JP7295079B2 - 物理量測定装置 - Google Patents
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Description
特許文献1では、筒状のケースの開口端に取り付けられた蓋部材に、電子調整部を調整する際に使用される操作孔を設けることで、ケースから蓋部材を取り外さなくても、電子調整部の操作を可能にしている。
ここで、第1姿勢において、線状部材は、キャップ部材係合部よりも、キャップ部材軸部の軸方向から見て第1姿勢から第2姿勢へと回転する回転方向側に配置されている。そのため、キャップ部材を第1姿勢にした状態で、キャップ部材軸部と線状部材とを軸部挿通孔に挿通させ、その後、キャップ部材を第1姿勢から第2姿勢へと回転させると、線状部材はキャップ部材係合部に付勢されて、キャップ部材と同じ方向に回転する。そうすると、線状部材は回転方向に移動しながら被取付部の溝部に導かれるので、線状部材を溝部に配置することができる。そのため、筒状ケースを組み立ててから、キャップ部材を取り付ける場合にも、キャップ部材の紛失を防止する線状部材を、筒状ケース内に配置される被取付部に取り付けることができる。したがって、仮に、筒状ケースを組み立てた後に、線状部材が損傷してしまったとしても、線状部材を有する封止部材を容易に交換することができる。
すなわち、筒状ケースを組み立ててから、キャップ部材を取り付ける場合にも、キャップ部材の紛失を防止する線状部材を、筒状ケース内に配置される被取付部に取り付けることができる。したがって、仮に、筒状ケースを組み立てた後に、線状部材が損傷してしまったとしても、線状部材を有する封止部材を容易に交換することができる。
この構成では、封止部材係合軸部の凹部にドライバー等の工具を挿入させ、その状態で、封止部材係合軸部の突出部を係合軸部挿通孔に挿通させることができる。そのため、封止部材係合軸部を係合軸部挿通孔に挿通させる作業を容易にすることができる。
この構成では、被取付部の係合凸部を貫通孔に係合させることができるので、貫通孔に対して被取付部を容易に位置決めすることができる。そのため、物理量測定装置の組立を容易にすることができる。
この構成では、キャップ部材係合部は、第1係合部および第2係合部を有するので、第2姿勢において被取付部に確実に係合させることができる。そのため、第2姿勢において、キャップ部材が被取付部から脱落してしまうことを抑制することができる。
この構成では、キャップ部材本体部は五角形状なので、ユーザーは、キャップ部材が第1姿勢であるか、または、第2姿勢であるかを容易に認識することができる。
本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態の物理量測定装置1の概略を示す斜視図であり、図2は、物理量測定装置1の概略を示す分解斜視図である。なお、本実施形態の物理量測定装置1は、被測定流体の圧力を測定可能に構成されている。
図1、図2に示すように、物理量測定装置1は、筒状ケース2と、継手3と、センサモジュール4と、蓋部材5と、回路基板6と、信号伝達部材7と、保持部材8と、キャップ部材9と、封止部材10とを備えている。
筒状ケース2は、円筒状に形成された金属製の部材であり、中心軸Rに沿った方向の一方に第1開口21が形成され、他方に第2開口22が形成されている。
また、筒状ケース2の周面には、筒状ケース2の一部が窪んで形成された凹部23が設けられている。そして、筒状ケース2の凹部23の底面に貫通孔24が形成されている。すなわち、貫通孔24は、筒状ケース2の周面部に設けられている。
さらに、第2開口22側には、蓋部材5を嵌合するための嵌合リング25が設けられている。そして、嵌合リング25の内側には、段差部26が形成されている。
継手3は、金属製の部材であり、筒状ケース2の第1開口21を覆うように配置される。本実施形態では、継手3は、筒状ケース2の第1開口21側の端部に溶接されて接合されている。なお、継手3と筒状ケース2とは溶接により接合されることに限定されず、例えば、継手3は筒状ケース2に螺合されて取り付けられていてもよい。
継手3には、被測定流体を導入する導入孔(図示略)が形成されている。また、継手3の一端部は、中心から径方向に延びて形成されスパナ等の工具と係合する工具係合部31とされ、他端部は、図示略の被取付箇所に螺合される雄ねじ部32とされている。なお、継手3の他端部は雄ねじ部32とされることに限られず、例えば、雌ねじ部とされていてもよい。さらに、継手3の他端部は、被取付箇所に溶接により取り付けられるように構成されていてもよい。
センサモジュール4は、継手3の一端部側に取り付けられる筒体部41と、当該筒体部41の一端側に一体に形成されるダイアフラム42とを有する。
ダイアフラム42には図示しない歪みゲージが形成されており、この歪みゲージによって、導入孔から導入された被測定流体の圧力を検出するようにされている。そして、センサモジュール4は、検出した圧力に応じて、検出信号を後述する電子回路部62に出力するように構成されている。
なお、センサモジュール4はダイアフラム42を有するものに限定されるわけではなく、例えば、所謂MEMS(Micro Electro Mechanical System)センサであってもよく、被測定流体の圧力を検出可能に構成されていればよい。
図3は、蓋部材5の概略を示す正面図である。
図1~図3に示すように、蓋部材5は、樹脂製の所謂コネクタタイプの部材であり、蓋本体51と、筒状部52と、回路基板支持部53と、被取付部54とを備える。
筒状部52は、内周面が信号伝達部材7を収容する取付孔521とされている。また、筒状部52の外周面は雄ねじ部とされている。
被取付部本体541は、平板状に設けられており、連結部542により第1支持部531および第2支持部532に連結されて支持されている。そして、被取付部本体541には、軸部挿通孔541Aと、第1係合部挿通孔541Bと、第2係合部挿通孔541Cと、溝部541Dと、被係合部541E(図5参照)とが形成されている。
係合凸部543は、被取付部本体541から筒状ケース2の貫通孔24に向かって突出して設けられている。そして、本実施形態では、係合凸部543は、貫通孔24に挿入されて係合している。これにより、蓋部材5が筒状ケース2に対して位置決めされている。
第1係合部挿通孔541Bは、軸部挿通孔541Aと連続して設けられている。そして、第1係合部挿通孔541Bは、後述するキャップ部材9の第1係合部931に対応した形状に形成されており、第1係合部931が挿通可能とされている。
第2係合部挿通孔541Cは、軸部挿通孔541Aを挟んで第1係合部挿通孔541Bとは反対側に、軸部挿通孔541Aと連続して設けられている。そして、第2係合部挿通孔541Cは、後述するキャップ部材9の第2係合部932に対応した形状に形成されており、第2係合部932が挿通可能とされている。なお、第1係合部挿通孔541Bおよび第2係合部挿通孔541Cは、軸部挿通孔541Aと連続する本開示の係合部挿通孔を構成する。
被係合部541E(図5参照)は、第1係合部931と係合可能に形成されている。被係合部541Eの詳細については、後述する。
なお、被取付部54に対するキャップ部材9および封止部材10の取付方法の詳細については、後述する。
回路基板6は、基板本体61と、電子回路部62と、電子調整部63とを有する。
基板本体61は、筒状ケース2の中心軸Rに沿った方向が長手方向とされる平面矩形状の板部材であり、その正面には図示しない配線パターンが形成されている。本実施形態では、基板本体61は、互いに平行に配置された第1基板611と第2基板612とを備え、これらの第1基板611と第2基板612との間は連結体613で連結されている。そして、第1基板611および第2基板612は、前述した蓋部材5の回路基板支持部53に挟持されることにより、蓋部材5に支持されている。
また、本実施形態では、第2基板612に係止孔612Aが2箇所に形成されている。そして、当該係止孔612Aに後述する保持部材8の係止片部82が挿入されることにより、回路基板6は保持部材8によって保持されている。
なお、基板本体61は、上記構成に限定されるものではなく、例えば、基板本体61は1枚の基板から構成されていてもよく、あるいは、3枚以上の基板から構成されていてもよい。
本実施形態では、電子調整部63は、トリマとして機能する***作部631を有する。そして、***作部631は、筒状ケース2の貫通孔24に対応する位置に設けられている。これにより、キャップ部材9を取り外して貫通孔24を露出させれば、貫通孔24からドライバー等を挿入して***作部631を操作することができる。
信号伝達部材7は、円筒部材71と、円筒部材71に設けられた複数のターミナル端子72とを有する。ターミナル端子72は図示しない電線等によって回路基板6に電気的に接続されている。
保持部材8は、回路基板6を保持するための金属製の部材である。本実施形態では、保持部材8は、平面部81と、係止片部82とを有する。そして、平面部81は、第1板部81Aと、第2板部81Bとを有する。
第1板部81Aの円弧を構成する外面とは反対側の直線部は、回路基板支持部53の側面に当接する。これにより、保持部材8が蓋部材5に対して位置決めされる。
図4は、キャップ部材9および封止部材10の概略を示す斜視図である。
図1~図4に示すように、キャップ部材9は、樹脂製であり、貫通孔24を覆うように取り付けられている。本実施形態では、キャップ部材9は、前述したように、蓋部材5の被取付部54に着脱自在に取り付けられている。また、キャップ部材9は、キャップ部材本体部91と、キャップ部材軸部92と、キャップ部材係合部93とを有する。
また、本実施形態では、キャップ部材本体部91は、頂点91Aを有する五角形状に形成され、筒状ケース2に対向する底面91Bと、底面91Bとは反対側に設けられた表面91Cとを有している。
第1係合部931は、キャップ部材軸部92から四角柱状に延設されており、前述した第1係合部挿通孔541Bに挿通可能とされている。すなわち、第1係合部931は、第1係合部挿通孔541Bよりも、やや小さく形成されている。
また、本実施形態では、第2係合部932は、第1係合部931よりも一回り大きくなるように形成されている。すなわち、第1係合部931と第2係合部932とは、大きさが異なっている。
また、キャップ部材本体部91の頂点91Aが横向きに突出する場合、つまり、水平方向に突出する場合、第1係合部931および第2係合部932は、キャップ部材軸部92に対して鉛直方向に延びて、蓋部材5の被取付部54に係合する。すなわち、キャップ部材本体部91の頂点91Aが水平方向に突出する場合、キャップ部材9を蓋部材5の被取付部54から取り外すことができない。
なお、頂点91Aが鉛直方向に突出するキャップ部材9の姿勢は本発明の第1姿勢の一例であり、頂点91Aが水平方向に突出するキャップ部材9の姿勢は本発明の第2姿勢の一例である。
封止部材10は、筒状ケース2の貫通孔24と、キャップ部材9のキャップ部材本体部91との間を封止する部材である。また、封止部材10は、ゴムや弾性を有する合成樹脂にて形成されており、キャップ部材9に取り付けられている。本実施形態では、封止部材10は、封止部材本体部101と、線状部材102と、封止部材係合部103とを有する。
封止部材係合部103は、線状部材102の先端に設けられている。本実施形態では、封止部材係合部103は、略半球状に形成されている。
次に、キャップ部材9および封止部材10の取付方法について説明する。
図5~図7は、キャップ部材9および封止部材10の取付工程を示す図である。なお、図5~図7では、分かりやすくするために、筒状ケース2や回路基板6等を省略して示している。また、図5~図7では、図3とは反対側の方向から蓋部材5を見ている。
さらに、線状部材102および封止部材係合部103を軸部挿通孔541Aに挿通させる。すなわち、キャップ部材軸部92の軸方向から見て、線状部材102および封止部材係合部103が第2係合部932よりも反時計回り方向側に位置するように、封止部材10をキャップ部材9に取り付けておく。
そして、この状態でキャップ部材9を時計回り方向に回転させても、線状部材102は溝部541Dに配置されており、第1係合部931および第2係合部932によって付勢されることはない。つまり、頂点91Aが鉛直方向に突出する姿勢と水平方向に突出する姿勢とにキャップ部材9を回動させても、封止部材10が被取付部54から外れてしまうことはない。
図8に示すように、頂点91Aが鉛直方向に突出する姿勢にキャップ部材9を回転させると、第1係合部931および第2係合部932を被取付部54から取り外すことができる。この状態において、線状部材102は溝部541Dに配置されているので、封止部材係合部103は被取付部54に係合する。これにより、キャップ部材9を被取付部54から取り外した状態でも、封止部材10が被取付部54から外れることはない。そのため、キャップ部材9を取り外した際に、封止部材10が取り付けられているキャップ部材9を紛失してしまうことを防ぐことができる。
なお、本実施形態では、キャップ部材本体部91は頂点91Aを有する五角形状に形成されることから、第1係合部931および第2係合部932の向きを容易に認識することができる。すなわち、ユーザーは、キャップ部材本体部91の向きを確認することにより、キャップ部材9が着脱可能であるか否かを容易に認識することができる。
(1)本実施形態では、キャップ部材9は、筒状ケース2の外側に配置され貫通孔24を覆うキャップ部材本体部91と、キャップ部材本体部91の底面91Bから延設されたキャップ部材軸部92と、キャップ部材軸部92の先端からキャップ部材軸部92の径方向に延設された第1係合部931および第2係合部932とを有する。また、封止部材10は、円環状に設けられキャップ部材軸部92を囲うように配置される封止部材本体部101と、封止部材本体部101から延設された線状部材102と、線状部材102の先端に設けられた封止部材係合部103と、を有する。そして、キャップ部材9が着脱可能に取り付けられる被取付部54には、キャップ部材軸部92が挿通可能に構成された軸部挿通孔541Aと、第1係合部931が挿通可能に構成され軸部挿通孔541Aと連続する第1係合部挿通孔541Bと、第2係合部932が挿通可能に構成され軸部挿通孔541Aと連続する第2係合部挿通孔541Cと、線状部材102が配置される溝部541Dとが設けられる。これにより、キャップ部材9は、頂点91Aが鉛直方向に突出する姿勢において、第1係合部931および第2係合部932が、それぞれ第1係合部挿通孔541Bおよび第2係合部挿通孔541Cと挿通可能とされる。さらに、キャップ部材9は、頂点91Aが水平方向に突出する姿勢、つまり、第2姿勢において第1係合部931および第2係合部932が被取付部54と係合する。そのため、キャップ部材9は、被取付部54に着脱可能に取り付けられる。
ここで、頂点91Aが鉛直方向に突出する姿勢、つまり、第1姿勢において、線状部材102は、第2係合部932よりも、キャップ部材軸部92の軸方向から見て、反時計回り方向側に配置されている。そのため、キャップ部材9を頂点91Aが鉛直方向に突出する姿勢にした状態で、キャップ部材軸部92と線状部材102とを軸部挿通孔541Aに挿通させ、その後、キャップ部材9を反時計回り方向に回転させると、線状部材102は第2係合部932に付勢されて、反時計回り方向に回転する。そうすると、線状部材102は反時計回り方向に移動しながら被取付部54の溝部541Dに導かれるので、線状部材102を溝部541Dに配置することができる。そのため、筒状ケース2を組み立ててから、キャップ部材9を取り付ける場合にも、キャップ部材9の紛失を防止する線状部材102を、筒状ケース2内に配置される被取付部54に取り付けることができる。したがって、仮に、筒状ケース2を組み立てた後に、線状部材102が損傷してしまったとしても、線状部材102を有する封止部材10を容易に交換することができる。
次に、本発明の第2実施形態について図面に基づいて説明する。
第2実施形態では、封止部材10Aは、線状部材106Aの先端に設けられ線状部材106Aと交差する方向に沿って配置された封止部材係合軸部107Aを有し、被取付部54Aには、当該封止部材係合軸部107Aを挿通可能な係合軸部挿通孔541Jが形成される点で第1実施形態と異なる。なお、第2実施形態において、第1実施形態と同一または同様の構成には同一符号を付して、説明を省略する。
図9は、本実施形態の蓋部材5Aの概略を示す正面図である。
図9に示すように、蓋部材5Aは、前述した第1実施形態の蓋部材5と同様に樹脂製の所謂コネクタタイプの部材であり、蓋本体51Aと、筒状部52Aと、回路基板支持部53Aと、被取付部54Aとを備える。
なお、蓋本体51Aと、筒状部52Aと、回路基板支持部53Aとは、前述した第1実施形態の蓋本体51と、筒状部52と、回路基板支持部53と同様であるため、詳細な説明は割愛する。
被取付部本体541Fは、平板状に設けられており、連結部542Aにより第1支持部531Aおよび第2支持部532Aに連結されて支持されている。そして、被取付部本体541Fには、軸部挿通孔541Gと、第1係合部挿通孔541Hと、第2係合部挿通孔541Iと、係合軸部挿通孔541Jとが形成されている。なお、前述した第1実施形態と同様に、被取付部本体541Fには、前述した第1実施形態と同様に、被係合部541E(図13参照)が形成されている。
第1係合部挿通孔541Hは、軸部挿通孔541Gと連続して設けられている。そして、第1係合部挿通孔541Hは、キャップ部材9の第1係合部931に対応した形状に形成されており、第1係合部931が挿通可能とされている。
第2係合部挿通孔541Iは、軸部挿通孔541Gを挟んで第1係合部挿通孔541Hとは反対側に、軸部挿通孔541Gと連続して設けられている。そして、第2係合部挿通孔541Iは、キャップ部材9の第2係合部932に対応した形状に形成されており、第2係合部932が挿通可能とされている。なお、第1係合部挿通孔541Hおよび第2係合部挿通孔541Iは、軸部挿通孔541Gと連続する本開示の係合部挿通孔を構成する。
なお、被取付部54Aに対するキャップ部材9および封止部材10Aの取付方法の詳細については、後述する。
図10は、本実施形態の封止部材10Aの概略を示す正面図である。
図10に示すように、封止部材10Aは、前述した第1実施形態の封止部材10と同様に、筒状ケース2の貫通孔24と、キャップ部材9のキャップ部材本体部91との間を封止する部材である。また、封止部材10Aは、ゴムや弾性を有する合成樹脂にて形成されており、キャップ部材9に取り付けられている。本実施形態では、封止部材10Aは、封止部材本体部104Aと、線状部材106Aと、封止部材係合軸部107Aとを有する。
封止部材係合軸部107Aは、線状部材106Aの先端に設けられ、線状部材106Aと直交する方向に延設されている。すなわち、線状部材106Aと封止部材係合軸部107Aとで、T字状とされている。本実施形態では、封止部材係合軸部107Aには、突出部108Aと、凹部109Aとが形成されている。
凹部109Aは、封止部材係合軸部107Aの他方の端部において、封止部材係合軸部107Aの軸方向に沿って形成されている。そして、凹部109Aは、ドライバー等の工具を挿入可能とされている。
次に、キャップ部材9および封止部材10Aの取付方法について説明する。
図11~図14は、キャップ部材9および封止部材10Aの取付工程を示す図である。なお、図11~図14では、分かりやすくするために、筒状ケース2や回路基板6等を省略して示している。また、図13、図14では、図9とは反対側の方向から蓋部材5Aを見ている。
このように、本実施形態では、筒状ケース2が組み立てられた状態で、キャップ部材9および封止部材10Aを取り付けることができる。
図15に示すように、頂点91Aが鉛直方向に突出する姿勢にキャップ部材9を回転させると、第1係合部931および第2係合部932を被取付部54Aから取り外すことができる。この状態において、線状部材106Aは係合軸部挿通孔541Jに配置されているので、封止部材係合軸部107Aは被取付部54Aに係合する。これにより、キャップ部材9を被取付部54Aから取り外した状態でも、封止部材10Aが被取付部54Aから外れることはない。そのため、キャップ部材9を取り外した際に、封止部材10Aが取り付けられているキャップ部材9を紛失してしまうことを防ぐことができる。
(5)本実施形態では、キャップ部材9は、筒状ケース2の外側に配置され貫通孔24を覆うキャップ部材本体部91と、キャップ部材本体部91の底面91Bから延設されたキャップ部材軸部92と、キャップ部材軸部92の先端からキャップ部材軸部92の径方向に延設された第1係合部931および第2係合部932とを有する。また、封止部材10Aは、環状に設けられキャップ部材軸部92を囲うように配置される封止部材本体部104Aと、封止部材本体部104Aから延設された線状部材106Aと、線状部材106Aの先端に設けられ線状部材106Aと直交する方向に沿って配置された封止部材係合軸部107Aと、を有する。そして、キャップ部材9が着脱可能に取り付けられる被取付部54Aには、キャップ部材軸部92が挿通可能に構成された軸部挿通孔541Gと、第1係合部931が挿通可能に構成され軸部挿通孔541Gと連続する第1係合部挿通孔541Hと、第2係合部932が挿通可能に構成され軸部挿通孔541Gと連続する第2係合部挿通孔541Iと、線状部材106Aが配置され封止部材係合軸部107Aが挿通可能な係合軸部挿通孔541Jとが設けられる。これにより、キャップ部材9は、頂点91Aが鉛直方向に突出する姿勢、つまり、第1姿勢においてキャップ部材係合部93が軸部挿通孔541Gと挿通可能とされる。さらに、キャップ部材9は、頂点91Aが水平方向に突出する姿勢、つまり、第2姿勢において第1係合部931および第2係合部932が被取付部54Aと係合する。すなわち、キャップ部材9は、被取付部54Aに着脱可能に取り付けられる。
ここで、被取付部54Aには、封止部材係合軸部107Aが挿通可能な係合軸部挿通孔541Jが設けられている。そのため、先ず、封止部材係合軸部107Aを係合軸部挿通孔541Jに挿通させ、その後、線状部材106Aを係合軸部挿通孔541Jに配置するようにすれば、封止部材10Aを被取付部54Aに取り付けることができる。この際、線状部材106Aと封止部材係合軸部107Aとは直交しているので、線状部材106Aを係合軸部挿通孔541Jに配置した後は、封止部材係合軸部107Aと被取付部54Aとは係合する。すなわち、封止部材10Aを取り外す方向に線状部材106Aを引っ張っても、被取付部54Aから封止部材係合軸部107Aは簡単に抜けない。そのため、キャップ部材9を取り付けた状態で、封止部材10Aを上記の手順で被取付部54Aに取り付ければ、キャップ部材9の紛失を防止することができる。
すなわち、筒状ケース2を組み立ててから、キャップ部材9を取り付ける場合にも、キャップ部材9の紛失を防止する線状部材106Aを、筒状ケース2内に配置される被取付部54Aに取り付けることができる。したがって、仮に、筒状ケース2を組み立てた後に、線状部材106Aが損傷してしまったとしても、線状部材106Aを有する封止部材10Aを容易に交換することができる。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
前記各実施形態では、筒状ケース2は円筒状に形成されていたが、これに限定されるものではない。例えば、筒状ケースは、多角筒状に形成されていてもよい。
Claims (6)
- 周面部に貫通孔が設けられた筒状ケースと、
前記筒状ケースに収容され、物理量を検出するセンサモジュールと、
前記センサモジュールが取り付けられ、前記筒状ケースの一方の開口を覆うように配置される継手と、
前記筒状ケースの他方の開口を覆うように配置される蓋部材と、
前記センサモジュールで検出された信号を受信する電子回路部および前記電子回路部を調整する電子調整部を有し、前記筒状ケースに収容される回路基板と、
前記貫通孔を覆うように取り付けられるキャップ部材と、
前記貫通孔と前記キャップ部材との間を封止する封止部材と、を備え、
前記電子調整部は、前記貫通孔に対応する位置に配置される***作部を有し、
前記蓋部材は、前記回路基板を支持する回路基板支持部と、前記キャップ部材が着脱可能に取り付けられる被取付部とを有し、
前記キャップ部材は、前記筒状ケースの外側に配置され前記貫通孔を覆うキャップ部材本体部と、前記キャップ部材本体部の底面から延設されたキャップ部材軸部と、前記キャップ部材軸部の先端から前記キャップ部材軸部の径方向に延設されたキャップ部材係合部と、を有し、
前記封止部材は、環状に設けられ前記キャップ部材軸部を囲うように配置される封止部材本体部と、前記封止部材本体部から延設された線状部材と、前記線状部材の先端に設けられた封止部材係合部と、を有し、
前記被取付部には、前記キャップ部材軸部が挿通可能に構成された軸部挿通孔と、前記キャップ部材係合部が挿通可能に構成され前記軸部挿通孔と連続する係合部挿通孔と、前記線状部材が配置され前記軸部挿通孔と連続する溝部とが設けられ、
前記キャップ部材は、第1姿勢と第2姿勢とに回動可能に前記被取付部に軸支され、前記第1姿勢において前記キャップ部材係合部が前記係合部挿通孔と挿通可能とされ、前記第2姿勢において前記キャップ部材係合部が前記被取付部と係合し、
前記第1姿勢において、前記線状部材は、前記キャップ部材係合部よりも、前記キャップ部材軸部の方向から見て前記第1姿勢から前記第2姿勢へと回転する回転方向側に配置されている
ことを特徴とする物理量測定装置。 - 周面部に貫通孔が設けられた筒状ケースと、
前記筒状ケースに収容され、物理量を検出するセンサモジュールと、
前記センサモジュールが取り付けられ、前記筒状ケースの一方の開口を覆うように配置される継手と、
前記筒状ケースの他方の開口を覆うように配置される蓋部材と、
前記センサモジュールで検出された信号を受信する電子回路部および前記電子回路部を調整する電子調整部を有し、前記筒状ケースに収容される回路基板と、
前記貫通孔を覆うように取り付けられるキャップ部材と、
前記貫通孔と前記キャップ部材との間を封止する封止部材と、を備え、
前記電子調整部は、前記貫通孔に対応する位置に配置される***作部を有し、
前記蓋部材は、前記回路基板を支持する回路基板支持部と、前記キャップ部材が着脱可能に取り付けられる被取付部とを有し、
前記キャップ部材は、前記筒状ケースの外側に配置され前記貫通孔を覆うキャップ部材本体部と、前記キャップ部材本体部の底面から延設されたキャップ部材軸部と、前記キャップ部材軸部の先端から前記キャップ部材軸部の径方向に延設されたキャップ部材係合部と、を有し、
前記封止部材は、環状に設けられ前記キャップ部材軸部を囲うように配置される封止部材本体部と、前記封止部材本体部から延設された線状部材と、前記線状部材の先端に設けられ前記線状部材と交差する方向に沿って配置された封止部材係合軸部と、を有し、
前記被取付部には、前記キャップ部材軸部が挿通可能に構成された軸部挿通孔と、前記キャップ部材係合部が挿通可能に構成され前記軸部挿通孔と連続する係合部挿通孔と、前記線状部材が配置され前記封止部材係合軸部が挿通可能な係合軸部挿通孔とが設けられ、
前記キャップ部材は、第1姿勢と第2姿勢とに回動可能に前記被取付部に軸支され、前記第1姿勢において前記キャップ部材係合部が前記係合部挿通孔と挿通可能とされ、前記第2姿勢において前記キャップ部材係合部が前記被取付部と係合する
ことを特徴とする物理量測定装置。 - 請求項2に記載の物理量測定装置において、
前記封止部材係合軸部の一方の端部には、先端に向かうにしたがって径が小さくなる突出部が形成され、
前記封止部材係合軸部の他方の端部には、軸方向に沿って凹部が形成されている
ことを特徴とする物理量測定装置。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の物理量測定装置において、
前記被取付部には、前記貫通孔に向かって突出し、前記貫通孔と係合する係合凸部が設けられる
ことを特徴とする物理量測定装置。 - 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の物理量測定装置において、
前記キャップ部材係合部は、第1係合部と、前記キャップ部材軸部を挟んで前記第1係合部とは反対側に設けられ前記第1係合部と大きさが異なる第2係合部とを有し、
前記係合部挿通孔は、前記第1係合部に対応する第1係合部挿通孔と、前記軸部挿通孔を挟んで前記第1係合部挿通孔とは反対側に設けられ前記第2係合部に対応する第2係合部挿通孔と、を有する
ことを特徴とする物理量測定装置。 - 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の物理量測定装置において、
前記キャップ部材本体部は五角形状に形成される
ことを特徴とする物理量測定装置。
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