JP7274338B2 - steering device - Google Patents
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Description
本発明は、ステアリング装置に関する。 The present invention relates to steering devices.
特許文献1には、アジャストスクリューのねじ込み加減により設定されたばね力でリテーナを介しラックをピニオンに押付けてこれらラック及びピニオン間に噛み合い予圧を与え、アジャストスクリュー及びリテーナの対向面間にラトル音防止用の皿ばねを介在させたラックアンドピニオン型ステアリングギヤ装置が記載されている。また、特許文献1に記載された装置においては、この皿ばねを、ワッシャを介してリテーナの面に着座させる。
In
ラックをピニオンに押付ける押付け部材(特許文献1においてはリテーナ)、皿ばね、押付け部材と皿ばねとの間に介在する介在部材(特許文献1においてはワッシャ)はそれぞれ別部品であるため、ハウジングに、これらの部材を組み付けるのは手間が掛かってしまう。
本発明は、ラックをピニオンに押付ける機構の組み付け性能を向上させることができるステアリング装置を提供することを目的とする。
Since the pressing member (retainer in Patent Document 1) that presses the rack against the pinion, the disc spring, and the intervening member (washer in Patent Document 1) interposed between the pressing member and the disc spring are separate parts, the housing In addition, it takes time and effort to assemble these members.
SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide a steering device capable of improving assembly performance of a mechanism for pressing a rack against a pinion.
かかる目的のもと完成させた本発明は、ピニオン軸に形成されたピニオンとラック・アンド・ピニオンを構成するラックが形成されたラック軸と、前記ラック軸に対して前記ピニオン軸とは反対側の位置に設けられ、前記ラックを前記ピニオンに押し付ける押付方向の力を前記ラック軸に付与する押付部材と、前記押付方向の力を前記押付部材に付与するコイルばねと、前記コイルばねの外側に配置されて、前記押付方向の力を前記押付部材に付与する皿ばねと、前記コイルばねと前記皿ばねとを、前記押付部材とともに挟み込む挟み込み部材と、前記皿ばねと前記押付部材との間に介在し、前記押付部材側に突出し、前記押付部材と嵌め合わされる押付部材側突出部と、前記皿ばね側に突出し、前記皿ばねの径方向の移動を規制する皿ばね側突出部と、を有する介在部材と、を備えるステアリング装置である。 The present invention completed for this purpose provides a rack shaft formed with a pinion formed on the pinion shaft and a rack constituting a rack and pinion, and a rack shaft on the opposite side of the pinion shaft with respect to the rack shaft. a pressing member that is provided at a position of and applies to the rack shaft a force in a pressing direction that presses the rack against the pinion; a coil spring that applies the force in the pressing direction to the pressing member; a disk spring arranged to apply a force in the pressing direction to the pressing member; a sandwiching member sandwiching the coil spring and the disk spring together with the pressing member; and between the disk spring and the pressing member. A pressing member-side projecting portion intervening and projecting toward the pressing member to be fitted with the pressing member, and a disk spring-side projecting portion projecting toward the disk spring and restricting radial movement of the disk spring. and an intervening member.
本発明によれば、ラックをピニオンに押付ける機構の組み付け性能を向上させることができる。 According to the present invention, it is possible to improve the assembly performance of the mechanism for pressing the rack against the pinion.
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、第1の実施形態に係る電動パワーステアリング装置1の全体構成の一例を示す図である。
図2は、図1のII-II部の断面図であり、伝達機構部10の断面の一例を示す図である。
図3は、図1のIII-III部の断面図であり、アシスト部20の断面の一例を示す図である。
図1に示すように、第1の実施形態に係る電動パワーステアリング装置(以下、「ステアリング装置」と称する場合もある。)1は、車両の進行方向を任意に変えるためのかじ取り装置である。ステアリング装置1は、いわゆるダブルピニオン型のパワーステアリング装置である。
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
<First embodiment>
FIG. 1 is a diagram showing an example of the overall configuration of an electric
FIG. 2 is a sectional view taken along line II-II in FIG. 1, showing an example of the cross section of the
FIG. 3 is a cross-sectional view taken along line III-III of FIG.
As shown in FIG. 1, an electric power steering device (hereinafter also referred to as "steering device") 1 according to the first embodiment is a steering device for arbitrarily changing the traveling direction of a vehicle. The
ステアリング装置1は、転動輪としての左右の車輪(不図示)それぞれにナックルアーム(不図示)を介して連結されたタイロッド2と、タイロッド2に連結されたラック軸3とを備えている。また、ステアリング装置1は、車両に設けられたステアリングホイール(不図示)からの操舵力をラック軸3に伝達する伝達機構部10を備えている。また、ステアリング装置1は、電動モータ22を有し、電動モータ22の駆動力を操舵補助力としてラック軸3に伝達してラック軸3の移動をアシストするアシスト部20を備えている。
The
また、ステアリング装置1は、ラック軸3の外周面の一部の周囲を覆うとともに、ラック軸3を軸方向に移動可能に支持するハウジング40を備えている。ハウジング40は、軸方向に2つに分割された、伝達機構部10側の第1ハウジング41と、アシスト部20側の第2ハウジング42とを有している。
The
伝達機構部10は、ラック軸3に形成されたラック3aとともにラック・アンド・ピニオンを構成するピニオン11aが形成されたピニオン軸11と、ステアリングホイール(不図示)からの操舵力が入力される入力軸12とを有している。また、伝達機構部10は、ピニオン軸11と入力軸12とに連結されるトーションバー13と、トーションバー13の捩れ量に基づいてステアリングホイールの操舵トルクを検出するトルクセンサ14とを有している。
The
また、伝達機構部10は、トルクセンサ14の周囲を覆うセンサハウジング15と、センサハウジング15の開口部を覆うカバー16とを有している。センサハウジング15は、第1ハウジング41にボルト(不図示)によって固定され、カバー16は、センサハウジング15にボルト(不図示)によって固定されている。
第1ハウジング41及びセンサハウジング15は、それぞれ、ピニオン軸11を回転可能に支持する、軸受41a、軸受15aを有している。カバー16は、入力軸12を回転可能に支持する軸受16aを有している。
The
The
また、伝達機構部10は、第1ハウジング41に設けられた円筒状のシリンダ部41bに挿入されて、ラック軸3のラック3aをピニオン軸11のピニオン11aに押し付けるとともに、ラック軸3を摺動自在に支持するラックガイド50を有している。
Further, the
アシスト部20は、図3に示すように、ラック軸3に形成されたラック3bとともにラック・アンド・ピニオンを構成するピニオン21aが形成されたピニオン軸21を有している。また、アシスト部20は、電動モータ22(図1参照)と、ピニオン軸21に保持されたウォームホイール23と、電動モータ22の回転駆動力をウォームホイール23に伝達する伝達部24とを備えている。
As shown in FIG. 3, the
また、アシスト部20は、ウォームホイール23の周囲を覆うウォームハウジング25と、ウォームハウジング25の開口部を覆うカバー26とを有している。ウォームハウジング25は、第2ハウジング42にボルト(不図示)によって固定され、カバー26は、ウォームハウジング25にボルト(不図示)によって固定されている。
第2ハウジング42及びウォームハウジング25は、それぞれ、ピニオン軸21を回転可能に支持する、軸受42a、軸受25aを有している。
また、アシスト部20は、第2ハウジング42に設けられた円筒状のシリンダ部42bに挿入されて、ラック軸3のラック3bをピニオン軸21のピニオン21aに押し付けるとともに、ラック軸3を摺動自在に支持するラックガイド60を有している。
The
The
The
(ラックガイドの構成・機能)
次に、伝達機構部10に設けられるラックガイド50と、アシスト部20に設けられるラックガイド60とについて詳しく説明する。なお、本実施形態のステアリング装置1において、ラックガイド50とラックガイド60とは、基本構成が同じである。そこで、以下では、ラックガイド50とラックガイド60とをまとめて「ラックガイド100」と称する場合がある。また、以下に、ラックガイド100について、ラックガイド50を代表例として説明する。
(Structure and function of rack guide)
Next, the
図4は、第1の実施形態に係るラックガイド100の概略構成の一例を示す図である。
図5は、図2のV部の拡大図である。
図6は、介在部材170の概略構成の一例を示す斜視図である。
ラックガイド100は、ラック3aをピニオン11aに押付ける機構の一例である。
ラックガイド100は、図4に示すように、ガイド本体部110と、ガイド本体部110とラック軸3との間に設けられるシート部材120とを備えている。また、ラックガイド100は、ガイド本体部110をラック軸3に向けて押すコイルばね130と、ガイド本体部110をラック軸3に向けて押す皿ばね140とを備えている。また、ラックガイド100は、ガイド本体部110をラック軸3側に押し込むスクリュ150と、ガイド本体部110の外周に設けられるゴムリング160とを備えている。また、ラックガイド100は、皿ばね140とガイド本体部110との間に介在する介在部材170を備えている。
FIG. 4 is a diagram showing an example of a schematic configuration of the
FIG. 5 is an enlarged view of the V portion of FIG. 2. FIG.
FIG. 6 is a perspective view showing an example of a schematic configuration of the intervening
The
The
ガイド本体部110は、第1ハウジング41のシリンダ部41b(図2参照)の内側に挿入される。ここで、シリンダ部41bは、ラック軸3の軸方向と交差する方向に円筒の中心軸が向くように形成されている。したがって、ガイド本体部110は、ラック軸3の軸方向と交差する方向に移動可能に設けられる。以下、ガイド本体部110が移動する方向を「交差方向」と称する場合がある。そして、ガイド本体部110は、図4に示すように、収容部111、支持部112、溝部113及び受け部114を備える。
The
収容部111は、円筒状の部位であり、内側にコイルばね130が配置される空間が形成されている。円筒状の収容部111の円筒中心軸におけるラック軸3側の端部に支持部112が設けられている。収容部111は、支持部112によって、円筒中心軸における一方側の端部であるラック軸3側の端部が閉じて、他方側の端部であるスクリュ150側の端部が開口する。
The
支持部112は、ラック軸3の外周に沿うように形成された円弧状の部分である。支持部112は、図4に示すように、ラック軸3の軸方向と直交する方向における一方側と他方側とにそれぞれ設けられ、ラック軸3側に向けて突出する第1突出部112a及び第2突出部112bを有する。そして、支持部112は、第1突出部112aと第2突出部112bとによって、ラック軸3を軸方向に直交する方向から挟み込む。
また、支持部112には、シート部材120が取り付けられる。そして、支持部112は、シート部材120を介して、ラック軸3を支持する。
The
A
溝部113は、ガイド本体部110の外周に設けられる。溝部113は、環状の溝を形成する。そして、溝部113は、ゴムリング160を保持する。
受け部114は、ガイド本体部110のうち支持部112が設けられる側とは反対側の端部に形成されている。受け部114は、平坦面を有する。そして、受け部114は、ラックガイド100を組み付ける際には、皿ばね140の位置合わせを行い、ラックガイド100が組み付けられた後には、皿ばね140を支持する。
The
The receiving
シート部材120は、図4に示すように、ガイド本体部110の支持部112に沿った形状を有している。すなわち、シート部材120は、ラック軸3の外周に沿うように形成されている。そして、シート部材120は、支持部112に取り付けられる。シート部材120には、ラック軸3と支持部112とが直接接触する場合と比較して、ラック軸3との間の摩擦が小さくなる材料を用いている。
The
コイルばね130は、外径が、ガイド本体部110の円筒状の収容部111の内径よりも小さく、収容部111の内側に配置される。コイルばね130の長さは、外力を受けていない状態で、収容部111の内側における一方側の端部から他方側の端部までの長さよりも長く設定されている。
The
スクリュ150は、図4に示すように、円柱形状を有し、外周に雄ねじ151が形成されている。スクリュ150の雄ねじ151は、シリンダ部41bの内側に形成された雌ねじ41c(図5参照)に締め付けられる。また、スクリュ150には、コイルばね130及び皿ばね140に接触する接触面152が形成されている。スクリュ150をシリンダ部41bに締め付けることによって、ラック軸3に対するガイド本体部110の押し込み量を調整することができる。また、スクリュ150がシリンダ部41bに締め付けられることにより、スクリュ150は、ガイド本体部110、シート部材120、コイルばね130及びゴムリング160をシリンダ部41bの内側に保持する(図5参照)。
As shown in FIG. 4, the
ゴムリング160は、円環形状を有する部材であり、ガイド本体部110の外周に形成されている溝部113に取り付けられる。また、ゴムリング160の幅は、溝部113に取り付けられた状態で、ガイド本体部110の外周面から突出するように設定されており、ガイド本体部110がシリンダ部41bに組み付けられた状態で、ガイド本体部110の外周とシリンダ部41bの内周との間の隙間をシールする。
The
以下、皿ばね140及び介在部材170について詳述する。
ここで、ガイド本体部110の受け部114とスクリュ150との間に皿ばね140を設ける場合の効果は以下の通りである。
ラック軸3がピニオン軸11とは反対側に移動するようにラック軸3に力が作用した場合に、皿ばね140は、ガイド本体部110がスクリュ150側に移動し難くなるようなばね力を生じる。そして、これにより、ラック軸3に過大な力が作用したとしても、ラック軸3がピニオン軸11と離れる方向に移動し難くなる。その結果、ラック軸3がピニオン軸11とは反対側に移動した後に、再度ピニオン軸11の方へ移動してラック軸3とピニオン軸11とが接触する際に生じる音が抑制される。
The
Here, the effect of providing the
When a force acts on the
一方で、ガイド本体部110の受け部114とスクリュ150との間に設けられた皿ばね140が、ガイド本体部110がスクリュ150によってシリンダ部41bに支持された初期セット状態(図5参照)で、ばね力を生じている場合には、そのばね力の分、ラック軸3のラック3aとピニオン軸11のピニオン11aとの間の摩擦力が大きくなる。その結果、皿ばね140のばね力の分、運転者がステアリングホイールを回転させる力(操舵力)に抗する力が大きくなる。
On the other hand, the
以上の事項に鑑みると、ガイド本体部110の受け部114とスクリュ150との間に設けられた皿ばね140の特性としては、ばね定数は大きい方が好ましい一方で、初期セット状態でのばね力は小さい方が好ましい。ゆえに、かかる事項を考慮して皿ばね140の仕様を設定することが重要となる。
In view of the above matters, as the characteristics of the
本実施形態に係る皿ばね140は以下のように構成されている。
皿ばね140の内径は、ガイド本体部110の収容部111の内径よりも大きく、また、コイルばね130の外径よりも大きい。皿ばね140の外径は、収容部111の外径よりも小さく、また、シリンダ部41bの内径よりも小さい。また、皿ばね140は、一方側から他方側にかけて徐々に径が大きくなっている。そして、皿ばね140は、径方向には、シリンダ部41b内において、コイルばね130の外側に配置されている。
The
The inner diameter of the
他方、交差方向には、皿ばね140は、介在部材170とスクリュ150との間に配置されている。そして、皿ばね140の自由高さは、初期セット状態で、皿ばね140にばね力が生じるように設定されている。言い換えれば、介在部材170と、スクリュ150の接触面152との間の距離が、初期セット状態で、予め定められた所定距離となるように設定され、皿ばね140の自由高さは、所定距離よりも小さくなるように設定されている。そして、初期セット状態で、ガイド本体部110に、コイルばね130と皿ばね140とのばね力が与えられることで、ピニオン軸11のピニオン11aとラック軸3のラック3aとに予め定められた噛み合い圧力が与えられる。
On the other hand, the
介在部材170は、内側に孔が空いた円板状の円板状部171と、円板状部171における内側の端部において、円板状部171から一方側に突出する一方側突出部172と、円板状部171から他方側に突出する他方側突出部173とを有している。介在部材170は、金属の薄い板に加工が施されることにより成形された部材であることを例示することができる。例えば、先ず、薄い金属板から、円板状部171、一方側突出部172及び他方側突出部173以外の部位が切り落とされ、その後、一方側突出部172が円板状部171に対して一方側に折り曲げられ、他方側突出部173が円板状部171に対して他方側に折り曲げられることで成形される。
The intervening
円板状部171は、交差方向において、ガイド本体部110の受け部114と、皿ばね140との間に配置されている。
一方側突出部172及び他方側突出部173は、それぞれ、周方向に等間隔に複数(図6の構成においては4つ)設けられている。また、一方側突出部172及び他方側突出部173は、周方向に、交互に設けられている。
The disk-shaped
The one-
複数の一方側突出部172は、ガイド本体部110の収容部111の内側に装着されている。複数の一方側突出部172の収容部111の内側への装着は、少なくとも一の一方側突出部172の外面と収容部111の内面との間に生じる摩擦力により、介在部材170がガイド本体部110から脱落し難くなっている状態であることを例示することができる。例えば、介在部材170がガイド本体部110に装着される前の状態で、複数の一方側突出部172の内の、収容部111の円筒中心軸を挟む2つの一方側突出部172における外面間の距離は、収容部111の内周面の径よりも大きくなるように設定されていることを例示することができる。例えば、介在部材170がガイド本体部110に装着される前の状態で、交差方向に直交する面で切断した場合に、複数の一方側突出部172の外面の曲線が、一つの円上に描かれるように形成されるとともに、その円の径は、収容部111の内周面の径よりも大きくなるように設定されていることを例示することができる。
The plurality of one-
複数の他方側突出部173は、皿ばね140の内側に配置されるように構成されている。つまり、複数の他方側突出部173の内の、収容部111の円筒中心軸を挟む2つの他方側突出部173における外面間の距離は、皿ばね140の内径よりも小さくなるように設定されている。例えば、交差方向に直交する面で切断した場合に、複数の他方側突出部173の外面の曲線が、一つの円上に描かれるように形成されるとともに、その円の径は、皿ばね140の内径よりも小さくなるように設定されていることを例示することができる。
The plurality of other-
以上のように構成された第1の実施形態に係るステアリング装置1は、ピニオン軸11に形成されたピニオン11aとラック・アンド・ピニオンを構成するラック3aが形成されたラック軸3と、ラック軸3に対してピニオン軸11とは反対側の位置に設けられ、ラック3aをピニオン11aに押し付ける押付方向の一例としての交差方向の力をラック軸3に付与する押付部材の一例としてのガイド本体部110及びシート部材120とを備えている。また、ステアリング装置1は、押付方向の力をガイド本体部110に付与するコイルばね130と、コイルばね130の外側に配置されて、押付方向の力をガイド本体部110に付与する皿ばね140と、コイルばね130と皿ばね140とを、ガイド本体部110とともに挟み込む挟み込み部材の一例としてのスクリュ150とを備えている。また、ステアリング装置1は、皿ばね140とガイド本体部110との間に介在し、ガイド本体部110側に突出し、ガイド本体部110と嵌め合わされる押付部材側突出部の一例としての一方側突出部172と、皿ばね140側に突出し、皿ばねの径方向の移動を規制する皿ばね側突出部の一例としての他方側突出部173と、を有する介在部材170と、を備えている。
The
このステアリング装置1においては、介在部材170に一方側突出部172が設けられているので、ガイド本体部110に対する介在部材170の位置ずれが抑制される。また、ガイド本体部110を、例えば、第1ハウジング41のシリンダ部41bに挿入する前に、介在部材170をガイド本体部110に装着しておくことが可能である。そして、介在部材170とガイド本体部110とを一体として、シリンダ部41bに挿入することができる。これにより、ラックガイド100を組み付ける際に、ガイド本体部110と介在部材170とを別々に組み付けなければならない構成と比較すると、組み付け作業の時間やコストを低減することが可能となる。
In this
また、介在部材170には他方側突出部173が設けられており、他方側突出部173は、皿ばね140の内側に配置される。それゆえ、皿ばね140の径方向への移動が抑制される。ここで、介在部材170に他方側突出部173が設けられていない、単なる円板状の介在部材(例えば特許文献1に記載されたワッシャ)を考えると、皿ばね140の一方側の面における内側の端部が、円板状の介在部材における他方側の面から脱落し、円板状の介在部材の内側に入り込むおそれがある。また、スクリュ150がシリンダ部41bに締め付けられた後では、皿ばね140がどのような状態で組み付けられているのかを確認することはできない。これに対して、本実施形態において、介在部材170に他方側突出部173が設けられており、皿ばね140の径方向への移動が抑制されるので、皿ばね140の一方側の面における内側の端部が、介在部材170における他方側の面よりも一方側に位置することが抑制される。その結果、皿ばね140が、予め期待する特性を確度高く発揮することが可能となる。
Further, the interposed
なお、上述した第1の実施形態に係る介在部材170においては、一方側突出部172及び他方側突出部173が円板状部171に対して折り曲げられることで成形されることを例示したが、特にかかる態様に限定されない。例えば、金属の塊から、円板状部171、一方側突出部172及び他方側突出部173を切削加工にて成形しても良い。なお、かかる場合には、一方側突出部172は、全周に亘って円板状部171から突出した円筒状であっても良い。また、他方側突出部173は、全周に亘って円板状部171から突出した円筒状であっても良い。
In addition, in the intervening
<第2の実施形態>
図7は、第2の実施形態に係るラックガイド200の概略構成を示す図である。
第2の実施形態に係るラックガイド200は、第1の実施形態に係るラックガイド100に対して、ガイド本体部110の収容部111に相当する、ガイド本体部210の収容部211、及び、介在部材170に相当する介在部材270の構成が異なる。以下、ラックガイド100と異なる点について説明する。ラックガイド200とラックガイド100とで、同じ形状、機能を有する部位については同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。
<Second embodiment>
FIG. 7 is a diagram showing a schematic configuration of a
In contrast to the
第2の実施形態に係る介在部材270は、第1の実施形態に係る介在部材170の円板状部171、一方側突出部172、他方側突出部173にそれぞれ相当する、円板状部271、一方側突出部272、他方側突出部273を有している。そして、一方側突出部272及び他方側突出部273は、それぞれ、一方側突出部172及び他方側突出部173よりも外側に形成されている。例えば、交差方向に直交する面で切断した場合に、複数の一方側突出部272の外面の曲線が、一つの円上に描かれるように形成されるとともに、その円の径は、複数の一方側突出部172の外面が描く円の径よりも大きい。また、交差方向に直交する面で切断した場合に、複数の他方側突出部273の外面の曲線が、一つの円上に描かれるように形成されるとともに、その円の径は、複数の他方側突出部173の外面が描く円の径よりも大きい。また、複数の一方側突出部272の外面の曲線が描く円の径と、複数の他方側突出部273の外面の曲線が描く円の径とは同じであることを例示することができる。
The intervening member 270 according to the second embodiment corresponds to the disc-shaped
第2の実施形態に係る収容部211の内周面には、他方側の端部が、一方側の端部よりも凹んだ凹部211aが全周に亘って形成されている。そして、凹部211aは、介在部材270の一方側突出部272が凹部211a内に収まるように形成されている。つまり、凹部211aにおける交差方向の大きさは、一方側突出部272の大きさよりも大きい。また、凹部211aにおける径方向の深さ、言い換えれば、収容部211の内周面から凹部211aの内周面までの大きさは、一方側突出部272の厚さ、言い換えれば、一方側突出部272における径方向の大きさよりも大きい。
A
そして、第2の実施形態に係るラックガイド200においても、複数の一方側突出部272の収容部211の内側への装着は、少なくとも一の一方側突出部272の外面と収容部211の凹部211aの内面との間に生じる摩擦力により、介在部材270がガイド本体部210から脱落し難くなっている状態であることを例示することができる。例えば、介在部材270がガイド本体部210に装着される前の状態で、複数の一方側突出部272の内の、収容部211の円筒中心軸を挟む2つの一方側突出部272における外面間の距離が、収容部211の凹部211aの内周面の径よりも大きくなるように設定されていることを例示することができる。例えば、介在部材270がガイド本体部210に装着される前の状態で、交差方向に直交する面で切断した場合に、複数の一方側突出部272の外面の曲線が、一つの円上に描かれるように形成されるとともに、その円の径は、収容部211の凹部211aの内周面の径よりも大きくなるように設定されていることを例示することができる。
Also in the
以上のように構成されたラックガイド200においては、ラックガイド100が奏する効果に加えて、介在部材270の一方側突出部272及び他方側突出部273が収容部211の内周面よりも内側に出っ張っていないので、コイルばね130が一方側突出部272及び他方側突出部273に干渉しないという効果を奏する。
In the
なお、上述した第2の実施形態に係るラックガイド200においては、介在部材270の一方側突出部272と他方側突出部273とが、それぞれ一方側突出部172、他方側突出部173よりも外側に形成されているが、特にかかる態様に限定されない。例えば、他方側突出部273は他方側突出部173と同じ位置に形成されていても良い。
In addition, in the
<第3の実施形態>
図8は、第3の実施形態に係るラックガイド300の概略構成の一例を示す図である。
第3の実施形態に係るラックガイド300は、第1の実施形態に係るラックガイド100に対して、介在部材170に相当する介在部材370の構成が異なる。以下、ラックガイド100と異なる点について説明する。ラックガイド300とラックガイド100とで、同じ形状、機能を有する部位については同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。
<Third Embodiment>
FIG. 8 is a diagram showing an example of a schematic configuration of a
A
介在部材370は、円板状部171に相当する円板状部371と、円板状部371から一方側に突出する一方側突出部372と、円板状部371から他方側に突出する他方側突出部373とを有している。第3の実施形態に係る介在部材370においては、一方側突出部372は、円板状部371における内側の端部に形成され、他方側突出部373は、円板状部371における外側の端部に形成されている。
The intervening member 370 includes a disc-shaped
一方側突出部372は、円板状部371における内側の端部において、全周に亘って一方側に突出している。つまり、一方側突出部372は、円筒状である。そして、一方側突出部372は、ガイド本体部110の収容部111の内側に装着されている。一方側突出部372の収容部111の内側への装着は、一方側突出部372の外面と収容部111の内面との間に生じる摩擦力により、介在部材370がガイド本体部110から脱落し難くなっている状態であることを例示することができる。例えば、介在部材370がガイド本体部110に装着される前の状態で、一方側突出部372の外周面の径は、収容部111の内周面の径よりも大きくなるように設定されていることを例示することができる。なお、一方側突出部372は、全周に亘っていることに限定されない。例えば、周方向に等間隔に複数の切り欠きが形成されていても良い。
The one-
他方側突出部373は、円板状部371における外側の端部において、全周に亘って他方側に突出している。つまり、他方側突出部373は、円筒状である。そして、他方側突出部373は、皿ばね140の外側に配置されるように構成されている。つまり、他方側突出部373の内周面の径は、皿ばね140の外径よりも大きくなるように設定されている。
The other-
以上のように構成されたラックガイド300においても、介在部材370に一方側突出部372が設けられているので、ガイド本体部110に対する介在部材370の位置ずれが抑制される。また、ガイド本体部110を、例えば、第1ハウジング41のシリンダ部41bに挿入する前に、介在部材370をガイド本体部110に装着し、介在部材370とガイド本体部110とを一体として、シリンダ部41bに挿入することができる。これにより、ラックガイド300を組み付ける際に、ガイド本体部110と介在部材370とを別々に組み付けなければならない構成と比較すると、組み付け作業の時間やコストを低減することが可能となる。
Also in the
また、介在部材370には他方側突出部373が設けられており、他方側突出部373は、皿ばね140の外側に配置される。それゆえ、皿ばね140の径方向への移動が抑制される。それゆえ、皿ばね140の一方側の面における内側の端部が、介在部材370における他方側の面よりも一方側に位置することが抑制される。その結果、皿ばね140が、予め期待する特性を確度高く発揮することが可能となる。
Further, the interposed member 370 is provided with the other-
なお、第3の実施形態に係るラックガイド300においては、皿ばね140は、一方側から他方側にかけて徐々に径が大きくなるように構成されているのではなく、一方側の端部が最も径が大きく、一方側から他方側にかけて徐々に径が小さくなるように構成されていても良い。これにより、皿ばね140の一方側の端部であって外側の端部が、介在部材370の他方側突出部373に突き当たり易くなるので、皿ばね140の径方向の移動が抑制される。
Note that in the
<第4の実施形態>
図9は、第4の実施形態に係るラックガイド400の概略構成の一例を示す図である。
第4の実施形態に係るラックガイド400は、第1の実施形態に係るラックガイド100に対して、ガイド本体部110の収容部111に相当する、ガイド本体部410の収容部411、及び、介在部材170に相当する介在部材470の構成が異なる。以下、ラックガイド100と異なる点について説明する。ラックガイド400とラックガイド100とで、同じ形状、機能を有する部位については同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。
<Fourth Embodiment>
FIG. 9 is a diagram showing an example of a schematic configuration of a
In contrast to the
第4の実施形態に係る介在部材470は、円板状部171に相当する円板状部471と、円板状部471から一方側に突出する一方側突出部472と、円板状部471から他方側に突出する他方側突出部473とを有している。第4の実施形態に係る介在部材470においては、一方側突出部472は、円板状部471における外側の端部に形成され、他方側突出部473は、円板状部471における内側の端部に形成されている。
The intervening member 470 according to the fourth embodiment includes a disc-shaped
第4の実施形態に係る収容部411の外周面には、他方側の端部が、一方側の端部よりも凹んだ凹部411aが全周に亘って形成されている。そして、凹部411aは、介在部材470の一方側突出部472が凹部411a内に収まるように形成されている。つまり、凹部411aにおける交差方向の大きさは、一方側突出部472の大きさよりも大きい。また、凹部411aにおける径方向の深さ、言い換えれば、収容部411の外周面から凹部411aの外周面までの大きさは、一方側突出部472の厚さ、言い換えれば、一方側突出部472における径方向の大きさよりも大きい。
A
介在部材470の一方側突出部472は、円板状部471における外側の端部において、全周に亘って一方側に突出している。つまり、一方側突出部472は、円筒状である。そして、一方側突出部472は、ガイド本体部410の収容部411の外側に装着されている。一方側突出部472の収容部411の外側への装着は、一方側突出部472の内面と収容部411の外面との間に生じる摩擦力により、介在部材470がガイド本体部410から脱落し難くなっている状態であることを例示することができる。例えば、一方側突出部472の内周面の径は、収容部411の外周面の径よりも小さくなるように設定されていることを例示することができる。なお、一方側突出部472は、全周に亘っていることに限定されない。例えば、周方向に等間隔に複数の切り欠きが形成されていても良い。
The one-
介在部材470の他方側突出部473は、円板状部471における内側の端部において、全周に亘って他方側に突出している。つまり、他方側突出部473は、円筒状である。そして、他方側突出部473は、皿ばね140の内側に配置されるように構成されている。つまり、他方側突出部473の外周面の径は、皿ばね140の内径よりも小さくなるように設定されている。
The other-
以上のように構成されたラックガイド400においても、介在部材470に一方側突出部472が設けられているので、ガイド本体部410に対する介在部材470の位置ずれが抑制される。また、ガイド本体部410を、例えば、第1ハウジング41のシリンダ部41bに挿入する前に、介在部材470をガイド本体部410に装着し、介在部材470とガイド本体部410とを一体として、シリンダ部41bに挿入することができる。これにより、ラックガイド400を組み付ける際に、ガイド本体部410と介在部材470とを別々に組み付けなければならない構成と比較すると、組み付け作業の時間やコストを低減することが可能となる。
Also in the
また、介在部材470には他方側突出部473が設けられており、他方側突出部473は、皿ばね140の内側に配置される。それゆえ、皿ばね140の径方向への移動が抑制される。それゆえ、皿ばね140の一方側の面における内側の端部が、介在部材470における他方側の面よりも一方側に位置することが抑制される。その結果、皿ばね140が、予め期待する特性を確度高く発揮することが可能となる。
Further, the interposed member 470 is provided with the other-
1…ステアリング装置、3…ラック軸、10…伝達機構部、11,21…ピニオン軸、20…アシスト部、50,60,100,200,300,400…ラックガイド、110,210,410…ガイド本体部、140…皿ばね、150…スクリュ、170,270,370,470…介在部材
DESCRIPTION OF
Claims (8)
前記ラック軸に対して前記ピニオン軸とは反対側の位置に設けられ、前記ラックを前記ピニオンに押し付ける押付方向の力を前記ラック軸に付与する押付部材と、
前記押付方向の力を前記押付部材に付与するコイルばねと、
前記コイルばねの外側に配置されて、前記押付方向の力を前記押付部材に付与する皿ばねと、
前記コイルばねと前記皿ばねとを、前記押付部材とともに挟み込む挟み込み部材と、
前記皿ばねと前記押付部材との間に介在し、前記押付部材側に突出し、前記押付部材と嵌め合わされる押付部材側突出部と、前記皿ばね側に突出し、前記皿ばねの径方向の移動を規制する皿ばね側突出部と、を有する介在部材と、
を備えるステアリング装置。 a rack shaft having a pinion formed on the pinion shaft and a rack forming a rack and pinion;
a pressing member provided at a position opposite to the pinion shaft with respect to the rack shaft and applying a force in a pressing direction for pressing the rack against the pinion to the rack shaft;
a coil spring that applies the force in the pressing direction to the pressing member;
a disc spring that is arranged outside the coil spring and applies the force in the pressing direction to the pressing member;
a sandwiching member sandwiching the coil spring and the disk spring together with the pressing member;
A pressing member-side protrusion interposed between the disc spring and the pressing member, protruding toward the pressing member and fitted with the pressing member, and a radial movement of the disc spring protruding toward the disc spring. and an intervening member having a disk spring-side protrusion that regulates the
A steering device with a
請求項1に記載のステアリング装置。 The intervening member has a disc-shaped disc-shaped portion interposed between the disc spring and the pressing member and having the coil spring disposed in a hole formed inside thereof, and protrudes toward the pressing member. 2. The steering device according to claim 1, wherein the portion and the disc spring side projecting portion are formed at an inner end portion of the disk-shaped portion.
請求項2に記載のステアリング装置。 A plurality of the pressing member-side protrusions and a plurality of the disk spring-side protrusions are provided in the circumferential direction, and the plurality of the pressing member-side protrusions and the plurality of the disc spring-side protrusions are provided alternately in the circumferential direction. 3. The steering device according to claim 2.
請求項3に記載のステアリング装置。 The intervening member is fitted to the pressing member such that at least one of the plurality of pressing member-side protrusions generates a frictional force with the pressing member. 4. The steering device according to 3.
請求項2から4のいずれか1項に記載のステアリング装置。 The steering device according to any one of claims 2 to 4, wherein the disc spring-side projecting portion is located inside an inner end portion of the disc spring.
請求項1に記載のステアリング装置。 The intervening member has a disk-shaped portion in which the coil spring is arranged in a hole formed inside, and one of the pressing member-side projecting portion and the disc spring-side projecting portion protrudes. 2. The steering device according to claim 1, wherein the protruding portion is formed at the inner end of the disc-shaped portion, and the other projecting portion is formed at the outer end of the disc-shaped portion.
請求項6に記載のステアリング装置。 The pressing member-side projecting portion is formed in a cylindrical shape at an inner end portion of the disc-shaped portion, and a frictional force is generated between the outer peripheral surface of the pressing member-side projecting portion and the inner peripheral surface of the pressing member. 7. The steering device according to claim 6, wherein the pressing member is fitted in such a manner as to
請求項6又は7に記載のステアリング装置。 8. The steering device according to claim 6, wherein the disc spring-side projecting portion is cylindrically formed at the outer end of the disc-shaped portion and positioned outside the outer end of the disc spring.
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