JP7285685B2 - 火炉及びそれを備えたボイラ - Google Patents

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Description

本発明は、火炉及びそれを備えたボイラに関し、特に火炉壁に付着する灰の除去技術に関する。
石炭には灰や硫黄分が含まれているため、燃焼によって生成した灰の火炉壁への付着と、還元雰囲気で生成した硫化水素により火炉壁で硫化腐食が発生する。特にアルカリ分と硫黄分を多く含む海外の低品位炭やバイオマスを燃料に用いた場合、硫化腐食及び灰付着による運転障害が多発する問題が顕在化している。
硫化腐食程度及び灰付着程度は火炉の構造にも影響される。以下、従来のボイラの構成について図7、図8を参照して説明する。図7、図8において、鉛直方向をz軸、水平面内で直交する幅方向及び奥行方向の其々をx軸、y軸で表す。図7は、従来の国内のボイラ700、図8は海外等で見られる火炉奥行(y軸方向)が広いタイプのボイラ900、図9は、ボイラに水流灰除去装置とウォールブロワとを設置した図である。
海外の火炉奥行が広いタイプのボイラ900(図8参照)では火炉911は奥行方向が国内のボイラ700(図7参照)よりも広く(D2>D1)、上段のバーナ921からアフターエアポート939までの距離H2が国内のボイラ700よりも離れているものがある(H2>H1)。
一般に、上段のバーナ721、921からアフターエアポート739、939までの火炉壁の領域は熱負荷が高く、且つ、強い還元域となるため、特に火炉側壁においては領域A1、A2が硫化腐食及び灰付着が顕著な高ポテンシャル領域となる。
高ポテンシャル領域A1、A2は、A1=H1*D1、A2=H2*D2で表せる。よって、上段のバーナ721、921からアフターエアポート739、939までの距離H1、H2が長く、火炉711、911の奥行きD1、D2が長いほど高ポテンシャル領域A2、A1は拡大する。このことから、海外の奥行きが広いタイプのボイラ900の高ポテンシャル領域A2は、国内のボイラ700の高ポテンシャル領域A1よりも拡大する。
高ポテンシャル領域A2、A1は熱負荷が高いため灰付着が激しく、ボイラ性能を確保するためには灰除去装置の設置が不可欠である。そこで、従来、灰除去装置として、水流を付着灰の表面に吹付け、灰を除去する水流灰除去装置151、152(図9A、特許文献1参照)や、空気や蒸気といった灰除去媒体を側壁に吹き付けて灰を除去するウォールブロワ171、172、173、174が知られている。図7、8、9において、点線の○は、各ウォールブロワ171、172、173、174による灰除去領域を示す。
米国特許第5925193号
水流灰除去装置151、152の特徴は、火炉711、911内部の広範囲、具体的には、図9(a)において斜線領域で示すように下段のバーナ723の下からアフターエアポート739までの広い範囲にわたって、スラグ状の強固な灰でも除去できることである。また水流灰除去装置151、152は、水流を使用するため、ウォールブロワのように水壁に吹き付けた蒸気や空気が、周囲の灰を巻き込み、高速で側壁に衝突してエロージョンが発生することがないという利点がある。
一方、水流灰除去装置151、152は、1回の灰除去領域が広いことから、蒸気温度変動が大きくなり、水流灰除去装置151、152の運用がボイラ700の制御に対して与える影響が大きくなる。また、水流灰除去装置151、152の運用時における排ガス温度の変動が大きく、燃焼性能(NOx、CO)への影響が大きい。更に水流灰除去装置151、152を運用することで、一度に広範囲の灰が除去される反面、除去した灰が巨大な灰塊となって落下し、火炉711、911の底部(ホッパ)の破損につながる恐れがある(図9(a)参照)。
一方、ウォールブロワ171、172、173、174の特徴は、1回の灰除去領域は水流灰除去装置151、152に比べて狭いので、蒸気温度変動が少なく、その結果としてボイラ700、900の制御への影響が少ないことである。またウォールブロワ171、172、173、174を運用した際の排ガス温度の変動は小さく、燃焼性能(NOx、CO)への影響が少ない。更に細かい区画に分けて定期的にウォールブロワを運用することで、巨大な灰塊の落下を抑制し、火炉711、911の底部の破損を防ぐことができる(図9(b)参照)。
しかし、ウォールブロワ171、172、173、174では、スラグ状の灰は除去が困難である。また、灰付着が厳しい領域、例えば高ポテンシャル領域A1、A2では頻繁な灰除去が必要になる。更に、火炉711、911の側壁に設置した伝熱管を複数併設した水壁に吹き付けた蒸気や空気が、周囲の灰を巻き込み、高速で側壁に衝突してエロージョンが発生する。
従って、ウォールブロワにより高ポテンシャル領域A1、A2の灰を除去しようとするとエロージョンを引き起こし、硫化腐食とエロージョンの併発で減肉が加速する(以下複合減肉と称す)。
そこで、複合減肉を避けるため、ウォールブロワ171、172、173、174による灰除去媒体が当たる箇所に溶射や肉盛等の施工が必要となり、初期コストの増加の他、定期的なメンテナンスが必要な場合ではボイラの定検スケジュールに影響する。
このように灰除去装置はその種類によって異なるメリット、デメリットがあるものの、従来は火炉711、911には、水流灰除去装置又はウォールブロワのどちらか一種類の灰除去装置が設置されてきた。
しかし、高ポテンシャル領域A1、A2の灰除去については、低コスト化及びボイラ制御への影響低減と、灰除去性能を向上との両立が求められている。特に、海外のボイラによく見られるのように奥行が広いタイプのボイラ900は高ポテンシャル領域A2は国内のボイラ700の高ポテンシャル領域A1に比べて広いので、拡大した高ポテンシャル領域A2に合った灰除去技術が求められている。
本発明は上記した課題を解決するものであり、複合減肉を避け、ボイラの初期コスト、メンテナンス費用を削減し、定検スケジュールを短縮しつつ、高ポテンシャル領域の灰除去性能も担保する火炉及びそれを備えたボイラを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、特許請求の範囲に記載の構成を備える。その一例をあげるならば、空気を供給することにより燃料を二段燃焼させる火炉であって、底部と、前記底部上に鉛直方向に沿って設置される筒状の燃焼筒と、前記燃焼筒の側壁に設けられ、理論空気量未満の空気量で燃料を燃焼させるバーナと、前記燃焼筒の側壁における前記バーナの設置位置よりも鉛直方向の上側に設置され、二段燃焼用の二次空気を前記燃焼筒内に供給するアフターエアポートと、前記燃焼筒の側壁における前記バーナの設置位置よりも上側から前記アフターエアポートの設置位置よりも下側までの第1高さ領域に水流を噴射し、前記第1高さ領域に付着した灰を除去する水流灰除去装置と、前記燃焼筒の側壁における前記アフターエアポートの設置位置よりも上側の第2高さ領域に蒸気又は空気を噴射し、前記第2高さ領域に付着した灰を除去するウォールブロワと、を備えたことを特徴とする。
また本発明は、上記火炉を備えたボイラであることを特徴とする。
本発明によれば、複合減肉を避け、ボイラの初期コスト、メンテナンス費用を削減し、定検スケジュールを短縮しつつ、高ポテンシャル領域の灰除去性能も担保する火炉及びそれを備えたボイラを提供することができる。上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本実施形態に係るボイラの概略構成図 火炉を正面から奥行き方向に向けてみた外観図 火炉を側面からみた外観図 水流灰除去装置の設置位置及び灰除去領域を示す図(図3におけるA-A断面) 水流灰除去装置の設置位置及び灰除去領域の他例を示す図(図3におけるA-A断面) 水流灰除去装置の設置位置(各側壁面に1つ)及び灰除去領域の他例を示す図(図3におけるA-A断面) 水流灰除去装置の設置位置(一組の対向面の各面に1つずつ)及び灰除去領域の他例を示す図(図3におけるA-A断面) 水流灰除去装置の設置位置(二つの隣接面の各面に1つずつ)及び灰除去領域の他例を示す図(図3におけるA-A断面) 従来ボイラを示す図 海外等で見られる火炉奥行(y軸方向)が広いタイプのボイラを示す図 ボイラに水流灰除去装置とウォールブロワとを設置した図 バーナ設置位置の他例を示す図
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。全図において同一の構成については同一の符号を付し、重複説明を省略する。
図1は、本実施形態に係るボイラ10の概略構成図である。ボイラ10は、固体燃料として石炭を粉砕した微粉炭を用いる。ボイラ10は、微粉炭を火炉11のバーナ21、22、23により燃焼させ、この燃焼により発生した熱を給水や蒸気と熱交換して蒸気を生成することが可能な石炭焚きボイラである。なお、燃料は石炭に限られず、バイオマス、重油等、ボイラで燃焼可能な他の燃料であってもよい。更に多種の燃料を混合して使用してもよい。
ボイラ10は、火炉11と燃焼装置12と煙道13とを有している。火炉11は、例えば四角筒の中空形状をなして鉛直方向に沿って設置されている。火炉11は、側壁が、蒸発管(伝熱管)と蒸発管を接続するフィンとで構成され、蒸発管内を流れる給水や蒸気と火炉11内の燃焼ガスとが熱交換することにより火炉壁の温度上昇を抑制している。具体的には、火炉11の側壁には、複数の蒸発管が例えば鉛直方向に沿って配置され、また水平方向に並んで配置されている。フィンは、蒸発管と蒸発管との間を閉塞している。火炉11は、炉底にホッパ62が設けられており、ホッパ62に炉底蒸発管70が設けられて底面を形成する。
燃焼装置12は、火炉11を構成する火炉壁の鉛直下部側に設けられている。本実施形態では、この燃焼装置12は、火炉11の側壁に装着された複数のバーナ21、22、23を有している。なお、火炉11の形状、バーナの配置や一つの段におけるバーナの数、段数はこの実施形態に限定されるものではない。
この各バーナ21、22、23は、微粉炭供給管26、27、28を介して粉砕機(微粉炭機/ミル)31、32、33に連結されている。石炭が図示しない搬送系統で搬送されて、この粉砕機31、32、33に投入されると、ここで所定の微粉の大きさに粉砕され、搬送用空気(1次空気)と共に微粉炭供給管26、27、28からバーナ21、22、23に粉砕された石炭(微粉炭)を供給することができる。
また、火炉11は、各バーナ21、22、23の装着位置に風箱36が設けられており、この風箱36に空気を供給する空気ダクト37aが連結される。
また、火炉11の鉛直方向上側には煙道13が連結されており、この煙道13に蒸気を生成するための複数の熱交換器(41、42、43、44、45、46、47)が配置されている。そのため、バーナ21、22、23が火炉11内に微粉炭燃料と燃焼用空気との混合気を噴射することで火炎が形成され、燃焼ガスを生成されて煙道13に流れる。そして、燃焼ガスにより火炉壁及び熱交換器(41~47)を流れる給水や蒸気を加熱して過熱蒸気が生成され、生成された過熱蒸気を供給して図示しない蒸気タービンを回転駆動させ、蒸気タービンの回転軸に連結した図示しない発電機を回転駆動して発電を行うことができる。また、この煙道13は、排ガス通路48が連結され、燃焼ガスの浄化を行うための脱硝装置50、送風機38から空気ダクト37aへ送気する空気と排ガス通路48を送気する排ガスとの間で熱交換を行うエアヒータ49、煤塵処理装置51、誘引送風機52などが設けられ、下流端部に煙突53が設けられている。なお、脱硝装置50は排ガス基準を満足できれば設けなくてもよい。
本実施形態の火炉11は、微粉炭の搬送用空気(1次空気)及び風箱36から火炉11に投入される燃焼用空気(2次空気)による燃料過剰燃焼後、新たに燃焼用空気(アフタエア)を投入して燃料希薄燃焼を行わせる、所謂2段燃焼方式の火炉である。そのため、火炉11にはアフターエアポート39が備えられる。アフターエアポート39に空気ダクト37bの一端部が連結され、エアヒータ49を介して送風機38に連結される。
図2は、火炉11を正面から奥行き方向に向けてみた外観図である。図3は、火炉11を側面からみた外観図である。以下、図2~図6において、鉛直方向をz軸、水平面内で直交する幅方向(第1水平方向)及び奥行方向(第2水平方向)の其々をx軸、y軸で表す。
図2の火炉11は、地面に対して鉛直方向に沿って設置され、水冷管で構成された水冷壁で囲まれた筐体構造を有している。火炉11の内部には、燃料である微粉炭が燃焼される燃焼空間が形成されている。燃焼空間で発生した燃焼ガスは、図2において太線矢印で示すように、火炉11の鉛直方向の下側から上側に向かって流れる。
火炉11内において、鉛直方向の下側が燃焼ガスの流れの「上流側」であり、鉛直方向の上側が燃焼ガスの流れの「下流側」である。従って、火炉11の出口は、燃焼ガスの流れの下流側である鉛直方向の上側に位置している。
火炉11の上部(出口)には、火炉11に対して交差(直交)する方向に沿って延びる煙道13が連結されている。
火炉11は、傾斜面を有するホッパ62と、ホッパ62の鉛直方向上側に、四角筒状の燃焼筒11Aとを備える。以下の説明において、燃焼筒11Aの4つの各側壁を、第1側壁110A、第2側壁110B、第3側壁110C(図3参照)、第4側壁110Dと呼ぶ。第1側壁110A及び第2側壁110Bは、奥行方向に対向して配置された火炉11の側壁である。第3側壁110C、第4側壁110Dの其々は、第1側壁110A及び第2側壁110Bを連続させる側壁であって、幅方向に対向して配置される。x-y面内において時計回りに第1側壁110A、第3側壁110C、第2側壁110B、第4側壁110Dと称する。
第1側壁110A及び第2側壁110Bのそれぞれにおいて、12個のバーナが鉛直方向に3段に、かつ各段には幅方向に沿って4個ずつ並んで設置される。バーナ21は上段の4つのバーナを、バーナ22は中段の4つのバーナを、バーナ23は下段の4つのバーナを示す。第1側壁110A側及び第2側壁110B側の上段のバーナ21、中段のバーナ22、下段のバーナ23とは、互いに対向する位置に配置されており、いずれの構成も同一である。
第1側壁110A及び第2側壁110Bのそれぞれにおいて、上段のバーナ21よりも鉛直方向の上側、かつ火炉11の出口の位置よりも下側に、4つのアフターエアポート39が幅方向に並んでいる。第1側壁110A側の4個のアフターエアポート39と第2側壁110B側の4個のアフターエアポート39とは、互いに対向する位置に配置されており、いずれの構成も同一である。
なお、火炉11の複数のアフターエアポート39の配置や鉛直方向の員数及び幅方向の員数については、必ずしも例示したものに限らない。
火炉11内の側壁には、燃料を焼却した際に発生する灰が付着する。特に燃焼領域において、上段のバーナ21からアフターエアポート39までの領域は、灰が火炉11の側壁に付着しやすい高ポテンシャル領域A3である。
そこで本実施形態における火炉11は、図3に示すように、第3側壁110C及び第4側壁110Dの各高ポテンシャル領域A3に、水流灰除去装置151、152を設置する。更に、第3側壁110C及び第4側壁110Dの高ポテンシャル領域A3より上側の各領域に、6つのウォールブロワ171、172を鉛直方向に2段、奥行き方向に3つ設置する。下記の説明において、火炉11の側壁における複数の水流灰除去装置151、152及び複数のウォールブロワ171、172のそれぞれの配置や鉛直方向の員数、幅方向の員数、及び奥行方向の員数については、例示したものに限らない
第3側壁110C側の上段のウォールブロワ171、下段のウォールブロワ172とは、互いに対向する位置に配置されており、いずれの構成も同一である。
なお、第3側壁110C及び第4側壁110Dにおいて、灰が自重落下しやすい上段のバーナ21から下段のバーナ23、及びそれよりも下の領域は、水流灰除去装置151、152のノズル方向を調整し、必要に応じて任意に水を噴射し、灰を除去してもよい。
図4~図6Cを参照して、水流灰除去装置151、152の設置位置及び灰除去領域について説明する。図4、5、6A、6B、6Cは、水流灰除去装置151、152の設置位置及び灰除去領域を示す図であり、図3におけるA-A断面である。
図4に示すように、第3側壁110C及び第4側壁110Dの其々の上段のバーナ21からアフターエアポート39の下までの領域に、側壁に放水し水勢により側壁に付着した灰を除去する水流灰除去装置151、152を1つずつ、幅方向に対向して配置する。
第3側壁110C側の水流灰除去装置151と第4側壁110D側の水流灰除去装置152とは、互いに対向する位置に配置されており、いずれの構成も同一である。第3側壁110C側の水流灰除去装置151は、第4側壁110Dの高ポテンシャル領域A3に水流(矢印で図示する)を噴射する。第4側壁110D側の水流灰除去装置152は、第3側壁110Cの高ポテンシャル領域A3に水を噴射する。
図5は水流灰除去装置1511、1512、1521、1522の設置別例である。第1側壁110Aに設置された上段のバーナ21と、第1側壁110A及び第3側壁110Cとが連続する角(連続点)C1との間に水流灰除去装置1511、上段のバーナ21と、第1側壁110A及び第4側壁110Dとが連続する角C4との間に水流灰除去装置1512を設置する。同様に、第2側壁110Bに設置された上段のバーナ21と、第2側壁110B及び第3側壁110Cとが連続する角C2との間に水流灰除去装置1521、上段のバーナ21と、第2側壁110B及び第4側壁110Dとが連続する角C3との間に水流灰除去装置1522を設置する。なお、水流灰除去装置はバーナからアフタエアポートレベルに設置するため、110A、110Bの水平方向の設置個所に特に制約はなく、例えば1511は領域Xのどの位置に設置してもよい。上下方向ではバーナよりも高い、重複しない位置に水流灰除去装置は配置されるためである。
水流灰除去装置1511、1521は、第3側壁110Cにおける高ポテンシャル領域A3に水流を噴射する。
水流灰除去装置1512、1522は、第4側壁110Dにおける高ポテンシャル領域A3に水流を噴射する。
図6A、図6B、図6Cを参照して水流灰除去装置151、152、153、154の設置別例を示す。図6の燃焼筒11Aの水平断面は正方形である。
火炉11は、第1側壁110A及び第3側壁110Cが連続する角(連続点)C1、第3側壁110Cと第2側壁110Bとが連続する角C2、第2側壁110B及び第4側壁110Dとが連続する角C3、及び第4側壁110Dと第1側壁110Aとが連続する角C4の其々に、バーナ21が其々備えられる。各バーナ21は、図6A、図6B、図6Cにおいて反時計回り(左回り)に微粉炭と一次空気とを噴射するので、燃焼筒11Aの中央に反時計回りの火炎帯が発生する。
図6Aでは、第1側壁110A、第2側壁110B、第3側壁110C、及び第4側壁110Dの幅方向又は奥行方向中央には、水流灰除去装置153、154、151、152が設置される。
第1側壁110Aに設置される水流灰除去装置153は、第1側壁110Aの幅方向中央、即ち角C1、C4に設置されたバーナ21の間に設置され、第3側壁110Cにおける高ポテンシャル領域A3に水流を噴射する。
第3側壁110Cに設置される水流灰除去装置151は、第3側壁110Cの奥行方向中央、即ち角C1、C2に設置されたバーナ21の間に設置され、第2側壁110Bにおける高ポテンシャル領域A3に水流を噴射する。
第2側壁110Bに設置される水流灰除去装置154は、第2側壁110Bの幅方向中央、即ち角C2、C3に設置されたバーナ21の間に設置され、第4側壁110Dにおける高ポテンシャル領域A3に水流を噴射する。
第4側壁110Dに設置される水流灰除去装置152は、第4側壁110Dの奥行方向中央、即ち角C3、C4に設置されたバーナ21の間に設置され、第1側壁110Aにおける高ポテンシャル領域A3に水流を噴射する。これにより各水流灰除去装置151、152、153、154は、火炎を避けて水流を隣接する側壁に噴射できる。
上記は各側壁に水流灰除去装置151、152、153、154を設置した例であるが、火炉の寸法によっては例えば図6Bに示すように、水流灰除去装置153、154等対向する2面のみに設置することもできる。この場合、正面の火炎帯を避け、水流は側壁方向のみに噴射することとする。例えば、水流灰除去装置153からの水流は第3側壁110C、第4側壁110D方向に噴射するが、火炎帯の旋回方向と同じ向きに噴射する第3側壁110Cの方向には届きやすいが、火炎帯の旋回方向と逆行する第4側壁110Dの方向には届きにくい。一方、対面に設置した水流灰除去装置154からの水流は同じ原理で第4側壁110Dの方向に届きやすく、第3側壁110Cに届きにくいと水流灰除去装置153と水流灰除去装置154で効果が補完され、除去範囲としては問題ない。
また上記では火炉の対向面に各1つずつ水流灰除去装置153、154を備えたが例えば図6Cに示すように、水流灰除去装置151、153等、4つの側壁面の内、隣接する2面のみに設置することもできる。例えば、水流灰除去装置153からの水流は第3側壁110C、第4側壁110D方向に噴射する。一方、水流灰除去装置151からの水流は第2側壁110B及び第1側壁110Aに届く。これにより4つの側壁のいずれにも水流が届き、灰を除去することができる。特に図6B、図6Cでは、図6Aの設置例に比べて水流灰除去装置の設置数を減らすことができるという効果がある。
本実施形態によれば、硫化腐食及び灰付着が厳しい高ポテンシャル領域A3の灰除去を水流灰除去装置等で行い、高ポテンシャル領域A3よりも下流の灰除去はウォールブロワで行う。これにより、高ポテンシャル領域A3の灰除去を効果的に行いつつ、エロージョン及びそれに伴う複合減肉が防止できる。
これにより、硫化腐食及び灰付着が厳しい石炭が焚けるようになり、運用幅がひろがり、燃料コストが下がる。
また、ウォールブロワだけで灰除去を行う場合に比べて、ウォールブロワの設置台数を削減でき、イニシャルコスト及び蒸気ロスによる運用コストが削減できる。
更に高ポテンシャル領域A3での肉盛、溶射が不要となり、イニシャルコストが削減できる。
また、排ガス温度、蒸気温度等の制御がしやすくなり、運用性が向上する。
また、灰塊の落下によるホッパ62の破損、蒸気温度変動によるチューブリークが防止でき、メンテナンス費用が下がり、定検スケジュールを短縮できる。
上記実施形態は、本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲での変更態様は、本発明に含まれる。
例えば、火炉11の燃焼筒11Aの形状は、四角筒状に限定されず、円筒状であってもよい。
また、本発明の趣旨は、水流灰除去装置で高ポテンシャル領域A3の灰除去を行い、其れよりも燃焼ガスの下流域はウォールブロワで灰除去を行うものであるので、水流灰除去装置による灰除去領域が高ポテンシャル領域A3であれば、水流灰除去装置の設置位置は高ポテンシャル領域A3外、例えば上段バーナよりも上にあり、ノズルの噴射角度を調整して、高ポテンシャル領域A3が灰除去領域になるように調整してもよい。
また上記では火炉11の四隅にバーナ21が設置されている例について説明したが、バーナ21の設置位置は四隅に限定されない。例えば図10(a)のように対向する1組の側壁面、第3側壁110C、第4側壁110Dの其々に、旋回燃焼が行える向きに噴射角度を調整して二つのバーナ21を設置してもよい。図10(a)では反時計回りに旋回燃焼が行われて火炎帯が形成される。
また火炎帯は火炉11内に複数形成されてもよい。例えば図10(b)のように各四隅と、二つの側壁面、第3側壁110C、第4側壁110Dの其々に二つずつ、合わせて8つのバーナ21を設置する。そして、火炉11の奥行方向に沿って中央より奥(図10において上側)に設置された4つのバーナ21で一つの火炎帯、火炉11の奥行方向に沿って中央より手前(図10において下側)に設置された4つのバーナ21でもう一つの火炎帯を形成してもよい。この場合も、水流灰除去装置で高ポテンシャル領域を、アフターエアポートより上側はウォールブロワを用いて灰除去を行うことにより、上記実施形態と同様の作用効果が得られる。
10、700、900:ボイラ
11、711、911:火炉
11A :燃焼筒
12 :燃焼装置
13 :煙道
21、22、23、721、921:バーナ
26、27、28:微粉炭供給管
31、32、33:粉砕機
36 :風箱
37a、37b:空気ダクト
38 :送風機
39、739、939:アフターエアポート
48 :排ガス通路
49 :エアヒータ
50 :脱硝装置
51 :煤塵処理装置
52 :誘引送風機
53 :煙突
62 :ホッパ
70 :炉底蒸発管
110A :第1側壁
110B :第2側壁
110C :第3側壁
110D :第4側壁
151、152、1511、1512、1521、1522、153、154:水流灰除去装置
171、172、173、174:ウォールブロワ

Claims (4)

  1. 空気を供給することにより燃料を二段燃焼させる火炉であって、
    底部と、
    前記底部上に鉛直方向に沿って設置される筒状の燃焼筒と、
    前記燃焼筒の側壁に設けられ、理論空気量未満の空気量で燃料を燃焼させるバーナと、
    前記燃焼筒の側壁における前記バーナの設置位置よりも鉛直方向の上側に設置され、二段燃焼用の二次空気を前記燃焼筒内に供給するアフターエアポートと、
    前記燃焼筒の側壁における前記バーナの設置位置よりも上側から前記アフターエアポートの設置位置よりも下側までの第1高さ領域に水流を噴射し、前記第1高さ領域に付着した灰を除去する水流灰除去装置と、
    前記燃焼筒の側壁における前記アフターエアポートの設置位置よりも上側の第2高さ領域に蒸気又は空気を噴射し、前記第2高さ領域に付着した灰を除去するウォールブロワと、
    を備え
    前記燃焼筒は、水平断面が四角形の中空形状に形成され、
    第1側壁と、
    水平面内における第1方向において前記第1側壁に対向する第2側壁と、
    前記第1側壁及び前記第2側壁の其々を前記第1方向に沿って連続させる第3側壁と、
    前記第1側壁及び前記第2側壁の其々を前記第1方向に沿って連続する第4側壁であって、前記第1方向に前記水平面内で直交する第2方向において前記第3側壁に対向する第4側壁と、
    を含み、
    前記バーナは前記火炉に少なくとも2つ以上設けられ、当該複数のバーナの其々は、前記第1側壁及び前記第2側壁の其々に少なくとも1つ以上設置され、
    前記水流灰除去装置は前記火炉に少なくとも2つ以上設けられ、当該複数の水流灰除去装置の其々は、前記第3側壁及び前記第4側壁の其々に少なくとも1つ以上設置され、
    前記第3側壁に設置された水流灰除去装置は、前記第4側壁における前記第1高さ領域に水流を噴射し、
    前記第4側壁に設置された水流灰除去装置は、前記第3側壁における前記第1高さ領域に水流を噴射することを特徴とする火炉。
  2. 空気を供給することにより燃料を二段燃焼させる火炉であって、
    底部と、
    前記底部上に鉛直方向に沿って設置される筒状の燃焼筒と、
    前記燃焼筒の側壁に設けられ、理論空気量未満の空気量で燃料を燃焼させるバーナと、
    前記燃焼筒の側壁における前記バーナの設置位置よりも鉛直方向の上側に設置され、二段燃焼用の二次空気を前記燃焼筒内に供給するアフターエアポートと、
    前記燃焼筒の側壁における前記バーナの設置位置よりも上側から前記アフターエアポートの設置位置よりも下側までの第1高さ領域に水流を噴射し、前記第1高さ領域に付着した灰を除去する水流灰除去装置と、
    前記燃焼筒の側壁における前記アフターエアポートの設置位置よりも上側の第2高さ領域に蒸気又は空気を噴射し、前記第2高さ領域に付着した灰を除去するウォールブロワと、
    を備え、
    前記燃焼筒は、水平断面が四角形の中空形状に形成され、
    第1側壁と、
    水平面内における第1方向において前記第1側壁に対向する第2側壁と、
    前記第1側壁及び前記第2側壁の其々を前記第1方向に沿って連続させる第3側壁と、
    前記第1側壁及び前記第2側壁の其々を前記第1方向に沿って連続する第4側壁であって、前記第1方向に前記水平面内で直交する第2方向において前記第3側壁に対向する第4側壁と、
    を含み、
    前記バーナは前記火炉に少なくとも二つ以上設けられ、当該複数のバーナの其々は前記第1側壁及び前記第2側壁の其々に少なくとも1つ以上設置され、
    前記水流灰除去装置は前記火炉に少なくとも4つ以上設けられ、
    前記第1側壁に設置される第1水流灰除去装置は、当該第1側壁に設置されたバーナと前記第1側壁及び前記第3側壁の連続点との間に設置され、前記第3側壁における前記第1高さ領域に水流を噴射し、
    前記第1側壁に設置される第2水流灰除去装置は、当該第1側壁に設置されたバーナと前記第1側壁及び第4側壁の連続点との間に設置され、前記第4側壁における前記第1高さ領域に水流を噴射し、
    前記第2側壁に設置される第3水流灰除去装置は、当該第2側壁に設置されたバーナと前記第2側壁及び第3側壁の連続点との間に設置され、前記第3側壁における前記第1高さ領域に水流を噴射し、
    前記第2側壁に設置される第4水流灰除去装置は、当該第2側壁に設置されたバーナと前記第2側壁及び第4側壁の連続点との間に設置され、前記第4側壁における前記第1高さ領域に水流を噴射することを特徴とする火炉。
  3. 空気を供給することにより燃料を二段燃焼させる火炉であって、
    底部と、
    前記底部上に鉛直方向に沿って設置される筒状の燃焼筒と、
    前記燃焼筒の側壁に設けられ、理論空気量未満の空気量で燃料を燃焼させるバーナと、
    前記燃焼筒の側壁における前記バーナの設置位置よりも鉛直方向の上側に設置され、二段燃焼用の二次空気を前記燃焼筒内に供給するアフターエアポートと、
    前記燃焼筒の側壁における前記バーナの設置位置よりも上側から前記アフターエアポートの設置位置よりも下側までの第1高さ領域に水流を噴射し、前記第1高さ領域に付着した灰を除去する水流灰除去装置と、
    前記燃焼筒の側壁における前記アフターエアポートの設置位置よりも上側の第2高さ領域に蒸気又は空気を噴射し、前記第2高さ領域に付着した灰を除去するウォールブロワと、
    を備え、
    前記燃焼筒は、水平断面が四角筒の中空形状に形成され、
    第1側壁と、
    水平面内における第1方向において前記第1側壁に対向する第2側壁と、
    前記第1側壁及び前記第2側壁の其々を前記第1方向に沿って連続させる第3側壁と、
    前記第1側壁及び前記第2側壁の其々を前記第1方向に沿って連続する第4側壁であって、前記第1方向に前記水平面内で直交する第2方向において前記第3側壁に対向する第4側壁と、
    を含み、
    前記バーナは前記火炉に少なくとも4つ設けられ、
    前記第1側壁及び前記第3側壁の連続点に第1バーナが設置され、
    前記第3側壁及び前記第2側壁の連続点に第2バーナが設置され、
    前記第2側壁及び前記第4側壁の連続点に第3バーナが設置され、
    前記第4側壁及び前記第1側壁の連続点に第4バーナが設置され、
    前記水流灰除去装置は前記火炉に少なくとも4つ設けられ、
    前記第1側壁には設置される第1水流灰除去装置は、前記第1バーナ及び前記第4バーナの間に設置され、前記第3側壁における前記第1高さ領域に水流を噴射し、
    前記第3側壁には設置される第2水流灰除去装置は、前記第1バーナ及び前記第2バーナの間に設置され、前記第2側壁における前記第1高さ領域に水流を噴射し、
    前記第2側壁には設置される第3水流灰除去装置は、前記第2バーナ及び前記第3バーナの間に設置され、前記第4側壁における前記第1高さ領域に水流を噴射し、
    前記第4側壁には設置される第4水流灰除去装置は、前記第3バーナ及び前記第4バーナの間に設置され、前記第1側壁における前記第1高さ領域に水流を噴射することを特徴とする火炉。
  4. 請求項1から請求項までのいずれか一つに記載の火炉を備えたボイラ。
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