JP7302603B2 - 通信装置、方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、無線アクセスネットワークにおける通信装置、その方法、プログラム、及び記録媒体に関する。
非特許文献1に記載されているように、次世代の無線アクセスネットワークのアーキテクチャが検討されている。具体的に、非特許文献1のFigure 1には、無線アクセスネットワークの基地局側で処理が行われる物理レイヤを上位物理レイヤ(High physical layer)と下位物理レイヤ(Low physical layer)とに分割すること、上位物理レイヤの処理が中央ユニット(Central unit)により行われること、及び、下位物理レイヤの処理が無線ユニット(Radio unit)により行われることが記載されている。
xRAN-MP-WG、XRAN-FH.WP.0-v01.00、[online]、平成30年7月19日、xRAN-MP-WG、[平成30年8月27日検索]、インターネット(URL: http://www.xran.org/resources/)
残念ながら、上述した非特許文献1などでは、無線アクセスネットワークの基地局側で行われる処理を上位レイヤと下位レイヤに分けてそれぞれ異なるユニット(装置)で処理を行うアーキテクチャに対して、その冗長化を図ることについて具体的な検討がなされていない。
本発明の目的は、無線アクセスネットワークで行われる処理を2つのレイヤに分けてそれぞれ異なる装置で処理を行うアーキテクチャにおいて、上位側のレイヤの処理の冗長化を実現することが可能な通信装置、その方法、プログラム、及び記録媒体を提供することにある。
本発明の一の態様によれば、通信装置は、無線アクセスネットワークで第1のレイヤの処理を行う第1のレイヤ処理部と、前記無線アクセスネットワークで前記第1のレイヤよりも上位である第2のレイヤの処理を行う2以上のクライアントとの間で接続を確立するための処理を行う確立部と、前記第2のレイヤの処理を行う第1のクライアントとの間の接続状態に関する情報を取得する取得部と、前記第1のクライアントとの間の接続状態に関する前記情報を、第2のクライアントに送信する通信処理部とを備える。
本発明の一の態様によれば、通信装置は、無線アクセスネットワークで第1のレイヤよりも上位である第2のレイヤの処理を行う2以上のクライアント装置との間で接続可能なサーバであって前記第1のレイヤの処理を行う前記サーバとの間で通信を行い、前記サーバと前記第2のレイヤの処理を行う第1のクライアントとの間の接続状態に関する情報を受信する通信処理部と、前記第1のクライアントとの間の接続状態に関する前記情報に応じて、前記サーバと前記第2のレイヤの処理を行う第2のクライアントの間の接続に関する制御を行う制御部とを備える。
本発明の一の態様によれば、方法は、無線アクセスネットワークで第1のレイヤの処理を行うことと、前記無線アクセスネットワークで前記第1のレイヤよりも上位である第2のレイヤの処理を行う2以上のクライアントとの間で接続を確立するための処理を行うことと、前記第2のレイヤの処理を行う第1のクライアントとの間の接続状態に関する情報を取得することと、前記第1のクライアントとの間の接続状態に関する前記情報を第2のクライアントに送信することとを含む。
本発明の一の態様によれば、方法は、無線アクセスネットワークで第1のレイヤよりも上位である第2のレイヤの処理を行う2以上のクライアント装置との間で接続可能なサーバであって前記第1のレイヤの処理を行う前記サーバとの間で通信を行い、前記サーバと前記第2のレイヤの処理を行う第1のクライアントとの間の接続状態に関する情報を受信することと、前記第1のクライアントとの間の接続状態に関する前記情報に応じて、前記サーバと前記第2のレイヤの処理を行う第2のクライアントの間の接続に関する制御を行うこととを含む。
本発明の一の態様によれば、プログラムは、無線アクセスネットワークで第1のレイヤの処理を行うことと、前記無線アクセスネットワークで前記第1のレイヤよりも上位である第2のレイヤの処理を行う2以上のクライアントとの間で接続を確立するための処理を行うことと、前記第2のレイヤの処理を行う第1のクライアントとの間の接続状態に関する情報を取得することと、前記第1のクライアントとの間の接続状態に関する前記情報を第2のクライアントに送信することとをプロセッサに実行させる。
本発明の一の態様によれば、プログラムは、無線アクセスネットワークで第1のレイヤよりも上位である第2のレイヤの処理を行う2以上のクライアント装置との間で接続可能なサーバであって前記第1のレイヤの処理を行う前記サーバとの間で通信を行い、前記サーバと前記第2のレイヤの処理を行う第1のクライアントとの間の接続状態に関する情報を受信することと、前記第1のクライアントとの間の接続状態に関する前記情報に応じて、前記サーバと前記第2のレイヤの処理を行う第2のクライアントの間の接続に関する制御を行うこととをプロセッサに実行させる。
本発明の一の態様によれば、記録媒体は、無線アクセスネットワークで第1のレイヤの処理を行うことと、前記無線アクセスネットワークで前記第1のレイヤよりも上位である第2のレイヤの処理を行う2以上のクライアントとの間で接続を確立するための処理を行うことと、前記第2のレイヤの処理を行う第1のクライアントとの間の接続状態に関する情報を取得することと、前記第1のクライアントとの間の接続状態に関する前記情報を第2のクライアントに送信することとをプロセッサに実行させるプログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体である。
本発明の一の態様によれば、記録媒体は、無線アクセスネットワークで第1のレイヤよりも上位である第2のレイヤの処理を行う2以上のクライアント装置との間で接続可能なサーバであって前記第1のレイヤの処理を行う前記サーバとの間で通信を行い、前記サーバと前記第2のレイヤの処理を行う第1のクライアントとの間の接続状態に関する情報を受信することと、前記第1のクライアントとの間の接続状態に関する前記情報に応じて、前記サーバと前記第2のレイヤの処理を行う第2のクライアントの間の接続に関する制御を行うこととをプロセッサに実行させるプログラム記録したコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体である。
本発明によれば、無線アクセスネットワークで行われる処理を2つのレイヤに分けてそれぞれ異なる装置で処理を行うアーキテクチャにおいて、第1のレイヤよりも上位側である第2のレイヤの処理の冗長化を実現することが可能になる。なお、本発明により、当該効果の代わりに、又は当該効果とともに、他の効果が奏されてもよい。
図1は、無線アクセスネットワークの基地局側で行われる処理を2つのレイヤに分けてそれぞれ異なる装置で処理を行うアーキテクチャ1000において、上位レイヤの処理の冗長化を行う具体例を示す図である。 図2は、本発明が適用された実施形態に係るシステム1の概略的な構成の一例を示す説明図である。 図3は、第1の実施形態に係るサーバ装置100の概略的な構成の例を示すブロック図である。 図4は、第1の実施形態に係るクライアント装置200の概略的な構成の例を示すブロック図である。 図5は、第1の実施形態に係るクライアント装置300の概略的な構成の例を示すブロック図である。 図6は、第1の実施形態に係るクライアント装置400の概略的な構成の例を示すブロック図である。 図7は、物理レイヤを上位物理レイヤと下位物理レイヤとに分割した場合に実現されるシステム1の具体的なアーキテクチャを示すブロック図である。 図8は、上記接続状態の検出を行うための具体的な処理を示すフロー図である。 図9は、M-Planeがサポートする階層モデルの概略的な構成を示す図である。 図10は、サーバ装置100の接続されるクライアント装置の接続状態を変更する処理の概略的な流れの例を説明するためのフローチャートである。 図11は、M-Planeがサポートするハイブリッドモデルの概略的な構成を示す図である。 図12は、第2の実施形態に係る通信装置500の概略的な構成の例を示すブロック図である。 図13は、第3の実施形態に係る通信装置600の概略的な構成の例を示すブロック図である。
以下、添付の図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、同様に説明されることが可能な要素については、同一の符号を付することにより重複説明が省略され得る。
説明は、以下の順序で行われる。
1.本発明の実施形態の概要
2.システムの構成
3.第1の実施形態
3.1.サーバ装置100の構成
3.2.クライアント装置200の構成
3.3.クライアント装置300の構成
3.4.クライアント装置400の構成
3.5.技術的特徴
3.6.変形例
4.第2の実施形態
4.1.通信装置の構成
4.2.技術的特徴
5.第3の実施形態
5.1.通信装置の構成
5.2.技術的特徴
6.他の実施形態
<<1.本発明の実施形態の概要>>
まず、本発明の実施形態の概要を説明する。
(1)技術的課題
下記の参考文献に記載されているように、次世代の無線アクセスネットワークのアーキテクチャが検討されている。
[参考文献]xRAN-MP-WG、XRAN-FH.WP.0-v01.00、[online]、平成30年7月19日、xRAN-MP-WG、[平成30年8月27日検索]、インターネット(URL: http://www.xran.org/resources/)
具体的に、上記参考文献のFigure 1には、無線アクセスネットワークの基地局側で処理が行われる物理レイヤを上位物理レイヤ(High physical layer)と下位物理レイヤ(Low physical layer)とに分割すること、上位物理レイヤの処理が中央ユニット(Central unit)により行われること、及び、下位物理レイヤの処理が無線ユニット(Radio unit)により行われることが記載されている。
残念ながら、上記参考文献などでは、無線アクセスネットワークの基地局側で行われる処理を上位レイヤと下位レイヤに分けてそれぞれ異なるユニット(装置)で処理を行うアーキテクチャに対して、その冗長化を図ることについて具体的な検討がなされていない。
本実施形態の目的は、無線アクセスネットワークで行われる処理を2つのレイヤに分けてそれぞれ異なる装置で処理を行うアーキテクチャにおいて、例えば図1に示すように、上位レイヤの処理の冗長化を実現することにある。
図1は、無線アクセスネットワークの基地局側で行われる処理を2つのレイヤに分けてそれぞれ異なる装置で処理を行うアーキテクチャ1000において、上位レイヤの処理の冗長化を行う具体例を示す図である。
つまり、図1に示すアーキテクチャ1000は、下位のレイヤの処理を行うサーバ装置1101と、上位のレイヤの処理を行う2つのクライアント装置1201、1202とから構成される。
例えば、サーバ装置1101は、例えば、Network Configuration Protocol (NETCONF)のサーバであって、より具体的には、下位物理レイヤ(Low physical layer)の処理を行う無線ユニット(Radio unit)である。また、クライアント装置1201、1202は、それぞれ、Network Configuration Protocol (NETCONF)のクライアントであって、より具体的には、上位物理レイヤ(High physical layer)以上の上位レイヤの処理を行う中央ユニット(Central unit)である。
以上のような構成のアーキテクチャ1000においてクライアント装置1201とサーバ装置1101との間の通信が切断された場合、サーバ装置1101は、クライアント装置1201からクライアント装置1202に代えて処理を行うことが必要となる。
(2)技術的特徴
本実施形態では、例えば、無線アクセスネットワークで第1のレイヤの処理を行い、上記無線アクセスネットワークで上記第1のレイヤよりも上位である第2のレイヤの処理を行う2以上のクライアントとの間で接続を確立するための処理を行い、上記第2のレイヤの処理を行う第1のクライアントとの間の接続状態に関する情報を取得し、上記第1のクライアントとの間の接続状態に関する上記情報を第2のクライアントに送信する。
これにより、例えば、無線アクセスネットワーク内を2つのレイヤに分けてそれぞれ異なる装置で処理を行うアーキテクチャにおいて、第1のレイヤよりも上位側である第2のレイヤの処理の冗長化を実現することが可能になる。
なお、上述した技術的特徴は本発明の実施形態の具体的な一例であり、当然ながら、本発明の実施形態は上述した技術的特徴に限定されない。
<<2.システムの構成>>
図2を参照して、本発明の実施形態に係るシステム1の構成の例を説明する。図2は、本発明が適用された実施形態に係るシステム1の概略的な構成の一例を示す説明図である。図2を参照すると、システム1は、端末装置2との間で無線通信を行うサーバ装置100、クライアント装置200、300、400を備える。
例えば、サーバ装置100は、例えば、Network Configuration Protocol (NETCONF)のサーバであって、より具体的には、下位物理レイヤ(Low physical layer)の処理を行う無線ユニット(Radio unit)である。
また、クライアント装置200、300、400は、サーバ装置100のクライアントである。例えば、クライアント装置200、300、400は、Network Configuration Protocol (NETCONF)のクライアントであって、より具体的には、上位物理レイヤ(High physical layer)以上の上位レイヤの処理を行う中央ユニット(Central unit)、又は無線アクセスネットワークを管理するネットワークマネージメントシステム(Network Management System)である。
<<3.第1の実施形態>>
続いて、図3~図11を参照して、本発明の第1の実施形態を説明する。
<3.1.サーバ装置100の構成>
次に、図3を参照して、第1の実施形態に係るサーバ装置100の構成の例を説明する。図3は、第1の実施形態に係るサーバ装置100の概略的な構成の例を示すブロック図である。図3を参照すると、サーバ装置100は、無線通信部110、ネットワーク通信部120、記憶部130及び処理部140を備える。
(1)無線通信部110
無線通信部110は、信号を無線で送受信する。例えば、無線通信部110は、端末装置(例えば、端末装置2)からの信号を受信し、端末装置(例えば、端末装置2)への信号を送信する。
(2)ネットワーク通信部120
ネットワーク通信部120は、ネットワークから信号を受信し、ネットワークへ信号を送信する。
(3)記憶部130
記憶部130は、サーバ装置100の動作のためのプログラム(命令)及びパラメータ、並びに様々なデータを、一時的に又は恒久的に記憶する。当該プログラムは、サーバ装置100の動作のための1つ以上の命令を含む。
(4)処理部140
処理部140は、サーバ装置100の様々な機能を提供する。処理部140は、第1のレイヤ処理部141、確立部143、取得部145、及び通信処理部147を含む。なお、処理部140は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含みうる。すなわち、処理部140は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。第1のレイヤ処理部141、確立部143、取得部145、及び通信処理部147の具体的な動作は、後に詳細に説明する。
例えば、処理部140(通信処理部147)は、無線通信部110を介して端末装置(例えば、端末装置2)と通信する。例えば、処理部140(通信処理部147)は、ネットワーク通信部120を介して他のネットワークノード(例えば、クライアント装置200、300、400)と通信する。
(5)実装例
無線通信部110は、アンテナ及び高周波(Radio Frequency:RF)回路等により実装されてもよく、当該アンテナは、指向性アンテナであってもよい。ネットワーク通信部120は、ネットワークアダプタ並びに/又はネットワークインタフェースカード等により実装されてもよい。記憶部130は、メモリ(例えば、不揮発性メモリ及び/若しくは揮発性メモリ)並びに/又はハードディスク等により実装されてもよい。処理部140は、ベースバンド(Baseband:BB)プロセッサ及び/又は他の種類のプロセッサ等の1つ以上のプロセッサにより実装されてもよい。第1のレイヤ処理部141、確立部143、取得部145、及び通信処理部147は、同一のプロセッサにより実装されてもよく、別々に異なるプロセッサにより実装されてもよい。上記メモリ(記憶部130)は、上記1つ以上のプロセッサ内に含まれていてもよく、又は、上記1つ以上のプロセッサ外にあってもよい。
サーバ装置100は、プログラム(命令)を記憶するメモリと、当該プログラム(命令)を実行可能な1つ以上のプロセッサとを含んでもよい。当該1つ以上のプロセッサは、上記プログラムを実行して、処理部140の動作(第1のレイヤ処理部141、確立部143、取得部145、及び/又は、通信処理部147の動作)を行ってもよい。上記プログラムは、処理部140の動作(第1のレイヤ処理部141、確立部143、取得部145、及び/又は、通信処理部147の動作)をプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
<3.2.クライアント装置200の構成>
次に、図4を参照して、第1の実施形態に係るクライアント装置200の構成の例を説明する。図4は、第1の実施形態に係るクライアント装置200の概略的な構成の例を示すブロック図である。図4を参照すると、クライアント装置200は、ネットワーク通信部210、記憶部220及び処理部230を備える。
(1)ネットワーク通信部210
ネットワーク通信部210は、ネットワークから信号を受信し、ネットワークへ信号を送信する。
(2)記憶部220
記憶部220は、クライアント装置200の動作のためのプログラム(命令)及びパラメータ、並びに様々なデータを、一時的に又は恒久的に記憶する。当該プログラムは、クライアント装置200の動作のための1つ以上の命令を含む。
(3)処理部230
処理部230は、クライアント装置200の様々な機能を提供する。処理部230は、通信処理部231、及び制御部233を含む。なお、処理部230は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含みうる。すなわち、処理部230は、これらの構成要素の動作以外の動作も行いうる。
例えば、処理部230(通信処理部231)は、ネットワーク通信部210を介して他のネットワークノード(例えば、サーバ装置100、クライアント装置300、400)と通信する。
(4)実装例
ネットワーク通信部210は、ネットワークアダプタ並びに/又はネットワークインタフェースカード等により実装されてもよい。記憶部220は、メモリ(例えば、不揮発性メモリ及び/若しくは揮発性メモリ)並びに/又はハードディスク等により実装されてもよい。処理部230は、1つ以上のプロセッサにより実装されてもよい。通信処理部231、及び制御部233は、同一のプロセッサにより実装されてもよく、別々に異なるプロセッサにより実装されてもよい。上記メモリ(記憶部220)は、上記1つ以上のプロセッサ内に含まれていてもよく、又は、上記1つ以上のプロセッサ外にあってもよい。
クライアント装置200は、プログラム(命令)を記憶するメモリと、当該プログラム(命令)を実行可能な1つ以上のプロセッサとを含んでもよい。当該1つ以上のプロセッサは、上記プログラムを実行して、処理部230の動作(通信処理部231、及び/又は制御部233の動作)を行ってもよい。上記プログラムは、処理部230の動作(通信処理部231、及び/又は制御部233の動作)をプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
なお、クライアント装置200は、仮想化されていてもよい。すなわち、クライアント装置200は、仮想マシンとして実装されてもよい。この場合に、クライアント装置200(仮想マシン)は、プロセッサ及びメモリ等を含む物理マシン(ハードウェア)及びハイパーバイザ上で仮想マシンとして動作してもよい。
<3.3.クライアント装置300の構成>
次に、図5を参照して、第1の実施形態に係るクライアント装置300の構成の例を説明する。図5は、第1の実施形態に係るクライアント装置300の概略的な構成の例を示すブロック図である。図5を参照すると、クライアント装置300は、ネットワーク通信部310、記憶部320、及び処理部330を備える。
(1)ネットワーク通信部310
ネットワーク通信部310は、ネットワークから信号を受信し、ネットワークへ信号を送信する。
(2)記憶部320
記憶部320は、クライアント装置300の動作のためのプログラム(命令)及びパラメータ、並びに様々なデータを、一時的に又は恒久的に記憶する。当該プログラムは、クライアント装置300の動作のための1つ以上の命令を含む。
(3)処理部330
処理部330は、クライアント装置300の様々な機能を提供する。処理部330は、通信処理部331、及び制御部333を含む。なお、処理部330は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含みうる。すなわち、処理部330は、これらの構成要素の動作以外の動作も行いうる。
例えば、処理部330(通信処理部331)は、ネットワーク通信部310を介して他のネットワークノード(例えば、サーバ装置100、クライアント装置200、400)と通信する。
(4)実装例
ネットワーク通信部310は、ネットワークアダプタ並びに/又はネットワークインタフェースカード等により実装されてもよい。記憶部320は、メモリ(例えば、不揮発性メモリ及び/若しくは揮発性メモリ)並びに/又はハードディスク等により実装されてもよい。処理部330は、1つ以上のプロセッサにより実装されてもよい。通信処理部331、及び制御部333は、同一のプロセッサにより実装されてもよく、別々に異なるプロセッサにより実装されてもよい。上記メモリ(記憶部320)は、上記1つ以上のプロセッサ内に含まれていてもよく、又は、上記1つ以上のプロセッサ外にあってもよい。
クライアント装置300は、プログラム(命令)を記憶するメモリと、当該プログラム(命令)を実行可能な1つ以上のプロセッサとを含んでもよい。当該1つ以上のプロセッサは、上記プログラムを実行して、処理部330の動作(通信処理部331、及び/又は制御部333の動作)を行ってもよい。上記プログラムは、処理部330の動作(通信処理部331、及び/又は制御部333の動作)をプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
なお、クライアント装置300は、仮想化されていてもよい。すなわち、クライアント装置300は、仮想マシンとして実装されてもよい。この場合に、クライアント装置300(仮想マシン)は、プロセッサ及びメモリ等を含む物理マシン(ハードウェア)及びハイパーバイザ上で仮想マシンとして動作してもよい。
<3.4.クライアント装置400の構成>
次に、図6を参照して、第1の実施形態に係るクライアント装置400の構成の例を説明する。図6は、第1の実施形態に係るクライアント装置400の概略的な構成の例を示すブロック図である。図6を参照すると、クライアント装置400は、ネットワーク通信部410、記憶部420及び処理部430を備える。
(1)ネットワーク通信部410
ネットワーク通信部410は、ネットワークから信号を受信し、ネットワークへ信号を送信する。
(2)記憶部420
記憶部420は、クライアント装置400の動作のためのプログラム(命令)及びパラメータ、並びに様々なデータを、一時的に又は恒久的に記憶する。当該プログラムは、クライアント装置400の動作のための1つ以上の命令を含む。
(3)処理部430
処理部430は、クライアント装置400の様々な機能を提供する。処理部430は、通信処理部431、及び制御部433を含む。なお、処理部430は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。すなわち、処理部430は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。
例えば、処理部430(通信処理部431)は、ネットワーク通信部410を介して他のネットワークノード(例えば、サーバ装置100、クライアント装置200、300)と通信する。
(4)実装例
ネットワーク通信部410は、ネットワークアダプタ並びに/又はネットワークインタフェースカード等により実装されてもよい。記憶部420は、メモリ(例えば、不揮発性メモリ及び/若しくは揮発性メモリ)並びに/又はハードディスク等により実装されてもよい。処理部430は、1つ以上のプロセッサにより実装されてもよい。通信処理部431、及び制御部433は、同一のプロセッサにより実装されてもよく、別々に異なるプロセッサにより実装されてもよい。上記メモリ(記憶部420)は、上記1つ以上のプロセッサ内に含まれていてもよく、又は、上記1つ以上のプロセッサ外にあってもよい。
クライアント装置400は、プログラム(命令)を記憶するメモリと、当該プログラム(命令)を実行可能な1つ以上のプロセッサとを含んでもよい。当該1つ以上のプロセッサは、上記プログラムを実行して、処理部430の動作(通信処理部431、及び/又は制御部433の動作)を行ってもよい。上記プログラムは、処理部430の動作(通信処理部431、及び/又は制御部433の動作)をプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
なお、クライアント装置400は、仮想化されていてもよい。すなわち、クライアント装置400は、仮想マシンとして実装されてもよい。この場合に、クライアント装置400(仮想マシン)は、プロセッサ及びメモリ等を含む物理マシン(ハードウェア)及びハイパーバイザ上で仮想マシンとして動作してもよい。
<3.5.技術的特徴>
次に、第1の実施形態の技術的特徴を説明する。
サーバ装置100(第1のレイヤ処理部141)は、無線アクセスネットワークで第1のレイヤの処理を行う。サーバ装置100(確立部143)は、無線アクセスネットワークで上記第1のレイヤよりも上位である第2のレイヤの処理を行う2以上のクライアント(例えば、クライアント装置200、300)との間で接続を確立するための処理を行う。サーバ装置100(取得部145)は、上記第2のレイヤの処理を行う第1のクライアント(例えば、クライアント装置200)との間の接続状態に関する情報を取得する。サーバ装置100(通信処理部147)は、上記第1のクライアントとの間の接続状態に関する上記情報を第2のクライアント(例えば、クライアント装置300又はクライアント装置400)に送信する。
(1)第1及び第2のレイヤ
例えば物理レイヤが上位物理レイヤ(High physical layer)と下位物理レイヤ(Low physical layer)とに分割される場合、上記第1のレイヤは下位物理レイヤである。具体的に、下位物理レイヤは、具体的には、FFT(Fast Fourier Transform)/iFFT(inverse Fast Fourier Transform)、デジタルビームフォーミング、およびPRACH(Physical Random Access Channel)抽出およびフィルタリングなどの処理が含まれる。
上記第2のレイヤは、上位物理レイヤを含む上位レイヤである。具体的に、上位物理レイヤは、FEC(Forward error correction)のエンコード/デコード、スクランブリング、および変調/復調などの処理が含まれる。
図7は、上述したように、物理レイヤを上位物理レイヤと下位物理レイヤとに分割した場合に実現されるシステム1の具体的なアーキテクチャを示すブロック図である。
図7に示すように、サーバ装置100は、上記無線アクセスネットワークの基地局(例えば、gNB)内において下位物理レイヤの処理を行う無線ユニット(Radio unit:RU)である。具体的に、無線ユニットは、下位物理レイヤ及びRF(Radio Frequency)処理のホスティングを行う論理ノードである。
また、図7に示すように、上記第1のクライアント(例えば、クライアント装置200)は、上記無線アクセスネットワークの基地局(gNB)において、上位物理レイヤを含む上位レイヤの処理を行う下位レイヤスプリット中央ユニット(lower-layer split - Central Unit:lls-CU)である。ここで、下位レイヤスプリット中央ユニットは、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)レイヤ、RLC(Radio Link Control)レイヤ、MAC(Medium Access Control)レイヤ、及び上位物理レイヤのホスティングを行う論理ノードである。
さらに、図7に示すように、クライアント装置300は、下位レイヤスプリット中央ユニット(lower-layer split - Central Unit:lls-CU)であってもよい。また、クライアント装置400は、上記無線アクセスネットワークに関する管理を行うネットワークマネージメントシステムであってもよい。
以上のような構成において、制御プレーン(C-Plane)、ユーザプレーン(U-Plane)、及び同期プレーン(S-Plane)については、サーバ装置100(RU)とクライアント装置200、300(lls-CU)との間で処理が行われる。
一方、管理プレーン(M-Plane)については、RU向けの「スタートアップ」インストール、ソフトウェア管理、構成管理、パフォーマンス管理、障害管理、及び、ファイル管理などの管理機能をサポートするために使用される。具体的に、M-Planeは、2つのアーキテクチャモデルをサポートする。例えば、階層モデルではサーバ装置100(RU)とクライアント装置200、300(lls-CU)との間で通信が行われる。また、ハイブリッドモデルでは、サーバ装置100(RU)とクライアント装置200、300(lls-CU)、クライアント装置400(ネットワークマネージメントシステム)との間で通信が行われる。
(2)接続状態に関する情報
例えば、サーバ装置100(取得部145)は、図8に示す処理に従って、上記第1のクライアント(例えば、クライアント装置200)の接続状態の検出を行ってもよい。
図8は、上記接続状態の検出を行うための具体的な処理を示すフロー図である。例えば、サーバ装置100は、上記第1のクライアント(例えば、クライアント装置200)から、定期的に監視用タイマーをリセットするためのメッセージ(supervision-watchdog-reset)を受信する(S801)。当該メッセージに応じて、サーバ装置100は、監視用タイマーをリセットして(S803)、応答メッセージを上記第1のクライアント(例えば、クライアント装置200)に送信する(S805)。このようにして、サーバ装置100は、M-Planeにおいて上記第1のクライアント(例えばクライアント装置200)が運用可能(operational)であることを認識することができる。
上記のような図8に示す処理において、サーバ装置100は、上記第1のクライアント(例えばクライアント装置200)からsupervision-watchdog-resetを受信しない限り、監視用タイマーをリセットしない。このため、監視用タイマーが満了すると、サーバ装置100は、上記第1のクライアント(例えば、クライアント装置200)との間の接続が切断されたことを検出する(S807)。
このようにして、サーバ装置100(取得部145)は、監視用タイマーが満了することにより、上記接続状態、すなわち、上記第1のクライアント(例えば、クライアント装置200)との間の接続が切断された状態を検出することができる。
-接続状態が変化したことに関する情報
上記第1のクライアント(例えば、クライアント装置200)との間の接続状態に関する上記情報は、上記第1のクライアント(例えば、クライアント装置200)との間の接続状態が変化したことに関する情報を含んでもよい。
上記接続状態が変化したことに関する上記情報は、例えば、上記第1のクライアント(例えば、クライアント装置200)に関する情報の変更(Name, IP Address)、上記第1のクライアント(例えば、クライアント装置200)のスタンバイ状態の種別(Unknown, Active, Standby, Disconnected)、及び、直前に接続状態が変化した時間情報(Last-Changed Time)を含んでもよい。さらに、上記スタンバイ状態の種別がDisconnectedの場合、上記接続状態が変化したことに関する上記情報は、接続状態が変化した要因(State Change Reason)を含んでもよい。
(要因に関する情報)
具体的に、上記第1のクライアントとの間の接続状態が変化した上記要因に関する上記情報は、サーバ装置100内の監視用タイマー(watchdog timer)の満了、M-Planeで発生したリセット(M-Plane triggered reset)、ソフトウェアの障害(software failure)、サーバ装置100内の他のタイマー(other watchdog timer)の満了などを含む。
(3)M-Planeのアーキテクチャモデル
次に、図9及び図10を参照して、M-Planeのアーキテクチャモデルについて説明する。
-階層モデル(Hierarchical model)
図9は、M-Planeがサポートする階層モデルの概略的な構成を示す図である。図9に示すように、サーバ装置100(RU#1)は、NETCONFベースのM-Planeを使用してクライアント装置200、300(lls-CU#1)によって管理される。さらに、クライアント装置200、300(lls-CU#1)は、クライアント装置400(例えば、ネットワークマネージメントシステムNMS#1)により管理される。
上記のようにM-Planeが階層モデルの場合、上記第2のクライアント(例えばクライアント装置300)は、上記第2のレイヤの処理を行うlls-CUであってもよい。
また、サーバ装置100(確立部143)は、上記第1のクライアント(例えばクライアント装置200)との間でアクティブ状態の接続を確立する。ここで、アクティブ状態とは、具体的には、サービスを提供可能な状態である。
一方、例えばサーバ装置100(確立部143)は、上記第2のクライアント(例えばクライアント装置300)との間でスタンバイ状態の接続を確立する。ここで、スタンバイ状態とは、サービスが提供できる状態(アクティブ状態)に遷移するのを待機する状態である。
具体例として、上記第1及び上記第2のクライアントのそれぞれがhot standby、cold standby、providing service、Unknownの4種類の状態を取り得る場合、hot standby、及びcold standby、は、上記スタンバイ状態として扱ってもよい。また、providing serviceは、上記アクティブ状態として扱ってもよい。接続が切断されている状態(Disconnect)も、上記第1及び上記第2のクライアントのそれぞれが取り得る状態の一つに含めることも可能である。
以上のような階層モデルが適用される場合、サーバ装置100(通信処理部147)は、上記第1のクライアント(例えば、クライアント装置200)との間の接続状態に関する上記情報を上記第2のクライアント(例えば、クライアント装置300)に送信する。これにより、上記第2のクライアント(例えば、クライアント装置300)に対してスタンバイ状態からアクティブ状態に切り替えを要求することができる。
一方、上記第2のクライアント(例えば、クライアント装置300の通信処理部331)は、上記第1のクライアント(例えば、クライアント装置200)との間の接続状態に関する上記情報を受信する。そして、上記第2のクライアント(例えば、クライアント装置300の制御部333)は、サーバ装置100と確立している接続状態を、スタンバイ状態からアクティブ状態に変更することができる。
なお、上記第2のクライアント(例えばクライアント装置300の制御部333)は、上記第1のクライアント(例えばクライアント装置200)のC-Plane,U-Plane,S-Planeの接続が正常であるかどうかを判定し、もし正常であれば、C/U/S-Planeの再設定を実施せずに、上記第1のクライアント(例えばクライアント装置200)によるC/U/S-Planeの処理を継続させるようにしてもよい。これにより、障害(Failure)が発生したM-Plane Connectionの再設定が行われうる。一方、C/U/S-Planeの接続も異常である場合には、上記第2のクライアントは、新たなM-Planeの接続によりC/U/S-Planeの再設定を実施すればよい。
さらに、サーバ装置100(通信処理部147)は、上記第1のクライアントと間の接続状態に関する上記情報の送信後に、上記第2のクライアント(例えばクライアント装置300)から、サーバ装置100と上記第2のクライアント(例えばクライアント装置300)との間の接続がスタンバイ状態からアクティブ状態に変更したことを示す情報を受信してもよい。
さらに、上記スタンバイ状態からアクティブ状態に変更したことを示す情報は、どのM-Plane interfaceをアクティブ状態にするかを指定する情報、どのM-Plane interfaceをスタンバイ状態にするかを指定する情報、及びこれら両方を指定する情報を含んでもよい。
これにより、サーバ装置100と上記第2のクライアント(例えばクライアント装置300)との間で、例えばU-Planeの構成の再編(refresh)などの後続処理を適切に実行することができる。
(処理の流れ)
図10を参照して、階層モデルが適用される場合において、サーバ装置100の接続先を変更する処理の例を説明する。図10は、サーバ装置100の接続されるクライアント装置の接続状態を変更する処理の概略的な流れの例を説明するためのフローチャートである。
ステップS1001において、サーバ装置100(確立部143)は、上記第1のクライアント(例えばクライアント装置200)との間でアクティブ状態の接続を確立する。具体的には、サーバ装置100は、上記第1のクライアント(例えばクライアント装置200)との間でNETCONFの接続を確立するとともに、上記第1のクライアント(例えばクライアント装置200)の接続状態を監視する。
S1003において、サーバ装置100(確立部143)は、上記第2のクライアント(例えばクライアント装置300)との間でスタンバイ状態の接続を確立する。具体的には、サーバ装置100は、上記第2のクライアント(例えばクライアント装置300)との間でNETCONFの接続を確立するとともに、上記第2のクライアント(例えばクライアント装置300)の接続状態を監視する。
ステップS1005において、サーバ装置100は、上記第1のクライアント(例えばクライアント装置200)との間で、U-Plane構成を含むM-Planeのハンドリングに関する追加の処理を実行する。これにより、サーバ装置100と上記第1のクライアント(例えばクライアント装置200)との間でユーザデータなどの送受信が行われる。
ステップS1007において、サーバ装置100と上記第1のクライアント(例えばクライアント装置200)との間の接続が切断する障害イベント(Failure event)が発生するものとする。ここで、サーバ装置100と上記第2のクライアント(例えばクライアント装置300)との間の接続は切断されていないものとする。
ステップS1009において、サーバ装置100は、上記第1のクライアント(例えばクライアント装置200)との接続が切断することで、Supervision Failureを検出する。
ステップS1011において、サーバ装置100は、上記第1のクライアント(例えばクライアント装置200)との接続を自律的に回復するためのリセット手順の代わりに、上記第2のクライアント(例えばクライアント装置300)に対して、サーバ装置100と一部またはすべてのクライアントとの間の上記接続状態に関する情報(State Change Event Notification)を送信する。ここで、上記接続状態に関する情報(State Change Event Notification)は、上記第1のクライアントとの間の接続がSupervision Failureを示す情報を含んでもよい。
ステップS1013において、上記第2のクライアント(クライアント装置300の制御部333)は、上記サーバ装置100とクライアントとの間の接続状態に関する情報に応じて、サーバ装置100と上記第2のクライアント(クライアント装置300)の間の接続に関する制御を行う。すなわち、上記第2のクライアント(クライアント装置300の制御部333)は、サーバ装置100と上記第2のクライアント(クライアント装置300)の間の接続を、スタンバイ状態からアクティブ状態に切り替える。
なお、上記第2のクライアント(クライアント装置300の通信処理部331)から、サーバ装置100に対してスタンバイ状態からアクティブ状態に変更することを指示するメッセージを送信してもよい。ここで、上記スタンバイ状態から上記アクティブ状態に変更することを指示する上記情報は、どのM-Plane interfaceをアクティブ状態にするかを指定する情報、どのM-Plane interfaceをスタンバイ状態にするかを指定する情報、及びこれら両方を指定する情報を含んでもよい。
ステップS1015において、サーバ装置100は、上記第2のクライアント(例えばクライアント装置300)との間で、U-Plane構成を含むM-Planeのハンドリングに関する追加の処理を実行する。これにより、サーバ装置100と上記第2のクライアント(例えばクライアント装置300)との間でユーザデータの送受信が行われる。
ステップS1017において、サーバ装置100は、上記第1のクライアント(例えばクライアント装置200)との間で、NETCONF call home procedureを実行し、上記第1のクライアント(例えばクライアント装置200)との間でTCP(Transmission Control Protocol)の接続の再確立を実行して、図10に示す処理を終了する。
上記図10に示す処理によれば、サーバ装置100は、上記第1のクライアント(例えばクライアント装置200)との接続が切断したことを、上記第2のクライアント(クライアント装置300)に通知することで、上記第2のクライアント(クライアント装置300)との間でM-Planeの接続を開始することができる。すなわち、上記図10に示す処理によれば、2つ以上のクライアント(上記第1のクライアント、上記第2のクライアント)によって第2のレイヤの処理の冗長化を図り、サーバ装置100がユーザデータの送受信を行うクライアントを適切に切り替えることができる。
-ハイブリッドモデル(Hybrid model)
図11は、M-Planeがサポートするハイブリッドモデルの概略的な構成を示す図である。図11に示すように、ハイブリッドアーキテクチャは、クライアント装置200、300(lls-CU#2)とサーバ装置100(RU#2)との間のインタフェースに加えて、クライアント装置400(例えばネットワークマネージメントシステムNMS#2)とサーバ装置100(RU#2)との間でのインタフェースを実現する。つまり、ハイブリッドアーキテクチャでは、サーバ装置100(RU#2)に接続するNETCONFクライアントが、異なるクラス(例えば、lls-CU#2およびネットワークマネージメントシステムNMS#2)であってもよい。
上記のようにM-Planeがハイブリッドモデルの場合、上記第2のクライアント(例えばクライアント装置400)は、前記無線アクセスネットワークに関する管理を行うネットワークマネージメントシステムであってもよい。
以上のような階層モデルが適用される場合、サーバ装置100(通信処理部147)は、上記第1のクライアントとの間の接続状態に関する上記情報を上記第2のクライアント(例えば、クライアント装置400)に送信する。これにより、上記第2のクライアント(例えば、クライアント装置400の制御部433)は、上記第1のクライアントとは異なるlls-CUである第3のクライアント(例えばクライアント装置300)を、スタンバイ状態からアクティブ状態に切り替えるように制御することができる。
このようにして、上記第2のクライアント(例えば、クライアント装置400)の仲介により、上記第3のクライアント(例えばクライアント装置300)の接続状態が切り替えられる。このようにして、どのM-Plane接続をメインとするかを選択ないし決定する処理などが、上記第2のクライアント(例えば、クライアント装置400)により行われ、クライアント間の負荷を分散することができる。
さらに、サーバ装置100(通信処理部147)は、上記第1のクライアントと間の接続状態に関する上記情報の送信後に、上記第2のクライアント(例えばクライアント装置400)から、サーバ装置100と上記第3のクライアント(例えばクライアント装置200)との間の接続がスタンバイ状態からアクティブ状態に変更することを指示する情報を受信してもよい。
さらに、上記スタンバイ状態からアクティブ状態に変更することを指示する情報は、どのM-Plane interfaceをアクティブ状態にするかを指定する情報、どのM-Plane interfaceをスタンバイ状態にするかを指定する情報、及びこれら両方を指定する情報を含んでもよい。
これにより、サーバ装置100と上記第3のクライアント(例えばクライアント装置300)との間で、例えばU-Planeの構成の再編(refresh)などの後続処理を速やかに実行することができる。
<3.6.変形例>
第1の実施形態は、上述した構成及び処理に限定されず種々の変更が可能である。
例えば、サーバ装置100は、上記第1のクライアントとの間の接続が切断したことを検出すると、例えば上記第2のクライアントに上記第1のクライアントの接続状態に関する上記情報を通知(送信)する代わりに次のような処理を行ってもよい。
すなわち、サーバ装置100は、上記第1のクライアントとの間の接続が切断したことを検出すると、所定のリセット処理を行い、上記第2のクライアントとの間でアクティブ状態の接続を確立する処理を行ってもよい。これにより、サーバ装置100は、上記第1のクライアントとの通信に関して障害が発生した後に、上記第2のクライアント(クライアント装置300)との間でアクティブ状態な接続を確立することができる。
<<4.第2の実施形態>>
続いて、図12を参照して、本発明の第2の実施形態を説明する。上述した第1の実施形態は、具体的な実施形態であるが、第2の実施形態は、より一般化された実施形態である。
<4.1.通信装置の構成>
まず、図12を参照して、第2の実施形態に係る通信装置500の構成の例を説明する。図12は、第2の実施形態に係る通信装置500の概略的な構成の例を示すブロック図である。図12を参照すると、通信装置500は、第1のレイヤ処理部511、確立部513、取得部515、及び通信処理部517を備える。第1のレイヤ処理部511、確立部513、取得部515、及び通信処理部517の具体的な動作は、後に説明する。
第1のレイヤ処理部511、確立部513、取得部515、及び通信処理部517は、同一のプロセッサにより実装されてもよく、別々に異なるプロセッサにより実装されてもよい。第1のレイヤ処理部511、確立部513、取得部515、及び通信処理部517は、プログラム(命令)を記憶するメモリと、当該プログラム(命令)を実行可能な1つ以上のプロセッサとを含んでもよく、当該1つ以上のプロセッサは、第1のレイヤ処理部511、確立部513、取得部515、及び通信処理部517の動作を行ってもよい。上記プログラムは、第1のレイヤ処理部511、確立部513、取得部515、及び通信処理部517の動作をプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
<4.2.技術的特徴>
次に、第2の実施形態の技術的特徴を説明する。
第2の実施形態では、通信装置500(第1のレイヤ処理部511)は、無線アクセスネットワークで第1のレイヤの処理を行う。通信装置500(確立部513)は、無線アクセスネットワークで上記第1のレイヤよりも上位である第2のレイヤの処理を行う2以上のクライアントとの間で接続を確立するための処理を行う。通信装置500(取得部515)は、上記第2のレイヤの処理を行う第1のクライアントとの間の接続状態に関する情報を取得する。通信装置500(通信処理部517)は、上記第1のクライアントとの間の接続状態に関する上記情報を第2のクライアントに送信する。
例えば、第1のレイヤ処理部511は、上述した第1の実施形態に係る第1のレイヤ処理部141の動作を行ってもよい。また、確立部513は、上述した第1の実施形態に係る確立部143の動作を行ってもよい。また、取得部515は、上述した第1の実施形態に係る取得部145の動作を行ってもよい。また、通信処理部517は、上述した第1の実施形態に係る通信処理部147の動作を行ってもよい。
以上、第2の実施形態を説明した。第2の実施形態によれば、例えば、無線アクセスネットワーク内を2つのレイヤに分けてそれぞれ異なる装置で処理を行うアーキテクチャにおいて、第1のレイヤよりも上位側である第2のレイヤの処理の冗長化を実現することが可能になる。
<<5.第3の実施形態>>
続いて、本発明の第3の実施形態を説明する。上述した第1の実施形態は、具体的な実施形態であるが、第3の実施形態は、より一般化された実施形態である。
<5.1.通信装置の構成>
まず、図13を参照して、第3の実施形態に係る通信装置600の構成の例を説明する。図13は、第3の実施形態に係る通信装置600の概略的な構成の例を示すブロック図である。図13を参照すると、通信装置600は、通信処理部611及び制御部613を備える。通信処理部611及び制御部613の具体的な動作は、後に説明する。
通信処理部611及び制御部613は、同一のプロセッサにより実装されてもよく、別々に異なるプロセッサにより実装されてもよい。通信処理部611及び制御部613は、プログラム(命令)を記憶するメモリと、当該プログラム(命令)を実行可能な1つ以上のプロセッサとを含んでもよく、当該1つ以上のプロセッサは、通信処理部611及び制御部613の動作を行ってもよい。上記プログラムは、通信処理部611及び制御部613の動作をプロセッサに実行させるためのプログラムであってもよい。
<5.2.技術的特徴>
次に、第3の実施形態の技術的特徴を説明する。
第3の実施形態では、通信装置600(通信処理部611)は、無線アクセスネットワークで第1のレイヤよりも上位である第2のレイヤの処理を行う2以上のクライアント装置との間で接続可能なサーバであって上記第1のレイヤの処理を行う上記サーバとの間で通信を行い、上記サーバと上記第2のレイヤの処理を行う第1のクライアントとの間の接続状態に関する情報を受信する。通信装置600(制御部613)は、上記第1のクライアントとの間の接続状態に関する上記情報に応じて、上記サーバと上記第2のレイヤの処理を行う第2のクライアントの間の接続に関する制御を行う。
また、通信装置600は、上記第2のクライアントを実現する装置であってもよく、上記無線アクセスネットワークに関する管理を行う装置であってもよい。例えば、通信処理部611は、上述した第1の実施形態に係る通信処理部231、331、431の動作を行ってもよい。また、制御部613は、上述した第1の実施形態に係る制御部233、333、433の動作を行ってもよい。
以上、第3の実施形態を説明した。第3の実施形態によれば、例えば、無線アクセスネットワーク内を2つのレイヤに分けてそれぞれ異なる装置で処理を行うアーキテクチャにおいて、第1のレイヤよりも上位側である第2のレイヤの処理の冗長化を実現することが可能になる。
<<6.他の実施形態>>
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。これらの実施形態は例示にすぎないということ、及び、本発明のスコープ及び精神から逸脱することなく様々な変形が可能であるということは、当業者に理解されるであろう。
例えば、本明細書に記載されている処理におけるステップは、必ずしもシーケンス図に記載された順序に沿って時系列に実行されなくてよい。例えば、処理におけるステップは、シーケンス図として記載した順序と異なる順序で実行されても、並列的に実行されてもよい。また、処理におけるステップの一部が削除されてもよく、さらなるステップが処理に追加されてもよい。
また、本明細書において説明したサーバ装置の構成要素(例えば、第1のレイヤ処理部、確立部、取得部、及び/又は通信処理部)を備える装置(例えば、サーバ装置を構成する複数の装置(又はユニット)のうちの1つ以上の装置(又はユニット)、又は上記複数の装置(又はユニット)のうちの1つのためのモジュール)が提供されてもよい。本明細書において説明したクライアント装置の構成要素(例えば、通信処理部、及び/又は制御部)を備える装置(例えば、クライアント装置のためのモジュール)が提供されてもよい。また、上記構成要素の処理を含む方法が提供されてもよく、上記構成要素の処理をプロセッサに実行させるためのプログラムが提供されてもよい。また、当該プログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体(Non-transitory computer readable medium)が提供されてもよい。当然ながら、このような装置、モジュール、方法、プログラム、及びコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体も本発明に含まれる。
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)
無線アクセスネットワークで第1のレイヤの処理を行う第1のレイヤ処理部と、
前記無線アクセスネットワークで前記第1のレイヤよりも上位である第2のレイヤの処理を行う2以上のクライアントとの間で接続を確立するための処理を行う確立部と、
前記第2のレイヤの処理を行う第1のクライアントとの間の接続状態に関する情報を取得する取得部と、
前記第1のクライアントとの間の接続状態に関する前記情報を、第2のクライアントに送信する通信処理部とを備える、通信装置。
(付記2)
当該通信装置は、前記無線アクセスネットワークの無線ユニットである、付記1に記載の通信装置。
(付記3)
前記第1のクライアントは、前記無線アクセスネットワークの下位レイヤスプリット中央ユニットである、付記1又は2記載の通信装置。
(付記4)
前記第1のクライアントとの間の接続状態に関する前記情報は、前記第1のクライアントとの間の接続状態が変化したことに関する情報を含む、付記1乃至3のうち何れか1項記載の通信装置。
(付記5)
前記第1のクライアントとの間の接続状態が変化したことに関する前記情報は、前記第1のクライアントとの間の接続状態が変化した要因に関する情報を含む、付記1乃至4のうち何れか1項記載の通信装置。
(付記6)
前記確立部は、前記第1のクライアントとの間でアクティブ状態の接続を確立する、付記1乃至5のうち何れか1項記載の通信装置。
(付記7)
前記第2のクライアントは、前記第2のレイヤの処理を行う、付記1乃至6のうち何れか1項記載の通信装置。
(付記8)
前記確立部は、前記第2のクライアントとの間でスタンバイ状態の接続を確立する、付記7記載の通信装置。
(付記9)
前記通信処理部は、前記第1のクライアントと間の接続状態に関する前記情報の送信後に、前記第2のクライアントから、当該通信装置と前記第2のクライアントとの間の接続がスタンバイ状態からアクティブ状態に変更したことを示す情報を受信する、付記7又は8記載の通信装置。
(付記10)
前記第2のクライアントは、前記無線アクセスネットワークの下位レイヤスプリット中央ユニットである付記7乃至9のうち何れか1項記載の通信装置。
(付記11)
前記第2のクライアントは、前記無線アクセスネットワークに関する管理を行う、付記1乃至6のうち何れか1項記載の通信装置。
(付記12)
前記通信処理部は、前記第1のクライアントと間の接続状態に関する前記情報の送信後に、前記第2のクライアントから、当該通信装置と前記第2のレイヤの処理を行う第3のクライアントとの間の接続がスタンバイ状態からアクティブ状態に変更することを指示する情報を受信する、付記11記載の通信装置。
(付記13)
無線アクセスネットワークで第1のレイヤよりも上位である第2のレイヤの処理を行う2以上のクライアント装置との間で接続可能なサーバであって前記第1のレイヤの処理を行う前記サーバとの間で通信を行い、前記サーバと前記第2のレイヤの処理を行う第1のクライアントとの間の接続状態に関する情報を受信する通信処理部と、
前記第1のクライアントとの間の接続状態に関する前記情報に応じて、前記サーバと前記第2のレイヤの処理を行う第2のクライアントの間の接続に関する制御を行う制御部とを備える通信装置。
(付記14)
当該通信装置は、前記第2のクライアントを実現する装置である、付記13記載の通信装置。
(付記15)
当該通信装置は、前記無線アクセスネットワークに関する管理を行う装置である、付記13記載の通信装置。
(付記16)
無線アクセスネットワークで第1のレイヤの処理を行うことと、
前記無線アクセスネットワークで前記第1のレイヤよりも上位である第2のレイヤの処理を行う2以上のクライアントとの間で接続を確立するための処理を行うことと、
前記第2のレイヤの処理を行う第1のクライアントとの間の接続状態に関する情報を取得することと、
前記第1のクライアントとの間の接続状態に関する前記情報を第2のクライアントに送信することとを含む方法。
(付記17)
無線アクセスネットワークで第1のレイヤよりも上位である第2のレイヤの処理を行う2以上のクライアント装置との間で接続可能なサーバであって前記第1のレイヤの処理を行う前記サーバとの間で通信を行い、前記サーバと前記第2のレイヤの処理を行う第1のクライアントとの間の接続状態に関する情報を受信することと、
前記第1のクライアントとの間の接続状態に関する前記情報に応じて、前記サーバと前記第2のレイヤの処理を行う第2のクライアントの間の接続に関する制御を行うこととを含む方法。
(付記18)
無線アクセスネットワークで第1のレイヤの処理を行うことと、
前記無線アクセスネットワークで前記第1のレイヤよりも上位である第2のレイヤの処理を行う2以上のクライアントとの間で接続を確立するための処理を行うことと、
前記第2のレイヤの処理を行う第1のクライアントとの間の接続状態に関する情報を取得することと、
前記第1のクライアントとの間の接続状態に関する前記情報を第2のクライアントに送信することとをプロセッサに実行させるプログラム。
(付記19)
無線アクセスネットワークで第1のレイヤよりも上位である第2のレイヤの処理を行う2以上のクライアント装置との間で接続可能なサーバであって前記第1のレイヤの処理を行う前記サーバとの間で通信を行い、前記サーバと前記第2のレイヤの処理を行う第1のクライアントとの間の接続状態に関する情報を受信することと、
前記第1のクライアントとの間の接続状態に関する前記情報に応じて、前記サーバと前記第2のレイヤの処理を行う第2のクライアントの間の接続に関する制御を行うこととをプロセッサに実行させるプログラム。
(付記20)
無線アクセスネットワークで第1のレイヤの処理を行うことと、
前記無線アクセスネットワークで前記第1のレイヤよりも上位である第2のレイヤの処理を行う2以上のクライアントとの間で接続を確立するための処理を行うことと、
前記第2のレイヤの処理を行う第1のクライアントとの間の接続状態に関する情報を取得することと、
前記第1のクライアントとの間の接続状態に関する前記情報を第2のクライアントに送信することとをプロセッサに実行させるプログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体。
(付記21)
無線アクセスネットワークで第1のレイヤよりも上位である第2のレイヤの処理を行う2以上のクライアント装置との間で接続可能なサーバであって前記第1のレイヤの処理を行う前記サーバとの間で通信を行い、前記サーバと前記第2のレイヤの処理を行う第1のクライアントとの間の接続状態に関する情報を受信することと、
前記第1のクライアントとの間の接続状態に関する前記情報に応じて、前記サーバと前記第2のレイヤの処理を行う第2のクライアントの間の接続に関する制御を行うこととをプロセッサに実行させるプログラム記録したコンピュータに読み取り可能な非一時的記録媒体。
この出願は、2018年8月29日に出願された日本出願特願2018-159929を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
無線アクセスネットワーク内を2つのレイヤに分けてそれぞれ異なる装置で処理を行うアーキテクチャにおいて、第1のレイヤよりも上位側である第2のレイヤの処理の冗長化を実現することが可能になる。
1 システム
2 端末装置
100 サーバ装置
141 第1のレイヤ処理部
143 確立部
145 取得部
147、231、331、431 通信処理部
200、300、400 クライアント装置
233、333、433 制御部

Claims (10)

  1. 無線アクセスネットワークで第1のレイヤの処理を行う第1のレイヤ処理手段と、
    前記無線アクセスネットワークで前記第1のレイヤよりも上位である第2のレイヤの処理を行う2以上のクライアントとの間で接続を確立するための処理を行う確立手段と、
    前記第2のレイヤの処理を行う第1のクライアントとの間の接続状態に関する情報を取得する取得手段と、
    前記第1のクライアントとの間の接続状態に関する前記情報を、第2のクライアントに送信する通信処理手段とを備える、通信装置。
  2. 当該通信装置は、前記無線アクセスネットワークの無線ユニットである、請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記第1のクライアントは、前記無線アクセスネットワークの下位レイヤスプリット中央ユニットである、請求項1又は2記載の通信装置。
  4. 前記第1のクライアントとの間の接続状態に関する前記情報は、前記第1のクライアントとの間の接続状態が変化したことに関する情報を含む、請求項1乃至3のうち何れか1項記載の通信装置。
  5. 前記第1のクライアントとの間の接続状態が変化したことに関する前記情報は、前記第1のクライアントとの間の接続状態が変化した要因に関する情報を含む、請求項1乃至4のうち何れか1項記載の通信装置。
  6. 前記確立手段は、前記第1のクライアントとの間でアクティブ状態の接続を確立する、請求項1乃至5のうち何れか1項記載の通信装置。
  7. 前記第2のクライアントは、前記第2のレイヤの処理を行う、請求項1乃至6のうち何れか1項記載の通信装置。
  8. 無線アクセスネットワークで第1のレイヤよりも上位である第2のレイヤの処理を行う2以上のクライアント装置との間で接続可能なサーバであって前記第1のレイヤの処理を行う前記サーバとの間で通信を行い、前記サーバと前記第2のレイヤの処理を行う第1のクライアントとの間の接続状態に関する情報を受信する通信処理手段と、
    前記第1のクライアントとの間の接続状態に関する前記情報に応じて、前記サーバと前記第2のレイヤの処理を行う第2のクライアントの間の接続に関する制御を行う制御手段とを備える通信装置。
  9. 無線アクセスネットワークで第1のレイヤの処理を行うことと、
    前記無線アクセスネットワークで前記第1のレイヤよりも上位である第2のレイヤの処理を行う2以上のクライアントとの間で接続を確立するための処理を行うことと、
    前記第2のレイヤの処理を行う第1のクライアントとの間の接続状態に関する情報を取得することと、
    前記第1のクライアントとの間の接続状態に関する前記情報を第2のクライアントに送信することとを含む方法。
  10. 無線アクセスネットワークで第1のレイヤの処理を行うことと、
    前記無線アクセスネットワークで前記第1のレイヤよりも上位である第2のレイヤの処理を行う2以上のクライアントとの間で接続を確立するための処理を行うことと、
    前記第2のレイヤの処理を行う第1のクライアントとの間の接続状態に関する情報を取得することと、
    前記第1のクライアントとの間の接続状態に関する前記情報を第2のクライアントに送信することとをプロセッサに実行させるプログラム。
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