JP7318708B2 - 無線受信装置、無線通信システム及び無線受信方法 - Google Patents

無線受信装置、無線通信システム及び無線受信方法 Download PDF

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Description

本発明は、無線受信装置、無線通信システム及び無線受信方法に関する。
LTE(Long Term Evolution)やNR(New Radio/5G)等のセルラ無線通信システムでは、携帯電話基地局を複数配置して通信エリアを形成する。システム容量を増大するため、高い周波数再利用率で基地局の高密度設置を進めた場合、セル間干渉問題が生じる。ダウンリンクにおいては、セルエッジにおけるユーザ機器は近傍基地局からのセル間干渉を受ける。一方、アップリンクにおいては、基地局は同じ物理層時間/周波数リソースを用いて送信している他のユーザ機器からの干渉を受ける。このため、干渉抑圧技術が検討されている。
干渉抑圧の一手法として、MMSE-IRC(Minimum Mean Square Error Interference Rejection Combining:最小平均2乗誤差法-干渉抑制合成)が知られている。関連する技術が、特許文献1、非特許文献1及び2に開示されている。
国際公開第2008/084800号
Y. Ohwatari, N. Miki, T. Asai, T. Abe, and H. Taoka, "Performance of advanced receiver employing interference rejection combining to suppress inter-cell interference in LTE-Advanced downlink," in Proc. IEEE Vehi. Tech. Conf. (VTC Fall 2011), San Francisco, USA, Sept. 2011, pp. 1-7. M. K. Ozdemir and H. Arslan, "Channel estimation for wireless OFDM systems," Commun. Surveys Tuts., vol. 9, no. 2, pp. 18-48, Second Quarter 2007(09 July 2007).
MMSE-IRC受信装置では、干渉信号を考慮して共分散行列を求め、この共分散行列に基づくウェイトベクトルを用いることで、干渉を抑えた送信信号を推定している。また、非特許文献1では、行列の対角成分に値を持つオフセット値を、共分散行列に加えることで、送信信号推定精度の向上を図っている。しかしながら、関連する技術では、送信信号推定精度を向上することが困難な場合があるという問題がある。
本開示は、このような課題に鑑み、送信信号推定精度をより向上することが可能な無線受信装置、無線通信システム及び無線受信方法を提供することを目的とする。
本開示に係る無線受信装置は、複数のアンテナを介して受信した受信信号に基づいてチャネル応答ベクトルを推定するチャネル推定部と、前記受信信号及び前記チャネル応答ベクトルに基づいて共分散行列を推定する共分散行列推定部と、行列の非対角成分を含む成分に値を持つオフセット値を前記共分散行列に加算することで、前記共分散行列を補正する共分散行列補正部と、前記チャネル応答ベクトル及び前記補正された共分散行列に基づくウェイトを前記受信信号に乗算することで、送信信号を推定するウェイト乗算部と、を備えるものである。
本開示に係る無線通信システムは、無線送信装置と無線受信装置とを備える無線通信システムであって、前記無線受信装置は、前記無線送信装置から複数のアンテナを介して受信した受信信号に基づいてチャネル応答ベクトルを推定するチャネル推定部と、前記受信信号及び前記チャネル応答ベクトルに基づいて共分散行列を推定する共分散行列推定部と、行列の非対角成分を含む成分に値を持つオフセット値を前記共分散行列に加算することで、前記共分散行列を補正する共分散行列補正部と、前記チャネル応答ベクトル及び前記補正された共分散行列に基づくウェイトを前記受信信号に乗算することで、送信信号を推定するウェイト乗算部と、を備えるものである。
本開示に係る無線受信方法は、複数のアンテナを介して受信した受信信号に基づいてチャネル応答ベクトルを推定し、前記受信信号及び前記チャネル応答ベクトルに基づいて共分散行列を推定し、行列の非対角成分を含む成分に値を持つオフセット値を前記共分散行列に加算することで、前記共分散行列を補正し、前記チャネル応答ベクトル及び前記補正された共分散行列に基づくウェイトを前記受信信号に乗算することで、送信信号を推定するものである。
本開示によれば、送信信号推定精度をより向上することが可能な無線受信装置、無線通信システム及び無線受信方法を提供することができる。
実施の形態の概要を説明するためのアンテナビームの形成例を示す図である。 実施の形態の概要を説明するためのアンテナビームの形成例を示す図である。 実施の形態の概要を説明するためのアンテナビームの形成例を示す図である。 実施の形態1に係る無線通信システムの構成例を示す構成図である。 関連する受信回路の構成例を示す構成図である。 実施の形態1に係る受信回路の構成例を示す構成図である。 実施の形態1に係る受信回路の動作例を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る受信信号のマッピングの一例を示す図である。 実施の形態1に係る受信回路のシミュレーション結果の一例を示す図である。 実施の形態2に係る受信回路の構成例を示す構成図である。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。各図面においては、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略される。
(実施の形態の概要)
まず、実施の形態の理解を容易にするため、実施の形態の概要について説明する。
関連するMMSE-IRC受信回路(受信装置)では、複数のアンテナを用いて、干渉信号を考慮したビーム(アンテナビーム)を形成する。具体的には、図1に示すように、受信すべき信号の到来方向にビームを向け、干渉信号の到来方向にはビームを形成しない(ヌルを向ける)ことで、干渉を抑えて質の良い受信を行おうとする。これは、受信回路において、干渉信号を抑えるように、ウェイトベクトルの基となる共分散行列を求めることで実現している。
一方、干渉信号がほとんど存在しない場合には、図2に示すように、疑似干渉信号が存在するものとして扱われてしまう。つまり、干渉信号がほとんどないと、アンテナ相関を持つ疑似干渉信号が存在するものとして扱われ、小さな干渉信号が存在するかのようにみなされる。
その結果、図2のように疑似干渉信号を避けるようビームが形成されてしまう。このとき、疑似干渉信号と受信すべき信号のベクトルが近いと、受信すべき信号の到来方向へビームが形成されないという問題が生じる。つまり、受信回路において、この疑似干渉信号を抑えるように共分散行列を求めているため、受信品質が劣化する恐れがある。
そこで、実施の形態では、図3に示すように、受信すべき信号とは別のベクトルとなる疑似干渉信号をあえて(オフセットとして)に加えることで、当該疑似干渉信号のみを避けるビームが形成されるようにする。具体的には、後述するように、受信回路において、共分散行列の非対角成分にも値を持つオフセット値を共分散行列に加算することで、受信品質の劣化を抑える。
(実施の形態1)
次に、実施の形態1について説明する。図4は、本実施の形態に係る無線通信システムの構成例を示している。図4に示すように、本実施の形態に係る無線通信システム1は、LTEやNR等のMIMO(Multiple-Input and Multiple-Output)伝送を行うセルラ無線通信システムであり、チャネル(無線チャネル)300を介して無線通信を行う送信回路200と受信回路100を備えている。送信回路200は、複数のアンテナを介して受信回路100へ無線信号を送信する送信装置であり、受信回路100は、複数のアンテナを介して送信回路200から無線信号を受信する受信装置である。送信回路200と受信回路100のうちのいずれか一方が基地局であり、他方がユーザ機器である。すなわち、チャネル300は、アップリンクチャネルでもよいし、ダウンリンクチャネルでもよい。受信回路100は、送信回路200とチャネル300で結合されたMMSE-IRC受信回路である。
<関連する受信回路>
ここで、本実施の形態に係る受信回路100の関連技術として、非特許文献1に開示されたMMSE-IRC受信回路について説明する。図5は、その関連するMMSE-IRC受信回路である受信回路900の構成を示している。図5に示すように、受信回路900は、N個のアンテナ10-1~10-N、チャネル推定部20、共分散行列推定部30、共分散行列対角成分加算部90、ウェイト乗算部50を備えている。
以下、関連する受信回路900の動作について数式を用いて説明する。ここで送信回路200が送信した信号をsとし、送信信号sをチャネル300を介してアンテナ10-1~10-Nで受信したN次元受信信号ベクトルをyとする。送信回路200とアンテナ10-1~10-N間のチャネル応答の推定値を要素としてもつN次元チャネル応答ベクトルをhとする。このとき、関連技術の受信回路900の送信信号推定結果s^(数式における“^”付きのsをs^と記す)は次の式(1)で表される。
Figure 0007318708000001

ここでRは、共分散行列を表し、Wはウェイトトベクトルを表す。
チャネル推定部20は、受信信号ベクトルyからチャネル応答ベクトルhを推定する。例えば、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)システムを採用しているLTEアップリンクにおいては、DM-RS(Demodulation Reference Symbol)シンボルと呼ばれる既知の参照信号sRSが一定の割合でユーザ機器から送信され、これを用いて受信回路側でチャネル推定ができる。チャネル推定アルゴリズムは、例えば非特許文献2に詳述されているため、詳細は割愛する。
共分散行列推定部30は、共分散行列Rを推定する。共分散行列Rは例えば次の式(2)、式(3)で計算される。
Figure 0007318708000002

Figure 0007318708000003
ここでyRSは送信回路200が参照信号sRSを送信したときの受信信号ベクトルである。式(2)の右辺第2項のE[]は参照信号を受信した時間―周波数リソースにおける平均化を表している。チャネル応答ベクトルh及び共分散行列Rは推定値であり、理想値からのずれによる影響により送信信号推定結果s^の推定精度が劣化することが知られている。この劣化を緩和するために、式(4)に示すように共分散行列の対角成分にオフセット値を加算するDiagonal Loadingという方法が知られている(非特許文献1参照)。
Figure 0007318708000004

ここでIは、対角成分が1、非対角成分が0の単位行列である。αは対角成分の係数である。
共分散行列対角成分加算部90は、共分散行列推定部30から入力された共分散行列Rに対して上記式(4)に示す加算処理を行う。ウェイト乗算部50は、チャネル推定部20及び共分散行列対角成分加算部90から入力されたチャネル応答ベクトルhと共分散行列Rから上記式(1)に従い、ウェイトベクトルWを生成し、そのウェイトベクトルWを受信信号ベクトルyに乗算して送信信号推定結果s^を算出する。
このような関連する受信回路900における受信品質について検討する。データ信号に対して参照信号の密度が低い場合、上記のように求めるチャネル応答ベクトルh及び共分散行列Rの推定精度が低くなる。仮に加算性白色ガウス雑音(Additive white Gaussian noise、AWGN)のみ印可される場合、統計的には雑音にアンテナ相関はないため、理想的な共分散行列Rは対角成分のみに0以外の値を持つ。しかし、推定に用いる参照信号の時間―周波数リソース数が少ない場合、平均が十分取れず共分散行列Rの非対角成分に0以外の値を持つ。この場合、アンテナ相関を持つ疑似干渉信号が存在するものとして扱われる。この疑似干渉信号を抑圧するようにウェイトベクトルが生成された結果、送信信号推定精度が劣化する。この傾向は、信号成分に対して大きなアンテナ相関を持たない雑音が入る場合に顕著になる。
このように、関連するMMSE-IRC受信回路では、チャネル応答ベクトル及び共分散行列推定精度が低く、信号成分に比して大きな加算性白色ガウス雑音が印可された場合、送信信号推定精度が低いという課題がある。
<実施の形態1に係る受信回路>
図6は、本実施の形態に係る受信回路100の構成例を示している。図6に示すように、受信回路100は、N個のアンテナ10-1~10-N、チャネル推定部20、共分散行列推定部30、共分散行列補正部40、ウェイト乗算部50を備えている。すなわち、受信回路100は、図5と同様のアンテナ10-1~10-N、チャネル推定部20、共分散行列推定部30、ウェイト乗算部50を備えるとともに、図5の共分散行列対角成分加算部90の代わりに共分散行列補正部40を備えている。
共分散行列補正部40は、共分散行列の非対角成分にも値を持つオフセット値を共分散行列に加算することで、共分散行列を補正する。そうすると、ウェイト乗算部50では、次の式(5)の演算を行い、送信信号推定結果s^を求める。
Figure 0007318708000005
ここでRoftは非対角成分に0以外の値を持つ共分散行列補正値である。共分散行列補正部40及び式(5)の演算により、上記のような関連する受信回路900の課題を解決し、チャネル応答ベクトル及び共分散行列推定精度が低く、信号成分に比して大きな加算性白色ガウス雑音が印可された場合でも、送信信号推定精度を高めることが可能となる。
すなわち、MMSE-IRCアルゴリズムでは受信信号の共分散行列を推定する必要がある。信号レベルに対してAWGNレベルが高いと共分散行列の推定精度が落ちる。AWGNは統計的にはアンテナ相関はないが、共分散行列推定サンプル数が少ないとランダムなアンテナ相関が残る。この残留ランダムアンテナ相関は、MMSE-IRCアルゴリズムの中では様々な到来方向の様々なレベルの疑似干渉に見える。関連する受信回路では、この疑似干渉を不必要に抑圧するようにウェイトが生成されることで受信特性が劣化する。
そこで、本実施の形態では、仮想的に一方向から到来する綺麗な干渉を想定して、それに対応する共分散行列を推定共分散行列に加算して補正する。これにより上記関連する受信回路における疑似干渉への感度が低下し、受信特性が改善する。これは、MMSE-IRC受信回路が、仮にレベルが高くても一方向の干渉ならを抑圧できるのに対し、様々な方向の干渉は抑圧し難いことを利用している。
次に、図7のフローチャートを用いて、本実施の形態に係る受信回路100の動作(受信方法)について説明する。ここでは、受信回路100の動作についてLTEアップリンクを例に説明する。LTEアップリンクは、6乃至7OFDMシンボルから構成されるフレーム構成(スロットと呼称される)を持ち、各OFDMシンボルは、12サブキャリアをまとめた最大100個のResource Block(RB)から構成される。ユーザ機器はRB単位で帯域割り当てされる。1スロット内にDM-RSシンボルと呼称される1シンボル分の既知の参照信号が存在する。本実施の形態では最小単位である1RBにユーザ割り当てがされ、サブキャリア単位でチャネル推定をし、RB単位で共分散行列を推定するものとする。またアンテナ数は4とする。
まず、チャネル推定部20は、DMRSシンボルの受信信号ベクトルyRS,k(k=1,…12)からチャネル応答ベクトルh(k=1,…12)を推定する(S101)。ここでkは、サブキャリアインデックスである。なお、上記したように、非特許文献2に複数のチャネル推定アルゴリズムが開示されているため、詳細は割愛する。
続いて、共分散行列推定部30は、共分散行列Rを推定する(S102)。共分散行列Rは例えば次の式(6)、式(7)で計算される。
Figure 0007318708000006

Figure 0007318708000007

ここで、sRS,kはサブキャリアインデックスkの送信参照信号である。共分散行列Ry,kは12サブキャリア分の平均と少ないため、AWGNの瞬時的なアンテナ相関成分が共分散行列に反映される。
続いて、共分散行列補正部40は次の式(8)に示す補正を行う(S103)。さらに、ウェイト乗算部50は、上記式(5)に従い、ウェイトベクトルWを生成し、そのウェイトベクトルWを受信信号ベクトルyに乗算して送信信号推定結果s^を算出する(S104)。
Figure 0007318708000008

式(5)及び式(8)において、「αI」は関連する受信回路900と同じオフセットである。この値は、本実施の形態では、必ずしも必要としないが、実装のため必要に応じて加えてもよい。
補正共分散行列成分Roftは特定到来方向に干渉した場合の共分散行列成分である。Roftは仮定した干渉源からの受信信号ベクトルをrとすると次の式(9)及び式(10)で求められる。
Figure 0007318708000009

Figure 0007318708000010

ここでβはレベル補正係数であり、Jは補正ベクトルである。補正ベクトルJは例えば次の式(11)や式(12)などが考えられる。
Figure 0007318708000011

Figure 0007318708000012
仮定干渉源受信信号ベクトルにおける補正ベクトルJは、アンテナの構成等に応じて設定することが好ましい。アンテナ形状から、信号が到来する可能性のない(一番低い)方向が分かるため、その方向をベクトル表示したものを補正ベクトルJとしてもよい。例えば、各アンテナに対して同じ位相、同じレベルの信号が到来する可能性が低いアンテナ形状の場合、補正ベクトルJは、式(11)のように[1111]とし、隣接するアンテナの一方のレベルが極端に低下する可能性が低いアンテナ形状の場合、補正ベクトルJは、式(12)のように[1010]とする。
以上説明したように、本実施の形態においては、チャネル応答ベクトル及び共分散行列推定精度が低く、信号成分に比して大きな加算性白色ガウス雑音が印可された場合でも、送信信号推定精度を高める効果を奏する。
すなわち、加算性白色ガウス雑音(AWGN)が印可される場合、アンテナ相関がないため、これによる共分散行列の非対角成分寄与は統計的には0になる。しかし、共分散行列推定に用いる時間―周波数リソース数が少ない場合、AWGNの瞬時的なアンテナ相関成分が共分散行列の非対角成分に反映される。AWGNの瞬時的なアンテナ相関成分はランダムなため、疑似的に様々な到来方向かつ様々なレベルの複数の干渉が入力されたもととして扱われる。この複数の疑似干渉を抑圧するようにウェイトが生成される結果、送信信号推定精度が低くなる。一方、アンテナ数が十分あれば特定到来方向に集中した干渉信号は、送信信号推定精度にほとんど影響なく抑圧することが可能である。そこで、本実施の形態では、特定到来方向に一定レベルの干渉が存在すると仮定し、それに対応する共分散行列成分Roftを意図的に共分散行列に加算する。これによりAWGNの瞬時的なアンテナ相関による疑似干渉に対する抑圧効果が低下する。その結果、チャネル応答ベクトル及び共分散行列推定精度が低く、信号成分に比して大きな加AWGNが印可した場合の送信信号推定精度が向上する。
ここで、本実施の形態による効果が得られる条件について検討する。その条件は2つあり、第1の条件は「データ信号に対して参照信号の密度が低いこと」であり、第2の条件は「SNRが所定値以下であること」である。
まず、第1の条件はLTEとNRとで異なる。LTEでは、1サブフレーム(14シンボル)中、参照信号が2カ所(2シンボル分)に入ると決まっており、「データ信号に対する参照信号の密度」は2/14と決まるため、第1の条件を常に満たす。
一方、NRでは、参照信号が周波数軸方向に間引かれるため、その間引き具合により「データ信号に対する参照信号の密度」は変わり得る。そのため、NRでは上記第1の条件を満たす必要がある。なお、NRでの「間引き具合」は、Configurationにより決まる。例えば、3GPP TS38.331にて規定されるCSI-RS-ResourceMappingの“density”IEにより決まる。ただし、CSI-RSとしてはdensityで間引き具合を制御されるが、CSI-RSはダウンリンク(DL)にしかない。一方、DMRSはダウンリンク(DL)/アップリンク(UL)に両方ある。例えば、DL DMRSの割合は、図8にその抜粋を示すように、3GPP TS38.211のTable 7.4.1.1.2-3: PDSCH DM-RS positions l for single-symbol DM-RSで規定されている。図8の例では、PDSCH Mapping TypeによってDM-RSの配置が異なっている。
次に、上記第2の条件に関し、シミュレーションの結果、SNRが所定値以上であれば、本実施の形態で導入するオフセット(Roft)を入れない(又は値をゼロにする)方が、受信品質が良いことが分かった。なお、この条件は、LTE及びNRに共通する。このため、SNRが所定値以上の場合、上記式(10)において、βをゼロとするか、Roftのn追加自体を行わないことが好ましい。また、SNRが所定値以下で、βをゼロ以外の値とする場合、ノイズレベル相当(同程度)の値となるように設定することが好ましい。
図9は、本実施の形態に係る受信回路のシミュレーション結果の一例を示している。図9は、簡易シミュレーションの結果であり、シミュレーション条件は、下記の通りである。
・フレーム構成:LTE Uplink PUSCH
・アンテナ数:4受信アンテナ
・チャネル:AWGNチャネル(4パス遅延モデル)
・チャネル推定方式:2次元多項式近似
・ユーザ割り当てPRB数:1
図9に示すように、SNR(信号対雑音比)-SIR(信号対干渉比)の関係は、SNRが大きい場合、ノイズレベルが小さいとSIRが大きく(ノイズレベルが大きい方が、SIRが小さい)、SNRが小さい場合、ノイズレベルが大きいとSIRが大きい(ノイズレベルが小さい方が、SIRが小さい)。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2について説明する。図10は、本実施の形態に係る受信回路101の構成例を示している。図に示すように、受信回路101は、図6で示した実施の形態1の受信回路100に対して、共分散行列補正部40の代わりに共分散行列選択補正部60を備えている。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
実施の形態1において、共分散行列補正部40で用いた補正共分散行列成分Roftに対応する仮定干渉源受信信号ベクトルrと所望信号成分の受信ベクトルの相関が高い場合、換言すると、所望信号と仮定した干渉信号の到来方向が近い場合、送信信号推定精度が劣化する。そこで、本実施の形態では、複数の仮定干渉源受信信号ベクトルr(m=1,…,M)を用意する。ここでMは、仮定干渉源受信信号ベクトル数である。共分散行列選択補正部60は、チャネル応答ベクトルと仮定干渉源受信信号ベクトルの内積を取り、最小の内積をもつ仮定干渉源受信信号ベクトルに対応する補正共分散行列成分Roftを選択して共分散行列を補正する。例えばM=2の場合、仮定干渉源受信信号ベクトルは以下の式(13)、式(14)が考えられる。例えば、仮定干渉源受信信号ベクトルの複数の候補ベクトルは、候補ベクトル同士が互いに直交するものであればよい。
Figure 0007318708000013

Figure 0007318708000014

このように、複数の仮定干渉源受信信号ベクトルrを用意しておき、最適な仮定干渉源受信信号ベクトルrを選択し、共分散行列を補正することで、確実に送信信号推定精度の向上を図ることができる。
なお、本開示は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、上記実施の形態は、MMSE-IRCアルゴリズムを用いる受信回路一般に適用することができる。すなわち、アップリンク及びダウンリンクのいずれにも実装可能であり、ユーザ機器及び基地局のいずれにも実装可能である。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
複数のアンテナを介して受信した受信信号に基づいてチャネル応答ベクトルを推定するチャネル推定部と、
前記受信信号及び前記チャネル応答ベクトルに基づいて共分散行列を推定する共分散行列推定部と、
行列の非対角成分を含む成分に値を持つオフセット値を前記共分散行列に加算することで、前記共分散行列を補正する共分散行列補正部と、
前記チャネル応答ベクトル及び前記補正された共分散行列に基づくウェイトを前記受信信号に乗算することで、送信信号を推定するウェイト乗算部と、
を備える無線受信装置。
(付記2)
前記共分散行列補正部は、次の式(15)及び式(16)により前記オフセット値であるRoftを求める、
付記1に記載の無線受信装置。
Figure 0007318708000015

ここで、rは、仮定干渉源受信信号ベクトルであり、次の式(16)で表される。
Figure 0007318708000016

ここで、βは、レベル補正係数であり、Jは補正ベクトルである。
(付記3)
前記共分散行列補正部は、前記受信信号のSNRが所定値より大きい場合、前記レベル補正係数をゼロとする、
付記2に記載の無線受信装置。
(付記4)
前記共分散行列補正部は、前記受信信号のSNRが所定値より小さい場合、前記レベル補正係数を前記受信信号のノイズレベル相当の値とする、
付記2に記載の無線受信装置。
(付記5)
前記共分散行列補正部は、前記複数のアンテナの構成に応じて、前記補正ベクトルを設定する、
付記2乃至4のいずれかに記載の無線受信装置。
(付記6)
前記共分散行列補正部は、前記複数のアンテナに対し、信号が到来する可能性のない方向に応じて、前記補正ベクトルを設定する、
付記5に記載の無線受信装置。
(付記7)
前記共分散行列補正部は、前記仮定干渉源受信信号ベクトルを予め複数用意し、前記複数の仮定干渉源受信信号ベクトルのうち前記チャネル応答ベクトルとの内積が最も小さい前記仮定干渉源受信信号ベクトルを用いて、前記オフセット値を求める、
付記2乃至6のいずれかに記載の無線受信装置。
(付記8)
前記複数の仮定干渉源受信信号ベクトルは、互いに直行している、
付記7に記載の無線受信装置。
(付記9)
無線送信装置と無線受信装置とを備える無線通信システムであって、
前記無線受信装置は、
前記無線送信装置から複数のアンテナを介して受信した受信信号に基づいてチャネル応答ベクトルを推定するチャネル推定部と、
前記受信信号及び前記チャネル応答ベクトルに基づいて共分散行列を推定する共分散行列推定部と、
行列の非対角成分を含む成分に値を持つオフセット値を前記共分散行列に加算することで、前記共分散行列を補正する共分散行列補正部と、
前記チャネル応答ベクトル及び前記補正された共分散行列に基づくウェイトを前記受信信号に乗算することで、送信信号を推定するウェイト乗算部と、
を備える無線通信システム。
(付記10)
前記共分散行列補正部は、上記の式(15)及び式(16)により前記オフセット値であるRoftを求める、
付記9に記載の無線通信システム。
(付記11)
複数のアンテナを介して受信した受信信号に基づいてチャネル応答ベクトルを推定し、
前記受信信号及び前記チャネル応答ベクトルに基づいて共分散行列を推定し、
行列の非対角成分を含む成分に値を持つオフセット値を前記共分散行列に加算することで、前記共分散行列を補正し、
前記チャネル応答ベクトル及び前記補正された共分散行列に基づくウェイトを前記受信信号に乗算することで、送信信号を推定する、
無線受信方法。
(付記12)
前記共分散行列補正部は、上記の式(15)及び式(16)により前記オフセット値であるRoftを求める、
付記11に記載の無線受信方法。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記によって限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2019年7月8日に出願された日本出願特願2019-126650を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
1 無線通信システム
10 アンテナ
20 チャネル推定部
30 共分散行列推定部
40 共分散行列補正部
50 ウェイト乗算部
60 共分散行列選択補正部
90 共分散行列対角成分加算部
100、101、900 受信回路
200 送信回路
300 チャネル

Claims (9)

  1. 複数のアンテナを介して受信した受信信号に基づいてチャネル応答ベクトルを推定するチャネル推定手段と、
    前記受信信号及び前記チャネル応答ベクトルに基づいて共分散行列を推定する共分散行列推定手段と、
    行列の非対角成分を含む成分に値を持つオフセット値を前記共分散行列に加算することで、前記共分散行列を補正する共分散行列補正手段と、
    前記チャネル応答ベクトル及び前記補正された共分散行列に基づくウェイトを前記受信信号に乗算することで、送信信号を推定するウェイト乗算手段と、
    を備え
    前記共分散行列補正手段は、式(1)及び式(2)により前記オフセット値であるR oft を求め、
    前記式(1)は、
    Figure 0007318708000017
    で表され、ここでrは、仮定干渉源受信信号ベクトルであり、
    前記式(2)は、
    Figure 0007318708000018
    で表され、ここでβは、レベル補正係数であり、Jは補正ベクトルである、
    無線受信装置。
  2. 前記共分散行列補正手段は、前記受信信号のSNR(信号対雑音比)が所定値より大きい場合、前記レベル補正係数をゼロとする、
    請求項1に記載の無線受信装置。
  3. 前記共分散行列補正手段は、前記受信信号のSNR(信号対雑音比)が所定値より小さい場合、前記レベル補正係数を前記受信信号のノイズレベル相当の値とする、
    請求項1に記載の無線受信装置。
  4. 前記共分散行列補正手段は、前記複数のアンテナの構成に応じて、前記補正ベクトルを設定する、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の無線受信装置。
  5. 前記共分散行列補正手段は、前記複数のアンテナに対し、信号が到来する可能性のない方向に応じて、前記補正ベクトルを設定する、
    請求項4に記載の無線受信装置。
  6. 前記共分散行列補正手段は、前記仮定干渉源受信信号ベクトルを予め複数用意し、前記複数の仮定干渉源受信信号ベクトルのうち前記チャネル応答ベクトルとの内積が最も小さい前記仮定干渉源受信信号ベクトルを用いて、前記オフセット値を求める、
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載の無線受信装置。
  7. 前記複数の仮定干渉源受信信号ベクトルは、互いに直交している、
    請求項6に記載の無線受信装置。
  8. 無線送信装置と無線受信装置とを備える無線通信システムであって、
    前記無線受信装置は、
    前記無線送信装置から複数のアンテナを介して受信した受信信号に基づいてチャネル応答ベクトルを推定するチャネル推定手段と、
    前記受信信号及び前記チャネル応答ベクトルに基づいて共分散行列を推定する共分散行列推定手段と、
    行列の非対角成分を含む成分に値を持つオフセット値を前記共分散行列に加算することで、前記共分散行列を補正する共分散行列補正手段と、
    前記チャネル応答ベクトル及び前記補正された共分散行列に基づくウェイトを前記受信信号に乗算することで、送信信号を推定するウェイト乗算手段と、
    を備え
    前記共分散行列補正手段は、式(1)及び式(2)により前記オフセット値であるR oft を求め、
    前記式(1)は、
    Figure 0007318708000019
    で表され、ここでrは、仮定干渉源受信信号ベクトルであり、
    前記式(2)は、
    Figure 0007318708000020
    で表され、ここでβは、レベル補正係数であり、Jは補正ベクトルである、
    無線通信システム。
  9. 複数のアンテナを介して受信した受信信号に基づいてチャネル応答ベクトルを推定し、
    前記受信信号及び前記チャネル応答ベクトルに基づいて共分散行列を推定し、
    行列の非対角成分を含む成分に値を持つオフセット値 oft を式(1)及び式(2)を用いて求め、
    前記式(1)は、
    Figure 0007318708000021
    で表され、ここでrは、仮定干渉源受信信号ベクトルであり、
    前記式(2)は、
    Figure 0007318708000022
    で表され、ここでβは、レベル補正係数であり、Jは補正ベクトルであり、
    前記オフセット値R oft を前記共分散行列に加算することで、前記共分散行列を補正し、
    前記チャネル応答ベクトル及び前記補正された共分散行列に基づくウェイトを前記受信信号に乗算することで、送信信号を推定する、
    無線受信方法。
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