JP7293969B2 - ヒータ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ヒータ装置に関するものである。
従来、車両の窓ガラスに配置された光透過センサアレイと、この光透過センサアレイ上に配置された平面状の過熱可能膜を備えた装置がある(例えば、特許文献1参照)。この装置は、過熱可能膜によって光透過センサアレイを加熱することにより光透過センサアレイへの結露等を防止している。
特表2012-530646号公報
上記特許文献1に記載されたような平面状の過熱可能膜は、窓ガラスが冷却されると、過熱可能膜の両平面と、側面の3方向から熱が奪われる。この際、過熱可能膜の両平面については、それぞれ全面にわたって一様に熱が奪われるが、過熱可能膜の周縁部においては過熱可能膜の周縁部から熱が奪われる。このため、例えば、発熱量が低下した際に、過熱可能膜の周縁部から曇りが発生してしまうといった問題がある。
本発明は上記問題に鑑みたもので、より曇りの発生を抑制できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、光を感知するセンサ部(41)と隣接して配置され光透過性を有する検知面(43)を有する光学窓(41)に適用され、検知面を加熱する加熱部(35)を有する光透過性フィルムヒータ(30)と、所定領域を発熱させる発熱部(38、E2、E3)と、を備えている。また、光透過性フィルムヒータは、加熱部において検知面の中心線(CL)を中心とする径方向外側に配置された第1電極(31)と、加熱部において第1電極とともに検知面を両側から挟むように配置された第2電極(32)と、加熱部を介した第1電極から第2電極への通電により発生する第1電極と第2電極との間の電位差に応じて発熱する第1発熱領域(E1)と、を有し、発熱部は、加熱部において第1発熱領域に対し検知面の中心線を中心とする径方向外側にあって発熱し、前記加熱部は、発熱部の発熱により、第1発熱領域に対し検知面の中心線を中心とする径方向外側に、前記第1発熱領域の温度よりも高くなる部分がある
このような構成によれば、加熱部は、第1電極と第2電極との間の電位差に応じて発熱する第1発熱領域(E1)を有し、発熱部は、第1発熱領域に対し検知面の中心線を中心とする径方向外側に位置する外側領域の温度が第1発熱領域よりも高くなる温度分布となるように所定領域を発熱させる。したがって、加熱部の周縁部からの曇りの発生が抑制され、より曇りの発生を抑制することができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
なお、各構成要素等に付された括弧付きの参照符号は、その構成要素等と後述する実施形態に記載の具体的な構成要素等との対応関係の一例を示すものである。
第1実施形態に係る光学装置の構成を示した図である。 第1実施形態に係る光学装置の光透過性フィルムヒータの構成を示した図である。 第2実施形態に係る光学装置の光透過性フィルムヒータの構成を示した図である。 第2実施形態に係る光学装置の発熱領域を示した図である。 第3実施形態に係る光学装置の光透過性フィルムヒータの構成を示した図である。 第4実施形態に係る光学装置の光透過性フィルムヒータの構成を示した図である。 第5実施形態に係る光学装置の光透過性フィルムヒータの構成を示した図である。 第6実施形態に係る光学装置の光透過性フィルムヒータの構成を示した図である。 第7実施形態に係る光学装置の光透過性フィルムヒータの構成を示した図である。 第8実施形態に係る光学装置の光透過性フィルムヒータの構成を示した図である。 第9実施形態に係る光学装置の光透過性フィルムヒータの構成を示した図である。 第10実施形態に係る光学装置の光透過性フィルムヒータの構成を示した図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
第1実施形態に係る光学装置について図1~図2を用いて説明する。図1に示すように、光学装置1は、カメラ40、光透過性フィルムヒータ30および制御部50を備えている。本実施形態の光学装置1は、カメラ40により画像を撮影する。
カメラ40は、光学窓42およびセンサ部41を備えている。面状の光学窓42には、光透過性を有する検知面43が設けられている。検知面43の中心線CLは、面状の光学窓42に対して垂直となっている。
センサ部41は、検知面43を通過した光を感知する。センサ部41は、CCD(Charged-Coupled Devices)やCMOS(Complementary Metal-Oxide-Semiconductor)等のイメージセンサにより構成されている。カメラ40は、センサ部41により撮影された画像を制御部50に送出する。
光透過性フィルムヒータ30は、第1電極31、第2電極32、加熱部35および熱線ヒータ38を有している。第1電極31および第2電極32は、導電性を有する金属によって構成されている。第1電極31および第2電極32は、それぞれ直線形状を成している。第1電極31および第2電極32は、加熱部35の一面に印刷等によって形成されている。第1電極31および第2電極32は、検知面43を避けるように配置されている。具体的には、第1電極31および第2電極32は、検知面43の中心線CLを中心とする径方向外側から検知面43を挟むように配置されている。第1電極31および第2電極32は、それぞれ制御部50に接続されている。
加熱部35は、光学窓42のセンサ部41と対向する面と反対面と隣接して配置されている。すなわち、加熱部35は、検知面43を有する光学窓42と隣接して配置され光学窓42を加熱する。
加熱部35は、例えば、透明導電膜フィルムによって構成することができる。第1電極31および第2電極32を介して透明導電膜フィルムに通電することによって透明導電膜フィルムが発熱する。加熱部35の厚さは、均一となっている。また、加熱部35は、均質とされている。
熱線ヒータ38は、検知面43の径方向外側の外側領域に配置されている。熱線ヒータ38は、加熱部35の周縁部に沿うように形成されている。熱線ヒータ38は、線状を成している。熱線ヒータ38は、該熱線ヒータ38に電流が流れたときに生じるジュール熱によって発熱する。
光透過性フィルムヒータ30は、加熱部35の周縁部に沿うように熱線ヒータ38が形成され、加熱部35における検知面43の径方向外側の外側領域の温度が、加熱部35における外側領域より検知面43の中心側の領域よりも高くなる温度分布を有している。
また、本実施形態の光学装置1は、光透過性を有する検知面43を通過した光を感知するセンサ部41を備えている。また、検知面43を有する光学窓42と隣接して配置され光学窓42を加熱する加熱部35を有する光透過性フィルムヒータ30と、所定領域を発熱させる発熱部としての熱線ヒータ38を備えている。
また、光透過性フィルムヒータ30は、加熱部35において検知面43の中心線を中心とする径方向外側に配置された第1電極31と、加熱部35において第1電極31とともに検知面43を両側から挟むように配置された第2電極32と、を有している。また、加熱部35は、第1電極31と第2電極32との間の電位差に応じて発熱する第1発熱領域E1を有している。そして、発熱部としての熱線ヒータ38は、第1発熱領域E1よりも検知面43の中心線CLを中心とする径方向外側に位置する外側領域を発熱させる。
制御部50は、CPU、メモリ、I/O等を備えたコンピュータとして構成されており、CPUは、メモリに記憶されたプログラムに従って各種処理を行う。
制御部50の処理としては、例えば、カメラ40から入力される画像に基づいて検知面43に曇りが生じたことを判定すると、光透過性フィルムヒータ30の第1電極31と第2電極32との間に所定電圧を印加し、熱線ヒータ38への通電を開始する処理がある。
制御部50によって光透過性フィルムヒータ30の第1電極31と第2電極32との間に所定電圧が印加されると加熱部35が発熱する。さらに、制御部50によって熱線ヒータ38への通電が開始されると熱線ヒータ38が発熱する。熱線ヒータ38は、検知面43の中心線を中心とする径方向外側の前記外側領域を加熱する。
熱線ヒータ38は、加熱部35の周縁部に沿うように形成されており、加熱部35における検知面43の径方向外側の外側領域の温度が、加熱部35における外側領域より検知面43の中心側の領域よりも高くなる温度分布を有している。これにより、加熱部35の周縁部からの曇りの発生が抑制される。
以上、説明したように、本実施形態の光学装置は、光透過性を有する検知面43を通過した光を感知するセンサ部41と、を備えている。また、検知面を有する光学窓42と隣接して配置され光学窓を加熱する加熱部35を有する光透過性フィルムヒータ30を備えている。そして、光透過性フィルムヒータ30は、加熱部35における検知面43の中心線CLを中心とする径方向外側に位置する外側領域の温度が、加熱部35における外側領域より検知面の中心側に位置する領域よりも高くなる温度分布を有している。
上記した構成によれば、光透過性フィルムヒータ30は、加熱部35における検知面43の中心線CLを中心とする径方向外側に位置する外側領域の温度が、加熱部35における外側領域より検知面43の中心側に位置する領域よりも高くなる温度分布を有している。したがって、加熱部35の周縁部からの曇りの発生が抑制され、より曇りの発生を抑制することができる。
また、光透過性フィルムヒータ30は、検知面43の中心線を中心とする径方向外側の外側領域を加熱する熱線ヒータ38を備えている。
このように、光透過性フィルムヒータ30は、検知面43の中心線CLを中心とする径方向外側の外側領域を加熱する熱線ヒータ38を備えることができる。
また、本実施形態の光学装置1は、光透過性を有する光学窓42と隣接して配置され光学窓42を加熱する加熱部35を有する光透過性フィルムヒータ30と、所定領域を発熱させる発熱部として熱線ヒータ38を備えている。
また、光透過性フィルムヒータ30は、加熱部35において光学窓42の所定領域の中心線を中心とする径方向外側に配置された第1電極31を有している。また、加熱部35において第1電極31とともに光学窓42の所定領域を両側から挟むように配置された第2電極32と、を有している。また、加熱部35は、第1電極31と第2電極32との間の電位差に応じて発熱する第1発熱領域E1を有している。そして、熱線ヒータ38は、第1発熱領域E1よりも光学窓42の所定領域の中心線を中心とする径方向外側に位置する外側領域を発熱させる。なお、光学窓42の所定領域の中心線は、検知面43の中心線CLと一致している。
このような構成によれば、加熱部35は、第1電極31と第2電極32との間の電位差に応じて発熱する第1発熱領域E1を有している。そして、発熱部としての熱線ヒータ38は、第1発熱領域E1よりも光学窓42の所定領域の中心線CLを中心とする径方向外側に位置する外側領域を発熱させるので、加熱部35の周縁部からの曇りの発生が抑制され、より曇りの発生を抑制することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態に係る光学装置1について図3~図4を用いて説明する。本実施形態の光学装置1は、第1電極31~第4電極34と、加熱部35を備えている。
第1電極31は、加熱部35における検知面43の中心線CLを中心とする径方向外側に配置されている。第2電極32は、加熱部35において第1電極31とともに検知面43を両側から挟むように配置されている。
また、第3電極33は、加熱部35において第1電極31側より検知面43の径方向外側に配置されている。第4電極34は、加熱部35において第2電極32側より検知面43の径方向外側に配置されている。第1電極31~第4電極34は、それぞれ直線形状を成している。また、第1電極31~第4電極34は、互いに平行となっている。
また、第1電極31と第3電極33との間の間隔は、第2電極32と第4電極34との間の間隔と同じになっている。また、第1電極31と第3電極33との間の間隔と、第2電極32と第4電極34との間の間隔は、それぞれ第1電極31と第2電極32との間の間隔よりも短くなっている。
本実施形態では、第1電極31の電位が0ボルト、第2電極32の電位が12ボルト、第3電極33の電位が12ボルト、第4電極34の電位が0ボルトに制御される。
加熱部35は、図4に示すように、第1電極31と第2電極32との間の電位差に応じて発熱する第1発熱領域E1を有している。また、加熱部35は、第1電極31と第3電極33との間の電位差に応じて発熱する第2発熱領域E2を有している。また、加熱部35は、第2電極32と第4電極34との間の電位差に応じて発熱する第3発熱領域E3と、を有している。そして、第2発熱領域E2および第3発熱領域E3の発熱温度は、第1発熱領域E1の発熱温度よりも高くなっている。
このように、光透過性フィルムヒータ30は、加熱部35における検知面43の径方向外側の外側領域の温度が、加熱部35における外側領域より検知面43の中心側の領域よりも高くなる温度分布を有している。したがって、加熱部の周縁部からの曇りの発生が抑制され、より曇りの発生を抑制することができる。
また、本実施形態の光透過性フィルムヒータは、加熱部35において検知面43の中心線を中心とする径方向外側に配置された第1電極31を有している。また、加熱部35において第1電極31とともに検知面43を両側から挟むように配置された第2電極32を有している。また、加熱部35において第1電極31側より検知面43の径方向外側に配置された第3電極33を有している。また、加熱部35において第2電極32側より検知面43の径方向外側に配置された第4電極34を有している。
また、加熱部35は、第1電極31と第2電極32との間の電位差に応じて発熱する第1発熱領域E1を有している。また、第1電極31と第3電極33との間の電位差に応じて発熱する第2発熱領域E2を有している。また、第2電極32と第4電極34との間の電位差に応じて発熱する第3発熱領域E3を有している。そして、発熱部は、第2発熱領域E2および第3発熱領域E3を外側領域として発熱させる。
このような構成によれば、発熱部は、第2発熱領域E2および第3発熱領域E3を外側領域として発熱させるので、加熱部35の周縁部からの曇りの発生が抑制され、より曇りの発生を抑制することができる。
本実施形態では、上記第1実施形態と共通の構成から奏される同様の効果を上記第1実施形態と同様に得ることができる。
(第3実施形態)
第3実施形態に係る光学装置1について図5を用いて説明する。上記第2実施形態の光学装置1は、第1電極31~第4電極34が同一平面上に配置されている。これに対し、本実施形態の光学装置1は、第1電極31と第3電極33が、加熱部35における厚さ方向の異なる位置に配置され、さらに、第2電極32と第4電極34が、加熱部35における厚さ方向の異なる位置に配置されている。
加熱部35は、X軸とY軸によって規定されるX-Y平面に沿って拡がる薄板状に形成されている。加熱部35は、X-Y平面と直交するZ軸方向に厚さを有する。
加熱部35の一面には保護層36が配置され、加熱部35の反対面には保護層37が配置されている。
加熱部35の保護層37側の面には、第1電極31および第2電極32が配置されており、加熱部35の保護層36側の面には、第3電極33および第4電極34が配置されている。
すなわち、第1電極31と第2電極32は、加熱部35における厚さ方向の同じ位置に配置されている。また、第1電極31と第3電極33は、加熱部35における厚さ方向の異なる位置に配置され、第2電極32と第4電極34は、加熱部35における厚さ方向の異なる位置に配置されている。
そして、第1電極31と第3電極33との間の電位差に応じて発熱する発熱領域と、第2電極32と第4電極34との間の電位差に応じて発熱する発熱領域は、第1電極31と第2電極32との間の電位差に応じて発熱する発熱領域よりも発熱温度が高くなっている。
このように、光透過性フィルムヒータ30は、加熱部35における検知面43の径方向外側の外側領域の温度が、加熱部35における外側領域より検知面43の中心側の領域よりも高くなる温度分布を有している。したがって、加熱部の周縁部からの曇りの発生が抑制され、より曇りの発生を抑制することができる。
また、本実施形態の光透過性フィルムヒータは、加熱部35において第1電極31側より検知面43の径方向外側に配置された第3電極33を有している。また、加熱部35において第2電極32側より検知面43の径方向外側に配置された第4電極34を有している。
また、加熱部35は、第1電極31と第2電極32との間の電位差に応じて発熱する第1発熱領域E1を有している。また、第1電極31と第3電極33との間の電位差に応じて発熱する第2発熱領域E2を有している。また、第2電極32と第4電極34との間の電位差に応じて発熱する第3発熱領域E3を有している。
また、第1電極31と第2電極32は、加熱部35における厚さ方向の同じ位置に配置されている。また、第1電極31と第3電極33は、加熱部35における厚さ方向の異なる位置に配置され、第2電極32と第4電極34は、加熱部35における厚さ方向の異なる位置に配置されている。そして、発熱部は、第2発熱領域E2および第3発熱領域E3を外側領域として発熱させる。
このような構成によれば、発熱部は、第2発熱領域E2および第3発熱領域E3を外側領域として発熱させるので、加熱部35の周縁部からの曇りの発生が抑制され、より曇りの発生を抑制することができる。
本実施形態では、上記第1実施形態と共通の構成から奏される同様の効果を上記第1実施形態と同様に得ることができる。
また、本実施形態の光透過性フィルムヒータ30は、第1電極31と第3電極33が、加熱部35における厚さ方向の異なる位置に配置されるとともに、第2電極32と第4電極34が、加熱部35における厚さ方向の異なる位置に配置されている。すなわち、各第1電極31~第4電極を立体的に配置されている。したがって、加熱部35の省スペース化が可能である。
(第4実施形態)
第4実施形態に係る光学装置1について図6を用いて説明する。本実施形態の光学装置1は、第1電極31~第4電極34と、X-Y平面方向に拡がる加熱部35を有する光透過性フィルムヒータ30を備えている。
第1電極31は、加熱部35における検知面43の中心線CLを中心とする径方向外側に配置されている。第2電極32は、加熱部35において第1電極31とともに検知面43を両側から挟むように配置されている。
また、第3電極33は、加熱部35において第1電極31側より検知面43の径方向外側に配置されている。第4電極34は、加熱部35において第2電極32側より検知面43の径方向外側に配置されている。第1電極31~第4電極34は、それぞれL字形状を成している。
また、第1電極31と第3電極33との間の間隔は、第2電極32と第4電極34との間の間隔と同じになっている。また、第1電極31と第3電極33との間の間隔と、第2電極32と第4電極34との間の間隔は、それぞれ第1電極31と第2電極32との間の間隔よりも短くなっている。
本実施形態では、第1電極31の電位が0ボルト、第2電極32の電位が12ボルト、第3電極33の電位が12ボルト、第4電極34の電位が0ボルトに制御される。
加熱部35は、第1電極31と第2電極32との間の電位差に応じて発熱する第1加熱部351を有している。また、加熱部35は、第1電極31と第3電極33との間の電位差に応じて発熱する第2加熱部352を有している。また、加熱部35は、第2電極32と第4電極34との間の電位差に応じて発熱する第3加熱部353と、を有している。第2加熱部352および第3加熱部353は、それぞれL字形状を成している。また、第2加熱部352および第3加熱部353によりU字形状の加熱部が構成されている。そして、第2加熱部352および第3加熱部353は、第1加熱部351を囲むように配置されている。なお、図6では、第2加熱部352および第3加熱部353をハッチングで示してある。
また、第1加熱部351、第2加熱部352および第3加熱部353は、同一材料で構成されている。
この構成によれば、光透過性フィルムヒータ30は、加熱部35における検知面43の中心線CLを中心とする径方向外側に位置する外側領域の温度が、加熱部35における外側領域より検知面43の中心側に位置する領域よりも高くなる温度分布を有している。したがって、加熱部35の周縁部からの曇りの発生が抑制され、より曇りの発生を抑制することができる。
なお、第1電極31と第3電極33との間の間隔と、第2電極32と第4電極34との間の間隔は、それぞれ第1電極31と第2電極32との間の間隔よりも短くなっている。このため、第2加熱部352および第3加熱部353の発熱量が大きくなりすぎてしまい故障等の原因となる可能性がある。
そこで、本光学装置1は、第1電極31と第3電極33からみた第2加熱部352の抵抗値および第2電極32と第4電極34からみた第3加熱部353の抵抗値が、第1電極31と第2電極32からみた第1加熱部351の抵抗値よりも小さくなっている。
具体的には、第2加熱部352および第3加熱部353における厚さ方向の長さは、第1加熱部351における厚さ方向の長さよりも短くなっている。これにより、第2加熱部352および第3加熱部353の抵抗値が、第1加熱部351の抵抗値よりも小さくなり第2加熱部352および第3加熱部353の発熱量が抑制される。
本実施形態では、上記第1実施形態と共通の構成から奏される同様の効果を上記第1実施形態と同様に得ることができる。
(第5実施形態)
第5実施形態に係る光学装置1について図7を用いて説明する。上記第4実施形態では、第1電極31と第3電極33からみた第2加熱部352の抵抗値および第2電極32と第4電極34からみた第3加熱部353の抵抗値が、第1電極31と第2電極32からみた第1加熱部351の抵抗値よりも大きくなるようにした。具体的には、第2加熱部352および第3加熱部353における厚さ方向の長さが、第1加熱部351における厚さ方向の長さよりも短くなるようにした。
これに対し、本光学装置1は、第1電極31と第3電極33からみた第2加熱部352の抵抗値および第2電極32と第4電極34からみた第3加熱部353の抵抗値が、第1電極31と第2電極32からみた第1加熱部351の抵抗値よりも大きくなっている。具体的には、第2加熱部352および第3加熱部353に、該第2加熱部352および第3加熱部353に流れる電流の電流経路長を長くするための切り欠き3521、3531が形成されている。
なお、図7では、第1電極31~第4電極34、第2加熱部352および第3加熱部353をハッチングで示してある。また、第1加熱部351、第2加熱部352および第3加熱部353は、同一材料で構成されている。
本実施形態の光学装置1は、同一材料で膜状の第1加熱部351、第2加熱部352および第3加熱部353を形成する。その後、レーザ加工により第2加熱部352に切り欠き3521を形成するとともに、第3加熱部353に切り欠き3531を形成する。切り欠き3521および切り欠き3531は、それぞれX軸方向に延びるように形成されている。
切り欠き3521により第1電極31と第3電極33からみた第2加熱部352の抵抗値が大きくなり、切り欠き3531により第2電極32と第4電極34からみた第3加熱部353の抵抗値が大きくなる。
これにより、第1電極31と第3電極33からみた第2加熱部352の抵抗値および第2電極32と第4電極34からみた第3加熱部353の抵抗値が、第1電極31と第2電極32からみた第1加熱部351の抵抗値よりも大きくなる。そして、第2加熱部352および第3加熱部353の発熱量が抑制される。
本実施形態では、切り欠き3521および切り欠き3531をX軸方向に延びるように形成したが、回廊構造のように複雑に屈折するように切り欠き3521および切り欠き3531を形成してもよい。
(第6実施形態)
第6実施形態に係る光学装置1について図8を用いて説明する。本実施形態の光学装置1は、第2電極32の一部に、高抵抗の高抵抗発熱部323が形成されている。すなわち、第2電極32は、低抵抗の低抵抗部321と高抵抗の高抵抗発熱部323と、を有している。低抵抗部321および高抵抗発熱部323は、それぞれ線状を成しており、同一の材料によって構成されている。高抵抗発熱部323の線幅は、低抵抗部321の線幅よりも短くなっており、高抵抗発熱部323の電流経路の断面積は、低抵抗部321の電流経路の断面積よりも小さくなっている。これにより、高抵抗発熱部323の抵抗値は、低抵抗部321の抵抗値よりも大きくなっている。
高抵抗発熱部323は、第1発熱領域E1よりも検知面43の中心線CLを中心とする径方向外側に位置する外側領域に配置され、この外側領域を発熱させる。すなわち、第2電極32の一部である高抵抗発熱部323がヒータとして機能する。
制御部50によって光透過性フィルムヒータ30の第1電極31と第2電極32との間に所定電圧が印加され、第1電極31および第2電極32を介して制御部50を構成している透明導電膜フィルムが通電されると、加熱部35は発熱する。この際、高抵抗発熱部323に電流が流れ、高抵抗発熱部323も発熱する。なお、低抵抗部321は発熱しない。さらに、制御部50によって熱線ヒータ38への通電が開始されると熱線ヒータ38も発熱する。
上記したように、本実施形態の光学装置は、第2電極32の一部がヒータとして機能する。これにより、別部材を用いてヒータを構成する場合と比較して小型化が可能である。
なお、本実施形態では、第2電極32の一部がヒータとして機能するよう構成したが、第1電極31の一部がヒータとして機能するよう構成してもよい。また、第1電極31および第2電極32の少なくとも一部がヒータとして機能するよう構成してもよい。
(第7実施形態)
第7実施形態に係る光学装置1について図9を用いて説明する。本実施形態の光学装置1は、上記第6実施形態の光学装置1に対し、熱線ヒータ38が第1電極31と第2電極32に接続されている点が異なる。また、第2電極32のうちヒータとして機能する高抵抗発熱部323の部位が光透過性を有する光学窓42の周囲の一部に配置されている点も異なる。
熱線ヒータ38は、第1電極31と第2電極32の間に接続されている。すなわち、第1電極31は、熱線ヒータ38の一端に接続され、第2電極32は、熱線ヒータ38の他端に接続されている。
これによれば、第1電極31と熱線ヒータ38に電圧を供給するための接続部を共通化できるとともに、第2電極32と熱線ヒータ38に電圧を供給するための接続部を共通化できるので、光学装置を小型化することができる。
また、発熱部としての熱線ヒータ38が光透過性を有する光学窓42の周囲の一部を除いて検知面43の周囲を囲むように配置されている。また、第2電極32のうち、ヒータとして機能する高抵抗発熱部323の部位が光透過性を有する光学窓42の周囲の一部に配置されている。
これによれば、第2電極32のうち、ヒータとして機能する高抵抗発熱部323の部位が、熱線ヒータ38が光透過性を有する光学窓42の周囲を囲んでいない部位を発熱させるので、加熱部35の周縁部からの曇りの発生をより抑制することができる。
(第8実施形態)
第8実施形態に係る光学装置1について図10を用いて説明する。本実施形態の光学装置1は、上記第1実施形態の光学装置1に対し、熱線ヒータ38が検知面43の周囲を囲んでいる範囲が多くなっている。
本実施形態の熱線ヒータ38は、検知面43のほぼ全体を囲むように配置されている。なお、図10において熱線ヒータ38と第2電極32が交差している部位Xにおいては、熱線ヒータ38と第2電極32との間に不図示の絶縁層が配置されており、この絶縁層によって熱線ヒータ38と第2電極32は絶縁されている。
このように、熱線ヒータ38が検知面43のほぼ全周を囲むように構成することもできる。
(第9実施形態)
第9実施形態に係る光学装置1について図11を用いて説明する。本実施形態の光学装置1は、上記第1実施形態の光学装置1に対し、熱線ヒータ38の線幅が場所によって異なっている点が異なる。
熱線ヒータ38は、第1電極幅を有する第1線幅部381と、第1電極幅よりも線幅の長い第2の電極幅を有する第2線幅部382を有している。第1線幅部381および第2線幅部382は同一の材料を用いて構成されている。
第2線幅部382の方が第1線幅部381よりも熱容量が大きくなるため、第2線幅部382の周囲の温度が第2線幅部382の周囲の温度よりも高くなる。すなわち、第2線幅部382がヒータとして機能する。したがって、加熱部35のうち温度の低い領域に第2線幅部382を形成し、加熱部35のうち温度の高い領域に第1線幅部381を配置することで、加熱部35の温度ムラを抑制することが可能である。
(第10実施形態)
第10実施形態に係る光学装置1について図12を用いて説明する。本実施形態の光学装置1は、上記第1実施形態の光学装置に対し、熱線ヒータ38が第1電極31と第2電極32に接続されている点と、第1電極31および第2電極32の構造が異なる。
熱線ヒータ38は、第1電極31と第2電極32の間に接続されている。すなわち、第1電極31は、熱線ヒータ38の一端に接続され、第2電極32は、熱線ヒータ38の他端に接続されている。
これによれば、第1電極31と熱線ヒータ38に電圧を供給するための接続部を共通化できるとともに、第2電極32と熱線ヒータ38に電圧を供給するための接続部を共通化できるので、光学装置を小型化することができる。
また、第1電極31は、低抵抗材料を用いて形成された低抵抗部311と、低抵抗材料よりも高抵抗である高抵抗材料を用いて形成された高抵抗部312を有している。
また、第2電極32は、低抵抗材料を用いて形成された低抵抗部321と、低抵抗材料よりも高抵抗である高抵抗材料を用いて形成された高抵抗部322を有している。
そして、第1電極31の高抵抗材料を用いて形成された高抵抗部312がヒータとして機能するとともに第32電極の高抵抗材料を用いて形成された高抵抗部312がヒータとして機能する。
上記したように、抵抗値の異なる材料を用いて第1電極31および第2電極32を構成し、抵抗値の大きな材料を用いて構成された部をヒータとして機能させることができる。
(他の実施形態)
(1)上記各実施形態では、カメラ40の光学窓42の検知面を光透過性フィルムヒータ30で加熱する例を示した。これに対し、例えば、車両のウィンドウシールドを光学窓42として捉え、この光学窓42の所定領域を光透過性フィルムヒータ30の加熱部35で加熱する構成とすることもできる。
(2)本実施形態では、車両周辺の画像を撮影するカメラ40を備えた光学装置1について説明したが、例えば、LIDAR(Laser Imaging Detection and Ranging)と呼ばれる距離センサを備えた光学装置1や、防犯カメラ等を備えた光学装置1として構成することもできる。
(3)上記各実施形態では、光学窓42のセンサ部41と対向する面と反対面と隣接して加熱部35を配置したが、光学窓42のセンサ部41と対向する面と隣接して加熱部35を配置してもよい。
(4)上記各実施形態では、第1電極31と第3電極33との間の間隔を、第2電極32と第4電極34との間の間隔と同じにしたが、第1電極31と第3電極33との間の間隔を、第2電極32と第4電極34との間の間隔と異なるようにしてもよい。
(5)上記第1実施形態では、第1電極31~第2電極32が、それぞれ直線形状を成しており、上記第2~第3実施形態では、第1電極31~第4電極34が、それぞれ直線形状を成している。これに対し、第1電極31~第2電極32、第3電極33~第4電極34を直線形状以外の形状とすることもできる。
(6)上記第4~第5実施形態では、第1加熱部351、第2加熱部352および第3加熱部353を、同一材料で構成したが、第2加熱部352および第3加熱部353を、第1加熱部351と異なる材料で構成してもよい。
(7)上記第1実施形態では、カメラ40から入力される画像に基づいて制御部50が検知面43に曇りが生じたことを判定した際に、光透過性フィルムヒータ30の第1電極31と第2電極32との間に所定電圧を印加し、熱線ヒータ38への通電を開始した。
これに対し、制御部50が検知面43の両面または片面の環境条件(温度、湿度、輻射量)および加熱したい物体に温度を検出し、検出した環境条件および温度に基づいて検知面43に曇りが生じる条件を算出するようにしてもよい。そして、検知面43に曇りが生じる条件を満たした際に光透過性フィルムヒータ30の第1電極31と第2電極32との間に所定電圧を印加するとともに、熱線ヒータ38への通電を開始するようにしてもよい。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。また、上記各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。また、上記各実施形態において、構成要素等の材質、形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の材質、形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その材質、形状、位置関係等に限定されるものではない。
(まとめ)
上記各実施形態の一部または全部で示された第1の観点によれば、本実施形態の光学装置は、光透過性を有する検知面を通過した光を感知するセンサ部と、を備えている。また、検知面を有する光学窓と隣接して配置され光学窓を加熱する加熱部を有する光透過性フィルムヒータを備えている。そして、光透過性フィルムヒータは、加熱部における検知面の中心線を中心とする径方向外側に位置する外側領域の温度が、加熱部における外側領域より検知面の中心側に位置する領域よりも高くなる温度分布を有している。
また、第2の観点によれば、光透過性フィルムヒータは、加熱部において検知面の中心線を中心とする径方向外側に配置された第1電極を有している。また、加熱部において第1電極とともに検知面を両側から挟むように配置された第2電極と、加熱部において第1電極側より検知面の径方向外側に配置された第3電極と、を有している。また、加熱部において第2電極側より検知面の径方向外側に配置された第4電極を有している。
そして、加熱部は、第1電極と第2電極との間の電位差に応じて発熱する第1発熱領域と、第1電極と第3電極との間の電位差に応じて発熱する第2発熱領域と、第2電極と第4電極との間の電位差に応じて発熱する第3発熱領域と、を有している。そして、第2発熱領域および第3発熱領域の発熱温度は、第1発熱領域の発熱温度よりも高くなっている。
したがって、加熱部の周縁部からの曇りの発生が抑制され、より曇りの発生を抑制することができる。
また、第3の観点によれば、第1電極と第2電極は、加熱部における厚さ方向の同じ位置に配置されている。また、第1電極と第3電極は、加熱部における厚さ方向の異なる位置に配置され、第2電極と第4電極は、加熱部における厚さ方向の異なる位置に配置されている。
そして、第1電極と第3電極との間の電位差に応じて発熱する発熱領域と、第2電極と第4電極との間の電位差に応じて発熱する発熱領域は、第1電極と第2電極との間の電位差に応じて発熱する発熱領域よりも発熱温度が高くなっている。
すなわち、第1電極~第4電極を立体的に配置されている。したがって、加熱部の省スペース化が可能である。
また、第4の観点によれば、光透過性フィルムヒータは、検知面の中心線を中心とする径方向外側の外側領域を加熱する熱線ヒータを備えている。
このように、光透過性フィルムヒータは、検知面の中心線を中心とする径方向外側の外側領域を加熱する熱線ヒータを備えることができる。
また、第5の観点によれば、光透過性フィルムヒータは、加熱部において検知面の中心線を中心とする径方向外側に配置された第1電極を有している。
また、加熱部において第1電極とともに検知面を両側から挟むように配置された第2電極と、加熱部において第1電極側より検知面の径方向外側に配置された第3電極と、を有している。また、加熱部において第2電極側より検知面の径方向外側に配置された第4電極を有している。
また、加熱部は、第1電極と第2電極との間の電位差に応じて発熱する第1加熱部と、第1電極と第3電極との間の電位差に応じて発熱する第2加熱部と、を有している。
また、第2電極と第4電極との間の電位差に応じて発熱する第3加熱部を有している。そして、第1電極と第3電極からみた第2加熱部の抵抗値および第2電極と第4電極からみた第3加熱部の抵抗値は、第1電極と第2電極からみた第1加熱部の抵抗値よりも大きくなっている。
これにより、第2加熱部および第3加熱部の抵抗値が、第1加熱部の抵抗値よりも大きくなり第2加熱部および第3加熱部の発熱量を抑制することができる。
また、第6の観点によれば、第2加熱部および第3加熱部は、第1加熱部と同一材料で構成されており、第2加熱部および第3加熱部における厚さ方向の長さは、第1加熱部における厚さ方向の長さよりも短くなっている。
これにより、第2加熱部および第3加熱部の抵抗値が、第1加熱部351の抵抗値よりも大きくなり第2加熱部352および第3加熱部の発熱量を抑制することができる。
また、第7の観点によれば、第2加熱部および第3加熱部は、第1加熱部と同一材料で構成されている。また、第2加熱部および第3加熱部の少なくとも一方には、該第2加熱部および第3加熱部の少なくとも一方に流れる電流の電流経路長を長くするための切り欠きが形成されている。
これにより、第1電極と第3電極からみた第2加熱部の抵抗値および第2電極と第4電極からみた第3加熱部の抵抗値が、第1電極と第2電極からみた第1加熱部の抵抗値よりも大きくなり第2加熱部および第3加熱部の発熱量を抑制することができる。
また、第8の観点によれば、第2加熱部および第3加熱部は、第1加熱部と異なる材料で構成されている。このように、第2加熱部および第3加熱部を、第1加熱部と異なる材料で構成することもできる。
また、第9の観点によれば、光学装置は、光透過性を有する光学窓と隣接して配置され光学窓を加熱する加熱部を有する光透過性フィルムヒータと、所定領域を発熱させる発熱部を備えている。また、所定領域を発熱させる発熱部を備えている。また、光透過性フィルムヒータは、加熱部において光学窓の所定領域の中心線を中心とする径方向外側に配置された第1電極を有している。また、加熱部において第1電極とともに光学窓の所定領域を両側から挟むように配置された第2電極を有している。また、加熱部は、第1電極と第2電極との間の電位差に応じて発熱する第1発熱領域を有している。また、発熱部は、光学窓の所定領域の中心線を中心とする径方向外側に位置する外側領域を発熱させる。
また、第10の観点によれば、光透過性フィルムヒータは、光学窓の所定領域の中心よりも径方向外側の外側領域を加熱する熱線ヒータを備え、発熱部は、熱線ヒータにより構成されている。このように、熱線ヒータにより発熱部を構成することができる。
また、第11の観点によれば、光透過性フィルムヒータは、加熱部において第1電極側より光学窓の所定領域の中心線を中心とする径方向外側に配置された第3電極を有している。また、加熱部において第2電極側より光学窓の所定領域の中心線を中心とする径方向外側に配置された第4電極を有している。また、加熱部は、第1発熱領域と、第1電極と第3電極との間の電位差に応じて発熱する第2発熱領域と、を有している。また、第2電極と第4電極との間の電位差に応じて発熱する第3発熱領域を有している。そして、発熱部は、第2発熱領域および第3発熱領域を外側領域として発熱させる。このように、第2発熱領域および第3発熱領域を外側領域として発熱させることができる。
また、第12の観点によれば、光透過性フィルムヒータは、加熱部において第1電極側より光学窓の所定領域の中心線を中心とする径方向外側に配置された第3電極を有している。また、加熱部において第2電極側より光学窓の所定領域の中心線を中心とする径方向外側に配置された第4電極を有している。また、加熱部は、第1発熱領域と、第1電極と第3電極との間の電位差に応じて発熱する第2発熱領域と、を有している。また、第2電極と第4電極との間の電位差に応じて発熱する第3発熱領域を有している。そして、第1電極と第2電極は、加熱部における厚さ方向の同じ位置に配置され、第1電極と第3電極は、加熱部における厚さ方向の異なる位置に配置され、第2電極と第4電極は、加熱部における厚さ方向の異なる位置に配置されている。
すなわち、第1電極~第4電極を立体的に配置されている。したがって、加熱部の省スペース化が可能である。
また、第13の観点によれば、第1電極は、熱線ヒータの一端に接続され、第2電極は、熱線ヒータの他端に接続されている。
これによれば、第1電極と熱線ヒータに電圧を供給するための接続部を共通化できるとともに、第2電極と熱線ヒータに電圧を供給するための接続部を共通化できるので、光学装置を小型化することができる。
また、第14の観点によれば、第1電極および第2電極の少なくとも一部がヒータとして機能する。したがって、これにより、別部材を用いてヒータを構成する場合と比較して小型化が可能である。
また、第15の観点によれば、第1電極および第2電極の少なくとも一方は、線状を成しており、第1の電極幅と該第1の電極幅より短い第2の電極幅を有している。そして、第1電極および第2電極の少なくとも一方のうち、第2の電極幅となった部位がヒータとして機能する。
このように、電極の電極幅を短くし、この電極幅を短くした部位をヒータとして機能させるので、簡素な構成でヒータを構成することができ、低コストを実現することができる。
また、第16の観点によれば、第1電極および第2電極の少なくとも一方は、低抵抗材料を用いて形成された部位と、低抵抗材料よりも高抵抗である高抵抗材料を用いて形成された部位を有している。そして、第1電極および第2電極の少なくとも一方のうち、高抵抗材料により形成された部位がヒータとして機能する。
このように、電極を構成する材料を高抵抗とすることでヒータとして機能させるので、簡素な構成でヒータを構成することができ、低コストを実現することができる。
また、第17の観点によれば、発熱部は、光学窓の所定領域の周囲の一部を除いて検知面の周囲を囲むように配置され、第1電極および第2電極の少なくとも一方のうち、ヒータとして機能する部位が光学窓の所定領域の周囲の一部に配置されている。
これによれば、第1電極および第2電極の少なくとも一方は、発熱部が、熱線ヒータが検知面の周囲を囲んでいない部位に配置されるので、加熱部の周縁部からの曇りの発生をより抑制することができる。
1 光学装置
30 光透過性フィルムヒータ
31 第1電極
32 第2電極
35 加熱部
38 熱線ヒータ
40 車載カメラ
50 制御部

Claims (13)

  1. 光を感知するセンサ部(41)と隣接して配置され光透過性を有する検知面(43)を有する光学窓(42)に適用され、前記検知面を加熱する加熱部(35)を有する光透過性フィルムヒータ(30)と、
    所定領域を発熱させる発熱部(38、E2、E3)と、を備え、
    前記光透過性フィルムヒータは、
    前記加熱部において前記検知面の中心線(CL)を中心とする径方向外側に配置された第1電極(31)と、
    前記加熱部において前記第1電極とともに前記検知面を両側から挟むように配置された第2電極(32)と、
    前記加熱部を介した前記第1電極から前記第2電極への通電により発生する前記第1電極と前記第2電極との間の電位差に応じて発熱する第1発熱領域(E1)と、を有し、
    前記発熱部は、前記加熱部において前記第1発熱領域に対し前記検知面の中心線を中心とする径方向外側にあって発熱し、前記加熱部は、前記発熱部の発熱により、前記第1発熱領域に対し前記検知面の中心線を中心とする径方向外側に、前記第1発熱領域の温度よりも高くなる部分がある、ヒータ装置。
  2. 前記発熱部は、熱線ヒータにより構成されている請求項に記載のヒータ装置。
  3. 前記光透過性フィルムヒータは、
    前記加熱部において前記第1電極側より前記検知面の中心線を中心とする径方向外側に配置された第3電極(33)と、
    前記加熱部において前記第2電極側より前記検知面の中心線を中心とする径方向外側に配置された第4電極(34)と、を有し、
    前記加熱部は、前記第1発熱領域(E1)と、前記第1電極と前記第3電極との間の電位差に応じて発熱する第2発熱領域(E2)と、前記第2電極と前記第4電極との間の電位差に応じて発熱する第3発熱領域(E3)と、を有し、
    前記発熱部は、前記第2発熱領域(E2)および前記第3発熱領域(E3)を発熱させる請求項1に記載のヒータ装置。
  4. 前記光透過性フィルムヒータは、
    前記加熱部において前記第1電極側より前記検知面の中心線を中心とする径方向外側に配置された第3電極(33)と、
    前記加熱部において前記第2電極側より前記検知面の中心線を中心とする径方向外側に配置された第4電極(34)と、を有し、
    前記加熱部は、前記第1発熱領域(E1)と、前記第1電極と前記第3電極との間の電位差に応じて発熱する第2発熱領域(E2)と、前記第2電極と前記第4電極との間の電位差に応じて発熱する第3発熱領域(E3)と、を有し、
    前記第1電極と前記第2電極は、前記加熱部における厚さ方向の同じ位置に配置され、
    前記第1電極と前記第3電極は、前記加熱部における厚さ方向の異なる位置に配置され、前記第2電極と前記第4電極は、前記加熱部における厚さ方向の異なる位置に配置されている請求項に記載のヒータ装置。
  5. 前記熱線ヒータは、線状を成し、
    前記第1電極は、前記熱線ヒータの一端に接続され、前記第2電極は、前記熱線ヒータの他端に接続されている請求項に記載のヒータ装置。
  6. 前記第1電極および前記第2電極の少なくとも一部がヒータとして機能する請求項ないしのいずれか1つに記載のヒータ装置。
  7. 前記第1電極および前記第2電極の少なくとも一方は、線状を成しており、第1の電極幅と該第1の電極幅より短い第2の電極幅を有し、
    前記第1電極および前記第2電極の少なくとも一方のうち、前記第2の電極幅となった部位が前記ヒータとして機能する請求項に記載のヒータ装置。
  8. 前記第1電極および前記第2電極の少なくとも一方は、低抵抗材料を用いて形成された部位と、前記低抵抗材料よりも高抵抗である高抵抗材料を用いて形成された部位を有し、
    前記第1電極および前記第2電極の少なくとも一方のうち、前記高抵抗材料により形成された部位が前記ヒータとして機能する請求項に記載のヒータ装置。
  9. 前記発熱部は、前記光学窓の所定領域の周囲の一部を除いて前記光学窓の所定領域の周囲を囲むように配置され、
    前記第1電極および前記第2電極の少なくとも一方のうち、前記ヒータとして機能する部位が前記光学窓の所定領域の周囲の一部に配置されている請求項に記載のヒータ装置。
  10. 前記光透過性フィルムヒータは、
    前記加熱部において前記第1電極側より前記検知面の径方向外側に配置された第3電極(33)と、
    前記加熱部において前記第2電極側より前記検知面の径方向外側に配置された第4電極(34)と、を有し、
    前記加熱部は、前記第1電極と前記第2電極との間の電位差に応じて発熱する第1加熱部(351)と、前記第1電極と前記第3電極との間の電位差に応じて発熱する第2加熱部(352)と、前記第2電極と前記第4電極との間の電位差に応じて発熱する第3加熱部(353)と、を有し、前記第1電極と前記第3電極からみた前記第2加熱部の抵抗値および前記第2電極と前記第4電極からみた前記第3加熱部の抵抗値は、前記第1電極と前記第2電極からみた前記第1加熱部の抵抗値よりも大きくなっている請求項1に記載のヒータ装置。
  11. 前記第2加熱部および前記第3加熱部は、前記第1加熱部と同一材料で構成されており、前記第2加熱部および前記第3加熱部における厚さ方向の長さは、前記第1加熱部における厚さ方向の長さよりも短くなっている請求項10に記載のヒータ装置。
  12. 前記第2加熱部および前記第3加熱部は、前記第1加熱部と同一材料で構成されており、前記第2加熱部および前記第3加熱部の少なくとも一方には、該第2加熱部および前記第3加熱部の少なくとも一方に流れる電流の電流経路長を長くするための切り欠き(3521、3531)が形成されている請求項10または11に記載のヒータ装置。
  13. 前記第2加熱部および前記第3加熱部は、前記第1加熱部と異なる材料で構成されている請求項10に記載のヒータ装置。
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