JP7276147B2 - 光通信コネクタ、光通信ケーブル、及び電子機器 - Google Patents

光通信コネクタ、光通信ケーブル、及び電子機器 Download PDF

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Description

本技術は、光通信コネクタ、光通信ケーブル、及び電子機器に関し、特に、伝送エラーの発生を抑制することができるようにした光通信コネクタ、光通信ケーブル、及び電子機器に関する。
近年、インターネット等における通信量の増加に伴い、より大きな伝送容量が求められている。従来の銅ケーブルを介した伝送方式では、このような大きな伝送容量を達成することが困難となりつつある。そのため、より大きな伝送容量を達成可能な光通信が提案されている。
例えば、特許文献1には、光通信コネクタとして、コリメート光(平行光)によるレーザハザードの防止を目的としたものが提案されている。
特開2013-64803号公報
ところで、光伝送路からの光をコリメートするコリメートレンズに対し、コリメート光を屈折させて射出する屈折部を設ける場合に、屈折部に用いる材質や屈折部の角度、屈折部の表面処理などの条件によっては、送信チャンネルからの射出光が屈折面で反射光を生じ、隣接する受信チャンネルに混入してしまうことで、伝送エラーが発生する恐れがある。そのため、このような伝送エラーの発生を抑制するための技術が求められている。
本技術はこのような状況に鑑みてなされたものであり、伝送エラーの発生を抑制することができるようにするものである。
本技術の第1の側面の光通信コネクタは、光信号を伝送する複数の光伝送路からの光をコリメートするコリメートレンズを有するレンズ部と、前記コリメートレンズから射出された平行光を屈折させて射出するプリズムで構成され、屈折光の射出側の面が前記平行光と略垂直になる平面を有する屈折部とを備え、前記コリメートレンズは、第1の光伝送に対応した送信チャンネル又は受信チャンネルとして用いられる第1のレンズ、及び第2の光伝送に対応した送信チャンネル又は受信チャンネルとして用いられる第2のレンズを含み、前記レンズ部は、前記平行光の射出側の面であって前記平面と略平行な面に2次元状に配置される前記第1のレンズ及び前記第2のレンズを、千鳥配列で配置しており、前記第1のレンズから射出された平行光の一部が前記平面により反射されたとき、反射光が前記第2のレンズに入射されない配置となっている光通信コネクタである。
本技術の第1の側面の光通信ケーブル及び電子機器は、上述した本技術の第1の側面の光通信コネクタに対応する光通信ケーブル及び電子機器である。
本技術の第1の側面の光通信コネクタ、光通信ケーブル、及び電子機器においては、レンズ部にて、平行光の射出側の面であって屈折部の平面と略平行な面に2次元状に配置される第1のレンズ及び第2のレンズが千鳥配列で配置されており、第1のレンズから射出された平行光の一部が平面により反射されたとき、反射光が第2のレンズに入射されない配置となっている
本技術の第2の側面の光通信コネクタは、光信号を伝送する複数の光伝送路からの光をコリメートするコリメートレンズを有するレンズ部と、前記コリメートレンズから射出された平行光を屈折させて射出するプリズムで構成され、屈折光の射出側の面が前記平行光と略垂直になる平面を有する屈折部とを備え、前記コリメートレンズは、第1の光伝送に対応した送信チャンネル又は受信チャンネルとして用いられる第1のレンズ、及び第2の光伝送に対応した送信チャンネル又は受信チャンネルとして用いられる第2のレンズを含み前記レンズ部は、前記平行光の射出側の面であって前記平面と略平行な面に2次元状に配置される前記第1のレンズ及び前記第2のレンズを、ピッチをずらして配置しており、前記第1のレンズから射出された平行光の一部が前記平面により反射されたとき、反射光が前記第2のレンズに入射されない配置となっている光通信コネクタである。
本技術の第2の側面の光通信ケーブル及び電子機器は、上述した本技術の第2の側面の光通信コネクタに対応する光通信ケーブル及び電子機器である。
本技術の第2の側面の光通信コネクタ、光通信ケーブル、及び電子機器においては、レンズ部にて、平行光の射出側の面であって平面と略平行な面に2次元状に配置される第1のレンズ及び第2のレンズがピッチをずらして配置されており、第1のレンズから射出された平行光の一部が平面により反射されたとき、反射光が第2のレンズに入射されない配置となっている
本技術の第の側面の光通信コネクタは、光信号を伝送する複数の光伝送路からの光をコリメートするコリメートレンズを有するレンズ部と、前記コリメートレンズから射出された平行光を屈折させて射出するプリズムで構成され、屈折光の射出側の面が前記平行光と略垂直になる平面を有する屈折部とを備え、前記コリメートレンズは、第1の光伝送に対応した送信チャンネル又は受信チャンネルとして用いられる第1のレンズ、及び第2の光伝送に対応した送信チャンネル又は受信チャンネルとして用いられる第2のレンズを含み、前記レンズ部は、前記平行光の射出側の面であって前記平面と略平行な面に2次元状に配置される前記第1のレンズ及び前記第2のレンズを、同一の機能のチャンネルのみを隣接するように配置しており、前記第1のレンズから射出された平行光の一部が前記平面により反射されたとき、反射光が前記第2のレンズに入射されない配置となっている光通信コネクタである。
本技術の第の側面の光通信ケーブル及び電子機器は、上述した本技術の第の側面の光通信コネクタに対応する光通信ケーブル及び電子機器である。
本技術の第の側面の光通信コネクタ、光通信ケーブル、及び電子機器においては、レンズ部にて、平行光の射出側の面であって平面と略平行な面に2次元状に配置される第1のレンズ及び第2のレンズが同一の機能のチャンネルのみを隣接するように配置されており、第1のレンズから射出された平行光の一部が平面により反射されたとき、反射光が第2のレンズに入射されない配置となっている
なお、上述した本技術の第1の側面ないし第の側面の光通信コネクタ、又は本技術の第1の側面ないし第の側面の電子機器は、独立した装置であってもよいし、1つの装置を構成している内部ブロックであってもよい。
本技術の第1の側面ないし第の側面によれば、伝送エラーの発生を抑制することができる。
なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
本開示に係る技術を適用した電子機器及び光通信ケーブルの構成の例を示すブロック図である。 光通信コネクタの拡大断面図である。 光通信コネクタの拡大断面図である。 光通信コネクタの拡大断面図である。 コリメートレンズのレンズ正面図である。 第1の実施の形態のコリメートレンズのレンズ正面図である。 第1の実施の形態のコリメートレンズのレンズ正面図である。 第2の実施の形態のコリメートレンズのレンズ正面図である。 第2の実施の形態のコリメートレンズのピッチずらしの効果を説明する図である。 第3の実施の形態の光通信コネクタの拡大断面図である。 第3の実施の形態の光通信コネクタの接続前の外観を示す図である。 第3の実施の形態のコリメートレンズのレンズ正面図である。 第4の実施の形態のコリメートレンズのレンズ正面図である。 第5の実施の形態の光通信コネクタの拡大断面図である。 車両制御システムの概略的な構成の一例を示すブロック図である。 車外情報検出部及び撮像部の設置位置の一例を示す説明図である。
以下、図面を参照しながら本技術の実施の形態について説明する。なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.第1の実施の形態:特定のチャンネルを間引いた構成
2.第2の実施の形態:ピッチをずらした構成
3.第3の実施の形態:コリメートレンズをオフセットした構成
4.第4の実施の形態:特定のチャンネルのみを隣接した構成
5.第5の実施の形態:屈折部に反射防止部を設けた構成
6.変形例
7.移動体への応用例
<1.第1の実施の形態>
(電子機器、光通信ケーブルの構成)
図1は、本開示に係る技術を適用した電子機器及び光通信ケーブルの構成の例を示している。
図1において、電子機器10は、光通信が可能に構成された光送受信部11を備える。光送受信部11は、光通信コネクタ100A、発光部101、及び受光部102を有している。
光送受信部11は、光通信コネクタ100Aを介して、送信すべきデータを、発光部101によって光信号として送信するとともに、受信すべきデータを、受光部102によって光信号として受信することができる。
光通信ケーブル20は、ケーブル本体21、及び光通信コネクタ100Bを備える。光通信ケーブル20は、ケーブル本体21と光通信コネクタ100Bを介して、電子機器10と他の電子機器や、インターネット等の通信網との間の光信号を伝送する。
(光通信コネクタの詳細な構成)
次に、図2ないし図6を参照して、図1に示した光通信コネクタ100Aと光通信コネクタ100Bの詳細な構成を説明する。
なお、図2は、第1の実施の形態の光通信コネクタ100の接続前の状態を示す拡大断面図である。また、図3及び図4は、第1の実施の形態の光通信コネクタ100の接続状態を示す拡大断面図である。
図2において、光通信コネクタ100Aは、例えば、電子機器10の側面に配置されたレセプタクルである。光通信コネクタ100Aは、主に、レンズ部111A、屈折部112A、散乱部材113A、及び散乱部材114Aを有している。
レンズ部111Aは、光送受信部11内に設けられる光伝送路151Aの先端側に当接するように配置される。
レンズ部111Aは、先端側のコリメートレンズ121A-1,121A-2によって、光伝送路151Aから射出される光信号の光を、平行光(コリメート光)に変換して射出する。一方で、レンズ部111Aは、先端側のコリメートレンズ121A-1,121A-2に平行光が入射した際に、当該平行光を集光して、光伝送路151Aに向けて射出する。
屈折部112Aは、レンズ部111Aのコリメートレンズ121A-1,121A-2により射出された平行光を屈折させて射出するように構成・配置されたプリズムである。
屈折部112Aは、その先端側、すなわち、屈折光の射出側の面が、コリメートレンズ121Aにより射出された平行光と略垂直になるような平面122Aをなしている。また、屈折部112Aは、基端側、すなわち、平行光の入射側の面が、平行光に対して互いに入射角の異なる複数の屈折面132A-1,132A-2を含んで構成される。
屈折部112Aにおいては、屈折面132A-1,132A-2によって、コリメートレンズ121A-1,121A-2からの平行光が屈折して屈折光となり、平面122Aから射出される。
散乱部材113Aと散乱部材114Aは、屈折部112Aを挟んで配置された板状の部材である。散乱部材113Aと散乱部材114Aは、屈折部112Aを通過した屈折光が照射されるように、その先端部側の面が屈折部112Aの屈折面132A-1,132A-2のいずれかと向き合うように配置されている。
ここで、散乱部材113Aは、屈折光が照射される部位において、その屈折光を散乱させる散乱部123Aを有する。同様に、散乱部材114Aにおいても、屈折光を散乱させる散乱部124Aを有している。
これにより、図2に示すように、コリメートレンズ121Aによりコリメートされた平行光は、光通信コネクタ100Bと接続していない場合には、散乱部123Aと散乱部123Bによって散乱される。その結果として、コリメートされた平行光及び屈折光が、不本意に、光通信コネクタ100Aの外部に直接放射されることを防止できる。
一方で、図2において、光通信コネクタ100Bは、例えば、ケーブル本体21の先端側に設けられたプラグである。光通信コネクタ100Bは、主に、レンズ部111B、屈折部112B、散乱部材113B、及び散乱部材114Bを有している。
光通信コネクタ100Bは、上述した光通信コネクタ100Aとほぼ同様の構成を有している。すなわち、レンズ部111Bと、屈折部112Bは、レンズ部111Aと、屈折部112Aとほぼ同様の構成となる。
また、光通信コネクタ100A,100Bの接続時において、散乱部材113B,114Bの先端部分が、散乱部材113A,114Aと、レンズ部111A及び屈折部112Aとの間に挿入可能なように、散乱部材113A,114Aと、レンズ部111A及び屈折部112Aとの間に隙間が設けられている。
そして、図3に示すように、光通信コネクタ100A,100Bは、その接続時において、屈折部112Aと屈折部112Bとが対称的に、かつ平面122Aと平面122Bとが対向するように配置される。
この場合において、まず、光伝送路151Aから放出された光は、レンズ部111Aのコリメートレンズ121A-1,121A-2にてコリメートされ、平行光L1になる。そして、この平行光L1は、屈折部112Aに入射するとともに、屈折面132A-1,132A-2により屈折されて、屈折光L2となる。
これにより、この屈折光L2が、平面122Aを通過して、平面122Bから屈折部112Bに入射する。屈折部112Bに入射した屈折光L2は、屈折面132B-1,132B-2により再度屈折されて、平行光L3となる。この平行光L3は、レンズ部111Bのコリメートレンズ121B-1,121B-2により集光され、光伝送路151Bに搬送される。
同様に、光伝送路151Bから放出された光は、レンズ部111Bのコリメートレンズ121B-1,121B-2にてコリメートされ、平行光L3になる。そして、この平行光L3は、屈折部112Bに入射するとともに、屈折面132B-1,132B-2により屈折されて、屈折光L2となる。
これにより、この屈折光が、平面122Bを通過して、平面122Aから屈折部112Aに入射する。屈折部112Aに入射した屈折光L2は、屈折面132A-1,132A-2により再度屈折されて、平行光L1となる。この平行光L1は、レンズ部111Aのコリメートレンズ121A-1,121A-2により集光され、光伝送路151Aに搬送される。
以上のようにして、光通信コネクタ100A,100Bを介した電子機器10と光通信ケーブル20との間における光信号の双方向の伝送が可能となる。
また、光通信コネクタ100A,100Bでは、光伝送路151A,151Bからの光を屈折させる屈折部112A,112Bと、屈折部112A,112Bから射出された光の少なくとも一部を散乱させる散乱部材113A,114Aを用いることにより、クリーニング等のメンテナンス性に優れ、かつ非光結合時においても、光通信コネクタ100A,100Bの外部に光が直接放射される(光が漏れる)ことを防止することができる。
ここで、レンズ部111Aの上段のコリメートレンズ121A-1から射出された平行光(コリメート光)に注目する。図4に示すように、この平行光L1は、屈折部112Aの屈折面132A-1に入射し、ある屈折角を持った屈折光L2となる。
この屈折光L2は、屈折部112Aの平面122Aから射出し、対向する屈折部112Bにおける平面122Bに入射した後、屈折面132B-2により再度屈折されて、平行光L3として、レンズ部111Bの下段のコリメートレンズ121B-2に入射される。これにより、光通信コネクタ100A側から、光通信コネクタ100B側への光伝送が行われる。
一方で、図4に示すように、屈折部112Aの平面122Aでは、図中の点線で示すような反射光L4が発生し、この反射光L4が、他方の屈折面132A-2で屈折した後に、レンズ部111Aのコリメートレンズ121A-2に入射している。すなわち、透過率の高いプリズム部である屈折部112Aでの反射によって、あるチャンネルが、隣接するチャンネルの妨害を行っていることになる。
ただし、反射光L4が、隣接チャンネルに入射するかどうかは、例えば、屈折部112Aの材質や、屈折面132A-1,132A-2の斜面の角度、その表面処理などの条件に依存している。
図5は、コリメートレンズ121Aを、嵌合面側から見た場合のレンズ正面図を示している。
図5において、上段のレンズ131A-1,131A-3,131A-5,131A-7は、図4に示したコリメートレンズ121A-1に配置されるレンズを示している。また、下段のレンズ131A-2,131A-4,131A-5,131A-8は、図4に示したコリメートレンズ121A-2に配置されるレンズを示している。
また、図5において、コリメートレンズ121A上に記された一点鎖線は、屈折部112Aの上部の屈折面132A-1の斜面と、下部の屈折面132A-2の斜面との稜線171を表している。なお、この稜線171は、換言すれば、変曲点であるとも言える。
上述したように、例えば、上段のレンズ131A-1から射出された平行光の一部は、屈折部112Aの平面122Aで反射され、下段のレンズ131A-2に入射される場合がある。このとき、レンズ131A-2が、受信チャンネルとして、レンズ131A-1にて行われる光伝送とは別の光伝送を行っている場合に、レンズ131A-1からの反射光は、ノイズ成分となる。そのため、このノイズ成分によって、伝送エラーが発生し、光伝送を行うことができなくなる恐れがある。
そこで、第1の実施の形態の光通信コネクタ100A,100Bでは、コリメートレンズ121A,121Bにおける送受信チャンネルの配置として、送信チャンネル及び受信チャンネルのうち、少なくとも一部のチャンネルを間引くことで、別の光伝送の反射光が、ノイズ成分とならないようにし、伝送エラーの発生を抑制することができるようにする。ここでは、例えば、送受信チャンネルの配置を、千鳥配列とすることができる。
すなわち、例えば、図6に示すように、コリメートレンズ121Aの上段に配置される4つのレンズのうち、レンズ131A-1,131A-5を、送信チャンネル又は受信チャンネルとして用いるようにする。また、コリメートレンズ121Aの下段に配置される4つのレンズのうち、レンズ131A-4,131A-8を、送信チャンネル又は受信チャンネルとして用いるようにする。
なお、コリメートレンズ121Aにおいて、図中の点線で示している、上段のレンズ131A-3,131A-7のチャンネルと、下段のレンズ131A-2,131A-6のチャンネルは、伝送には用いられていないことを表している。
このような送受信チャンネルの配置を採用することで、例えば、仮に、上段のレンズ131A-1から射出された平行光L1の一部が、反射光L4として下段のレンズ131A-2に入射したとしても、このレンズ131A-2のチャンネルは、光伝送に用いておらず、また、レンズ131A-2を伝送に使用していないため、レンズ131A-1には、レンズ131A-2からの反射光が入射することもない。
その結果として、第1の実施の形態の光通信コネクタ100A,100Bでは、接続時に、各チャンネルにおいて、対象の光伝送とは別の光伝送の反射光が、ノイズ成分になることが抑えられ、伝送エラーを悪化させることなく、安定した光伝送を行うことが可能となる。
なお、図7に示すように、コリメートレンズ121Aの上段に配置される4つのレンズのうち、レンズ131A-3,131A-7を、送信チャンネル又は受信チャンネルとして用いる一方で、コリメートレンズ121Aの下段に配置される4つのレンズのうち、レンズ131A-2,131A-6を、送信チャンネル又は受信チャンネルとして用いるようにしてもよい。
ここでも、コリメートレンズ121Aにおいて、図中の点線で示している、上段のレンズ131A-1,131A-5のチャンネルと、下段のレンズ131A-4,131A-8のチャンネルは、伝送には用いられていないことを表している。
また、説明は省略するが、第1の実施の形態の光通信コネクタ100Bにおいて、レンズ部111Bのコリメートレンズ121B-1,121B-2は、上述した第1の実施の形態のコリメートレンズ121A-1,121A-2と同様に、送受信チャンネルの配置を、例えば千鳥配列などとすることで、一部のチャンネルを間引いて配置した構成とすることができる。
以上のように、第1の実施の形態では、光通信コネクタ100A,100Bにおいて、コリメートレンズ121A,121Bにおける送受信チャンネルの配置を、例えば千鳥配列など、少なくとも一部を間引いた配置とすることで、反射光による隣接チャンネルへの妨害を抑制するようにしている。その結果として、各チャンネルにおいて、別の光伝送の反射光が、ノイズ成分になることが抑えられ、伝送エラーを悪化させることなく、安定した光伝送を行うことが可能となる。
また、光通信コネクタ100A,100Bにおいては、屈折部112A,112Bと、散乱部材113A,114Aを設けることにより、クリーニング等のメンテナンス性に優れ、かつ非光結合時においても、外部に光が漏れるのを防止するようにしている。そして、光通信コネクタ100A,100Bにおいては、メンテナンス性に優れ、かつ外部に光が漏れないようにするだけでなく、さらに、コリメートレンズ121A,121Bにおける送受信チャンネルの配置を、千鳥配列等にすることで、送信チャンネルからの射出光が、屈折部112A,112B(の平面122A,122B)にて反射したとしても、受信チャンネルには混入しないようにして、伝送エラーの少ない安定した伝送を実現できるようにしている。
ここで、例えば、屈折部112A,112Bに用いる材料や、屈折部112A,112Bの屈折面132A(132A-1,132A-2),132B(132B-1,132B-2)の角度、屈折部112A,112Bの表面処理などの条件によっては、送信チャンネルからの射出光によって、屈折部112A,112Bの平面122A,122Bにて反射光を生じ、隣接受信チャンネルに混入してしまうことで、伝送エラーが発生し、場合によっては、伝送できなくなる恐れがある。特に、例えば、映像や音声等のリアルタイム伝送を行う場合には、より安定した伝送が求められる。
このような要求に対し、第1の実施の形態では、コリメートレンズ121A,121Bにおける送受信チャンネルの配置を、千鳥配列等とすることで、例えば、映像や音声等のリアルタイム伝送を行う場合であっても、伝送エラーの少ない安定した伝送を実現できるようにしている。
<2.第2の実施の形態>
図8は、第2の実施の形態の光通信コネクタにおけるコリメートレンズのレンズ正面図を示している。
なお、第2の実施の形態の光通信コネクタ100A,100Bは、上述した第1の実施の形態の光通信コネクタ100A,100Bに対応した構成を有しているが、レンズ部111A,111B(図2等)のコリメートレンズ121A,121Bの構成が異なっている。したがって、以下の第2の実施の形態の説明では、コリメートレンズ121A,121Bの代わりに、コリメートレンズ221A,221Bと表記するものとする。
図8においては、レンズ部111A(図2等)の上段のコリメートレンズ221A-1として、レンズ231A-1,231A-3,231A-5,231A-7が配置されている。また、レンズ部111A(図2等)の下段のコリメートレンズ221A-2として、レンズ231A-2,231A-4,231A-6,231A-8が配置されている。
ここで、第2の実施の形態の光通信コネクタ100Aでは、コリメートレンズ221Aにおける送受信チャンネルの配置として、送信チャンネル及び受信チャンネルのうち、少なくとも一部のチャンネルを、ピッチをずらして配置することで、別の光伝送の反射光が、ノイズ成分とならないようにし、伝送エラーの発生を抑制することができるようにする。ここでは、例えば、送受信チャンネルの配置を、半ピッチずらした配置とすることができる。
すなわち、図8に示すように、コリメートレンズ221Aの上段に配置されるレンズ231A-1,231A-3,231A-5,231A-7に対し、コリメートレンズ221Aの下段に配置されるレンズ231A-2,231A-4,231A-6,231A-8を略半ピッチ(0.5ピッチ)ずらした配置とすることができる。
このとき、例えば、上段のレンズ231A-1,231A-3と、下段のレンズ231A-6,231A-8を、送信チャンネルとして用いることができる。一方で、例えば、上段のレンズ231A-5,231A-7と、下段のレンズ231A-2,231A-4を受信チャンネルとして用いることができる。
このように、コリメートレンズ221Aにおいては、上下段のチャンネル、すなわち、奇数行のチャンネルと、偶数行のチャンネルとが、行方向に略半ピッチ(0.5ピッチ)ずれるように配置している。そして、このような送受信チャンネルの配置を採用することで、屈折部112Aの平面122Aからの反射光L4を低減することが可能となる。
例えば、図9に示すように、コリメートレンズ221Aの上段のレンズ231A-3から射出された平行光(コリメート光)は、屈折部112Aの平面122Aで反射して、その反射光が、コリメートレンズ221Aの下段に照射されるが、コリメートレンズ221Aの上段と下段のレンズ231Aでは、その配置が略半ピッチずれている。
そのため、コリメートレンズ221Aにおいて、反射光L4は、送信チャンネルとして用いられる上段のレンズ231A-3に対する、下段のレンズ231A-2と、レンズ231A-4との略中間に照射される。その結果、コリメートレンズ221Aにおいて、受信チャンネルとして用いられるレンズ231A-2,231A-4に入射される反射光L4を低減することができる。
ここで、本開示に係る技術の発明者は、詳細なるシミュレーションを行うことで、次のような関係を有することを見出した。
すなわち、図9に示すように、例えば、送信チャンネルとして用いられる上段のレンズ231A-3から射出されるレーザ光の光径(送信光径)を、DTx = 1.8mmとし、受信チャンネルとして用いられる下段のレンズ231A-2,231A-4のレンズ径(受信レンズ径)を、DRx = 2.0mmとし、下段のレンズ231A-2,231A-4のレンズ間ピッチを、WP = 2.5mmとした場合に、屈折部112Aの平面122Aからの反射光L4の反射光径が、DRef = 1.8mmとなるときを想定する。
このとき、上段のレンズ231A-3と、下段のレンズ231A-2,231A-4とは、略半ピッチずれて配置されているが、送信チャンネルとして用いられるレンズ231A-3から、受信チャンネルとして用いられるレンズ231A-2とレンズ231A-4との間に入射する反射光L4の影響として、ピッチをずらしていない場合と比べて、その影響を、約0.5倍程度に低減できることが確認された。
なお、説明は省略するが、第2の実施の形態の光通信コネクタ100Bにおいて、レンズ部111Bのコリメートレンズ221B-1,221B-2は、上述した第2の実施の形態のコリメートレンズ221A-1,221A-2と同様に、送受信チャンネルの配置を、ピッチをずらして配置した構成とすることができる。
以上のように、第2の実施の形態では、光通信コネクタ100A,100Bにおいて、コリメートレンズ221A,221Bにおける送受信チャンネルの配置を、例えば、上下段のチャンネルで、略半ピッチ(0.5ピッチ)ずらすなど、少なくとも一部のチャンネルを、ピッチをずらした配置とすることで、反射光による隣接チャンネルへの妨害を抑制するようにしている。その結果として、各チャンネルにおいて、別の光伝送の反射光が、ノイズ成分になることが抑えられ、伝送エラーを悪化させることなく、安定した光伝送を行うことが可能となる。
<3.第3の実施の形態>
図10は、第3の実施の形態の光通信コネクタの接続状態を示す拡大断面図である。
図10の接続状態を示す拡大断面図は、図4に示した拡大断面図と比べて、レンズ部111A,111Bと、屈折部112A,112Bの構成や配置が異なるため、以下の説明では、その異なる点を中心に説明する。
図10において、光通信コネクタ100Aは、レンズ部311A、屈折部312A、散乱部材113A、及び散乱部材114Aを有している。
レンズ部311Aは、1段で配置された複数のレンズから構成されるコリメートレンズ321Aを有している。すなわち、上述のレンズ部111A(図4)のコリメートレンズ121Aには、上段と下段の2段で、複数のレンズがそれぞれ配置されていたが、コリメートレンズ321Aでは、複数のレンズが1段にのみ配置され、段数が減っている分だけ、その厚みが減少している。
また、レンズ部311Aのコリメートレンズ321Aは、上述のレンズ部111A(図4)のコリメートレンズ121Aの配置と比べて、嵌合面の中心部から、上面側(散乱部材113B側)に向かって所定の距離だけオフセットするように配置されている。
ここで、嵌合面は、光通信コネクタ100Aと光通信コネクタ100Bとの接続時に、屈折部312Aの平面322Aと、屈折部312Bの平面322Bとが当接した面であるとも言える。つまり、この当接面の中心部が、嵌合面の中心部に相当している。
屈折部312Aは、レンズ部311Aのコリメートレンズ321Aにより射出された平行光を屈折させて射出するプリズムである。
屈折部312Aは、屈折光の射出側の面が、コリメートレンズ321Aにより射出された平行光と略垂直になる平面322Aをなしている。また、屈折部312Aは、平行光の入射側の面が、平行光を屈折させる屈折面332Aになっている。
ここで、レンズ部311Aのコリメートレンズ321Aから射出された平行光(コリメート光)に注目する。図10に示すように、この平行光L1は、屈折部312Aの屈折面332Aに入射し、ある屈折角を持った屈折光L2となる。
この屈折光L2は、屈折部312Aの平面322Aから射出し、対向する屈折部312Bにおける平面322Bに入射した後、屈折面332Bにより再度屈折されて、平行光L3として、レンズ部311Bのコリメートレンズ321Bに入射される。これにより、光通信コネクタ100A側から、光通信コネクタ100B側への光伝送が行われる。
一方で、図10に示すように、屈折部312Aの平面322Aでは、図中の点線で示すような反射光L4が発生するが、この反射光L4の進行方向には、屈折部312Aにて屈折面は設けられておらず、さらにレンズ部311Aも配置されていないことから、平面322Aで生じる反射光L4が、他の光伝送経路に混入することはない。そのため、伝送エラーを悪化させることなく、安定した光伝送を行うことが可能となる。
ここで、図11は、図10に示した第3の実施の形態の光通信コネクタ100A,100Bの接続前の外観を示している。また、図12は、第3の実施の形態の光通信コネクタ100A,100Bのコリメートレンズ321A,321Bを正面視した場合のレンズ正面図を示している。
光通信コネクタ100Aにおいて、その矩形の部材内に設けられたコリメートレンズ321Aは、嵌合面の中心部から上面側にオフセットして配置されているため、嵌合面から見た場合に、そこに配置される4つのレンズは、嵌合面の中心部よりもやや上面側の位置に配置されている。また、これらの4つのレンズのうち、レンズ331A-1,331A-3は、送信チャンネルとして用いられ、レンズ331A-5,331A-7は、受信チャンネルとして用いられる。
一方で、光通信コネクタ100Bにおいて、その矩形の部材内に設けられたコリメートレンズ321Bは、嵌合面の中心部から下面側にオフセットして配置されているため、嵌合面から見た場合に、そこに配置される4つのレンズは、嵌合面の中心部よりもやや下面側の位置に配置されている。また、これらの4つのレンズのうち、レンズ331B-2,331B-4は、受信チャンネルとして用いられ、レンズ331B-6,331B-8は、送信チャンネルとして用いられる。
なお、光通信コネクタ100A,100Bの接続時には、散乱部材113B,114Bの先端部分が、散乱部材113A,114Aと、レンズ部111A及び屈折部112Aとの間に挿入されるため、光通信コネクタ100Bの部材よりも、光通信コネクタ100Aの部材のほうが、その外観が若干大きなサイズとなっている。
このような構成を採用することで、光通信コネクタ100A,100Bの接続時には、コリメートレンズ321Aのレンズ331A-1と、コリメートレンズ321Bのレンズ331B-2が、対応する送受信チャンネルとなって、光伝送が行われる。同様に、レンズ331A-3とレンズ331B-4,レンズ331B-6とレンズ331A-5,レンズ331B-8とレンズ331A-7が、対応する送受信チャンネルとなって、光伝送が行われる。
以上のように、第3の実施の形態では、光通信コネクタ100A,100Bにおいて、コリメートレンズ321A,321Bを、嵌合面の中心部から、上面又は下面の端部に向かって所定の距離だけオフセットさせて、一列に配置することで、反射光による隣接チャンネルへの妨害を抑制するようにしている。その結果として、各チャンネルにおいて、別の光伝送の反射光が、ノイズ成分になることが抑えられ、伝送エラーを悪化させることなく、安定した光伝送を行うことが可能となる。
<4.第4の実施の形態>
図13は、第4の実施の形態の光通信コネクタにおけるコリメートレンズのレンズ正面図を示している。
なお、第4の実施の形態の光通信コネクタ100A,100Bは、上述した第1の実施の形態の光通信コネクタ100A,100Bに対応した構成を有しているが、レンズ部111A,111B(図2等)のコリメートレンズ121A,121Bの構成が異なっている。したがって、以下の第4の実施の形態の説明では、コリメートレンズ121A,121Bの代わりに、コリメートレンズ421A,421Bと表記するものとする。
ここで、第4の実施の形態の光通信コネクタ100Aでは、コリメートレンズ421Aにおける送受信チャンネルの配置として、送信チャンネル及び受信チャンネルのうち、送信チャンネル又は受信チャンネルのみを隣接して配置することで、別の光伝送の反射光が、ノイズ成分にならないようにし、伝送エラーの発生を抑制することができるようにする。
ここでは、例えば、稜線171を挟んで対となるレンズ431Aに対し、送信チャンネルと受信チャンネルを混在させるのではなく、同一の機能のチャンネルとして、送信チャンネル又は受信チャンネルのみを配置することで、送信チャンネルから射出された平行光が、屈折部112Aの平面122Aで反射することで生じる反射光L4が、受信チャンネルに入射することを抑制できる。
すなわち、図13に示すように、コリメートレンズ421Aの上段に配置されるレンズ431A-1,431A-3,431A-5,431A-7に対し、コリメートレンズ421Aの下段に配置されるレンズ431A-2,431A-4,431A-6,431A-8を、同一の機能のチャンネルとなるように配置する。
ここでは、例えば、上段のレンズ431A(例えばレンズ431A-1)を送信チャンネルとした場合には、下段のレンズ431A(例えばレンズ431A-2)を、送信チャンネルにすることになる。また、例えば、上段のレンズ431A(例えばレンズ431A-1)を受信チャンネルとした場合には、下段のレンズ431A(例えばレンズ431A-2)を受信チャンネルにすることになる。
なお、説明は省略するが、第4の実施の形態の光通信コネクタ100Bにおいて、レンズ部111Bのコリメートレンズ421B-1,421B-2は、上述した第4の実施の形態のコリメートレンズ421A-1,421A-2と同様に、送受信チャンネルの配置を、送信チャンネル又は受信チャンネルのみを隣接して配置した構成とすることができる。
以上のように、第4の実施の形態では、光通信コネクタ100A,100Bにおいて、コリメートレンズ421A,421Bにおける送受信チャンネルの配置を、例えば、隣接するチャンネルを、送信チャンネルで固めるなど、送信チャンネル又は受信チャンネルのみを隣接した配置とすることで、反射光による隣接チャンネルへの妨害を抑制するようにしている。その結果として、各チャンネルにおいて、別の光伝送の反射光が、ノイズ成分になることが抑えられ、伝送エラーを悪化させることなく、安定した光伝送を行うことが可能となる。
<5.第5の実施の形態>
図14は、第5の実施の形態の光通信コネクタの接続状態を示す拡大断面図である。
図14の接続状態を示す拡大断面図は、図3に示した拡大断面図と比べて、屈折部112A,112Bの構成が異なるため、以下の説明では、その異なる点を中心に説明する。
図14において、光通信コネクタ100Aは、レンズ部111A、屈折部512A、散乱部材113A、及び散乱部材114Aを有している。
屈折部512Aは、レンズ部111Aのコリメートレンズ121Aにより射出された平行光を屈折させて射出するプリズムである。
屈折部512Aは、屈折光の射出側の面が、コリメートレンズ121Aにより射出された平行光と略垂直になる平面522Aをなしている。また、屈折部512Aは、平行光の入射側の面が、平行光を屈折させる屈折面532A-1,532A-2になっている。
ここで、屈折部512Aにおいて、平面522Aには、反射防止部542Aが形成されている。この反射防止部542Aを設けることで、平面522Aにおける反射を少なくして、反射光L4による隣接チャンネルへの妨害を抑制することができる。なお、屈折部512Bにおいても、平面522Bに、反射防止部542Bを形成することができる。
この反射防止部542A,542Bとしては、反射防止膜を用いるほか、例えば、モスアイ構造等の微細な凹凸構造などによっても実現可能である。
以上のように、第5の実施の形態では、光通信コネクタ100A,100Bにおいて、屈折部512A,屈折部512Bの平面522A,522B(透過率の高いプリズム部の表面)に、例えば反射防止膜等の反射防止部542A,542Bを形成することで、平面522A,522Bの反射を少なくして、反射光による隣接チャンネルの妨害を抑制するようにしている。
<6.変形例>
上述した実施の形態においては、光通信コネクタ100Aが電子機器10に、光通信コネクタ100Bが光通信ケーブル20に設けられるものとして説明したが、光通信コネクタ100A,100Bの配置は、それに限定されるものではない。例えば、光通信コネクタ100Aが光通信ケーブル20に、光通信コネクタ100Bが電子機器10に設けられていてもよい。
図1の電子機器10としては、例えば、携帯電話機やスマートフォン等のモバイル機器、パーソナルコンピュータやタブレット型コンピュータ、ゲーム機等のコンピュータ、ルータやスイッチ、ハブ、光回線終端装置(ONU:Optical Network Unit)等のネットワーク機器のほか、ティスプレイ装置、テレビ受像機、スマートスピーカ、専用のコンソール機器などの電子機器であってもよい。さらに、電子機器10は、例えば、冷蔵庫、洗濯機、時計、インターホン、空調設備、加湿器、空気清浄器、照明器具等の電気製品、又は図15及び図16を参照して後述するように車両の一部又は全部を構成するようにしてもよい。
なお、上述した実施の形態では、光通信コネクタ100Aは、主に、レンズ部111A、屈折部112A、散乱部材113A、及び散乱部材114Aを有しているとして説明したが、この構成のほかに、例えば、各部材の位置決めのための位置決め部材、各部材を保護するための保護部材、各部材を担持するためのケーシング等を適宜備えうる。なお、この構成については、光通信コネクタ100Bにおいても同様である。
また、光通信コネクタ100Aにおいて、レンズ部111Aに形成されたコリメートレンズ121Aとして、2つのコリメートレンズ121A-1,121A-2を記述したが、上述した実施の形態では、レンズ部111Aは、光伝送路151Aの数に応じて、1以上の任意の数のコリメートレンズを有することができる。
例えば、レンズ部111Aは、光通信コネクタ100Aの厚さ方向と幅方向にコリメートレンズが配列されたマイクロレンズアレイであってもよい。ここでは、例えば、レンズ部111Aは、厚さ方向(図中の上下方向)に2列、幅方向(図中の奥方向)に複数行のコリメートレンズが配列されたマイクロレンズアレイとすることができる。
なお、レンズ部111Aにおいて、コリメートレンズが、厚さ方向に、例えば、3つ以上配置されている場合、又は1つのみ配置されている場合、屈折部112Aは、これに対応して厚さ方向に延長又は短縮するようにしてもよい。
また、屈折部112Aの形状としては、コリメートレンズ121A-1,121A-2からの平行光を屈折できるものであれば、図示した形状に限定されるものではない。さらに、屈折部112Aの屈折面の数は、例えば、そのコリメートレンズからの光信号の数に応じて、1又は複数とすることができる。なお、これらの構成については、光通信コネクタ100Bにおいても同様である。
さらに、光通信コネクタ100Aにおいて、屈折部112Aの材料としては、例えば、ポリカーボネート等の透明樹脂材料や、BK7,合成石英、無水合成石英、アルカリアルミノケイ酸塩等のガラス材料、その他透明無機材料によって構成することができる。ただし、特に、ポリカーボネートは、機械的強度、加工性及び透明性に優れており、屈折部112Aの材料として適している。
また、光通信コネクタ100Aにおいて、散乱部123A,124Aは、光を散乱させるものであれば、特に限定されないが、例えば、粗面又はアルマイト層などの多孔質膜などを用いることができる。特に、アルマイト層は、簡便かつ安価に形成できるとともに、光の散乱性に優れている。
また、散乱部材113A,114Aの構成材料としては、特に限定されないが、例えば、金属材料などを用いることができる。例えば、散乱部123A,124Aが、アルマイト層である場合には、散乱部材113A,114Aを、アルミニウムで構成することができる。これらの材料については、光通信コネクタ100B(屈折部112B、散乱部材113B,114B、散乱部123B,124B)においても同様である。
また、上述した実施の形態においては、光通信コネクタ100Aと、光通信コネクタ100Bとの接続時において、屈折部112Aの平面122Aと、屈折部112Bの平面122Bとが当接するものとして説明したが、これに限定されるものではない。例えば、光通信コネクタ100Aと、光通信コネクタ100Bとの接続時において、屈折部112Aの平面122Aと、屈折部112Bの平面122Bとを、離間するようにしてもよい。この場合において、屈折面132A-1,132A-2や屈折面132B-1,132B-2の傾斜角を適宜調整して、屈折部112A,112B内における光路を適宜調整してもよい。
さらに、上述した実施の形態において、光通信コネクタ100Aの散乱部123A,124Aと、光通信コネクタ100Bの散乱部123B,124Bとは、屈折光の全部を散乱させるものとして説明したが、これに限定されるものではない。例えば、散乱部123A,124Aと、散乱部123B,124Bは、屈折光の一部のみを散乱させるものであってもよい。例えば、散乱部123A,124Aと、散乱部123B,124Bによって、屈折光を散乱させる程度は、レーザ製品の安全性を規定した国際規格(IEC 60825-1, 2)を満たすように適宜調整可能である。
なお、上述した第5の実施の形態においては、屈折部512A,512Bの平面522A,522B側(先端側:光の射出側)に、反射防止膜等の反射防止部542A,542Bを形成した場合を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、屈折部512A,512Bの屈折面532A-1,532A-2,屈折面532B-1,532B-2側(基端側:光の入射側)に、反射防止膜等の反射防止部を形成するようにしてもよい。
<7.移動体への応用例>
本開示に係る技術(本技術)は、様々な製品へ応用することができる。例えば、本開示に係る技術は、自動車、電気自動車、ハイブリッド電気自動車、自動二輪車、自転車、パーソナルモビリティ、飛行機、ドローン、船舶、ロボット等のいずれかの種類の移動体に搭載される装置として実現されてもよい。
図15は、本開示に係る技術が適用され得る移動体制御システムの一例である車両制御システムの概略的な構成例を示すブロック図である。
車両制御システム12000は、通信ネットワーク12001を介して接続された複数の電子制御ユニットを備える。図15に示した例では、車両制御システム12000は、駆動系制御ユニット12010、ボディ系制御ユニット12020、車外情報検出ユニット12030、車内情報検出ユニット12040、及び統合制御ユニット12050を備える。また、統合制御ユニット12050の機能構成として、マイクロコンピュータ12051、音声画像出力部12052、及び車載ネットワークI/F(Interface)12053が図示されている。
駆動系制御ユニット12010は、各種プログラムにしたがって車両の駆動系に関連する装置の動作を制御する。例えば、駆動系制御ユニット12010は、内燃機関又は駆動用モータ等の車両の駆動力を発生させるための駆動力発生装置、駆動力を車輪に伝達するための駆動力伝達機構、車両の舵角を調節するステアリング機構、及び、車両の制動力を発生させる制動装置等の制御装置として機能する。
ボディ系制御ユニット12020は、各種プログラムにしたがって車体に装備された各種装置の動作を制御する。例えば、ボディ系制御ユニット12020は、キーレスエントリシステム、スマートキーシステム、パワーウィンドウ装置、あるいは、ヘッドランプ、バックランプ、ブレーキランプ、ウィンカー又はフォグランプ等の各種ランプの制御装置として機能する。この場合、ボディ系制御ユニット12020には、鍵を代替する携帯機から発信される電波又は各種スイッチの信号が入力され得る。ボディ系制御ユニット12020は、これらの電波又は信号の入力を受け付け、車両のドアロック装置、パワーウィンドウ装置、ランプ等を制御する。
車外情報検出ユニット12030は、車両制御システム12000を搭載した車両の外部の情報を検出する。例えば、車外情報検出ユニット12030には、撮像部12031が接続される。車外情報検出ユニット12030は、撮像部12031に車外の画像を撮像させるとともに、撮像された画像を受信する。車外情報検出ユニット12030は、受信した画像に基づいて、人、車、障害物、標識又は路面上の文字等の物体検出処理又は距離検出処理を行ってもよい。
撮像部12031は、光を受光し、その光の受光量に応じた電気信号を出力する光センサである。撮像部12031は、電気信号を画像として出力することもできるし、測距の情報として出力することもできる。また、撮像部12031が受光する光は、可視光であっても良いし、赤外線等の非可視光であっても良い。
車内情報検出ユニット12040は、車内の情報を検出する。車内情報検出ユニット12040には、例えば、運転者の状態を検出する運転者状態検出部12041が接続される。運転者状態検出部12041は、例えば運転者を撮像するカメラを含み、車内情報検出ユニット12040は、運転者状態検出部12041から入力される検出情報に基づいて、運転者の疲労度合い又は集中度合いを算出してもよいし、運転者が居眠りをしていないかを判別してもよい。
マイクロコンピュータ12051は、車外情報検出ユニット12030又は車内情報検出ユニット12040で取得される車内外の情報に基づいて、駆動力発生装置、ステアリング機構又は制動装置の制御目標値を演算し、駆動系制御ユニット12010に対して制御指令を出力することができる。例えば、マイクロコンピュータ12051は、車両の衝突回避あるいは衝撃緩和、車間距離に基づく追従走行、車速維持走行、車両の衝突警告、又は車両のレーン逸脱警告等を含むADAS(Advanced Driver Assistance System)の機能実現を目的とした協調制御を行うことができる。
また、マイクロコンピュータ12051は、車外情報検出ユニット12030又は車内情報検出ユニット12040で取得される車両の周囲の情報に基づいて駆動力発生装置、ステアリング機構又は制動装置等を制御することにより、運転者の操作に拠らずに自律的に走行する自動運転等を目的とした協調制御を行うことができる。
また、マイクロコンピュータ12051は、車外情報検出ユニット12030で取得される車外の情報に基づいて、ボディ系制御ユニット12020に対して制御指令を出力することができる。例えば、マイクロコンピュータ12051は、車外情報検出ユニット12030で検知した先行車又は対向車の位置に応じてヘッドランプを制御し、ハイビームをロービームに切り替える等の防眩を図ることを目的とした協調制御を行うことができる。
音声画像出力部12052は、車両の搭乗者又は車外に対して、視覚的又は聴覚的に情報を通知することが可能な出力装置へ音声及び画像のうちの少なくとも一方の出力信号を送信する。図15の例では、出力装置として、オーディオスピーカ12061、表示部12062及びインストルメントパネル12063が例示されている。表示部12062は、例えば、オンボードディスプレイ及びヘッドアップディスプレイの少なくとも一つを含んでいてもよい。
図16は、撮像部12031の設置位置の例を示す図である。
図16では、撮像部12031として、撮像部12101、12102、12103、12104、12105を有する。
撮像部12101、12102、12103、12104、12105は、例えば、車両12100のフロントノーズ、サイドミラー、リアバンパ、バックドア及び車室内のフロントガラスの上部等の位置に設けられる。フロントノーズに備えられる撮像部12101及び車室内のフロントガラスの上部に備えられる撮像部12105は、主として車両12100の前方の画像を取得する。サイドミラーに備えられる撮像部12102、12103は、主として車両12100の側方の画像を取得する。リアバンパ又はバックドアに備えられる撮像部12104は、主として車両12100の後方の画像を取得する。車室内のフロントガラスの上部に備えられる撮像部12105は、主として先行車両又は、歩行者、障害物、信号機、交通標識又は車線等の検出に用いられる。
なお、図16には、撮像部12101ないし12104の撮影範囲の一例が示されている。撮像範囲12111は、フロントノーズに設けられた撮像部12101の撮像範囲を示し、撮像範囲12112,12113は、それぞれサイドミラーに設けられた撮像部12102,12103の撮像範囲を示し、撮像範囲12114は、リアバンパ又はバックドアに設けられた撮像部12104の撮像範囲を示す。例えば、撮像部12101ないし12104で撮像された画像データが重ね合わせられることにより、車両12100を上方から見た俯瞰画像が得られる。
撮像部12101ないし12104の少なくとも1つは、距離情報を取得する機能を有していてもよい。例えば、撮像部12101ないし12104の少なくとも1つは、複数の撮像素子からなるステレオカメラであってもよいし、位相差検出用の画素を有する撮像素子であってもよい。
例えば、マイクロコンピュータ12051は、撮像部12101ないし12104から得られた距離情報を基に、撮像範囲12111ないし12114内における各立体物までの距離と、この距離の時間的変化(車両12100に対する相対速度)を求めることにより、特に車両12100の進行路上にある最も近い立体物で、車両12100と略同じ方向に所定の速度(例えば、0km/h以上)で走行する立体物を先行車として抽出することができる。さらに、マイクロコンピュータ12051は、先行車の手前に予め確保すべき車間距離を設定し、自動ブレーキ制御(追従停止制御も含む)や自動加速制御(追従発進制御も含む)等を行うことができる。このように運転者の操作に拠らずに自律的に走行する自動運転等を目的とした協調制御を行うことができる。
例えば、マイクロコンピュータ12051は、撮像部12101ないし12104から得られた距離情報を元に、立体物に関する立体物データを、2輪車、普通車両、大型車両、歩行者、電柱等その他の立体物に分類して抽出し、障害物の自動回避に用いることができる。例えば、マイクロコンピュータ12051は、車両12100の周辺の障害物を、車両12100のドライバが視認可能な障害物と視認困難な障害物とに識別する。そして、マイクロコンピュータ12051は、各障害物との衝突の危険度を示す衝突リスクを判断し、衝突リスクが設定値以上で衝突可能性がある状況であるときには、オーディオスピーカ12061や表示部12062を介してドライバに警報を出力することや、駆動系制御ユニット12010を介して強制減速や回避操舵を行うことで、衝突回避のための運転支援を行うことができる。
撮像部12101ないし12104の少なくとも1つは、赤外線を検出する赤外線カメラであってもよい。例えば、マイクロコンピュータ12051は、撮像部12101ないし12104の撮像画像中に歩行者が存在するか否かを判定することで歩行者を認識することができる。かかる歩行者の認識は、例えば赤外線カメラとしての撮像部12101ないし12104の撮像画像における特徴点を抽出する手順と、物体の輪郭を示す一連の特徴点にパターンマッチング処理を行って歩行者か否かを判別する手順によって行われる。マイクロコンピュータ12051が、撮像部12101ないし12104の撮像画像中に歩行者が存在すると判定し、歩行者を認識すると、音声画像出力部12052は、当該認識された歩行者に強調のための方形輪郭線を重畳表示するように、表示部12062を制御する。また、音声画像出力部12052は、歩行者を示すアイコン等を所望の位置に表示するように表示部12062を制御してもよい。
以上説明した車両制御システム12000において、図1ないし図14を参照して説明した光通信コネクタ100A,100Bは、図15に示した各種インターフェースに適用することができる。例えば、光通信コネクタ100A,100Bは、車載ネットワークI/F12053における通信コネクタとして適用可能である。
また、図1の電子機器10は、例えば、統合制御ユニット12050に適用することができる。また、図1の光通信ケーブル20は、通信ネットワークのほか、車両制御システム12000の内外の各インターフェース及び機器との接続に適用可能である。さらに、電子機器10の少なくとも一部の構成要素は、統合制御ユニット12050のためのモジュール(例えば、1つのダイで構成される集積回路モジュール)において実現されてもよい。さらに、図15に示した車両制御システム12000の複数の制御ユニットによって実現されてもよい。
なお、本技術の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
また、本技術は、以下のような構成をとることができる。
(1)
光信号を伝送する複数の光伝送路からの光をコリメートするコリメートレンズと、
前記コリメートレンズから射出された光を屈折させて射出する屈折部と
を備え、
前記コリメートレンズは、前記複数の光伝送路に対応した送信チャンネル及び受信チャンネルのうち、少なくとも一部のチャンネルを間引いて配置している
光通信コネクタ。
(2)
前記コリメートレンズは、前記送信チャンネル及び前記受信チャンネルを、千鳥配列で配置している
前記(1)に記載の光通信コネクタ。
(3)
前記屈折部は、反射防止部を有する
前記(1)又は(2)に記載の光通信コネクタ。
(4)
前記屈折部から射出された光の少なくとも一部を散乱させる散乱部をさらに備える
前記(1)ないし(3)のいずれかに記載の光通信コネクタ。
(5)
光信号を伝送する複数の光伝送路と、
前記複数の光伝送路からの光をコリメートするコリメートレンズと、前記コリメートレンズから射出された光を屈折させて射出する屈折部とを有し、前記コリメートレンズは、前記複数の光伝送路に対応した送信チャンネル及び受信チャンネルのうち、少なくとも一部のチャンネルを間引いて配置している光通信コネクタと
を備える光通信ケーブル。
(6)
光信号を伝送する複数の光伝送路からの光をコリメートするコリメートレンズと、
前記コリメートレンズから射出された光を屈折させて射出する屈折部と
を有し、
前記コリメートレンズは、前記複数の光伝送路に対応した送信チャンネル及び受信チャンネルのうち、少なくとも一部のチャンネルを間引いて配置している
光通信コネクタ
を搭載した電子機器。
(7)
光信号を伝送する複数の光伝送路からの光をコリメートするコリメートレンズと、
前記コリメートレンズから射出された光を屈折させて射出する屈折部と
を備え、
前記コリメートレンズは、前記複数の光伝送路に対応した送信チャンネル及び受信チャンネルのうち、少なくとも一部のチャンネルを、ピッチをずらして配置している
光通信コネクタ。
(8)
前記コリメートレンズは、奇数行のチャンネルと、偶数行のチャンネルとを、行方向に略半ピッチずれるように配置している
前記(7)に記載の光通信コネクタ。
(9)
前記屈折部から射出された光の少なくとも一部を散乱させる散乱部をさらに備える
前記(7)又は(8)に記載の光通信コネクタ。
(10)
光信号を伝送する複数の光伝送路と、
前記複数の光伝送路からの光をコリメートするコリメートレンズと、前記コリメートレンズから射出された光を屈折させて射出する屈折部とを有し、前記コリメートレンズは、前記複数の光伝送路に対応した送信チャンネル及び受信チャンネルのうち、少なくとも一部のチャンネルを、ピッチをずらして配置している光通信コネクタと
を備える光通信ケーブル。
(11)
光信号を伝送する複数の光伝送路からの光をコリメートするコリメートレンズと、
前記コリメートレンズから射出された光を屈折させて射出する屈折部と
を有し、
前記コリメートレンズは、前記複数の光伝送路に対応した送信チャンネル及び受信チャンネルのうち、少なくとも一部のチャンネルを、ピッチをずらして配置している
光通信コネクタ
を搭載した電子機器。
(12)
光信号を伝送する複数の光伝送路からの光をコリメートするコリメートレンズと、
前記コリメートレンズから射出された光を屈折させて射出する屈折部と
を備え、
前記コリメートレンズは、嵌合面の中心部から所定の距離だけオフセットするように配置される
光通信コネクタ。
(13)
前記コリメートレンズは、前記嵌合面の中心部から、上面側又は下面側に、所定の距離だけオフセットするように配置される
前記(12)に記載の光通信コネクタ。
(14)
前記屈折部から射出された光の少なくとも一部を散乱させる散乱部をさらに備える
前記(12)又は(13)に記載の光通信コネクタ。
(15)
光信号を伝送する複数の光伝送路と、
前記光伝送路からの光をコリメートするコリメートレンズと、前記コリメートレンズから射出された光を屈折させて射出する屈折部とを有し、前記コリメートレンズは、嵌合面の中心部から所定の距離だけオフセットするように配置される光通信コネクタと
を備える光通信ケーブル。
(16)
光信号を伝送する複数の光伝送路からの光をコリメートするコリメートレンズと、
前記コリメートレンズから射出された光を屈折させて射出する屈折部と
を有し、
前記コリメートレンズは、嵌合面の中心部から所定の距離だけオフセットするように配置される
光通信コネクタ
を搭載した電子機器。
(17)
光信号を伝送する複数の光伝送路からの光をコリメートするコリメートレンズと、
前記コリメートレンズから射出された光を屈折させて射出する屈折部と
を備え、
前記コリメートレンズは、前記複数の光伝送路に対応した送信チャンネル及び受信チャンネルのうち、前記送信チャンネル又は前記受信チャンネルのみを隣接して配置している
光通信コネクタ。
(18)
前記屈折部から射出された光の少なくとも一部を散乱させる散乱部をさらに備える
前記(17)に記載の光通信コネクタ。
(19)
光信号を伝送する複数の光伝送路と、
前記複数の光伝送路からの光をコリメートするコリメートレンズと、前記コリメートレンズから射出された光を屈折させて射出する屈折部とを有し、前記コリメートレンズは、前記複数の光伝送路に対応した送信チャンネル及び受信チャンネルのうち、前記送信チャンネル又は前記受信チャンネルのみを隣接して配置している光通信コネクタと
を備える光通信ケーブル。
(20)
光信号を伝送する複数の光伝送路からの光をコリメートするコリメートレンズと、
前記コリメートレンズから射出された光を屈折させて射出する屈折部と
を有し、
前記コリメートレンズは、前記複数の光伝送路に対応した送信チャンネル及び受信チャンネルのうち、前記送信チャンネル又は前記受信チャンネルのみを隣接して配置している
光通信コネクタ
を搭載した電子機器。
10 電子機器, 11 光送受信部, 20 光通信ケーブル, 21 ケーブル本体, 100A,100B 光通信コネクタ, 101 発光部, 102 受光部, 111A,111B レンズ部, 112A,112B 屈折部, 113A,113B 散乱部材, 114A,114B 散乱部材, 121A,121B コリメートレンズ, 122A,122B 平面, 123A,123B 散乱部, 131A レンズ, 132A,132B 屈折面, 151A,151B 光ファイバ, 221A,221B コリメートレンズ, 231A レンズ, 311A,311B レンズ部, 312A,312B 屈折部, 321A,321B コリメートレンズ, 322A,322B 平面, 332A,332B 屈折面, 421A,421B コリメートレンズ, 431A レンズ, 512A,512B 屈折部, 522A,522B 平面, 532A,532B 屈折面, 542A,542B 反射防止部

Claims (17)

  1. 光信号を伝送する複数の光伝送路からの光をコリメートするコリメートレンズを有するレンズ部と、
    前記コリメートレンズから射出された平行光を屈折させて射出するプリズムで構成され、屈折光の射出側の面が前記平行光と略垂直になる平面を有する屈折部と
    を備え、
    前記コリメートレンズは、第1の光伝送に対応した送信チャンネル又は受信チャンネルとして用いられる第1のレンズ、及び第2の光伝送に対応した送信チャンネル又は受信チャンネルとして用いられる第2のレンズを含み、
    前記レンズ部は、
    前記平行光の射出側の面であって前記平面と略平行な面に2次元状に配置される前記第1のレンズ及び前記第2のレンズを、千鳥配列で配置しており、
    前記第1のレンズから射出された平行光の一部が前記平面により反射されたとき、反射光が前記第2のレンズに入射されない配置となっている
    光通信コネクタ。
  2. 前記屈折部は、光の入射側の面が、前記コリメートレンズからの入射光に対して互いに角度の異なる複数の屈折面を有し、
    前記複数の屈折面は、前記コリメートレンズによりコリメートされた前記光伝送路からの光を、互いに交差するように屈折させる
    請求項1に記載の光通信コネクタ。
  3. 前記屈折部は、光の入射側に2つの屈折面を有し、
    前記2つの屈折面により凸部が形成される
    請求項に記載の光通信コネクタ。
  4. 前記屈折部は、前記平面に反射防止部を形成している
    請求項1に記載の光通信コネクタ。
  5. 光信号を伝送する複数の光伝送路と、
    光通信コネクタと
    を備え
    前記光通信コネクタは、
    前記複数の光伝送路からの光をコリメートするコリメートレンズを有するレンズ部と、
    前記コリメートレンズから射出された平行光を屈折させて射出するプリズムで構成され、屈折光の射出側の面が前記平行光と略垂直になる平面を有する屈折部と
    を有し、
    前記コリメートレンズは、第1の光伝送に対応した送信チャンネル又は受信チャンネルとして用いられる第1のレンズ、及び第2の光伝送に対応した送信チャンネル又は受信チャンネルとして用いられる第2のレンズを含み、
    前記レンズ部は、
    前記平行光の射出側の面であって前記平面と略平行な面に2次元状に配置される前記第1のレンズ及び前記第2のレンズを、千鳥配列で配置しており、
    前記第1のレンズから射出された平行光の一部が前記平面により反射されたとき、反射光が前記第2のレンズに入射されない配置となっている
    光通信ケーブル。
  6. 光信号を伝送する複数の光伝送路からの光をコリメートするコリメートレンズを有するレンズ部と、
    前記コリメートレンズから射出された平行光を屈折させて射出するプリズムで構成され、屈折光の射出側の面が前記平行光と略垂直になる平面を有する屈折部と
    を有し、
    前記コリメートレンズは、第1の光伝送に対応した送信チャンネル又は受信チャンネルとして用いられる第1のレンズ、及び第2の光伝送に対応した送信チャンネル又は受信チャンネルとして用いられる第2のレンズを含み、
    前記レンズ部は、
    前記平行光の射出側の面であって前記平面と略平行な面に2次元状に配置される前記第1のレンズ及び前記第2のレンズを、千鳥配列で配置しており、
    前記第1のレンズから射出された平行光の一部が前記平面により反射されたとき、反射光が前記第2のレンズに入射されない配置となっている
    光通信コネクタ
    を搭載した電子機器。
  7. 光信号を伝送する複数の光伝送路からの光をコリメートするコリメートレンズを有するレンズ部と、
    前記コリメートレンズから射出された平行光を屈折させて射出するプリズムで構成され、屈折光の射出側の面が前記平行光と略垂直になる平面を有する屈折部と
    を備え、
    前記コリメートレンズは、第1の光伝送に対応した送信チャンネル又は受信チャンネルとして用いられる第1のレンズ、及び第2の光伝送に対応した送信チャンネル又は受信チャンネルとして用いられる第2のレンズを含み
    前記レンズ部は、
    前記平行光の射出側の面であって前記平面と略平行な面に2次元状に配置される前記第1のレンズ及び前記第2のレンズを、ピッチをずらして配置しており、
    前記第1のレンズから射出された平行光の一部が前記平面により反射されたとき、反射光が前記第2のレンズに入射されない配置となっている
    光通信コネクタ。
  8. 前記レンズ部は、2次元状に配置される前記第1のレンズ及び前記第2のレンズを、奇数行のレンズと偶数行のレンズとで、行方向に略半ピッチずれるように配置している
    請求項7に記載の光通信コネクタ。
  9. 前記屈折部は、光の入射側の面が、前記コリメートレンズからの入射光に対して互いに角度の異なる複数の屈折面を有し、
    前記複数の屈折面は、前記コリメートレンズによりコリメートされた前記光伝送路からの光を、互いに交差するように屈折させる
    請求項7に記載の光通信コネクタ。
  10. 前記屈折部は、光の入射側に2つの屈折面を有し、
    前記2つの屈折面により凸部が形成される
    請求項9に記載の光通信コネクタ。
  11. 光信号を伝送する複数の光伝送路と、
    光通信コネクタと
    を備え
    前記光通信コネクタは、
    前記複数の光伝送路からの光をコリメートするコリメートレンズを有するレンズ部と、
    前記コリメートレンズから射出された平行光を屈折させて射出するプリズムで構成され、屈折光の射出側の面が前記平行光と略垂直になる平面を有する屈折部と
    を有し、
    前記コリメートレンズは、第1の光伝送に対応した送信チャンネル又は受信チャンネルとして用いられる第1のレンズ、及び第2の光伝送に対応した送信チャンネル又は受信チャンネルとして用いられる第2のレンズを含み、
    前記レンズ部は、
    前記平行光の射出側の面であって前記平面と略平行な面に2次元状に配置される前記第1のレンズ及び前記第2のレンズを、ピッチをずらして配置しており、
    前記第1のレンズから射出された平行光の一部が前記平面により反射されたとき、反射光が前記第2のレンズに入射されない配置となっている
    光通信ケーブル。
  12. 光信号を伝送する複数の光伝送路からの光をコリメートするコリメートレンズを有するレンズ部と、
    前記コリメートレンズから射出された平行光を屈折させて射出するプリズムで構成され、屈折光の射出側の面が前記平行光と略垂直になる平面を有する屈折部と
    を有し、
    前記コリメートレンズは、第1の光伝送に対応した送信チャンネル又は受信チャンネルとして用いられる第1のレンズ、及び第2の光伝送に対応した送信チャンネル又は受信チャンネルとして用いられる第2のレンズを含み
    前記レンズ部は、
    前記平行光の射出側の面であって前記平面と略平行な面に2次元状に配置される前記第1のレンズ及び前記第2のレンズを、ピッチをずらして配置しており、
    前記第1のレンズから射出された平行光の一部が前記平面により反射されたとき、反射光が前記第2のレンズに入射されない配置となっている
    光通信コネクタ
    を搭載した電子機器。
  13. 光信号を伝送する複数の光伝送路からの光をコリメートするコリメートレンズを有するレンズ部と、
    前記コリメートレンズから射出された平行光を屈折させて射出するプリズムで構成され、屈折光の射出側の面が前記平行光と略垂直になる平面を有する屈折部と
    を備え、
    前記コリメートレンズは、第1の光伝送に対応した送信チャンネル又は受信チャンネルとして用いられる第1のレンズ、及び第2の光伝送に対応した送信チャンネル又は受信チャンネルとして用いられる第2のレンズを含み、
    前記レンズ部は、
    前記平行光の射出側の面であって前記平面と略平行な面に2次元状に配置される前記第1のレンズ及び前記第2のレンズを、同一の機能のチャンネルのみを隣接するように配置しており、
    前記第1のレンズから射出された平行光の一部が前記平面により反射されたとき、反射光が前記第2のレンズに入射されない配置となっている
    光通信コネクタ。
  14. 前記屈折部は、光の入射側の面が、前記コリメートレンズからの入射光に対して互いに角度の異なる複数の屈折面を有し、
    前記複数の屈折面は、前記コリメートレンズによりコリメートされた前記光伝送路からの光を、互いに交差するように屈折させる
    請求項13に記載の光通信コネクタ。
  15. 前記屈折部は、光の入射側に2つの屈折面を有し、
    前記2つの屈折面により凸部が形成される
    請求項14に記載の光通信コネクタ。
  16. 光信号を伝送する複数の光伝送路と、
    光通信コネクタと
    を備え
    前記光通信コネクタは、
    前記複数の光伝送路からの光をコリメートするコリメートレンズを有するレンズ部と、
    前記コリメートレンズから射出された平行光を屈折させて射出するプリズムで構成され、屈折光の射出側の面が前記平行光と略垂直になる平面を有する屈折部と
    を有し、
    前記コリメートレンズは、第1の光伝送に対応した送信チャンネル又は受信チャンネルとして用いられる第1のレンズ、及び第2の光伝送に対応した送信チャンネル又は受信チャンネルとして用いられる第2のレンズを含み、
    前記レンズ部は、
    前記平行光の射出側の面であって前記平面と略平行な面に2次元状に配置される前記第1のレンズ及び前記第2のレンズを、同一の機能のチャンネルのみを隣接するように配置しており、
    前記第1のレンズから射出された平行光の一部が前記平面により反射されたとき、反射光が前記第2のレンズに入射されない配置となっている
    光通信ケーブル。
  17. 光信号を伝送する複数の光伝送路からの光をコリメートするコリメートレンズを有するレンズ部と、
    前記コリメートレンズから射出された平行光を屈折させて射出するプリズムで構成され、屈折光の射出側の面が前記平行光と略垂直になる平面を有する屈折部と
    を有し、
    前記コリメートレンズは、第1の光伝送に対応した送信チャンネル又は受信チャンネルとして用いられる第1のレンズ、及び第2の光伝送に対応した送信チャンネル又は受信チャンネルとして用いられる第2のレンズを含み、
    前記レンズ部は、
    前記平行光の射出側の面であって前記平面と略平行な面に2次元状に配置される前記第1のレンズ及び前記第2のレンズを、同一の機能のチャンネルのみを隣接するように配置しており、
    前記第1のレンズから射出された平行光の一部が前記平面により反射されたとき、反射光が前記第2のレンズに入射されない配置となっている
    光通信コネクタ
    を搭載した電子機器。
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