JP7261731B2 - 原子炉圧力容器用のノズル - Google Patents

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Description

本発明は、原子炉圧力容器に取り付けられる原子炉圧力容器用のノズルに関する。
原子力発電設備を安全かつ確実に運用するためには、原子力発電設備から外部環境への放射性物質放出を許容される範囲内に、かつ、可能な限り低いレベルに維持管理する必要がある。この目的のため、原子力発電設備は、大量の放射性物質を内包している原子炉炉心を原子炉圧力容器(RPV:Reactor Pressure Vessel)内に設置している。さらに、RPVを鉄鋼製および/または、鉄筋コンクリート製の原子炉格納容器(PCV:Primary Containment Vessel)内に設置する。これにより原子力安全設備に何らかの異常が生じた際であっても、原子炉炉心に存在する放射性物質の外部環境への放出量を許容される範囲内にかつ可能な限り低いレベルに抑制し、維持することを高い信頼性をもって可能とするものとしている。
また、原子力発電設備では、原子炉から発電に必要なエネルギーを取り出すため、原子炉を循環する流体をRPVの外部に導く配管設備を必要とする。このため、炉心を冷却する流体が循環する配管設備の破損等による異常時であっても、PCV内で異常事象が収束する設備を設けている。このような原子力発電設備では、万一、PCV隔離弁上流に位置する配管等が破損し、冷却材を喪失する事態(LOCA:Loss Of Coolant Accident)が生じた場合、破損した配管からの原子炉冷却材の流出を抑止できない。このため、原子炉に制御棒が挿入された以降に発生する炉心の崩壊熱に確実に対処するため、炉心を冷却するための流体を継続的に炉心に注入する必要があり、結果として、多重化・多様化した大規模な原子力発電設備特有の縦深構成の安全設備が必要になっている。その設備は、非常時炉心冷却設備(ECCS:Emergency Core Cooling System)を含む工学的安全設備である。この設備は、PCV内で発生した異常な事象をPCV外に波及させないようにするため、原子炉格納容器隔離弁(PCV隔離弁)が、その工学的安全設備の一つとして、PCVの内外に設置されている。
安全性を考慮した設備として、例えば、特許文献1のような技術がある。特許文献1には、「周知の解決策は、容器貫通部に一体型隔離弁(IIV:integral isolation valve)を設けることである。IIVは、圧力容器に接続するフランジ内に構築された弁を備える。IIVは容器貫通部内へ直接一体化されるため、IIVを閉じることで、LOCA破断点における原子炉冷却材の喪失が確実に停止される。」と記載されている。
特表2017-521671号公報
特許文献1には、RPV本体(胴部)に接続される大口径のフランジ付一体型隔離弁(IIV:段落0039参照)が記載されている。しかしながら、特許文献1に記載されたフランジ付一体型隔離弁では、RPV本体との接続にフランジ構造を採用している。このため、RPV本体とフランジ付一体型隔離弁との接続部から内部流体が漏洩する可能性があるという問題がある。例えば、ボルト、ナットによるフランジの適切な締め付けが行われなかった場合、フランジ面圧が不足して内部流体が漏洩する。また、フランジ面に使用されるシール部材に経時的な応力緩和や劣化が生じた場合にも、内部流体が漏洩する。
また、特許文献1に記載されたフランジ付一体型隔離弁は、フランジ締結部がRPV本体とIIV間に存在する構成となり、フランジ締結部の一方がRPV本体に拘束され、相対する一方がPCVに拘束される構成である。このため、フランジのシール面の一部または全面に面圧低下を生じさせる荷重および/またはモーメントが作用し、フランジ締結部からの原子炉炉心冷却材の漏洩を誘発しかねないものとなっている。
加えて、特許文献1のフランジ締結部で構成されるシール部においては、フランジ付一体型隔離弁が、鉛直なRPVの胴部に対してほぼ垂直(直角)に設置されるため、ほぼ鉛直な面を有するフランジ締結部となる。このような構成のフランジ締結部は、IIVのフランジ締結作業時に、フランジ付一体型隔離弁(IIV)の自重によってフランジシール面圧分布が不均一となりやすい。その結果、フランジ締結部に用いられるガスケットの経年的な応力緩和も加わって、内部流体の耐圧部外への漏洩を防止するには困難が伴う。また、高いシール性を長期間維持するには、フランジ締結に特別なフランジ締結作業場の配慮が必要となる。また、RPV本体(胴部)は、熱によって伸び縮みするため、熱伸びによって位置ずれが発生し、またRPV本体に接続される配管に関しても、熱伸びなどによって位置がずれる。このため、RPV本体と配管とを互いにフランジを介して接続することは、非常に困難を伴うものである。
本発明の目的は、内部流体の漏洩可能性を排除した、信頼性の高い原子炉圧力容器用のノズルを提供することにある。
本発明は、原子炉圧力容器に溶接されている原子炉圧力容器用のノズルであって、前記ノズルは、弁構造部を内蔵し、前記弁構造部の弁体を閉じることで前記原子炉圧力容器の内部の流体を当該原子炉圧力容器の外部と隔離し、前記ノズルは、前記弁体を点検する際に開閉される弁蓋を備え、前記弁蓋は、前記ノズルの鉛直方向の上面側に配置され、前記ノズルは、鉛直方向上方に向けて突出するフランジ部を備え、前記フランジ部には、当該フランジ部の径方向の中央に前記ノズルの流路と連通する連通孔が形成され、前記連通孔の上部の開口縁部には、シール材が載置されるシール材載置部が形成され、前記シール材載置部は、前記フランジ部の上端面よりも1段低い位置に形成され、前記弁蓋は、前記シール材を押圧する押圧部が鉛直方向下方に向けて突出して形成されるとともに、前記連通孔内に入り込む形状の嵌合部が形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、内部流体の漏洩可能性を排除した、信頼性の高い原子炉圧力容器用ノズルを提供できる。
第1実施形態に係る原子炉圧力容器用ノズルを備えた原子炉圧力容器を原子炉格納容器内に設置した状態を示す構成図である。 従来の隔離弁を備えた原子炉圧力容器を原子炉格納容器内に設置した状態を示す構成図である。 第1実施形態に係る原子炉圧力容器用ノズルを示す断面図である。 第2実施形態に係る原子炉圧力容器用ノズルの構成を示す断面図である。 第3実施形態に係る原子炉圧力容器用ノズルの構成を示す断面図である。 第4実施形態に係る原子炉圧力容器用ノズルの構成を示す断面図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下に示す各実施形態において、同様の構成については同一の符号を付して重複した説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る原子炉圧力容器用ノズルを備えた原子炉圧力容器を原子炉格納容器内に設置した状態を示す構成図である。なお、図1は、原子炉隔離ノズル3(原子炉圧力容器用のノズル)を備えた原子炉圧力容器(以下、RPVとする)1の概要図である。なお、本発明でのノズルとは、「圧力容器の胴、鏡板などに配管、計装品などを接続するために設けた分岐部」(JIS B0190参照)を意味する。
図1に示すように、RPV1には、RPV1内で発生した蒸気(流体)をRPV1の外部に取り出すための配管2が接続されている。また、RPV1は、原子炉格納容器4(以下、PCVとする)に収容されている。配管2は、PCV4の外側に引き出されている。また、配管2は、原子炉隔離ノズル3に対して、RPV1とは逆側(反対側)に接続されている。原子炉隔離ノズル3は、RPV1に溶接によって接続されている。なお、配管2は、蒸気をRPV1から取り出す(排出する)ものを例に挙げて説明しているが、これに限らず、RPV1へ流体を送り込む用途の配管にも適用可能である。
比較のため、図2において、従来の軽水炉における代表的なRPV101とPCV隔離弁の関係を示す。図2は、従来の隔離弁を備えた原子炉圧力容器を原子炉格納容器内に設置した状態を示す構成図である。
図2に示すように、RPV101は、RPV101内で発生した蒸気をRPV101の外部に取り出すための配管102(102A)が接続されている。RPV101は、PCV104に収容されている。配管102は、PCV104の外側に引き出されている。また、配管102(102A)は、RPVノズル105を介してRPV101に接続されている。RPVノズル105は、PCV104の内側に設けられる内側PCV隔離弁106と、配管102A(配管102の一部)を介して接続されている。配管102Aの上流端P101は、RPVノズル105と溶接によって接合されている。また、配管102Aの下流端P102は、内側PCV隔離弁106と溶接によって接合されている。また、内側PCV隔離弁106の下流側には、PCV104の外側に設けられる外側PCV隔離弁107が設置されている。
図3は、第1実施形態に係る原子炉圧力容器用ノズルを示す断面図である。
図3に示すように、原子炉隔離ノズル3は、ノズル本体8と、弁構造部(弁トリム)9と、弁蓋10と、弁蓋10をノズル本体8に締結するボルト12と、シール材13と、によって構成されている。
ノズル本体8は、RPV1と溶接部11によって接続されている。つまり、ノズル本体8は、RPV1とフランジ部を介して接続されていないものである。また、ノズル本体8は、RPV1から延びる円筒状の管部8aを有している。この管部8a(ノズル本体8)は、鉛直方向に長く構成されたRPV1に対して直交する方向(水平方向)に延びて形成されている。また、ノズル本体8は、継ぎ目の無い一体構造であり、上流端がRPV1に対して溶接部11を介して接続され、下流端が配管2に対して溶接部15を介して接続されている。
また、ノズル本体8は、溶接部15から上流側(RPV1側)に延びる円筒状の管部8bを有している。この管部8bと管部8aとの間には、ノズル本体8の流路を開閉する弁構造部9(弁トリム)が設けられている。
弁構造部9は、弁体9aと、弁体9aを支持する腕部9bと、腕部9bを回動自在に支持する軸部9cと、弁体9aが開閉動作可能な空間である弁収容管部9dと、を備えている。弁収容管部9dには、弁体9aが当接する弁座9eが形成されている。
弁体9aは、弁座9eに当接する部位にシール部9fが設けられている。このシール部9fは、例えば金属製のものであり、弁座9eに向けて盛り上がるように形成されている。
腕部9bは、側面視において略L字状に形成され、先端に弁体9aが挿通される挿通孔9gが形成されている。挿通孔9gには弁体9aが挿入され、挿通孔9gから突出した弁体9aがボルト9hによって固定されることで、弁体9aが腕部9bに固定される。また、腕部9bの基端は、後記する弁蓋10に軸部9cを介して回動自在に支持されている。
軸部9cは、腕部9bの挿通孔9gと反対側の端部に位置し、ノズル本体8に取り付けられている。また、軸部9cは、ノズル本体8に形成された連通孔8g内に位置している。
また、弁構造部9は、自律的に作動する機構および/またはFail動作機能により安全側に動作可能な駆動装置を有するものである。なお、弁体9aは、例えば、通常時は開弁状態であり、電源を喪失したときに、重力によって閉じるようにしたものである。
また、管部8aの流路径は、RPV1の内部につながる開口8eから弁収容管部9dまで略同じ径となるように構成されている。また、管部8aの流路径は、配管2の流路径と略同じになるように構成されている。また、管部8bの流路径は、上流側が管部8aの流路径および配管2の流路径よりも小さくなっている。また、管部8bの流路径は、下流側が配管2に向けて流路径が徐々に拡大するように構成されている。
このように、ノズル本体8は、フランジを介してボルトによってRPV1に締結されるものではなく、溶接によってRPV1に接続されるものである。よって、原子炉隔離ノズル3は、RPV1の本体(円筒状の胴部1a)から配管2まで継ぎ目の無いノズル本体8を備えている。
また、ノズル本体8は、鉛直方向上方に向けて突出するフランジ部8fが形成されている。このフランジ部8fは、円筒状に形成され、その径方向の中央に、弁収容管部9dと連通する連通孔8gが形成されている。
また、ノズル本体8は、継ぎ目のない一体構造で製造されている。なお、継ぎ目のない一体構造での製造とは、例えば、鍛造によって製造されていることを指す。ただし、継ぎ目の無い一体構造であれば、鍛造に限定されるものではなく、鋳造、レーザ積層造形法、熱間等方圧加圧法(HIP:Hot Isostatic Pressing)、切削加工など鍛造以外の製法技術を用いることができる。これによれば、ノズル本体8を鍛造に比べて作り易くなる。
また、ノズル本体8の材料としては、RPV1で用いられている材料と同等のもの、例えば機械的特性が同等のものを適用することができる。また、ノズル本体8の材料としては、具体的に、SFVQ1A(JIS G 3204 圧力容器用調質型合金鋼鍛鋼品)を用いることができる。これによれば、RPV1の本体(胴部1a)と同等の強度を確保することができ、流体の漏洩可能性を排除できる。
また、ノズル本体8は、RPV1との溶接作業性および検査作業性を考慮して、RPV1との接続側端部につば部14が形成されている。このつば部14は、管部8aの端部において、径方向外側に向けて環状に形成されている。つば部14は、RPV1に形成された貫通孔1bと嵌合した状態で、溶接によってRPV1の胴部1aと接合される。つば部14とRPV1との溶接部11は、例えば、RPV1の外側と内側から溶接されることによって形成される。
また、つば部14は、RPV1の外面側に、平らな面で構成される平滑部14aが形成されている。この平滑部14aは、図3の断面視において、管部8aとつば部14との境界の角部のR部14bを除いた端部から溶接部11までの範囲を指す。なお、平滑部14aの距離(平滑部14aの半径方向の寸法)L1は、30mm以上に設定される。これによって、溶接部11の品質を検査するための超音波探傷試験における探触子の設置スペースを確保することができる。
また、ノズル本体8は、RPV1と接続される端部(溶接部端部)11aから弁蓋10(RPV1に最も近い弁蓋10の側面)までの管部8aと平行な距離L2は、30mm以上に設定される。これによって、ノズル本体8とRPV1とを溶接する際の溶接作業スペースを確保することができる。
また、ノズル本体8に形成された連通孔8gは、弁体9aを、ノズル本体8の外部に取り出すことができる寸法に形成されている。また、連通孔8gの上部の開口縁部には、シール材13が載置されるシール材載置部8hが形成されている。このシール材載置部8hは、フランジ部8fの上端面よりも1段低い位置に形成されている。
弁蓋10は、連通孔8gを開閉することができるように円板状に形成されている。また、弁蓋10は、フランジ部8fと対向する位置に、ボルト12が挿通されるボルト挿通孔10aが形成されている。ボルト挿通孔10aは、周方向に沿って複数形成されている。
また、弁蓋10は、シール材13を押圧する押圧部10bが鉛直方向下方に向けて突出して形成されている。また、弁蓋10は、連通孔8g内に入り込む形状の嵌合部10cが形成されている。
弁蓋10をノズル本体8に固定する場合には、ボルト12をボルト挿通孔10aに挿通し、フランジ部8fの上面に螺合することで行われる。これにより、シール材13が押圧部10bによって押圧されることで、連通孔8gと弁蓋10との隙間が密閉される。
このように、弁体9aを備えた弁構造部(弁トリム)9をノズル内部(ノズル本体8の内部)に設けることによって、RPV1から配管2への流体の流れを遮断することが可能になる。また、弁蓋10をノズル(ノズル本体8)に設けることによって、弁構造部(弁トリム)9のメンテナンスが可能になる。なお、弁構造部9のメンテナンスとは、弁体9aの点検や交換などである。
また、弁蓋10は、軸方向が鉛直なRPV1の胴部1a(円筒部)から、ほぼ垂直に設置されるノズル本体8の上面側に設置されている。これにより、弁蓋10が側面や下面に締結されるよりも、弁蓋10をフランジ部8fに締結する際の締結作業および作業管理が容易になる。また、弁蓋10をノズル本体8の上面側に設置することで、シール材13のシール面圧分布の均一化を計ることができ、弁蓋10のシール材13の高いシール性を長期間維持することが可能になる。
また、ノズル本体8は、継ぎ目のない一体構造によって構成されているので、前記した弁蓋10の高いシール性と併せ、原子炉隔離ノズル3としての高い耐漏えい性を有するものにすることができる。
また、ノズル本体8の材料として、RPV1で用いられている材料と、機械的特性が同等のものを適用することによって、RPV1と同等の強度信頼性を確保することが可能になる。
なお、図3では、原子炉隔離ノズル3の流路遮断を行うために、弁構造部9として逆止弁の構造を採用している。ただし、弁の型式については、流路遮断機能を有するものであれば、逆止弁に限定されるものではなく、玉型弁や仕切弁など他の種類の弁を適用することも可能である。
ところで、特許文献1に記載のような従来技術では、隔離弁がRPVの本体(胴部)にフランジを介して接続されている。このため、ボルト・ナットによるフランジの締結が適切に行われなかった場合、フランジ面に使用されているシール部材に経時的な応力緩和や劣化が生じた場合や、RPVの熱膨張に起因したRPVに接続されるフランジに加わる荷重および/またはモーメントを原因として、内部流体が漏洩する可能性がある。これに対して、第1実施形態では、隔離弁(弁体9a、弁構造部9)が、ノズル(ノズル本体8)と一体構造になっているため、漏洩ポテンシャル(漏洩可能性)を従来よりも低減することができる。
以上説明したように、第1実施形態の原子炉隔離ノズル3は、RPV1に溶接部11を介して接続され、原子炉隔離ノズル3に弁構造部9(弁体9a)を内蔵し、弁構造部9の弁体9aを閉じることでRPV1内の流体をRPV1の外部と隔離するものである。これによれば、図2の従来技術に示すような配管102Aに相当する位置で破損が生じた場合であっても、RPV1を外部と隔離することができ、原子炉冷却材(流体)の流出を防止することができる。その結果、RPV1内の水位を維持することができる。また、異常時であっても、炉心の冷却が容易となり、従来の原子力発電設備に比べて、安全性・信頼性の高い設備が供給可能となる。
また、第1実施形態によれば、ECCSを含む工学的安全設備等の必要な安全設備よりも余裕のある/または設備を不要とする合理的な設計も可能となり、原子力発電設備のよりコンパクトな設備設計が可能となる。
また、第1実施形態によれば、ノズル(ノズル本体8)がRPV1の本体(胴部1a)に溶接部11を介して接続されている。これによれば、従来のようなフランジ接続におけるフランジ締結作業が不要になり、またRPV1とノズルとをフランジを介して接続する場合(特許文献1参照)のシール部材の交換作業が不要になる。その結果、作業者の労力および現場作業に伴う被ばくを排除することができる。また、ノズル(ノズル本体8)がRPV1の本体(胴部1a)に溶接部11を介して接続されていることで、溶接部11にモーメントが作用したとしても流体が漏れ出ることがない。
また、第1実施形態は、ノズルが、弁体9aを点検する際に開閉される弁蓋10を備える。これによれば、弁構造部9(弁体9a)の点検や交換が容易になる。
また、第1実施形態は、弁蓋10が、ノズル(ノズル本体8)の鉛直方向の上面側に配置されている。これによれば、弁蓋10をノズル本体8のフランジ部8fに締結する際の締結作業および作業管理が容易になる。また、ノズル本体8と弁蓋10との間を密閉するシール材13の面圧分布の均一化を図ることができ、高いシール性を長期間維持することが可能になる。
また、第1実施形態は、ノズル本体8が、継ぎ目の無い一体構造である(図3参照)。これによれば、図2の従来技術のような、配管102Aを上流端P101および下流端P102において溶接するための溶接作業が不要になり、それに伴う非破壊検査作業が不要になる。その結果、第1実施形態では、作業者の労力および現場作業に伴う被ばくを排除することができる。
また、第1実施形態は、ノズル本体8が鍛造によって製造されている。これによれば、ノズル本体8の強度を高めることができ、内部流体の漏洩可能性(漏洩発生確率)を排除できる。
また、第1実施形態は、ノズル本体8の溶接部11の端部(溶接部端部)11aから弁蓋10までの水平方向の距離(寸法)L2は、30mm以上である。これによれば、ノズル本体8とRPV1とを溶接する際の溶接作業スペースを確保することができる。
このように、第1実施形態では、原子炉隔離ノズル3(弁体9aを内蔵したノズル)を用いることにより、RPVバウンダリ内(ノズル本体8の流路壁面)で流体の遮断が可能になる。このことから、LOCAの発生を防止することが可能になる。これに伴い、LOCAに対応するための安全設備を不要にすることができる。その結果、第1実施形態の原子炉隔離ノズル3を採用した原子力発電所において、規模の縮小が可能となり、設計・建設・メンテナンスの観点から大幅なコストダウンが見込まれる。
(第2実施形態)
図4は、第2実施形態に係る原子炉圧力容器用ノズルの構成を示す断面図である。
図4に示すように、第2実施形態の原子炉隔離ノズル3A(原子炉圧力容器用のノズル)は、第1実施形態のノズル本体8に替えて、ノズル本体8Aを備えている。
ノズル本体8Aは、管部8m(流量制限部)を備えている。この管部8mは、流路が弁構造部9からRPV1に向けて流路断面積が縮小するように構成されている。すなわち、管部8mは、RPV1側の開口8nが、弁収容管部9d側の開口8oよりも小径になるように構成されている。
第2実施形態では、ノズル本体8の弁構造部9の上流側流路の内径をRPV1側に向けて絞る形状にすることによって、流量制限機能を持たせている。これにより、RPV1から排出される流体の流量を制限することができる。
(第3実施形態)
図5は、第3実施形態に係る原子炉圧力容器用ノズルの構成を示す断面図である。
図5に示すように、第3実施形態の原子炉隔離ノズル3B(原子炉圧力容器用のノズル)は、第1実施形態のノズル本体8に替えて、ノズル本体8Bを備えている。
ノズル本体8Bは、管部8pを備えている。この管部8pは、弁構造部9の上流側に、多孔式のオリフィス16(流量制限部)を備えている。なお、オリフィス16の位置は、管部8pの軸方向(流体の流れ方向)の中央に配置した場合を例に挙げて説明しているが、オリフィス16を開口8e側に設けてもよく、または弁構造部9側に設けてもよい。
このように、第3実施形態では、RPV1から排出される流体の流量を制限することができる。
(第4実施形態)
図6は、第4実施形態に係る原子炉圧力容器用ノズルの構成を示す断面図である。
図6に示すように、第4実施形態の原子炉隔離ノズル3C(原子炉圧力容器用のノズル)は、流路閉鎖機能に多重性を持たせるために、1つのノズル内部(ノズル本体8Cの内部)に同一タイプの弁構造部(弁トリム)9A,9Bを流路に対して直列に備えたものである。
すなわち、ノズル本体8Cは、RPV1から延びる円筒状の管部8a,8c,8b(流路)を有している。この管部8a~8c(ノズル本体8)は、鉛直方向に長く構成されたRPV1に対して直交する方向に延びて形成されている。また、ノズル本体8(管部8a~8c)は、継ぎ目の無い一体構造であり、上流端がRPV1に対して溶接部11を介して接続され、下流端が配管2に対して溶接部15を介して接続されている。
原子炉隔離ノズル3Cは、管部8aと管部8cとの間に、弁構造部9Aを備えている。また、原子炉隔離ノズル3Cは、管部8cと管部8bとの間に、弁構造部9Bを備えている。弁構造部9A,9Bは、いずれも、第1実施形態の弁構造部9と同様に構成されたものである。
これによって、図2で示した従来構成の外側PCV隔離弁107をノズル内部(ノズル本体8Cの内部)に含めることができ、内側PCV隔離弁106とともに外側PCV隔離弁107を省略することができ、図1に示す原子炉発電設備にすることができる。
なお、本発明は前記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、第2実施形態の流量制限部と第3実施形態の流量制限部とを組み合わせて構成してもよい。また、第4実施形態に、第2実施形態の流量制限部および/または第3実施形態の流量制限部を適用してもよい。
また、第4実施形態では、同一の弁構造部9A,9Bを備えた場合を例に挙げて説明したが、異なるタイプの弁構造部(例えば、一方を逆止弁、他方を玉型弁)にしてもよい。また、第4実施形態では、2つの弁構造部9A,9Bを備えた場合を例に挙げて説明したが、3つ以上の弁構造部を備えるものであってもよい。
1 原子炉圧力容器(RPV)
2 配管
3,3A,3B,3C 原子炉隔離ノズル(原子炉圧力容器用のノズル)
4 原子炉格納容器(PCV)
8 ノズル本体
8a,8b,8c 管部(流路)
8e 開口
8f フランジ部
8g 連通孔
8h シール材載置部
8m 管部(流量制限部)
9,9A,9B 弁構造部
9a 弁体
9b 腕部
9c 軸部
9d 弁収容管部
9e 弁座
9f シール部
9h ボルト
10 弁蓋
10a ボルト挿通孔
10b 押圧部
11 溶接部
11a 端部(溶接部端部)
12 ボルト
13 シール材
14 つば部
14a 平滑部
16 多孔式のオリフィス(流量制限部)

Claims (10)

  1. 原子炉圧力容器に溶接されている原子炉圧力容器用のノズルであって、
    前記ノズルは、弁構造部を内蔵し、
    前記弁構造部の弁体を閉じることで前記原子炉圧力容器の内部の流体を当該原子炉圧力容器の外部と隔離し、
    前記ノズルは、前記弁体を点検する際に開閉される弁蓋を備え、
    前記弁蓋は、前記ノズルの鉛直方向の上面側に配置され、
    前記ノズルは、鉛直方向上方に向けて突出するフランジ部を備え、
    前記フランジ部には、当該フランジ部の径方向の中央に前記ノズルの流路と連通する連通孔が形成され、
    前記連通孔の上部の開口縁部には、シール材が載置されるシール材載置部が形成され、
    前記シール材載置部は、前記フランジ部の上端面よりも1段低い位置に形成され、
    前記弁蓋は、前記シール材を押圧する押圧部が鉛直方向下方に向けて突出して形成されるとともに、前記連通孔内に入り込む形状の嵌合部が形成されていることを特徴とする原子炉圧力容器用のノズル。
  2. 請求項1に記載の原子炉圧力容器用のノズルであって、
    前記ノズルのノズル本体は、継ぎ目の無い一体構造であることを特徴とする原子炉圧力容器用のノズル。
  3. 請求項2に記載の原子炉圧力容器用のノズルであって、
    前記ノズル本体は、前記原子炉圧力容器と同等の材料を用いることを特徴とする原子炉圧力容器用のノズル。
  4. 請求項2に記載の原子炉圧力容器用のノズルであって、
    前記ノズル本体は、前記原子炉圧力容器と溶接によって接続されるつば部を備え
    前記つば部と前記原子炉圧力容器との溶接部は、当該原子炉圧力容器の外側と内側から溶接されることを特徴とする原子炉圧力容器用のノズル。
  5. 請求項4に記載の原子炉圧力容器用のノズルであって、
    前記つば部の平滑部の半径方向の寸法L1は、前記つば部と前記原子炉圧力容器との溶接部の品質を検査するための超音波探傷試験における探触子を設置できる寸法であることを特徴とする原子炉圧力容器用のノズル。
  6. 請求項1に記載の原子炉圧力容器用のノズルであって、
    前記ノズルの溶接部端部から前記弁蓋までの水平方向の距離は、30mm以上であることを特徴とする原子炉圧力容器用のノズル。
  7. 請求項1に記載の原子炉圧力容器用のノズルであって、
    前記ノズル内部に、前記原子炉圧力容器から排出される流体の流量を制限する流量制限部を備えることを特徴とする原子炉圧力容器用のノズル。
  8. 請求項7に記載の原子炉圧力容器用のノズルであって、
    前記流量制限部は、前記弁構造部から前記原子炉圧力容器に向けて流路断面積が縮小する管部によって構成されていることを特徴とする原子炉圧力容器用のノズル。
  9. 請求項7に記載の原子炉圧力容器用のノズルであって、
    前記流量制限部は、多孔式のオリフィスを備えた管部によって構成されていることを特
    徴とする原子炉圧力容器用のノズル。
  10. 請求項1に記載の原子炉圧力容器用のノズルであって、
    前記ノズルは、流路に対して直列に複数の弁構造部を含むことを特徴とする原子炉圧力容器用のノズル。
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