以下の詳細な説明は、添付の図面を参照する。同じ参照番号が、同じ又は類似の要素を識別するために、異なる図面において使用される場合がある。以下の記載において、限定するためにではなく説明の目的上、様々な実施形態の様々な態様の完全な理解を提供するために、特定の構造、アーキテクチャ、インタフェース、技法などの具体的な詳細を説明する。しかし、様々な実施形態の様々な態様が、これらの具体的な詳細から逸脱した他の実施例において実施され得ることは、本開示の利益を有する技術分野の当業者には明らかであろう。場合によっては、様々な実施形態の説明を不必要な詳細によって不明瞭にしないように、周知のデバイス、回路、及び方法の説明は省略される。本開示の目的のために、「A又はB」は、(A)、(B)、又は(A及びB)を意味する。
LTEチャネルラスタは、無線システムがセルを配備できる中心周波数の位置である。これらは、キャリアの中心周波数であり、セルのDCサブキャリアに対応し得る。非ライセンス帯域では、LTEチャネルラスタは、非重複20MHzのユニット内にあり、2つの非重複20MHzは通常、互いに隣接している(間に周波数ギャップが全く無い)。より具体的には、LTEチャネルラスタは、UNII-1帯域については{5160、5180、5200、5220、5240、5260、5280、5300、5320、5340}MHz上に、UNII-2帯域については{5480、5500、5520、5540、5560、5580、5600、5620、5640、5660、5680、5700、5720}MHz上に、及びUNII-3帯域については{5745、5765、5785、5805、5825、5845、5865、5885、5905}MHz上にある。
無線周波数(RF)基準周波数は、グローバル周波数ラスタ(すなわち、NRチャネルラスタ)の範囲[0...3279165]のNR絶対無線周波数チャネル番号(NR-ARFCN)によって指定される。NR-ARFCNとRF基準周波数F
REFとの間のMHz単位の関係は、以下の式によって与えられ、式中、F
REF-Offs及びN
REF-Offsは、以下の表に示され、N
REFは、NR-ARFCNである。
F
REF=F
REF-Offs+ΔF
Global(N
REF-N
REF-Offs)
チャネルラスタは、アップリンク及びダウンリンクにおけるRFチャネル位置の識別に使用できるRF基準周波数のサブセットを定義する。RFチャネルマップのRF基準周波数は、キャリア上のリソースエレメントにマッピングされる。チャネルラスタ上のRF基準周波数と対応するリソースエレメントとの間のマッピングは、表2に示され、RFチャネル位置の識別に使用することができる。
マッピングは、チャネル内に割り当てられるリソースブロック(RB)の総数に依存し、アップリンク(UL)及びダウンリンク(DL)の両方に当てはまる。マッピングは、基地局(BS)によってサポートされる少なくとも1つの数秘学に適用されなければならない。また、kはサブキャリアインデックス(又は周波数領域のリソースエレメントインデックス)であり、nPRBは物理リソースブロック(PRB)インデックスであり、NRB(本明細書ではN_RB又はNRBとも示される)は、セル内のPRBの数である。
同期ラスタは、同期ブロック位置の明示的なシグナリングが存在しない場合に、システム取得のためにUEによって使用され得る同期ブロックの周波数位置を示す。グローバル同期ラスタは、全ての周波数に対して定義される。同期信号(SS)ブロックの周波数位置は、対応するグローバル同期チャネル番号(GSCN)を有するSS
REFとして定義される。全ての周波数範囲についてSS
REF及びGSCNを定義するパラメータを、表3に記載している。同期ブロックの同期ラスタ及びサブキャリア間隔は、各帯域に対して別々に定義される。
同期ラスタとSSブロックの対応するリソースエレメントとの間のマッピングを表4に示す。マッピングは、チャネル内に割り当てられるRBの総数に依存し、UL及びDLの両方に当てはまる。
NRチャネルラスタ周波数位置の粒度に起因して、修正なしでは、同じ非ライセンス帯域についてLTEチャネルラスタと完全に位置調整することは可能ではない。しかしながら、Wi-Fiシステムと同じ帯域で動作し得るLTE非ライセンスシステムとの間の共存に起因して、NR非ライセンスシステムは、同一のチャネルラスタエントリではない場合と同様の使用に有益であることが見出され得る。
非ライセンス帯域のNRチャネルラスタ位置が、LTEチャネルラスタ位置と同一となるように、非ライセンス帯域のNRチャネルラスタ位置を変更することが可能であり得る。しかしながら、(同じLTEチャネルラスタ位置を使用する)このような配備では、NRセルに必要なガードバンドに起因して、2つの隣接するセルを同じサブキャリアグリッド上にも又は同じPRBグリッド上にも配置することはできない。これは、図1及び図2の例示により容易に分かる。図1は、20MHz帯域の中心に配置された15kHzのサブキャリア間隔で動作する2つの隣接するNRセルの図100を示す。このような場合、2つの占有周波数間のギャップは、15kHzの動作サブキャリア間隔では分割不可能である。
類似の状態を図2に示す。図2は、20MHz帯域の中心に配置された30kHzのサブキャリア間隔で動作する2つの隣接するNRセルの図200を示す。この場合、2つのセル間のサブキャリアグリッド(サブキャリア位置の規則的なパターン及び周期である)は、位置調整されず、したがって、送受信機は、単一の逆FFT及びFFT動作を実行して2つのセルから信号を同時に処理することができない場合がある。(図1及び図2では、20MHz帯域の「中心」は、帯域幅のいずれかのエッジにおいて同じガードバンド幅を有するように必ずしも正確な中心を意味する必要はない。常に偶数のサブキャリアが存在するという事実に起因して、NRキャリアの中心は、1/2サブキャリアだけシフトされる。したがって、チャネルラスタ位置をサブキャリアの中心に配置するために、帯域幅全体が1/2サブキャリアだけシフトされる)
したがって、NRチャネルラスタ位置の選択は、複数のコンポーネントキャリア動作(すなわち、複数のセル動作)の効率的な送受信機設計を可能にするために、サブキャリア及びPRBグリッド位置調整のサポートを可能にする重要な要素となる。
加えて、NRチャネルラスタ位置を選択するプロセスでは、同期信号及び物理ブロードキャストチャネル(本明細書ではSSB及び/又はSSブロックとも称される)ラスタエントリ(また本明細書ではSSBラスタエントリ、SSBラスタ位置、SSBラスタ値、SSBラスタポイント、及び/又はSSラスタとも称される)も考慮する必要がある。SSBラスタエントリは、セル内に配置する必要があるSSBの中心である。同じサブキャリア間隔が両方に使用される場合、SSB及びシステムの残りの部分の直交伝送を保証するために、セルの残りの部分のサブキャリアグリッドと位置調整する必要がある。したがって、SSBラスタ位置とNRチャネルラスタ位置との組み合わせは、動作セルが(効率的な共存を可能にするように)20MHzのLTEチャネル内に収まり、セル間のサブキャリアとPRBグリッドの位置調整を可能にし、SSBとセルの残りの信号及びチャネルとの間のサブキャリア(場合によっては、PRBグリッド)の位置調整を可能にするように選択されなければならない。
このプロセスは、簡単ではなく、かなりの工学的作業を必要とする。本開示は、NRチャネル及びSSBラスタエントリをどのように選択し得るか、及び送受信機設計に多数の利益を提供する、提案されたチャネル及びSSBラスタエントリに対処する。
セル間のPRBグリッド位置調整、SSBとセルの残りの信号/チャネルとの間のPRBグリッド位置調整、並びにLTE、NR、及びWi-Fiシステム間の20MHzチャネル配備の位置調整に対処する既知の解決策は存在しない。
提案されたNRチャネル及びSSBラスタエントリにより、送受信機内の単一のFFT(及び逆FFT)を用いて、キャリアアグリゲーション内に配備されたセルの実装が可能となる。加えて、セル間のPRBグリッド位置調整、並びにSSBとチャネル内の残りの信号との間のPRBグリッド位置調整をサポートすることにより、スペクトルを効率的に使用し、送受信機の実装を更に簡略化することができる。
NRチャネルラスタは、FREF=FREF-Offs+ΔFGlobal(NREF-NREF-Offs)として与えられ、式中、ΔFGlobal=15kHz、FREF-Offs=3000MHz、かつ、NREF-Offs=600000である。
30kHzで動作するシステムのNREFは、{744000,745344,746664,748008,749328,750672,751992,753336,754656,754668,754680,756000,765336,766656,766668,766680,768000,769344,770664,772008,773328,774672,775992,777336,778656,778668,778680,780000,781344,783000,784344,785664,787008,788328,789672,790992,792336,793656,793668,793680,744660,746004,747324,748668,749988,750000,750012,751332,752676,753996,755340,765996,767340,768660,770004,771324,772668,773988,774000,774012,775332,776676,777996,779340,780660,783660,785004,786324,787668,788988,789000,789012,790332,791676,792996}のセットの中から選択される。
15kHzで動作するシステムのNREFは、{744000,744006,745344,746664,746670,748008,749328,749334,750672,751992,51998,753336,754656,754662,756000,756006,765336,766656,766662,768000,768006,69344,770664,770670,772008,773328,773334,774672,775992,775998,777336,78656,778662,780000,780006,781344,783000,783006,784344,785664,785670,787008,788328,788334,789672,790992,790998,792336,793656,793662,744660,744666,746004,747324,47330,748668,749988,749994,750000,750012,751332,751338,752676,753996,754002,755340,765996,766002,767340,768660,768666,770004,771324,771330,772668,773988,773994,774000,774012,775332,775338,776676,777996,778002,779340,780660,780666,783660,783666,785004,786324,786330,787668,788988,788994,789000,789012,790332,790338,791676,792996,793002}のセットの中から選択される。
SSBラスタは、「3000MHz+N*1.44MHz」によって与えられ、式中、Nは0~14756の範囲の値であり、GSCNは「7499+N」として与えられる。GSCNは、K+{8996,9010,9023,9037,9051,9065,9079,9093,9107,9121,9218,9232,9232,9232,9246,9260,9273,9287,9301,9315,9329,9343,9357,9357,9357,9371,9385,9402,9416,9430,9444,9457,9471,9485,9499,9513,9513,9513,8996,9010,9023,9037,9051,9065,9079,9093,9107,9218,9232,9246,9260,9273,9287}のセットからの値、として選択され、式中、K=0...6である。
本開示により、電力消費を節約し、非ライセンススペクトルにおけるNRの初期アクセス取得(例えば、適切なセル(単数又は複数)を見つけるのにかかる時間)の待ち時間を短縮する、簡略化された送受信機の実装が可能となる。
送受信機の実装に有益となる可能性のあるチャネル及びSSBラスタエントリは、以下のように演算できる:
式FREF=FREF-Offs+ΔFGlobal(NREF-NREF-Offs)を用いて、5~6GHz(非ライセンススペクトル)間のNR-ARFCN値を計算する。
式、3000MHz+N*1.44MHzを用いて1.44MHz(又は1.44MHzの倍数)グリッド上でGSCN値を計算し、式中、N=0:14756である。注:NR-ARFCN値は、15/30/60kHzのグリッド上に配置される。LTEでは、チャネルは、100kHzのグリッド上に配置された。NRチャネルの中心周波数値は、可能な限りLTEチャネルの中心周波数に近くするべきである。
サブキャリア間隔及びチャネル帯域幅に基づいて、最大送信帯域幅が決定される。以下の表は、この目的に使用され得る。
以下の表を用いて、PRBの数に基づいてチャネルラスタの配置を決定する。
チャネルのエッジ及び占有チャネルBW(OCB)は、チャネルラスタの配置に基づいて計算される。
SSBブロックは、20個のPRBの幅であり、ラスタが10番目のPRBの0番目のサブキャリア上に位置するように配置される。SSブロックは、チャネル内に存在しなければならない。SSBラスタ値は1.44MHzグリッド上にあり、チャネルラスタポイントは15/30/60kHzのグリッド上にある。SSBラスタポイントは、それらもチャネルラスタグリッドと一致するように選択される。ラスタポイントは、サブキャリアの中心に位置すると想定される。
ガードバンド値は、チャネルのエッジから計算される。最小ガードバンド要件を満たさなければならない。
注:チャネル、OCB、及びガードバンドの計算は、チャネルラスタに利用される1つのサブキャリアを考慮しなければならない。
kSSB(本明細書ではk_SSBとしも示される)は、SSBブロックエッジとOCBの両側のチャネルエッジとの間のサブキャリアの数である。このkSSB値を計算する。
チャネル内のPRBの数は、OCBからガードバンドを差し引くことによって計算される。
図3は、本明細書に開示される方法を用いて計算されたチャネルラスタ位置及びSSBラスタ位置を有する一対のNRチャネルの図300を示す。例えば、図3のNRチャネルは、説明したプロセスを用いて行われる計算に対応し得る。
上記のステップにより、以下の4つの基準を満たす全ての可能なチャネルラスタ及びSSBラスタエントリが生成される。
第1に、SSブロックは、占有チャネル帯域幅内に存在しなければならない。
第2に、SSブロック内のPRB及びチャネルを、同じグリッド上で位置調整する必要がある(結果としてkSSB=0になる)。
第3に、異なるチャネル内のセルのPRBは、同じPRBグリッド上で位置調整する必要がある。これは、異なるセルにおける占有チャネル帯域幅の第1のサブキャリア間の周波数差が、単一のPRB帯域幅の整数倍であることを確認することによってチェックできる。
第4に、最小ガードバンド要件を満たさなければならない。
全ての可能なチャネルラスタ及びSSBラスタエントリからエントリをダウン選択するための条件
(例えば、上述したように)演算され得る可能性のあるチャネルラスタ及びSSBラスタエントリは、更にダウン選択され得る。追加のダウン選択により、サポートについて20MHz当たり単一のNRチャネルエントリが可能になり、これにより、有効なSSBの検索に関与する初期アクセス手順及び待ち時間を大幅に簡略化することができる。
30kHzデータサブキャリア間隔の場合、20MHzのLTEチャネル帯域内で少なくとも50個のPRB、かつ40MHzチャネル帯域内で少なくとも105個のPRBのサポートを可能にするNRチャネルラスタエントリポイントが選択される。15kHzデータサブキャリア間隔の場合、20MHzのLTEチャネル帯域内で少なくとも104個のPRB、かつ40MHzのチャネル帯域内で少なくとも214個のPRBのサポートを可能にするNRチャネルラスタエントリポイントが選択される。NRチャネルラスタエントリポイントについて特定の数のPRBを利用することができるかどうかの決定は、占有システム帯域幅の左右で利用可能なガードバンドを演算することによって実行できる。演算されたガードバンドは、TS38.101-1及び38.104で指定された最小ガードバンド要件よりも大きくなければならない。
更に、異なるコンポーネントキャリア間のPRBグリッドの位置調整を可能にするNRチャネルラスタエントリポイントが選択される。これは、占有システム帯域幅の第1のサブキャリア間に12×30kHzの差の整数倍を有する特定の数のPRBを有するNRチャネルラスタエントリポイントを選択することによって実行され得る。これはまた、12×2個のNREF値の整数倍を有するチャネルラスタエントリポイントを選択することによって実行され得る。
更に、SSB PRBと共通PRBグリッドとの間のPRBグリッド位置調整を可能にするNRチャネルラスタエントリポイントが選択される。これは、kSSBパラメータが0に等しくなることを可能にするラスタエントリポイントを見つけることと同等である。
異なるコンポーネントキャリア間のPRBグリッド位置調整、及びSSB PRBと共通のPRBグリッドとの間のPRBグリッド位置調整に関する条件は、占有システム帯域幅の第1のサブキャリア周波数位置を12×30kHzで除算したときに、120kHzの剰余を有する特定の数のPRBを持ったNRチャネルラスタエントリポイントが選択されると、同時に満たすことができる(又は、同等に、NREFを12×2で割った剰余は0である)。
最後に、特定の数のPRBを有する選択されたNRチャネルラスタエントリポイントとペアリングされた時に、SSBを占有システム帯域幅内に配置することを可能にするSSBラスタエントリポイント(GSCN値の範囲)のセットが見出される。
ダウン選択のプロセスフロー
以下の条件(単数又は複数)及び/又は代替案(単数又は複数)を使用して、全ての利用可能なチャネル及びSSBラスタエントリからエントリをダウン選択する:
最初に、チャネル及びSSブロックのPRBは、同じグリッド上に位置調整する必要がある。この要件は、OCB開始位置が「サブキャリア間隔*12」で除算された時に、同じ剰余値を有する場合に満たされる。
第1の条件が満たされた場合、チャネルラスタポイントは、kSSB=0であることを確認にするために、更にダウン選択され得る。次いで、PRBの数に関する2つの代替案が存在し、1)全てのチャネルが同じ数のPRBを有することを確認すること、又は2)SCSに基づいて、利用可能なPRBの最大数を選択することのいずれかである。選択肢1を選択すると、20MHz及び40MHzチャネルの帯域幅の同じチャネルラスタポイントを使用して、15kHz及び30kHzのチャネル間隔のPRBが位置調整される。
図4は、本明細書に開示される実施形態に係るNRチャネルの特性を決定する方法400を示す。方法400は、ブロック402で、ARFCN値及びGSCN値を計算することを含む。
方法400は、ブロック404で、SCSに基づいてPRBの数を選択することを更に含む。
方法400は、決定ブロック406で、PRBの数mod2がゼロに等しいかどうか(換言すれば、PRBの数が偶数であるかどうか)を決定することを更に含む。ゼロに等しい場合、この方法は、NRチャネルラスタ位置が、インデックスk=0を有するPRBのエレメント上にあることをブロック408で決定することに進む。そうでない場合には、この方法は、NRチャネルラスタ位置が、インデックスk=6を有するPRBのエレメント上にあることをブロック424で決定することに進む。
方法400は、ブロック410で、NRチャネル中心周波数及びNRチャネルラスタ配置に基づいて、NRチャネルエッジ及びOCBエッジを演算することを更に含む。
方法400は、ブロック412で、SSブロックエッジを計算して、NRチャネル内にあることを確認することを更に含む。
方法400は、ブロック414で、最小ガードバンドがOCBの両エッジ上で利用可能であることを確認することを更に含む。
方法400は、ブロック416で、mod(OCB開始位置、SCS*12)=Xであるかどうかをチェックして、異なるNRチャネルのOCBのPRBが位置調整されたPBRグリッドであることを確認することを更に含む。
方法400は、ブロック418でk_SSB=0であるかどうかをチェックすることを更に含む。
方法400は、ブロック420及びブロック422のうちの1つを更に含み得る。ブロック420で、チャネル毎に最大数のPRBを選択してもよい。これによって、最大スペクトル効率を得ることができる。ブロック422で、NRチャネル毎に同じ数のPRBを選択する。これにより、同じNRチャネルラスタポイント(20MHz及び40MHz)を用いて、15kHz及び30kHzについてのPRBの位置調整が行われ得る。
30kHzに対するチャネルラスタ及びSSBラスタエントリの例示的なセット
表8及び表9は、30kHzに対するチャネル及びSSBラスタエントリの一例である。
列LTEチャネルラスタ[kHz]は、LTEの関連するチャネルラスタエントリを含み、BWの列は、チャネルラスタエントリが適用可能であり得るチャネル帯域幅を指定する。20/60/100のエントリの場合、これは、エントリが20MHz、60MHz、及び100MHzに適用可能であることを意味する。40/80のエントリの場合、これは、エントリが40MHz及び80MHzに適用可能であることを意味する。NRチャネルラスタ及びNR-ARFCNの列は、NRチャネルラスタ周波数位置及びその対応するNREF値を提供する。N_PRBの列は、チャネルに使用され得るPRBの数を示す。SSラスタ及びGSCNの列は、SSB周波数位置及びその対応するGSCN値の1つの例示的な位置を示す。最小GSCN及び最大GSCN値によって指定された値間のGSCNの任意の値は、NRチャネルラスタエントリ(行)に使用できることに留意されたい。更に、GSCN(最小GSCN+K)をNRチャネルラスタエントリのうちの1つに使用する場合、同じKの値を、表に指定された全てのチャネルラスタエントリに使用するべきであることに留意されたい。
k_SSBの列は、選択されたSSBラスタエントリとNRチャネルラスタエントリの組み合わせのk_SSBパラメータを提供する。RBオフセット(左)及び(右)の列は、SSBの左右で利用可能なPRBの数を提供する。左に3RBオフセット及び右に27RBオフセットの場合、これは、占有チャネル帯域幅内で、より低い周波数の3個PRB、続いてSSB(20個PRBである)、その後より高い周波数の27個PRBが存在することを意味する。このような場合、Occ.チャネル-スタート、Occ.チャネル-エンドの列は、占有チャネル帯域幅の最初のサブキャリア(すなわち、最低周波数を有するサブキャリア)及び占有チャネル帯域幅の最後のサブキャリア(すなわち、最高周波数を有するサブキャリア)の中心周波数をそれぞれ表す。
左ガード及び右ガードの列は、占有チャネル帯域幅の外側の残りのガードバンドを表す。SSBスタート及びSSBエンドの列は、SSBの最初のサブキャリア(すなわち、最低周波数を有するサブキャリア)の中心周波数を表し、SSBの最後のサブキャリア(すなわち、最高周波数を有するサブキャリア)の中心周波数を表す。
15kHzに対するチャネルラスタ及びSSBラスタエントリの例示的なセット
表10及び表11は、15kHzのチャネル及びSSBラスタエントリの一例である。
LTEの20MHzチャネル毎に1つの固有のチャネルラスタエントリを有する30kHzと15kHzに対するチャネルラスタ及びSSBラスタエントリの例示的なセット
表8、表9、表10、及び表11に示すチャネルラスタ及びSSBラスタエントリは、同じLTEチャネルラスタに対応する複数のエントリが存在し得る。追加のチャネルラスタエントリを回避するために、更なるダウン選択を実行して、20MHzチャネルについて、50PRBのみをサポートしてLTEチャネルラスタエントリ毎の1つのNRチャネルエントリのみを選び、かつ40MHzチャネルについて、104PRB又は106PRBのみをサポートする、NRチャネルラスタエントリを選択することができる。
表12は、両方の30kHzデータサブキャリア動作に適用可能であり得るNRチャネルラスタエントリを示す。
LTEの20MHzチャネル毎に1つの固有のチャネルラスタエントリを有し、30kHzと15kHzの間で同一のチャネルラスタエントリが生成される、30kHzと15kHzのチャネルラスタ及びSSBラスタエントリの例示的なセット
表8、表9、表10、及び表11に示されたチャネルラスタ及びSSBラスタエントリは、同じLTEチャネルラスタに対応し得る複数のエントリが存在し得る。追加のチャネルラスタエントリを回避するために、更なるダウン選択を実行することができ、20MHzチャネルについて、50PRBのみをサポートしてLTEチャネルラスタエントリ毎の1つのNRチャネルエントリのみを選び、かつ40MHzチャネルについて、104PRB又は106PRBのみをサポートする、NRチャネルラスタエントリを選択し得る。加えて、15kHz及び30kHzの両方について共通であるNRチャネルラスタエントリを選択することができる。
表13及び表14は、30kHz及び15kHzのデータサブキャリア動作の両方に適用可能であり得るNRチャネルラスタエントリを示す。これにより、全てのデータサブキャリアにわたって、チャネルエントリの総数が圧縮される。表13及び表14のNRチャネルラスタエントリは、同一である必要がある。しかしながら、各チャネルラスタエントリでサポートされるGSCNの範囲は、わずかに異なる場合がある。30kHz及び15kHzの両方をサポートするために、同じGSCNが30kHz及び15kHzの両方のデータサブキャリア動作をサポートできるように、GSCNを選択する必要がある。
サポートされるPRBの数を最大化する、LTEの20MHzチャネル毎に1つの固有のチャネルラスタエントリを有する30kHz及び15kHzのチャネルラスタ及びSSBラスタエントリの例示的なセット
表8~表14に示す例示的なチャネルラスタエントリ及びSSBラスタエントリは、チャネル内でサポートされ得る均一な数のPRBを有するチャネルラスタエントリを提供する。上述した全ての条件を満たすPRBをさらに利用することによって、特定のNRチャネルラスタポイントに対する余分なシステム容量を絞ることが可能である(例えば、最小ガードバンド、PRBグリッド位置調整、PRB及びSSB PRBグリッド位置調整など)。
したがって、ダウン選択を実行して、PRBの最大数をサポートし、20MHzのLTEチャネルラスタエントリ毎に1つのNRチャネルエントリのみを選ぶNRチャネルラスタエントリを選択する。これを表15及び表16に示す。これにより、30kHz及び15kHzデータサブキャリアの場合について、NRチャネルラスタエントリが若干異なる可能性がある。
例示的なシステムアーキテクチャ
特定の実施形態では、5Gシステムアーキテクチャは、ネットワーク機能仮想化及びソフトウェア定義ネットワークなどの技術を使用して配備可能にするデータ接続及びサービスをサポートする。5Gシステムアーキテクチャは、制御プレーンネットワーク機能間のサービスベースの双方向作用を活用することができる。ユーザプレーン機能を制御プレーン機能から分離することにより、独立したスケーラビリティ、進化、及び柔軟な配備(例えば、集中型の配置又は分散型の(遠隔)配置)が可能となる。モジュール化された機能設計により、機能の再利用が可能になり、柔軟で効率的なネットワークスライシングが可能となる。ネットワーク機能及びそのネットワーク機能サービスは、サービス通信プロキシを介して、別のNF及びそのネットワーク機能サービスと直接的又は間接的に双方向作用することができる。別の中間機能は、制御プレーンメッセージのルーティングを支援することができる。アーキテクチャにより、ANとCNとの間の依存関係が最小限に抑えられる。アーキテクチャは、異なるアクセスタイプ(例えば、3GPPアクセス及び非3GPPアクセス)を統合する共通のAN-CNインタフェースを備えたコンバージドコアネットワークを含むことができる。アーキテクチャはまた、統一認証フレームワーク、演算リソースがストレージリソースから分離されているステートレスNF、機能の公開、ローカル及び集中型サービスへの同時アクセス(低遅延サービス及びローカルデータネットワークへのアクセスをサポートするために、ユーザプレーン機能は、ANに近接して配備され得る)、及び/又は訪問済みのPLMN内のホームルーティングトラフィック並びにローカルブレークアウトトラフィックの両方でのローミングをサポートする。
5Gのアーキテクチャは、サービスベースとして定義することができ、ネットワーク機能間の双方向作用は、サービスベースの表現を含んでもよく、制御プレーン内のネットワーク機能(例えば、AMF)により、他の認可されたネットワーク機能がそのサービスにアクセス可能となる。サービスベースの表現はまた、ポイントツーポイント基準点を含むことができる。基準点表現はまた、任意の2つのネットワーク機能(例えば、AMF及びSMF)間のポイントツーポイント基準点(例えば、N11)によって説明されるネットワーク機能におけるNFサービス間の双方向作用を示すために使用され得る。
図5は、一実施形態による、5GSにおけるサービスベースのアーキテクチャ500を示す。3GPP TS 23.501に記載されているように、サービスベースのアーキテクチャ500は、UE520、(R)AN522、UPF524及びDN526と通信するNSSF502、NEF504、NRF506、PCF508、UDM510、AUSF512、AMF514、SMF516などのNFを含む。NF及びNFサービスは、直接的に通信することができ、これは直接通信と呼ばれ、又はSCP518を介して間接的に通信することができ、これは間接通信と呼ばれる。図5はまた、Nutm、Naf、Nudm、Npcf、Nsmf、Nnrf、Namf、Nnef、Nnssf、及びNausf、並びに基準点N1、N2、N3、N4及びN6を含む、対応するサービスベースのインタフェースを示す。図5に示すNFによって提供されるいくつかの例示的な機能を以下に説明する。
NSSF502は、UEにサービスを提供するネットワークスライスインスタンスのセットを選択すること、許可されたNSSAIを決定し、必要に応じて、加入済みS-NSSAIにマッピングすること、設定済みNSSAIを決定し、必要に応じて、加入済みS-NSSAIへのマッピングを決定すること、及び/又は、おそらくNRFに問い合わせることによって、UEにサービスを提供するために使用されるAMFセットを決定するか、又は設定に基づいて、候補AMF(単数又は複数)のリストを決定すること、などの機能をサポートする。
NEF504は、機能及びイベントの公開をサポートする。NFの機能及びイベントは、NEF504によって(例えば、サードパーティ、アプリケーション機能、及び/又はエッジコンピューティングのために)安全に公開され得る。NEF504は、UDRへの標準化されたインタフェース(Nudr)を使用して、構造化データとして情報を格納/取得することができる。NEF504はまた、外部アプリケーションから3GPPネットワークへの情報の提供を保護することができ、そして3GPPネットワークに情報(例えば、予想されるUE挙動、5GLANグループ情報、及びサービス固有情報)を安全に提供するためのアプリケーション機能を提供することができ、ここでNEF504は、アプリケーション機能の調整を認証及び承認し、支援し得る。NEF504は、AFと交換された情報と、内部ネットワーク機能と交換された情報との間で並進移動することによって、内部-外部情報の並進移動を提供することができる。例えば、NEF504は、AFサービス識別子と、DNN及びS-NSSAIなどの内部5Gコア情報との間で並進移動する。NEF504は、ネットワークポリシーに従って、外部AFへのネットワーク及びユーザ機密情報のマスキングを処理することができる。NEF504は、他のネットワーク機能から(他のネットワーク機能の公開された機能に基づいて)情報を受信し、受信した情報を、標準化されたインタフェースを用いてUDRに格納することができる。次いで、格納された情報は、NEF504によってアクセスされ、他のネットワーク機能及びアプリケーション機能に再公開され、分析などの他の目的に使用され得る。特定のUE(単数又は複数)に関連するサービスの外部公開の場合、NEF504は、HPLMN内に存在することができる。オペレータの同意に応じて、HPLMN内のNEF504は、VPLMN内のNF(単数又は複数)とのインタフェース(単数又は複数)を有し得る。UEがEPCと5GCとの間の切り替えが可能な場合、SCEF+NEFをサービス公開に使用することができる。
NRF506は、NFインスタンス又はSCPからNF発見要求を受信し、発見されたNFインスタンスの情報をNFインスタンス又はSCPに提供することによってサービス発見機能をサポートする。NRF506はまた、P-CSCF発見(SMFによるAF発見の特殊な事例)をサポートし、利用可能なNFインスタンス及びそれらのサポートされたサービスのNFプロファイルを維持し、及び/又は新たに登録/更新/登録解除されたNFインスタンスについて、そのNFサービスと共に加入済みNFサービス消費者又はSCPに通知することができる。ネットワークスライシングのコンテキストでは、ネットワーク実装に基づいて、複数のNRFは、PLMNレベル(NRFは、PLMN全体に関する情報で構成される)、共有スライスレベル(NRFは、ネットワークスライスのセットに属する情報で構成される)、及び/又はスライス固有レベル(NRFは、S-NSSAIに属する情報で構成される)などの様々なレベルで配備され得る。ローミングのコンテキストでは、複数のNRFを異なるネットワークに配備することができ、ここで、訪問済みPLMN(vNRFとして知られる)内のNRF(単数又は複数)は、訪問済みPLMNに関する情報で構成され、ホームPLMN(hNRFとして知られる)内のNRF(単数又は複数)は、N27インタフェースを介してvNRFによって参照されたホームPLMNに関する情報で構成されている。
PCF508は、統一ポリシーフレームワークをサポートしてネットワーク挙動を管理する。PCF508は、制御プレーン機能(単数又は複数)に対するポリシー規則を提供して、それらを施行する。PCF508は、統一データリポジトリ(UDR)におけるポリシー決定に関連する加入情報にアクセスする。PCF508は、PCFと同じPLMN内にあるUDRにアクセスすることができる。
UDM510は、3GPP AKA認証資格の生成、ユーザ識別処理(例えば、5Gシステムにおける加入者ごとのSUPIのストレージ及び管理)、プライバシー保護加入識別子(SUCI)の秘匿解除、加入データに基づくアクセス承認(例えば、ローミング制限)、UEのサービングNF登録管理(例えば、UEのサービングAMFを保存、UEのPDUセッションのサービングSMFを保存)、サービス/セッションの継続性(例えば、進行中のセッションのSMF/DNN割り当てを維持することによって)、MT-SMS配信、合法的な傍受機能(特に、UDMがLIに対する唯一のコンタクトポイントである、アウトバウンドローミングの場合)、加入管理、SMS管理、5GLANグループ管理処理、及び/又は外部パラメータプロビジョニング(予想されるUE挙動パラメータ又はネットワーク構成パラメータ)をサポートする。このような機能を提供するために、UDM510はUDRに格納できる加入データ(認証データを含む)を使用し、この場合、UDMは、アプリケーション論理を実装し、内部ユーザデータストレージを必要とせず、複数の異なるUDMが、異なるトランザクションにおいて、同じユーザにサービスを提供することができる。UDM510は、それがサービスを提供する加入者のHPLMN内に配置され得、同じPLMN内に配置されたUDRの情報にアクセスすることができる。
AF528は、コアネットワークと双方向作用して、例えば、トラフィックルーティングに対するアプリケーションの影響、NEF504へのアクセス、ポリシー制御のポリシーフレームワークとの双方向作用、及び/又は5GCとのIMS双方向作用をサポートするサービスを提供する。オペレータの配備に基づいて、オペレータが信頼しているとみなされるアプリケーション機能は、関連するネットワーク機能と直接双方向作用することができる。オペレータがネットワーク機能に直接アクセスすることができないアプリケーション機能は、NEF504を介して外部公開フレームワークを使用して関連するネットワーク機能と双方向作用し得る。
AUSF512は、3GPPアクセス及び信頼できない非3GPPアクセスに対する認証をサポートする。AUSF512はまた、ネットワークスライス固有の認証及び承認のサポートを提供することができる。
AMF514は、RAN CRAN CPインタフェース(N2)の終了、NASの暗号化及び完全性保護のためのNAS(N1)の終了、登録管理、接続管理、到達可能管理、モビリティ管理、合法的傍受(AMイベントとLIシステムへのインタフェース用)、UEとSMFとの間のSMメッセージの転送、SMメッセージをルーティングするための透過型プロキシ、アクセス認証、アクセス承認、UEとSMSFとの間のSMSメッセージのトランスポート、SEAF、規制サービスのロケーションサービス管理、UEとLMFとの間並びにRANとLMFとの間のロケーションサービスメッセージのトランスポート、EPSと相互作業するためのEPSベアラID割り当て、UEモビリティイベント通知、制御プレーンCIoT 5GS最適化、ユーザプレーンCIoT 5GS最適化、外部パラメータのプロビジョニング(予想されるUE挙動パラメータ又はネットワーク構成パラメータ)、及び/又はネットワークスライス固有の認証及び承認をサポートする。AMF機能の一部又は全ては、AMF514の単一インスタンス内でサポートされてもよい。ネットワーク機能の数に関わらず、特定の実施形態では、UEとCNとの間のアクセスネットワーク毎に1つのNASインタフェースインスタンスのみがあり、少なくともNASセキュリティ及びモビリティマネジメントを実装するネットワーク機能のうちの1つで終了する。AMF514はまた、ポリシー関連の機能を含み得る。
上述の機能に加えて、AMF514は、非3GPPアクセスネットワークをサポートする以下の機能:N3IWF/TNGFとのN2インタフェースのサポートであって、3GPPアクセスで定義されたいくつかの情報(例えば、3GPPセル識別)及び手順(例えば、ハンドオーバ関連)が当てはまらない場合があり、3GPPアクセスに適用されない非3GPPアクセス固有情報が適用され得るサポート;N3IWF/TNGFを介したUEによるNASシグナリングのサポートであって、3GPPアクセスを介してNASシグナリングによってサポートされるいくつかの手順は、信頼できない非3GPPの(例えば、ページング)アクセスには適用され得ないサポート;N3IWF/TNGFを介して接続されたUEの認証のサポート;非3GPPアクセスを介して接続されるか、又は3GPPアクセス及び非3GPPアクセスを介して同時に接続されたUEのモビリティ、認証、及び別個のセキュリティコンテキスト状態(単数又は複数)の管理;3GPPアクセス及び非3GPPアクセス上で有効な調整されたRM管理コンテキストをサポートする;、及び/又は非3GPPアクセスを介した接続のためにUE専用のCM管理コンテキストのサポート、を含むことができる。上述の機能の全てを、ネットワークスライスのインスタンス内でサポートする必要はない場合がある。
SMF516は、セッション管理(例えば、UPFとANノードとの間のトンネル維持を含む、セッションの確立、修正、リリース)、UEのIPアドレス割り当て及び管理(任意選択の承認を含む)をサポートし、ここで、UEのIPアドレスは、UPFから、又は外部データネットワーク、DHCPv4(サーバ及びクライアント)及びDHCPv6(サーバ及びクライアント)機能、アドレス解決プロトコル要求及び/又はイーサネットPDUのローカルキャッシュ情報に基づくIPv6近隣要請(Neighbor Solicitation)要求に応答する(例えば、SMFは、要求時に送信されたIPアドレスに対応するMACアドレスを提供することによってARP及び/又はIPv6近隣要請要求に応答する)機能から受信され得、UPFを制御してARP又はIPv6近隣発見(Neighbor Discovery)をプロキシする、又はすべてのARP/IPv6近隣要請トラフィックをイーサネットPDUセッション用にSMFに転送するなどを含むユーザプレーン機能の選択と制御、トラフィックを適切な宛先にルーティングするためのUPFでのトラフィックステアリング構成、5G VNグループ管理(例えば、関連するPSA UPFのトポロジの維持、PSA UPF間のN19トンネルの確立とリリース、ローカルスイッチングを適用するUPFでのトラフィック転送の構成、及び/又はN6ベースの転送或いはN19ベースの転送)、ポリシー制御機能へのインタフェースの終了、合法的傍受(SMイベント及びLIシステムへのインタフェース用)、課金データの収集と課金インタフェースのサポート、UPFでの課金データ収集の制御と調整、NASメッセージのSM部分の終了、ダウンリンクデータ通知、AMFを介してN2からANに送信されるAN固有のSM情報の開始、セッションのSSCモードの決定、制御プレーンCIoT 5GSの最適化、ヘッダー圧縮、I-SMFを挿入/削除/再配置できる配備で、I-SMFとしての機能、外部パラメータ(予想されるUE挙動パラメータ又はネットワーク設定パラメータ)のプロビジョニング、IMSサービスのP-CSCF発見、ローミング機能(例えば、ローカル強制を処理してQoS SLA(VPLMN)の適用、課金データ収集及び課金インタフェース(VPLMN)、及び/又は合法的傍受(SMイベントのVPLMN及びLIシステムへのインタフェース用)、外部DNによるPDUセッション認証/承認のためのシグナリングの転送のための外部DNとの双方向作用、及び/又はN3/N9インタフェースで冗長送信を実行するようにUPF及びNG-RANに命令することを含む。SMF機能の一部又は全ては、SMFの単一インスタンス内でサポートされてもよい。しかしながら、特定の実施形態では、ネットワークスライスのインスタンス内で機能の全てがサポートされる必要はない。この機能に加えて、SMF516は、ポリシー関連機能を含んでもよい。
SCP518には、以下の機能:間接通信;委譲された発見;宛先NF/NFサービスへのメッセージ転送及びルーティング;通信セキュリティ(例えば、NFサービス消費者がNFサービスプロデューサのAPIにアクセスするための承認)、負荷分散、監視、過負荷制御など;及び/又は任意にUDRと双方向作用して、UE ID(SUPI又はIMPI/IMPUなど)に基づいてUDMグループID/UDRグループID/AUSFグループID/PCFグループID/CHFグループID/HSSグループIDを解決すること、のうちの任意の1つ以上が含まれている。SCP機能の一部又は全ては、SCPの単一インスタンス内でサポートされ得る。特定の実施形態では、SCP518は、分散方式で配備されてもよく、及び/又は1つを超えるSCPが、NFサービス間の通信経路内に存在し得る。SCPは、PLMNレベル、共有スライスレベル、及びスライス固有レベルで配備され得る。SCPが関連するNRFと確実に通信できるように、オペレータの配置に任されてもよい。
UE520は、無線通信機能を有するデバイスを含むことができる。例えば、UE520には、スマートフォン(例えば、1つ以上のセルラーネットワークに接続可能なハンドヘルド型タッチスクリーンモバイルコンピューティングデバイス)が挙げられる。UE520はまた、パーソナルデータアシスタント(PDA)、ページャ、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、無線ハンドセットなどの、任意のモバイル又は非モバイルコンピューティングデバイス、又は無線通信インタフェースを含む任意のコンピューティングデバイスを含むことができる。UEはまた、クライアント、モバイル、モバイル機器、モバイル端末、ユーザ端末、モバイルユニット、モバイル局、モバイルユーザ、加入者、ユーザ、遠隔局、アクセスエージェント、ユーザエージェント、受信機、無線機器、再構成可能な無線機器、又は再構成可能なモバイル機器とも称され得る。UE520は、IoT UEを備えてもよく、IoT UEは、短期UE接続を利用する低電力IoTアプリケーション用に設計されたネットワークアクセスレイヤを含み得る。IoT UEは、PLMN、ProSe又はD2D通信、センサネットワーク、又はIoTネットワークを介して、MTCサーバ又はデバイスとデータを交換するための技術(例えば、M2M技術、MTC技術、又はmMTC技術)を利用することができる。M2Mデータ交換又はMTCデータ交換は、機械起動のデータ交換であってもよい。IoTネットワークは、相互接続するIoT UEについて記述し、それは、(インターネットインフラストラクチャ内の)一意に識別可能な組み込みコンピューティングデバイスを含み得る。IoT UEは、IoTネットワークの接続を容易にするために、バックグラウンドアプリケーション(例えば、キープアライブメッセージ、ステータス更新など)を実行してもよい。
UE520は、無線インタフェース530を介して(R)AN522と接続又は通信可能に結合するように構成されてもよく、それは、GSMプロトコル、CDMAPネットワークプロトコル、PTT(Push-to-Talk)プロトコル、POC(PTT over Cellular)プロトコル、UMTSプロトコル、3GPP LTEプロトコル、5Gプロトコル、NRプロトコルなどのセルラー通信プロトコルで動作するように構成された物理通信インタフェース又は層であり得る。例えば、UE520及び(R)AN522は、Uuインタフェース(例えば、LTE-Uuインタフェース)を使用して、PHY層、MAC層、RLC層、PDCP層、及びRRC層を含むプロトコルスタックを介して制御プレーンデータを交換することができる。DL送信は、(R)AN522からUE520へであり得、UL送信は、UE520から(R)AN522へであり得る。UE520は、更にサイドリンクを使用して、D2D通信、P2P通信、及び/又はProSe通信について別のUE(図示せず)と直接通信することができる。例えば、ProSeインタフェースは、代替的に、サイドリンクインタフェースと称される場合があり、限定されないが、物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)、物理サイドリンク共用チャネル(PSSCH)、物理サイドリンク発見チャネル(PSDCH)、及び物理サイドリンクブロードキャストチャネル(PSBCH)を含む、1つ以上の論理チャネルを備える。
(R)AN522は、1つ以上のアクセスノードを含み、これは、基地局(BS)、ノードB、進化型ノードB(eNB)、次世代ノードB(gNB)、RANノード、コントローラ、送受信ポイント(TRP)などと称される場合があり、地理的エリア(例えば、セル)内にカバレッジを提供する地上局(例えば、地上アクセスポイント)又はサテライト局を備えることができる。(R)AN522は、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、又は他の種類のセルを提供するための1つ以上のRANノードを含むことができる。マクロセルは、比較的広い地理的エリア(例えば、半径数キロメートル)をカバーすることができ、サービス加入を有するUEによる無制限のアクセスを可能にし得る。ピコセルは、比較的狭い地理的エリアをカバーすることができ、サービス加入を有するUEによる無制限のアクセスを可能にし得る。フェムトセルは、比較的狭い地理的エリア(例えば、家)をカバーすることができ、フェムトセルとの関連性を有するUEによる制限されたアクセス(例えば、クローズド加入者グループ(CSG)内のUE、家庭内のユーザのためのUEなど)を可能にし得る。
図示されていないが、複数のRANノード((R)AN522など)が使用されてもよく、ここではXnインタフェースは、2つ以上のノード間に画定されている。いくつかの実装形態では、Xnインタフェースは、Xnユーザプレーン(Xn-U)インタフェース及びXn制御プレーン(Xn-C)インタフェースを含んでもよい。Xn-Uは、ユーザプレーンPDUの非保証配信を提供し、データ送出及びフロー制御機能をサポート/提供することができる。Xn-Cは、管理及びエラー処理機能、Xn-Cインタフェースを管理する機能、1つ以上の(R)ANノード間の接続モードのUEモビリティを管理する機能を含む接続モード(例えば、CM接続)におけるUE520のモビリティサポートを提供することができる。モビリティサポートは、古い(ソース)サービング(R)ANノードから新しい(ターゲット)サービング(R)ANノードへのコンテキスト転送、及び古い(ソース)サービング(R)ANノードと新しい(ターゲット)サービング(R)ANノードとの間のユーザプレーントンネルの制御を含むことができる。
UPF524は、RAT内部及びRAT間モビリティのためのアンカーポイント、DN526に相互接続する外部PDUセッションポイント、及びマルチホームPDUセッションをサポートするための分岐ポイントとして機能することができる。UPF524はまた、パケットルーティング及びパケット送出、パケット検査を実行し、ポリシールールのユーザプレーン部分を施行し、パケット(UPコレクション);トラフィック使用報告を合法的に傍受し、ユーザプレーンに対してQoS処理(例えば、パケットフィルタリング、ゲーティング、UL/DLレート施行)を実行し、アップリンクトラフィック検証(例えば、SDFからQoSフローマッピング)、アップリンク及びダウンリンクにおけるトランスポートレベルパケットマーキング、並びにダウンリンクパケットバッファ及びダウンリンクデータ通知トリガを実行することができる。UPF524は、データネットワークへのルーティングトラフィックフローをサポートするアップリンク分類子を含むことができる。DN526は、様々なネットワークオペレータサービス、インターネットアクセス、又はサードパーティサービスを表すことができる。DN526は、例えば、アプリケーションサーバを含んでもよい。
図6は、本明細書に記載の例示的方法及び/又は手順のうちのいずれかに対応するコンピュータ可読媒体上での命令の実行を含む、本開示の様々な実施形態に従って構成可能な例示的なUE600のブロック図である。UE600は、1つ以上のプロセッサ602、送受信機604、メモリ606、ユーザインタフェース608、及び制御インタフェース610を含む。
1つ以上のプロセッサ602は、例えば、アプリケーションプロセッサ、音声デジタルシグナルプロセッサ、中央演算処理装置、及び/又は1つ以上のベースバンドプロセッサを含むことができる。1つ以上のプロセッサ602のそれぞれは、内部メモリを含んでもよく、及び/又は外部メモリ(メモリ606を含む)と通信するインタフェース(単数又は複数)を含んでもよい。内部又は外部メモリは、1つ以上のプロセッサ602で実行されるソフトウェアコード、プログラム、及び/又は命令を格納して、UE600が本明細書に記載の動作を含む様々な動作を実行することを構成及び/又は容易にすることができる。例えば、命令の実行は、5G/NR、LTE、LTE-A、UMTS、HSPA、GSM、GPRS、EDGEなどとして公知の3GPPによって標準化された1つ以上の無線通信プロトコル、又は1つ以上の送受信機604、ユーザインタフェース608、及び/若しくは制御インタフェース610と併せて利用することができる任意の他の現在若しくは将来のプロトコルを含む1つ以上の有線又は無線通信プロトコルを用いて通信するようにUE600を構成することができる。別の例として、1つ以上のプロセッサ602は、3GPPによって標準化された(例えば、NR及び/又はLTEのための)MAC層プロトコル、RLC層プロトコル、PDCP層プロトコル、及びRRC層プロトコルに対応する他のメモリ606に格納されたプログラムコードを実行してもよい。更なる例として、プロセッサ602は、1つ以上の送受信機604と共に、直交周波数分割多重方式(OFDM)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、及び単一搬送波周波数分割多元接続(SC-FDMA)などの対応するPHY層プロトコルを実装するメモリ606又は他のメモリに格納されたプログラムコードを実行することができる。
メモリ606は、本明細書に記載の例示的方法及び/又は手順のうちのいずれかに対応する動作、又はそれを有する動作を含む、UE600のプロトコル、構成、制御、及び他の機能に使用される変数を格納する1つ以上のプロセッサ602用のメモリエリアを含むことができる。更に、メモリ606は、不揮発性メモリ例えば、フラッシュメモリ)、揮発性メモリ(例えば、スタティックRAM又はダイナミック()、又はこれらの組み合わせを含み得る。更に、メモリ606は、1つ以上のフォーマットで取り外し可能なメモリカード(例えば、SDカード、メモリスティック、コンパクトフラッシュなど)を挿入及び取り外しできるメモリスロットとインタフェースし得る。
1つ以上の送受信機604は、無線通信規格及び/又はプロトコルなどをサポートしている他の機器とUE600が通信することを容易にする無線周波数送信機及び/又は受信機回路を含み得る。例えば、1つ以上の送受信機604は、スイッチ、ミキサ回路、増幅器回路、フィルタ回路、及び合成器回路を含むことができる。そのようなRF回路は、フロントエンドモジュール(FEM)から受信したRF信号をダウンコンバートし、かつベースバンド信号を1つ以上のプロセッサ602のベースバンドプロセッサに提供する回路を有する受信信号経路を含むことができる。RF回路はまた、ベースバンドプロセッサによって提供されるベースバンド信号をアップコンバートし、送信用にRF出力信号をFEMに提供する回路を含むことができる、送信信号経路を含み得る。FEMは、1つ以上のアンテナから受信したRF信号上で動作し、受信信号を増幅し、更に処理するために受信信号の増幅バージョンをRF回路に提供するように構成された回路を含むことができる、受信信号経路を含んでもよい。FEMはまた、1つ以上のアンテナによって送信するRF回路によって提供される送信用の信号を増幅するように構成された回路を含むことができる、送信信号経路を含んでもよい。様々な実施形態では、送信信号経路又は受信信号経路を通じた増幅は、RF回路のみにおいて、FEMのみにおいて、又はRF回路及びFEM回路の両方において行われてもよい。いくつかの実施形態では、FEM回路は、送信モードと受信モードの動作を切り替えるTX/RXスイッチを含んでもよい。
いくつかの例示的実施形態では、1つ以上の送受信機604は、3GPP及び/又は他の規格団体により標準化のために提案された様々なプロトコル及び/又は方法に従って、デバイス1200が様々な5G/NRネットワークと通信可能にする送信機及び受信機を含む。例えば、そのような機能は、1つ以上のプロセッサ602と協働的に動作して、他の図に関して本明細書に記載されるようなOFDM技術、OFDMA技術、及び/又はSC-FDMA技術に基づいてPHY層を実装することができる。
ユーザインタフェース608は、特定の実施形態に応じて様々な形態をとることができ、又はUE600に存在しなくてもよい。いくつかの実施形態では、ユーザインタフェース608は、マイクロフォン、ラウドスピーカ、スライド可能なボタン、押圧可能なボタン、ディスプレイ、タッチスクリーンディスプレイ、機械的若しくは仮想キーパッド、機械的若しくは仮想キーボード、及び/又は携帯電話上に一般に見られる任意の他のユーザインタフェース機能を有する。他の実施形態では、UE600は、より大きいタッチスクリーンディスプレイを有するタブレットコンピューティングデバイスを含んでもよい。このような実施形態では、ユーザインタフェース608の機械的機能のうちの1つ以上は、当業者によく知られているように、タッチスクリーンディスプレイを用いて実装された同等の又は機能的に同等の仮想ユーザインタフェース機能(例えば、仮想キーパッド、仮想ボタンなど)によって置き換えられてもよい。他の実施形態では、UE600は、特定の例示的な実施形態に応じて統合、分離、又は取り外しが可能であり得る機械的キーボードを備える、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、ワークステーションなどのデジタルコンピューティングデバイスであってもよい。このようなデジタルコンピューティングデバイスはまた、タッチスクリーンディスプレイを含むことができる。タッチスクリーンディスプレイを有するUE600の多くの例示的実施形態は、本明細書に記載の例示的な方法及び/若しくは手順に関連する入力、又は当業者に既知の入力などのユーザ入力を受信することができる。
本開示のいくつかの例示的実施形態では、UE600は、UE600の特徴及び機能によって様々な方法で使用できる方向センサを含み得る。例えば、UE600は、方向センサの出力を使用して、ユーザがいつUE600のタッチスクリーンディスプレイの物理的向きを変更したかを決定することができる。方向センサからの指示信号は、アプリケーションプログラムが、デバイスの物理的向きの約90度の変化を示したときに、アプリケーションプログラムが画面表示の向きを(例えば、ポートレートからランドスケープに)自動的に変更することができるように、UE600上で実行される任意のアプリケーションプログラムに利用可能であり得る。このようにして、アプリケーションプログラムは、デバイスの物理的な向きにかかわらず、ユーザによって読み取り可能な方法で画面表示を維持することができる。加えて、方向センサの出力は、本開示の様々な例示的な実施形態と共に使用することができる。
制御インタフェース610は、特定の実施形態に応じて様々な形態をとることができる。例えば、制御インタフェース610として、RS-232インタフェース、RS-485インタフェース、USBインタフェース、HDMIインタフェース、Bluetoothインタフェース、IEEE(「ファイヤーワイヤ」)インタフェース、I2Cインタフェース、PCMCIAインタフェースなどを挙げることができる。本開示のいくつかの例示的実施形態では、制御インタフェース1260は、上述のようなIEEE802.3イーサネットインタフェースを含むことができる。本開示のいくつかの実施形態では、制御インタフェース610は、例えば、1つ以上のデジタル-アナログ(D/A)変換器及び/又はアナログ-デジタル(A/D)変換器を含むアナログインタフェース回路を含んでもよい。
当業者であれば、上記の特徴、インタフェース、及び無線周波数通信規格のリストは単なる例示であり、本開示の範囲を限定するものではないことが理解できる。換言すれば、UE600は、例えば、ビデオ及び/又はスチル画像カメラ、マイクロフォン、メディアプレーヤ及び/又はレコーダなどを含む、図6に示すものよりも多くの機能を含んでもよい。更に、1つ以上の送受信機604は、BlUEtooth、GPS、及び/又はその他を含む追加の無線周波数通信規格を用いる通信回路を含んでもよい。更に、1つ以上のプロセッサ602は、メモリ606に格納されたソフトウェアコードを実行して、そのような追加の機能を制御することができる。例えば、GPS受信機からの方向速度及び/又は位置推定値の出力は、本開示の様々な例示的実施形態に係る様々な例示的な方法及び/又はコンピュータ可読媒体を含む、UE600上で実行される任意のアプリケーションプログラムに利用可能であり得る。
図7は、本明細書に記載の例示的方法及び/又は手順のうちのいずれかに対応するコンピュータ可読媒体上での命令の実行を含む、本開示の様々な実施形態に従って構成可能な例示的なネットワークノード700のブロック図である。
ネットワークノード700は、1つ以上のプロセッサ702、無線ネットワークインタフェース704、メモリ706、コアネットワークインタフェース708、及び他のインタフェース710を含んでいる。ネットワークノード700は、例えば、基地局、eNB、gNB、アクセスノード、又はその構成要素を含み得る。
1つ以上のプロセッサ702は、任意の種類のプロセッサ又は処理回路を含むことができ、本明細書に開示される方法又は手順のうちの1つを実行するように構成されてもよい。メモリ706は、1つ以上のプロセッサ702によって実行されるソフトウェアコード、プログラム、及び/又は命令を格納し、本明細書に記載される動作を含む様々な動作を実行するようにネットワークノード700を構成することができる。例えば、そのような格納された命令の実行により、上述の1つ以上の方法及び/又は手順を含む、本開示の様々な実施形態によるプロトコルを使用して、1つ以上の他のデバイスと通信するようにネットワークノード700が構成され得る。更に、そのような格納された命令の実行はまた、LTE、LTE-A、及び/又はNR用に3GPPによって標準化されたPHY層プロトコル、MAC層プロトコル、RLC層プロトコル、PDCP層プロトコル、及びRRC層プロトコルの1つ以上、又は、無線ネットワークインタフェース704及びコアネットワークインタフェース708と組み合わせて利用される他の任意の上位層プロトコルなどの他のプロトコル又はプロトコル層を用いて、ネットワークノード700を1つ以上の他のデバイスと通信するように構成及び/又は促進することができる。例として、限定するものではないが、コアネットワークインタフェース708はS1インタフェースを含み、無線ネットワークインタフェース704は、3GPPによって標準化されたUuインタフェースを挙げることができる。メモリ706はまた、ネットワークノード700のプロトコルに使用される変数、構成、制御、及び他の機能を格納することができる。したがって、メモリ706は、不揮発性メモリ(例えば、フラッシュメモリ、ハードディスクなど)、揮発性メモリ(例えば、スタティックRAM又はダイナミックRAM)、ネットワークベース(例えば、「クラウド」)のストレージ、又はこれらの組み合わせを含み得る。
無線ネットワークインタフェース704は、送信機、受信機、信号プロセッサ、ASIC、アンテナ、ビーム形成ユニット、及びネットワークノード700が、いくつかの実施形態では、複数の互換性のあるユーザ機器(UE)などの他の機器と通信可能にする他の回路を含んでもよい。いくつかの実施形態では、ネットワークノード700は、LTE、LTE-A、及び/又は5G/NR用に3GPPによって標準化されたPHY層プロトコル、MAC層プロトコル、RLC層プロトコル、PDCP層プロトコル、及びRRC層プロトコルなどの様々なプロトコル又はプロトコル層を含むことができる。本開示の更なる実施形態によれば、無線ネットワークインタフェース704は、OFDM技術、OFDMA技術、及び/又はSC-FDMA技術に基づくPHY層を含み得る。いくつかの実施形態では、このようなPHY層の機能は、無線ネットワークインタフェース704及び1つ以上のプロセッサ702によって協働的に提供され得る。
コアネットワークインタフェース708は、いくつかの実施形態では、ネットワークノード700が回線交換(CS)及び/又はパケット交換コア(PS)ネットワークなどのコアネットワーク内の他の機器と通信可能となる送信機、受信機、及び他の回路を含むことができる。いくつかの実施形態では、コアネットワークインタフェース708は、3GPPによって標準化されたS1インタフェースを含んでもよい。いくつかの実施形態では、コアネットワークインタフェース708は、当業者に知られているGERANコアネットワーク、UTRANコアネットワーク、E-UTRANコアネットワーク、及びCDMA2000コアネットワークに見られる機能を含む1つ以上のSGW、MME、SGSN、GGSN、及び他の物理デバイスへの1つ以上のインタフェースを含んでもよい。いくつかの実施形態では、これらの1つ以上のインタフェースは、単一の物理的インタフェース上で一緒に多重化されてもよい。いくつかの実施形態では、コアネットワークインタフェース708の下位層は、当業者に既知の、非同期転送モード(ATM)、イーサネットを介したインターネットプロトコル(IP)、光ファイバーを介したSDH、銅線を介したT1/E1/PDH、マイクロ波無線機、又は他の有線若しくは無線送信技術のうちの1つ以上を含んでもよい。
他のインタフェース710は、ネットワークノード700又はそこに動作可能に接続された他のネットワーク機器の操作、管理、及び保守の目的で、ネットワークノード700が外部ネットワーク、コンピュータ、データベースなどと通信可能にする送信機、受信機、及び他の回路を含み得る。
図8は、いくつかの例示的な実施形態に係る、機械可読媒体又はコンピュータ可読媒体(例えば、非一時的機械可読記憶媒体)から命令を読み取り、本明細書で論じる方法のうちのいずれか1つ以上を実行することができる、構成要素800を示すブロック図である。具体的には、図8は、1つ以上のプロセッサ812(又はプロセッサコア)、1つ以上のメモリ/記憶装置818、及び1つ以上の通信リソース820を含み、それらの各々を、バス822を介して通信可能に結合することができる、ハードウェアリソース802の図式表現を示す。ノード仮想化(例えば、NFV)が利用される実施形態では、ハイパーバイザ804が、ハードウェアリソース802を利用する1つ以上のネットワークスライス/サブスライスの実行環境を提供するように実行されてもよい。
プロセッサ812(例えば、中央演算処理装置(CPU)、縮小命令セットコンピューティング(Reduced instruction set computing、RISC)プロセッサ、複合命令セットコンピューティング(CISC)プロセッサ、グラフィック処理ユニット(GPU)、ベースバンドプロセッサなどのデジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、高周波集積回路(RFIC)、別のプロセッサ、又はこれらの任意の好適な組み合わせ)は、例えば、プロセッサ814及びプロセッサ816を含むことができる。
メモリ/記憶装置818は、メインメモリ、ディスクストレージ、又はそれらの任意の好適な組み合わせを含むことができる。メモリ/記憶装置818としては、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、消去可能プログラム可能読み出し専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラム可能読み出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュメモリ、ソリッドステートストレージなどの任意の種類の揮発性又は不揮発性メモリを挙げることができるが、これらに限定されない。
通信リソース820は、ネットワーク810を介して1つ以上の周辺機器806又は1つ以上のデータベース808と通信するための、相互接続又はネットワークインタフェースコンポーネント又は他の好適なデバイスを含み得る。例えば、通信リソース820は、(例えば、ユニバーサルシリアルバス(USB)を介した結合のための)有線通信構成要素、セルラー通信構成要素、NFC構成要素、Bluetooth(登録商標)構成要素(例えば、Bluetooth(登録商標)Low Energy)、Wi-Fi(登録商標)構成要素、及び他の通信構成要素を含むことができる。
命令824は、プロセッサ812の少なくともいずれかに、本明細書で論じる方法論のうちの任意の1つ以上を実行させるための、ソフトウェア、プログラム、アプリケーション、アプレット、アプリ、又は他の実行可能コードを含んでもよい。命令824は、完全に又は部分的に、プロセッサ812(例えば、プロセッサのキャッシュメモリ内に)、メモリ/記憶装置818、又はそれらの任意の好適な組み合わせのうちの少なくとも1つの中に存在し得る。更に、命令824の任意の部分は、周辺機器806又はデータベース808の任意の組み合わせからハードウェアリソース802に転送され得る。したがって、プロセッサ812のメモリ、メモリ/記憶装置818、周辺機器806、及びデータベース808は、コンピュータ可読媒体及び機械可読媒体の例である。
1つ以上の実施形態では、前述の図のうちの1つ以上に記載される構成要素のうちの少なくとも1つは、以下の実施例セクションに記載されるような1つ以上の動作、技術、プロセス、及び/又は方法を実行するように構成することができる。例えば、前述の図のうちの1つ以上に関連して上述したベースバンド回路は、以下に記載される例のうちの1つ以上に従って動作するように構成されてもよい。別の例として、前述の図のうちの1つ以上に関連して上述したようなUE、基地局、ネットワーク要素などに関連付けられた回路は、実施例セクションにおいて以下に記載される例のうちの1つ以上に従って動作するように構成され得る。
実施例セクション
以下の実施例は、更なる実施形態に関連する。
実施例1は、複数のデータオブジェクトを決定する方法であり、各データオブジェクトが、第1のサブキャリア間隔(SCS)を使用する新しい無線(NR)チャネルに対応し、かつ、各NRチャネルについて、NRチャネルラスタ位置並びに同期信号及び物理ブロードキャストチャネル(SSB)ラスタ位置を含み、本方法は、各データオブジェクトについて、NRチャネルラスタ位置を決定することであって、NRチャネルラスタ位置は、絶対無線周波数チャネル番号(NR-ARFCN)を使用して計算された無線周波数(RF)基準周波数を含む、NRチャネルラスタ位置を決定することと、各データオブジェクトに対応するNRチャネルのグローバル同期チャネル番号(GSCN)値を計算することと、第1のSCS及び所与のNRチャネルの帯域幅に基づいて、各データオブジェクトに対応するNRチャネル(NRB)の物理リソースブロック(PRB)の数を決定することと、各データオブジェクトのNRチャネルラスタ位置の配置を決定することと、所与のNRチャネルの中心周波数及びデータオブジェクトのNRチャネルラスタ位置の配置に基づいて、各データオブジェクトに対応する各NRチャネルのエッジを演算することと、所与のNRチャネルのエッジに基づいて、各データオブジェクトに対応するNRチャネルのSSBのエッジを計算することと、データオブジェクトに対応するNRチャネルのSSBのエッジに基づいて、各データオブジェクトのSSBラスタ位置を決定することと、を含む。
実施例2は、複数のデータオブジェクトから、同じロングタームエボリューション(LTE)チャネルラスタ位置に対応するNRチャネルラスタ位置を含む複数のデータオブジェクトのうちの残りの1つを除く全てを除去することを更に含む、実施例1に記載の方法である。
実施例3は、同じロングタームエボリューション(LTE)チャネルラスタ位置に対応するNRチャネルラスタ位置を含む複数のデータオブジェクトのうちの残りの1つが、同じロングタームエボリューション(LTE)チャネルラスタ位置に対応するNRチャネルラスタ位置を含む複数のデータオブジェクトのうちの他のそれぞれに対応するNRチャネルのNRBと等しい又はそれよりも大きいデータオブジェクトに対応するNRチャネルのNRBを含んでいるので、残るように選択される、実施例2の方法である。
実施例4は、複数のデータオブジェクトから、第2の複数のデータオブジェクトのうちの任意のデータオブジェクトのNRチャネルラスタ位置と一致しないNRチャネルラスタ位置を含む各データオブジェクトを除去することを更に含み、第2の複数のデータオブジェクトはそれぞれ、第2のSCSを使用するNRチャネルに対応する、実施例1の方法である。
実施例5は、RF基準周波数が、式FREF=FREF-Offs+ΔFGlobal(NREF-NREF-Offs)を使用して計算され、式中、FREFは、所与のRF基準周波数であり、FREF-Offsは、基準周波数オフセットであり、ΔFGlobalは、グローバル周波数ラスタの粒度であり、NREFは、所与の基準周波数のNR-ARFCNであり、NREF-Offs は、NR-ARFCNオフセットである、実施例1~4のいずれかに記載の方法である。
実施例6は、N
RBが以下の表に従って決定される、実施例1~5のいずれかに記載の方法である。
実施例7は、NRチャネルラスタ位置の配置がそれぞれ、NRチャネルラスタ位置を含むデータオブジェクトに対応するNRチャネルの物理リソースブロック(PRB)の物理リソースブロック(PRB)数と、PRB内のNRチャネルラスタ位置に対応するリソースエレメントのリソースエレメントインデックスと、を含む、実施例1~6のいずれかに記載の方法である。
実施例8は、PRB内のNRチャネルラスタ位置に対応するリソースエレメントのリソースエレメントインデックスは、NRチャネルラスタ位置を含むデータオブジェクトに対応するNRチャネルのPRBの数が偶数であるか、奇数であるかに基づいて決定可能である、実施例7に記載の方法である。
実施例9は、各データオブジェクトに対応する各NRチャネルの占有チャネルBW(OCB)を計算することと、所与のチャネルのOCBの両エッジの各データオブジェクトに対応する各NRチャネルに対して最小ガードバンドが利用可能であるかどうかを決定することと、を更に含む、実施例1~8のいずれかに記載の方法である。
実施例10は、非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、コンピュータによって実行されると、コンピュータに、新しい無線(NR)チャネルのNRチャネルラスタ位置を決定させ、NRチャネルラスタ位置は、絶対無線周波数チャネル番号(NR-ARFCN)を使用して計算された無線周波数(RF)の基準周波数を含み、NRチャネルのグローバル同期チャネル番号(GSCN)値を計算させ、NRチャネルによって使用されるサブキャリア間隔(SCS)及びNRチャネルの帯域幅に基づいて、NRチャネル(NRB)の物理リソースブロック(PRB)の数を決定させ、NRチャネルラスタ位置の配置を決定させ、前記NRチャネルの中心周波数及び前記チャネル内の前記NRチャネルラスタ位置の配置に基づいて、NRチャネルのエッジを演算させ、NRチャネルのエッジに基づいて、同期信号及びNRチャネルの物理ブロードキャストチャネル(SSB)のエッジを計算させ、SSBのエッジに基づいて、NRチャネルのSSBラスタ位置を決定させる、命令を含む、非一時的コンピュータ可読記憶媒体である。
実施例11は、RF基準周波数が、式FREF=FREF-Offs+ΔFGlobal(NREF-NREF-Offs)を使用して計算され、式中、FREFは、RF基準周波数であり、FREF-Offs は、基準周波数オフセットであり、ΔFGlobalは、グローバル周波数ラスタの粒度であり、NREFは、基準周波数のNR-ARFCNであり、NREF-Offs は、NR-ARFCNオフセットである、実施例10に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体である。
実施例12は、N
RBが以下の表に従って決定される、実施例10又は11のいずれかに記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体である。
実施例13は、NRチャネルラスタ位置に対する配置が、NRチャネルラスタ位置に対応するチャネルのPRBの物理リソースブロック(PRB)数と、PRB内のNRチャネルラスタ位置に対応するリソースエレメントのリソースエレメントインデックスと、を含む、実施例10~12のいずれかに記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体である。
実施例14は、PRB内のNRチャネルラスタ位置に対応するリソースエレメントのリソースエレメントインデックスが、NRチャネルのPRBの数が偶数であるか、奇数であるかに基づいて決定可能である、実施例13に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体である。
実施例15は、非一時的コンピュータ可読記憶媒体が、コンピュータによって実行されると、コンピュータに、NRチャネルの占有チャネルBW(OCB)を計算させ、OCBの両エッジのチャネルに対して最小ガードバンドが利用可能であるかどうかを決定させる、命令を更に含む、実施例10~15のいずれかの非一時的コンピュータ可読記憶媒体である。
実施例16は、非一時的コンピュータ可読記憶媒体コンピュータが、コンピュータによって実行されると、コンピュータに、複数のデータオブジェクトから、第1のサブキャリア間隔(SCS)を使用している新しい無線(NR)チャネルに対応し、かつ、第1のSCSを使用する各NRチャネルについて、NRチャネルラスタ位置並びに同期信号及び物理ブロードキャストチャネル(SSB)ラスタ位置と含む各データオブジェクトをダウン選択させる命令を含み、ダウン選択することは、同じロングタームエボリューション(LTE)チャネルラスタ位置に対応するNRチャネルラスタ位置を含む複数のデータオブジェクトのうちの残りの1つを除く全てを除去することによって実行される、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
実施例17は、同じロングタームエボリューション(LTE)チャネルラスタ位置に対応するNRチャネルラスタ位置を含む複数のデータオブジェクトのうちの残りの1つが、同じロングタームエボリューション(LTE)チャネルラスタ位置に対応するNRチャネルラスタ位置を含む複数のデータオブジェクトのうちの他のそれぞれのNRBと等しい又はそれよりも大きいNRBを含んでいるので、残るように選択される、実施例16の非一時的コンピュータ可読記憶媒体である。
実施例18は、ダウン選択をすることが、第2の複数のデータオブジェクトの任意のデータオブジェクトのNRチャネルラスタ位置と一致しないNRチャネルラスタ位置を含む各データオブジェクトを除去することによって更に実行され、第2の複数のデータオブジェクトはそれぞれ、第2のSCSを使用するNRチャネルに対応する、実施例16の非一時的コンピュータ可読記憶媒体である。
実施例19は、FREFの値のセットのうちチャネルラスタエントリを利用するNRセルラーシステムを動作させる方法を含んでもよく、FREF=FREF-Offs+ΔFGlobal(NREF-NREF-Offs)、かつ、ΔFGlobal=15kHz、FREF-Offs=3000MHz、NREF-Offs=600000であり、NREFは、{744000,745344,746664,748008,749328,750672,751992,753336,754656,754668,754680,756000,765336,766656,766668,766680,768000,769344,770664,772008,773328,774672,775992,777336,778656,778668,778680,780000,781344,783000,784344,785664,787008,788328,789672,790992,792336,793656,793668,793680,744660,746004,747324,748668,749988,750000,750012,751332,752676,753996,755340,765996,767340,768660,770004,771324,772668,773988,774000,774012,775332,776676,777996,779340,780660,783660,785004,786324,787668,788988,789000,789012,790332,791676,792996}、又は{744000、744006,745344,746664,746670,748008,749328,749334,750672,751992,51998,753336,754656,754662,756000,756006,765336,766656,766662,768000,768006,69344,770664,770670,772008,773328,773334,774672,775992,775998,777336,78656,778662,780000,780006,781344,783000,783006,784344,785664,785670,787008,788328,788334,789672,790992,790998,792336,793656,793662,744660,744666,746004,747324,47330,748668,749988,749994,750000,750012,751332,751338,752676,753996,754002,755340,765996,766002,767340,768660,768666,770004,771324,771330,772668,773988,773994,774000,774012,775332,775338,776676,777996,778002,779340,780660,780666,783660,783666,785004,786324,786330,787668,788988,788994,789000,789012,790332,790338,791676,792996,793002}のうちの1つである。
実施例20は、実施例1又は本明細書におけるいくつかの他の実施例の方法を含んでもよく、NRチャネルラスタエントリは、請求項1に記載のエントリのサブセットから選択され、サブセットはFREFの値のセットであり、FREF=FREF-Offs+ΔFGlobal(NREF-NREF-Offs)、かつΔFGlobal=15kHz、FREF-Offs=3000MHz、NREF-Offs=600000であり、NREFは、{744000,745344,746664,748008,749328,750672,751992,753336,754668,756000,765336,766668,768000,769344,770664,772008,773328,774672,775992,777336,778668,780000,781344,783000,784344,785664,787008,788328,789672,790992,792336,793668,744660,746004,747324,748668,750000,751332,752676,753996,755340,765996,767340,768660,770004,771324,772668,774000,775332,776676,777996,779340,780660,783660,785004,786324,787668,789000,790332,791676,792996}である。
実施例21は、実施例1若しくは2又は本明細書におけるいくつかの他の実施例の方法を含んでもよく、所与のNRチャネルエントリに対応するSSBラスタエントリは「3000MHz+N*1.44MHz」で与えられ、Nは0~14756の範囲の値であり、GSCNは「7499+N」として与えられ、GSCNは、K+セット{8996,9010,9023,9037,9051,9065,9079,9093,9107,9121,9218,9232,9232,9232,9246,9260,9273,9287,9301,9315,9329,9343,9357,9357,9357,9371,9385,9402,9416,9430,9444,9457,9471,9485,9499,9513,9513,9513,8996,9010,9023,9037,9051,9065,9079,9093,9107,9218,9232,9246,9260,9273,9287}からの値であり、式中K=0...6である。
実施例22は、上記実施例のいずれかに記載の、若しくはこれらに関連する方法、又は本明細書に記載のいずれかの他の方法若しくはプロセス、の1つ以上の要素を実行する手段を含む装置を含んでもよい。
実施例23は、命令を含む1つ以上の非一時的コンピュータ可読媒体であって、電子デバイスの1つ以上のプロセッサによって命令が実行されると、命令は電子デバイスに、上記実施例のいずれかに記載の、若しくはこれらに関連する方法、又は本明細書に記載のいずれかの他の方法若しくはプロセス、の1つ以上の要素を実行させる、1つ以上の非一時的コンピュータ可読媒体を含んでもよい。
実施例24は、上記実施例のいずれかに記載の、若しくはこれらに関連する方法、又は本明細書に記載のいずれかの他の方法若しくはプロセスの1つ以上の要素を実行する論理、モジュール、又は回路を含む装置を含むことができる。
実施例25は、上記実施例のいずれかに記載の、若しくはこれらに関連する方法、技術、又はプロセス、あるいはこれらの一部分若しくは一部を含むことができる。
実施例26は、1つ以上のプロセッサと、1つ以上のプロセッサによって実行されると、1つ以上のプロセッサに、上記実施例のいずれかに記載の、若しくはこれらに関連する方法、技術、又はプロセス、あるいはこれらの一部分を実行させる命令を含む1つ以上のコンピュータ可読媒体と、を含む装置を含むことができる。
実施例27は、上記実施例のいずれかに記載の、若しくはこれらに関連する信号、又はその一部分若しくは一部を含むことができる。
実施例28は、上記実施例のいずれか、又はその一部分若しくは一部、又は本開示に記載された他のもののいずれかに記載の、若しくはこれらに関連するデータグラム、パケット、フレーム、セグメント、プロトコルデータユニット(PDU)、又はメッセージを含むことができる。
実施例29は、上記実施例、又はその一部分若しくは一部、又は本開示に記載された他のもののいずれかに記載の、若しくはこれらに関連するデータによって符号化された信号を含むことができる。
実施例30は、上記実施例、又はその一部分若しくは一部、又は本開示に記載された他のもののいずれかに記載の、若しくはこれらに関連するデータグラム、パケット、フレーム、セグメント、PDU、又はメッセージによって符号化された信号を含むことができる。
実施例31は、1つ以上のプロセッサによるコンピュータ可読命令の実行が、1つ以上のプロセッサに、上記実施例、又はその一部分のいずれかに記載の、若しくはこれらに関連する方法、技術、又はプロセスを実行させる、コンピュータ可読命令を搬送する電磁信号を含むことができる。
実施例32は、処理要素によるプログラムの実行が、処理要素に、上記実施例、又はその一部分のいずれかに記載の、若しくはこれらに関連する方法、技術、又はプロセスを実行させる、命令を備えたコンピュータプログラムを含むことができる。
実施例33は、本明細書に図示され説明されたような無線ネットワークにおける信号を含むことができる。
実施例34は、本明細書に図示され説明されたような無線ネットワーク内で通信する方法を含んでもよい。
実施例35は、本明細書に図示され説明されたような無線通信を提供するためのシステムを含んでもよい。
実施例36は、本明細書に図示され説明されたような無線通信を提供するためのデバイスを含んでもよい。
上述した実施例のいずれも、特に明記しない限り、任意の他の実施例(又は実施例の組み合わせ)と組み合わせることができる。1つ以上の実装形態の前述の説明は、例示及び説明を提供するが、網羅的であることを意図するものではなく、又は、実装形態の範囲を開示される正確な形態に限定することを意図するものではない。修正及び変形は、上記の教示を踏まえて可能であり、又は様々な実施形態の実践から習得することができる。
本明細書に記載されるシステム及び方法の実施形態及び実装形態は、コンピュータシステムによって実行される機械実行可能命令で具現化することができる様々な動作を含むことができる。コンピュータシステムは、1つ以上の汎用コンピュータ又は専用コンピュータ(又は他の電子デバイス)を含んでもよい。コンピュータシステムは、動作を実行するための特定の論理を含むハードウェア構成要素を含んでもよく、又はハードウェア、ソフトウェア、及び/若しくはファームウェアの組み合わせを含んでもよい。
本明細書に記載されるシステムは、特定の実施形態の説明を含むことが認識されるべきである。これらの実施形態は、単一のシステムに組み合わせる、他のシステムに部分的に組み合わせる、複数のシステムに分割する、又は他の方法で分割若しくは組み合わせることができる。加えて、一実施形態のパラメータ、属性、態様などは、別の実施形態で使用することができることが企図される。パラメータ、属性、態様は、明確にするために1つ以上の実施形態に記載されているだけであり、パラメータ、属性、態様などは、本明細書で具体的に放棄されない限り、別の実施形態のパラメータ、属性などと組み合わせること、又は置換することができることが認識される。
個人特定可能な情報の使用は、ユーザのプライバシーを維持するための業界又は政府の要件を満たす、又は上回ると一般に認識されているプライバシーポリシー及びプラクティスに従うべきであることに十分に理解されたい。特に、個人特定可能な情報データは、意図的でない又は許可されていないアクセス、又は使用のリスクを最小限に抑えるように管理及び取り扱いされるべきであり、許可された使用の性質は、ユーザに明確に示されるべきである。
前述は、明確にするためにある程度詳細に説明されてきたが、その原理から逸脱することなく、特定の変更及び修正を行うことができることは明らかであろう。本明細書に記載されるプロセス及び装置の両方を実装する多くの代替的な方法が存在することに留意されたい。したがって、本実施形態は、例示的であり、限定的ではないと見なされるべきものであり、説明は、本明細書で与えられる詳細に限定されるものではなく、添付の特許請求の範囲及び均等物内で修正されてもよい。