、少なめから選択してください。」などの、程度や種類などの提示された選択肢から選択するタイプの質問と、「何を食べましたか。」などの、選択肢を提示せずにテキスト等で答えるタイプの質問と、を含むがこれらに限定されない。また、個別健康状態情報取得部112は、当該項目に答えるためのチェックボックスや、テキスト入力を受付ける枠などを、項目と併せて提示(以下、サーベイという)してもよい。
また、個別健康状態情報取得部112が提示する項目は、動物種ごとに準備されていても良いし、同動物種においても、品種ごと、体重等の体格ごとなどの、何らかの共通点や類似点を持つ群に対して準備されていてもよく、個別健康状態情報取得部112は、前記動物情報を参照し、ユーザ端末3に提示する項目を選定してもよい。また、当該項目は、項目と回答に応じて、追加でユーザ端末に提示する項目が紐付けてあってもよい。例えば、個別健康状態情報取得部112は、「散歩をしましたか」という項目に対し、ユーザ端末3から「はい」という回答を取得した際に、更に、「散歩をしましたか」という項目と、「はい」という回答に紐付けられた、「どの程度しましたか?」という項目をユーザ端末3に提示しても良い。また、当該項目ごとに、個別健康状態情報取得部112がユーザ端末3に提示する時間帯が設定されていてもよい。
また、個別健康状態情報取得部112は、前記動物情報の中でもカルテ情報をもとに、病状、症状、投薬履歴、検査結果又はこれらの組み合わせに対応付けて準備された項目を、ユーザ端末3に提示しても良い。
また、個別健康状態情報取得部112は、前記動物を診察、または前記個別健康状態情報を閲覧した獣医師等の獣医関係者が指定する項目をサーベイとして、ユーザ端末3に提示してもよい。この場合、個別健康状態情報取得部112は、獣医関係者端末5に対して前記個別健康状態情報を提示しても良いし、獣医関係者端末5から、項目の入力、または候補として提示された項目の中から選択を受け付けてもよい。また、個別健康状態情報取得部112は、前述するようにユーザ端末3に提示する項目を、候補として獣医関係者端末5に提示し、獣医関係者から選択を受け付けた項目を、ユーザ端末にサーベイとして提示してもよい。
また、個別健康状態情報取得部112は、後述する介入情報提示部114が介入情報をユーザに提示した後に、当該介入方法を実行したかどうかを確認する実行確認サーベイを、ユーザ端末3に提示してもよい。個別健康状態情報取得部112は、所定の時間に実行確認サーベイをユーザ端末3に提示してもよいし、介入情報に紐付けられて記憶された、介入を実施するべき時間から所定の時間が経過したあとに、実行確認サーベイをユーザ端末3に提示してもよい。また、個別健康状態情報取得部112は、実行確認サーベイをユーザ端末3に提示するタイミングについて、ユーザまたは獣医関係者から指定を受け付けてもよい。また、サーバ装置1は、確認した結果(動物に介入方法を実行したか否か)を記憶する介入状態記憶部を備えるようにしてもよい。介入状態記憶部は、動物ごとに、当該動物に介入方法を実行したか否かを管理することができる。個別健康状態情報取得部112は、確認した結果を介入状態記憶部に登録することができる。また、個別健康状態情報取得部112は、動物に介入方法が実行されたか否かを獣医関係者端末5に送信して、獣医師に確認結果を提示することができる。
個別健康状態情報取得部112は、前サーベイを、定期的に(例えば、毎日指定された時間に)ユーザ端末3に提示してもよい。個別健康状態情報取得部112は、一例として、動物の生態に合わせて当該サーベイを提示する時間を指定する。例えば、当該動物が夜行性の場合、個別健康状態情報取得部112は活動を開始する時間帯(夜間、例えば19時~23時など)と、寝付く時間(朝方、例えば5時~8時など)、また、当該動物が昼行性の場合、活動を開始する時間帯(朝方、例えば5時~8時など)と、昼(例えば12時~14時など)、寝付く時間(夜間、例えば19時~23時など)などの任意の時間に、当該サーベイをユーザ端末3に提示する。この場合、動物ごとや、動物の生態ごとに、サーベイが提示される時間帯が決まっていれば良い。また、個別健康状態情報取得部112は、一例として、ユーザまたは獣医関係者が設定した時間に、前記サーベイをユーザ端末3に提示しても良い。
個別健康状態情報取得部112は、前記サーベイをユーザ端末3に提示する時間によって、サーベイに含まれる項目を変えても良い。例えば、昼行性の動物が対象であれば、個別健康状態情報取得部112は、朝方には「朝ごはんは食べましたか。」、夜間には「夜ご飯を食べましたか。」などのサーベイを提示しても良い。
個別健康状態情報取得部112は、前記サーベイへの回答の情報を基に、ユーザ端末3にサーベイを提示する時間を変更しても良い。個別健康状態情報取得部112は、一例として、「寝ましたか。」という項目に対し、「Yes」の回答をユーザ端末3から取得した場合には、サーベイの提示をストップし、「No」の回答をユーザ端末3から取得した場合に、当初予定していない、同日の1時間後などの所定の時間に「寝ましたか。」などのサーベイをユーザ端末3に提示しても良い。
個別健康状態情報取得部112は、前記サーベイへの回答の情報を基に、ユーザ端末3にサーベイに含まれる内容を変更しても良い。個別健康状態情報取得部112は、一例として、「散歩しましたか。」という項目に対し、「Yes」の回答をユーザ端末3から取得した場合には、当初予定していた、同日の3時間後などの所定の時間に「昼寝をしましたか。」などのサーベイを、「No」の回答をユーザ端末3から取得した場合には、当初予定していた、同日の3時間後などの所定の時間に「活動的にすごしていますか。」などのサーベイを、ユーザ端末3に提示しても良い。
個別健康状態情報取得部112は、前記サーベイへの回答の情報を基に、ユーザ端末3にサーベイを提示する時間を変更し、また、サーベイに含まれる内容を変更しても良い。個別健康状態情報取得部112は、一例として、「朝ごはんを食べましたか。」という項目に対し、「No」の回答をユーザ端末3から取得した場合に、当初予定していない、同日の昼頃に「何かたべましたか。」などのサーベイをユーザ端末3に提示しても良い。
個別健康状態情報取得部112は、ネットワーク2を介して、センサデバイス4から、前記ユーザ情報におけるバイタル情報を取得し、個別健康状態情報記憶部132に記憶してもよい。当該送受信における通信は、有線、無線のいずれでもよく、また、互いの通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルを用いてもよい。
個別健康状態情報取得部112は、常に動物のバイタル情報を取得しても良いし、指定された時間に取得しても良い。個別健康状態情報取得部112は、一例として、動物の生態に合わせて当該バイタル情報を取得する時間を指定する。例えば、当該動物が夜行性の場合、個別健康状態情報取得部112は活動を開始する時間帯(夜間、例えば19時~23時など)と、寝付く時間(朝方、例えば5時~8時など)、また、当該動物が昼行性の場合、活動を開始する時間帯(朝方、例えば5時~8時など)と、昼(例えば12時~14時など)、寝付く時間(夜間、例えば19時~23時など)などの任意の時間に、当該バイタル情報をセンサデバイス4から取得する。この場合、動物ごとや、動物の生態ごとに、バイタル情報を取得する時間帯が決まっていれば良い。また、個別健康状態情報取得部112は、一例として、ユーザまたは獣医関係者が設定した時間に、バイタル情報を取得しても良い。
個別健康状態情報取得部112は、取得した前記バイタル情報を基に、センサデバイス4からバイタル情報を取得する時間を変更しても良いし、取得するバイタル情報を変更しても良い。
個別健康状態情報取得部112は、取得した前記バイタル情報を基に、当初予定していない時間に、ユーザ端末3にサーベイを提示しても良い。個別健康状態情報取得部112は、一例として、脈拍が当該動物にとって異常であると定義された範囲に含まれた場合に、ユーザ端末3に対して「異常はありませんか。」などのサーベイを提示してもよい。
個別健康状態情報取得部112は、ネットワーク2を介して、ユーザ端末3または獣医関係者端末5から、前記動物情報を取得し、個別健康状態情報記憶部132に記憶してもよい。当該送受信における通信は、有線、無線のいずれでもよく、また、互いの通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルを用いてもよい。
個別健康状態情報取得部112は、動物が獣医の診察を受けた際や、検査を実施した際などに、獣医関係者端末5から、カルテ情報(問診結果、診断結果などの動物の健康状態を表す情報、個別健康状態情報記憶部132における動物情報に含まれる)を取得しても良い。また、個別健康状態情報取得部112は、電子カルテなど、問診結果、診断結果などの、健康状態を表す情報が記憶されているシステムと連携し、それらの情報を当該動物情報として取得しても良い。なお、当該カルテ情報は、カルテに限定されず、単に獣医担当者による問診結果、診断結果などの情報であっても良い。
個別健康状態情報取得部112は、前記カルテ情報から、健康状態を表すテキスト情報を抽出し、個別健康状態情報記憶部132に記憶しても良い。個別健康状態情報取得部112は、例えば、推奨介入情報記憶部134に記憶されている項目(例えば、病状や症状、症状の程度、検査結果などの健康状態を表す際に一般的に用いられる項目)に対して、対応する内容(例えば、病名や症状の内容、重度、軽度などの程度を表す言葉、検査結果)を、選定して個別健康状態情報記憶部132に記憶しても良い。このとき、個別健康状態情報取得部112は、これらの用語を記憶したデータベースとのマッチング、一般的な言語処理技術、学習モデル等を用いて選定すれば良い。
また、個別健康状態情報取得部112は、前記カルテ情報から、健康状態を予測し、健康状態を表すテキスト情報を生成してもよく、当該テキスト情報を個別健康状態情報記憶部132に記憶する。個別健康状態情報取得部112は、カルテ等に特定のキーワードを含むと、Aという病名、症状と判定する、などのアルゴリズムや、カルテ情報に病名や症状を教師ラベルとして付加して学習させた予測モデルなどを用いて、当該カルテ情報から病名、症状などを予測すれば良い。
獣医関係者情報取得部113は、ネットワーク2を介して、獣医関係者端末5から、前記獣医関係者情報を取得し、獣医関係者情報記憶部133に記憶する。当該送受信における通信は、有線、無線のいずれでもよく、また、互いの通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルを用いてもよい。なお、獣医関係者情報は、サーバ装置1を用いて事業を行う事業者が、当該獣医関係者へのヒアリングやアンケート等で回収した情報をサーバ装置1に直接入力してもよいし、ネットワーク2を介して、事業者の端末から入力してもよい。
介入情報提示部114は、前記回答情報、前記動物情報、前記バイタル情報のいずれかまたは複数の情報を基に、ユーザに対して、動物の健康状態を維持、改善するための介入情報を提示する。
介入情報提示部114は、前記動物情報、前記動物情報、前記バイタル情報のいずれかまたは複数の情報を基に、推奨介入情報記憶部134に記憶された推奨介入方法を読み出し、ユーザ端末3に提示する。このとき、介入情報提示部114は、推奨介入情報記憶部134に記憶された、当該介入方法が必要な理由を、併せてユーザ端末3に提示してもよい。また、介入情報提示部114は、推奨介入情報記憶部134に記憶された、当該介入方法を実施すべきタイミングを、推奨介入方法に併せてユーザ端末3に提示してもよい。また、介入情報提示部114は、推奨介入情報記憶部134に記憶された、当該介入方法が必要な理由と、当該介入方法を実施すべきタイミングを、推奨介入方法に併せてユーザ端末3に提示してもよい。
介入情報提示部114は、前記回答情報、前記動物情報、前記バイタル情報のいずれかまたは複数の情報を基に、提示条件が満たされた際に、ユーザに対して、動物の健康状態を維持、改善するための介入情報を提示してもよい。
前記提示条件は、介入情報を提示する条件であり、学術的、一般的に言われているものでも良いし、動物個別に設定されたものでも良い。当該学術的、一般的に言われているものは、健康状態に注意が必要な状態や、受診が必要な状態などを表す状態を表す情報であり、例えば、動物情報においてはある検査結果やバイタル情報が、健康状態の悪化を示すものである場合などが、当該提示条件として設定される。また、例えば「散歩をしましたか?」などの項目に対して、「していない」などの特定の項目が選択された場合や、特定の項目が所定の回数繰り返して選択された場合、一定の期間中に所定の回数以上選択された場合なども提示条件として設定されうる。
更に、前記提示条件は、前記回答情報、前記動物情報、前記バイタル情報のいくつかが条件を満たしたとき、または所定の順番で条件を満たしたとき、または所定の回数繰り返して条件を満たしたとき、などであってもよい。例えば、動物情報が「糖尿病」であり、バイタル情報が「血糖値の値が100を超えたとき」の両方を満たすとき、などを提示条件としても良い。
なお、前記提示条件は、推奨介入情報記憶部134に記憶されていても良いし、獣医関係者端末5からサーバ装置1が入力を取得し、更新されても良い。また、個別の動物ごとに、前記提示条件は設定されてもよく、この場合、サーバ装置1は、ユーザ端末3または獣医関係者端末5などから、動物IDに紐づけて、当該提示条件を受付け、推奨介入情報記憶部134に記憶しても良い。
介入情報提示部114は、前記回答情報、前記動物情報、前記バイタル情報のいずれかまたは複数の情報を基に、動物に対して、動物の健康状態を維持、改善するための行動を引き起こす刺激を提示してもよい。当該刺激としては、猫じゃらしなどの何らかの物の動き、振動、音、光、匂い、味などの、5感のいずれかを刺激するもの(一つの刺激でもよいし、複数の刺激の組み合わせでもよい)であればよい。また、当該刺激を動物に提示するものとしては、動物に身につけさせるウェアラブルデバイスや、機械的制御で物を動かすデバイス、スピーカ、ライトなどを有するデバイスなどであればよく、優先または無線の通信によって、介入情報提示部114からの指示を受け付け、動物に対して刺激を提示すればよい。例えば、介入情報提示部114は、適度な運動が必要な動物が、前記回答情報または前記バイタル情報から、運動量が足りないこと検知した場合に、当該動物がいる部屋に設置されている当該デバイスに対して指示を出し、猫じゃらし等の動物が好きなおもちゃなどを動かす。また、他の例では、介入情報提示部114は、安静にすることが望ましい昼行性の動物が、前記バイタル情報から、アクティブに動き回っていること検知した場合に、当該動物がいる部屋の電気を消し、エアコンの温度を低くする指示をだすことで、安静にしやすい環境を構築してもよい。
介入情報提示部114は、獣医関係者が指定した介入情報を、ユーザ端末3に提示してもよい。介入情報提示部114は、獣医関係者端末5に対し、介入方法を入力、または選択するフォームを提示し、獣医関係者からの介入の指定を受け付けてもよい。
介入情報提示部114は、提示した介入を行うべきタイミングに、リマインドをユーザ端末3に対して提示してもよい。当該タイミングは、獣医関係者が指定したタイミングでも良いし、推奨介入情報記憶部134に、介入に紐付けて記憶されたタイミングであって、介入情報提示部114がユーザに提示した介入に対応するタイミングであってもよい。また、介入情報提示部114がリマインドを行うタイミングは、サーバ装置1がユーザから修正を受け付けてもよい。また、当該リマインドは、実行が完了したかのサーベイを含んでいてもよい。
介入情報提示部114が、前記リマインドをユーザ端末3に提示するタイミングは、推奨介入情報記憶部134に記憶されたタイミングでよく、介入の内容ごとや、動物種ごと、動物種と介入ごと、などに設定されたタイミングであればよい。さらに、介入情報提示部114は、推奨介入情報記憶部134に記憶されたタイミングを、リマインド時間の候補として、ユーザまたは獣医関係者に提示し、それぞれの端末から選択を受け付けてもよいし、当該タイミングの修正を受け付け、それらのタイミングに、ユーザ端末3に提示してもよい。
図8を用いて、本実施形態の代表的な処理の流れを説明する。まず、ユーザ情報取得部111がユーザ情報を取得する(1001)。次に、個別健康状態情報取得部112がサーベイをユーザ端末3に提示し、個別健康状態情報(回答情報)を取得する。その他、個別健康状態情報取得部112は、動物情報やバイタル情報を取得してもよい(1002)。獣医関係者情報取得部113が獣医関係者情報を取得する(1003)。介入情報提示部114が、個別健康状態情報をもとに、提示条件に応じて、ユーザに対して介入情報を設定する(1004)。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
本明細書において説明した装置は、単独の装置として実現されてもよく、一部または全部がネットワークで接続された複数の装置(例えばクラウドサーバ)等により実現されてもよい。例えば、サーバ装置1のCPU101および記憶装置103は、互いにネットワークで接続された異なるサーバにより実現されてもよい。
本明細書において説明した装置による一連の処理は、ソフトウェア、ハードウェア、およびソフトウェアとハードウェアとの組合せのいずれを用いて実現されてもよい。本実施形態に係るサーバ装置1の各機能を実現するためのコンピュータプログラムを作製し、PC等に実装することが可能である。また、このようなコンピュータプログラムが格納された、コンピュータで読み取り可能な記録媒体も提供することができる。記録媒体は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、フラッシュメモリ等である。また、上記のコンピュータプログラムは、記録媒体を用いずに、例えばネットワークを介して配信されてもよい。
また、本明細書においてフローチャート図を用いて説明した処理は、必ずしも図示された順序で実行されなくてもよい。いくつかの処理ステップは、並列的に実行されてもよい。また、追加的な処理ステップが採用されてもよく、一部の処理ステップが省略されてもよい。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
1 サーバ装置
2 ネットワーク
3 ユーザ端末
4 センサデバイス
5 獣医関係者端末
101 CPU
102 メモリ
103 記憶装置
104 通信インタフェース
105 入力装置
106 出力装置
111 ユーザ情報受付部
112 個別健康状態情報受付部
113 獣医関係者情報受付部
114 介入情報提示部
131 ユーザ情報記憶部
132 個別健康状態情報記憶部
133 獣医関係者情報記憶部
134 推奨介入情報記憶部

Claims (5)

  1. 獣医師が指定した、動物の健康状態の維持又は改善に繋がる介入方法及び前記介入方法を通知するべきタイミングを前記動物の個体ごとに記憶する推奨介入情報記憶部と、
    前記動物に対応する前記介入方法を、前記動物に対応する前記タイミングに前記動物の飼主に通知する通知部と、
    前記動物に対して前記介入方法を実行したか否かを確認して前記獣医師に提示する個別健康状態取得部と、
    を備えることを特徴とする獣医療支援システム。
  2. 前記動物に向けた前記介入方法が必要な理由についての入力を前記獣医師から受け付ける受付部をさらに備え、
    前記推奨介入情報記憶部はさらに、前記理由を前記動物及び前記介入方法に対応付けて記憶し、
    前記通知部は、前記動物に対応する前記介入方法と前記理由とを併せて通知すること、
    を特徴とする、請求項1に記載の獣医療支援システム。
  3. 前記個別健康状態取得部は、前記獣医師が指定するタイミングに、前記飼主に前記獣医師が指定する項目を提示し、前記飼主から前記項目に対する回答を取得することにより、前記介入方法を実行したか否かを確認すること、
    を特徴とする、請求項1に記載の獣医療支援システム。
  4. 獣医師が指定した、動物の健康状態の維持・改善に繋がる介入方法及び前記介入方法を通知するべきタイミングを前記動物の個体ごとに記憶するステップと、
    前記動物に対応する前記介入方法を、前記動物に対応する前記タイミングに前記動物の飼主に通知するステップと、
    前記動物に対して前記介入方法を実行したか否かを確認して前記獣医師に提示するステップと、
    をコンピュータに実行させるための獣医療支援プログラム。
  5. 獣医師が指定した、動物の健康状態の維持・改善に繋がる介入方法及び前記介入方法を通知するべきタイミングを前記動物の個体ごとに記憶するステップと、
    前記動物に対応する前記介入方法を、前記動物に対応する前記タイミングに前記動物の飼主に通知するステップと、
    前記動物に対して前記介入方法を実行したか否かを確認して前記獣医師に提示するステップと、
    を備えることを特徴とする、獣医療支援方法。
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