JP7317689B2 - 電気接続箱、ワイヤハーネス、及び、電気接続箱製造方法 - Google Patents

電気接続箱、ワイヤハーネス、及び、電気接続箱製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、電気接続箱、ワイヤハーネス、及び、電気接続箱製造方法に関する。
車両等に適用される従来の電気接続箱に関する技術として、例えば、特許文献1には、アライニングプレートの位置決め孔に挿通された複数の端子を回路基板のスルーホールに挿入するように回路基板に実装される基板実装型のコネクタが開示されている。
特開2017-54801号公報
ところで、上述のようなコネクタが適用される電気接続箱は、例えば、製造効率向上の点で更なる改善の余地がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、製造効率を向上することができる電気接続箱、ワイヤハーネス、及び、電気接続箱製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る電気接続箱は、電子回路を構成する基板と、導電性を有し前記基板に電気的に接続される複数の端子、及び、前記複数の端子を前記基板と交差する第1方向に沿って保持するコネクタハウジングを含み、前記基板に実装される基板コネクタと、前記コネクタハウジングに装着され前記基板を覆うコネクタカバーとを備え、前記コネクタハウジングは、前記端子と電気的に接続される相手コネクタが前記第1方向に沿って嵌合可能であるコネクタ嵌合部、前記コネクタ嵌合部と一体で形成され前記第1方向と交差する第2方向の一方側に突出し前記コネクタカバーの端が突き当てられる第1突き当てリブ、及び、前記コネクタ嵌合部と一体で形成され前記第2方向の他方側に突出し前記コネクタカバーの端が突き当てられる第2突き当てリブを有し、前記基板は、前記第1方向に沿って視て、前記コネクタ嵌合部の外形線の範囲内に収まる大きさに形成され、前記第1突き当てリブと前記第2突き当てリブとは、前記第1方向に沿った位置が相互に異なることを特徴とする。
また、上記電気接続箱では、前記コネクタハウジングは、複数を前記第2方向に沿って隣接させた場合に、隣接する一方の前記コネクタハウジングの前記第1突き当てリブと隣接する他方の前記コネクタハウジングの前記第2突き当てリブとが前記第1方向に沿って重なり合うものとすることができる。
上記目的を達成するために、本発明に係るワイヤハーネスは、導電性を有する配索材と、前記配索材に電気的に接続される電気接続箱とを備え、前記電気接続箱は、電子回路を構成する基板と、導電性を有し前記基板に電気的に接続される複数の端子、及び、前記複数の端子を前記基板と交差する第1方向に沿って保持するコネクタハウジングを含み、前記基板に実装される基板コネクタと、前記コネクタハウジングに装着され前記基板を覆うコネクタカバーとを備え、前記コネクタハウジングは、前記端子と電気的に接続される相手コネクタが前記第1方向に沿って嵌合可能であるコネクタ嵌合部、前記コネクタ嵌合部と一体で形成され前記第1方向と交差する第2方向の一方側に突出し前記コネクタカバーの端が突き当てられる第1突き当てリブ、及び、前記コネクタ嵌合部と一体で形成され前記第2方向の他方側に突出し前記コネクタカバーの端が突き当てられる第2突き当てリブを有し、前記基板は、前記第1方向に沿って視て、前記コネクタ嵌合部の外形線の範囲内に収まる大きさに形成され、前記第1突き当てリブと前記第2突き当てリブとは、前記第1方向に沿った位置が相互に異なることを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る電気接続箱製造方法は、電子回路を構成する基板上に、導電性を有し前記基板に電気的に接続される複数の端子、及び、前記複数の端子を前記基板と交差する第1方向に沿って保持するコネクタハウジングを含み、前記基板に実装される基板コネクタを設置する設置工程を含み、前記コネクタハウジングは、前記端子と電気的に接続される相手コネクタが前記第1方向に沿って嵌合可能であるコネクタ嵌合部、前記コネクタ嵌合部と一体で形成され前記第1方向と交差する第2方向の一方側に突出する第1突き当てリブ、及び、前記コネクタ嵌合部と一体で形成され前記第2方向の他方側に突出する第2突き当てリブを有し、前記基板は、前記第1方向に沿って視て、前記コネクタ嵌合部の外形線の範囲内に収まる大きさに形成され、前記第1突き当てリブと前記第2突き当てリブとは、前記第1方向に沿った位置が相互に異なり、前記設置工程では、前記第2方向に沿って並んだ複数の前記基板上にそれぞれ前記コネクタハウジングが位置し、かつ、前記第2方向に沿って隣接する一方の前記コネクタハウジングの前記第1突き当てリブと隣接する他方の前記コネクタハウジングの前記第2突き当てリブとが前記第1方向に沿って重なり合う位置関係で、前記基板コネクタを設置することを特徴とする。
本発明に係る電気接続箱、ワイヤハーネス、及び、電気接続箱製造方法は、上記のように構成されることで、製造効率を向上することができる、という効果を奏する。
図1は、実施形態に係る電気接続箱の概略構成を表す斜視図である。 図2は、実施形態に係る電気接続箱の概略構成を表す分解斜視図である。 図3は、実施形態に係る電気接続箱の概略構成を表す分解側面図である。 図4は、実施形態に係る電気接続箱の概略構成を表す斜視図である。 図5は、実施形態に係る電気接続箱の概略構成を表す部分断面斜視図である。 図6は、実施形態に係る電気接続箱の概略構成を表す断面斜視図である。 図7は、実施形態に係る電気接続箱のコネクタハウジングの基板側の面を表す斜視図である。 図8は、実施形態に係る電気接続箱の製造方法を説明するフロー図である。 図9は、実施形態に係る電気接続箱の製造方法を説明する斜視図である。 図10は、実施形態に係る電気接続箱の製造方法を説明する斜視図である。 図11は、実施形態に係る電気接続箱の製造方法を説明する部分側面図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
なお、以下で説明する図1は、相手コネクタを図示し、図5は、相手コネクタの一部を二点鎖線で省略して図示し、他図では相手コネクタの図示自体を省略している。また、図1は、一部の配索材を二点鎖線で省略して図示し、他図では配索材の図示自体を省略している。また、図7は、基板、及び、電子部品を二点鎖線で省略して図示している。また、以下の説明では、互いに交差する3つの方向をそれぞれ「第1方向X」、「第2方向Y」、「第3方向Z」という。第1方向Xと第2方向Yと第3方向Zとは、典型的には、相互に直交する。第1方向Xは、典型的には、端子の延在方向、基板の板厚方向、法線方向、基板とコネクタハウジングとの対向方向等に相当する。第2方向Yは、典型的には、突き当てリブの突出方向等に相当する。第3方向Zは、典型的には、複数の嵌合空間部の並び方向等に相当する。また、以下の説明で用いる各方向は、特に断りのない限り、各部が相互に組み付けられた状態での方向を表すものとする。
[実施形態]
図1に示す本実施形態に係る電気接続箱1は、例えば、自動車等の車両に搭載され、ワイヤハーネスWHに組み込まれるものである。ワイヤハーネスWHは、例えば、車両に搭載される各機器間の接続のために、電源供給や信号通信に用いられる複数の配索材Wを束にして集合部品とし、コネクタ等で複数の配索材Wを各機器に接続するようにしたものである。ワイヤハーネスWHは、導電性を有する配索材Wと、配索材Wに電気的に接続される電気接続箱1とを備える。ワイヤハーネスWHは、この他、さらに、グロメット、プロテクタ、固定具、電気接続箱等を含んで構成されてもよい。
配索材Wは、例えば、複数の導電性の金属素線からなる導体部(芯線)の外側を絶縁性の被覆部によって覆った電線、当該電線を束ねた電線束、導電性の棒状部材の外側を絶縁性の被覆部によって覆った金属棒等によって構成される。ワイヤハーネスWHは、複数の配索材Wを束ねて集約すると共に、束ねられた配索材Wの端末に設けられた相手コネクタC等を介して電気接続箱1が電気的に接続される。
電気接続箱1は、例えば、車両のエンジンルームや車両室内等に設置され、種々の機能を実現する電子部品ユニットである。電気接続箱1は、配索材W等を介して、バッテリ等の電源と、車両内に搭載される各種電子機器との間に接続されている。電気接続箱1は、電源から供給された電力を車両内の各種電子機器に分配する。
本実施形態の電気接続箱1は、図2等に示すように、基板2に実装される基板コネクタ3において、第1突き当てリブ32fと第2突き当てリブ32gとが第1方向Xに対して互い違いに設けられることで、製造効率の向上を実現したものである。以下、各図を参照して電気接続箱1の構成について詳細に説明する。
具体的には、本実施形態の電気接続箱1は、図1、図2、図3に示すように、基板2と、基板コネクタ3と、コネクタカバー4とを備える。電気接続箱1は、これらの構成要素が筐体に収容され、組み付けられることでユニット化される。
基板2は、電子回路を構成するものである。基板2は、基板コネクタ3を介して配索材Wが電気的に接続される。ここでは、基板2は、例えば、いわゆるプリント回路基板(PCB:Printed Circuit Board)によって構成される。基板2は、エポキシ樹脂、ガラスエポキシ樹脂、紙エポキシ樹脂やセラミック等の絶縁性の材料からなる絶縁層に、銅等の導電性の材料によって配線パターン(プリントパターン)が印刷されることで当該配線パターンによって回路体が構成される。基板2は、第1方向Xが板厚方向となる略矩形板状に形成され、第2方向Y、及び、第3方向Zに沿って延在する。ここでは、基板2は、第2方向Yが短辺方向、第3方向Zが長辺方向となる。
基板2は、実装面21に基板コネクタ3と共に電子部品22が実装されこれらを電気的に接続する電子回路を構成する。実装面21は、第1方向Xの一方側の主面(第1方向Xに沿って基板コネクタ3と対向する面)によって構成される。電子部品22は、種々の機能を発揮する素子である。電子部品22は、例えば、抵抗、ダイオード等であるがこれに限らず、コンデンサ、トランジスタ、ヒューズ、リレー、IPS(Intelligent Power Switch)等であってもよい。
基板2は、電子部品22のリード線22aや基板コネクタ3の端子31が回路体にハンダ付け等によって電気的に接続されることで実装面21に当該電子部品22や基板コネクタ3が実装される。ここでは、基板2は、電子部品22のリード線22aや基板コネクタ3の端子31が電気的に接続される複数のスルーホール23を有する。各スルーホール23は、当該基板2を第1方向Xに沿って貫通して形成される。基板2の回路体は、スルーホール23等を介して電子部品22のリード線22aや基板コネクタ3の端子31を電気的に接続し、要求される機能に応じた回路系統を構成する。なお、電子部品22は、リード線22aやスルーホール23を介した実装に限らず、例えば、リード線22aやスルーホール23等を介さない、いわゆる表面実装式のチップ型素子であってもよい。
基板コネクタ3は、基板2の実装面21に実装され、当該基板2に電気的に接続されるPCBコネクタ(基板実装コネクタ)を構成するものである。基板コネクタ3は、配索材Wの端末に設けられた相手コネクタCと基板2とを電気的に接続する配索材対基板接続用の接続機構を構成する。基板コネクタ3は、基板2に実装された状態で、接続相手である相手コネクタCと嵌合することで当該相手コネクタCとの間に電気的な接続部位を形成し、配索材Wと基板2とを導通接続することができる。
具体的には、基板コネクタ3は、図2~図6に示すように、複数の端子31と、コネクタハウジング32とを備える。本実施形態の基板コネクタ3は、コネクタハウジング32が端子31を基板2の実装面21の法線方向(第1方向X)に沿って保持する垂直置きコネクタを構成する。
複数の端子31は、それぞれ基板2に電気的に接続されるものである。端子31は、基板2と相手コネクタCとを電気的に接続する。端子31は、全体が導電性を有する金属材料等によって構成され、表面に導電性のめっき等が施されている。端子31は、例えば、棒状でかつ直線状に形成された角形線材によって構成される。
コネクタハウジング32は、複数の端子31を収容、保持すると共に相手コネクタCが嵌合可能なものである。本実施形態のコネクタハウジング32は、複数の端子31を基板2の実装面21と直交する第1方向(法線方向)Xに沿って保持する。つまり、本実施形態の複数の端子31は、コネクタハウジング32に保持された状態で、第1方向Xに沿って直線状に延在する。
具体的には、コネクタハウジング32は、コネクタ嵌合部32a、端子保持部32b、コネクタ係止部32c、当接支持部32d、カバー合わせ壁部32e、第1突き当てリブ32f、及び、第2突き当てリブ32gを有する。コネクタハウジング32は、これらが絶縁性の樹脂材料によって一体で形成される。
コネクタ嵌合部32aは、端子31と電気的に接続される相手コネクタCが第1方向Xに沿って嵌合可能な部分である。コネクタ嵌合部32aは、軸線方向が第1方向Xに沿う略矩形筒状に形成され、当該第1方向Xの一端(基板2側とは反対側の端)が開口している。ここでは、コネクタ嵌合部32aは、第2方向Yが短辺方向、第3方向Zが長辺方向となる。
コネクタ嵌合部32aは、内部の空間部が隔壁32hによって複数の嵌合空間部32iに区切られている。隔壁32hは、第3方向Zが板厚方向となる略矩形板状に形成される。隔壁32hは、第2方向Yに沿ってコネクタ嵌合部32aの両内壁面に渡って延在し、かつ、第1方向Xに沿ってコネクタ嵌合部32aの開口から後述する端子保持部32bまで延在する。隔壁32hは、第3方向Zに沿って間隔をあけて複数設けられており、コネクタ嵌合部32aの内部の空間部を複数の空間部に区切る。
ここでは、コネクタ嵌合部32aは、内部の空間部が6つの隔壁32hによって7つの嵌合空間部32iに区切られている。7つの嵌合空間部32iは、第3方向Zに沿って並んで隣接して設けられる。嵌合空間部32iは、相手コネクタCが嵌合可能な空間部であり、コネクタ嵌合部32aの内壁面と、隔壁32hと、後述の端子保持部32bとによって区画される。コネクタ嵌合部32aは、複数の嵌合空間部32iに対してそれぞれ1つずつ、合計7つの相手コネクタCが嵌合可能である。
なおここでは、各嵌合空間部32i、各相手コネクタCは、相互に形状、大きさ等が若干異なるものがあるものの基本構成が略同様の構成であるので、以下では、共通の説明とする。
端子保持部32bは、コネクタ嵌合部32a内の各嵌合空間部32iに複数の端子31を露出させて保持する部分である。端子保持部32bは、コネクタ嵌合部32aの第1方向Xの他端において、当該他端を閉塞させる隔壁として形成される。端子保持部32bは、第1方向Xに対して間隔をあけて基板2の実装面21と対向して位置する。
端子保持部32bは、矩形突出部32jに複数のキャビティ(保持貫通孔)32kが形成されている。矩形突出部32jは、端子保持部32bにおいて、第1方向Xに沿って基板2側に略矩形状に突出して形成された部分であり各嵌合空間部32iに対応してそれぞれ1つずつ、合計7つ設けられる(図7等も参照)。各キャビティ32kは、端子保持部32bの各矩形突出部32jを第1方向Xに沿って貫通して形成され、それぞれ端子31を第1方向Xに沿って保持する。本実施形態の端子保持部32bは、矩形突出部32jにおいて、第2方向Y、及び、第3方向Zに沿って格子状に複数のキャビティ32kが配置されており、当該格子状に複数の端子31を保持する。
端子保持部32bは、例えば、各キャビティ32kに各端子31が圧入されることで当該各キャビティ32kに各端子31を保持する。また、端子保持部32bは、当該端子保持部32bに各端子31がインサート成形されることで当該各キャビティ32kに各端子31を保持してもよい。
各端子31は、端子保持部32bの各キャビティ32kに保持された状態で、基板2の実装面21の法線方向(第1方向X)に沿って位置し、基板2側の端部が各スルーホール23にそれぞれ1つずつ挿通されて位置する(特に図5参照)。各端子31は、各スルーホール23に挿通された当該端部が基板2の回路体にハンダ付け等によって電気的に接続される。これにより、基板コネクタ3は、各端子31と基板2とが電気的に接続される。
また、各端子31は、端子保持部32bの各キャビティ32kに保持された状態で、基板2側のとは反対側の端部がコネクタ嵌合部32a内の各嵌合空間部32iに露出して位置する(特に図5参照)。つまり、嵌合空間部32iは、各キャビティ32kに保持された各端子31の一部が露出する。基板コネクタ3は、各嵌合空間部32iに相手コネクタ(メスコネクタ)Cが嵌合されることで、この端子保持部32bに保持され各嵌合空間部32iに露出した各端子31と相手コネクタCとが電気的に接続される(図1等も参照)。これにより、基板コネクタ3は、相手コネクタC、及び、各端子31を介して、基板2と配索材Wとが電気的に接続される。
コネクタ係止部32cは、上記のようにコネクタ嵌合部32aの嵌合空間部32iに嵌合された相手コネクタCを係止する部分である(特に図4、図5等参照)。コネクタ係止部32cは、コネクタ嵌合部32aの各嵌合空間部32iに対応して1つずつ、合計7つ設けられる。コネクタ係止部32cは、コネクタ嵌合部32aにおいて、嵌合空間部32iを形成する内壁面のうち、第2方向Yの一方側に位置する内壁面に形成される。コネクタ係止部32cは、当該内壁面において第1方向Xの開口側の先端部に形成される。コネクタ係止部32cは、当該内壁面から第2方向Yに沿って突出して爪状に形成される。
コネクタ係止部32cは、相手コネクタCがコネクタ嵌合部32aの嵌合空間部32iに嵌合された状態で、当該相手コネクタCのロックアーム部Caに形成された係止突起部Cb(図1も参照)が係止される(特に図5参照)。これにより、コネクタ係止部32cは、嵌合空間部32iに嵌合された相手コネクタCを嵌合空間部32i内の正規位置(相手コネクタCと端子31とが適正に導通される位置)に係止することができる。
当接支持部32dは、基板2の実装面21上にコネクタハウジング32を支持する部分である(特に図2、図6等参照)。当接支持部32dは、コネクタ嵌合部32aの端子保持部32b側の端部から第1方向Xに沿って基板2側に突出する壁体として形成される。当接支持部32dは、第2方向Yに沿って延在する。ここでは、当接支持部32dは、第3方向Zの中央部、及び、第3方向Zの両端部にそれぞれ1つずつ、合計3つ設けられている。各当接支持部32dは、第1方向Xの基板2側の先端部が基板2の実装面21と当接することで、実装面21上にコネクタハウジング32を支持すると共に、端子保持部32bと実装面21との間に、電子部品22等を搭載するための空間部を形成する。
また、当接支持部32dは、第3方向Zの両端部に位置する2つにおいて、それぞれ後述のコネクタカバー4が係止されるカバー係止部32lが形成されている。カバー係止部32lは、第3方向Zの両端部に位置する当接支持部32dにおいて、外壁面から第3方向Zに沿って突出して爪状に形成される。
カバー合わせ壁部32eは、コネクタ嵌合部32aから第1方向Xに沿って基板2側に延在し、後述するコネクタカバー4が装着され重なる部分である(特に図2、図5、図7等参照)。カバー合わせ壁部32eは、コネクタ嵌合部32aの第2方向Yの両側の面からそれぞれ第1方向Xに沿って基板2側に設けられる。カバー合わせ壁部32eは、第2方向Yに沿って対向して一対で設けられる。各カバー合わせ壁部32eは、それぞれ、第2方向Yが板厚方向となる板状に形成され、第3方向Zに沿って複数の当接支持部32dに渡って延在する。各カバー合わせ壁部32eは、端子31等の端部を露出させる略台形状の切り欠き部32mが形成されている。切り欠き部32mは、第2方向Yに沿ってカバー合わせ壁部32eを貫通しており、隣接する当接支持部32dに渡って延在する。
第1突き当てリブ32f、及び、第2突き当てリブ32gは、それぞれコネクタ嵌合部32a等と一体で形成され第2方向Yに沿って突出する部分である。第1突き当てリブ32fと第2突き当てリブ32gとは、コネクタハウジング32の第2方向Yの両側に一対で設けられる。第1突き当てリブ32fは、第2方向Yの一方側に沿って突出し、第2突き当てリブ32gは、第2方向Yの他方側に沿って突出する。ここでは、第1突き当てリブ32fは、コネクタハウジング32の第2方向Yの一方側の面において、コネクタ嵌合部32aの基板2側の端部から当該第2方向Yの一方側に突出し、第3方向Zに沿ってフランジ状に延在して形成される。第2突き当てリブ32gは、コネクタハウジング32の第2方向Yの他方側の面において、カバー合わせ壁部32eから当該第2方向Yの他方側に突出し、第3方向Zに沿ってフランジ状に延在して形成される。第1突き当てリブ32f、第2突き当てリブ32gは、それぞれコネクタハウジング32に装着されるコネクタカバー4の端が突き当てられる。
そして、本実施形態の第1突き当てリブ32fと第2突き当てリブ32gとは、第1方向Xに沿った位置が相互に異なる(特に図3、図5等参照)。ここでは、第1突き当てリブ32fは、第1方向Xに対して第2突き当てリブ32gよりも基板2から離間した位置に形成されている。言い換えれば、第2突き当てリブ32gは、第1方向Xに対して第1突き当てリブ32fよりも基板2側に近接した位置に形成されている。
そして、上述した基板2は、図5、図6、図7に示すように、典型的には、実装面21に基板コネクタ3が実装された状態で、第1方向Xに沿って視て、上記のように構成されるコネクタハウジング32のコネクタ嵌合部32aの外形線L1(特に図7参照)の範囲内に収まる大きさに形成される。外形線L1は、コネクタ嵌合部32aを第1方向Xに沿って当該第1方向Xと直交する投影面に投影した場合の当該コネクタ嵌合部32aの投影領域の境界線に相当する。上述した本実施形態の第1突き当てリブ32f、第2突き当てリブ32gは、それぞれ当該外形線L1から第2方向Yに沿って両側に突出して形成されている。
コネクタカバー4は、図2、図3、図5、図6等に示すように、コネクタハウジング32に装着され基板2を覆い保護するカバー部材である。コネクタカバー4は、絶縁性を有する樹脂材料によって形成される。コネクタカバー4は、内部が中空で、かつ、第1方向Xの一方側の面が開口した略直方体箱状に形成される。コネクタカバー4は、第1方向Xに沿って開口側から基板2を内部に収容するような位置関係でコネクタハウジング32に装着される。すなわち、コネクタカバー4は、第1方向Xに沿ってコネクタハウジング32との間に基板2を挟み込み内部に収容するような位置関係でコネクタハウジング32に装着される。
コネクタカバー4は、コネクタハウジング32に装着された状態で、第2方向Yに沿って互いに対向する壁部(第3方向Zに沿った壁部)がそれぞれ一対のカバー合わせ壁部32eの外側に位置して当該カバー合わせ壁部32eと重なる(特に図5参照)。そして、コネクタカバー4は、当該両壁部の先端4a、4bがそれぞれ第1突き当てリブ32f、第2突き当てリブ32gに突き当てられる。
先端4aと先端4bとは、第1突き当てリブ32fと第2突き当てリブ32gとの第1方向Xに沿った位置の相違に応じて、第1方向Xに沿った位置が相互に異なる(特に図3、図5等参照)。ここでは、第2方向Yの一方側の壁部の先端4aは、第1方向Xに対して先端4bよりもコネクタハウジング32側に突出して位置する。言い換えれば、第2方向Yの他方側の壁部の先端4bは、第1方向Xに対して先端4aよりもコネクタハウジング32から離間して位置する。コネクタカバー4は、コネクタハウジング32に装着された状態で、先端4aが第1突き当てリブ32fに突き当てられ、先端4bが第2突き当てリブ32gに突き当てられる。
そして、コネクタカバー4は、上記のように、コネクタハウジング32に装着された状態で、第3方向Zに沿って互いに対向する壁部(第2方向Yに沿った壁部)にそれぞれ形成された係止孔部4cが各カバー係止部32lにそれぞれ係止されることで、コネクタハウジング32に係止される。コネクタカバー4は、上記のようにコネクタハウジング32に装着された状態で、基板2と共にカバー合わせ壁部32eを覆い、切り欠き部32mを閉塞させ、基板2と共に基板2上の電子部品22や端子31を保護する。
次に、図8、図9、図10を参照して、上記のように構成される電気接続箱1の製造方法(電気接続箱製造方法)について説明する。以下の説明では、図8のフローチャートを基に説明しつつ、適宜他図を参照する。以下で説明する電気接続箱1の製造方法は、作業員が種々の装置、機器、治具等を用いて手作業で行うものとして説明するが、これに限らず、例えば、種々の製造装置によって自動で実行するものであってもよい。
まず、作業員は、端子保持工程として、コネクタハウジング32の端子保持部32bに端子31を設ける(ステップST1、図5等参照)。作業員は、例えば、端子保持部32bに形成されたキャビティ32kに端子31の一端部を挿入(圧入)することで端子保持部32bに端子31を保持させる。また、端子31は、上述したように、当該端子保持部32bの各キャビティ32kにインサート成形されることで当該端子保持部32bに保持されてもよい。
次に、作業員は、設置工程として、基板2上に基板コネクタ3を設置する(ステップST2、図2、図3、図5等参照)。基板コネクタ3は、上記のように端子31とコネクタハウジング32とが相互に組み付けられた状態で基板2上に設置される。作業員は、設置工程では、基板2に設けられた各スルーホール23に各端子31を挿入するようにして、基板2上に基板コネクタ3を設置する。
ここで、本実施形態の電気接続箱1の製造方法では、設置工程(ステップST2)~切断工程(ステップST4)までの工程は、図9に示すような複数の基板2を一体化した基板集合体100に対して実施される。
基板集合体100は、第2方向Y、及び、第3方向Zに沿って複数の基板2が並んで一体化されて構成されたものである。基板集合体100は、第2方向Yに沿って16個の基板2が並び、第3方向Zに沿ってそれぞれ2個の基板2が並んで、合計32個の基板2が一体化される。32個の基板2は、キャリア(連結部)101、102、103によって一体化されており、基板集合体100を構成する。キャリア101、102、103は、第2方向Yに棒状に延在して各基板2同士を連結するものである。キャリア101は、第2方向Yに並ぶ16個の基板2の第3方向Z一方の端部を連結し、キャリア102は、第2方向Yに並ぶ残りの16個の基板2の第3方向Z他方の端部を連結する。そして、キャリア103は、キャリア101によって連結された16個の基板2とキャリア102によって連結された16個の基板2との間に介在しこれらを相互に連結する。基板集合体100は、第2方向Yに隣接する各基板2が第2方向Yに沿って若干の隙間をあけて対向する。なお、基板集合体100を構成する32個の基板2は、一体化された状態で、電子部品22が実装されていてもよい。基板集合体100は、例えば、1枚の基板基材を、32個の基板2、及び、キャリア101、102、103に切り分けることで構成される。
そして、本実施形態の設置工程(ステップST2)では、作業員は、図10に示すように、上記のように構成された基板集合体100の各基板2上に、それぞれ1つずつ基板コネクタ3を設置する。
この場合に、作業員は、図11に示すように、第2方向Yに沿って並んだ複数の基板2上にそれぞれコネクタハウジング32が位置し、かつ、第2方向Yに沿って隣接する一方のコネクタハウジング32の第1突き当てリブ32fと隣接する他方のコネクタハウジング32の第2突き当てリブ32gとが第1方向Xに沿って重なり合う位置関係で、当該基板コネクタ3を設置する。
コネクタハウジング32は、上述のように、第1突き当てリブ32fと第2突き当てリブ32gとの第1方向Xに沿った位置が相互に異なるように構成されている。この構成により、コネクタハウジング32は、複数を第2方向Yに沿って隣接させた場合に、隣接する一方のコネクタハウジング32の第1突き当てリブ32fと隣接する他方のコネクタハウジング32の第2突き当てリブ32gとが第1方向Xに沿って重なり合うことを許容することができる。ここでは、コネクタハウジング32は、一方のコネクタハウジング32の第1突き当てリブ32fが他方のコネクタハウジング32の第2突き当てリブ32gの上側(基板2とは反対側)に位置するように、第1突き当てリブ32fと第2突き当てリブ32gとが重なり合う。
次に、作業員は、ハンダ付け工程として、各基板2上にそれぞれ基板コネクタ3が設置され各スルーホール23に、端子31が挿入された状態で、端子31をハンダ付けし端子31と基板2とを電気的に接続する(ステップST3)。作業員は、例えば、スルーホール23に挿入された端子31と基板2とを、いわゆるリフローハンダ処理やフローハンダ処理等によってハンダ付けする。
次に、作業員は、切断工程として、各基板2と、キャリア101、102、103との連結部分を切断する(ステップST4)。作業員は、例えば、ルータ等によって、各基板2とキャリア101、102、103との連結部分を切断し、各ユニット単位に切り出す。
次に、作業員は、カバー装着工程として、コネクタハウジング32に対してコネクタカバー4を装着し(ステップST5)、電気接続箱1を完成させ、電気接続箱1の製造方法を終了する。
以上で説明した電気接続箱1、ワイヤハーネスWHは、基板2に実装される基板コネクタ3において、コネクタハウジング32に第1方向Xに沿って保持された複数の端子31が基板2に電気的に接続される。この構成により、基板コネクタ3は、基板2に実装された状態で、コネクタハウジング32の嵌合空間部32iに相手コネクタCが嵌合されることで、相手コネクタC、端子31を介して、配索材Wと基板2とを導通接続することができる。
そして、電気接続箱1は、コネクタカバー4がコネクタハウジング32の第1突き当てリブ32f、第2突き当てリブ32gに突き当てられるようにして装着される。この構成により、電気接続箱1は、コネクタカバー4によって基板2と共にカバー合わせ壁部32eを覆い、切り欠き部32mを閉塞させ、基板2と共に基板2上の電子部品22や端子31を保護することができる。
このような構成にあって、基板2は、第1方向Xに沿って視て、コネクタハウジング32のコネクタ嵌合部32aの外形線L1の範囲内に収まる大きさに形成される。その上で、電気接続箱1は、第1突き当てリブ32fと第2突き当てリブ32gとが第1方向Xに対して相互に異なる位置に設けられる。この構成により、電気接続箱1は、複数のコネクタハウジング32を第2方向Yに沿って隣接させた場合に、一方のコネクタハウジング32の第1突き当てリブ32fと他方のコネクタハウジング32の第2突き当てリブ32gとが第1方向Xに沿って重なり合うことを許容することができる。
このことを利用し、電気接続箱1は、上述した設置工程(ステップST2)のように、複数の基板2に対して、隣接する一方のコネクタハウジング32の第1突き当てリブ32fと他方のコネクタハウジング32の第2突き当てリブ32gとが第1方向Xに沿って重なり合う位置関係で、当該基板コネクタ3を第2方向Yに沿って並べて設置することができる。つまり、電気接続箱1は、隣接する2つのコネクタハウジング32を、第1突き当てリブ32fと第2突き当てリブ32gとが重なり合うように相互に近接させて配置することができる。
この結果、電気接続箱1、及び、当該電気接続箱1の製造方法は、その製造過程において、複数の基板2上において、複数の基板コネクタ3を第2方向Yに沿って近接させて配置することができるので、その分、第2方向Yに対して複数の基板2を高密度に集約した上で、当該高密度に集約させた複数の基板2に対してそれぞれ基板コネクタ3を設けることができる。したがって、電気接続箱1、及び、当該電気接続箱1の製造方法は、基板集合体100において基板ロスを少なくすることができ、言い換えれば、1つの基板集合体100から製造することができる基板2の数、ひいては電気接続箱1の数を相対的に増やすことができる。
以上のように、上記で説明した電気接続箱1、及び、当該電気接続箱1の製造方法は、製造効率を向上することができ、例えば、製造コストを抑制することができる。
なお、上述した本発明の実施形態に係る電気接続箱、ワイヤハーネス、及び、電気接続箱製造方法は、上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変更が可能である。
本実施形態に係る電気接続箱、ワイヤハーネス、及び、電気接続箱製造方法は、以上で説明した実施形態、変形例の構成要素を適宜組み合わせることで構成してもよい。
1 電気接続箱
2 基板
3 基板コネクタ
4 コネクタカバー
4a、4b 先端
4c 係止孔部
21 実装面
22 電子部品
22a リード線
23 スルーホール
31 端子
32 コネクタハウジング
32a コネクタ嵌合部
32b 端子保持部
32c コネクタ係止部
32d 当接支持部
32e カバー合わせ壁部
32f 第1突き当てリブ
32g 第2突き当てリブ
32h 隔壁
32i 嵌合空間部
32j 矩形突出部
32k キャビティ
32l カバー係止部
32m 切り欠き部
100 基板集合体
101、102、103 キャリア
C 相手コネクタ
Ca ロックアーム部
Cb 係止突起部
L1 外形線
W 配索材
WH ワイヤハーネス
X 第1方向
Y 第2方向
Z 第3方向

Claims (4)

  1. 電子回路を構成する基板と、
    導電性を有し前記基板に電気的に接続される複数の端子、及び、前記複数の端子を前記基板と交差する第1方向に沿って保持するコネクタハウジングを含み、前記基板に実装される基板コネクタと、
    前記コネクタハウジングに装着され前記基板を覆うコネクタカバーとを備え、
    前記コネクタハウジングは、前記端子と電気的に接続される相手コネクタが前記第1方向に沿って嵌合可能であるコネクタ嵌合部、前記コネクタ嵌合部と一体で形成され前記第1方向と交差する第2方向の一方側に突出し前記コネクタカバーの端が突き当てられる第1突き当てリブ、及び、前記コネクタ嵌合部と一体で形成され前記第2方向の他方側に突出し前記コネクタカバーの端が突き当てられる第2突き当てリブを有し、
    前記基板は、前記第1方向に沿って視て、前記コネクタ嵌合部の外形線の範囲内に収まる大きさに形成され、
    前記第1突き当てリブと前記第2突き当てリブとは、前記第1方向に沿った位置が相互に異なることを特徴とする、
    電気接続箱。
  2. 前記コネクタハウジングは、複数を前記第2方向に沿って隣接させた場合に、隣接する一方の前記コネクタハウジングの前記第1突き当てリブと隣接する他方の前記コネクタハウジングの前記第2突き当てリブとが前記第1方向に沿って重なり合う、
    請求項1に記載の電気接続箱。
  3. 導電性を有する配索材と、
    前記配索材に電気的に接続される電気接続箱とを備え、
    前記電気接続箱は、
    電子回路を構成する基板と、
    導電性を有し前記基板に電気的に接続される複数の端子、及び、前記複数の端子を前記基板と交差する第1方向に沿って保持するコネクタハウジングを含み、前記基板に実装される基板コネクタと、
    前記コネクタハウジングに装着され前記基板を覆うコネクタカバーとを備え、
    前記コネクタハウジングは、前記端子と電気的に接続される相手コネクタが前記第1方向に沿って嵌合可能であるコネクタ嵌合部、前記コネクタ嵌合部と一体で形成され前記第1方向と交差する第2方向の一方側に突出し前記コネクタカバーの端が突き当てられる第1突き当てリブ、及び、前記コネクタ嵌合部と一体で形成され前記第2方向の他方側に突出し前記コネクタカバーの端が突き当てられる第2突き当てリブを有し、
    前記基板は、前記第1方向に沿って視て、前記コネクタ嵌合部の外形線の範囲内に収まる大きさに形成され、
    前記第1突き当てリブと前記第2突き当てリブとは、前記第1方向に沿った位置が相互に異なることを特徴とする、
    ワイヤハーネス。
  4. 電子回路を構成する基板上に、導電性を有し前記基板に電気的に接続される複数の端子、及び、前記複数の端子を前記基板と交差する第1方向に沿って保持するコネクタハウジングを含み、前記基板に実装される基板コネクタを設置する設置工程を含み、
    前記コネクタハウジングは、前記端子と電気的に接続される相手コネクタが前記第1方向に沿って嵌合可能であるコネクタ嵌合部、前記コネクタ嵌合部と一体で形成され前記第1方向と交差する第2方向の一方側に突出する第1突き当てリブ、及び、前記コネクタ嵌合部と一体で形成され前記第2方向の他方側に突出する第2突き当てリブを有し、
    前記基板は、前記第1方向に沿って視て、前記コネクタ嵌合部の外形線の範囲内に収まる大きさに形成され、
    前記第1突き当てリブと前記第2突き当てリブとは、前記第1方向に沿った位置が相互に異なり、
    前記設置工程では、前記第2方向に沿って並んだ複数の前記基板上にそれぞれ前記コネクタハウジングが位置し、かつ、前記第2方向に沿って隣接する一方の前記コネクタハウジングの前記第1突き当てリブと隣接する他方の前記コネクタハウジングの前記第2突き当てリブとが前記第1方向に沿って重なり合う位置関係で、前記基板コネクタを設置することを特徴とする、
    電気接続箱製造方法。
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