JP7271345B2 - 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、複合機などの画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラムに関する。
本発明は、送信手段などの各種機能を有する多機能複合機(Multi Function Peripheral。以下、「MFP」という)などの画像処理装置に関するものである。特に、ユーザ認証を行ったユーザと関連付けられた宛先やアドレス帳に登録された宛先に対し、ジョブの実行結果や送信画像の一部を電子メール(Eメール)により通知する機能を有するMFPに関する。
MFPでは、指定した送信先にEメールによりジョブの実行結果をジョブ終了通知メールとして通知する機能が広く知られている。通常、ジョブの実行を意図するユーザと実際にMFPを操作するユーザとは同一であることが多い。しかし、両者が異なることもある。このため、ジョブ終了通知メールの送信先は、ユーザ認証を行ってログインしているユーザ自身のアドレス(以下、「自分のメールアドレス」という)に加えて、MFPのアドレス帳に登録された宛先とする場合もある。
通知されるジョブ終了通知メールの内容は、送信先、実行結果、送信した原稿のページ数、ジョブの受付時間等である。しかし、ジョブ終了通知メールには送信原稿の内容についての情報は含まれていない。このため、後でジョブ終了通知メールを確認する際、送信原稿の内容を特定することは困難であった。
このため、送信原稿の内容を容易に確認できるように、送信原稿のサムネイル画像をジョブ終了通知メールに添付することが提案されている。例えば、特許文献1には、実際に送信した原稿のサムネイル画像データを作成し、先頭ページのサムネイル画像をジョブ終了通知メールに添付し、ジョブの要求元のメールアドレスに送信する画像処理装置が開示されている。これにより、ユーザは、いつ、どこに、どのような原稿を送信したか、というジョブの実行結果を容易に確認することができる。
一方、MFPには、情報漏洩を防止する観点から、送信ジョブの宛先を「自分のメールアドレス」に限定する機能(以下、「自分へメール送信限定」機能という)を有するものもある。
管理者が「自分へメール送信限定」機能を有効にすると、MFPの送信先としてEメールのアドレスを入力することは不可となる。また、アドレス帳のEメール宛先は、登録済みであっても表示されなくなる。また、モードメモリを呼び出して、過去にEメール宛先として登録されている送信先に送信を試みても、送信先が管理者により設定された「自分のメールアドレス」と異なる場合はエラーとなり、送信が不可となる。このため、ユーザは「自分のメールアドレス」以外にEメールを送信することができない。
しかし、「自分へメール送信限定」機能が設定されている場合でも、ジョブの実行を意図したユーザが、直接MFPまで足を運ばなくても、ジョブの実行結果を知りたいという要求がある。そこで、例えば、特許文献2では、「自分へメール送信限定」機能が設定されている場合でも、ジョブ終了通知メールの送信先として自分のメールアドレスだけに制限しない画像処理装置が提案されている。
特開2004-157595号公報 特開2013-243541号公報
上述のとおり、ジョブ終了通知メールは、ジョブの実行結果の通知を目的としており、原稿自体を送信するものではない。そのため、特許文献2のように、「自分へメール送信限定」機能が有効であっても、ジョブ終了通知メールを送信可能とすることは妥当である。また、ジョブの実行を意図したユーザと実際にMFPを操作するユーザが異なる場合があることを考慮すれば、MFPを操作しているユーザ以外の宛先にジョブ終了通知メールを通知するようにしてもよい。
しかし、ジョブ終了通知メールに送信原稿の一部を添付した場合には、ジョブ終了通知メールを受信したユーザはその内容の一部を知ることができる。
そのため、悪意のあるユーザが原稿の一部が添付されたジョブ終了通知メールを「自分のメールアドレス」以外に送信した場合、情報が外部に漏洩する危険がある。
本発明は、読取手段を備える画像処理装置であって、前記読取手段で原稿を読み取って、前記原稿の画像データを生成する生成手段と、前記画像データが添付された電子メールを送信するための第1送信を実行する第1の送信手段と、前記第1送信の終了を通知するための電子メールである終了通知を送信するための第2送信を実行する第2の送信手段と、を有し、前記第2の送信手段は、前記第2送信の送信先として前記第1送信で許可された宛先が設定されたこと、及び、前記画像データを前記終了通知としての電子メールに添付することが設定されたことに基づき、前記第2送信として、前記画像データの少なくとも一部が添付された電子メールの送信を実行し、前記第2送信の送信先として前記第1送信で許可されていない宛先が設定されたことに基づき、前記第2送信として、前記画像データを添付することなく電子メールの送信を実行することを特徴とする。
本発明によれば、終了通知メールの送信先に応じて、送信原稿の画像データの添付を許可又は不許可とするため、外部への情報漏洩の防止を図りながら、ジョブの実行結果を通知することができる。
MFPのハードウェア構成の概略図である。 MFPのソフトウェア構成の概略図である。 本実施例が適用されるシステム構成である。 ホーム画面の例である。 スキャン操作画面の例である。 アドレス帳画面の例である。 その他の設定画面の例である。 ジョブ終了通知設定画面の例である。 ジョブ終了通知メールの例である。 自分へメール送信限定設定画面の例である。 送信ジョブの各種設定を行う処理を示すフローチャートである。 実施例1における、ジョブ終了通知メールの設定の処理を示すフローチャートである。 ジョブ終了通知設定画面の例である。 実施例2における、ジョブ終了通知メールの設定の処理を示すフローチャートである。 ジョブ終了通知設定の内容確定の可否を判断する処理を示すフローチャートである 通知許可宛先設定画面の例である。 エラー通知画面の例である。
以下、本発明を実施するための形態である実施例について図面を用いて説明する。ただし、以下の各実施例に記載されている構成要素は、あくまで例示であり、本発明の範囲をこれらに限定する趣旨のものではない。
<実施例1>
図1は、本発明の実施例における多機能複合機(MFP)100のハードウェア構成の概略を示すブロック図である。
MFP100は、電子写真方式等の方式で記録紙上に画像を形成する画像形成部101と、MFP100を統御する制御部102を備えている。また、ステイプル処理等の後処理を行うフィニッシャ103と、原稿台に置かれた原稿を読み取るスキャナ部104と、各種のデータやコマンドを入力する操作部105を備えている。
また、MFP100は、ネットワークを介して画像データ送受信するネットワークインタフェース(ネットワークI/F)106と、ファクスデータを送受信するファクシミリインタフェース(ファクシミリI/F)107を備えている。
読取手段としてスキャナ部104には、複数枚の原稿を順次送りながら画像を読み取る自動原稿送り装置(フィーダ)110が備えられている。
また、MFP100は、ログインを許可するためのユーザ認証を行うカードリーダ111も備えている。
そして、これらのハードウェア101、103~107、110、111は、それぞれ、専用インタフェースを介して制御部102に接続されている。
制御部102は、中央処理装置(CPU)108と記憶装置(メモリ)109とにより、その主要部が構成されている。メモリ109には、図11、12及び図14、15で説明するフローチャートに対応する制御プログラムが格納されている。また、メモリ109には、図4~8、10、13、16、17で説明する設定ダイアログボックスの制御プログラムや操作画面情報を記述したコンテンツ等が格納されている。
図2は、本発明の実施例におけるMFP100を制御するソフトウェア構成を示すブロック図である。
UI制御部201は、操作部105に操作画面を表示し、ユーザの操作を受け付けるユーザインタフェース(UI)を制御する。
スキャン制御部202は、スキャナ部104及びフィーダ110を制御し、原稿画像を読み取る処理を制御する。
送信制御部203は、スキャン制御部202が読み取った画像データを、ネットワークインタフェース106を用いてユーザが指定した宛先に送信する処理を制御する。具体的には、Eメール送信、ファイルサーバ等への送信を制御する。
ファクス制御部204は、ファクシミリインタフェース107を用いて、G3ファクスの送受信を制御する。
ジョブ制御部205は、UI制御部201が受け付けたユーザの送信要求、その実行状態と履歴を管理する。
画像管理部206は、スキャナ部104で読み取った画像の管理情報を管理する。
認証管理部207は、カードリーダ111で読み取った情報やユーザが操作部105から入力した情報に基づいて、MFP100を使用するユーザを特定し、特定したユーザに関する情報を管理する。
宛先管理部208は、送信処理で用いられる、送信相手先の送信宛先情報を管理する。
レポート生成部209は、機器の設定値やジョブ実行の結果を表す各種レポートを生成する。ジョブ終了通知メールもレポート生成部が生成する。
印刷制御部210は、画像形成部101を用いて、スキャナ部104で読み取った画像データや、受信したファクス文書、送信結果レポート等の、紙への印刷を制御する。
機器設定管理部211は、MFP100に対する各種設定を保存、管理する。
画像処理部212は、画像管理部206に格納した画像の変換、回転、合成等各種画像処理機能を提供する。
これらのソフトウェアは、メモリ109に格納され、中央処理装置108により実行される。
図3は、本実施例が適用されるシステム構成を示す図である。
MFP100は本実施例が適用される複合機である。MFP100は、ネットワーク306を介して、ネットワークスキャンの送信宛先となるファイルサーバ302と、Eメール送信で利用するSMTPサーバ303と、Eメールを受信するクライアントPC305に接続されている。
ファクス装置304は、G3FAXであり、公衆回線網307を介してMFP100と接続されている。
ユーザは、MFP100の操作部105から送信宛先、送信時などの詳細な設定を指定することにより、所望の宛先にEメールを送信することができる。
図4は、操作部105に表示されるホーム画面400の例である。
アプリケーション選択領域401には、ユーザの指示に従い各種の操作画面を呼び出すアプリケーションを選択するための各種のボタンが表示される。図4の例では、アプリケーション選択領域401には、「コピー」ボタン406と、「スキャン」ボタン407と、「ファクス」ボタン408、「ボックス」ボタン409が表示されている。
「コピー」ボタン406が押下されると、コピー機能の操作画面(不図示)が呼び出される。
「スキャン」ボタン407が押下されると、ネットワークスキャン機能の操作画面(図5のスキャン操作画面500)が呼び出される。
「ファクス」ボタン408が押下されると、ファクス機能の操作画面(不図示)が呼び出される。
「ボックス」ボタン409が押下されると、ボックス機能の操作画面(不図示)が呼び出される。
また、操作部105には、テンキー402と、ジョブ開始を指示するスタートキー403が配置されている。
更に、「設定・登録」ボタン404や、「履歴・状況ボタン」405も表示されている。
「設定・登録」ボタン404が押下されると、MFP100の設定画面(図10の自分へメール送信限定設定画面1000)が呼び出される。
「履歴・状況ボタン」405が押下されると、ジョブの履歴・状況画面(不図示)が呼び出される。
図5は、図4のホーム画面400において「スキャン」ボタン407が押下されることにより操作部105に表示される、スキャン操作画面500の例である。
送信先設定領域501には、スキャンした原稿の送信先を指定することができる各種のボタンが表示される。
「アドレス帳」ボタン504が押下されるとアドレス帳画面(図6)が表示される。アドレス帳画面において、ユーザは一覧表示されている登録済みの宛先から所望の宛先を選択し、送信先として設定することができる。
「ワンタッチ」ボタン505が押下されるとワンタッチボタン選択画面(不図示)が表示される。ワンタッチボタン選択画面において、ユーザは登録されているワンタッチボタンから所望の宛先のボタンを押下することで、送信先として設定することができる。
「新規宛先」ボタン506が押下されると、送信種別の選択画面(不図示)が表示される。送信種別の選択画面において送信種別が選択されると、選択された送信種別に応じた宛先設定画面(不図示)が表示される。そして、宛先設定画面において送信種別ごとに必要な情報を入力することにより、ユーザは送信先を設定することができる。
「マイフォルダー」ボタン507が押下されると、MFP100を操作しているユーザ(ログインしているユーザ)に紐づけられたファイルサーバのフォルダへの宛先が、スキャンした原稿の送信先として設定される。
「自分へメール」ボタン508を押下すると、MFP100を操作しているユーザ(ログインしているユーザ)に紐づけられたメールアドレスがスキャンした原稿の送信先として設定される。
上述のいずれか方法により、ユーザは送信先を入力することができる。
各種の送信基本設定ボタン502は、読み取り解像度、読み取りカラーモード等の読み取り条件、送信ファイル形式、などを設定するために用いられる。
「その他の設定」ボタン503が押下されると、読み取り時や送信時の各種の詳細設定を可能な画面(不図示)が呼び出される。
「よく使う設定」ボタン509が押下されると、保存された送信設定に対応するボタンが表示される「よく使う設定」画面(不図示)が呼び出される。
「設定の履歴」ボタン510が押下されると、過去に実行した送信ジョブの設定を表示する画面(不図示)が呼び出される。
図6は、図5のスキャン操作画面500において「アドレス帳」ボタン504が押下されることにより操作部105に表示される、アドレス帳画面の例である。
図6(a)は、アドレス帳に登録されているすべての宛先を表示した場合のアドレス帳画面600aの例である。一方、図6(b)は、アドレス帳に登録されている宛先のうち、Eメールの宛先のみを表示した場合のアドレス帳画面600bの例である。
ユーザは、アドレス帳画面600aに表示されている宛先リスト601や、アドレス帳画面600bに表示されている宛先リスト602から、所望の宛先を選択し、スキャンした原稿の送信先として設定することができる。
なお、宛先データは記憶装置109に保存され、宛先管理部208で管理されている。
図7は、図5のスキャン操作画面500において「その他の設定」ボタン503が押下されることによりに操作部105に表示される、その他の設定画面700の例である。
その他の設定画面700では、読み取り解像度、読み取りカラーモード、送信ファイル形式等の送信基本設定以外の送信ジョブに関する設定が可能である。
図7の例では、送信時刻を指定する「タイマー送信」、スキャンした原稿の画像を送信前に表示する「プレビュー」、フィーダから読み取った原稿に読み取り済みである旨のスタンプを押す「済スタンプ」などの機能を設定する各種ボタンが表示されている。
また、送信ジョブの実行結果をユーザに通知するジョブ終了通知機能を設定可能とする、「ジョブ終了通知」ボタン702も表示されている。
図8は、図7のその他の設定画面700において「ジョブ終了通知」ボタン702が押下されることにより操作部105に表示される、ジョブ終了通知設定画面800の例である。
ジョブ終了通知設定画面800においては、ジョブ終了通知メールの通知条件を設定するためのボタンとして、「常に通知」ボタン801及び「エラー時のみ通知」が表示される。
「常に通知」ボタン801が選択されると、ジョブの終了時に常にジョブ終了通知メールが送信される。「エラー時のみ通知」ボタン802が選択されると、エラーが発生したことによりジョブが終了した時にのみ、ジョブ終了通知メールが送信される。
また、ジョブ終了通知設定画面800には、ジョブ終了通知メールの送信先を設定するためのボタンとして、「アドレス帳から選択」ボタン803及び「自分へ送信」ボタン804が表示される。
「アドレス帳から選択」ボタン803を選択すると、ユーザはジョブ終了通知メールの送信先をアドレス帳から選択することができる。「自分へ送信」ボタン804を選択すると、ユーザはジョブ終了通知メールの送信先を「自分のメールアドレス」のみに限定して設定することができる。
「アドレス帳から選択」ボタン803が選択されると、図6(b)に示したような、Eメール宛先のみを表示したアドレス帳画面600bが表示される。ユーザは、アドレス帳画面600bに表示された宛先リスト602から所望の宛先を選択することにより、ジョブ終了通知メールの送信先を設定することができる。
また、「自分へ送信」ボタン804が押下されると、「自分のメールアドレス」がジョブ終了通知メールの送信先として設定される。
設定された送信先は、ジョブ終了通知設定画面800の送信先表示領域805に表示される。
「送信原稿を添付」ボタン806をON/OFFすることにより、送信されるジョブ終了通知メールに、送信ジョブにより送信した原稿(送信原稿)の一部として先頭ページを添付するか否かが設定される。
上述したジョブ終了通知設定画面800における各種ボタンを選択した状態においてユーザが「OK」ボタン807を押下すると、選択された内容が詳細設定要求の一項目となる。
「設定取り消し」ボタン808が押下されると、ジョブ終了通知設定画面800において選択中の内容は破棄され、その他の設定画面700に戻る。
図9は、ジョブ終了通知メール900の例である。
図9の例では、ジョブ終了通知メール900は、送信ジョブの終了通知メールであることを示すヘッダ901と本文902とから構成される。ジョブ終了通知メールの本文902には、MFP100が送信ジョブを受け付ける毎に発行する受付番号、操作したユーザが属する部門ID、送信ジョブの開始時刻、送信原稿の総ページ数、送信先の名称、などが表示されている。
また、ジョブ終了通知設定画面800において「送信原稿を添付」ボタン806がONに設定されている場合、送信原稿の先頭ページがPDFに変換され、ジョブ終了通知メールに添付される。
図10は、ジョブ終了通知メールの送信先を、MFP100を操作しているユーザ自身のアドレスに限定するように設定する、自分へメール送信限定設定画面1000の例である。
自分へメール送信限定設定画面1000は、ホーム画面400においてユーザが「設定・登録」ボタン404を押下することにより表示される、設定画面の一つである。自分へメール送信限定設定画面1000において「ON」が設定されると、MFP100を操作しているユーザ(ログインしているユーザ)自身のアドレス(「自分のメールアドレス」)以外へのジョブ終了通知メールの送信は不可となる。
次に、図11のフローチャートを用いて、スキャンした原稿の送信先や読み取り設定などの送信ジョブの実行に必要な各種設定を行う際の処理について説明する。図11のフローチャートは、指定した宛先にスキャンした原稿を送信する処理を示したものであり、これらの処理はユーザの指示に従い実行される。
なお、図11のフローチャートで示す処理を実行するための制御プログラムはメモリ109に格納されており、中央処理装置108により実行される。
<認証管理部によるユーザ認証>
まず、ユーザは、ユーザ認証情報を含んだカード情報をカードリーダ111に読み取らせて、MFP100にログインする。これにより、認証管理部207はMFP100を使用するユーザ認証要求を受け付ける(S1101)。
認証管理部207は、メモリ109に格納されているユーザ情報データベースを参照し、S1101でログインしたユーザがMFP100を使用可能なユーザであるか否かを判定する(S1102)。
S1102の判定がNoである場合、ログインは失敗であり、処理は終了する。
S1102の判定がYesである場合、ログインは成功である。ログインが成功すると、MFP100の操作部105には、図4に示したようなホーム画面400が表示される。
<UI制御部による送信設定受付>
次に、ホーム画面400においてユーザが「スキャン」ボタン407を押下すると、操作部105にはスキャン操作画面500が表示される。スキャン操作画面500において送信先設定領域501に表示されているいずれかのボタンが押下されると、UI制御部201は送信先設定要求を受け付ける。
また、送信基本設定ボタン502や「その他の設定」ボタン503が押下されると、UI制御部201は読み取りや詳細設定要求を受け付ける(S1103)。
ユーザが「その他の設定」ボタン503を押下した後、その他の設定画面700に表示されるジョブ終了通知ボタン702を押下すると、ジョブ終了通知設定画面800が表示される。ジョブ終了通知設定画面800において、ユーザがジョブ終了通知メールの通知条件や通知先を設定すると、設定した内容は詳細設定要求の一項目となる。
送信宛先、読み取り、送信に関する詳細な設定が行われると、送信ジョブを実行するために必要な各種の設定処理は完了する。
送信ジョブを実行するための各種の設定処理が完了した後、ユーザがホーム画面400においてスタートキー403を押下すると、UI制御部201はこれを検知し、送信ジョブの開始要求として受け付ける(S1104)。
<UI制御部による送信先確認>
S1104の後、UI制御部201はS1103で受け付けた送信先が、管理者が許可している宛先に含まれているか否かを判定する(S1105)。
自分へメール送信限定設定画面1000において管理者が「自分へメール送信限定」をONに設定している場合、送信先がMFP100を操作しているユーザ自身のメールアドレスでないと送信は不可となる。
S1105の判定がNoである場合、処理は終了する。
<スキャン制御部による原稿読み取り>
S1105の判定がYesである場合、UI制御部201はジョブ制御部205に原稿の送信開始を指示する。
まず、ジョブ制御部205は、スキャン制御部202に対し原稿の読み取りを指示する。そして、スキャン制御部202は、スキャナ部104に載置された原稿を読み取り、取得した読み取り画像を画像管理部206に格納する(S1106)。
<送信制御部による読み取り画像の送信>
S1106での原稿の読み取り処理が完了すると、スキャン制御部202は原稿の読み取り完了をジョブ制御部205に通知する。ジョブ制御部205は送信制御部203に対し、S1106で読み取られた原稿の送信を指示する。
送信制御部203は、S1106で画像管理部206に格納された読み取り画像を電子メール(Eメール)に添付して、S1103でユーザが設定した送信先に対して送信する(S1107)。なお、読み取り画像の送信は、Eメールの添付ファイルとして行うことには限られない。
S1107での読み取り画像の送信処理が完了すると、送信制御部203は送信ジョブの実行結果をジョブ制御部205に通知する。そして、ジョブ制御部205は送信ジョブの実行結果を取得する(S1108)。
<レポート生成部によるジョブ終了通知メールの作成>
S1108で送信ジョブの実行結果を取得すると、ジョブ制御部205はS1104でユーザが設定した詳細設定要求の項目の中に、ジョブ終了通知メールの送信指示があるか否かを判定する(S1109)。
S1109の判定がYesである場合、ジョブ制御部205はレポート生成部209に対し、ジョブ終了通知メールの本文の作成を指示する。指示には、送信ジョブの実行結果、送信開始時間等の送信ジョブの処理に関する情報、ジョブ終了通知メールの送信先、送信原稿の添付指示の有無、等が含まれる。
レポート生成部209は指示に含まれる送信ジョブに関する情報を参照し、ジョブ終了通知メールの本文を生成する(S1110)。
S1109の判定がNoである場合は、送信完了後に必要な処理はない。そのため、処理は終了する。
S1110でジョブ終了通知メールの本文を作成すると、レポート生成部209はS1110での指示に、ジョブ終了通知メールにS1107で送信された原稿(送信原稿)を添付する指示が含まれているか否かの判定をする(S1111)。
S1111の判定がYesである場合、レポート生成部209は画像処理部212に送信原稿の先頭ページをPDFへ変換するように依頼する。
画像処理部212は送信原稿の先頭ページを画像管理部206から読み出してPDFに変換する。そして、画像処理部212は、PDFに変換した画像データを画像管理部206に格納して、レポート生成部209に通知する(S1112)。
<送信制御部によるジョブ終了通知メールの送信>
レポート生成部209は、S1103で設定されたジョブ終了通知メールの送信先と、S1110で生成したジョブ終了通知メールの本文、及び、S1112で作成した送信原稿の先頭ページの画像データを送信制御部203に渡す。
送信制御部203は渡された本文からジョブ終了通知メールを作成し、渡された送信原稿の先頭ページの画像データを添付する(S1113)。
次に、送信制御部203は、送信原稿の先頭ページを添付したジョブ終了通知メールを、設定されたジョブ終了通知メールの送信先に送信する(S1114)。
なお、ジョブ終了通知メールに添付する画像データは、送信原稿の先頭ページには限られず、ユーザが送信原稿の内容を確認できるものであれば、送信原稿の全部や一部を必要な範囲で設定してもよい。
これにより、処理は終了する。
S1111の判定がNoである場合、レポート生成部209は、S1103で設定されたジョブ終了通知メールの送信先と、S1110で生成したジョブ終了通知メールの本文を送信制御部203に渡す。そして、送信制御部203は、ジョブ終了通知メールを、送信原稿を添付することなく、設定されたジョブ終了通知メールの送信先に送信する(S1114)。
なお、本フローチャートの説明において、S1101では、ユーザがカードリーダを用いてログインするものとして説明したが、ログインの方法はこれに限られるものではない。例えば、操作部105に表示されるログイン画面から、ログイン名とパスワードを入力する方法を用いてもよい。
次に、図12のフローチャートを用いて、ジョブ終了通知設定画面800における表示の制御と、ジョブ終了通知メールの設定の処理について説明する。
ユーザがスキャン操作画面500において「よく使う設定」ボタン509を押下すると、よく使う設定画面(不図示)が表示される。そして、よく使う設定画面においてジョブ終了通知ボタンを押下すると、UI制御部201は、操作部105にジョブ終了通知設定画面800を表示する(S1201)。
ジョブ終了通知メールの通知条件の初期値は「常に通知」に設定されている。また、ジョブ終了通知設定画面800が表示された直後ではジョブ終了通知メールの送信先は設定されていないため、「OK」ボタン807は網掛けされ、選択不可の状態となっている。それ以外のボタンは選択可の状態である。
なお、「常に通知」ボタン801、「エラー時のみ通知」ボタン802、「設定取り消し」ボタン808が押下されたときの動作は、送信原稿の添付の可否とは関係ない。このため、これらのボタンが押下されたときの処理は、図12のフローチャートには示していない。
<アドレス帳からのジョブ終了通知メールの送信先の設定>
UI制御部201は、ジョブ終了通知設定画面800が表示されると、ユーザによる入力を受け付ける(S1202)。
そして、UI制御部201は、ユーザの入力が「アドレス帳から選択」ボタン803の押下であったか否かを判定する(S1203)。
S1203の判定がYesである場合、UI制御部201はEメール宛先のみの宛先リスト602を表示したアドレス帳画面600bを操作部105に表示する(S1204)。
次に、UI制御部201は、ユーザによるアドレス帳画面600bの宛先リスト602の押下を検知すると、押下した位置に表示されている宛先をジョブ終了通知メールの送信先として設定する(S1205)。設定された送信先は、ジョブ終了設定画面800の送信先表示領域805に表示される。
ジョブ終了通知メールの送信先が設定されると、UI制御部201はジョブ終了通知設定画面800における「OK」ボタン807の網掛けを解除して選択可能な状態にする(S1206)。
次に、UI制御部201は機器設定管理部211を参照し、ジョブ終了通知メールの送信可能な宛先を、MFP100を操作しているユーザ自身のアドレスに限定する、「自分へメール送信限定」の設定がONであるか否かを判定する(S1207)。
S1207の判定がYesである場合、ジョブ終了通知メールの送信可能な宛先はMFP100を操作しているユーザ自身のアドレスに限定される。
しかし、S1204で設定されたジョブ終了通知メールの送信先は、MFP100を操作しているユーザ自身のアドレス以外に設定されている可能性がある。この状態で送信原稿がジョブ終了通知メールに添付された場合、MFP100を操作しているユーザ以外の宛先に送信原稿の先頭ページが送信されることになるため、情報漏洩の危険がある。
そこで、UI制御部201はジョブ終了通知設定画面800において「送信文書を添付」ボタン806を網掛けして選択不可とし、ユーザがジョブ終了通知メールに送信原稿を添付できないようにする(S1208)。
図13(a)に、この時に操作部105に表示されるジョブ終了通知設定画面1300aの例を示す。
この時、アドレス帳が選択されたことにより、ジョブ終了通知メールに送信原稿の先頭ページを添付できないようにするため、「送信原稿を添付」ボタン806は網掛けされ、選択不可とされる。すなわち、ジョブ終了通知設定画面800において、「アドレス帳から選択」ボタン803と「送信原稿を添付」ボタン806とは、排他的に選択可能なっている。
図12のフローチャートの説明に戻ると、S1208の後、処理はS1202に戻る。
S1207で判定がNoであった場合、ジョブ終了通知メールの送信可能な宛先はMFP100を操作しているユーザ自身のアドレスに限定されない。
そして、処理はS1202に戻る。
<ユーザのメールアドレスをジョブ終了通知メールの送信先に設定>
S1203で判定がNoであった場合、UI制御部201は、S1202でのユーザの入力が「自分へ送信」ボタン80の押下であったか否かを判定する(S1209)。
S1209の判定がYesである場合、UI制御部201は認証管理部207に問い合わせ、MFP100を操作しているユーザ自身のアドレスをジョブ終了通知メールの送信先として設定する(S1210)。設定された送信先は、ジョブ終了通知設定画面800の送信先表示領域805に表示される。
そして、UI制御部201は「OK」ボタン807の網掛けを解除して選択可能な状態とし(S1211)、処理はS1202に戻る。
<送信原稿の添付の設定>
S1209で判定がNoであった場合、UI制御部201は、S1202でのユーザの入力が「送信原稿を添付」ボタン806の押下であったか否かを判定する(S1212)。
S1212の判定がYesである場合、UI制御部201はジョブ終了通知メールに送信原稿を添付することを示すフラグをONにする(S1213)。
次に、UI制御部201は機器設定管理部211を参照し、ジョブ終了通知メール送信の宛先を、MFP100を操作しているユーザ自身のアドレスに限定する、「自分へメール送信限定」の設定がONであるか否かを判定する(S1214)。
S1214の判定がYesである場合、「自分へメール送信限定」の設定は有効である。
S1213でジョブ終了通知メールに送信原稿を添付する設定が行われている場合、この状態でジョブ終了通知メールがMFP100を操作しているユーザ以外の宛先に送信されると、情報漏洩の危険がある。
このため、UI制御部201は「アドレス帳から選択」ボタン803を網掛けし、ユーザがジョブ終了通知メールの送信先をユーザ自身の宛先以外に設定できないようにする(S1215)。
図13(b)に、この時に操作部105に表示されるジョブ終了通知設定画面1300baの例を示す。
S1215の後、処理はS1202に戻る。
S1214で判定がNoであった場合、「自分へメール送信限定」の設定は有効ではない。そして、処理はS1202に戻る。
<ジョブ終了通知メールの設定の完了>
S1212で判定がNoであった場合、UI制御部201は、S1202でのユーザの入力が「OK」ボタン807の押下であったか否かを判定する(S1216)。
S1216の設定がYesである場合、UI制御部201はジョブ終了通知メールの設定を確定し(S1217)、処理は終了する。
S1216の設定がNoである場合、処理はS1202に戻る。
以上のとおり、実施例1では、「自分へメール送信限定」の設定が有効である場合、ジョブ終了通知メールの送信先がMFP100を操作しているユーザのアドレスであれば、管理者が許可した宛先として、送信原稿をジョブ終了通知メールに添付可能とする。一方、ジョブ終了通知メールの送信先がMFP100を操作しているユーザの宛先以外であれば、ジョブ終了通知メールへの送信原稿の添付を不可にする。
これにより、送信原稿を添付したジョブ終了通知メールがMFP100を操作しているユーザ以外の宛先に送信されることによる、情報漏洩を防止することができる。
なお、本実施例では「自分へメール送信限定」の設定が有効である状態で「アドレス帳から選択」ボタン803が押下された場合、選択された宛先をジョブ終了通知メールの送信先として設定するとともに、「送信原稿を添付」ボタン806を選択不可とした。
しかし、「自分へメール送信限定」の設定が有効である場合、ジョブ終了通知設定画面800を開いた初期状態において「アドレス帳から選択」ボタン803を選択不可としてもよい。
<実施例2>
実施例1では、ジョブ終了通知メールについて、送信原稿の添付と、MFP100を操作しているユーザ(ログインしているユーザ)の宛先以外への送信とを、同時に設定できないようにする(排他的に選択可能とする)例を示した。
しかし、ジョブの実行を意図したユーザと実際にMFP100を操作しているユーザが異なる場合もあるため、ジョブ終了通知メールを、実際にMFP100を操作しているユーザではなく、ジョブの実行を意図したユーザに通知したいという要求もある。
そこで、実施例2においては、管理者が許可した予め定められた宛先であれば、MFP100にログインしているユーザのメールアドレス以外であっても、送信原稿を添付したジョブ終了通知メールの送信を許可することとする。
図14は、実施例2における、ジョブ終了通知設定画面800における表示の制御と、ジョブ終了通知メールの設定の処理について説明する。
なお、以下の説明において、図12のフローチャートと同様の処理については、説明を適宜省略する。
図14のフローチャートにおいて、S1401からS1406までの処理は、S1201からS1206までの処理と同様である。ただし、S1406の後、処理はそのままS1402に戻る。
S1407からS1409までの処理は、S1209からS1211までの処理と同様である。
S1410とS1411の処理は、S1212とS1213の処理と同様である。ただし、S1411の後、処理はそのままS1402に戻る。
S1410で判定がNoである場合、UI制御部201はS1402でのユーザの入力が「OK」ボタン807の押下であったか否かを判定する(S1412)。
S1412の判定がYesである場合、UI制御部201は、ジョブ終了通知メールの現在の設定内容を確定してよいか否かを判定する(S1413)。
S1413の判定がYesである場合、UI制御部201はジョブ終了通知メールの設定を確定し(S1414)、処理は終了する。
S1412またはS1413で判定がNoであれば、処理はS1402に戻る。
図15は、図14のフローチャートのS1413における処理を詳細に示したものである。
まず、UI制御部201は、S1411が実行され、ジョブ終了通知メールに送信原稿を添付することを示すフラグがONになっているか否かを判定する(S1501)。
S1501の判定がYesである場合、UI制御部201は機器設定管理部211を参照する。そして、MFP100を操作しているユーザ自身のアドレスにジョブ終了通知メール送信の宛先を限定する、「自分へメール送信限定」の設定がONであるか否かを判定する(S1502)。
S1502の判定がYesである場合、「自分へメール送信限定」の設定は有効である。
次に、UI制御部201は機器設定管理部211を参照し、送信原稿を添付したジョブ終了通知メールの送信を許可する宛先として管理者が設定した、通知許可宛先リストを取得する(S1503)。
図16は、管理者が設定する通知許可宛先設定画面1600の例である。通知許可宛先設定画面1600において、ジョブ終了通知メールを送信可能な宛先を示した通知許可リスト1601が表示されている。ここで表示される送信可能な宛先リストは機器設定管理部211で管理されている。
図15のフローチャートの説明に戻ると、UI制御部201は、S1405またはS1408で設定されたジョブ終了通知メールの送信先が、S1503で取得した通知許可宛先リスト1601の中に含まれているか否かを判定する(S1504)。
S1504の判定がYesである場合、「自分へメール送信限定」の設定は有効であるが、ジョブ終了通知メールの送信先は管理者が許可した宛先である。そこで、UI制御部201は、ジョブ終了通知設定の確定を可と判断し(S1505)、処理は終了する。
また、S1501またはS1502で判定がNoであった場合、ジョブ終了通知メールの送信先は特に制限はない。そのため、UI制御部201は、ジョブ終了通知設定の確定を可と判断し(S1505)、処理は終了する。
一方、S1504で判定がNoであった場合、設定されている送信先への送信原稿を添付したジョブ終了通知メールの送信は許可されていない。
そのため、UI制御部201は操作部105にエラー通知画面としてエラーポップアップを表示する(S1506)。
また、UI制御部201は、ジョブ終了設定通知の確定を不可と判断し(S1507)、処理は終了する。
図17は、ジョブ終了設定通知の確定が不可である旨を示すエラー通知画面1700の例である。エラー通知画面1700において、現在設定されている宛先へのジョブ終了通知メールの送信が不可であることがエラーポップアップ1701として表示される。
なお、ジョブ終了通知設定画面において、ジョブ終了通知メールの送信先として複数の宛先を設定することを可能としてもよい。
この場合、設定されたジョブ終了通知メールの複数の送信先が、MFP100を操作しているユーザ自身のアドレスか、通知許可宛先リスト1601の中に含まれている宛先であれば、ジョブ終了通知メールに送信原稿を添付することを可能とする。一方、設定されたジョブ終了通知メールの送信先に上記以外の宛先が含まれていれば、その宛先に対してはジョブ終了通知メールに送付原稿の添付を許可しない。
以上のように、実施例2では、「自分へメール送信限定」の設定が有効である場合でも、管理者が許可した宛先であれば、送信原稿の先頭ページを添付したジョブ終了通知メールを、MFP100を操作しているユーザ以外への宛先に通知することを可能とする。
これにより、ジョブの実行を意図したユーザが実際にMFP100を操作しているユーザと異なる場合であっても、ジョブの実行結果を、ジョブの実行を意図したユーザに通知することができる。
<その他の実施例>
本発明は、上述の実施例の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。すなわち、上述の実施例及びその変形例を組み合わせた構成もすべて本発明に含まれるものである。
100 MFP
800 ジョブ終了通知設定画面
900 ジョブ終了通知メール

Claims (6)

  1. 読取手段を備える画像処理装置であって、
    前記読取手段で原稿を読み取って、前記原稿の画像データを生成する生成手段と、
    前記画像データが添付された電子メールを送信するための第1送信を実行する第1の送信手段と、
    前記第1送信の終了を通知するための電子メールである終了通知を送信するための第2送信を実行する第2の送信手段と、を有し、
    前記第2の送信手段は、
    前記第2送信の送信先として前記第1送信で許可された宛先が設定されたこと、及び、前記画像データを前記終了通知としての電子メールに添付することが設定されたことに基づき、前記第2送信として、前記画像データの少なくとも一部が添付された電子メールの送信を実行し、
    前記第2送信の送信先として前記第1送信で許可されていない宛先が設定されたことに基づき、前記第2送信として、前記画像データを添付することなく電子メールの送信を実行することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記第1送信で許可された宛先が前記画像処理装置にログインしているユーザのメールアドレスであることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記第1送信で許可された宛先は、前記画像処理装置の管理者が許可した宛先であり、
    記第2送信の送信先が前記画像処理装置の管理者が許可していない宛先である場合、前記終了通知としての電子メールへの前記画像データの添付する設定を許可しないことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記第2送信の送信先として前記第1送信で許可されていない宛先が設定されたことに基づき、前記終了通知としての電子メールへの前記画像データの添付を許可しないことを示す表示の制御を行う表示手段を有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像処理装置。
  5. 読取手段を備える画像処理装置における制御方法であって、
    前記読取手段で原稿を読み取って、前記原稿の画像データを生成する生成工程と、
    前記画像データが添付された電子メールを送信するための第1送信を実行する第1の送信工程と、
    前記第1送信の終了を通知するための電子メールである終了通知を送信するための第2送信を実行する第2の送信工程と、を有し、
    前記第2の送信工程では、
    前記第2送信の送信先として前記第1送信で許可された宛先が設定されたこと、及び、前記画像データを前記終了通知としての電子メールに添付することが設定されたことに基づき、前記第2送信として、前記画像データの少なくとも一部が添付された電子メールの送信が実行され、
    前記第2送信の送信先として前記第1送信で許可されていない宛先が設定されたことに基づき、前記第2送信として、前記画像データを添付することなく電子メールの送信が実行されることを特徴とする制御方法。
  6. 画像処理装置の読取手段で原稿を読み取って生成された前記原稿の画像データが添付された電子メールを送信するための第1送信を実行する第1の送信工程と、
    前記第1送信の終了を通知するための電子メールである終了通知を送信するための第2送信を実行する第2の送信工程と、をコンピュータにより実行させるためのプログラムであって、
    前記第2の送信工程では、
    前記第2送信の送信先として前記第1送信で許可された宛先が設定されたこと、及び、前記画像データを前記終了通知としての電子メールに添付することが設定されたことに基づき、前記第2送信として、前記画像データの少なくとも一部が添付された電子メールの送信が実行され、
    前記第2送信の送信先として前記第1送信で許可されていない宛先が設定されたことに基づき、前記第2送信として、前記画像データを添付することなく電子メールの送信が実行されることを特徴とするプログラム。
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