JP7275656B2 - 液体吐出装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、コード画像を印刷する液体吐出装置及びプログラムに関する。
一次元コード(バーコード)の規格には、バー及び隣り合う2つのバーの間のスペースの幅の比率が規定されている。記録媒体にインクジェットプリンタなどの液体吐出装置を用いてバーコード画像が印刷される場合、液体を吐出する複数の吐出口の一部に不吐出又は吐出方向ずれなどの吐出不良を生じるものがあると、印刷されたバーコード画像を読み取る際に、バーコード画像のバー及びスペースの幅の比率が基準範囲から外れることがある。このような場合には、読み取りエラーとなる。また、二次元コードについても同様である。
特許文献1には、高品位なバーコード情報の記録を行うために、記録に係る画像データ内に所定のバーコード情報が含まれている場合には、記録主走査を片方向に限定して行うようにしたインクジェット記録装置が開示されている。
特開2005-47168号公報
しかしながら、複数の吐出口の一部に不吐出又は吐出方向ずれなどの吐出不良を生じるものがある場合には、特許文献1で開示された技術を採用しても、印刷されたバーコード画像のバー及びスペースの幅の比率が基準範囲から外れることを抑制できず、高頻度で読み取りエラーが発生してしまう。
本発明の目的は、複数の吐出口の一部に吐出不良を生じるものがある場合においても、読み取り精度の高いコード画像を印刷することができる液体吐出装置及びプログラムを提供することである。
本発明の液体吐出装置は、液体を吐出する複数の吐出口を有しており、前記複数の吐出口から液体を吐出して記録媒体に画像を記録するための記録ヘッドと、搬送方向に記録媒体を搬送する搬送部と、制御部とを備えており、前記制御部は、前記搬送部で記録媒体を前記搬送方向に搬送する搬送処理と、複数の印刷領域と複数の非印刷領域とからなるコード画像を含む画像が、記録媒体上に形成されるか否かを判断する判断処理と、前記コード画像を含む画像が形成されると判断した場合に、前記複数の吐出口のうちの一又は複数の吐出口が属する第1吐出口群から液体を吐出することによって、各印刷領域の第1部分が形成され、前記複数の吐出口のうちの前記第1吐出口群に属さない一又は複数の吐出口が属する第2吐出口群から液体を吐出することによって、各印刷領域の前記第1部分とは異なる第2部分が形成されるように、前記記録ヘッドにより記録媒体への画像の記録を行う記録処理とを実行することを特徴とする。
また、本発明のプログラムは、液体吐出装置を制御する電子機器に用いられるプログラムであって、前記液体吐出装置は、液体を吐出する複数の吐出口を有しており、前記複数の吐出口から液体を吐出して記録媒体に画像を記録するための記録ヘッドと、搬送方向に記録媒体を搬送する搬送部と、制御部と、を備えており、前記制御部は、前記搬送部で記録媒体を前記搬送方向に搬送する搬送処理を実行し、前記プログラムは、前記電子機器に、複数の印刷領域と複数の非印刷領域とからなるコード画像を含む画像が、記録媒体上に形成されるか否かを判断する判断処理と、前記コード画像を含む画像が形成されると判断した場合に、前記複数の吐出口のうちの一又は複数の吐出口が属する第1吐出口群から液体を吐出することによって、各印刷領域の第1部分が形成され、前記複数の吐出口のうちの前記第1吐出口群に属さない一又は複数の吐出口が属する第2吐出口群から液体を吐出することによって、各印刷領域の前記第1部分とは異なる第2部分が形成されるように、前記記録ヘッドにより記録媒体への画像の記録を行う記録処理とを実行させることを特徴とする。
これらの構成によると、第1吐出口群に属する吐出口に不吐出や吐出方向ずれなどの吐出不良があって各印刷領域の第1部分の線幅が変化したとしても、第2吐出口群に属する吐出口から吐出した液体によって各印刷領域の第2部分が形成されるために、読み取りエラーが発生することが少なくなる。
別の観点において、発明の液体吐出装置は、液体を吐出する複数の吐出口を有しており、前記複数の吐出口から液体を吐出して記録媒体に画像を記録するための記録ヘッドと、搬送方向に記録媒体を搬送する搬送部と、制御部とを備えており、前記制御部は、前記搬送部で記録媒体を前記搬送方向に搬送する搬送処理と、複数の印刷領域と複数の非印刷領域とからなるコード画像を含む画像が、記録媒体上に形成されるか否かを判断する判断処理と、前記コード画像を含む画像が形成されると判断した場合に、前記複数の印刷領域の少なくとも一部が、前記複数の吐出口のうちの一又は複数の吐出口が属する第1吐出口群から吐出された液体、及び、前記複数の吐出口のうちの前記第1吐出口群に属さない一又は複数の吐出口が属する第2吐出口群から吐出された液体の両方が着弾することによって形成されるように、前記記録ヘッドにより記録媒体への画像の記録を行う記録処理とを実行することを特徴とする。
また、本発明のプログラムは、液体吐出装置を制御する電子機器に用いられるプログラムであって、前記液体吐出装置は、液体を吐出する複数の吐出口を有しており、前記複数の吐出口から液体を吐出して記録媒体に画像を記録するための記録ヘッドと、搬送方向に記録媒体を搬送する搬送部と、制御部と、を備えており、前記制御部は、前記搬送部で記録媒体を前記搬送方向に搬送する搬送処理を実行し、前記プログラムは、前記電子機器に、複数の印刷領域と複数の非印刷領域とからなるコード画像を含む画像が、記録媒体上に形成されるか否かを判断する判断処理と、前記コード画像を含む画像が形成されると判断した場合に、前記複数の印刷領域の少なくとも一部が、前記複数の吐出口のうちの一又は複数の吐出口が属する第1吐出口群から吐出された液体、及び、前記複数の吐出口のうちの前記第1吐出口群に属さない一又は複数の吐出口が属する第2吐出口群から吐出された液体の両方が着弾することによって形成されるように、前記記録ヘッドにより記録媒体への画像の記録を行う記録処理とを実行させることを特徴とする。
これらの構成によると、吐出口に不吐出などの吐出不良があって第1吐出口群又は第2吐出口群に属する吐出口から各印刷領域への液体着弾量が減少するとしても、各印刷領域には、それぞれ、第2吐出口群又は第1吐出口群に属する吐出口からも液体が吐出されるために、各印刷領域において液体着弾量が補われる。したがって、読み取りエラーが発生することが少なくなる。
本発明では、読み取りエラーが発生することが少なくなる。
本発明の第1実施形態にかかるプリンタの内部構造を示す概略側面図である。 図1に示す記録ヘッドのノズル面における複数のノズルの配置を示す図である。 図1に示すプリンタ及びそれに接続されるPCの電気的構成を概略的に示すブロック図である。 第1実施形態の対象となる一次元のコード画像の構成を説明するための図である。 第1実施形態でコード画像を形成する手順を示す図であり、(a)は1回目の走査処理時の様子、(b)は2回目の走査処理時の様子、(c)は3回目の走査処理時の様子を示す。 第2実施形態で対象となる二次元のコード画像の構成を説明するための図である。 第2実施形態でコード画像を形成する手順を示す図であり、(a)は1回目の走査処理時の様子、(b)は2回目の走査処理時の様子、(c)は3回目の走査処理時の様子を示す。 第3実施形態にかかる記録ヘッド及び形成されるコード画像を示す図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の好適な実施の形態にかかるインクジェットプリンタ(以下、単に「プリンタ」と称する)について、図面を参照しつつ説明する。以下の説明においては、プリンタ10が使用可能に設置された状態(図1の状態)を基準として上下方向が定義され、筐体11の開口13が設けられている側を手前側(正面)として前後方向が定義され、プリンタ10を手前側(正面)から見て左右方向が定義される。
プリンタ10は、図1に示すように、給紙トレイ4、排紙トレイ5、記録部6、搬送部7、及び制御部8などを有する。給紙トレイ4、記録部6、搬送部7、及び制御部8は、プリンタ10の筐体11内に収容されている。筐体11内において、記録部6の下方に給紙トレイ4が配置されている。
給紙トレイ4は、複数の用紙9を積層状態で支持して収容することが可能なものである。給紙トレイ4は、筐体11に対して前後方向に挿抜可能となっている。給紙トレイ4は、用紙9を支持する支持面4aを有している。給紙トレイ4の後端部には、傾斜板4bが設けられている。用紙9は、例えば、粘着紙の粘着面に剥離紙が積層されたラベル紙であってよい。
排紙トレイ5は、記録部6の後述する記録ヘッド63により画像が記録された用紙9を収容する。排紙トレイ5は、給紙トレイ4の前方側の上方に配置されており、給紙トレイ4とともに移動するようになっている。
記録部6は、キャリッジ61と、記録ヘッド63とを有している。キャリッジ61は、2つのガイドレール67a、67bによって支持されている。2つのガイドレール67a、67bは、前後方向に互いに離隔して配置され、各々が左右方向に延設されている。キャリッジ61は、2つのガイドレール67a、67bを跨ぐようにして配置されている。キャリッジ61は、キャリッジ駆動モータ31(図3参照)により、2つのガイドレール67a、67bに沿って走査方向である左右方向に往復移動される。なお、走査方向は、搬送部7による用紙9の搬送方向と直交する方向である。記録ヘッド63は、キャリッジ61に搭載されており、キャリッジ61とともに走査方向に往復移動する。記録ヘッド63は、インクカートリッジ(不図示)から供給されたインクを下面のノズル面69に設けられたノズル64(図2参照)から吐出することで、用紙9に画像を記録する。
図2に示すように、記録ヘッド63のノズル面69には、走査方向に関して互いに異なる位置に2本のノズル列65a、65bが形成されている。各ノズル列65a、65bにおいては、搬送方向に関する位置が互い異なる複数のノズル64が配列ピッチPで配列されている。また、2本のノズル列65a、65bの間では、ノズル64の位置が配列方向にP/2ずれている。すなわち、ノズル面69に設けられた複数のノズル64は、2列の千鳥状に配列されている。ここで、記録ヘッド63が走査方向に移動するときに、ノズル面69に形成された全てのノズル64から吐出されたインクにより画像を形成することができる画像形成範囲の搬送方向に沿う長さをL1とする。
本実施形態においては、ノズル面69に設けられた複数のノズル64を第1ノズル群64aと第2ノズル群64bとの2つにグループ分けする。搬送方向に関するノズル面69の中央位置よりも搬送方向の上流に位置するノズル64を第1ノズル群64aとし、搬送方向の下流に位置するノズル64を第2ノズル群64bとする。第1ノズル群64aを構成するノズル64の個数と第2ノズル群64bを構成するノズル64の個数とは等しい。記録ヘッド63が走査方向に移動するときに、第1ノズル群64aを構成する全てのノズル64から吐出されたインクにより画像を形成することができる画像形成範囲の搬送方向に沿う長さと、第2ノズル群64bを構成する全てのノズル64から吐出されたインクにより画像を形成することができる画像形成範囲の搬送方向に沿う長さとはいずれもL2(=L1/2)である。
搬送部7は、用紙9をプリンタ10の内部において搬送するものであり、給紙ローラ70、搬送ローラ対71、排出ローラ対72、プラテン75、及びガイド部材17を含む。給紙ローラ70は、給紙トレイ4の上方に配置されている。給紙ローラ70は、給紙モータ33(図3参照)からの駆動力が付与されて回転し、給紙トレイ4内の用紙9を後方に向かって送り出す。搬送ローラ対71及び排出ローラ対72は前後方向に記録部6を挟んで配置されており、搬送ローラ対71は記録部6よりも後方に、排出ローラ対72は記録部6よりも前方に配置されている。搬送ローラ対71は、記録ヘッド63のノズル面69と対向する領域に用紙9を送る。排出ローラ対72は、搬送ローラ対71によって送られた用紙9を受け取り、排紙トレイ5に用紙9を排出する。搬送ローラ対71及び排出ローラ対72は、搬送モータ35aを含む駆動機構35(図3参照)によって駆動される。
プラテン75は、記録部6の下方において記録部6のノズル面69と対向するように配置されている。ガイド部材17は、給紙トレイ4から送り出された用紙9を、記録ヘッド63のノズル面69と対向する領域に送り込む搬送路14を画定している。ガイド部材17は、給紙トレイ4の後方側の端部近傍から搬送ローラ対71の近傍まで延びている。
給紙ローラ70によって給紙トレイ4から後方に送り出された用紙9は、給紙トレイ4の後端部に設けられた傾斜板4bにより斜め上方に向かい、ガイド部材17で画定された搬送路14を通って、搬送ローラ対71に挟持される位置に到達する。搬送ローラ対71に挟持された用紙9は、搬送ローラ対71によって記録ヘッド63のノズル面69と対向する領域に搬送される。搬送ローラ対71によって搬送された用紙9は、プラテン75によって支持された状態で、走査方向に移動する記録ヘッド63のノズル64からインクが吐出されて画像が記録される。記録済みの用紙9は、排出ローラ対72によって前方に搬送されて、排紙トレイ5に排出される。
制御部8は、プリンタ10全体の制御を司るものであり、図3に示すようにキャリッジ駆動モータ31、記録ヘッド63、給紙モータ33、及び駆動機構35等が電気的に接続されている。さらに、制御部8には、USBインターフェース25が電気的に接続されている。USBインターフェース25は、USB規格のインターフェースであり、リムーバブルメモリとしてのUSBメモリを接続することができる。加えて、プリンタ10の制御部8には、外部装置であるPC(Personal Computer)20が接続される。なお、プリンタ10とPC20とは、LAN(Local Area Network)を介して接続されていてもよいし、LANを介さずに接続されていてもよい。また、プリンタ10とPC20との間のデータの送受信は、無線方式の通信により行われてもよいし、有線方式の通信により行われてもよい。
制御部8は、CPU(Central Processing Unit)81、ROM(Read Only Memory)82、RAM(Random Access Memory)83、及びASIC(Application Specific Integrated Circuit)85等を含む。ROM82には、CPU81が実行するプログラム、各種固定データ等が記憶されている。RAM83には、プログラム実行時に必要なデータ(画像データ等)が一時的に記憶される。ASIC85は、搬送制御回路85a、キャリッジ制御回路85b及びヘッド制御回路85cを含む。
制御部8は、CPU81とASIC85とが協動して、USBインターフェース25に接続されたUSBメモリやPC20から入力された画像データに係る画像を用紙9に記録する画像記録動作等を行う。なお、画像記録動作においては、搬送制御回路85aが、給紙トレイ4に収容されている用紙9が記録ヘッド63と対向する位置を通過して排紙トレイ5に排出されるように給紙モータ33及び駆動機構35を制御する。また、キャリッジ制御回路85bは、キャリッジ61が走査方向に往復移動するようにキャリッジ駆動モータ31を制御する。さらに、ヘッド制御回路85cは、RAM83が記憶する画像データに基づいて、記録ヘッド63のノズル64からインクが吐出されるよう制御する。
なお、図3では、CPU81及びASIC85を1つずつ図示しているが、制御部8は、CPU81を1つだけ含み、この1つのCPU81が必要な処理を一括して行うものであってもよいし、CPU81を複数含み、これら複数のCPU81が必要な処理を分担して行うものであってもよい。また、制御部8は、ASIC85を1つだけ含み、この1つのASIC85が必要な処理を一括して行うものであってもよいし、ASIC85を複数含み、これら複数のASIC85が必要な処理を分担して行うものであってもよい。
PC20は、CPU21、ROM22、RAM23、及びHDD(Hard Disk Drive)24を有している。HDD24には、OS(Operation System)24a及びプリンタドライバ24bがインストールされている。CPU21はプリンタドライバ24bを実行することにより、プリンタ10の動作を制御することが可能となる。
ここで、本実施形態において対象とする画像データについて説明する。本実施形態においては、図4に示すように、複数の印刷領域42と複数の非印刷領域43とからなるコード画像40を含む画像にかかる画像データを対象とする。より具体的には、印刷領域42はバー状であり、複数の印刷領域42が非印刷領域43を介して互いに離隔している。すなわち、コード画像40は、印刷領域42と非印刷領域43とが一方向(印刷領域42の長手方向と直交する方向)に交互に形成されたパターンを有する一次元コード画像である。以降の説明において、複数の印刷領域42の配列方向(図4の上下方向)を単に「配列方向」と称する。本実施形態においては、用紙9の搬送方向と配列方向とが一致する向きとなるように用紙9上に形成される一次元のコード画像40を対象とする。
一次元のコード画像40における各印刷領域42及び各非印刷領域43は、規格により定められた複数種類の幅(配列方向の長さ)のいずれかを有している。一次元のコード画像40における各印刷領域42及び各非印刷領域43の幅は、当該コード画像40が表示するべき情報に応じて異なる。
制御部8は、搬送部7で用紙9を搬送方向に搬送する搬送処理を間欠的に実行する。また、制御部8は、搬送処理が実行されていないときに、キャリッジ61を走査方向に移動させつつ記録ヘッド63により用紙9への画像の記録を行う走査処理を実行する。
制御部8は、RAM83に記憶されている画像データに基づいて、コード画像40を含む画像が用紙9上に形成されるか否かを判断する(判断処理)。制御部8は、画像データを解析すること等により、RAM83に記憶されている画像データに係る画像にコード画像40が含まれているか否かを判断する。そして、画像データに係る画像にコード画像40が含まれている場合に、コード画像40を含む画像が用紙9上に形成されると判断する。画像データにコード画像40が含まれているか否かの判断は、ユーザによりコード画像40が含まれている画像である旨の入力がなされたか否かにより判断してもよい。また、その画像にコード画像40が含まれている旨の情報が画像データに含まれていてもよい。
制御部8は、一次元のコード画像40を含む画像が用紙9上に形成されると判断した場合に、コード画像40を含む画像が、用紙9の搬送方向とコード画像40の配列方向とが一致する向きとなるように用紙9上に形成されるか否かを判断する。具体的には、例えば、画像データを解析すること等により検知したコード画像40の配列方向の向きと、そのコード画像40を含む画像を用紙9に印刷する際の向きとに基づいて、用紙9の搬送方向とコード画像40の配列方向とが一致するか否かを判断する。コード画像40の配列方向の向きの情報は、画像データに含まれていてもよい。また、用紙9の搬送方向とコード画像40の配列方向とが一致するか否かの情報が、ユーザにより入力されてもよい。そして、制御部8は、コード画像40を含む画像が、用紙9の搬送方向とコード画像40の配列方向とが一致する向きとなるように用紙9上に形成されると判断した場合に、後述する記録処理を実行する。
制御部8は、記録処理において、記録ヘッド63の第1ノズル群64aに属する複数のノズル64と、第2ノズル群64bに属する複数のノズル64とからそれぞれインクを吐出することによって、コード画像40の各印刷領域42に互いに異なる第1部分42a及び第2部分42b(図4参照)が形成されるように画像の記録を行う。すなわち、図4に示すように、コード画像40における各印刷領域42の長手方向の一方側(図中左側の網掛けで示す部分)が第1部分42aであり、一方側とは反対の他方側(図中右側の斜線で示す部分)が第2部分42bである。第1部分42aは第1ノズル群64aからインクを吐出することにより形成され、第2部分42bは第2ノズル群64bからインクを吐出することにより形成される。
ここで、図5(a)~(b)を参照しつつ、コード画像40を用紙9に形成する際の記録処理の手順について説明する。なお、図5(a)~(b)に示す例では、コード画像40の搬送方向への長さL3は、第1ノズル群64a及び第2ノズル群64bの画像形成範囲の搬送方向への長さL2よりも長く、且つ、記録ヘッド63の全ノズル64の画像形成範囲の搬送方向への長さL1以下である。
まず、図5(a)に示すように、用紙9におけるコード画像40を形成する予定である領域(以降、「形成予定領域」と称する)のうち搬送方向の下流部分(図中上部)が、走査方向に往復移動する記録ヘッド63の第1ノズル群64aと対向可能な位置まで用紙9を搬送する搬送処理を実行する。そして、走査処理を実行し、コード画像40における搬送方向の下流部分に位置する印刷領域42の第1部分42a(図5(a)中太線で示す部分)を形成する。
次に、図5(b)に示すように、形成予定領域のうち搬送方向の上流部分(図中下部)が、走査方向に往復移動する記録ヘッド63の第1ノズル群64aと対向可能であり、形成予定領域のうち搬送方向の下流部分(図中上部)が、走査方向に往復移動する記録ヘッド63の第2ノズル群64bと対向可能な位置まで用紙9を搬送する搬送処理を実行する。そして、走査処理を実行し、コード画像40における搬送方向の上流部分に位置する印刷領域42の第1部分42a、及び、搬送方向の下流部分に位置する印刷領域42の第2部分42b(図5(b)中太線で示す部分)を形成する。
最後に、図5(c)に示すように、形成予定領域のうち搬送方向の上流部分(図中下部)が、走査方向に往復移動する記録ヘッド63の第2ノズル群64bと対向可能な位置まで用紙9を搬送する搬送処理を実行する。そして、走査処理を実行し、コード画像40における搬送方向の上流部分に位置する印刷領域42の第2部分42b(図5(c)中太線で示す部分)を形成する。
図5(a)~(b)に示す例では、3回の搬送処理と3回の走査処理とによりコード画像40が形成される。コード画像40の搬送方向への長さL3が、第1ノズル群64a及び第2ノズル群64bの画像形成範囲の搬送方向への長さL2以下である場合には、1回目の走査処理でコード画像40の搬送方向への全領域に位置する印刷領域42の第1部分42aを形成し、2回目の走査処理でコード画像40の搬送方向への全領域に位置する印刷領域42の第2部分42bを形成することができる。すなわち、2回の搬送処理と2回の走査処理とによりコード画像40を形成することができる。また、コード画像40の搬送方向への長さL3が、記録ヘッド63の全ノズル64の画像形成範囲の搬送方向への長さL1よりも長い場合には、搬送処理と走査処理とを4回以上行ってコード画像40を形成する。
[第1実施形態の特徴]
以上のように、上述の実施形態のプリンタ10は、一次元のコード画像40を含む画像が用紙9上に形成されるか否かを判断し、一次元のコード画像40を含む画像が用紙9上に形成されると判断した場合に、記録ヘッド63の第1ノズル群64aからインクを吐出することによってコード画像40における各印刷領域42の第1部分42aが形成され、第2ノズル群64bからインクを吐出することによって各印刷領域42の第1部分42aとは異なる第2部分42bが形成されるように、記録ヘッド63により用紙9への画像の記録を行う記録処理を実行する。したがって、例えば第1ノズル群64aに属するノズル64に不吐出や吐出方向ずれなどの吐出不良があって各印刷領域42の第1部分42aの線幅が変化したとしても、第2ノズル群64bに属するノズル64から吐出したインクによって各印刷領域42の第2部分42bが形成されるために、読み取りエラーが発生することが少なくなる。
また、上述の実施形態のプリンタ10は、一次元のコード画像40を含む画像が用紙9上に形成されると判断した場合に、一次元のコード画像40を含む画像が、用紙9の搬送方向とコード画像40の配列方向とが一致する向きとなるように用紙9上に形成されるか否かを判断する。そして、一次元のコード画像40を含む画像が、用紙9の搬送方向とコード画像40の配列方向とが一致する向きとなるように用紙9上に形成されると判断した場合に、記録処理を実行する。したがって、コード画像40が一次元コード画像である場合において、第1部分42aと第2部分42bとが走査方向に関して異なる位置に形成されるとしても、第1部分42aと第2部分42bの長さを十分に確保することができる。よって、読み取りエラーが発生することが少なくなる。なお、用紙9の搬送方向とコード画像40の配列方向とが直交している場合に、第1部分42aと第2部分42bとが走査方向に関して異なる位置に形成されると、第1部分42aと第2部分42bの幅が非常に狭くなり、読み取りエラーが発生しやすい。
さらに、上述の実施形態のプリンタ10は、搬送方向と直交する走査方向に往復移動可能なキャリッジ61を備えている。キャリッジ61に搭載された記録ヘッド63には、搬送方向に関する位置が互いに異なる複数のノズル64によりノズル列65a、65bが形成されている。そして、搬送処理が実行されていないときに、キャリッジ61を走査方向に移動させる走査処理を実行する。記録処理は走査処理時に実行し、記録ヘッド63がキャリッジ61とともに走査方向に移動しつつ、複数のノズル64からインクを吐出して用紙9への画像の記録を行う。したがって、小型の記録ヘッド63を用いた場合でも、走査範囲の幅を有する用紙9への印刷が可能となる。
加えて、上述の実施形態のプリンタ10では、記録処理において、記録ヘッド63の第1ノズル群64aが第2ノズル群64bよりも搬送方向に関して上流に位置し、各印刷領域42の第1部分42aと第2部分42bとが走査方向に関して異なる位置に形成されるように、画像の記録を行う。したがって、シリアルタイプのプリンタ10において、搬送方向に関する位置が異なる2つの第1ノズル群64a及び第2ノズル群64bが設けられるために記録ヘッド63の制御が比較的容易である。
[第2実施形態]
次に、図6及び図7を参照しつつ、本発明の第2実施形態について説明する。第1実施形態においては、一次元のコード画像40を含む画像にかかる画像データを対象とする場合について説明したが、本実施形態においては二次元のコード画像140を含む画像にかかる画像データを対象とする。以下の説明において、第1実施形態と同様の構成については、説明を省略する。
図6に示す二次元のコード画像140は、QRコード(登録商標)である。コード画像140は、図6に示すように、上下方向に延びる辺と左右方向に延びる辺とからなる正方形状の領域141内に、正方形状の印刷領域142をモザイク状に複数配置したものである。すなわち、領域141内には、印刷領域142と非印刷領域143とが上下方向及び左右方向の両方向に交互に形成されている。また、正方形の領域141の3つの隅部(図6中右上部、左上部、及び左下部)には、二次元のコード画像140の上下左右の位置を検出するためのファインダパターン144がそれぞれ形成されている。
制御部8は、判断処理において二次元のコード画像140を含む画像が用紙9上に形成されると判断した場合に、コード画像140に含まれる全ての印刷領域142が、記録ヘッド63の第1ノズル群64aから吐出されたインクと、第2ノズル群64bから吐出されたインクとの両方が用紙9上に着弾することによって形成されるように画像の記録を行う記録処理を行う。
ここで、図7(a)~(b)を参照しつつ、コード画像140を用紙9に形成する際の記録処理の手順について説明する。なお、図7(a)~(b)に示す例では、コード画像140の搬送方向への長さL4は、第1ノズル群64a及び第2ノズル群64bの画像形成範囲の搬送方向への長さL2よりも長く、且つ、記録ヘッド63の全ノズル64の画像形成範囲の搬送方向への長さL1以下である。
まず、図7(a)に示すように、用紙9におけるコード画像140を形成する予定である領域(以降、「形成予定領域」と称する)のうち搬送方向の下流部分(図中上部)が、走査方向に往復移動する記録ヘッド63の第1ノズル群64aと対向可能な位置まで用紙9を搬送する搬送処理を実行する。そして、走査処理を実行し、コード画像140における搬送方向の下流部分に位置する印刷領域42(図7(a)中グレーで示す部分)を形成する。
次に、図7(b)に示すように、形成予定領域のうち搬送方向の上流部分(図中下部)が、走査方向に往復移動する記録ヘッド63の第1ノズル群64aと対向可能であり、形成予定領域のうち搬送方向の下流部分(図中上部)が、走査方向に往復移動する記録ヘッド63の第2ノズル群64bと対向可能な位置まで用紙9を搬送する搬送処理を実行する。そして、走査処理を実行し、コード画像140における搬送方向の上流部分に位置する印刷領域42(図7(b)中グレーで示す部分)、及び、搬送方向の下流部分に位置する印刷領域42(図7(b)中黒で示す部分)を形成する。このとき、コード画像140における搬送方向の下流部分に位置する印刷領域42には、1回目の走査処理で第1ノズル群64aから吐出されたインクに加えて、第2ノズル群64bから吐出されたインクが着弾することになる。
最後に、図7(c)に示すように、形成予定領域のうち搬送方向の上流部分(図中下部)が、走査方向に往復移動する記録ヘッド63の第2ノズル群64bと対向可能な位置まで用紙9を搬送する搬送処理を実行する。そして、走査処理を実行し、コード画像140における搬送方向の上流部分に位置する印刷領域42の第2部分42bを形成する。このとき、コード画像140における搬送方向の上流部分に位置する印刷領域42には、2回目の走査処理で第1ノズル群64aから吐出されたインクに加えて、第2ノズル群64bから吐出されたインクが着弾することになる。
図7(a)~(b)に示す例では、3回の搬送処理と3回の走査処理とによりコード画像140が形成される。コード画像140の搬送方向への長さL4が、第1ノズル群64a及び第2ノズル群64bの画像形成範囲の搬送方向への長さL2以下である場合には、1回目の走査処理において第1ノズル群64aからのインクによりコード画像40に含まれる全ての印刷領域42を形成し、2回目の走査処理において第2ノズル群64bからのインクによりコード画像40に含まれる全ての印刷領域42を再度形成することができる。すなわち、2回の搬送処理と2回の走査処理とにより、第1ノズル群64a及び第2ノズル群64bの両方からのインクでコード画像140を形成することができる。また、コード画像140の搬送方向への長さL4が、記録ヘッド63の全ノズル64の画像形成範囲の搬送方向への長さL1よりも長い場合には、搬送処理と走査処理とを4回以上行ってコード画像140を形成する。
[第2実施形態の特徴]
以上のように、上述の実施形態のプリンタ10は、コード画像140に含まれる全ての印刷領域142が、記録ヘッド63の第1ノズル群64aから吐出されたインクと、第2ノズル群64bから吐出されたインクとの両方が用紙9上に着弾することによって形成される。したがって、ノズル64に不吐出などの吐出不良があって第1ノズル群64a又は第2ノズル群64bに属するノズル64から各印刷領域42へのインク着弾量が減少するとしても、各印刷領域42には、それぞれ、第2ノズル群64b又は第1ノズル群64aに属するノズル64からもインクが吐出されるために、各印刷領域42においてインク着弾量が補われる。よって、読み取りエラーが発生することが少なくなる。
[第3実施形態]
次に、図8を参照しつつ、本発明の第3実施形態について説明する。第1実施形態のプリンタ10は、記録ヘッド63を用紙9の搬送方向と直交する方向に往復移動させて画像を形成するシリアルプリンタであるが、本実施形態のプリンタ100は、移動しないように位置が固定された記録ヘッド163によって画像を形成するラインプリンタである。以下の説明において、第1実施形態と同様の構成については、説明を省略する。
図8に示すように、記録ヘッド163は、用紙9の搬送方向と直交する直交方向に長尺である。記録ヘッド163のノズル面169には、搬送方向に並ぶ2本のノズル列165a、165bが形成されている。各ノズル列165a、165bにおいては、直交方向に関する位置が互い異なる複数のノズル164が配列ピッチPで配列されている。また、2本のノズル列165a、165bの間では、ノズル164の位置が配列方向にP/2ずれている。すなわち、ノズル面169に設けられた複数のノズル164は、2列の千鳥状に配列されている。
2本のノズル列165a、165bのうち、搬送方向の上流に位置するノズル列165aに属するノズル164を第1ノズル群164aとする。また、搬送方向の下流に位置するノズル列165bに属するノズル164を第2ノズル群164bとする。
また、本実施形態においては、用紙9の搬送方向と直交する直交方向と配列方向とが一致する向きとなるように用紙9上に形成される一次元のコード画像40を含む画像にかかる画像データを対象とする。
制御部8は、判断処理において、一次元のコード画像40を含む画像が用紙9上に形成されると判断し、且つ、コード画像40を含む画像が、用紙9の搬送方向と直交する直交方向と配列方向とが一致する向きとなるように用紙9上に形成されると判断した場合に、記録処理を実行する。記録処理においては、第1ノズル群164aに属する複数のノズル164と第2ノズル群164bに属する複数のノズル164とからそれぞれインクを吐出することによって、コード画像40の各印刷領域42の互いに異なる部分が形成されるように画像の記録を行う。すなわち、記録処理において、記録ヘッド163の第1ノズル群164aに属する複数のノズル164からそれぞれ吐出されたインクによってコード画像40の各印刷領域42の第1部分42aが形成され、第2ノズル群164bに属する複数のノズル164からそれぞれ吐出されたインクによってコード画像40の各印刷領域42の第2部分42bが形成される。
図8に示す例では、第1ノズル群164aから吐出されたインクで形成される第1部分42aは、搬送方向に関して第2ノズル群164bから吐出されたインクで形成される第2部分42bの下流に位置している。しかしながら、第1部分42aは、搬送方向に関して第2部分42bの上流に位置していてもよい。
[第3実施形態の特徴]
以上のように、上述の実施形態のプリンタ100では、記録ヘッド163は、搬送方向と直交する直交方向に移動しないように位置が固定されたものである。そして、記録処理において、第1ノズル群164aが第2ノズル群164bよりも搬送方向に関して上流に位置し、各印刷領域42の第1部分42aが搬送方向に関して第2部分42bの上流又は下流に位置するように、画像の記録を行う。したがって、ラインタイプのプリンタ100において、搬送方向に関する位置が異なる2つの第1ノズル群164a及び第2ノズル群164bが設けられるために記録ヘッド163の制御が比較的容易である。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものでないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
上述の第1及び第3実施形態では、プリンタ10、100に備えられた制御部8が、一次元のコード画像40を含む画像が用紙9上に形成されるか否かを判断する判断処理と、一次元のコード画像40を含む画像が用紙9上に形成されると判断した場合に、記録ヘッド63、163の第1ノズル群64a、164aからインクを吐出することによってコード画像40における各印刷領域42の第1部分42aが形成され、第2ノズル群64b、164bからインクを吐出することによって各印刷領域42の第1部分42aとは異なる第2部分42bが形成されるように、記録ヘッド63、163により用紙9への画像の記録を行う記録処理を実行する場合について説明したが、これには限定されない。すなわち例えば、プリンタ10、100に接続されたPC20のHDD24にインストールされたプリンタドライバ24b(図3参照)により、PC20に、判断処理及び記録処理を実行させてもよい。
また、上述の第2実施形態においては、プリンタ10に備えられた制御部8が、二次元のコード画像140を含む画像が用紙9上に形成されるか否かを判断する判断処理と、二次元のコード画像140を含む画像が用紙9上に形成されると判断した場合に、コード画像140に含まれる全ての印刷領域142が、記録ヘッド63の第1ノズル群64aから吐出されたインクと、第2ノズル群64bから吐出されたインクとの両方が用紙9上に着弾することによって形成されるように画像の記録を行う記録処理とを実行する場合について説明したが、これには限定されない。すなわち例えば、プリンタ10に接続されたPC20のHDD24にインストールされたプリンタドライバ24b(図3参照)により、PC20に、判断処理及び記録処理を実行させてもよい。
さらに、上述の第1実施形態においては、コード画像40における各印刷領域42の第1部分42aを形成する第1ノズル群64aが、第1部分42aとは異なる第2部分42bを形成する第2ノズル群64bよりも搬送方向に関して上流に位置する場合について説明したが、これには限定されない。すなわち例えば、いずれも搬送方向に関する位置が互い異なる複数のノズル64で構成されており、且つ、走査方向に関して異なる位置に形成されているノズル列65a及びノズル列65b(図2参照)を、それぞれ第1ノズル群64a、第2ノズル群64bとしてもよい。これによると、シリアルタイプのプリンタ10において、走査方向に関する位置が異なる第1ノズル群64a及び第2ノズル群64bが設けられるために記録ヘッド63の制御が比較的容易である。また、第1ノズル群64a及び第2ノズル群64bの搬送方向の長さが比較的長くなるために、搬送方向への長さが比較的長いコード画像40を少ない走査回数で形成することができる。
また、上述の第2実施形態においては、コード画像140に含まれる全ての印刷領域142が、記録ヘッド63の第1ノズル群64aから吐出されたインクと、第2ノズル群64bから吐出されたインクとの両方が用紙9上に着弾することによって形成される場合について説明したが、これには限定されない。記録ヘッド63の第1ノズル群64aから吐出されたインクと、第2ノズル群64bら吐出されたインクとの両方が用紙9上に着弾することによって形成されるのは、複数の印刷領域42の一部であってもよい。なお、複数の印刷領域42の一部に、ファインダパターン144が含まれていることが好ましい。このような場合には、二次元のコード画像140の読み取り精度が向上する。
加えて、上述の第1及び第3実施形態においては、一次元のコード画像40を含む画像にかかる画像データを対象とする場合について、第2実施形態においては、二次元のコード画像140を含む画像にかかる画像データを対象とする場合について説明したが、これには限定されない。すなわち、いずれの実施形態も一次元のコード画像40及び二次元のコード画像140の両方に適用することができる。
さらに、上述の第1実施形態においては、一次元のコード画像40が搬送方向と配列方向とが一致する向きとなるように用紙9上に形成される場合について、第3実施形態においては、一次元のコード画像40が直交方向と配列方向とが一致する向きとなるように用紙9上に形成される場合について説明したが、これには限定されない。すなわち、いずれの実施形態も搬送方向と配列方向とが一致するコード画像40及び直交方向と配列方向とが一致するコード画像40の両方に適用することができる。
また、上述の第1及び第2実施形態においては、第1ノズル群64aを構成するノズル64の個数と第2ノズル群64bを構成するノズル64の個数とが等しい場合について説明したが、これには限定されない。第1ノズル群64a及び第2ノズル群64bは、いずれも一又は複数のノズル64が属していればよく、属しているノズルの数は異なっていてもよい。
加えて、上述の第1及び第3実施形態においては、第1ノズル群64a、164a及び第2ノズル群64b、164bから吐出されたインクにより、コード画像40の印刷領域42における第1部分42a及び第2部分42bを形成する場合について説明したが、これには限定されない。すなわち例えば、記録ヘッド63、163のノズル面69、169に設けられた複数のノズル64、164を3つ以上のノズル群にグループ分けし、各ノズル群から吐出されたインクにより、コード画像40の印刷領域42における互いに異なる3つ以上の部分をそれぞれ形成してもよい。
また、上述の第2実施形態においては、二次元のコード画像140がQRコード(登録商標)である場合について説明したが、これには限定されない。すなわち、データマトリックス(登録商標)等の二次元コード画像に適用することもできる。
7 搬送部
8 制御部
10、100 プリンタ(液体吐出装置)
20 PC(電子機器)
40、140 コード画像
42、142 印刷領域
42a 第1部分
42b 第2部分
43、143 非印刷領域
61 キャリッジ
63、163 記録ヘッド(記録部)
64、164 ノズル(吐出口)
64a、164a 第1ノズル群(第1吐出口群)
64b、164b 第2ノズル群(第2吐出口群)
144 ファインダパターン

Claims (4)

  1. 液体を吐出する複数の吐出口を有しており、前記複数の吐出口から液体を吐出して記録媒体に画像を記録するための記録ヘッドと、
    搬送方向に記録媒体を搬送する搬送部と、
    前記搬送方向と直交する走査方向に往復移動可能なキャリッジと、
    制御部とを備えており、
    前記複数の吐出口のうちの少なくとも2つの前記吐出口の前記搬送方向に関する位置が互いに異なるように前記記録ヘッドが前記キャリッジに搭載されており、
    前記制御部は、
    前記搬送部で記録媒体を前記搬送方向に搬送する搬送処理と、
    前記搬送処理が実行されていないときに、前記キャリッジを前記走査方向に移動させる走査処理と、
    前記走査処理時に、前記記録ヘッドが前記キャリッジとともに前記走査方向に移動しつつ前記複数の吐出口から液体を吐出して記録媒体への画像の記録が行われるようにする記録処理と、
    複数の印刷領域と複数の非印刷領域とからなるコード画像を含む画像が、記録媒体上に形成されるか否かを判断する判断処理と、を実行し、
    前記コード画像を含む画像が形成されると判断した場合に、前記複数の吐出口のうちの一又は複数の吐出口が属する第1吐出口群から液体を吐出することによって、各印刷領域の第1部分が形成され、前記複数の吐出口のうちの前記第1吐出口群に属さない一又は複数の吐出口が属する第2吐出口群から液体を吐出することによって、各印刷領域の前記第1部分とは異なる第2部分が形成されるように、前記記録処理を実行し、
    前記コード画像が前記印刷領域と前記非印刷領域とが所定方向に交互に形成されたパターンを有するものである場合、前記判断処理において、前記コード画像を含む画像が、前記搬送方向と前記所定方向とが一致する向きとなるように記録媒体上に形成されるか否かを判断し、
    前記コード画像を含む画像が、前記搬送方向と前記所定方向とが一致する向きとなるように記録媒体上に形成されると判断した場合に、前記記録処理を実行し、
    前記記録処理において、前記第1吐出口群が前記第2吐出口群よりも前記搬送方向に関して上流に位置し、各印刷領域の前記第1部分と前記第2部分とが前記走査方向に関して異なる位置に形成されるように、前記記録ヘッドにより記録媒体への画像の記録を行うことを特徴とする液体吐出装置。
  2. 液体を吐出する複数の吐出口を有しており、前記複数の吐出口から液体を吐出して記録媒体に画像を記録するための記録ヘッドと、
    搬送方向に記録媒体を搬送する搬送部と、
    前記搬送方向と直交する走査方向に往復移動可能なキャリッジと、
    制御部とを備えており、
    前記複数の吐出口のうちの少なくとも2つの前記吐出口の前記搬送方向に関する位置が互いに異なるように前記記録ヘッドが前記キャリッジに搭載されており、
    前記制御部は、
    前記搬送部で記録媒体を前記搬送方向に搬送する搬送処理と、
    前記搬送処理が実行されていないときに、前記キャリッジを前記走査方向に移動させる走査処理と、
    前記走査処理時に、前記記録ヘッドが前記キャリッジとともに前記走査方向に移動しつつ前記複数の吐出口から液体を吐出して記録媒体への画像の記録が行われるようにする記録処理と、
    複数の印刷領域と複数の非印刷領域とからなるコード画像を含む画像が、記録媒体上に形成されるか否かを判断する判断処理と、を実行し、
    前記コード画像を含む画像が形成されると判断した場合に、前記複数の吐出口のうちの一又は複数の吐出口が属する第1吐出口群から液体を吐出することによって、各印刷領域の第1部分が形成され、前記複数の吐出口のうちの前記第1吐出口群に属さない一又は複数の吐出口が属する第2吐出口群から液体を吐出することによって、各印刷領域の前記第1部分とは異なる第2部分が形成されるように、前記記録処理を実行し、
    前記コード画像が前記印刷領域と前記非印刷領域とが所定方向に交互に形成されたパターンを有するものである場合、前記判断処理において、前記コード画像を含む画像が、前記搬送方向と前記所定方向とが一致する向きとなるように記録媒体上に形成されるか否かを判断し、
    前記コード画像を含む画像が、前記搬送方向と前記所定方向とが一致する向きとなるように記録媒体上に形成されると判断した場合に、前記記録処理を実行し、
    前記キャリッジに搭載された前記記録ヘッドには、前記第1吐出口群として、前記搬送方向に関する各吐出口の位置が異なる第1吐出口列が形成され、前記第2吐出口群として、前記搬送方向に関する各吐出口の位置が異なり且つ前記走査方向に関する位置が前記第1吐出口列と異なる第2吐出口列が形成されており、
    前記制御部は、前記記録処理において、各印刷領域の前記第1部分と前記第2部分とが前記走査方向に関して異なる位置に形成されるように、前記記録ヘッドにより記録媒体への画像の記録を行うことを特徴とする液体吐出装置。
  3. 液体吐出装置を制御する電子機器に用いられるプログラムであって、
    前記液体吐出装置は、
    液体を吐出する複数の吐出口を有しており、前記複数の吐出口から液体を吐出して記録媒体に画像を記録するための記録ヘッドと、
    搬送方向に記録媒体を搬送する搬送部と、
    前記搬送方向と直交する走査方向に往復移動可能なキャリッジと、
    制御部と、を備えており、
    前記複数の吐出口のうちの少なくとも2つの前記吐出口の前記搬送方向に関する位置が互いに異なるように前記記録ヘッドが前記キャリッジに搭載されており、
    前記制御部は、
    前記搬送部で記録媒体を前記搬送方向に搬送する搬送処理を実行し、
    前記プログラムは、前記電子機器に、
    前記搬送処理が実行されていないときに、前記キャリッジを前記走査方向に移動させる走査処理と、
    前記走査処理時に、前記記録ヘッドが前記キャリッジとともに前記走査方向に移動しつつ前記複数の吐出口から液体を吐出して記録媒体への画像の記録が行われるようにする記録処理と、
    複数の印刷領域と複数の非印刷領域とからなるコード画像を含む画像が、記録媒体上に形成されるか否かを判断する判断処理と、を実行させ、
    前記コード画像を含む画像が形成されると判断した場合に、前記複数の吐出口のうちの一又は複数の吐出口が属する第1吐出口群から液体を吐出することによって、各印刷領域の第1部分が形成され、前記複数の吐出口のうちの前記第1吐出口群に属さない一又は複数の吐出口が属する第2吐出口群から液体を吐出することによって、各印刷領域の前記第1部分とは異なる第2部分が形成されるように、前記記録処理を実行させ
    前記コード画像が前記印刷領域と前記非印刷領域とが所定方向に交互に形成されたパターンを有するものである場合、前記判断処理において、前記コード画像を含む画像が、前記搬送方向と前記所定方向とが一致する向きとなるように記録媒体上に形成されるか否かを判断させ、
    前記コード画像を含む画像が、前記搬送方向と前記所定方向とが一致する向きとなるように記録媒体上に形成されると判断された場合に、前記記録処理を実行させ、
    前記記録処理において、前記第1吐出口群が前記第2吐出口群よりも前記搬送方向に関して上流に位置し、各印刷領域の前記第1部分と前記第2部分とが前記走査方向に関して異なる位置に形成されるように、前記記録ヘッドにより記録媒体への画像の記録を行わせることを特徴とするプログラム。
  4. 液体吐出装置を制御する電子機器に用いられるプログラムであって、
    前記液体吐出装置は、
    液体を吐出する複数の吐出口を有しており、前記複数の吐出口から液体を吐出して記録媒体に画像を記録するための記録ヘッドと、
    搬送方向に記録媒体を搬送する搬送部と、
    前記搬送方向と直交する走査方向に往復移動可能なキャリッジと、
    制御部と、を備えており、
    前記複数の吐出口のうちの少なくとも2つの前記吐出口の前記搬送方向に関する位置が互いに異なるように前記記録ヘッドが前記キャリッジに搭載されており、
    前記制御部は、
    前記搬送部で記録媒体を前記搬送方向に搬送する搬送処理を実行し、
    前記プログラムは、前記電子機器に、
    前記搬送処理が実行されていないときに、前記キャリッジを前記走査方向に移動させる走査処理と、
    前記走査処理時に、前記記録ヘッドが前記キャリッジとともに前記走査方向に移動しつつ前記複数の吐出口から液体を吐出して記録媒体への画像の記録が行われるようにする記録処理と、
    複数の印刷領域と複数の非印刷領域とからなるコード画像を含む画像が、記録媒体上に形成されるか否かを判断する判断処理と、を実行させ、
    前記コード画像を含む画像が形成されると判断した場合に、前記複数の吐出口のうちの一又は複数の吐出口が属する第1吐出口群から液体を吐出することによって、各印刷領域の第1部分が形成され、前記複数の吐出口のうちの前記第1吐出口群に属さない一又は複数の吐出口が属する第2吐出口群から液体を吐出することによって、各印刷領域の前記第1部分とは異なる第2部分が形成されるように、前記記録処理を実行させ
    前記コード画像が前記印刷領域と前記非印刷領域とが所定方向に交互に形成されたパターンを有するものである場合、前記判断処理において、前記コード画像を含む画像が、前記搬送方向と前記所定方向とが一致する向きとなるように記録媒体上に形成されるか否かを判断させ、
    前記コード画像を含む画像が、前記搬送方向と前記所定方向とが一致する向きとなるように記録媒体上に形成されると判断された場合に、前記記録処理を実行させ、
    前記キャリッジに搭載された前記記録ヘッドには、前記第1吐出口群として、前記搬送方向に関する各吐出口の位置が異なる第1吐出口列が形成され、前記第2吐出口群として、前記搬送方向に関する各吐出口の位置が異なり且つ前記走査方向に関する位置が前記第1吐出口列と異なる第2吐出口列が形成されており、
    前記プログラムは、前記記録処理において、各印刷領域の前記第1部分と前記第2部分とが前記走査方向に関して異なる位置に形成されるように、前記記録ヘッドにより記録媒体への画像の記録を行わせることを特徴とするプログラム。
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