JP7278737B2 - 撮像装置及びその制御方法、並びにプログラム - Google Patents
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Description
本発明は、被写体に対して特徴量領域を設定し、かつ当該特徴量領域に基づき、被写体を追尾すると共に当該被写体に対してピント、明るさ、色などの撮影条件を好適な状態に合わせる機能を有する撮像装置に関する。以下に説明する撮像装置は、ビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、それらに使用可能な交換レンズなどの光学機器に適用される。
図1は、撮像装置の構成例を示す。
撮像装置100は、動画、静止画などの画像の撮影及び記録が可能である。撮像装置100内の各機能ブロックは、互いに通信可能な状態となるように、バス160により接続される。撮像装置100の各機能は、主制御部151がプログラムを実行して各機能ブロックを制御することにより実現される。
図2は、被写体認識部の構成例を示す。
被写体認識部161は、被写体検出部201と、特徴量領域登録部202と、背景の動き量取得部203と、特徴量領域更新部204と、被写体追尾部205と、を備える。
図3は、撮像装置の動作例を示す。
本実施形態では、被写体検出処理、被写体追尾処理、並びに、被写体及び背景の動き量を検出する動き量検出処理を伴う動画撮影動作に関して説明する。動画撮影動作は、撮影スタンバイ時又は動画記録時に実行される。
図4は、被写体認識処理の例を示す。
このフローチャートは、図3のS303のサブルーチンである。
図5は、被写体検出処理の例を示す。
このフローチャートは、図4のS402のサブルーチンである。
尚、ここで説明した方法は、一例であり、被写体は、図5のフロー以外の方法により決定することも可能である。例えば、図5のフローにおいて、画像の奥行情報を加味して被写体を決定することも可能である。
図8は、背景動き量の取得処理の例を示す。
このフローチャートは、図4のS404のサブルーチンである。
まず、S8011において、背景の動き量取得部202は、S401で逐次取得される複数の画像に基づいて、背景の推定を行う。例えば、背景の動き量取得部202は、S402の被写体検出処理により被写体が検出された場合に、当該被写体以外の画像領域を背景と推定することができる。
まず、S8021において、背景の動き量取得部202は、S401で取得される画像内に複数の特徴点を均一に分布させ、これら均一に分布させた複数の特徴点から、特徴点毎に動きベクトルを算出する。
図9は、特徴量領域の更新処理の例を示す。
このフローチャートは、図4のS405のサブルーチンである。
デフォルト値(初期値)は、特徴量領域登録部202に最初に登録される特徴量領域のサイズである。デフォルト値に対応する動き量の差は、基準値Δrefである。
同図(A)は、nフレームに係る画像であり、S403で登録された特徴量領域1101を示す。特徴量領域1101のサイズは、例えば、デフォルト値を有するものとする。同図(B)は、(n+1)フレームに係る画像であり、同図(A)の画像に対して、動き量の差が無いか、又はほとんど無い場合である。同図(D)は、(n+1)フレームに係る画像であり、同図(A)の画像に対して、動き量の差が大きい場合である。
次に、図12を参照して、S405における被写体追尾処理について説明する。
被写体追尾部205は、S404で更新された特徴量領域に対応する画像領域を探索する。探索結果は、被写体追尾部205の出力情報として出力される。
特徴量領域に対応する画像領域の探索は、テンプレートマッチングにより行うことが可能である。テンプレートマッチングは、画素パターンをテンプレートとして設定し、テンプレートとの類似度が最も高い領域を画像内で探索する技術である。テンプレートと画像領域との類似度としては、対応画素間の差分絶対値和のような相関量を用いることができる。
上述の実施形態の各機能又は各処理を実現するプログラムは、予め撮像装置100内のフラッシュメモリ155、又はこれに代えてROM(図示せず)にインストールしておくことが可能である。また、上述の実施形態の1以上の機能又は処理を実現するプログラムは、ネットワーク又は記憶媒体を介して撮像装置100に供給することも可能である。この場合、撮像装置100内の主制御部151、又はこれに代えて少なくとも1つのプロセッサ(図示せず)が当該供給されたプログラムを実行することで、上述の実施形態の各機能又は各処理が実現される。
以上、本発明によれば、画像情報に基づき特徴量領域のサイズを決定することで、追尾状況によらず常に高い追尾性能を得ることが可能な撮像装置を提供できる。例えば、被写体と背景の位置関係が大きく変化する条件下での追尾においては、特徴量領域を被写体領域とほぼ同じサイズとし、被写体と背景の位置関係がほとんど変化しない条件下での追尾においては、特徴量領域を被写体領域よりも大きくする。これにより、追尾状況によらず常に高い追尾性能を得ることが可能となる。
201: 被写体検出部
202: 特徴量領域登録部
203: 背景の動き量取得部
204: 特徴量領域更新部
205: 被写体追尾部
Claims (15)
- 第1の画像及び第2の画像を時系列で取得可能な撮像装置であって、
前記第1の画像から追尾対象としての被写体を検出する被写体検出手段と、
前記第1の画像に基づき前記被写体を含む特徴量領域を登録する特徴量領域登録手段と、
前記第1及び第2の画像に係る、前記被写体の動き量を含む情報に基づき、前記特徴量領域登録手段に登録された前記特徴量領域のサイズの更新を行う特徴量領域更新手段と、
前記第2の画像から、前記特徴量領域更新手段でサイズが更新された前記特徴量領域に対応する画像領域の探索を行うことで、前記被写体の追尾を行う被写体追尾手段と、を備える、
ことを特徴とする撮像装置。 - 前記特徴量領域登録手段は、前記第1の画像に基づき登録する前記特徴量領域のサイズを初期値とする、
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 前記特徴量領域更新手段は、前記被写体とその背景との位置関係の変化量が基準値よりも大きい場合に、前記特徴量領域のサイズを前記初期値よりも小さくし、かつ前記変化量が前記基準値よりも小さい場合に、前記特徴量領域のサイズを前記初期値よりも大きくする、
ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。 - 前記特徴量領域更新手段は、前記変化量が大きくなるに従い前記特徴量領域のサイズを小さくし、かつ前記変化量が小さくなるに従い前記特徴量領域のサイズを大きくする、
ことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。 - 前記特徴量領域更新手段は、前記変化量が閾値よりも大きい場合に、前記特徴量領域のサイズを一定にする、
ことを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。 - 前記被写体追尾手段による前記探索が行われ、かつ前記追尾が成功の場合に、前記特徴量領域登録手段は、既に登録されている前記特徴量領域に代えて、前記探索に用いた前記特徴量領域を新たに登録する、
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置。 - 前記情報は、画面の平均輝度、ホワイトバランス、及びGPS機能による位置情報のうちの少なくとも1つを含む、
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。 - 前記情報は、前記被写体の背景の動き量を含む、
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。 - 前記第1及び第2の画像から前記背景の動き量を取得する背景の動き量取得手段をさらに備え、
前記被写体追尾手段は、前記第1及び第2の画像から前記被写体の動き量を取得し、
前記特徴量領域更新手段は、前記被写体の動き量及び前記背景の動き量に基づき前記特徴量領域のサイズの更新を行う、
ことを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。 - 前記背景の動き量取得手段は、
前記第1及び第2の画像から前記背景を推定し、
前記推定された背景に基づき、前記第1及び第2の画像間の動きベクトルを検出し、
前記動きベクトルに基づき、前記背景の動き量を取得する、
ことを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。 - 前記背景の動き量取得手段は、
ジャイロセンサ及び加速度センサの少なくとも1つにより前記撮像装置の動きを検出し、
前記撮像装置の動きに基づき、前記背景の動き量を取得する、
ことを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。 - 前記被写体の追尾に基づき前記被写体に対する撮影条件を制御する制御手段をさらに備える、
ことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の撮像装置。 - 第1の画像及び第2の画像を時系列で撮像する撮像素子と、
前記第1の画像及び前記第2の画像を処理する少なくとも1つのプロセッサと、を備え、
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記第1の画像から追尾対象としての被写体を検出する被写体検出手段と、
前記第1の画像に基づき前記被写体を含む特徴量領域を登録する特徴量領域登録手段と、
前記第1及び第2の画像に係る、前記被写体の動き量を含む情報に基づき、前記特徴量領域登録手段に登録された前記特徴量領域のサイズの更新を行う特徴量領域更新手段と、
前記第2の画像から、前記特徴量領域更新手段でサイズが更新された前記特徴量領域に対応する画像領域の探索を行うことで、前記被写体の追尾を行う被写体追尾手段と、を備える、
ことを特徴とする撮像装置。 - 第1の画像及び第2の画像を時系列で取得可能な撮像装置の制御方法であって、
前記第1の画像から追尾対象としての被写体を検出する被写体検出工程と、
前記第1の画像に基づき前記被写体を含む特徴量領域を登録する特徴量領域登録工程と、
前記第1及び第2の画像に係る、前記被写体の動き量を含む情報に基づき、前記特徴量領域登録工程にて登録された前記特徴量領域のサイズの更新を行う特徴量領域更新工程と、
前記第2の画像から、前記特徴量領域更新工程でサイズが更新された前記特徴量領域に対応する画像領域の探索を行うことで、前記被写体の追尾を行う被写体追尾工程と、を備える、
ことを特徴とする制御方法。 - 請求項1乃至13のいずれか1項に記載の撮像装置の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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