JP7303837B2 - 圧密化済み帯状電極板の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、帯状電極板をロールプレスして圧密化済み帯状電極板を製造する圧密化済み帯状電極板の製造方法に関する。
リチウムイオン二次電池などに用いられる電極板として、帯状の集電箔上に、厚み方向にプレスされ圧密化された圧密化済み活物質層を有する圧密化済み帯状電極板が知られている。更に、このような電極板の中には、図6に示すように、幅方向FHの中央部を、厚み方向GHに圧密化済み活物質層905,906を有する帯状のプレス後活物質部911とし、幅方向FHの両側部を、それぞれ厚み方向GHに圧密化済み活物質層905,906を有しない帯状のプレス後非活物質部912とした圧密化済み帯状電極板901がある。
この圧密化済み帯状電極板901は、例えば以下の手法により製造する。即ち、まず帯状の集電箔903のうち幅方向FHの中央部に、帯状に未乾燥活物質層905X,906Xを形成し、その後、未乾燥活物質層905X,906Xを加熱乾燥させて、帯状の活物質層905Z,906Zを形成する。次に、この帯状電極板901Zを長手方向EHに搬送しつつロールプレスして、活物質層905Z,906Zを厚み方向GHに圧密化し、圧密化済み活物質層905,906を形成する。かくして、圧密化済み帯状電極板901が出来る。なお、関連する従来技術として、例えば特許文献1が挙げられる。
特開2017-228349号公報
しかしながら、上述の帯状電極板901Zをロールプレスする際、非活物質部912Z(プレス後非活物質部912)のうち、特に非活物質部912Z(プレス後非活物質部912)と活物質部911Z(プレス後活物質部911)との境界近傍に、幅方向FHの内側かつ上流側EUHから、幅方向FHの外側かつ下流側EDHに向かって、斜めに延びる斜線状の皺SWが繰り返し生じることがある。
このような斜線状の皺SWが生じる理由は、以下であると考えられる。即ち、ロールプレス後の圧密化済み帯状電極板901のうち、プレス後活物質部911は長手方向EHに延ばされているのに対し、プレス後非活物質部912は、活物質部911よりも厚みが薄く殆どプレスされないため、殆ど延ばされていない。このため、ロールプレス後の圧密化済み帯状電極板901のうちプレス後活物質部911に弛みが生じるので、圧密化済み帯状電極板901に下流側EDHに向けて掛けられた張力は、プレス後活物質部911には殆ど掛からず、プレス後非活物質部912に掛かる。このようにプレス後非活物質部912に下流向きの大きな張力が掛かると、その反力は、プレス後非活物質部912のうち、プレス後非活物質部912とプレス後活物質部911との境界近傍に集中する。このため、この境界近傍に集中する形態に、斜線状の皺SWが生じると考えられる。
本発明は、かかる現状に鑑みてなされたものであって、非活物質部(プレス後非活物質部)に皺が生じるのを抑制した圧密化済み帯状電極板を製造できる圧密化済み帯状電極板の製造方法を提供するものである。
まず、帯状の集電箔及び上記集電箔上に上記集電箔の長手方向に延びる帯状の活物質層を備え、上記長手方向に延びる帯状で、上記集電箔の厚み方向に上記活物質層を有する活物質部と、上記長手方向に延びる帯状で、上記活物質部と上記集電箔の幅方向に並び、上記厚み方向に上記活物質層を有せず、上記活物質部よりも厚みの薄い非活物質部と、を有する帯状電極板から、上記活物質層が圧密化された圧密化済み活物質層を備える圧密化済み帯状電極板を形成するロールプレス装置であって、ロール間隙を空けて平行に配置され、上記長手方向に搬送される上記帯状電極板をロールプレスして上記活物質層を圧密化し、上記圧密化済み活物質層を形成する一対のプレスロールと、上記一対のプレスロールよりも上流側に配置され、上記帯状電極板のうち上記非活物質部を上記長手方向に延伸させる非活物質部延伸部と、を備えるロールプレス装置とするのが好ましい
上述のロールプレス装置では、一対のプレスロールよりも上流側に、上述の非活物質部延伸部を備えており、この非活物質部延伸部により、一対のプレスロールで帯状電極板をロールプレスするのに先立ち、帯状電極板のうち非活物質部を長手方向に延伸させる。これにより、ロールプレス後の圧密化済み帯状電極板では、プレス後活物質部がロールプレスにより長手方向に延ばされているだけでなく、プレス後非活物質部も非活物質部延伸部により長手方向に延ばされている。このため、ロールプレス後の圧密化済み帯状電極板のうちプレス後活物質部に生じる弛みが抑制され、圧密化済み帯状電極板に下流側に向けて掛けられた張力が、プレス後非活物質部だけでなく、プレス後活物質部にも掛かるので、プレス後非活物質部のうち、プレス後非活物質部とプレス後活物質部との境界近傍に大きな反力が集中するのを抑制でき、この境界近傍を中心にプレス後非活物質部に斜線状の皺が生じるのを抑制できる。このように、上述のロールプレス装置を用いれば、非活物質部(プレス後非活物質部)に皺が生じるのを抑制しつつ、活物質部及び非活物質部を有する帯状電極板をロールプレスできる。
なお、「帯状電極板」としては、例えば、前述のように、幅方向の中央に帯状の活物質部が位置し、この活物質部の幅方向の両側にそれぞれ帯状の非活物質部が並んだ形態の帯状電極板が挙げられる。或いは、複数条の帯状の活物質部と複数条の帯状の非活物質部とが交互に幅方向に並んだ形態の帯状電極板も挙げられる。
また、「非活物質部」としては、例えば、集電箔のみからなる非活物質部のほか、集電箔上に、活物質層よりも厚みの薄い保護層が形成された非活物質部などが挙げられる。
更に、上記のロールプレス装置であって、前記非活物質部延伸部は、前記帯状電極板のうち前記非活物質部に圧接し、上記非活物質部を前記長手方向に引っ張って延伸させる延伸ロールを有するロールプレス装置とすると良い。
上述のロールプレス装置では、非活物質部延伸部は、上述の延伸ロールを有する。このため、この非活物質部延伸部によって、帯状電極板のうち非活物質部を長手方向に容易に延伸させることができる。
前述の課題を解決するための本発明の一態様は、帯状の集電箔及び上記集電箔の厚み方向に圧密化された圧密化済み活物質層を備える圧密化済み帯状電極板の製造方法であって、上記集電箔及び上記集電箔上に上記集電箔の長手方向に延びる帯状の活物質層を備え、上記長手方向に延びる帯状で、上記厚み方向に上記活物質層を有する活物質部と、上記長手方向に延びる帯状で、上記活物質部と上記集電箔の幅方向に並び、上記厚み方向に上記活物質層を有せず、上記活物質部よりも厚みの薄い非活物質部と、を有する帯状電極板のうち、上記非活物質部を上記長手方向に延伸させる非活物質部延伸工程と、上記非活物質部延伸工程後の帯状電極板を上記長手方向に搬送しつつロールプレスして上記活物質層を圧密化し、上記圧密化済み活物質層を備える上記圧密化済み帯状電極板を形成するプレス工程と、を備え、上記非活物質部延伸工程で延伸した上記非活物質部の上記長手方向の延伸率ε1(%)と、上記プレス工程で延伸した上記活物質部の上記長手方向の延伸率ε2(%)との延伸率差(ε2-ε1)を、ε2-ε1≦0.3(%)とする圧密化済み帯状電極板の製造方法である。
上述の圧密化済み帯状電極板の製造方法では、プレス工程に先立ち、非活物質部延伸工程において、帯状電極板のうち非活物質部を長手方向に延伸させる。これにより、前述のように、ロールプレス後の圧密化済み帯状電極板では、プレス後活物質部が長手方向に延ばされているだけでなく、プレス後非活物質部も長手方向に延ばされている。このため、圧密化済み帯状電極板に下流側に向けて掛けられた張力が、プレス後非活物質部だけでなく、プレス後活物質部にも掛かるので、プレス後非活物質部のうち、プレス後非活物質部とプレス後活物質部との境界近傍に大きな反力が集中するのを抑制でき、プレス後非活物質部に斜線状の皺が生じるのを抑制できる。このように、上述の製造方法によれば、プレス後非活物質部に皺が生じるのを抑制した圧密化済み帯状電極板を製造できる。
更に、上述の圧密化済み帯状電極板の製造方法では、活物質部延伸工程で延伸した非活物質部の長手方向の延伸率ε1(%)と、プレス工程で延伸した活物質部の長手方向の延伸率ε2(%)との延伸率差(ε2-ε1)を小さく、具体的にはε2-ε1≦0.3(%)とする。これにより、プレス後非活物質部のうち、プレス後非活物質部とプレス後活物質部との境界近傍に大きな反力が集中するのをより効果的に抑制できるため、プレス後非活物質部に皺が生じるのをより効果的に抑制できる。
なお、「延伸率ε1」は、活物質部延伸工程前の帯状電極板の非活物質部に、予め長手方向に所定の間隔L1でケガキ線を入れておき、活物質部延伸工程後の非活物質部におけるケガキ線の間隔L2を測定して、延伸率ε1=(L2-L1)/L1×100(%)により算出する。
また、「延伸率ε2」は、プレス工程前の帯状電極板の活物質部に、予め長手方向に所定の間隔L3でケガキ線を入れておき、プレス工程後の活物質部におけるケガキ線の間隔L4を測定して、延伸率ε2=(L4-L3)/L3×100(%)により算出する。
なお、「延伸率ε1」は、非活物質部をなす集電箔が破断するなど、非活物質部に不具合が生じない範囲内で(但し、ε1>0)、非活物質部の材質や厚みなどを考慮して、その大きさを適宜選択できる。
また、「延伸率ε2」は、活物質部をなす集電箔が破断したり、活物質部をなす活物質層にクラックが生じるなど、活物質部に不具合が生じない範囲内で(但し、ε2>0)、活物質部の材質や厚みなどを考慮して、その大きさを適宜選択できる。
実施形態に係る圧密化済み帯状電極板の斜視図である。 実施形態に係る圧密化済み帯状電極板の製造方法のフローチャートである。 実施形態に係り、帯状電極板、圧密化済み帯状電極板及びロールプレス装置を側方から見た説明図である。 実施形態に係り、帯状電極板及び非活物質部延伸部の延伸ロールを下流側から見た説明図である。 非活物質部の延伸率ε1と活物質部の延伸率ε2との延伸率差(ε2-ε1)と、非活物質部(プレス後非活物質部)に生じた皺の大きさSLとの関係を示すグラフである。 従来技術に係る圧密化済み帯状電極板の斜視図である。
(実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態を、図面を参照しつつ説明する。図1に本実施形態に係る圧密化済み帯状電極板1の斜視図を示す。この圧密化済み帯状電極板1は、ハイブリッドカーやプラグインハイブリッドカー、電気自動車等の車両などに搭載される角型で密閉型のリチウムイオン二次電池を製造するのに用いられる。具体的には、圧密化済み帯状電極板1は、電池を構成する扁平状捲回型或いは積層型の電極体を製造するのに用いられる帯状正極板である。なお、以下では、圧密化済み帯状電極板1の長手方向EH、幅方向FH及び厚み方向GHを、図1に示す方向と定めて説明する。
圧密化済み帯状電極板1は、長手方向EHに延びる帯状で厚み約13μmのアルミニウム箔からなる集電箔3を有する。この集電箔3の第1主面3aのうち、幅方向FHの中央で長手方向EHに延びる領域上には、厚み方向GHにプレスされ圧密化された厚み約60μmの第1圧密化済み活物質層5(以下、単に「圧密化済み活物質層5」ともいう)が、長手方向EHに帯状に形成されている。また、集電箔3の反対側の第2主面3bのうち、幅方向FHの中央で長手方向EHに延びる領域上にも、厚み方向GHにプレスされ圧密化された厚み約60μmの第2圧密化済み活物質層6(以下、単に「圧密化済み活物質層6」ともいう)が、長手方向EHに帯状に形成されている。一方、集電箔3のうち、幅方向FHの両側部で長手方向EHに延びる部位は、それぞれ、圧密化済み活物質層5,6が存在せず、集電箔3が厚み方向GHに露出している。
圧密化済み活物質層5,6は、それぞれ活物質粒子、導電粒子及び結着剤から構成されている。本実施形態では、活物質粒子は、リチウム遷移金属複合酸化物粒子、具体的にはリチウムニッケルコバルトマンガン酸化物粒子である。また、導電粒子はアセチレンブラック(AB)粒子であり、結着剤はポリフッ化ビニリデン(PVDF)である。
この圧密化済み帯状電極板1は、上述のように、集電箔3と、この集電箔3上に形成された帯状の圧密化済み活物質層5,6とからなる。圧密化済み帯状電極板1のうち、幅方向FHの中央部は、厚み方向GHに圧密化済み活物質層5,6を有する帯状のプレス後活物質部11である。一方、圧密化済み帯状電極板1のうち、幅方向FHの両側部(プレス後活物質部11の幅方向FHの両側に並ぶ部位)は、それぞれ厚み方向GHに圧密化済み活物質層5,6を有せず、プレス後活物質部11よりも厚みの薄いプレス後非活物質部12である。
次いで、圧密化済み帯状電極板1の製造方法について説明する(図2~図4参照)。まず「電極板形成工程S1」(図2参照)において、ロールプレス前の帯状電極板1Zを形成する。この電極板形成工程S1は、「第1未乾燥層形成工程S11」、「第1乾燥工程S12」、「第2未乾燥層形成工程S13」及び「第2乾燥工程S14」をこの順に有する。
まず第1未乾燥層形成工程S11において、集電箔3の第1主面3a上に帯状に第1未乾燥活物質層5Xを形成する。具体的には、活物質粒子(本実施形態ではリチウムニッケルコバルトマンガン複合酸化物粒子)、導電粒子(本実施形態ではAB粒子)、結着剤(本実施形態ではPVDF)及び分散媒(本実施形態ではN-メチルピロリドン(NMP))を混合して、活物質ペーストを予め得ておく。この第1未乾燥層形成工程S11では、集電箔3を長手方向EHに搬送しながら、塗工ダイ(不図示)により、上記活物質ペーストを集電箔3の第1主面3aのうち幅方向FHの中央部に吐出して、集電箔3の第1主面3a上に帯状に第1未乾燥活物質層5Xを連続して形成する。
続いて、第1乾燥工程S12において、第1未乾燥層形成工程S11で得た帯状電極板を、乾燥装置(不図示)内に搬送し、第1未乾燥活物質層5Xに熱風を吹き付け加熱乾燥させて、第1活物質層5Z(以下、単に「活物質層5Z」ともいう)を形成する。
次に、第2未乾燥層形成工程S13において、第1未乾燥層形成工程S11と同様にして、集電箔3の反対側の第2主面3bのうち幅方向FHの中央部にも、帯状に第2未乾燥活物質層6Xを形成する。
続いて、第2乾燥工程S14において、第1乾燥工程S12と同様にして、第2未乾燥層形成工程S13で得た帯状電極板のうち、第2未乾燥活物質層6Xに熱風を吹き付け加熱乾燥させて、第2活物質層6Z(以下、単に「活物質層6Z」ともいう)を形成する。その後、この帯状電極板1Zを巻取装置(不図示)を用いてロール状に巻き取る。
この帯状電極板1Zは、集電箔3と活物質層5Z,6Zとからなり、帯状電極板1Zのうち、幅方向FHの中央部は、厚み方向GHに活物質層5Z,6Zを有する帯状の活物質部11Z、活物質部11Zの幅方向FHの両側に並ぶ両側部は、それぞれ厚み方向GHに活物質層5Z,6Zを有しない帯状の非活物質部12Zとなっている。
次に、「非活物質部延伸工程S2」(図2参照)において、帯状電極板1Zのうち非活物質部12Zを長手方向EHに延伸させる。なお、この非活物質部延伸工程S2と後述するプレス工程S3は、ロールプレス装置100(図3及び図4参照)を用いて連続して行う。
まずロールプレス装置100について説明する。このロールプレス装置100は、ロール間隙KAを空けて平行に配置された第1プレスロール110及び第2プレスロール120と、これら第1プレスロール110と第2プレスロール120よりも上流側EUH(図3中、左方)に配置された非活物質部延伸部130とを備える。更に、ロールプレス装置100は、ロール状に巻き取られたロールプレス前の帯状電極板1Zを巻き出して長手方向EHに搬送する巻出装置(不図示)と、ロールプレス後の圧密化済み帯状電極板1をロール状に巻き取る巻取装置(不図示)とを備える。
第1プレスロール110及び第2プレスロール120は、いずれもロール表面110m,120mがステンレスからなる。第1プレスロール110及び第2プレスロール120には、それぞれモータ(不図示)が連結されており、第1プレスロール110は図3中、反時計回りに、第2プレスロール120は図3中、時計回りに回転可能に構成されている。
一方、非活物質部延伸部130は、帯状電極板1Zのうち非活物質部12Zを長手方向EHに延伸させる。この非活物質部延伸部130は、延伸ロール131と、延伸ロール131よりも上流側EUH(図3中、左方)、かつ、図3中、下方に配置された張力付与ロール137を含む張力付与部135とを有する。
具体的には、延伸ロール131(図4も参照)は、幅方向FHの中央に位置するロール中央部132と、ロール中央部132の幅方向FHの両側にそれぞれ位置し、ロール中央部132よりも径大でロール表面133mがステンレスからなるロール両側部133とを有する金属ロールであり、かつ、帯状電極板1Zの搬送に伴って回転する従動ロールである。
この延伸ロール131は、搬送される帯状電極板1Zの図3中、下方に位置して、下方から帯状電極板1Zに抱き角を持って接触する。本実施形態では、巻出装置(不図示)から巻き出した帯状電極板1Zを、第1活物質層5Zを図3及び図4中、上方に向け、第2活物質層6Zを図3及び図4中、下方に向けて長手方向EHに搬送する。このため、延伸ロール131のロール中央部132は、帯状電極板1Zのうち活物質部11Zの第2活物質層6Zに隙間を空けて対向する。一方、ロール両側部133のロール表面133mは、それぞれ帯状電極板1Zのうち非活物質部12Zをなす集電箔3の第2主面3bに圧接する。
また、張力付与部135は、円柱状の張力付与ロール137を有しており、この張力付与ロール137が、搬送される帯状電極板1Zに図3中、上方から接触し、帯状電極板1Zを下方に押さえ付けることにより、帯状電極板1Zに長手方向EHに掛かる張力を変更可能に構成されている。これにより、延伸ロール131のロール両側部133にそれぞれ接触する帯状電極板1Zの非活物質部12Zに長手方向EHに張力が掛かり、この張力の大きさに応じて非活物質部12Zが長手方向EHに引っ張られ延ばされる。
非活物質部延伸工程S2では、巻取装置(不図示)から長手方向EHに搬送された帯状電極板1Zは、非活物質部延伸部130の張力付与部135によって下方に押さえ付けられ、帯状電極板1Zに長手方向EHに掛かる張力が大きくなる。そして、延伸ロール131のロール両側部133にそれぞれ接触する帯状電極板1Zの非活物質部12Zに長手方向EHに大きな張力が掛かり、これにより非活物質部12Zが長手方向EHに引っ張られ延ばされる。本実施形態では、張力付与部135を調整して、非活物質部延伸工程S2で延伸する非活物質部12Zの長手方向EHの延伸率ε1を、ε1=0.85%とした。なお、この延ばされた非活物質部を「非活物質部12Y」、非活物質部12Yを有する帯状電極板を「帯状電極板1Y」ともいう。
続いて、「プレス工程S3」(図2参照)において、上述のロールプレス装置100(図3及び図4参照)を用いて、非活物質部12Yが延ばされた帯状電極板1Yを、長手方向EHに搬送しつつロールプレスして、活物質層5Z,6Zをそれぞれ厚み方向GHに圧密化し、圧密化済み活物質層5,6を備える圧密化済み帯状電極板1を形成する。
プレス工程S3では、非活物質部延伸部130から長手方向EHに搬送された帯状電極板1Zは、第1プレスロール110と第2プレスロール120とによってロールプレスされ、活物質層5Z,6Zが厚み方向GHに圧密化されて、圧密化済み活物質層5,6を備える圧密化済み帯状電極板1が連続して作製される。その後、この圧密化済み帯状電極板1は、巻取装置(不図示)によってロール状に巻き取られる。
このプレス工程S3では、帯状電極板1Yのうち、活物質部11Zは長手方向EHに延ばされるのに対し、非活物質部12Zは、厚みが薄く殆どプレスされないため、殆ど延ばされない。本実施形態では、第1プレスロール110及び第2プレスロール120による線圧を調整して、プレス工程S3で延伸する活物質部11Zの長手方向EHの延伸率ε2を、ε2=0.86%とした。
但し、非活物質部12Zは、前述の非活物質部延伸工程S2において予め長手方向EHに延ばされている。このため、ロールプレス後の圧密化済み帯状電極板1では、プレス後活物質部11が長手方向EHに延ばされているだけでなく、プレス後非活物質部12も長手方向EHに延ばされている。このため、ロールプレス後の圧密化済み帯状電極板1のうちプレス後活物質部11に生じる弛みが抑制され、圧密化済み帯状電極板1に下流側EDHに向けて掛けられた張力が、プレス後非活物質部12だけでなく、プレス後活物質部11にも掛かるので、プレス後非活物質部12のうち、プレス後非活物質部12とプレス後活物質部11との境界近傍に大きな反力が集中するのを抑制でき、この境界近傍を中心にプレス後非活物質部12に斜線状の皺が生じるのを抑制できる。
(実験結果)
次いで、プレス後非活物質部12をなす集電箔3に生じる皺と、非活物質部の延伸率ε1と活物質部の延伸率ε2との延伸率差(ε2-ε1)との関係を検証するために行った実験結果について説明する(表1及び図5参照)。
表1に示すように、実験例1~11に係る圧密化済み帯状電極板1を作製し、プレス後非活物質部12をなす集電箔3に生じた皺の大きさSL(mm)について調査した。具体的には、前述の実施形態と同様に電極板形成工程S1、非活物質部延伸工程S2及びプレス工程S3を行って、圧密化済み帯状電極板1をそれぞれ作製した。但し、表1に示すように、実験例毎に、非活物質部延伸工程S2で延伸する非活物質部12Zの長手方向EHの延伸率ε1(%)と、プレス工程S3で延伸する活物質部11Zの長手方向EHの延伸率ε2(%)をそれぞれ調整して、各実験例の圧密化済み帯状電極板1を作製した。
なお前述したように、延伸率ε1は、非活物質部延伸工程S2で延伸する前の帯状電極板1Zの非活物質部12Zに、予め長手方向EHに所定の間隔L1(各実験例及び実施形態ではL1=1000mm)でケガキ線(図示しない)を入れておき、非活物質部延伸工程S2後の非活物質部12Yにおけるケガキ線の間隔L2を測定して、延伸率ε1=(L2-L1)/L1×100(%)により算出した。
また、延伸率ε2は、プレス工程S3で延伸する前の帯状電極板1Yの活物質部11Zに、予め長手方向EHに所定の間隔L3(各実験例及び実施形態ではL3=1000mm)でケガキ線(図示しない)を入れておき、プレス工程S3後のプレス後活物質部11におけるケガキ線の間隔L4を測定して、延伸率ε2=(L4-L3)/L3×100(%)により算出した。
Figure 0007303837000001
その後、各実験例の圧密化済み帯状電極板1について、プレス後非活物質部12をなす集電箔3に生じた皺の大きさSL(mm)をそれぞれ測定した。具体的には、各実検例の圧密化済み帯状電極板1を静電吸着ステージの上に載せて静電吸着させ、プレス後非活物質部12の幅方向FHの内側(プレス後活物質部11との境界)から幅方向FHに測定した際の皺の最大長さを、皺の大きさSL(mm)とした。延伸率差(ε2-ε1)と、プレス後非活物質部12をなす集電箔3に生じた皺の大きさSL(mm)との関係を、図5のグラフに示す。
図5から明らかなように、延伸率差(ε2-ε1)が大きすぎると、具体的には0.3%を超えると、大きな皺がプレス後非活物質部12に生じる。一方、延伸率差(ε2-ε1)を小さくし、ε2-ε1≦0.3(%)の範囲内とすれば、プレス後非活物質部12に殆ど皺が生じないことが判る。従って、ε2-ε1≦0.3(%)を満たすように、非活物質部延伸工程S2における非活物質部12Zの延伸率ε1と、プレス工程S3における活物質部11Zの延伸率ε2(%)を調整して、圧密化済み帯状電極板1を製造するのが好ましいことが判る。
以上で説明したように、ロールプレス装置100及びこれを用いた圧密化済み帯状電極板1の製造方法では、プレス工程S3に先立ち、非活物質部延伸工程S2において、ロールプレス装置100の非活物質部延伸部130により、帯状電極板1Zのうち非活物質部12Zを長手方向EHに延伸させる。これにより、ロールプレス後の圧密化済み帯状電極板1では、プレス後活物質部11がロールプレスにより長手方向EHに延ばされているだけでなく、プレス後非活物質部12も非活物質部延伸部130により長手方向EHに延ばされている。このため、ロールプレス後の圧密化済み帯状電極板1のうちプレス後活物質部11に生じる弛みが抑制され、圧密化済み帯状電極板1に下流側EDHに向けて掛けられた張力が、プレス後非活物質部12だけでなく、プレス後活物質部11にも掛かるので、プレス後非活物質部12のうち、プレス後非活物質部12とプレス後活物質部11との境界近傍に大きな反力が集中するのを抑制でき、この境界近傍を中心にプレス後非活物質部12に斜線状の皺が生じるのを抑制できる。
更に、ロールプレス装置100は、延伸ロール131を有する非活物質部延伸部130を備える。このため、この非活物質部延伸部130によって、帯状電極板1Zのうち非活物質部12Zを長手方向EHに容易に延伸させることができる。
また、圧密化済み帯状電極板1の製造方法では、非活物質部延伸工程S2で延伸した非活物質部12Zの延伸率ε1(%)と、プレス工程S3で延伸した活物質部11Zの延伸率ε2(%)との延伸率差(ε2-ε1)を小さく、具体的にはε2-ε1≦0.3(%)としている。これにより、非活物質部12Z(プレス後非活物質部12)に皺が生じるのをより効果的に抑制できる。
以上において、本発明を実施形態に即して説明したが、本発明は実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更して適用できることは言うまでもない。
例えば、実施形態では、圧密化済み帯状電極板1が正極板である場合に本発明を適用したが、圧密化済み帯状電極板1が負極板である場合に本発明を適用することもできる。
また、実施形態では、非活物質部延伸部130の延伸ロール131によって、帯状電極板1Zの非活物質部12Zを長手方向EHに圧延させたが、これに限られない。
例えば、帯状電極板1Zの非活物質部12Zにそれぞれ接触する一対の段付プレスロールによって、非活物質部12Zをロールプレスして、非活物質部12Z長手方向EHに圧延させてもよい。
或いは、帯状電極板1Zの非活物質部12Z長手方向EHに引っ張りながら非活物質部12Zを加熱することによって、非活物質部12Z長手方向EHに圧延させてもよい。
1 圧密化済み帯状電極板
1Z (電極板形成工程で形成された)帯状電極板
1Y (非活物質部延伸工程を行った)帯状電極板
3 集電箔
5 第1圧密化済み活物質層
5Z 第1活物質層
6 第2圧密化済み活物質層
6Z 第2活物質層
11 プレス後活物質部
11Z 活物質部
12 プレス後非活物質部
12Z 非活物質部
12Y (非活物質部延伸工程を行って延ばされた)非活物質部
100 ロールプレス装置
110 第1プレスロール
120 第2プレスロール
130 非活物質部延伸部
EH 長手方向
EUH 上流側
EDH 下流側
FH 幅方向
GH 厚み方向
KA ロール間隙
ε1 (非活物質部の長手方向の)延伸率
ε2 (活物質部の長手方向の)延伸率
S1 電極板形成工程
S2 非活物質部延伸工程
S3 プレス工程

Claims (1)

  1. 帯状の集電箔及び上記集電箔の厚み方向に圧密化された圧密化済み活物質層を備える圧密化済み帯状電極板の製造方法であって、
    上記集電箔及び上記集電箔上に上記集電箔の長手方向に延びる帯状の活物質層を備え、
    上記長手方向に延びる帯状で、上記厚み方向に上記活物質層を有する活物質部と、
    上記長手方向に延びる帯状で、上記活物質部と上記集電箔の幅方向に並び、上記厚み方向に上記活物質層を有せず、上記活物質部よりも厚みの薄い非活物質部と、を有する
    帯状電極板のうち、上記非活物質部を上記長手方向に延伸させる非活物質部延伸工程と、
    上記非活物質部延伸工程後の帯状電極板を上記長手方向に搬送しつつロールプレスして上記活物質層を圧密化し、上記圧密化済み活物質層を備える上記圧密化済み帯状電極板を形成するプレス工程と、を備え
    上記非活物質部延伸工程で延伸した上記非活物質部の上記長手方向の延伸率ε1(%)と、上記プレス工程で延伸した上記活物質部の上記長手方向の延伸率ε2(%)との延伸率差(ε2-ε1)を、ε2-ε1≦0.3(%)とする
    圧密化済み帯状電極板の製造方法。
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