JP7277264B2 - 判別装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
このような判別装置としては、記録材を照明することによって表面の明暗を観察する表面検知装置を利用することができる。
特許文献1は、被検知物を結像する結像光学系をテレセントリック光学系とした表面検知装置を開示している。
そこで本発明は、検知領域の確保と検知精度の維持とを両立することができる判別装置を提供することを目的とする。
0.01≦|βm1/βm0-1|
|βs1/βs0-1|≦0.01
1<|βm1/βm0-1|/|βs1/βs0-1|
なる条件を満たすことを特徴とする。
赤外色LEDである光源51は、発光面の面法線方向の光量が最大となり、面法線からの光線の傾きが大きくなるにつれて光量も徐々に減少する配光強度特性(ランバート分布)を有する。
導光体52は、左側及び右側照明部52xL及び52xR(照明導光部)と、それに対応する左側及び右側結像部52yL及び52yR(結像導光部)とを有している。
図1(c)及び(f)に示されているように、導光体52は、照明入射平面52a、照明反射平面52b、凹形状の左側照明反射曲面52cL(第1の曲面反射面)、凹形状の右側照明反射曲面52cR(第2の曲面反射面)及び照明出射平面52dを備えている。
従って、左側照明部52xL及び右側照明部52xRはそれぞれ、左側照明反射曲面52cL及び右側照明反射曲面52cRを有している。そして、照明入射平面52a、照明反射平面52b及び照明出射平面52dは、左側照明部52xLと右側照明部52xRとで共用されている。
このような外形形状の構成により、左側照明反射曲面52cL及び右側照明反射曲面52cRは、照明光線の絞りの役割も果たしている。換言すると、左側照明反射曲面52cL及び右側照明反射曲面52cRは、光線を規制する光学面である。
従って、左側結像部52yLは、左側第1結像反射曲面52eL、左側第2結像反射曲面52fL及び左側結像透過曲面52gLを有している。また、右側結像部52yRは、右側第1結像反射曲面52eR、右側第2結像反射曲面52fR及び右側結像透過曲面52gRを有している。そして、結像入射平面52dは、左側結像部52yLと右側結像部52yRとで共用されている。
なお受光素子54については、解像度1200dpi対応とするために1画素のサイズは21.15μm×42.3μmとなっている。
光源51及び受光素子54は、不図示の同一の電気基板上に実装されており、電気基板はネジによって筐体に固定されている。
また、不図示の筐体と導光体52とは、隙間から塵埃や紙紛等が筐体内に侵入しないように導光体52の端部において互いに当接している。
なお、受光素子54の出力は一次元のデータであるが、記録材Pが搬送されるため二次元のデータが得られる。
このとき、表面画像には記録材Pの凹凸による陰影が映るため、そこから繊維の配列、高さ、幅等を推測し、記録材Pの種類の判別を行うことができる。
そして、左側照明反射曲面52cL及び右側照明反射曲面52cRそれぞれに入射した複数の第1の光線及び複数の第2の光線は、反射されることによってそれぞれの少なくとも一部が少なくとも記録材Pに平行な断面内において互いに略平行になる。
そして、互いに略平行になった複数の光線は、照明出射平面52dから出射して、被検知面上に存在する記録材Pに照射される。
すなわち、左側照明部52xLを介した複数の第1の光線からなる第1の光束及び右側照明部52xRを介した複数の第2の光線からなる第2の光束は、同一の記録材Pの互いに異なる第1の照明領域PL(第1の照明有効領域)及び第2の照明領域PR(第2の照明有効領域)を照明する。
照明光線の入射角度が60°以上であれば判別は可能である。入射角度が70°以上であれば陰影が明瞭となるために、判別精度は高くなる。
そのため、繊維配向方向が搬送方向と平行または垂直である場合を考慮する必要がある。
より詳細には本実施形態に係る判別装置50では、記録材Pに平行な断面内において、第1の照明領域PLに入射する複数の第1の光線の平均角度と第2の照明領域PRに入射する複数の第2の光線の平均角度との差は、80°乃至110°となっている。
これら照明角度が異なることにより、同一の記録材Pであっても陰影が異なる画像(異なる情報)を得ることができる。
両情報を用いることで、繊維配向方向が搬送方向に対して平行であっても垂直であっても、記録材Pの種類の判別を安定して行うことができるようにしている。
そして、左側結像透過曲面52gLを透過した光線は、絞り53の左側開口53Lを通過し、受光素子54の受光面(撮像面)上の第1の結像領域54L(第1の受光有効領域)に導光される。
同様に、第2の照明領域PRの内、第2の取り込み領域PRsからの散乱光線の一部は、導光体52の結像入射平面52dを通過し、右側第1結像反射曲面52eR、右側第2結像反射曲面52fRの順で反射し、右側結像透過曲面52gRを透過する。
そして、右側結像透過曲面52gRを透過した光線は、絞り53の右側開口53Rを通過して、受光素子54の受光面(撮像面)上の第2の結像領域54R(第2の受光有効領域)に導光される。
そして、左側結像部52yL及び右側結像部52yRによって受光素子54上の第1の結像領域54L及び第2の結像領域54Rはそれぞれ、記録材P上の第1の取り込み領域PLs及び第2の取り込み領域PRsと共役になるように構成されている。
そして、第1の取り込み領域PLsからの散乱光線の一部及び第2の取り込み領域PRsからの散乱光線の一部をそれぞれ、左側結像部52yL及び右側結像部52yRを介して受光素子54の第1の結像領域54L及び第2の結像領域54Rで受光することにより、記録材Pの2つの表面画像を得ている。
そして、記録材Pの第1及び第2の取り込み領域PLs及びPRsに対応する第1及び第2の領域の互いに異なる情報を有する2つの表面画像を用いることによって、記録材Pの種類の判別を高精度化させている。
また、該画像を同時に取得することで記録材Pの判別を高速に行い、搬送速度が高速となる画像形成装置においても対応できるようにしている。
そして不図示の判別部が、受光素子54の出力に基づいて記録材Pの種類を判別する。
なお、表1においてTiltX、TiltY及びTiltZは、面法線(Lz)の向きを示しており(TiltX=TiltY=TiltZ=0の時は、+X軸を指す。)、それぞれ、+X軸、+Y軸、+Z軸を中心として右周りの回転角度を示している。
一般の印画紙では、製法上50乃至400μm程度の周期の繊維配列が生じるため、その一例として60μm周期の陰影分布に設定している。
このときは、主として受光素子54の画素の配列方向であるY方向の陰影分布を用いて記録材Pの表面性を評価する。
なお、実際の印画紙では繊維は完全な周期構造を有していないため、図2(a)及び(b)に示されるような明瞭な周期を有する陰影分布とはならないが、本実施形態に係る判別装置50の基本的な原理を示すに当たっては上記のモデルで十分である。
ここで、この読み取り範囲は上記の繊維配列周期と比較して小さいとはいえない。そのため画像分布(記録材Pの表面の照度分布を結像部によって画像として取得した時の分布)として取得する際には、陰影分布がなまって見えることによってコントラストが低く見えてしまう。
そして、そのような記録材Pのdefocus方向のずれが発生すると、本実施形態に係る判別装置50のような小型の光学系では結像倍率変動が大きくなる。
なおここで、称呼の結像倍率とは、受光素子54に対して共役の位置である称呼位置にある被検知面に対する判別装置50の結像倍率である。また結像倍率比とは、変化した結像倍率の称呼の結像倍率に対する比である。
また、図3に示されている画像分布は、図2(b)に示されている陰影分布を上記の一画素当たりの読み取り範囲で移動平均することによって得ている。またここで、画像分布における受光強度はピーク値で規格化している。
なお図4において、陰影評価値は、結像倍率比が1のときに1になるように規格化している。
Contrast=(max-min)/(max+min) ・・・(3)
これは、本実施形態に係る判別装置50における一画素当たりの読み取り範囲と、記録材Pの繊維配列の周期とが互いに同程度であるためである。
そして、このように陰影評価値が変動すると、記録材Pの種類や特性値の誤判別が生じ、記録材Pに対して最適な印字条件を設定することが困難になる。
この場合に得られる陰影分布は、図2(a)に示されている陰影分布を90°回転させたものとなる。
このとき、陰影分布はY方向ではなくZ方向に現れるため、主として記録材Pを搬送した際の受光素子54の各画素における受光強度の時間変化から得られる分布を用いて、記録材Pの表面性を評価する。
なお、この場合における記録材Pの配置誤差に伴う影響については、上記の記録材Pの搬送方向と繊維の配列方向とが互いに略平行となる場合と同等である。
しかしながら、一般に、テレセントリック光学系と非テレセントリック光学系とを互いに同光路全長(中央物高の主光線の光路の総距離が互いに同一)に設計する場合には、前者の方が、読み取り範囲が狭くなる。一方、読み取り範囲を互いに同一に設計する場合には、前者の方が、光路全長が大きくなってしまう。
そして読み取り範囲が狭くなると、特に記録材Pの繊維配列が長周期である場合には、読み取り範囲に入る周期の数が少なくなるため、陰影評価値のバラつきが大きくなってしまい判別精度が下がってしまう。
すなわち、本実施形態に係る判別装置50では、Z方向についてはテレセントリックに近い結像光学系となっており、これにより記録材Pのdefocus方向のずれが生じても結像倍率変動が生じにくくなっている。
すなわち、本実施形態に係る判別装置50では、Y方向については非テレセントリックな結像光学系となっており、これによりテレセントリック光学系と比べて記録材P上の読み取り範囲を大きくすることができる。
なお、本実施形態に係る判別装置50では、二つの結像光学系(左側結像部52yL及び右側結像部52yR)が設けられているが、上記と同様の議論が双方に適用される。
すなわち、より正確には、本実施形態に係る判別装置50の特徴は、以下に示すように記録材P(物体)のdefocus時においてZ方向の倍率変動よりもY方向の倍率変動の方が大きくなるように設計されていることである。
本実施形態に係る判別装置50は、上記の条件式(4)及び(5)を満たすことで、小型且つ十分な読み取り範囲を確保しつつ、記録材Pのずれに伴う倍率変動による判別性能の劣化を抑制することができる。
従って、本実施形態に係る判別装置50において、記録材Pが称呼位置からX方向に+0.2mmの位置である非称呼位置にずれた場合におけるY方向及びZ方向それぞれの倍率変動は、
また、本実施形態に係る判別装置50では、記録材Pのdefocus方向のずれに伴うZ方向の倍率変動に対するY方向の倍率変動の比、すなわち条件式(5)の左辺が2以上であれば、上記の効果をより良好に得ることができる。また、記録材Pのdefocus方向のずれに伴うZ方向の倍率変動に対するY方向の倍率変動の比、すなわち条件式(5)の左辺が5以上であれば、上記の効果をさらに良好に得ることができる。
これにより、Z方向に比べてY方向において読み取り範囲を拡大し易くなる効果が得られる。一方、読み取り範囲の拡大の必要性が比較的低いZ方向において不必要な像の縮小が生じないようにすることで、構成部品の配置誤差による光学性能の劣化の敏感度を低減することができる効果が得られる。
一方、Z方向においては読み取り範囲が広がっても取得できる画像のサイズは変わらないため、Z方向における画像の分解能向上に伴って判別性能を向上させることはできるが、向上の度合いは上記のY方向と比べて小さい。
そのため、本実施形態に係る判別装置50において用いる受光素子54としては、Z方向よりもY方向に画素数が多いセンサーを用いることが好ましい。
従って、本実施形態に係る判別装置50のように光路全長が20mm以下の小型の結像光学系においては、物体のdefocus方向における0.2mmのずれに伴う倍率変動が大きくなり易い。そして、上述のように十分な読み取り範囲を確保するためにも、本実施形態の構成による効果が得られ易い。
なお、本実施形態に係る判別装置50の左側結像部52yL及び右側結像部52yRでは、中央物高の主光線は各面の面頂点(非球面の定義原点)を通過するため、光路全長は面頂点同士の間隔から計算することができる。
本実施形態に係る判別装置50では、左側結像部52yL及び右側結像部52yRをこのように設計することで、Y方向及びZ方向それぞれの結像性能を独立に構成することができる。
そのため、本実施形態に係る判別装置50のような、方向に応じて倍率変動の敏感度を変える設計において設計自由度を向上することができる効果が得られる。
そのため、本実施形態に係る判別装置50では、複数の光学素子を用いる従来の構成と比べて低コスト化することができる効果が得られる。
このように、本実施形態に係る判別装置50では反射面と屈折面とを組み合わせた結像光学系に設計することで、像面湾曲を低減し易くなり、容易に読み取り範囲の拡大を行うことができる効果が得られる。
そして、単一の導光体52には、記録材Pを照明する照明光学系の一部である照明入射平面52a、照明反射平面52b、左側照明反射曲面52cL (52cR)及び照明出射平面52dも形成されている。
このように照明光学系と結像光学系とを一体化させる(一体的に構成させる)ことで、複数の光学素子を用いる従来の構成と比べて、低コスト化することができる効果が得られる。
また、このように単一の導光体に照明光学系と結像光学系とを設けると、照明光学系の制約によって結像光学系の光路全長が決まることに伴い小型化が要請される場合に、本実施形態の効果が得られやすい。
このような場合、本実施形態に係る判別装置50において所定の幅の白黒のラインが印刷された補正紙の画像を読み取らせる。そして、得られた画像分布を不図示の制御部(補正部)が解析することによって、検出結果から結像倍率の変動値を求め、画像処理における補正値とすればよい。
本実施形態に係る判別装置50に記録材Pの搬送速度を高精度に認識するための機構を設けるとコストがかかるため、この観点からもZ方向に関する倍率変動が抑制されている構成に設計することが好ましい。
図6は、本実施形態に係る判別装置50が搭載された画像形成装置200の要部副走査断面図を示している。
画像形成装置200は、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)各色のステーション毎の感光体(感光ドラム)1Y、1M、1C、1Bk、及び帯電ローラ2Y、2M、2C、2Bkを備えている。また、画像形成装置200は、一次転写ローラ4Y、4M、4C、4Bk、及び現像器8Y、8M、8C、8Bkを備えている。また、画像形成装置200は、制御部10、光走査装置11Y、11M、11C、11Bk、張架ローラ13、給送部15、排出トレイ16、排出ローラ20、定着器21、駆動ローラ23を備えている。また、画像形成装置200は、中間転写ベルト24、二次転写ローラ25、二次転写対向ローラ26、クリーニング手段28、クリーナ容器29、トナーカートリッジ31Y、31M、31C、31Bk、及び判別装置50を備えている。
中間転写ベルト24は、感光ドラム1Y、1M、1C、1Bkに当接しており、カラー画像形成時に反時計周り方向に感光ドラム1Y、1M、1C、1Bkの回転と同期して回転する。
定着器21は、記録材Pを搬送させながら、転写された多色トナー像を溶融定着させるものである。図6に示されているように、定着器21は、記録材Pを加熱する定着ローラ21aと、記録材Pを定着ローラ21aに圧接させるための加圧ローラ21bとを備えている。定着ローラ21a及び加圧ローラ21bはそれぞれ、中空状に形成され、内部にヒータ21ah及び21bhを備えている。
そして、現像器8Y、8M、8C、8Bkは、感光ドラム1Y、1M、1C、1Bkの表面に形成された静電潜像を可視化、すなわち現像を行う。
なお、現像器8Y、8M、8C、8Bkにはそれぞれ、スリーブ5Y、5M、5C、5Bkが設けられており、静電潜像を可視化するための現像バイアスが印加されている。
なお、感光ドラム1Y、1M、1C、1Bk、帯電ローラ2Y、2M、2C、2Bk、現像器8Y、8M、8C、8Bkはそれぞれ一体構成となっており、画像形成装置200の本体から脱着可能なトナーカートリッジ31Y、31M、31C、31Bkの形態で取り付けられている。
これと同時に、搬送ローラ対19a及び19bに挟持された状態で待機していた記録材Pが搬送ローラ対19a、19bの作用により中間転写ベルト24上の多色トナー像と同期を取りながら二次転写ニップ部27に搬送される。
このようにして、中間転写ベルト24上の多色トナー像が、二次転写ローラ25に印加された二次転写バイアスの作用により二次転写ニップ部27で記録材Pに一括転写される。
トナー像が定着された後の記録材Pは、排出ローラ20によって排出トレイ16に排出され画像形成動作が終了する。
上記の一連の画像形成動作は、画像形成装置200内に設けられた制御部10によって制御される。
判別装置50は、記録材搬送方向において搬送ローラ対19a及び19bの上流に設置されており、給送部15から搬送された記録材Pの表面平滑性を反映した情報を検出することが可能である。
判別装置50による判別は、記録材Pが給送部15から画像形成装置200へ送り出され、搬送ローラ対19a及び19bに挟持されて停止している間に行われる。
そして、制御部10は、判別装置50から送られてくる記録材Pの種類の判別情報(判別結果)に基づいて、最適な転写バイアス・定着温度等の画像形成条件を設定して画像形成装置200の制御動作を行う。
52yL、52yR 左側結像部、右側結像部(結像部)
54 受光素子(受光部)
Claims (12)
- 互いに垂直な第1及び第2の方向の夫々に平行な被検知面において該第2の方向へ搬送される物体を判別する判別装置であって、
前記被検知面からの光線を受光する受光面を含む受光部と、
前記被検知面からの光線を前記受光面に導光する結像部とを備え、
前記被検知面が前記受光面に対して共役な第1の位置にある場合の前記第1の方向についての前記結像部の倍率をβm0、前記被検知面が前記第1の位置から前記被検知面に垂直な方向へ+0.2mmずれた第2の位置にある場合の前記第1の方向についての前記結像部の倍率をβm1、前記被検知面が前記第1の位置にある場合の前記第2の方向についての前記結像部の倍率をβs0、前記被検知面が前記第2の位置にある場合の前記第2の方向についての前記結像部の倍率をβs1とするとき、
0.01≦|βm1/βm0-1|
|βs1/βs0-1|≦0.01
1<|βm1/βm0-1|/|βs1/βs0-1|
なる条件を満たすことを特徴とする判別装置。 - │βm0│<│βs0│
なる条件を満たすことを特徴とする請求項1に記載の判別装置。 - 前記受光部の前記第1の方向における画素数は前記第2の方向における画素数よりも多いことを特徴とする請求項1または2に記載の判別装置。
- 前記受光部は、前記第1の方向において配列された複数の画素を含むラインセンサーであることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の判別装置。
- 前記結像部の光路全長は、20mm以下であることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の判別装置。
- 前記結像部は、アナモルフィック光学面を有することを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の判別装置。
- 前記結像部が有する、光線を屈折または反射させる曲面を含む光学素子は一つであることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の判別装置。
- 前記被検知面を照明する照明部を備え、該照明部の少なくとも一部は前記結像部と一体的に構成されていることを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載の判別装置。
- 前記結像部は、前記第1の方向について曲率を有する透過面及び前記第1の方向について曲率を有する反射面を有することを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載の判別装置。
- 前記倍率の変動を補正する補正部を備えることを特徴とする請求項1乃至9の何れか一項に記載の判別装置。
- 請求項1乃至10の何れか一項に記載の判別装置と、感光面に静電潜像を形成する露光装置と、前記静電潜像をトナー像として現像する現像器と、現像された前記トナー像を被転写材に転写する転写器と、転写された前記トナー像を前記被転写材に定着させる定着器とを備えることを特徴とする画像形成装置。
- 前記判別装置の判別結果に応じて、画像形成条件を設定する制御部を備えることを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
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