JP7283585B2 - アンテナモジュール - Google Patents

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Description

本開示は、外部端子と放射素子とを接続する給電線が配置される屈曲部を有する誘電体基板を備えるアンテナモジュールに関する。
国際公開第2019/163376号公報には、給電部品(RFIC)と、放射素子(アンテナ素子)と、平坦な形状を有する誘電体基板とを備えるアンテナモジュールが開示されている。誘電体基板は、給電部品が設置される面と、放射素子が配置される面と、誘電体基板の内部を延在して給電部品とアンテナ素子とを接続する給電線と、給電部品が設置される面に沿って延在する接地電極とを備えている。給電部品から給電線を介して放射素子に高周波信号が供給されることによって、放射素子から電波が放射される。
国際公開第2019/163376号公報
一般的に、アンテナモジュールにおいて、給電部品が放射素子に高周波信号を供給する際に給電部品において熱が発生するため、給電部品で発生した熱を外部に放出させ易くしておくことが望ましい。
国際公開第2019/163376号公報に開示されたアンテナモジュールにおいては、誘電体基板が平坦な形状を有しており、給電部品と放射素子とを接続する給電線の長さを比較的短くすることができる。これにより、給電部品で発生した熱が給電線を介して放射素子に伝達され易くなり、給電部品で発生した熱を放射素子から外部に放出させ易くなる。
しかしながら、アンテナモジュールのなかには、一部が屈曲された形状を有する誘電体基板を備え、給電部品が接続される外部端子が配置される第1平坦部と、放射素子が配置される第2平坦部とが、屈曲部を介して接続されるものも存在する。このような構成では、給電線の長さが長くなり、給電部品で発生した熱が給電線を介して放射素子に伝達され難くなる。そのため、給電部品で発生した熱を放射素子から放熱させ難くなるという問題が生じ得る。
本開示は、このような課題を解決するためになされたものであって、その目的は、外部端子と放射素子とを接続する給電線が配置される屈曲部を有する誘電体基板を備えるアンテナモジュールにおいて、アンテナモジュールの放熱性を確保することである。
本開示によるアンテナモジュールは、第1放射素子と、誘電体基板とを備える。誘電体基板は、外部端子が配置される第1平坦部と、第1放射素子が配置される第2平坦部と、第1平坦部と第2平坦部とを接続する屈曲部と、第1給電線と、第1接地電極とを有する。第1給電線は、第1平坦部、屈曲部および第2平坦部を延在し、外部端子と第1放射素子とを接続する。第1接地電極は、第1平坦部、屈曲部および第2平坦部を第1給電線に沿って延在する。屈曲部における第1給電線の厚さは、屈曲部における第1接地電極の厚さよりも大きい。
上記のアンテナモジュールにおいては、屈曲部において、給電線の厚さ(屈曲部の法線方向の寸法)が、第1接地電極の厚さよりも大きくされている。これにより、外部端子が配置される第1平坦部の熱を、屈曲部における給電線を介して、第2平坦部に伝達して第1放射素子から外部に放出させ易くすることができる。その結果、アンテナモジュールの放熱性が確保される。
本開示によれば、外部端子と放射素子とを接続する給電線が配置される屈曲部を有する誘電体基板を備えるアンテナモジュールにおいて、アンテナモジュールの放熱性を確保することができる。
アンテナモジュールが適用される通信装置のブロック図の一例である。 アンテナモジュールの斜視図(その1)である。 アンテナモジュールの断面図(その1)である。 アンテナモジュールの断面図(その2)である。 アンテナモジュールの断面図(その3)である。 アンテナモジュールの断面図(その4)である。 アンテナモジュールの断面図(その5)である。 アンテナモジュールにおける平坦部の断面図である。 アンテナモジュールの断面図(その6)である。 アンテナモジュールの断面図(その7)である。 アンテナモジュールの斜視図(その2)である。 アンテナモジュールの断面図(その8)である。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
(通信装置の基本構成)
図1は、本実施の形態に係るアンテナモジュール100が適用される通信装置10のブロック図の一例である。通信装置10は、たとえば、携帯電話、スマートフォンあるいはタブレットなどの携帯端末や、通信機能を備えたパーソナルコンピュータなどである。本実施の形態に係るアンテナモジュール100に用いられる電波の周波数帯域の一例は、たとえば28GHz、39GHzおよび60GHzなどを中心周波数とするミリ波帯の電波であるが、上記以外の周波数帯域の電波についても適用可能である。
図1を参照して、通信装置10は、アンテナモジュール100と、ベースバンド信号処理回路を構成するBBIC200とを備える。アンテナモジュール100は、給電部品の一例であるRFIC110と、アンテナ装置120とを備える。通信装置10は、BBIC200からアンテナモジュール100へ伝達された信号を高周波信号にアップコンバートしてアンテナ装置120から放射するとともに、アンテナ装置120で受信した高周波信号をダウンコンバートしてBBIC200にて信号を処理する。
図1では、説明を容易にするために、アンテナ装置120を構成する複数の放射素子121のうち、4つの放射素子121に対応する構成のみ示され、同様の構成を有する他の放射素子121に対応する構成については省略されている。なお、図1においては、アンテナ装置120が二次元のアレイ状に配置された複数の放射素子121で形成される例を示しているが、放射素子121は必ずしも複数である必要はなく、1つの放射素子121でアンテナ装置120が形成される場合であってもよい。また、複数の放射素子121が一列に配置された一次元アレイであってもよい。本実施の形態においては、放射素子121は、略正方形の平板状を有するパッチアンテナである。
RFIC110は、スイッチ111A~111D,113A~113D,117と、パワーアンプ112AT~112DTと、ローノイズアンプ112AR~112DRと、減衰器114A~114Dと、移相器115A~115Dと、信号合成/分波器116と、ミキサ118と、増幅回路119とを備える。
高周波信号を送信する場合には、スイッチ111A~111D,113A~113Dがパワーアンプ112AT~112DT側へ切換えられるとともに、スイッチ117が増幅回路119の送信側アンプに接続される。高周波信号を受信する場合には、スイッチ111A~111D,113A~113Dがローノイズアンプ112AR~112DR側へ切換えられるとともに、スイッチ117が増幅回路119の受信側アンプに接続される。
BBIC200から伝達された信号は、増幅回路119で増幅され、ミキサ118でアップコンバートされる。アップコンバートされた高周波信号である送信信号は、信号合成/分波器116で4分波され、4つの信号経路を通過して、それぞれ異なる放射素子121に給電される。このとき、各信号経路に配置された移相器115A~115Dの移相度が個別に調整されることにより、アンテナ装置120の指向性を調整することができる。
各放射素子121で受信された高周波信号である受信信号は、それぞれ、異なる4つの信号経路を経由し、信号合成/分波器116で合波される。合波された受信信号は、ミキサ118でダウンコンバートされ、増幅回路119で増幅されてBBIC200へ伝達される。
RFIC110は、例えば、上記回路構成を含む1チップの集積回路部品として形成される。あるいは、RFIC110における各放射素子121に対応する機器(スイッチ、パワーアンプ、ローノイズアンプ、減衰器、移相器)については、対応する放射素子121毎に1チップの集積回路部品として形成されてもよい。
(アンテナモジュールの構成)
次に、本実施の形態におけるアンテナモジュール100の構成の詳細を説明する。
図2は、アンテナモジュール100の斜視図である。上述したように、アンテナモジュール100は、アンテナ装置120と、RFIC110とを備える。アンテナ装置120は、放射素子121(放射素子121a,121b)と、誘電体基板105とを有する。
誘電体基板105は、たとえば、低温同時焼成セラミックス(LTCC:Low Temperature Co-fired Ceramics)多層基板、エポキシ、ポリイミドなどの樹脂から構成される樹脂層を複数積層して形成された多層樹脂基板、より低い誘電率を有する液晶ポリマー(Liquid Crystal Polymer:LCP)から構成される樹脂層を複数積層して形成された多層樹脂基板、フッ素系樹脂から構成される樹脂層を複数積層して形成された多層樹脂基板、あるいは、LTCC以外のセラミックス多層基板である。なお、誘電体基板105は必ずしも多層構造でなくてもよく、単層の基板であってもよい。
誘電体基板105は、断面形状が略L字形状となっており、RFIC110が配置される平板状の平坦部130と、放射素子121aが配置される平板状の平坦部131と、平坦部130と平坦部131とを接続する屈曲部135とを含む。平坦部130の法線方向と平坦部131の法線方向とは互いに略直交している。以下では、図2に示すように、平坦部130の法線方向を「Z軸方向」、平坦部131の法線方向を「X軸方向」、Z軸方向およびX軸方向に垂直な方向を「Y軸方向」とも称する。なお、本実施の形態においては、平坦部130が本開示の「第1平坦部」に、平坦部131が本開示の「第2平坦部」に、屈曲部135が本開示の「屈曲部」に、それぞれ対応し得る。
本明細書において「厚さ」とは、平坦部130、屈曲部135および平坦部130の各々の法線方向の寸法を意味する。また、本明細書において「幅」とは、Y軸方向の寸法を意味する。
平坦部130(第1平坦部)のZ軸負方向側の表面には、RFIC110が配置される。
平坦部131(第2平坦部)には、複数の放射素子121aが所定間隔を隔ててY軸方向に並べて配置される。各放射素子121aの給電点SPにRFIC110から高周波信号が供給されることによって、各放射素子121aからX軸正方向に電波が放射される。なお、放射素子121aの数は、必ずしも複数であることに限定されず、1つであってもよい。
本実施の形態においては、平坦部130(第1平坦部)にも、複数の放射素子121bが所定間隔を隔ててY軸方向に並べて配置される。各放射素子121bの給電点SPにRFIC110から高周波信号が供給されることによって、各放射素子121bからZ軸正方向に電波が放射される。なお、本開示によるアンテナモジュールにおいては、放射素子121bを備えない構成であってもよい。
屈曲部135は、法線方向が互い異なる平坦部130と平坦部131とを接続するために、湾曲した状態で配置される。
本実施の形態においては、図2に示すように、平坦部130と平坦部131とが、X軸方向に所定間隔を隔てて配置される複数の屈曲部135によって接続される。各屈曲部135の厚さ(法線方向の寸法)は、平坦部130の厚さおよび平坦部131の厚さよりも小さい。また、各屈曲部135の幅(Y軸方向の寸法)は、平坦部130の幅および平坦部131の幅よりも小さい。
図3は、アンテナモジュール100の断面図である。誘電体基板105を構成する平坦部130,131および屈曲部135は、いずれも多層構造を有している。
平坦部130には、Z軸の正方向から負方向に向けて、放射素子121b、給電線170および接地電極GND1がこの順に所定間隔を隔てて積層されている。平坦部130のZ軸負方向側の表面には、RFIC110が接続される外部端子Tが配置される。放射素子121bは、平坦部130の面内方向に沿って板状に延在する。給電線170は、X軸方向に沿って線状に延在する。接地電極GND1は、給電線170が延在する層と外部端子Tが配置される表面との間の層に配置され、平坦部130の面内方向に沿って板状に延在する。
屈曲部135には、屈曲部135の外周側から内周側に向けて、給電線170および接地電極GND1がこの順に所定間隔を隔てて積層されている。平坦部131には、X軸の正方向から負方向に向けて、放射素子121aおよび接地電極GND1がこの順に所定間隔を隔てて積層されている。
給電線170および接地電極GND1は、平坦部130、屈曲部135および平坦部131に亘って一体的に形成されている。給電線170の一方の端部は、平坦部130において外部端子Tに接続される。給電線170の他方の端部は、平坦部131において放射素子121aに接続される。したがって、平坦部130、屈曲部135および平坦部131においては、給電線170および接地電極GND1によるマイクロストリップラインの信号線路が形成される。RFIC110からの高周波信号が給電線170を介して放射素子121aに供給されることによって、放射素子121aからX軸正方向に電波が放射される。なお、本実施の形態においては、給電線170が本開示の「第1給電線」に、接地電極GND1が本開示の「第1接地電極」に、それぞれ対応し得る。
平坦部130の放射素子121bとRFIC110とは平坦部130内部に配置される図示しない給電線によって接続されており、RFIC110からの高周波信号が放射素子121bに供給されることによって、放射素子121bからZ軸正方向に電波が放射される。
なお、図3においては給電線170および接地電極GND1が誘電体基板105(平坦部130、屈曲部135および平坦部131)の内部を延在する例が示されているが、給電線170および接地電極GND1は必ずしも誘電体基板105の内部に配置されることに限定されない。たとえば、給電線170が誘電体基板105の表面側の表層に配置され、接地電極GND1が誘電体基板105の裏面側の表層に配置されていてもよい。
(アンテナモジュールの放熱性)
アンテナモジュール100において、RFIC110が放射素子121aに高周波信号を供給する際、RFIC110で熱が発生する。RFIC110で発生した熱は、外部端子Tから平坦部130に伝達される。そのため、RFIC110から平坦部130に伝達された熱を、アンテナモジュール100の外部に放出させ易くしておくことが望ましい。
仮に、給電線170の長さが短い場合には、平坦部130の熱が給電線170を介して平坦部131に伝達され易いため、RFIC110から平坦部130に伝達された熱を平坦部131の放射素子121aに伝達させ、放射素子121aから外部に放熱させ易くなる。
しかしながら、本実施の形態によるアンテナモジュール100においては、RFIC110が接続される外部端子Tが設置される平坦部130と、放射素子121aが配置される平坦部131とが、屈曲部135を介して接続されている。この影響で、給電線170の長さが長くなるため、平坦部130の熱が給電線170を介して平坦部131に伝達され難くなる。そのため、何ら対策を講じない場合には、RFIC110から平坦部130に伝達された熱が平坦部130に滞留し、平坦部130が過熱状態となることが懸念される。
このような問題に鑑み、本実施の形態によるアンテナモジュール100においては、アンテナモジュール100の放熱性(より具体的にはRFIC110が接続される平坦部130の放熱性)を確保するための工夫が施されている。
具体的には、給電線170による熱移動を促すために、屈曲部135において、給電線170の厚さ(法線方向の寸法)が、接地電極GND1の厚さよりも大きくされている。このように、屈曲部135において、誘電体よりも熱伝導率の大きい給電線170の厚さを大きくすることによって、平坦部130の熱を、屈曲部135における給電線170を介して、平坦部131に伝達させ易くすることができる。その結果、アンテナモジュール100の放熱性(平坦部130の放熱性)が確保され、平坦部130が過熱状態となることを防止し易くすることができる。
さらに、本実施の形態においては、屈曲部135だけでなく平坦部130および平坦部131においても、給電線170の厚さが接地電極GND1の厚さよりも大きくされている。そのため、平坦部130の熱を給電線170を介して平坦部131により伝達させ易くすることができる。
さらに、本実施の形態においては、屈曲部135の放熱性を向上させるために、屈曲部135の形状にも工夫が施されている。具体的には、屈曲部135の厚さが、平坦部130の厚さよりも小さくされている。これにより、屈曲部135において、給電線170から屈曲部135の外周側の表面までの寸法を短くして、給電線170の熱を屈曲部135の外周側の表面から放出させ易くしている。さらに、屈曲部135の幅が、平坦部130の幅および平坦部131の幅よりも小さくされている。これにより、屈曲部135において、給電線170から屈曲部135の側面までの寸法を短くして、給電線170の熱を屈曲部135の側面から外部に放出させ易くしている。
また、本実施の形態においては、給電線170の厚さが大きくされることによって、給電線170の電気抵抗が小さくなっている。これにより、給電線170を高周波信号が通過する際に給電線170で発生するジュール熱の量が低減されるため、給電線170が過熱状態となることをより防止され易くなる。
さらに、屈曲部135を湾曲させる際には屈曲部135の外周側に引っ張り応力が生じるところ、本実施の形態においては、接地電極GND1よりも厚さの大きい給電線170が、屈曲部135の外周側に配置される。そのため、屈曲部135において、給電線170の断線を生じ難くすることができる。
[変形例]
以下、アンテナモジュール100のバリエーション(変形例)について説明する。
(変形例1)
図4は、本変形例1によるアンテナモジュール100Aの断面図である。アンテナモジュール100Aは、上述の図3に示すアンテナモジュール100に対し、放射素子122a,122bを追加したものである。
具体的には、アンテナモジュール100Aは、アンテナ装置120Aと、RFIC110とを備える。アンテナ装置120Aは、平坦部130Aと平坦部131Aと屈曲部135とを含む誘電体基板105Aを備える。
平坦部130Aは、上述の図3に示す平坦部130に対して、放射素子121bの上側(X軸正方向側)に、放射素子122bを追加したものである。また、平坦部131Aは、上述の図3に示す平坦部131に対して、放射素子121aの上側(Z軸正方向側)に、放射素子122aを追加したものである。このように、平坦部130A,131Aの各々において、複数の放射素子が積層されていてもよい。
なお、本変形例1で追加される放射素子122a,122bは、RFIC110には接続されていない。図4に示すように、放射素子122a,122bを放射素子121a,121bの上側に追加することによって、放射素子121a,121bから放射される周波数帯域を拡大させることができる。
また、放射素子122a,122bは、放射素子121a,121bの下側(接地電極GND1に近い側)に追加してもよい。この場合、追加された放射素子122a,122bをいわゆる無給電素子として機能させて、デュアルバンドタイプのアンテナモジュールを実現することができる。
このように、2つの放射素子121a,122aが積層され、そのうちの一方の放射素子121aに給電線170が接続される場合であっても、2つの放射素子121a,122aの距離が近接することで、放射素子121a,122a間で熱が伝導し、外部へ熱が放射される。また、2つの放射素子121a,122aをX軸方向から見た場合において、上側(接地電極GND1に遠い側)の放射素子よりも下側(接地電極GND2の近い側)の放射素子の方が素子サイズが大きい場合は、下側の放射素子における上側の放射素子とは重複しない領域から、外部へ熱を放射させることができる。
(変形例2)
図5は、本変形例2によるアンテナモジュールBの断面図である。アンテナモジュール100Bは、上述の図3に示すアンテナモジュール100に対し、放射素子123a,123bおよび給電線171を追加したものである。
具体的には、アンテナモジュール100Bは、アンテナ装置120Bと、RFIC110とを備える。アンテナ装置120Bは、平坦部130Bと平坦部131Bと屈曲部135Bとを含む誘電体基板105Bを備える。
平坦部130Bには、Z軸の正方向から負方向に向けて、放射素子123b、放射素子121b、給電線170、接地電極GND1、および給電線171が、この順に所定間隔を隔てて積層されている。
屈曲部135Bには、屈曲部135Bの外周側から内周側に向けて、給電線170、接地電極GND1および給電線171が、この順に所定間隔を隔てて積層されている。
平坦部131Bには、X軸の正方向から負方向に向けて、放射素子123a、放射素子121aおよび接地電極GND1が、この順に所定間隔を隔てて積層されている。
給電線171は、平坦部130B、屈曲部135Bおよび平坦部131Bの内部における、接地電極GND1を挟んで給電線170と対向する層に延在する。給電線171の一方の端部は、平坦部130Bにおいて外部端子Tに接続される。給電線171の他方の端部は、平坦部131Bにおいて放射素子123aに接続される。本変形例2による放射素子123aおよび給電線171は、本開示の「第2給電線」および「第2給電線」にそれぞれ対応し得る。なお、平坦部130Bの放射素子123bとRFIC110とは、平坦部130Bの内部に配置される図示しない給電線によって接続されている。
このように、平坦部131Bにおいて、放射素子121a,123aを積層するとともに、放射素子121a,123aをそれぞれ給電線170,171を介してRFIC110に接続するようにしてもよい。この場合、給電線170,171に互いに異なる周波数の高周波信号を供給することによって、アンテナモジュール100Bをデュアルバンドタイプのアンテナモジュールにすることができる。このように、積層される2つの放射素子121a,123aに2本の給電線170,171がそれぞれ接続されることによって、平坦部130Bから平坦部131Bへの伝熱経路が分散されるため、放熱効果をより高めることができる。
さらに、本変形例2による屈曲部135Bにおいては、2本の給電線170,171が屈曲部135Bの厚さ方向(法線方向)に積層されている。これにより、2本の給電線170,171を屈曲部135Bの幅方向に並べる場合に比べて、屈曲部135Bの幅を小さくすることができる。そのため、給電線170,171の熱を、屈曲部135Bの側面から外部に放出させ易くすることができる。
なお、平坦部131Bにおいて、放射素子123aを省略するとともに、給電線170,171を放射素子121aの2箇所の給電点にそれぞれ接続するようにしてもよい。この場合、いわゆるデュアル偏波タイプのアンテナモジュールを実現することができる。
(変形例3)
図6は、本変形例3によるアンテナモジュールCの断面図である。アンテナモジュール100Cは、上述の図3に示すアンテナモジュール100に対し、接地電極GND2を追加したものである。
具体的には、アンテナモジュール100Cは、アンテナ装置120Cと、RFIC110とを備える。アンテナ装置120Cは、平坦部130Cと平坦部131Cと屈曲部135とを含む誘電体基板105Cを備える。
平坦部130Cは、上述の図3に示す平坦部130に対して、放射素子121bと給電線170との間の層に、接地電極GND2を追加したものである。したがって、接地電極GND2は、平坦部130Cにおける、給電線170を挟んで接地電極GND1と対向する層に延在する。平坦部130Cにおいては、給電線170、接地電極GND1および接地電極GND2によるストリップラインの信号線路が形成される。また、接地電極GND2は、放射素子121bの接地電極として機能する。
なお、接地電極GND2は、平坦部130C部内に留められており、屈曲部135までは延在しない。したがって、屈曲部135においては、給電線170および接地電極GND1によるマイクロストリップラインの信号線路が形成される。本変形例3による接地電極GND2は、本開示の「第2接地電極」に対応し得る。
平坦部131Cは、上述の図3に示す平坦部131に対して、放射素子121aと接地電極GND1との間の層に、接地電極GND2を追加したものである。
このように、平坦部130Cにおいて、放射素子121bと給電線170との間の層に、接地電極GND2を追加するようにしてもよい。これにより、平坦部130Cの放射素子121bと、給電線170に接続される平坦部131Cの放射素子121aとのアイソレーションを向上させることができる。また、接地電極GND2から外部への伝熱経路も確保されるため、伝熱経路が分散されて放熱効果がより高まることも期待できる。
(変形例4)
図7は、本変形例4によるアンテナモジュールDの断面図である。アンテナモジュール100Bは、上述の図3に示すアンテナモジュール100に対し、放射素子123a,123b、給電線171、および接地電極GND2を追加したものである。すなわち、アンテナモジュール100Dは、上述の図5に示すアンテナモジュール100Bに対し、接地電極GND2を追加したものである。
具体的には、アンテナモジュール100Dは、アンテナ装置120Dと、RFIC110とを備える。アンテナ装置120Dは、平坦部130Dと平坦部131Dと屈曲部135Bとを含む誘電体基板105Dを備える。
平坦部130Dは、上述の図5に示す平坦部130Bに対して、放射素子121bと給電線170との間の層に、接地電極GND2を追加したものである。したがって、接地電極GND2は、平坦部130Dにおいて、給電線170を挟んで接地電極GND1と対向する層に延在する。なお、接地電極GND2は、平坦部130D部内に留められており、屈曲部135までは延在しない。
平坦部131Dは、上述の図5に示す平坦部131Bに対して、放射素子121aと接地電極GND1との間の層に、接地電極GND2を追加したものである。
このように、平坦部131Dにおいて、変形例2と同様に、放射素子121a,123aを積層するとともに、放射素子121a,123aをそれぞれ給電線170,171を介してRFIC110に接続するようにしてもよい。これにより、アンテナモジュール100Dをデュアルバンドタイプのアンテナモジュールにすることができる。
さらに、平坦部130Dにおいて、変形例3と同様に、放射素子121bと給電線170との間の層に、接地電極GND2を追加するようにしてもよい。これにより、平坦部130Dの放射素子121bと、給電線170に接続される平坦部131Dの放射素子121aとのアイソレーションを向上させることができる。
本変形例4による放射素子123aおよび給電線171は、本開示の「第2給電線」および「第2給電線」にそれぞれ対応し得る。また、本変形例4による接地電極GND2は、本開示の「第2接地電極」に対応し得る。
(変形例5)
上述の実施の形態によるアンテナモジュール100においては、平坦部130および屈曲部135において給電線170および接地電極GND1によるマイクロストリップ線路が形成される。また、上述の変形例3によるアンテナモジュールCにおいては、平坦部130Cにおいて給電線170および接地電極GND1,GND2によるストリップ線路が形成される。
しかしながら、給電線170と同じ層に給電線170を挟んで延在する接地電極GND3,GND4を追加することによって、いわゆるコプレーナ線路を形成するようにしてもよい。
図8は、本変形例5によるアンテナモジュール100Eにおけるアンテナ装置120Eの平坦部130EをX軸と直交するYZ平面で切断した断面図である。平坦部130Eは、上述の本変形例3によるアンテナモジュール100Cの平坦部130Cに対して、接地電極GND3,GND4を追加したものである。
接地電極GND1と接地電極GND2とは、平坦部130Eの厚み方向(Z軸方向)に給電線170を挟んで対向するように配置される。これに対し、接地電極GND3,GND4は、給電線170と同じ層に配置され、給電線170を挟んで延在する。接地電極GND3,GND4の厚さは、給電線170の厚さと同じである。なお、図示はしていないが、接地電極GND3,GND4は、アンテナモジュールEの平坦部130Eおよび屈曲部135に亘って一体的に形成されている。
このように、平坦部130Eおよび屈曲部135において、給電線170と同じ層に給電線170を挟んで延在する接地電極GND3,GND4を追加することによって、給電線170および接地電極GND3,GND4によるコプレーナ線路を形成するようにしてもよい。接地電極GND3,GND4を追加したことによって、接地電極GND3,GND4から外部への伝熱経路も確保される。そのため、伝熱経路を分散して放熱効果をより高めることができる。
(変形例6)
上述の実施の形態によるアンテナモジュール100においては、給電線170が、誘電体基板105内の同じ層を延在する。また、接地電極GND1も、給電線170に沿って誘電体基板105内の同じ層を延在する。
しかしながら、給電線170が延在する層は、ビア接続によって変化していてもよい。同様に、接地電極GND1が延在する層は、ビア接続によって変化していてもよい。
図9は、本変形例6によるアンテナモジュール100Fの断面図である。アンテナモジュール100Fは、上述の図3に示すアンテナモジュール100の給電線170および接地電極GND1を、それぞれ給電線170Fおよび接地電極GND1Fに変更したものである。
給電線170Fおよび接地電極GND1Fは、平坦部130、屈曲部135および平坦部131に亘って延在している。給電線170Fが延在する層は、屈曲部135においてビア接続によって変化している。接地電極GND1Fが延在する層は、屈曲部135においてビア接続によって変化している。
このように、給電線170Fが延在する層はビア接続によって変化していてもよい。同様に、接地電極GND1が延在する層はビア接続によって変化していてもよい。
(変形例7)
上述の変形例3によるアンテナモジュール100C(図6参照)においては、放射素子121a,121bと接地電極GND1,GND2とが1つの同じ誘電体基板105Cに配置される。また、平坦部130C、屈曲部135および平坦部131が1つの同じ誘電体基板105Cに配置される。
しかしながら、放射素子121a,121bと接地電極GND1,GND2とが別々の基板に配置されてもよい。また、平坦部130C、屈曲部135および平坦部131が別々の基板に配置されてもよい。
図10は、本変形例7によるアンテナモジュール100Gの断面図である。アンテナモジュール100Gは、上述の図6に示すアンテナモジュール100Cに対して、放射素子121aが配置される平坦部131aを構成する基板と、放射素子121aに対する接地電極GND1,GND2が配置される平坦部131bを構成する基板と、放射素子121bが配置される平坦部130aを構成する基板と、放射素子121bに対する接地電極GND1,GND2が配置される平坦部130bを構成する基板と、屈曲部135Gを構成する基板とを、それぞれ別々にしたものである。
屈曲部135Gを構成する基板と、平坦部131aを構成する基板と、平坦部131bを構成する基板とを別々にしたことに伴い、給電線170Gは、平坦部131bに配置される給電線170aと、屈曲部135Gに配置される給電線170bと、平坦部131aに配置される給電線170cとに分割される。そして、給電線170bと給電線170aとは、平坦部130bの上面(平坦部130aが接する側の面)でコネクタによって接続される。給電線170bと給電線170cとは、平坦部131bの上面(平坦部131aが接する側の面)でコネクタによって接続される。なお、コネクタの位置は、基板(平坦部130b,131b)の上面、下面、側面のいずれであってもよい。
(変形例8)
上述の実施の形態によるアンテナモジュール100において、複数の給電線170が、誘電体基板105内の同一層に平行に配線されていてもよい。
図11は、本変形例8によるアンテナモジュール100Hの斜視図である。アンテナモジュール100Hにおいては、2本の給電線170が、誘電体基板105(屈曲部135)内の同一層に、Y軸方向に並べて平行に配線されている。このように変形するようにしてもよい。
(変形例9)
図12は、本変形例9によるアンテナモジュール100Iの斜視図である。アンテナモジュール100Iにおいては、給電線170および接地電極GND1が内部に延在する1つのフレキシブル基板105Iを屈曲させることによって、平坦部130I(第1平坦部)、屈曲部135Iおよび平坦部131I(第2平坦部)が形成される。
給電線170の一方の端部は、平坦部130I(第1平坦部)に設けられるコネクタ端子Cに接続されている。コネクタ端子Cは、別基板に実装されたRFIC(図示せず)に接続可能に構成される。給電線170の他方の端部は、平坦部131I(第2平坦部)に設けられる放射素子121aに接続されている。
このようなアンテナモジュール100Iにおいても、別基板に実装されたRFICからコネクタ端子Cを介して伝達された平坦部130Iの熱を、屈曲部135Iにおける給電線170を介して、平坦部131Iに伝達させ易くすることができる。そのため、アンテナモジュール100Iの放熱性(平坦部130Iの放熱性)が確保される。
なお、上述の実施の形態およびその変形例1-8における特徴は、矛盾が生じない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 通信装置、100,100A~100I アンテナモジュール、105,105A~105D 誘電体基板、105I フレキシブル基板、111A~111D,113A~113D,117 スイッチ、112AR~112DR ローノイズアンプ、112AT~112DT パワーアンプ、114A~114D 減衰器、115A~115D 移相器、116 分波器、118 ミキサ、119 増幅回路、120,120A~120D アンテナ装置、121,121a,121b,122a,122b,123a,123b 放射素子、130,130A~130D,130I、130a,130b,131,131A~131D,131I、131a,131b 平坦部、135,135B,135I 屈曲部、170,170F,170G,171 給電線、GND1,GND1F,GND2 接地電極、SP 給電点、T 外部端子。

Claims (11)

  1. 第1放射素子と、
    誘電体基板とを備え、
    前記誘電体基板は、
    外部端子が配置される第1平坦部と、
    前記第1放射素子が配置される第2平坦部と、
    前記第1平坦部と前記第2平坦部とを接続する屈曲部と、
    前記第1平坦部、前記屈曲部および前記第2平坦部を延在し、前記外部端子と前記第1放射素子とを接続する第1給電線と、
    前記第1平坦部、前記屈曲部および前記第2平坦部を前記第1給電線に沿って延在する第1接地電極とを有し、
    前記屈曲部における前記第1給電線の厚さは、前記屈曲部における前記第1接地電極の厚さよりも大きく、
    前記第1平坦部には、前記第1給電線を挟んで前記第1接地電極と対向する層に延在する第2接地電極が設けられ、
    前記第2接地電極は、前記屈曲部には延在しない、アンテナモジュール。
  2. 前記屈曲部の厚さは、前記第1平坦部の厚さよりも小さい、請求項1に記載のアンテナモジュール。
  3. 前記第1接地電極と前記第2接地電極とは、前記誘電体基板の厚み方向に前記第1給電線を挟んでおり、
    前記第1平坦部、前記屈曲部および前記第2平坦部には、前記厚み方向とは直交する方向に前記第1給電線を挟んで延在する第3接地電極および第4接地電極が設けられている、請求項1または2に記載のアンテナモジュール。
  4. 前記屈曲部において、前記第1給電線は前記第1接地電極よりも前記屈曲部の外周側に配置される、請求項1~のいずれかに記載のアンテナモジュール。
  5. 前記誘電体基板は、前記第1給電線に加えて、第2給電線を備え、
    前記第2給電線は、前記第1平坦部、前記屈曲部および前記第2平坦部における、前記第1接地電極を挟んで前記第1給電線と対向する層に延在する、請求項1~のいずれかに記載のアンテナモジュール。
  6. 前記第2平坦部には、前記第1放射素子に加えて第2放射素子が配置され、
    前記第2給電線は、前記外部端子と前記第2放射素子とを接続する、請求項に記載のアンテナモジュール。
  7. 前記屈曲部の幅は、前記第1平坦部の幅よりも小さい、請求項1~のいずれかに記載のアンテナモジュール。
  8. 第1放射素子と、
    誘電体基板とを備え、
    前記誘電体基板は、
    外部端子が配置される第1平坦部と、
    前記第1放射素子が配置される第2平坦部と、
    前記第1平坦部と前記第2平坦部とを接続する屈曲部と、
    前記第1平坦部、前記屈曲部および前記第2平坦部を延在し、前記外部端子と前記第1放射素子とを接続する第1給電線と、
    前記第1平坦部、前記屈曲部および前記第2平坦部を前記第1給電線に沿って延在する第1接地電極とを有し、
    前記屈曲部における前記第1給電線の厚さは、前記屈曲部における前記第1接地電極の厚さよりも大きく、
    前記誘電体基板は、前記第1給電線に加えて、第2給電線を備え、
    前記第2給電線は、前記第1平坦部、前記屈曲部および前記第2平坦部における、前記第1接地電極を挟んで前記第1給電線と対向する層に延在する、アンテナモジュール。
  9. 第1放射素子と、
    誘電体基板とを備え、
    前記誘電体基板は、
    外部端子が配置される第1平坦部と、
    前記第1放射素子が配置される第2平坦部と、
    前記第1平坦部と前記第2平坦部とを接続する屈曲部と、
    前記第1平坦部、前記屈曲部および前記第2平坦部を延在し、前記外部端子と前記第1放射素子とを接続する第1給電線と、
    前記第1平坦部、前記屈曲部および前記第2平坦部を前記第1給電線に沿って延在する第1接地電極とを有し、
    前記屈曲部における前記第1給電線の厚さは、前記屈曲部における前記第1接地電極の厚さよりも大きく、
    前記屈曲部の幅は、前記第1平坦部の幅よりも小さい、アンテナモジュール。
  10. 前記第1給電線および前記第1接地電極は、前記第1平坦部、前記屈曲部および前記第2平坦部を延在する、請求項1~のいずれかに記載のアンテナモジュール。
  11. 前記第1平坦部の前記外部端子に接続され、前記第1放射素子に高周波信号を供給するように構成された給電部品をさらに備える、請求項1~10のいずれかに記載のアンテナモジュール。
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