JP7314769B2 - 情報処理装置及びコンピュータプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置及びコンピュータプログラムに関する。
特許文献1には、センサを管理するセンサ管理システムであって、前記センサ管理システムに接続されたセンサの交換を検知する検知手段と、センサからセンシングデータを取得する取得部と、前記取得部により取得した交換後のセンサのセンシングデータが交換前のセンサの過去のセンシングデータに類似するか否かを判定し、前記判定の結果に基づいて、交換後のセンサを交換前のセンサの代替として使用するか否かを決定する交換対処手段と、を有するセンサ管理システムが開示されている。
特許文献2には、種別の異なる複数のセンサが設置される対象機器と、前記複数のセンサによる計測データに基づき前記複数のセンサ間の相関を求め、当該求めた相関が高いセンサを代替センサとして選定する演算処理部と、少なくとも、前記複数のセンサ間の相関を格納する運転管理データベースと、を備え、前記演算処理部は、一のセンサが故障又は保守の対象となった場合、前記一のセンサと前記一のセンサの代替センサとの差分を規定する補正関数を求め、前記代替センサ及び補正関数を前記対象機器へ出力することを特徴とする運転支援システムが開示されている。
特開2018-054360号公報 特開2018-097733号公報
センサが故障したり、定期的なメンテナンスの時期になったりするなどして、センサがセンシングするデータを出力することができなくなる場合がある。このような場合、保守業者が代替品を持って現地に向かう必要があるが、代替品が届き、業者がセンサを交換するまでセンサの情報を得ることが出来ない。
本開示は、上記の点に鑑みてなされたものであり、センサがセンシングするデータを出力することができなくなった場合に、データの欠落を抑えることが可能な代替センサを特定する、情報処理装置及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1態様に係る情報処理装置は、プロセッサを備え、前記プロセッサは、センシング結果を所定のタイミングで送信する対象センサと機能的に代替が可能なセンサ群を所定の範囲内で抽出し、対象センサの送信タイミング、及び前記対象センサの位置と前記センサ群のセンサの各々の位置に基づき、前記センサ群の中から前記対象センサを代替する代替センサを特定する処理を実行する。
本発明の第2態様に係る情報処理装置は、第1態様に係る情報処理装置であって、前記プロセッサは、前記対象センサのデータ送信タイミングまでに該対象センサと交換可能かどうかで前記代替センサを特定する。
本発明の第3態様に係る情報処理装置は、第2態様に係る情報処理装置であって、前記プロセッサは、前記対象センサのデータ送信タイミング以降、該代替センサのデータ送信タイミングまでに該代替センサを元に戻せるかどうかで前記代替センサを特定する。
本発明の第4態様に係る情報処理装置は、第1態様に係る情報処理装置であって、前記プロセッサは、複数の前記代替センサが特定できた場合、前記対象センサのデータ送信タイミングまで余裕のある時間が最も長いものを代替センサとして特定する。
本発明の第5態様に係る情報処理装置は、第4態様に係る情報処理装置であって、前記プロセッサは、複数の前記代替センサが特定できた場合、前記代替センサのデータ送信タイミングまで余裕のある時間が最も長いものを代替センサとして特定する。
本発明の第6態様に係る情報処理装置は、第4態様又は第5態様に係る情報処理装置であって、前記プロセッサは、前記余裕のある時間を、前記対象センサの送信タイミングと、前記対象センサと前記代替センサの入れ替えに要する時間とに基づいて算出する。
本発明の第7態様に係る情報処理装置は、第1態様に係る情報処理装置であって、前記プロセッサは、前記センサ群のセンサの各々の位置とで求められる、前記対象センサと前記センサの入れ替えに要する時間を用いて前記代替センサを特定する。
本発明の第8態様に係る情報処理装置は、第1態様に係る情報処理装置であって、前記プロセッサは、複数の前記代替センサが特定できた場合、保持している電力の余裕度合いに基づいて代替センサを特定する。
本発明の第9態様に係る情報処理装置は、第1態様に係る情報処理装置であって、前記プロセッサは、前記対象センサの測定対象と前記代替センサの測定対象とで重要度を比較した結果に基づいて代替センサを特定する。
本発明の第10態様に係る情報処理装置は、第9態様に係る情報処理装置であって、前記重要度は、測定対象の動作の制御に用いられるかどうかで決定される指標である。
本発明の第11態様に係る情報処理装置は、第1態様に係る情報処理装置であって、前記センサ群は、前記対象センサと同一の種類のデータを送信可能なセンサの集合である。
本発明の第12態様に係る情報処理装置は、第11態様に係る情報処理装置であって、前記センサ群は、前記対象センサが出力する範囲のデータを送信可能なセンサの集合である。
本発明の第13態様に係る情報処理装置は、第11態様又は第12態様に係る情報処理装置であって、前記センサ群は、前記対象センサと同一の頻度でデータを送信可能なセンサの集合である。
本発明の第14態様に係る情報処理装置は、第11態様又は第12態様に係る情報処理装置であって、前記センサ群は、前記対象センサと同一の方法で設置可能なセンサの集合である。
本発明の第15態様に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、センシング結果を所定のタイミングで送信する対象センサと機能的に代替が可能なセンサ群を所定の範囲内で抽出し、対象センサの送信タイミング、及び前記対象センサの位置と前記センサ群のセンサの各々の位置に基づき、前記センサ群の中から前記対象センサを代替する代替センサを特定する処理を実行させる。
本発明の第1態様によれば、対象センサがセンシングするデータを出力することができなくなった場合に、当該対象センサの代わりとなる代替センサを特定することで、データの欠落を抑えることができる。
本発明の第2態様によれば、対象センサのデータ送信タイミングまでに交換可能なセンサを代替センサとすることができる。
本発明の第3態様によれば、対象センサのデータ送信タイミングまでに交換可能なセンサであり、かつ代替センサの送信タイミングまでに元の場所に戻せるセンサを代替センサとすることができる。
本発明の第4態様によれば、対象センサのデータ送信タイミングまで余裕のある時間が最も長いものを代替センサとすることができる。
本発明の第5態様によれば、代替センサのデータ送信タイミングまで余裕のある時間が最も長いものを代替センサとすることができる。
本発明の第6態様によれば、対象センサの送信タイミングと、対象センサと代替センサの入れ替えに要する時間とに基づいて余裕のある時間を算出することができる。
本発明の第7態様によれば、センサの入れ替えに要する時間を用いて特定した代替センサによってデータの欠落を抑えることができる。
本発明の第8態様によれば、電力の余裕度合いが大きいものを代替センサとして特定し、特定した代替センサによってデータの欠落を抑えることができる。
本発明の第9態様によれば、重要度の比較結果に基づいて用いて特定した代替センサによってデータの欠落を抑えることができる。
本発明の第10態様によれば、測定対象の動作の制御に用いられるかどうかで重要度を決定できる。
本発明の第11態様によれば、対象センサと同一の種類のデータを送信可能なセンサの中から特定した代替センサによってデータの欠落を抑えることができる。
本発明の第12態様によれば、対象センサが出力する範囲のデータを送信可能なセンサの中から特定した代替センサによってデータの欠落を抑えることができる。
本発明の第13態様によれば、対象センサと同一の頻度でデータを送信可能なセンサの中から特定した代替センサによってデータの欠落を抑えることができる。
本発明の第14態様によれば、対象センサと同一の方法で設置可能なセンサの中から特定した代替センサによってデータの欠落を抑えることができる。
本発明の第15態様によれば、センサがセンシングするデータを出力することができなくなった場合に、当該センサの代わりとなる代替センサを特定することで、データの欠落を抑えることができる。
本発明によれば、対象センサと機能的に代替可能なセンサ群の中から代替センサを特定し、対象センサと入れ替えるタイミングを通知することで、対象センサがセンシングするデータの欠落を抑えることができる。
本発明の実施形態の概要を示す図である。 情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 情報処理装置の機能構成の例を示すブロック図である。 センサ情報DBが格納する情報の例を示す図である。 情報処理装置による情報提供処理の流れを示すフローチャートである。 情報処理装置による情報提供処理の流れを示すフローチャートである。 情報処理装置による情報提供処理の流れを示すフローチャートである。 情報処理装置による情報提供処理の流れを示すフローチャートである。 図8に示した処理の具体例を説明するための図である。 図8に示した処理の具体例を説明するための図である。 情報処理装置による情報提供処理の流れを示すフローチャートである。 情報処理装置による情報提供処理の流れを示すフローチャートである。 端末に表示させるユーザインタフェースの例を示す図である。 端末に表示させるユーザインタフェースの例を示す図である。
以下、本発明の実施形態の一例を、図面を参照しつつ説明する。なお、各図面において同一または等価な構成要素および部分には同一の参照符号を付与している。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
様々な情報を取得し、ネットワークを通じて取得した情報を提供できるセンサが普及しつつある。そのようなセンサは、例えば、温度、湿度、大気圧、風力、二酸化炭素濃度、電流などを測定し、ネットワークを通じて測定した値を外部に提供できる。
図1は、本発明の実施形態の概要を示す図である。図1には、商品を冷蔵又は冷凍させた状態で陳列するショーケース20A、20B、20Cのそれぞれに、ショーケースの温度を測定するための温度センサ30A、30B、30Cが備え付けられている様子が示されている。温度センサ30A、30B、30Cは、それぞれ、ショーケース20A、20B、20Cの温度を測定し、所定のタイミングで、ネットワークを通じて、センシング結果として、測定した温度のデータを送信する。温度センサ30A、30B、30Cは、例えば、LPWA(Low Power,Wide Area)と呼ばれる、低消費電力で長距離の通信が可能な技術を用いてデータを送信する。
ここで、ショーケース20Aの温度センサ30Aが故障などの理由で一時的に使用できなくなってしまった場合を想定する。例えば、温度センサ30Aが故障した場合、保守業者50が代替品を持って来て交換するという運用が考えられる。しかし、保守業者50は、代替品をすぐ持って来ることができるとは限らない。保守業者50が代替品をすぐ持って来られないと、温度センサ30Aが測定する温度データが欠落する期間が長くなってしまう。ショーケース20Aに高級な食材、又はアイスクリームなどの冷凍食品を陳列しているような場合だと、ショーケース20Aの中の温度の異常がタイムリーに検知できなければ、店舗に損害を与えてしまう恐れがある。
そこで、本実施形態では、温度センサ30Aが故障などの理由で一時的に使用できなくなってしまった場合に、温度センサ30Aの近くのセンサの中から、温度センサ30Aを代替できる代替センサを情報処理装置10が選び出す。情報処理装置10は、温度センサ30Aを代替できる代替センサの情報を、保守業者50が使用する端末60に提供する。情報処理装置10は、このように一時的に利用できなくなったセンサの代替となる代替センサを選び出すことで、一時的に利用できなくなったセンサからのデータの欠落を抑えることができる。
以下の説明では、故障などの理由で一時的に使用できなくなったセンサを「対象センサ」とも称し、対象センサの代替となるセンサを「代替センサ」とも称する。
図2は、情報処理装置10のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2に示すように、情報処理装置10は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、ストレージ14、入力部15、表示部16及び通信インタフェース(I/F)17を有する。各構成は、バス19を介して相互に通信可能に接続されている。
CPU11は、中央演算処理ユニットであり、各種プログラムを実行したり、各部を制御したりする。すなわち、CPU11は、ROM12またはストレージ14からプログラムを読み出し、RAM13を作業領域としてプログラムを実行する。CPU11は、ROM12またはストレージ14に記録されているプログラムにしたがって、上記各構成の制御および各種の演算処理を行う。本実施形態では、ROM12またはストレージ14には、対象センサを代替する代替センサに関する情報を提供する情報提供プログラムが格納されている。
ROM12は、各種プログラムおよび各種データを格納する。RAM13は、作業領域として一時的にプログラムまたはデータを記憶する。ストレージ14は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)またはフラッシュメモリ等の記憶装置により構成され、オペレーティングシステムを含む各種プログラム、および各種データを格納する。
入力部15は、マウス等のポインティングデバイス、およびキーボードを含み、各種の入力を行うために使用される。
表示部16は、たとえば、液晶ディスプレイであり、各種の情報を表示する。表示部16は、タッチパネル方式を採用して、入力部15として機能しても良い。
通信インタフェース17は、端末60等の他の機器と通信するためのインタフェースであり、たとえば、イーサネット(登録商標)、FDDI、Wi-Fi(登録商標)等の規格が用いられる。
上記の情報提供プログラムを実行する際に、情報処理装置10は、上記のハードウェア資源を用いて、各種の機能を実現する。
次に、情報処理装置10の機能構成について説明する。
図3は、情報処理装置10の機能構成の例を示すブロック図である。
図3に示すように、情報処理装置10は、機能構成として、取得部101、特定部102、及び通知部103を有する。各機能構成は、CPU11がROM12またはストレージ14に記憶された位置確認プログラムを読み出し、実行することにより実現される。また、図3に示すように、情報処理装置10は、センサ情報DB111を有する。
取得部101は、種々の情報を取得する。例えば、取得部101は、情報処理装置10の外部からの、対象センサを代替する代替センサの特定の要求を取得する。そして、取得部101は、代替センサの特定の要求の取得に応じて、センサ情報DB111からセンサの情報を取得する。取得部101は、センサの情報を取得する際に、対象センサからの所定の範囲におけるセンサの情報を取得する。所定の範囲とは、対象センサを中心とした所定の半径の円の内側の範囲であってもよく、対象センサが設置されている場所と同じフロア、又は建物の範囲であってもよい。また取得部101は、センサの情報を取得する際に、対象センサと同一のユーザが保有するセンサの情報を取得する。
図4は、センサ情報DB111が格納する情報の例を示す図である。
「センサID」には、センサを一意に識別するための情報が格納される。「センサ位置」には、各センサの設置場所を示す情報が格納される。「元位置」には、各センサの元々の設置場所を示す情報が格納される。図4に示した例では、「センサ位置」及び「元位置」には座標の情報が格納されているが、座標以外にも、例えば具体的な設置場所が格納されてもよい。
「要着脱時間」には、各センサの着脱に要する時間の情報が格納される。「装着方法」には、各センサの装着方法に関する情報が格納される。「種類」には、各センサがセンシングする対象の情報が格納される。「レンジ幅」には、各センサがセンシング可能な範囲の情報が格納される。「防水」には、各センサの防水機能の有無の情報が格納される。「送信タイミング」には、各センサのセンシング結果の送信タイミングの情報が格納される。「可能送信頻度」には、各センサのセンシング結果の最短の送信間隔の情報が格納される。
なお、各センサの送信タイミングは周期的なものでなくてもよい。例えば、二酸化炭素の濃度を検出するCOセンサが学校の教室に設置されている場合、教室で授業が行われているタイミングにおいてCOセンサからデータが送信されれば十分である。そのようなセンサにおいては、送信タイミングには曜日及び時間帯の情報が格納されうる。
特定部102は、取得部101が情報を取得したセンサ群の中から、代替センサを特定する。センサ群の中からどのように代替センサを特定するかについては、後に詳述する。
通知部103は、特定部102が特定した代替センサに係る情報を端末60に通知する。具体的には、通知部103は、特定部102が特定した代替センサの情報、対象センサと代替センサとを入れ替えるタイミング、入れ替える際の保守業者50の作業に関する情報、入れ替えた後に代替センサを元の場所に戻すタイミング等の種々の情報を通知する。
なお、図3では、情報処理装置10の内部にセンサ情報DB111が含まれているが、本発明は係る例に限定されない。センサ情報を格納するデータベースは、情報処理装置10の外部に存在していてもよい。
次に、情報処理装置10の作用について説明する。
図5は、情報処理装置10による情報提供処理の流れを示すフローチャートである。CPU11がROM12又はストレージ14から位置確認プログラムを読み出して、RAM23に展開して実行することにより、情報提供処理が行なわれる。
CPU11は、対象センサを代替する代替センサの特定の要求を取得すると、対象センサの周囲に存在するセンサ群の情報を入手する(ステップS11)。
ステップS11に続いて、CPU11は、入手したセンサ群の情報から、代替センサの候補となるセンサ群を抽出する(ステップS12)。
ステップS12に続いて、CPU11は、抽出したセンサ群の中から代替センサの候補となるセンサ群を選抜する(ステップS13)。
ステップS13に続いて、CPU11は、選抜したセンサ群の中から、代替センサを1つ特定する(ステップS14)。
ステップS14に続いて、CPU11は、特定した代替センサの交換タイミングに係る情報を端末60に通知する(ステップS15)。
ステップS15に続いて、CPU11は、対象センサから交換した代替センサについて、保守業者50が導通を確認する際の支援に関する情報を端末60に送信する(ステップS16)。
ステップS16に続いて、CPU11は、対象センサから交換した代替センサについて、保守業者50が論理的紐付けを変更する際の支援に関する情報を端末60に送信する(ステップS17)。
続いて、図5に示した各処理の詳細について説明する。
図6は、情報処理装置10による情報提供処理の流れを示すフローチャートであり、図5のステップS11の処理の詳細を示すフローチャートである。
CPU11は、対象センサの近傍にあるセンサの情報を、センサ情報DB111に対して要求する(ステップS101)。具体的には、CPU11は、対象センサのセンサ位置から所定の範囲におけるセンサの情報を取得するためのクエリをセンサ情報DB111に対して投げる。
ステップS101に続いて、CPU11は、対象センサの近傍にあるセンサの情報を、センサ情報DB111から取得する(ステップS102)。具体的には、CPU11は、上記クエリに対してセンサ情報DB111が出力した、対象センサのセンサ位置から所定の範囲におけるセンサの情報を取得する。
図6に示した一連の処理を実行することで、CPU11は、対象センサの周囲に存在するセンサ群の情報を入手する。
図7は、情報処理装置10による情報提供処理の流れを示すフローチャートであり、図5のステップS12の処理の詳細を示すフローチャートである。
CPU11は、センサ情報DB111から情報を取得したセンサ群のそれぞれのセンサに対し、図7に示した処理を実行する。まず、CPU11は、センサ情報DB111から情報を取得したセンサが、対象センサと同じ種類の情報を出力できるかどうか判断する(ステップS111)。例えば、対象センサが温度データを出力する場合、CPU11は、センサ情報DB111から情報を取得したセンサも温度データを出力できるかどうか判断する。
センサ情報DB111から情報を取得したセンサが、対象センサと同じ種類の情報を出力できる場合は(ステップS111;Yes)、続いて、CPU11は、センサ情報DB111から情報を取得したセンサが出力するデータのレンジ幅が、対象センサが出力するデータのレンジ幅を満たすかどうか判断する(ステップS112)。例えば、対象センサが-5℃から30℃の範囲で温度データを出力できる場合、CPU11は、センサ情報DB111から情報を取得したセンサも同じ範囲のデータを出力できるかどうか判断する。
センサ情報DB111から情報を取得したセンサが出力するデータのレンジ幅が、対象センサが出力するデータのレンジ幅を満たす場合は(ステップS112;Yes)、続いて、CPU11は、センサ情報DB111から情報を取得したセンサが出力するデータの送信頻度が、対象センサが出力するデータの送信頻度を満たすかどうか判断する(ステップS113)。例えば、対象センサが10分に1度データを出力できる場合、CPU11は、センサ情報DB111から情報を取得したセンサも10分に1度データを出力できるかどうか判断する。
センサ情報DB111から情報を取得したセンサが出力するデータの送信頻度が、対象センサが出力するデータの送信頻度を満たす場合は(ステップS113;Yes)、続いて、CPU11は、センサ情報DB111から情報を取得したセンサが、対象センサと同じ方法で設置できるかどうか判断する(ステップS114)。例えば、対象センサが磁石で設置できる場合、センサ情報DB111から情報を取得したセンサも磁石で設置できるかどうか判断する。
続いて、CPU11は、センサ情報DB111から情報を取得したセンサが、対象センサと同じ方法で設置できる場合は(ステップS114;Yes)、続いて、CPU11は、対象センサの設置場所では防水が求められるかどうか判断する(ステップS115)。防水が求められる場合(ステップS115;Yes)、続いて、CPU11は、センサ情報DB111から情報を取得したセンサが防水仕様であるかどうか判断する(ステップS116)。
センサ情報DB111から情報を取得したセンサが防水仕様であれば(ステップS116;Yes)、CPU11は、センサ情報DB111から情報を取得したセンサを、一次利用できるセンサ群として抽出する(ステップS117)。対象センサの設置場所では防水が求められない場合(ステップS115;No)も同様に、CPU11は、センサ情報DB111から情報を取得したセンサを、代替センサとなり得るセンサ群として抽出する。
一方、上記ステップS111、S112、S113、S114、S116において条件を満たさない場合は、CPU11は、センサ情報DB111から情報を取得したセンサを、代替センサとなり得るセンサ群とはしない。
CPU11は、図7に示したもの以外の条件を用いて、代替センサとなり得るセンサ群を抽出してもよい。例えば、対象センサが有線でのデータの送信に対応している場合、同じく有線でのデータの送信に対応しているセンサを代替センサとなり得るセンサ群としてもよい。
図8は、情報処理装置10による情報提供処理の流れを示すフローチャートであり、図5のステップS13の処理の詳細を示すフローチャートである。
CPU11は、図7で代替センサとなり得るセンサ群として抽出したセンサ群のそれぞれのセンサに対し、図8に示した処理を実行する。まず、CPU11は、各センサの設置場所から対象センサの設置場所への移動時間を算出する(ステップS121)。具体的には、CPU11は、対象センサの設置場所と、各センサの設置場所との距離を、人間の歩行速度で割ることで移動時間を算出する。人間の歩行速度は、例えば分速80メートルである。なお、障害物が存在している等の理由で、設置場所間を直線で移動できない場合も考えられる。その場合、CPU11は、設置場所間の移動経路の長さを人間の歩行速度で割ることで移動時間を算出する。
ステップS121に続いて、CPU11は、センサの交換に要する時間を算出する(ステップS122)。具体的には、CPU11は、設置場所間の移動時間+各センサの脱着時間+送信準備及び確認時間(交換後のセンサの導通及びデータ確認のための時間)をセンサの交換に要する時間として算出する。
ステップS122に続いて、CPU11は、各センサの交換のタイミングが、対象センサ側の次の送信タイミングに間に合うかどうか判断する(ステップS123)。具体的には、CPU11は、対象センサ側の送信時刻から現在時刻を引いた時間が、ステップS122で算出した時間を超えるかどうかで、各センサの交換が、対象センサ側の次の送信タイミングに間に合うかどうか判断する。
各センサの交換のタイミングが、対象センサ側の次の送信タイミングに間に合えば(ステップS123;Yes)、続いて、CPU11は、交換した各センサを元の位置に戻すタイミングが、各センサ側の次の送信タイミングに間に合うかどうか判断する(ステップS124)。具体的には、CPU11は、各センサ側の送信時刻から対象センサ側の送信時刻を引いた時間が、ステップS122で算出した時間を超えるかどうかで、各センサの交換が、各センサ側の元の場所での次の送信タイミングに間に合うかどうか判断する。
交換した各センサを元の位置に戻すタイミングが、各センサ側の元の場所での次の送信タイミングに間に合えば(ステップS124;Yes)、CPU11は、当該センサを代替センサとなり得るセンサ群として選抜する(ステップS125)。
一方、各センサの交換のタイミングが、対象センサ側の次の送信タイミングに間に合わなければ(ステップS123;No)、又は、交換した各センサを元の位置に戻すタイミングが、各センサ側の元の場所での次の送信タイミングに間に合わなければ(ステップS124;No)、CPU11は、当該センサを代替センサとなり得るセンサ群として選抜しない。
図9及び図10は、図8に示した処理の具体例を説明するための図である。図9及び図10において、横向きの両方向の矢印は、センサの交換に要する時間を表す。
図9は、センサAに故障が発生し、センサCがセンサAの位置で代替センサとなり得るセンサであるかどうかを説明する図である。時刻t1でセンサAに故障が発生したとする。CPU11は、センサAの次の送信タイミングである時刻t2までにセンサAからセンサCへの交換が可能かどうかを判断する。ここでは、時刻t2までにセンサAからセンサCへの交換が可能であるとする。続いて、CPU11は、センサCの次の送信タイミングである時刻t3までにセンサCを元の場所に戻すことが可能かどうかを判断する。ここでは、時刻t3までにセンサCを元の場所に戻すことが不可能であるとする。従って、CPU11は、センサCを代替センサとなり得るセンサ群として選抜しない。
図10は、センサAに故障が発生し、センサBがセンサAの位置で代替センサとなり得るセンサであるかどうかを説明する図である。時刻t1でセンサAに故障が発生したとする。CPU11は、センサAの次の送信タイミングである時刻t2までにセンサAからセンサBへの交換が可能かどうかを判断する。ここでは、時刻t2までにセンサAからセンサBへの交換が可能であるとする。続いて、CPU11は、センサBの次の送信タイミングである時刻t4までにセンサBを元の場所に戻すことが可能かどうかを判断する。ここでは、時刻t4までにセンサBを元の場所に戻すことが不可能であるとする。従って、CPU11は、センサBを代替センサとなり得るセンサ群として選抜する。
CPU11は、一度の交換だけでなく、複数回交換可能かどうかで、各センサを代替センサとなり得るセンサ群として選抜してもよい。例えば、図10の例では、CPU11は、さらにセンサAの次の送信タイミングである時刻t5までにセンサAからセンサBへの交換が可能かどうかを判断する。続いて、CPU11は、センサBの次の送信タイミングである時刻t6までにセンサBを元の場所に戻すことが可能かどうかを判断する。CPU11は、これらの判断結果に基づいて、センサBを代替センサとなり得るセンサ群として選抜するかどうか判断してもよい。
CPU11は、保持している電力の余裕度合い、例えばバッテリの残量が所定の閾値以上かどうかで、各センサを代替センサとなり得るセンサ群として選抜してもよい。図10の例では、センサAの次の送信タイミングである時刻t2までにセンサAからセンサBへの交換が可能であったとしても、センサBのバッテリの残量が所定の閾値未満であれば、CPU11は、そのセンサBを代替センサとなり得るセンサ群として選抜しないようにしてもよい。なお、CPU11は、対象センサの位置でセンサへの給電が可能であり、センサ群として抽出したセンサが給電可能なセンサであれば、バッテリの残量は判断に用いなくてもよい。
図11は、情報処理装置10による情報提供処理の流れを示すフローチャートであり、図5のステップS14の処理の詳細を示すフローチャートである。
CPU11は、図8で代替センサとなり得るセンサ群として選抜したセンサ群のそれぞれのセンサに対し、図11に示した処理を実行する。まず、CPU11は、対象センサ側の余裕時間を算出する(ステップS131)。対象センサ側の余裕時間とは、対象センサでの送信タイミングまでの余裕の時間である。具体的には、CPU11は、対象センサの次の送信タイミングの時刻から、現在時刻及びステップS122で算出した交換時間を引いた時間を、対象センサ側の余裕時間とする。
続いて、CPU11は、代替センサ側の余裕時間を算出する(ステップS132)。代替センサ側の余裕時間とは、代替センサでの送信タイミングまでの余裕の時間である。具体的には、CPU11は、代替センサ側の次の送信タイミングの時刻から、対象センサ側の次の送信タイミングの時刻及びステップS122で算出した交換時間を引いた時間を、代替センサ側の余裕時間とする。
続いて、CPU11は、対象センサ側の余裕時間が長い方から上位X位までのセンサを抽出する(ステップS133)。Xの初期値は任意である。
続いて、CPU11は、代替センサ側の余裕時間が長い方から上位Y位までのセンサを抽出する(ステップS134)。Yの初期値は任意である。ステップS133とステップS134は、どちらが先に行われてもよい。
続いて、CPU11は、ステップS133で抽出した上位X位までのセンサ、及びステップS134で抽出した上位Y位までのセンサの両方を満たすセンサがあるかどうかを判断する(ステップS135)。
上位X位までのセンサ及び上位Y位までのセンサの両方を満たすセンサが存在すれば(ステップS135;Yes)、CPU11は、その中から最も上位のセンサを代替センサとして特定する(ステップS136)。一方、上位X位までのセンサ及び上位Y位までのセンサの両方を満たすセンサが存在しなければ(ステップS135;No)、CPU11は、X又はYの値を1つ増加させて(ステップS137)、ステップS133の処理に戻る。ステップS137の処理を複数回実行する場合、CPU11は、Xの値とYの値とを交互に増加させてもよく、Xの値又はYの値だけを増加させ続けてもよい。
図11に示した一連の処理により、CPU11は、対象センサの代替となる代替センサを1つ決定することができる。
ここまでの処理で、CPU11が代替センサの候補となるセンサ群を抽出できなかったり、センサ群の中から代替センサを決定できなかったりする場合も考えられる。その場合、CPU11は、対象センサの設置場所で測定するデータの重要度と、他の場所で測定するデータの重要度とを比較して、代替センサを決定してもよい。
重要度の高低は、測定対象の動作の制御に用いられているかどうかで決められてもよい。例えば、ショーケースの温度制御のために温度を測定している場合は、温度データの重要度を相対的に高く設定し、単に温度データを定期的に取得しているだけの場合は、温度データの重要度を相対的に低く設定してもよい。そして、CPU11は、故障したのが、温度データの重要度が高い場所に設置されているセンサであれば、周囲に設置されている、温度データの重要度が低い場所に設置されているセンサを代替センサとして決定してもよい。
また例えば、単一のデータでしか判断ができない場合は、そのデータの重要度を高く設定し、複数のデータの組み合わせで判断が可能な場合は、そのデータの重要度を低く設定してもよい。そして、CPU11は、データの重要度が低い場所に設置されているセンサを代替センサとして決定してもよい。
図12は、情報処理装置10による情報提供処理の流れを示すフローチャートであり、図5のステップS15の処理の詳細を示すフローチャートである。
CPU11は、対象センサの次の送信タイミングの時刻から、交換に要する時間を引いた時間までの時間が、現在の時刻から所定の閾値未満となったかどうか判断する(ステップS141)。このステップS141での所定の閾値は任意である。
対象センサの次の送信タイミングの時刻から、交換に要する時間を引いた時間までの時間が、現在の時刻から所定の閾値未満であれば(ステップS141;Yes)、CPU11は、保守業者50の端末60に対して、センサの交換タイミングが来たことを通知する(ステップS142)。端末60への通知方法は特定のものに限定されるものではなく、例えばメールであってもよく、SMS(Short Message Service)又はMMS(Multimedia Messaging Service)等の携帯電話向けのメッセージサービスを利用したものであってもよい。
続いて、図5のステップS16の処理において、CPU11が端末60に表示させるユーザインタフェースを説明する。図13は、CPU11が端末60に表示させるユーザインタフェースの例を示す図である。図13には、対象センサの位置に代替センサを設置したかどうか、センサからデータを手動で送信したか、及びセンサから送られたデータは許容範囲であったかどうか、を保守業者50に確認させる画面が端末60に表示されている例が示されている。CPU11は、図13に示したようなユーザインタフェースを端末60に表示させることで、保守業者50の作業を支援できる。
続いて、図5のステップS17の処理において、CPU11が端末60に表示させるユーザインタフェースを説明する。図14は、CPU11が端末60に表示させるユーザインタフェースの例を示す図である。
図14には、見取り図上に温度センサの設置場所を示すアイコン71A、71Bが示されている。ここで、アイコン71Aに対応する「センサ1」が故障した対象センサで、アイコン71Bに対応する「センサ2」が代替センサであるとする。保守業者50は、手72で画面を操作することで、センサの論理的な紐付けを行うことができる。
例えば、保守業者50が手72を用いて、アイコン71Bにタッチし、アイコン71Bをアイコン71Aの場所に移動させる。CPU11は、保守業者50の操作に応じて、アイコン71Aの場所にあったセンサを、それまでアイコン71Bの場所にあったセンサに置き換えるよう、センサ情報DB111を更新する。
また例えば、保守業者50がアイコン71Aを手72で所定時間タッチし続けると、CPU11は、保守業者50の操作に応じて、アイコン71Aの場所にあったセンサの紐付けを解除するよう、センサ情報DB111を更新してもよい。
このようにセンサを交換した後で、センサを元の場所に戻す必要がある場合に、センサの元の場所が分かっている必要がある。センサ情報DB111に、センサの元々の設置場所を示す情報が格納されているので、CPU11は、センサ情報DB111を参照し、センサの元々の設置場所を見取り図上に表示してもよい。
本実施形態に係る情報処理装置10は、一連の動作を実行することで、センサが故障等の理由で一時的に使用できなくなった場合、周囲のセンサから代替センサを決定することができる。また、本実施形態に係る情報処理装置10は、一連の動作を実行することで、センサの交換作業を実施する保守業者に対して、交換作業を支援できる。
CPU11は、図10の例において、センサBの次の送信タイミングである時刻t4までにセンサBを元の場所に戻すことが可能かどうかを判断していたが、時刻t4までにセンサBの代替となる代替センサが、センサBの元の場所に存在していればよい。従って、センサBをセンサAの場所に設置したタイミングで、今度はセンサBが対象センサとなり、CPU11は、対象センサであるセンサBを代替する代替センサを決定してもよい。
なお、上記各実施形態でCPUがソフトウェア(プログラム)を読み込んで実行した情報提供処理を、CPU以外の各種のプロセッサが実行してもよい。この場合のプロセッサとしては、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等の製造後に回路構成を変更可能なPLD(Programmable Logic Device)、及びASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の特定の処理を実行させるために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路等が例示される。また、情報提供処理を、これらの各種のプロセッサのうちの1つで実行してもよいし、同種又は異種の2つ以上のプロセッサの組み合わせ(例えば、複数のFPGA、及びCPUとFPGAとの組み合わせ等)で実行してもよい。また、これらの各種のプロセッサのハードウェア的な構造は、より具体的には、半導体素子等の回路素子を組み合わせた電気回路である。
また、上記各実施形態では、情報提供処理のプログラムがROMまたはストレージに予め記憶(インストール)されている態様を説明したが、これに限定されない。プログラムは、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD-ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory)、及びUSB(Universal Serial Bus)メモリ等の記録媒体に記録された形態で提供されてもよい。また、プログラムは、ネットワークを介して外部装置からダウンロードされる形態としてもよい。
また上記各実施形態におけるプロセッサの動作は、1つのプロセッサによって成すのみでなく、物理的に離れた位置に存在する複数のプロセッサが協働して成すものであってもよい。また、プロセッサの各動作の順序は上記各実施形態において記載した順序のみに限定されるものではなく、適宜変更してもよい。
10 情報処理装置
20A、20B、20C ショーケース
30A、30B、30C 温度センサ
50 保守業者
60 端末

Claims (15)

  1. プロセッサを備え、
    前記プロセッサは、
    センシング結果を所定のタイミングで送信する対象センサと機能的に代替が可能なセンサ群を所定の範囲内で抽出し、
    対象センサの送信タイミング、及び前記対象センサの位置と前記センサ群のセンサの各々の位置に基づき、前記センサ群の中から前記対象センサを代替する代替センサを特定する
    処理を実行する、情報処理装置。
  2. 前記プロセッサは、前記対象センサのデータ送信タイミングまでに該対象センサと交換可能かどうかで前記代替センサを特定する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記プロセッサは、前記対象センサのデータ送信タイミング以降、該代替センサのデータ送信タイミングまでに該代替センサを元に戻せるかどうかで前記代替センサを特定する、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記プロセッサは、複数の前記代替センサが特定できた場合、前記対象センサのデータ送信タイミングまで余裕のある時間が最も長いものを代替センサとして特定する、請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記プロセッサは、複数の前記代替センサが特定できた場合、前記代替センサのデータ送信タイミングまで余裕のある時間が最も長いものを代替センサとして特定する、請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記プロセッサは、前記余裕のある時間を、前記対象センサの送信タイミングと、前記対象センサと前記代替センサの入れ替えに要する時間とに基づいて算出する、請求項4又は5に記載の情報処理装置。
  7. 前記プロセッサは、前記センサ群のセンサの各々の位置とで求められる、前記対象センサと前記センサの入れ替えに要する時間を用いて前記代替センサを特定する、請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 前記プロセッサは、複数の前記代替センサが特定できた場合、保持している電力の余裕度合いに基づいて代替センサを特定する、請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 前記プロセッサは、前記対象センサの測定対象と前記代替センサの測定対象とで重要度を比較した結果に基づいて代替センサを特定する、請求項1に記載の情報処理装置。
  10. 前記重要度は、測定対象の動作の制御に用いられるかどうかで決定される指標である、請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記センサ群は、前記対象センサと同一の種類のデータを送信可能なセンサの集合である、請求項1に記載の情報処理装置。
  12. 前記センサ群は、前記対象センサが出力する範囲のデータを送信可能なセンサの集合である、請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 前記センサ群は、前記対象センサと同一の頻度でデータを送信可能なセンサの集合である、請求項11又は12に記載の情報処理装置。
  14. 前記センサ群は、前記対象センサと同一の方法で設置可能なセンサの集合である、請求項11又は12に記載の情報処理装置。
  15. コンピュータに、
    センシング結果を所定のタイミングで送信する対象センサと機能的に代替が可能なセンサ群を所定の範囲内で抽出し、
    対象センサの送信タイミング、及び前記対象センサの位置と前記センサ群のセンサの各々の位置に基づき、前記センサ群の中から前記対象センサを代替する代替センサを特定する
    処理を実行させる、コンピュータプログラム。
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