JP7316015B1 - カップ部を有する衣類 - Google Patents

Abstract

【課題】女性のバストを覆うカップについて、日常生活のどの場面においても、着用者の身体に負荷を掛けない事と高い保形力との両立を実現する、カップ部を有する衣類を提供すること。
【解決手段】本発明は、一対のカップ部とカップ台とを有するノンワイヤー型の衣類であって、カップ部は、立体カップとその内側（人体側）に平面状のパネルと上布が設けられてなり、平面状のパネルと上布は伸縮性のある素材を用いて調製され、平面状のパネルは上辺からバストトップに相当する部位にかけて、平面状のパネルの面積１／４乃至１／２程度を半円形にくり抜いたサークルパネルに調製され、立体カップは、サークルパネルの外側、外周から０．５ｃｍ乃至３ｃｍ程度の位置に縁部を取り付けられ、上布はサークルパネルと立体カップの内側上辺を補完するように取り付けられ、カップ部は、カップ台に取り付けられて成る、カップ部を有する衣類に関する。
【選択図】図７

Description

本発明は、カップ部を有する衣類に関する。

＜語句の定義＞
本明細書において、「バスト」と「***」は同じ意味である。
本明細書において、「下」とは着用者の下半身方向を意味する。
本明細書において、「上」とは着用者の上半身方向を意味する。
本明細書において、「縦」とは着用者の頭と足を結ぶ垂直方向を意味する。
本明細書において、「横」とは着用者の身体の幅方向を意味する。
本明細書において、「脇側」とは着用者の脇方向の領域を意味する。
本明細書において、「胸前中心」又は「胸前中心部」とは着用者の左右の***の間の領域を意味する。
本明細書において、「胸前中心側」とは着用者の胸前中心方向の領域を意味する。
本明細書において、「バージスライン」とはバストの下側の輪郭線、つまりバストと胴部の境目を示すラインを意味する。
本明細書において、「内側」とは着用者の人体側であり、「外側」とは着用者の反人体側である。
本明細書において、「前面」とは着用者の顔面側であり、「背面」とは着用者の背中側である。

従来より、カップ部を有する衣類は、女性にとって、バストを理想的な形状に保形し、下垂を防止するために不可欠である。通常、カップ部を有する衣類は、左右１対のカップ部を肩紐等で吊り上げ、肩紐等を脇布の背中側や後ろ身頃に接合する事により、カップ部を身体に固定して安定させている。また、カップ部の脇側もしくは下方の生地に厚みを持たせたり、バージスラインに沿ってワイヤーを設けたりすることにより、バストをカップの外へ逃がさずバストのボリュームが下垂するのを防ぐ場合もある。

しかしながら、ワイヤーを有するカップは保形力は有するものの、着用者にワイヤーによる苦痛や違和感を与えることもあり、ノンワイヤーのカップは、保形力を補うために、厚みのあるテープや伸びない素材を使用して、着用者の身体に圧力をかけるため、着用者に締め付け感や違和感を与えるという課題があった。

特許文献１に記載の発明は、着用者の身体にかかる負担を減らし、バストの保形性を有しながら、着崩れしにくい、カップ部を有する衣類を提案している。
しかしながら、この衣類では、カップの形状で着用者のバストサイズが限定される。

特許文献２に記載の発明は、就寝時やリラックスしたい時に着用するナイト用ブラジャーである。バストの形を維持し、様々なバストの大きさや体型に対応できるブラジャーであるが、着用者があまり活動しない時の着用を想定したものである。

特開２０１１－１９５９９９号公報 特開２０１６－１２１４１５号公報

本発明は、上記事情に鑑み、女性のバストを覆うカップについて、日常生活のどの場面においても、着用者の身体に負荷を掛けない事と高い保形力との両立を実現することを目的とする。

本発明者らは上記した従来技術の課題を解決せんとする目的の実現に向けて鋭意検討していたところ、カップの形状にバストを合わせて固定すること自体が身体に負担を掛け、ずれ等のトラブルの元になるのではないかという点に着眼し、予め形の定まったカップではなく、着用者自身のバストの膨らみと重さで伸縮力のある平面上の生地を押し広げ、バストを自然に保形するカップ部の構造を見出した。この構造によれば、着用者のバストの膨らみと重さでカップ部自体が変形してバストにフィットすることで、バストを自然にカップ部に集め持ち上げることができる。本発明はこの知見に基づいて完成したものである。

請求項１に係る発明は、
一対のカップ部とカップ台とを有するノンワイヤー型の衣類であって、
前記カップ部は、立体カップとその内側（人体側）に平面状のパネルと上布が設けられてなり、
前記平面状のパネルと前記上布は伸縮性のある素材を用いて調製され、
前記平面状のパネルは上辺からバストトップに相当する部位にかけて、前記平面状のパネルの面積１／４乃至１／２程度を半円形にくり抜いたサークルパネルに調製され、
前記立体カップは、前記サークルパネルの外側、外周から０．５ｃｍ乃至３ｃｍ程度の位置に縁部を取り付けられ、
前記上布は前記サークルパネルと前記立体カップの内側上辺を補完するように取り付けられ、
前記カップ部は、前記カップ台に取り付けられて成る、
カップ部を有する衣類に関する。

請求項２に係る発明は、
前記カップ部を有する衣類は更に、
前記カップ部を支える前記カップ台と脇から続くバック部、前記カップ部の外側表面を覆う装飾性も兼ねるカップ表布とを備えてなる、請求項１に記載のカップ部を有する衣類に関する。

請求項３に係る発明は、
前記サークルパネルの伸び率が、ＪＩＳ Ｌ―１０９６－２０１０試験の伸び率Ｄ法（編物の定荷重法、カットストリップ法５０ｍｍ×３００ｍｍ、荷重１５Ｎ時）で、横（着用者の身体の幅方向）に６０％乃至９０％である、請求項１に記載のカップ部を有する衣類に関する。

請求項１に係る発明によれば、このカップ部を有する衣類は、伸縮性のある素材で平面状に調製されたサークルパネルと上布とでバストを包み、かつトップ部は覆わないことで、バストの膨らみと重さによって、サークルパネルがバストを集めて包みながら上向きにくり抜かれたトップ部へと持ち上げる形に変形し、立体的で自然なシルエットにバストを保形するという効果を奏する。
また、立体カップはバストトップを覆い丸みのある立体形状に保つという効果を奏し、サークルパネル外側の外周内方に立体カップの縁部が取り付けられるので、立体カップはサークルパネルと一体となってバストの下垂や広がりを防ぐという効果を奏する。
さらには、このカップ部を有する衣類は、カップ部においてバストの膨らみと重さをサークルパネルが伸縮変形しつつ支え立体カップに収め、カップ台はカップ部を支え、カップ部とカップ台とが一体となって変形して着用者のバストやバスト周りにフィットするため日常生活のどの場面でも着用者の身体に強い負荷を掛けないという効果を奏する。

請求項２に係る発明によれば、このカップ部を有する衣類はさらに、バック部及びカップ表布とを備える。

請求項３に係る発明によれば、サークルパネルの伸び率がＪＩＳ Ｌ―１０９６－２０１０試験の伸び率Ｄ法（編物の定荷重法、カットストリップ法５０ｍｍ×３００ｍｍ、荷重１５Ｎ時）で、横（着用者の身体の幅方向）に６０％乃至９０％に調製されることから、サークルパネルはバストの膨らみや重みを支え、且つ集め持ち上げるという効果を奏する。

本発明の一実施形態に係るカップ部を有する衣類のカップ部を内側から見た説明図である。 図１のカップ部の部材散開図である。 サークルパネルの説明図である。 サークルパネルの形状説明図である。 着用された状態の図１のカップ部を正面から見た透過図である。 （ａ）未着用の状態の図１のカップ部を側面から見た透過図である。（ａ’）未着用の状態の人物を側面から見た図である。（ｂ）図１のカップ部の着用過程を側面から見た透過図である。（ｂ’）図１のカップ部を着用する過程の人物を側面から見た、カップ部を除いた図である。（ｃ）着用された状態の図１のカップ部を側面から見た透過図である。（ｃ’）着用した人物を側面から見た、カップ部を除いた図である。 （ａ）本発明の実施形態としてのカップ部を有する衣類の一例であるブラジャーを外側から見た斜視図である。（ｂ）本発明の実施形態としてのカップ部を有する衣類の一例であるブラジャーを内側から見た斜視図である。 （ａ）本発明の実施形態としてのカップ部を有する衣類の一例であるナイトブラジャーを前面外側から見た図である。（ｂ）本発明の実施形態としてのカップ部を有する衣類の一例であるナイトブラジャーのカップ部を内側から見た図である。（ｃ）本発明の実施形態としてのカップ部を有する衣類の一例であるナイトブラジャーを背面外側から見た図である。 （ａ）本発明の実施形態としてのカップ部を有する衣類の一例であるブラジャーを前面外側から見た図である。（ｂ）本発明の実施形態としてのカップ部を有する衣類の一例であるブラジャーのカップ部を内側から見た図である。（ｃ）本発明の実施形態としてのカップ部を有する衣類の一例であるブラジャーを背面外側から見た図である （ａ）本発明の実施形態としてのカップ部を有する衣類の一例であるブラキャミソールを前面外側から見た図である。（ｂ）本発明の実施形態としてのカップ部を有する衣類の一例であるブラキャミソールのカップ部を内側から見た図である。（ｃ）本発明の実施形態としてのカップ部を有する衣類の一例であるブラキャミソールを背面外側から見た図である

以下、本発明に係るカップ部を有する衣類の実施形態について、図面を参照しながら説明する。

図１は、本発明に係る衣類を、着用者側から見た図である。
カップ部（Ｃ）は、胸前中心側から脇側にかけて、カップ台（Ｕ）に支えられ、カップ台（Ｕ）は脇側でバック部（Ｆ）へと繋がる。
着用者側から見ると、カップ部はサークルパネル（１）と上布（３）が見え、更にサークルパネル（１）の外側に取り付けられた立体カップ（２）もサークルパネル（１）のくり抜き部から見える。
立体カップ（２）は、縁部（２ａ）をサークルパネル（１）の外側、外周から０．５ｃｍ乃至３ｃｍ程度の、波線で表した位置に取り付けられている。
立体カップ（２）取付け位置は、サークルパネル（１）の外周から０．５ｃｍより外側にするとサークルパネル（１）の伸縮性が活かされにくくなり、サークルパネル（１）の外周から３ｃｍより内側にするとサークルパネル（１）と立体カップ（２）との一体性が損なわれる。従って、０．５ｃｍ乃至３ｃｍ程度の位置が好ましい。

図２は、本発明に係るカップ部（Ｃ）の部材散開図である。

サークルパネル（１）は、平面状のパネルの、上辺からバストトップに相当する部位にかけて、パネルの面積１／４乃至１／２程度を半円形にくり抜いて調製される。くり抜き面積は、１／４より小さいと着用者に締め付け感が生じ、１／２より大きいとサークルパネル（１）のバストを支え持ち上げる機能が減じる。従って、１／４乃至１／２程度が好ましい。
サークルパネル（１）に用いる素材は、特に限定されないが、例えば、パワーネット、サテンネット、ツーウェイトリコット、ベア天竺、ダンボールニット、といった伸縮性ある素材を用いて調製される。

立体カップ（２）は、丸みを持った立体に調製され、モールドカップ、縫合されたカップなど、材料や仕様は特に限定されない。立体カップ（２）の外周は少なくともサークルパネル（１）の外周より小さく調製され、且つ、サークルパネル（１）のバストトップ部のくり抜かれた部分を覆うサイズに調製される。

表布（４）は、立体カップ（２）を挟んでサークルパネル（１）外側外周に取り付ける。表布（４）に用いる素材は、特に限定されない。表布（４）がカップ部（Ｃ）の外側即ち表から見える側となるので、レース、柄ジャガード、プリント、メッシュ等、幅広く装飾を施すことができる。

図３矢印で示したように、サークルパネル（１）はＪＩＳ Ｌ―１０９６－２０１０試験の伸び率Ｄ法（編物の定荷重法、カットストリップ法５０ｍｍ×３００ｍｍ、荷重１５Ｎ時）で、横（着用者の身体の幅方向）に６０％乃至９０％に調製される。伸び率が６０％より小さいと着用者に締め付け感が生じ、９０％より大きいとサークルパネル（１）のバストを支え持ち上げる機能が減じる。従って、６０％乃至９０％が好ましい。

図４はサークルパネル（１）の形状説明図である。
（ａ）はダーツを施した立体状のカップを示した図である。
（ｂ）は、（ａ）のダーツを開いて平面にした状態の図である。
（ｃ）は、（ｂ）の上布（３）に相当する部位を切り離した図である。
（ｄ）は、（ｃ）のバストトップに相当する部位を半円状にくり抜き、開いたダーツを閉じて１枚続きのサークルパネル（１）にした図である。

図５は、着用されたカップ部（Ｃ）の、表布（４）と立体カップ（２）を取り除いた状態を示したものである。着用者のバストの膨らみと重みがサークルパネル（１）を押し広げることで、サークルパネル（１）が伸縮し、くり抜かれたバストトップ位置へとバスト全体を包むように集め、支えることができる。

図６は、着用されたカップ部（Ｃ）の、表布（４）を取り除いた状態を側面からみた図である。立体カップ（２）は、着用者から見てサークルパネル（１）の外側で、バストトップ部を中心にバストを覆い、サークルパネル（１）によって集め支えられたバストのシルエットを整える。

［実施形態１］
以下、本発明に係るカップ部を有する衣類がブラジャーである場合を例に挙げて説明する。
図７は、本発明の実施形態としてのカップ部を有する衣類の一例であるブラジャーを示した図である。
本発明に係るブラジャーは、カップ部（Ｃ）、カップ台（Ｕ）、バック部（Ｆ）、肩紐（Ｓ）から構成されたブラジャーである。

カップ部（Ｃ）とカップ台（Ｕ）はカップ部（Ｃ）の縁であるカップくり（５）を介して取り付けられる。カップくり（５）は柔らかい素材によって調整され、カップ部（Ｃ）とカップ台（Ｕ）は、バイアステープやストレッチテープ、パイピング仕様、融着や接着といった手段で取り付けられ、カップ部とカップ台とが一体となって着用者のバストやバスト周りにフィットする。

バック部（Ｆ）は、カップ台（Ｕ）の脇側に取り付けられる。

カップ部（Ｃ）の上部（ｓ１）とバック部（Ｆ）の背中側（ｓ２）とを肩紐（Ｓ）が繋ぐように構成される。

カップ台（Ｕ）、肩紐（Ｓ）、バック部（Ｆ）に用いられる素材は、特に限定されないが、通気性に優れ、肌当たりの柔らかいものが好ましい。
左右のバック部（Ｆ）を背中で合わせ留める連結係止部は、ホック、ボタン、グリッパー、面ファスナーなどを適宜選択して使用することができ、連結係止具がないタイプであってもよい。
肩紐（Ｓ）は、長さの調整できるアジャスターを有する物を用いてもよく、また、伸縮性を有する素材を用いてアジャスター無しにすることもできる。

本実施形態に係るブラジャーによれば、カップ部（Ｃ）のサークルパネル（１）がバストの膨らみと重みを集め持ち上げ、カップ台（Ｕ）と一体となって支えるため、肩紐（Ｓ）に係る負荷及びバージスラインに係る負荷が軽減され、着用者の動きによってバージスラインや肩紐（Ｓ）がずれるという問題も解消される。また、バストトップ位置を維持した状態でバストが保持されるので、常に自然な美しいシルエットを維持できる。

［実施形態２］
図８は、本発明の実施形態としてのカップ部を有する衣類の一例であるナイトブラジャーを前面外側から見た図、カップ部を内側から見た図、背面外側から見た図である。

本実施形態に係るナイトブラジャーは、実施形態１と同じくカップ部（Ｃ）、カップ台（Ｕ）、バック部（Ｆ）、肩紐（Ｓ）から構成されているが、カップ台（Ｕ）、バック部（Ｆ）、肩紐（Ｓ）がより肌当たりの柔らかい作りになっており、着用者の身体に掛かる負荷を軽減する。

［実施形態３］
図９には、本発明の更なる実施形態として、アウターに響かないブラジャーを示す。
本実施例によれば、表布（４）がカップ台（Ｕ）から肩紐（Ｓ）にかけて前面外側を覆うため、ブラジャーの形がシャツ等の洋服に表れるのを防ぐ。

［実施形態４］
図１０は、本発明の実施形態としてのカップ部を有する衣類の一例であるブラキャミソールの前面外側から見た図、カップ部を内側から見た図、及び背面外側から見た図である。

本実施形態に係るブラキャミソールは、カップ部（Ｃ）の表布が身頃へと繋げられたブラキャミソールである。

カップ部（Ｃ）の表布（４）を広くとってそのまま身頃（Ｂ）として用いることも可能である。

本実施形態に係るブラキャミソールによれば、実施形態１のブラジャー同様、肩や胸囲部への負担が軽減され、バストトップ位置が維持されることによる自然なシルエットを保てるとともに、様々な装いへの自由度が高まる。更にはこのままアウターとして着用する事も可能である。

以上、実施形態の具体例として、ブラジャー、ナイトブラジャー、ブラキャミソール等を挙げて説明したが、本発明のカップ部を有する衣類は、これらの記載に限定されるものではなく、サークルパネルやカップ台を調整することで、水着やＴシャツ、ワンピースにも取り付けることができ、インナーウェアのみならず、アウターウェアも含む種々の上衣に適用することができる。

本発明に係るカップ部を有する衣類は、伸縮性のある素材で平面状に調製されたサークルパネルと上布とでバストを包み、バストの膨らみと重さによって、サークルパネルがバストを集めて包みながら上向きにくり抜かれたトップ部へと持ち上げ、立体的で自然なシルエットにバストを保形する。また、立体カップはバストトップを覆い丸みのある立体形状に保ち、立体カップはサークルパネルと一体となってバストの下垂や広がりを防ぐ。さらには、カップ部とカップ台とが一体となって着用者のバストやバスト周りにフィットする。整ったシルエットと身体への負担及び違和感軽減を同時に実現するカップ部を有する衣類である。

１ サークルパネル
２ 立体カップ
２ａ 縁部
３ 上布
４ 表布
５ カップくり
Ｃ カップ部
Ｕ カップ台
Ｓ 肩紐
ｓ１ 肩紐繋ぎ部（カップ上部）
ｓ２ 肩紐繋ぎ部（背中側）
Ｆ バック部
Ｂ 身頃

Claims (3)

1. 一対のカップ部とカップ台とを有するノンワイヤー型の衣類であって、
   前記カップ部は、立体カップとその内側（人体側）に平面状のパネルと上布が設けられてなり、
   前記平面状のパネルと前記上布は伸縮性のある素材を用いて調製され、
   前記平面状のパネルは上辺からバストトップに相当する部位にかけて、前記平面状のパネルの面積１／４乃至１／２程度を半円形にくり抜いたサークルパネルに調製され、
   前記立体カップは、前記サークルパネルの外側、外周から０．５ｃｍ乃至３ｃｍ程度の位置に縁部を取り付けられ、
   前記上布は前記サークルパネルと前記立体カップの内側上辺を補完するように取り付けられ、
   前記カップ部は、前記カップ台に取り付けられて成る、
   カップ部を有する衣類。
2. 前記カップ部を有する衣類は更に、
   前記カップ部を支える前記カップ台と脇から続くバック部、前記カップ部の外側表面を覆う装飾性も兼ねるカップ表布とを備えてなる、請求項１に記載のカップ部を有する衣類。
3. 前記サークルパネルの伸び率が、ＪＩＳ Ｌ―１０９６－２０１０試験の伸び率Ｄ法（編物の定荷重法、カットストリップ法５０ｍｍ×３００ｍｍ、荷重１５Ｎ時）で、横（着用者の身体の幅方向）に６０％乃至９０％である、請求項１に記載のカップ部を有する衣類。

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