JP7267105B2 - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、目的地までの経路を案内するための技術に関する。
ユーザを目的地まで案内する技術に関して、例えば特許文献1には、車両に搭載されたナビゲーション装置が、自車両を誘導するための案内物体を自車両の前方に表示する仕組みが記載されている。この仕組みにおいて、前方に他の車両が存在する場合には、上記案内物体を上空に表示することで、案内物体と前方車両とが重ならないようにしている。
国際公開WO2012/090325
ところで、人混みの中で経路案内を行う場合、他の人間が邪魔になってしまい、自身が進むべき経路の状況を見通せないという問題がある。
そこで、本発明は、人混みであっても分かりやすい経路案内を行うことを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、撮像された画像に含まれる人間を検出する人間検出部と、表示装置に経路の案内表示を行わせる表示制御部であって、前記人間検出部により検出された前記人間が経路に居ないときの画像を当該人間に重ね合わせて表示させる表示制御部とを備え、記人間検出部は、経路が案内されるユーザと同伴する同伴者を検出し、前記表示制御部は、検出された前記同伴者については前記表示を行わないことを特徴とする情報処理装置を提供する。
また、本発明は、撮像された画像に含まれる人間を検出する人間検出部と、示装置に経路の案内表示を行わせる表示制御部であって、前記人間検出部により検出された前記人間が経路に居ないときの画像を当該人間に重ね合わせて表示させる表示制御部とを備え、前記人間検出部は、案内される経路において危険個所を報知する危険報知者を検出し、前記表示制御部は、検出された前記危険報知者については前記表示を行わないことを特徴とする情報処理装置を提供する。
前記表示制御部は、前記経路において検出された前記人間の数の多さに関する条件を満たしたときに、検出された前記人間が居ないときの画像を当該人間に重ね合わせて表示するようにしてもよい。
前記表示制御部は、前記経路における進路変更位置から所定の範囲内において、検出された前記人間が居ないときの画像を当該人間に重ね合わせて表示するようにしてもよい。
前記所定の範囲は、経路が案内されるユーザの移動速度に応じて異なるようにしてもよい。
前記表示制御部は、経路が案内されるユーザの移動速度が閾値以上の場合には、前記表示を行わないようにしてもよい。
前記表示制御部は、前記人間検出部により検出された前記人間と経路が案内されるユーザとの距離に応じて、前記人間が居ないときの画像を当該人間に重ね合わせて表示するときの強度を変えるようにしてもよい。
また、本発明は、コンピュータに、撮像された画像に含まれる人間を検出する人間検出部であって、経路が案内されるユーザと同伴する同伴者を検出する人間検出部と、表示装置に経路の案内表示を行わせる表示制御部であって、前記人間検出部により検出された前記人間が経路に居ないときの画像を当該人間に重ね合わせて表示させ、検出された前記同伴者については当該表示を行わない表示制御部とを実現させるためのプログラムを提供する。
また、本発明は、コンピュータに、撮像された画像に含まれる人間を検出する人間検出部だって、案内される経路において危険個所を報知する危険報知者を検出する人間検出部と、表示装置に経路の案内表示を行わせる表示制御部であって、前記人間検出部により検出された前記人間が経路に居ないときの画像を当該人間に重ね合わせて表示させ、検出された前記危険報知者については当該表示を行わない表示制御部とを実現させるためのプログラムを提供する。
本発明によれば、人混みであっても分かりやすい経路案内を行うことができる。
経路案内システム1の構成の一例を示す図である。 通信装置10のハードウェア構成を示す図である。 サーバ装置20のハードウェア構成を示す図である。 経路案内システム1の機能構成の一例を示す図である。 サーバ装置20による動作の一例を示すフローチャートである。
[構成]
図1は、本実施形態の経路案内システム1の一例を示す図である。経路案内システム1は、ユーザによって使用される通信装置10と、ユーザに対して経路案内を行うサーバ装置20と、これらサーバ装置20及び通信装置10を通信可能に接続する通信網2とを備えている。通信網2は、例えばLTE(Long Term Evolution)や、その他の通信規格に従う無線通信網又は有線通信網を含む。図1には、通信装置10及びサーバ装置20を1つずつ示しているが、これらはそれぞれ複数であってもよい。
通信装置10は、例えばグラス型又はヘッドマウントディスプレイ型のウェアラブルコンピュータ、或いは、スマートフォン又はタブレットなどの携帯型コンピュータである。通信装置10は、いわゆるAR(Augmented Reality)を実現する。ARとは、ARオブジェクトと呼ばれる仮想的な画像を現実空間に重畳表示することである。以下、この表示をAR表示という。
なお、ARを実現する装置には、現実空間の撮像画像を表示する表示面においてARオブジェクトを撮像画像に重畳して表示するタイプと、ユーザの眼の前に配置された光透過型の表示面において、ユーザから表示面を介して見える現実空間の所定の位置に重なる表示面上の位置にARオブジェクトを表示するタイプとがある。通信装置10はいずれもタイプであってもよいが、本実施形態では、通信装置10として、グラス型のウェアラブルコンピュータを用いる例で説明する。
サーバ装置20は、通信装置10を制御し、ユーザに対して画像表示による経路案内を行う。具体的には、サーバ装置20は、通信装置10によって撮像された現実空間の撮像画像を取得し、その現実空間にARオブジェクトを重畳表示することで、そのARオブジェクトが意味する方向に移動するようユーザを案内する。このARオブジェクトは、例えばユーザが進むべき方向を意味する矢印を模した画像であり、ユーザに案内される経路の上に重畳表示される。さらに、サーバ装置20は、AR表示を利用して、ユーザが進むべき経路において、そのユーザ以外の他の人間を透過した状態にして、その人間の向こう側にある風景を表示する。これにより、ユーザ自身が進むべき経路の状況を遠くまで見通せるようになる。
図2は、通信装置10のハードウェア構成を示す図である。通信装置10は、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、センサ1007、測位装置1008及びこれらを接続するバスなどを含むコンピュータ装置として構成されている。これらの各装置は図示せぬ電池から供給される電力によって動作する。なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。通信装置10のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。また、それぞれ筐体が異なる複数の装置が通信接続されて、通信装置10を構成してもよい。
通信装置10における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることによって、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信を制御したり、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び書き込みの少なくとも一方を制御したりすることによって実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)によって構成されてもよい。また、例えばベースバンド信号処理部や呼処理部などがプロセッサ1001によって実現されてもよい。
プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール、データなどを、ストレージ1003及び通信装置1004の少なくとも一方からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、後述する動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。通信装置10の機能ブロックは、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001において動作する制御プログラムによって実現されてもよい。各種の処理は、1つのプロセッサ1001によって実行されてもよいが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップによって実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介して通信網2から通信装置10に送信されてもよい。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つによって構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本実施形態に係る方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD-ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu-ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つによって構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。ストレージ1003は、例えば通信装置10の識別情報を記憶する。この識別情報は、サーバ装置20との通信時にサーバ装置20に通知される。この識別情報は、サーバ装置20が通信装置10を識別して制御するために用いられる。
通信装置1004は、通信網2を介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。通信装置1004は、例えば周波数分割複信(FDD:Frequency Division Duplex)及び時分割複信(TDD:Time Division Duplex)の少なくとも一方を実現するために、高周波スイッチ、デュプレクサ、フィルタ、周波数シンセサイザなどを含んで構成されてもよい。例えば、送受信アンテナ、アンプ部、送受信部、伝送路インターフェースなどは、通信装置1004によって実現されてもよい。送受信部は、送信制御部と受信部とで、物理的に、又は論理的に分離された実装がなされてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キー、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、カメラなど)であり、特にカメラ等の撮像装置を含む。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)であり、特にディスプレイ等の表示装置及びスピーカー等の放音装置を含む。この放音装置は、複数のスピーカーが並べられた、いわゆるアレイスピーカーの構造になっている。これら複数のスピーカーから音を出力するタイミングやレベルに差を設けることで、ユーザは現実空間において或る方向から或る音量の音が聞こえてくるように感じることができる。
センサ1007は、例えばジャイロセンサ、加速度センサ、磁気(方位)センサ等の、通信装置10の姿勢を検出するためのセンサ群を含む。
測位装置1008は、通信装置10の位置を測定する。測位装置1008は、例えばGPS受信機であり、複数の衛星から受信したGPS信号に基づいて通信装置10の位置を測定する。
プロセッサ1001、メモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバスによって接続される。バスは、単一のバスを用いて構成されてもよいし、装置間ごとに異なるバスを用いて構成されてもよい。
通信装置10は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つを用いて実装されてもよい。
図3は、サーバ装置20のハードウェア構成を示す図である。サーバ装置20は、物理的には、プロセッサ2001、メモリ2002、ストレージ2003、通信装置2004、入力装置2005、出力装置2006及びこれらを接続するバスなどを含むコンピュータ装置として構成されている。サーバ装置20における各機能は、プロセッサ2001、メモリ2002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることによって、プロセッサ2001が演算を行い、通信装置2004による通信を制御したり、メモリ2002及びストレージ2003におけるデータの読み出し及び書き込みの少なくとも一方を制御したりすることによって実現される。プロセッサ2001、メモリ2002、ストレージ2003、通信装置2004、入力装置2005、出力装置2006及びこれらを接続するバスは、通信装置10について説明したプロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006及びこれらを接続するバスと、ハードウェアとしては同様であるため、その説明を省略する。なお、入力装置2005は、例えばキーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサ、ジョイスティック、ボールコントローラなどであるが、通信装置10が備えるような撮像装置は必須ではない。出力装置2006は、例えばディスプレイ、スピーカー、LEDランプなどであるが、通信装置10が備えるような表示装置及び放音装置は必須ではない。なお、入力装置2005及び出力装置2006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
なお、サーバ装置20のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。また、それぞれ筐体が異なる複数の装置が通信接続されて、サーバ装置20を構成してもよい。
図4は、経路案内システム1の機能構成の一例を示す図である。サーバ装置20において、取得部21は、通信装置10から通信網2経由で各種のデータを取得する。このデータには、例えば通信装置10の識別情報、通信装置10の位置及び姿勢等の各種挙動データ、ユーザにより通信装置10に入力された目的地を示すデータ、又は、通信装置10によって撮像された画像を示す撮像データ等が含まれる。
経路特定部22は、通信装置10の位置(つまりユーザの現在地)からユーザにより入力された目的地までの経路を特定する。このため、経路特定部22は、広範なエリアに含まれる道路や地形、その道路周辺にある建物、設備乃至施設等の位置、大きさ、形状及び色等を含む地図情報を記憶している。この地図情報は、各地点を車両で走行して撮像された画像を立体的に閲覧できるような情報を含んでいる。経路特定部22は、この地図情報に基づいて、道路や、道路周辺にある建物、設備乃至施設等の位置、大きさ、形状及び色等を特定し得るようになっている。
人間検出部23は、取得部21により取得された撮像データが示す撮像された画像から、例えばパターンマッチング等の画像解析手法を用いて、その画像に含まれる人間を検出する。
表示制御部24は、通信装置10の出力装置1006(表示装置)に経路の案内表示を行わせる。具体的には、表示制御部24は、ユーザが進むべき方向を意味する矢印を模した画像を、経路特定部22により特定された経路の上にAR表示する。さらに、表示制御部24は、人間検出部23により検出された人間の数の多さに関する条件(例えば画像に含まれる人間の数が閾値以上である条件)が満たされるときには、人間検出部23により検出された人間が居ないときの画像を当該人間に重ね合わせて表示する。つまり、表示制御部24は、検出された人間が透過した状態の3次元空間を表示する。このときの透過度は任意に設定し得るが、例えば50%である。従って、ユーザから見て、自身の視界に居る人間とその人間が居ないときの風景とが同程度に観察し得ることになる。ここで、表示制御部24がこのような透過表示を行う位置は、経路特定部22により特定された経路における進路変更位置(いわゆる曲がり角)から所定の範囲内(例えば曲がり角の手前側10mの位置からその曲がり角の位置まで)である。つまり、ユーザは曲がり角の手前においてのみ、他の人間が居ないときの風景を観察することができるので、自身がどこでどの程度進路を変更すればよいのかが分かりやすくなっている。
[動作]
次に、図5を参照して、サーバ装置20の動作について説明する。なお、以下の説明において、サーバ装置20を処理の主体として記載する場合には、具体的にはプロセッサ2001、メモリ2002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ2001が演算を行い、通信装置2004による通信や、メモリ2002及びストレージ2003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することにより、処理が実行されることを意味する。通信装置10についても同様である。
図5において、まず、ユーザは通信装置10において目的地を入力し、その目的地までの経路案内を要求する操作を行う。この操作に応じて、通信装置10は、入力された目的地及び測位装置1008によって測位された位置(つまりユーザの現在地)を含む経路案内要求を、サーバ装置20に送信する。サーバ装置20の取得部21は、通信装置10から通信網2経由でその経路案内要求を取得する(ステップS11)。なお、これ以降、取得部21は、入力装置1005(撮像装置)によって撮像された撮像データ、測位装置1008によって測位された位置及びセンサ1007によって検出された通信装置10の姿勢に関するデータを定期的に取得する。
次に、サーバ装置20の経路特定部22は、地図情報を用いて、ユーザの現在地から目的地までの経路を特定する(ステップS12)。ここでは、ユーザの移動距離が最も短い経路が特定される。そして、サーバ装置20の表示制御部24は、経路案内を開始し、ユーザが進むべき方向を意味する矢印を模した画像を、経路特定部22により特定された経路の上にAR表示する(ステップS13)。
表示制御部24は、取得部21によって取得された通信装置10の位置と、経路特定部22により特定された経路とを照合し、通信装置10の位置が経路上の進路変更位置から所定の範囲内(例えば曲がり角の前後10m)に含まれるか否かを判断する(ステップS14)。
通信装置10の位置が経路上の進路変更位置から所定の範囲内に含まれる場合(ステップS14;YES)、サーバ装置20の人間検出部23は、取得部21により取得された撮像データが示す画像から人間に相当する画像を検出する(ステップS15)。
次に、表示制御部24は、人間検出部23により検出された人間の数が閾値以上であると判断した場合(ステップS16;YES)、その検出された人間が居ないときの画像を当該人間に重ね合わせて表示する(ステップS17)。具体的には、表示制御部24は、取得部21によって取得された通信装置10の位置及び姿勢と地図情報とを照合し、通信装置10の撮像位置から見て、道路、道路周辺にある建物、設備乃至施設等の位置、大きさ、形状及び色等がどのように見えるかを特定する。そして、表示制御部24は、撮像データが示す画像中の人間に相当する画像に対して、上記のようにして特定した道路、道路周辺にある建物、設備乃至施設等の画像を、人間の画像の透過度を50%として重畳して表示させるためのデータを生成し、通信装置10に送信する。通信装置10は、このデータに従い、画像を表示する。このような処理が、ユーザが経路上を移動している期間にわたって(ステップS18;NO)繰り返し行われる。
以上説明した実施形態によれば、人混みであっても分かりやすい経路案内を行うことが可能となる。
[変形例]
本発明は、上述した実施形態に限定されない。上述した実施形態を以下のように変形してもよい。また、以下の2つ以上の変形例を組み合わせて実施してもよい。
[変形例1]
上記実施形態において、表示制御部24が人間を透過されたAR表示を行う位置は、経路特定部22により特定された経路における進路変更位置から所定の範囲内であった。この所定の範囲はこの例に限らず、任意に決められるが、例えば、経路が案内されるユーザの移動速度に応じて異なっていてもよい。例えば表示制御部24は、通信装置10の位置の履歴からユーザの移動速度を算出し、或る速度S1のときは、経路における進路変更位置の手前側X1mの位置からその曲がり角の位置までにおいて上記AR表示を行い、或る速度S2(S2>S1)のときは、経路における進路変更位置の手前側X2(X2>X1)の位置からその曲がり角の位置までにおいて上記AR表示を行う。このようにすれば、ユーザは自身の移動速度に適した範囲にわたって自身の進むべき経路を見通せることが可能となる。
[変形例2]
また、表示制御部24は、上記のようにして算出したユーザの移動速度が閾値以上の場合には、上記AR表示を行わないようにしてもよい。つまり、ユーザの移動速度があまりに速い場合は、上記AR表示を行うことが危険となることが考えられるからである。
[変形例3]
また、表示制御部24は、経路が案内されるユーザと同伴して移動する同伴者については上記のAR表示を行わないようにしてもよい。つまり、人間検出部23は、ユーザと同伴する同伴者の特に顔面の画像を予め記憶しておき、パターンマッチング等の画像解析手法を用いてその同伴者を特定し、表示制御部24は、特定された同伴者については上記AR表示を行わないようにする。ユーザの同伴者をAR表示することは適切ではない場合があるからである。
[変形例4]
また、経路以上には、工事等の存在を知らせる係員等が居る場合があるが、表示制御部24は、このような場合にも上記のAR表示を行わないようにしてもよい。つまり、人間検出部23は、危険個所を報知する危険報知者の服装の特徴を予め記憶しておき、パターンマッチング等の画像解析手法を用いてその危険報知者を特定し、表示制御部24は、特定された危険報知者については上記AR表示を行わないようにする。このような危険報知者をAR表示することは適切ではないと考えられるからである。
[変形例5]
経路が案内されるユーザと他の人間との距離に応じて、その人間の透過度を変えるようにしてもよい。つまり、表示制御部24は、人間検出部23により特定された人間と経路が案内されるユーザとの距離に応じて、人間が居ないときの画像を当該人間に重ね合わせるときの強度を変える。
[変形例6]
本発明に係る情報処理装置は、上記実施形態で説明したようにサーバ装置20に実装されていてもよいが、これに代えて、通信装置10に実装されていてもよい。
[その他の変形例]
なお、上記実施形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及びソフトウェアの少なくとも一方の任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現方法は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的又は論理的に結合した1つの装置を用いて実現されてもよいし、物理的又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的又は間接的に(例えば、有線、無線などを用いて)接続し、これら複数の装置を用いて実現されてもよい。機能ブロックは、上記1つの装置又は上記複数の装置にソフトウェアを組み合わせて実現されてもよい。
機能には、判断、決定、判定、計算、算出、処理、導出、調査、探索、確認、受信、送信、出力、アクセス、解決、選択、選定、確立、比較、想定、期待、見做し、報知(broadcasting)、通知(notifying)、通信(communicating)、転送(forwarding)、構成(configuring)、再構成(reconfiguring)、割り当て(allocating、mapping)、割り振り(assigning)などがあるが、これらに限られない。たとえば、送信を機能させる機能ブロック(構成部)は、送信制御部(transmitting unit)や送信機(transmitter)と呼称される。いずれも、上述したとおり、実現方法は特に限定されない。
例えば、本開示の一実施の形態におけるサーバ装置などは、本開示の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。
本開示において説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE-A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT-Advanced、4G(4th generation mobile communication system)、5G(5th generation mobile communication system)、FRA(Future Radio Access)、NR(new Radio)、W-CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi-Fi(登録商標))、IEEE 802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及びこれらに基づいて拡張された次世代システムの少なくとも一つに適用されてもよい。また、複数のシステムが組み合わされて(例えば、LTE及びLTE-Aの少なくとも一方と5Gとの組み合わせ等)適用されてもよい。
本開示において説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本開示において説明した方法については、例示的な順序を用いて様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
入出力された情報等は特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルを用いて管理してもよい。入出力される情報等は、上書き、更新、又は追記され得る。出力された情報等は削除されてもよい。入力された情報等は他の装置へ送信されてもよい。
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:true又はfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
以上、本開示について詳細に説明したが、当業者にとっては、本開示が本開示中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本開示は、請求の範囲の記載により定まる本開示の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本開示の記載は、例示説明を目的とするものであり、本開示に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。また、ソフトウェア、命令、情報などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、有線技術(同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL:Digital Subscriber Line)など)及び無線技術(赤外線、マイクロ波など)の少なくとも一方を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び無線技術の少なくとも一方は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本開示において説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
なお、本開示において説明した用語及び本開示の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。
また、本開示において説明した情報、パラメータなどは、絶対値を用いて表されてもよいし、所定の値からの相対値を用いて表されてもよいし、対応する別の情報を用いて表されてもよい。
本開示において使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
本開示において使用する「第1」、「第2」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量又は順序を全般的に限定しない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本開示において使用され得る。したがって、第1及び第2の要素への参照は、2つの要素のみが採用され得ること、又は何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
上記の各装置の構成における「部」を、「手段」、「回路」、「デバイス」等に置き換えてもよい。
本開示において、「含む(include)」、「含んでいる(including)」及びそれらの変形が使用されている場合、これらの用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本開示において使用されている用語「又は(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本開示において、例えば、英語でのa, an及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、本開示は、これらの冠詞の後に続く名詞が複数形であることを含んでもよい。
本開示において、「AとBが異なる」という用語は、「AとBが互いに異なる」ことを意味してもよい。なお、当該用語は、「AとBがそれぞれCと異なる」ことを意味してもよい。「離れる」、「結合される」などの用語も、「異なる」と同様に解釈されてもよい。
1:経路案内システム、2:通信網、10:通信装置、1001:プロセッサ、1002:メモリ、1003:ストレージ、1004:通信装置、1005:入力装置、1006:出力装置、1007:センサ、1008:測位装置、20:サーバ装置、21:取得部、22:経路特定部、23:人間検出部、24:表示制御部、2001:プロセッサ、2002:メモリ、2003:ストレージ、2004:通信装置、2005:入力装置、2006:出力装置。

Claims (9)

  1. 撮像された画像に含まれる人間を検出する人間検出部と、
    表示装置に経路の案内表示を行わせる表示制御部であって、前記人間検出部により検出された前記人間が経路に居ないときの画像を当該人間に重ね合わせて表示させる表示制御部と
    を備え
    前記人間検出部は、経路が案内されるユーザと同伴する同伴者を検出し、
    前記表示制御部は、検出された前記同伴者については前記表示を行わない
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 撮像された画像に含まれる人間を検出する人間検出部と、
    表示装置に経路の案内表示を行わせる表示制御部であって、前記人間検出部により検出された前記人間が経路に居ないときの画像を当該人間に重ね合わせて表示させる表示制御部と
    を備え、
    前記人間検出部は、案内される経路において危険個所を報知する危険報知者を検出し、
    前記表示制御部は、検出された前記危険報知者については前記表示を行わない
    ことを特徴とする情報処理装置。
  3. 記表示制御部は、前記経路において検出された前記人間の数の多さに関する条件を満たしたときに、検出された前記人間が居ないときの画像を当該人間に重ね合わせて表示する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の情報処理装置。
  4. 記表示制御部は、前記経路における進路変更位置から所定の範囲内において、検出された前記人間が居ないときの画像を当該人間に重ね合わせて表示する
    ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 記所定の範囲は、経路が案内されるユーザの移動速度に応じて異なる
    ことを特徴とする請求項記載の情報処理装置。
  6. 記表示制御部は、経路が案内されるユーザの移動速度が閾値以上の場合には、前記表示を行わない
    ことを特徴とする請求項1~のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 記表示制御部は、前記人間検出部により検出された前記人間と経路が案内されるユーザとの距離に応じて、前記人間が居ないときの画像を当該人間に重ね合わせて表示するときの強度を変える
    ことを特徴とする請求項1~のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. ンピュータに、
    撮像された画像に含まれる人間を検出する人間検出部であって、経路が案内されるユーザと同伴する同伴者を検出する人間検出部と、
    表示装置に経路の案内表示を行わせる表示制御部であって、前記人間検出部により検出された前記人間が経路に居ないときの画像を当該人間に重ね合わせて表示させ、検出された前記同伴者については当該表示を行わない表示制御部と
    を実現させるためのプログラム。
  9. コンピュータに、
    撮像された画像に含まれる人間を検出する人間検出部だって、案内される経路において危険個所を報知する危険報知者を検出する人間検出部と、
    表示装置に経路の案内表示を行わせる表示制御部であって、前記人間検出部により検出された前記人間が経路に居ないときの画像を当該人間に重ね合わせて表示させ、検出された前記危険報知者については当該表示を行わない表示制御部と
    を実現させるためのプログラム。
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