JP7287540B2 - 方法、端末デバイス、及びネットワークデバイス - Google Patents
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Description
本開示の非限定的かつ例示的な実施形態は、一般的に無線通信技術の分野に関し、特に、制御リソース領域のリソース割り当てのための方法、デバイス及び装置に関する。
NRシステム又はNRネットワークとも呼ばれる新型無線アクセスシステムは、次世代の通信システムである。第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:Third Generation Partnership Project)ワーキンググループの無線アクセスネットワーク(RAN)#71会議では、NRシステムの研究が認められている。NRシステムは、例えば、拡張モバイルブロードバンド、大容量マシンタイプ通信、超高信頼性及び低遅延通信などの要求が含まれる、技術レポートTR38.913で定義されるすべての使用状況、要求、及び配置状況に対応する単一の技術フレームワークを目的として、100Ghzまでの周波数が考慮される。
最近、3GPPロング・ターム・エボリューション(LTE)システムで使用されるリソース割り当てタイプ0と同様に、NRシステムにおいて、NRダウンリンク(DL)リソース割り当て(RA)タイプ0を再利用できることが既に合意されているが、6つのリソースブロック(RB)を単位としている。一方、制御リソースセット(CORESET)が少なくともUE固有のRRCシグナリングで配置される場合、所定のCORESETのセグメントの最大数には制限がない。
リリース15では、1つのサービングセルについて、所定の時間に最大で1つのアクティブなDL帯域幅部分(BWP)及び最大で1つのアクティブなアップリンク(UL)BWPがあり、DL BWPにおけるDL RBの数は、6RBの倍数でもよいし、6RBの倍数でなくてもよい。
さらに、LTEシステムにおける物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)とは異なり、ミニスロットに基づくスケジューリングの場合、CORESETの開始シンボルは、同期信号(SS)ブロックと衝突する可能性がある、スロット内の任意のシンボルであり得る。
従って、NRシステムにおける制御リソース領域のための新規のリソース割り当てが必要となる。
この目的のために、本開示では、従来技術における問題点の少なくとも一部を軽減又は少なくとも緩和する無線通信システムにおける制御リソース領域のリソース割り当てのための新規の対策を提供する。
本開示の第1の態様によれば、制御リソース領域のリソース割り当てのための方法が提供される。この方法は、ネットワークデバイス、例えばeNB又は他の同様のネットワークデバイスで実行されることができる。この方法は、利用可能な伝送リソースに基づいて、それぞれ所定数のリソースブロックを含むリソースユニットを確定し、リソースユニットに含まれていないリソースブロックを利用可能な伝送リソースに分散させることで、リソースユニットに含まれているリソースブロックを複数のリソースセグメントに分割することと、確定されたリソースユニットの1つ以上を制御リソース領域に割り当てることと、割り当てられた1つ以上のリソースユニットを示すリソース割り当て情報を送信することとを含むことができる。
本開示の第2の態様によれば、制御リソース領域に割り当てられたリソースを確定する方法が提供される。この方法は、端末デバイス、例えばUE又は他の同様の端末デバイスで実行されることができる。この方法は、制御リソース領域に割り当てられたリソースを示すリソース割り当て情報を受信することと、利用可能な伝送リソースに基づいて、それぞれ所定数のリソースブロックを含むリソースユニットを確定し、リソースユニットに含まれていないリソースブロックを利用可能な伝送リソースに分散させることで、リソースユニットに含まれているリソースブロックを複数のリソースセグメントに分割することと、リソース割り当て情報、及び確定されたリソースユニットに基づいて、制御リソース領域に割り当てられたリソースユニットを確定することとを含むことができる。
本開示の第3の態様によれば、ネットワークデバイスが提供される。このネットワークデバイスは、利用可能な伝送リソースに基づいて、それぞれ所定数のリソースブロックを含むリソースユニットを確定し、リソースユニットに含まれていないリソースブロックを利用可能な伝送リソースに分散させることで、リソースユニットに含まれているリソースブロックを複数のリソースセグメントに分割し、確定されたリソースユニットの1つ以上を制御リソース領域に割り当てるように構成されるプロセッサを備えることができる。また、このネットワークデバイスは、割り当てられた1つ以上のリソースユニットを示すリソース割り当て情報を送信するように構成されるトランシーバとをさらに備えることができる。
本開示の第4の態様によれば、端末デバイスが提供される。この端末デバイスは、制御リソース領域に割り当てられたリソースを示すリソース割り当て情報を受信するように構成されるトランシーバを備えることができる。この端末デバイスは、利用可能な伝送リソースに基づいて、それぞれ所定数のリソースブロックを含むリソースユニットを確定し、リソースユニットに含まれていないリソースブロックを利用可能な伝送リソースに分散させることで、リソースユニットに含まれているリソースブロックを複数のリソースセグメントに分割し、リソース割り当て情報と確定されたリソースユニットに基づいて、制御リソース領域に割り当てられたリソースユニットを確定するように構成されるプロセッサをさらに備えることができる。
本開示の第5の態様によれば、ネットワークデバイスが提供される。このネットワークデバイスは、プロセッサ及びメモリを備えることができる。上記メモリは、プロセッサで実行されると、ネットワークデバイスに上記第1の態様の方法を実行させるプログラムコードを有し、プロセッサに結合されることができる。
本開示の第6の態様によれば、端末デバイスが提供される。この端末デバイスは、プロセッサ及びメモリを備えることができる。上記メモリは、プロセッサで実行されると、端末ノードに上記第2の態様の方法を実行させるプログラムコードを有し、プロセッサに結合されることができる。
本開示の第7の態様によれば、コンピュータプログラムコードが記録されたコンピュータ読取可能な記憶媒体が提供され、上記コンピュータプログラムコードは、実行されると、装置に第1の態様の任意の実施形態に係る方法の動作を行わせる。
本開示の第8の態様によれば、コンピュータプログラムコードが記録されたコンピュータ読取可能な記憶媒体が提供され、上記コンピュータプログラムコードは、実行されると、装置に第2の態様の任意の実施形態に係る方法の動作を行わせる。
本開示の第9の態様によれば、第7の態様に記載のコンピュータ読取可能な記憶媒体を備えるコンピュータプログラム製品が提供される。
本開示の第10の態様によれば、第8の態様に記載のコンピュータ読取可能な記憶媒体を備えるコンピュータプログラム製品が提供される。
本開示の実施形態によれば、制御リソース領域のリソース割り当てのための効果的な対策が提供される。
本開示の上記及び他の特徴は、添付図面を参照してなされた実施形態に示される実施形態の詳細な説明により明らかになる。図面において、同一又は同様の構成要素を同様の符号で示す
図1は、LTEシステムにおけるリソース割り当てタイプ0を概略的に示す。
図2は、本開示の一実施形態に係る無線通信システムにおける制御リソース領域のリソース割り当て方法のフローチャートを概略的に示す。
図3Aは、本開示の一実施形態に係る、残りRBでリソースユニットに含まれているRBを分割する例を概略的に示す。
図3Bは、本開示の一実施形態に係る、残りRBでリソースユニットに含まれているRBを分割する別の例を概略的に示す。
図3Cは、本開示の一実施形態に係る、残りRBでリソースユニットに含まれているRBを分割するさらに別の例を概略的に示す。
図4は、LTEシステムにおけるRBGサイズテーブルを概略的に示す。
図5は、本開示の一実施形態に係るCORESETに対するRBGサイズテーブルの2つの例を概略的に示す。
図6は、本開示の一実施形態に係るCORESETに対するRBGサイズテーブルの別の例を概略的に示す。
図7は、本開示の一実施形態に係るCORESETに対するRBGサイズテーブルのさらに別の例を概略的に示す。
図8は、時間領域におけるSS/PBCHブロック内のリソースを概略的に示す。
図9は、本開示の一実施形態に係る、1シンボルのCORESETとSS/PBCHブロックとの間に発生可能な衝突状況を概略的に示す。
図10は、本開示の一実施形態に係る、異なる衝突ケースにおけるSS/PBCHブロックで占めるRBの数のテーブルの例を概略的に示す。
図11は、本開示の一実施形態に係る時間領域におけるCORESETリソース割り当ての例を概略的に示す。
図12は、本開示の一実施形態に係る、2シンボルのCORESETとSS/PBCHブロックとの間に発生可能な衝突状況を概略的に示す。
図13は、本開示の一実施形態に係る、異なる衝突ケースにおけるSS/PBCHブロックで占めるRBの数のテーブルの例を概略的に示す。
図14は、本開示の一実施形態に係る時間領域におけるCORESETリソース割り当ての例を概略的に示す。
図15は、本開示の一実施形態に係る、3シンボルのCORESETとSS/PBCHブロックとの間に発生可能な衝突状況を概略的に示す。
図16は、本開示の一実施形態に係る、異なる衝突ケースにおけるSS/PBCHブロックで占めるRBの数のテーブルの例を概略的に示す。
図17は、本開示の一実施形態に係る時間領域におけるCORESETリソース割り当ての例を概略的に示す。
図18は、本開示の一実施形態に係る、制御リソース領域に割り当てられたリソースを確定する方法のフローチャートを概略的に示す。
図19は、本開示の一実施形態に係る無線通信システムにおける制御リソース領域のリソース割り当てのための装置のブロック図を概略的に示す。
図20は、本開示の一実施形態に係る無線通信システムにおける制御リソース領域に割り当てられたリソースを確定する装置のブロック図を概略的に示す。
図21は、本明細書に説明されたgNBのようなネットワークノードとして具現化され又はそれに含まれることが可能な装置2110、及びUEのような端末デバイスとして具現化され又はそれに含まれることが可能な装置2120の簡略ブロック図を概略的に示す。
以下、本開示で提供される対策を、添付図面を参照しながら実施形態で詳細に説明する。これらの実施形態は、当業者が本開示をよりよく理解及び実施できるためのものであり、何らの方式で本開示の範囲を限定する意図がないと理解すべきである。
添付図面では、本開示の様々な実施形態は、ブロック図、フローチャート、及び他の図で示されている。フローチャート又は各ブロックのそれぞれのブロックは、特定のロジック機能を実現するための実行可能な指令を1つ以上含むモジュール、プログラム、又はコードの一部を示すことができ、本開示では、必須ではないブロックが点線で示されている。さらに、これらのブロックは、方法のステップを実行するための特定のシーケンスで示されているが、実際に、必ずしも図示のシーケンスに完全に従って実行するとは限らない。例えば、それぞれの操作の性質に応じて、逆のシーケンスで又は同時に実行可能である。また、ブロック図及び/又はフローチャートの各ブロック及びそれらの組み合わせは、特定の機能/操作を実行する専用のハードウェアベースシステムによって実現できるし、専用のハードウェアとコンピュータ指令との組み合わせによって実現できる。
一般に、請求の範囲で使用されるすべての用語は、本明細書で明確に定義されない限り、技術分野における通常の意味で解釈されるべきである。「一つ/上記/前記[要素、デバイス、組成部分、手段、ステップなど]」の記載は、特に明記しない限り、複数のデバイス、組成部分、手段、ユニット、ステップなどを除外することなく、上述した要素、デバイス、組成部分、手段、ユニット、ステップなどの少なくとも1つの実例を指すと広く解釈されるべきである。さらに、本明細書で使用される「一つ」は、複数のステップ、ユニット、モジュール、デバイス、及びオブジェクトなどを除外する意図ではない。
さらに、本開示の説明では、ユーザ機器(UE)は、端末、携帯端末(MT)、加入者局、携帯型加入者局、移動局(MS)、又はアクセス端末(AT)を指す場合があり、UE、端末、MT、SS、携帯型加入者局、MS、又はATの機能の一部又はすべてが含まれることが可能である。さらに、本開示の説明では、用語「BS」は、例えば、ノードB(NodeB又はNB)、発展型ノードB(eNodeB又はeNB)、gNB(次世代NodeB)、無線ヘッダ(RH)、リモートラジオヘッド(RRH)、リレー、又はフェムト、ピコなどの低電力ノードなどを示す。
例示として、図1は、LTEシステムにおけるリソース割り当て(RA)タイプ0の図を示す。図1に示すように、RAタイプ0はDLリソース割り当てに使用される。10MHzのダウンリンク制御情報(DCI)フォーマット1では、17ビットのビットマップでリソースの割り当てを示し、各ビットはリソースブロックグループ(RBG)に対応し、図1にBit2、Bit3、Bit5で示すように、RBGが割り当てられたか否かを示す。10MHzのシステム帯域幅を持つLTEシステムでは、システム帯域幅に50のリソースブロックが含まれ、それぞれ3つのRBを含む(最後のRBG以外)17のRBGに分割される。RBGサイズとも呼ばれるRBG内のRBの数は、システム帯域幅、即ちRBの数に依存する。図1から分かるように、割り当てられたリソースは6RBの倍数でもよいし、6RBの倍数でなくてもよい。さらに、最後のRBGには2つのRBのみが含まれ、NRシステムにおけるCORESETリソース割り当てのための6RBの単位に関する要求も満たしていない。
そこで、本開示では、先行技術における問題点の少なくとも一部を軽減又は少なくとも緩和することができる、制御リソース領域のリソース割り当てのための新規対策を提供する。以下、図2~図21も参照して、本開示で提供される対策を詳細に説明する。なお、以下の実施形態は、例示のものに過ぎず、本開示を限定することがないと理解されるべきである。
図2は、本開示の一実施形態に係る無線通信システムにおける制御リソース領域のリソース割り当て方法200のフローチャートを概略的に示す。方法200は、ネットワークデバイス、例えば、eNB又は他の同様のネットワークデバイスで実行されることができる。
図2に示すように、ステップ201において、ネットワークデバイスは、利用可能な伝送リソースに基づいてリソースユニットを確定することができる。各リソースユニットは、所定数のリソースブロック(例えば、6RB)を含み、リソースユニットに含まれていないリソースブロックは、利用可能な伝送リソースに分散することで、リソースユニットに含まれているリソースブロックを複数のリソースセグメントに分割することができる。
本明細書で使用される「リソースユニット」という用語は、リソース割り当て過程に使用される基本ユニットを指し、割り当てられたリソースは、複数のリソースユニットであることが可能であるが、リソースユニットの一部のみであることができない。基本ユニットとしてのリソースユニットは、所定数のリソースブロックを含むことができる。例えば、所定数は、NRシステムにおけるCORESETリソース割り当ての要求を満たすために、6であることが可能である。
また、帯域幅部分(BWP)に含まれるリソースブロックの総数は、6RBの倍数でなくてもよい。例えば、10MHzのLTEシステムでは、システム帯域幅は50RBで構成され、最後の1つのRBGには2RBのみが含まれている。さらに、NRシステムでは、リソースブロックの最大数及び最小数が定義されるが、BWPのRB数は異なるセルに応じて設定できる。例えば、BWP内のRB数は、許容可能な数の範囲内の任意の数としてもよく、許容可能な数の範囲内の所定値のいずれかとしてもよい。このため、BWP内のRB数は6RBの倍数ではない可能性が高い。ただし、NRシステムでは、CORESETのリソース割り当てが6RB単位で行われるため、他の数のRBを持つRBGが制御リソース領域に割り当てられることができない。
この問題を解決するために、本開示では、要求の通りRBGを形成することができないRBをリソース割り当てから除外することが提案される。つまり、リソース割り当てに使用されないため、いずれのリソースユニットにも含まれていないいくつかのRBが残っている可能性がある。リソースユニットに含まれていないRBは、利用可能な伝送リソースに分散することで、リソースユニットに含まれているリソースブロックを複数のリソースセグメントに分割することができる。言い換えれば、それらのリソースユニットに含まれていないRBは、集中されることではなく、互いに分離され、仕切りとして他のRBを複数のリソースセグメントに分割する。このようにして、周波数分散ゲインを得ることができる。
残りRBの数mは、利用可能な伝送リソースと、リソースユニットに含まれているRBの所定数とに基づいて確定することができる。例えば、mは下式で計算できる。
ただし、
はBWPにおける利用可能なRBの数を示す。リソースユニットに含まれていないm個のリソースブロックは、任意の適切な方法でBWP全体にわたって分散することができる。リソースユニットに含まれていないm個のリソースブロックは、利用可能な伝送リソースに均一に分散することが好ましい。即ち、リソースユニットに含まれていないm個のリソースブロックは、リソースユニットに含まれているRBを(m+1)個の等しい長さのセグメントに分割する仕切りとして利用可能である。
例示として、図3Aは、本開示の一実施形態に係る、残りRBでリソースユニットに含まれているRBを分割する例を概略的に示す。図3Aに示すように、50個のRBについて、RB16及びRB33として定義される2つの残りRBが存在するため、リソースユニットに含まれているRBは3つの等しい長さのセグメントに分割されている。
なお、BWP内の可能なRB番号のすべてについて、上記の式によりネットワークデバイスでリソースユニットを確定することができるが、本開示はこれに限定されない。幾つかの所定のRB番号に対して、幾つかの所定のリソースユニットパターンを設定することも可能である。この場合、ネットワークデバイスは、BWPのRB番号を取得すると、上記の式で定義することなく、リソースユニットパターンを得ることができる。
また、さらなる周波数選択ゲインを取得するために、BWPにおけるインデックスDj又は開始リソースブロックインデックスに対して循環シフト操作を実行することも可能である。循環シフトは、例えば、無線ネットワーク一時識別子(RNTI)、セル識別子(ID)、サブフレーム番号、スロット番号、シンボルインデックスなどの少なくとも1つに基づいて実行されることができる。例示として、図3B及び図3Cは、本開示の一実施形態に係る循環シフトの2つの例を概略的に示す。
図3Bに示すように、図3Aとは異なり、2つの残りRBのインデックスは、4つのRBだけ循環シフトされ、これにより、残りRBは、RB16及びRB33からRB20及びRB37に変更される。図3Cにおいて、2つの残りRBのインデックスの代わりに、PBWの開始RBのインデックスは4つのRBだけ後ろへ循環シフトされ、開始RBのインデックスはRB0からRB46に変更される。
図2に戻ると、ステップ202において、ネットワークは、確定されたリソースユニットの1つ以上を制御リソース領域に割り当てることができる。本開示の一実施形態では、リソース割り当ては、制御リソース領域のためのリソースグループサイズに基づいて行われることができ、リソースグループサイズは、利用可能な伝送リソースに基づいて確定される。LTEシステムでは、TS36.213のテーブル7.1.6.1-1に示すように、RBGサイズはシステム帯域幅によって異なる(図4参照)。従って、NRシステムでは、リソース割り当ては、利用可能な伝送リソースに基づいて確定されるリソースグループサイズにも基づいて行われることができる。例えば、拡大することにより、図4に示すRBGサイズテーブルを修正することができる。
図5は、本開示の一実施形態に係るCORESETに対するRBGサイズテーブルの2つの例を示す。図5に示すように、システム帯域幅の下限及びRBGサイズを6倍に拡大することで、図5の右上のテーブルを得られる。あるいは、システム帯域幅の上限及びRBGサイズを6倍に拡大することで、図5の右下のテーブルを得られる。3GPP TS 38.211のテーブル4.4.2-1に示すように、システム帯域幅の上限は275RBである。従って、CORESETのリソース割り当てにおいて、2つのテーブルのいずれかを利用してRBGサイズを確定することができる。なお、RBGサイズは、RBG内のRBの数であるが、RBG内のリソースユニットの数を示すこともできる。この場合、図4に示すようなテーブル内のRBGサイズを拡大する必要がない。
さらに、NRシステムでは、異なる種類のサブキャリア間隔について、RBの最大数及び最小数も異なる場合がある。このため、図5に示す2つのテーブルをさらに修正することが可能である。例示として、図6は、本開示の一実施形態に係るCORESETテーブルのRBGサイズの別の例を概略的に示す。図6に示すように、3GPP TS 38.211のテーブル4.4.2-1に示すようなRBの最大数によって下限及び上限がさらに変更される。つまり、1行目の上限は69に変更されるとともに、2行目の上限は138に変更される。69と138は、それぞれサブキャリア拡大係数μ=4とμ=5の場合のRBの最大数である。
さらに、RBの異なる数に対して一定のRBGサイズを設定することもできる。例えば、RBGサイズは、リソースユニットに含まれているRBの数と同じであることができる。つまり、RBGサイズはリソースユニットサイズと同じである。図7は、本開示の一実施形態に係るRBGサイズテーブルのさらに別の例を概略的に示し、いずれの数のRBについてもRBGサイズが6である。
図5~図7に示すいずれかのテーブルによって、RBGサイズが確定されるとともに、ネットワークデバイスがRBGサイズに応じてリソースユニットをCORESETに割り当てることができる。異なるRBGサイズを使用することにより、リソース割り当て指示のオーバーヘッドが低減されると理解される。その詳細は後述する。
次に、図2に戻ると、ステップ203において、ネットワークデバイスは、割り当てられた1つ以上のリソースユニットを示すリソース割り当て情報を、端末デバイスに送信することができる。リソース割り当て情報は、LTEシステムと同様に、ビットマップを使用することができる。ただし、LTEシステムでのビットマップとは異なり、ビット数はLTEシステムで使用されるビット数よりも小さい場合がある。さらに、異なるRBGサイズが使用される場合、異なるサイズのビットマップを使用することができる。この場合、各ビットは、リソースユニットではなくRBGに対応する。これにより、RGBに6より多いRGが含まれている場合、ビットマップのサイズがさらに低減される。
さらに、背景技術にも述べたように、CORESETは、同期信号(SS)/PBCHブロックと衝突する可能性がある。本開示では、リソース割り当てにおける潜在的な衝突への対策をさらに提供する。ステップ204に示すように、ネットワークデバイスは、帯域幅部分に使用されるべき伝送リソース、及び制御リソース領域とSSブロックとの衝突状況に基づいて、利用可能な伝送リソースを確定することができる。つまり、SS/PBCHブロックの伝送に使用されるリソースは、制御リソース領域の伝送に考慮しない。
SS/PBCHブロックは、時間領域内の4つのシンボルからなり、SS/PBCHブロックにおいて0から3の順で番号が付けられ、そして、一次同期信号(PSS)、二次同期信号(SSS)及び物理放送チャネル(PBCH)は異なるシンボルを占める。図8に示すように、PSS及びSSSはシンボル0及び2を占めるとともに、PBCHはシンボル1及び3を占める。
さらに、異なるサブキャリア間隔について、SS/PBCHブロックの開始可能な位置は異なる。例示として、様々な種類のサブキャリア間隔に関する候補のSS/PBCHブロックのOFDMシンボルについて簡単に説明する。
- 15KHzサブキャリア間隔:候補のSS/PBCHブロックの1番目のOFDMシンボルは、{2,8}+14*nのインデックスを持つ。3GHz以下のキャリア周波数の場合、n=0,1。3GHzより大きく6GHz以下のキャリア周波数の場合、n=0,1,2,3。
- 30KHzサブキャリア間隔:候補のSS/PBCHブロックの1番目のOFDMシンボルは、{4,8,16,20}+28*nのインデックスを持つ。3GHz以下のキャリア周波数の場合、n=0。3GHzより大きく6GHz以下のキャリア周波数の場合、n=0,1。
- 60KHzサブキャリア間隔:候補のSS/PBCHブロックの1番目のOFDMシンボルは、{2,8}+14*nのインデックスを持つ。3GHz以下のキャリア周波数の場合、n=0,1。3GHzより大きく6GHz以下のキャリア周波数の場合、n=0,1,2,3。
- 120KHzサブキャリア間隔:候補のSS/PBCHブロックの1番目のOFDMシンボルは、{4,8,16,20}+28*nのインデックスを持つ。6GHzより大きく6GHz以下のキャリア周波数の場合、n=0,1,2,3,5,6,7,8,10,11,12,13,15,16,17,18。
- 240KHzサブキャリア間隔:候補のSS/PBCHブロックの1番目のOFDMシンボルは、{8,12,16,20,32,36,40,44}+56*nのインデックスを持つ。6GHzより大きいキャリア周波数の場合、n=0,1,2,3,5,6,7,8。
- 15KHzサブキャリア間隔:候補のSS/PBCHブロックの1番目のOFDMシンボルは、{2,8}+14*nのインデックスを持つ。3GHz以下のキャリア周波数の場合、n=0,1。3GHzより大きく6GHz以下のキャリア周波数の場合、n=0,1,2,3。
- 30KHzサブキャリア間隔:候補のSS/PBCHブロックの1番目のOFDMシンボルは、{4,8,16,20}+28*nのインデックスを持つ。3GHz以下のキャリア周波数の場合、n=0。3GHzより大きく6GHz以下のキャリア周波数の場合、n=0,1。
- 60KHzサブキャリア間隔:候補のSS/PBCHブロックの1番目のOFDMシンボルは、{2,8}+14*nのインデックスを持つ。3GHz以下のキャリア周波数の場合、n=0,1。3GHzより大きく6GHz以下のキャリア周波数の場合、n=0,1,2,3。
- 120KHzサブキャリア間隔:候補のSS/PBCHブロックの1番目のOFDMシンボルは、{4,8,16,20}+28*nのインデックスを持つ。6GHzより大きく6GHz以下のキャリア周波数の場合、n=0,1,2,3,5,6,7,8,10,11,12,13,15,16,17,18。
- 240KHzサブキャリア間隔:候補のSS/PBCHブロックの1番目のOFDMシンボルは、{8,12,16,20,32,36,40,44}+56*nのインデックスを持つ。6GHzより大きいキャリア周波数の場合、n=0,1,2,3,5,6,7,8。
以下、15KHzのサブキャリア間隔を例として、衝突回避対策を説明する。ただし、当業者として理解できるように、本開示は、同様の方法で他の任意のサブキャリア間隔に適用されることができる。図9~図11を参照して、CORESETが1つのシンボルのみを占める場合の衝突回避対策を説明する。
図9に示すように、1つのシンボルのCORESETについて、5つの衝突状況がある。ケース1は、CORESETがSS/PBCHブロックにおけるシンボル0にあるため、PSSと衝突する状況である。ケース2は、CORESETがSS/PBCHブロックにおけるシンボル1にあるため、1番目のPBCHと衝突する状況である。ケース3は、CORESETがSS/PBCHブロックにおけるシンボル2にあるため、SSSと衝突する状況である。ケース4は、CORESETがSS/PBCHブロックにおけるシンボル3にあるため、2番目のPBCHと衝突する状況である。ケース5は、CORESETとSS/PBCHブロックとの間に衝突が発生しない状況である。衝突状況が異なると、衝突する可能性がある周波数リソースが異なるため、回避する必要があるRBリソースも異なる。
本開示の一実施形態では、異なる衝突ケースで回避する必要があるRBリソースの数をリストするテーブルを提供することができる。例示として、図10は、本開示の一実施形態に係る異なる衝突ケースにおけるSS/PBCHブロックが占めるRBリソースの数のテーブルを示す。図10に示すように、ケース2又は4の場合、即ち、CORESETがシンボル3,5,9,11内にある場合、SS/PBCHブロックが占めるRBの数は24である。ケース1又は3の場合、即ち、CORESETがシンボル2,4,8,10内にある場合、SS/PBCHブロックが占めるRBの数は12である。一方、ケース5のような他のケースの場合、即ち、CORESETがシンボル0,1,6,7,12,13内にある場合、衝突は発生しないため、SS/PBCHブロックが占めるRBの数はゼロである。
図11は、本開示の一実施形態に係る時間領域におけるCORESETリソース割り当ての例を概略的に示す。図11に示すように、SS/PBCHブロックは、サブフレームにおいてシンボル2又はシンボル8から開始できる。図11では、CORESET1はシンボル6にあるため衝突がないが、CORESET2及びCORESET3はシンボル3及び4にあり、ケース2及びケース3に対応する。この場合、利用可能な伝送リソースは、図10に示すテーブルを利用して、帯域幅部分内の伝送リソース、及び制御リソース領域とSSブロックとの衝突状況に基づいて確定されることができる。
例えば、CORESET1~3のそれぞれについて、ネットワークデバイスは、図10に示すテーブルを参照して、SS/PBCHブロックが占めるリソースを確定するとともに、BWPからSS/PBCHブロックが占めるリソースを排除することで、CORESETが利用可能な伝送リソースを確定することができる。例えば、周波数ドメインにおけるCORESETが利用可能なリソース
は、下式で算出できる。
だたし、
はBWPの帯域幅(即ち、RBの数)を示し、
は図10に示すテーブルから取得できる、SS/PBCHブロックが占めるRBの数を示す。
図12~図15は、CORESETが2つのシンボルを占める場合の衝突回避対策を概略的に示す。図12に示すように、2つのシンボルのCORESETの場合、6つの衝突状況がある。ケース1は、CORESETがSS/PBCHブロックにおけるシンボル0の前のシンボルから始まるため、PSSのみと衝突する状況である。ケース2は、CORESETがSS/PBCHブロックにおけるシンボル0から始まるため、PSS及び1番目のPBCHの両方と衝突する状況である。ケース3は、CORESETがSS/PBCHブロックにおけるシンボル1から始まるため、1番目のPBCH及びSSSの両方と衝突する状況である。ケース4は、CORESETがSS/PBCHブロックにおけるシンボル2から始まるため、SSS及び2番目のPBCHの両方と衝突する状況である。ケース5は、CORESETがSS/PBCHにおけるシンボル3から始まるため、2番目のPBCHのみと衝突する状況である。ケース6は、CORESETとSS/PBCHブロックとの間に衝突が発生しない状況である。
同様に、異なる衝突ケースにおける、SS/PBCHブロックが占めるRBリソースの数をリストするテーブルを提供することができる。例示として、図13は、本開示の一実施形態に係る異なる衝突ケースにおけるSS/PBCHブロックが占めるRBリソースの数のテーブルを示す。図13に示すように、ケース1の場合、即ち、CORESETがPSSのみと衝突する場合、SS/PBCHブロックが占めるRBの数は12である。ケース2~5の場合、即ち、CORESETが少なくとも1つのPBCHと衝突する場合、SS/PBCHブロックが占めるRBの数は24である。ケース6のような衝突がない他のケースの場合、SS/PBCHブロックが占めるRBの数はゼロである。
図14は、本開示の一実施形態に係る時間領域におけるCORESETリソース割り当ての例を概略的に示す。図14に示すように、CORESET1は、シンボル9及び10を占め、ケース3に対応する。CORESET2は、シンボル6及び7を占めるため、衝突は発生しない。CORESET3は、シンボル11及び12を占め、ケース5に対応する。同様に、CORESET1~3のそれぞれについて、ネットワークデバイスは、図13に示すテーブルを参照して、SS/PBCHブロックが占めるリソースを確定するとともに、BWPからSS/PBCHブロックが占めるリソースを排除することで、CORESETが利用可能な伝送リソースを確定することができる。
図15~17は、CORESETが3つのシンボルを占める場合の衝突回避対策を概略的に示す。図15に示すように、3つのシンボルのCORESETの場合、7つの衝突状況がある。ケース1は、CORESETがSS/PBCHブロックにおけるシンボル0の前の2番目のシンボルから始まるため、PSSのみと衝突する状況である。ケース2は、CORESETがSS/PBCHブロックにおけるシンボル0直前のシンボルから始まるため、PSS及び1番目のPBCHの両方と衝突する状況である。ケース3は、CORESETがSS/PBCHブロックにおけるシンボル0から始まるため、PSS、1番目のPBCH及びSSSと衝突する状況である。ケース4は、CORESETがSS/PBCHブロックにおけるシンボル1から始まるため、1番目のPBCH、SSS及び2番目のPBCHと衝突する状況である。ケース5は、CORESETがSS/PBCHにおけるシンボル2から始まるため、SSS及び2番目のPBCHの両方と衝突する状況である。ケース6は、CORESETがSS/PBCHにおけるシンボル3から始まるため、2番目のPBCHのみと衝突する状況である。ケース7は、CORESETとSS/PBCHブロックとの間に衝突が発生しない状況である。
同様に、異なる衝突ケースにおける、SS/PBCHブロックが占めるRBリソースの数をリストするテーブルを提供することができる。例示として、図16は、本開示の一実施形態に係る異なる衝突ケースにおけるSS/PBCHブロックが占めるRBリソースの数のテーブルを示す。図16に示すように、ケース1の場合、即ち、CORESETがPSSのみと衝突する場合、SS/PBCHブロックが占めるRBの数は12である。ケース2~6の場合、CORESETが少なくとも1つのPBCHと衝突し、SS/PBCHブロックが占めるRBの数は24である。ケース6のような衝突が発生しない他のケースの場合、SS/PBCHブロックが占めるRBの数はゼロである。
図17は、本開示の一実施形態に係る時間周波数におけるCORESETリソース割り当ての例を概略的に示す。図17に示すように、CORESET1は、シンボル6~8を占め、ケース1に対応する。CORESET2は、シンボル2~4を占め、ケース3に対応する。CORESET3は、シンボル7~9を占め、ケース2に対応する。同様に、CORESET1~3のそれぞれについて、ネットワークデバイスは、図13に示すテーブルを参照して、SS/PBCHブロックが占めるリソースを確定するとともに、BWPからSS/PBCHブロックが占めるリソースを排除することで、CORESETが利用可能な伝送リソースを確定することができる。
なお、リソース割り当てにおける衝突回避が提案されるが、リソース割り当て後の衝突問題に対応することもできる。この場合、BWPの帯域幅がCORESETの利用可能なリソースと見なされることが可能である。
また、2つ以上のシンボルを占めるCORESTは、リソース割り当てにおいて全体として考慮されるが、本開示はそれに限定されない。実際に、2つ又は3つのシンボルを占めるCORESETについて、それぞれ1つのシンボルを占める2つ又は3つのCORESTとして扱うこともできる。つまり、CORESETのシンボルごとにリソース割り当てを行うことができる。
さらに、本開示の別の実施形態では、ステップ202のリソース割り当て操作において、リソースグループサイズは、制御リソース領域と同期信号/物理放送チャネルブロックとの衝突状況をさらに考慮することで確定されることもできる。言い換えれば、利用可能な伝送リソースは、使用されるべきBWPの帯域幅と、図9~17を参照して説明した制御リソース領域の衝突状況とに基づいて確定される伝送リソースであってもよい。
以上により、図2~17を参照してネットワークデバイスにおける制御リソース領域のリソース割り当てのための対策を説明した。次に、端末デバイスにおける制御リソース領域のリソース確定のための対策について、図18を参照して説明する。
図18は、本開示の一実施形態に係る無線通信システムにおける制御リソース領域のリソース確定方法のフローチャートを概略的に示す。方法1800は、端末デバイス、例えばUE又は他の同様の端末デバイスで実行することができる。
図18に示すように、ステップ1801において、端末デバイスは、ネットワークデバイスから、制御リソース領域に割り当てられたリソースを示すリソース割り当て情報を受信することができる。リソース割り当て情報は、ネットワークデバイスによって制御リソース領域に割り当てられたリソースを示す。上述したように、リソース割り当てはビットマップの形式を採用可能であり、各ビットは、対応するRBGが端末デバイスに割り当てられたか否かを示す。
次に、ステップ1802において、端末デバイスは、ネットワークデバイスの場合と同様に、利用可能な伝送リソースに基づいてリソースユニットを確定することができる。リソースユニットは、所定数のリソースブロックを含む基本単位である。利用可能な伝送リソースの総数は所定数の倍数ではない可能性があるという事実により、幾つかのリソースブロックはリソースユニットに含まれていない場合がある。リソースユニットに含まれていないリソースブロックは、利用可能な伝送リソースに分散することで、リソースユニットに含まれているリソースブロックを複数のリソースセグメントに分割することができる。
本開示の一実施形態では、リソースユニットに含まれていないリソースブロックは、利用可能な伝送リソースに均一に分散することができる。このようにして、図3Aに示すように、リソースユニットに含まれているリソースブロックは、等しい長さを有する複数のリソースセグメントに分割されることができる。また、図3Bに示すように、リソースユニットに含まれていないリソースブロックのインデックスは、さらに循環シフトされることができる。あるいは、図3Cに示すように、利用可能な伝送リソースの開始リソースブロックのインデックスは循環シフトされることができる。リソースユニットの確定の詳細については、図3A~3Cを参照した説明を参照できる。
なお、BWP内の可能なRB番号のすべてについて、端末デバイスでリソースユニットを確定することができるが、本開示はそれに限定されない。幾つかの所定のRB番号に対して、幾つかの所定のリソースユニットパターンを設定することも可能である。この場合、端末デバイスは、BWPのRB番号を取得すると、本明細書に記載の式で定義することなく、リソースユニットパターンを得ることができる。
本開示の一実施形態では、RBの所定数が6である場合、利用可能なリソース内のリソースユニットの総数は、下式で算出できる。
ただし、
は切り捨て操作を示す。これにより、リソースユニットインデックスnunitは、0からnunit-1までの番号を取ることができる。本開示の一実施形態では、リソースユニットのそれぞれには6つのRBが含まれ、リソースユニットのそれぞれについて、リソースブロックが残りRBである場合、この残りRBをスキップすることができる。例示として、割り当てられたリソースを確定する方法を以下に示す。
このようにして、端末デバイスは、CORESETに割り当て可能なリソースユニットにおけるRBインデックスを得られる。
次に、ステップ1803において、端末デバイスは、リソース割り当て情報、及び確定されたリソースユニットに基づいて、制御リソース領域に割り当てられたリソースユニットを確定することができる。確定されたリソースユニットを取得した後、端末デバイスは、リソース割り当て情報に含まれる指示を利用して、確定されたリソースユニットのうちどのリソースユニットが制御リソース領域に割り当てられたかを確定することができる。リソース割り当て情報は、ビットマップの形式を採用可能であり、各ビットは、対応するリソースユニットが制御リソース領域に割り当てられたか否かを示す。これにより、このようなリソース割り当て情報により、端末デバイスは、制御リソース領域に割り当てられたリソースユニットを容易に把握することができる。
制御リソース領域に割り当てられたリソースユニットは、さらに、制御リソース領域のリソースグループサイズに基づいて確定されることができる。リソースグループサイズは、例えば、図5~7のいずれかに示すテーブルによって、利用可能な伝送リソースに基づいて確定されることができる。リソースグループサイズが異なると、ビットマップに異なるビットが含まれる場合がある。例えば、グループサイズが6である場合、1ビットは、対応する6ビットのRBGの割り当てを示し、グループサイズが12である場合、1ビットは、対応する12ビットのRBGの割り当てを示す。従って、リソースグループサイズは、制御リソース領域に割り当てられたリソースユニットの確定に使用できる。
また、制御リソース領域が利用可能な伝送リソースについて、制御リソース領域と同期信号/物理放送チャネルブロックとの衝突状況を考慮して確定されることができる。ネットワークデバイスにおける利用可能な伝送リソースの詳細な動作は、端末デバイスの場合と同様であるので、ここで詳細な説明を省略する。詳細については、図9~17を参照した説明を参照できる。
以上、図18を参照して、制御リソース領域に割り当てられたリソースを確定する実施形態について簡単に説明した。なお、端末デバイスでの動作について、端末デバイスでの動作に対応するため、動作の詳細は図2~17を参照した説明を参照できる。
図19は、本開示の一実施形態に係る無線通信システムにおける制御リソース領域のリソース割り当てのための装置のブロック図をさらに概略的に示す。装置1900は、ネットワークデバイス、例えばeNB又は他の同様のネットワークデバイスで実現されることができる。
図19に示すように、装置1900は、リソースユニット確定モジュール1901、リソース割り当てモジュール1902、及び指示伝送モジュール1903を含む。リソースユニット確定モジュール1901は、利用可能な伝送リソースに基づいて、所定数のリソースブロックを含むリソースユニットを確定し、リソースユニットに含まれていないリソースブロックは、利用可能な伝送リソースに分散することで、リソースユニットに含まれているリソースブロックを複数のリソースセグメントに分割するように構成されることができる。リソース割り当てモジュール1902は、確定されたリソースユニットの1つ以上を制御リソース領域に割り当てるように構成されることができる。指示伝送モジュール1903は、割り当てられた1つ以上のリソースユニットを示すリソース割り当て情報を送信するように構成されることができる。
本開示の一実施形態では、上記装置は、利用可能なリソース確定モジュール1904をさらに備えてもよい。利用可能なリソース確定モジュール1904は、使用されるべき帯域幅部分における伝送リソース、及び制御リソース領域と同期信号/物理放送チャネルブロックとの衝突状況に基づいて、利用可能な伝送リソースを確定するように構成されることができる。
本開示の別の実施形態では、リソースユニットに含まれていないリソースブロックは、利用可能な伝送リソースに均一に分散してもよい。
本開示のさらに別の実施形態では、リソースユニット確定モジュールは、さらに、リソースユニットに含まれていないリソースブロックのインデックスを循環シフトすること、利用可能な伝送リソースの開始リソースブロックのインデックスを循環シフトすることの少なくとも1つを実行するように構成されてもよい。
本開示のさらに別の実施形態では、リソース割り当てモジュール1902は、さらに、制御リソース領域のリソースグループサイズに基づいて、確定されたリソースユニットの1つ以上を割り当て、リソースグループサイズが利用可能な伝送リソースに基づいて確定されるように構成されてもよい。
本開示のさらに別の実施形態では、リソースグループサイズは、制御リソース領域と同期信号/物理放送チャネルブロックとの衝突状況をさらに考慮することで確定されてもよい。
図20は、本開示の一実施形態に係る無線通信システムにおいて制御リソース領域に割り当てられたリソースを確定するための装置のブロック図を概略的に示す。装置2000は、端末デバイス、例えば、UE又は他の同様の端末デバイスで実現されることができる。
図20に示すように、装置2000は、指示受信モジュール2001、リソースユニット確定モジュール2002、及び割り当てリソース確定モジュール2003を含む。指示受信モジュール2001は、制御リソース領域に割り当てられたリソースを示すリソース割り当て情報を受信するように構成される。リソースユニット確定モジュール2002は、利用可能な伝送リソースに基づいて、それぞれ所定数のリソースブロックを含むリソースユニットを確定し、リソースユニットに含まれていないリソースブロックが、利用可能な伝送リソースに分散することで、リソースユニットに含まれているリソースブロックを複数のリソースセグメントに分割するように構成される。割り当てリソース確定モジュール2003は、リソース割り当て情報及び確定されたリソースユニットに基づいて、制御リソース領域に割り当てられたリソースユニットを確定するように構成される。
本開示の一実施形態では、装置2000は、利用可能なリソース確定モジュール1904をさらに備えてもよい。利用可能なリソース確定モジュール1904は、使用されるべき帯域幅部分における伝送リソース、及び制御リソース領域と同期信号/物理放送チャネルブロックとの衝突状況に基づいて、利用可能な伝送リソースを確定するように構成されてもよい。
本開示の別の実施形態では、リソースユニットに含まれていないリソースブロックは、利用可能な伝送リソースに均一に分散してもよい。
本開示の別の実施形態では、リソースユニット確定モジュール2002は、さらに、リソースユニットに含まれていないリソースブロックのインデックスを循環シフトすること、利用可能な伝送リソースの開始リソースブロックのインデックスを循環シフトすることの少なくとも1つを実行するように構成されてもよい。
本開示のさらに別の実施形態では、割り当てリソース確定モジュール2003は、さらに、制御リソース領域のリソースグループサイズに基づいて、制御リソース領域に割り当てられたリソースユニットを確定し、リソースグループサイズが利用可能な伝送リソースに基づいて確定されるように構成されてもよい。
本開示のさらに別の実施形態では、リソースグループサイズは、制御リソース領域と同期信号/物理放送チャネルブロックとの衝突状況をさらに考慮することで確定されてもよい。
以上、図19及び図20を参照して装置1900及び2000を簡単に説明した。なお、装置1900及び2000は、図2~18を参照して説明した機能を実現するように構成されてもよい。従って、これらの装置におけるモジュールの動作の詳細については、図2~18を参照して説明した方法の各ステップを参照することができる。
また、装置1900及び2000の組成は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、及び/又はそれらの任意の組み合わせで実現できる。例えば、装置1900及び2000の組成は、それぞれ回路、プロセッサ、又は他の任意の適切な選択デバイスで実現できる。
上記の実施例が限定でない例示に過ぎず、本開示がそれに限定されないことは、当業者として理解できる。当業者は、本明細書で提供される教示から、様々な変形、追加、削除、及び修正を容易に想到でき、これらの変形、追加、削除、及び修正のすべては、本開示の保護範囲に含まれる。
さらに、本開示の幾つかの実施形態では、装置1900及び2000は、少なくとも1つのプロセッサを備えてもよい。本開示の実施形態での使用に適する少なくとも1つのプロセッサは、例示として、公知された又は将来開発される汎用及び専用のプロセッサを備えてもよい。装置1900及び2000は、少なくとも1つのメモリをさらに備えてもよい。少なくとも1つのメモリは、例えば、RAM、ROM、EPROM、EEPROMなどの半導体メモリデバイス、及びフラッシュメモリデバイスを備えてもよい。少なくとも1つのメモリは、コンピュータ実行可能な指令のプログラムを格納するために使用されてもよい。プログラムは、高レベル及び/又は低レベルのコンパイル可能又は解釈可能なプログラミング言語で作成されることができる。実施形態によれば、コンピュータ実行可能な指令は、少なくとも1つのプロセッサによって、装置1900及び2000に、少なくともそれぞれ図2~18を参照して説明した方法に従うように動作させるように構成されてもよい。
図21は、gNBのようなネットワークノードとして具現化できる又は該ネットワークノードに含まれることができる装置2110、及び本明細書に記載のUEのような端末デバイスとして具現化できる又は該端末デバイスに含まれることができる装置2120の簡略ブロック図を概略的に示す。
装置2110は、データプロセッサ(DP)などの少なくとも1つのプロセッサ2111、及びプロセッサ2111に結合される少なくとも1つのメモリ(MEM)2112を備える。装置2110は、プロセッサ2111に結合され、装置2120と通信可能に接続されるように動作できる送信機TX及び受信機RX2113をさらに備えてもよい。MEM2112は、プログラム(PROG)2114を格納する。PROG2114は、関連するプロセッサ2111で実行されると、本開示の実施形態、例えば方法200に従うように装置2110に動作させる指令を含むことができる。少なくとも1つのプロセッサ2111と少なくとも1つのMEM2112の組み合わせによって、本開示の様々な実施形態を実現する処理手段2115を形成することができる。
装置2120は、DPなどの少なくとも1つのプロセッサ2211、及びプロセッサ2211に結合される少なくとも1つのMEM2122を備える。装置2120は、プロセッサ2211に結合され、装置2110と無線通信可能に接続されるように動作できる適切なTX/RX2123をさらに備えてもよい。MEM2122は、PROG2124を格納する。PROG2124は、関連するプロセッサ2211で実行されると、本開示の実施形態、例えば方法1800に従うように装置2120に動作させる指令を含むことができる。少なくとも1つのプロセッサ2211と少なくとも1つのMEM2122の組み合わせによって、本開示の様々な実施形態を実現する処理手段2125を形成することができる。
本開示の様々な実施形態は、プロセッサ2111、2211、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェアの1つ以上、あるいはそれらの組み合わせによって実行可能なコンピュータプログラムで実現できる。
MEM2112及び2122は、ローカル技術環境に適した任意のタイプであってもよく、また、非限定的な例として、半導体ベースのメモリデバイス、磁気メモリデバイス及びシステム、光メモリデバイス及びシステム、固定メモリ及び移動メモリなどの任意の適切なデータ格納技術で実現できる。
プロセッサ2111及び2211は、ローカル技術環境に適した任意のタイプであってもよく、また、非限定的な例として、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサDSP、及びマルチコアプロセッサ構造に基づくプロセッサの1つ以上を含むことができる。
また、本開示は、上述のコンピュータプログラムを含むキャリアを提供することもでき、キャリアは、電気信号、光信号、無線信号、又はコンピュータ読取可能な記憶媒体の1つである。コンピュータ読取可能な記憶媒体は、例えば、光学コンパクトディスク、又はRAM(random access memory)、ROM(read only memory)、フラッシュメモリ、磁気テープ、CD-ROM、DVD、ブルーレイディスクといった電気メモリデバイスであってもよい。
本明細書で説明した技術は様々な手段によって実現できる。例えば、実施形態で説明した対応する装置の1つ以上の機能を実現する装置は、従来技術の手段だけでなく、実施形態で説明した対応する装置の1つ以上の機能を実現する手段も備える。また、上記装置は、それぞれの機能のための別々の手段、又は2つ以上の機能を実行するように構成される手段を備えてもよい。例えば、これらの技術は、ハードウェア(1つ以上の装置)、ファームウェア(1つ以上の装置)、ソフトウェア(1つ以上のモジュール)、又はそれらの組み合わせで実現されることができる。ファームウェア又はソフトウェアの場合、本明細書で説明した機能を実行するモジュール(例えば、手順、機能など)で実現することができる。
上記のように、方法及び装置のブロック図及びフローチャートを参照して本開示の例示的な実施形態を説明した。なお、ブロック図及びフローチャートの各ブロック、ならびにブロック図及びフローチャートのブロックの組み合わせは、それぞれコンピュータプログラム指令を含む様々な手段によって実現できる。これらのコンピュータプログラム指令は、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、又は他のプログラム可能なデータ処理装置にロードされてマシンを生成することで、コンピュータ又は他のプログラム可能なデータ処理装置で実行される指令は、フローチャートブロックまたはブロックに規定される機能を実現する手段を形成することができる。
本明細書には様々な具体的な実施の詳細が含まれるが、これらの詳細は、実施又は請求の範囲に対する如何なる制限として解釈されるべきではなく、特定の実施の特定の実施形態に特有の特徴の説明として解釈されるべきである。本明細書に記載の各実施形態でそれぞれ説明した特徴は、組み合わせて単一の実施形態で実施されることもできる。逆に、単一の実施形態で説明した様々な特徴は、複数の実施形態で別々に、又は任意の適切なサブコンビネーションで実施されることもできる。さらに、上記において、特徴が特定の組み合わせで動作するように説明し、且つ最初にそのようにクレームした場合があるが、クレームされた組み合わせからの1つ以上の特徴はその組み合わせから削除されることや、クレームされた組み合わせはサブコンビネーション又はサブコンビネーションの変更例に適用されることもできる。
技術の進歩につれて、本発明の概念が様々な方法で実施できることは、当業者にとって明らかである。上述の実施形態は、説明のために与えられ、本開示を限定することはない。また、当業者が容易に理解できるように、本開示の趣旨及び範囲から逸脱することなく修正及び変更を行うことができる。これらの修正及び変更も本開示及び添付の請求の範囲に含まれる。本開示の保護範囲は、添付の請求の範囲によって定義される。
Claims (16)
- 端末デバイスによって実行される方法であって、
帯域幅部分(BWP)における制御リソースセット(CORESET)についてのリソース割り当て情報を受信することと、
前記リソース割り当て情報に基づいて、ダウンリンク制御情報を受信することと、
を含み、
前記リソース割り当て情報は、前記CORESETについて割り当てられた1つ又は複数のリソースユニットを示し、
前記BWPは、前記CORESETについてのものではない複数のリソースブロックをさらに含み、
前記複数のリソースブロックは、前記BWPを複数のリソースセグメントに分割する、
方法。 - 前記CORESETについて割り当てられた1つ又は複数のリソースユニットは、同期信号/物理放送チャネルブロックについての複数のリソースブロックとオーバーラップしない、
請求項1記載の方法。 - 前記1つ又は複数のリソースユニットのそれぞれは、所定の数のリソースブロックを含み、
前記所定の数は、6である、
請求項1記載の方法。 - 前記リソース割り当て情報は、ビットマップによって示される、
請求項1記載の方法。 - ネットワークデバイスによって実行される方法であって、
帯域幅部分(BWP)における制御リソースセット(CORESET)についてのリソース割り当て情報を送信することと、
前記リソース割り当て情報に基づいて、ダウンリンク制御情報を送信することと、
を含み、
前記リソース割り当て情報は、前記CORESETについて割り当てられた1つ又は複数のリソースユニットを示し、
前記BWPは、前記CORESETについてのものではない複数のリソースブロックをさらに含み、
前記複数のリソースブロックは、前記BWPを複数のリソースセグメントに分割する、
方法。 - 前記CORESETについて割り当てられた1つ又は複数のリソースユニットは、同期信号/物理放送チャネルブロックについての複数のリソースブロックとオーバーラップしない、
請求項5記載の方法。 - 前記1つ又は複数のリソースユニットのそれぞれは、所定の数のリソースブロックを含み、
前記所定の数は、6である、
請求項5記載の方法。 - 前記リソース割り当て情報は、ビットマップによって示される、
請求項5記載の方法。 - トランシーバを含み、
前記トランシーバは、帯域幅部分(BWP)における制御リソースセット(CORESET)についてのリソース割り当て情報を受信し、前記リソース割り当て情報に基づいて、ダウンリンク制御情報を受信し、
前記リソース割り当て情報は、前記CORESETについて割り当てられた1つ又は複数のリソースユニットを示し、
前記BWPは、前記CORESETについてのものではない複数のリソースブロックをさらに含み、
前記複数のリソースブロックは、前記BWPを複数のリソースセグメントに分割する、
端末デバイス。 - 前記CORESETについて割り当てられた1つ又は複数のリソースユニットは、同期信号/物理放送チャネルブロックについての複数のリソースブロックとオーバーラップしない、
請求項9記載の端末デバイス。 - 前記1つ又は複数のリソースユニットのそれぞれは、所定の数のリソースブロックを含み、
前記所定の数は、6である、
請求項9記載の端末デバイス。 - 前記リソース割り当て情報は、ビットマップによって示される、
請求項9記載の端末デバイス。 - トランシーバを含み、
前記トランシーバは、帯域幅部分(BWP)における制御リソースセット(CORESET)についてのリソース割り当て情報を送信し、前記リソース割り当て情報に基づいて、ダウンリンク制御情報を送信し、
前記リソース割り当て情報は、前記CORESETについて割り当てられた1つ又は複数のリソースユニットを示し、
前記BWPは、前記CORESETについてのものではない複数のリソースブロックをさらに含み、
前記複数のリソースブロックは、前記BWPを複数のリソースセグメントに分割する、
ネットワークデバイス。 - 前記CORESETについて割り当てられた1つ又は複数のリソースユニットは、同期信号/物理放送チャネルブロックについての複数のリソースブロックとオーバーラップしない、
請求項13記載のネットワークデバイス。 - 前記1つ又は複数のリソースユニットのそれぞれは、所定の数のリソースブロックを含み、
前記所定の数は、6である、
請求項13記載のネットワークデバイス。 - 前記リソース割り当て情報は、ビットマップによって示される、
請求項13記載のネットワークデバイス。
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