JP7315009B2 - 光ファイバケーブルセンシング装置、光ファイバケーブルセンシング方法、及びプログラム - Google Patents

光ファイバケーブルセンシング装置、光ファイバケーブルセンシング方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本開示は、敷設された光ファイバケーブルの位置を推定する光ファイバケーブルセンシング装置、光ファイバケーブルセンシング方法、及びプログラムに関する。
敷設された光ファイバケーブルは3次元空間の曲線の軌跡として表現することができる。3次元空間の曲線の軌跡は、曲率κと捩率τを取得し、フレネ・セレの公式を利用して解析することができる。ここで、曲率κとは、曲線がどの方向にどれくらい曲がっているかを表現する値である。捩率τとは、曲がり方向の基準となる初期座標(地球の天地を基準とした絶対座標)に対してどれくらい回転しているかを表現する値である。なお、「絶対座標」とは、例えば、地球を球としたときの任意接面に平行な平面を直交するx軸とz軸で表現し、当該xz平面の垂線をy軸で表現した座標である。
曲線の任意位置で取得した曲率κと捩率τをフレネ・セレの公式に代入することで任意位置での位置ベクトルT(s)を取得でき、位置ベクトルT(s)を積分することで曲線の軌跡ベクトルr(s)を得ることができる。
図1は、光ファイバケーブルの位置を推定する方法を説明するイメージである。図1のように、「捻れによる回転Ω」と「曲がりによる方向ベクトルr」がわかれば、光ファイバケーブルケーブルの位置を推定することができる。ここで、「捻れによる回転Ω」とは、初期位置rに対してz’軸(光ファイバケーブルの中心軸方向)を中心にΩ回転することを意味する。「曲がりによる方向ベクトルr」は前記軌跡ベクトルr(s)である。また、図1のr(jは0以上の整数)は光ファイバケーブルの長手方向の位置、Lは光ファイバケーブルの区間を意味する。x’軸とy’軸は光ファイバケーブルケーブルの基準軸であり、絶対座標のx軸とy軸に対してΩ回転している。
このように曲線軌跡を解析する場合、FBG(Fiber Bragg Grating)が付与されたマルチコア光ファイバを用いて曲率κと捩率τを算出する手法が知られている(例えば、非特許文献1及び2を参照。)。FBGによりファイバ曲げによって反射光の波長が変わる(ブラッグ波長がシフトする)ので、OFDR(Optical Frequency Domain Reflectometry)で各コアの長手方向の歪み分布を測定する。そして、同一地点における各コアの歪みから得られる断面方向の歪み分布に基づいて曲率κと捩率τを算出する。
"Shape sensing using multi-core fiber optic cable and parametric curve solution", Optics Express, Vol.20, No.3, pp.2967-2973 "Bend measurement using Bragg gratings in multicore fiber", Electronics letters, vol.36, no.2, pp.120-121
FBGを付与したマルチコア光ファイバをセンサー媒体として使用する従来の手法には次のような課題がある。
まず、FBGを付与したマルチコア光ファイバは特殊な構造のため長尺化が難しいため、従来の手法は長距離の曲線軌跡を解析することが困難である。
さらに、歪みに対する感度を向上させるためには、FBGを付与したマルチコア光ファイバのコアピッチを大きくする必要があるが、機械的強度や伝送特性担保の観点から、コアピッチを大きくすることが難しい。現状ではコアピッチが数十μmに限定される。つまり、従来の手法は測定精度の向上が困難である。
そこで、本発明は、前記課題を解決するために、特殊な構造の光ファイバセンサーを用いることなく、曲率および捩率の長手方向分布を測定できる光ファイバケーブルセンシング装置、光ファイバケーブルセンシング方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る光ファイバケーブルセンシング装置は、シングルモード光ファイバが格納された一般的な光ファイバケーブルを用いて曲率および捩率の長手方向分布を測定することとした。
具体的には、本発明に係る光ファイバケーブルセンシング装置は、
光ファイバケーブルに格納されたM本(Mは3以上の整数)のシングルモード光ファイバのうち、任意のN本(NはM未満の整数)のシングルモード光ファイバに試験光を入射し、前記N本のシングルモード光ファイバ毎に曲げを表す物理量の長手方向分布を測定する測定器と、
前記光ファイバケーブルの長手方向の任意地点において、前記光ファイバケーブルの断面における前記N本のシングルモード光ファイバのそれぞれの位置及び前記物理量から、前記光ファイバケーブルの前記任意地点の曲率κを数1で算出し、前記光ファイバケーブルの前記任意地点の捩率τを数2で算出する演算器と、
を備える。
Figure 0007315009000001
Figure 0007315009000002
ただし、
i:前記N本のシングルモード光ファイバの番号
ε:前記N本のシングルモード光ファイバのうちi番目のシングルモード光ファイバの前記任意地点における前記物理量
:前記断面における前記i番目のシングルモード光ファイバと曲げ軸との距離
θ:前記断面における前記i番目のシングルモード光ファイバの前記x軸に対する角度オフセット
angle(v):ベクトルvの前記x軸に対する角度
θ:任意位置における曲率κのベクトルの前記x軸に対する傾き
θ’(s):前記θの、前記光ファイバケーブルの中心弧長sに関する微分
曲げ軸:任意位置での前記光ファイバケーブルの中心軸に接する接線の接点における、曲率半径の円の中心を垂直に通る直線と平行であり、且つ前記接点を通る直線
である。
また、本発明に係る光ファイバケーブルセンシング方法は、
光ファイバケーブルに格納されたM本(Mは3以上の整数)のシングルモード光ファイバのうち、任意のN本(NはM未満の整数)のシングルモード光ファイバに試験光を入射すること、
前記N本のシングルモード光ファイバ毎に曲げを表す物理量の長手方向分布を測定すること、及び
前記光ファイバケーブルの長手方向の任意地点において、前記光ファイバケーブルの断面における前記N本のシングルモード光ファイバのそれぞれの位置及び前記物理量から、前記光ファイバケーブルの前記任意地点の曲率κを数1で算出し、前記光ファイバケーブルの前記任意地点の捩率τを数2で算出すること、
を特徴とする。
本光ファイバケーブルセンシング装置ないし方法は、複数のシングルモード光ファイバが格納された光ファイバケーブルを、曲げに対して変化する物理量を測定器で測定し、各コアの物理量の長手方向分布を取得する。そして、本光ファイバケーブルセンシング装置ないし方法は、任意地点における断面での各コアの物理量分布から数1及び数2を用いて曲率κと捩率τを算出する。
本光ファイバケーブルセンシング装置ないし方法は、シングルモード光ファイバを用いた光ファイバケーブルをセンサーとしているので長尺の作製が容易であり、長距離にわたって光ファイバケーブルの物理量を測定することができる。また、シングルモード光ファイバを用いた光ファイバケーブルであれば、コア同士の間隔(シングルモード光ファイバ間の距離)を大きくすることも容易である。
従って、本発明は、特殊な構造の光ファイバセンサーを用いることなく、曲率および捩率の長手方向分布を測定できる光ファイバケーブルセンシング装置及び光ファイバケーブルセンシング方法を提供することができる。
本発明に係る光ファイバケーブルセンシング装置の前記演算器は、前記曲率κと前記捩率τを数3に代入して前記光ファイバケーブルの中心軸軌跡r(s)を演算することを特徴とする。本光ファイバケーブルセンシング装置は、長距離の曲線軌跡(光ファイバケーブルの経路)を推定することができる。
Figure 0007315009000003
ただし、
T(s):位置ベクトル
:初期位置
:単位接ベクトル
:単位主法線ベクトル
:単位従法線ベクトル
d/ds:単位弧長当たりの変化量
である。
本発明に係る光ファイバケーブルセンシング装置の前記測定器は、前記物理量として歪み量、曲げ損失、又は偏波変動を測定することを特徴とする。
例えば、OFDRを測定器とすれば歪み量を測定できる。2モード領域となる波長1μm帯の光を利用し、高次モードの散乱光を観測することで高感度な測定を行う1μ-OTDRを測定器とすれば曲げ損失を測定できる。偏波状態ごとに測定を行うP-OTDRを測定器とすれば偏波変動を測定できる。
本発明に係る光ファイバケーブルセンシング装置の前記演算器は、歪み量、曲げ損失、及び偏波変動の少なくとも2つを前記物理量とし、前記物理量毎に算出した前記曲率κを統計処理した値、及び前記物理量毎に算出した前記捩率τを統計処理した値をそれぞれ新たな前記曲率κ及び前記捩率τとすることを特徴とする。ここで、統計処理とは、それぞれの測定技術で測定した値を平均することや中央値を採ることを意味する。各種測定技術を用いることで曲がり推定精度を向上することができる。
本発明は、前記光ファイバケーブルセンシング装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。本発明に係る光ファイバケーブルセンシング装置はコンピュータとプログラムによっても実現でき、プログラムを記録媒体に記録することも、ネットワークを通して提供することも可能である。
つまり、本発明の装置は、被測定光ファイバケーブルに格納された各光ファイバについて測定された歪み(曲げ損や偏波変動でもよい)の長手方向分布のデータと測定対象とした各光ファイバのケーブル断面上の位置を示すデータとを入力する手段と、同一地点における各光ファイバの歪み(曲げ損や偏波変動でもよい)と当該光ファイバのケーブル断面上の位置とに基づいて当該地点における被測定光ファイバケーブルの曲率ベクトルκを数1を用いて算出する手段と、算出された曲率ベクトルκから当該地点における被測定光ファイバケーブルの捩率τを数2を用いて算出する手段とを備える。
なお、上記各発明は、可能な限り組み合わせることができる。
本発明は、特殊な構造の光ファイバセンサーを用いることなく、曲率および捩率の長手方向分布を測定できる光ファイバケーブルセンシング装置、光ファイバケーブルセンシング方法、及びプログラムを提供することができる。
光ファイバケーブルの位置を推定する方法を説明するイメージである。 本発明に係る光ファイバケーブルセンシング装置を説明する図である。 本発明に係る光ファイバケーブルセンシング装置を用いて光ファイバケーブルが有するシングルモード光ファイバの1つを測定している図である。 本発明に係る光ファイバケーブルセンシング装置が測定するシングルモード光ファイバの光ファイバケーブル断面内の位置を説明する図である。 本発明に係る光ファイバケーブルセンシング装置が算出したケーブル断面歪み分布の一例である。 「曲げ軸」の定義を説明する図である。 本発明に係る光ファイバケーブルセンシング装置が行う演算を説明する図である。 本発明に係る光ファイバケーブルセンシング方法を説明するフローチャートである。 本発明に係る光ファイバケーブルセンシング装置を説明する図である。
添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施例であり、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
図2は、本実施形態の光ファイバケーブルセンシング装置10を説明する図である。また、図3は、光ファイバケーブルセンシング装置10を用いて光ファイバケーブル20が有するシングルモード光ファイバの1つを測定している図である。光ファイバケーブル20はテープスロット型であり、スロット21の溝22に4芯の光ファイバテープ心線23が5セット挿入されている。光ファイバテープ心線23は4本のシングルモード光ファイバ24を4本並列させている。なお、本実施形態では、テープスロット型の光ファイバケーブル20で説明するが、光ファイバケーブルセンシング装置10が測定できる光ファイバケーブルはテープスロット型に限らない。
なお、シングルモード光ファイバとは、試験光の波長において光がシングルモードで伝搬する光ファイバという意味である。
光ファイバケーブルセンシング装置10は、
光ファイバケーブル20に格納されたM本(Mは3以上の整数)のシングルモード光ファイバ24のうち、任意のN本(NはM未満の整数)のシングルモード光ファイバ24に試験光を入射し、N本のシングルモード光ファイバ24毎に曲げを表す物理量の長手方向分布を測定する測定器11と、
光ファイバケーブル20の長手方向の任意地点において、光ファイバケーブル20の断面におけるN本のシングルモード光ファイバ24のそれぞれの位置及び前記物理量から、光ファイバケーブル20の前記任意地点の曲率κを数1で算出し、光ファイバケーブル20の前記任意地点の捩率τを数2で算出する演算器12と、
を備える。
図3の例では、M=160である。
また、数1と数2については後述する。
光ファイバケーブルセンシング装置10は、全てのシングルモード光ファイバ24を測定しなくてよい。図4は、光ファイバケーブルセンシング装置10が測定するシングルモード光ファイバ24の位置を説明する図である。光ファイバケーブルセンシング装置10は、溝22毎に最外周にある4本のシングルモード光ファイバ24と最内周にある4本のシングルモード光ファイバ24を測定する。つまり、図4の例では、N=64である。なお、図4と図5に記載されるx軸とy軸は光ファイバケーブル20の中心軸をx=0、y=0として記載している。
測定器11は、前記物理量として歪み量、曲げ損失、又は偏波変動を測定することを特徴とする。以下の説明では、前記物理量として歪み量を測定する場合を説明するが、他の物理量を測定しても同様に曲率κと捩率τを計算できる。測定器11は、光ファイバケーブル20内の各シングルモード光ファイバ24に対して、長手方向の歪み分布を測定する手段で位置zにおける歪み量を測定する。当該手段として、OFDRやB-OFDR(ブリルアン散乱光を観測することで歪み分布を測定するOFDR)が挙げられる。なお、当該手段としてB-OTDR(ブリルアン散乱光を観測することで歪み分布を測定するOTDR)を用いれば上記のOFDRに比べて長距離の測定が可能となる。
演算器12は、光ファイバケーブル20の任意位置zにおける各シングルモード光ファイバ24の歪み量を3次元空間座標上(ケーブルの中心位置が座標0に相当)にマッピングし、ケーブル断面歪み分布を算出する。図5は、ケーブル断面歪み分布の一例である。図5の例では、第1象限のシングルモード光ファイバ24が縮み、第3象限のシングルモード光ファイバ24が伸びていることが読み取れる。ここから、光ファイバケーブル20は任意位置zにおいてx軸正側及びy軸正側に曲がっていることが予測される。
ここで、「曲げ軸」の定義を図6に示す。「曲げ軸」とは、“neutral axis”であって、任意位置zでの光ファイバケーブル20の中心軸に接する接線の接点における、曲率半径Rを持つ円の中心Ceを垂直に通る直線Axと平行であり、任意位置zにおける光ファイバケーブル20の中心Oを通る直線Nxである。
演算器12は、図5のケーブル断面歪分布からシングルモード光ファイバの位置毎に歪量を取り出し、図7のように数1を利用して曲率κを計算し、数2を利用して捩率τを計算する。
Figure 0007315009000004
Figure 0007315009000005
ただし、
i:シングルモード光ファイバの番号
ε:シングルモード光ファイバのうちi番目のシングルモード光ファイバの任意地点zにおける物理量
:断面におけるi番目のシングルモード光ファイバと前記曲げ軸との距離
θ:断面におけるi番目のシングルモード光ファイバのx軸に対する角度オフセット
angle(v):ベクトルvのx軸に対する角度
θ:任意位置zにおける曲率κのベクトルのx軸に対する傾き
θ’(s):前記θの、光ファイバケーブルの中心弧長sに関する微分
である。
歪み量εは、任意位置の曲率半径Rと光ファイバケーブル断面中心からシングルモード光ファイバまでの距離rを用いてε=r/Rで表現できる。ここで、光ファイバケーブル20の曲げ半径Rが1/κであり、歪みの差Δεが(距離の差)/Rに比例するから、曲げ軸を基準とすればε∝κrが成り立つ。
Figure 0007315009000006
数2のΣの中の式は、各シングルモード光ファイバの歪を「ケーブル中心からの方向θを持ち、歪の大きさεを持つ歪ベクトル」として考え、その歪ベクトルの各成分を曲げ軸Nxからの距離rで規格化したもの、といえる。なお、光ファイバケーブル断面中心O(r=0)では歪がなく、軸Ax側で縮む歪が発生し、軸Axの反対側で伸びる歪が発生する。
演算器12は、前記曲率κと前記捩率τを数3(フレネ・セレの公式)に代入して光ファイバケーブル20の中心軸軌跡r(s)を演算することで、敷設された光ファイバケーブルの位置を推定することができる。
Figure 0007315009000007
ただし、
T(s):位置ベクトル
:初期位置
:単位接ベクトル
:単位主法線ベクトル
:単位従法線ベクトル
d/ds:単位弧長当たりの変化量
である。
演算器12は、歪み量、曲げ損失、及び偏波変動の少なくとも2つを前記物理量とし、前記物理量毎に算出した前記曲率κを統計処理した値、及び前記物理量毎に算出した前記捩率τを統計処理した値をそれぞれ新たな前記曲率κ及び前記捩率τとする。演算器12は、シングルモード光ファイバ24の歪み量だけでなく、測定器11に曲げ損失や偏波変動も測定させ、それらの物理量を数1と数2に代入して曲率κ及び捩率τを計算できる。そして、このように複数の物理量から計算した曲率κ及び捩率τを平均化あるいは中央値をとることで、より正確な曲率κ及び捩率τを取得できる。
図8は、光ファイバケーブルセンシング装置10が行う光ファイバケーブルセンシング方法を説明するフローチャートである。当該光ファイバケーブルセンシング方法は、
光ファイバケーブル20に格納されたM本(Mは3以上の整数)のシングルモード光ファイバ24のうち、任意のN本(NはM未満の整数)のシングルモード光ファイバ24に試験光を入射すること(ステップS01)、
N本のシングルモード光ファイバ24毎に曲げを表す物理量の長手方向分布を測定すること(ステップS02)、及び
光ファイバケーブル20の長手方向の任意地点において、光ファイバケーブル20の断面におけるN本のシングルモード光ファイバ24のそれぞれの位置及び前記物理量から、光ファイバケーブル20の前記任意地点の曲率κを数1で算出し、光ファイバケーブル20の前記任意地点の捩率τを数2で算出すること(ステップS03)、
を行う。
演算器12はコンピュータとプログラムによっても実現でき、プログラムを記録媒体に記録することも、ネットワークを通して提供することも可能である。
図9は、システム100のブロック図を示している。システム100は、ネットワーク135へと接続されたコンピュータ105を含む。
ネットワーク135は、データ通信ネットワークである。ネットワーク135は、プライベートネットワーク又はパブリックネットワークであってよく、(a)例えば或る部屋をカバーするパーソナル・エリア・ネットワーク、(b)例えば或る建物をカバーするローカル・エリア・ネットワーク、(c)例えば或るキャンパスをカバーするキャンパス・エリア・ネットワーク、(d)例えば或る都市をカバーするメトロポリタン・エリア・ネットワーク、(e)例えば都市、地方、又は国家の境界をまたいでつながる領域をカバーするワイド・エリア・ネットワーク、又は(f)インターネット、のいずれか又はすべてを含むことができる。通信は、ネットワーク135を介して電子信号及び光信号によって行われる。
コンピュータ105は、プロセッサ110、及びプロセッサ110に接続されたメモリ115を含む。コンピュータ105が、本明細書においてはスタンドアロンのデバイスとして表されているが、そのように限定されるわけではなく、むしろ分散処理システムにおいて図示されていない他のデバイスへと接続されてよい。
プロセッサ110は、命令に応答し且つ命令を実行する論理回路で構成される電子デバイスである。
メモリ115は、コンピュータプログラムがエンコードされた有形のコンピュータにとって読み取り可能な記憶媒体である。この点に関し、メモリ115は、プロセッサ110の動作を制御するためにプロセッサ110によって読み取り可能及び実行可能なデータ及び命令、すなわちプログラムコードを記憶する。メモリ115を、ランダムアクセスメモリ(RAM)、ハードドライブ、読み出し専用メモリ(ROM)、又はこれらの組み合わせにて実現することができる。メモリ115の構成要素の1つは、プログラムモジュール120である。
プログラムモジュール120は、本明細書に記載のプロセスを実行するようにプロセッサ110を制御するための命令を含む。本明細書において、動作がコンピュータ105或いは方法又はプロセス若しくはその下位プロセスによって実行されると説明されるが、それらの動作は、実際にはプロセッサ110によって実行される。
用語「モジュール」は、本明細書において、スタンドアロンの構成要素又は複数の下位の構成要素からなる統合された構成のいずれかとして具現化され得る機能的動作を指して使用される。したがって、プログラムモジュール120は、単一のモジュールとして、或いは互いに協調して動作する複数のモジュールとして実現され得る。さらに、プログラムモジュール120は、本明細書において、メモリ115にインストールされ、したがってソフトウェアにて実現されるものとして説明されるが、ハードウェア(例えば、電子回路)、ファームウェア、ソフトウェア、又はこれらの組み合わせのいずれかにて実現することが可能である。
プログラムモジュール120は、すでにメモリ115へとロードされているものとして示されているが、メモリ115へと後にロードされるように記憶装置140上に位置するように構成されてもよい。記憶装置140は、プログラムモジュール120を記憶する有形のコンピュータにとって読み取り可能な記憶媒体である。記憶装置140の例として、コンパクトディスク、磁気テープ、読み出し専用メモリ、光記憶媒体、ハードドライブ又は複数の並列なハードドライブで構成されるメモリユニット、並びにユニバーサル・シリアル・バス(USB)フラッシュドライブが挙げられる。あるいは、記憶装置140は、ランダムアクセスメモリ、或いは図示されていない遠隔のストレージシステムに位置し、且つネットワーク135を介してコンピュータ105へと接続される他の種類の電子記憶デバイスであってよい。
システム100は、本明細書においてまとめてデータソース150と称され、且つネットワーク135へと通信可能に接続されるデータソース150A及びデータソース150Bを更に含む。実際には、データソース150は、任意の数のデータソース、すなわち1つ以上のデータソースを含むことができる。データソース150は、体系化されていないデータを含み、ソーシャルメディアを含むことができる。
システム100は、ユーザ101によって操作され、且つネットワーク135を介してコンピュータ105へと接続されるユーザデバイス130を更に含む。ユーザデバイス130として、ユーザ101が情報及びコマンドの選択をプロセッサ110へと伝えることを可能にするためのキーボード又は音声認識サブシステムなどの入力デバイスが挙げられる。ユーザデバイス130は、表示装置又はプリンタ或いは音声合成装置などの出力デバイスを更に含む。マウス、トラックボール、又はタッチ感応式画面などのカーソル制御部が、さらなる情報及びコマンドの選択をプロセッサ110へと伝えるために表示装置上でカーソルを操作することをユーザ101にとって可能にする。
プロセッサ110は、プログラムモジュール120の実行の結果122をユーザデバイス130へと出力する。あるいは、プロセッサ110は、出力を例えばデータベース又はメモリなどの記憶装置125へともたらすことができ、或いはネットワーク135を介して図示されていない遠隔のデバイスへともたらすことができる。
例えば、図1のフローチャートを行うプログラムをプログラムモジュール120としてもよい。システム100を演算処理部Dとして動作させることができる。
用語「・・・を備える」又は「・・・を備えている」は、そこで述べられている特徴、完全体、工程、又は構成要素が存在することを指定しているが、1つ以上の他の特徴、完全体、工程、又は構成要素、或いはそれらのグループの存在を排除してはいないと、解釈されるべきである。用語「a」及び「an」は、不定冠詞であり、したがって、それを複数有する実施形態を排除するものではない。
(他の実施形態)
なお、この発明は上記実施形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施可能である。要するにこの発明は、上位実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
10:光ファイバケーブルセンシング装置
11:測定器
12:演算器
20:光ファイバケーブル
21:スロット
22:溝
23:光ファイバテープ心線
24:シングルモード光ファイバ
100:システム
101:ユーザ
105:コンピュータ
110:プロセッサ
115:メモリ
120:プログラムモジュール
122:結果
125:記憶装置
130:ユーザデバイス
135:ネットワーク
140:記憶装置
150:データソース

Claims (6)

  1. 光ファイバケーブルに格納されたM本(Mは3以上の整数)のシングルモード光ファイバのうち、任意のN本(NはM未満の整数)のシングルモード光ファイバに試験光を入射し、前記N本のシングルモード光ファイバ毎に曲げを表す物理量の長手方向分布を測定する測定器と、
    前記光ファイバケーブルの長手方向の任意地点において、前記光ファイバケーブルの断面における前記N本のシングルモード光ファイバのそれぞれの位置及び前記物理量から、前記光ファイバケーブルの前記任意地点の曲率κを数1で算出し、前記光ファイバケーブルの前記任意地点の捩率τを数2で算出する演算器と、
    を備える光ファイバケーブルセンシング装置。
    Figure 0007315009000008
    Figure 0007315009000009
    ただし、
    i:前記N本のシングルモード光ファイバの番号
    ε:前記N本のシングルモード光ファイバのうちi番目のシングルモード光ファイバの前記任意地点における前記物理量
    :前記断面における前記i番目のシングルモード光ファイバとげ軸との距離
    θ:前記断面における前記i番目のシングルモード光ファイバの前記x軸に対する角度オフセット
    angle(v):ベクトルvの前記x軸に対する角度
    θ:任意位置における曲率κのベクトルの前記x軸に対する傾き
    θ’(s):前記θの、前記光ファイバケーブルの中心弧長sに関する微分
    曲げ軸:任意位置での前記光ファイバケーブルの中心軸に接する接線の接点における、曲率半径の円の中心を垂直に通る直線と平行であり、且つ前記接点を通る直線
    である。
  2. 前記演算器は、前記曲率κと前記捩率τを数3に代入して前記光ファイバケーブルの中心軸軌跡r(s)を演算することを特徴とする請求項1に記載の光ファイバケーブルセンシング装置。
    Figure 0007315009000010
    ただし、
    T(s):位置ベクトル
    :初期位置
    :単位接ベクトル
    :単位主法線ベクトル
    :単位従法線ベクトル
    d/ds:単位弧長当たりの変化量
    である。
  3. 前記測定器は、前記物理量として歪み量、曲げ損失、又は偏波変動を測定することを特徴とする請求項1又は2に記載の光ファイバケーブルセンシング装置。
  4. 前記演算器は、歪み量、曲げ損失、及び偏波変動の少なくとも2つを前記物理量とし、前記物理量毎に算出した前記曲率κを統計処理した値、及び前記物理量毎に算出した前記捩率τを統計処理した値をそれぞれ新たな前記曲率κ及び前記捩率τとすることを特徴とする請求項3に記載の光ファイバケーブルセンシング装置。
  5. 光ファイバケーブルに格納されたM本(Mは3以上の整数)のシングルモード光ファイバのうち、任意のN本(NはM未満の整数)のシングルモード光ファイバに試験光を入射すること、
    前記N本のシングルモード光ファイバ毎に曲げを表す物理量の長手方向分布を測定すること、及び
    前記光ファイバケーブルの長手方向の任意地点において、前記光ファイバケーブルの断面における前記N本のシングルモード光ファイバのそれぞれの位置及び前記物理量から、前記光ファイバケーブルの前記任意地点の曲率κを数1で算出し、前記光ファイバケーブルの前記任意地点の捩率τを数2で算出すること、
    を特徴とする光ファイバケーブルセンシング方法。
    Figure 0007315009000011
    Figure 0007315009000012
    ただし、
    i:前記N本のシングルモード光ファイバの番号
    ε:前記N本のシングルモード光ファイバのうちi番目のシングルモード光ファイバの前記任意地点における前記物理量
    :前記断面における前記i番目のシングルモード光ファイバと曲げ軸の中心との距離
    θ:前記断面における前記i番目のシングルモード光ファイバの前記x軸に対する角度オフセット
    angle(v):ベクトルvの前記x軸に対する角度
    θ:任意位置における曲率κのベクトルの前記x軸に対する傾き
    θ’(s):前記θの、前記光ファイバケーブルの中心弧長sに関する微分
    曲げ軸:任意位置での前記光ファイバケーブルの中心軸に接する接線の接点における、曲率半径の円の中心を垂直に通る直線と平行であり、且つ前記接点を通る直線
    である。
  6. 請求項1から4のいずれかに記載の光ファイバケーブルセンシング装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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