JP7278798B2 - インソール - Google Patents

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Description

本発明は、靴の内部において使用するインソールに係り、詳しくは身長を調節する目的のインソールに関する。
従来、医療用の目的や美容の目的で身長を高くするために靴の内部において踵部分をかさ上げするようなものがあった。
例えば、特許文献1に示すような中敷の踵部を充填部の厚肉部により高くしたような踵部を高くした靴の中敷きのようなものが提案されている。
また、特許文献2に示すようなゴム等のクッション材で出来た靴下用踵部中敷1の上部を踵の丸みに合わせ、下部を踵に似せて丸みを持たせて、使用時に靴下内部の踵部と足踵の間に装着して、その上から靴下2を履くような靴下用踵部中敷のようなものが提案されている。
さらに特許文献3に示すような数枚に分割した中敷を重ねて靴の中に入れることで、必要に応じて中敷の厚さを調節することができると共に、1足の靴で数段階の高さに身長を高く見せ中敷のようなものも提案されている。
このような中敷であれば、見えない靴の内部で、身長を高くすることができる。
実用新案登録第3081325号公報 特開平10-66606号公報 特開2003-164303号公報
しかしながら、足の裏の形状は個人差があるとともに、必要な踵の高さや、履く靴によってインソールに求められる構成が異なる。特許文献1に記載の発明では、全体を取り替えないと踵の高さや形状を変えることができないという問題があった。また、特許文献2に記載の発明では、踵に直接テーピングをするなどして固定して靴下を装着するが、装着が煩雑で安定性にも欠けるという問題があった。特許文献3に記載の発明では、踵の高さを変えることができ、比較的安定するが、靴に合わせて形状を変更することはできず、特に手術後の下肢短縮などで脚長の不等が大きい場合は安定が悪い。また、歩きやすい踵の位置は、靴の形状による差や、身体的な個人差や、同一人でも左右の足は対称とは限らず、さらに、例えばスポーツやドレスアップなど目的によっても異なるという問題があった。
本発明は、容易に使用者個人に合わせた構成とすることができるインソールを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明のインソールでは、足の裏に配置される足の裏支持部材と、当該足の裏支持部材より硬い材料により形成され前記足の裏支持部材の踵部下に固定された基板を備える。さらに基板の下部に配置される踵支持部材と、この基板と踵支持部材とを着脱可能に固定する連結部とを備えた。ここでいう「硬い」とは、基本的にはヤング率により判断する。また、連結部は、螺合や嵌合など物理的な係合のほか、粘着や面ファスナなどにより着脱可能に連結される。
また、基板は、前記足の裏支持部材に沿って少なくとも踵部、さらに踵部から趾部まで延びるように設けられるとともに、踏み付け部が、踵部より容易に屈曲するように構成されることも好ましい。
また、連結部が、基板と踵支持部材との連結位置を変位可能に構成されることも好ましい。さらに基板と踵支持部材との連結位置を変位可能なスライド機構を備えることも好ましい。
また、足の裏支持部材は、アクリル系、ゴム系、シリコーン系、ウレタン系を含む樹脂から選択され、前記足の裏支持部材は、足の裏部へ粘着して固定することも好ましい。この場合、足の裏支持部材は洗浄により粘着力が回復することが好ましい。
足の裏支持部材は、足の裏部の側縁部を下方から包み込む足の裏側縁部支持部材を備えたり、趾を固定する趾支持部材を備えたり、趾の間を支持する趾間支持部材、足の甲を固定する足の甲支持部材を備えたり、足首部を固定する足首支持部材を備えたり、爪先部を包み込む爪先支持部材を備えることも好ましい。
また、踵支持部材は、足の裏支持部材より硬い樹脂材料から構成されたもの、中空の筒状に形成されたもの、板ばねやコイルばねなどのばねからなるもの、気体・液体・ゾルを封入した袋からなるものとすることができる。
また、前記踵支持部材の位置を安定させるカバーを備えることも好ましい。
本発明のインソールによれば、容易に使用者個人に合わせた構成とすることができる。
(a)は、ハイヒールシューズ内でのインソールの使用時を示す模式図、(b)は、ローヒールシューズ内でのインソールの使用時を示す模式図。 (a)はインソールの分解斜視図、(b)は、インソールの側面図、(c)は、別の実施例を示す分解斜視図、(d)は、足と、足の各部分の名称を示す図。 足の裏支持部材の別例を示す図。 (a)、(b)足の裏支持部材の別例を示す図。 足の裏支持部材の別例を示す図。 足の裏支持部材の別例を示す図。 (a)足の裏支持部材の別例を示す斜視図と、(b)端面図。 (a)足の裏支持部材と基板との固定方法の一例を示す断面図、(b)別例を示す断面図。 (a)連結部の一例を示す模式図、(b)別例を示す模式図。 (a)連結部の別例を示す分解斜視図、(b)連結部の別例を示す分解正面図、(c)連結部の作用を示す模式図。 踵支持部材の一例を示す模式図。 踵支持部材の別例を示す模式図。 (a)踵支持部材の別例を示す模式図、(b)踵支持部材の他の別例を示す模式図。 踵支持部材の別例を示す模式図。 (a)カバーの一例を示す断面図、(b)別例を示す側面図。
(第1の実施形態)
以下、本発明を具体化したインソールの実施形態を図1~図15を参照して説明する。
図1(a)は、ハイヒールシューズ内でのインソール1の使用時の断面を示す模式図である。(b)は、インソール1の使用時の断面を示す模式図である。図2(a)は、ローヒールシューズ内でのインソール1の分解斜視図である。図2(b)は、インソール1の側面図である。図2(d)は、足Aと、足Aの各部分の名称を示す図である。
前提としてインソール1の使用者の前側を「前」と、背面側を「後」とする。また、図2(d)に示すように足Aの各部の名称は解剖学的名称における「足底」を、通称である「足の裏B」といい、同様に「足背」を「足の甲C」という。また、足の裏Bにおいて、「足の指」の部分を「趾部E」、また親指から小指を、それぞれ「第一趾E1~第五趾E5」という。そして、趾骨と中足骨との関節近傍の「前足部」を「踏み付け部F」といい、いわゆる土踏まずを含む中間部である「中足部」を「踏まず部G」という。また、「後足部」を「踵部H」という。そして「足根」を「足首I」という。
<基本構成>
図1に示すように、本発明のインソール1は、靴S内に配置され、足の裏Bに配置される足の裏支持部材2と、足の裏支持部材2より硬い材料により形成され、足の裏支持部材2の踵部H下に固定された基板3と、基板3の下部に配置される踵支持部材4と、基板3と踵支持部材4とを着脱可能に固定する連結部5とから構成される。
ここで、「インソール」とは、本来的に靴Sの内部に配置される中敷きであるが、本発明においては、靴Sを脱いだ状態で足の裏Bに密着して歩行が可能であるような態様も含まれる。
足の裏支持部材2は、足の裏B全体を支持するものに限定されず、足の裏Bの踵部Hが足の裏支持部材2に安定して支持される限り、例えば、趾部Eを省略したり、さらに踏み付け部Fを省略したりしたような態様でもよい。
本発明の基本的な作用は、足の裏Bを支持する柔らかい足の裏支持部材2に、それより硬い基板3が固定される。ここで、「硬い」とは、基本的にはヤング率により判断する。具体的には、例えば、樹脂の場合でいうと、JIS規格であるJISK6253に準拠したタイプEデュロメータで測定して、タイプEの硬度が大きいことをいう。
このような構成を有するため、足の裏支持部材2が足の裏を柔軟にしっかりと支持する。
また、本発明の基板3は柔軟な足の裏支持部材2よりも硬い材料から形成されているため、足の裏支持部材2の形状が維持される。それと同時に連結部5を介して踵支持部材4と強固に連結される。
したがって、使用者は、足の裏を柔らかく受け止められるとともに、足の裏支持部材2の形状が崩れず、かつ、連結部5においてしっかりと基板3に固定された踵支持部材4によりしっかりと踵部Hが支えられ、安定した歩行をすることができる。
<足の裏支持部材>
<実施例1>
図2(a)に示す足の裏支持部材2は、基本的に柔軟な樹脂から選択される材料から形成される。
足の裏支持部材2を構成する樹脂としては、具体的にはウレタンゴム、スチレン系エラストマー、アクリル系エラストマー、オレフィン系エラストマー、シリコーン、ウレタンなどや、これらの配合物が挙げられるが、これに限定されるものではない。望ましくは、体温により軟化して形状を記憶する低反発弾性の軟質ウレタンフォームも好ましい。形状記憶の軟質ウレタンフォームであれば、足裏の形状に密着させた形状を記憶することができるため、一度使用すれば、次回から使用者個人の足の裏に合わせた形状とすることができる。
なお、本発明では基板3により形状が保たれると同時に、基板3を介して踵支持部材4と強固に連結されるため、足の裏支持部材2は柔軟な材料を用いることが可能になっており、足の裏Bに密着して、かつ形が崩れないで安定的に支持できる。
この足の裏支持部材2は、足の裏Bへ粘着して固定することができる。
<粘着剤>
粘着のためには、例えば感圧粘着剤PSA(Pressure Sensitive Adhesive)が用いられる。感圧粘着剤PSAは、足の裏Bに掛かる体重により、足の裏Bが足の裏支持部材2に密着されて高い粘着力で粘着するため強固に固定され、歩行時には容易に剥離することはない。一方、ゆっくり引き剥がせば、感圧粘着剤PSAの凝集力により、感圧粘着剤PSAが凝集することで、足の裏Bに感圧粘着剤PSAが残留することがない。
感圧粘着剤PSAとしては、アクリル系、ゴム系、シリコーン系、ウレタン系が挙げられるが、足の裏支持部材2を構成する樹脂との適合性や、肌への適合性により選択される。
具体的には、例えば、スリーエムジャパン株式会社ヘルスケアカンパニー製の皮膚貼着用の3M両面粘着テープ#1524は、アクリル系粘着剤で、基材がなくポリエステルファイバを含有した柔軟性・追従性の高い転写テープである。また、ポリエチレンフィルムを基材として、両面にアクリル系粘着剤を塗布した粘着性の高い#1522Hなども好適に適用できるが、これらに限定されるものではない。
<実施例2>
この実施例では足の裏支持部材2自体で粘着するような構成となっている。本実施例では、例えば、株式会社タナック製の高粘着のスチレン系エラストマーであるクリスタルゲル(登録商標)品名CRG-T1502により足の裏支持部材2を構成している。このクリスタルゲルは、JIS規格であるJISK6253のタイプEで硬度5~25のものを用いている。この場合は、足の裏支持部材2自体が高粘着であるので、別途表面に感圧粘着剤を塗布する必要はなく、足の裏支持部材2自体で粘着する。本発明は、このような態様でもよい。
この足の裏支持部材2は洗浄により粘着力が回復する。感圧粘着剤は、汗や皮脂の汚損等で粘着力が低下するが、水洗等により表面を洗浄すれば表面の埃や皮脂などを除去することで、粘着力が回復するものが望ましい。このような材料であれば水洗等することで足の裏支持部材の埃や皮脂などが除去され、繰り返しいつまでも安定して足の裏を固定することができる。なお、実施例1においても感圧粘着剤PSAを同様に水に不溶なものを用い、このような性質を付与することも望ましい。
<足の裏支持部材の形状>
図3~7において、足の裏支持部材2の変形例を示す。図3~7においては、踵支持部材4等の図示は省略している。足の裏支持部材2は、図2(a)に示すような、足の裏Bの輪郭に合わせた平板状の構成が基本的な構成である。
さらに、足の裏Bの足の裏支持部材2への安定性を高めるため、以下に示すような形状とすることも好ましい。
<実施例3>
図3に示すように、足の裏Bの輪郭に合わせた平板状の構成に、その周端部を上方に立ち上げて立上部21を形成し、全体的に足の裏Bを包み込むように舟状の形状とした足の裏支持部材2とした。
このような、構成であると、足の裏支持部材2に対する足の裏Bの水平位置の移動を規制することができ、踵部Hの高さが高くなっても、足の裏支持部材2に対して足の裏Bがずれにくくなり、爪先などが靴に当たりにくくなる。
<実施例4>
図4(a)に示すように、足の裏支持部材2は、第一趾E1を固定する環状の趾支持部材22を備えた。第一趾E1を挿入する環状のリングを設け、足の裏Bが、足の裏支持部材2に対して、前側にずれることを抑制する。図示を省略するが第一趾E1に限らず、第四趾E2~第五趾E5のいずれかを固定するリングを設けるような構成でもよい。
<実施例5>
また、図4(b)に示すように、拇指と第二趾の趾間に底部から突出してその趾間を支持する趾間支持部材23としてもよい。このような構成のため足の裏Bを足の裏支持部材2に対してずれないように固定することができる。
また、図示を省略するが、第二趾E2~第五趾E5のいずれかの趾間に設けるような趾間支持部材23としてもよい。
<実施例6>
図5に示すように、足の裏支持部材2は、足の甲Cを固定する足の甲支持部材24を備えたものとすることができる。具体的には足の甲Cにベルト状の足の甲支持部材24を設けたシャワーサンダル様のものが挙げられる。また、図示しないが足の甲支持部材24は鼻緒状の部材とすることもできる。
このような足の甲支持部材24によれば、足の裏Bを足の裏支持部材2にずれないように固定することができる。
<実施例7>
図6に示すように、足の裏支持部材2は、足首Iを固定する足首支持部材25を備える。足首支持部材25、例えば足の裏支持部材2から足首Iに巻き付けるストラップ状の部材を設ける。足の裏支持部材2と一体に設けてもよいし、伸縮の少ない別の材料により構成して、足の裏支持部材2の側部に固定して、バックルや面ファスナなどで調節してしっかりと固定して支持するようなものでもよい。
このような構成のため、足の裏Bを足の裏支持部材2にずれないように固定することができる。
<実施例8>
図7(a)、(b)に示すように、足の裏支持部材2は、爪先Dを包み込む爪先支持部材26を備える。爪先支持部材26、例えば足の裏支持部材2と一体設けられた爪先部を包み込む爪先支持部材26とすることができる。この部分は、体重が掛かっても痛みがないように弾力性が高くかつ、体重が掛かっても過度に伸びない厚みがあることが望ましい。このような要求に応じてこの部分に、他の材料27を付加したり、あるいは、爪先支持部材26を他の部分と材料を変更したりして構成することもできる。
このような構成のため、足の裏Bを足の裏支持部材2にずれないように固定することができる。
<基板>
前述のとおり、本発明の基本的な作用は、足の裏Bを支持する柔らかい足の裏支持部材2に、それより硬い基板3がしっかりと固定される。
そのため、柔軟な材料から構成された足の裏支持部材2が足の裏を柔軟にしっかりと支持されるとともに、基板3は柔軟な足の裏支持部材2よりも硬い材料から形成されているため、足の裏支持部材2の形状が維持される。
また、踵支持部材4が、連結部5を介して硬い基板3に着脱自在に、かつ強固に連結されるという機能もある。したがって、使用者は、足の裏支持部材2により足の裏を柔らかく受け止められるとともに、足の裏支持部材2の形状が崩れず、かつ、踵部Hは、踵支持部材4によりしっかりと支えられた基板3により、安定した歩行ができる。基板3は、このように本発明の重要な機能を果たす構成要素である。
<実施例9>
例えば、図8(a)に示すように、足の裏支持部材2から基板3に穿設された孔に、きのこ状の頭部を有した突起28を挿入することで、柔らかい足の裏支持部材2が基板3と強固に固定する。
<実施例10>
また、図8(b)に示すように、柔らかい足の裏支持部材2を、これより硬質な基板3をまとめてクリップ29などで止め、あるいは縫合などで強固に固定してもよい。いずれにしても、踵支持部材4と基板3とを分離する場合に、足の裏支持部材2と基板3が外れない程度にしっかりと固定する必要がある。
<実施例11>
基板3の形状は、図1(a)、(b)、図2(a)に示すように、足の裏Bのうち、踵部Hから踏まず部Gにかけて配設され、踏み付け部Fには配設されていないような態様である。
図2(d)に示すように、踵部Hの高さが変化したり、歩行時や爪先立ちをしたりしたときには、趾骨と中足骨との関節が大きく曲がり、踏み付け部Fの部分の足の裏支持部2の変形が大きい。一方、趾部Eや、踏まず部Gや、踵部Hは、比較的変形が小さい。この場合、足の裏支持部材2については、踏み付け部Fには、基板3が配設されていないので、足の動きに合わせ柔軟に変形する。
<実施例12>
また、基板3の形状は、図2(c)に示すように、足の裏支持部材2とほぼ同じ形状で、踵部Hから踏まず部Gのみならず、趾部E、踏み付け部Fまで延びた形状とすることもできる。この実施例では、足の裏支持部材2に沿って踵部Hから趾部Eまで延びるように設けられるとともに、踏み付け部Fが、踵部Hより容易に屈曲するように構成されている。
足の裏支持部材2は、踵部Hから趾部Eまで延びるように設けたため、足の裏B全体がしっかりとサポートされる。ただし、踏み付け部Fは、踵の高さや歩行により変形が大きい部分であるため、踏み付け部Fを趾部Eや踵部Hよりも容易に屈曲するように構成することで、靴Sの形状や、踵の高さに柔軟に適合させることができる。
具体的には、図2(c)に示すように、踏み付け部Fの基板3の厚みT1を、踵部Hの厚みT2より薄くしたり、切れ込み31を入れたり、材質を変更することで、踵部Hや踏まず部G、趾部Eより容易に屈曲することができるように構成する。
一方で、踵部Hなどは、変形が少なく、しっかりと踵からの荷重を支持することができる。また、趾部Eも、変形しにくくすることで、趾部Eを保護することができる。
<連結部>
連結部5は、硬質な基板3と踵支持部材4とを着脱自在に連結する部分である。このため、基板3と踵支持部材4とを自由に選択して、組み合わせることができる。さらに、基板3と踵支持部材4との相対位置を調整するようにするものが望ましい。
柔らかい足の裏支持部材2に直接連結するのではなく、それよりも硬質な基板3に連結することで、柔らかい足の裏支持部材2に、体重を支える踵支持部材4を強固に安定して連結することができる。
<実施例13>
図2(a)(b)に示すように基板3には、ねじ穴51が設けられ、踵支持部材4には、ねじ穴51と同軸に位置する円柱状の孔52が設けられる。孔52は、ねじ穴51と対向する部分は、ねじ穴51の内径より若干大きな孔が穿設され、その反対側は、内径が大きい部分が設けられた、段付き状の形状に形成される。ここに、底部側から、ワッシャ53を介して、十字孔付きの頭部を備えたねじ54が挿入されて、プラスドライバによりねじ54の先端がねじ穴51に螺合される。このため、踵支持部材4は基板3に強固に固定される。
踵支持部材4を外す場合には、プラスドライバによりねじ54の螺合を外せばよい。このように構成することで、図1(b)に示すように、比較的高い踵支持部材4の高さを、図1(a)に示すような靴Sに合わせて、高さの低いものと交換することで、インソール1の高さを靴Sに合わせて容易に変更することができる。
<実施例14>
図2(c)に示すように、基板3には、連結部5として面ファスナ、例えば株式会社クラレ製「マジックテープ」(登録商標)のループ側5aを配設して基板3に接着剤などで強固に固定し、対向する踵支持部材4の面には、フック側5bを配設して接着剤などで強固に固定する。このように構成することで、踵支持部材4を基板3に対して面ファスナで着脱自在に連結できる。
この場合、基板3の側縁に基板位置マーク55を設けるとともに、踵支持部材4にも複数の踵支持部材位置マーク56を設ける。踵支持部材4が標準位置にある場合には、基板位置マーク55と、踵支持部材位置マーク56の一つが合致し、また、その前後の踵支持部材位置マーク56に合わせることにより、容易に左右のインソール1において、踵支持部材4を基板3に対して同じ前後の位置に調整することができる。基板位置マーク55、踵支持部材位置マーク56は、相対位置さえ表示できれば、種々のパターンが採用できる。
<実施例15>
連結部5は、対向する基板3と踵支持部材4の面を、相互に粘着するように、一方若しくは双方の表面を感圧粘着剤PSAや高粘着性の樹脂等で構成したようなものでもよい。この場合も基板位置マーク55、踵支持部材位置マーク56を備えることが望ましい。
<実施例16>
この場合、対向する基板3と踵支持部材4の面は、平面でもよいが、図9(a)に示す模式図のように、例えば、対向する基板3と踵支持部材4において、嵌合する凸部57と凹部58を複数設けたようなものが好ましい。凸部57は凹部58に挿入可能に構成される。凸部57と凹部58は、前後方向に等間隔で複数形成されている。そのため、嵌合する位置を前後方向のずらすことができる。任意の位置で嵌合させることで、足の裏支持部材2に対する踵支持部材4の位置を調節することができる。使用者が歩行することで、基板3と踵支持部材4との粘着が促進され、外れにくくなる。この場合も基板位置マーク55、踵支持部材位置マーク56を備えることが望ましい。
この場合、前後に位置がずれるため、相対的に前後に突出したり、引っ込んだりする場合は、その部分を分割し、若しくは継ぎ足すことで、基板3と踵支持部材4が対応する長さになるように調整することが好ましい。具体的には、図9(a)に示す状態において、踵支持部材4に対して基板3を前にずらすと、基板3の先端部分が前方に飛び出す。そこで、分割部32において基板3を分割することで短くする。分割部32は、例えば凹凸の嵌合部を備えて着脱可能に構成する。
同様に、図9(a)に示す状態において、踵支持部材4に対して基板3を前にずらすと、踵支持部材4の後方が基板3の後端部分から後方に飛び出す。そこで、分割部42において踵支持部材4を分割することで短くする。分割部42は、基板3と同様に例えば凹凸の嵌合部を備えて着脱可能に構成する。
このように構成することで、使用者の身長の高低を調節できるとともに、踵支持部材4の形状を靴Sの形状に適合させることもできる。なお、図9(a)は、模式図であり実施する際には、基板3や踵支持部材4の形状が、足の裏Bや靴Sに合わせた形状とすることは当然である。
<実施例17>
図9(b)に示すように、実施例10の凸部57と凹部58に替えて、対向する基板3と踵支持部材4の面に対応する水平幅方向に設けられた断面が鋸歯状の溝59を等間隔に多数設け、相互に嵌め合う位置を前後方向に変更することができる構成でもよい。溝が使用者の左右方向、つまり前後方向と直交する方向に等間隔に多数設けられ、嵌め合いの位置を前後方向に調節することができる。任意の位置で嵌合させることで、足の裏支持部材2に対する踵支持部材4の位置を調節することができる。使用者が歩行することで、基板3と踵支持部材4との粘着が促進され、外れにくくなる。
<実施例18>
また、連結部5は、基板3と踵支持部材4との連結位置を変位可能なスライド機構を備えた構成としてもよい。
図10(a)~(c)に示すように、例えば、対向する基板3と踵支持部材4において、基板3側にCチャンネルとなる溝を設けてレール61を配置する。このレール61の内部を摺動する一対のナット62を挿入する。踵支持部材4には、前後方向に配置された一対の円柱状の孔63が設けられる。孔63は、ナット62の内径より若干大きな孔が穿設され、その反対側は、内径が大きい部分が設けられた、段付き状の形状に形成される。ここに、底部側から、ワッシャ64を介して、十字孔付きの頭部を備えたねじ65が挿入されて貫通し、プラスドライバによりねじ65の先端がレール61内で摺動するナット62に螺合される。このため、ナット62はレール61に圧接され、踵支持部材4は基板3のレール61に強固に固定され、前後の位置が固定される。
踵支持部材4を移動する場合には、プラスドライバによりねじ54の螺合を緩めれば、踵支持部材3は、基板3のレール61に沿って、自在に無段階に移動させることができる。
この場合も基板位置マーク55、踵支持部材位置マーク56を備えることが望ましい。
このように構成することで、図10(c)に示すように、前方向に移動させれば踵支持部材4の高さを比較的高いものとすることができ、後方向に移動させれば踵支持部材4の高さを比較的低いものとすることができる。また、靴Sの踵部Hの後の形状(図1(a)参照)に合わせて前後長に合わせることも可能となる。
<踵支持部>
本発明の基板3は、柔軟な足の裏支持部材2よりも硬い材料から形成されているため、足の裏支持部材2の形状が維持される。この状態で、連結部5を介して踵支持部材4が基板3に強固に連結される。したがって、使用者は、足の裏を柔らかく受け止められるとともに、足の裏支持部材2の形態が崩れず、かつ、基板3に強固に連結された踵支持部材4によりしっかりと体重が支えられ、安定した歩行をすることができる。この場合、踵支持部材4は、必ずしも樹脂に限られたものではなく、踵部Hを支持するために、合目的的な弾性を有した構成とされることは言うまでもない。
<実施例19>
この実施例のインソール1では、踵支持部材4が、足の裏支持部材2より硬い材料から構成された樹脂からなる。この樹脂は、例えば、アクリル系、ゴム系、シリコーン系、ウレタン系を含む樹脂などが挙げられるが、これらに限定されることはない。
図11に示すように、内部が中実の樹脂の塊からなり、樹脂自身の弾性で踵を支える。ここでいう「硬い」とは、基本的にヤング率により判断されるが、具体的には例えば、前述したタイプEの硬さ、若しくはこれに準じた硬さをいい、一般的に足の裏支持部材2より弾性変形しにくいものをいう。
このように構成することで、足の裏Bを足の裏支持部材2で柔らかく支持するとともに、踵部Hからの荷重を踵支持部材4がしっかりと安定して支持することができ、快適で安定した歩行をすることができる。
<実施例20>
この実施例のインソール1の踵支持部材4は、中空の筒状に形成された弾性体からなる。
図12に示すように、踵部支持部材4を、弾性を有したポリプロピレンやポリアミドなどの樹脂、さらに、ステンレスや鋼の金属薄板により、踵部Hに合わせた断面が概ね三角形状の筒状にしたものが挙げられる。この場合、必ずしも弾性は必要ではないが、踵部Hの衝撃を吸収する程度の弾性が好ましい。
このように内部を中空にすることで、軽量な構成とすることができる。さらに、弾性を付与すれば、一定の弾性を保持してクッション性を高め、踵部Hへの衝撃を吸収することができる。
<実施例21>
この実施例の踵支持部材4は、板ばねから構成されたことを特徴とする。板ばねによれば、大きな弾性を得られるため、衝撃の大きいスポーツに対応するような弾性を付与することができ、さらに、反発力を利用することも可能である。
具体的には、例えば図13(a)に示すように、側面視V字型に折り曲げた板ばねとし、一面を基板3に固定し、他の面を接地面とする。このため、軽量でありながら、大きな弾性を得ることができる。
<実施例22>
また、図13(b)に示すように、コイルばねにより構成したようなものも採用できる。この場合も、大きな弾性力を得ることができるが、コイルばねの変形を案内するような案内部材41を備えることが好ましい。例えば、伸縮性のある樹脂により筒状の部材を設けて、コイルばねが横ずれしないように、上下方向のみに動くように規制する。
<実施例23>
この実施例では、踵支持部材4は、気体・液体・ゾル等を封入した袋から構成されている。
図14に示すように、踵支持部材4は、空気などの気体、または、液体若しくはゾルを袋に封入することで、弾力性を付与する。気体の場合は、それ自体でクッション性を付与できる。液体も若しくはゾルの場合は、袋を弾性体とすることでクッション性を高めることが望ましい。
このように構成することで、踵支持部材4に弾性力を付与することができ、負荷の大きな歩行や跳躍時のショックを吸収することができる。
特に、空気などの気体では、大きな弾性力を付与することができるとともに、極めて軽量なものとすることができる。
<カバー>
本発明のインソール1では、基本的に靴Sの内部に配置されるものであるが、踵支持部材4の位置を安定させるカバー7を備えることも好ましい。
<実施例24>
この実施例のカバー7では、図15(a)に示すように、靴下、薄手のシリコーン樹脂などで踵支持部材4及び足の裏支持部材2を使用者の足と一体化するようなものが挙げられる。カバー7は、必ずしも専用のものでなくてもよいが、素足と比較して、足の甲Cが高くなるため、十分な容量を有し、かつ位置ずれを抑制し、さらに履きやすくするような弾性が要求されるため、専用のものが望まれる。このような要求に応えるため、面ファスナなどで開閉可能に構成することも好ましい。
特に、インソール1を肌の色に近い色で製作するとともに、ストッキングと同様な素材でカバー7を製作することで、靴を履いてないときでも、外見的には自分の足と同化して目立たなくなる。
この場合、例えばカバー7は、脚部まで連続するものとし、一方、踵支持部材4の下側のカバー7の下部に開口部(図示略)を設けて、この開口部からインソール1の着脱を可能とするとともに、装着後はこの開口部がインソール1の下方において見えないようにする。このように構成すれば、装着時は、素足に普通のストッキングを着用しているように見え、シルエットを除けば、通常の足と区別がつかない。
このように構成することで、靴Sを履かなくても、踵支持部材4が安定する。また、外見的に目立たないようにすることもでき、使用者の心理的負担を小さくすることができる。また、靴を脱いでの歩行なども安定する。特に大きな脚長不等を有する場合でも、室内を靴Sなしで、目立たない外観で、より安定して歩行することができる。
<実施例25>
なお、図15(b)に示すように、爪先D部分や、踵部Hなどが露出するような形状としてもよい。
このように構成することで、爪先Dが露出するサンダルのような靴Sを履いた場合でも、インソール1が目立たない。また、開放された部分が大きく、通気性のない樹脂で構成したような場合でも足Aが蒸れにくくなっている。さらに、容易に着脱が可能となる。
<本実施形態の作用>
〇本実施形態のインソール1では、足の裏Bに配置される足の裏支持部材2と、この足の裏支持部材2より硬い材料により形成され足の裏支持部材2の踵部H下部に固定された基板3とを有する。また、この基板3の下部に配置される踵支持部材4と、基板3と踵支持部材4とを着脱可能に固定する連結部とを備える。このため、足の裏Bは、比較的柔らかい足の裏支持部材2によりしっかりと密着するように支持される。一方、足の裏支持部材2の下面は、足の裏支持部材2よりも硬い基板3が配置されるため、柔らかい足の裏支持部材2の形状を保持することができる。
〇この足の裏支持部材2は、粘着性を有する構成とすることで、足の裏Bが固定され、使用時に足の裏Bから足の裏支持部材2がずれることを抑制することができる。
〇また、足の裏支持部材2は、足の裏Bから足の裏支持部材2がずれることを抑制する立上部21、趾支持部材22、趾間支持部材23、足の甲支持部材24、足首支持部材25、爪先支持部材26を備えることができ、左右の身体的な条件、徒歩やスポーツなどの目的、靴Sの寸法などに合わせて選択することができる。
〇踵支持部材4も、体重や左右の身体的な条件、徒歩やスポーツなどの目的、靴Sの寸法などに合わせて、高さや材料など最適なものを選択して交換することができる。
〇さらに、足の裏支持部材2の下面は、足の裏支持部材2よりも硬い基板3が配置されるため、踵部Hの体重を支える踵支持部材4を硬い基板3を介して柔らかい足の裏支持部材2と連結部5により連結するため、柔らかい足の裏支持部材2であっても、しっかりと踵支持部材4と連結することができる。
〇さらに、連結部5は、着脱自在に構成されているため、多様な足の裏支持部材2とか踵支持部材4との組み合わせが可能となっており、左右の身体的な条件、徒歩やスポーツなどの目的、靴の寸法などに合わせて、左右それぞれを自由に組み合わせることができる。
〇なお、連結部5は、前後にスライドさせたり、任意な位置に変位させたりするような構成とすることもできる。
<本実施形態の効果>
以上のような構成から、本実施形態のインソール1では、容易に使用者個人に合わせた構成とすることができるという効果がある。
A…足、B…足の裏、C…足の甲、D…爪先、E…趾部、F…踏み付け部、G…踏まず部、H…踵部、I…足首、S…靴、PSA…感圧粘着剤(Pressure Sensitive Adhesive)、1…インソール、2…足の裏支持部材、3…基板、4…踵支持部材、5…連結部、7…カバー、21…立上部、22…趾支持部材、23…趾間支持部材、24…足の甲支持部材、25…足首支持部材、26…爪先支持部材、31…切れ込み、51…ねじ穴、52…孔、54…ねじ、55…基板位置マーク、56…踵支持部材位置マーク、57…凸部、58…凹部、59…(鋸歯状の)溝、60…スライド機構、61…レール、62…ナット、63…孔。

Claims (16)

  1. 足の裏に配置される足の裏支持部材と、
    当該足の裏支持部材より硬い材料により形成され前記足の裏支持部材の踵部下に固定された基板と、
    当該基板の下部に配置される踵支持部材と、
    前記基板と前記踵支持部材とを着脱可能に固定する連結部と
    を備え
    前記連結部が、前記基板と前記踵支持部材との連結位置を前後方向に案内されて変位可能に構成されるとともに、任意の位置で係合して連結位置を固定するように構成されたことを特徴とするインソール。
  2. 前記連結部は、対向する前記基板と前記踵支持部材において、相互に嵌合する凸部と凹部を前後方向に複数設け、前記凸部と前記凹部が嵌合する位置を前後でずらすことで前記連結位置を前後方向で変位させることを特徴とする請求項1に記載のインソール
  3. 前記連結部は、対向する前記基板と前記踵支持部材の面に対応する水平幅方向に設けられた断面が鋸歯状の溝を等間隔に多数設け、相互に嵌め合う位置を前後方向に変更することで連結位置を前後方向で変位させることを特徴とする請求項1に記載のインソール。
  4. 前記連結部は、対向する前記基板と前記踵支持部材において、前記基板にCチャンネルとなる溝を設けたレールを前後方向に配置し、前記レールの内部を摺動する一対のナットと、前記踵支持部材を貫通し、前記ナットに螺合するとともに、当該ナットを前記レール内の任意の位置で前記レールに固定するねじを有するスライド機構を備えたことを特徴とする請求項1に記載のインソール。
  5. 前記連結部は、対向する前記基板と前記踵支持部材において、前記基板の側縁に基板位置マークを設けるとともに、前記踵支持部材にも複数の踵支持部材位置マークを設けたことを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載のインソール。
  6. 前記基板は、前記足の裏支持部材に沿って踵部から趾部まで延びるように設けられるとともに、踏み付け部が、踵部より容易に屈曲するように構成されたことを特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載のインソール。
  7. 前記足の裏支持部材は、アクリル系、ゴム系、シリコーン系、ウレタン系を含む樹脂から選択され、
    前記足の裏支持部材は、足の裏部へ粘着して固定することを特徴とする請求項1~のいずれか一項に記載のインソール。
  8. 前記足の裏支持部材は洗浄により粘着力が回復することを特徴とする請求項に記載のインソール。
  9. 前記足の裏支持部材は、足の裏部の側縁部を下方から包み込む足の裏側縁部支持部材を備えたことを特徴とする請求項1~のいずれか一項に記載のインソール。
  10. 前記足の裏支持部材は、趾を固定する趾支持部材を備えたことを特徴とする請求項1~のいずれか一項に記載のインソール。
  11. 前記足の裏支持部材は、足の甲を固定する足の甲支持部材を備えたことを特徴とする請求項1~10のいずれか一項に記載のインソール。
  12. 前記足の裏支持部材は、足首を固定する足首支持部材を備えたことを特徴とする請求項1~11いずれか一項に記載のインソール。
  13. 前記足の裏支持部材は、爪先部を包み込む爪先支持部を備えたことを特徴とする請求項1~12のいずれか一項に記載のインソール。
  14. 前記踵支持部材は、ばねからなる請求項1~13のいずれか一項に記載のインソール。
  15. 前記踵支持部材は、気体、液体、若しくはゾルを封入した袋からなる請求項1~13のいずれか一項に記載のインソール。
  16. 前記踵支持部材の位置を安定させるカバーを備えたことを特徴とする請求項1~15のいずれか一項に記載のインソール。
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